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下の前歯が重なって気になるインビザライン症例

【ガタガタ】主訴「下の前歯が重なって気になる」インビザライン症例

2024年6月24日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

当院では年間250人以上の患者さんがインビザライン矯正を開始されています。

 

症例の紹介はもりかわ歯科のinstagramでも随時公開しておりますのでチェックしてみてください。

今回は、患者さんからのお悩み相談で多い「下の前歯が重なって気になる」の症例をご紹介させて頂きます。

下の前歯の歯並びが悪くなる理由は、主に以下の点が挙げられます。

第一に、遺伝的要因が影響します。

歯の形や大きさ、顎の大きさが遺伝によって決まるため、歯並びにも遺伝的な影響が及びます。

第二に、乳歯期や永久歯が生え変わる時期に、十分なスペースがない場合や歯並びが乱れると、後の歯並びにも影響が出る可能性があります。

さらに、口呼吸や舌の位置、噛み合わせの不良、歯を使う癖などの習慣も歯並びに影響を与えます。総じて、遺伝的な要素と環境的な要因が複合して、歯並びが悪くなることがあります。

今回の症例ブログではどのように歯並びが変わっていたのか詳しく説明させて頂きます。

同じ悩みを持っている方は是非、最後まで見て頂けますと幸いです。

まず、インビザラインとは?

まず、インビザラインとは?

インビザラインは、近年急速に人気を集めている歯列矯正治療法です。従来のブラケットやワイヤーを使用しない、透明なプラスチック製のアライナー(マウスピース)を用いて歯の位置を調整するものです。

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の一番の特徴は、アライナー(マウスピース)が透明であることです。つまり、装着していることが目立ちにくく、外見上の美観を損なうことなく歯を矯正することができるのです。これは、特に成人やプロフェッショナルな環境で働く人々にとって非常に魅力的です。

インビザラインは、個々の患者に合わせてカスタムメイドされるため、矯正の過程が非常に効率的で正確です。矯正計画は、先進的な3Dテクノロジーを活用して歯科医師によって立案され、患者には透明なアライナー(マウスピース)が一連のステップごとに交換されることによって歯列の移動が進められます。

ワイヤー矯正との比較

ワイヤー矯正との比較

従来の矯正方法であるワイヤー矯正と比較して、インビザラインにはいくつかの利点があります。まず、食事の際にアライナー(マウスピース)を外すことができるため、普段の食事や歯磨きが簡単に行えます。また、ブラケットやワイヤーがないため、口内への刺激や違和感も少なく、快適な矯正体験が期待できます。

ただし、すべてのケースに対して適しているわけではありません。治療が複雑な場合や重度の歯列不正がある場合には、他の矯正治療法が選択されることもあります。そのため、インビザラインを検討する際には、歯科医師との十分な相談と評価が必要です。

主訴「下の前歯が重なって気になる」インビザライン症例

「下の前歯が重なって気になる」インビザライン矯正(初診時)

インビザライン矯正(初診時)

インビザライン矯正(初診時)です。

患者さんの主訴は「下の前歯が重なっている」でした。

カウンセリングでお話を聞いていくと前歯の重なりもそうですが、頭痛や顎の痛みなども訴えられていました。

下の前歯は奥歯が倒れていることで押され前歯の歯並びが崩れてしまっています。

また、奥歯が倒れてしまうことで噛み合わせの高さが低くなり顎に負担がかかってしまっていました。

治療計画としては、奥歯を起こして前歯のスペースを作ることで前歯の歯並びを綺麗にする計画をしました。

 

「下の前歯が重なって気になる」症例の治療計画

症例の治療計画_1

 

 

 

 

症例の治療計画_2前歯の歯並びを改善するために一番奥の7番目の歯から順に奥に動かして前歯と奥歯の間にスペースを作成します。そこからそのスペースを使って前歯を動かして歯並びを綺麗にしていく治療計画を立案しました。

実際にシミュレーション通りに動いたのかを見てみましょう。

 

「下の前歯が重なって気になる」インビザライン矯正(4ヶ月後)

インビザライン矯正(4ヶ月後)

奥歯が2本が動き終えた後の状態です。

シミュレーション通り隙間ができたのが一致しています。

このようにシミュレーションとお口の中がしっかり一致しているのがお分かり頂けると思います。

「下の前歯が重なって気になる」インビザライン矯正(12ヶ月後)

インビザライン矯正(12ヶ月後)

インビザライン矯正12ヶ月後です。

しっかりシミュレーション通りに動き、患者さんの主訴である「下の前歯が重なって気になる」という所が解消されました。

また、顎の痛みや頭痛なども解消することができました。

 

「下の前歯が重なって気になる」症例のビフォーアフター

症例のビフォーアフター

インビザライン矯正初診時と12ヶ月後です。

患者さんの声です。

「痩せた?」と聞かれる事が増えました。

マウスピースをしているとジュースではなくお水だし、歯磨きが面倒で間食をする事も減り、その効果もあるかもしれません。

更には…

私は偏頭痛持ちで頭痛外来に通院していますが、マウスピース矯正を始めてから偏頭痛が劇的に減っています!

噛み合わせや歯並びは、健康維持に直結するんだなーと実感しています。

嬉しいことばかりです。

インビザライン矯正をしてよかったです。

いかがだったでしょうか?

今回は、主訴「下の前歯が重なって気になる」インビザライン症例でした。

下の前歯の歯並びが気になると矯正相談にこられる方は多いです。

歯列不正は虫歯、歯周病にも大きく関係しています。

歯医者には通っているが、虫歯が続々と発見されたことはないでしょうか?

該当する方は一度ご相談下さい。

 

歯並びは気になるが時間がかかるのでは?や自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?と勇気が出ずに一歩踏み出せない方は

勇気を振り絞って是非、お問合せ下さい。

当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味ある方、噛み合わせが気になる方はこちらからお問合せ下さい。

口腔内から全身へ
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レントゲンからより精密な治療計画を立てる方法

レントゲンからより精密な治療計画を立てる方法

2023年11月24日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

今回は、レントゲンから治療計画を立てる方法をお話させて頂きます。

インビザライン矯正において治療計画は命です。

歯を動かすための計画は『クリンチェック』と言われる3Dで歯をコントロール出来るソフトを使って歯並びをシミュレーションしていきます。

 

ただ、歯をコントロールする前に大切なことがあります。

それは歯を動かすための目標を作ることが大切です。

サッカーでもゴールがなければ蹴る方向がわかりません。

インビザライン矯正にしても歯を動かすためのゴールを決定することが大切です。

 

当院では矯正用レントゲン(セファロ)を用いて精密に作成しております。

『WEBCEPH(ウェブセフ)』というソフトを使っております。

 

この記事では、『WEBCEPH(ウェブセフ)』を使って治療計画を立てる様子や、分析結果から分かることなどご説明させて頂きます。

この記事の内容を動画でも公開しておりますので、そちらも併せてご覧ください。

矯正用レントゲン(セファロ)について

矯正用レントゲン(セファロ)とは?

​​​​セファロ(cephalo)は、ギリシャ語の「κεφαλή」(kephalē)から派生した言葉で、頭部や頭蓋を指す医学用語です。セファロは、頭部や顔面に関連するさまざまな解剖学的構造や症状を指す際に使用されます。特に、歯科や顎顔面外科などの医学分野で、顔の骨格や顎の位置、歯の咬合(かみあわせ)関連の問題を評価する際によく使われます。セファロメトリー(cephalometry)は、顔面や頭蓋骨の測定や分析を行う医学的手法を指します。この手法は、顎顔面外科手術の計画や歯科矯正治療の診断に役立ちます。

矯正用レントゲン(セファロ)とWEBCEPH(ウェブセフ)を使うことでより精密な計画が立てられる!

WEBCEPH(ウェブセフ)とは、セファロで撮影した情報をAIが分析してくれる最新のソフトです。

下記にWEBCEPH(ウェブセフ)を使うことで何が良くなるのか実際の画面のスクショと併せて説明していきます。

WEBCEPH(ウェブセフ)でわかることは?

矯正用レントゲン(セファロ)を撮影するだけでは意味がありません。

レントゲンで撮影した情報を分析して治療計画を立案することが重要です。

まず、WEBCEPH(ウェブセフ)で分かることを挙げていきます。

1、顔の骨格的な分析

2、顔の骨格的な分析結果

3、顔の評価

この3つを初診の状態で見ることができます。

1.顔の骨格的な分析

横からのレントゲン画像の分析

1つ目として矯正用レントゲン(セファロ)で撮影した横からのレントゲンと正面からのレントゲン2種類を分析することができます。

上顎に問題があるのか?下顎に問題があるのか?を色々な角度から分析して数値を出していきます。

基準値より小さいのか?大きいのか?によって問題がどこにあるのかなどを分析していきます。

また、正面からも分析することができます。

正面からもレントゲン画像を分析します

顎のずれが左右どちらにあるのか?など数値で分析することが可能になります。

現状の分析を歯のレントゲンだけではなく骨格的な所から分析することで現状の歯並び・噛み合せがより詳しく分析できます。

2.顔の骨格的な分析結果

2.顔の骨格的な分析結果

このように分析結果をまとめてチェックすることも可能です。

この患者さんでしたら、上顎が平均より大きく下顎が平均的な大きさだということが分かります。

このデータから問題点は上顎にあることがわかります。

分析結果を見ることで現状の状態を的確に把握することが出来て、しっかりした治療をすることが出来ます。

3.顔の評価

3.顔の評価

このように実際の顔の画像から評価することが出来ます。

鼻と上唇角度や、下唇と顎の角度など顔のあらゆる角度を測ってお顔からも矯正の治療計画を立てていきます。

また、正面から口角のずれ、顎のずれや瞳孔線のずれなども角度を測って分析していきます。

それぞれの角度を正常化させた時にどのような変化をするのかもシミュレーションを出すこともできます。

WEBCEPHによるシミュレーション

分析した後は治療計画

分析した後は治療計画

青いラインは現状で赤いラインは治療ゴールを想定した状態です。

実際に、この治療計画を実行した時にお顔の変化も見ることができて想像することが出来ます。

ウェブセフによる顔のビフォーアフター

このようにシミュレーションを作って治療計画の立案をして患者さんにとって一番理想に近い治療計画を立てていきます。

治療計画から治療終了まで追う事ができる

治療計画を立案して治療スタートしてゴールするときに自分が立案したゴールと実際のゴールを確認する事ができます。

左が矯正前に立てた治療計画です。右は実際のゴール(矯正後)です。

治療計画と実際のゴールが一致しているのがわかると思います。

このように、治療のゴールから決めることで精密な治療をする事ができます。

治療計画から治療終了まで追う事ができる

また、治療スタート時とゴール時で骨格的な変化や顔の変化を重ね合わすことも可能になります。

 

驚異的な変化

すごく変化したのがわかると思います。

皆さんも、歯並びを整えて顔立ち綺麗にしませんか?

年間200症例以上のダイヤモンドプロバイダーの治療を受けてみませんか?

いかがだったでしょうか?

今回は、レントゲンから治療計画を立てる方法でした。

治療計画は命です。このように明確にゴールを決めることで精密な治療が実現します。

しっかり治療計画を立案する医院でインビザライン矯正を受けましょう。

 

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勇気を振り絞って是非、お問合せ下さい。

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インビザライン治療の詳しい内容はこちら

マウスピースを持って笑う女性

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースと抜歯をするメリット!

2023年10月11日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースは、虫歯や歯周病がある場合や、前歯が大きく突出している場合などが挙げられます。

今回は、マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースやマウスピース矯正で抜歯をするメリット・デメリットなどをご紹介します。マウスピース矯正で歯を動かす仕組みも解説するので、ぜひ参考にしてください。

マウスピース矯正で歯を動かす仕組み

顎に手を当てて考える白い服の女性

マウスピース矯正では、形状の異なるマウスピースを複数作成し、治療計画に沿って交換することで歯を動かします。適度に歯に力がかかるように、40〜50枚のマウスピースを装着して理想の歯並びを目指すのが一般的です。

基本的にマウスピースの交換は1〜2週間に一度行い、一度使用したマウスピースを再度使用することはありません。

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケース

歯科医院で抜歯された歯を拡大する

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースは、以下のとおりです。

・虫歯や歯周病がある

・前歯が大きく突出している

・歯並びがガタガタしている

・上の前歯よりも下顎が前に出ている

それぞれ解説します。

虫歯や歯周病がある

重度の虫歯や歯周病がある場合は、抜歯が必要になるでしょう。歯の神経を抜くだけでは治らないほど虫歯が悪化している場合や、歯周病が重症化して歯茎や歯槽骨が弱くなっている場合などは、抜歯を行います。

マウスピース矯正に限らず歯列矯正では、歯や顎の骨に負荷がかかります。重度の虫歯や歯周病があると、治療途中で歯が抜け落ちるリスクがあるので、治療前に抜歯をするのです。

前歯が大きく突出している

前歯が大きく突出しているケースも、抜歯が必要になることがあります。前歯が大きく突出している場合は、歯がきれいに並ぶためのスペースが足りていません。抜歯によってスペースを確保する必要があります。

前歯が大きく突出してしまう原因としては、幼少期のおしゃぶりの使用や指しゃぶりの癖、口呼吸などが挙げられます。可能であれば改善しましょう。

前歯の突出度合いによって、抜歯が必要かどうかは異なります。事前に歯科医師に確認するとよいでしょう。

歯並びがガタガタしている

歯並びがガタガタしている叢生をマウスピース矯正で治療する場合、抜歯が必要になることがあります。叢生は、歯が正しい位置に生えるためのスペースが足りていないことが原因の場合が多いです。きれいに並ぶスペースが足りないことで、歯が重なり合って生える、ねじれて生えるなど、叢生になります。

顎が小さい場合や、顎のサイズに対して歯が大きい場合なども、叢生になることがあるでしょう。

軽度の叢生の場合は抜歯が必要ないこともあるので、事前に確認しましょう。

上の前歯よりも下顎が前に出ている

上の前歯よりも下顎が前に出ている反対咬合をマウスピース矯正で治療する場合、歯を動かすスペースを確保するために抜歯が必要になります。反対咬合は、上下の噛み合わせが反対になっている状態で、受け口ともよばれます。

マウスピース矯正では対応できず、ワイヤー矯正や外科手術などが必要になることもあるでしょう。

マウスピース矯正で抜歯をするメリット・デメリット

merit demeritと書かれた看板が建てられている

マウスピース矯正で抜歯をするメリット・デメリットをご紹介します。マウスピース矯正を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

抜歯をするメリット

マウスピース矯正で抜歯をするメリットは、以下のとおりです。

・歯が動きやすくなる

・顎や顔の輪郭に悪影響が出にくい

・複雑な症例でも治療できる

それぞれ解説します。

歯が動きやすくなる

マウスピース矯正で抜歯を行う最大のメリットは、歯が動きやすくなることです。歯を1本抜歯するだけで、歯を動かせるスペースを大きく確保できます。重度の出っ歯や叢生などの治療が可能になる場合もあるでしょう。

歯を動かせるスペースが大きくなれば、確実に歯が移動します。治療計画どおりに歯を動かせるので、治療計画が立てやすく、スムーズに治療を進められるでしょう。

顎や顔の輪郭に悪影響が出にくい

マウスピース矯正で抜歯をすると、治療完了後に顎や顔の輪郭などに悪影響が出にくいです。例えば、歯のスペースがあまりない状態で抜歯をせずに矯正を進めた場合、前歯が前に押し出されて口元が盛り上がるリスクがあるでしょう。

歯並びだけを重視してマウスピース矯正を進めると、顎や顔の輪郭に悪影響を与えます。歯が移動するスペースが少なく歯科医師から抜歯を勧められた場合は、抜歯をしたほうがよいでしょう。

複雑な症例でも治療できる

抜歯をすると歯を動かすスペースを確保できるので、複雑な症例でも治療できます。抜歯をすることで治療可能になる複雑な症例は、以下のとおりです。

・重度の叢生

・出っ歯

・受け口

ガタつきが多い歯並びでも、抜歯をすることで理想の歯並びを目指せるでしょう。

抜歯をするデメリット

マウスピース矯正で抜歯をするデメリットは、以下のとおりです。

・身体への負担が大きい

・費用がかかる

・治療期間が延びる

それぞれ解説します。

身体への負担が大きい

抜歯をすると、身体への負担が大きくなります。抜歯が必要なほど使えなくなった歯であれば問題ありませんが、健康な歯を抜くことに抵抗がある方もいるでしょう。身体的にも大きな負担がかかります。

抜歯後は、激しい運動ができない、湯船に入れないなど、生活の制限もあります。抜歯をすることで、骨や神経を傷つけるリスクもあるでしょう。

費用がかかる

抜歯をするには、費用がかかります。マウスピース矯正を進めるうえで健康な歯を抜く場合は保険が適用されず、1本あたり15,000円程度かかるでしょう。

マウスピース矯正の費用とは別で抜歯の費用がかかる歯科医院も多いので、事前に確認することが重要です。

治療期間が延びる

抜歯をすると、抜歯した部分の傷口を治す必要があります。抜歯をしない場合と比較すると、治療期間が延びるでしょう。

また、抜歯をするということは、歯を大きく動かす必要があるということです。歯の移動距離が大きい場合も、治療期間が延びやすいです。

矯正治療後は、保定装置を装着して後戻りを防ぐ期間が必要になります。保定期間は矯正治療にかかった期間と同程度とする歯科医院も多いので、矯正治療にかかる期間が延びると保定期間も延びるでしょう。

矯正治療にかかるトータルの期間が長期化する可能性があります。

どのタイミングで抜歯をする?

歯科医院で治療を受ける女性患者

マウスピース矯正において抜歯をするタイミングは、歯並びや治療計画によって異なります。基本的には、マウスピース矯正を開始する前に抜歯を行うでしょう。

特に、親知らずを抜かずに矯正治療を進めると、歯が動きにくいです。親知らずがある場合は矯正治療前に抜歯するでしょう。

出っ歯の場合は、歯並びを整えてから抜歯をするケースも多いです。治療中のトラブルを避けるためにも、事前に治療計画を確認しましょう。

まとめ

両手でマウスピースをもって装着する女性

今回は、マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースや、マウスピース矯正で抜歯をするメリット・デメリットなどをご紹介しました。

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースは、虫歯や歯周病がある、前歯が大きく突出しているなどが挙げられます。抜歯をするデメリットは、身体への負担が大きい、費用がかかる、治療期間が延びるなどが挙げられるでしょう。

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースやメリット・デメリットを理解したうえで、治療方法を決定しましょう。

マウスピース矯正を検討している方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

インビザラインを持つ眼鏡の女性

インビザライン治療で後悔しない!歯科医院の選び方を解説!

2023年9月13日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

インビザラインは、専用システムを使うことで自動的に治療計画を立てられるため、どこの歯医者で治療を受けても結果は同じと思われがちです。

しかし、患者様に合わせた治療にするためには微調整が必要になるため、担当する歯医者の経験や知識、技術力によって、治療の仕上がりが左右されるといえます。そのため、インビザライン治療を受ける歯医者の選び方を間違ってしまうと、治療の失敗につながってしまうかもしれません。

今回は、安心してインビザライン治療を受けるための歯医者の選び方について解説しています。インビザライン治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

インビザラインとは?

クエスチョンマークの男

インビザラインとは、マウスピースを使用して歯並びを整える矯正治療のことです。インビザラインは1日20~22時間マウスピースを装着し、1~2週間ごとに新しいものに交換して治療をすすめます。

マウスピースを何枚も交換しながら徐々に歯を移動させるので、ワイヤー矯正のように違和感や痛みが出にくいのがメリットです。また、インビザラインで使用するマウスピースは薄くて透明なため、矯正治療中でありながら口元が目立ちにくいメリットがあります。そのため、インビザラインは、矯正治療中の見た目が気になる方におすすめの治療です。

ただし、インビザラインはマウスピースを患者様自身で管理する必要があるため、マウスピースの装着時間や交換時期を守れないと、正しい位置に歯が動かず、うまく治療がすすまない可能性があります。また、インビザラインは大きく動かすのが苦手といわれているため、歯並びの状態によっては適応できないこともあるでしょう。

インビザライン治療において歯科医院選びが重要な理由

赤ペンで強調される「who」の文字

インビザラインは、クリンチェックという専用システムを使うことで、自動で治療計画を立てられるため、どこの歯医者で治療を受けても結果は同じだと思われがちです。

しかし、自動で作られた治療計画だけでは不十分なことが多いため、患者様に合わせた治療計画を立てなければなりません。

インビザラインは、定期的に通院して歯医者によるチェックを受けるものの、基本的には用意したマウスピースを順番に装着することで治療をすすめます。そのため、インビザラインの治療がうまくいくかどうかは、マウスピースを作るまでの綿密な治療計画が欠かせないといえるでしょう。綿密な治療計画を立てるには、精密検査の結果を読み解く力を持ち、インビザラインの知識や経験が豊富な歯医者を選ぶことが重要です。

インビザラインを含めた矯正治療は、適切に治療を行えば一生に一度で終わるはずです。

しかし、インビザラインの治療経験が浅い歯医者を選んでしまうことで、歯並びが整わない、噛み合わせが悪くなるなど、仕上がりに満足できない可能性もあります。矯正治療は、一般の歯科治療に比べると期間も費用もかかります。治療の仕上がりに満足できなければ、一生に一度のはずの矯正治療が再度必要になってしまうことがあるのです。

インビザラインはクリンチェックというシステムを使えばどんな歯医者でも治療計画を立てられるものの、どこの歯医者で治療を受けるかによって仕上がりに差ができるといえます。そのため、トラブルなく安全にインビザライン治療を受けるには、歯医者の選び方が重要といえるでしょう。

インビザライン治療を受ける歯科医院の選び方

アイデアをひらめいた女性

インビザラインはどこの歯医者で受けても同じと思われがちですが、上記で説明したように、歯医者によって治療の仕上がりが左右されるため、治療を受ける歯医者の選び方が重要です。ここで紹介する、インビザライン治療を受ける歯医者の選び方のポイントを参考にしていただくことで、トラブルを避け、安全に治療が受けられるでしょう。

①矯正の専門医か

歯科には、虫歯や歯周病などの治療を専門に行う一般歯科と、矯正治療を専門に行う矯正歯科があります。インビザラインを含めた矯正治療を受ける場合、矯正専門で行っている矯正歯科を選ぶとよいでしょう。

一般歯科でも矯正歯科があり、インビザラインを取り扱っている歯医者もあります。

しかし、矯正専門医が常駐しておらず、通院日が限られることやトラブルがあってもすぐに対応してくれないことがあるので注意しましょう。

インビザラインは、虫歯や歯周病治療と比べると期間も費用もかかります。安心してインビザライン治療を受けるには、歯並びを整える治療や噛み合わせを整える治療に精通した、矯正歯科を選ぶのがおすすめです。

②インビザラインの症例数が豊富か

安心してインビザラインの治療を受けられる歯医者の選び方の重要なポイントとして、インビザラインの症例数が豊富な歯医者かどうかが挙げられます。

インビザラインは、専用システムを使用すれば自動で治療計画が立てられるため、どこの歯医者で治療を受けても同じだと思われがちです。

しかし、患者様一人ひとりにあった治療計画を立てるには微調整が必要になるため、歯医者の知識や経験、技術力によってインビザラインの仕上がりに差が出るといえます。そのため、歯医者の選び方を間違ってしまうと治療の仕上がりに満足できず、再治療が必要になってしまうこともあるので注意が必要です。

インビザラインの症例数が経験豊富な歯医者を見極めるには、まずは歯医者のホームページを確認し、症例数や症例の写真などを載せているか確認しましょう。また、インビザラインは年間の症例数によってステータスのランク付けがあるため、100症例以上の経験がある歯医者を選ぶのがおすすめです。

③検査設備が整っているか

先述したように、インビザライン治療が成功するかどうかは、マウスピースを作る前段階の精密検査が重要です。

一般歯科にもあるレントゲン撮影だけではお口全体の把握は不十分なため、横顔を撮影できるセファロや3次元的な撮影ができるCTなどが欠かせません。インビザラインを含めた矯正治療では、歯の生え方や骨の状態の確認のための精密検査が重要になるため、検査設備が整っている歯医者を選ぶようにしましょう。

④費用が明示されているか

インビザラインは保険適用の治療ではないため、歯医者によって自由に料金を設定できます。費用が異なるだけでなく、料金システムも歯医者によって異なるのです。例えば、トータルの費用を払えば追加の費用がかからないところもあれば、通院ごとに追加で費用がかかるところもあります。

歯医者の選び方によっては、通院のたびに追加で費用がかかってしまい、始めに聞いていた治療費よりも高くなってしまうかもしれません。安心してインビザライン治療を受けるには、追加でかかる費用はどのくらいあるのかなど、実際にかかる費用についてきちんと説明してくれる歯医者を選ぶとよいでしょう。

⑤インビザラインだけでなくワイヤー矯正も行っているか

一生に一度の矯正治療を安心して受けられる歯医者には、インビザラインだけでなく、矯正治療全般の知識や経験が豊富なことが重要だといえます。

インビザラインはさまざまな症例に対応できますが、歯並びの状態によっては治療に適応できないことがあります。例えば、重度の叢生(そうせい)や出っ歯、受け口の場合や、抜歯が複数本必要な場合などです。また、インビザラインの適応であっても、歯並びの状態によっては顎間(がっかん)ゴムやワイヤー矯正など、ほかの矯正方法の併用が必要になることもあります。

これらのことから、インビザラインだけではなく、矯正治療全般に精通している歯医者を選ぶことで、安心してインビザライン治療が受けられるでしょう。インビザラインを含めた矯正治療の知識が豊富かを見極めるためには、日本矯正歯科学会の認定医かどうかなど、矯正に関する資格や認定医として認められているかどうかをチェックするのがおすすめです。

⑥保定期間も重要視しているか

インビザラインを含めた矯正治療は、歯を動かす「矯正期間」と歯の後戻りを防ぐための「保定期間」があり、歯を動かす期間と同じくらい保定期間が大切です。

しかし、インビザラインを含めた矯正治療の知識が浅い歯医者の場合、保定期間が短かったり保定期間を設けなかったりするなど、保定期間を重視していないケースがあります。

保定期間は歯を動かすのにかかった期間と同じくらい必要といわれているため、保定期間が短すぎると、歯並びがまた悪くなり、再治療が必要になる可能性があるのです。そのため、インビザライン治療を受ける歯医者を選ぶ際は、歯を動かす矯正期間だけでなく、保定期間も重視している歯医者を選びましょう。

⑦コミュニケーションの相性がよいか

インビザラインは、一般的な歯科治療に比べると通院期間が長いため、快適な治療期間を過ごすには、コミュニケーションの相性がよい歯医者を選ぶことも1つのポイントです。「歯並びをもう少し引っ込めたい」「ここが気になる」など、歯並びに関しての要望を伝えても、コミュニケーションがうまく取れていないと治療のゴールが共有できず、インビザラインの治療を後悔してしまうおそれがあります。

また、自費診療で費用が高額になるため、デメリットやリスクなどもきちんと理解したうえで治療を始めましょう。たとえインビザラインの知識や経験が豊富であっても、質問にきちんと答えてくれなかったり、デメリットやリスクの説明をしてくれなかったりする場合は、のちのちトラブルに発展してしまうかもしれません。

このことから、コミュニケーションの相性がよい歯医者を選ぶことが、トラブルを避け、治療の成功につながるといえます。インビザライン治療に関する無料相談を行っている歯医者も多いため、気になる歯医者があれば、まずはカウンセリングを利用してみるのがおすすめです。

まとめ

頼りになりそうな男性歯科医

インビザラインは、クリンチェックという専用システムを使うことで自動で治療計画を立てられるため、どこの歯医者で治療を受けても結果は同じだと思われがちです。

しかし、患者様一人ひとりにあった治療計画を立てるには微調整が必要になるため、歯医者の知識や経験、技術力によってインビザラインの仕上がりに差が出るといえます。そのため、インビザライン治療を安全に受けるには、歯医者の選び方が重要といえるでしょう。

インビザライン治療を受ける歯医者を選ぶ時は、矯正の専門医か、インビザラインの症例数が豊富か、コミュニケーションの相性がよいかどうかなどを見極めるとよいでしょう。特に、インビザラインは一般的な歯科治療に比べると通院期間が長いため、快適な治療期間を過ごすには、コミュニケーションの相性がよい歯医者を選ぶことも重要です。

当院では精密な検査結果をもとに、患者様一人ひとりに合った最適な治療法をご提案させていただきます。インビザライン治療でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

黒い机に置かれたマウスピースと専用のケース

矯正中にマウスピースが浮く原因と対処法をわかりやすく解説!

2023年7月11日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

「マウスピースが浮く」とは、何らかの理由でマウスピースが歯に密着しておらず、歯とマウスピースにすき間ができている状態のことをいいます。

マウスピース矯正は、薄い透明のマウスピースを装着することで歯並びを整える矯正治療です。マウスピースと歯の間にすき間があると、歯並びが整わないなどのトラブルの原因になるかもしれません。

今回は、マウスピースが浮く原因やマウスピースが浮く際にできる対処法を解説します。マウスピース矯正中の方は、ぜひ参考にしてください。

マウスピースが浮くとはどのような状態?

マウスピースを歯に装着する女性の口元

何らかの理由でマウスピースが歯に密着できていないことで、歯とマウスピースにすき間ができている状態のことを、マウスピースが浮くといいます。以下、部位ごとに解説します。

前歯が浮くケース

前から数えて2、3番目の歯が浮くことが多いです。原因としては、前歯にアタッチメントをつけていないことが挙げられます。

アタッチメントとは、歯の表面に固定するボタンのようなもので、歯とマウスピースを密着させ、効率的に矯正治療をすすめる目的で利用されます。アタッチメントは歯に近い色なので目立ちにくいですが、前歯だと見えることもあるため装着しない方も多いです。

歯とマウスピースが密着せず、前歯部分のマウスピースが浮くことがあるでしょう。

奥歯が浮くケース

奥歯は、前歯に比べて高さがないので、マウスピースが浮くことがあります。前歯よりも奥歯の高さが低いことで、歯とマウスピースが密着しづらいことが原因です。

また、マウスピース矯正では、食事や歯磨き以外の時間は常にマウスピースを装着しなければなりません。マウスピースの厚さは0.5mm程度ですが、上下の歯に装着すると1mm程度の厚みになります。マウスピースの厚み分、前歯よりも先に奥歯が噛み合って奥歯が沈み込むことで、奥歯が浮いたように感じることがあります。

特に、食いしばりや歯ぎしりがある方は、奥歯部分のマウスピースが浮きやすいでしょう。

1本だけ浮くケース

前歯の2、3番目の歯が1本だけ浮くことが多いといわれています。ほかの歯に比べて歯が小さいことや、前歯の移動量が多いためにうまく歯が動いていないことが原因といえるでしょう。

歯の高さが足りない場合は、歯を引っ張る挺出(ていしゅつ)という処置が必要になることもあります。

歯の根元が浮くケース

歯の根元だけが浮くケースは、マウスピースの装着の仕方に問題がある場合が多いです。

新しいマウスピースは歯の根元まで入りづらいですが、交換後2〜3日である程度歯が移動し、改善されるでしょう。

一部だけ浮くケース

一部の歯だけが浮くケースは、マウスピースが適切に装着できていない、装着時間が守れていないなど、さまざまな理由が考えられます。

マウスピースの装着方法を見直しても改善しない場合は、歯科医師に相談しましょう。

マウスピースが浮くのは大丈夫?

顎に手を当てて悩むシャツの女性

マウスピースから1mm未満浮くのであれば徐々に改善されることが多いため、基本的には問題ありません。初めてマウスピースを装着したときや新しいマウスピースに交換した直後は、2〜3日程度様子をみましょう。

ただし、マウスピースが1mm以上浮いている場合は、何らかの問題が起きている可能性があります。なるべく早く歯科医師に相談してください。

マウスピースが浮く原因

下を指差す青い服を着た女性

マウスピースが浮く原因は、以下のとおりです。

マウスピースが馴染んでいない

新しいマウスピースの装着後2〜3日間は、マウスピースの形に合わせて歯が動く期間です。マウスピース矯正を開始した直後やマウスピースを交換した直後は、歯並びとマウスピースの形状のずれが大きいため、マウスピースが浮くことがあります。

歯が動くことで徐々に改善されることが多いので、しばらく様子をみましょう。

マウスピースの装着時間が短い

マウスピース矯正は、1日20時間〜22時間以上マウスピースを装着しなければいけません。装着時間が短いと、予定している位置までスムーズに歯が動かず、マウスピースが浮くことがあります。

マウスピースの取り外し回数が多い

1日に何度もマウスピースを取り外すと、マウスピースの変形や破損を引き起こし、マウスピースが浮く原因になります。

取り外し回数が多いと、マウスピースの装着時間も短くなるでしょう。食事や歯磨き以外の時間は装着しましょう。

治療計画どおりに歯が動いていない

マウスピース矯正では、治療計画をもとにマウスピースを作成します。

しかし、歯の動き方には個人差があるため、実際に治療を始めると治療計画どおりに歯が動かないことがあります。予定した位置に歯が動かないことで、マウスピースが浮くと考えられるでしょう。このような場合は、歯科医師に相談しましょう。治療計画の見直しをしたほうがよいかもしれません。

マウスピースの順番を守っていない

マウスピース矯正は、治療前に1回歯型を採取することで、治療終了までに必要なマウスピースを一括で製作できます。

マウスピースの順番はわかるようになっていますが、1つ先のマウスピースを装着するなど、マウスピースの順番を間違えるとマウスピースが浮くため注意が必要です。

チューイーを使用していない

チューイーとは、マウスピースを装着する際に使用する、歯とマウスピースを密着させるためのツールです。

マウスピースが浮く場合は、チューイーを使用して正しくマウスピースを装着しましょう。

マウスピースが破損している

マウスピースの破損や変形は、マウスピースが浮く原因になります。特に、歯ぎしりや食いしばりのある方は、マウスピースが破損しやすいため注意が必要です。

変形や破損、紛失の原因になるのは、マウスピースを外したときにティッシュなどに包んで保管した場合などです。マウスピースを破損・紛失すると、マウスピースの作り直しが必要になってしまいますので、マウスピースを外したときは専用のケースに入れて保管しましょう。

マウスピースが浮くときの対処法

鏡で自分の歯の状態を確認する女性

マウスピースが浮くときの対処法は、以下のとおりです。

マウスピースの装着時間を守る

マウスピースの装着時間が短い、マウスピースをつけ忘れる日が多いなど、マウスピースの装着時間を守っていないと、マウスピースが浮く原因になります。1日の取り外し回数が多いことも装着時間が短くなる要因です。

マウスピースの装着時間を守れているか見直しましょう。

チューイーを使用する

正しくマウスピースを装着できていないと、マウスピースが浮きます。

新しいマウスピースを装着するときは、しっかりチューイーを噛む、マウスピースが浮く部分は重点的に噛むなどで対処しましょう。

1つ前のマウスピースの装着期間を長くする

予定している位置に歯が動いていない場合、1つ前のマウスピースの装着期間を延ばすことで、マウスピースの浮きを改善できることがあります。歯が動いていないのに新しいマウスピースに交換すると、予定外の方向に歯が動く原因にもなります。

1つ前のマウスピースの装着期間を延ばすなど、治療計画どおりの位置に歯を動かすことが大切です。

歯科医師に相談する

前歯が浮く、歯とマウスピースの間が1mm以上浮いているなどの症状がみられる場合は、なるべく早く歯科医師に相談しましょう。

歯科医院では、主に以下の対処がなされます。

・追加でマウスピースを作成する

・部分的にワイヤー矯正を行う

・顎間ゴムをかける

予定した位置まで歯が動いていない場合、追加でマウスピースを作り、治療計画の修正をしなければいけません。マウスピースの作成には1か月程度必要なため、その分、費用や期間がかかるでしょう。

歯の移動がスムーズに行われないことが原因でマウスピースが浮く場合、部分的にワイヤー矯正を行う、顎間ゴムをかけるなど、マウスピース矯正とほかの矯正方法を併用することがあります。

マウスピースが浮くことで、計画どおりに治療がすすまない、予定外の方向に歯が動くなどのトラブルが起きる可能性があります。マウスピースが浮く場合は、歯科医師に相談しましょう。

まとめ

机の上に置かれた歯科用器具とカルテとマウスピース

「マウスピースが浮く」とは、歯とマウスピースが密着していないことで、すき間ができている状態のことです。マウスピースが浮く原因としては、装着時間が短い、アタッチメントを装着していない、チューイーを使用していないなどが挙げられます。

新しいマウスピースに交換した直後にマウスピースが浮くことがありますが、徐々に歯が動いて改善されるため、1mm程度であれば問題ありません。1mm以上マウスピースが浮いている場合は、装着時間を守る、チューイーを噛むなどで対応し、改善しない場合は歯科医師に相談しましょう。

マウスピース矯正でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。