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インビザライン矯正の治療期間が延びる理由

2023年6月14日

インビザライン矯正の治療期間が延びる理由

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

今回は、「インビザライン矯正の治療期間が延びる理由」です。

インビザライン矯正の治療において治療期間というのはすごく重要になってくると思います。

当院の治療期間の平均は1年半〜2年程です。

矯正の治療期間は色々な要因で変わってきます。

今回は、矯正期間が延びてしまう理由を徹底的にご説明させて頂きます。

インビザライン矯正にご興味ある方に必見です。

インビザライン治療の期間を左右する要因は?

矯正を進めていく上で治療期間に影響が出てくる要因はいつくかあります。

勿論、医師の設計が大きな要因としてはありますが、今回は患者様の要因をご紹介させて頂きます。

患者様の要因として、大きく3つあげることができます。

1、マウスピースの装着時間

2、チューイを噛んでいない

3、インビザライン矯正の途中で虫歯になる

当院、もりかわ歯科でインビザライン治療を受けている患者様を診ていると、ここが大きな要因だと思います。

1、マウスピースの装着時間

インビザライン矯正において装着時間は命です。

基本的に22時間装着と決まっております。

2時間はご飯を食べたり、歯を磨く時間を考慮した装着時間になっています。

それ以外の時間はマウスピースを装着することで歯が動いていきます。

ただ、お仕事上マウスピースの装着時間が減ってしまうとどうなるかと言いますと

外している時間は後戻りをしてしまいます。

22時間装着しても2時間外している時間があります。2時間分は後戻りしてしまうので実際に歯が動いている時間は20時間になってしまいます。

なぜ22時間装着しないといけないのか?

例えば、食べ歩きなどをした日にしょっちゅうマウスピースを外してしまって、トータルの装着時間が1日12時間だった場合、外している時間は12時間になります。インビザライン矯正の効果はなんと0時間になってしまいます。

これがもし続いてしまうと、マウスピース1枚に付き0.25mmずつ動いていきますが効果はないまま進んでしまうので治療計画と実際のお口(歯並び)にギャップが出てきてしまい治療計画を長引かせてしまう大きな要因になってしまいます。

2、チューイを噛んでいない

チューイを噛んでいない

インビザライン治療を進めていく上で大切になってきます。チューイというアイテムがございます。このようにゴムで出来ている棒なのですがマウスピースを装着した後に1日10分くらい噛む必要があります。

チューイの役割は?

マウスピースを指でいれるだけではフィットがよくない状態です。

そこでマウスピースを入れた後チューイを噛むことによって歯にマウスピースがフィットしていきます。

チューイを噛むことはインビザライン矯正において重要です。

しっかり噛むことで治療計画を円滑に進める事が可能になって参ります。

インビザライン矯正中に虫歯になる

インビザライン矯正中に虫歯になる

インビザライン矯正は歯磨きをしっかり出来るので虫歯になりにくいのですが弱点もあります。

普段、唾液が洗浄してくれているのでお口の中が綺麗になるのですがマウスピースをつけていると歯に唾液が当たらない状態になります。

洗浄がされないので虫歯のリスクが上がってしまいます。

多くはないですが、計画の途中に虫歯になり矯正がストップして虫歯治療をせざるを得ない患者さんも中にはいます。

そうすると、また計画立て直しになるので治療期間が延びてしまいます。

虫歯の予防はしっかりしてインビザライン矯正を進めるようにして下さい。

 

いかがだったでしょうか?

今回は、「インビザライン矯正の治療が延びる理由」でした。

インビザライン矯正において患者様の協力も成功の大切な要因です。

一緒に綺麗な歯並びを手に入れませんか?

一人ではなく、もりかわ歯科がしっかりサポートをしていきます。

インビザライン矯正にご興味ある方は是非、ご相談下さい。

ダイヤモンドプロバイダーである森川康司があなたのお悩みを解決させて頂きます。

インビザライン治療の詳しい内容はこちら

ダイヤモンドプロバイダーの森川康司がご相談内容を伺います

手でマウスピースを持っている

マウスピース矯正の失敗する原因と対処法を徹底解説!

2023年5月26日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

近年、利用する人が増えている矯正方法に「マウスピース矯正」があります。マウスピース矯正は、透明のマウスピースを装着して歯を動かしていく治療法で、装置が目立たないという特徴が人気です。

しかし「目立たない」というメリットばかりに目がいってしまい、デメリットを理解していない場合、また正しくマウスピースを装着していない場合、それらが原因でうまく矯正治療が進まないことがあります。

今回は、マウスピース矯正を失敗してしまう原因とその対処法について解説していきます。

マウスピース矯正とは

オレンジの背景の前で手を口元に当てている女性

マウスピース矯正は、ワイヤーやブラケットなどを使わず、透明なマウスピースを装着して歯を動かす矯正治療方法です。

マウスピースは、現在の歯並びから歯を動かしたい方向は少しずらした状態で作られており、装着することで少しずつ歯を動かしていく仕組みです。1日20〜22時間程度の装着が必要で、決められた期間が経過すると次のマウスピースに交換して装着します。マウスピースの種類と治療計画によりますが、およそ1週間程度経過後に交換することが多いです。

マウスピース矯正のメリット

マウスピース矯正の一番のメリットは、とにかく目立たないことです。

矯正治療というと、歯に金属の装置を付けなければいけないイメージをもっている方も多いのではないでしょうか。マウスピース矯正は、矯正装置が目立つのが嫌だという理由で、矯正治療をしようか悩んでいる人におすすめの矯正方法です。

そのほかにも、食事や歯みがきの時に装置を外すことができること、痛みや違和感が少ないことが挙げられます。

マウスピース矯正のデメリット

マウスピースは、取り外しができるというメリットがある一方で、装着時間や次のマウスピースへの交換時期をご自身で管理しなくてはなりません。自己管理が苦手な人には向いてない治療法といえるでしょう。

また、マウスピースは多くの症例に適応できる矯正方法ですが、歯の移動距離が大きい症例や重度の不正咬合、顎の骨格そのものに問題がある症例には向いていない場合があります。場合によっては歯に装置を取り付けるブラケット矯正の方が向いていることもありますので、歯科医師とよく相談のうえ、マウスピース矯正を始める必要があるでしょう。

マウスピース矯正の種類

「インビザライン」という矯正方法を聞いたことがあるかもしれません。インビザラインは、マウスピース矯正の種類の一つです。

インビザライン以外のマウスピース矯正は、アソアライナー、エシックスなどがあります。それぞれマウスピースの作りが違ったり、治療計画のやり方が異なったりしますが、透明のマウスピースを交換しながら装着していく点は同じです。

マウスピース矯正の失敗例

黄色の背景の前で両手を頬に当てて驚いている女性

マウスピース矯正で起こりえる失敗例を紹介していきます。

矯正に時間がかかってしまった

マウスピース矯正は、計画通りに矯正が進まず、時間がかかってしまうことがあります。

マウスピースの装着時間が短かったり、正しくマウスピースを交換できていないと治療に時間がかかる場合が多いでしょう。また、計画していた状態よりも歯が動きにくいことも考えられます。このような場合には、治療計画を立て直すことがあります。

歯ぐきが下がってしまった

歯を無理な力で動かしていたり、合わないマウスピースを使っていると、歯ぐきが下がってしまう場合があります。また、歯の形・歯ぐきの形・顎の骨の状態によっても、歯ぐきが下がりやすくなる可能性がないわけではありません。

歯ぐきが下がってしまうリスクは誰にでもありえます。事前に自分の歯ぐきの下がりやすさについて相談しておくとよいでしょう。

噛み合わせが悪くなってしまった

本来の矯正治療では、歯並びの見た目と噛み合わせの両方を整えることが目的ですが、見た目がきれいになっても、噛み合わせが悪化してしまうことがあります。

噛み合わせなどを考慮しながら治療を行ってもらえる歯科医院で矯正治療を行うことが大切です。実際に矯正治療を始める前にしっかりと相談をし、納得をしたうえで矯正治療を始めるようにしましょう。

歯並びが後戻りをしてしまった

矯正治療で歯を動かした後は、必ず「保定」という歯の位置を固定するための治療が必要です。

保定をしないと、もとの場所に戻ろうとする力が働き、歯並びが戻ってしまいます。マウスピース矯正で歯を動かした後は、必ず保定装置をつけるようにしましょう。

虫歯や歯周病になってしまった

矯正治療自体の失敗ではありませんが、矯正治療をして虫歯や歯周病になってしまうことがあります。これは、治療中にお口の清掃状態が悪いことが原因です。

マウスピース矯正の場合は、歯みがきの時にマウスピースを外すことができるため、固定式の矯正装置と比べて清掃自体はしやすくなります。自分の歯とマウスピースは必ず清掃をし、虫歯や歯周病にならないようにしましょう。

失敗の原因と対処法

右手に歯の治療器具を持っている歯科助手

マウスピース矯正は、取り外しができるというメリットがある一方、自己管理が必要だというデメリットもあります。装着時間や交換時期を守らないと矯正の失敗につながります。また、適応しにくい症例に対して無理やりマウスピース矯正を行うことも失敗してしまう可能性が上がるでしょう。

マウスピース矯正が失敗しないために、使用方法・管理方法をしっかり守るようにしましょう。歯科医師としっかりコミュニケーションを取り、納得したうえでマウスピース矯正を始める必要があります。疑問を感じたまま矯正治療を始めないことが大切です。

また、マウスピースに何か不具合を感じた場合や歯に異常を感じた場合は、すぐに歯科医院を受診することも重要です。治療計画を立て直す場合、早めに相談することでスムーズに仕切り直すことができるでしょう。

マウスピース矯正で失敗しないためのポイント

黄色の服を着た女性が右手の人差し指を立てている

マウスピース矯正で失敗しないためのポイントは、以下のとおりです。

信頼できる歯科医院で治療を行う

矯正治療は、歯科医院であれば行うことができます。矯正治療の経験がない歯科医院でもマウスピース矯正を行うことができるのです。

しかし、矯正治療は、虫歯治療と異なる特殊さがあります。マウスピース矯正の実績がある歯科医院を選ぶようにしましょう。

矯正治療は、検査を行い、綿密な治療計画を立てたあとに治療が始まります。マウスピース矯正には適応しにくい症例もありますので、計画の段階で仕上がりなどについてよく確認してから始めるようにしましょう。場合によっては、ほかの矯正方法を選択する方がよいこともあるでしょう。

マウスピースの装着時間、交換時期をきちんと守る

マウスピースは取り外しが自由にできますが、1日の装着時間をきちんと守る必要があります。装着時間は20〜22時間以上が一般的です。食事と歯みがきの時以外は、基本的に装着しましょう。

また、マウスピースは、決められた期間通りに、順番に交換する必要があります。交換時期をきちんと守り、紛失などがあった場合にはすぐに相談するようにしましょう。

違和感があったらすぐに相談する

マウスピースに違和感がある場合、マウスピースそのものに問題があることもあれば、計画通りに歯が動いていないことも考えられます。例えば、マウスピースが変形してしまっている場合は、計画通りに歯が動きません。

マウスピースを装着していて違和感を感じたら、次の受診日を待たずに、すぐに歯科医院に相談するようにしましょう。

保定装置をしっかりと装着する

マウスピース矯正で歯が動いたあとは、歯の位置を固定するための「保定装置」をつける必要があります。歯並びがきれいになったからと油断して、保定装置をしっかりとつけていないと、後戻りが起きてしまいます。

保定する期間も合わせて矯正治療です。しっかりと保定装置を装着するようにしましょう。

まとめ

歯の模型とマウスピース

マウスピース矯正は「装置が目立たない」「取り外しできる」など、メリットが多い矯正方法ですが、自己管理をきちんとしないと矯正の失敗につながります。

矯正は、時間や費用や手間がかかる大きな治療です。担当歯科医師としっかりコミュニケーションを取り、違和感などがあった時にはすぐに相談することも大切です。今回ご紹介した失敗しないためのポイントを守り、きれいな歯並びを手に入れましょう。

マウスピース矯正を検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

インビザラインをする前に知っておきたい事3選

2023年5月10日

インビザラインをする前に知っておきたい事3選

こんにちは。八尾市にある歯医者 医療法人甦歯会もりかわ歯科です。

もりかわ歯科では年間150人以上の方が矯正を始められています。
そこで今回は、「インビザラインをする前に知っておきたい事3選」を紹介させて頂きます。

  1. 1、装着時間について
  2. 2、痛みについて
  3. 3、通院頻度について

もっといっぱいあるのですが今回は3選に絞って紹介させて頂きます。
インビザライン矯正にご興味ある方は是非、チェックして下さい。

1、装着時間について

1、装着時間について

インビザラインの見た目

インビザライン矯正は透明なマウスピースを装着して矯正をしていきます。見た目はこんな感じです。

ワイヤー矯正は歯にずっと針金が付いています。
ただインビザライン矯正は取り外しも可能になってきます。ですので装着時間を自分でコントロールすることが出来ます。
インビザライン矯正は患者様自身の装着時間が鍵になってきます。
基本的に装着時間は24時間中22時間としています。
食事の時や歯磨きの時などは外す事が出来ます。

なぜ22時間装着しないといけないのか?

インビザライン矯正はつけている時は歯が動き、外している時間は歯が動きません。
さらに外している時間は後戻りが起こってしまいます。
これは22時間つけた時と12時間しかつけなかった時の表になります。

なぜ22時間装着しないといけないのか?

22時間装着していても効果は20時間です。
12時間装着だった場合なんと効果は0時間です。
インビザライン矯正は先生の計画と患者様の協力で初めて成り立つ治療です。
インビザライン矯正を始める予定の方は自分が22時間マウスピースをつけてインビザライン矯正出来るのかをしっかり考えましょう。

2、痛みについて

2、痛みについて

矯正される前によく質問があるのが痛みについてです。
矯正と言われると痛みがあってご飯食べられないなどよく聞くと思います。
インビザライン矯正はなんとワイヤー矯正の痛みに比べると1/4程です。
なぜ痛みが少ないのかと言いますと
インビザライン矯正はマウスピースを1枚1枚交換していきます。
1枚につき0.25㎜と動く量も決まっています。ですので1枚につき動く量が少ない為歯に負担が少ないと言われています。
矯正中の患者様で痛みが強く食事ができないと言われる方はいませんのでご安心下さい。

3、通院頻度について

3、通院頻度について

矯正を始める前によくこれも質問があります。
「通院はどれくらいの頻度で行くべきですか?」
虫歯の治療とかでしたら週に1回など頻繁に通わないといけません。
ただ、インビザライン矯正は3カ月に1回が基本です。
多くても1ヶ月に1回来院としています。
インビザライン矯正がどのように治療を進めるのかと言いますとシミュレーションと実際のお口の中を比べながら進めていきます。

矯正スタート時の歯並び

矯正開始3ヶ月後の歯並び

矯正開始6ヶ月後の歯並び

とこのように3カ月おきにシミュレーションとお口の中を比べながら計画から外れていないかチェックしながら進めていきます。
自分のゴールもチェック出来ますし進行具合もチェック出来ます。

いかがだったでしょうか?

今回は、インビザラインをする前に知っておきたい事3選でした。
この記事を読んで
インビザライン矯正の特性を知り自分に合っているのかなど検討してもらえてら幸いです。
これからもインビザライン矯正についての情報を発信していきますので是非、チェックして下さい。
当院は、年間150症例以上矯正を始める方がいます。
自分の歯並びについてご相談したい方はお気軽にお問合せ下さい。
ダイヤモンドプロバイダーである森川 康司があなたのお悩みを解決します。
無料相談のご予約についてはこちらをご覧ください

ダイヤモンドプロバイダーの森川康司がご相談内容を伺います

インビザライン矯正症例ブログ 八重歯①

2023年5月8日

八重歯①

こんにちは。八尾市にある歯医者 医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
今回は、「インビザライン矯正の症例 八重歯①」です。

46歳の女性でアリオ八尾に買い物ついでに歯医者に来てくれました。
一番気になるのは八重歯だそうです。
年齢も年齢だしもういいかなと諦めていましたが勇気を一歩踏み出して問い合わせしてくれたそうです。
矯正を始めて大体10ヶ月です。まだ終わっていませんが途中経過を時間経過と共にご紹介させて頂きます。

インビザライン矯正症例経過

インビザライン矯正前の状態(初診)

インビザライン矯正前の状態(初診)

このように上も下も犬歯(3番目)が飛び出ており八重歯になっていました。
歯並びを分析すると歯を抜かずに歯並びを整えるのは難しいと診断したため前から4番目の歯、犬歯(3番目)の歯の後ろの歯を上下左右の歯を抜歯して歯を並べるスペースを作りインビザライン矯正を始めていきました。
患者さんはある程度覚悟はしていたが、いざ抜歯することになると少し怖いと仰っていました。
当院では、LINEを使って患者さんをフォローしています。
しっかり抜歯後に痛みがないのか?など確認しながら丁寧に矯正を進めていきます。
当院の「インビザライン専用窓口LINE公式」からいつでもご相談を受け付けております。

インビザライン矯正3ヶ月後

インビザライン矯正3ヶ月後

インビザライン矯正開始して3ヶ月後です。
少し動いてきました。4番目の歯を抜いてるので隙間はまだあります。
上の犬歯(3番目)には銀のフックがついていますがここにゴムを引っ掛けて引っ張っていきます。
患者さん自身だいぶ慣れてきたみたいでインビザライン矯正ライフを楽しんでくれていました。痛みは少しあるそうですが動いている証拠と笑顔でおっしゃていました。

インビザライン矯正6ヶ月後

インビザライン矯正6ヶ月後

6ヶ月後になるとだいぶ動いてきました。
下の前歯が重なっていたのも解消することが出来ました。
前から見た時も3番目の歯が収まってきて見た目がよくなってきました。
患者さん自身も変化を実感するようになり、毎日写真を撮影するくらい喜んでくれていました。
ただ、まだまだこれから動いていきます。

インビザライン矯正10ヶ月後

インビザライン矯正10ヶ月後

10ヶ月後なんとこんなに変化しました。
だいぶ歯並びが改善されて歯並びがよくなってきました。
八重歯も改善されてあと少しで矯正治療を終了することが出来ます。
患者さんが来院したのはなんと4回でここまで改善します。
今まで磨きにくかったのも歯並びが改善される事で磨きやすくなったと喜んでくれました。

10ヶ月間の矯正治療 Before After

矯正前は歯が入り組んでいて磨きにくく虫歯にもなりやすい状況でしたが歯並びが改善すると虫歯の予防にもなりますし噛み合わせもよくなります。そうすることによって偏頭痛、ほうれい線、肩こりなど《美》と《健康》を手に入れることが出来ます。

いかがだったでしょうか?

今回は、「インビザライン矯正の症例 八重歯①」でした。
経過ごとに変化がわかりやすかったかなと思います。
自分の歯並びに該当する方は是非、参考にして下さい。
たった10ヶ月でこれだけ変化します。
お悩みの方は是非、ご相談ください。
ダイヤモンドプロバイダーの森川 康司があなたのお悩みを解決します。
インビザライン治療の詳しい内容はこちら

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青いケースに入ったマウスピース

インビザライン治療が延長になる原因と予定どおりに終わらせる方法

2023年5月5日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

インビザライン治療は、歯科矯正治療の中でも審美性に優れており、昨今注目されている矯正治療です。マウスピースを装着し徐々に歯を動かしていくため、治療期間は長期にわたります。

今回は、インビザライン治療が延長になる原因と、予定どおりに終わらせるために大切なことをご説明します。治療期間を予定どおり終了することができるように、ぜひ参考にしてください。

インビザラインの一般的な治療期間

緑の壁にかかっている時計

インビザライン治療の一般的な治療期間は、2~3年です。症例によっては、1年半程度で治療が終了する場合もあります。

そんなに治療期間が長いのかと驚く方もいるかもしれません。

インビザライン治療は、マウスピースを装着することで歯科矯正を行います。ひとつのマウスピースで動かせる歯の距離は約0.25㎜とされており、1㎜動かすには約1か月必要です。そのため、矯正終了までに必要なマウスピースは50枚前後で、2週間に1枚のペースで交換します。ゆっくりと時間をかけて歯を動かしていくため、治療期間が長いのです。

また、矯正治療が終了したあとに、もとの歯並びに戻ることを予防するため、リテーナーとよばれる装置をつける必要があります。この期間を「保定期間」とよび、保定期間が長ければ長いほど、もとの歯並びに戻るリスクを減らせるとされています。

インビザラインの治療期間と同じ期間、リテーナーを装着するのが一般的です。歯を動かす矯正期間が1年の場合、保定期間も1年程度となります。そのため、インビザラインでの矯正治療は、完了するまでに2~3年を要するのです。

インビザラインの治療期間が長くなるケース

口元に手を当てて悩む女性

インビザライン治療には、症例によって治療期間が長くなるケースがあります。

以下、それぞれ解説します。

重度の叢生(そうせい)

叢生とは、別名「乱ぐい歯」ともよばれ、歯が重なり合って凸凹している状態です。

顎が小さい、歯が大きいなどの理由で、歯がきれいに並ぶスペースが足りないことで引き起こされます。八重歯も叢生の一種です。重度の叢生を治療する場合、矯正部位や歯を移動する距離が長いため、治療期間も長くなります。

抜歯を伴う場合

インビザライン治療は、従来のマウスピース矯正と異なり、抜歯を必要とする症例であっても行える場合があります。

しかし、抜歯をした場合、そのすき間を埋めるために歯の移動距離が長くなるため、治療期間も長くなります。先述した重度の叢生でも、抜歯が必要となるケースが多いです。

歯槽骨が硬い

歯槽骨とは、歯を固定している骨のことです。歯槽骨が硬い人ほど、歯が動きにくく矯正期間が長くなるとされています。

歯槽骨の硬さには個人差があり、治療期間も異なるでしょう。

インビザライン治療が延びる原因

マウスピースを持つ女性

インビザライン治療では、3Dシミュレーションを用いて事前に治療計画を立てます。そのため、治療を開始する前に、ある程度矯正期間を把握することができるのです。

しかし、インビザラインでの治療期間は、さまざまな原因から延びることがあります。

以下、治療期間が延びてしまう原因について解説します。

マウスピースの装着時間

インビザライン治療は、マウスピースを自分で付け外しすることが特徴です。そのため、装着時間に個人差が出ることがあります。

インビザライン治療では、マウスピースを1日20〜22時間装着しなければなりません。マウスピースをいつでも外すことができることはメリットでもありますが、患者さまがどれだけ協力してくださるかによって治療効果に差が出てしまうことがあります。

誤った装着方法

装着方法が誤っており、マウスピースがしっかりと密着できていないと、計画どおりに歯が動かず、治療期間が延びる原因になります。

虫歯や歯周病

インビザライン治療では、マウスピースを1日20〜22時間装着する必要があると先述しました。

マウスピースを装着していると、ふだんよりも唾液の自浄作用が働きにくくなります。そのため、虫歯や歯周病のリスクが高くなるのです。また、マウスピースのケアがうまくできておらず、汚染されたまま装着すると、虫歯や歯周病を引き起こす原因となります。

毎日の歯磨きを丁寧に行い、マウスピースを清潔に保つことが大切です。

喫煙

タバコに含まれるニコチンには、血管を収縮させる作用があります。血管が収縮すると、身体の血流が悪くなり、新陳代謝に影響を及ぼします。

口腔内の血流も悪くなり、歯が移動するスピードを遅くする原因となるため、禁煙しましょう。

追加でマウスピースを作成することも

上下のマウスピースを持っている医師

インビザライン治療を進めていくなかで、リファインメントという言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

インビザライン治療では、治療開始前に立てた計画に沿って治療が進められます。

しかし、歯の動きが計画からずれてしまうこともあり、そのずれの修正や、より美しい歯並びを目指す際に、追加のマウスピースを作成することがあります。この工程を「リファインメント」とよび、インビザライン治療の大切な工程のひとつです。

リファインメントは、8割程度の方が必要になるとされています。リファインメントの回数は人それぞれで、一度も行わない方もいれば、5回以上行う方もいます。

リファインメントは治療計画からずれてしまった場合だけでなく、予定していた歯並びから少し変更したいという願いを叶えることもできるでしょう。

インビザライン治療を予定どおりに終わらせるためには

女性患者に説明する男性歯科医師

インビザライン治療を予定どおりに終わらせるために、自分でできることはあるのでしょうか。最後に、自宅でできるセルフケアをご説明します。

マウスピースの装着時間を守る

インビザライン治療を予定どおり終わらせるためには、マウスピースの装着時間を守ることが最も大切です。

マウスピースを外している時間は、治療を止めている時間です。食事と歯磨きをするとき以外、1日20〜22時間装着するという習慣をつけ、つけ忘れないようにしましょう。治療期間が大幅に延びるリスクを回避できます。

マウスピースの管理を徹底する

マウスピースを紛失したり、破損したりすることは、治療期間が延びる原因です。そのため、マウスピースはケースに保管する習慣をつけましょう。

また、マウスピースを丁寧に洗浄することで、汚染による破損のリスクを減らせます。マウスピースを清潔に保つことも大切です。

マウスピースの装着方法に注意する

マウスピースを両手で持ち、前歯から奥歯の順に装着します。このときに、歯で食いしばりながら装着すると、歯に過度な力がかかりマウスピースの破損につながるため、やめましょう。

また、正しく装着するためには、チューイーとよばれるシリコン製の棒を用いてマウスピースと歯を密着させることも大切です。マウスピースを交換してから数日は、マウスピースと歯の間にすき間ができやすいので、チューイーを用いてしっかりと密着させる必要があります。

虫歯や歯周病に注意する

汚染されたマウスピースを装着すると、虫歯になるリスクが高まります。清潔なマウスピースを装着することを意識しましょう。

また、毎日の歯磨きを丁寧にすることはもちろん、マウスピースを装着する前は必ず歯磨きをする習慣をつける必要があります。食べカスをそのままにしてマウスピースを装着すると、虫歯や歯周病を引き起こすリスクが高まります。手間はかかりますが、毎食後だけでなく間食やジュースを飲んだあとも、お口とマウスピースを清潔にしてから装着しましょう。

虫歯や歯周病になると、虫歯治療が必要になり、マウスピースの作り直しが必要になる場合もあります。治療開始前に立てた計画どおりに矯正が進まず、治療期間が延びるので、虫歯は予防することが大切です。

まとめ部屋でリラックスして笑う女性

 

インビザライン治療を予定どおり進めるためには、マウスピースを正しく装着すること、装着時間を厳守すること、虫歯や歯周病を予防することが重要です。ふだんの歯磨きだけでなく、間食やジュースを飲んだあとにも歯磨きを行い、口腔内を清潔に保ちましょう。また、喫煙の習慣がある方は、禁煙すると計画どおりに治療を進められる可能性が高まります。

治療が延長することのないようセルフケアをしっかりと行い、計画どおり矯正治療を進めましょう。

インビザライン治療でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

頬を手でおさえて痛がっている人2

マウスピース矯正中の痛みの原因!対処法と注意点も解説!

2023年4月28日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

マウスピース矯正は、ワイヤー矯正に比べると痛みは少ないといわれています。

しかし、個人差があるので、患者さまによっては痛みを感じることもあるでしょう。マウスピース矯正によって歯が痛いと感じる原因の多くは、歯を動かすために歯に力をかけることです。

歯が動いていることで痛みを感じている場合、2~3日で治まることがほとんどですが、長引くなら何かしらのトラブルが原因かもしれません。例えば、歯が後戻りしてしまった場合やマウスピースの縁がとがっている場合が挙げられます。このような場合は、自己判断でマウスピースを長時間外さず、歯科医師に相談しましょう。

今回は、マウスピース矯正によって歯が痛みを感じる6つの原因と対処法を解説します。マウスピース矯正で歯に痛みがあるときにやってはいけない3つの注意点もご紹介しますので、マウスピース矯正中の方はぜひ参考にしてください。

マウスピース矯正中の痛みの原因

頬を手でおさえて痛がっている人1

マウスピース矯正中に起こる痛みの原因は、主に以下の6つです。

歯が動くことによる痛み

マウスピース矯正は、マウスピースを1日20~22時間装着して歯並びをととのえる治療法です。通常、歯はしっかりとした骨に支えられているため、簡単には動きません。

しかし、継続的に力をくわえることで、歯の周りの骨が変形し、徐々に歯が移動し始めます。歯に負荷をかけることで歯並びをととのえるので、マウスピースを初めて装着したときや交換したときなど、歯の動き始めは最も痛みを感じやすくなるでしょう。

痛みのピークはマウスピース装着後の2~3日といわれていますが、1週間もすれば歯が移動して落ち着くことが多いです。

噛み合わせたことによる痛み

マウスピース矯正は、食事などで上下の歯を噛み合わせたときにも痛みを感じることがあります。

矯正治療中は歯が敏感になるため、噛み合わせることで刺激がくわわり、痛みが出る場合があります。特に、硬いものや噛みごたえのあるものを食べると、痛みを感じやすくなるでしょう。

マウスピースの縁があたる痛み

マウスピースの縁が、歯茎や頬にあたって痛みを感じることもあります。

歯茎や頬に長時間あたると、出血や炎症、口内炎の原因になるので、我慢せずに歯科医院を受診しましょう。

アタッチメントによる痛み

マウスピース矯正は、アタッチメントという白い突起物を直接歯につけることがあります。アタッチメントをつける目的は、マウスピースと歯をしっかり密着させ、より効果的に歯を移動させることです。アタッチメントは歯に直接つけるものですが、マウスピースをつけているとおおわれるため、ふだん違和感があることは少ないでしょう。

しかし、マウスピースを取り外すときに引っかかり、痛みを感じる場合があります。また、食事のときに、アタッチメントのとがっている部分が頬にあたって痛いと感じることがあるかもしれません。

顎間ゴムによる痛み

マウスピース矯正は、より効果的に矯正治療を進めるために、顎間ゴムを装着することがあります。顎間ゴムとは、上下の歯にゴムをつけることで歯を引っ張る力を強め、噛み合わせや顎の位置をコントロールするものです。

マウスピースを装着したときと同じく、顎間ゴムを装着したあとの2~3日は痛みを感じることがあります。

しかし、痛いからといって自己判断でやめてしまうと、思った効果が得られません。歯が移動することで徐々に痛みは落ち着きますが、数日たっても痛みが治まらない場合は、歯科医院を受診しましょう。

歯が後戻りすることによる痛み

マウスピースの装着時間が短いことで歯が後戻りした場合、マウスピースを装着したときに痛みを感じることがあります。

マウスピース矯正は、マウスピースを1日20~22時間以上装着しなければ、十分な矯正効果が得られません。矯正治療中の歯は、しばらく力がかからないと、もとの位置に戻ろうとします。

マウスピースの装着時間をしっかり守れば、痛みを感じることはありません。治療がうまく進まない原因になるので、必ず装着時間を守りましょう。

マウスピース矯正中の痛みの対処法

ドミノを手で止めている

マウスピース矯正は、ワイヤー矯正に比べて痛みを感じることは少ないといわれています。なぜなら、ワイヤー矯正は一気に歯に力をかけて歯を動かす治療法なのに対し、マウスピース矯正はマウスピースを何枚も使用し、徐々に歯を動かす治療だからです。

マウスピース矯正による痛みは、窮屈感や違和感、圧迫感はありますが、強い痛みを感じることは少ないでしょう。

しかし、痛みは個人差があるので、強い痛みを感じる場合があるかもしれません。マウスピース矯正中の痛みに対する3つの対処法は、以下のとおりです。

痛み止めを服用する

マウスピースを初めて装着したときやマウスピースを交換したとき、顎間ゴムを装着したときなどは歯に強い力がかかり、痛みを感じやすいです。

2~3日で落ち着くことがほとんどですが、痛みが強い場合や耐えられない場合は痛み止めを服用するとよいでしょう。

やわらかい食べ物を食べる

マウスピース矯正中は、歯だけでなく、歯の周りにある組織も敏感なので、食事のときに痛みを感じやすいでしょう。

食事のときに感じる噛みごたえや噛み心地は、歯ではなく歯の周りの歯根膜で感じています。そのため、硬いものや咀嚼回数が多いものを食べたときは、痛みを感じやすいです。

マウスピース矯正中は、できるだけ刺激の少ないやわらかい食べ物がよいでしょう。特に、マウスピースを初めて装着したときや交換したときは痛みやすいので、以下のような食事をとるのがよいでしょう。

・茶碗蒸しなどの卵料理

・シチューなどの煮込み料理

・麺類

・おかゆ、リゾット

・麺類

・ヨーグルト

噛みちぎると前歯が痛くなる場合があるので、あらかじめ一口サイズに切っておきましょう。また、奥歯を噛み合わせたときに痛みを感じる場合は、やわらかい食べ物や煮込み料理などを食べるのがよいでしょう。

マウスピースの縁を削る

マウスピースの研磨不足などが原因で、マウスピースの縁が歯茎や粘膜にあたって痛い場合は、縁のとがった部分を少し調整しましょう。

縁のとがった部分があるかぎり、痛みはとりのぞけません。やすりなどでとがった部分を削り、丸みをもたせるとよいでしょう。

ただし、削りすぎるとマウスピースの変形の原因や、矯正力が弱まることにつながります。ご自身で調整するのが不安な場合や調整しても痛みが続く場合は、歯科医師に相談しましょう。

マウスピース矯正中に痛みを感じるときの注意点

片手で注意をうながす

マウスピース矯正中に痛みを感じるときにやってはいけない注意点は、以下のとおりです。

マウスピースを長時間外さない

マウスピース矯正は、1日20~22時間、食事や歯磨き以外のほとんどの時間でマウスピースを装着しないと矯正の効果が得られません。痛みがあるからといって自己判断でマウスピースを長時間外すと、歯が後戻りする原因となります。

歯が後戻りすると、マウスピースの追加や作り直しが必要になるかもしれません。計画どおりに治療が進まないと、治療期間が延びるだけでなく、追加費用もかかります。

マウスピース矯正で痛みを感じる原因の多くは「歯を動かすために、歯に力をかけていること」です。歯が動き始める2~3日は痛みを感じることがありますが、1週間以内に落ち着きます。何日か様子をみても痛みが治まらない場合は、我慢せずに歯科医院を受診しましょう。

市販の痛み止めを繰り返し服用しない

マウスピース矯正中の痛みの対処法として痛み止めの服用をご紹介しましたが、用法、用量は必ず守りましょう。

市販の痛み止めを繰り返し服用すると、抗炎症作用で歯の移動を遅らせる可能性があります。また、消化器官に負担をあたえることにつながるので、痛みが気になる場合は歯科医院で痛み止めを処方してもらいましょう。

刺激をあたえない

マウスピース矯正で痛みを感じるときに、刺激をあたえることでさらに痛みが増す場合があります。特に、以下の刺激には注意しましょう。

・硬いものや噛みごたえのあるものを食べる

・患部を冷やす

・患部を温める

マウスピース矯正中の歯は、歯に力をくわえて歯を動かしているため、不安定な状態です。そのため、硬いものや噛みごたえのあるものを噛むと、余計な力がかかり、痛みを感じやすくなります。

また、痛いからといって患部を冷やしたり温めたりしても効果はありません。冷やすことで血のめぐりが悪くなり、歯の動きを遅らせることにつながります。反対に、温めることで血流がよくなると、強く痛みを感じることがあるかもしれません。

マウスピース矯正によって痛みを感じるときは、刺激をあたえることで、さらに痛くなったり治療が遅れたりする場合があるので注意しましょう。

まとめ

ポイントを指さす女性

マウスピース矯正は、ワイヤー矯正に比べると痛みが少ないといわれていますが、マウスピースを初めて装着したときや交換したとき、顎間ゴムをつけたときなど、歯が動くことで痛みを感じることもあるでしょう。顎の骨にしっかりと支えられている歯を動かすので、少なからず痛みを感じるのは仕方ありません。

しかし、痛いからといって自己判断でマウスピースを長時間外すと、歯が後戻りする原因になります。マウスピース矯正中はマウスピースの装着時間を必ず守り、痛みが続く場合は我慢せずに歯科医院を受診しましょう。

マウスピース矯正中の痛みでお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

矯正相談の1日に密着してみた

2023年4月12日

矯正相談の1日に密着してみた

こんにちは。八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
今回は、矯正相談の1日に密着してみたです。
歯並びが気になっているが当日何するのかな?など不安に思っている方は少なくないと思います。
当日、何をするのか?相談することで何を得られるのか?を徹底的に説明させて頂きます。

どういう流れなの?

iTero撮影

iTeroでお口の中をスキャン

iTeroといってお口の中を光を使って型取りしていきます。
ピンクの型取り材でお口の中を型取りした経験はございますか?
喉に流れて苦しかったり、しんどかったりと苦手な方が多いと思います。
iTeroは光で型取りをするので喉に流れるなどの心配はございません。
また、撮影時間はなんと2分です。
お口を開ける時間も少ないのでしんどさも解消できます。

カウンセリング

詳しくカウンセリング

iTeroで撮影したデータを元に今の歯並びの状態、歯並びが悪くなった原因そして当院では歯並びだけではなく顎の痛み、偏頭痛、肩こりなど不定愁訴が起こってしまう原因なども含めてお話をしております。
今、抱えている悩みを聞き出しながらじっくりゆっくりお話をしていきます

ビフォーアフター

歯並びの変化をビフォーアフター

今の状態を理解してもらった後は今の悩み、歯並びがどう変化するのかを実際に患者様の目の前で変化させていきます。
ここでは悩みの解消方法などを中心にお話をしながら歯並びの変化を見てもらう事ができます。
歯並びの変化を見る事で変化した自分の姿を想像することが出来ます。
勿論、写真を撮ってもらう事も出来ますし画像もプレゼントしております。

料金、装置説明

費用、装置のご説明

次に、装置の使い方、注意事項を説明させて頂きます。
矯正装置の実際を見ながらじっくり説明させて頂きます。
矯正経験があるスタッフが多くいるので実体験などを聞いてもらいながら矯正ライフの不安な事を解消しながらゆっくり進んでいきます。

最後に、矯正治療の料金の説明です。
支払い方法も現金、クレジット、デンタルローンなど色々ありますので、1つずつ丁寧にご説明させて頂きます。
不安な事がありましたらなんでも質問ください。

iTeroの3つのメリット

お口の中をiTeroによって撮影することで得られる3つのメリットがございます。
1つ1つ説明させて頂きます。

360度あらゆる角度で撮影することが出来ます。

360度あらゆる角度から口腔内を確認

360度あらゆる角度から普段見る事とのない場所も見る事が出来るので
奥歯の状態も確認することが出来ます。今まで問題ないと思っていた歯並びもiTeroを撮影することで今の自分の問題にも気付く事が出来ます。

かみ合わせを厳密に知ることが出来ます。

色で噛み合わせの強弱が分かる

噛み合わせの強さを色で表していますが、色が付いているのが分かると思います。
赤が強く青が弱いです。
これを見る事によって左に負担があるのか?右に負担があるのか?がわかります。
噛み合わせでお悩みがある方は是非、一度噛み合わせを見てみませんか?

ビフォーアフターを見ることが出来る

その場でビフォーアフターが見られる

このように現状の歯並びを変化させて歯並びが変化した状態を見ることが出来ます。
患者様の目の前で1歯ずつ動かして作っていきます。
歯並びが綺麗になったら自分が今悩んでいる事を目の前で解消することが出来ます。
矯正治療においてゴールがわからないことは不安になると思います。
当院では、その日に悩みから解決方法そして未来の歯並びを見ることが出来ます。
是非、無料相談にお越しください。

いかがだったでしょうか?
今回は矯正相談の1日に密着でした。
矯正といわれると敷居が高くなかなか腰が上がらないと思います。
当院では無料で実施しております。ご安心ください。
矯正の無料相談のご予約についてはこちらをご覧ください。

現状をしっかり見ることはこの先お口の健康を守る事において必要不可欠になってきます。
ダイヤモンドプロバイダーであるもりかわ歯科にお任せください。
矯正担当である森川康司が診させて頂きます。

マウスピース矯正は滑舌が悪くなる?原因と対処法について解説!

2023年3月19日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

マウスピース矯正は、見た目がほとんど変わることなく矯正ができるため、接客業や営業の方にも人気のある矯正方法です。

しかし、マウスピースを常に装着する必要があるため「マウスピースが邪魔で滑舌が悪くなりそう」「仕事で人と話す機会が多いから、発音が悪くなったら困る」といった心配をされる方が多くいらっしゃいます。

今回は、マウスピース矯正における滑舌への影響について詳しく解説します。滑舌が悪くなる原因や対処法もご紹介しますので、不安に感じている方はぜひ参考にしてください。

マウスピース矯正は滑舌が悪くなる?

マウスピース矯正を手に取って眺める女性

マウスピース矯正をつけ始めた時期は、滑舌が悪くなる場合があります。人によって異なりますが、マウスピースの形に舌が慣れていないため、しゃべりにくくなり滑舌に影響すると考えられます。

滑舌への影響や滑舌が改善してくる時期について、詳しく解説します。

つけ始めた時期は滑舌が悪くなる場合がある

マウスピースを初めて口の中に入れるときは、少なからず異物感や違和感があります。マウスピースの厚さは0.5mm程度ですが、口の中は敏感なため慣れるまで少し時間がかかります。

舌の位置が変わることで滑舌が悪くなったり、舌がスムーズに動かず発音が不明瞭になったりするのです。

通常は1か月程度で慣れてくる

個人差はありますが、時間が経つにつれてマウスピースの違和感がなくなり、次第に滑舌への影響がなくなります。早い方では数日、通常は数週間から1か月程度で問題なく会話ができます。

マウスピースは、表面がツルツルした素材で個人の歯に合わせて作製されているため、マウスピースが舌に引っかかることはほとんどありません。マウスピースの形に慣れると、ふだんと変わりなく話すことができるでしょう。

マウスピース矯正で滑舌が悪くなる原因

あごに手をあてて悩んでいる女性

マウスピースをはめることで滑舌が悪くなる場合、以下のような原因が考えられます。

・マウスピースの異物感に慣れていない
・マウスピースが浮いている
・舌の動きがマウスピースに順応していない
・マウスピースが破損や変形している

一つずつ詳しく解説します。

マウスピースの異物感に慣れていない

マウスピースは薄くて軽い素材ですが、上下の歯全体を覆うように被せるため、慣れるまでは異物感があります。唾液が飲み込みにくく口内に唾液がたまる方や、逆にマウスピースをすることで口が開き気味になり、口内が乾燥する方がいます。また、口周りの筋肉が動かしにくく、滑舌に影響する場合があります。

マウスピースが浮いている

マウスピースがうまくはまっておらず歯に密着していないと、口内のスペースが狭くなり、滑舌が悪くなる場合があります。マウスピースが浮いている場合は、チューイーを使って歯にしっかりはめることで、滑舌がよくなる可能性があります。

舌の動きがマウスピースに順応していない

インビザライン矯正の開始時期やマウスピースを新しく交換したときは、舌の動きがマウスピースに順応できない場合があります。また、語学学習をしている方は、舌が動かしにくくなり舌足らずに聞こえることがあります。繰り返しトレーニングすることで、違和感なく話せるようになるでしょう。

マウスピースが破損や変形している

1か月たっても滑舌が改善されない場合、マウスピースが変形、破損しているかもしれません。マウスピースが変形すると、歯が動かず、矯正治療も計画どおりに進まないおそれがあります。1か月たっても滑舌が改善されない場合は、早めに歯科医院に相談しましょう。

マウスピース矯正で滑舌が悪いと感じたときの対処法

歯科の治療室で患者に歯の模型を使いながら説明する医師

滑舌をよくするにはある程度の慣れが必要ですが、以下の対処法を行うことで、より早く滑舌を改善できる場合があります。

・チューイーを使ってマウスピースを正しくはめる
・ビデオで撮影して確認する
・マウスピースをつけてたくさん会話をして慣れる
・歯科医院でマウスピースに問題がないか確認する
・面接や講演など重要な場面では外す

一つずつ詳しく解説します。

チューイーを使ってマウスピースを正しくはめる

チューイーとは、マウスピースを歯に密着させるためのシリコン製チューブのことです。

新しいマウスピースは、現在の歯並びより少し歯列が動いた状態に作られているため、手でマウスピースをはめると浮きやすくなります。チューイーを前歯で噛み切るようにしっかり噛み、少しずつ奥歯へずらしながらマウスピースを歯に密着させましょう。チューイーを使って正しくはめることで、滑舌への影響を最小限にできます。

ビデオで撮影して確認する

マウスピースをはめて話す様子をビデオで撮影することで、舌や口の動きの変化を確認できます。スマホやカメラを使用すれば、一人で簡単に確認できる方法なのでおすすめです。マウスピースをはずした状態と比較して舌の動きを修正することで、滑舌や発音を改善できるでしょう。

また、身近な人に滑舌を確認してもらうのもよいでしょう。意外と他人からは気付かれない程度の場合もあります。

マウスピースをつけてたくさん会話をして慣れる

基本的にはたくさん会話をして舌の位置に慣れることで、滑舌がよくなります。苦手とされる発音は、舌がマウスピースに当たりやすい「サ行」「タ行」「ラ行」「ナ行」です。舌がマウスピースに触れる部分を意識しながら発音すると、舌の使い方に慣れてきます。

初めのうちは滑舌の悪さに不安になるかもしれませんが、毎日少しずつトレーニングすることで慣れてきますので、気持ちを楽にして過ごしましょう。

歯科医院でマウスピースに問題がないか確認する

マウスピースが舌に引っかかる場合や、1か月経っても滑舌がよくならない場合は、歯科医院でマウスピースに問題がないか確認しましょう。マウスピースに問題がなくても、マウスピースのつけ方が間違っていれば、正しいつけ方を教えてもらえます。

また、マウスピースを歯に密着させることで、滑舌が改善される可能性もあります。不安な点がある場合は、我慢せずに歯科医院に相談しましょう。

面接や講演など重要な場面では外す

マウスピースは取り外しができるので、外すと滑舌には影響ありません。面接や講演などの重要な場面で滑舌が気になる場合は、マウスピースを外して過ごしましょう。

ただし、長時間外すとマウスピースがはまらなくなる可能性があるため、取り外しには注意が必要です。

滑舌が気になる!マウスピースを外して話すときの注意点

ピンクのプラスチックケースにきちんとしまわれているマウスピース

マウスピース矯正の大きなメリットは、いつでも取り外しができることです。滑舌が気になる場面では、外して話すことで滑舌を気にする必要がなくなります。

しかし、マウスピースを外して過ごす際、気を付ける点がいくつかあります。以下で詳しく解説します。

1日20~22時間はマウスピースをつける

マウスピースを外す時間はできるだけ短くして、1日のうち20~22時間はマウスピースをつけるように心がけましょう。

日中にマウスピースを外している時間が長い日は、朝や夜に長めに装着する必要があります。歯磨きのあとや自宅で過ごす時間にふだんより長くマウスピースをつけるなど、時間を調整しましょう。

長時間外すとマウスピースが使えなくなる場合がある

マウスピースを長時間外すと、動かした歯が後戻りを起こし、マウスピースがはまらなくなる場合があります。

マウスピースが使えなくなると、歯科医院での調整や新しくマウスピースの作製が必要です。矯正の期間が長くなり、最悪の場合は歯並びが整わない場合もありますので、マウスピースの装置時間は必ず守りましょう。

外した場合は、紛失しないようにケースに保管する

マウスピースは透明なので、失くすと探すのが大変です。机の上にハンカチで包んで置いていると、他人が知らずに触ってしまい、マウスピースが変形するかもしれません。

マウスピースは柔らかく繊細です。外した際は必ずケースに保管して大切に取り扱いましょう。

まとめ

口を大きく開けて笑顔でマウスピースを装着する女性

マウスピース矯正を始めると、初めは多くの方がしゃべりにくさに悩みますが、1週間から1か月程度経つとほとんどの方が慣れてきます。1か月経っても慣れない場合は、マウスピースの変形、もしくは歯にうまくはまっていない可能性があります。早めに歯科医師に相談しましょう。

歯並びを整えることで、不明瞭だった発音がよくなる場合もあります。矯正は日々の苦労が多いですが、苦労した分歯並びが整ったときの喜びも大きいです。不安な点があれば、歯科医院に相談しながら矯正治療を進めましょう。

マウスピース矯正でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

歯並び治すのに抜歯が必要かなと諦めていませんか?

2023年3月15日

歯並び治すのに抜歯が必要かなと諦めていませんか?

こんにちは。八尾市 もりかわ歯科です。
患者さまから多い悩みで歯並び治すのに抜歯が必要ですかと問合せがあります。
今回は歯並び治すのに抜歯する理由、抜歯せずに治している症例、抜歯をして治している症例など紹介させて頂きます。

歯並びを治すために抜歯しないといけない理由

歯並びを治す時にこどもの時は顎を成長させることができます。
簡単に言うと歯を並べる為に顎を成長させて並べるためのスペースを作ることが出来ます。

スペースが広い

悩ましいのは大人になると顎は成長しないのでスペースを大きくすることが出来ません。
ですので、キツキツのスペースに並んでしまいガタガタになってしまった時は
歯を抜いて歯を並べるスペースを作っていかないと歯が並ぶことが出来ません。

スペースがないので抜歯する

歯を抜かずに並ぶ可能性がある年齢は?

12歳から18歳くらいの患者様は顎の成長の余力が残っています。
出来るだけ抜歯はせずに治療計画を立案しています。
ここで1症例紹介させて頂きます。

12歳の女の子

八重歯が強く上も下も歯並びガタガタが強かった矯正前

他院で抜歯しないと言われた。抜歯は避けたいというのが意見でした。
初診はこんな感じでした。

八重歯が強く上も下も歯並びガタガタが強かったです。
この症例の場合、12歳女の子で身長も今から伸びるということで成長を加味させた治療計画を立案し抜歯なしでインビザライン治療をスタートさせました。

1カ月後

矯正1ヶ月後

2カ月後

矯正2ヶ月後

5カ月後

矯正5ヶ月後

5カ月で抜歯しないでここまで歯が並びました。
年齢的に12歳で上顎の成長の余力を使えたのでここまで並ぶことが出来ます。

5カ月で劇的に変化することが出来ます

5カ月で劇的に変化することが出来ます。

抜歯した場合の変化は?

年齢的に抜歯をしないといけない場合があります。
インビザラインは抜歯せずに並べることが可能になってきます。
抜歯せずに並べるにも限界はあります。
今回は抜歯した症例もご紹介させて頂きます。

50代女性 矯正は考えていたがなかなか踏み出せなかったが
今回勇気を出してスタートされた方です。

矯正前

歯が重なっている状態の矯正前

歯が重なっている状態です。
虫歯や歯周病のリスクも高いです。
歯を並ばすためには抜歯は必要になってしまいます。

3カ月

矯正3ヶ月後

矯正始めて3カ月後です。
抜歯したところに歯が動いていってます。

6カ月後

矯正6ヶ月後

だいぶ歯が並んできました。

9カ月後

矯正9ヶ月後

1年経たずにしてここまで歯並びを整えることが出来ます。

1年経たずにしてここまで歯並びを整えることが出来ます

患者様の声です

「まだ途中段階ですがインビザラインをはじめて1年足らずでここまで歯並びが改善されるとは思っていませんでした。
私の場合歯並びもそうですが、横から見た時の自分の顔が口が飛び出して見えるのがとてもコンプレックスでした。
それが日に日に改善されていき、見た目だけでなく肩こりもかなり改善されました。
これから先の治療も楽しみでしかありません。
はじめは治療をするか迷っていましたが先生が絶対に治します!と言ってくださったので決断して本当によかったと思っています(^^)」

皆様、最初は不安を抱えてスタートしていきます

変化に不安を感じるのは人間誰しも通る道です。
歯並びが悪いままだと歯周病、虫歯が進行してしまい結果、歯を失うことにも繋がります。
失ってからでは歯は戻ってきません。
一度、しっかり自分のお口の中を考える事は将来の健康にも繋がります。

いかがだったでしょうか?

抜歯しないといけないと諦めている方、矯正期間が長くなると不安に思っている方など
いらっしゃいましたら是非、一度ご相談ください。

もりかわ歯科は 全国でも1%しか獲得できないダイヤモンドプロバイダーに認定されていますのでご安心ください。

ダイヤモンドプロバイダーピラミッド

白い背景の前で右手をおでこに当てて驚いている女性

インビザラインを1日つけ忘れてしまった!影響と対処法、予防法を解説!

2023年3月12日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

インビザラインは、取り外しできる透明なマウスピースを使用した矯正方法です。ワイヤー矯正とは異なり、見た目を気にせずに歯列矯正を行うことができるのが特徴といえます。

しかし、1日に20〜22時間以上マウスピースを装着する必要があり、マウスピースをどれだけお口の中に装着できるかによって、歯が動くスピードや治療期間が変わってきます。

今回は、インビザラインをつけ忘れてしまったときの対処法や予防法などについて解説していきます。

インビザラインの正しい装着時間

木目のテーブルの上にピンクの目覚まし時計が置かれている

インビザラインの正しい装着時間は1日20〜22時間以上といわれています。

長時間装着する理由は、2つあります。1つめは、インビザラインはワイヤー矯正と比べて歯に加わる力が小さいため、長時間マウスピースを装着しないと歯が動かせないためです。2つめは、後戻りを防ぐためです。後戻りとは、お口周りの筋肉などの影響によって、動かした歯が元の位置に戻る現象のことをいいます。長時間マウスピースを装着することで、後戻りを予防することができます。

以上の理由からインビザライン治療では1日に20〜22時間以上、マウスピースを装着しなければならないのです。

インビザラインを1日つけ忘れてしまったときの影響

倒れかけている木製のドミノを指で押さえている

結論から申し上げると、インビザラインを1日つけ忘れても歯並びや治療期間への影響はほとんどありません。

インビザラインでは、1週間で歯が約0.25mm動くといわれています。そのため、1日つけ忘れてしまうと、約0.03mm歯が動かせないということになりますが、その程度であれば治療にはほとんど影響しないと考えられます。また、1日であれば後戻りもほとんど起こりません。

しかし、つけ忘れの期間が長くなると、後戻りが起きたり、計画通りに歯が動かなかったりと、さまざまな影響が起き、治療期間が大幅に延びる可能性もあります。さらに、十分に歯が動いていない状態で次のマウスピースを装着した場合は、歯に大きな力が加わり歯肉退縮が起こる場合があります。歯肉退縮とは、歯茎が下がる現象で、一度歯茎が下がってしまうと自然と元に戻ることは基本的にありません。

このようなことを防ぐためにも、マウスピースは毎日決められた時間装着しましょう。また、マウスピースの装着を長期間怠ってしまった場合は、歯科医師に相談しましょう。

インビザラインのつけ忘れが起こりやすい場面

ノートPCとバインダーが置かれた机の前で、両手を挙げて険しい表情をしている女性医師

ここまで、マウスピースの装着時間を守ることの重要性について説明しました。マウスピースのつけ忘れを防ぐためには、具体的にどのような場面で忘れやすいのかを意識することが重要です。

以下では、マウスピースの装着を忘れやすい場面をまとめてみました。

食事・歯磨きのあと

インビザラインの治療中に食事や歯磨きをするときは、マウスピースを外す必要があります。そのため、食後や歯磨きのあとは、ついついマウスピースをつけ忘れてしまうことがあります。

食後や歯磨きのあとはマウスピースのつけ忘れが多いことを意識して、マウスピースを忘れずに装着しましょう。

違和感や痛みがあるとき

マウスピースを装着してしばらくは、違和感や痛みが生じます。そのため、インビザライン治療を開始して数日はマウスピースを外してしまい、そのままになってしまうことがよくあります。

マウスピースの違和感や痛みは、2〜3日程度で慣れてくるため、2〜3日は我慢して装着しましょう。装着して3日以上経過しても違和感や痛みが続く場合は、歯科医師に相談しましょう。

飲み会や会食などのとき

飲み会や会食などのときは、事前にマウスピースを外して参加してしまうことが多いです。

飲み会や会食が終わったら、必ずマウスピースを装着するようにしましょう。

インビザラインをつけ忘れてしまったときの対処法

マウスピースを指さしている

インビザラインをつけ忘れてしまった場合はどのように対処すればよいのでしょうか。どれくらいの期間マウスピースを装着しなかったかによって対処法が異なります。

以下では、期間ごとに分けて対処法をまとめてみました。

数時間程度のつけ忘れ

数時間程度のつけ忘れであれば、治療に影響が出ることはほとんどありません。この場合は、いつも通りマウスピースを装着して様子をみましょう。

1日程度のつけ忘れ

1日程度のつけ忘れであれば、後戻りや歯並びなどにほとんど影響はありません。マウスピースの装着期間を1日延ばしましょう。

数日〜1週間程度のつけ忘れ

数日〜1週間程度インビザラインをつけ忘れてしまうと、計画通り歯が動かず、後戻りが起こっている可能性があります。場合によっては、マウスピースが入らないこともあります。この場合は、マウスピースを無理に装着せず、歯科医師に相談しましょう。

もし、マウスピースが入らない場合は、新しくマウスピースを作成することもあります。

1週間〜数ヶ月以上のつけ忘れ

この場合は、歯並びが変化しマウスピースが装着できない可能性があるため、歯科医師に相談しましょう。また、なぜマウスピースをつけ忘れた期間が長くなってしまったのか、歯科医師とともに話し合い、対策を考えましょう。

インビザラインの治療効果は、マウスピースを装着している時間によって異なるため、自己管理が非常に重要です。歯科医師と話し合い、自己管理が難しいと感じる場合は、取り外しのできないワイヤー矯正に変更するなど、自己管理があまり必要ない矯正方法を検討しましょう。

インビザラインのつけ忘れを防ぐ4つの方法

びっくりマークが表示されたスマートフォンを手に持っている

インビザライン治療を計画通りに終了するためには、つけ忘れを防ぐことが非常に大切です。この項目では、インビザラインのつけ忘れを防ぐ4つの方法をご説明します。

インビザラインの装着を習慣化する

インビザラインのつけ忘れを防ぐためには、習慣化することが大切です。習慣化を効率的に行うために「if-then(イフ-ゼン)ルール」を活用しましょう。

if-thenルールを活用することで、人間の心理を利用し、習慣を身に付けられるでしょう。「Aをしたら、Bをする」というように、ある条件(=A)が満たされれば、特定の行動(=B)を行うようにルール化することで、習慣化させることができます。 例えば、マウスピースの装着を習慣化したいのであれば「歯を磨いたら、インビザラインをつける」というようにルールを決めます。

このようにif-thenルールを活用することで、歯を磨いたあとに余計な行動を挟まず、マウスピースの装着ができるため、つけ忘れを防ぐことができるでしょう。

インビザラインを持ち歩く

インビザラインのつけ忘れや破損した場合に対応するために、外出する際は1つ前のマウスピースを持ち歩くようにしましょう。ふだんから使用しているカバンの中にインビザラインを入れておくことをおすすめします。

また、マウスピースが変形しないようにケースの中に入れて保管しましょう。

リマインド機能を活用する

マウスピースのつけ忘れを防ぐための方法として、スマートフォンのリマインド機能を活用することも有効的です。食事や飲み会などが終わる頃に、マウスピースを装着するリマインドのアラームや通知がくるように設定しておくことで、つけ忘れを防げるでしょう。

また、マウスピースの交換時期なども忘れないように、リマインド設定をしておくことをおすすめします。

インビザラインをつけ忘れる場面をメモする

先述したインビザラインをつけ忘れる場面以外にも、人によってつけ忘れしやすい場面があると思います。このような場面に遭遇したときはメモをするようにしましょう。メモをすることによって、次に同じ場面に遭遇したときに、つけ忘れを防ぐ対策をすることができます。

まとめ

水色の背景の前で左手にマウスピースを持ち、右手でグッドサインを出している女性

今回は、インビザラインのつけ忘れについて説明しました。1日程度のつけ忘れでは、矯正治療に問題が生じることはほとんどありません。

しかし、それ以上のつけ忘れは歯列が変化し、マウスピースが入らないといったトラブルが起こることがあります。このような場合は、無理をせず歯科医師に相談しましょう。また、インビザラインは患者様がマウスピースをどれだけ装着できるかで治療効果が大きく異なります。長期のつけ忘れを防ぐためにも、今回ご紹介した「つけ忘れが起きやすい場面」や「つけ忘れを防ぐ方法」を参考にしてください。

当院では、矯正前のカウンセリングなども行なっていますので、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にお気軽にご相談ください。