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マイオブレース治療をしている女の子

マイオブレースにかかる費用はどのくらい?内訳や治療できる症例も紹介

2025年1月8日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

マイオブレースとは、小児の予防矯正に用いられる装置のひとつです。口周りの筋肉のバランスを整えることで悪い習慣を改善し、適切な顎の成長を促す目的で用いられます。

しかし、治療は保険適用外の自由診療となるため、ある程度まとまった費用がかかります。

そこで今回は、マイオブレースの費用や適応症例、使用開始時期、費用を抑えるためのポイントなどについて詳しく解説します。お子さんの矯正治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

マイオブレースとは

マイオブレースを装着する様子

マイオブレースとは小児矯正に用いられる装置のひとつで、口周りの筋肉のバランスを整える目的で使用されます。装置はマウスピース型で自由に取り外しができるため、食事や歯磨きは普段通りに行うことが可能です。

1日あたりの装着時間は、日中1時間と就寝中となります。口呼吸などの悪い習慣を改善し、鼻呼吸や正しい舌の位置、正しい飲み込み方などを身につけることで口周りの筋肉を正常に発達させ、永久歯が収まるためのスペースを確保します。

なお、マイオブレースを装着するだけではなく、口周りの筋肉を鍛えるためのトレーニングを1日2回程度続けていく必要があります。

マイオブレースの費用

マイオブレースにかかる費用のイメージ

マイオブレースは保険適用外の自費診療となり、費用の目安は40万円前後です。治療前の検査に2万円程度、マイオブレースに40万円程度、定期検診に5,000円程度、トレーニング料として1回あたり5,000円程度の費用がかかります。

治療前に行われる検査には、レントゲン撮影や口腔内写真の撮影、歯列の型取りなどが含まれます。

なお、検査や定期検診、トレーニングにかかる費用はあらかじめマイオブレースの費用に含まれていることもありますので、事前に治療を受ける歯科医院で確認しましょう。

マイオブレースで矯正できる症例

歯並びが悪くマイオブレースで矯正を検討する子供の歯

子どもの歯並びが乱れるのには、口周りの筋肉の間違った使い方や口呼吸、舌癖などが関係しています。マイオブレースはこのような悪い習慣を改善することを目的としていますので、さまざまな症例に対応できます。ここでは、おもな4つの症例について解説します。

叢生(そうせい)

叢生(そうせい)とは、歯と歯が重なり合って生えていたり部分的に飛び出して生えていたりする凸凹した歯並びのことを指します。叢生は小児の歯列不正のなかで最も多い症例です。

このような歯並びは、顎が小さく、歯が並ぶためのスペースが足りないことが原因で引き起こされます。

上顎前突

上顎前突は出っ歯とも呼ばれ、叢生の次に多い歯列不正のタイプです。その名の通り、上顎の前歯が前方に突き出すように生えている状態を指します。

このタイプの歯並びは、遺伝や上下の顎のバランスが悪いことが原因で引き起こされます。また、下唇を噛む癖によって引き起こされることも考えられるでしょう。

下顎前突

下顎前突は反対咬合や受け口とも呼ばれ、下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態のことです。このような歯並びは、遺伝や上下の顎のバランスの悪さなどが関係しています。歯列不正のなかでも治療が難しく、長期的な治療が必要となるケースもあります。

開咬(かいこう)

開咬(かいこう)とは、奥歯を噛み合わせた際に前歯にすき間ができている状態を指します。開咬は長期的な指しゃぶりや口呼吸、遺伝などが原因で引き起こされます。

前歯で食べ物を噛み切ることができないため、奥歯に負担がかかりやすく、発音にも影響が出ることが考えられるでしょう。

マイオブレースの使用開始時期

永久歯が生え始めマイオブレースで矯正を始めた女の子

マイオブレースは、乳歯が生え揃った頃から永久歯へと生え変わるタイミングで始めることが一般的です。予防矯正の場合は、顎の成長を利用して進めることで効果が得られるため、遅くとも永久歯が生え始める5〜8歳頃までには始めることが望ましいでしょう。

ただし、永久歯が生え始めるタイミングや顎の成長には個人差があり、適切な開始時期はお子さんによって異なります。また、実際に予防矯正が必要かどうかを判断するためには歯科医師の診察を受ける必要があります。

マイオブレースに保険は適用される?

マイオブレースに保険は適用されるのか考えるイメージ

先にも述べた通り、マイオブレースは保険適用外の自費診療となるため、治療にかかる費用は高額になる傾向にあります。

しかし、マイオブレースは口腔内の環境を整え、歯並びが乱れる原因を改善する効果があるため、将来的に矯正治療にかかる費用を抑えられるというメリットがあります。もし永久歯が生え揃ってから矯正治療が必要となった場合でも治療期間を短縮できる可能性が高いでしょう。

マイオブレースは医療費控除の対象になる?

マイオブレースは医療費控除の対象になるのか考えるイメージ

医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合に税金の一部が還付される制度のことです。

マイオブレースも医療費控除の対象となりますので、確定申告をすれば納めた税金の一部が戻ってくる場合があります。医療費控除を申請するためには治療を受けた際の領収書が必要となるため、保管しておきましょう。

なお、医療費控除が受けられるのは審美目的ではなく、治療目的とした矯正治療のみとなります。噛み合わせや機能面の問題を改善するための矯正治療は医療費控除の対象となりますが、見た目を改善することを目的とした矯正治療の場合は対象外となります。

お子さんの場合、見た目の改善だけを目的として矯正治療を行うことはほとんどありません。医療費控除をお考えの方は事前にかかりつけの歯科医院で確認しておくと安心です。

マイオブレースの費用を安く抑えるポイント

マイオブレースの費用を安く抑えるポイントのイメージ

マイオブレースは保険適用外の治療ですので、費用が高額となります。そのため、少しでも治療にかかる費用を抑えたいと考える方は多いのではないでしょうか。ここでは、費用を安く抑えるためのポイントについて解説します。

デンタルローンを利用する

治療にかかる費用負担を軽減する方法として、デンタルローンが挙げられます。デンタルローンとは、歯科治療にかかる費用を分割払いで支払うことができる制度のことです。

治療にかかる費用を減らすことはできませんが、1回ごとに支払う金額が抑えられるため、結果的に経済的な負担を軽減できるでしょう。なお、歯科医院によってはデンタルローンに対応していないこともありますので、事前に確認しましょう。

医療費控除を申請する

先にも述べた通り、噛み合わせや機能面の改善を目的とした小児矯正にかかる費用は医療費控除の対象となります。確定申告をすることで税金の還付が受けられますので、少しでも費用負担を抑えたいという方は申請するとよいでしょう。

複数の歯科医院で見積もりをとる

マイオブレースは保険適用外の自費診療ですので、歯科医院によって価格設定が異なります。そのため、複数の歯科医院で見積もりをとり、比較検討することも方法のひとつです。

なお、矯正費用のなかに検査や定期検診、トレーニングにかかる費用などが含まれている場合とそうでない場合がありますので、事前に確認することが大切です。

マイオブレース以外の小児矯正の費用

マイオブレース以外の小児矯正の費用について紹介する女性

マイオブレース以外にも、小児の予防矯正に用いられる装置はあります。マイオブレースと同様に口周りの筋肉のバランスを整える目的で使用されるものとして、プレオルソと呼ばれる装置があります。

どちらも自由に取り外しができるマウスピース型の矯正装置ですが、マイオブレースは片顎型のシリコン製、プレオルソは上下一体型のポリウレタン製です。プレオルソのも保険適用外の自由診療となりますが、費用は約3万〜20万円とマイオブレースよりも安い傾向にあります。

ただし、対応できる症例が限られるため、どのような予防矯正の方法がお子さんにあっているのかを歯科医院で確認する必要があるでしょう。

まとめ

マイオブレースで矯正をして歯並びが良くなった男の子

マイオブレースは保険適用外の自由診療ですので、費用が高額になります。

しかし、早期に口周りの筋肉のバランスを整えて悪い習慣を改善することにより、将来的にかかる矯正治療の費用を抑えることにもつながるでしょう。お子さんに合った矯正方法は歯並びや顎の状態などによっても異なりますので、まずは歯科医院へご相談ください。

小児矯正を検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

歯が欠損したらそのまま放置しては絶対ダメ!3つの対処法を詳しく解説

歯が欠損したらそのまま放置しては絶対ダメ!3つの対処法を詳しく解説

2025年1月8日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

 

「歯が欠損したけどどうしよう」

「1本くらいなら大丈夫かな」

などとお悩みではありませんか。

歯を失ったまま放置するのはとても危険です。たとえ1本でも欠損を放置すると大きな問題を引き起こしてしまいます。

この記事では、欠損をそのまま放置してはいけない理由と歯の欠損に対する3つの対処法「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」について詳しく解説しましょう。

歯の寿命

歯の寿命

まず、歯の寿命とは何かについて解説します。

みなさんは「虫歯になっても治療すれば治る」と思っていませんか。

じつは、虫歯を治療すれば治るという認識は間違っています。一度虫歯になってしまうと、治療しても歯と詰め物・被せ物の隙間から細菌が入り再発を繰り返すことが多いのです。

再発を繰り返すと虫歯は徐々に進行し、神経まで到達してしまうことがあります。そうなると神経をとって被せ物をつけることに。

その後、被せ物の下が虫歯になっても傷みを感じられず虫歯が進行し、最終的に歯が抜けて歯の寿命を迎えてしまいます。

 

歯が抜けたまま放置してはいけない理由

歯が抜けたまま放置してはいけない理由

歯が抜けたとき、そのまま放置しては絶対にダメです

ここでは、歯が抜けたまま放置してはいけない理由を解説します。

 

隣在歯が倒れてかみ合わせが悪くなる

隣在歯が倒れてかみ合わせが悪くなる

歯の欠損を放置すると、隣在歯が倒れてかみ合わせが悪くなります。


隣在歯とは、隣り合う歯のこと。隣在歯は、互いに接触し支え合うことにより、定位置を保ち歯並びを維持しています。

ところが、もし奥歯の6番目がなくなった場合、5番目と7番目の隣在歯が欠損した部分に向かって倒れてきます。するとかみ合わせが変わり、大きな負担がかかるため周りの歯もダメになってしまうのです。

 

1本の歯の欠損から全身のトラブルへ

1本の歯が欠損することで連鎖的に周りの歯が健康を損ない、以下のように口内環境だけでなく、全身の問題を引き起こす可能性があります。

歯を失うことからつながる可能性がある全身のトラブルとは、以下のとおりです。

【口内環境のトラブル】

  • ✅️隣在歯の傾斜によるかみ合わせの悪化
  • ✅️虫歯や歯周病のリスク大
  • ✅️周囲の歯の損傷 など

 

【全身のトラブル】

  • ✅️顎関節症
  • ✅️頭痛や肩こり
  • ✅️消化不良による胃腸への負担
  • ✅️見た目の変化(老けて見えるなど)
  • ✅️認知症のリスク大
  • ✅️発音障害 など 

 

これらの問題を避けるため、歯が欠損した場合は、放置せず適切な治療を受けることが非常に重要です。

ここからは、歯が欠損したときの具体的な治療法について紹介していきます。

 

歯が欠損したときの3つの治療法

歯が欠損したときの3つの治療法

歯が欠損したところの治療法には以下の3つの選択肢があります。

  • ✅️入れ歯
  • ✅️ブリッジ
  • ✅️インプラント

 

3つの治療法の特徴やメリット・デメリットを順に紹介しましょう。

 

歯の欠損の対処法1【入れ歯】

歯の欠損の対処法その1【入れ歯】

入れ歯(部分入れ歯)は、欠損した歯の両隣に金具をかけて、ダミーの歯を作っていくものです。インプラントのような外科手術が不要で、ブリッジのように隣の歯を大きく削ることもないので負担が少なく、さまざまな年齢や健康状態の方に適応できます。

 

入れ歯のメリット

【可撤式(取り外し可)】
取り外して洗浄できるため、清潔に保ちやすくお手入れが簡単です。

 

【保険適用可】
保険適用で作成できるため費用を抑えられます。経済的な負担が少ないので、多くの方が利用しやすい治療法です。

 

【手術不要】
外科手術が不要なので、持病があったり高齢であったりしても安心して治療が受けられます

 

【治療期間が短い】
入れ歯は比較的短期間で製作できるため、治療期間が短く、早く歯の機能を回復したい方に適しています。

 

入れ歯のデメリット

【緩くなりやすい】
取り外し式のため、入れ歯が緩く安定せず、使いにくい場合があります。また歯茎が痩せて徐々に緩くなってしまうこともあり、ずれて食事がしづらくなったり、発音が不明瞭になったりする症状が現れることもあります。

このような場合は、早めに歯科医へ相談しましょう。

 

【紛失のリスク】
取り外し式のため、外してどこかに置き忘れて紛失することがあります。

 

【隣在歯に負担(中)】
隣の歯に金具をかけて支えるため、負担がかかります。

 

【異物感がある】

異物を口の中に入れるので、慣れるまで時間がかかる場合があります。

 

【審美性が悪い】
保険適用の入れ歯は、金具が目立ちやすく審美的に劣ります。保険適用外の自由診療では金具のない入れ歯を選択できますが、費用が高くなりがちです。

 

歯の欠損の対処法2【ブリッジ】

歯の欠損の対処法その2【ブリッジ】

ブリッジは橋という意味で、両端の歯を土台として小さく削り、橋のように人工の歯を固定する治療法です。支えになる歯が必要なため、多くの歯を失っている場合には、治療ができません。

 

ブリッジのメリット

【固定式】

取り外す手間がかからず、違和感や異物感も少ないので自分の歯と同じように噛めます。

 

【保険適用可】

保険適用できるため、費用が抑えられます。

 

ブリッジのデメリット

【隣在歯に負担(大)】

隣在歯を大きく削って土台にするため、負担が大きいです。かむ際、隣在歯に失った歯の分まで負担がかかるので、傷みやすくなります。

 

【清掃が難しい】

ブリッジは欠損した部分にダミーの歯があり、上部は連結した被せ物で覆われているので、構造上歯ブラシが当たりにくい部分も多く清掃が難しいです。そのため、歯間ブラシやデンタルフロスでの清掃や定期的な検診が重要です。

 

歯の欠損の対処法3【インプラント】

歯の欠損の対処法その3【インプラント】

インプラントは、歯を失った部分の顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、ジルコニアなどの被せ物を装着する治療法。1本からすべての歯の欠損まで幅広く対応可能です。

しかし、外科手術が必要なため、身体的な負担やリスクが伴います。

 

インプラントのメリット

【単独で使える】

インプラントは、単独で使えるので周りの歯に迷惑がかかりません。トータルバランスで周りの歯の寿命を伸ばせます

 

【噛み心地がいい】

天然歯に近いかみ心地で、食事を楽しめます。

 

インプラントのデメリット

【保険外の治療】

入れ歯やブリッジに比べ治療費が高額になります。

 

【外科的手術が必要】

骨に人工歯根を埋め込む外科手術が必要になるため、手術に不安を感じる方がいるかもしれません。

また、糖尿病、高血圧症、心臓疾患、骨粗鬆症などの疾患をお持ちの方は、全身状態によっては治療が難しい場合や、注意が必要なこともあります。

 

歯がないままはダメ!3つの治療方法から後悔しない対処法を選ぼう

歯がないままはダメ!3つの治療方法から後悔しない対処法を選ぼう

歯が欠損した場合の3つの選択肢「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」にはそれぞれメリット・デメリットがあります。

治療後の歯の寿命などを総合的に考えると、インプラントがもっともおすすめです。とくにかみ合わせ的にも周りの歯に迷惑がかからないのは、大変大きなメリットと言えるでしょう。

しかし、インプラントは手術が必要なため、体への負担などを考慮し難しいと考える方もいるかもしれません。

その場合には、周りの歯にできるだけ負担をかけない方法を選ぶことが重要です。

インプラントが難しい場合は、入れ歯かブリッジの選択になりますが、どちらにも一長一短あるので、それぞれのメリット・デメリットを十分理解したうえでご自身に合った方法を選択しましょう。

なにより大切なことは、歯が欠損した場合、必ずなんらかの方法で補填する必要があるということです。

放置すると周りの歯に負担がかかるため、さらなる歯のトラブルや全身の問題を引き起こす可能性があります。ご自身の希望や状況に応じて、歯科医師とよく相談し最適な治療法を選択してください。

 

この記事では、歯を失った後どんな治療が必要かを解説しました。

歯の治療でお悩みなら、もりかわ歯科がお力になります

 

また『教えて!!こうじせんせい』では、YouTubeでも、歯の知識や矯正の知識、症例のご紹介などをしています。

ぜひチャンネル登録よろしくお願いいたします。

虫歯の被せ物、銀とセラミックはここまで違う!5つの視点から詳しく解説

銀とセラミックの違いは?

2025年1月7日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

 

「虫歯の被せ物は、銀とセラミックのどちらを選べばいいの?」

とお悩みではありませんか。

虫歯治療の材料選択で銀とセラミックは「白か銀」「保険か保険外」の違いだけではありません。歯の寿命を左右する大きな違いが隠されているのです。

この記事では、虫歯治療の材料選択で銀とセラミックの違いを5つの視点から詳しく解説します。

歯には寿命があることや歯の寿命を伸ばすためにどうすればよいかについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

虫歯による歯の寿命とは?

虫歯による歯の寿命とは?

虫歯になっても治療すれば治るという認識は間違いで、じつは歯にも寿命があるのです。

ここでは、歯の寿命とは何かを詳しく解説しましょう。

 

虫歯治療で詰め物を補填!初期の虫歯

初めて虫歯ができてからの治療の流れは以下の通りです。

  1. 1. 虫歯を発見!
  2. 2. 歯を削る
  3. 3. 樹脂で補填する 
  4. 4. 治療終わった!

 

虫歯を発見したらまず歯を削り、初期の虫歯治療の多くは樹脂で補填します。

皆さんここで治療が終わったと思いますよね。しかし、残念ながらここでは終わらないことがたくさんあります。

なぜかというと、虫歯治療で歯に詰め物をすると、歯と詰め物の隙間に細菌が入りやすくケアをしっかりしないと虫歯の再発が起こりやすいからです。

ピタッと詰め物をしたのに、隙間ができるのは不思議ですよね。隙間ができる理由は、補填した樹脂に光を当てて硬化させる(光重合)ときに重合収縮が起こって樹脂が縮むからです。

虫歯を再発させないベストな方法は、当然ですが最初から虫歯にならないこと

虫歯にならずに1回も歯を削らないと補填する治療も必要がなく、2回目、3回目の虫歯も起こってきません。

しかし虫歯になって歯を削り、詰め物の樹脂を固めるときに重合収縮が起きると、歯と詰め物の間に隙間ができ、ケアが十分でないと再発するのです。

1回虫歯になったところは隙間から細菌が侵入することで、虫歯が再発してしまいます。

再発すればさらに歯を削って、削った歯に詰め物をします。

 

虫歯が神経に到達し歯を失う!歯の寿命

虫歯を繰り返し治療してだんだん大きな詰め物になると、歯と詰め物の境目に隙間ができ細菌が入ります。

そのため、「また虫歯になって、歯を削り、詰め物で補填する」とずっとループしてしまうことが多いのです。

しかしこのループは、一生できるわけではありません。神経まで到達してしまった瞬間に虫歯のループが終わってしまいます。

 

虫歯が神経まで到達してしまうと、神経をとり被せ物をつけます

被せ物の治療をして、またそこから虫歯になっても次は傷みを感じません。

虫歯と診断されたけれど、痛くない。

なぜなら神経をとっているので傷みを感じないのです。

被せ物の下が虫歯になってしまうと、次の治療はもうありません。再治療はできないのです。

歯が抜けて歯を失います。ここで、歯の寿命がきてしまいました

 

たとえば6歳で虫歯になるのと、15歳、20歳で虫歯になるのとではその後の影響が大きく異なります。虫歯のループはずっと続けられないので、幼少期に虫歯になってしまうと、歯の寿命が早くきてしまう可能性があるのです。

そのため虫歯のリスクを下げることが大事なんですよ。

歯を1本失えば、次のどれかを選択することになります。

  • ✅️ブリッジ
  • ✅️インプラント
  • ✅️入れ歯

 

しかし選択するものによってはどんどんほかの歯にも負担がかかって、総入れ歯になってしまうことも。これが最終的な歯の寿命のポイントです。

 

だからこそ、1本1本の歯の寿命を最大限に伸ばすことが重要です。

虫歯のループはずっと続けられないので、どこかで断ち切らないといけません。

ここからは、歯の寿命を左右する銀とセラミックの違いに焦点を当て、歯を守るための選択について解説します。

 

虫歯の被せ物、銀歯vsセラミック!5つの視点から詳しく紹介

虫歯の被せ物、銀歯vsセラミック!5つの視点から詳しく紹介

虫歯の被せ物の銀とセラミックの違いは「白か銀」「保険か保険外」だけではありません

ここでは以下の5つの視点から紹介します。

  • ✅️審美面
  • ✅️適合面
  • ✅️安全面
  • ✅️耐久面
  • ✅️清掃面

 

それぞれ説明します。

 

銀歯vsセラミックその1【審美面】

銀歯vsセラミックその1【審美面】

まず、審美面で銀とセラミックを比べてみましょう。

たとえば、前から4番目の歯に銀の詰め物を入れると、笑ったときに銀歯が見えてしまうので審美面ではよくありません。一方セラミックの詰め物は、歯の色に合わせて作られているので、笑ったときに詰め物が目立つことなく審美面でとてもよいです。

審美面で銀vsセラミックにするとセラミックの勝ちです。

たとえば結婚式や式の前撮りなど大切なイベントでは、最高の笑顔を残したいですよね。しかし、笑ったときに銀歯が見えるとそれも笑顔の自信を失ってしまう一つの要因になってしまいます。きれいな笑顔のためにも、セラミックがおすすめです。

 

銀歯vsセラミックその2【適合面】

銀歯vsセラミックその2【適合面】

次に適合面を見ていきましょう。

適合面で大事なのは作り方です。銀の詰め物の作り方をご存じでしょうか。

まず虫歯の部分を削り、アルジネートという材料で口の中を型取りします。その後、型に石膏を流し込んで固めますが、その過程で石膏が収縮・膨張し形が変わってしまうのです。

さらに、この石膏の型をもとに技工士さんが、溶かした銀をその型に流し込みますが、この過程でも銀が固まる際に変形してしまいます。

このように銀の詰め物・被せ物は製作過程で、どうしても変形が生じて歯との間に隙間ができやすいという宿命があります。

 

一方、セラミックはジルコニアという硬いブロックから削りだして作られます。溶かして固める過程がないので、変形がなくぴったりしたものが作れます。

適合面という点で、銀は溶かして固めるためどうしても適合面が悪く、セラミックはブロックから削りだしていくので歯にぴったりとフィットし適合面がよいです。

ぴったり合った被せ物のほうが虫歯になりにくく、適合面で比べるとセラミックの勝ちになります。

 

銀歯vsセラミックその3【安全面】

銀歯vsセラミックその3【安全面】

次に安全面について見ていきましょう。

銀は金属アレルギーの原因になります。下の画像を見ると手がかなり荒れているのがわかると思います。

銀の詰め物・被せ物は口の中で銀イオンが溶けだし、タンパク質と結びつくことでアレルゲンに変わります。

すべての人はアレルゲンをためるコップを、体内に持っているようなものです。コップにたまった金属アレルギーのアレルゲンが、あるとき急にあふれだすことによって発症します。いつ起こるか予測できませんが、銀歯をしている人はみな同じリスクを抱えています。人により許容範囲が大きいか小さいかというだけです。

このように安全面で銀の詰め物・被せ物は少しリスクが高いです。

 

いっぽう、セラミックは生体親和性の高い材料です。生体親和性とは人体との相性がよく安全な素材であることを意味します。

安全面での、銀vsセラミックでもセラミックの勝ちです。

 

銀歯vsセラミックその4【耐久面】

銀歯vsセラミックその4【耐久面】

かみ合わせに対しては、セラミックも割れやすいリスクはあるのですが、ここでは「たわみやすいか」で比較していきます。

銀はかみ合わせの力で、たわみやすいという性質があります。

たわむと歯と銀の詰め物・被せ物の間に隙間ができやすくなるのです。すると中のセメントが溶けだし、被せ物の下で虫歯が再発するリスクが高まります

ほかにも脱離といって銀の詰め物・被せ物はボロンととれてしまうことも。理由は、銀の詰め物・被せ物がたわんでしまうのが原因です。たわむと銀の下に隙間ができ、虫歯になって耐久性が悪くなってとれてしまうのです。

 

一方セラミックは、たわまず隙間ができにくいのでピタッと合ったままになります。耐久面で比べると銀とセラミックではセラミックの勝ちです。

 

銀歯vsセラミックその5【清掃面】

銀歯vsセラミックその5【清掃面】

清掃面は、表面の性状に秘密があります。銀の表面の性状は凹凸になっています。セラミックの表面はつるっとして凹凸がありません。

どういうことかというと、凹凸になっているところは、汚れがとれにくいのです。

同じ人がセラミックと銀の両方の詰め物を入れている場合、口腔内を撮影すると一目瞭然です。

銀の詰め物には、汚れがべったりついているのに対し、セラミックはきれいに清掃できています。

同じ人の口の中なのに汚れの付き具合が違う理由は、まさに表面の性状の違いにあります。汚れがついているところは虫歯のリスクが上がってしまうので、セラミックのほうが虫歯のリスクが低いです。清掃面でもセラミックの勝ちです。

 

保険適用かどうかだけじゃない!虫歯の被せ物は歯の寿命まで考えて選択しよう

保険適用かどうかだけじゃない!虫歯の被せ物は歯の寿命まで考えて選択しよう

今回ご紹介した5つの視点から銀とセラミックを総合的に検討するなら、虫歯の被せ物は、セラミックがおすすめです。

「保険か保険外か」と聞かれたら、安いほうがいいと感じるのは当然です。しかし将来的な歯の寿命のことまで考えて被せ物を決めなければいけません

一度虫歯になったところが再発を繰り返したらどうなるのか、全貌をちゃんと知ったうえで材料を選択してほしいのです。

私自身、家族にどちらがよいか聞かれたら即答でセラミックをすすめます

 

もりかわ歯科では、患者さんのためにさまざまな提案をしています

ぜひ、ご自身の歯の寿命のことをしっかり考えて選択していただきたいです。

 

『教えて!!こうじせんせい』では、YouTubeでも、矯正の豆知識や全体の治療の話、インプラント・ブリッジ・入れ歯の話などもしています。

ぜひチャンネル登録よろしくお願いいたします。

小児矯正はいつから始める?|適切なタイミングと期間

小児矯正はいつから始める?|適切なタイミングと期間

2025年1月3日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、ママとこどものはいしゃさん認定医院のもりかわ歯科です。

「うちの子、歯並びが気になる…」
「乳歯の虫歯、大丈夫かな?」
「小児矯正って、いつから始めればいいの?」

お子さんの歯について、そんな悩みをお持ちのママ・パパへ。
子供の歯の健康は、将来の健康な歯並びや噛み合わせに大きく影響します。

このブログでは、小児歯列矯正の必要性からご家庭でできるケア、そして「ママとこどものはいしゃさん」でできることまでご紹介しています。
お子さんの歯の健康を守り、笑顔あふれる未来を育みましょう。

この記事を読めば分かること

  • 小児矯正の基本と適切な開始時期
  • 早期治療のメリットと治療を遅らせた場合のデメリット
  • よくある疑問に対する具体的な回答
  • もりかわ歯科での矯正治療の具体的なステップ

小児矯正の基礎知識:いつから始めるべき?

「うちの子、もうすぐ歯が全部生えそろうんだけど、矯正っていつから始めたらいいのかな?」

「矯正治療って痛そうで心配だけど、本当に必要なの?」

「早く始めるべきなのか、子供の成長を待つべきなのか迷っている…」

これらは多くの親御さんが抱える共通の疑問や不安です。

子供の歯並びや噛み合わせに気を配ることは見た目の美しさだけでなく、将来の口腔健康や子供の自信にも大きな影響を与えます。
そんな中、小児矯正治療は子供の成長に合わせて最適なタイミングで行うことで、効果的かつ効率的に歯並びや噛み合わせを改善する治療法として注目されています。

小児矯正とは?

小児矯正とは、子供の歯並びや噛み合わせを整えるために行われる矯正治療のことです。

これは、乳歯から永久歯への自然な生え変わりの時期に矯正を行うことで顎の成長を活用しながら効果的に歯列を整えることが可能です。
早期に矯正治療を行うことで成長を利用した効率的な治療ができ、子供の将来の口腔健康をサポートします。

適切な開始時期

一般的には子供が7歳から12歳の間が小児矯正の開始時期として推奨されています。

この時期は顎の成長が活発であり、矯正治療によって歯並びを効果的に整えることができます。
具体的には永久歯が生え揃い始める頃で、顎の骨も柔軟性を持っているため、歯の移動がスムーズに行われます。

このタイミングで治療を開始することは、後々の治療期間や費用を抑えることにも繋がります。

さらに、早期に矯正治療を行うことで以下のようなメリットがあります。

成長を利用した効果的な治療

子供の成長期に合わせて治療を行うことで顎の骨の自然な成長を活用し、より効率的に歯並びを整えることができます。

治療期間の短縮

成長期に治療を開始することで後々の治療期間を短縮できる可能性があります。
成長が進むにつれて矯正治療がより複雑になるため、早めに始めることが有利です。

心理的なメリット

子供が成長過程で自信を持って笑顔を見せられるようになることで、心理的な安心感や自信の向上に繋がります。

しかしながら、矯正治療を遅らせると顎の成長が進んでしまい、治療が複雑化する可能性があります。
また、歯並びや噛み合わせの問題が悪化するリスクも高まります。

適切な時期に矯正治療を開始することでこれらのリスクを軽減し、子供の健康な歯列を維持することができます。

この記事では小児矯正の基礎知識とともに適切な開始時期や治療期間について詳しく解説し、皆さんの不安を解消するお手伝いをいたします。

次のセクションでは子供の成長段階と矯正治療の具体的な関係について詳しく見ていきましょう。

子供の成長段階と矯正治療の関係

子供の成長段階と矯正治療の関係

子供の成長段階に合わせた矯正治療は治療効果を最大限に引き出すために非常に重要です。
ここでは、各成長段階での矯正治療の特徴と注意点について詳しく説明します。

乳歯期(0~6歳)

乳歯期は、子供が最初に歯を持つ大切な時期です。

この時期には乳歯の健康を維持することが非常に重要です。
乳歯が早期に脱落したり虫歯が進行したりすると、永久歯の位置に悪影響を及ぼす可能性があります。

例えば乳歯が抜けるタイミングが早すぎると隣の歯が移動してスペースが狭くなり、永久歯が正しい位置に生えにくくなることがあります。

適切な口腔ケアと定期的な歯科検診を行うことで乳歯の健康を守り、必要に応じて早期に矯正治療を開始することができます。

早期治療により将来の歯列の健康をサポートし、複雑な治療を避けることが可能です。

永久歯期(7~12歳)

永久歯期は子供の成長が非常に活発な時期であり、矯正治療を行う絶好のタイミングです。

この時期に矯正治療を開始することで、顎の骨の成長を利用した効果的な治療が可能になります。

例えば顎の骨がまだ柔軟で成長中のため歯の移動がスムーズに行われ、治療期間を短縮することができます。

また、この時期に矯正治療を行うことで歯並びの問題を早期に解決し、将来の複雑な治療を避けることができます。
さらに子供が矯正装置に慣れやすく、治療の順調な進行が期待できる点も大きなメリットです。

思春期以降(13歳~)

思春期以降は顎の成長がほぼ完了しているため、矯正治療が難しくなる場合があります。

しかし、必要な場合は引き続き矯正治療を行うことが可能です。
この時期の治療では成長期の子供とは異なるアプローチが必要となり、より複雑な治療計画が求められることがあります。

思春期以降でも適切な矯正治療を行うことで歯並びや噛み合わせの問題を改善し、口腔健康を維持することができます。

専門の歯科医師が個々の状況に応じた最適な治療方法を提案し、子供の成長に合わせたサポートを提供します。

小児矯正に関するよくある質問と回答

矯正治療を検討する際、親御さんが抱える疑問や不安は多岐にわたります。

ここでは矯正治療に関するよくある質問をあらためて分かりやすいQ&A形式でまとめました。
ぜひご活用ください。

Q1:矯正治療は痛いですか?

少しの不快感があります。

矯正治療には一定の不快感や痛みを伴うことがありますが、最新の技術や装置を使用することで痛みを最小限に抑えることが可能です。

Q2:矯正治療の期間はどれくらいですか?

一般的には1年から3年です。

治療期間は個々のケースによりますが、子供の成長に合わせて治療を進めるため期間も効果的に設定されます。

具体的な期間は診断後に詳細にご説明いたします。

Q3:矯正治療の費用はどれくらいですか?

費用は治療内容によります。

矯正治療の費用は治療内容や期間によって異なります。

もりかわ歯科では治療プランに応じた費用の見積もりを提供し、保険適用や支払い方法についても丁寧に説明しますので、ご安心ください。

Q4:矯正治療中に子供がスポーツをしても大丈夫ですか?

スポーツは可能ですが保護具を推奨します。

矯正治療中でもスポーツは可能ですが、マウスピースなどの保護具を使用することを推奨します。

もりかわ歯科ではスポーツ活動を行う子供に適した矯正装置の提案も行っています。

Q5:矯正治療中に食事制限はありますか?

いくつかの食事制限があります。

矯正治療中は硬い食べ物や粘着性のある食べ物を避けることが推奨されます。
これにより矯正装置の破損を防ぎ、治療の進行をスムーズにします。

Q6:矯正装置が目立つのは嫌ですが、大丈夫ですか?

目立ちにくい装置も選べます。

現在では目立ちにくい矯正装置や透明なマウスピース型矯正装置など、見た目に配慮した治療方法が多数あります。

Q7:矯正治療が終わった後も歯並びが悪くなることはありますか?

リテーナーの使用が重要です。

矯正治療後にはリテーナーを装着して歯並びを維持することが重要です。
もりかわ歯科ではリテーナーの使用方法や期間についても丁寧に説明しますのでご安心ください。

Q8:矯正治療中に歯磨きはどうすればいいですか?

専用の歯ブラシやフロスを使用してください。

矯正治療中は歯磨きが少し難しくなることがありますが、専用の歯ブラシやフロスを使用することで効果的に歯を磨くことができます。

Q9:矯正治療が終わった後のフォローアップはありますか?

はい、定期的なフォローアップがあります。

もりかわ歯科では治療完了後も定期的なフォローアップを行い、歯並びの維持をサポートします。
必要に応じてリテーナーの調整や追加治療を提供します。

Q10:矯正治療を始めることで子供のQOLが向上しますか?

生活の質は向上します。

矯正治療により歯並びが改善されることで食事がしやすくなったり、自信を持って笑顔を見せることができるようになります。
これにより、子供の生活の質(QOL)が向上することが期待されます。

矯正治療を始める具体的なステップ

矯正治療を始める具体的なステップ

矯正治療を始める際の具体的なステップをご紹介します。

親御さんと子供にとって最適な治療計画を立て、安心して治療を進められるようサポートします。
以下のステップを参考に、子供の歯並び改善への第一歩を踏み出しましょう。

1.初診・相談

まずは、無料相談から始めます。
ここでは子供の歯並びや噛み合わせの状態を丁寧に確認します。

親御さんのご希望やお子様の症状に基づき、治療の必要性や最適な治療方法について詳しくご説明します。
初診時にはリラックスした雰囲気でお話しいただけるよう心掛けていますので、安心してご相談ください。

2.診断・治療計画の策定

次に、詳細な診断を行います。

X線撮影や口腔内写真、歯型の採取などを通じてお子様の歯列や顎の状態を正確に把握します。
この診断結果を基に、専門の歯科医師が個々のケースに最適な治療計画を策定します。

治療計画には使用する矯正装置の種類や治療期間、予想される費用などが含まれますので、納得のいくまでご説明いたします。

3.矯正装置の装着

治療計画に基づき、矯正装置を装着します。

もりかわ歯科ではお子様が快適に装着できるよう、最新の矯正技術を採用しています。
装着後は装置に慣れるためのアドバイスやケア方法についても丁寧に指導します。

初めての矯正装置装着時には多少の違和感や軽い痛みを感じることがありますが、
これは正常な反応ですのでご安心ください。

4.定期的な調整・フォローアップ

矯正治療は一度の装着で完了するものではありません。

定期的に通院していただき、矯正装置の調整や経過観察を行います。
この調整により歯の移動をスムーズに進め、治療効果を最大化します。

また、子供の成長に合わせて治療計画を柔軟に変更することもありますので、常に最適な治療が受けられるよう努めています。

5.治療完了・リテーナーの装着

矯正治療が完了した後は、歯並びを維持するためにリテーナーを装着します。

リテーナーは歯が新しい位置に安定するまでの間、歯列を固定する役割を果たします。
リテーナーの使用期間や装着方法についても専門のスタッフが丁寧に説明し、継続的なフォローアップを行います。

これにより、治療後も美しい歯並びを長く保つことができます。

矯正治療が子供の将来に与える影響

矯正治療が子供の将来に与える影響

矯正治療は単に見た目を美しく整えるだけではなく、子供の口腔健康や全身の健康にも大きな影響を与えます。

ここでは矯正治療が子供の将来にどのような良い影響をもたらすのか、具体的にご説明します。

健康な噛み合わせ

適切な噛み合わせは、食事を効率的に行うために重要です。
噛み合わせが整っていると食べ物をしっかりと噛み砕くことができ、消化を助けます。

また、正しい噛み合わせは歯や顎への負担を軽減し、長期的な口腔健康を維持するためにも欠かせません。
歯並びが悪いと特定の歯に過度な力がかかり、歯の摩耗や歯周病のリスクが高まることがあります。

自信の向上

美しい歯並びは子供の自信を大いに高めます。

歯並びが整っていることで子供は自信を持って笑顔を見せることができ、社交的な活動にも積極的に参加できるようになります。
自信を持って笑顔を見せることは子供の心理的な健康にも良い影響を与え、自己肯定感の向上にも繋がります。

逆に歯並びが気になることで子供が恥ずかしがったり、自己評価が低下するリスクもあります。

将来の歯科治療の予防

早期に矯正治療を行うことで、将来必要となる歯科治療を予防することができます。

例えば歯並びが整っていれば虫歯や歯周病のリスクが減少し、歯の健康を長期間にわたって維持することが可能です。
また、矯正治療を早めに行うことで将来的な複雑な治療が必要になる可能性を低減し、治療費用や時間の節約にも繋がります。問題を早期に解決することで子供の口腔健康を確保し、将来の健康リスクを軽減することができます。

全身の健康への影響

口腔健康は全身の健康とも密接に関連しています。
正しい噛み合わせを維持することで消化器系や心血管系の健康もサポートされます。

例えば噛み合わせが悪いと食べ物を十分に噛み砕けず、消化不良や胃腸のトラブルを引き起こす可能性があります。
また、口腔内の炎症が全身に広がることで心臓病や糖尿病などのリスクが高まることも知られています。

そのため、矯正治療を通じて口腔健康を改善することは全身の健康維持にも寄与します。

もりかわ歯科に相談して、子供の健康な歯列を守りましょう

小児矯正は子供の成長段階に合わせて適切なタイミングで始めることで、より効果的な治療が可能となります。

もりかわ歯科では親御さんの不安や疑問に対して丁寧にお答えし、お子様一人ひとりに最適な矯正治療プランを提案しています。
最新の矯正技術を駆使し、痛みや不快感を最小限に抑えた治療を提供することでお子様が安心して治療を受けられる環境を整えています。

「子供の歯並びが気になるけれど、矯正治療って本当に必要なのか…」

「矯正治療は痛そうで心配だけど、大丈夫なの?」

といったお悩みを抱えている親御さんも多いことでしょう。

もりかわ歯科ではこれらの疑問に対して明確な回答と安心できるサポートを提供し、お子様の健やかな歯列を守るお手伝いをいたします。

また、「ママとこどものはいしゃさん」として、もりかわ歯科では小児歯科と小児矯正に力を入れています。
お子様の年齢や歯並びの状態に応じて最適な治療計画を立て、丁寧な治療とサポートを提供します。

さらにご家庭でのケア方法についてもわかりやすくアドバイスし、日常生活での口腔ケアをサポートしますので、安心して治療を進めていただけます。

お子様の歯のことで気になることがあれば、どんな些細なことでもお気軽に「ママとこどものはいしゃさん」もりかわ歯科にご相談ください。
親御さんとお子様のニーズに合わせた最適な矯正治療を提供し、健康な歯列と自信に満ちた笑顔を育むお手伝いをいたします。

一緒にお子様の健やかな成長をサポートしていきましょう!

奥歯の部分入れ歯のイメージ

奥歯を部分入れ歯にするメリットとデメリット!種類や費用についても

2024年12月25日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

奥歯は人目につきにくいため、欠損しても「そのままでよいのでは?」と感じる方もいるかもしれません。

しかし、奥歯を失うと食べ物を噛み砕くことができなくなったり、噛み合わせが悪くなったりします。これにより、さまざまなトラブルが生じるケースもあるでしょう。そのため、失った歯の位置にかかわらず適切な治療を受けることが大切です。

本記事では、奥歯を失った場合の治療法や部分入れ歯を使用するメリット・デメリット、種類や費用などについて解説します。

奥歯を失った場合の治療法

奥歯を失った場合の治療法にはどんなものがあるのか考えるお年寄り

奥歯を失った場合の治療法としては、部分入れ歯・ブリッジ・インプラントの3つがあります。ここでは、それぞれの方法について解説します。

部分入れ歯

部分入れ歯とは、失われた歯の両隣にある歯にクラスプと呼ばれる金属のバネをかけて人工歯を装着する方法です。金属製のバネを使用するため、審美性が損なわれやすいという欠点があります。

ただし、保険適用外であれば、ある程度装具を目立ちにくくすることも可能です。

ブリッジ

ブリッジとは、隣接する歯を支えとして人工歯を固定する方法です。隣り合う天然歯を削って土台を作り、その上に橋をかけるように人工歯を設置します。

外科的な処置が不要で保険適用内で治療が可能ですが、人工歯の素材や色にこだわりたい場合には保険適用外となります。

インプラント

インプラントとは、歯ぐきを切開して顎の骨に穴を空けて人工歯根を埋め込み、その上にアバットメント・上部構造を装着する方法のことです。

インプラントは独立した歯根を持つため、部分入れ歯やブリッジに比べてより自然な見た目や噛み心地が得られるのが特徴です。寿命も10年~15年と長く、メンテナンス次第では半永久的に維持することが可能です。

ただし、顎の骨の人工歯根が結合するまでに一定の期間を必要とするため、治療には最低でも3か月程度かかります。また、治療は保険適用外となるため費用は高額になります。

奥歯を部分入れ歯にするメリットとデメリット

奥歯を部分入れ歯にするメリットとデメリットのイメージ

では、奥歯を部分入れ歯にすることには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。ここからは、部分入れ歯のメリット・デメリットについて解説します。

奥歯を部分入れ歯にするメリット

メリットは、以下の通りです。

費用を抑えられる

失った歯を補う方法には、部分入れ歯の他にブリッジやインプラントなどの方法もあります。部分入れ歯は、それらに比べて費用を抑えられるというメリットがあります。

特に、保険適用で治療を受ける場合には、低いコストで奥歯を補うことが可能です。

短期間で作製できる

インプラント治療では、歯ぐきを切開したり顎の骨に穴を空けたりといった外科的処置が必要なので、治療期間も数ヵ月単位でかかることが一般的です。

しかし、部分入れ歯ではそのような外科的手術は不要で、短期間で作製ができます。また、ブリッジのように健康な天然歯を削る必要もありません。できるだけ負担の少ない方法を選びたい方や早く治療を完了させたいという方に選ばれています。

清掃がしやすい

部分入れ歯は取り外しができるため、食後や寝る前に外して丁寧にお手入れが可能です。口腔ケアがしやすいため、口腔内を清潔に保てることもメリットのひとつといえます。

また、必要に応じて歯科医院で調整や修理を受けることもできます。

奥歯を部分入れ歯にするデメリット

デメリットは、以下の通りです。

見た目に違和感が出ることがある

奥歯は人目に触れにくい部分ではありますが、部分入れ歯ではクラスプと呼ばれる金属のバネを使って固定します。そのため、欠損した本数などによってはクラスプの一部が見えることも考えられるでしょう。

また、部分入れ歯はインプラントのように独立した歯根を持たないため、装着時や食事の際に違和感を覚えることもあります。

数年で寿命を迎える

保険適用で作製したレジン製の入れ歯の寿命は、一般的に3~5年程度です。ブリッジは7~8年、インプラントは10~15年が寿命とされているので、他の方法に比べて寿命が短いことはデメリットといえるでしょう。

部分入れ歯が寿命を迎えた場合は作り直しが必要となるため、部分入れ歯を選ぶ際には将来的にかかる費用についても考慮することが大切です。

隣接する歯に負担がかかりやすい

部分入れ歯は、欠損した部分に隣接する歯を支えにして歯を補う方法です。そのため、支えとなる天然歯に負担がかかりやすいです。

隣接する歯が弱っている場合には、部分入れ歯の負担によって隣接歯の寿命が短くなる可能性も考えられます。

奥歯の部分入れ歯の種類

奥歯の部分入れ歯の種類の金属床のイメージ

ここからは、奥歯の部分入れ歯の種類について確認しましょう。

レジン床義歯(保険適用)

レジン床義歯とは、歯科用プラスチックで作られた部分入れ歯のことです。保険適用内で治療が受けられるため安価に作製できます。

ただし、強度や耐久性を高めるために入れ歯を厚く作る必要があります。そのため、装着時に違和感を覚えたり発音しにくくなったりすることもあります。

また、金属のバネを歯にかけるため、審美性が損なわれることも考えられます。

金属床義歯(自由診療)

金属床義歯は、床の部分に金属を使用した部分入れ歯のことです。金属床義歯はレジン床義歯よりも強度が高いため、薄く作ることが可能です。そのため、装着時の違和感が少なく、耐久性にも優れているのが特徴です。

また、金属を使用することで温度が伝わりやすくなるため、食事の際に食べ物の温度を感じやすいです。

ただし、保険適用の部分入れ歯に比べて、作製に時間がかかることや調整や修理が難しいことなど、欠点も存在します。

ノンクラスプデンチャー(自由診療)

ノンクラスプデンチャーとは、その名の通り、金属のバネであるクラスプを使用しない入れ歯のことです。バネの代わりに歯ぐきの色に似た樹脂を使用するため、自然な見た目が得られます。また、装着時の違和感が少ないことも特徴です。

ただし、経年劣化が激しいため、他の部分入れ歯に比べて寿命は短いケースが多いです。

マグネット義歯(自由診療)

マグネット義歯は、磁力で固定する入れ歯です。土台となる歯の歯根に金属の板を装着し、入れ歯側にも組み込んだ磁石で固定します。マグネット義歯は装着しやすく、審美性を保てることが特徴です。

ただし、歯根に金属の板を装着するため、健康な天然歯を大きく削る必要があります。また、金属アレルギーの方は使用できないことがあります。

奥歯を部分入れ歯にする費用

奥歯を部分入れ歯にする費用のイメージ

奥歯の部分入れ歯を検討している場合、費用が気になっている方が多いのではないでしょうか。以下では、部分入れ歯の費用の目安について解説します。

レジン床義歯(保険適用)

保険適用のレジン床義歯の費用の目安は、5,000円~1万5,000円程度です。他の部分入れ歯に比べて安価ですが、素材はレジンと金属しか使用できず、デザイン・構造も制限があります。

金属床義歯(自由診療)

金属床義歯の費用は、使用される金属の種類によっても異なります。目安は25万~35万円程度でしょう。義歯床を金属にすれば、レジンの部分入れ歯よりも3分の1程度の薄さで制作可能になります。

ノンクラスプデンチャー(自由診療)

ノンクラスプデンチャーの費用の目安は、15万~30万円程度となります。金属のバネを使用しないため、審美性を重視したい方に多く選ばれています。

マグネット義歯(自由診療)

マグネット義歯の費用の目安は、20万~40万円程度です。審美性を保てる部分入れ歯ではありますが、健康な天然歯を削らなくてはならないため慎重に検討する必要があるでしょう。

まとめ

笑顔で食事の準備をする老夫婦

奥歯は歯ブラシが行き届きにくいため、虫歯が生じやすいといわれています。虫歯や事故が原因で歯を失った場合は、どの部位でも補わなければなりません。

奥歯は人目に触れにくい部分ではありますが、適切に対処しなければさまざまなトラブルが引き起こされることもあります。部分入れ歯には保険適用で治療できるものから、審美性を保てる自由診療まで種類がありますので、ご自身に合った方法で歯を補うことが大切です。

自由診療の場合には、歯科医院によっても取り扱いのある治療方法や費用が異なります。奥歯の部分入れ歯について詳しく知りたいという方は、お気軽に歯科医院へご相談ください。

奥歯の部分入れ歯でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

乳歯の虫歯予防は永久歯に影響する?

乳歯の虫歯予防は永久歯に影響する? 小児歯列を守るためのフッ素とシーラント

2024年12月20日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、ママとこどものはいしゃさん認定医院のもりかわ歯科です。

「うちの子、乳歯が虫歯になっちゃった…」

「まだ乳歯だから大丈夫って聞いたけど、本当?」

「永久歯に生え変わるから、治療しなくてもいいのかな?」

お子さんの歯の虫歯、気になりますよね。
乳歯は永久歯に比べて虫歯になりやすく、進行も早いので注意が必要です。

乳歯の虫歯を放置すると、永久歯にも悪影響を及ぼす可能性があるんです。
この記事では乳歯の虫歯が永久歯に与える影響、そして小児歯列を守るための予防法について詳しく解説します。

この記事を読めば分かること

  • 乳歯の虫歯が永久歯に与える影響について知ることができます。
  • 乳歯の虫歯を予防するために、家庭でできることを知ることができます。
  • フッ素塗布やシーラントなど、歯科医院でできる予防処置について知ることができます。
  • お子さんの歯の健康を守るための知識が身につきます。

乳歯の虫歯、大丈夫?

乳歯の虫歯(むし歯)、大丈夫?

「うちの子、乳歯が虫歯になっちゃった…」
「乳歯は永久歯に生え変わるから、治療しなくても大丈夫って聞いたことがあるような…」

そう思っていませんか?
確かに乳歯はいずれ永久歯に生え変わりますが、だからといって虫歯を放置するのは危険です。

乳歯は、永久歯に比べてエナメル質が薄く、虫歯になりやすいという特徴があります。
エナメル質は歯の表面を覆っている硬い組織で虫歯菌から歯を守る役割を担っていますが、乳歯のエナメル質は永久歯の半分ほどの厚さしかないため、虫歯になりやすいのです。

乳歯の虫歯は進行が早く、あっという間に神経まで達してしまうこともあります。
これは乳歯の象牙質(ぞうげしつ)が永久歯に比べて薄く、虫歯菌が内部に侵入しやすいからです。
象牙質はエナメル質の内側にある組織で、神経や血管が通っています。

そのまま乳歯の虫歯を放置すると、様々な悪影響を及ぼす可能性があります。

永久歯の歯並びが悪くなる

乳歯が早期に抜け落ちてしまうと永久歯が正しい位置に生えてこられず、歯並びが悪くなることがあります。
乳歯の虫歯が重症化すると永久歯の芽に悪影響を及ぼし、永久歯の形成不全や変色を引き起こす可能性もあります。

顎の成長が阻害される

乳歯は、食べ物を噛むことで顎の骨の成長を促す役割も担っています。
乳歯の虫歯で噛む機能が低下すると顎の成長が阻害され、顔の歪みや発音障害に繋がる可能性も。

永久歯が虫歯になりやすくなる

乳歯の虫歯を放置すると口の中に虫歯菌が増殖し、永久歯も虫歯になりやすくなります。

噛み合わせが悪くなる

乳歯の虫歯によって歯並びが悪くなると、噛み合わせが悪くなることがあります。
噛み合わせが悪いと食べ物をうまく噛み砕くことができず、消化不良を起こしたり顎関節症を引き起こしたりする可能性があります。

発音が不明瞭になる

歯並びが悪いと発音が不明瞭になることがあります。
特に前歯に虫歯があると「サ行」や「タ行」の発音がしにくくなることがあります。

このように乳歯の虫歯を放置するとお子さんの将来の歯や顎、そして全身の健康にまで悪影響を及ぼす可能性があります。

乳歯の虫歯は、決して軽く見てはいけないのです。

乳歯の虫歯を放置することの危険性

乳歯の虫歯を放置するとお子さんの将来の歯や顎の成長、そして全身の健康にまで悪影響を及ぼす可能性があります。

「乳歯は永久歯に生え変わるから、虫歯になっても大丈夫」
そう思っていませんか?

乳歯の虫歯を放置することは、お子さんの将来の健康を脅かす大きなリスクを抱えていることになるのです。
具体的にどのようなリスクがあるのか詳しく見ていきましょう。

永久歯への影響

乳歯の下には永久歯の芽が待機しています。
乳歯が虫歯になるとその虫歯菌が永久歯の芽に感染し、永久歯の形成不全や虫歯を引き起こす可能性があります。

形成不全を起こした永久歯は正常な形や色ではなく、デコボコしていたり、白や茶色の斑点があったりすることがあります。
また、エナメル質が弱くなっており、虫歯になりやすい状態になっています。

さらに乳歯が早期に抜け落ちてしまうと、永久歯の歯並びが悪くなる原因にもなります。

永久歯は乳歯をガイドにして生えてきます。
乳歯がなくなってしまうと永久歯が正しい位置に生えてこられなくなり、歯並びが乱れてしまうのです。

歯並びが悪いと見た目が悪くなるだけでなく、食べ物が詰まりやすくなったり歯磨きがしにくくなったりして、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
また、噛み合わせが悪くなることで顎関節症や発音障害などを引き起こす可能性もあります。

顎の成長への影響

乳歯は食べ物を噛むことで顎の骨の成長を促す役割も担っています。
乳歯の虫歯で噛む機能が低下すると、顎の成長が阻害され、顔の歪みや発音障害に繋がる可能性があります。

顎の骨が十分に成長しないと永久歯が生えるスペースが不足し、歯並びが悪くなる原因にもなります。
また顎関節症や咀嚼障害(食べ物をうまく噛めない)、発音障害などのリスクも高まります。

全身への影響

虫歯菌が出す毒素は血液を通して全身に運ばれ、様々な病気を引き起こす可能性も指摘されています。

例えば、

心臓病

歯周病菌が心臓の血管に侵入して炎症を引き起こすことで、動脈硬化や心筋梗塞のリスクが高まる可能性があります。

脳梗塞

歯周病菌が脳の血管に侵入して血栓を作り、脳梗塞を引き起こす可能性があります。

肺炎

口の中の細菌が気管に入り込み、肺炎を引き起こす可能性があります。 特に高齢者や免疫力が低下している人は注意が必要です。

糖尿病

歯周病は糖尿病を悪化させる要因となります。 また、糖尿病の人は歯周病になりやすく、治りにくい傾向があります。

低体重児出産

妊婦さんが歯周病にかかっていると、早産や低体重児出産のリスクが高まる可能性があります。

乳歯の虫歯を放置することは、お子さんの将来の健康にも関わる問題なのです。

その他のリスク

噛み合わせが悪くなる

乳歯の虫歯によって歯並びが悪くなると噛み合わせが悪くなることがあります。
噛み合わせが悪いと食べ物をうまく噛み砕くことができず、消化不良を起こしたり、顎関節症を引き起こしたりする可能性があります。

発音が不明瞭になる

歯並びが悪いと発音が不明瞭になることがあります。
特に前歯に虫歯があると「サ行」や「タ行」の発音がしにくくなることがあります。

心理的な影響

歯並びが悪いことを気にして、自分に自信が持てなくなったり人前で笑うことをためらったりするようになる可能性があります。

治療の負担増加

乳歯の虫歯を放置すると治療が複雑化し、お子さんの負担が大きくなってしまう可能性があります。

乳歯の虫歯を放置すると、お子さんの歯に様々なリスクが生じてしまいます。
乳歯の虫歯は早期発見・早期治療が大切です。

乳歯の虫歯予防、おうちでできること

乳歯の虫歯を予防するためにご家庭でできることはたくさんあります。
毎日の習慣やちょっとした心がけで、お子様の歯の健康を守りましょう。

1. 正しい歯磨き

1. 正しい歯磨き

毎食後そして寝る前に、丁寧に歯磨きをする習慣をつけましょう。
お子さんの年齢に合わせた歯ブラシを選び、正しいブラッシング方法を教えることが大切です。

小さなお子さんには歯ブラシを嫌がらないように、楽しく歯磨きができるように工夫することが大切です。
歌を歌ったり絵本を読んだりしながら、歯磨きタイムを楽しい時間にしてあげましょう。

また歯磨き粉は、フッ素配合のものを選ぶようにしましょう。
フッ素には歯のエナメル質を強化し、虫歯を予防する効果があります。

歯磨き粉の量はお子さんの年齢に合わせて調整しましょう。

2. 食生活の改善

2. 食生活の改善

甘いものやジュースなどの摂りすぎは虫歯の原因となります。

糖分は虫歯菌のエサとなり、酸を発生させます。
この酸が歯のエナメル質を溶かし、虫歯を作ってしまうのです。
間食の回数や量を減らしてバランスの取れた食事を心がけましょう。

特に甘いお菓子やジュースは、ダラダラと長時間食べたり飲んだりしないようにしましょう。
また、キシリトール配合のガムやタブレットは、虫歯予防に効果的です。
キシリトールは虫歯菌の活動を抑制し、歯のエナメル質を強化する効果があります。

3. 悪習癖の改善

3. 悪習癖の改善

指しゃぶりや口呼吸、舌で歯を押す癖など、歯並びに悪影響を与える癖がある場合は早めに改善するよう促しましょう。
これらの癖は歯並びや噛み合わせを悪くするだけでなく、顎の成長や顔の形にも影響を与える可能性があります。

例えば指しゃぶりは、出っ歯や開咬(上下の前歯が噛み合わない状態)の原因となることがあります。
口呼吸は歯並びや顔の形に影響を与えるだけでなく、口の中が乾燥しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを高めます。
舌で歯を押す癖は歯並びを悪くするだけでなく、発音にも影響を与える可能性があります。

癖を直すためのトレーニングや、歯科医院で相談するのも良いでしょう。
指しゃぶり防止のマニキュアや口呼吸を改善するためのテープなどがあります。

歯科医院では、お子さんの癖に合わせた改善方法をアドバイスしてくれます。

4. 定期的な歯科検診

4. 定期的な歯科検診

定期的に歯科医院を受診し、歯並びや噛み合わせの状態をチェックしてもらいましょう。
虫歯や歯周病の早期発見・早期治療にもつながります。

歯科検診では歯のクリーニングやフッ素塗布など、虫歯予防のケアを受けることもできます。
歯科医師や歯科衛生士から歯磨き指導や食生活のアドバイスなどを受けることができます。

乳歯の虫歯予防、歯医者さんでできること

歯科医院では乳歯の虫歯予防のために、様々な処置を受けることができます。

「うちの子、歯磨きを嫌がって、ちゃんと磨けているか心配…」
「甘いものが大好きで、虫歯にならないか心配…」

そんな悩みをお持ちのママ・パパもいるのではないでしょうか?

ご家庭でのケアに加えて歯科医院で専門的なケアを受けることで、お子様の歯を虫歯から守ることができます。
ここでは歯科医院でできる乳歯の虫歯予防について、ご紹介します。

1. フッ素塗布

フッ素には歯のエナメル質を強化し、虫歯菌の活動を抑制する効果があります。

歯のエナメル質は歯の表面を覆っている硬い組織で、虫歯菌から歯を守る役割を担っています。
フッ素を塗布することでエナメル質が酸に溶けにくくなり、虫歯になりにくい強い歯を作ることができます。

また、フッ素には虫歯菌の活動を抑制し、歯垢(プラーク)の生成を抑える効果もあります。
歯科医院では高濃度のフッ素を歯面に塗布することで、より高い虫歯予防効果が期待できます。

乳歯や生えたての永久歯は特に虫歯になりやすいため、歯医者さんで定期的にフッ素塗布を行うことをおすすめします。

2. シーラント

2. シーラント

シーラントは奥歯の噛み合わせ面にある溝を、レジンと呼ばれるプラスチックで埋める処置です。

奥歯の溝は歯ブラシが届きにくく、虫歯になりやすい場所です。
シーラントで溝を埋めることで食べカスが溜まるのを防ぎ、虫歯を予防することができます。

シーラントは奥歯の永久歯に特に有効です。
永久歯は乳歯よりも長く口の中に存在するため、シーラントの効果が長持ちします。

3. 定期検診とクリーニング

定期検診では虫歯のチェックだけでなく、歯石除去や歯のクリーニングなどを行うことで虫歯予防をすることができます。

歯石は歯垢(プラーク)が石灰化したものです。
歯石は歯ブラシでは落とせないため、歯科医院で専用の器具を使って除去する必要があります。

歯石は歯周病の原因となるだけでなく、虫歯菌の温床にもなります。
そのため、定期的に歯石を除去することで虫歯予防にも繋がります。

歯のクリーニングでは歯の表面の汚れや着色を落とすことで、虫歯や歯周病を予防することができます。
歯医者さんで定期的に行うことをおすすめします。

まとめ:乳歯のケアで、将来の健康な歯を育もう!

この記事では乳歯の虫歯予防について解説しました。
乳歯の虫歯を放置すると永久歯の歯並びや噛み合わせ、そして全身の健康にまで悪影響を及ぼす可能性があることをご理解いただけたでしょうか?

乳歯の虫歯予防はお子さんの将来の歯の健康を守る上で非常に重要です。
ご家庭でのケアはもちろん、歯科医院での定期的な検診や予防処置を受けることでお子さんの歯を虫歯から守りましょう。

ご家庭でできること

  • 毎食後と寝る前に丁寧に歯磨きをする
  • バランスの取れた食事を心がける
  • 悪習癖を改善する
  • 定期的な歯科検診を受ける

歯科医院でできること

  • フッ素塗布
  • シーラント
  • 定期検診とクリーニング

もりかわ歯科医院では、お子さんの歯の健康を守るためのサポート体制を整えています。

小児歯科、そして小児歯列矯正にも力を入れていますので、お子さんの歯のことで気になることがあればお気軽にご相談ください。
お子様の健やかな成長をサポートするために、私たちと一緒にお子様のお口の健康を守っていきましょう!

セレック治療を受ける様子

セレック治療とは?メリットとデメリット、治療の流れや費用を解説

2024年12月18日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯の健康と美しさを両立させる治療法として、注目されているのがセレック治療です。最先端のデジタル技術を活用することで、従来のセラミック治療よりも短期間で高精度な仕上がりを実現します。

本記事では、セレック治療の特徴やメリット・デメリット、費用について詳しく解説します。治療を検討している方はぜひ参考にしてください。

セレック治療とは

セレック治療のビフォーアフター

セレック治療とは、最新のデジタル技術を用いて詰め物や被せ物を作製する方法です。具体的には、3D光学カメラを使って患者さまの歯の形をスキャンし、そのデータを基にパソコン上で補綴物(詰め物や被せ物)を設計します。

設計後は、専用の機械を使用してセラミックブロックを自動で削り出し、精密な補綴物を製作できます。

この治療法の大きな特徴は、従来の型取りや手作業による製作過程が省かれる点です。従来の方法では、歯型を取った後、歯科技工士が手作業で作成するため時間がかかり、技術料が発生します。

しかし、セレック治療では、これらの手作業をコンピュータで行うため精度が高く、かつ短期間で補綴物を作成できるようになりました。従来よりも治療時間を大幅に短縮できるため、患者さまにとっての負担も軽減されます。

これにより、忙しい患者さまも治療をスムーズに受けやすく、さらにコストの削減にもつながるというメリットがあります。セレック治療は、高精度でありながらも、効率的で負担の少ない治療法として注目されています。

セレックとセラミックの違い

セレックとセラミックの違いについて説明する女性

セレック治療とセラミック治療には、主に製作方法や治療期間、費用、審美性などにおいていくつかの違いがあります。これらの違いを理解することで、ご自身にあった治療法を選ぶことが可能です。

以下では、セレックとセラミックの違いについて、4つの観点から解説します。

製作方法について

セレック治療は、コンピュータ制御によって修復物を設計し、自動的にセラミックブロックを削り出して製作する方法です。製作過程がスムーズで迅速に進み、最短1日で治療が完了することもあります。

一方、セラミック治療では、患者様の歯型を取った後、歯科技工士が手作業で修復物を作り上げます。完成までに1〜2週間を要する場合が多いです。

費用について

セレック治療では、機械によって修復物を製作するため、手作業にかかる費用を削減できます。セラミック治療では、歯科技工士の手作業による製作が必要なため、その分の費用が加算され、費用が高くなることが一般的です。

審美性について

セレック治療では、既成のセラミックブロックを使用して製作されるため、歯の色や質感の調整には限界があります。色調が完全に合わない場合もあるため、審美性を重視する方には、セラミック治療のほうが向いているかもしれません。

セラミック治療では、歯科技工士が色調や透明感を細かく調整できるため、より自然で美しい仕上がりが期待できます。

セレック治療のメリット・デメリット

セレック治療のメリット・デメリットのイメージ

続いては、セレック治療を受ける上で、把握しておくべきメリットとデメリットを詳しく解説します。

セレック治療のメリット

まずは、セレック治療で得られるメリットについて解説していきます。

治療期間が短い

従来のセラミック治療では、歯科技工所に依頼して人工歯を作成してもらうため、製作に1ヶ月ほどかかることもあります、セレック治療では、歯科医院内で補綴物が製作できるため、最短1日で製作が可能となり通院回数を減らせます。

費用を抑えられる

一般的なセラミック治療に比べ、セレック治療は費用が抑えられるのが魅力です。素材や色調に若干の制限はありますが、経済的な負担を軽減したい方に選ばれています。

審美性と耐久性に優れている

使用するセラミックブロックは自然な白さと美しい見た目を提供します。また、変色しにくく、適切なメンテナンスを行えば長期間きれいな状態を維持できます。

型取りが不要

印象材を用いた従来の型取りではなく、3D光学カメラで歯をスキャンして補綴物を設計します。型取りが苦手な方でも負担を抑えて受けられる治療です。

虫歯の再発リスクが低い

セレック治療で使用するセラミックは歯との接着性が高く、隙間ができにくいのが特徴です。これにより、二次虫歯のリスクを抑えることが可能です。

セレック治療のデメリット

続いては、セレック治療を受けることで生じるデメリットについて解説していきます。

歯の切削量が多い

セラミックの補綴物は一定の厚さが必要なため、金属製の被せ物に比べて歯を多く削る必要があります。天然歯をなるべく残したい方にとって、デメリットとなる場合があります。

適応症例が限定的

セレック治療は歯の詰め物や被せ物の治療には対応可能ですが、ブリッジなど複雑なケースには対応できない場合があります。また、患者様の口腔状態によっては別の治療が推奨されることもあります。

破損のリスクがある

セラミック素材は硬い一方で、衝撃に弱く、割れや欠けが発生する可能性があります。

ただし、データが保存されていれば迅速に修復可能なこともあります。また、多くの歯科医院では保証制度を設けています。

色調の再現性が限定的

セレック治療では、歯科技工士による微細な色調調整が行えないため、自然な歯色と完全に一致させることが難しい場合があります。色調を優先する患者さまには、通常のセラミック治療が提案されることもあります。

セレック治療の流れ

セレック治療のカウンセリングの様子

ここでは、具体的な治療の流れを紹介します。

診察と治療計画の立案

はじめに、歯科医師が口腔内の状態を確認し、セレック治療が適応可能か診断します。虫歯や欠損の箇所、患者様の希望に基づき、最適な修復物の種類や治療のスケジュールを提案します。

口腔内のスキャン

従来の型取りの方法に代わり、3Dスキャナーで口腔内を撮影します。数秒で精密なデータを取得できるため、患者様のへ負担が少なく、従来の粘土状の型取りで生じやすい不快感も回避できます。

取得したデータはデジタル化され、モニターにリアルタイムで表示されるため、治療の過程を確認することも可能です。

修復物の設計

スキャンしたデータをもとに、歯科医師がコンピュータを使って修復物のデザインを行います。この際、噛み合わせや形状を細かく調整し、最適な形を追求します。設計が完了したら、患者様の歯に最も近い色のセラミック素材を選定します。

修復物の作製

選定したセラミックブロックを専用の機械(ミリングマシン)が削り出し、修復物を作製します。このプロセスは約20分程度で完了するため、従来の歯科技工所への依頼と比べて大幅に時間を短縮できます。

修復物の装着

作製した修復物を仮装着し、噛み合わせや形状を確認します。問題がなければ、専用の接着剤を用いて歯に固定し、治療は終了です。1~2本の治療であれば、全ての工程が1~2時間で完了します。

最終確認とアフターケア指導

装着後、最終的な状態をチェックします。噛み合わせや装着部分に問題がないことを確認した後、長持ちさせるためのケア方法やメンテナンスの重要性について指導が行われます。

治療後も定期的に歯科医院を受診し、口腔内の健康を維持することが推奨されます。

セレック治療の費用

セレック治療の費用のイメージ

セレック治療は、最新のデジタル技術を用いた自費診療が中心となる治療法です。

ただし、場合によっては保険が適用されることもあり、選択肢によって費用が大きく異なります。ここでは、保険診療と自由診療それぞれの費用について解説します。

保険診療の場合

セレック治療が保険適用となるのは、治療対象の歯や材質が特定の条件を満たす場合に限られます。保険適用の場合、1本あたりの費用はおおよそ1万円前後です。この費用で、見た目にも自然な白い歯を入れられますが、材質や治療の自由度が制限されることがあります。

保険が適用されるかどうかは、事前に歯科医師に確認しておきましょう。

自由診療の場合

自費診療として行うセレック治療は、より高度な技術や材質を選択できる点が特徴です。相場として、詰め物(インレー)の場合は1本あたり約6~7万円、被せ物(クラウン)の場合は8~12万円程度です。

自由診療では、仕上がりの美しさや耐久性に優れたセラミック材を使用することが多く、患者様の希望に合わせた治療が可能です。

まとめ

セレック治療の仕上がりに満足する女性

セレック治療は、最新のデジタル技術を活用して短期間で高精度な補綴物を提供する治療法です。従来のセラミック治療に比べ、型取りが不要で治療時間が短縮されるほか、費用も抑えられるため、多忙な方や経済的負担を軽減したい方にも選ばれています。

ただし、歯の切削量が多い点や色調の再現性が限定的である点には注意が必要です。セレック治療を選ぶ際には、治療内容や費用、適用症例をしっかり確認し、ご自身のニーズに合った方法を選択しましょう。

セレック治療でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

子どもの歯並びの画像

子どもの歯並びが気になる!チェック項目や対処法、治療しないリスクとは

2024年12月11日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

「子どもの歯と歯の間に隙間がある」「この歯並びは大丈夫?」など、お子様の歯並びにお悩みの方がいるのではないでしょうか。子どもの歯並びが悪く見えても、成長とともに自然と解消することもありますが、早期に治療したほうがよい場合もあるため注意が必要です。

そこでこの記事では、子どもの歯並びが気になるときのチェック項目や対処法について解説します。子どもの歯並びが悪い状態を放置するリスクについても言及していますので、ぜひ参考にしてください。

子どもの歯並びはいつ決まる?

子どもの歯並びはいつ決まるのかを示すWHENの文字の画像

子どもの歯並びは、永久歯が生えはじめる6歳ごろに決まるといわれています。乳歯は6〜12歳ごろにかけて生え変わるのが一般的です。

また、歯並びは顎の大きさによっても左右されます。上顎は6〜11歳ごろ、下顎は18歳ごろまで成長し、顎の成長に合わせて歯並びも変化するのです。

ただし、歯の生え変わりや顎が成長する時期については個人差があるため、ここで解説した年齢はあくまでも目安です。そのため、子どもの歯並びが気になる場合は、早めに歯科医院で相談するのがよいでしょう。

子どもの歯並びが気になるときのチェック項目

子どもの歯並びが気になる時にチェックする画像

乳歯が生える時期は成長途中のため、一時的に歯並びが悪く見えることがあります。そのため、子どもの歯並びが悪くても、必ずしも矯正治療が必要というわけではありません。

しかし、不正咬合の種類によっては、早期に治療を開始したほうがよい場合もあります。ここでは、子どもの歯並びが気になるときのチェック項目や乳歯と永久歯の対応の違いについても解説します。

前歯がハの字に生えている

乳歯の前歯が外側に広がって斜めに生えることがあります。これは、子どものうちは珍しいことではありません。子どもの歯は顎の成長に伴って移動することがあります。

また、永久歯の1番前の歯が斜めに生えてくることもあるでしょう。顎が成長して、2・3番目の歯が順番に生えることで、自然と真っすぐになることもあります。

しかし、ほかの歯が生えてきても斜めに生えている、角度やねじれが気になるなどといった場合は、矯正治療が必要になることがあります。この場合は、早めに歯科医師に相談するとよいでしょう。

歯と歯の間に隙間が空いている

永久歯は、乳歯よりも一回り大きいです。そのため、乳歯の時期はすきっ歯になっていても、永久歯に生え変わることですきっ歯が解消される場合もあります。

反対に、乳歯と乳歯の間が狭いと、将来的に叢生や出っ歯になる可能性があるので注意が必要です。

また、上唇小帯が原因ですきっ歯になっている場合、治療が必要になることがあります。上唇小帯とは、上の前歯から上唇につながるヒダのことです。

上唇小帯が太い場合や、歯のすぐ上にある場合には、すきっ歯になることがあります。このような場合には、上唇小帯を切除する治療が必要になるでしょう。

永久歯の本数が少なかったり、舌癖があったりすることですきっ歯になることもあります。このような場合も一度歯科医院を受診して相談するとよいでしょう。

受け口になっている

受け口とは、上顎よりも下顎が出た状態の歯並びで、下顎前突(かがくぜんとつ)とも呼ばれます。受け口の場合、乳歯でも永久歯でも早めに治療を受けることが推奨されます。

噛み合わせが悪いことから歯の寿命が短くなったり、全身の健康に悪影響を与えたりすることがあるためです。

上下の顎のバランスが悪いと受け口になることがあります。骨格から歯並びを整えるためにも、受け口は早めの時期から治療が必要といわれています。そのため、受け口に気付いた時点で一度歯科医院を受診したほうがよいでしょう。

子どもの歯並びが気になるときの対処法

子どもの歯並びが悪くなる原因の一つである指しゃぶりをする女の子

子どもの歯並びが悪くなる原因には、遺伝以外にも生活習慣が関係しています。ここでは、子どもの歯並びが気になるときの5つの対処法について解説します。

口呼吸を改善する

そもそも、歯並びはお口周りの筋肉によって維持されています。口呼吸やポカン口が習慣になっているとお口周りの筋肉が使われないため、歯並びや噛み合わせが乱れる可能性があるのです。また、顎の成長を阻害したり、感染症にかかりやすくなったりする可能性もあります。

口呼吸は無意識のうちに行われるため、意識的に改善することは難しいといえます。そのため、子どもが口呼吸をしている場合は、まずは歯科医院に相談するのがよいでしょう。

指しゃぶりは4歳ごろまでにやめさせる

指しゃぶりは安心感を得るための行為で、3歳ごろまでなら問題ありません。

しかし、4歳を超えても指しゃぶりをしていると、指を吸う力によって歯が押し出されて、出っ歯やすきっ歯、開咬になることがあります。そのため、4歳ごろまでには指しゃぶりをやめられるよう、保護者の方がサポートしてあげることが大切です。

舌癖を改善する

歯と歯の間から舌を出す癖や舌で歯を押す癖、舌を突き出して飲み込む癖があると、継続的に歯に力が加わるため、出っ歯やすきっ歯になることがあります。

このような舌癖がある場合、歯科医院では舌癖を改善するためのトレーニングを行います。子どものうちに舌癖を改善できれば、早期に歯並びが整う場合があるでしょう。

よく噛んで食べる

やわらかいものばかりをよく食べる場合や、あまり噛まない場合、お口周りの筋肉が使われず、歯並びが乱れることがあります。お口周りの筋肉を鍛え、歯並びを改善するためには、よく噛んで食べることが大切なのです。

噛み応えのある人参などの野菜を使用した料理や、食材を大きめに切った料理を与えるといった工夫をするとよいでしょう。

小児矯正を受ける

子どもの歯並びが気になる場合は、歯科医師に相談のうえ小児矯正を検討しましょう。大人になってからでも、矯正治療を受けることは可能ですが、小児矯正と成人矯正とでは治療法が異なります。

成人矯正は歯を移動させて歯並びを整える治療法であるのに対して、小児矯正は顎の成長を利用して永久歯が生えるスペースを確保する治療法です。これによって、抜歯せずに歯並びが整えられる可能性が高くなります。

また、成人矯正が必要になった場合でも、小児矯正で土台を整えておけば治療期間を短縮できる場合もあるのです。

小児矯正のスタート時期は6〜8歳ごろといわれていますが、歯並びの状態によって異なります。そのため、子どもの歯並びが気になる場合は、小学校入学前に一度歯科医院で相談するとよいでしょう。

子どもの歯並びが悪いのを治療しないリスク

子どもの歯並びが悪いのを治療しないリスクを示すRISKの文字の画像

「見た目が気にならないから」と子どもの歯並びが悪い状態を放置するとさまざまなリスクがあるため注意が必要です。ここでは、子どもの歯並びが悪い状態を放置するリスクについて解説します。

虫歯や歯周病になるリスクが高まる

歯並びが悪いと歯磨きがしにくくなり、磨き残しが原因で虫歯や歯周病になるリスクが高まります。また、歯並びが悪いと口を閉じにくくなります。これによって口呼吸になると、口内が乾燥するため、虫歯や歯周病になるリスクが高まるのです。

子どものうちから虫歯などの口内トラブルが起こると、歯の寿命が短くなる可能性があります。子どもの大事な歯を守るためにも、小児矯正を受けることを検討するとよいかもしれません。

見た目がコンプレックスになる

歯並びの状態によっては、お子様のコンプレックスにつながることがあります。コンプレックスが原因で引っ込み思案になったり、自分に自信が持てなくなったりすることもあるでしょう。

滑舌に悪影響が出る

出っ歯やすきっ歯、受け口などの場合、空気が漏れて滑舌が悪くなることがあります。滑舌が悪くなると、お子様によってはコンプレックスに感じることもあり、心身の成長に影響を与えることがあります。

食べ物が噛みにくくなる

噛み合わせが悪くなると、前歯で噛み切りにくくなったり、噛み応えのあるものを食べにくくなったりすることがあります。

また、噛み合わせが悪い状態を放置すると、顎関節に負担がかかって、顎関節症を引き起こすこともあります。重度の顎関節症になると、外科手術が必要になることもあるため注意が必要です。

子どもの成長を阻害する

歯並び・噛み合わせが悪いまま放置すると、子どもの全身の成長を阻害するおそれがあります。例えば、歯並びが乱れることで、顎のバランスも悪くなり、お顔や全身の骨格に悪影響を与えることがあるのです。

また、噛み合わせが悪いと食べ物をしっかり噛めなくなる可能性があります。しっかり咀嚼しないまま飲み込むと、消化器官に負担がかかったり、栄養の吸収が悪くなったりして子どもの成長を阻害することも考えられるのです。

子どもの健全な発育には、顎のバランスや歯並びが整っていることが欠かせません。

まとめ

子どもの歯並びがよくなって喜ぶ母と少女

子どもの歯並びは、6歳ごろに決まるといわれています。乳歯の時期に歯並びが悪く見えても、成長に伴って自然と解消されることがありますが、受け口の場合は早めに対処する必要があるでしょう。

また、生活習慣や食生活によっても、歯並びは左右されます。口呼吸や指しゃぶり、舌癖などがある場合は、なるべく早く改善したほうがよいでしょう。

子どもの歯並びが悪い状態を放置すると、見た目に影響を及ぼすだけでなく。虫歯や歯周病になるリスクが高まったり、成長を阻害したりする可能性があります。そのため、早い段階で一度歯科医師に相談しましょう。

小児矯正を検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。 当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

健康な小児歯列を育てるために:ママとこどものはいしゃさんでできること

健康な小児歯列を育てるために:ママとこどものはいしゃさんでできること

2024年12月6日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、ママとこどものはいしゃさん認定医院のもりかわ歯科です。

「うちの子、歯並びが気になる…」
「乳歯の虫歯、大丈夫かな?」
「小児矯正って、いつから始めればいいの?」

お子さんの歯について、そんな悩みをお持ちのママ・パパへ。
子供の歯の健康は、将来の健康な歯並びや噛み合わせに大きく影響します。

このブログでは、小児歯列矯正の必要性からご家庭でできるケア、そして「ママとこどものはいしゃさん」でできることまでご紹介しています。
お子さんの歯の健康を守り、笑顔あふれる未来を育みましょう。

この記事を読めば分かること

  • 小児歯列矯正の必要性が理解できます。
  • 小児歯列矯正の効果について知ることができます。
  • 歯科医院でできる具体的なケア内容がわかります。
  • ご家庭でできるケア方法を学べます。
  • 子供の歯の健康を守るための知識が身につきます。

小児歯列矯正って必要?

「うちの子、歯並びがちょっと気になるけど…まだ乳歯だし、大丈夫かな?」
「永久歯に生え変わったら、自然に治るんじゃないかしら?」

そう思っているママ・パパも多いのではないでしょうか?

小児期からの歯列矯正は、お子さんの将来の歯並びや噛み合わせ、そして全身の健康を育む上でとても大切な役割を果たします。

小児歯列矯正とは、永久歯が生え揃う前に行う矯正治療のこと。
この時期に矯正治療を行うことで顎の骨の成長をうまく利用し、歯が生えるスペースを確保することができます。

そのため永久歯が生え揃った時に歯が重なり合ったり、ガタガタになったりするのを防ぎ、抜歯が必要になる可能性を減らすことができます。
また、小児期に歯並びや噛み合わせを整えることは、様々なメリットをもたらします。

虫歯や歯周病の予防

歯並びが整っていると歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病になりにくい口腔環境を作ることができます。

顔の成長のバランス

顎の成長を適切にコントロールすることで顔のバランスが整い、より美しい口元へと導きます。

発音の改善

歯並びや噛み合わせは正しい発音にも影響します。
小児矯正によって滑舌が良くなることもあります。

咀嚼機能の向上

噛み合わせが良くなると食べ物をしっかり噛み砕けるようになり、消化吸収を助けます。

全身の健康

噛み合わせは全身の骨格や姿勢にも影響を与えます。
正しい噛み合わせは、お子さんの健やかな成長をサポートします。

小児矯正で期待できる具体的な効果

将来的な抜歯の可能性を減らす

顎の成長を利用することで歯が生えるスペースを確保し、永久歯が生え揃った際に抜歯が必要となる可能性を減らすことができます。

矯正治療の期間短縮

小児期に歯並びや噛み合わせの基礎を整えることで、永久歯が生え揃ってからの矯正治療期間を短縮できる可能性があります。

顔の成長のバランスを整える

顎の成長をコントロールすることで顔の左右対称性やバランスを整え、より美しい顔立ちに導くことができます。

このように、小児矯正には様々な効果が期待できます。

子どもの歯列矯正は何歳から始められますか?

子どもの歯列矯正は何歳から始められますか?

お子さんの歯列矯正、いつから始めたら良いのか悩みますよね。

小児歯列矯正を始める時期はお子さんの歯並びや顎の発達状態によって異なります。
一般的には6歳臼歯が生えてくる6歳頃、または前歯の永久歯が生え変わる7歳頃が目安となります。
この時期は顎の成長が活発で、歯列矯正の効果が出やすい時期です。

しかし指しゃぶりや舌で歯を押す癖などがある場合は、3歳頃からの治療開始が推奨されることもあります。

これらの癖は歯並びに悪影響を及ぼす可能性があります。
早期に治療を開始することで癖を改善し、正常な顎の成長を促すことができます。

また受け口や出っ歯など、顎の成長に問題がある場合も早期に治療を開始することが重要です。
顎の成長をコントロールすることで、歯並びだけでなく顔全体のバランスを整えることができます。

年齢別の矯正治療開始時期の目安は以下の通りです。

3歳頃

指しゃぶり、舌で歯を押す癖、口呼吸などがある場合

これらの癖は、歯並びや顎の成長に悪影響を与える可能性があります。
早期に治療を開始することで癖を改善し、正常な顎の成長を促すことができます。

この時期から歯科医院に通うことで、お子さんが歯科医院に慣れておくというメリットもあります。

6歳頃

6歳臼歯が生えてきたら

6歳臼歯は永久歯の中で最初に生えてくる歯で、噛み合わせの基礎となる重要な歯です。
6歳臼歯が生えてきたら早めに歯科医院を受診して歯並びや噛み合わせの状態をチェックしてもらいましょう。

この時点で問題があれば、早期に治療を開始することができます。

7歳頃

前歯の永久歯が生え変わってきたら

前歯の永久歯が生え変わる時期です。
永久歯は乳歯よりも大きく、スペースが不足すると歯並びが悪くなる可能性があります。

この時期に矯正治療を行うことで永久歯がきれいに生えるようにスペースを確保することができます。

10歳頃

永久歯が生え揃ってきたら

この時期までに顎の成長を促し、歯並びを整えることでスムーズな矯正治療が可能になります。
また、この時期はお子さん自身が歯並びを気にするようになる時期でもあります。

お子さんの意思を確認しながら、矯正治療を進めていくことができます。

お子さんの歯並びが気になる場合は、早めに歯科医院を受診して適切な時期に矯正治療を開始することをおすすめします。

歯並びは何歳までに決まる?

「子供の歯並び、いつ頃までに決まるのかしら?」
「まだ乳歯だから大丈夫、なんて思っていたけど…」

お子さんの歯並びについて、このように考えているママ・パパも多いのではないでしょうか?

歯並びが決まる時期

歯並びは顎の成長や歯の生え方や生活習慣など、様々な要因によって決まります。

一般的には永久歯が生え揃う12歳頃までに、大まかな歯並びが決まると言われています。
この時期までに顎の骨の成長を促して歯が生えるスペースを確保することで、より良い歯並びへと導くことができます。

12歳以降も歯並びは変化する?

歯並びは12歳で完全に決まってしまうわけではありません。
その後も歯周病や親知らずの影響、頬杖をつく、舌で歯を押す、口呼吸などの悪い癖などによって歯並びが変化することがあります。

歯周病

特に歯周病は、歯を支えている骨を溶かし、歯がぐらついたり歯並びが乱れたりする原因となります。

歯周病は歯ぐきや歯を支える骨に起こる感染症です。
歯周病菌が歯垢(プラーク)の中で増殖し、歯ぐきや骨を破壊していきます。

初期段階では自覚症状がほとんどありません。
しかし、進行すると歯ぐきが腫れたり、出血したり、口臭が強くなったりします。
さらに悪化すると歯が抜け落ちてしまうこともあります。

親知らず

親知らずが横向きに生えてくると周りの歯を圧迫し、歯並びを悪くすることがあります。

親知らずは永久歯の中で最も奥に生えてくる歯です。
顎の骨が小さい場合や親知らずが生えるスペースが足りない場合、横向きに生えてくることがあります。
横向きに生えてきた親知らずは歯磨きがしにくく、虫歯や歯周病になりやすいだけでなく周りの歯を圧迫し、歯並びを悪くすることがあります。

悪習癖

頬杖をつく、舌で歯を押す、口呼吸などの癖も歯並びを悪化させる原因となります。

これらの癖は歯に負担をかけ、歯並びを徐々に変化させていきます。

定期的なチェックとケアの重要性

永久歯が生え揃った後も定期的な歯科検診を受け、歯並びや噛み合わせの状態をチェックすることが大切です。
そして歯周病や親知らずの早期発見・早期治療に努め、歯並びを悪化させるような生活習慣を改善していくことが重要です。

おうちでできる、お子さんの歯のケア

おうちでできる、お子さんの歯のケア

お子さんの歯の健康を守るためには、毎日のご家庭でのケアが何よりも大切です。
毎日の積み重ねがお子さんの将来の歯並びや噛み合わせ、そして全身の健康にも繋がります。

ここではご家庭でできるお子さんの歯のケアについて、詳しくご紹介します。

1.歯磨きを習慣づける

毎食後、そして寝る前に丁寧に歯磨きをする習慣をつけましょう。

特に、寝る前の歯磨きは虫歯予防に効果的です。睡眠中は唾液の分泌量が減り、細菌が繁殖しやすくなるため寝る前に歯垢をしっかり落とすことが大切です。

お子さんの年齢に合わせた歯ブラシを選び、正しい歯磨きの方法を指導しましょう。
小さなお子さんには歯ブラシを嫌がらないように、楽しく歯磨きができるように工夫することが大切です。歌を歌ったり絵本を読んだりしながら、歯磨きタイムを楽しい時間にしてあげましょう。

また、歯磨き剤はフッ素配合のものを選ぶようにしましょう。フッ素には歯のエナメル質を強化し、虫歯を予防する効果があります。

2.バランスの取れた食事を心がける

歯や顎の骨の成長を促すためには、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。

カルシウムやビタミンDを多く含む食品を積極的に摂取しましょう。
カルシウムは牛乳や乳製品、小魚、豆腐などに多く含まれています。
ビタミンDは鮭やさんまなどの魚、きのこ、卵などに多く含まれています。

また、甘いものやジュースなどの摂りすぎは虫歯の原因となりますので注意しましょう。
糖分の多いお菓子やジュースは、おやつや特別な日に限定し、普段は果物やヨーグルトなどの歯に優しいおやつを選ぶようにしましょう。
食事の後にはお茶や水で口をゆすぐ習慣をつけると、虫歯予防に効果的です。

3.悪習癖を改善する

指しゃぶりや口呼吸、舌で歯を押す癖など、歯並びに悪影響を与える癖がある場合は早めに改善するよう促しましょう。

これらの癖は歯並びや噛み合わせを悪くするだけでなく、顎の成長や顔の形にも影響を与える可能性があります。

癖を直すためのトレーニングや歯科医院で相談するのも良いでしょう。
例えば指しゃぶり防止のマニキュアや、口呼吸を改善するためのテープなどがあります。

4.定期的な歯科検診

定期的に歯科医院を受診し、歯並びや噛み合わせの状態をチェックしてもらいましょう。
虫歯や歯周病の早期発見・早期治療にも繋がります。

歯科検診では歯のクリーニングやフッ素塗布など、虫歯予防のケアを受けることもできます。
また、歯科医師や歯科衛生士から歯磨き指導や食生活のアドバイスなどを受けることができます。

ご家庭でのケアと合わせて、歯科医院での定期的なケアも大切です。

次は歯科医院でできることについて、詳しくご紹介します。

歯科医院でできること

歯科医院でできること

ここでは歯科医院でできる小児歯列矯正について、詳しくご紹介します。

歯科医院では、まずお子さんの歯並びや噛み合わせの状態を丁寧に診査し、年齢や顎の成長、歯の状態などを考慮しながら最適な治療計画を立てます。

小児歯列矯正では、主に以下のような治療が行われます。

顎の成長を促す治療

顎の骨の成長をコントロールすることで歯が生えるスペースを確保し、歯並びを整えます。
お子さんの年齢や状態に合わせて、取り外し可能な装置や顎に固定する装置など、適切な装置を使用します。

例えば取り外し可能な装置としては、床矯正装置と呼ばれるものがあります。これは床と呼ばれるプラスチック製の板に、歯を動かすためのワイヤーやバネなどがついている装置です。
顎に固定する装置としてはヘッドギアと呼ばれるものがあります。これは頭部に装着し、顎の成長方向をコントロールする装置です。

歯並びを整える治療

永久歯が生え揃ってからの本格的な矯正治療とは異なり、小児期に行う歯並びを整える治療では、主に乳歯列期や混合歯列期(乳歯と永久歯が混在している時期)に、歯の位置を調整したり、顎の成長を促したりすることを目的とします。

ワイヤーやブラケット、マウスピース型の矯正装置などを使用して歯を正しい位置に動かしていきます。

悪習癖を改善する治療

指しゃぶりや舌で歯を押す癖など、歯並びに悪影響を与える癖を改善するための治療を行います。

マウスピース型の装置や舌のトレーニングなど、お子さんの状態に合わせた方法で治療を進めていきます。
このような癖を放置すると歯並びや噛み合わせが悪くなるだけでなく、顎の成長や顔の形にも影響を与える可能性があります。

定期的な検診

定期的な検診で歯並びや噛み合わせの状態をチェックし、虫歯や歯周病の予防も行います。

さらに歯磨きの指導や食生活のアドバイスなど、お子さんの歯の健康を守るためのサポートも行います。
お子さんの歯は日々成長しています。定期的な検診を受けることで歯並びや噛み合わせの変化を早期に発見し、適切な対応をすることができます。

歯科医院ではお子さんの歯の健康を守るために、様々な治療やケアを提供しています。

子供の将来を考えた適切なケアを!

子供の頃の歯の健康は大人になってからの歯並びや噛み合わせ、そして全身の健康にも大きく影響するのです。

乳歯の役割と重要性

乳歯の役割と重要性

乳歯は永久歯が生えてくるためのスペースを確保し、顎の骨の成長を促す役割を担っています。

乳歯の虫歯を放置すると永久歯の歯並びが悪くなったり、顎の成長が阻害されたりする可能性があります。

早期からのケアで得られるメリット

早期からのケアで得られるメリット

乳歯の頃から正しい歯磨き習慣を身につけることは、将来の虫歯や歯周病予防にも繋がります。

幼い頃から歯科医院に慣れておくことで歯科医院に対する恐怖心を軽減し、大人になってからも定期的な検診を受けやすくなるというメリットもあります。

歯並び・噛み合わせと全身の健康

歯並び・噛み合わせと全身の健康

歯並びや噛み合わせは見た目の美しさだけでなく、発音や咀嚼、全身の姿勢、そして呼吸や消化機能にも影響を与える可能性があります。

小児期からの適切なケアはお子さんの健やかな成長をサポートし、将来のQOL(生活の質)向上にも繋がるのです。

子供の歯の健康を守ることは、将来のお子さんの健康を守ることに繋がります。
毎日の歯磨き、バランスの取れた食事、悪習癖の改善、そして定期的な歯科検診など、できることから始めてみましょう。

まとめ | 歯科医院と協力して、子供の歯を守ろう!

この記事ではお子さんの歯の健康と小児歯列矯正について解説しました。

お子さんの歯の健康は将来の歯並びや噛み合わせ、そして全身の健康にも大きく影響します。
この記事を読んで少しでも疑問が解消され、お子さんの歯の健康について考えるきっかけになれば幸いです。

ご家庭での毎日のケアはもちろん大切ですが、歯科医院と協力してお子さんの歯の健康を守っていくことも重要です。

「ママとこどものはいしゃさん」もりかわ歯科ではお子さんの歯の健康を守るために、小児歯科、そして小児歯列矯正に力を入れています。

お子さんの年齢や歯並びの状態に合わせて最適な治療計画を立て、丁寧な治療とサポートを提供いたします。
ご家庭でのケア方法についてもわかりやすくアドバイスさせていただきますので、ご安心ください。

お子さんの歯のことで気になることがあれば、些細なことでも構いません。
お気軽に「ママとこどものはいしゃさん」もりかわ歯科にご相談ください。

お子さんの健やかな成長をサポートするために、一緒に頑張りましょう!

シーラントを受ける子供

シーラントを自費で受けたらいくら?効果や注意点も合わせて解説

2024年12月4日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

虫歯予防の方法として注目されているシーラントは、特に歯の溝が深く虫歯になりやすい子どもの奥歯に有効な処置です。シーラントには、保険適用で受けられる場合と自費診療となる場合があり、費用や治療内容に違いがあります。

また、シーラントの効果を最大限に引き出すためには、正しい知識と適切なケアが欠かせません。

この記事では、シーラントを自費診療で受けた場合の費用相場や、期待できる効果について詳しく解説します。シーラントの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

シーラントとは

シーラントの樹脂で歯の溝を埋めるイメージ

シーラントは、歯の表面、特に奥歯の溝やくぼみを虫歯から守るための予防処置です。奥歯の溝は食べかすや細菌が溜まりやすく、ブラッシングだけでは十分に汚れを除去できない部分でもあります。

シーラントは、この溝を樹脂で埋めることで虫歯菌の侵入を防ぎます。特に、虫歯リスクが高い乳歯や、生えたばかりでエナメル質が未成熟な永久歯に対して施されることが多い処置です。

シーラントの効果は通常数年間持続しますが、咀嚼や経年による摩耗で樹脂が剥がれる場合もあります。そのため、定期的な歯科検診でシーラントの状態を確認し、必要に応じて再処置を受けることが重要です。

適切なメンテナンスを行うことで、虫歯予防の効果を最大限に引き出せます。

シーラントの費用はいくら?

シーラントにかかる費用のイメージ

シーラントの費用は、保険が適用されるかどうか、また歯科医院の方針や治療内容によって異なります。保険適用の場合は安価に受けられますが、自費診療では費用が高くなる傾向があります。

以下に、それぞれのケースについて詳しく解説します。

保険適用の場合

シーラントは健康保険が適用される場合があります。主に小児の永久歯(第一大臼歯)や一部の乳歯に対し、虫歯予防を目的として行われる場合が対象です。6〜12歳のお子様の場合、保険が適用される可能性が高いです。

保険が適用される場合の費用相場は、1本あたり500円〜1,000円程度です。

自費診療の場合

自費診療では、治療の内容や使用する素材、歯科医院によって費用が大きく異なります。自費でシーラントを受ける場合の費用は、1本あたり2,000円〜5,000円程度が相場です。一部の歯科医院や地域では、さらに高額になる場合もあります。

保険が適用されるのは、初期虫歯と診断された乳歯や生えたばかりの永久歯です。それ以外の場合は自費で行わなければなりません。

シーラントの効果

シーラントの効果について説明する女性

シーラントは、歯の溝やくぼみを樹脂で覆い、虫歯の発生を予防するための効果的な処置です。特に奥歯の溝は食べ物や細菌が溜まりやすく虫歯のリスクが高いため、この部位を保護する目的で使用されます。

以下に、シーラントの具体的な効果について詳しく解説します。

虫歯予防

シーラントは、奥歯の噛む面の深い溝を樹脂で覆い、細菌や食べかすが入り込むのを防ぎます。これにより、虫歯の発生リスクを大幅に低減します。

特に、生えたばかりの永久歯や乳歯に効果的で、虫歯になりやすい時期の歯を保護します。

乳歯と永久歯を保護

乳歯が健康であることは、後に生えてくる永久歯の健康に直結します。また、生えたばかりの永久歯はエナメル質が未成熟で虫歯に弱いため、シーラントによる保護が非常に有効です。

咀嚼機能の維持

虫歯を予防することで、咀嚼機能を長期間維持できる点もシーラントの大きなメリットです。虫歯になると噛む力が低下して食生活に影響を及ぼす可能性がありますが、シーラントを行えば健康な歯を保つことができます。

シーラントの安全性と注意点

シーラントの安全性と注意点をチェックするイメージ

シーラントは痛みが少なく短時間で行えるため、安心して受けられる治療です。

ただし、安全性を十分に理解し、注意点を把握しておくことが重要です。以下に、シーラントの安全性と注意点について詳しく解説します。

シーラントの安全性

まずは、シーラントの安全性について解説します。

歯を削らない処置

シーラントは歯を削る必要がなく、単に樹脂を塗布して固めるだけの処置です。歯や歯ぐきへのダメージがなく、小さなお子様でも受けやすいです。

使用される材料の安全性

歯科医療で長年使用されている樹脂は、安全性が高く、アレルギーや健康への影響は極めて少ないとされています。まれに樹脂成分に敏感な方がいるため、事前に歯科医師に相談することが大切です。

シーラント処置を受ける際の注意点

シーラント処置を受ける際は、以下の点に注意しましょう。

経年劣化による剥がれ

シーラントは、咀嚼や日常の摩耗により、時間が経つと剥がれることがあります。剥がれた部分から汚れが入り込むと、逆に虫歯のリスクが高まる可能性があるでしょう。

定期的な歯科検診で状態を確認し、必要に応じて再処置を受けましょう。

過信しない

シーラントは歯の溝を保護するために効果的ですが、歯全体を完全に守れるわけではありません。歯間や表面の汚れを落とすためには、ブラッシングやフロスによる日常的なケアが引き続き重要です。

シーラントをしたから虫歯にはならないと過信せず、日々のケアを徹底しましょう。

全ての歯に行えない

シーラントは奥歯の噛む面など溝の深い部分には効果的ですが、歯全体や前歯には使用できません。どの部位に処置が可能かについては、事前に歯科医師と相談してください。

アレルギーや材料の心配

樹脂成分に対してアレルギーがある場合や、特定の材料に敏感な方は、事前に歯科医師に伝えましょう。適切な材料を選ぶことで、安全に処置を受けられます。

シーラントを使うタイミングと流れ

乳歯が生えそろったタイミングでシーラントを行う子供

シーラントは、虫歯を予防するための処置です。適切なタイミングで施術を受けることで、その効果を最大限に発揮します。処置はシンプルで痛みが少ないため、特にお子さまでも安心して受けられる治療法です。

以下に、シーラントを行うタイミングと具体的な処置の流れについて詳しく解説します。

シーラントを行うタイミング

シーラントの処置を行うタイミングは、歯の生え始めや虫歯リスクが高い時期です。

乳歯

乳歯が生え揃ったタイミングで、特に奥歯にシーラントを行うことが推奨されます。乳歯の健康状態は後に生える永久歯に大きな影響を与えるため、口腔トラブルの予防が重要です。

永久歯

6歳臼歯や12歳臼歯と呼ばれる、奥歯が生えてきた直後に行われることが多いです。これらの歯は溝が深く虫歯になりやすいことから、シーラントで早期に保護することで効果的な予防が可能です。

虫歯リスクが高い方

歯磨きが不十分な子どもや、溝が特に深い歯を持つ子どもは、虫歯リスクが高いといえます。歯科医師と相談し適切なタイミングで処置を行いましょう。

シーラント処置の流れ

シーラント処置は短時間で完了し、痛みもほとんどありません。具体的な手順は、以下の通りです。

歯のクリーニング

処置を行う歯の表面を徹底的に清掃します。溝に残った汚れや食べかすを取り除くことで、処置の効果を高めます。

歯の表面処理

樹脂をしっかり密着させるため、エッチング処理を行います。専用の薬液を塗布し、歯の表面を軽く粗面化します。

シーラント材の塗布

表面処理を終えた歯にシーラント材を丁寧に塗布します。溝の隅々にまで行き渡らせることで、汚れや細菌の侵入を防ぎます。

硬化処理

塗布したシーラント材に専用の光を当てて硬化させます。歯にしっかりと固定され、予防効果を発揮します。

噛み合わせの調整

硬化後、シーラントが噛み合わせに影響を与えないか確認します。必要に応じて調整を行い、処置が完了します。

まとめ

シーラントを行ったことで虫歯予防ができた女の子

シーラントは、歯の溝を保護して虫歯を予防する効果的な処置で、特に子どもの奥歯に行われることが多い治療法です。費用相場は、保険適用の場合で1本あたり500円〜1,000円程度、自費診療では2,000円〜5,000円程度です。

シーラントの効果は通常数年間持続しますが、経年劣化や剥がれが発生することもあります。定期的な歯科検診で状態を確認し、必要に応じてメンテナンスを行うことが重要です。

また、シーラントは歯の溝を保護する役割に特化しており、歯間や表面の虫歯予防には効果的ではありません。ブラッシングやフロスなどの適切なセルフケアを併用することが、効果を最大化するためには重要です。

シーラントの費用や効果、注意点を十分に理解した上で、歯科医師と相談しながら自分やお子さまにあった予防治療を選びましょう。

シーラント処置を検討している方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

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