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市販のマウスピースで歯科矯正ってできるの?メリット・デメリットを徹底解説!

市販のマウスピースで歯科矯正ってできるの?メリット・デメリットを徹底解説!

2024年11月1日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

「歯並びが気になるけど、矯正治療は高そうだし…」
「手軽に歯並びを良くしたいな…」
「市販のマウスピース矯正ってどうなんだろう?」

そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか?

近年、手軽に購入できる市販のマウスピース矯正(セルフ矯正)が注目を集めています。しかし、本当に効果があるのでしょうか? 歯科医院での矯正治療と比べて、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

この記事では、市販のマウスピース矯正について、その特徴やリスク、歯科医院での矯正治療との違いなどを詳しく解説していきます。

市販のマウスピース矯正って?手軽に歯並びを良くしたいけど…

市販のマウスピース矯正とは、ドラッグストアやインターネット通販などで購入できる、歯科医師の診断や処方箋なしで使える矯正装置のことです。

手軽さと費用の安さが魅力

市販のマウスピース矯正の最大の魅力は、その手軽さと費用の安さでしょう。

専門の歯科医院を受診する必要がなく、手軽に購入できる

忙しくてなかなか歯科医院に行けない方や、人目が気になる方でも、自分のペースで気軽に矯正を始められます。

費用が安い

歯科医院での矯正治療に比べて、費用が圧倒的に安い傾向があります。数千円から数万円で購入できる商品が多く、経済的な負担が少ないのも魅力の一つです。

見た目が目立ちにくい

透明なマウスピースを使用するため、装着していても周囲に気づかれにくいです。人目を気にせず、日常生活を送ることができます。

歯科医院での矯正と何が違うの?

手軽で費用も抑えられる市販のマウスピース矯正。魅力的に感じるかもしれませんが、歯科医院で行うマウスピース矯正とは、実は大きな違いがあるんです。

歯科医院のマウスピース矯正と何が違うの?

歯科医院のマウスピース矯正と何が違うの?

市販のマウスピース矯正と、歯科医院で行うマウスピース矯正(インビザラインなど)には、一体どんな違いがあるのでしょうか?一見同じように見えても、実はその中身は大きく異なります。

1. 診断・治療計画

一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療 vs. 全員同じ既製品

歯科医院での矯正治療は、まさにあなたのためだけの「オーダーメイド治療」です。レントゲン撮影や口腔内スキャンなどの精密な検査を行い、あなたの歯並びや顎の状態、そして治療の目標をしっかりと把握した上で、最適な治療計画を立てます。

一方、市販のマウスピース矯正は、残念ながら「既製品」です。個々の状態に合わせた調整ができないため、効果が限定的であったり、場合によっては歯並びを悪化させてしまうリスクも潜んでいます。

2. マウスピースの品質

医療グレード vs. ???

歯科医院で使用するマウスピースは、医療グレードの高品質な素材で作られており、耐久性や安全性に優れています。長期間の使用でも変形しにくく、安心して治療を続けることができます。

一方、市販のマウスピースは、その品質が保証されていない場合があり、粗悪な素材で作られていることも。長期間の使用で変形したり、破損したりするリスクが高く、口腔内を傷つけてしまう可能性も否定できません。

3. 専門家によるサポート

安心の治療 vs. 自己責任

歯科医院での矯正治療では、矯正歯科医や歯科衛生士が、あなたの治療の進捗状況を定期的に確認し、必要に応じてマウスピースの調整や適切なアドバイスを行います。

一方、市販のマウスピース矯正は全てが自己責任での使用となります。

  • 装着していて痛みや違和感があるけど、どうしたらいいの?
  • マウスピースが破損してしまった…
  • 歯並びが思ったように動いていない気がする…

このようなトラブルが発生した場合でも、専門家のサポートを受けることができません。

歯科医院での矯正治療、その安心感をあなたに

ここまで、市販のマウスピース矯正と歯科医院での矯正治療の違いについて解説してきました。

「安いから」「手軽だから」という理由だけで、市販のマウスピース矯正を選んでしまうと、取り返しのつかない事態を招く可能性も…。

次の章では、セルフ矯正で起こりうる具体的なトラブルについて解説していきます。

実は危険がいっぱい!?セルフ矯正で起こるトラブル

「手軽に試せるなら、ちょっと試してみようかな…」

そう思って、市販のマウスピース矯正に手を伸ばしていませんか?
確かに、手軽さや費用の安さは魅力的ですが、その裏には、あなたの歯と健康を脅かす様々なリスクが潜んでいるかもしれません。

実は危険がいっぱい!?セルフ矯正で起こるトラブル

セルフ矯正のリスク、侮ってはいけません

セルフ矯正は、手軽で費用も安いというメリットがある一方で、以下のようなリスクやトラブルも報告されています。

歯並びの悪化

適切な診断や治療計画なしにマウスピースを使用すると、歯並びがさらに悪化したり、噛み合わせに問題が生じたりする可能性があります。自己判断で歯を動かそうとすると思わぬ方向に歯が動いてしまい、かえって治療が困難になるケースも。

歯や歯茎へのダメージ

歯根吸収

歯の根っこが短くなってしまう「歯根吸収」が起こり、歯がグラグラしたり、最悪の場合は抜歯が必要になることもあります。

歯肉退縮

歯茎が下がってしまい、歯が長く見えたり、冷たいものや温かいものがしみやすくなる「知覚過敏」が起こったりする可能性があります。

顎関節症

顎関節に負担がかかり、顎の痛みや clicking音、開口障害などを引き起こすことがあります。

虫歯や歯周病

マウスピースの装着時間が長すぎたり、お手入れが不十分だったりすると、口腔内が不衛生になり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。特に、食事の後、歯磨きをせずにマウスピースを装着したり、マウスピースを清潔に保たなかったりすると、口腔内は虫歯菌や歯周病菌の温床となり、口腔内環境が悪化してしまいます。

トラブル発生時の対応が難しい

セルフ矯正では専門家のサポートを受けることができないため、トラブルが発生した場合でも適切な対応ができない可能性があります。

歯科医院での矯正治療、その価値とは?

「もしかして、もう手遅れかも…」
「セルフ矯正してしまったけど、大丈夫かな…」

そんな不安を感じている方もいるかもしれません。

次の章では、セルフ矯正と歯科医院でのプロの矯正治療を比較し、それぞれのメリット・デメリットを徹底解説していきます。

セルフ矯正とプロの矯正、メリット・デメリットを徹底比較!

セルフ矯正とプロの矯正、メリット・デメリットを徹底比較!

セルフ矯正の魅力は、なんといってもその「手軽さ」と「費用の安さ」ですよね。でも、ちょっと待ってください。「安かろう悪かろう」という言葉があるように、安易に飛びついてしまうと、後々後悔することになるかもしれません。

ここでは、セルフ矯正と歯科医院でのプロの矯正治療を比較し、それぞれのメリット・デメリットを徹底的に解説していきます。

それぞれのメリット・デメリット比較

市販のマウスピース矯正

メリット
  • 手軽に入手できる
  • 費用が安い
デメリット
  • 効果が限定的
  • 歯並びが悪化のリスク
  • 歯根吸収や歯肉退縮のリスク
  • 顎関節症のリスク
  • 虫歯や歯周病のリスク
  • トラブル発生時の対応が難しい

歯科医院での矯正治療

メリット
  • 専門家による診断と一人ひとりに合わせた治療計画
  • 適切な治療とサポート
  • 安全性の高い装置
  • 医療費控除の適用可能性
デメリット
  • 費用が高い
  • 通院が必要

あなたの大切な歯を守るために

「歯並びを良くしたい」という気持ちは、誰しもが持つ自然な願いです。しかし、その願いを叶えるためには、正しい知識と適切な治療が不可欠です。セルフ矯正は一見手軽で魅力的に見えるかもしれませんが、そのリスクをしっかりと理解し、慎重に検討する必要があります。

歯並びの悩み、プロの矯正歯科医に相談してみよう!

市販のマウスピース矯正は、その手軽さや費用の安さから魅力的に見えるかもしれません。しかし、専門家による適切な診断や治療計画なしに矯正を行うことは、大きなリスクを伴います。

歯並びや噛み合わせは、見た目の美しさだけでなく、全身の健康や口腔機能にも大きな影響を与える重要な要素です。

セルフケアでの矯正は、

  • 歯並びや噛み合わせをさらに悪化させてしまう
  • 歯や歯茎にダメージを与えてしまう
  • 後戻りが起こりやすい

といったリスクが伴います。

専門家の力を借りて、安心・安全な矯正治療を

専門家の力を借りて、安心・安全な矯正治療を

歯科医院での矯正治療は、専門知識と豊富な経験を持つ矯正歯科医が、あなたのお口の状態を徹底的に検査・診断し、一人ひとりに合った最適な治療計画を立てます。

精密な検査と診断

お口の中の状態だけでなく、顔全体のバランスや骨格、筋肉の状態なども考慮し、総合的な診断を行います。

オーダーメイドの治療計画

あなたの歯並びの状態や治療目標、ライフスタイルに合わせて、最適な治療計画を立てます。治療期間や費用、使用する装置などについても、詳しく説明します。

適切な治療とサポート

治療中は、定期的に通院していただき、歯の動きや装置の状態をチェックします。問題があれば、すぐに対応し、安心して治療を進められるようサポートします。

安全性の高い装置

歯科医院で使用する矯正装置は、医療グレードの高品質な素材で作られており、耐久性や安全性に優れています。

医療費控除の適用可能性

歯科医院での矯正治療は、条件を満たせば医療費控除の対象となる場合があります。治療費の一部が戻ってくる可能性があるため、経済的な負担を軽減できます。

医療控除の適用に関しては以下の記事も是非ご覧ください!

▶歯列矯正は医療費控除の対象? 仕組みや条件をお教えします!

あなたに寄り添う、もりかわ歯科の矯正治療

あなたに寄り添う、もりかわ歯科の矯正治療

当院では、患者様一人ひとりの口腔内状況やご要望に合わせて、最適な矯正治療プランをご提案いたします。

無料相談

矯正治療に関する疑問や不安を解消し、安心して治療を受けていただけるよう、丁寧なカウンセリングを行います。

痛みの少ない治療

最新の技術や機器を導入し、痛みの少ない治療を心がけています。

目立ちにくい矯正装置

マウスピース矯正(インビザライン)や裏側矯正など、見た目を気にせず治療を進められる装置もご用意しています。

費用面でのサポート

分割払いなど、患者様のご負担を軽減できるよう、様々な支払い方法をご提案いたします。

まとめ「後悔しない矯正治療のために、まずは専門家にご相談を」

この記事では、市販のマウスピース矯正について、その特徴やリスク、歯科医院での矯正治療との違いなどを解説してきました。

セルフ矯正は、手軽で費用も安いというメリットがある一方で、歯並びが悪化したり、様々なトラブルを引き起こすリスクがあります。一生付き合っていく大切な歯だからこそ、安易なセルフ矯正ではなく、専門家による適切な診断と治療を受けることが重要です。

「歯並びを良くしたいけど、どこに行けばいいか分からない…」
「費用が心配…」

そんな方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
あなたの歯並びのお悩みを丁寧に伺い、最適な治療プランをご提案いたします。

もりかわ歯科ではインビザライン専門ドクター 森川 康司をはじめ、経験豊富なスタッフが矯正治療中の患者様を全力でサポートいたします。口内炎のケアはもちろん治療に関する疑問や不安にも丁寧にお答えしますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。

マウスピース矯正LPバナー
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医療法人甦歯会 マイデンタルクリニックもりかわ歯科

  • 住所:〒581-0803 大阪府八尾市光町2丁目3 アリオ八尾2F
  • 電話番号:072-922-8148
  • 診療時間:10:00~13:00 / 14:00~19:00(年中無休)
  • URL:https://yao-shika-morikawa.or.jp/

医療法人甦歯会 リノアス診療所もりかわ歯科

  • 住所:〒581-8680 大阪府八尾市光町2丁目60 リノアス7F
  • 電話番号:072-992-8148
  • 診療時間:10:00~13:00 / 14:00~19:00(年中無休)
  • URL:https://yao-shika-morikawa.or.jp/

医療法人甦歯会 もりかわ歯科 志記診療所

  • 住所:〒581-0031 大阪府八尾市志紀町2丁目45 小枝ビル1階
  • 電話番号:072-949-4673
  • 診療時間:9:30~13:00 / 14:00~18:30(休診日:日・祝)
  • URL:https://shiki-dental.jp/
歯科検診を受けている子供

子どもの歯科検診では何をするの?何歳から?検査内容、費用と頻度を紹介

2024年10月30日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

「子どもの歯科検診っていつから受ければいいの?」と疑問に感じている方もいるかもしれません。乳歯は永久歯に比べて虫歯になりやすく、虫歯が進行しやすいといわれています。そのため、乳歯が生え始めた赤ちゃんの時期から検診を受けることが推奨されています。

今回は、歯科検診を受ける年齢や検査内容、費用と頻度、子どもの歯科検診のメリット・デメリットなどについて解説します。

子どもの歯科検診は何歳から?

歯科検診を受けている子供

赤ちゃんの歯は生後6ヵ月程度で生え始めます。そのため、この時期に歯科検診を受け始めるよう推奨されています。1歳を過ぎるころには上下の歯が生え揃うため、噛み合わせの確認も行っていきます。

「0歳のうちから歯医者さんは早いのでは?」と感じる保護者の方も多いかもしれませんが、早期に始めることにより将来的な歯の健康にも繋がるでしょう。

子どもの歯科検診が重要な理由

なぜ子どもの歯科検診が重要なのでしょうか。以下では、子どもの歯科検診が重要な理由について解説します。

虫歯を早期発見・治療できる

乳歯は、永久歯に比べて薄くて柔らかいという特徴があります。歯質自体が弱いため、一度虫歯になると進行するスピードが早いのです。

「乳歯はいずれ永久歯に生え変わるから虫歯になっても問題ない」と考える方もいますが、乳歯の虫歯を放置すると永久歯の形や色にも影響を及ぼすことがあります。それ以外も、虫歯を放置すると歯並びや顎の発達に影響が出ることも考えられるでしょう。

特に、子どもの場合には自覚症状があまりないことや、痛みや違和感を言葉で伝えられないことから、重症化しやすいといえます。定期的な歯科検診により、早期発見・治療を行うことが重要なのです。

正しい口腔ケアを身につけられる

早い段階から歯科医院に慣れ、正しいケアを身につけることは、将来的な歯の健康の土台を築く上でも重要です。定期検診では、成長段階に応じてお口の状態に合ったセルフケア方法を指導します。

特に、成長期のお子さまの場合、常にお口の状態が変化していきます。同じ方法でケアを続けていると磨き残しが発生する可能性が高いでしょう。定期的にチェックすることは、非常に意義のあることといえます。

子どものうちから定期検診やセルフケアを当たり前のこととして受け入れられると、大人になってからも適切なケアを続けられます。

口内の異常を早期に発見できる

子どもの歯並びは、乳歯から永久歯に生え変わる時期に悪化し始めることがあります。

歯並びの乱れは見た目だけの問題ではなく、顎の発達や噛み合わせに影響を及ぼすことが考えられます。また、歯並びが乱れて歯磨きがしにくくなった場合、虫歯や歯周病のリスクも高まるでしょう。

小児期の矯正治療は、乳歯と永久歯が混在している時期に始めることが望ましいです。早期に発見すれば、スムーズに矯正治療に進むことも可能です。

子どもの歯科検診の検査内容

歯科検診を受けている子供

では、子どもの歯科検診ではどのようなことを行うのでしょうか。以下では、歯科検診で行う検査や処置の内容について解説します。

磨き残しの確認

子どもの歯科検診では、歯科医師や歯科衛生士がお子さまの口の中の状態を丁寧にチェックします。磨き残しやすい部分があると虫歯のリスクが高まるため、ブラッシングが不十分な箇所やブラッシングの癖などをチェックすることが重要です。

虫歯の有無の確認

歯科検診では、虫歯ができていないかも確認します。乳歯は虫歯の進行スピードが速いため、早期に発見・治療を行うことが大切です。

虫歯が見つかった場合には、穴が開いていない初期虫歯であればフッ素を塗布して様子をみることになるでしょう。すでに穴が開いているような場合には、虫歯を削って詰め物をすることもあります。

噛み合わせの確認

子どもの歯科検診では、噛み合わせのチェックも行います。特に、奥歯の噛み合わせが合っていない場合には、将来的に歯並びが乱れたり噛み合わせに問題が生じたりすることがあります。

早期に噛み合わせや歯並びの問題を発見できれば、顎の成長を利用した矯正治療も可能です。

レントゲン検査

目視だけでは確認が難しい場合には、レントゲン検査を行うこともあります。特に、乳歯から永久歯へ生え変わる時期には、乳歯の下にある永久歯が正しい方向で生えてくるかを確認することもあります。

将来的に生えてくる永久歯の向きや位置はもちろん、永久歯が存在しない先天性欠損の早期発見も可能です。

食生活の確認

子どものお口の中の健康と食生活は大きく関わっています。特に、糖分を多く含む食品を多く摂っている場合は、虫歯菌のエサとなるため食生活の改善が必要です。

虫歯を恐れて食事を制限すれば、子どもの成長に悪影響を及ぼす可能性もありますので適切な食事の摂り方を知ることが重要です。お子さまの食生活について気になることや不安なことがあれば、歯科医師や歯科衛生士にご相談ください。

クリーニング

子どもの歯科検診では、歯のクリーニングも行います。クリーニングでは普段の歯磨きでは落としきれない汚れや歯垢などを丁寧に取り除きます。

毎日しっかり磨いているつもりでも磨き残すことはありますので、定期的なクリーニングが非常に重要です。

歯磨き指導

歯科検診で行った検査の結果をもとに、適切な歯磨きの方法を指導します。磨き残しやすい部分や歯磨きの癖を知り、正しい方法を確認することで自宅でのケアもしやすくなるでしょう。

フッ素塗布

乳歯は永久歯よりも歯質が弱いため、定期的にフッ素を塗布して歯質を強化することも重要です。フッ素の効果が持続する期間は3ヵ月~4ヵ月ですので、定期的にフッ素を塗布しましょう。

子どもの歯科検診の費用と頻度

子どもの歯科検診の費用イメージ

「子どもの歯科検診ってどのくらいの費用がかかるの?」「何度も通わないといけないの?」と疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。ここからは、子どもの歯科検診の費用と頻度についてみていきましょう。

子どもの歯科検診の費用

子どもの歯科検診では、自治体の医療費助成が受けられることが一般的です。風邪などで小児科を受診するときと同様に、保険証と医療費助成証明書を持っていけば、負担額を軽減できます。

実際の負担額は自治体によって異なりますので、お住まいの地域で確認するようにしましょう。なお、子どもの歯科受診であっても、中には医療費助成が受けられない治療や処置もあります。

例えば、染め出し剤を用いたブラッシング指導や、虫歯予防のためのシーラント処置などは適用外となることもありますので、詳しくは歯科医院へご確認ください。

子どもの歯科検診の頻度

子どもの歯科検診の頻度の目安は、3ヵ月~4ヵ月に1回程度といわれています。虫歯や歯周病の原因となる歯石やバイオフィルムが形成されるのに3ヵ月~4ヵ月かかるためです。

歯石やバイオフィルムは、一度形成されると通常の歯磨きで取り除くことが難しくなります。そのため、歯科医院で専用の機器や器具を用いて取り除く必要があります。

歯石やバイオフィルムが形成されてしまっても、この頻度で歯科検診を受けていれば早期に対処が可能です。また、歯科検診ではフッ素塗布を受けることがありますが、フッ素の効果が持続する期間も3ヵ月~4ヵ月といわれています。

それ以上経過するとフッ素の効果が切れてしまいますので、定期的にフッ素を塗布することが大切です。

子どもの歯科検診のメリット・デメリット

子どもの歯科検診のメリット・デメリットイメージ

最後に、子どもの歯科検診のメリット・デメリットについて確認しましょう。

子どもの歯科検診のメリット

子どもの歯科検診のメリットは、虫歯の早期発見・治療ができることです。乳歯は虫歯になりやすく進行スピードも速いため、定期的にチェックすることが虫歯の予防にも役立ちます。

また、早いうちから適切なケアを身につけることで、将来的な虫歯のリスクも軽減できるでしょう。そのほか、成長段階では噛み合わせや顎の成長具合も変化しますので、何か問題が生じた場合でも早期に対処できるというメリットもあります。

子どもの歯科検診のデメリット

子どもの歯科検診は虫歯の予防や早期発見に役立ちますが、デメリットも存在します。歯科医院は、初めてのお子さまにとっては恐怖や不安を感じやすい場所でもあります。

医薬品の独特なにおいや医療機器、マスクを着けた歯科医師や歯科衛生士など、慣れない場所が苦手な赤ちゃんにとってはストレスになることがあります。この場合、少しずつ慣らしていく必要があるでしょう。

赤ちゃんや小さなお子さまの場合、痛みを伴うような治療をすることはほとんどありませんが、歯科医院がトラウマになる可能性もあります。子どもが安心して通えるような雰囲気の歯科医院を選ぶことも大切です。

まとめ

歯科検診によって健康な歯を維持できている子供

早いうちから歯科検診を受けることは、虫歯の早期発見や早期治療はもちろんですが、将来的な歯の健康維持にも役立ちます。特に、乳歯のうちは虫歯になりやすく進行スピードも速いため、定期的にチェックを続けていきましょう。

「検診を受けたいけれど赤ちゃんが泣くかもしれない」「子どもの歯の相談をしたいけれど初めてだから不安」という方も、まずは一度ご気軽にご相談ください。

お子さまの歯科検診を検討している方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

矯正治療中の食事制限は?美味しく食べられるメニューと注意点

矯正治療中の食事制限は?美味しく食べられるメニューと注意点

2024年10月25日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

「矯正治療を始めたいけど、食事制限が心配…」
「矯正中は、何を食べたらいいの?」
「我慢ばかりの食生活になるのは嫌だな…」

矯正治療を検討中の方や、すでに治療中の方にとって食事制限は大きな関心事の一つですよね。
この記事では矯正治療中の食事制限について、詳しく解説していきます。

矯正治療中の食事、制限ってホントにあるの?

矯正治療を始めるとなると、気になるのが食事制限。

「好きなものが食べられなくなるの?」
「我慢ばかりの食生活になるの?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。

矯正治療中の食事制限は主に矯正装置の種類によって異なります。

ワイヤー矯正の場合: ちょっと我慢が必要かも

ワイヤー矯正の場合: ちょっと我慢が必要かも

歯にブラケットやワイヤーといった装置が固定されているため、硬いものや粘着性のあるものは避けなければなりません。これらの食べ物は装置に強い力を加え、破損や変形を引き起こす可能性があるからです。

また、繊維質の多いものも注意が必要です。装置に挟まりやすく、取り除くのが困難なため、虫歯や歯周病の原因となるプラーク(歯垢)が蓄積しやすくなります。

さらに、カレーやコーヒーなど着色しやすい食べ物や飲み物も、装置に色がついてしまう可能性があります。せっかく美しい笑顔を目指して矯正治療をしているのに、装置が着色してしまっては残念ですよね。

マウスピース矯正(インビザラインなど)の場合: 食事の自由度が高い!

マウスピース矯正(インビザラインなど)の場合:食事の自由度が高い!

マウスピース矯正は取り外せるため、基本的に食事制限はありません。好きなものを好きな時に食べることができるのは大きなメリットです。

ただし、マウスピースを装着したまま飲食すると変色や破損の原因になるため、食事の際は必ず取り外しましょう。また糖分が多い飲み物や食べ物を頻繁に摂取すると、虫歯のリスクが高まるため注意が必要です。

食事制限が必要な理由: 矯正治療を成功させるために

矯正治療中は歯が少しずつ移動しているため、強い力が加わると装置が破損したり歯や歯茎を傷つけたりする可能性があります。

食べ物が装置に挟まると歯磨きがしづらくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
食事制限を守ることは矯正治療をスムーズに進め、健康な歯並びを手に入れるために非常に重要です。

制限を守らないとどうなるのか?

「ちょっとくらい大丈夫だろう…」と食事制限を甘く見ていると、さまざまなトラブルに繋がる可能性があります。

装置の破損や変形

硬いものを噛むとブラケットやワイヤーが破損したり、マウスピースが割れたりする可能性があります。そうなると再製作や修理に費用と時間がかかり、治療期間が延びてしまうことも。

治療期間の延長

装置の破損だけでなく、歯や歯茎の損傷も治療期間延長の原因となります。思わぬトラブルで矯正期間が延びてしまうのは避けたいですよね。

虫歯や歯周病のリスク増加

食べ物が装置に挟まり磨き残しが増えると、虫歯や歯周病のリスクが高まります。矯正治療中に虫歯治療が必要になるとさらに治療期間が延びたり、矯正治療自体に影響が出る可能性も。

痛みや不快感

硬いものを噛むと、歯や歯茎に痛みを感じることがあります。また粘着性のあるものが装置に付着すると不快感を感じることがあります。せっかくの矯正治療も痛みや不快感があると楽しめませんよね。

装置トラブルの元凶!?矯正中に避けるべき食べ物リスト

装置トラブルの元凶!?矯正中に避けるべき食べ物リスト

矯正治療中は、せっかくの美しい歯並びへの道のりを邪魔する「装置トラブル」には特に気をつけたいですよね。思わぬ装置の破損や治療期間の延長に繋がってしまうことも。

そこで矯正治療中に避けるべき「要注意な食べ物」をリストアップしました。しっかりチェックして快適な矯正ライフを送りましょう!

歯や装置にダメージ!「硬い食べ物」

フランスパンの皮、おせんべい、ナッツ類、氷、骨付き肉、リンゴなどの硬い果物などは矯正装置に強い負荷をかけ、ブラケットやワイヤーの破損、マウスピースのひび割れなどを引き起こす可能性があるため、注意が必要です。

装置に絡みつく!「粘着性のある食べ物」

キャラメル、ガム、ハイチュウ、グミ、餅、飴などは装置に絡みつきやすく、取り除くのが困難です。装置に付着したまま放置するとプラークが溜まりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを高めるため、避けるようにしましょう。

挟まると大変!「装置に挟まりやすい食べ物」

トウモロコシ、ポップコーン、繊維質の多い野菜(ごぼう、たけのこなど)は、装置の細かい部分に挟まりやすく、取り除くのが大変です。無理に取ろうとすると、装置を破損させてしまう可能性も…。

笑顔が台無し!?「着色しやすい食べ物や飲み物」

カレー、コーヒー、赤ワイン、ケチャップ、ソース、色の濃いジュースなどは装置や歯の表面に色がつきやすいです。せっかく美しい歯並びになっても装置や歯が着色してしまっては、笑顔の魅力も半減してしまいます。

避けるべき食べ物を理解したら、次は…

ここまで、矯正治療中に避けるべき食べ物を紹介してきました。

「じゃあ、何を食べればいいの?」
「矯正中でも美味しく食事を楽しみたい!」

そんなあなたのために、次の章では矯正中でも安心して食べられるメニューをご紹介します。ぜひ参考にして、食事制限の中でも美味しく楽しい食生活を送ってくださいね!

矯正中でも安心!美味しく食べられるメニューをご紹介

矯正中でも安心!美味しく食べられるメニューをご紹介

矯正治療中の食事制限、最初は何を食べたらいいのか不安になりますよね。でも諦めるのはまだ早いです!食事制限があるからといって、味気ない食事ばかりでは矯正治療へのモチベーションも下がってしまいます。

ここでは、矯正中でも安心して食べられる柔らかくて栄養満点なメニューの数々をご紹介します。工夫次第で制限中でも美味しく、そして楽しく食事ができることを実感していただけるはずです。

主食:食べやすさ重視!栄養もしっかり

うどん、そうめん、パスタ

柔らかくツルンとした麺類は矯正治療中の強い味方!消化にも優しくのどごしも良いので、痛みがある時でも食べやすいでしょう。温かい麺類は、冷えた麺類よりもさらに食べやすいのでおすすめです。

おかゆ、リゾット

噛む力が弱っていても安心。消化に良いおかゆやリゾットは胃腸にも優しく、栄養をしっかり吸収できます。様々な具材を加えることで、風味や栄養価をアップさせることも可能です。

パン粥

パンを牛乳やスープで柔らかく煮込んだパン粥は朝食にもぴったり。パンの甘みと牛乳やスープの風味が溶け合い、優しい味わいです。栄養満点なので忙しい朝でも手軽にエネルギー補給ができます。

主菜:たんぱく質もしっかり摂って健康な歯と身体を維持!

煮魚、蒸し魚

骨を取り除けば安心して食べられる魚料理です。煮魚や蒸し魚は消化吸収が良く、良質なたんぱく質やオメガ3脂肪酸など健康に欠かせない栄養素を豊富に含んでいます。

鶏肉のソテーやハンバーグ

柔らかく調理した鶏肉やふっくらジューシーなハンバーグは、矯正中でも食べやすいメニューです。鶏肉は低脂肪高タンパクで、ハンバーグは野菜を混ぜ込むことでさらに栄養価を高めることができます。

卵料理

卵焼きやスクランブルエッグ、茶碗蒸しなど、アレンジ自在な卵料理は矯正治療中の食卓を彩ります。卵は良質なたんぱく質やビタミン、ミネラルが豊富で、手軽に栄養補給ができるのも魅力です。

副菜:彩り豊かにビタミン・ミネラルをプラス

温野菜

茹でたり蒸したりした温野菜は、柔らかく消化にも良いので矯正治療中でも安心して食べられます。旬の野菜を取り入れて彩り豊かに食卓を演出しましょう。

豆腐

冷奴や湯豆腐、麻婆豆腐など、アレンジ次第で様々なメニューが楽しめる豆腐は低カロリー高タンパクで、矯正治療中の強い味方です。

スープ

野菜や肉、魚介類など、様々な具材を使ったスープは栄養バランスも良くおすすめです。温かいスープは冷えた体を温め、心もほっと癒してくれます。

デザート:我慢しないでOK!ご褒美スイーツで気分転換♪

ヨーグルト、プリン、ゼリー

柔らかくつるんとした食感が嬉しいデザートは、矯正治療中でも罪悪感なく楽しめます。フルーツやシリアルなどをトッピングして自分好みのアレンジを加えてみましょう。

スムージー

果物や野菜をミキサーで混ぜたスムージーは栄養満点で手軽に作れます。朝食代わりにしたり、おやつとして楽しんだり、様々なシーンで活躍します。

アイスクリーム

冷たいアイスクリームは矯正治療中の痛みを和らげる効果も期待できます。ただし食べ過ぎには注意し、食後の歯磨きも忘れずに行いましょう。

ちょっとした工夫でさらに快適に!矯正中の食事を楽しむコツ

ちょっとした工夫でさらに快適に!矯正中の食事を楽しむコツ

食事制限中でも、ちょっとした工夫と心構えで食事の楽しみは諦めずに済みます!

1. 食べ物を小さく切る:装置への負担を軽減&食べやすさアップ!

大きな塊の食べ物は噛む際に矯正装置に負担をかけたり、装置と歯の間に挟まったりする可能性があります。そこで、ひと口サイズにカットするひと手間を加えましょう。

  • 包丁で細かく切る
  • キッチンバサミでカットする
  • フォークやスプーンでほぐす

など、食材や調理法に合わせて工夫してみてください。

小さく切ることで、

  • 矯正装置への負担を軽減
  • 噛む回数を減らして痛みを軽減
  • 食べ物が装置に挟まるのを防ぐ
  • 見た目も美しく食欲アップ!

といったメリットがあります。

2. ゆっくりよく噛む:消化を助け、満腹感もアップ!

矯正装置があるとつい早食いになりがちですが、ゆっくりよく噛むことを意識しましょう。

よく噛むことで、

  • 消化を助けて胃腸への負担を軽減
  • 唾液の分泌を促し、虫歯予防にも効果的
  • 満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぐ

などのメリットがあります。

3. 痛みがある時は…無理せず、優しい食事を

矯正治療の初期や調整直後は、歯や歯茎が痛むことがあります。「食べ物が噛めない!」とストレスを感じることもあるかもしれません。

そんな時は、無理せず柔らかいものを選んで食べるようにしましょう。

おすすめメニュー

うどん、そうめん、おかゆ、豆腐、スープ、ヨーグルト、プリンなど

調理方法の工夫

野菜は柔らかく煮込む、肉は細かく刻む、など

4. 口内炎ができた時は…刺激を避けて、治癒を促進

口内炎ができると食事のたびに痛みを感じてしまうため、食事が憂鬱になってしまいますよね。
そんな時は刺激の少ない、熱くない、柔らかいものを選ぶようにしましょう。

おすすめメニュー

冷たいヨーグルト、アイスクリーム、ゼリー、スムージーなど

避けるべきもの

香辛料の多い料理、酸味の強いもの、熱いものなど

5. 外食も楽しみたい!そんな時は…

矯正治療中でも、ちょっとした工夫で外食を楽しむことができます。

事前にメニューをチェック

多くのレストランではホームページやグルメサイトでメニューを確認できます。
事前にチェックして、矯正中でも食べやすいものを選びましょう。

お店の人に相談する

場合によっては料理の切り方や調理方法を調整してくれることもあります。
遠慮せずお店の人に相談してみましょう。

周りの人に配慮する

一緒に食事をする人に矯正治療中であることを伝え、理解を求めましょう。

これらのコツを実践して、食事の時間をもっと楽しもう!

食事制限は矯正治療中の大きな壁の一つですが、決して乗り越えられないものではありません。
これらのコツを参考に、食事の時間を楽しみながら理想の歯並びを目指しましょう!

まとめ「食事制限も前向きに!
矯正中の食生活を楽しみながら、理想の歯並びへ」

矯正治療中の食事制限は確かに少し大変かもしれませんが、美しい歯並びを手に入れるための大切なステップです。食事制限を前向きに捉え、栄養バランスに気を配りながら、様々な工夫で食事を楽しみましょう!

食事について疑問や不安があれば、お気軽に当院にご相談ください。
管理栄養士や歯科衛生士が、あなたの食生活をサポートいたします。

もりかわ歯科ではインビザライン専門ドクター 森川 康司をはじめ、経験豊富なスタッフが矯正治療中の患者様を全力でサポートいたします。口内炎のケアはもちろん治療に関する疑問や不安にも丁寧にお答えしますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。

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医療法人甦歯会 マイデンタルクリニックもりかわ歯科

  • 住所:〒581-0803 大阪府八尾市光町2丁目3 アリオ八尾2F
  • 電話番号:072-922-8148
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  • URL:https://shiki-dental.jp/
インプラント治療で痛みが出た女性

インプラント治療は痛い?痛みを感じるタイミングや対処法を紹介!

2024年10月23日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

インプラント治療を検討中の方のなかには「インプラント治療って痛いの?」「痛みが強い場合はどうすれば良い?」などといった疑問をおもちの方がいるのではないでしょうか。

インプラント治療は、外科手術が必要となるため、痛みについて不安をおもちの方が多いです。痛みを感じるタイミングや痛みがあるときの対処法を把握していれば、万が一痛みが起こっても適切に対処できるでしょう。

この記事では、インプラント治療で痛みを感じやすいタイミングや痛みがあるときの対処法について詳しく解説します。インプラント治療を検討中の方や痛みに不安がある方は、ぜひ参考にしてください。

インプラントの治療内容

インプラント治療の内容について説明を受けている女性

インプラント治療は、歯を失った部分に人工の歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に被せ物(クラウン)を取り付ける治療法です。審美性に優れており、自分の歯のような噛み心地を得られる点がインプラント治療の最大のメリットです。

ただし、麻酔や外科手術を伴った治療方法のため、健康状態などによっては治療ができないケースもある点は留意しておきましょう。ここでは、インプラント治療の流れについて解説します。

カウンセリング

インプラント治療を受ける前に行われるのが、カウンセリングです。カウンセリングでは歯科医師が患者さんの口腔内を診察したり、悩みや要望を聞いたりします。インプラント治療が受けられると判断された場合は、治療の流れや費用、リスクなどについて説明があります。

疑問点や不安がある場合はカウンセリングの際に確認すると良いでしょう。

術前検査

カウンセリング後に行われるのが、術前検査です。適切な位置にインプラント体を埋め込むために、レントゲンやCTスキャンなどを用いて神経や血管の位置、骨の厚さなどを検査します。

治療計画

検査結果に基づき、歯科医師が治療計画を立てます。その後、患者さんに治療計画や今後の治療スケジュール、費用などについて説明をします。説明の内容に納得いただけたら治療を開始します。

ただし、歯周病や全身疾患を患っている場合は、病気の治療が優先されるため、すぐにインプラント治療が受けられるわけではありません。健康状態によっては優先する治療が変わることも理解しておきましょう。

1次手術

インプラント治療では1次手術と2次手術の合計2回、手術が行われます。1次手術では、歯肉を切開して顎の骨に穴を開け、インプラント体を埋め込みます。その後、歯肉を被せて縫合し、インプラント体と顎の骨が結合するのを待ちます。

2次手術

2次手術では、再び歯肉を切開し、1次手術で埋め込んだインプラント体を露出させ、人工歯とインプラントを接続させるアバットメントを装着します。

型取り

歯茎の傷が治ってきたら、人工歯を作製するために型取りを行います。型取りをしてから人工歯が完成するまで1〜3週間程度かかります。

人工歯の装着

型取りして出来上がった人工歯を装着します。人工歯を装着する際は歯茎を切開する必要はありません。人工歯を装着したら、噛み合わせなどを細かく調整します。

定期メンテナンス

インプラント治療後も定期的に歯科医院を受診してメンテナンスを受ける必要があります。メンテナンスでは、インプラントに問題はないか、噛み合わせに問題はないか、インプラント周辺組織に炎症は起こっていないかなどを確認します。

万が一、インプラントに問題が起こっていても、歯科医院で定期的にメンテナンスを受けていれば、早期に発見・対処が可能です。

インプラント治療は痛い?

インプラント治療は痛いか考えている女性

インプラントは外科的手術を伴う治療法ですが、手術中は局所麻酔を使用するため痛みを感じることはほとんどありません。

しかし、麻酔の効き具合には個人差があり、治療途中で麻酔が切れると痛みを感じる場合があります。麻酔が切れて痛みを感じる場合は追加で麻酔の投与ができるため、痛いと感じた場合はすぐに歯科医師に伝えてください。

インプラント治療中に痛みを感じるタイミング

インプラント治療中に痛みが出るタイミングを説明している歯科医師

インプラント治療で痛みを感じるのはどのようなときか気になる方もいるでしょう。ここでは、インプラント治療で痛みを感じるタイミングについて解説します。痛みを感じやすいタイミングを事前に把握しておくことで心の準備がしやすくなるでしょう。

手術中

先ほども解説しましたが、インプラントの手術中は麻酔をするため、痛みを感じることはほとんどありません。

ただし、麻酔の持続時間には個人差があり、手術する部位によっても左右されるため、痛みを感じる可能性もあります。

また、局所麻酔では歯茎に注射針を刺すため、注射の痛みが苦手な方は注意が必要です。注射の痛みが苦手な方は、事前に歯科医師に伝えましょう。

手術後

手術後に麻酔が切れると痛みを感じるケースがあります。インプラント手術では歯茎を切開して顎の骨を削るため、麻酔が切れると痛みを感じることがあるのです。

痛みは一般的に2〜3日程度で和らぎ、長くても1週間前後で落ち着きます。痛みがあるときは、歯科医院から処方された痛み止めなどを服用して様子をみましょう。

ただし、手術後1週間以上経っても強い痛みがある場合や違和感が続いている場合は、問題が起こっている可能性があるため、我慢せずに歯科医師に相談してください。

抜糸

インプラント手術が終わってから10日ほど経ったら、傷口をふさぐために使用した糸を抜糸します。抜糸する際は歯茎を触るため、患部に痛みを感じる場合があるでしょう。痛みに弱い方は麻酔をしてから抜糸する方法もあるため、事前に歯科医師に伝えてください。

待機期間中

インプラント体と顎の骨が結合するまでの待機期間中に何も問題がなければ痛みを感じることはありませんが、傷口に強い刺激などが加わると痛みを感じることがあります。完全に傷口が治るまで1ヶ月程度かかるため、食事をする際や歯を磨く際は、刺激を与えないように注意しましょう。

数年後

インプラント治療を終えてから、数年後に痛みが現れるケースもあります。インプラント治療後、ケアを怠るとインプラント周囲炎になる可能性があります。インプラント周囲炎とは、インプラントの周辺組織が炎症を起こしている状態です。

インプラント周囲炎が進行すると歯茎の腫れや出血、痛みなどの症状が現れはじめます。さらに進行すると、最悪の場合には顎の骨が溶けて埋め込んだインプラントが脱落する可能性もあるため、痛みを感じた場合は歯科医師に相談し、適切な治療を受けましょう。

インプラント手術後に痛みがあるときの対処法

インプラント手術後に痛みがあり痛み止めを服用する男性

インプラント手術後に痛みがあるときにはどうしたらいいのでしょうか。ここでは、インプラント手術後に痛みがあるときの対処法について解説します。

患部を冷やす

インプラント手術後に痛みがあるときは、患部を冷やすことで軽減されることがあります。濡らしたタオルやタオルで包んだ保冷剤などを痛い部分に当てて冷やすと良いでしょう。

ただし、冷やしすぎると回復が遅くなるケースがあるため、注意が必要です。

痛み止めを服用する

インプラント手術後は、歯科医院から痛み止めや細菌感染を予防する抗生物質が処方されるケースがほとんどです。痛みがあるときに処方された痛み止めを服用することで痛みを軽減できます。

運動や入浴を控える

インプラント手術後の入浴や運動はできるだけ避けるようにしましょう。入浴や運動をすると血行が良くなり、出血や炎症、痛みが増す可能性があります。

歯科医師に相談する

上記の方法を試しても痛みが改善されない場合は、歯科医師に相談してください。特に、強い痛みが続く場合は何らかのトラブルが生じている可能性があるため、速やかに歯科医院を受診しましょう。

まとめ

インプラント治療後痛みなく生活できている女性

今回は、インプラント治療での痛みについて解説しました。

インプラント治療では顎の骨にインプラント体を埋め込むために外科的な手術を行います。そのため、手術中や手術後に痛みを感じることがあるのです。

インプラント手術後に痛みがあるときは、患部を冷やしたり痛み止めを服用したりすることで痛みを緩和できる場合が多いです。痛みが長く続く場合は、何らかのトラブルが起こっている可能性があるため、速やかに歯科医師に相談してください。

インプラント治療を検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

矯正治療中の口内炎、その原因と効果的な対処法

矯正治療中の口内炎、その原因と効果的な対処法

2024年10月18日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

矯正治療中は口の中に装置が入ることで、いつもと違う環境になりがちです。慣れない装置が口内を刺激し、気づけば「口内炎ができて痛い!」なんて経験、心当たりありませんか?

口内炎は小さな傷のように見えても、食事や会話の妨げになったり痛みが長引いてストレスを感じたりと、矯正治療中の大きな悩みの種になりますよね。

安心してください。口内炎は矯正治療中に多くの人が経験するトラブルの一つです。
この記事では、口内炎の原因や予防法、効果的な対処法まで、詳しく解説していきます。

矯正治療中の口内炎、実はよくあることなんです

矯正装置を装着すると、どうしても口内がいつもと違う環境になります。慣れない装置が歯や粘膜に擦れたり、ちょっとした刺激が加わったりすることで口内炎ができやすくなってしまうのです。

  • 矯正装置を装着したばかりの頃
  • ワイヤーの調整直後
  • マウスピースを新しいものに変えた時

特に上記は口内炎ができやすい時期。新しい装置や調整後の装置は口の中にまだ馴染んでおらず、摩擦や刺激が強くなりやすいからです。

「もしかして、矯正装置が合わないのかな…」
「口内炎が痛くて、矯正治療を続けられるか不安…」

そんな風に心配になる方もいるかもしれませんが、口内炎は矯正治療中の非常によくあるトラブル の一つです。多くの人が経験していることなので過度に心配する必要はありません。

しかし、なぜ矯正治療中に口内炎ができやすいのでしょうか?

その原因について詳しく見ていきましょう。

なんでできるの?口内炎の原因とは

矯正治療中に悩まされる口内炎。その原因は一体何なのでしょうか?
実は口内炎にはいくつかの種類がありますが、矯正治療中に特にできやすい原因がいくつかあります。

 物理的な刺激:矯正装置との摩擦や接触

物理的な刺激:矯正装置との摩擦や接触

矯正装置を装着すると、どうしても口内がいつもと違う環境になります。ブラケットやワイヤー、マウスピースなどの矯正装置が歯ぐきや頬の内側、舌などに擦れたり、ちょっとした刺激が加わったりすることで口内炎ができてしまうのです。

特に以下は口内炎ができやすい時期です。

  • 矯正装置を装着したばかりの頃
  • ワイヤーの調整直後
  • マウスピースを新しいものに変えた時

新しい装置や調整後の装置は口の中にまだ馴染んでおらず、摩擦や接触による刺激が強くなりやすいからです。

栄養不足:偏った食事は口内炎を招きやすい

栄養不足:偏った食事は口内炎を招きやすい

ビタミンB群や鉄分、亜鉛などは粘膜の健康維持に欠かせない栄養素です。しかし矯正治療中は装置が邪魔で食事がしづらかったり、特定の食品が食べにくくなったりするため栄養バランスが崩れがちです。

特にビタミンB2、B6、B12、葉酸、鉄、亜鉛などは口内炎の予防・改善に重要な役割を果たします。これらの栄養素が不足すると粘膜が弱くなり、口内炎ができやすくなってしまいます。

ストレスや疲労:心身の状態も口内炎に影響

ストレスや疲労:心身の状態も口内炎に影響

ストレスや疲労は免疫力を低下させ、口内炎の発症を促します。矯正治療中は痛みや違和感、見た目の変化など、様々なストレスを感じることがあります。治療期間が長引くことによる精神的な負担も無視できません。

十分な睡眠や休息、適度な運動、趣味など、ストレスを解消する方法を見つけることが口内炎予防にも繋がります。

口腔内の乾燥:唾液の分泌量が減ると要注意

口の中が乾燥すると粘膜が傷つきやすくなり、口内炎ができやすくなります。矯正装置を装着していると唾液の分泌が減ったり口呼吸になりやすくなったりするため、注意が必要です。
こまめな水分補給や保湿効果のあるジェルやスプレーを使用するなど、口腔内を乾燥させない工夫をしましょう。

これらの原因が複雑に絡み合い、矯正治療中の口内炎を引き起こします。
「たかが口内炎」と安易に考え放置しておくと後々大きな問題に発展する可能性も…。

次の章では口内炎を放置することの危険性について詳しく解説していきます。

放置は禁物!口内炎をそのままにすると…

「口内炎なんて、そのうち治るでしょ…」

そう安易に考えて放置してしまうと、後々大きな問題に発展する可能性があります。口内炎は小さな傷のように見えても、放置することで様々なリスクを伴います。

痛みや腫れの悪化:日常生活への支障

口内炎を放置すると痛みや腫れがさらに悪化し、食事や会話に支障をきたすことがあります。特に矯正治療中は装置が口内炎に触れるたびに激痛が走ることもあり、食事が思うように取れなくなったり会話が困難になったりと、日常生活の質を著しく低下させる可能性があります。

感染症のリスク:放置すると悪化の一途

口内炎は口の中の粘膜にできた傷であるため、細菌感染を起こしやすく、炎症が広がるリスクがあります。放置すると口内炎が大きくなったり数が増えたり、さらに重症化することもあります。
免疫力が低下している時や口腔内環境が悪い状態では、感染症のリスクが高まります。矯正治療中は装置の存在により口腔内を清潔に保つことが難しく感染症のリスクも高まるため、注意が必要です。

長引く痛み:治癒の遅延と悪循環

口内炎は通常であれば1週間から2週間程度で自然に治癒しますが、放置したり繰り返し刺激を与えたりすることで治りが遅くなり、長引くことがあります。
特に矯正治療中は、矯正装置によって常に口内が刺激され傷口を治りにくくしてしまうため、口内炎が慢性化してしまうケースも少なくありません。

栄養不足:矯正治療にも悪影響

口内炎が長引くと食事が十分に取れなくなり、栄養不足に陥る可能性があります。栄養不足は矯正治療の進行を遅らせたり、歯や骨の成長に悪影響を及ぼしたりすることもあります。栄養不足は免疫力の低下にもつながり、口内炎の治癒をさらに遅らせる悪循環に陥る可能性もあります。

早期対処が重要です

口内炎は早期に対処することで、症状の悪化や長引くことを防ぐことができます。

次は矯正治療中に自分でできる口内炎の対策と予防法について解説していきます!

自分でできる!矯正中の口内炎対策&予防法

自分でできる!矯正中の口内炎対策&予防法

口内炎ができてしまったら少しでも早く治したいですよね。

ここではご自身でできる口内炎の対策と、つらい口内炎を繰り返さないための予防法をご紹介します。

口内炎ができてしまったら…

市販薬でサポート

殺菌・消毒効果のあるうがい薬や、炎症を抑えるステロイド配合の軟膏がおすすめです。薬剤師に相談して、あなたに合ったものを選びましょう。

食事にもひと工夫

刺激物を避けて、やさしい食事を

香辛料や酸味の強いもの、熱いものは、口内炎を刺激し、悪化させる可能性があります。

ビタミンを積極的に摂ろう

ビタミンB群やビタミンCは、粘膜の健康を保つために重要です。食事から十分に摂取できない場合は、サプリメントも活用してみましょう。

口内炎を予防しよう!毎日の心がけ

口内炎にならないためにも、日頃から以下の予防策を実践してみましょう。

丁寧な歯磨き

矯正装置の周りや歯と歯茎の境目など、磨き残しがないように丁寧に歯磨きを行いましょう。
歯ブラシの毛先が届きにくい場所は歯間ブラシやフロスを使ってケアすることも大切です。

口腔内を清潔に保つ

食後や就寝前には、うがいや歯磨きを徹底しましょう。マウスピースを使用している場合は清潔な状態を保つように心がけましょう。

バランスの取れた食事

ビタミンB群、ビタミンC、鉄分、亜鉛など、口内炎予防に効果的な栄養素を積極的に摂取しましょう。
野菜、果物、肉、魚、卵、乳製品などをバランスよく食べることが大切です。

ストレスを溜めない

ストレスは免疫力を低下させ口内炎の発症を促します。十分な睡眠や適度な運動、趣味など、ストレスを解消する方法を見つけましょう。

定期的な歯科検診

歯科医院で定期的にクリーニングやチェックアップを受け、口内環境を良好に保ちましょう。専門家によるクリーニングはセルフケアでは落としきれない汚れを除去し、口内炎の予防に繋がります。

それでも治らない、繰り返す口内炎…そんな時は?

セルフケアを続けてもなかなか口内炎が治らない、または頻繁に繰り返してしまう…
そんな時は一人で悩まずに歯科医師に相談しましょう。

もしかしたら、口内炎だと思っていたものが実は別の病気である可能性も考えられます。

専門家のサポートで、根本改善を目指しましょう

歯科医院では、専門的な知識と技術に基づいた診断と治療を受けることができます。つらい口内炎を根本から改善し、快適な矯正ライフを送れるようサポートいたします。

もう悩まない!専門家による口内炎ケアのススメ

もう悩まない!専門家による口内炎ケアのススメ

「自分でできることは試してみたけど、なかなか口内炎が治らない…」
「痛みがひどくて、矯正治療を続けるのがつらい…」

そんな時は、一人で悩まず、ぜひ歯科医師に相談してください。

自己判断は禁物!まずは専門家に見てもらいましょう

「口内炎かな?」と思っていても、実は違う病気である可能性も。
例えば「口腔カンジダ症」や「ヘルペス性口内炎」、場合によっては「口腔がん」の可能性もゼロではありません。

自己判断で放置したり誤ったケアを続けてしまうと、症状が悪化したり治療が長引いたりする可能性があります。

歯科医院でできること

歯科医院では専門的な知識と技術に基づいた、より効果的な口内炎ケアを提供することができます。

口内炎の原因特定と適切な治療

口内炎には様々な種類があり、その原因も多岐にわたります。歯科医師はあなたの口内炎の状態を詳しく診察して種類や原因を特定します。その上で適切な薬剤の処方や効果的な治療法をご提案します。

例えば最も一般的な「アフタ性口内炎」の場合、ステロイド軟膏の塗布やレーザー治療が有効とされています。ステロイド軟膏は炎症を抑えて痛みを和らげる効果があり、レーザー治療は治癒促進効果が期待できます。また「カンジダ性口内炎」の場合、抗真菌薬の塗布や内服が必要になります。

矯正装置の調整

矯正装置が口内炎の原因になっている場合は装置の調整を行います。ワイヤーの当たる部分にワックスを塗ったり、マウスピースの縁を滑らかにしたりすることで摩擦や刺激を軽減し、口内炎の治癒を促進します。

生活習慣や食生活のアドバイス

口内炎を繰り返さないためには生活習慣や食生活の改善も重要です。歯科医師や歯科衛生士はあなたの生活習慣や食習慣を詳しくお聞きし、口内炎になりにくい生活習慣や食生活のアドバイスを行います。

例えばビタミンB群や鉄分、亜鉛などの不足が口内炎の原因となる場合は、これらの栄養素を多く含む食品を積極的に摂取するようアドバイスします。ストレスや睡眠不足も口内炎の悪化因子となるため、ストレス軽減や睡眠の質向上のためのアドバイスも行います。

その他:こんな時も、ぜひご相談ください!

「口内炎パッチを誤って食べてしまった」
「市販薬を使用しても症状が改善しない」
「口内炎が痛すぎて食事ができない」

など、気になることや不安なことがあれば、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください!

まとめ「口内炎ケアを万全に。快適な矯正ライフを!」

矯正治療中の口内炎は誰にでも起こりうるトラブルです。しかし適切な対処法と予防法を知り、専門家のサポートを受けることで、口内炎の悩みを軽減して快適な矯正ライフを送ることができます。

もりかわ歯科では矯正治療中の患者様を全力でサポートいたします。口内炎のケアはもちろん、治療に関する疑問や不安にも丁寧にお答えしますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。

インビザライン専門ドクター 森川 康司(もりかわ こうじ)があなたの疑問や不安にお答えし、最適な治療プランをご提案いたします。

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笑顔の子ども

インビザライン・ファーストの費用の内訳をわかりやすく徹底解説!

2024年10月16日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

インビザライン・ファーストとは、子どもの歯列矯正方法のひとつです。マウスピース型の矯正装置を使用して歯並びを整えます。

インビザライン・ファーストでの治療を検討されている保護者の方のなかには、どれくらいの費用がかかるのか気になっている方もいるでしょう。

そこで今回は、インビザライン・ファーストの特徴や費用、費用を抑える方法などについて解説します。お子さんの矯正方法としてインビザライン・ファーストを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

インビザライン・ファーストの特徴

マウスピースと専用ケース

インビザライン・ファーストは、乳歯と永久歯が混在する混合歯列期に適応となる矯正方法のひとつです。年齢でいうと、6歳~12歳頃が目安になります。ここでは、インビザライン・ファーストの特徴について解説します。

自由に取り外しができる

インビザライン・ファーストのマウスピースは1日に20〜22時間装着する必要がありますが、自由に着脱が可能です。例えば、食事や口腔ケア、写真撮影の際には取り外しができるので、ストレスを軽減できるでしょう。

透明で目立ちにくい

インビザライン・ファーストでは透明のマウスピースを使用するため、目立ちにくいという特徴があります。周囲の人に気付かれにくいため、見た目が気になるお子さんでも続けやすい矯正方法といえます。

痛みが少ない

インビザライン・ファーストは歯に強い力をかけるワイヤー矯正とは異なり、マウスピースを装着・交換しながら少しずつ歯を動かしていきます。そのため、痛みが少ないという特徴もあります。

また、マウスピースは柔らかいプラスチックでできているため、装置で口の中を傷つけるリスクも低いでしょう。

食べ物の制限がない

インビザライン・ファーストでは食事の際にマウスピースを取り外すことができるため、基本的に食べ物を制限する必要はありません。制限なく好きなものを食べられることは、成長期のお子さんにとって大きなメリットといえます。

普段どおりに歯磨きができる

インビザライン・ファーストでは矯正装置を取り外せるため、普段通りに歯磨きができます。しっかり歯磨きができるため、虫歯や歯周病のリスクを抑えられるのも特徴です。

インビザライン・ファーストの費用とその内訳

インビザライン・ファーストの費用イメージ

インビザライン・ファーストを検討されている保護者の方のなかには、費用面が気になっている方は多いことでしょう。インビザライン・ファーストにかかる費用は、歯並びの状態や歯科医院によって異なりますが、45万〜80万円程度が相場です。

以下に、インビザライン・ファーストでの治療にかかる費用の内訳について解説します。なお、詳しい費用の内訳については歯科医院によって異なりますので、こちらはあくまでも目安としてお考えください。

カウンセリング費用

まずはカウンセリングを行います。矯正治療についてのカウンセリングは、無料で行なっている歯科医院もありますが、1万円ほどかかることもあります。

精密検査の費用

次に精密検査が行われます。精密検査ではレントゲン撮影をして歯の位置や角度、顎の骨の状態などを丁寧に確認します。精密検査の費用は、1万〜5万円程度が相場です。

マウスピースの作製費用

インビザライン・ファーストでの治療にかかる費用として、最も多くを占めるのはマウスピースの作製費用です。

インビザライン・ファーストでは検査結果をもとにオーダーメイドでマウスピースを作製します。マウスピースの作製にかかる費用は40万〜60万円程度です。

治療中の通院や検診費用

インビザライン・ファーストでの矯正期間中は、2ヵ月に1回程度の頻度で通院をしながら進行状況を確認します。1回あたりの通院にかかる料金は3,000〜5,000円ほどです。定期的な通院を怠ると治療に影響がでる可能性があるため、必ず歯科医師の指示通りに受診しましょう。

リテーナーの作製費用

矯正治療後は保定期間が設けられています。保定期間とは整えた歯並びが後戻りするのを防ぐための期間のことです。保定期間中はリテーナーと呼ばれる保定装置を装着します。リテーナーの作製費用の目安は2万〜6万円ほどです。

保定期間の通院や検診費用

保定期間中にも矯正期間中と同様に、定期的に歯科医院を受診してチェックを受ける必要があります。通院にかかる費用は、1回あたり3,000円〜5,000円程度です。

インビザライン・ファーストで追加料金がかかるケース

インビザライン・ファーストで追加料金がかかるケースイメージ

インビザライン・ファーストの治療期間中には、追加で費用がかかるケースがいくつかあります。実際に追加費用が発生するかどうかは歯科医院によっても異なりますので、治療を検討している歯科医院で確認することが大切です。

治療期間が延びた場合

インビザライン・ファーストでは、マウスピースを1日に20〜22時間装着する必要があります。装着時間が不足すると、計画通りに治療が進まずに治療期間が延びる可能性があります。

インビザライン・ファーストでは定期的にマウスピースを交換しながら歯を動かしますが、装着時間が不足すると次の段階のマウスピースが合わなくなる可能性があります。マウスピースが合わないときは作り直さなければならなくなるケースもあるでしょう。

マウスピースを紛失・破損した場合

マウスピースを紛失・破損した場合には作り直しが必要になることがあります。マウスピースの再作成には1ヵ月程度かかるため、その分治療期間も延びることになります。

インビザライン・ファーストでの治療中は、学校にマウスピースを装着していく必要がありますので、適切な扱い方や保管方法などについて指導することも重要です。

治療中に虫歯や歯周病になった場合

インビザライン・ファーストではマウスピースを長時間装着するため、唾液による自浄作用が働きにくくなります。その結果、矯正前よりも虫歯や歯周病のリスクが高まるのです。

万が一、虫歯や歯周病になった場合には、矯正治療を中断して先に虫歯や歯周病の治療を行う必要があります。虫歯治療で歯を削った場合にはマウスピースが合わなくなり、再作製に費用や期間を要することも考えられるでしょう。

インビザライン・ファーストは保険が適用される?

インビザライン・ファーストは保険が適用されるかイメージ

インビザライン・ファーストは基本的に保険適用外の治療となります。自由診療ですので、詳しい費用については歯科医院によっても異なります。

ただし、厚生労働大臣が指定する疾患が原因で噛み合わせに問題がある場合には保険が適用されることもありますので、まずは歯科医院へご相談ください。

インビザライン・ファーストの費用の負担を抑える方法

インビザライン・ファーストの費用の負担を抑える方法イメージ

上述のとおり、インビザライン・ファーストでの治療には高額な費用がかかりますので、少しでも費用を抑えたいと考える方は多いでしょう。ここでは、インビザライン・ファーストの費用負担を抑える方法について解説します。

医療費控除を申請する

医療費控除とは、1年間に支払った医療費の合計が10万円を超えた場合に受けられる所得控除のことです。医療費控除は生計をともにする家族の医療費もまとめて申請できますので、経済的な負担の軽減に役立つでしょう。

ただし、医療費控除の対象となるのは、噛み合わせなどの問題によって矯正治療が必要と判断された場合です。医療費控除の対象となるかは、歯科医師に確認するとよいでしょう。

デンタルローンを利用する

デンタルローンとは、歯科治療に利用できるローン制度のことです。利用するためには審査を受ける必要がありますが、デンタルローンを利用できれば、治療費を分割で支払うことができます。

また、クレジットカードの分割払いよりも金利が低いことも多いので、検討するとよいかもしれません。なお、デンタルローンに対応していない歯科医院もあるため、事前に確認しましょう。

治療期間を延ばさない

追加費用を発生させないためには、マウスピースの装着時間や装着方法、保管方法などを守り、治療期間が延びないようにすることも大切です。また、口腔ケアを丁寧に行い、虫歯や歯周病を防ぐことも心がけましょう。

まとめ

インビザライン・ファーストの治療を受ける子ども

インビザライン・ファーストは着脱可能なマウスピースを使用する治療方法です。インビザライン・ファーストでの治療は基本的に保険が適用されないため、費用は高額になります。

さらに、治療期間が延びたり、マウスピースを紛失・破損したりすると追加で費用がかかる可能性があるため注意しなければなりません。そのため、マウスピースの管理を徹底することが大切です。マウスピースの装着時間や保管方法は守りましょう。

また、医療費控除やデンタルローンなどを活用することで経済的な負担を軽減できる場合があります。インビザライン・ファーストにかかる詳しい費用は症例や歯科医院によっても異なりますので、まずはカウンセリングにて詳しい費用を確認しましょう。

小児矯正を検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

矯正治療中の発音への影響は?滑舌が悪くなるって本当?

矯正治療中の発音への影響は?滑舌が悪くなるって本当?

2024年10月11日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

「矯正治療に興味があるけど発音が悪くなったらどうしよう…」
「滑舌が悪くなると仕事や人間関係に影響が出そうで不安…」

そんな不安を感じていませんか?
矯正治療は美しい歯並びを手に入れるだけでなく、噛み合わせや顔のバランスを整えるなど、様々なメリットがあります。それでも治療中の発音への影響や口元の突出感(いわゆる「口ゴボ(くちごぼ)」)が気になる方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、矯正治療と発音・滑舌の関係、そして口ゴボについて、皆さんの疑問や不安を解消していきます。具体的な症例や改善方法もご紹介しますので、ぜひ最後まで読んで矯正治療への一歩を踏み出す参考にしてくださいね。

歯並びと発音・滑舌:切っても切れない関係

歯並びは私たちの滑舌や発音に大きな影響を与えます。歯は舌や唇とともに、言葉を話す上で重要な役割を果たしています。私たちが言葉を話す時、舌や唇を歯に当てたり歯と歯の間に息を通したりすることで、様々な音を正確に作り出しています。

歯並びが悪いと舌や唇の動きが制限されてしまい、特定の音を発音しづらくなることがあります。以下のような歯並びの方はそれぞれ特徴的な発音の癖が出やすい傾向があります。

出っ歯

歯並び/出っ歯

上の前歯が前に出ている状態で、サ行やタ行の発音が不明瞭になりやすい傾向があります。これは発音時に前歯の隙間から空気が漏れてしまうためです。また、口元が前に出ている「口ゴボ」の状態を引き起こしやすく、見た目の印象だけでなく発音や口腔機能にも悪影響を及ぼす可能性があります。

受け口

歯並び/受け口

下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態で、パ行やマ行の発音がしづらいことがあります。これは下の歯が上の歯よりも前に出ているため、唇の動きが制限されるためです。また、顎関節への負担や噛み合わせの問題を引き起こす可能性があり、放置すると顎関節症や消化不良などの健康問題に発展することもあります。

開咬

歯並び/開咬

奥歯を噛み合わせた時に前歯が噛み合わない状態です。前歯で空気をしっかりと閉じることができないため、サ行やタ行、カ行などの発音がしづらいことがあります。さらに開咬は舌で前歯を押してしまう癖(舌突出癖)や口呼吸を誘発し、さらなる歯並びの悪化や口腔機能の問題を引き起こす可能性があります。舌突出癖は、舌で前歯を押すことで開咬をさらに悪化させたり、出っ歯の原因になることもあります。また、口呼吸は、口内環境を悪化させ、虫歯や歯周病、口臭の原因となるだけでなく、免疫力の低下やアレルギー症状の悪化にもつながることがあります。

口ゴボ(くちごぼ):その深刻な影響とは

口ゴボ(くちごぼ):その深刻な影響とは

「口ゴボ」とは「口元が出ている状態」を表す俗語で、医学的には「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」と呼ばれます。

口ゴボは上の前歯が前に出ていたり、上の顎の骨自体が前に出ていたり、上下の顎のバランスが悪かったりすることが原因で起こります。これらの原因が組み合わさり、口元が前に突き出ているように見える状態が「口ゴボ」です。

口ゴボは見た目の問題だけでなく、以下のような様々な健康面への影響も懸念されます。

口呼吸

口が閉じにくいため、鼻ではなく口で呼吸する習慣がつきやすいです。口呼吸は口内が乾燥しやすく、虫歯や歯周病、口臭の原因となるだけでなく、細菌やウイルスが直接体内に入りやすくなるため、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなることもあります。さらに、アレルギー症状が悪化したり睡眠の質が低下したり、顔の成長や発達に影響を与える可能性もあります。

咀嚼(そしゃく)機能の低下

前歯でうまく食べ物を噛み切ることが難しく、奥歯に過度な負担がかかりやすいです。食べ物をよく噛み砕けないことで消化不良を起こしやすくなり、胃腸への負担が増加します。さらに咀嚼回数が減ることで満腹中枢が刺激されにくくなり、過食や肥満につながる可能性もあります。

発音障害

特にサ行やタ行の発音が不明瞭になりやすいです。前歯が前に出ていることで舌が適切な位置に収まらず、空気が漏れてしまうためです。口ゴボにより唇の動きも制限されるため、他の音の発音にも影響が出る可能性があります。発音障害はコミュニケーションの妨げとなり、自信喪失や対人関係の構築にも悪影響を及ぼす可能性があります。

顎関節症

顎の関節に負担がかかり、痛みや clicking音(顎を動かした時に音が鳴る)、開口障害(口が開きにくい)などを引き起こすことがあります。顎関節症は、放置すると慢性化し、頭痛、肩こり、耳鳴り、めまいなどを引き起こすこともあり、日常生活に支障をきたすこともあります。

口内炎

口が閉じにくいため唇が乾燥しやすく、口内炎ができやすいです。口内炎は食事や会話の際に痛みを伴い、日常生活の質を低下させる可能性があります。口内炎を繰り返すことで、口腔粘膜の炎症が慢性化し、より重篤な疾患につながるリスクも考えられます。

いびき・睡眠時無呼吸症候群

気道が狭くなり、いびきをかきやすくなります。重度の口ゴボの場合、睡眠時無呼吸症候群になるリスクも高まります。睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に呼吸が止まる病気で、高血圧、心臓病、脳卒中などのリスクを高めるだけでなく、日中の眠気や集中力低下、記憶力低下などを引き起こし、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。

悪い歯並びを放置するリスクと矯正の重要性

悪い歯並びを放置するリスクと矯正の重要性

歯並びが悪いまま放置すると様々な問題を引き起こす可能性があります。

見た目のコンプレックス

歯並びが気になることで笑顔に自信が持てなくなったり、消極的な性格になってしまうことがあります。これは自己肯定感の低下や、対人関係の構築にも影響を及ぼす可能性があります。特に思春期のお子様にとっては周囲からの視線が気になる時期であり、歯並びのコンプレックスがいじめや孤立の原因になってしまうケースも残念ながら存在します。さらに就職活動や恋愛など、人生の様々な場面で第一印象は非常に重要です。歯並びが悪いことで自信を失ってしまい本来の能力を発揮できなかったり、チャンスを逃してしまう可能性も否定できません。

健康面への影響

顎関節症

歯並びの悪さは顎関節に過度な負担をかけ、顎関節症を引き起こすリスクを高めます。顎関節症は顎の関節や周囲の筋肉に痛みや違和感、口が開きにくいなどの症状を引き起こします。そのまま放置しておくと頭痛、肩こり、耳鳴り、さらには全身の骨格の歪みにつながることもあります。

虫歯や歯周病

歯並びが悪いと歯ブラシが届きにくい場所が増え、歯磨きが困難になります。結果としてプラーク(歯垢)が溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが大幅に高まります。重度の虫歯や歯周病は歯を失うことにつながり、将来的にインプラントなどの高額な治療が必要になることもあります。

発音障害

歯並びが原因で発音が不明瞭な場合、コミュニケーションに支障をきたし自信喪失につながることがあります。これは、学業や仕事、人間関係など、様々な場面で悪影響を及ぼす可能性があります。特にプレゼンテーションや接客業など、人前で話す機会が多い職業では歯並びが原因でキャリアアップの妨げになることも考えられます。

その他

歯並びの悪さは呼吸や消化にも影響を及ぼすことがあります。口呼吸になりやすくなったり、食べ物をうまく噛み砕くことができずに消化不良を起こしやすくなったりすることもあります。また、口内炎ができやすくなるなど、口腔内の健康にも悪影響を与える可能性があります。これらの問題を放置すると慢性化し、日常生活の質を著しく低下させることもあります。

矯正治療で得られるもの:美しい歯並びの先にある未来

矯正治療は見た目の改善だけでなく、健康面や精神面にも良い影響を与えることができます。

健康面

噛み合わせ・顎関節の機能改善

噛み合わせが改善することで食べ物をしっかり噛み砕けるようになり、消化を助けます。また、顎関節への負担を軽減して顎関節症の予防や改善にもつながります。

虫歯・歯周病の予防

歯並びが整うことで歯磨きがしやすくなり、プラーク(歯垢)が溜まりにくくなります。結果として虫歯や歯周病のリスクを減らすことができます。

発音改善

歯並びが整うことで舌や唇の動きがスムーズになり、発音が明瞭になります。

呼吸・消化の改善

口ゴボが改善されれば鼻呼吸がしやすくなり、呼吸機能が向上します。また、食べ物をしっかり噛み砕けるようになることで消化もスムーズになります。

精神面

自信の向上

美しい歯並びはあなたの笑顔をさらに輝かせ、自信を与えてくれます。これまで歯並びが気になって思いきり笑えなかった方も、矯正治療後は自然と笑顔が増え、表情も明るくなるでしょう。

自分に自信を持つことは積極性や行動力にもつながります。新しいことにチャレンジしたり、人前に出ることを恐れない、そんなポジティブな自分に出会えるかもしれません。

コミュニケーション能力の向上

歯並びが整って発音が明瞭になることでコミュニケーションがスムーズになります。相手に自分の気持ちをしっかりと伝えられるようになり、誤解やトラブルも減るでしょう。

自信を持って話せるようになることで積極的にコミュニケーションを取れるようになり、人間関係の構築にも良い影響を与えます。

自己肯定感の向上

長年抱えていた歯並びのコンプレックスが解消されれば自分自身を肯定的に捉えられるようになり、自己肯定感が向上します。「自分はダメだ」と感じていた方も矯正治療を通して自分の価値を再認識し、前向きな気持ちで毎日を過ごせるようになるでしょう。

自己肯定感の向上は心の健康にもつながり、ストレスへの耐性や幸福感の向上にも貢献します。

矯正治療は単に歯並びを整えるだけではありません。それはあなた自身の内面を輝かせ、より豊かな人生を送るための第一歩となります。

まとめ「矯正治療で、自信あふれる笑顔と健康な毎日を!」

矯正治療中の発音への影響や口ゴボは、確かに気になる点かもしれません。しかし、矯正治療によって得られるメリットは、それらをはるかに上回ります。

美しい歯並びは、自信に満ちた笑顔と健康的な生活をもたらし、あなたの人生をより豊かに彩ってくれるでしょう。

もりかわ歯科ではインビザライン歯列矯正の無料相談を実施しています。歯並びや歯列矯正治療について、どんなことでもお気軽にご相談ください。

インビザライン専門ドクター 森川 康司(もりかわ こうじ)があなたの疑問や不安にお答えし、最適な治療プランをご提案いたします。

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医療法人甦歯会 マイデンタルクリニックもりかわ歯科

  • 住所:〒581-0803 大阪府八尾市光町2丁目3 アリオ八尾2F
  • 電話番号:072-922-8148
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虫歯治療を受けている女性

初期の虫歯治療について知りたい!特徴や治療内容、予防方法とは

2024年10月9日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

どれだけ気を付けて歯磨きをしていても、むし歯になることがあります。「初期のむし歯なら放置していても自然に治るのでは?」「初期むし歯と虫歯の違いがわからない」と思う方もいるでしょう。

今回は、初期虫歯の特徴や治療内容と流れについて解説します。むし歯の予防法や初期むし歯の治療にかかる費用も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

初期の虫歯の特徴

歯鏡に写った虫歯

虫歯になる手前の初期虫歯と、むし歯になって間もないむし歯の2種類があります。

専門用語で、COがむし歯になる手前の初期虫歯です。歯のミネラルが溶け出してエナメル質が白濁するだけなので、見た目で判断することは困難です。

すぐに治療する必要はありませんが、放っておくと進行して治療が必要なC1やC2に移行する可能性があります。

むし歯になって間もない虫歯は、C1といいます。C1はすでに虫歯になっている状態で、すぐに治療が必要なケースもあれば、経過観察をするケースもあります。

いずれも、早期発見できれば再石灰化を促して自己修復できたり、削る必要があっても最小限の切削で留めたりすることが可能です。

しかし、初期虫歯は自覚症状がなく見た目にも分かりにくいため、気づいたときにはむし歯が進行しているケースが多いです。初期むし歯の特徴を知り、悪化を防げるようにしましょう。

穴が空かない

むし歯のごく初期の段階では、歯に穴は空きません。そのため、鏡で見ても舌で触っても気づきにくいです。

ご自身で虫歯かもしれないと気づける方は非常に稀で、歯科検診で見つかるケースが多いです。

痛みがない

むし歯になると、冷たいものを口にするとしみるような痛みを感じます。次に、熱いものや甘いものを食べたり飲んだりしたときに痛みを感じ始めます。何もしていない時に痛みを感じるようになると、神経に達した重度の状態と考えられます。

一方、初期虫歯は食べ物がしみたり痛みを感じたり、自覚症状が全くありません。そのため、発見が遅れて、重症化して受診する方が少なくありません。

歯の表面の透明感がなくなる

健康な歯には透明感がありますが、初期虫歯になると歯の表面が白く不透明な状態になります。歯の表面のエナメル質が溶け出して白濁した部分は健康な歯よりもろく、放置すると進行して治療が必要な虫歯になります。

茶色く変色する

白濁した初期虫歯が進行すると、茶色く変色してきます。白濁している部分よりもさらに虫歯に近づいている状態なので、気づいたら歯科医院を受診しましょう。

初期の虫歯の治療内容と流れ

ブラッシング指導の様子

初期の虫歯は、以下の方法で治療します。初期の段階で発見し治療を受けると削らなくてよいことも多く、治療期間も短縮できます。

ブラッシング指導

初期むし歯の進行を抑制するためには、毎日の歯磨きが重要です。プラーク(歯垢)のない清潔な状態を保てるように、歯磨きの指導をおこないます。また、必要に応じてデンタルフロスや歯間ブラシの使い方なども指導します。

毎日使用する歯ブラシの選び方も重要です。毛先が柔らかく歯と歯茎に優しく当たるタイプの歯ブラシを選ぶようにしましょう。

フッ素を塗布する

歯科医院でのフッ素塗布は、初期むし歯の治療によく行われる処置のひとつです。歯科医院で塗布できるフッ素には、再石灰化の促進、酸の生成を抑制、歯質の強化などの効果があります。歯の表面にフッ素を塗布することで、歯質を強化し虫歯の再発を防ぎます。

市販の歯磨き粉にもフッ素が含まれているものがあります。歯磨き粉でもフッ素を取り込めますが、歯科医院で使用するフッ素は高濃度であるため、定期的に塗布すればむし歯予防に効果的です。

PMTC

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング)は、歯科医院で行われる専門的なクリーニングです。歯科衛生士が特殊な器具を使って、普段の歯磨きでは落としきれない汚れやバイオフィルムを除去し、歯の表面をきれいに清掃します。

PMTCの後は歯の表面が滑らかになるため、汚れが付着しにくい歯になります。初期虫歯の治療としてはもちろん、むし歯の予防としても効果的です。

シーラント

レジンと呼ばれるプラスチック樹脂でできた素材を歯の溝に沿って詰める処置で、むし歯の予防効果を高める方法です。主に奥歯の溝や凹凸のある部分に施されます。

6〜12歳のお子さまの場合は、保険適用で受けられる処置です。13歳以上の方は自由診療になりますが、1本あたり2,000円前後で受けられることが多いです。

初期の虫歯の治療にかかる費用

初期虫歯の治療費計算

初期虫歯の治療には保険が適用されます。3割負担の方が初期虫歯の治療を行う場合、必要な費用は1,500〜3,000円程度でしょう。

この時の虫歯の状態は、歯の表面にある白いエナメル質が溶かされた状態です。痛みはありませんが、むし歯の部分を削ってレジンと呼ばれる白い詰め物をします。基本的に、1日で治療が完了します。

まだ治療の必要がなく、1〜3か月ごとに経過観察を行う場合は、クリーニングやブラッシング指導で1回につき1,000〜3,000円かかります。また、虫歯の進行を防ぐフッ素塗布を行った場合の目安は500〜1,000円程です。

C2に進行したむし歯の治療費は2,000〜1万円程度、C3になると治療費がさらに高くなります。初期の段階で虫歯を治療すると、費用の負担を抑えられるのです。

初期の虫歯を放置するとどうなる?

放置した初期虫歯がブラッシング中に強く痛む女性

初期のむし歯を放置しても自然治癒すると思っている方がいるかもしれません。

しかし、むし歯を放置すると、痛みだけでなく命にかかわる疾患へとつながることがあります。以下では、初期虫歯を放置することで起きる症状をご紹介します。

痛みが強くなる

初期の虫歯を放置していると、原因菌が歯の神経を刺激し炎症を起こします。炎症がひどくなると、痛みが生じます。ごく初期の虫歯では痛みがなく、冷たい食べ物がしみる程度かもしれません。

しかし、むし歯を放置して進行するほど炎症がひどくなり、痛みが強くなっていきます。痛み止めを服用すれば一時的に痛みが和らぐこともありますが、虫歯が進行すると痛み止めが効かなくなる場合もあります。

また、痛み止めを使用しても、根本的な問題の解決には至りません。痛み止めが必要なほど虫歯が悪化している場合、自然治癒は望めません。

歯の神経が壊死する

初期のむし歯を治療せず、虫歯菌が歯髄(歯の神経)に達したまま放置すると、神経の壊死・腐敗が進みます。この段階では、我慢できないほどの痛みを伴うようになります。そのため、虫歯菌に汚染された神経は取り除かなければなりません。

歯の神経を抜くと歯の寿命が短くなってしまうため、初期の虫歯でも放置せずに歯科医院を受診しましょう。

口臭が発生する

虫歯を放置すると、原因菌が増殖することで口臭が発生・悪化します。虫歯の黒ずんでいる部分では原因菌が大量に増殖していて、食べかすやプラークを分解する過程で強い臭いを発します。

口臭は患者様自身では気づきにくいものの、むし歯で生じる口臭は生ごみの臭いに例えられることもあるほどです。歯の神経が腐ったり歯根に膿がたまったりしている場合には、腐敗臭を放ち始めるので、早めに歯科医院を受診しましょう。

副鼻腔炎や骨髄炎になる

副鼻腔炎は、蓄膿症とも呼ばれている病気です。上の歯がむし歯になって放置している状態から、虫歯の細菌が副鼻腔におよび炎症が広がって引き起こされます。

副鼻腔に炎症が起こると、副鼻腔内の粘膜が腫れて鼻腔との通路を塞ぎ、慢性副鼻腔炎を発症してしまう可能性があります。むし歯が原因の副鼻腔炎は、歯科医院と耳鼻科の両方を受診しなければならず、どちらか一方の治療だけでは完治しないことも多いです。

この場合、治療に時間・費用がかかります。

骨髄炎は骨が炎症を起こす病気です。むし歯を放置することで起こる顎の骨髄炎のことを、顎骨骨髄炎と呼びます。下顎のほうが骨髄炎になりやすく、痛みから食欲不振に陥るなど、日常生活にも大きな影響を及ぼすことがあります。

初期虫歯を予防するには

歯磨きをしている男性

初期虫歯を予防するためには、以下のポイントを意識しましょう。

丁寧に歯磨きをする

初期虫歯を予防するためには、毎日の歯磨きを丁寧に行って食べかすやプラーク(歯垢)を取り除くことが大切です。特に、睡眠中は唾液の分泌量が減ることによりむし歯のリスクが上がるため、就寝前の歯磨きでは隅々まで丁寧に磨くように心がけましょう。

食べ物を長時間口に入れない

長時間口の中に食べ物が入っていると、虫歯菌が糖を餌にして酸が出やすくなります。特に、甘いものや糖を多量に含む食べ物や飲み物は、むし歯のリスクを高めてしまいます。

ダラダラとお菓子を食べ続けたり、おやつを食べた後に歯磨きをせずに昼寝したりするのは避けましょう。

定期検診を受ける

虫歯を予防するための予防法で、最も効果的なのが歯科医院での定期健診です。歯医者が苦手な方も多いかもしれませんが、虫歯を早期発見できれば、歯のクリーニングやフッ素塗布など痛みを伴わない治療で対応できます。

歯を失うリスクも大幅に減らせるので、定期検診は3〜6か月に1回ほどのペースで受けるとよいでしょう。

まとめ

歯科衛生士の女性

初期むし歯は、早期発見し歯科医院を受診することで、削らずに治療できるケースが少なくありません。痛みがないからといって放置するとむし歯が悪化し、治療費がかさみ治療期間が長くなるうえ、歯の寿命が短くなるリスクもあります。

初期虫歯をどれだけ早く見つけ進行を防ぐかにより、治療方法が大きく変わります。初期むし歯の特徴を把握し、定期検診やセルフケアなどでむし歯を予防しましょう。

虫歯でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

矯正治療後の後戻りを防ぐ!リテーナーの役割と正しい使い方

矯正治療後の後戻りを防ぐ!リテーナーの役割と正しい使い方

2024年10月4日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

今回は矯正治療後の「後戻り」を防ぐために欠かせない「リテーナー」について詳しく解説します。せっかく手に入れた美しい歯並び、ずっとキープしたいですよね?

「でも、リテーナーって一体何?」
「毎日どれくらいつければいいの?」

そんな疑問にお答えしながら、リテーナーの重要性や正しい使い方、リテーナーの使用を怠るとどうなるのか…包み隠さずお伝えします!

リテーナーとは?

リテーナーとは歯列矯正治療後、歯並びが後戻りしないように歯の位置を保定(固定)するための装置です。

矯正治療によって歯は正しい位置に移動しますが、治療直後はまだ歯の周りの骨や組織が安定していない状態です。例えば強風で曲がったばかりの若木のようなものです。支えがないと元の曲がった状態に戻ってしまいますよね?

リテーナーとは?

歯も同じで、そのまま放置すると元の位置に戻ろうとする力が働き、せっかくの治療効果が台無しになってしまう可能性があります。

リテーナーは、この「後戻り」を防いで美しい歯並びを長期的に維持するために非常に重要な役割を果たします。いわば歯並びを支える「添え木」のような存在です。

特にマウスピース矯正の場合、リテーナーは矯正治療中に使用していたマウスピースと見た目がほとんど変わりません。透明で目立ちにくいので周囲に気づかれずに装着できるのも嬉しいポイントです。

リテーナーの種類

リテーナーは大きく分けて2つの種類があります。

固定式リテーナー(ワイヤータイプ)

固定式リテーナー(ワイヤータイプ)

固定式リテーナー(ワイヤータイプ)は歯の裏側に細いワイヤーを接着剤で固定するため、取り外しの手間がなく、紛失の心配もありません。このタイプは主に前歯の裏側に装着され、後戻りしやすい前歯の歯並びをしっかりとキープします。ただし、定期的に歯科医院でクリーニングを受ける必要があります。

可撤式リテーナー(マウスピースタイプ)

可撤式リテーナー(マウスピースタイプ)

可撤式リテーナー(マウスピースタイプ)は透明なマウスピース型の装置で、見た目が目立ちにくく、装着感も比較的快適です。食事や歯磨きの際には取り外せるため、口腔内を清潔に保ちやすいというメリットがあります。しかし取り外し可能であるがゆえに紛失や破損のリスクがあり、丁寧な自己管理が必要です。

 

どちらのリテーナーを使用するかは患者様の歯並びの状態やライフスタイル、ご希望などを考慮して歯科医師が判断します。

リテーナー装着中の注意点

リテーナーは矯正治療の成果を維持するための大切な装置ですが、正しく使用しなければその効果を十分に発揮できません。また不適切な使用は、口腔内のトラブルを引き起こす可能性もあります。

特に以下の点にはご注意ください。

食事や歯磨きの時は必ず外す

リテーナーを装着したまま食事をするとリテーナーが変形したり、破損したりする可能性があります。また歯磨きも十分にできないため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。必ずリテーナーを外してから食事や歯磨きを行いましょう。

清潔に保つ

リテーナーは毎日丁寧に洗浄しましょう。専用の洗浄剤を使用するか水で洗い流した後、歯ブラシで優しく汚れを落とします。熱湯での洗浄や漂白剤の使用はリテーナーを変形させる可能性があるため避けましょう。

破損や紛失に注意

リテーナーはデリケートな装置です。強い力が加わると破損する可能性がありますので、取り扱いには注意しましょう。外出時に持ち運ぶ際は専用のケースに入れ、紛失しないように気をつけましょう。破損や紛失をしてしまった場合は、すぐに歯科医院に連絡してください。

定期検診を受ける

定期的に歯科医院を受診して歯並びの状態やリテーナーの適合をチェックしてもらいましょう。歯並びに変化があった場合は、リテーナーの調整や新しいリテーナーの作成が必要になることもあります。

矯正のリテーナーは1日何時間つけるべき?

リテーナーの装着時間は、矯正治療後どのくらい時間が経過しているかによって異なります。

矯正治療直後

矯正治療直後

矯正治療直後は歯が最も後戻りしやすい時期です。せっかく整えた歯並びを維持するため、食事と歯磨きの時以外は1日20時間以上リテーナーを装着することが推奨されます。

数ヶ月後

矯正治療/数ヶ月後

歯列矯正から数ヶ月が経過すると、歯の周りの組織が徐々に安定してきます。この時期には歯科医師の指示に従い、リテーナーの装着時間を徐々に減らしていきます。一般的には夜間のみの装着に移行していくことが多いです。

数年後

矯正治療/数年後

数年後には歯並びがさらに安定してきます。
歯科医師の判断によっては装着頻度をさらに減らすことも可能になります。しかし歯は年齢を重ねても少しずつ動く可能性があるため、美しい歯並びをできるだけ長く維持するためにはリテーナーを継続的に使用することが大切です。定期的な歯科検診で歯並びの状態をチェックしてもらい、その時点での適切な装着時間を指示してもらいましょう。

矯正のリテーナーはいつまでつける必要がありますか?

リテーナーの装着期間も歯並びの状態や年齢などによって個人差があります。

  • 一般的には、最低でも2〜3年は必要と言われています。
  • 永久歯が生え揃うまでは後戻りのリスクが高いため、継続的な装着が重要です。
  • 成長期を終えても歯は少しずつ動きます。 そのため、美しい歯並びを維持するためには継続的にリテーナーを使用することをおすすめします。
  • 定期的な歯科検診を受け歯並びの状態をチェックしてもらうことで、適切な装着時間を調整することができます。

リテーナーを長時間外すとどうなるの?

矯正治療中は矯正装置によって歯を固定して新しい位置に定着させようとしますが、治療が終わって装置を外した後はリテーナーがこの役割を担います。

リテーナーを長時間外すと歯を支える周りの組織(歯根膜や歯槽骨)がまだ完全に安定していないため、歯は元の位置に戻ろうとして後戻りが起こる可能性があります。

後戻りの程度は人それぞれ

後戻りの程度は以下の要因によって異なります。

リテーナーを外していた期間

長時間、あるいは長期間リテーナーを外していると後戻りの程度は大きくなります。

歯並びの状態

元々の歯並びの状態や矯正治療で歯を大きく動かした場合は、後戻りしやすい傾向があります。

年齢

一般的に成長期の子供は歯が動きやすいため、後戻りのリスクが高くなります。
加齢とともに歯や歯茎は弱くなるため、高齢者も後戻りしやすい傾向があります。

歯ぎしりや食いしばり

歯ぎしりや食いしばりの癖がある人は歯に加わる力が強いため、後戻りのリスクが高まります。

舌の癖や口呼吸

舌で歯を押す癖や口呼吸がある人も歯並びが崩れやすいため、後戻りのリスクが高まります。

後戻りしてしまった場合

後戻りが軽度であれば再度リテーナーを装着することで歯並びを戻せる可能性があります。しかし、後戻りが進行している場合は再矯正が必要になることもあります。

再矯正の場合、初回の矯正治療よりも費用や期間がかかる場合があり、抜歯が必要になるケースも出てきます。

数ヶ月後には夜間だけのリテーナー装着でOKに?

数ヶ月後には夜間だけのリテーナー装着でOKに?

矯正治療開始直後は歯や周囲の組織がまだ不安定なため、後戻りを防ぐために長時間のリテーナー装着が必要です。しかし数ヶ月経過すると歯が新しい位置に定着し始め、周囲の組織も安定してきます。この段階では歯の後戻りのリスクが低くなり、歯科医師の判断によっては夜間のみのリテーナー装着でも十分な効果が期待できるケースも出てきます。

夜間だけの装着となれば日中はリテーナーから解放され、より快適に過ごせるようになるでしょう。

就寝中の装着で起こるかもしれないことや注意点

夜間のみのリテーナー装着は、日中の見た目を気にせず治療を進められるというメリットがあります。
しかし以下のような点には引き続き注意が必要です。

違和感や息苦しさ

常にリテーナーを装着していた時と比べて、治療が進んで夜間だけの装着に移行すると、再びリテーナーの装着に違和感を感じることがあります。初めは口の中に異物がある感覚や、少し息苦しさを感じるかもしれません。

これらの違和感は個人差はありますが、多くの場合は数日から数週間で慣れていきます。しかし違和感や息苦しさのために睡眠の質が低下し、日中の活動に影響が出る場合は我慢せずに歯科医師に相談しましょう。

乾燥

夜間のみのリテーナー装着になったことで日中は口の中が開放的になり、唾液の分泌が促されます。一方で夜間は唾液の分泌量が減少し、さらにリテーナーが空気の流れを妨いでしまうため、口の中が乾燥しやすくなってしまいます。

口の乾燥は虫歯や歯周病、口臭の原因となるだけでなく、口内炎や喉の痛みを引き起こすこともあります。特に就寝中は唾液の分泌量がさらに減るため「こまめな水分補給」や「意識的に鼻呼吸をして口呼吸を避ける」などの対策を意識してみましょう。

装着忘れ

夜間だけの装着に移行すると日中はリテーナーを装着しない生活に慣れてしまい、うっかり夜間の装着を忘れてしまうことも。疲れていたり眠気が強いときなどは、ついそのまま寝てしまうこともあるでしょう。旅行や出張などでいつもと違う環境に身を置くときも装着を忘れてしまうリスクが高まります。

リテーナーの装着を忘れる事が増えると歯が元の位置に戻ろうとする力が働き、後戻りが始まってしまう可能性があります。せっかく頑張って矯正治療を行ったのに後戻りしてしまっては元も子もありません。

「保管する場所を決めておく」「寝る前にアラームを設定する」といった工夫をして装着忘れを防ぎましょう。

装着時間は必ず歯科医師の指示に従って

夜間のみの装着で十分かどうかは個々の歯並びの状態や治療経過によって異なります。自己判断で装着時間を減らしてしまうと、後戻りのリスクが高まるため、必ず歯科医師の指示に従いましょう。

 

定期的な検診で歯並びの状態をチェックしてもらい、適切な装着時間を確認することが大切です。

まとめ「リテーナーを正しく使って、きれいな歯並びをキープしよう!」

リテーナーは矯正治療後の美しい歯並びを維持するために欠かせない装置です。リテーナーを毎日決められた時間しっかりと装着し、丁寧にケアすることで後戻りを防ぎ、理想の笑顔をずっとキープすることができます。

「リテーナーって面倒くさい…」

そう思う方もいるかもしれません。しかしリテーナーを怠ると後戻りが起こり、再矯正が必要になる可能性もあります。すると時間的にも金銭的にも大きな負担がかかってしまいます。

せっかく頑張って手に入れた美しい歯並びです。

「矯正のやり直しなんてしたくない!」

そう思う方は、ぜひリテーナーを大切に使って素敵な笑顔をいつまでも保ってください。

もりかわ歯科ではインビザライン歯列矯正の無料相談を実施しています。歯並びや歯列矯正治療について、どんなことでもお気軽にご相談ください。

インビザライン専門ドクター 森川 康司(もりかわ こうじ)があなたの疑問や不安にお答えし、最適な治療プランをご提案いたします。

 

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医療法人甦歯会 マイデンタルクリニックもりかわ歯科

  • 住所:〒581-0803 大阪府八尾市光町2丁目3 アリオ八尾2F
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矯正治療中の痛みや違和感、その対処法と期間は?

矯正治療中の痛みや違和感、その対処法と期間は?

2024年9月27日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

「インビザライン矯正に興味があるけど、実際どんな治療法なの?」
「矯正治療って、痛みや違和感がないか心配…」
「治療中の生活って、不便じゃないのかな?」

このような疑問や不安を抱えている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
特に「マウスピースの装着って痛くないの?」「違和感ってどんな感じ?」といった治療中の痛みや違和感に関する心配は尽きませんよね。

ご安心ください。マウスピース矯正(インビザライン)で生じる違和感の多くは歯が動いている証拠であり、異常なことではありません。それでも我慢できない場合には痛みや違和感を緩和する方法がありますので、焦らずに対処してくださいね。

この記事ではインビザライン矯正に関する痛みや違和感、その期間など、気になる点について詳しく解説します!

そもそもインビザライン矯正って?

そもそもインビザライン矯正って?

インビザライン矯正とは透明なマウスピース型の矯正装置を使って歯並びを治す方法です。従来のワイヤー矯正とは異なり、金属製のブラケットやワイヤーを使用しないので見た目が目立ちにくく、快適に治療を進められるのが特徴です。

マウスピースは患者様一人ひとりの歯型に合わせてオーダーメイドで作成します。段階的に歯を動かしていくため、マウスピースを定期的に交換しながら治療を進めていきます。

インビザライン矯正は取り外しが可能なため食事や歯磨きの際に邪魔にならず、口腔内を清潔に保ちやすいというメリットもあります。

しかしインビザライン矯正でも、多少の痛みや違和感は伴うことがあります。これは歯が少しずつ移動していく過程で、歯や歯ぐきに力がかかるためです。

インビザライン矯正でも痛みや違和感はあるの?

インビザライン矯正でも痛みや違和感はあるの?

矯正治療といえば、「痛い」「食べ物が噛めない」「口内炎ができる」といったイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。ワイヤー矯正だけでなく、インビザライン矯正でも多少の痛みや違和感は避けられないのが現実です。

特に以下のようなタイミングで痛みや違和感を感じる事があります。

新しいマウスピースに交換した直後

新しいマウスピースは、歯を次の段階へと動かすために少しきつめに設計されています。そのため装着した直後は歯が押されるような感覚や、締め付けられるような痛みを感じることがあります。

アタッチメントを装着した時

アタッチメントとは歯の表面に付ける小さな突起物で、マウスピースが歯にしっかりと固定され効率的に歯を動かすために必要です。アタッチメントを装着した直後は、その部分に違和感や少しの痛みを感じるかもしれません。

歯の動きが大きい時期

治療の初期段階や歯を大きく動かす必要がある場合は歯や歯ぐきに強い力がかかるため、痛みや違和感を感じやすくなります。

このようなタイミングでは「こんなに痛いなんて…」 「耐えられない…」そう感じてしまう方もいるかもしれません。しかしこうした痛みや違和感は歯が動いている証拠であり、矯正治療が順調に進んでいるサインでもあります。

多くの方が同じように経験していることですし、痛みや違和感の感じ方には個人差があります。

我慢できない時はどうか一人で悩まず、お気軽に当院にご相談ください。中にはほとんど痛みを感じない方や、強い痛みを感じる方もいます。もし痛みが強い場合は、我慢せずに遠慮なくお申し出ください。痛みを和らげる方法をご提案したり、治療計画を調整したりすることも可能です。

いつまで続く?インビザライン矯正中の痛みや違和感の期間

歯列矯正を始める前は、痛みや違和感について不安を感じるのは当然のことです。特に初めての装着時やマウスピース交換時は、慣れない感覚に戸惑うこともあるでしょう。

痛みのピークは長くて3〜4日目頃まで

痛みのピークは長くて3〜4日目頃まで

インビザライン矯正の場合、痛みや違和感は一般的に新しいマウスピースに交換した直後に最も強く感じられます。これは、歯が新しい位置へと移動するために、マウスピースから圧力がかかるためです。

具体的には「歯が浮いたような感覚」「噛むと少し痛い、鈍痛がある」といった程度の痛みを感じることが多いです。しかし「食事が困難なほどの強い痛み」を感じる場合もあります。

痛みのピークは通常3〜4日目頃と言われています。その後は徐々に和らぎ、1週間程度でほとんど気にならなくなるでしょう。歯や歯茎が新しいマウスピースに慣れてくると、次第に快適に過ごせるようになります。

痛みが非常に強い場合や2週間以上続く場合は、我慢せずに歯科医師に相談しましょう。マウスピースの調整や、一時的に装着時間を短くするなどの対応が可能です。

痛みや違和感の波

人間の体は新しい刺激に徐々に慣れていくようにできています。インビザライン矯正による痛みや違和感も時間が経つにつれて軽減し、最終的にはほとんど感じなくなる場合が多いです。

ただし、マウスピースを交換するたびに一時的に痛みや違和感がぶり返すことがあります。これは歯が少しずつ動いている証拠ですので心配はいりません。

痛みのピークは、歯列矯正開始直後や、歯の動きが大きい時期に訪れることが多いです。その後は徐々に慣れていき、治療が進むにつれて痛みや違和感は少なくなっていきます。

みんな同じ?インビザライン矯正で一番辛い時期は?

インビザライン矯正中の痛みや違和感には個人差がありますが、多くの方が「特に辛い」と感じる時期がいくつかあります。これらの時期を事前に知っておくことで心の準備ができ、安心して治療に臨むことができるでしょう。

インビザライン矯正で一番辛い時期は?

歯列矯正の開始直後

初めての歯列矯正は誰にとっても未知の体験です。歯に何かが装着されているという違和感や、多少の締め付け感を感じる方が多いでしょう。歯が動き始めることで、鈍痛や歯が浮いたような感覚を覚えることもあります。

マウスピースを交換した直後

新しいマウスピースに交換するたびに歯に新たな圧力がかかり、一時的に痛みや違和感がぶり返すことがあります。これは歯が順調に動いている証拠でもありますが、慣れるまでは少し辛い時期かもしれません。

アタッチメントの装着直後

アタッチメント装着直後は違和感や痛みを感じることがあります。
これはアタッチメントが歯の表面に接着される際に、わずかな圧力がかかるためです。通常、この違和感や痛みは数日で落ち着きます。

歯の動きが大きい時期

治療計画によっては、歯を大きく動かす必要がある時期があります。このような時期は、他の時期に比べて痛みや違和感が強く感じられる傾向があります。しかし、歯並びが大きく改善していく時期でもあるので、頑張りどころと言えるでしょう。

歯の形状や歯並び

歯の形状や歯並びによっては特定の歯に強い力がかかり、痛みを感じやすい場合があります。
これは歯の根の形や傾き、歯列全体のバランスなどが影響している可能性があります。特定の歯に非常に強い痛みを感じる場合は、マウスピースの調整や治療計画の見直しを相談してみてください。

個人差や体調・精神状態

痛みの感じ方には個人差があるため、同じ治療を受けていても感じる痛みや違和感は人それぞれです。痛みの感じ方は体調や精神状態によっても左右されることがあります。ご自身の状態に合わせて、無理せず治療を進めていくことが大切です。

これらの辛い時期を乗り越えるために、次は具体的な対処法をご紹介します。痛みや違和感を少しでも軽減し、快適な矯正ライフを送るためのヒントを見つけてください。

もう我慢しない!インビザライン矯正中の痛みや違和感の対処法

インビザライン矯正中の痛みや違和感は、誰しもが経験する可能性のあるものです。しかし、我慢できないほどのつらさには適切な対処法を知ることで、少しでも快適な歯列矯正ライフを送りましょう。

痛みや違和感を感じた時の対処法

痛みや違和感を感じた時の対処法

痛み止めを服用する

市販の鎮痛剤には様々な種類があり、これらの薬は一時的に痛みを和らげる効果があります。

ただし、用法・用量を守って服用し、不安な場合は歯科医師に相談しましょう。特に妊娠中や授乳中の方や持病がある方は、必ず医師や薬剤師に相談してから服用してください。

一部の鎮痛剤には歯の動きを抑制する可能性があります。過剰摂取による副作用が出ることもありますので、矯正治療中に服用する場合は歯科医師に相談し、適切な薬剤を選択することが重要です。

冷たいものを口に含む

冷たい水や氷を口に含むのも効果的です。これは血管を収縮させ、炎症や痛みを軽減する効果が期待できるためです。痛む時には数分間口に含んだり氷を口の中で転がすなど、適宜行いましょう。

柔らかい食事を摂る

硬いものや噛み応えのあるものは避け、うどんやおかゆ、ヨーグルトなどの柔らかいものを食べるようにしましょう。ただし長期間柔らかい食事ばかりを食べていると顎の筋肉が衰えていきますので、無理のない範囲で硬さのバランスを取り、顎の筋肉が衰えたと感じたらガムを噛むなど、顎の筋肉を鍛える運動を取り入れてみましょう。

マウスピースの装着時間を調整する

痛みが強い場合は一時的にマウスピースの装着時間を短くするのも有効ですが、装着時間が短すぎると治療効果が十分に得られません。歯科医師の指示に従い、1日の装着時間が20時間以下にならないようにするなど注意が必要です。
装着時間が短くなってしまった場合は歯科医師に相談し、今後の装着計画についてアドバイスをもらいましょう。

マウスピースの端を滑らかにする

マウスピースの端が歯茎に当たって痛い場合は、歯科医院で調整してもらうか専用のやすりで優しく削ることで痛みを軽減できます。痛みを感じる部分だけを優しく少しずつ削りましょう。ただし削りすぎるとマウスピースが緩くなってしまうため、注意が必要です。

口内炎ができた場合

マウスピースが歯茎や頬の内側に擦れて口内炎ができることがあります。その場合は患部に軟膏を塗ったり、マウスピースの当たる部分を歯科医院で調整してもらうことで症状を緩和できます。

その他

その他にも、温かいタオルやカイロで患部を温めることで血行が促進され、痛みが和らぐこともあります。くわえてストレスが痛みを悪化させることもあるため、リラックスできる環境で過ごし、十分な睡眠をとることも大切です。

それでも辛い時は歯科医師に相談しましょう

これらの方法を試しても痛みや違和感が改善しない場合は、我慢せずに歯科医師に相談しましょう。痛みの原因を特定し、適切な対処法を提案してもらえます。

マウスピースが破損したり紛失したりした場合も、すぐに歯科医師に連絡しましょう。

インビザライン矯正中の痛みや違和感は、誰しもが経験する可能性のあるものです。決して無理に我慢する必要はありません。少しでも気になることや不安なことがあれば些細なことでも遠慮なく当院にご相談ください。

専門家である私たちがあなたの不安を解消し、快適に治療を進められるようサポートいたします。

まとめ「痛みや違和感の少ない、快適な歯列矯正ライフを!」

インビザライン矯正中の痛みや違和感は確かに存在します。しかしそれは歯並びが美しく変わっていく過程の一部であり、決して乗り越えられないものではありません。

この記事でご紹介したように、痛みや違和感は一時的なものであり、適切な対処法や歯科医師のサポートによって十分に軽減することができます。

インビザライン矯正は、従来のワイヤー矯正に比べて痛みや違和感が少なく、快適に治療を進められるという大きなメリットがあります。

美しい歯並びは見た目の自信だけでなく、健康的な生活や明るい未来にも繋がります。
「矯正治療は大変そう…」とためらっていた方も、ぜひインビザライン矯正を検討してみてください。

もりかわ歯科ではインビザライン歯列矯正の無料相談を実施しています。歯並びや歯列矯正治療について、どんなことでもお気軽にご相談ください。

インビザライン専門ドクター 森川 康司(もりかわ こうじ)があなたやお子さまの疑問や不安にお答えし、最適な治療プランをご提案いたします。

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