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20代男性のインビザライン矯正症例

2023年8月14日

20代男性のインビザライン矯正症例こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
今回は、「20代男性のインビザライン矯正症例」です。
インビザライン矯正では女性のイメージがあると思います。
当院では、男性の矯正患者さんも多数いらっしゃいます。
元々、虫歯治療と歯のお掃除で通ってらっしゃった患者さんなのですが定期的に歯医者に通っているのに虫歯がよく発見されるので歯並びを治療した方がと担当の衛生士さんに勧められて矯正相談に来られました。
今回の症例は男性の症例です。
インビザラインスタートする前から終わりまでどう変化をしたのかや苦労していたことなど色々お話をさせて頂きます。
歯並びは気になるけどなかなか1歩踏み出せない方に必見です。

まず、インビザラインとは?

まず、インビザラインとは?

インビザラインは、近年急速に人気を集めている歯列矯正治療法です。従来のブラケットやワイヤーを使用しない、透明なプラスチック製のアライナーを用いて歯の位置を調整するものです。

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の一番の特徴は、アライナーが透明であることです。つまり、装着していることが目立ちにくく、外見上の美観を損なうことなく歯を矯正することができるのです。これは、特に成人やプロフェッショナルな環境で働く人々にとって非常に魅力的です。
インビザラインは、個々の患者に合わせてカスタムメイドされるため、矯正の過程が非常に効率的で正確です。矯正計画は、先進的な3Dテクノロジーを活用して歯科医師によって立案され、患者には透明なアライナーが一連のステップごとに交換されることによって歯列の移動が進められます。

ワイヤー矯正との比較

従来の方法であるワイヤー矯正と比較して、インビザラインにはいくつかの利点があります。まず、食事の際にアライナーを外すことができるため、普段の食事や歯磨きが簡単に行えます。また、ブラケットやワイヤーがないため、口内への刺激や違和感も少なく、快適な矯正体験が期待できます。
ただし、すべてのケースに対して適しているわけではありません。治療が複雑な場合や重度の歯列不正がある場合には、他の矯正治療法が選択されることもあります。そのため、インビザラインを検討する際には、歯科医師との十分な相談と評価が必要です。

インビザライン矯正の治療期間について

インビザラインの治療期間は個人によって異なりますが、通常は一般的なブラケット矯正と比較して短く済む場合もあります。
インビザラインは、透明で効果的な歯列矯正治療法として、多くの患者に選ばれています。その美観と利便性から、歯を矯正したいと考えている方にとって、優れた選択肢の一つとなるでしょう。しかし、最適な治療法を見つけるためには、経験豊富な歯科医師との相談が欠かせません。

「20代男性のインビザライン矯正症例」の治療の流れ

インビザライン矯正前(初診)

インビザライン矯正前(初診時)

インビザライン矯正前の状態です。
上は前から2番目の歯が少し内側に入ってしまい歯並びが少し悪い状態です。
下は前歯が全体的に窮屈になっておりガタガタです。
奥歯も少し内側に倒れており特に左側は噛み合わせも悪くなっており、常に右で噛むことが多く筋肉のバランスや顔の歪みも見られていました。
噛み合わせが全身のバランスにも繋がってきます。
どのように治療計画を立てたのかシミュレーションを基に説明していきます。

iTeroによるシミュレーションは?

まずiTeroとは?

3Dスキャナー「iTero」は、歯科医師が患者様の口腔内を非侵襲的にスキャンし、精密なデジタルモデルを作成できるツールです。
従来の印象採りに比べて正確さと患者様の快適さを向上させ、治療計画の立案や製作物の作成に役立ちます。

インビザライン矯正前の状態(初診時)

インビザライン矯正前の状態(初診時)

初診の状態です。
まず、左は内側に倒れている歯を動かすために奥歯を後ろに下げていきます。

矯正3ヶ月後(シミュレーション画像)

矯正3ヶ月後(シミュレーション画像)

3ヶ月後です。
左の奥歯を後ろに下げて内側に入っている歯を動かすためのスペースを作ります。

矯正6ヶ月後(シミュレーション画像)

矯正6ヶ月後(シミュレーション画像)

次に、6ヶ月後です。
内側に入っていた歯は治っている状態です。
ここからは前歯のガタつきを取るためにまずは奥歯を後ろに動かし、右下の3番目4番目の間にスペースを作っていきます。

矯正10ヶ月後(シミュレーション画像)

矯正10ヶ月後(シミュレーション画像)

次に、10ヶ月後です。
最後に前歯を動かして歯並びを綺麗にしていきます。

シミュレーション通りに治療は進み歯並びは綺麗になったのでしょうか。
実際のお口の中を見てみましょう。

インビザライン矯正10ヶ月後(実際の写真)

インビザライン矯正10ヶ月後

インビザライン矯正10ヶ月後です。
シミュレーションで緻密に設計した通りに歯が動いています。
たった10ヶ月で歯並びを治療する事が出来ました。
元々、歯並びが悪いせいで歯が磨きにくく、虫歯ができやすかったのですが、歯並びが綺麗になることで歯が磨きやすくなり結果として虫歯のリスクも下げる事が出来ます。

インビザライン矯正10ヶ月後の患者さんからの感想

「装着時間22時間を守るのが大変だったのとマウスピースの取り外しにしばらく苦戦して大変でした」とインビザライン矯正で苦労することはあるそうです。
ただ、歯並びが綺麗になり、やってよかったと喜んで下さりました。

矯正前とインビザライン矯正10ヶ月後の比較

矯正前とインビザライン矯正10ヶ月後の比較

インビザライン矯正前とインビザライン矯正10ヶ月後です。
10ヶ月で見た目の変化があります。また、噛み合わせも左右でバランスが良くなり筋肉のバランスも変わり全身のバランスも変わりました。
インビザラインでお顔立ち綺麗にしませんか?
噛み合わせとお顔立ちは関係しています。
正しい歯並び、正しい噛み合わせを手に入れましょう。

いかがだったでしょうか?

今回は、「20代男性のインビザライン矯正症例」でした。
下の歯並びがわるいと矯正相談にこられる方は多いです。
虫歯、歯周病の悪化にも繋がりますので早期に治療されることをおすすめします。

歯並びは気になるが時間がかかるのでは?や自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?と勇気が出ずに一歩踏み出せない方は
勇気を振り絞って是非、お問合せ下さい。
当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。
インビザライン矯正にご興味ある方はこちらからお問合せ下さい。
来週の月曜日もインビザライン矯正症例ブログをお楽しみ下さい。
インビザライン治療の詳しい内容はこちら

ダイヤモンドプロバイダーの森川康司

もりかわ歯科での出っ歯の治療の仕方を大公開!

2023年8月9日

もりかわ歯科での出っ歯の治療の仕方を大公開!

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
今回は、「もりかわ歯科での出っ歯の治療の仕方を大公開!」です。
前回は、出っ歯の原因などを詳しく「出っ歯の原因を大公開!」でご説明させて頂きました。

今回は、出っ歯を治療する方法を解説していきます。
もりかわ歯科では、沖縄、東京、四国など遠方からインビザライン矯正に通ってくださる患者様がいらっしゃいます。
その中で、香川県からの患者さんの症例を基にお話しさせて頂きます。

初めて来られた時の一番の訴えは「前歯が出ているのが気になる」でした。
当院を受診される前は香川県で3医院ほど矯正相談に行かれて「前歯を引っ込めるには抜歯をしないといけないです」と言われたみたいです。
ただ、抜歯はどうしてもしたくないということで当院を見つけて下さり来院されました。
どのように出っ歯の治療を考えて計画を立ててそして変化するのかを解説していこうと思います。
出っ歯は気になるけどなかなか矯正治療のハードルが高くて一歩踏み出せない方は是非、ご覧ください。

出っ歯の治療方法は?

出っ歯の治療方法は?

一言に出っ歯の治療と言ってもいくつかの治療方法があります。
下に主な治療方法を挙げていきます。

【1. 歯列矯正治療】

歯列矯正は、出っ歯の最も一般的な治療法です。歯の位置を調整することで、歯並びを改善します。従来のブラケットとワイヤー矯正法から、透明なアライナーを使用したインビザラインまで、さまざまな歯列矯正オプションがあります。アライナーは透明で目立ちにくく、装着時の違和感も少ないため、成人にも人気です。

【2. 口腔外科手術】

重度の出っ歯の場合、歯列矯正だけでは改善が難しいことがあります。このような場合、口腔外科手術が検討されることがあります。手術によって、顎の骨を修正することで出っ歯を改善します。手術は、歯列矯正と併用される場合もあります。

【3. その他の治療法】

出っ歯の症状によっては、他の治療法も適用されることがあります。例えば、軽度の出っ歯にはボンディングやホワイトニングなどの対応が考えられます。また、口呼吸や舌の癖によって出っ歯が進行している場合には、関連する問題を解決するために専門的な治療が必要です。
治療法は様々あります。今回詳しくご説明させて頂くのは『歯列矯正』での出っ歯の治療方法です。

もりかわ歯科での出っ歯の治療方針

『歯列矯正』での治療方針でも様々あります。
当院で一番大切にしていることは『歯を抜かない』ことです。
勿論、症例によってはやむを得ず歯を抜かないといけない症例もございます。
ただ、歯を抜いてしまうと戻ってきません。
では、どのようにして前歯が出ている状態を治していくのか?という所を1症例を基に詳しくご説明させて頂きます。

インビライン矯正 『出っ歯』治療方針

インビザライン矯正前(初診)

インビザライン矯正前の状態(初診時)

インビザライン矯正前の状態です。
前歯が出ている状態でした。大体、親指が1本分位入るスペースがありました。
問診を進めていくと偏頭痛や肩こりや顎の痛みなど身体の不調もありました。
骨格をレントゲン撮影した分析結果
骨格のレントゲン撮影をして分析した結果
上顎は正常、下顎が後方位という分析がでました。
この患者さんの『出っ歯』になっている原因は、上顎が出ている訳ではなく、下顎が後ろに下がっていることが原因だと診断しました。
治療計画としては下顎を前に誘導して『出っ歯』を解消するような治療計画になりました。

インビザライン矯正8カ月後

インビザライン矯正8カ月後

インビザライン矯正8カ月後の状態です。
下顎を前に誘導する事と上の前歯の角度を改善することによってここまで『出っ歯』を解消することが出来ます。
もし、歯を抜いて(抜歯して)いたと思うと未来は変わってしまいますよね。
身体のことなので必ず下顎を前に誘導出来るわけではありません。
ただ、まずは戻れる治療から開始することは大切だと思います。

インビザライン矯正のビフォーアフター
インビザライン矯正前とインビザライン矯正8カ月後です。
たった8カ月で『出っ歯』は解消することが出来ます。
『出っ歯』で悩まれている方は一度、是非お問合せ下さい。

いかがだったでしょうか?

今回は、「もりかわ歯科での出っ歯の治療の仕方を大公開!」でした。
前回は出っ歯の原因を解説し、今回は実際の症例を基にもりかわ歯科での出っ歯へのアプローチを解説させて頂きました。
8カ月でここまで変化します。
口元にコンプレックスを抱えてなかなか思いっきり笑えないと悩んでらっしゃる方は是非、勇気を振り絞ってお悩みを打ち明けて下さい。

当院は、全国で1%しか獲得できないダイヤモンドプロバイダーです。
安心してご相談ください。皆様にお会いできることを楽しみにしております。

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インビザライン矯正症例ブログ 開咬③

2023年7月24日

インビザライン矯正症例ブログ-開咬3

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
今回は、「インビザライン矯正症例ブログ 開咬③」です。

今回の症例は、20代の開咬矯正症例です。

元々、歯のお掃除でもりかわ歯科に通ってくださっていた方です。
下の前歯には隙間があり毎回、歯石がすごくついており噛み合わせは前歯が噛み合っていない開咬という噛み合わせでした。
奥歯の負担が大きく、時々歯が痛むことに悩まされていました。
今回は、インビザライン矯正でどのように歯並びが変化するのかをこの記事では解説させて頂きます。
インビザライン矯正にご興味ある方は是非、最後までお読み下さい。

まず初めにインビザライン矯正とは

インビザライン(Invisalign)は、透明なプラスチック製のマウスピースを使用して歯列矯正を行う方法です。従来のブラケットやワイヤーを使用する矯正治療とは異なり、透明なアライナー(マウスピース)を使って歯の位置を調整します。

インビザライン矯正の最大の利点は、透明で目立たないため、外見的な影響が少ないことです。また、アライナーは取り外し可能であるため、食事や歯磨きの際には外すことができます。ただし、治療の効果を最大限に得るためには、アライナーを1日22時間装着することを推奨しております。

「開咬」矯正治療の流れ

インビザライン矯正前の状態(初診)

インビザライン矯正前の状態(初診)

インビザライン矯正前の状態(iTeroによるスキャン結果)です。
下の前歯には隙間があり前歯が噛み合っていない状態でした。
開咬は奥歯しか噛んでいないので奥歯の負担が大きい状態でした。

iTeroとは

iTeroはデンタルインプレッション(歯の印象)を取るためのデジタルスキャナーで、口腔内の3Dスキャンを行い、精密なデジタルモデルを作成します。これにより、より正確で快適な歯科治療が可能となります。

iTeroによる噛み合せ診断

当院では、iTeroという口腔内スキャンを使ってこのように噛み合わせの強さを見ることでどこの歯に負担がかかっているのかを分析することが出来ます。
青が弱いところ、赤が強いところと色によって噛み合わせの強さがわかります。

iTeroによる噛み合せ診断

この患者さんは奥歯の噛み合わせが赤で強く当たっています。
それに対して前歯は色がついていません。噛み合わせが当たっていないことを示します。

患者さんはインビザライン矯正で噛み合わせを治すことを決心されて矯正ライフが始まりました。

インビザライン矯正6ヶ月後

インビザライン矯正6ヶ月後

インビザライン矯正6ヶ月後です。
初診の時に比べると前歯の隙間も少なくなりました。
下の前歯の隙間はあっという間に閉じて歯も磨きやすくなりましたと患者さんは喜んでいました。
麺類も少し噛めるようになったと仰っていました。

インビザライン矯正10ヶ月後

インビザライン矯正10ヶ月後

インビザライン矯正10ヶ月後です。
10ヶ月前は前歯が噛み合っていなかったですがインビザライン矯正を始めてたった10ヶ月でここまで改善することが出来ます。
患者さんも思い切ってインビザライン矯正してよかったと喜んでくれていました。

インビザライン矯正のビフォーアフター

インビザライン矯正前とインビザライン矯正10ヶ月後です。
すごい変化です。
見た目もそうですが噛み合わせが変わり前歯でも噛む事が出来るようになり奥歯の負担を減らすことが出来ます。

開咬を放置しないでください

開咬は80歳で20本自分の歯を残せる確率は0%です。
今は大丈夫でもいつかは問題が起きてしまう噛み合わせです。
開咬に該当する方はお早めに治す事をお勧めします。
なかなか矯正まではと踏みとどまっている方はこのブログで矯正によってどのように歯並びが変化するのかをみて勇気ある1歩を踏み出してもらえたら幸いです。

いかがだったでしょうか?

今回は、「インビザライン矯正症例ブログ 開咬③」でした。
10ヶ月でここまで変化してきます。
前歯が噛み合っていなく噛み合わせに困っている方必見です。

当院は全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。
インビザライン矯正にご興味ある方はこちらからお問合せ下さい。
来週の月曜日もインビザライン矯正症例ブログをお楽しみ下さい。
インビザライン治療の詳しい内容はこちら

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インビザライン矯正症例ブログ 出っ歯②

2023年7月10日

インビザライン症例ブログ出っ歯2

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
今回は、「インビザライン矯正症例ブログ 出っ歯②」です。

今回、紹介する症例は40代女性の出っ歯の症例です。
メンテナンスで声掛けをした時に今まで気になってなかったけど言われてみると少し気になると言うことでご相談に来られました。

相談に来られてから歯並びが綺麗になるまでを経過を追って詳しく説明させて頂きます。

まず初めにインビザライン矯正とは

インビザライン(Invisalign)は、透明なプラスチック製のマウスピースを使用して歯列矯正を行う方法です。従来のブラケットやワイヤーを使用する矯正治療とは異なり、透明なアライナー(マウスピース)を使って歯の位置を調整します。

インビザライン矯正の最大の利点は、透明で目立たないため、外見的な影響が少ないことです。また、アライナーは取り外し可能であるため、食事や歯磨きの際には外すことができます。ただし、治療の効果を最大限に得るためには、アライナーを1日22時間装着することを推奨しております。

「出っ歯」の治療の流れ

インビザライン矯正前の状態(初診)

インビザライン矯正前の状態(初診)

相談に来られた時の状態です。
iTeroと言って3Dでお口の中を撮影する機器で全体をチェックしていきます。
患者さんがこの画像を見て自分の歯並びにびっくりされていました。
出っ歯なのも気になり、そしてこれからの歯の健康を考えてインビザライン治療をスタートすることになりました。
インビザライン矯正前の実際の写真
実際の状態はこちらです。
右上の前歯が飛び出ている状態でした。
治療計画としては
前歯の隙間を先に作り、そこから前歯の飛び出ているところにアプローチをかけていくような治療計画になりました。

インビザライン矯正 シミュレーション

インビザライン矯正 シミュレーション

大体、9ヶ月の変化です。
シミュレーションでは前歯の飛び出ていたのも解消することが出来ています。
マウスピースをどんどん形が変わることではめることより変化していきます。
大体、99枚のマウスピースを使うのですが当院は、マウスピースの交換頻度が3日に1回なので10ヶ月くらいで変化します。
実際のお口の中がどう変化するのかが一番大切です。
シミュレーションとお口の中を比べて見ましょう。

インビザライン矯正10ヶ月後

インビザライン矯正10ヶ月後

インビザライン矯正10ヶ月後です。
歯並びがたった10ヶ月でここまで綺麗になりました。
シミュレーションともしっかり一致しています。
患者さんからの声は
「最初は慣れなくて辛かったけど変化を家族や友人に言われるようになってインビザライン矯正を進めることが楽しみになっています。」と嬉しいお言葉を頂きました。

インビザライン矯正前と10ヶ月後の比較
インビザライン矯正前とインビザライン矯正10ヶ月後の実際の写真です。
こんなにも変化します。
脱マスクになるのでこの時期に自分の歯並びを見直して見ませんか?

いかがだったでしょうか?

今回は、「インビザライン矯正症例ブログ 出っ歯②」でした。
前歯の見栄えは笑顔の自信にも繋がります。
是非、歯並びの相談は無料なのでお越し下さい。
当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーです。
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来週の月曜日もインビザライン矯正症例ブログをお楽しみ下さい。
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歯の模型にマウスピースをはめようとしている

マウスピース矯正で前歯だけを治療できる?治療期間と費用を解説

2023年6月6日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯列矯正といえば「歯列全体」に対して行うというイメージをもっている方が多いのではないでしょうか。実は、歯列全体ではなく「一部のみ」の矯正も可能です。前歯のみの施術は、部分矯正やプチ矯正などとよばれ、近年人気があります。

本記事では、マウスピース矯正で前歯だけを治療することができるのか、また、部分矯正の費用や期間、メリット・デメリットなどについて幅広く解説します。ぜひ、参考にしてください。

マウスピース矯正で前歯だけを治療できる?

疑問の様子の女性

歯列全体ではなく「マウスピース矯正で前歯だけを治したい」という方もいらっしゃると思います。結論からいうと、マウスピース矯正で前歯のみの治療は可能です。

マウスピース矯正では、透明で目立ちにくいマウスピース(アソアライナー)やセラミックマウスピースを使用します。前歯だけの矯正に関心はあるけれど、目立つのが不安な方や人と関わる仕事をしているので気になるという方にとって、マウスピース矯正は向いているといえるでしょう。

前歯だけの矯正は、通常上下中央の6本を指します。治療する歯は「上の前歯のみ」「下の前歯のみ」「上下前歯」など、さまざまな組み合わせがあります。また、クリニックによって、3本以内の治療やピンポイントに1本からの治療も可能です。

治療できる症例

歯科医師と会話する患者

実は、部分矯正は適応症例が限られています。つまり、希望するすべての方が部分矯正治療をできるわけではありません。以下、部分矯正で治療できる症例について詳しく説明します。

・前歯の歯列が多少ガタガタしている

・前歯の片方が前に出ている、後ろにさがっている

・前歯がななめに傾いている

・前歯のすき間が目立つ(すきっ歯)

上記にあげた症例は、マウスピース矯正で前歯のみの治療ができる可能性があります。

しかし、程度や施術難易度は専門家にしか判断できないため、クリニックや病院で診察してもらい、施術可能か判断してもらう必要があるでしょう。マウスピース矯正が適応できない代表的な症状として、骨格のズレを矯正する必要のある場合(極端なでっ歯)や歯が左右に大幅にズレている場合、歯が左右非対称な場合などがあげられます。

マウスピース矯正で前歯だけ治療するメリット・デメリット

メリットとデメリットのイメージ

前歯だけ治療したいと考えたときに、知っておかなければならないのがメリット・デメリットです。後悔しないために事前にメリット・デメリットをしっかり理解しておくことが大切です。

マウスピース矯正で前歯だけ治療するメリット

まずは、マウスピース矯正で前歯だけ治療する場合のメリットについて、以下解説します。

矯正器具が目立ちにくい

白い歯に金具を使用するワイヤー矯正は、器具の装着が目立ってしまい、大きなデメリットでした。

しかし、マウスピース矯正は透明やセラミックのマウスピースを使用するため、目立ちにくいというメリットがあります。部分矯正なら、さらに目立ちにくいといえるでしょう。

費用が安く、期間が短い

歯列矯正は高額なイメージをもたれがちですが、ほかのワイヤー矯正や裏側矯正などと比較すると、マウスピースの部分矯正は比較的安価といえるでしょう。

完成した歯列のビジョンがあらかじめ予想できる

マウスピース矯正は、あらかじめ治療結果をシュミレーションして作製したマウスピースに、自身の歯をはめる方法です。そのため、完成形が治療開始時に把握できるのでとても安心です。

お手入れや歯磨きがしやすく衛生的

マウスピースは取り外しが可能なので、歯磨きをする際には、取り外してふだんどおり歯磨きができます。食事制限もワイヤー矯正と比較すると少ないといえるでしょう。

マウスピース矯正で前歯だけ治療するデメリット

つぎに、マウスピース矯正で前歯だけ治療する場合のメリットについて解説します。

自己管理・継続が大切

マウスピース矯正は、1日のうち食事と歯磨きをのぞいた20〜22時間以上、マウスピースを装着する必要があります。また、正しく装着できるように自己管理が必要です。

自己努力によって治療結果に差が出る可能性や装着を怠ると矯正した歯列が戻る可能性があるので注意しましょう。

施術できる症例に制限がある

歯列の状況によって、マウスピースで矯正できない症例もあります。その場合は、マウスピース矯正だけでなく、ワイヤー矯正も併用しなければならないことがあるかもしれません。また、ほかの矯正よりも、仕上がりが劣ると感じる方もいらっしゃいます。

嚙み合わせは治らない

前歯だけ矯正をしても嚙み合わせは治りません。あくまで審美的な治療であるということを念頭に置く必要があります。

マウスピース矯正で前歯だけ治療する場合の治療期間

砂時計が落ちている様子

歯科矯正を行う目的が「結婚式のため」「成人式のため」など、ゴールが設定されていることもめずらしくありません。

ワイヤー矯正や裏側矯正などは、一般的な治療期間の目安として2~3年で設定されていることが多いです。

一方、マウスピース矯正かつ部分矯正の場合、多くのクリニックや病院では、治療期間を1年以内に設定しています。本数や程度によっては半年程度で治療が終了する場合もあるので、目的・ゴールに向けて治療の計画を立てることができます。

しかし、自己管理の怠慢によって治療が思うように進まないと、予定よりも治療期間が延びてしまうリスクがあるので注意が必要です。

マウスピース矯正で前歯だけ治療する場合の費用

治療費用をあらわすイメージ

最後に、気になる費用について解説します。

歯列矯正は高額だと思っている方が多いのではないでしょうか。たしかに、歯列矯正は、歯科医師が医療的に必要だと判断する一部の患者さまをのぞき、ほぼ全てが保険適用外です。

しかし、マウスピース矯正で前歯だけ治療するメリットで先述したとおり、全体矯正や裏側矯正などを行うよりもリーズナブルです。

以下、わかりやすく比較します。

費用の相場

公益社団法人日本臨床矯正歯科医会では、歯列矯正の費用の目安は80~120万円と定義しています。

しかし、複数のクリニック・病院の公式ホームページでは「マウスピース矯正で前歯だけ治療」する場合の費用は、10~40万円と設定している場合が多いです。同じ前歯だけの治療でも、使用するマウスピースの種類や矯正する程度によって費用に差が生じています。

支払い方法はさまざま

治療費においては自由診療であるため、地域・病院によって大きく異なります。比較的リーズナブルな「マウスピースで前歯だけ矯正する」という治療内容でも、10万円程度の費用がかかる場合が多く、まとまった金額を捻出するのが難しい場合もあるでしょう。

治療の費用を一律・一括で設定する「トータルフィー制」や、通院ごとに支払う「調整料制」のクリニックが存在します。自由診療を行っているクリニックでは、クレジットカードでの支払いや歯列矯正のための医療ローンを採用している場合もあります。

歯列矯正を検討するときに費用を重視する方は、約半数にのぼります。費用面であきらめずに、支払い方法が柔軟なクリニックを探してみるとよいでしょう。

まとめ

ポイントを指さす女性

本記事では歯列矯正「マウスピース矯正で前歯だけ治療できる?」についてまとめました。

口元で人間の印象・顔の印象は大きく変わります。歯列矯正の中では比較的短期間で治療が完了する前歯のみの矯正は、冠婚葬祭前やマスク生活が根付いた近年で、非常に人気の高い矯正です。費用面や治療期間で悩んでいた方は、本記事を参考にご検討ください。

マウスピース矯正でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。