開咬がこんなに早く治る?たった○ヶ月?
矯正治療 開咬
開咬とは
![開咬とは](https://yao-shika-morikawa.or.jp/wp-content/themes/dentrance_rwd/common/img/orthodontic-kaikou/ph01.png)
開咬というのは奥歯だけが当たり前歯が当たらない状態を示します。
噛んだ時に前歯が当たらないので嚙み切ることが出来ないです。
ただ、開咬の問題点はそれだけではではありません。
奥歯に負担がかかり過ぎてしまうため奥歯から失ってしまう事が多いです。
噛み合わせの力によって歯を失い、1歯でも失った時点でドミノ倒しのように周りの歯に影響を与えてしまいます。
80歳で20本を達成する可能性は0%と言われています。
失ってからでは遅いので問題が出てくる前に治す必要があります。
開咬の原因
開咬の種類にも2種類あります。
歯性開咬と骨格性開咬です。
歯性開咬![]() |
歯性開咬の原因は幼少期に指吸いにより上の前歯が指に押されて前歯に隙間が出来てしまいそこに舌を入れるので隙間が大きくなってしまいます。 歯が傾斜することで開咬が生じてしまいます。 |
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骨格性開咬![]() |
骨格性開咬の原因は親知らずが関係しています。 親知らずが生えてこようと一番奥の歯を押すことで噛み合わせの高さが上がることで顎が後ろに下げられてしまい関節にダメージが受けてしまうことで引き起されてしまいます。 |
開咬の方の治療計画
1.開咬の問題を診断する
![受付](https://yao-shika-morikawa.or.jp/wp-content/themes/dentrance_rwd/common/img/orthodontic-kaikou/ph04.png)
関節の問題により開咬が起こっているのか?
歯によって開咬が起こっているのか?
開咬の診断をまず行います。
2.前歯のかみ合わせを早期に獲得
![受付](https://yao-shika-morikawa.or.jp/wp-content/themes/dentrance_rwd/common/img/orthodontic-kaikou/ph05.png)
開咬の方の一番のお悩みは前歯が噛んでいない事です。
歯からの開咬の場合
歯の軸を変化させることで前歯を噛ますことが可能になってきます。
※青の線から赤の線へ変化させます。
骨格からの開咬の場合
顎の位置を変化させることで前歯を噛ますことが可能になってきます。
3.嚙み合わせを安定化させる
前歯をしっかり噛んだあと奥歯の噛み合わせを安定化させます。
奥歯を緊密に噛ませることで歯をしっかり守る事も可能になります。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違い
開咬を治療する時、ワイヤー矯正とマウスピース矯正では治療の考え方が異なってきます。
ワイヤー矯正の場合
![ワイヤー矯正の場合](https://yao-shika-morikawa.or.jp/wp-content/themes/dentrance_rwd/common/img/orthodontic-kaikou/ph07.png)
歯の表面にワイヤーがついて矯正するのですが、顎の位置を変化させるのは得意ではありません。
計画としてワイヤー矯正ではよくありますが、歯を抜いて矯正する計画になってしまいます。
治療期間も長くなってきます。(平均3年程)
マウスピース矯正の場合
![マウスピース矯正の場合](https://yao-shika-morikawa.or.jp/wp-content/themes/dentrance_rwd/common/img/orthodontic-kaikou/ph08.png)
顎の位置の変化を得意としています。
開咬の場合、顎の位置の変化を利用することが治療計画に入ってきます。
歯並びの状態にもよりますが抜歯は比較的することなく治療していきます。
治療期間も1年半くらいで終えることが可能になってきます。
開咬のクリンチェック
クリンチェックとは3Dでお口の中を型取りしたデータを基に作成した治療計画のことです。
実際、開咬の治療はこのように進んでいきます。
開咬の治療例
![開咬の治療](https://yao-shika-morikawa.or.jp/wp-content/themes/dentrance_rwd/common/img/orthodontic-kaikou/case.png)
通院時年齢 | 29歳 |
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性別 | 女性 |
通院目的 | マウスピース矯正治療 |
診断 | 開咬(オープンバイト) |
処置内容 | インビザライン |
通院期間 | 6ヶ月 |
費用 | 880,000円 |
リスク、副作用 | マウスピース矯正は、マウスピースを着けていないと歯が動かないため、決められた時間は必ず装置を装着して頂く必要があります。 装着時間を守ること、1~2週間ごとにマウスピースの着け替えを怠らないことが大切となります。 |