Tag Archives: 前歯

前歯が2枚になっているインビザライン症例

【ガタガタ】主訴「前歯が2枚になっているのが気になる」インビザライン症例

2024年7月8日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

当院では年間250人以上の患者さんがインビザライン矯正を開始されています。

 

症例の紹介はもりかわ歯科のinstagramでも随時公開にて紹介しておりいますのでチェックしてみてください。

 

今回の症例ブログ【ガタガタ】主訴「前歯が2枚になっているのが気になる」インビザライン症例です。

前歯が重なっているということで矯正相談に来られる患者さんもおられます。

笑った時に見える前歯の見た目を気にされている方が多いです。

今回は前歯の重なりをどのように治したのかを詳しく治療計画も大公開して解説していこうと思います。

歯並びが気になる方は是非、最後までこのブログを読んで頂けますと幸いです。

 

まず、インビザラインとは?

まず、インビザラインとは?

インビザラインは、近年急速に人気を集めている歯列矯正治療法です。従来のブラケットやワイヤーを使用しない、透明なプラスチック製のアライナー(マウスピース)を用いて歯の位置を調整するものです。

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の一番の特徴は、アライナー(マウスピース)が透明であることです。つまり、装着していることが目立ちにくく、外見上の美観を損なうことなく歯を矯正することができるのです。これは、特に成人やプロフェッショナルな環境で働く人々にとって非常に魅力的です。

インビザラインは、個々の患者に合わせてカスタムメイドされるため、矯正の過程が非常に効率的で正確です。矯正計画は、先進的な3Dテクノロジーを活用して歯科医師によって立案され、患者には透明なアライナー(マウスピース)が一連のステップごとに交換されることによって歯列の移動が進められます。

ワイヤー矯正との比較

ワイヤー矯正との比較

従来の矯正方法であるワイヤー矯正と比較して、インビザラインにはいくつかの利点があります。まず、食事の際にアライナー(マウスピース)を外すことができるため、普段の食事や歯磨きが簡単に行えます。また、ブラケットやワイヤーがないため、口内への刺激や違和感も少なく、快適な矯正体験が期待できます。

ただし、すべてのケースに対して適しているわけではありません。治療が複雑な場合や重度の歯列不正がある場合には、他の矯正治療法が選択されることもあります。そのため、インビザラインを検討する際には、歯科医師との十分な相談と評価が必要です。

 

【ガタガタ】主訴「前歯が2枚になっているのが気になる」インビザライン症例

「前歯が2枚になっているのが気になる」インビザライン症例(初診時)

インビザライン症例(初診時)

こちらがインビザライン症例(初診時)の状態です。

左上の前歯が2本重なっている状態です。

患者さんは20代女性で主訴は『前歯が2枚重なっているのが気になる』とのことでした。

お話をしていく中で幼少期にアレルギーがあり鼻が詰まっており口呼吸だったそうです。

実は、口呼吸は上顎の成長にすごく影響があります。成長不足により歯の萌えるスペースがなくなり歯並びが悪くなってしまうケースはたくさんあります。

今回の症例も原因を探ると「幼少期の時の口呼吸」と考えられます。

下の歯並びも少し崩れている状態でした。

この原因は智歯(親知らず)が押していることによって前歯の歯並びが悪くなったと考えられます。

初診カウンセリングでは、今の現状に至った原因から治療計画をお伝えしてお伝えしております。

この方の問題点としては

①上顎の前歯が重なっているところのスペースの作り方

②下顎の歯並びが悪くなっているところの治し方

この2つが問題点になります。

治療計画を基に解説していこうと思います。

「前歯が2枚になっているのが気になる」症例の治療計画

 

インビザライン矯正は、クリンチェックというシミュレーションソフトを使って治療計画を作成して治療を進めていきます。

【上顎】

治療計画_1_上顎

左上の前歯が2枚重なっている状態です。

歯を並べる時にスペースが足りない量を計算しないといけないのですが、今回の症例は前歯1本分8mm〜9mm程度足りない状態でした。

今回は、抜歯をせずに並べるのが難しいと判断をしました。

 

抜歯する部位は前から4番目(第一小臼歯)を2本選択しました。

大体、4番目(第一小臼歯)は7mm程なので抜歯することで14mmのスペースを作ることが出来ます。

この抜歯して出来たスペースを使って歯を並べていきます。

 

このようにスペースを使うことで前歯が重なっていたのも綺麗に治すことが可能になります。

【下顎】

治療計画_2_下顎

下顎は親知らず(智歯)が押すことによって前歯の歯並びが悪くなっているので奥歯から動かしていく必要があります。

 

このように奥歯を後ろに動かします。この時、前から3番目の歯(犬歯)と4番目の歯(第一小臼歯)の間に隙間(スペース)が出来ているのがお分かり頂けると思います。

 

前歯を動かせるスペースが出来てから前歯を動かして綺麗に並べます。

上顎、下顎共にこのように歯を並べる治療計画を立てて治療を進めていきました。

実際のお口の中はどのようになっているのか?

 

「前歯が2枚になっているのが気になる」インビザライン症例(15ヶ月後)

インビザライン症例(15ヶ月後)_1

インビザライン矯正(15ヶ月後)です。

インビザライン治療計画通りにしっかり歯が動き綺麗になっているのがお分かり頂けたと思います。

元々、患者さんが悩んでいました「前歯が2枚になっているのが気になる」を解消することが出来ました。

インビザライン症例(15ヶ月後)_2

上から見ても歯を抜いた所がスペースもなくなり重なっていたのも解消出来ています。

「前歯が2枚になっているのが気になる」症例のビフォーアフター

ビフォーアフター

インビザライン矯正(初診時)とインビザライン矯正(15ヶ月後)です。

インビザライン矯正でここまで変化させることが出来ます。

前歯が2枚重なっていた症例も15ヶ月で治療することが可能です。

同じような歯並びで悩まれている患者さんは是非、一度ご相談ください。

患者さんも声です。

「ずっと悩んでいた前歯が綺麗になってすごく嬉しいです。インビザライン矯正では難しいと言われてたのでワイヤー矯正しかないと思っていたけどこのように難しい症例にも対応してもらえてよかったです。」とのことでした。

いかがだったでしょうか?

今回は、【ガタガタ】主訴「前歯が2枚になっているのが気になる」インビザライン症例でした。

 

前歯の歯並びが気になると矯正相談にこられる方は多いです。

歯並びは笑顔の自信にも繋がります。ずっと気になっていることを隠さずに歯並びを治して最高の笑顔を作りませんか?

 

また、歯列不正は虫歯、歯周病にも大きく関係しています。

歯医者には通っているが、虫歯が続々と発見されたことはないでしょうか?

歯並びが重なっている所はどうしても磨き残しが発生してしまいます。

歯並びを治してお口の健康も手に入れてませんか?

 

歯並びは気になるが時間がかかるのでは?や自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?と勇気が出ずに一歩踏み出せない方は

勇気を振り絞って是非、お問合せ下さい。

当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味ある方、噛み合わせが気になる方はこちらからお問合せ下さい。

最初から最後まで矯正担当医は森川 康司で診させて頂きますのでご安心下さい。

マウスピース矯正LPバナー

banner_インビザライン

前歯が片方出ているインビザライン症例

【出っ歯】主訴:前歯が片方出ているのが気になるインビザライン矯正

2024年6月17日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

当院では年間250人以上の患者さんがインビザライン矯正を開始されています。

症例の紹介はもりかわ歯科のinstagramでも随時公開しておりますのでチェックしてみてください。

今回は、【出っ歯】主訴前歯が片方が出ているのが気になるインビザライン矯正をご紹介いたします。

前歯のずれの悩みを抱えている患者さんは多いです。

 

マスクの頻度が少なくなり笑う時に手で隠してしまったり、写真で歯を出して笑えないなど悩みの声は絶えません。

 

当院では、患者さんの悩みを解消するためインビザライン矯正を行っています。

笑顔に自信を持てない方は是非、一度ご相談下さい。

まず、インビザラインとは?

まず、インビザラインとは?

インビザラインは、近年急速に人気を集めている歯列矯正治療法です。従来のブラケットやワイヤーを使用しない、透明なプラスチック製のアライナー(マウスピース)を用いて歯の位置を調整するものです。

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の一番の特徴は、アライナー(マウスピース)が透明であることです。つまり、装着していることが目立ちにくく、外見上の美観を損なうことなく歯を矯正することができるのです。これは、特に成人やプロフェッショナルな環境で働く人々にとって非常に魅力的です。

インビザラインは、個々の患者に合わせてカスタムメイドされるため、矯正の過程が非常に効率的で正確です。矯正計画は、先進的な3Dテクノロジーを活用して歯科医師によって立案され、患者には透明なアライナー(マウスピース)が一連のステップごとに交換されることによって歯列の移動が進められます。

ワイヤー矯正との比較

ワイヤー矯正との比較

従来の矯正方法であるワイヤー矯正と比較して、インビザラインにはいくつかの利点があります。まず、食事の際にアライナー(マウスピース)を外すことができるため、普段の食事や歯磨きが簡単に行えます。また、ブラケットやワイヤーがないため、口内への刺激や違和感も少なく、快適な矯正体験が期待できます。

ただし、すべてのケースに対して適しているわけではありません。治療が複雑な場合や重度の歯列不正がある場合には、他の矯正治療法が選択されることもあります。そのため、インビザラインを検討する際には、歯科医師との十分な相談と評価が必要です。

 

【出っ歯】主訴前歯が片方出ているのが気になるインビザライン矯正

前歯が片方出ているのが気になる」インビザライン矯正(初診時)

インビザライン矯正スタート時(初診時)

インビザライン矯正(初診時)

この患者さんは10代の女性で、主訴は「前歯が片方出ているのが気になる」と訴えられて当院に来院されました。

 

小さい頃から前歯のずれが気になっていたそうです。

歯の矯正は前から4番目(第一小臼歯)を抜いて歯を並べることが多いです。

以前、他院にて矯正相談を行った際も「抜歯」を提案されたみたいです。

抜歯するならと思い、歯の矯正を断念したみたいです。

当院のコンセプトをHPにてみて頂き、一歩踏み出してきて頂きました。

実際のシミュレーションをみて頂けますと幸いです。

 

「前歯が片方出ているのが気になる」症例の治療計画

【上顎】

症例の治療計画_1

前歯が飛び出ている状態です。スペース不足になっているのでスペースを作成して前歯を治す計画にしました。

症例の治療計画_2

まず、奥歯を後ろに下げて前歯と奥歯のスペースを作ります。

前歯と奥歯のスペースがしっかり作れたら前歯を動かします。

 

6ヶ月程でここまで綺麗になります。

症例の治療計画_3

治療計画(シミュレーション)の治療前、治療後の状態です。

実際のお口の中はどうなっているのでしょうか?

 

前歯が片方出ているのが気になる」インビザライン矯正(6ヶ月後)

インビザライン矯正終了時(6ヶ月後)

インビザライン矯正(6ヶ月後)です。

このようにシミュレーション通りに治療が進んでいるのがお分かり頂けると思います。

患者さんが一番悩んでいた前歯も6ヶ月経つとこのように綺麗になっています。

インビザライン矯正はこのようにシミュレーションと一致させながら治療を進行させていきます。

ずっと悩んでいた前歯も6ヶ月程でこのように結果が出ます。

シミュレーションと実際の比較(6ヶ月後)

シミュレーションと実際の比較(6ヶ月後)

シミュレーションと実際のお口の中です。

 

前歯が片方出ているのが気になる」症例のビフォーアフター

症例のビフォーアフター

インビザライン矯正(初診時)とインビザライン矯正(6ヶ月後)です。

このように治療スタート時と治療終了時では見た目の違いがあります。

短期間で歯を綺麗にすることも可能になります。

患者さんの声

他のインビザライン矯正している子が治るのが早いとびっくりしていました。

もりかわ歯科を選んで本当によかったです。

と嬉しいお言葉を頂きました。

当院はダイヤモンドプロバイダーである森川康司が最初から最後まで責任もって治療を行っています。

安心してお任せください。

いかがだったでしょうか?

今回は、【出っ歯】主訴前歯が片方出ているのが気になるインビザライン矯正

症例」でした。

前歯のずれの歯並びが気になると矯正相談にこられる方は多いです。

歯列不正は虫歯、歯周病にも大きく関係しています。

歯医者には通っているが、虫歯が続々と発見されたことはないでしょうか?

該当する方は一度ご相談下さい。

短期間で治したい方も是非、一度お問合せください。。

 

この患者さんのように自己判断で「矯正は無理そう」とか「続かなそう」とお悩みの方はたくさんおられます。

矯正に対してネガティブなお悩みを持たれている方も一度無料の矯正相談にお越しください。

きっと矯正に対するイメージが変わると思います!

もりかわ歯科のインビザライン矯正専門ドクターにお任せください。

当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味ある方、噛み合わせが気になる方はこちらからお問合せ下さい。

自信を持てる歯並びを作ります。担当医は森川 康司が最後まで責任持って行います。

 

マウスピース矯正LPバナー

banner_インビザライン

前歯が出ているのが気になるインビザライン症例

【出っ歯】主訴「前歯が出ているのが気になる」インビザライン症例

2024年6月10日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

当院では年間250人以上の患者さんがインビザライン矯正を開始されています。

 

症例の紹介はもりかわ歯科のinstagramでも随時公開にて紹介しておりいますのでチェックしてみてください。

 

今回の症例ブログ【出っ歯】主訴「前歯が出ているのが気になる」インビザライン症例

です。

【出っ歯】で悩まれている方は多いです。今回は19歳の女性の症例です。

成人式が8ヶ月後にあるということで、なんとかそこまでに間に合わせるように治療計画を立てていきました。

当院では、スピード矯正も行っています。

結婚式、成人式、入学式など色々なイベントは人生において必ずあります。

歯並びが笑顔の自信に繋がります。

イベントがあり歯並びが気になる方は是非、お問合せください。

今回は、【出っ歯】インビザライン矯正の治療の進め方も解説しておりますので最後まで見て頂けたら幸いです。

まず、インビザラインとは?

まず、インビザラインとは?

インビザラインは、近年急速に人気を集めている歯列矯正治療法です。従来のブラケットやワイヤーを使用しない、透明なプラスチック製のアライナー(マウスピース)を用いて歯の位置を調整するものです。

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の一番の特徴は、アライナー(マウスピース)が透明であることです。つまり、装着していることが目立ちにくく、外見上の美観を損なうことなく歯を矯正することができるのです。これは、特に成人やプロフェッショナルな環境で働く人々にとって非常に魅力的です。

インビザラインは、個々の患者に合わせてカスタムメイドされるため、矯正の過程が非常に効率的で正確です。矯正計画は、先進的な3Dテクノロジーを活用して歯科医師によって立案され、患者には透明なアライナー(マウスピース)が一連のステップごとに交換されることによって歯列の移動が進められます。

ワイヤー矯正との比較

ワイヤー矯正との比較

従来の矯正方法であるワイヤー矯正と比較して、インビザラインにはいくつかの利点があります。まず、食事の際にアライナー(マウスピース)を外すことができるため、普段の食事や歯磨きが簡単に行えます。また、ブラケットやワイヤーがないため、口内への刺激や違和感も少なく、快適な矯正体験が期待できます。

ただし、すべてのケースに対して適しているわけではありません。治療が複雑な場合や重度の歯列不正がある場合には、他の矯正治療法が選択されることもあります。そのため、インビザラインを検討する際には、歯科医師との十分な相談と評価が必要です。

 

【出っ歯】主訴「前歯が出ているのが気になる」インビザライン症例

前歯が出ているのが気になる」インビザライン症例(初診時)

前歯が出ているのが気になるインビザライン矯正(初診時)

インビザライン矯正(初診時)

19歳女性で主訴は「前歯が出ているのが気になる」とのことでした。

成人式が8ヶ月後にあるので、そこまでに歯並びが綺麗になったら嬉しいとのことでした。

前歯が出ているのはずっと気になっていたがなかなか矯正に踏み出せなかったみたいでした。

ただ、ネットで調べていて当院の症例ブログを見て頂き矯正相談にお越しになりました。

今回の症例のポイントとしては

1、前歯が押し出されていること

2、前歯の歯軸がずれていること

2つの問題がありました。

この2つのポイントを抑えて治療計画を立案しました。

前歯が出ているのが気になる」症例の治療計画

「前歯が出ているのが気になる」治療計画

インビザライン矯正はクリンチェックというシミュレーションソフトを使って0.1mm単位で治療計画を緻密に立てていきます。

今回は、1番前の前歯が出ているのもありますが2番目が内に入ってしまっていることが考えられます。

そこを考慮してシミュレーションを立てました。

実際のお口の中はどうなったのか?

 

前歯が出ているのが気になる」インビザライン症例(6ヶ月後)

前歯が出ているのが気になるインビザライン矯正(6ヶ月後)

インビザライン症例(6ヶ月後)です。

6ヶ月で【出っ歯】を解消することが出来ました。

成人式にも間に合うことができました。

このようにインビザライン矯正は短期間で治療を進めることも可能です。

出っ歯は見た目的な悩みが多い歯並びです。

前歯が出ていることで口が閉じづらい症状もあります。

そうすると、口が乾燥し唾液が少なくなるので虫歯のリスクが上がってしまうこともあります。

唾液についてはこちらのブログをお読みください。

唾液の秘密

 

出っ歯で悩まれている方は是非、一度お問合せください。

 

前歯が出ているのが気になる」症例のビフォーアフター

前歯が出ているのが気になるビフォーアフター

インビザライン矯正(初診時)、インビザライン矯正(6ヶ月後)です。

患者さんからは

「成人式に間に合って本当によかったです。こんなに早く治ると思っていなかった。

インビザライン矯正は痛みも少なく、見た目も目立ちにくいので快適に

矯正を進められました。」とのことでした。

いかがだったでしょうか?

今回は、【出っ歯】主訴「前歯が出ているのが気になる」インビザライン症例でした。

前歯の歯並びが気になると矯正相談にこられる方は多いです。

歯列不正は虫歯、歯周病にも大きく関係しています。

歯医者には通っているが、虫歯が続々と発見されたことはないでしょうか?

該当する方は一度ご相談下さい。

イベントに向けてインビザライン矯正をされる方も多いです。

短期間で治す治療計画を立てることも可能です。

歯並びは気になるが時間がかかるのでは?や自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?と勇気が出ずに一歩踏み出せない方は

勇気を振り絞って是非、お問合せ下さい。

当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味ある方、噛み合わせが気になる方はこちらからお問合せ下さい。

最初から最後まで矯正担当医は森川 康司で診させて頂きますのでご安心下さい。マウスピース矯正LPバナー

 

 

 

ダイヤモンドプロバイダー森川康司

前歯のねじれを治したいインビザライン症例

「前歯のねじれを治したい」インビザライン症例

2024年6月3日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

当院では年間250人以上の患者さんがインビザライン矯正を開始されています。

症例の紹介はもりかわ歯科のinstagramでも随時公開しておりますのでチェックしてみてください。

今回は、前歯がねじれているインビザライン症例をご紹介いたします。

前歯のずれの悩みを抱えている患者さんは多いです。

マスクの頻度が少なくなり笑う時に手で隠してしまったり、写真に写る時に歯を出して笑えないなど悩みの声は絶えません。

当院では、患者さんの悩みを解消するためインビザライン矯正を行っています。

笑顔に自信を持てない方は是非、一度ご相談下さい。

まず、インビザラインとは?

まず、インビザラインとは?

インビザラインは、近年急速に人気を集めている歯列矯正治療法です。従来のブラケットやワイヤーを使用しない、透明なプラスチック製のアライナー(マウスピース)を用いて歯の位置を調整するものです。

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の一番の特徴は、アライナー(マウスピース)が透明であることです。つまり、装着していることが目立ちにくく、外見上の美観を損なうことなく歯を矯正することができるのです。これは、特に成人やプロフェッショナルな環境で働く人々にとって非常に魅力的です。

インビザラインは、個々の患者に合わせてカスタムメイドされるため、矯正の過程が非常に効率的で正確です。矯正計画は、先進的な3Dテクノロジーを活用して歯科医師によって立案され、患者には透明なアライナー(マウスピース)が一連のステップごとに交換されることによって歯列の移動が進められます。

ワイヤー矯正との比較

ワイヤー矯正との比較

従来の矯正方法であるワイヤー矯正と比較して、インビザラインにはいくつかの利点があります。まず、食事の際にアライナー(マウスピース)を外すことができるため、普段の食事や歯磨きが簡単に行えます。また、ブラケットやワイヤーがないため、口内への刺激や違和感も少なく、快適な矯正体験が期待できます。

ただし、すべてのケースに対して適しているわけではありません。治療が複雑な場合や重度の歯列不正がある場合には、他の矯正治療法が選択されることもあります。そのため、インビザラインを検討する際には、歯科医師との十分な相談と評価が必要です。

 

前歯がねじれているインビザライン症例

インビザライン矯正(初診時)

前歯がねじれている初診時

インビザライン矯正(初診時)です。

前歯がそれぞれねじれているのがわかると思います。

来院された時の患者さんの主訴は、この前歯のねじれが小さい頃から気になっておられるとのことでした。。

もりかわ歯科に来られる前に他院で矯正相談をされた経験があり、その時に「矯正するには歯を抜かないといけない」と言われて歯列矯正の敷居の高さを感じて一度は断念されたとのことでした。

それから、当院の症例ブログを見て頂き勇気を出して来院して下さいました。

この症例の難しい所は前歯がねじれた原因を考えないといけません。

1、スペース不足

2、親知らずに押されている

これが考えられます。この原因の解決策を考えることが治療計画の鍵です。

それを踏まえて治療計画を立てて治療が進んでいきどう変わっていったのかを解説していきます。

 

インビザライン矯正6ヶ月後

前歯がねじれている6カ月後

インビザライン矯正6ヶ月後

前歯のずれが取れてきました。

患者さんが一番気になっていた前歯のずれが治ってきてすごく喜ばれてました。

1日22時間しっかりマウスピースを装着しているからこそ、ここまでしっかり治ってきます。

矯正治療中に発見した虫歯を治療

また、前歯が綺麗になることで虫歯を発見することができました。

ずれていたことで虫歯が隠れていましたが、綺麗に並ぶことで虫歯を発見することができたので早急に虫歯の治療をしました。

 

虫歯も綺麗に治してからインビザライン矯正に戻りました。

このように歯並びにより虫歯に気付けない場合もあります。

歯並びが悪いと知らず知らずの内に虫歯が進行している場合がよくありますので気を付けないと危険です。

 

インビザライン矯正12ヶ月後

前歯がねじれている12カ月後

インビザライン矯正12ヶ月後です。

1年でここまで歯を並べることができます。

途中、虫歯の発見というアクシデントもありましたが無事にインビザライン矯正が進んでいきました。

 

前歯のずれも改善することも出来て患者さんも満足してくださいました。

 

前歯のねじれを治療した症例のビフォーアフター

前歯がねじれているビフォーアフター

初診と比べて12ヶ月後にはすごく綺麗になっています。

歯並びは笑顔の自信に繋がります。

また、虫歯や歯周病の予防にもなります。同じ悩みを抱えている方は是非、このブログを読んで勇気ある1歩を踏んでください。

患者さんからは

「こんなに早くずれが綺麗になると思っていなかった。インビザライン矯正をしてよかったです。また、虫歯も途中で発見できてよかったです。」とのことでした。

いかがだったでしょうか?

今回は、「前歯がねじれているインビザライン症例」でした。

前歯のずれの歯並びが気になると矯正相談にこられる方は多いです。

歯列不正は虫歯、歯周病にも大きく関係しています。

歯医者には通っているが、虫歯が続々と発見されたことはないでしょうか?

該当する方は一度ご相談下さい。

 

この患者さんのように自己判断で「矯正は無理そう」とか「続かなそう」とお悩みの方はたくさんおられます。

矯正に対してネガティブなお悩みを持たれている方も一度無料の矯正相談にお越しください。

きっと矯正に対するイメージが変わると思います!

もりかわ歯科のインビザライン矯正専門ドクターにお任せください。

当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味ある方、噛み合わせが気になる方はこちらからお問合せ下さい。

自信を持てる歯並びを作ります。担当医は森川 康司が最後まで責任持って行います。

https://yao-shika-morikawa.or.jp/invisalign-lp/

 

舌で前歯を触る女性

マウスピース矯正ですきっ歯を治す方法や期間、費用を詳しく解説!

2023年10月25日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

マウスピース矯正ですきっ歯を治したいとお考えの方がいらっしゃるのではないでしょうか。「マウスピース矯正ですきっ歯を治せるのか」「マウスピース矯正ですきっ歯を治す場合、どれくらいの期間がかかるのか」など疑問に思うこともあるでしょう。

今回は、マウスピース矯正ですきっ歯を治す方法について解説します。すきっ歯になる原因や治療にかかる期間、費用も解説しますので、マウスピース矯正を検討している方やすきっ歯を治したいとお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。

すきっ歯とは?

歯の模型で説明している歯科医師

すきっ歯とは、歯と歯の間にすき間がある状態のことで「空隙歯列」とも呼ばれます。なかでも、正中(前歯の中心)にすき間が開いている状態を「正中離開」と呼び、前歯がすきっ歯だと笑ったときに目立つため恥ずかしいと感じる人も少なくありません。

しかし、厚生労働省の健康情報サイトであるe-ヘルスネット「不正咬合の種類と実態」によると、日本人の不正咬合(歯並びや噛み合わせの問題)のうち、すきっ歯は第3位と多い症状であることがわかります。多くの人がすきっ歯で悩んでいる、もしくはそのまま生活していることがうかがえるでしょう。

参照元:厚生労働省 e-ヘルスネット「不正咬合の種類と実態」

すきっ歯は自然に治る?

永久歯が生えそろった段階ですきっ歯になっている場合は自然に治りません。

しかし、混合歯列期で犬歯が生える際、犬歯が歯を中心に向かって押すことで、すきっ歯が改善されることもあります。

混合歯列期は、顎の成長時期であり、歯並びが決まる大切な時期です。矯正歯科や小児歯科を受診して、歯並びに悪い影響が出ていないか確認してもらいながら大切な時期を見守りましょう。

すきっ歯は自力で治せる?

すきっ歯は、自力で治せません。

「輪ゴムを使ったり、押したらいいのでは?」と考える方もいますが、専門知識がない状態で歯に圧力をかけると、歯だけでなく、歯の周りの骨や歯茎など歯周組織にダメージを与えます。すきっ歯を治したいのであれば、矯正治療が必要です。

すきっ歯の原因

男性の手のひらに青いクエスチョンマークが浮いている

そもそもなぜすきっ歯になるのでしょうか。

すきっ歯の原因は、以下のとおりです。

顎や歯の大きさ、形

顎や歯の大きさ、形が原因で、すきっ歯になることがあります。

特に、以下の場合にすきっ歯になりやすいでしょう。

・顎が大きい

・歯の数が少ない

・歯が小さい

顎が大きい場合や歯が小さい場合にすきっ歯になりやすいです。また、先天的に歯の数が少ないと、歯にすき間ができやすいでしょう。

顎や歯の大きさ、形は遺伝的な要素も関係します。親がすきっ歯だと、こどももすきっ歯になる可能性は否定できません。

習癖

すきっ歯になる原因には、習癖もあります。

以下のような習癖があるとすきっ歯になりやすいでしょう。

・歯で前歯を押す

・下唇を噛む

・指しゃぶりをする

上記の習癖によって、前歯に少しずつ圧力がかかります。前歯に圧力がかかることで歯が外側や内側に倒れ、すきっ歯になるのです。また、習癖はすきっ歯だけでなく出っ歯の原因にもなるため、できるだけ早くやめましょう。

上唇小帯の付着異常

上唇小帯とは、上唇の裏側にある上唇から歯茎にかけてつながっている靭帯のことです。上唇小帯のサイズや長さは、人によって異なります。

上唇小帯が大きすぎる、また歯の近くにある場合、正中離開(上の前歯の中心が空いている状態)になる確率が高くなるでしょう。

特にこどもは、上唇小帯が大きく、上の歯の近くまであることも珍しくありません。一般的に成長とともに小さくなりますが、なかにはそのまま変わらない場合もあります。

すきっ歯を予防するためにも、歯の成長とともに上唇小帯の状態も見守りましょう。

すきっ歯をそのままにするリスク

ドミノとRISKと書かれたブロック

すきっ歯をそのままにすると、日常生活や身体に支障をきたすことがあります。すきっ歯をそのままにするリスクもしっかりと理解しておきましょう。

すきっ歯をそのままにするリスクは、以下のとおりです。

歯周病や虫歯になりやすくなる

すきっ歯をそのままにすると、歯周病や虫歯になるリスクが高くなるでしょう。

歯のすき間には食べかすやプラークが挟まりやすくなります。歯ブラシだけでは歯のすき間に挟まった汚れまできれいに落とせないため、歯間ブラシやデンタルフロスを使ってしっかりとケアをしましょう。

発音しにくくなる

すきっ歯になると、発音しにくくなります。特に、舌を上の前歯の裏側に当てて発音する「サ行」「タ行」が発音しにくくなるでしょう。

言葉を覚える大切な時期にすきっ歯になると、正しい発音を覚えられない可能性もあります。

頭痛や肩こりが起こる

すきっ歯は頭痛や肩こりの原因にもなります。

すきっ歯によって噛み合わせが悪くなり、咀嚼する力がうまく分散できないと、身体の一部分に負担がかかりやすくなります。筋肉が硬直する、また血行が悪くなると頭痛や肩こりを引き起こすのです。

マウスピース矯正ですきっ歯を治すことはできる?

マウスピースを装着している女性

では、マウスピース矯正ですきっ歯を治すことはできるのでしょうか。すきっ歯の状態にもよりますが、多くの症例ではマウスピース矯正で治すことが可能です。

マウスピース矯正ですきっ歯を治すメリット

マウスピース矯正ですきっ歯を治すメリットは、以下のとおりです。

・目立たない

・取り外しができる

・手入れが簡単

薄く透明なマウスピースを使用するため、矯正装置を付けていても目立ちません。特に、前歯のすきっ歯を治すのであれば目立たない装置を使用するマウスピース矯正がおすすめです。簡単に取り外しができるため、食事や歯磨きもしやすいでしょう。

マウスピース矯正の2つの方法

マウスピース矯正には、以下の2つの方法があります。

・部分矯正:すきっ歯などの気になる部分のみを矯正する。軽度の症例に適応できる。

・全体矯正:すきっ歯だけでなく全体的に矯正する。噛み合わせも同時に調整できる。

軽度の症例であれば、部分矯正で治療できるケースも少なくありません。部分矯正では、すきっ歯だけを矯正するため、全体矯正に比べると短期間で治療が終了し、費用も安く抑えることができます。

しかし、部分矯正では噛み合わせの調整ができません。噛み合わせも調整したい場合は、全体矯正を選びましょう。

マウスピース矯正ですきっ歯を治す方法

歯の治療器具を持っている女性

マウスピース矯正で使用するマウスピースは、現在の歯並びから少しずらした形に作られており、1〜2週間に1回の頻度で交換しながら歯を誘導していきます。「ずれ」に向かって歯を動かすことで歯並びを整えていくのです。

マウスピース矯正の流れは、以下のとおりです。

1.カウンセリング

はじめにカウンセリングを受けます。

カウンセリングではおおまかな治療方針を確認できるでしょう。また、歯並びに関する悩みや不安な点を歯科医師に伝えることも重要です。カウンセリングの際に、これから長い付き合いになる歯科医院や歯科医師の雰囲気も確認しておきましょう。

2.精密検査・診断

歯並びや顎の状態を確認するために、レントゲン・歯型・口腔内写真などをとります。その結果をもとに歯科医師が治療方針・計画を立てるのです。歯科医師から治療方針・計画の説明を受ける際に疑問点・不安点がある場合は、治療開始前に必ず確認しておきましょう。

3.マウスピースの型取り・作成

型取りをして、マウスピースを作成します。マウスピースが完成したら治療開始です。

4.治療開始

歯科医師の指示に従って、マウスピースを装着します。

マウスピースの交換頻度や通院頻度は、歯並びの状態によって異なるため、歯科医師の指示に従いましょう。また、定期的に歯科医院を受診し、計画どおりに歯が動いているか確認してもらう必要があります。

5.治療終了・リテーナー装着

治療が終了したら、後戻りを防ぐためのリテーナーを装着します。リテーナーを装着しないと、せっかく治療した歯がもとの位置に戻ってしまうため、必ず決められた時間装着しましょう。

また、治療終了後も定期的に歯科医院を受診し、歯並びや噛み合わせのチェックを受けます。

マウスピース矯正の注意点

黄色の背景の前にある白いメガホン

マウスピース矯正はメリットが多い治療法ですが、注意点もあります。すきっ歯の治療をスムーズ、かつ計画どおりに進めるためにも、以下のことに注意しましょう。

装着時間を守る

マウスピースは、1日20〜22時間以上の装着が必要です。マウスピースを決められた時間装着しないと、計画どおりに治療が進みません。治療期間が延長になるケースもあるでしょう。

また、マウスピースを外している時間が長いと、歯がもとの位置に戻ろうと動くこともあります。計画どおりに治療を進めるためにも、マウスピースの装着時間は守りましょう。

正しく装着する

マウスピースを装着する際は両手で奥歯からゆっくりと装着しましょう。正しく装着できていないと、思いもよらない方向に歯が動いてしまうリスクがあります。

通院日を守る

歯科医院の通院日は守りましょう。治療中、定期的に歯科医院を受診することで、計画どおりに歯が動いているか、口腔トラブルはないかなどチェックしてもらえます。

通院日を守らないと、万が一虫歯などの口腔トラブルの発見・対処が遅れ、結果として治療期間が延長になるケースもあるでしょう。

マウスピース矯正ですきっ歯を治すための期間

カレンダーと赤ペン

マウスピース矯正ですきっ歯を治すための期間は、以下のとおりです。

・部分矯正:2か月〜1年程度

・全体矯正:1〜3年程度

治療期間は、すきっ歯の状態によって異なります。部分矯正のほうが、全体矯正に比べると治療期間は短いです。

マウスピース矯正ですきっ歯を治すための費用

電卓・ノート・財布・現金が置かれている

マウスピース矯正ですきっ歯を治すための費用は、以下のとおりです。

・部分矯正:100,000〜700,000円

・全体矯正:600,000〜1,000,000円

費用もすきっ歯の状態によって異なります。また、マウスピース矯正は自由診療のため、歯科医院によって費用が異なるのです。

また、カウンセリングや精密検査、通院費用、リテーナー費用など、矯正治療とは別途で費用が発生する可能性もあるでしょう。

まとめ

両手人差し指で口元を指差す女性

「すきっ歯を治して、思いっきり笑いたい」と思っている方が多くいらっしゃるでしょう。

すきっ歯をそのままにすると虫歯や歯周病になるリスクが高まります。また、肩こりや頭痛など身体にも支障をきたすため、矯正治療を検討したほうがよいでしょう。

すきっ歯はマウスピース矯正で治すことが可能です。マウスピース矯正は透明の装置を使用するため、見た目を気にせずに矯正治療を受けられます。

マウスピース矯正を検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

マウスピースを持って笑う女性

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースと抜歯をするメリット!

2023年10月11日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースは、虫歯や歯周病がある場合や、前歯が大きく突出している場合などが挙げられます。

今回は、マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースやマウスピース矯正で抜歯をするメリット・デメリットなどをご紹介します。マウスピース矯正で歯を動かす仕組みも解説するので、ぜひ参考にしてください。

マウスピース矯正で歯を動かす仕組み

顎に手を当てて考える白い服の女性

マウスピース矯正では、形状の異なるマウスピースを複数作成し、治療計画に沿って交換することで歯を動かします。適度に歯に力がかかるように、40〜50枚のマウスピースを装着して理想の歯並びを目指すのが一般的です。

基本的にマウスピースの交換は1〜2週間に一度行い、一度使用したマウスピースを再度使用することはありません。

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケース

歯科医院で抜歯された歯を拡大する

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースは、以下のとおりです。

・虫歯や歯周病がある

・前歯が大きく突出している

・歯並びがガタガタしている

・上の前歯よりも下顎が前に出ている

それぞれ解説します。

虫歯や歯周病がある

重度の虫歯や歯周病がある場合は、抜歯が必要になるでしょう。歯の神経を抜くだけでは治らないほど虫歯が悪化している場合や、歯周病が重症化して歯茎や歯槽骨が弱くなっている場合などは、抜歯を行います。

マウスピース矯正に限らず歯列矯正では、歯や顎の骨に負荷がかかります。重度の虫歯や歯周病があると、治療途中で歯が抜け落ちるリスクがあるので、治療前に抜歯をするのです。

前歯が大きく突出している

前歯が大きく突出しているケースも、抜歯が必要になることがあります。前歯が大きく突出している場合は、歯がきれいに並ぶためのスペースが足りていません。抜歯によってスペースを確保する必要があります。

前歯が大きく突出してしまう原因としては、幼少期のおしゃぶりの使用や指しゃぶりの癖、口呼吸などが挙げられます。可能であれば改善しましょう。

前歯の突出度合いによって、抜歯が必要かどうかは異なります。事前に歯科医師に確認するとよいでしょう。

歯並びがガタガタしている

歯並びがガタガタしている叢生をマウスピース矯正で治療する場合、抜歯が必要になることがあります。叢生は、歯が正しい位置に生えるためのスペースが足りていないことが原因の場合が多いです。きれいに並ぶスペースが足りないことで、歯が重なり合って生える、ねじれて生えるなど、叢生になります。

顎が小さい場合や、顎のサイズに対して歯が大きい場合なども、叢生になることがあるでしょう。

軽度の叢生の場合は抜歯が必要ないこともあるので、事前に確認しましょう。

上の前歯よりも下顎が前に出ている

上の前歯よりも下顎が前に出ている反対咬合をマウスピース矯正で治療する場合、歯を動かすスペースを確保するために抜歯が必要になります。反対咬合は、上下の噛み合わせが反対になっている状態で、受け口ともよばれます。

マウスピース矯正では対応できず、ワイヤー矯正や外科手術などが必要になることもあるでしょう。

マウスピース矯正で抜歯をするメリット・デメリット

merit demeritと書かれた看板が建てられている

マウスピース矯正で抜歯をするメリット・デメリットをご紹介します。マウスピース矯正を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

抜歯をするメリット

マウスピース矯正で抜歯をするメリットは、以下のとおりです。

・歯が動きやすくなる

・顎や顔の輪郭に悪影響が出にくい

・複雑な症例でも治療できる

それぞれ解説します。

歯が動きやすくなる

マウスピース矯正で抜歯を行う最大のメリットは、歯が動きやすくなることです。歯を1本抜歯するだけで、歯を動かせるスペースを大きく確保できます。重度の出っ歯や叢生などの治療が可能になる場合もあるでしょう。

歯を動かせるスペースが大きくなれば、確実に歯が移動します。治療計画どおりに歯を動かせるので、治療計画が立てやすく、スムーズに治療を進められるでしょう。

顎や顔の輪郭に悪影響が出にくい

マウスピース矯正で抜歯をすると、治療完了後に顎や顔の輪郭などに悪影響が出にくいです。例えば、歯のスペースがあまりない状態で抜歯をせずに矯正を進めた場合、前歯が前に押し出されて口元が盛り上がるリスクがあるでしょう。

歯並びだけを重視してマウスピース矯正を進めると、顎や顔の輪郭に悪影響を与えます。歯が移動するスペースが少なく歯科医師から抜歯を勧められた場合は、抜歯をしたほうがよいでしょう。

複雑な症例でも治療できる

抜歯をすると歯を動かすスペースを確保できるので、複雑な症例でも治療できます。抜歯をすることで治療可能になる複雑な症例は、以下のとおりです。

・重度の叢生

・出っ歯

・受け口

ガタつきが多い歯並びでも、抜歯をすることで理想の歯並びを目指せるでしょう。

抜歯をするデメリット

マウスピース矯正で抜歯をするデメリットは、以下のとおりです。

・身体への負担が大きい

・費用がかかる

・治療期間が延びる

それぞれ解説します。

身体への負担が大きい

抜歯をすると、身体への負担が大きくなります。抜歯が必要なほど使えなくなった歯であれば問題ありませんが、健康な歯を抜くことに抵抗がある方もいるでしょう。身体的にも大きな負担がかかります。

抜歯後は、激しい運動ができない、湯船に入れないなど、生活の制限もあります。抜歯をすることで、骨や神経を傷つけるリスクもあるでしょう。

費用がかかる

抜歯をするには、費用がかかります。マウスピース矯正を進めるうえで健康な歯を抜く場合は保険が適用されず、1本あたり15,000円程度かかるでしょう。

マウスピース矯正の費用とは別で抜歯の費用がかかる歯科医院も多いので、事前に確認することが重要です。

治療期間が延びる

抜歯をすると、抜歯した部分の傷口を治す必要があります。抜歯をしない場合と比較すると、治療期間が延びるでしょう。

また、抜歯をするということは、歯を大きく動かす必要があるということです。歯の移動距離が大きい場合も、治療期間が延びやすいです。

矯正治療後は、保定装置を装着して後戻りを防ぐ期間が必要になります。保定期間は矯正治療にかかった期間と同程度とする歯科医院も多いので、矯正治療にかかる期間が延びると保定期間も延びるでしょう。

矯正治療にかかるトータルの期間が長期化する可能性があります。

どのタイミングで抜歯をする?

歯科医院で治療を受ける女性患者

マウスピース矯正において抜歯をするタイミングは、歯並びや治療計画によって異なります。基本的には、マウスピース矯正を開始する前に抜歯を行うでしょう。

特に、親知らずを抜かずに矯正治療を進めると、歯が動きにくいです。親知らずがある場合は矯正治療前に抜歯するでしょう。

出っ歯の場合は、歯並びを整えてから抜歯をするケースも多いです。治療中のトラブルを避けるためにも、事前に治療計画を確認しましょう。

まとめ

両手でマウスピースをもって装着する女性

今回は、マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースや、マウスピース矯正で抜歯をするメリット・デメリットなどをご紹介しました。

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースは、虫歯や歯周病がある、前歯が大きく突出しているなどが挙げられます。抜歯をするデメリットは、身体への負担が大きい、費用がかかる、治療期間が延びるなどが挙げられるでしょう。

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースやメリット・デメリットを理解したうえで、治療方法を決定しましょう。

マウスピース矯正を検討している方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

マウスピースを持った女性の手元

破損を防ぐ!マウスピースの正しい外し方や付け方を解説!

2023年8月12日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

マウスピースの外し方や付け方を誤ると、破損や変形を招き、治療期間が延びる可能性があります。再作成する場合、追加で費用がかかることもあるため注意が必要です。

今回は、マウスピースの正しい外し方や付け方、お手入れの方法について解説します。

マウスピースを正しい方法で外さないとどうなる?

顎に手を当てて考える女性

マウスピースを正しい方法で外さないと、マウスピースの破損や変形を招く可能性があります。治療が中断されることもあるため、マウスピースは正しく外しましょう。

マウスピースが破損する

無理に取り外すと、マウスピースが割れる可能性やヒビが入る可能性があります。治療効果を大きく損なうだけでなく、破損したマウスピースを装着することで口腔内を傷つけるリスクもあるでしょう。

マウスピースに異常を感じた場合、特に割れやヒビに気づいた場合は、自分で解決しようとせずに、歯科医院に連絡してアドバイスを受けてください。

マウスピースが変形する

正しくない方法で外すと、マウスピースが変形する可能性があります。変形したマウスピースを強引に装着すると歯に適切でない力が加わり、歯列から浮くこともあるでしょう。歯茎を痛める原因となるため、避けなければなりません。

マウスピースが適切に装着されないと、治療計画どおりに歯が動かない可能性もあります。マウスピースが意図しない方向に力を与え、治療期間が延びることがあるのです。

アタッチメントが取れる

歯の表面に設置されるアタッチメントは、歯に適切な力を加える役割を果たします。マウスピースを間違った方法で強引に外すと、アタッチメントが取れることがあるのです。

アタッチメントが取れると、予定している力が歯に加わらず、治療の効果が十分に得られません。アタッチメントが取れること自体が、マウスピースの破損や歯と歯茎にダメージ与えるリスクもあります。

マウスピースの正しい外し方

マウスピースを装着する女性

マウスピースの正しい外し方を解説します。治療期間を延ばさないためにも、正しくマウスピースを取り外して破損や変形を防ぎましょう。

上顎のマウスピースを外す場合

上顎のマウスピースを外す際は、左右どちらかの奥歯から外すのが基本です。マウスピースと歯の間に指を引っかけ、指を下に向かって押し出すと、マウスピースが浮き上がります。

次に、反対側の奥歯部分も同様に指で下に押し出し、マウスピースを浮かせます。マウスピースの両端が浮き上がり、中央部分だけが歯に引っかかっている状態になるでしょう。中央だけが歯に引っかかっている状態で、前歯部分に手を添えて下方向に軽く引っ張ると、マウスピースがスムーズに外れます。

上記の外し方を行えば、マウスピースを破損させずに取り外せます。アタッチメントが取れることもないでしょう。

下顎のマウスピースを外す場合

上顎のマウスピースと同様に、左右の奥歯部分から外し始めます。

下顎のマウスピースは、上に押し出すように外してください。上に押し出すように力をかけると、マウスピースが歯から浮きます。次に、前歯部分に指を添えて上方向に引っ張ります。

アタッチメントを装着している場合

アタッチメントが設置されている場合も、マウスピースの取り外し方は基本的に同じです。

まず、奥歯の内側から外し、そのあと前歯部分を外しましょう。奥歯の外側から外そうとするとアタッチメントが取れる可能性があるため、必ず内側から外してください。アタッチメントが引っかかってマウスピースを外しづらい場合は、マウスピースを広げるようにすると、無理なく外せます。

上記の手順で外せば、アタッチメントを傷つけずにスムーズにマウスピースを外すことが可能です。

マウスピースの正しい付け方

マウスピースを両手で持って笑う女性

治療効果を最大限に発揮するには、外し方だけでなく、付け方にも気を付けなければなりません。

以下、マウスピースの正しい付け方をご紹介します。

マウスピースの上下を確認する

マウスピースの装着前に、上下を確認しましょう。一般的に、前歯部分が大きいマウスピースが上側、小さいマウスピースが下側に対応します。人間の顎の形状で、上顎の前歯のほうが大きく、下顎の前歯は上顎の前歯よりも小さいからです。

上下を逆に装着すると、マウスピースの破損や変形につながる可能性があります。治療効果に影響を及ぼすだけでなく、新たなマウスピースの作成が必要になるかもしれません。マウスピースの再作成には費用が発生する場合もあるため、十分に注意してください。

マウスピースを装着する

マウスピースを装着する際は、前歯から始めて奥歯に向かって指で押さえます。マウスピースを歯列にしっかりと密着させましょう。

マウスピース矯正を始めたばかりの段階では装着に慣れていないため、鏡を見て確認しながら装着してください。

マウスピースを歯列に馴染ませる

マウスピースを装着する際に直接噛んで装着しようとすると、マウスピースが割れる危険性があります。

マウスピースを装着する際は、チューイーというシリコンゴム製のロールを使用して、マウスピースを歯列に密着させることが推奨されています。特に、前歯部分はマウスピースが浮きやすいため、注意して装着してください。

マウスピースを装着した直後は、多少の圧迫感があることがあります。マウスピースが正しく装着され、適切な圧力が歯にかかっている証拠なので、心配する必要はありません。圧迫感は、時間の経過とともに減少します。

インビザラインのお手入れの仕方

床に置かれたマウスピースとフロスと歯ブラシ

インビザラインを破損・変形させないためには、適切なお手入れが必要です。マウスピースを清潔に保つためのお手入れの仕方を解説します。

装着前にマウスピースを水で洗う

マウスピースを装着する前は、必ず清潔な流水で洗浄しましょう。マウスピースに付着した細菌が増殖し、虫歯や歯周病の原因となる可能性があるからです。

特に、食後の口腔内は食べ物の残りかすなどによって細菌が増えやすい状態になっています。食後すぐにマウスピースを洗浄できない場合でも、できるだけ早く洗いましょう。

やわらかめの歯ブラシで優しく磨く

マウスピースの細かな汚れを落とすには、歯ブラシの使用が効果的です。特に、マウスピースの歯型部分に溜まった汚れは、手指だけでは取り除くことが難しい場合があります。そのため、歯ブラシを用いて優しくブラッシングしてください。

力を入れすぎて磨くと、マウスピースに傷がつく可能性があります。毛先がやわらかい歯ブラシでゆっくりと丁寧に磨くことで、傷を防ぎながら清潔にできるでしょう。

マウスピース専用洗浄剤を使用する

基本的に水で洗浄するだけでも十分に汚れが落ちますが、さらに清潔に保ちたい場合は専用の洗浄剤を使用するとよいでしょう。洗浄剤を使うことで、水洗いだけでは取り除くことが難しい汚れやにおいを効果的に除去できます。

ただし、使用する洗浄剤は、マウスピース専用のものを選びましょう。入れ歯用の洗浄剤とマウスピース用の洗浄剤は成分が異なるため、適切なものを用いないとマウスピースが損傷する可能性があります。

マウスピースを乾燥させる

マウスピースを洗浄したあとは、水分をしっかりと取り除くことが大切です。

濡れた状態で放置すると細菌が繁殖し、口臭の原因となる可能性があります。ティッシュペーパーや乾燥タオルを使用して、マウスピース全体を丁寧に拭いて完全に乾燥させましょう。マウスピースの衛生状態を保ち、口腔内環境も良好に維持することができます。

マウスピース専用のケースで保管する

マウスピースは小さく繊細なため、取り外したあとに無造作に放置すると、紛失や破損につながるおそれがあります。特にペットを飼っている場合、遊び道具と誤認され噛まれる可能性があるでしょう。外出先での着脱の際には、ティッシュに包んで捨てるなどのトラブルも考えられます。

マウスピースを外したあとは、必ず専用のケースで保管しましょう。ケースで保管することで、マウスピースの安全性を確保すると同時に清潔さも維持できます。日頃から専用のケースで保管する習慣を身につけることで、トラブルを未然に防ぐことが可能です。

お湯を使用しない

マウスピースは熱に敏感で、高温の環境下では変形するリスクがあります。

洗浄の際に40度以上の熱湯を使うことは避けましょう。マウスピースが変形するとフィット感を損ない、治療の効果を阻害する可能性があります。

歯磨き粉を使用しない

歯磨き粉は、歯の汚れを落とすために研磨剤という成分を含んでいます。研磨剤は歯の汚れを除去するのに効果的ですが、マウスピースに微細な傷をつけてしまいます。

微細な傷は、肉眼では確認しにくいものの汚れが溜まりやすくなり、マウスピースの黄ばみやにおいの原因になるでしょう。マウスピースの清掃には歯磨き粉を使用せず、専用の洗浄剤や水で洗ってください。

まとめ

床に置かれた2枚のマウスピース

マウスピースを正しい方法で外さないと、破損や変形を招きます。マウスピースが破損や変形をすると、治療が中断する可能性があり、治療期間が延びたり追加の費用が必要になったりすることがあります。治療効果を最大限に発揮させるために、マウスピースの正しい外し方と付け方を習得しましょう。

治療を順調に進めるためには、適切なお手入れも欠かせません。食後は必ず流水で洗い、清潔にしてからマウスピースを装着してください。正しい外し方や付け方ができているか不安な場合は、一度歯科医院で確認してもらうとよいでしょう。

マウスピースの取り扱いでお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

もりかわ歯科での出っ歯の治療の仕方を大公開!

2023年8月9日

もりかわ歯科での出っ歯の治療の仕方を大公開!

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
今回は、「もりかわ歯科での出っ歯の治療の仕方を大公開!」です。
前回は、出っ歯の原因などを詳しく「出っ歯の原因を大公開!」でご説明させて頂きました。

今回は、出っ歯を治療する方法を解説していきます。
もりかわ歯科では、沖縄、東京、四国など遠方からインビザライン矯正に通ってくださる患者様がいらっしゃいます。
その中で、香川県からの患者さんの症例を基にお話しさせて頂きます。

初めて来られた時の一番の訴えは「前歯が出ているのが気になる」でした。
当院を受診される前は香川県で3医院ほど矯正相談に行かれて「前歯を引っ込めるには抜歯をしないといけないです」と言われたみたいです。
ただ、抜歯はどうしてもしたくないということで当院を見つけて下さり来院されました。
どのように出っ歯の治療を考えて計画を立ててそして変化するのかを解説していこうと思います。
出っ歯は気になるけどなかなか矯正治療のハードルが高くて一歩踏み出せない方は是非、ご覧ください。

出っ歯の治療方法は?

出っ歯の治療方法は?

一言に出っ歯の治療と言ってもいくつかの治療方法があります。
下に主な治療方法を挙げていきます。

【1. 歯列矯正治療】

歯列矯正は、出っ歯の最も一般的な治療法です。歯の位置を調整することで、歯並びを改善します。従来のブラケットとワイヤー矯正法から、透明なアライナーを使用したインビザラインまで、さまざまな歯列矯正オプションがあります。アライナーは透明で目立ちにくく、装着時の違和感も少ないため、成人にも人気です。

【2. 口腔外科手術】

重度の出っ歯の場合、歯列矯正だけでは改善が難しいことがあります。このような場合、口腔外科手術が検討されることがあります。手術によって、顎の骨を修正することで出っ歯を改善します。手術は、歯列矯正と併用される場合もあります。

【3. その他の治療法】

出っ歯の症状によっては、他の治療法も適用されることがあります。例えば、軽度の出っ歯にはボンディングやホワイトニングなどの対応が考えられます。また、口呼吸や舌の癖によって出っ歯が進行している場合には、関連する問題を解決するために専門的な治療が必要です。
治療法は様々あります。今回詳しくご説明させて頂くのは『歯列矯正』での出っ歯の治療方法です。

もりかわ歯科での出っ歯の治療方針

『歯列矯正』での治療方針でも様々あります。
当院で一番大切にしていることは『歯を抜かない』ことです。
勿論、症例によってはやむを得ず歯を抜かないといけない症例もございます。
ただ、歯を抜いてしまうと戻ってきません。
では、どのようにして前歯が出ている状態を治していくのか?という所を1症例を基に詳しくご説明させて頂きます。

インビライン矯正 『出っ歯』治療方針

インビザライン矯正前(初診)

インビザライン矯正前の状態(初診時)

インビザライン矯正前の状態です。
前歯が出ている状態でした。大体、親指が1本分位入るスペースがありました。
問診を進めていくと偏頭痛や肩こりや顎の痛みなど身体の不調もありました。
骨格をレントゲン撮影した分析結果
骨格のレントゲン撮影をして分析した結果
上顎は正常、下顎が後方位という分析がでました。
この患者さんの『出っ歯』になっている原因は、上顎が出ている訳ではなく、下顎が後ろに下がっていることが原因だと診断しました。
治療計画としては下顎を前に誘導して『出っ歯』を解消するような治療計画になりました。

インビザライン矯正8カ月後

インビザライン矯正8カ月後

インビザライン矯正8カ月後の状態です。
下顎を前に誘導する事と上の前歯の角度を改善することによってここまで『出っ歯』を解消することが出来ます。
もし、歯を抜いて(抜歯して)いたと思うと未来は変わってしまいますよね。
身体のことなので必ず下顎を前に誘導出来るわけではありません。
ただ、まずは戻れる治療から開始することは大切だと思います。

インビザライン矯正のビフォーアフター
インビザライン矯正前とインビザライン矯正8カ月後です。
たった8カ月で『出っ歯』は解消することが出来ます。
『出っ歯』で悩まれている方は一度、是非お問合せ下さい。

いかがだったでしょうか?

今回は、「もりかわ歯科での出っ歯の治療の仕方を大公開!」でした。
前回は出っ歯の原因を解説し、今回は実際の症例を基にもりかわ歯科での出っ歯へのアプローチを解説させて頂きました。
8カ月でここまで変化します。
口元にコンプレックスを抱えてなかなか思いっきり笑えないと悩んでらっしゃる方は是非、勇気を振り絞ってお悩みを打ち明けて下さい。

当院は、全国で1%しか獲得できないダイヤモンドプロバイダーです。
安心してご相談ください。皆様にお会いできることを楽しみにしております。

2年連続大ヤモンドプロバイダー年間150症例達成

歯を抜歯せずに重なっている前歯を治療したインビザライン矯正症例

2023年8月7日

歯を抜歯せずに重なっている前歯を治療したインビザライン矯正症例

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
今回は、「歯を抜歯せずに重なっている前歯を治療したインビザライン矯正症例」です。
2021年11月に来院された20代女性のインビザライン矯正の症例です。
他院では抜歯をしないと歯は並べられないと断られて当院に矯正相談に来られました。
どのように歯並び変化したのかをどのように治療計画を立案させたのかを詳しくご説明させて頂きます。
歯並びが悪く悩んでいる方は是非、最後までお読み下さい。

まず、インビザラインとは?

インビザライン矯正とは

インビザラインは、近年急速に人気を集めている歯列矯正治療法です。従来のブラケットやワイヤーを使用しない、透明なプラスチック製のアライナーを用いて歯の位置を調整するものです。
インビザライン矯正の一番の特徴は、アライナーが透明であることです。つまり、装着していることが目立ちにくく、外見上の美観を損なうことなく歯を矯正することができるのです。これは、特に成人やプロフェッショナルな環境で働く人々にとって非常に魅力的です。

一人一人に合わせてマウスピース(アライナー)をカスタムメイド

インビザラインは、個々の患者に合わせてカスタムメイドされるため、矯正の過程が非常に効率的で正確です。矯正計画は、先進的な3Dテクノロジーを活用して歯科医師によって立案され、患者には透明なアライナーが一連のステップごとに交換されることによって歯列の移動が進められます。
従来の方法であるワイヤー矯正と比較して、インビザラインにはいくつかの利点があります。まず、食事の際にアライナーを外すことができるため、普段の食事や歯磨きが簡単に行えます。また、ブラケットやワイヤーがないため、口内への刺激や違和感も少なく、快適な矯正体験が期待できます。
ただし、すべてのケースに対して適しているわけではありません。治療が複雑な場合や重度の歯列不正がある場合には、他の矯正治療法が選択されることもあります。そのため、インビザラインを検討する際には、歯科医師との十分な相談と評価が必要です。
最後に、インビザラインの治療期間は個人によって異なりますが、通常は一般的なブラケット矯正と比較して短く済む場合もあります。
インビザラインは、透明で効果的な歯列矯正治療法として、多くの患者に選ばれています。その美観と利便性から、歯を矯正したいと考えている方にとって、優れた選択肢の一つとなるでしょう。しかし、最適な治療法を見つけるためには、経験豊富な歯科医師との相談が欠かせません。

「歯を抜歯せずに重なっている前歯を治療したインビザライン矯正症例」治療の流れ

インビザライン矯正(初診)

インビザライン矯正前(初診時)

インビザライン矯正(初診)の状態です。
右下の前歯は3列に重なっており、スペースが足りていない状態でした。
他院では、内側に重なっている2番目の歯を抜歯する計画だったみたいです。
当院では、矯正する時にスペースが足りなく抜歯することはありますが、今回の場合は一番後ろに親知らずが萌えおり虫歯になっていた為、親知らずを抜歯して歯を後ろに下げる計画を立ててインビザライン矯正をスタートすることになりました。

インビザラインの計画

インビザライン矯正前の状態(初診時)

インビザライン矯正前の下顎の状態(シミュレーション画像)です。
右下の前歯に重なりがあるのでまずは奥歯を後ろに下げる計画を立てました。

矯正10カ月後

大体、矯正開始から10カ月後の状態(シミュレーション画像)です。
3番目と4番目の歯の間にスペースができているのがわかると思います。
ここまでスペースを確保することが出来たらあとは、前歯を動かしていき歯並びを整えていきます。

矯正15カ月後

大体、巨巣正解しから15カ月後の状態(シミュレーション画像)です。
スペースを使う事で前歯を綺麗に並べることが出来ます。
抜歯をせずに奥歯からスペースを作ることで重なっていた前歯を綺麗にすることが出来ます。
実際の15カ月後の状態を写真でも見てみましょう。

インビザライン矯正15カ月後

矯正前とインビザライン矯正15ヶ月後の比較_1

インビザライン矯正15カ月後の実際の写真です。
まだ、終わっていませんがかなり綺麗になりました。
患者さんからは
「抜歯なしでこんなに早く綺麗になると思わなかった。
ずっと歯と歯の間に物が挟まり気になっていたけど、磨きやすくなり快適になりました。」と嬉しい声を頂きました。

矯正前とインビザライン矯正15ヶ月後の比較

矯正前とインビザライン矯正15ヶ月後の比較_1

インビザライン矯正前とインビザライン矯正15カ月後です。
こんなに変化があります。
患者さんが仰っていたように
歯並びは勿論、綺麗になることが目的ではあるが、虫歯のリスクや歯周病のリスクを下げる効果もあります。

3カ月に1回歯医者に通っているけど虫歯を続々と発見された経験はありませんか?
お口の中の環境が関係しているかもしれません。
インビザライン矯正は重度な歯並びでも技術があれば治すことが出来ます。

いかがだったでしょうか?

今回は、「歯を抜歯せずに重なっている前歯を治療したインビザライン矯正症例」でした。
下の歯並びがわるいと矯正相談にこられる方は多いです。
虫歯、歯周病の悪化にも繋がりますので早期に治療されることをおすすめします。

歯並びは気になるが時間がかかるのでは?や自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?と勇気が出ずに一歩踏み出せない方は
勇気を振り絞って是非、お問合せ下さい。
当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。
インビザライン矯正にご興味ある方はこちらからお問合せ下さい。
来週の月曜日もインビザライン矯正症例ブログをお楽しみ下さい。
インビザライン治療の詳しい内容はこちら

ダイヤモンドプロバイダーの森川康司

黒い机に置かれたマウスピースと専用のケース

矯正中にマウスピースが浮く原因と対処法をわかりやすく解説!

2023年7月11日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

「マウスピースが浮く」とは、何らかの理由でマウスピースが歯に密着しておらず、歯とマウスピースにすき間ができている状態のことをいいます。

マウスピース矯正は、薄い透明のマウスピースを装着することで歯並びを整える矯正治療です。マウスピースと歯の間にすき間があると、歯並びが整わないなどのトラブルの原因になるかもしれません。

今回は、マウスピースが浮く原因やマウスピースが浮く際にできる対処法を解説します。マウスピース矯正中の方は、ぜひ参考にしてください。

マウスピースが浮くとはどのような状態?

マウスピースを歯に装着する女性の口元

何らかの理由でマウスピースが歯に密着できていないことで、歯とマウスピースにすき間ができている状態のことを、マウスピースが浮くといいます。以下、部位ごとに解説します。

前歯が浮くケース

前から数えて2、3番目の歯が浮くことが多いです。原因としては、前歯にアタッチメントをつけていないことが挙げられます。

アタッチメントとは、歯の表面に固定するボタンのようなもので、歯とマウスピースを密着させ、効率的に矯正治療をすすめる目的で利用されます。アタッチメントは歯に近い色なので目立ちにくいですが、前歯だと見えることもあるため装着しない方も多いです。

歯とマウスピースが密着せず、前歯部分のマウスピースが浮くことがあるでしょう。

奥歯が浮くケース

奥歯は、前歯に比べて高さがないので、マウスピースが浮くことがあります。前歯よりも奥歯の高さが低いことで、歯とマウスピースが密着しづらいことが原因です。

また、マウスピース矯正では、食事や歯磨き以外の時間は常にマウスピースを装着しなければなりません。マウスピースの厚さは0.5mm程度ですが、上下の歯に装着すると1mm程度の厚みになります。マウスピースの厚み分、前歯よりも先に奥歯が噛み合って奥歯が沈み込むことで、奥歯が浮いたように感じることがあります。

特に、食いしばりや歯ぎしりがある方は、奥歯部分のマウスピースが浮きやすいでしょう。

1本だけ浮くケース

前歯の2、3番目の歯が1本だけ浮くことが多いといわれています。ほかの歯に比べて歯が小さいことや、前歯の移動量が多いためにうまく歯が動いていないことが原因といえるでしょう。

歯の高さが足りない場合は、歯を引っ張る挺出(ていしゅつ)という処置が必要になることもあります。

歯の根元が浮くケース

歯の根元だけが浮くケースは、マウスピースの装着の仕方に問題がある場合が多いです。

新しいマウスピースは歯の根元まで入りづらいですが、交換後2〜3日である程度歯が移動し、改善されるでしょう。

一部だけ浮くケース

一部の歯だけが浮くケースは、マウスピースが適切に装着できていない、装着時間が守れていないなど、さまざまな理由が考えられます。

マウスピースの装着方法を見直しても改善しない場合は、歯科医師に相談しましょう。

マウスピースが浮くのは大丈夫?

顎に手を当てて悩むシャツの女性

マウスピースから1mm未満浮くのであれば徐々に改善されることが多いため、基本的には問題ありません。初めてマウスピースを装着したときや新しいマウスピースに交換した直後は、2〜3日程度様子をみましょう。

ただし、マウスピースが1mm以上浮いている場合は、何らかの問題が起きている可能性があります。なるべく早く歯科医師に相談してください。

マウスピースが浮く原因

下を指差す青い服を着た女性

マウスピースが浮く原因は、以下のとおりです。

マウスピースが馴染んでいない

新しいマウスピースの装着後2〜3日間は、マウスピースの形に合わせて歯が動く期間です。マウスピース矯正を開始した直後やマウスピースを交換した直後は、歯並びとマウスピースの形状のずれが大きいため、マウスピースが浮くことがあります。

歯が動くことで徐々に改善されることが多いので、しばらく様子をみましょう。

マウスピースの装着時間が短い

マウスピース矯正は、1日20時間〜22時間以上マウスピースを装着しなければいけません。装着時間が短いと、予定している位置までスムーズに歯が動かず、マウスピースが浮くことがあります。

マウスピースの取り外し回数が多い

1日に何度もマウスピースを取り外すと、マウスピースの変形や破損を引き起こし、マウスピースが浮く原因になります。

取り外し回数が多いと、マウスピースの装着時間も短くなるでしょう。食事や歯磨き以外の時間は装着しましょう。

治療計画どおりに歯が動いていない

マウスピース矯正では、治療計画をもとにマウスピースを作成します。

しかし、歯の動き方には個人差があるため、実際に治療を始めると治療計画どおりに歯が動かないことがあります。予定した位置に歯が動かないことで、マウスピースが浮くと考えられるでしょう。このような場合は、歯科医師に相談しましょう。治療計画の見直しをしたほうがよいかもしれません。

マウスピースの順番を守っていない

マウスピース矯正は、治療前に1回歯型を採取することで、治療終了までに必要なマウスピースを一括で製作できます。

マウスピースの順番はわかるようになっていますが、1つ先のマウスピースを装着するなど、マウスピースの順番を間違えるとマウスピースが浮くため注意が必要です。

チューイーを使用していない

チューイーとは、マウスピースを装着する際に使用する、歯とマウスピースを密着させるためのツールです。

マウスピースが浮く場合は、チューイーを使用して正しくマウスピースを装着しましょう。

マウスピースが破損している

マウスピースの破損や変形は、マウスピースが浮く原因になります。特に、歯ぎしりや食いしばりのある方は、マウスピースが破損しやすいため注意が必要です。

変形や破損、紛失の原因になるのは、マウスピースを外したときにティッシュなどに包んで保管した場合などです。マウスピースを破損・紛失すると、マウスピースの作り直しが必要になってしまいますので、マウスピースを外したときは専用のケースに入れて保管しましょう。

マウスピースが浮くときの対処法

鏡で自分の歯の状態を確認する女性

マウスピースが浮くときの対処法は、以下のとおりです。

マウスピースの装着時間を守る

マウスピースの装着時間が短い、マウスピースをつけ忘れる日が多いなど、マウスピースの装着時間を守っていないと、マウスピースが浮く原因になります。1日の取り外し回数が多いことも装着時間が短くなる要因です。

マウスピースの装着時間を守れているか見直しましょう。

チューイーを使用する

正しくマウスピースを装着できていないと、マウスピースが浮きます。

新しいマウスピースを装着するときは、しっかりチューイーを噛む、マウスピースが浮く部分は重点的に噛むなどで対処しましょう。

1つ前のマウスピースの装着期間を長くする

予定している位置に歯が動いていない場合、1つ前のマウスピースの装着期間を延ばすことで、マウスピースの浮きを改善できることがあります。歯が動いていないのに新しいマウスピースに交換すると、予定外の方向に歯が動く原因にもなります。

1つ前のマウスピースの装着期間を延ばすなど、治療計画どおりの位置に歯を動かすことが大切です。

歯科医師に相談する

前歯が浮く、歯とマウスピースの間が1mm以上浮いているなどの症状がみられる場合は、なるべく早く歯科医師に相談しましょう。

歯科医院では、主に以下の対処がなされます。

・追加でマウスピースを作成する

・部分的にワイヤー矯正を行う

・顎間ゴムをかける

予定した位置まで歯が動いていない場合、追加でマウスピースを作り、治療計画の修正をしなければいけません。マウスピースの作成には1か月程度必要なため、その分、費用や期間がかかるでしょう。

歯の移動がスムーズに行われないことが原因でマウスピースが浮く場合、部分的にワイヤー矯正を行う、顎間ゴムをかけるなど、マウスピース矯正とほかの矯正方法を併用することがあります。

マウスピースが浮くことで、計画どおりに治療がすすまない、予定外の方向に歯が動くなどのトラブルが起きる可能性があります。マウスピースが浮く場合は、歯科医師に相談しましょう。

まとめ

机の上に置かれた歯科用器具とカルテとマウスピース

「マウスピースが浮く」とは、歯とマウスピースが密着していないことで、すき間ができている状態のことです。マウスピースが浮く原因としては、装着時間が短い、アタッチメントを装着していない、チューイーを使用していないなどが挙げられます。

新しいマウスピースに交換した直後にマウスピースが浮くことがありますが、徐々に歯が動いて改善されるため、1mm程度であれば問題ありません。1mm以上マウスピースが浮いている場合は、装着時間を守る、チューイーを噛むなどで対応し、改善しない場合は歯科医師に相談しましょう。

マウスピース矯正でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。