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もりかわ歯科のこどもの矯正の考え方

もりかわ歯科のこどもの矯正の考え方

2023年12月25日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

今回は、「もりかわ歯科のこどもの矯正の考え方」をご説明させて頂きます。

こどもの成長はその瞬間しかありません。

このブログでは、歯並びが悪くなる原因や矯正の考え方など小児矯正への考え方を詳しくご説明させて頂きます。

こどもの成長大丈夫かな?と心配されているママに必見です。

内容としては

1、成長に大切なこと

2、手遅れになる前にチェックする項目

3、小児矯正で大切なこと

4、実際の変化

この4つの内容について深堀りしていきます。

是非、最後までご覧頂けますと幸いです。

成長に大切なこと

成長に大切なことは

1、呼吸

2、嚥下

3、成長曲線を理解する

この3つが大切だと考えています。1つ1つを説明させて頂きます。

1.呼吸について

鼻呼吸の大切さ

皆様のお子様は口がポカンと空いていませんか?

口が空いていると危険です。それは、口呼吸の可能性があります。

 

口呼吸の問題点は

1、免疫力の低下が起こってしまいます。

口から細菌が体内に入ってしまうため風邪を引きやすくなってしまいます。

2,脳の機能障害

日々、脳は動いています。脳が熱くならないために頸動脈から熱を放熱しています。

それだけでは足りなく、鼻呼吸することで脳を冷やしてくれる機能があります。

ただ、口呼吸になると脳が冷まされなくなり40.5度を超えてしまうと機能障害が引き起こされてしまいます。

3、舌の位置

口呼吸になると舌の位置が低くなる『低位舌』という状態になってしまいます。

そうすると、気道が狭くなり『いびき』にも関係してきてしまいます。

 

口が空いていることは些細なことですが成長にすごく影響を与えてしまいます。

例えば、風邪を引いて鼻が詰まっている場合はどうしても口呼吸になってしまいます。

当院では、成長を考慮して耳鼻科の受診をお勧めしています。

まず、お子様が口呼吸の原因を探る必要がありますので些細なことでも当院にお問い合わせください。

その、些細なことが将来大きな問題につながる危険性があります。

2.嚥下(えんげ)

嚥下(えんげ)とは:口から入った食べ物や飲み物を、喉を通って食道に送り込み、胃に運ぶ一連の動作のことをいいます。

飲み込む時の筋肉の使い方、舌の使い方などがすごく大切です。

ごはんを飲み込むときにべろの力とほっぺの力が均等だと歯並びは崩されないが、もしべろの力が弱いとくちびるの力とほっぺの力に負けてしまい歯並びが崩れてしまいます。嚥下の仕方で歯並びに影響を与えてしまいます。正しい嚥下、間違っている嚥下をしっかり認識することが成長に影響してきます。

正しい嚥下の方法

筋肉や舌の位置が正しくなければ顎は小さく歯並びが悪くなってしまいます。

顎を広げてあげて舌の位置や唇の癖を取ることによって正しい歯列を6か月程で手に入れることが可能です。

3.成長曲線

スキャモンの発育曲線

身長や脳などそれぞれに成長の仕方が違います。

顎の成長において上顎、下顎の成長の違いを知っておく事は大切なことです。

上顎は『脳の成長』下顎は『身長の成長』がポイントです。

発育曲線をみると

神経型は10歳までにほとんど成長が終わります。

上顎も同様に10歳までに80%の成長が終わってしまいます。

下顎は身長が伸びるタイミング10歳から14歳にかけて成長します。

上顎と下顎は成長するタイミングが違います。

10歳までに成長を考える事が大切になってきます。

まだ、大丈夫で時が進んでしまうと気づいたときに成長が終わっていることもあります。

悩みがある時に解消しておくことが大切になってきます。

手遅れになる前にチェックする項目

歯並び相談に来られた方が「子供の歯並びが悪くなったのは自分の歯並びが悪いことの遺伝だ」と仰る方が多いです。

しかし、歯並びが悪くなる主な原因は『悪習癖』です。

歯並びが悪くなる原因はどこから始まっていくのかを知ることで予防策などがわかってきます。詳しくご説明させて頂きます。

チェック項目ごとに説明させて頂きますので該当しないかしっかり見て下さい。

乳歯の時の歯並びをチェック

乳歯の時の正しい歯並び

乳歯の時の正しい歯並びってご存じですか?

このように前歯に隙間があることが乳歯の時の正しい歯並びです。

上は7ミリ、下は5ミリ大きい歯が萌えてきます。

そのために前歯と前歯の間にスペースがあります。

もし、乳歯の時点で歯並びがキツい状態だと永久歯に生え変わった時に歯並びが悪くなってしまいます。

まず、乳歯の時は正しく前歯に隙間があるかをチェックすることが大切です。

鼻呼吸?口呼吸?

口がポカンと空いていませんか?

自分のお子様は口がポカンと空いていませんか?

このように口が空いてしまうと成長に影響してしまいます。

口呼吸により上顎の成長、脳の成長などに影響が出てきてしまい、将来歯並びのことですごく苦労してしまいます。

口呼吸で上顎の成長がしっかり出来ないと…

口呼吸で上顎の成長がしっかり出来なければ『反対咬合』や『八重歯』になってしまい治療が難しくなってしまいます。

歯並びを治す前に耳鼻科を受診頂き『鼻呼吸』を確立させることから取り組む必要がございます。

お子様の年齢は?

歯医者さんでお子様の歯並びは様子みましょうと言われて心配になって当院にご相談下さる方がいます。

成長において様子見して良くなることは御座いません。

上顎に関しては10歳までに成長は80%が終わります。

その瞬間、瞬間で成長が進み終わっていきます。

些細なことでも気になることは歯医者に相談するべきです。

覚えていてほしいことは

『子供の歯並びの相談は歯医者に10歳までにするしましょう。』ということです。

上顎の成長が80%終わる前にしっかり現状の把握をする必要があります。

小児矯正で大切なこと

もりかわ歯科当院の小児矯正で大切にしていることをしっかりご説明させて頂きます。

機能が形態を作る『機能母体説』という言葉があります。

歯並びが悪くなったのは結果であって必ず原因があります。

成長が出来ていない理由はなぜなのか?

呼吸、姿勢が悪いのはなぜなのか?

鼻呼吸ではなく、口呼吸になったのはなぜなのか?

など原因をしっかり追及してそこにアプローチすることが小児矯正では大切な事だと考えます。

当院で大切にしていることは

『歯並びを整える』

『歯並びを悪くしている原因を治療する』

この2本柱だと考えます。

小児矯正の目的としては

1、顎を広げて、歯のスペースを作ること

2、脳を成長を促すこと

この2つが目的だと考えています。

成長を阻害している要因をしっかり考えてそこを取り除くことで原因治療をする事ができます。

歯並びが悪いから治すというのではなく、歯並びが悪くなった原因を探すことが当院での小児矯正において大切にしていることです。

実際の小児矯正での変化は?

インビザライン矯正初診の状態

インビザライン矯正初診の状態

インビザライン矯正初診の状態です。

下顎は狭く3番目の大人の歯が生えてくるスペースがありません。

上顎は左上の2番目の歯が内側に入ってしまい歯並びが悪い状態でした。

インビザラインで顎を広げながら歯並びを綺麗にしていきました。

インビザライン矯正10ヶ月後

インビザライン矯正10ヶ月後

10ヶ月でここまで変化する事ができます。

顎の成長がしっかりできて歯並びも綺麗になりました。

このようにインビザライン矯正で変化することが出来ます。

いかがだったでしょうか?

小児矯正の目的は顎を広げる事で脳の成長を促すことが一番の目的です。

成長はその瞬間しかありません。

少しでも成長に不安を感じる場合はすぐにご相談ください。

時間は戻らないので是非、その瞬間を逃さないで下さい。

当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。

もりかわ歯科の小児矯正ページをご覧ください。

3年連続ダイヤモンドプロバイダーの森川歯科

抜歯をしない?インビザライン治療で遠心移動をするメリットを解説!

2023年12月20日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

「インビザラインは抜歯が不要って聞いたけど本当?」「抜歯の代わりにどんな処置をするの?」など、インビザラインに関する疑問をお持ちの方もいるでしょう。インビザラインは、取り外しができて目立ちにくいマウスピースを使った矯正歯科治療の一つです。

インビザラインでは、抜歯の代わりとして遠心移動を行うことがあります。

今回は、インビザラインの遠心移動について解説します。遠心移動のメリット・デメリット、遠心移動でスペースが確保できない場合の対処法などもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

遠心移動とは?

歯の治療

遠心移動とは、歯を後方(奥歯の方向)へ移動させることを指します。歯並びを改善するためには、乱れて生えた歯を歯列に収めるスペースが必要です。奥歯を後方へ動かすことで、手前の歯が並ぶためのスペースを作ります。

遠心移動は、特にインビザラインで治療するときに用いることが多いです。マウスピースを使って行うインビザラインは、遠心移動が得意なためです。

遠心移動の条件

遠心移動の条件イメージ

インビザライン治療をするすべての人が、遠心移動で歯のスペースを作り出せるわけではありません。遠心移動によって歯並びを改善するには、以下の条件を満たす必要があります。

・奥歯の後ろに十分なスペースがある
・顎間ゴムを適切に使用できる

それぞれ詳しく確認しましょう。

奥歯の後ろに十分なスペースがある

歯は、顎の骨の上に並んでいます。そのため、奥歯の後ろにしっかりと歯を並べられる顎の骨がなければ、遠心移動は行えません。

顎が小さい場合などは、遠心移動をしても期待する効果が得られない可能性が高いです。

顎間ゴムを適切に使用できる

インビザラインで遠心移動をする際は、顎間ゴムやエラスティックゴムとよばれる医療用のゴムを使用することがあります。ゴムを装着するためのボタンに、上下のマウスピースをつなぐようにゴムをかけます。

顎間ゴムは1日20時間以上装着しなければなりません。大きく口を開けると切れる可能性があるため、予備を持ち歩く必要があります。また、ゴムは消耗品なので、毎日新しいものに交換しなければなりません。

決められたルールを守らなければ、歯が計画どおりに移動しないでしょう。そのため、遠心移動が可能な条件として、顎間ゴムを適切に使用できることも挙げられます。

インビザライン治療で遠心移動をするメリット

インビザライン治療で遠心移動をするメリットイメージ

インビザラインで遠心移動をするメリットは、抜歯する可能性を下げられることです。一般的に、歯列矯正では歯をきれいに並べるスペースを作るために、抜歯を検討します。

しかし、健康な歯を抜くことに抵抗や恐怖を感じる方は少なくありません。遠心移動で十分なスペースを確保できれば、健康な歯を抜かずに治療を進められる可能性が高いです。

インビザライン治療で遠心移動をするデメリット

インビザライン治療で遠心移動をするデメリットイメージ

インビザラインで遠心移動をするデメリットは、以下のとおりです。

・親知らずが生えている場合は抜く必要がある
・治療に時間がかかることがある
・症状が改善されないことがある
・後戻りする可能性がある

それぞれ詳しく解説します。

親知らずが生えている場合は抜く必要がある

メリットとして、抜歯する可能性を下げられるとお伝えしましたが、親知らずが生えている場合は抜かなければなりません。親知らずがあると奥歯の後ろにスペースがないので、遠心移動ができないためです。

治療に時間がかかることがある

遠心移動を行う場合、治療期間が長くなる傾向にあります。インビザラインによる遠心移動は、一度にすべての歯を後方に下げるのではなく、少しずつ奥歯を動かしてスペースを確保してから、最後に前歯を並べるためです。

また、顎間ゴムの装着時間や使い方を守らないと、歯が計画どおりに動かないでしょう。

遠心移動だけでは症状が改善されないことがある

遠心移動は、多くのスペースを作り出せる方法ではありません。矯正治療において、スペースを最も作り出せる方法は抜歯です。

遠心移動では十分なスペースを確保できず、理想とする歯並びにならない場合もあるでしょう。遠心移動でスペースを確保できなかった場合は、抜歯やほかの方法でスペースを作り出す必要があります。

後戻りする可能性がある

インビザライン治療を始めたときに親知らずが生えていなくても、治療後に親知らずが生えてくることがあります。親知らずが歯列を後ろから押すことで、後戻りが起こる可能性があるのです。

後戻りとは、インビザライン治療を含むすべての歯列矯正で起こる可能性のある現象です。ワイヤーやマウスピースを使って歯を移動させたあと、もとの位置に歯が戻ろうとする力のことを指します。

リテーナーを長期間使用して後戻りを防ぎますが、リテーナーの装着時間が足りない場合、後戻りが起こる可能性が高まります。

インビザライン治療で遠心移動が必要な症例

インビザライン治療で遠心移動が必要な症例について考える女性

遠心移動が必要となる可能性の高い症例は、以下のとおりです。

・叢生(ガタガタした歯並び)
・出っ歯
・受け口

上記の症例でも、歯科医師によってはインビザラインによる遠心移動が向かないと判断される場合があります。また、インビザラインの遠心移動に向いているのは、軽度な症例であることが多いです。

重度の出っ歯や、歯の重なりが強い症例、顎の骨格に問題がある症例などは、遠心移動では改善できないでしょう。

遠心移動でスペースを確保する方法

遠心移動でスペースを確保する治療

遠心移動では、まず1番奥の歯を動かします。1番奥と奥から2番目の歯の間にスペースができたら、次は奥から2番目の歯を動かし、3番目の歯との間にスペースを作ります。

順番に繰り返し、最終的に歯列からはみ出した歯を歯列に収める流れで進めるのが一般的です。

遠心移動でスペースを確保できない場合の対処法

歯を抜く

遠心移動でスペースを確保できない場合の対処法は、以下のとおりです。

・抜歯
・IPR
・側方拡大

それぞれ解説します。

抜歯

抜歯は、最も大きなスペースを作り出せる方法です。抜歯をする際は、前から4番目、または5番目の歯を抜くことが多いです。

IPR

IPRとは、歯と歯の間を少量ずつ削ることでスペースを確保する処置です。ディスキング、ストリッピングともよばれます。

虫歯治療のように大きく歯を削るのではなく、歯の表面にあるエナメル質を0.2〜0.5mm程度削ります。IPR処置後に、大きく見た目が変化する、虫歯になりやすくなる、削った部分がしみるなどの心配はほとんどありません。

1本あたりの歯を削る量は少ないですが、複数の歯にIPRを施すことで、歯を動かすスペースを確保します。

側方拡大

側方拡大とは、歯列を横に広げることで歯と歯のすき間を増やし、歯を並べるスペースを確保する方法です。取り外し式の装置を使って、徐々に顎の幅を広げます。

遠心移動の失敗例

遠心移動が失敗した女性

インビザライン治療による遠心移動の失敗例を確認しましょう。

・治療前よりも歯が前に出る
・噛み合わせが悪くなる

奥歯の後ろにスペースがないにも関わらず遠心移動を行った場合、歯を並べるスペースを確保できません。無理に矯正治療を進めたことで、前歯が前方に突き出すことがあります。

また、矯正治療は歯並びだけでなく、噛み合わせも考えて治療計画を立てる必要がありますが、遠心移動がうまくできず噛み合わせが悪くなることがあるでしょう。前歯だけしか噛み合わない、上下の歯と歯の間にすき間が生まれるなど、噛み合わせに不具合が出ることがあるのです。

インビザラインに限らず、矯正治療中は歯を動かすため、噛み合わせが悪くなることはあります。基本的には一時的なもので、治療後は改善されるのが一般的です。

治療完了時にも不具合があれば、歯科医師に相談しましょう。

まとめ

インビザラインのマウスピース

遠心移動とは、後方へ歯を動かして歯を並べるためのスペースを確保する処置です。抜歯せずに歯列矯正できる可能性が高まるメリットがあります。

奥歯の後ろにスペースがあること、顎間ゴムを問題なく使用できることが、遠心移動を行う条件です。遠心移動が必要となる症例には、軽度な叢生、出っ歯、受け口などが挙げられます。

遠心移動を行ってインビザライン治療を進められるかどうかは、歯科医師が判断します。気になる方は、一度歯科医院を受診して相談しましょう。

インビザライン治療を検討している方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

叢生の女性

インビザライン矯正で叢生は治療できる?必要となる処置とは?

2023年12月13日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

「インビザラインで叢生を治療できるの?」と疑問をおもちの方がいるのではないでしょうか。装置が目立たないインビザラインで叢生を治療したいとお考えの方もいるでしょう。

今回は、インビザライン矯正で叢生は治療できるのか解説します。叢生を放置してはいけない理由や必要となる処置についても解説しますので、インビザラインで叢生を治療したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

叢生(そうせい)とはどのような歯並び?

叢生のイメージ

叢生(そうせい)とは、顎の大きさに対して歯の大きさが合わないことから、歯が部分的に重なっている状態を指します。「乱ぐい歯」とも呼ばれ、凸凹した歯並びが特徴です。

柔らかいものばかり食べると、顎が成長しません。顎が成長せずに小さいと、歯が生えるスペースを確保できないため、叢生になりやすいのです。

また、犬歯が歯列からはみ出る「八重歯」も叢生の一種として知られています。

叢生の原因

叢生の原因にはどのようなものがあるのでしょうか。叢生の原因には、先天的な原因と後天的な原因があります。

それぞれ詳しく解説しましょう。

先天的な原因

先天的な原因とは、主に遺伝によるものです。両親のどちらかが叢生の場合、こどもも叢生になるリスクが高くなります。

また、両親に以下の特徴がある方は、叢生になりやすいです。

  • 顎が小さい
  • 歯が大きい

後天的な原因

後天的な原因は、大きく分けて以下の2つです。

歯の生えかわりがうまくいかなかった

乳歯から永久歯への生えかわりがうまくいかなかった場合、叢生になるリスクがあります。乳歯の下には永久歯があり、乳歯が抜けたあとに永久歯が生えるのが通常の流れです。

しかし、乳歯が抜けてから永久歯が生えるまでに時間が空くと、そのスペースに隣の歯が移動します。隣の歯が移動すると、永久歯が生えるスペースがなくなり、叢生になるのです。

お子様の歯並びが心配な方は、早めに歯科医院で相談するとよいでしょう。

歯並びに影響を与える癖がある

ふだん何気なく行なっている癖が原因で叢生になる場合もあります。

具体的には、以下のとおりです。

・指しゃぶりをする
・爪を噛む
・舌を前に突き出す
・頬杖をつく

どの癖も歯や顎に力が加わり、叢生をはじめ、歯並びが悪くなる原因になります。上記のような癖は意識することで改善できることがほとんどです。叢生や歯並びが悪くなるのを防ぐためにも改善しましょう。

叢生を放置してはいけない理由

叢生について悩む女性

叢生を放置すると、さまざまなリスクがあります。

叢生を放置してはいけない理由は、以下の3つです。

虫歯や歯周病になりやすい

叢生は虫歯や歯周病のリスクを高めます。歯と歯が重なり合っているため歯磨きがしにくく、汚れが溜まりやすいためです。汚れが溜まり、歯石になると歯磨きでは除去できません。歯科医院のクリーニングで除去してもらう必要があるのです。

咀嚼機能が低下する

叢生の方の多くは、上下の歯の噛み合わせが悪いです。叢生によって噛み合わせが悪い場合、咀嚼機能が低下することがあります。

咀嚼がうまくできずに食べ物をそのまま飲み込むと、胃腸など消化器への負担が大きくなり、消化不良や体全体の不調を招きかねません。

顎関節症を引き起こすことがある

叢生によって噛み合わせが悪くなると、顎関節症を引き起こすリスクもあります。噛むときに顎関節に負担がかかるためです。

インビザラインとは?

インビザライン治療をする女性

インビザラインとは、透明のマウスピースを装着して歯を動かす矯正方法です。マウスピースを1日20〜22時間装着し、1〜2週間ごとに交換することで、少しずつ歯を動かして歯列に収めます。

メリット

インビザラインのメリットは、以下のとおりです。

目立ちにくい

インビザラインで使用するマウスピースは透明のため、目立ちにくいです。矯正装置が目立つことが気になり、治療を諦めていた方に適した矯正方法といえます。

取り外しができる

インビザラインのマウスピースは取り外し可能です。そのため、矯正治療前と変わらず食事や歯磨きができます。マウスピースを取り外して歯磨きができるため、ワイヤー矯正などの別の矯正方法に比べて虫歯・歯周病になりにくい点もメリットといえるでしょう。

痛みや違和感が少ない

痛みや違和感が少ない点もインビザラインのメリットです。ワイヤー矯正の場合、歯に装着した矯正装置に力をかけて歯を動かすため、強い痛みが生じることがあります。

一方、インビザラインは一定期間ごとにマウスピースを交換して、少しずつ歯を動かすため、ワイヤー矯正に比べて痛みが少ないのです。また、薄いマウスピースを使用するため、装着時の違和感も少ないでしょう。

デメリット

インビザラインのデメリットは、以下のとおりです。

自己管理が必要である

インビザラインでは、マウスピースを1日20〜22時間装着し、1〜2週間ごとに交換して歯を動かします。装着時間と交換時期を守らないと計画どおりに歯を動かせません。そのため、自己管理ができない方には向かないでしょう。

適応症例が限られる

インビザラインはすべての症例に対応できるわけではありません。歯を動かす必要がある症例や骨格に問題がある症例には対応が難しいのです。インビザラインで治療できない場合は、ワイヤー矯正などの別の矯正方法で治療する必要があるでしょう。

インビザライン矯正で叢生は治療できる?

インビザラインの治療への疑問イメージ

軽度な叢生であれば、インビザライン矯正で治療可能です。

一方、重度の叢生の場合は、歯を動かすスペースを確保するために抜歯が必要になります。抜歯をする本数が多いと歯を動かす距離が長くなるため、インビザラインでは治療が難しい場合があるのです。

インビザライン矯正で叢生を治療する際に必要となる処置

インビザライン治療の説明をする歯科医師

インビザライン矯正で叢生を治療する際、歯を動かすスペースを確保するために、以下の処置を行う場合があります。

・側方拡大(歯の並びを横に広げてスペースを確保する方法)
・遠心移動(奥歯をうしろに動かしてスペースを確保する方法)
・前方移動(歯を前に移動してスペースを確保する方法)
・IPR(歯と歯の間を削ってスペースを確保する方法)

上記の処置を組み合わせて、歯を並べるためのスペースを確保します。上記の処置で歯を動かすスペースが確保できない場合は抜歯が必要になるでしょう。抜歯をする本数が多いと、歯を動かす距離が長くなるため、インビザライン矯正で治療できない場合もあります。

重度の叢生もインビザライン矯正で治療可能?

重度の叢生はワイヤー矯正

重度の叢生の場合、インビザライン矯正では治療できない場合があります。無理にインビザラインだけで治療を進めると、治療期間の長期化や治療の失敗に繋がるでしょう。

そのため、重度の叢生を治療する場合は、以下の矯正方法を選択する場合が多いです。

・ワイヤー矯正
・インビザラインとワイヤー矯正の併用

それぞれ詳しく解説します。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正とは、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置にワイヤーを通し、力を加えることで歯を動かす矯正方法です。インビザラインに比べて歯に強い力をかけられるため、歯を大きく動かす必要がある重度の叢生にも向いています。

インビザラインとワイヤー矯正の併用

インビザラインとワイヤー矯正を併用することも可能です。ワイヤー矯正で歯を大きく動かしたあとに、細かい部分をインビザラインで整えます。併用することでワイヤー矯正の期間を短縮できるため、見た目や衛生面のデメリットを軽減できるのです。

まとめ

インビザラインのマウスピース

今回は、インビザライン矯正で叢生は治療できるのか、また必要となる処置について解説しました。

叢生とは、顎の大きさに対して歯の大きさが合わないことから、歯が部分的に重なっている状態を指します。虫歯や歯周病のリスクを高め、咀嚼機能が低下する恐れがあるため治療したほうがよいでしょう。軽度の叢生であればインビザライン矯正で治療ができます。

しかし、叢生の場合、歯を動かすスペースが不足しているケースがほとんどです。歯を動かすスペースを確保するために、歯を削るなどの処置を行います。歯を削るなどの処置をしても歯を動かすスペースが確保できない場合には、抜歯が必要になるでしょう。

抜歯をする本数が多いと歯を動かす距離が長くなるため、インビザライン矯正では治療が難しい場合もあります。

インビザライン矯正で叢生の治療を検討している方は、一度歯科医院で相談しましょう。

インビザライン矯正を検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

インプラントの模型を持つ歯科医師

インプラントがあってもインビザライン治療はできる?メリットを解説

2023年12月6日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

インプラントとインビザライン治療は、どちらも審美的・機能的に非常に優れた治療法です。インプラントを入れたあとにインビザライン治療を受けたいと考える方も多いのではないでしょうか。

今回は、インプラントがあってもインビザライン治療はできるかどうか解説します。ぜひ参考にしてください。

インビザラインとは?

インビザラインのマウスピース

インビザラインとは、透明なマウスピースを使用する矯正治療のことです。マウスピースを1日20~22時間装着し、約1~2週間ごとに新しいマウスピースに交換することで歯並びを整えます。

薄く透明なマウスピースを使用するため、ワイヤー矯正のように矯正装置が目立つことはありません。マウスピースを何枚も交換しながら徐々に歯を動かすため、歯の移動に伴う違和感や痛みが少ないことがメリットでしょう。

マウスピースは自由に取り外せるため、食事や歯磨きをしやすいこともメリットです。装置に食べ物が挟まることがないため、虫歯や歯周病になりにくいといえるでしょう。

マウスピースの着脱回数が多い場合や装着時間が短い日が続いた場合、歯が十分に移動しない可能性があります。自己管理が必要なことが、インビザラインのデメリットといえます。

インプラントとは?

インプラント

インプラントとは、歯を失った顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、人工歯を被せて歯を補う治療法です。チタンには骨と結合する特性があるため、インプラント治療を受けるとご自身の歯のようにしっかり噛めるようになります。

人工歯にはセラミックやジルコニアなどの素材を使用するため、白くて透明感のある自然な歯が手に入ることも特徴でしょう。非常に審美性が高いので、ご自身の歯と見分けがつかないことも珍しくありません。

歯を失った際の治療法には、インプラント以外に入れ歯やブリッジが挙げられます。どちらも周りの歯に負担をかけ、見た目が悪いなどのデメリットがあるでしょう。

インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込むため、単独した歯を作れます。見た目も美しいため、審美的にも機能的にも優れた治療といえるでしょう。

ただし、インプラント治療は麻酔を伴う外科治療が必要になるため、健康状態によっては受けられないことがあります。保険適応外のため、治療にかかる費用が高額になることもデメリットです。

インプラントがあってもインビザライン治療はできる?

インプラントがあってもインビザラインができるか疑問の女性

結論からお伝えすると、インプラントがあってもインビザライン治療は可能です。

しかし、インプラントは顎の骨としっかりと結合しているため、矯正治療を行っても移動しません。インビザラインを含めた矯正治療では、歯の周りにある歯根膜(しこんまく)という組織の性質を利用して歯を移動させます。

インプラントは人工物で歯根膜がないので、ご自身の歯のように移動させられないのです。インプラントがあってもインビザライン治療は受けられますが、インプラント以外の歯を移動させることになります。

以下のような症例の場合、インビザライン治療ができないことがあるでしょう。

・インプラントが複数本ある場合
・歯を動かしたい位置にインプラントがある場合

インプラントは動かせないため、お口の中にインプラントが複数本ある場合、インビザライン治療が難しいことがあります。インビザライン治療によって動かない歯が複数本あるということなので、理想の歯並びを実現できない可能性が高いでしょう。

インプラントの部位によっても、インビザライン治療が受けられないことがあります。例えば、出っ歯をインビザライン治療によって改善したい場合、前歯にインプラントがあると歯を動かせないため改善できないでしょう。

インプラントの人工歯を変更して、角度や歯の形態を修正することで改善されることもありますが、大きな変更は難しいです。

インプラントがあってもインビザライン治療は可能ですが、可能であればインビザライン治療を受けてからインプラントを受けるのが望ましいでしょう。インビザライン治療では治療前に歯の動き方をシミュレーションできるため、インプラントを埋入する位置を考慮してインビザライン治療の計画を立てられます。

「インプラント治療とインビザライン治療を同時に行いたい」という方もいますが、どちらも長期間の治療で患者様の負担が大きいため、同時には行えません。

インプラント治療は外科的治療が必要になるだけでなく、インプラントと顎の骨が結合するために3〜6か月程度待つ期間が必要になります。インプラントが安定するまではマウスピースによる負荷をかけられないため、同時に行うことは難しいのです。

インプラントがある状態でインビザラインをするメリット

インプラントがある状態でインビザライン矯正をするメリットイメージ

インプラントはインビザラインで動かせませんが、動かせないインプラントを利用することで効率的にインビザライン治療を進められることがあります。

例えば、出っ歯をインビザライン治療で改善したい場合、奥歯を支えにして歯並び全体を後方に引っ込め、前歯を移動させるためのスペースを確保するのが一般的です。奥歯にインプラントがあって出っ歯を改善する場合、インプラントを支えにしてほかの歯を動かせるでしょう。

インプラントは顎の骨としっかりと固定されているため、ご自身の歯を支えにするよりも安定しやすいです。

歯を動かす距離や本数が多い症例の場合、インプラントを支えにすることで、短期間で歯を移動できることがあります。効率的に歯並びを改善できることが、インプラントがある状態でインビザラインをするメリットです。

インプラントがある状態でインビザラインをするデメリット

インプラントがある状態でインビザライン矯正をするデメリットイメージ

インプラントがある状態でインビザライン治療をする場合、お口の状態によっては治療できないことがデメリットでしょう。先述したとおり、インプラントが複数本ある場合や歯を動かしたい位置にインプラントがある場合などが挙げられます。

インビザライン治療を受ける前にインプラント治療を受けている場合、整っていない歯並びに合わせてインプラントが作成されています。そのため、インプラント後にインビザライン治療を受ける場合、よい歯並びに合わせてインプラントの噛み合わせや歯の形態を調整しなければならないでしょう。

インプラントの人工歯の噛み合わせの再調整や作り直しなどで対応できる場合もありますが、インプラントの埋入手術のやり直しが必要になることもあります。患者様の負担が非常に大きくなるため、あまり推奨できません。

まとめ

インプラントの説明

今回は、インプラントがあってもインビザライン治療を受けられるのかどうか解説しました。インプラント治療を受けたことがある方でも、インビザライン治療は可能です。

しかし、インプラントは矯正治療で動かすことができません。

インプラントは顎の骨としっかり結合しているため、インプラントの本数や位置によってはインビザライン治療が難しい場合があるでしょう。インプラントの位置や本数によっては、理想の歯並びにならない可能性もあります。

また、インビザライン治療が可能な場合でも、インプラントの人工歯の噛み合わせの調整や作り直し、インプラントの埋入手術のやり直しが必要になることがあるでしょう。そのため、可能であればインビザライン治療で歯並びを整えたあとに、インプラントを入れるのが理想です。

インプラントがある状態でインビザライン治療を受けるメリットもあります。インプラントを支えにすることで、効率的にインビザライン治療を進められることがあるのです。

インプラントがあってインビザライン治療を検討している方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

4つの顔を持つインビザラインドクター森川康司

4つの顔を持つインビザラインドクター森川康司

2023年12月4日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

今回は、「4つの顔を持つインビザラインドクターについて」にお話させていただきます。

当院のインビザラインドクターは年間150症例以上を治療するダイヤモンドプロバイダーです。

全国でも1%しか獲得できない称号を獲得しています。

今回はそんなダイヤモンドプロバイダー森川 康司の4つの顔をご紹介させて頂きます。

 

インビザライン矯正は長い付き合いになります。

担当するドクターがどんな人間なのかはすごく大切だと思います。

是非、このブログを最後まで読んで頂けますと幸いです。

【1つ目の顔】『インビザラインドクター』としての顔

【1つ目の顔】『インビザラインドクター』としての顔 251

1つ目は勿論ですが、インビザラインドクターとしての顔です。

3年連続年間150症例以上を治療するダイヤモンドプロバイダーです。

症例数にも実績があり、他院でマウスピース矯正では難しいと言われた症例でもマウスピース矯正で治す事が出来る実力があります。

2年連続大ヤモンドプロバイダー年間150症例達成

他院では難しいと言われた矯正治療例

他院では抜歯、顎を切らないと難しいと言われて当院を受診されました。

10カ月のマウスピース矯正でここまで治すことができます。

他院では難しいと言われた矯正治療例

反対咬合(しゃくれ)、八重歯もマウスピース矯正で治療することが可能になります。

 

他にも様々な症例を当院ホームページにて公開しておりますので、このページをご覧になっている歯列矯正に興味のある方は是非一度覗いてみてください。

なぜワイヤー矯正でなくマウスピース矯正にこだわるのか?

なぜワイヤー矯正でなくマウスピース矯正にこだわるのか?

マウスピース矯正を使って矯正をすると決めた理由は治療計画次第で歯並びだけではなく身体の不調にまでアプローチできることがわかったからです。

下顎の位置により首の骨(頸椎)のずれ、偏頭痛、肩こり、いびきなどを引き起こしてしまいます。

マウスピース矯正は歯並びだけ綺麗になるのではなく、身体の健康にも結び付きます。

『口腔内から全身へ』をコンセプトにしているのでワイヤー矯正ではなくマウスピース矯正にこだわって治療をしております。

 

近隣の整骨院様とも連携しております。

これからの歯列矯正について骨格のプロと対談した動画もございますので、興味のある方は是非そちらもご覧ください。

【2つ目の顔】『先生の先生』としての顔

【2つ目の顔】『先生の先生』としての顔

インビザラインドクター『森川 康司』はインビザライン矯正をしているドクターの先生をしています。

3年連続ダイヤモンドプロバイダーを獲得している実績からインビザライン矯正をしているドクター向けに講師活動をしています。100人程のドクター向けに講義をしてセミナー活動もしております。

DVDを出したりと色々と講師としての活動もしております。

また、遠方からダイヤモンドプロバイダーの森川康司を見学しようと色々な先生が来られています。

【3つ目の顔】『ユーチューバー』としての顔

遠方からダイヤモンドプロバイダーの森川康司を見学しようと色々な先生が来られています

3つ目はなんとユーチューバーとしての活動もしております。

主にインビザライン矯正の内容にはなりますが、YouTubeを使って配信しております。

『自分で自分のインビザライン治療をしてみた』

『異業種との対談』

など患者さんにとって為になるような動画を配信しております。

2週間に1回更新しておりますので、是非チャンネル登録してチェックして頂けますと幸いです。

【4つ目の顔】『パパ』としての顔

【4つ目の顔】『パパ』としての顔趣味は旅行と娘と戯れる事です。3人の男兄弟の長男で生まれたので娘を持つことが大きな夢でした。

娘を溺愛しています。いつも顔が近いので『パパあっちいけ!』と怒られていますが、毎日懲りずにやってしまいます。

子供の矯正のカウンセリングの時にいつも「成長はこの瞬間しかない」とお話しますが、本当に娘を毎日見てて実感しています。

4つ目の顔は少しプライベートですが、森川康司を知ってもらうためにお話させて頂きました。

インビザライン矯正担当医 森川康司からメッセージ

インビザライン矯正担当医 森川康司からメッセージ 

マウスピース矯正は歯をきれいに並べるだけではなく正しい噛み合わせに導くことで、肩こり、顔の歪み、片頭痛、顎関節症など身体の不調に対してもアプローチができます。

歯並びだけ並べる時代は終わりました、これからは歯並びを綺麗にするだけではなく、噛み合わせを正すことで全身を治療する事が必要だと考えています。

『口腔内から全身へ』をコンセプトに、噛み合わせから全身へのアプローチを考えています。

当院では、特に矯正治療において、全身のバランスがとれた噛み合わせを第一に考えています。

インビザライン治療でお口だけではなく、全身まで治療する事が可能になります。

一人でもお口の中、身体で困られている方を助ける事ができたらと思っています。『素敵な笑顔を、健康な人生を』をモットーに日々診療に向き合いたいと思います。是非一度、あなたのお悩み聞かせて下さい。

いかがだったでしょうか?

今回は、「4つの顔を持つインビザラインドクターについて」でした。

インビザライン矯正は長い付き合いになります。

担当ドクターとの相性はかなり大切です。今回は、森川康司の人柄が少しでも伝わったら嬉しいという思いで書かせて頂きました。

自分で言うのもおかしいですが、取っ付きやすい先生です。

何でもお悩みをお聞かせ下さい。

矯正治療には興味があるけどなかなか1歩踏み出せない方は是非、一度ご相談ください。

当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。

インビザライン治療の詳しい内容はこちら

 

マウスピース矯正で噛み合わせは治せる?適応症例や注意点を解説!

2023年11月29日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

マウスピース矯正で、噛み合わせを治せる場合があります。マウスピース矯正は、矯正治療中であることが気づかれにくいことや、着脱できるので日常生活に大きな支障をきたさず治療を進められることが大きな魅力です。

今回は、マウスピース矯正がどのような噛み合わせの問題に効果的であるか、適応症例や治療を成功させるための重要な注意点について詳しく解説します。

マウスピース矯正で噛み合わせは治せる?

噛み合わせが悪い女性

マウスピース矯正では、噛み合わせを治せる場合があります。歯並びが改善されると、自然と噛み合わせもよくなることがあるからです。

マウスピース矯正では、まずレントゲンなどで得られたデータをもとにコンピュータ上で3Dシミュレーションを行います。シミュレーションに従って、実際の口腔内の状況に合わせたマウスピースが作製されます。審美的な観点から、歯列矯正の結果として上下の歯がどの位置に移動するかを確認できる場合もあるでしょう。

マウスピース矯正は、設計段階から治療後の噛み合わせまで考慮して行われるため、歯並びだけでなく噛み合わせの改善も期待できるのです。

正しい噛み合わせとは?

いい噛み合わせ

正しい噛み合わせの特徴は、以下のとおりです。

・噛んだときの前歯の上下のすき間が5mm以下である
・口を閉じた際、下の前歯が上の前歯より内側に位置し、奥歯が適切に噛み合っている
・歯列が上下ともにU字型できれいなアーチを形成している
・下の前歯2本が最も小さく、上の前歯2本が最も大きい
・口を簡単に閉じることができる
・上下の前歯が中央線に沿って揃っている
・上下の奥歯が互いに噛み合っている

噛み合わせが悪くなる原因

噛み合わせが悪くなる原因を考える女性

噛み合わせが悪くなる原因は、先天的なものから生活習慣が要因の後天的なものまで、数多くあります。

遺伝

噛み合わせが悪くなる原因の一つとして、顎の大きさや歯の大きさが挙げられます。顎の大きさや歯の大きさは遺伝の影響を大きく受けるといわれており、親子間で噛み合わせの特徴が似ることが多いです。

例えば、両親のどちらかに受け口の特徴がある場合、こどもも受け口になる可能性が高まります。

しかし、噛み合わせが必ずしも遺伝するわけではありません。

生活習慣

顎や口、顔に継続的に力が加わると、噛み合わせに悪影響が出ることがあります。噛み合わせに影響を与える具体的な生活習慣は、以下のとおりです。

頬杖

頬杖をつく癖は、片側の顎に力を加えます。継続的に力が加わると、噛み合わせに影響を与えるでしょう。

舌の癖

前歯を舌で押す癖や、歯と歯の間から舌を突き出す癖があると、噛み合わせが悪化する可能性があります。

唇の緊張や弛緩

ふだんから唇がしっかり閉じられていない場合や、唇を噛む・吸う癖がある場合、噛み合わせに影響を与えるでしょう。

口呼吸

口呼吸が習慣になっている場合、噛み合わせに影響を与えることがあります。鼻炎などが原因で鼻呼吸が難しい場合は、病院の受診を検討しましょう。

片噛み

常に片側だけで噛む癖があると、片方の歯に過剰な負荷がかかります。左右均等に噛むことが理想です。

就寝時の姿勢

うつ伏せ寝など、顎に負荷がかかる姿勢で眠ると、噛み合わせに影響を与える場合があります。

食いしばりや歯ぎしり

歯や顎に強い負荷をかけるため、噛み合わせが悪化することがあります。意識して改善するか、ナイトガードなどを用いて対処することが効果的です。

親知らずなどの影響

親知らずが、噛み合わせに悪影響を及ぼすことがあります。親知らずが斜めや横向きに生えると、手前の歯に圧力をかけて歯並びを変え、噛み合わせも変化させる場合があるのです。

また、抜歯後や歯周病などで歯が抜けたあと、入れ歯やブリッジなどの治療を行わずにすき間を放置すると、隣接する歯が傾くことや移動することがあります。歯並びのバランスが崩れ、噛み合わせの問題を引き起こす原因となるでしょう。

噛み合わせが悪いまま放置してはいけない理由

噛み合わせを放置するリスク

噛み合わせが悪いまま放置してはいけない理由は、以下のとおりです。

顎関節症のリスクが高まる

顎関節症は、口を大きく開けることが難しい、口を開ける際に音が鳴る、口は開くものの引っ掛かりを感じる、顎を動かす筋肉に痛みが生じるなどの症状を伴います。

噛み合わせが悪いと、顎関節に過度な負荷がかかり、痛みや不快感の原因になる可能性があります。さらに、顎関節の機能障害は、顔面の不均衡や発音の問題にも影響を及ぼすことがあるのです。

頭痛や肩こりを引き起こす可能性がある

噛み合わせの問題は、顎の関節や筋肉に直接的な影響を与え、首や頭部の筋肉にまで影響することがあります。身体全体のバランスを崩し、頭痛や肩こり、めまいなど、さまざまな不調を引き起こす可能性があるでしょう。

虫歯や歯周病になりやすい

歯並びや噛み合わせが悪い場合、歯と歯の間が磨きにくく、歯間ブラシやデンタルフロスがうまく使用できないため、十分な口腔ケアが難しくなります。虫歯や歯周病の原因となる可能性があるでしょう。

特に歯周病は、将来的に歯を喪失するリスクもあるため注意が必要です。

歯の寿命を縮める可能性がある

噛み合わせが悪い状態が続くと、一部の歯に過度な力が集中します。歯が欠けるなどのダメージを受けるリスクが高まるでしょう。歯にヒビが入ることもあるなど、歯の寿命を縮める原因になります。

マウスピース矯正で治せる噛み合わせの症例

マウスピースで治療OKなイメージ

マウスピース矯正で噛み合わせは治せるとご説明しましたが、具体的な症例が気になる方は多いでしょう。

ここでは、マウスピース矯正で治せる噛み合わせの症例をご紹介します。

出っ歯(上顎前突)

出っ歯(上顎前突)とは、上顎の前歯や顎が前方に突出している噛み合わせのことです。横顔の見た目に影響を与えるだけでなく、前歯での食べ物の噛み切りに問題が生じる場合や、口呼吸になる場合があります。

多くの歯を抜歯して矯正しなければならない場合や、外科手術で顎の位置を調整しないといけない場合は難しいですが、軽度〜中度の出っ歯はマウスピース矯正で治療可能です。

受け口(下顎前突)

受け口(下顎前突)は、奥歯を噛んだ際に下の歯が上の歯よりも前方に位置し、不適切な噛み合わせを形成する状態です。反対咬合ともよばれます。特定の歯に過度な負担がかかるため、歯の寿命が短くなるリスクがあります。

出っ歯と同様に、抜歯の本数が少ない場合や外科手術が必要ない場合は、マウスピース矯正で治療可能です。

すきっ歯(空隙歯列)

すきっ歯(空隙歯列)は、歯と歯の間にすき間がある歯並びです。特に、前歯にすき間がある場合は正中離開(せいちゅうりかい)とよばれます。

すきっ歯は幼い印象を与えることがあるほか、食べ物が挟まりやすく、発音しにくいなどの問題を引き起こすことがあります。

出っ歯や受け口など、ほかの歯列不正を併発していない場合は、マウスピース矯正で治療可能です。

叢生(そうせい)

叢生(そうせい)とは、歯が重なり合ってガタガタした歯並びです。特に、重なった歯は清掃しにくく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

複数の歯を抜かなければならない重度の叢生は難しいですが、軽度〜中度の叢生はマウスピース矯正で治療できるでしょう。

過蓋咬合(かがいこうごう)

過蓋咬合(かがいこうごう)は、噛み合わせが深く、上の前歯が下の前歯を覆い隠すような状態のことです。噛み合わせの力が強いので、顎関節症を引き起こすリスクがあります。下の歯が上顎の歯茎を傷つけることもあるでしょう。

アタッチメントを装着する可能性はありますが、マウスピース矯正で治療できることがあります。

開咬(かいこう)

開咬(かいこう)とは、上下の前歯がきちんと噛み合わず、口を閉じたときにすき間が生じる噛み合わせの状態です。オープンバイトともよばれ、口呼吸を引き起こす原因になることが多いです。

前歯が適切に機能しないため、奥歯に過度な負担がかかりやすいでしょう。長期的には、歯を失うリスクを高めます。

過蓋咬合と同様に、アタッチメントを装着する可能性はありますが、マウスピース矯正で治療可能です。

マウスピース矯正で噛み合わせを治す際の注意点

マウスピース矯正で噛み合わせを治す際の注意点イメージ

マウスピース矯正で噛み合わせを治す際の注意点を確認しましょう。

マウスピースを装着したまま飲食しない

マウスピースを装着したまま飲食することは避けましょう。マウスピースを装着した状態での飲食は、破損や変形の原因となります。

特に、飲み物なら大丈夫と考える方が多いですが、マウスピースを装着中に飲めるのは基本的に水だけです。甘い飲み物を飲むと、マウスピースと歯の間に糖分が溜まり、虫歯のリスクを高めるからです。

さらに、ワインやコーヒーのような色素の濃い飲み物は、マウスピースを着色する可能性があります。マウスピース矯正中は、飲食の際は必ずマウスピースを外してください。

紛失や破損に注意する

マウスピースは取り外しできるため、紛失や破損に注意しましょう。よくあるのは、マウスピースを外してティッシュなどに包んで誤って捨てるトラブルです。

紛失・破損した場合、マウスピースの作り直しが必要になります。治療期間の延長や追加費用の発生などにつながるでしょう。

マウスピースを外した際には、専用のケースに入れて保管するなど、適切な管理を心がけてください。

口腔ケアを怠らない

マウスピース矯正中に虫歯になった場合、虫歯の治療を優先しなければなりません。詰め物や被せ物などで歯の形が変わった場合は、マウスピースを作り直す必要があります。

マウスピース矯正中は特に虫歯に注意し、フロスなどの補助器具を使って口腔ケアを徹底することが重要です。

まとめ

歯科用マウスピースを装着する若い女性

今回は、マウスピース矯正で噛み合わせは治せるのかどうかを解説しました。マウスピース矯正で治療できる噛み合わせの症例としては、出っ歯、受け口、すきっ歯、叢生、過蓋咬合、開咬などが挙げられます。

また、マウスピース矯正の注意点もご紹介しました。特にマウスピースの扱いや飲食、口腔ケアの重要性は理解する必要があります。

噛み合わせの治療でマウスピース矯正を検討している方は、まずはカウンセリングで歯科医師に相談してみましょう。

噛み合わせの治療でマウスピース矯正を検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

公式LINEを使用したサポートシステム

公式LINEを使用したサポートシステム

2023年11月28日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

今回は、「公式LINEを使用したサポートシステム」についてお話させていただきます。

インビザライン矯正治療は治療中にアクシデントや疑問、不安なことが色々出てきます。

歯医者の営業時間外に起こってしまったり、お仕事中であったりなかなか電話することができなかったり、これくらいのことで歯医者に電話して聞くのもな…といったことってあると思います。

もりかわ歯科ではそのようなお悩みを公式LINEでサポートさせて頂いております。

気になることがあればすぐ聞けて、すぐ解決出来ることを目的にサポートさせて頂いております。

全ての質問に直接、担当医である森川康司が返答していますのでご安心ください。

ほんの一例ですが、今回のブログでは公式LINEでよくあるやりとりをご紹介させていただきます。

実際に患者さんとの間でよくあるやりとりの一例

よくある公式LINEでの質問とそれに返答した実際の画面をご覧ください。

このようなやりとりをほぼ毎日しております。

治療の合間や診療時間後に可能な限り迅速にお返事することを心がけております。

このように気になることがあれば何でもお気軽にご相談ください!

 

※患者様のアイコンは仮のものに差し替えております

矯正相談後に聞きたいことがあった時

矯正相談後に聞きたいことがあった時

矯正相談一度ではなかなか聞きたいことが全部聞けなかったりすると思います。

また支払い方法のことや矯正をスタートする時期や矯正相談した後にご自身でネット等で調べて不安なことなどがあった場合、公式LINEで色々聞いて頂けますとできるだけ迅速に返答させて頂いております。

治療中のアクシデントや痛みが不安な時

治療中のアクシデントや痛みが不安な時

歯に痛みがあって不安な時、マウスピースに不具合がある時、歯茎が腫れて気になる時など、このように治療中の不安やアクシデントも担当医がいつもついていますので安心して治療を進めることができます。

営業時間外でも出来るだけ迅速に対応させて頂いております。

経過をチェックしたい時

経過をチェックしたい時

このようにマウスピースと歯のフィット感のチェック、進行度の確認などLINEを通して担当医に確認して進めることができるので安心して進めることができます。

患者さんの中には香川県や沖縄県など遠方から通って頂いている方もおられます。

治療の進行度を公式LINEを通じてチェックしながら矯正治療を進めることも可能です。

 

矯正治療は長い付き合いになります、気軽に質問しやすい、問い合わせしやすい環境があれば、僕が患者さんの立場だったら安心だなと思い公式LINEでのサポートを始めさせていただいております。

インビザライン矯正はドクターだけでも患者さんだけでも成り立ちません。

共に2人3脚で進める必要があります。

もりかわ歯科が全力でサポートさせていただきますのでご安心ください。

いかがだったでしょうか?

当院では、公式LINEサポートシステムをしっかりさせて頂いております。

矯正治療は変化が伴うので不安もつきものです。

治療中のストレスは出来るだけなくなるようにしっかりサポートさせて頂いております。

年間200症例以上矯正治療をスタートしていますが一人一人丁寧に治療を行っておりますのでご安心ください。

矯正治療には興味があるけどなかなか1歩踏み出せない方は是非、一度ご相談ください。

当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。

インビザライン治療の詳しい内容はこちら

レントゲンからより精密な治療計画を立てる方法

レントゲンからより精密な治療計画を立てる方法

2023年11月24日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

今回は、レントゲンから治療計画を立てる方法をお話させて頂きます。

インビザライン矯正において治療計画は命です。

歯を動かすための計画は『クリンチェック』と言われる3Dで歯をコントロール出来るソフトを使って歯並びをシミュレーションしていきます。

 

ただ、歯をコントロールする前に大切なことがあります。

それは歯を動かすための目標を作ることが大切です。

サッカーでもゴールがなければ蹴る方向がわかりません。

インビザライン矯正にしても歯を動かすためのゴールを決定することが大切です。

 

当院では矯正用レントゲン(セファロ)を用いて精密に作成しております。

『WEBCEPH(ウェブセフ)』というソフトを使っております。

 

この記事では、『WEBCEPH(ウェブセフ)』を使って治療計画を立てる様子や、分析結果から分かることなどご説明させて頂きます。

この記事の内容を動画でも公開しておりますので、そちらも併せてご覧ください。

矯正用レントゲン(セファロ)について

矯正用レントゲン(セファロ)とは?

​​​​セファロ(cephalo)は、ギリシャ語の「κεφαλή」(kephalē)から派生した言葉で、頭部や頭蓋を指す医学用語です。セファロは、頭部や顔面に関連するさまざまな解剖学的構造や症状を指す際に使用されます。特に、歯科や顎顔面外科などの医学分野で、顔の骨格や顎の位置、歯の咬合(かみあわせ)関連の問題を評価する際によく使われます。セファロメトリー(cephalometry)は、顔面や頭蓋骨の測定や分析を行う医学的手法を指します。この手法は、顎顔面外科手術の計画や歯科矯正治療の診断に役立ちます。

矯正用レントゲン(セファロ)とWEBCEPH(ウェブセフ)を使うことでより精密な計画が立てられる!

WEBCEPH(ウェブセフ)とは、セファロで撮影した情報をAIが分析してくれる最新のソフトです。

下記にWEBCEPH(ウェブセフ)を使うことで何が良くなるのか実際の画面のスクショと併せて説明していきます。

WEBCEPH(ウェブセフ)でわかることは?

矯正用レントゲン(セファロ)を撮影するだけでは意味がありません。

レントゲンで撮影した情報を分析して治療計画を立案することが重要です。

まず、WEBCEPH(ウェブセフ)で分かることを挙げていきます。

1、顔の骨格的な分析

2、顔の骨格的な分析結果

3、顔の評価

この3つを初診の状態で見ることができます。

1.顔の骨格的な分析

横からのレントゲン画像の分析

1つ目として矯正用レントゲン(セファロ)で撮影した横からのレントゲンと正面からのレントゲン2種類を分析することができます。

上顎に問題があるのか?下顎に問題があるのか?を色々な角度から分析して数値を出していきます。

基準値より小さいのか?大きいのか?によって問題がどこにあるのかなどを分析していきます。

また、正面からも分析することができます。

正面からもレントゲン画像を分析します

顎のずれが左右どちらにあるのか?など数値で分析することが可能になります。

現状の分析を歯のレントゲンだけではなく骨格的な所から分析することで現状の歯並び・噛み合せがより詳しく分析できます。

2.顔の骨格的な分析結果

2.顔の骨格的な分析結果

このように分析結果をまとめてチェックすることも可能です。

この患者さんでしたら、上顎が平均より大きく下顎が平均的な大きさだということが分かります。

このデータから問題点は上顎にあることがわかります。

分析結果を見ることで現状の状態を的確に把握することが出来て、しっかりした治療をすることが出来ます。

3.顔の評価

3.顔の評価

このように実際の顔の画像から評価することが出来ます。

鼻と上唇角度や、下唇と顎の角度など顔のあらゆる角度を測ってお顔からも矯正の治療計画を立てていきます。

また、正面から口角のずれ、顎のずれや瞳孔線のずれなども角度を測って分析していきます。

それぞれの角度を正常化させた時にどのような変化をするのかもシミュレーションを出すこともできます。

WEBCEPHによるシミュレーション

分析した後は治療計画

分析した後は治療計画

青いラインは現状で赤いラインは治療ゴールを想定した状態です。

実際に、この治療計画を実行した時にお顔の変化も見ることができて想像することが出来ます。

ウェブセフによる顔のビフォーアフター

このようにシミュレーションを作って治療計画の立案をして患者さんにとって一番理想に近い治療計画を立てていきます。

治療計画から治療終了まで追う事ができる

治療計画を立案して治療スタートしてゴールするときに自分が立案したゴールと実際のゴールを確認する事ができます。

左が矯正前に立てた治療計画です。右は実際のゴール(矯正後)です。

治療計画と実際のゴールが一致しているのがわかると思います。

このように、治療のゴールから決めることで精密な治療をする事ができます。

治療計画から治療終了まで追う事ができる

また、治療スタート時とゴール時で骨格的な変化や顔の変化を重ね合わすことも可能になります。

 

驚異的な変化

すごく変化したのがわかると思います。

皆さんも、歯並びを整えて顔立ち綺麗にしませんか?

年間200症例以上のダイヤモンドプロバイダーの治療を受けてみませんか?

いかがだったでしょうか?

今回は、レントゲンから治療計画を立てる方法でした。

治療計画は命です。このように明確にゴールを決めることで精密な治療が実現します。

しっかり治療計画を立案する医院でインビザライン矯正を受けましょう。

 

歯並びは気になるが時間がかかるのでは?や自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?と勇気が出ずに一歩踏み出せない方は

勇気を振り絞って是非、お問合せ下さい。

当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味ある方はこちらからお問合せ下さい。

インビザライン治療の詳しい内容はこちら

マウスピースを装着する女性

インビザライン治療中の歯ぎしり対策方法!破損した場合の対処法

2023年11月22日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

インビザラインの治療中に最も注意しなければならないといわれているのが歯ぎしりです。インビザライン治療をしたいけれど、歯ぎしりによってマウスピースが破損するのではないかと不安に思っている方がいるのではないでしょうか。

今回は、歯ぎしり癖があってもインビザライン治療は受けられるのか解説します。また、インビザライン治療中の歯ぎしりの対策方法についても解説しますので、歯ぎしり癖があるけれどインビザライン治療を検討しているという方は、ぜひ参考にしてください。

歯ぎしりとは?

歯のレントゲン写真と歯の模型

厚生労働省によると、歯ぎしりとは「睡眠時や無意識のうちに強い力で歯と歯を摺り合わせること」としていますが、近年ではこの定義は広がりつつあるとされています。歯ぎしりはそもそも厚生労働省が定義しているように睡眠時あるいは無意識のうちに行われるものとされていました。

しかし、近年では起きているときにも歯ぎしりをする方が増えているため、今後も歯ぎしりの定義が拡大していくことが予測されています。

引用元:厚生労働省e-ヘルスネット「歯ぎしり(はぎしり)」

歯ぎしりの種類

歯ぎしりには、主に3つの種類があります。

グライディング

グライディングは、上下の歯を臼のようにすり合わせる動作で、一般的に歯ぎしりと呼ばれるのはこのグライディングにあたります。

クレンチング

クレンチングは、上下の歯を強く噛み合わせる動作で、食いしばりとも呼ばれる行為です。

タッピング

タッピングは、上下の歯をカチカチと噛み合わせる動作です。

歯ぎしりの原因

頭を抱えている女性

歯ぎしりの原因は、以下の3つです。

ストレス

ストレスは歯ぎしりの最たる原因と考えられています。ストレスは睡眠を浅くする要因ともいわれており、ストレスによって睡眠が浅くなった結果、歯ぎしりが多くなるといわれているのです。

また、ストレスを感じたときに歯を食いしばることから、歯ぎしりはストレスの代償行為ともいわれています。歯ぎしりの7~10%はストレスが関係しているといわれているのです。

飲酒・喫煙

アルコールやニコチンの摂取は睡眠の質を低下させるといわれており、歯ぎしりの悪化につながるといわれています。特に、前述したストレスのはけ口が飲酒や喫煙となっている場合、ストレスに加えて余計に歯ぎしりを悪化させるのです。

遺伝

歯ぎしりには遺伝的な要因があるともいわれています。とある特定の遺伝子型をもつ方は、歯ぎしりをしやすいことがわかっているのです。

歯ぎしりが歯並びに与える影響

歯の模型を持っている男性歯科医師

歯ぎしりは、さまざまな口腔内トラブルの誘因となりますが、特に歯並びにおいてはさまざまな影響を与えると考えられています。

歯ぎしりが歯並びに与える影響は、以下の2つです。

歯がすり減る・欠ける

歯を横にぎりぎりと滑らせるように歯ぎしりをすると、歯がすり減る可能性があります。また、歯が摩耗によって弱くなっていくため、欠けやすくなります。歯ぎしり中、あるいは少しの衝撃で歯が折れる場合や欠ける場合があるのです。

また、歯がすり減ることで噛み合わせが悪くなります。噛み合わせが悪くなると歯ぎしりもさらに悪化するので、悪循環になるといわれているのです。

歯並びが悪くなる

歯がすり減ることや欠けることで歯の大きさや歯の向きが変わり、歯並びが悪くなります。例えば、歯に強い力がかかり続けると、前歯が前方に押しだされて上顎前突(出っ歯)になることや、噛み合わせが深くなる過蓋咬合になることがあるのです。

また、強い力で歯ぎしりをすると顎にも影響を与え、歯並びに影響するケースもあります。

歯ぎしり癖があってもインビザライン治療は可能?

クエスチョンマークが書かれた付箋

歯ぎしりの癖があってもインビザライン治療はできるケースもあります。

しかし、歯ぎしりによってインビザラインで使用するマウスピースが破損するリスクは極めて高いです。破損した場合には作り替えとなるため、費用や期間がかかるということを理解しておきましょう。

起きているときに歯ぎしりをする場合にはインビザライン治療が可能なケースが多いですが、寝ているときに歯ぎしりをするという場合にはインビザライン治療ができないことがあります。ご自身がどのタイミングで歯ぎしりをしているのかを知ったうえで、歯科医院で相談しましょう。

インビザラインでは歯ぎしり対策ができない

一般的に歯ぎしりは、ナイトガードというマウスピースで対策をします。インビザラインで使用するマウスピースで歯ぎしり対策もできるのではないかと考える方もいるでしょう。

しかし、インビザラインで使用するマウスピースとナイトガードは、使用の目的が異なります。インビザラインで使用するマウスピースは歯を動かすことを目的として装着しますが、ナイトガードは就寝中の歯ぎしりによって歯がすり減ることを防ぐことを目的として装着します。

また、インビザラインで使用するマウスピースはポリウレタン製の素材で、厚みは0.5mm程度と非常に薄いです。

一方、ナイトガードはゴム製またはレジン製の素材でできています。厚みは2mm程度で、インビザラインで使用するマウスピースと比較しても厚く作られていることがわかるでしょう。

このように、インビザラインで使用するマウスピースとナイトガードとでは、使用する目的や素材、厚みが大きく異なります。そのため、インビザラインで使用するマウスピースを歯ぎしり対策としては使用できないのです。

歯ぎしりでマウスピースが破損したときの対処法

女性歯科衛生士

歯ぎしりによってマウスピースを破損した場合には、すぐに歯科医院を受診して作り直す必要があります。作り直しに対して保証がある歯科医院はほとんどなく、改めて型取りから作製までの費用を負担しなければなりません。

また、新しいマウスピースが完成するまで時間もかかります。新しいマウスピースが完成するまでの間は、1つ前のマウスピースを装着するなどして後戻りを防止しなければなりません。

また、小さいヒビ程度であればそのまま使用し続けることもありますが、自己判断するのではなく、必ず歯科医師に相談しましょう。

インビザライン治療中の歯ぎしり対策方法

自然の中で背伸びをする女性

インビザライン治療中はどのように歯ぎしりを対策すればよいのでしょうか。ここでは、インビザライン治療中の歯ぎしり対策方法について解説します。

インビザライン治療中の歯ぎしりの対策方法は、以下の2つです。

安静空隙を意識する

起きているときの歯ぎしりを回避するためには、安静空隙を意識しましょう。安静空隙とは、安静時に存在する歯のすき間です。

私たちの上の歯と下の歯が完全に触れあっている時間は1日うち20分程度といわれています。それ以外の時間は、常に歯と歯のすき間が2~3mm程度空いているのがベストな状態です。

しかし、歯ぎしりをする癖がある方は、安静空隙が完全に埋まります。多くの時間、上の歯と下の歯が触れ合い、その刺激によって歯ぎしりが起こるのです。そのため、起きている間は意識して上の歯と下の歯を触れ合わないようにし、安静空隙をつくるよう意識しましょう。

ストレスを解消する

前述のとおり、歯ぎしりはストレスによって起こるとされています。インビザライン治療中は、マウスピースを装着していることにストレスに感じることもあるでしょう。リラックスする時間を作ることや運動をするなどして、意識してストレスを解消しましょう。

まとめ

舌を噛んでいる女性

今回は、歯ぎしりの原因や歯ぎしりが歯並びに与える影響、インビザライン治療中の歯ぎしりの対策方法について解説しました。

歯ぎしりは歯並びに影響を与えるだけでなく、インビザライン治療にも多大な影響を及ぼします。歯ぎしりはストレスが関係していることもあり、ご自身で意識するだけで改善できることもあります。

インビザライン治療を検討しているけれど歯ぎしりで悩んでいるという方は、歯科医師に相談しましょう。

インビザラインを検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

前歯が重なっている出っ歯のインビザライン症例

前歯が重なっている出っ歯のインビザライン症例

2023年11月19日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

今回は、「前歯が重なっている出っ歯のインビザライン症例」です。

 

20代女性なのですが、前歯が出ている感じということで来院されました。

他には、いびき、片頭痛、肩こりなどが訴えられていました。

顎の位置から身体の悩みに繋がる原理はこちらのコラムをチェックしてください。

あなたの体の悩みが嚙み合わせから来ているかも?part1

あなたの体の悩みが嚙み合わせから来ているかも?part2

実際にどのように治療を進めたのかをこのブログで解説させて頂きます。

最後までご覧頂けますと幸いです。

まず、インビザラインとは?

インビザラインとは?

インビザラインは、近年急速に人気を集めている歯列矯正治療法です。従来のブラケットやワイヤーを使用しない、透明なプラスチック製のアライナー(マウスピース)を用いて歯の位置を調整するものです。

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の一番の特徴は、アライナー(マウスピース)が透明であることです。つまり、装着していることが目立ちにくく、外見上の美観を損なうことなく歯を矯正することができるのです。これは、特に成人やプロフェッショナルな環境で働く人々にとって非常に魅力的です。

インビザラインは、個々の患者に合わせてカスタムメイドされるため、矯正の過程が非常に効率的で正確です。矯正計画は、先進的な3Dテクノロジーを活用して歯科医師によって立案され、患者には透明なアライナー(マウスピース)が一連のステップごとに交換されることによって歯列の移動が進められます。

ワイヤー矯正との比較

ワイヤー矯正との比較

従来の矯正方法であるワイヤー矯正と比較して、インビザラインにはいくつかの利点があります。まず、食事の際にアライナー(マウスピース)を外すことができるため、普段の食事や歯磨きが簡単に行えます。また、ブラケットやワイヤーがないため、口内への刺激や違和感も少なく、快適な矯正体験が期待できます。

ただし、すべてのケースに対して適しているわけではありません。治療が複雑な場合や重度の歯列不正がある場合には、他の矯正治療法が選択されることもあります。そのため、インビザラインを検討する際には、歯科医師との十分な相談と評価が必要です。

「前歯が重なっている出っ歯のインビザライン症例」

インビザライン矯正前(初診時)

インビザライン矯正前(初診時)

前歯が重なっており、前歯が出ており、上の前歯と下の前歯が重なっている状態でした。

専門用語でいえば『上顎前突(じょうがくぜんとつ)』『過蓋咬合(かがいこうごう)』という状態でした。

お口の中を見ると前歯が出ているように見えます。

見た感じはそうですが、実際の状態はレントゲンなどを使い詳しく診査・診断する必要があります。

矯正前に詳しく診査・診断する大事な内容とは?

セファロ(矯正用レントゲン)による撮影画像

矯正治療においてセファロという矯正用レントゲンを撮影し、骨の状態や歯の位置を見ることで現状把握、治療目標の決定などを診査・診断するには必要不可欠な資料です。

この患者さんをセファロで撮影し、分析してみると下顎の後退という診断結果でした。

セファロによる診断結果は下顎の後退

下顎が後退していることで上顎の前歯が出ているように感じていることがわかりました。

レントゲンを分析し、治療計画を立案しゴールを設定

レントゲンからしっかり分析し、治療計画を立案して治療ゴールを作成することで安全で精密な治療を実現することが可能になります。

実際の治療計画は上の前歯が出ているのではなく下顎が後ろに下がっているので、下顎を元の位置に戻す、要は下顎を前方に移動させる治療計画を立てました。

インビザライン矯正 14ヶ月後

インビザライン矯正前(初診時)

インビザライン矯正14ヶ月後です。

初診の時に気になっていた

『前歯の重なり』『上の前歯と下の前歯の重なり』『前歯が出ている』が解消されました。

初診では下顎が後ろに下がっている状態でした。

14ヶ月後にはどう変化したのか見てみましょう。

WEBCEPH(ウェブセフ)によるビフォーアフター(レントゲン画像)WEBCEPH(ウェブセフ)によるビフォーアフター

このように下顎の位置が変わり首の角度、顎のたるみなどが解消されました。

実際にレントゲンではわかりにくいので顔の変化も重ね合わせてみました。

WEBCEPH(ウェブセフ)によるビフォーアフター(合成画像)

ウェブセフによる合成画像

このように顔の変化がありました。

口元の変化もあり顔のむくみも取れて顔つきも美しくなりました。

歯並びが変わることで噛み合わせも良くなります。

そうすることによって身体にも、顔にも影響を与えます。

矯正開始から14ヵ月後の患者さんの声

矯正前とインビザライン矯正14カ月後の比較

歯並びが変わることはわかっていたけど顔つきまで変化するなんてびっくりしました。

また、ずっと片頭痛があり悩んでいたけどインビザライン矯正することで解消する事ができて更にびっくりしました。

いかがだったでしょうか?

今回は「前歯が重なっている出っ歯のインビザライン症例」でした。

上の前歯が出ていると矯正相談にこられる方は多いです。

出っ歯は下顎が後ろに下がっている事がほとんどです。

この症例のように下顎を前に出すことで治る事が多いです。

歯並びは気になるが時間がかかるのでは?や自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?と勇気が出ずに一歩踏み出せない方は

勇気を振り絞って是非、お問合せ下さい。

当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味ある方はこちらからお問合せ下さい。

インビザライン治療の詳しい内容はこちら

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