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虫歯になりやすい人の特徴とは?原因と予防策を徹底解説

虫歯になりやすい人の特徴とは?原因と予防策を徹底解説

2024年7月26日

八尾市の皆さん、こんにちは! 大阪府八尾市にある医療法人甦歯会もりかわ歯科の歯科医師が、歯の疑問に勝手に答えていくこのブログ。今日のテーマは「虫歯になりやすい人の特徴とは?原因と予防策を徹底解説」です。

少しでも心当たりのある方は、ぜひ最後まで読んで予防に役立ててくださいね!

なぜ虫歯になるの?原因を分かりやすく解説

私たちの口の中には、虫歯菌が常に存在しています。彼らにとって、食べカスはごちそう。特に糖分を好み、それをエサにして酸を生成します。この酸が歯の表面のエナメル質を溶かし、虫歯を引き起こすのです。

例えば、アメやチョコレートなどの甘いお菓子や、ジュース、スポーツドリンクなどは、虫歯菌の大好物。だらだらと食べ続けたり飲んだりすると、虫歯菌はどんどん酸を作り出し、歯を溶かし続けます。

また、歯磨きが不十分だと、食べカスや歯垢が歯の表面に残り、虫歯菌の温床となります。歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯と歯の間や歯と歯茎の境目も丁寧に清掃することが重要です。

さらに、歯並びが悪い場合も要注意です。デコボコした歯並びは、歯ブラシが届きにくく、磨き残しが多くなってしまいます。すると、虫歯菌が潜みやすく、虫歯になりやすい環境になってしまうのです。

虫歯は、口の中の虫歯菌が糖分をエサにして酸を作り、歯を溶かすことでできます。つまり、

  • 虫歯菌が多い
  • 糖分を多く摂る
  • 歯が溶けやすい

この3つの条件が重なると、虫歯になりやすいと言えます。

虫歯ができる条件

こんな人は要注意!虫歯になりやすい人の特徴5選

こんな人は要注意!虫歯になりやすい人の特徴5選

  • 甘いものが大好き!

ダラダラ食べたり、飲み物に砂糖をたくさん入れる人は要注意です。

  • 歯磨きが苦手…

特に寝る前の歯磨きをさぼると、虫歯菌が活発になりやすいです。

  • 唾液が少ない

唾液には、口の中を洗い流したり、歯を修復する働きがあります。

  • 歯並びが悪い

デコボコしていると、歯ブラシが届きにくく汚れがたまりやすいです。

  • 定期検診に行かない

早期発見・早期治療が大切です。自覚症状がない虫歯もあります。

実は私も…!?歯科医師がこっそり教える虫歯エピソード

実は、私も小さい頃は甘いものが大好きで、よく虫歯になっていました。歯医者さんに怒られて、歯磨きを頑張るようになったのを覚えています(笑)。でも、大人になってからも、疲れて歯磨きをさぼったり、甘いものを食べ過ぎたりすると、虫歯になりそうになります。

日本人に虫歯が多いのはなぜですか?

日本人に虫歯が多いのはなぜですか?

日本人の多くは、毎日歯磨きをしており、1日2回以上磨く人も7割を超えています。これは世界的に見ても素晴らしいことです。しかし、残念なことに、日本では他の先進国と比べて虫歯が多いのが現状です。

その原因の一つとして考えられるのが、定期検診や予防処置を受ける人が少ないことです。毎日歯磨きをしていても、磨き残しや歯ブラシの届きにくい場所には汚れが溜まりやすく、それが虫歯の原因になることがあります。

定期検診では、プロによるクリーニングや歯の状態チェックを受けることで、虫歯の早期発見・早期治療が可能になります。また、予防処置を受けることで、虫歯になりにくい口腔環境を作ることができます。

つまり、毎日の歯磨きに加えて、定期的な歯科医院でのケアを組み合わせることで、より効果的に虫歯を予防できるのです。

虫歯を寄せ付けない!今日からできる予防策を徹底解説

虫歯を寄せ付けない!今日からできる予防策

虫歯予防は、毎日の積み重ねが大切です。 今日からできる簡単な予防策を取り入れて、虫歯になりにくい口内環境を作りましょう!

1.正しい歯磨きをマスターしよう!

歯ブラシの選び方

自分の歯や歯茎に合ったものを選びましょう。ヘッドが小さめで、毛先が柔らかいものがおすすめです。当院では、患者さん一人ひとりに合った歯ブラシ選びのアドバイスも行っています。

歯磨き粉の選び方

フッ素配合の歯磨き粉を選びましょう。フッ素には、歯の再石灰化を促し、歯質を強化する効果があります。

正しい磨き方

歯ブラシを歯面にきちんと当て、力を入れすぎずに丁寧に磨きましょう。歯と歯茎の境目、奥歯の裏側など、磨き残しがないように注意が必要です。歯磨きのコツは、当院のスタッフが分かりやすくお教えしますので、お気軽にご相談ください。

歯磨き後のケア

デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯ブラシの届きにくい歯間の汚れもきちんと落としましょう。

 

正しい歯磨き方法について

正しい歯磨き方法は過去のブログでも公開しております。

詳しくは「お口の健康を守る!歯周病を予防する歯磨きの仕方を解説!」の記事をご覧ください。

2.キシリトールを積極的に摂ろう!

キシリトールとは?

キシリトールは、白樺やトウモロコシなどから作られる天然の甘味料です。砂糖と同じくらいの甘さですが、虫歯菌のエサにならないため、虫歯予防に効果的です。

キシリトール入りの食品

ガム、タブレット、チョコレートなど、様々な食品にキシリトールが配合されています。

効果的な摂取方法

食後や間食時にキシリトール入りのガムを噛むのがおすすめです。唾液の分泌を促し、口の中を中性に戻す効果もあります。

3.唾液パワーをアップさせよう!

唾液の働き

唾液には、口の中を洗い流す、歯の再石灰化を促す、細菌の増殖を抑えるなど、様々な働きがあります。

唾液の分泌量を増やすには?

よく噛んで食べる、水分をこまめに摂る、唾液腺マッサージをするなど、様々な方法があります。

唾液の質を良くするには?

規則正しい生活、バランスの取れた食事、ストレスを溜めないようにすることが大切です。

 

唾液の知られざる機能について詳しくは過去のブログ「唾液の秘密」をご覧ください。

4.定期検診で早期発見・早期治療!

定期検診の重要性

定期検診では、虫歯や歯周病の早期発見・早期治療だけでなく、歯のクリーニングや歯磨き指導など、予防処置も行います。

検診頻度

3ヶ月〜半年に一度の検診がおすすめです。

早期発見のメリット

虫歯や歯周病は、早期発見・早期治療することで、痛みや治療期間、費用を抑えることができます。

虫歯予防は、毎日の積み重ねが大切です

医療法人甦歯会もりかわ歯科では、患者さん一人ひとりに合わせた虫歯予防プログラムをご提案しています。

歯の健康について気になることや不安なことがあれば、お気軽にご相談ください。 皆様の笑顔があふれる毎日を、私たちがサポートします!

まとめ

この記事を通して、虫歯の原因や虫歯になりやすい人の特徴を理解していただけたと思います。

絶対に虫歯にならないようにするのはかなり難しいことだと思いますが、虫歯の予防はほとんどの人ができるはずです。

虫歯にならないよう日々の歯磨きや食べ物に気をつかうことももちろん大切ですが、しっかり予防ができているか定期的に歯医者にメンテナンスに来てもらうことも大切です。

歯の専門家が隅々までチェックし、虫歯を早期発見することで結果的に歯の寿命を伸ばし、治療費を抑えることに繋がります。

是非定期的なメンテナンスをおすすめいたします。
医療法人甦歯会もりかわ歯科では予防歯科にも力を入れております。

お気軽にメンテナンスにお越しください!

マウスピース矯正LPバナー

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医療法人甦歯会 マイデンタルクリニックもりかわ歯科

  • 住所:〒581-0803 大阪府八尾市光町2丁目3 アリオ八尾2F
  • 電話番号:072-922-8148
  • 診療時間:10:00~13:00 / 14:00~19:00(年中無休)
  • URL:https://yao-shika-morikawa.or.jp/

医療法人甦歯会 リノアス診療所もりかわ歯科

  • 住所:〒581-8680 大阪府八尾市光町2丁目60 リノアス7F
  • 電話番号:072-992-8148
  • 診療時間:10:00~13:00 / 14:00~19:00(年中無休)
  • URL:https://yao-shika-morikawa.or.jp/

医療法人甦歯会 もりかわ歯科 志記診療所

  • 住所:〒581-0031 大阪府八尾市志紀町2丁目45 小枝ビル1階
  • 電話番号:072-949-4673
  • 診療時間:9:30~13:00 / 14:00~18:30(休診日:日・祝)
  • URL:https://shiki-dental.jp/
歯列矯正のメリット・デメリット

歯列矯正のメリット・デメリット

2024年6月21日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

 

今回は、”歯列矯正のメリット・デメリット”について詳しく解説いたします!

 

歯並びは、人の印象を大きく左右する重要な要素です。歯並びが整っていると、清潔感や健康的な印象を与え、笑顔もより魅力的に見えます。

近年、多くの人が歯並びの悩みを抱えています。出っ歯、受け口、八重歯、乱ぐい歯などをはじめ歯並びが悪いと見た目の問題は勿論、意外と知られていないのですが、虫歯や歯周病になりやすく、噛み合わせが悪くて顎関節症などの症状を引き起こすこともあります。

歯列矯正は、こうした歯並びのお悩みを解決するための治療法です。矯正装置を使って歯を動かし、歯並びを改善します。

 

歯列矯正治療とは

歯列矯正治療とは

歯列矯正治療は、不正咬合と呼ばれる歯並びや噛み合わせが悪い状態を改善するための治療です。

具体的には、矯正装置を使って歯や顎の骨に力をかけてゆっくりと動かして、歯並びと噛み合わせを治していきます。

歯列矯正のメリット

歯列矯正のメリット

歯並びが良くなることで、審美面や機能面、健康面など、様々なメリットがあります。

1. 審美面

  • 笑顔に自信が持てる
    悪い歯並びでは人前で笑うのが恥ずかしくなったり、口元を手で隠したりしてしまうことがあります。歯並びが良くなると、笑顔に自信が持てるようになります。
  • 顔立ちが整って見える
    歯並びが整っていると、顔全体のバランスが整って見えるようになります。
  • 第一印象が良くなる
    人は初めて会った人の顔をよく見ると言われています。いい歯並びで、清潔感や好感度の高い印象を与えることができます。

2. 機能面

 

  • 噛み合わせが良くなる
    歯並びが悪いと、食べ物がうまく噛めなかったり、顎関節に負担がかかります。歯並びが良くなると、噛み合わせが改善され、食べ物がスムーズに噛めるようになります。また、顎関節への負担も軽減されます。
  • 発音が良くなる
    歯並びが悪いと、サ行やタ行などの発音がしにくくなることがあります。しかし、歯並びが良くなると、発音が良くなり、滑舌が良くなります。
  • 口呼吸が改善される
    歯並びが悪いと、口呼吸になりやすくなります。口呼吸は、虫歯や歯周病の原因となるだけでなく、口臭の原因にもなります。しかし、歯並びが良くなると、口呼吸が改善され、虫歯や歯周病、口臭のリスクを減らすことができます。

3. 健康面

 

  • 虫歯や歯周病になりにくくなる
    歯並びが悪いと、歯磨きが難しくなり、虫歯や歯周病になりやすくなります。しかし、歯並びが良くなると、歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを減らすことができます。
  • 顎関節症の予防・改善
    歯並びが悪いと、顎関節に負担がかかり、顎関節症の原因となることがあります。しかし、歯並びが良くなると、顎関節への負担が軽減され、顎関節症の予防・改善に役立ちます。
  • 全身の健康にも良い影響を与える
    噛み合わせが悪いと、消化不良や肩こり、頭痛などの原因となることがあります。しかし、歯並びが良くなると、噛み合わせが良くなり、これらの症状の改善に役立ちます。

歯列矯正治療のデメリット

大人になってからの矯正のデメリットは?

大人になってからの矯正は、小児矯正に比べていくつかのデメリットがあります。

1. 治療期間が長くなる

大人の場合は、骨や歯周組織の代謝が低下しているため、歯を動かすのに時間がかかります。そのため、小児矯正に比べて治療期間が長くなります。一般的には、小児矯正が1.5~2年なのに対し、大人矯正は2~3年程度かかります。

2. 痛みを感じる

子供は痛みに対する感受性が低いため、大人よりも痛みを感じにくいと言われています。一方、大人になると痛みに対する感受性が高いため、痛みを感じやすいと言われています。ただし、痛みには個人差があり、中には強い痛みを感じる人もいます。

3. 費用がかかる

大人矯正は、小児矯正に比べて費用がかかります。これは、大人矯正の方が治療期間が長くなり、使用する装置の種類や数が増えるためです。また、虫歯や歯周病などの治療が必要な場合もあります。

4. 抜歯が必要になる場合がある

歯並びによっては、歯を動かすために抜歯が必要になる場合があります。抜歯は歯を失うことになるため、抵抗を感じる人もいるでしょう。

5. 装置が目立つ

矯正装置には、金属製のブラケットやワイヤーを使用するものと、透明なマウスピースを使用するものがあります。金属製の装置は目立ちますが、透明なマウスピースであれば目立ちにくい程度です。

6. 虫歯や歯周病のリスクが高まる

矯正装置を装着していると、歯磨きが難しくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。そのため、矯正中は特に念入りな口腔ケアが必要です。

7. 後戻りしやすい

子供は成長期のため、顎の骨がまだ発達段階であり、歯の周りの組織が柔軟です。そのため、歯を動かした後の安定性が高く、後戻りしにくいと言われています。一方、大人になると顎の骨が固まっているため、歯を動かした後の安定性が低くなり、さらに治療期間も長くなることで後戻りしやすいと言われています。

 

このように、歯列矯正治療ではメリットだけでなくデメリットも存在します。

これらの問題点はとくに従来の治療方法でみられるもので、もりかわ歯科ではマウスピース矯正の中でもデメリットの少ない「インビザライン矯正」を推奨しております。

もりかわ歯科でおこなう「インビザライン矯正」

インビザライン矯正とは、従来のブラケットやワイヤーを使用せず、透明なプラスチック製のアライナー(マウスピース)を用いて歯の位置を調整する矯正方法です。

目立たない、取り外しができる、痛みが少ない、といったメリットがあります。

インビザライン矯正の代表的な特長

インビザライン矯正の代表的な特長

目立たない

透明なマウスピースを装着するため、近距離でじっくり見ないと分からない程目立ちません。

取り外しができる

食事や歯磨きなどの際には自由に外せるため歯磨きがしやすく、口腔内を清潔に保てます。

虫歯・歯周病のリスクが低く、金属アレルギーの心配もない

自由に取り外せるマウスピース型のため、歯磨きがしやすく、虫歯や歯周病のリスクを低減できます。また歯科用のプラスチックで作られているため、金属アレルギーの方でも安心して治療を受けられます。

計画的・段階的に歯を動かせる

3Dシミュレーションで治療計画を確認できるため、計画的・段階的に歯を動かすことができます。

痛みが少ない

マウスピースが少しずつ力を加えることで歯をゆっくりと動かしていくため、痛みはあまり感じません。

もりかわ歯科のインビザライン矯正

インビザライン社 ダイヤモンドプロバイダー認定

もりかわ歯科では様々な症例の治療実績が認められ、全国に約1%しかいないと言われる「ダイヤモンドプロバイダー」に認定されました。

当院はインビザライン社の矯正用マウスピースを用いて、インビザライン認定医師が治療します。

もりかわ歯科はダイヤモンドプロバイダー認定

カウンセリングは無料

もりかわ歯科はインビザライン矯正を検討されている方へ、現在の歯の状態を把握するため無料でのカウンセリングを行っています。

患者様の歯並びに関するお悩みや、マウスピース矯正に関するご質問などもお気軽にご相談いただけます。

5年間の長期保証

「マウスピースを紛失してしまった」「マウスピースを規定時間装着していなかった」などの理由で、計画通りに治療が進行しなかった場合でも、治療開始日から5年以内であればマウスピースの作り直しをいたします。もちろん保証内ですので、別途費用は発生いたしません。

 

※ 片顎や部分的な矯正の場合は保証期間に入りません。

※ メーカーの規定変更などの理由により予告なく終了する場合がありますのでご了承下さい。

「インビザライン矯正」治療のながれ

もりかわ歯科ではお客様のお悩みやご要望に応じて、丁寧な説明を心がけております。

1. 初診相談

インビザライン認定医師と相談し、検査を行います。

歯並びや噛み合わせの状態、虫歯や歯周病などの口腔内の状態を詳しく調べ、インビザライン矯正が適しているかどうかを診断します。

2. 診断・治療計画の作成

検査結果に基づいて、診断と治療計画を作成します。

治療期間や費用、使用するマウスピースの種類などを説明します。

患者さまと相談しながら、治療計画を決定します。

3. 型取り

歯列矯正後の歯並びをシミュレーションするために、歯型を取ります。

デジタルスキャンやCTスキャンを用いて、精密な型取りを行います。

4. シミュレーション

歯列矯正後の歯並びをシミュレーションします。

3D画像で治療後の歯並びを確認することができます。

シミュレーション結果に基づいて、マウスピースを製作します。

5. マウスピースの装着

製作したマウスピースを装着します。

最初のマウスピースは、歯を少しずつ動かすために、弱い力で作られています。

6. 定期的な通院

定期的に通院し、マウスピースの交換と調整を行います。

歯を少しずつ動かすため、約2週間ごとに調整した新しいマウスピースに交換します。

7. 治療完了

歯並びや噛み合わせが正常になったら、治療完了です。

治療期間は、症例によって異なりますが、一般的には2〜3年程度です。

8. 保定

治療後も、後戻りを防ぐために保定装置を装着する必要があります。

保定装置は、歯並びを安定させるために、数ヶ月〜数年程度装着します。

 

もりかわ歯科では無料の矯正相談を行っております

インビザライン矯正は治療段階はもちろん、治療前の計画も同じくらい大切です。

どこで診てもらっても良いわけではございません!

数多くの症例を治療している実績のあるもりかわ歯科でまずは無料診断を受けてみてください。

もりかわ歯科のホームページで矯正相談の1日の流れがわかるコラムを公開しております。一度「矯正相談の1日に密着してみた」コラムをご覧いただき、無料でもいかにしっかり診断させていただくかをご覧ください。

もりかわ歯科はダイヤモンドプロバイダー認定

歯列矯正で人生100歳時代を快適に

世界に類を見ないほどのスピードで高齢化社会に突入している日本ですが、生活の中での楽しみは「お食事」であり、家族やご友人と一緒に過ごす大切な時間だと思います。

 

半世紀以上に渡り地域に根ざした医療法人甦歯会もりかわ歯科は、これからも高齢者からお子さまのお口の健康をサポートしてまいります。

 

歯列矯正をご検討される方は勿論、治療中でも歯列矯正について不安がある方も遠慮なくご相談ください。

 

まずは無料診断にお越しください。きっと満足いただけると思います。

矯正無料相談

もりかわ歯科「ご予約・お問い合わせ」のページからお気軽にご連絡ください!

舌で前歯を触る女性

マウスピース矯正ですきっ歯を治す方法や期間、費用を詳しく解説!

2023年10月25日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

マウスピース矯正ですきっ歯を治したいとお考えの方がいらっしゃるのではないでしょうか。「マウスピース矯正ですきっ歯を治せるのか」「マウスピース矯正ですきっ歯を治す場合、どれくらいの期間がかかるのか」など疑問に思うこともあるでしょう。

今回は、マウスピース矯正ですきっ歯を治す方法について解説します。すきっ歯になる原因や治療にかかる期間、費用も解説しますので、マウスピース矯正を検討している方やすきっ歯を治したいとお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。

すきっ歯とは?

歯の模型で説明している歯科医師

すきっ歯とは、歯と歯の間にすき間がある状態のことで「空隙歯列」とも呼ばれます。なかでも、正中(前歯の中心)にすき間が開いている状態を「正中離開」と呼び、前歯がすきっ歯だと笑ったときに目立つため恥ずかしいと感じる人も少なくありません。

しかし、厚生労働省の健康情報サイトであるe-ヘルスネット「不正咬合の種類と実態」によると、日本人の不正咬合(歯並びや噛み合わせの問題)のうち、すきっ歯は第3位と多い症状であることがわかります。多くの人がすきっ歯で悩んでいる、もしくはそのまま生活していることがうかがえるでしょう。

参照元:厚生労働省 e-ヘルスネット「不正咬合の種類と実態」

すきっ歯は自然に治る?

永久歯が生えそろった段階ですきっ歯になっている場合は自然に治りません。

しかし、混合歯列期で犬歯が生える際、犬歯が歯を中心に向かって押すことで、すきっ歯が改善されることもあります。

混合歯列期は、顎の成長時期であり、歯並びが決まる大切な時期です。矯正歯科や小児歯科を受診して、歯並びに悪い影響が出ていないか確認してもらいながら大切な時期を見守りましょう。

すきっ歯は自力で治せる?

すきっ歯は、自力で治せません。

「輪ゴムを使ったり、押したらいいのでは?」と考える方もいますが、専門知識がない状態で歯に圧力をかけると、歯だけでなく、歯の周りの骨や歯茎など歯周組織にダメージを与えます。すきっ歯を治したいのであれば、矯正治療が必要です。

すきっ歯の原因

男性の手のひらに青いクエスチョンマークが浮いている

そもそもなぜすきっ歯になるのでしょうか。

すきっ歯の原因は、以下のとおりです。

顎や歯の大きさ、形

顎や歯の大きさ、形が原因で、すきっ歯になることがあります。

特に、以下の場合にすきっ歯になりやすいでしょう。

・顎が大きい

・歯の数が少ない

・歯が小さい

顎が大きい場合や歯が小さい場合にすきっ歯になりやすいです。また、先天的に歯の数が少ないと、歯にすき間ができやすいでしょう。

顎や歯の大きさ、形は遺伝的な要素も関係します。親がすきっ歯だと、こどももすきっ歯になる可能性は否定できません。

習癖

すきっ歯になる原因には、習癖もあります。

以下のような習癖があるとすきっ歯になりやすいでしょう。

・歯で前歯を押す

・下唇を噛む

・指しゃぶりをする

上記の習癖によって、前歯に少しずつ圧力がかかります。前歯に圧力がかかることで歯が外側や内側に倒れ、すきっ歯になるのです。また、習癖はすきっ歯だけでなく出っ歯の原因にもなるため、できるだけ早くやめましょう。

上唇小帯の付着異常

上唇小帯とは、上唇の裏側にある上唇から歯茎にかけてつながっている靭帯のことです。上唇小帯のサイズや長さは、人によって異なります。

上唇小帯が大きすぎる、また歯の近くにある場合、正中離開(上の前歯の中心が空いている状態)になる確率が高くなるでしょう。

特にこどもは、上唇小帯が大きく、上の歯の近くまであることも珍しくありません。一般的に成長とともに小さくなりますが、なかにはそのまま変わらない場合もあります。

すきっ歯を予防するためにも、歯の成長とともに上唇小帯の状態も見守りましょう。

すきっ歯をそのままにするリスク

ドミノとRISKと書かれたブロック

すきっ歯をそのままにすると、日常生活や身体に支障をきたすことがあります。すきっ歯をそのままにするリスクもしっかりと理解しておきましょう。

すきっ歯をそのままにするリスクは、以下のとおりです。

歯周病や虫歯になりやすくなる

すきっ歯をそのままにすると、歯周病や虫歯になるリスクが高くなるでしょう。

歯のすき間には食べかすやプラークが挟まりやすくなります。歯ブラシだけでは歯のすき間に挟まった汚れまできれいに落とせないため、歯間ブラシやデンタルフロスを使ってしっかりとケアをしましょう。

発音しにくくなる

すきっ歯になると、発音しにくくなります。特に、舌を上の前歯の裏側に当てて発音する「サ行」「タ行」が発音しにくくなるでしょう。

言葉を覚える大切な時期にすきっ歯になると、正しい発音を覚えられない可能性もあります。

頭痛や肩こりが起こる

すきっ歯は頭痛や肩こりの原因にもなります。

すきっ歯によって噛み合わせが悪くなり、咀嚼する力がうまく分散できないと、身体の一部分に負担がかかりやすくなります。筋肉が硬直する、また血行が悪くなると頭痛や肩こりを引き起こすのです。

マウスピース矯正ですきっ歯を治すことはできる?

マウスピースを装着している女性

では、マウスピース矯正ですきっ歯を治すことはできるのでしょうか。すきっ歯の状態にもよりますが、多くの症例ではマウスピース矯正で治すことが可能です。

マウスピース矯正ですきっ歯を治すメリット

マウスピース矯正ですきっ歯を治すメリットは、以下のとおりです。

・目立たない

・取り外しができる

・手入れが簡単

薄く透明なマウスピースを使用するため、矯正装置を付けていても目立ちません。特に、前歯のすきっ歯を治すのであれば目立たない装置を使用するマウスピース矯正がおすすめです。簡単に取り外しができるため、食事や歯磨きもしやすいでしょう。

マウスピース矯正の2つの方法

マウスピース矯正には、以下の2つの方法があります。

・部分矯正:すきっ歯などの気になる部分のみを矯正する。軽度の症例に適応できる。

・全体矯正:すきっ歯だけでなく全体的に矯正する。噛み合わせも同時に調整できる。

軽度の症例であれば、部分矯正で治療できるケースも少なくありません。部分矯正では、すきっ歯だけを矯正するため、全体矯正に比べると短期間で治療が終了し、費用も安く抑えることができます。

しかし、部分矯正では噛み合わせの調整ができません。噛み合わせも調整したい場合は、全体矯正を選びましょう。

マウスピース矯正ですきっ歯を治す方法

歯の治療器具を持っている女性

マウスピース矯正で使用するマウスピースは、現在の歯並びから少しずらした形に作られており、1〜2週間に1回の頻度で交換しながら歯を誘導していきます。「ずれ」に向かって歯を動かすことで歯並びを整えていくのです。

マウスピース矯正の流れは、以下のとおりです。

1.カウンセリング

はじめにカウンセリングを受けます。

カウンセリングではおおまかな治療方針を確認できるでしょう。また、歯並びに関する悩みや不安な点を歯科医師に伝えることも重要です。カウンセリングの際に、これから長い付き合いになる歯科医院や歯科医師の雰囲気も確認しておきましょう。

2.精密検査・診断

歯並びや顎の状態を確認するために、レントゲン・歯型・口腔内写真などをとります。その結果をもとに歯科医師が治療方針・計画を立てるのです。歯科医師から治療方針・計画の説明を受ける際に疑問点・不安点がある場合は、治療開始前に必ず確認しておきましょう。

3.マウスピースの型取り・作成

型取りをして、マウスピースを作成します。マウスピースが完成したら治療開始です。

4.治療開始

歯科医師の指示に従って、マウスピースを装着します。

マウスピースの交換頻度や通院頻度は、歯並びの状態によって異なるため、歯科医師の指示に従いましょう。また、定期的に歯科医院を受診し、計画どおりに歯が動いているか確認してもらう必要があります。

5.治療終了・リテーナー装着

治療が終了したら、後戻りを防ぐためのリテーナーを装着します。リテーナーを装着しないと、せっかく治療した歯がもとの位置に戻ってしまうため、必ず決められた時間装着しましょう。

また、治療終了後も定期的に歯科医院を受診し、歯並びや噛み合わせのチェックを受けます。

マウスピース矯正の注意点

黄色の背景の前にある白いメガホン

マウスピース矯正はメリットが多い治療法ですが、注意点もあります。すきっ歯の治療をスムーズ、かつ計画どおりに進めるためにも、以下のことに注意しましょう。

装着時間を守る

マウスピースは、1日20〜22時間以上の装着が必要です。マウスピースを決められた時間装着しないと、計画どおりに治療が進みません。治療期間が延長になるケースもあるでしょう。

また、マウスピースを外している時間が長いと、歯がもとの位置に戻ろうと動くこともあります。計画どおりに治療を進めるためにも、マウスピースの装着時間は守りましょう。

正しく装着する

マウスピースを装着する際は両手で奥歯からゆっくりと装着しましょう。正しく装着できていないと、思いもよらない方向に歯が動いてしまうリスクがあります。

通院日を守る

歯科医院の通院日は守りましょう。治療中、定期的に歯科医院を受診することで、計画どおりに歯が動いているか、口腔トラブルはないかなどチェックしてもらえます。

通院日を守らないと、万が一虫歯などの口腔トラブルの発見・対処が遅れ、結果として治療期間が延長になるケースもあるでしょう。

マウスピース矯正ですきっ歯を治すための期間

カレンダーと赤ペン

マウスピース矯正ですきっ歯を治すための期間は、以下のとおりです。

・部分矯正:2か月〜1年程度

・全体矯正:1〜3年程度

治療期間は、すきっ歯の状態によって異なります。部分矯正のほうが、全体矯正に比べると治療期間は短いです。

マウスピース矯正ですきっ歯を治すための費用

電卓・ノート・財布・現金が置かれている

マウスピース矯正ですきっ歯を治すための費用は、以下のとおりです。

・部分矯正:100,000〜700,000円

・全体矯正:600,000〜1,000,000円

費用もすきっ歯の状態によって異なります。また、マウスピース矯正は自由診療のため、歯科医院によって費用が異なるのです。

また、カウンセリングや精密検査、通院費用、リテーナー費用など、矯正治療とは別途で費用が発生する可能性もあるでしょう。

まとめ

両手人差し指で口元を指差す女性

「すきっ歯を治して、思いっきり笑いたい」と思っている方が多くいらっしゃるでしょう。

すきっ歯をそのままにすると虫歯や歯周病になるリスクが高まります。また、肩こりや頭痛など身体にも支障をきたすため、矯正治療を検討したほうがよいでしょう。

すきっ歯はマウスピース矯正で治すことが可能です。マウスピース矯正は透明の装置を使用するため、見た目を気にせずに矯正治療を受けられます。

マウスピース矯正を検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

口内炎ができた女性

インビザライン治療中の口内炎!対処法と予防法を解説!

2023年10月18日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

インビザラインは、ほかの矯正治療に比べると口内炎ができにくい治療法といわれています。

しかし、マウスピースの縁が当たる場合や生活習慣が乱れている場合は、インビザライン治療中に口内炎ができることがあるでしょう。

今回は、インビザライン治療中に口内炎ができる原因や対処法について解説します。

生活のなかで取り入れられる口内炎の予防法についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

口内炎とは?

口内炎ができた子供

口内炎とは、唇の裏側や頬、舌などの粘膜に炎症が起きた状態です。口内炎ができる原因としては、矯正器具などによる物理的な刺激、口内環境の悪化、菌の増殖などが挙げられるでしょう。

口内炎の主な種類をご紹介します。

カタル性口内炎

カタル性口内炎とは、矯正器具などによる刺激が原因でできる口内炎です。

カタル性口内炎の主な症状は、以下のとおりです。

  • 粘膜部分が赤くなる・腫れる
  • 腫れた部分が熱をもつ
  • 水ぶくれができる
  • 唾液量が増加する、唾液が粘り気を帯びる
  • 味がわかりにくくなる
  • 口臭が悪化する
  • 口内炎と正常な粘膜部分の境界が曖昧になる

カタル性口内炎は、特に歯の表面に矯正器具をつけるワイヤー矯正中にできやすいといわれています。マウスピースの形によっては、インビザライン治療中にもできることがあるでしょう。

一度カタル性口内炎ができると、食事や会話などで口を動かすたびに痛みを感じます。矯正治療中の大きなストレスになるでしょう。

アフタ性口内炎

アフタ性口内炎とは、免疫力が低下したときにできる口内炎です。

アフタ性口内炎は矯正器具による刺激の有無に関わらずできるため、インビザライン治療中でもできることがあります。アフタ性口内炎はニキビのような白い炎症で、1週間ほどで自然に治ることが多いです。

しかし、食生活の偏りや栄養不足、睡眠不足など、不規則な生活によって免疫力が低下すると、再発しやすいでしょう。

カンジタ性口内炎

カンジタ性口内炎は、カンジタ菌が原因でできる口内炎です。カンジタ性口内炎ができると粘膜が赤く腫れ、白い膜ができるのが特徴です。

カンジタ菌は口内の常在菌なので、歯磨きなどのケアが不十分な場合や、免疫力が低下した場合にできます。インビザライン治療中にもカンジタ性口内炎ができる可能性があるでしょう。

ウイルス性口内炎

ウイルス性口内炎は、クラミジアやヘルペスなどのウイルスが原因でできる口内炎です。

ウイルス性口内炎はほかの口内炎とは異なり、やわらかい粘膜部分だけでなく、歯茎や上顎などの硬い粘膜組織にもできる場合があります。かゆみを感じることもあるでしょう。

免疫力が低下すると、ウイルス性口内炎の原因であるウイルスが繁殖しやすい口内環境になるため注意してください。

アレルギー性口内炎

アレルギー性口内炎は、金属アレルギーが原因でできる口内炎です。

金属アレルギーの方は、金属の詰め物やワイヤー矯正の金属部分が口内の粘膜に触れると口内炎ができやすいです。また、金属アレルギーは口内だけでなく、全身にも悪影響を及ぼす可能性があります。

インビザラインは金属を一切使用しない治療法なので、金属アレルギーの方でも安心して受けられるでしょう。

インビザライン治療中に口内炎ができる原因

口内炎が痛い女性

インビザラインのマウスピースは薄くなめらかなので、ワイヤー矯正よりも口内炎ができにくい治療法といえます。

また、インビザラインで使用するマウスピースは歯茎のラインに合わせて作成されるため、粘膜部分に当たりにくいです。そのため、インビザラインは数多くあるマウスピース矯正のなかでも口内炎ができにくいといわれています。

しかし、インビザライン治療中に口内炎ができないわけではありません。どのようなときに口内炎ができるのでしょうか。

インビザライン治療中に口内炎ができる原因は、以下のとおりです。

マウスピースの縁が当たっている

インビザラインのマウスピースは患者様の歯に合わせて作られますが、マウスピースの研磨不足などが原因で、マウスピースの縁が粘膜に当たって口内炎ができることがあります。

マウスピースの縁が当たる場合、唇の内側や頬などのマウスピースが当たりやすい部分に口内炎ができます。そのため、一度できると治りづらく、痛みを感じるので治療のストレスになるかもしれません。

アタッチメントによって粘膜が刺激されている

インビザライン治療を進める際、効率的に歯並びを整えるために歯にアタッチメントという小さな突起物を取り付ける場合があります。マウスピースがアタッチメントを覆うため、マウスピースの装着中は口内炎はできません。

しかし、アタッチメントに尖った部分があると、マウスピースを外したときに粘膜を刺激します。頬や唇の内側に口内炎ができることがあるのです。

口内やマウスピースが汚れている

インビザラインではマウスピースを自由に取り外せるため、ワイヤー矯正に比べると口内を清潔に保ちやすいといわれています。

しかし、毎日の歯磨きが不十分な場合や、マウスピースが汚れている場合は、口内炎ができやすいたでしょう。特に、インビザラインのマウスピースは定期的に交換するからとケアを怠ると、口内炎だけでなく虫歯や歯周病になるリスクもあります。

しっかりとケアして、口内やマウスピースを清潔に保ちましょう。

インビザライン治療中に口内炎ができたら

歯医者での治療

インビザライン治療中に口内炎ができたら、以下の4つの方法で対処してください。

歯科医院を受診する

口内炎はで自然に治るといわれていますが、インビザライン治療中に口内炎ができた場合は歯科医院を受診しましょう。

特に、マウスピースの縁が当たって口内炎ができた場合、粘膜に触れる部分を取り除かなければ口内炎は改善されません。マウスピースの縁が当たって痛いからとマウスピースの装着時間が短くなると、治療の進行度にも影響を及ぼします。

インビザライン治療中に口内炎ができたら、まずは歯科医院を受診してください。マウスピースや口内の状態を診てもらいましょう。

口内炎用の薬を使用する

口内炎は1〜2週間程度の時間をかけて治ります。治るまでの間に痛みや不快感がある場合は、口内炎用の薬を使用するとよいでしょう。

薬は歯科医院でも処方してもらえますが、市販のものでも構いません。口内炎用の薬を使用することで炎症を抑え、痛みをやわらげる効果が期待できるでしょう。

刺激を避ける

口内炎ができている間は、刺激を受けると痛みを感じやすいです。舌や手で触るのは避けましょう。

カレーなどのスパイス料理、キムチや唐辛子などの辛い料理、ミカンやレモンなどの酸味のある食べ物は、痛みがでやすいだけでなく口内炎が悪化する原因にもなります。口内炎が治るまでは口内炎に触れず、口内炎を刺激するような食べ物を避けましょう。

丁寧に歯磨きをする

口内が不衛生な状態だと、菌が繁殖し続け口内炎が徐々に悪化します。口内炎ができたら丁寧に歯磨きをし、口内を清潔に保つように心がけてください。

歯磨きに加えて、殺菌力のあるうがい薬を使用してもよいでしょう。

インビザライン治療中の口内炎予防法

眠る女性

インビザライン治療中に口内炎ができる原因は、栄養の偏りや免疫力の低下、ストレスの蓄積などが考えられます。

インビザライン治療中の口内炎を予防するには、以下の3つのことを心がけ、生活習慣を見直すとよいでしょう。

栄養バランスのよい食事を摂る

外食が多い場合や、偏った食生活をしている場合は、栄養不足になって口内炎ができやすいです。特に、口内炎を予防するには、ビタミンB₂・B₆・Cを意識して摂るとよいでしょう。

上記のビタミンは、豚肉やブロッコリー、バナナ、卵、キウイ、ピーマン、卵などに含まれています。日頃からバランスのよい食事を摂ることが大切です。

睡眠時間を確保する

睡眠時間が短いと、免疫力が低下して口内炎ができやすくなります。睡眠時間が不十分な場合、ストレスが溜まる、疲労感が取れないなど、心身の不調をきたし健康を害するかもしれません。

そのため、6時間以上は睡眠時間を確保しましょう。

ストレスを溜めない

ストレスを溜め込むと免疫力の低下につながり、口内炎の原因にもなります。ストレスを溜め込むことは心身の不調に直結するため、溜め込む前に日頃から解消することが大切です。

浴槽に浸かる、ストレッチをする、趣味の時間を設ける、運動をするなど、日頃からストレスを解消する習慣を取り入れましょう。

まとめ

口内炎が治った女性

インビザラインは、ワイヤー矯正よりも口内炎ができにくい治療法です。インビザラインで使用するマウスピースは歯茎のラインに合わせて作成されるため、粘膜部分に当たりにくいです。そのため、数多くあるマウスピース矯正のなかでも口内炎ができにくいといわれています。

しかし、マウスピースの縁が当たる場合や、生活習慣が乱れている場合は、口内炎ができることがあります。インビザライン治療中に口内炎ができたら、まずは歯科医院を受診してください。マウスピースに異常がないか診てもらいましょう。

インビザライン治療中の口内炎にお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

マウスピースをはめて笑う女性

インビザライン治療では歯を削る必要がある?メリットを解説!

2023年10月4日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

インビザラインは、マウスピースを使って歯並びを整える矯正治療ですが、歯を削る処置が必要になることがあります。健康な歯を削ることに抵抗がある方もいるのではないでしょうか。

今回は、インビザライン治療で歯を削る理由や、メリット・デメリットなどを解説します。歯を削る量や痛みなども解説するので、歯を削ることに不安がある方はぜひ参考にしてください。

インビザライン治療では歯を削る必要がある?

歯科医院で治療を受ける男性患者

インビザライン治療では、歯並びや歯の形などによって歯を削る処置が必要になることがあります。歯を削る処置は、IPRやディスキングとよばれ、インビザラインだけでなく矯正治療全般で行われる処置です。

歯を削ると聞くと、虫歯治療のように大きく削るイメージをもつかもしれません。

しかし、インビザラインで行う歯を削る処置は、紙やすりや機械で歯の側面を研磨するというイメージが近いといえます。

虫歯治療などで大きく歯を削ると、歯の寿命が縮む可能性や、しみるなどの症状が現れる可能性があります。インビザラインで削る歯の量はごくわずかなので、歯に与える影響は限りなく少ないでしょう。

インビザライン治療で歯を削るのはなぜ?

歯科医院でカウンセリングを受ける女性

ガタガタした歯並びや、出っ歯など、歯並びが悪くなる原因の多くは、顎が小さいことや歯のサイズが大きいことで、歯がきれいに並ぶためのスペースが足りないことです。スペースが足りないままインビザライン治療を行っても、歯並びは改善されません。そのため、歯を削って歯を並べるスペースを確保するのです。

歯を削る方法以外に、歯を抜くことで歯を並べるスペースを確保することもあります。抜歯すると1本あたり7mm程度のスペースを確保できるため、歯を並べるスペースが大きく足りない場合は効率的に治療を進められるでしょう。

歯を並べるスペースがわずかに足りない場合は、抜歯するとすき間が大きくなりすぎるため、歯と歯の間を少しずつ削ることで歯を並べるスペースを確保します。

もともと顎が大きくすきっ歯になっている場合などは、歯を削る必要がないこともあります。抜歯が必要と判断された場合でも、歯を削る処置によって抜歯を避けられるケースもあるでしょう。

インビザライン治療で歯を削る処置が必要になるかどうかは、もともとの歯並びや口内の状態によって異なるため、歯科医師と相談して治療方針を決めてください。

インビザライン治療で歯を削るメリット・デメリット

merit demeritと書かれたメモが机に置かれている

インビザライン治療で歯を削るメリット・デメリットをご紹介します。

メリット

インビザライン治療で歯を削るメリットは、以下のとおりです。

抜歯せずに歯並びを整えられる

歯を削ることで、抜歯しなくてもスペースを確保できます。抜歯すると歯を並べるスペースを確保できますが、虫歯や歯周病になっていない健康な歯を抜くことは避けたいと思う方が多いです。

インビザライン治療において健康な歯を抜くことを避けたい方は、歯を削る処置を受けるとよいでしょう。

効率的に出っ歯を改善できる

出っ歯を改善するには、歯を後方に引っ込める必要があります。そのため、後方にスペースを確保しなければなりません。

しかし、出っ歯になる原因の多くは、歯を並べるスペースが足りないことです。歯を削る処置を行うことで歯を引っ込めるスペースを確保できるため、効率的に出っ歯を改善できるでしょう。

歯の見た目を整えられる

上下左右の歯の大きさや形が均一である状態が、美しい歯並びとされています。

しかし、歯の大きさが左右非対称な方や、形が整っていない方もいるでしょう。インビザライン治療では歯の見た目を整えるために歯を削ることがあります。口元のバランスが整うため、矯正後の仕上がりが美しくなるでしょう。

ブラックトライアングルを改善できる

加齢によって歯茎が下がったことや歯並びが影響して、歯と歯の間に黒い三角形のすき間(ブラックトライアングル)が生じることがあります。

歯を削って歯の形を整えながらインビザライン治療を進めることで、ブラックトライアングルを改善できるでしょう。

インビザライン治療後の後戻りを防止できる

歯を削る処置を行うことで、インビザライン治療後の後戻りを防止する効果を期待できます。

通常、歯は根本に向かって細くなっているので、歯と歯は点で接します。歯と歯が接する部分を面になるように削ることで、隣り合う歯の密着度が高まるでしょう。密着度が高まれば、歯が動きづらくなります。

デメリット

インビザライン治療で歯を削るデメリットは、以下のとおりです。

健康な歯を削る必要がある

歯を削る処置では、健康な歯を削ります。歯と歯の間をわずかに研磨する程度なので、歯に与える影響は限りなく少ないとされていますが、健康な歯を削ることには変わりありません。

健康な歯を削ることに抵抗がある方は、担当の歯科医師としっかりと相談して治療方針を決めましょう。

対応できない症例がある

インビザライン治療で歯を削る量はごくわずかであるため、歯を削ることで得られるスペースには限度があります。そのため、歯を削っても十分なスペースを確保できない場合があるため注意してください。

歯の重なりが大きい重度の叢生や重度の出っ歯などは、歯を削るだけでは対応できず、抜歯が必要になることが多いでしょう。抜歯してもわずかにスペースが足りない場合や、歯の向きの微調整が必要な場合、抜歯と併せて歯を削る処置が必要になることもあります。

歯茎から出血することがある

インビザライン治療で歯を削る場合、歯と歯が隣り合う側面を削ります。歯の先端から歯茎に近い部分まで削るため、歯茎の状態によっては出血することがあるでしょう。

特に、もともと歯磨きが不十分で歯茎が腫れている方や、歯周病によって歯茎の状態が悪い方は、器具が歯茎に少し触れるだけでも出血する可能性があります。歯を削ることによる歯茎の出血は、すぐに治まるので心配ありません。

インビザライン治療で歯を削る量

歯科医院で治療を受ける男性患者

インビザライン治療で歯を削る量は、0.1~0.2mm程度、最大でも0.25mmです。歯は、外側に人体で最も硬いエナメル質があり、エナメル質の中に神経を守る柔らかい組織の象牙質、象牙質の中に神経があるという3層から成り立ちます。

エナメル質の厚さは2mm程度なので、インビザライン治療で削る歯の量はエナメル質の厚さの1/10程度です。歯への影響は限りなく少ないでしょう。

歯を削ったことで虫歯になりやすくなるのでは、と不安に思う方もいるかもしれません。歯を削る処置をしたあと、そのままの状態ではザラザラした歯面に汚れが溜まりやすくなるため、虫歯のリスクは上がります。

しかし、歯を削ったあとは、歯面が滑らかになるように研磨します。研磨のあとは、歯を強くする効果と虫歯予防の効果があるフッ素を塗布するので、虫歯になるリスクについても心配ないでしょう。

歯を削るのは痛くないのか?

顎に指を当てて悩む女性

インビザライン治療で行う歯を削る処置は、麻酔なしでも行えます。歯を削る処置をしても、しみる・痛む症状が現れることは少ないでしょう。

エナメル質の内部にある象牙質から神経に刺激が伝わることで、初めて「歯が痛い」と感じます。インビザライン治療で行う歯を削る処置では、エナメル質の1/10程度のわずかな量しか歯を削りません。

エナメル質の表層部分をわずかに削るだけなので、神経まで刺激が伝わることはないでしょう。痛いと感じることは少ないといえます。

ただし、歯を削る際の研磨の摩擦による熱で、痛みや不快感をおぼえるかもしれません。歯茎に近い部分の歯を削った際は、一時的に知覚過敏のような症状が出ることも考えられます。

歯を削る処置中にしみる・痛む症状がある場合は、我慢せずに歯科医師に伝えましょう。知覚過敏の症状を抑える薬を塗布することで、改善が見込めます。

まとめ

マウスピースを持って笑う女性

インビザライン治療では、ガタガタした歯並びや出っ歯などを改善する際、歯を並べるスペースを確保するために歯を削ることがあります。

歯を削ることで、抜歯しなくても歯並びを整えられる、効率的に出っ歯を改善できるなど、さまざまなメリットがあるでしょう。歯の形を整えるために歯を削ることで、口元のバランスが整い、インビザライン治療の仕上がりが美しくなります。

しかし、健康な歯を削ることや、歯を削るだけでは対応できない症例があるなど、デメリットも存在します。歯がしみる・痛むなど、一時的に知覚過敏のような症状が出る方もいるでしょう。

削る歯の量は最大で0.25mmと、歯と歯の間をわずかに研磨する程度のため、歯に与える影響は限りなく少ないといわれています。

しかし、虫歯や歯周病になっていない健康な歯を削ることには変わりありません。担当の歯科医師としっかりと相談して治療方針を決めましょう。

インビザライン治療を検討している方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

マウスピースをかむ女性

マウスピース型矯正は夜だけ装着しても効果はある?正しい装着時間とは

2023年9月20日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

透明なマウスピースを装着して歯並びを矯正するマウスピース型矯正は、装置が目立ちにくいことkから人気の矯正方法です。

しかし、慣れないうちはマウスピースだけでも煩わしく感じ「夜だけ装着しても効果はあるの?」と疑問を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、マウスピース型矯正は夜だけ装着しても効果はあるのか、正しい装着時間について解説します。マウスピースの正しい利用方法と、守らなかった場合のデメリットもご紹介しますので、この記事を参考に、マウスピースを適切に使用し、マウスピース型矯正を成功させましょう。

マウスピース型矯正は夜だけ装着しても効果はある?

時計とクエスチョンマーク

マウスピース型矯正は、夜だけの装着では効果はありません。

マウスピースは日中も装着することを前提に作られているので、用法を守らないと計画通りに矯正治療が進みません。必ず装着時間を守る必要があります。

同じマウスピースでも、歯ぎしりや食いしばり防止のためのマウスピースは、夜間だけ装着するように指導されることがありますが、矯正用のマウスピースはまったく別のものです。日中も装着して初めて矯正治療の効果が現れるものです。

マウスピースを装着している時間は歯を動かしている状態ですが、装着していない時間は歯にまったく力がかかっていない状態です。夜だけの装着では計画通りに歯は動きませんので、次のマウスピースが装着できなくなったり、強い痛みが出たりする可能性もあるのです。

万が一日中に装着できなかった場合は、早めに歯科医院に相談しましょう。

マウスピースの正しい装着時間

20という数字

マウスピース型矯正で必要な1日の装着時間は20〜22時間です。

食事の時間と歯磨きの時間以外は、常に装着していることが多いため、基本的にはマウスピースを装着したままの生活が続きます。食事や歯磨きの時は外す必要がありますが、終わったらすぐに装着するようにしましょう。

マウスピースの装着時間を守らないとどうなる?

多くの砂時計と闇と煙

マウスピースの装着時間を守らないと、計画どおりに治療が進まないだけでなく、次のようなトラブルが発生する可能性があります。

 

・噛み合わせが悪化する

・歯の位置が後戻りする

・痛みが出る

・歯の根っこが露出する

・マウスピースがはまらなくなる

 

それぞれ詳しく解説します。

噛み合わせが悪化する

マウスピースを外している時間が長いと、歯が動かないだけでなく計画通りに歯が動かず、噛み合わせが悪化してしまうことがあります。噛みにくくなるなど、違和感が強くなることもあるでしょう。

歯の位置が後戻りする

歯は、力がかかっていない状態では元の場所に戻ろうと動く「後戻り」が起こります。

マウスピースを外している時間が長いと、歯の位置の「後戻り」が起きてしまう可能性があります。後戻りが起きると矯正治療はやり直しになってしまうので、注意しましょう。

痛みが出る

マウスピースは装着した時にだけ力がかかるので、外している時間が長くなると装着した時に必要以上に強い力がかかってしまうことがあります。強い力がかかり過ぎると歯に痛みが出る可能性があります。

歯の根っこが露出する

装着した時に強い力がかかるようになると、歯の根っこが露出してしまうことがあります。見栄えが悪くなってしまうほか、知覚過敏が起きてしまうことがあります。

マウスピースがはまらなくなる

マウスピースを外している時間が長いと、歯の位置が変わってしまい、マウスピースがはまらなくなってしまうことがあります。マウスピースがはまらないと、予定していたマウスピースが使えなくなり、治療計画を立て直さなくてはなりません。

マウスピースの装着を忘れてしまった場合の対処方法

「マウスピースをつけるのを忘れたまま寝てしまった」「飲み会で長い時間マウスピースを装着しなかった」「装着しないまま外出してしまった」など、マウスピースを装着し忘れてしまうことがあるかもしれません。このような場合には、まず歯科医院に装着し忘れたことを伝えるようにしましょう。

誰でも忘れてしまうことはあるので、連絡することを躊躇せず、相談をして対処方法を聞くことが大切です。歯科医師の判断により、次のような対処が必要なケースがあります。

 

・次のマウスピースの交換時期を延ばす

・1つ前のマウスピースに戻る など

 

そのまま治療を進めてしまうと、治療計画と異なった歯並びになってしまう可能性があります。治療計画の立て直しが必要になると、マウスピースの作り直しなど、別途費用がかかってしまうことがあります。治療期間が長くなってしまうこともありますので、必ず歯科医師に相談するようにしましょう。

マウスピースの装着時間を守るためにおすすめの方法

3つの単語帳

マウスピースの装着時間を守れない場合の理由には、次の3つが考えられます。

 

・1日の食事時間や歯磨き時間が4時間で収まらない

・痛みを感じて外したくなってしまう

・マウスピースを外したあと、つけるのを忘れてしまう

 

それぞれ、装着時間を守るためのおすすめの方法を紹介していきます。

1日の食事時間や歯磨き時間が4時間で収まらない場合の対処方法

マウスピースの装着時間は1日20〜22時間とされています。マウスピースを外している時間が4時間以内であれば許容範囲内だといえますが、4時間をオーバーしてしまうことが多い場合には、検診時などに伝えておくようにしましょう。

飲み会などで食事をする時間が長くなってしまうこともあると思います。マウスピースは、交換直後〜3日間が特に重要といわれています。マウスピースを交換してから3日間は、飲み会などのイベントを入れないように調整しましょう。

また、間食の回数が多いなどの理由で外している時間が長い場合には、間食を見直す必要があります。間食の回数が多いと虫歯のリスクも高くなります。この機会に間食回数を減らすなどして、ダラダラと食べないように食生活を見直してみましょう。

痛みを感じて外したくなってしまう場合の対処方法

マウスピース交換直後は、外したくなってしまうほど痛みを感じてしまうことがあるでしょう。そのような場合は、市販の痛み止めを服用するのがおすすめです。

マウスピースを外している時間が長いと、それだけ痛みを感じる可能性も高くなります。装着時間が守れず痛みが強い場合などは、歯科医院に相談するようにしましょう。場合によっては、1つ前のマウスピースに戻すことやマウスピースの交換時期をずらして対処することがあります。

マウスピースを外したあと、つけるのを忘れてしまう場合の対処方法

マウスピースを外したあと、つけるのを忘れてしまう場合は、マウスピースを入れたケースを目に見えるところに置くようにし、つけ忘れのないようにしましょう。

習慣になると忘れにくくなります。特に、マウスピース型矯正を始めたばかりの頃はまだ習慣化されていないため、つけ忘れることがあるので注意しましょう。また、スマートフォンなどのリマインダー機能やアプリなどを活用するのもよいでしょう。食事のあと・歯磨きのあと・寝る前など、おおよその時間に通知がくるようにしておくと便利です。

まとめ

親指を立てる女性医師

マウスピース型矯正は、夜だけの装着では効果がありません。日中を含む1日20〜22時間の装着を想定して、治療計画が作られています。正しい装着時間を守り、矯正治療を進めるようにしましょう。

万が一装着し忘れてしまった時には、計画どおりに治療が進まなくなってしまったり、痛みなどのトラブルが起きてしまったりすることがあります。このような場合は必ず歯科医師に相談し、対処方法を聞くようにしましょう。

マウスピース型矯正でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

両手でマウスピースをもって装着する女性

マウスピース矯正で顔の印象が変わる?美しい笑顔を手に入れよう!

2023年6月27日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

出っ歯やすきっ歯、ガタガタした歯並びなど、さまざまな歯並びの悩みを持つ方がいます。歯並びの悩みを改善したくても、目立つ矯正装置をつけるのは嫌だと思う方も多いです。

ワイヤー矯正は矯正していることが目立つので、周りにあまり気付かれずに矯正をしたい方にはマウスピース矯正が向いています。歯並びがよくなると噛み合わせが改善し、顔の印象もよくなるでしょう。

今回は、マウスピース矯正とはどのような矯正方法なのか、マウスピース矯正をすることで顔の印象がどのように変わるのかをご紹介します。歯科矯正を検討している方やマウスピース矯正に興味がある方は、ぜひご覧ください。

マウスピース矯正とは?

顎に手を当てて考える白い服の女性

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを装着して歯を動かす方法です。透明なマウスピースを装着するため周りに気づかれにくく、矯正中の審美性を気にする方から人気があります。

マウスピースは、患者さまの治療計画に沿って一度に複数枚作られます。歯科医師の指示に従ってマウスピースを交換しながら、徐々に歯を動かすのです。

マウスピースは取り外しが可能なため、矯正中もふだんどおりに食事ができ、しっかり歯磨きできることが特徴です。

しかし、1日20〜22時間以上マウスピースを装着する必要があり、洗浄や歯磨きを丁寧に行わなければならないため、慣れるまで大変に感じる方もいるかもしれません。

マウスピース矯正で歯を動かす仕組み

歯科医院で鏡で自分の歯並びを確認する女性

マウスピース矯正は、患者さまの歯並びのデータをとって分析し、マウスピースを作ることから始まります。

マウスピースは、実際の歯並びとずれが生じるように作られます。現在の歯並びと少しずれたマウスピースを装着することで、歯に圧力がかかり徐々に移動するのです。マウスピースの歯並びに歯が移動したら、次のマウスピースに交換して矯正治療を進めます。

歯の移動とマウスピースの交換を繰り返すことで、徐々に理想の歯並びに近づけます。マウスピースの矯正力を高めるために、歯にアタッチメントとよばれるパーツを付けることもありますので、念頭に置いておきましょう。

マウスピース矯正のメリット・デメリット

吊るされたMERITとDEMERITのメモ

マウスピース矯正のメリットとデメリットを確認しましょう。

メリット

マウスピース矯正のメリットは、矯正装置が目立たず周囲に気づかれにくい点です。食事や歯磨きの際はマウスピースを外せるので、ふだんどおり食事や歯磨きができることもメリットといえるでしょう。

1日のほとんどの時間でマウスピースを装着していなければなりませんが、ワイヤー矯正のように装置の調整をする必要がないので通院回数が少ないことも特徴です。

マウスピース矯正では奥歯を後ろに動かすことが容易なため、抜歯せずに出っ歯を治したい場合にも適しています。金属アレルギーの心配がなく、体にやさしい治療法ともいわれています。

デメリット

マウスピース矯正のデメリットは、食事や歯磨きのとき以外はマウスピースを外せない点です。装着時間が短いと治療が長引くおそれがあります。

また、飲食をする際は必ずマウスピースを外し、マウスピースの洗浄と歯磨きを行ってから装着する必要があります。マウスピースの洗浄や歯磨きをせずに装着すると細菌が増殖し、虫歯になる可能性があるため、常に清潔に保ちましょう。

マウスピース矯正をすると顔が変わる?

男性患者のカウンセリングをする女性歯科衛生士

「マウスピース矯正をすると顔が変わる」と聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。マウスピースと歯並びのずれは小さく、マウスピース本体も薄いため、口の中に矯正装置を入れることで顔が変わることはありません。

しかし、歯が動くことによって顔が変わるように見える場合はあります。主なケースは、以下のとおりです。

口元が伸びて見える

マウスピースの厚みの分、口元が伸びたように感じる方がいます。マウスピースを装着することによる違和感は、2~3週間で消えることが多いので問題ありません。

矯正によって噛み合わせが改善されると口元が伸びたように見える場合がありますが、皮膚の状態が変化したわけではないので安心してください。

顔がたるんで見える

出っ歯の方が矯正治療を受けて歯が引っ込むと、顔の突っ張りがなくなり顔がたるんで見える場合があります。実際は顔がたるんだわけではなく、歯が正しい位置に移動しただけなので問題ありません。

出っ歯が治ることで、横顔が美しくなるメリットもあります。

小顔になる

マウスピース矯正によって噛み合わせが改善されることで、小顔になる場合があります。例えば、噛み合わせが悪く口元が閉じなかった方が、矯正後に口が閉じるようになった場合があげられるでしょう。

閉じることができなかった口が閉まるので、小顔になったと感じるのです。

マウスピース矯正で治せる歯並び

マウスピースを両手に持って前に出す女性

マウスピース矯正で治せる歯並びは、以下のとおりです。

・すきっ歯

・出っ歯

・受け口

・ガタガタした歯並び(叢生)

・前歯が閉じない歯並び(開咬)

・深い噛み合わせ(過蓋咬合)

それぞれ解説します。

すきっ歯

歯と歯の間にすき間がある状態のことをいいます。

歯列全体にすき間がある空隙歯列(くうげきしれつ)と、前歯の間にすき間がある正中離開(せいちゅうりかい)に分類されますが、どちらもマウスピースで矯正できる場合が多いです。

出っ歯

上顎が前に出て前歯が目立つ状態、下顎が後退していて前歯が目立つ状態、前歯が前方に傾いて生えている状態のことをいいます。

顎の位置が原因の場合はマウスピース矯正での治療は難しいですが、前歯の生え方が問題の場合はマウスピースで矯正できる場合があります。

受け口

下の前歯が前方に傾いて生えている状態や下顎が上顎よりも前に出ている状態のことをいいます。

出っ歯と同様に、前歯の生え方が問題の場合はマウスピース矯正で治療が可能です。

ガタガタした歯並び(叢生)

歯が部分的に重なった歯並びのことをいいます。歯が前後に重なる場合や、横向きに生えている場合、本来生えるべき場所からずれた位置に生えて場合などがあります。

歯がきれいに並ぶためのスペース不足が原因なため、歯をごくわずかに削ったり抜歯をしたりすることでスペースを確保できれば、マウスピース矯正が可能です。

前歯が閉じない歯並び(開咬)

奥歯を噛んだ際に、上下の前歯にすき間ができる状態のことをいいます。前歯が前方に傾斜して生えている場合や奥歯の高さが適切でない場合などがあります。

どちらの場合もマウスピース矯正での治療が可能です。

深い噛み合わせ(過蓋咬合)

噛み合わせが深く、上の歯が下の歯を覆って下の歯がほとんど見えない状態をいいます。

歯の高さを調整し、上下の噛み合わせを適切な状態にすることで改善されることが多いです。バイトランプとよばれる専用のアタッチメントを使用することで、マウスピース矯正での治療が可能です。

マウスピース矯正の期間

緑の机に置かれたカレンダーと時計

マウスピース矯正の期間は6か月~3年程度といわれており、矯正を行う範囲や歯並びの乱れの度合いによって変わります。個人差はありますが、部分矯正の場合は6か月〜1年程度で終了することが多いです。全体矯正の場合は3年ほどかかると考えるとよいでしょう。

また、矯正が終わったあとは保定装置を使って歯の後戻りを防ぐ治療が必要です。保定期間についても2~3年必要な場合が多いので、矯正にかかる治療期間は長いことを理解しましょう。

マウスピース矯正の費用

机に置かれた手帳とペンと電卓

マウスピース矯正にかかる費用は、以下のとおりです。

<マウスピース矯正の費用>

項目 かかる費用(平均額)
カウンセリング・相談料 ~5,000円
診察料 ~60,000円
矯正装置(マウスピース)料 200,000~1,000,000円
装置調整料 ~10,000円(1回あたり)
保定装置料 ~60,000円
保定観察料 ~10,000円(1回あたり)

マウスピース矯正は基本的に自費診療なので、歯科医院や選択したプラン、矯正する範囲によって費用が変動します。あくまでも目安なので、実際にかかる費用を知りたい方は、歯科医院を受診して相談するとよいでしょう。

まとめ

歯科医院で矯正用のマウスピースを嵌めようとしている女性

マウスピース矯正は歯並びをきれいにするだけでなく、顔の印象を大きく変える効果があります。口元や輪郭、歯並びが整うことで、人前で歯を見せて笑うことに抵抗がなくなる方もいるでしょう。笑顔が増えることも、マウスピース矯正で顔の印象が変わるといわれる要因かもしれません。

しかし、矯正によって噛み合わせが改善したことで、患者さまの理想と異なる顔の印象になったと感じるケースもあります。マウスピース矯正を始める前のカウンセリングの段階で矯正後のイメージを歯科医師と共有することで、イメージと違うと感じることを避けられるでしょう。

歯科医院を選ぶ際は、矯正の技術はもちろん、親身に話を聞いてくれるかどうかも重要視してください。

マウスピース矯正でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

 

マウスピースを両手に持って歯に装着する女性

インビザラインの治療期間はどれくらい?延長になるケースと注意点

2023年6月20日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

インビザラインの治療期間は約2~3年です。部分矯正の場合は、半年から~1年が平均です。保定期間も合わせれば、インビザライン全体の治療期間は2〜4年ほどになります。

ただし、動かす歯の本数や移動距離によって治療期間は変わるでしょう。

今回は、インビザラインの治療期間が延長になるケースと注意点を解説します。

インビザラインの治療期間はどれくらい?

机の上に置かれれたカレンダーと植物

一般的に、インビザラインの矯正期間は2〜3年とされています。最短でも1年半程度の期間が必要と考えるとよいでしょう。

矯正範囲によっても期間は変わります。部分矯正の場合、治療期間は半年~1年が目安です。全体矯正の場合は、2~3年程度の期間が必要とされています。

また、矯正期間とは別に、矯正した歯並びを固定するための保定期間が必要です。矯正期間と同程度の保定期間を設ける場合が多いです。矯正期間と保定期間を合わせて考えると、インビザライン治療の全体の期間は2〜4年になるでしょう。

しかし、実際の矯正期間はさまざまな要素の影響を受けます。例えば、動かす必要がある歯の本数や、歯の移動距離、部分矯正か全体矯正かなどが挙げられます。

具体的な矯正期間を知りたい方は、担当の歯科医師に確認しましょう。

インビザラインの治療期間が長くなる症例

青い壁に取り付けられた壁掛け時計

インビザラインの治療期間が長くなる症例は、移動量が大きい症例です。また、ほかの治療法と併用が必要な症例も、治療期間が長くなる傾向にあります。

抜歯が必要な症例

矯正治療で抜歯が必要な場合、矯正期間が長くなる可能性があります。特に、歯に対して顎が小さく、歯をきれいに並べるスペースが不足している場合は、抜歯が必要になることが多いです。

歯を並べるためのスペースを抜歯によって確保した場合、歯を動かす距離が長くなります。歯の移動距離が長くなると、矯正期間も長くなるでしょう。

また、移動距離が長いとインビザラインだけでは矯正が難しい場合があり、ワイヤー矯正との併用が必要になることもあります。

重度の叢生

重度の叢生(そうせい)、すなわち歯が部分的に重なり合っている状態は、矯正期間が長い症例の一つです。叢生は歯が本来あるべき位置から大きくずれているため、適切な位置まで移動させるには多くの時間が必要といえます。

重度の叢生を矯正する場合、歯を一列に収めるスペースが不足していることが多いため、抜歯が必要になることがあります。前述したように、歯の移動距離が長くなると治療期間も長くなるため、重度の叢生は、治療期間が比較的長いです。

歯槽骨が硬い症例

治療期間は歯槽骨の硬さにも左右されます。歯槽骨とは歯を固定し支える役割を果たす骨のことで、硬さや骨密度は体質によって差があります。特に骨が硬い場合は歯の動きが遅く、矯正が完了するまでに時間がかかる場合が多いです。

ワイヤー矯正や外科手術を併用する症例

インビザラインとほかの矯正方法を併用する場合は、治療期間が長くなる可能性があります。歯の移動距離が大きい場合、インビザラインだけでは矯正が困難なことがあります。インビザラインだけでの矯正が困難な場合には、ワイヤー矯正や顎間ゴムを使用した矯正治療と併せて行う必要があるかもしれません。

また、骨格の問題で歯並びが乱れている場合は、外科手術が必要になります。矯正装置だけでは骨格を改善することができないからです。

インビザラインの治療期間が延長になってしまうケース

頭からモヤモヤを出して悩む男性の後ろ姿

インビザラインの治療期間が延長になるケースは、指示どおりにマウスピースを装着できていない場合が多いです。治療中に虫歯や歯周病などの問題が発生した場合は治療を優先しなければならないので、インビザラインの治療期間が延長する可能性が高まります。

インビザラインの装着時間が短い

インビザライン矯正の治療期間が延びる理由の一つは、マウスピースの装着時間の短さです。インビザラインでは、1日20〜22時間以上マウスピースを装着することが推奨されています。

装着時間が短い場合、歯の動きが計画どおりに進まないことがあります。マウスピースを交換したときに強い痛みや違和感が生じる場合もあるでしょう。

痛みが強い場合は歯科医師の判断で1つ前のマウスピースに戻し、数日間様子を見ます。マウスピースを交換するタイミングがずれるため、治療期間が延長する可能性が高いです。

インビザラインが浮いたまま装着している

インビザラインの治療効果を最大限に引き出すためには、適切に装着する必要があります。マウスピースが十分に歯に密着していない場合、歯に適切な圧力がかからず、計画どおりに歯が動かないのです。

新しいマウスピースに交換した直後の2~3日間は、マウスピースが浮きやすい状態になります。この期間は、特に注意してマウスピースを装着しましょう。

口腔内にトラブルが発生する

インビザラインの矯正治療中は長時間マウスピースを着用するため、虫歯や歯周病のリスクが増加します。食後の歯磨きを怠る、糖分を含む飲み物をマウスピース装着中に摂取するなど、口腔ケアやマウスピースの取り扱いが不適切な場合、虫歯の可能性を高めます。

食後に歯磨きをせずマウスピースを装着すると、歯周病を引き起こす可能性もあるでしょう。歯周病を発症すると、歯茎が安定するまで矯正治療を中断しなければなりません。

インビザラインを破損・紛失する

マウスピースの破損・紛失した場合、新たなマウスピースを作成しなくてはなりません。新しいマウスピースが完成するまでは矯正が進まないので、治療期間の延長につながるでしょう。

また、新しいマウスピースが完成するまでの間に、歯がもとの位置に戻る後戻りが起きることもあります。後戻りした歯を再び移動させるには時間がかかります。マウスピースを頻繁に破損・紛失すると治療計画を立て直す必要があり、治療期間が延びるでしょう。

計画どおりに治療を終わらせるために気を付けること

ポイントと書かれたノートとメガネと鉛筆

計画どおりにインビザライン治療を終わらせるには、治療上のルールをしっかりと守ることが大切です。治療期間を延ばさないために気を付けることは、以下のとおりです。

インビザラインの装着時間を守る

インビザラインの装着時間は1日20〜22時間とされています。基本的に食事と歯磨きのとき以外はマウスピースをつけなければなりません。

インビザラインのメリットにマウスピースが取り外し可能なことがありますが、自分自身で装着時間を管理しなければならないということです。治療期間を延ばしたくないのであれば、指示された装着時間を厳守しましょう。

チューイーを使用する

チューイーとは、シリコン製の棒状の補助ツールで、マウスピースを歯列に密着させるために使います。

新しいマウスピースを使用するとき、歯がマウスピースの形に馴染んでいないため、手指だけでは完全に装着することが難しいです。これを解決できるのがチューイーです。マウスピース装着時に、チューイーを一定時間噛むことにより、マウスピースを歯に馴染ませることができます。歯とマウスピースにすき間が生じると適切な圧力が歯にかからないため、できるだけチューイーを使用しましょう。

チューイーは消耗品であり、使用を続けていると弾力性が低下します。1週間〜10日ほどで交換が推奨されているため、マウスピースを交換するタイミングに合わせてチューイーもに交換するとよいでしょう。

食後の歯磨きとお手入れを欠かさない

インビザラインを外した際は、装着前に流水で洗浄しましょう。装着前に歯磨きを行うことも重要です。

インビザラインや口腔内が不潔になると、虫歯や歯周病のリスクが高まります。虫歯や歯周病が発生すると、矯正治療を中断して治療を行う必要があるため治療期間が延びるでしょう。

虫歯治療で歯の形状が変わった場合は、既に作成したマウスピースが合わなくなり、インビザラインの再作成が必要です。治療を計画どおりに進めるには、食後の歯磨きとインビザラインのお手入れが欠かせません。

専用のケースで保管する

インビザラインは、取り外したらすぐに専用のケースに保管しましょう。インビザラインを破損・紛失した場合、新たに作成するまでに数週間~1か月程度かかります。完成するまでは1つ前のマウスピースを装着する必要があり、その間は歯が動かないため治療が進みません。

インビザラインの破損・紛失を何度も繰り返すと矯正力がかからない期間が増え、矯正した歯がもとの位置に戻る可能性もあります。

食事の際などに取り外したマウスピースは、専用のケースで保管することが大切です。ティッシュに包むと、誤って捨てる可能性があるでしょう。外出時はテーブルやトイレに置き忘れることのないよう、マウスピースの居場所に注意を払ってください。

定期的に通院する

インビザライン治療では、1~3か月の間隔で通院が必要です。マウスピースが適切に装着されていることを確認し、新しいマウスピースを受け取るためです。

通院を先延ばしにすると計画どおりに治療が進まなくなるため、指定された日時に受診しましょう。治療開始時にマウスピースを一括で渡す歯科医院もありますが、治療経過の確認は必要なので通院を怠ってはいけません。

万が一、口腔内に問題が発生した場合でも、定期的に通院していれば早期に対応することができ、治療期間の大幅な延長を避けることができます。

まとめ

緑の背景に置かれた歯ブラシと歯磨き粉とマウスピース

インビザラインの治療期間は約2〜3年で、部分矯正の場合は約半年~1年と治療期間が短い傾向にあります。保定期間も含むとインビザラインの全体の治療期間は2〜4年程度です。動かす歯の本数や移動距離によっても治療期間は変わるでしょう。

矯正中に虫歯や歯周病になると治療期間が延びる可能性があります。インビザラインを破損・紛失するとマウスピースの再作成が必要になるため、治療期間の大幅な延長が予想されます。治療期間を延ばさないためには、定期的に通院し、インビザラインは専用のケースに保管することが重要です。指示された装着時間を守ることも忘れないでください。

マウスピースを装着する際はチューイーを使用することで、インビザラインの効果を最大限に発揮できます。食事で取り外した際は歯磨きを行い、マウスピースを洗浄してから装着することでトラブルのリスクを低減できるでしょう。

インビザライン矯正でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

マウスピースを両手で持って装着する女性

インビザライン矯正中の食事で気を付けることを詳しく解説!

2023年5月19日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

インビザライン矯正中の食事では治療を妨げないために、硬い食べ物や糖分の多い飲み物を避けなければなりません。また、食後のお手入れも徹底する必要があるでしょう。

今回は、インビザライン矯正中の食事で気を付けることを詳しく解説します。

インビザライン矯正中にマウスピースを付けたまま食事しても大丈夫?

笑顔で食事をする女性

インビザライン矯正は、透明なマウスピースを使用して歯を矯正します。マウスピースを装着したまま食事をしてもいいか、悩む方もいるでしょう。

インビザライン矯正中にマウスピースを付けたまま食事をすることは、絶対にやめてください。食事をする際には、マウスピースを必ず外しましょう。

ここでは、マウスピースを付けたまま食事をすると生じる問題と、予防する方法をご紹介します。

マウスピースを付けたまま食事をすると生じる問題

インビザライン矯正で使用するマウスピースは透明なプラスチックでできており、食べ物や飲み物によって変色することがあります。特に、コーヒーや紅茶などの色の濃い飲み物や、カレーなどの食べ物は、マウスピースに色が付着しやすくなるのです。

また、マウスピースを使用する矯正治療では、マウスピースが歯を覆うため、唾液の自浄作用が十分に働かない可能性があります。そのため、口内を清潔に保つことが非常に重要です。

マウスピースを付けたまま食事をすると、食べ物がマウスピースと歯の間に詰まり、細菌が繁殖しやすくなります。細菌が繁殖すると、虫歯や歯周病のリスクが高まるため注意しましょう。

問題を予防する方法

食事の際には必ずマウスピースを外して、専用のケースに保管しましょう。ティッシュペーパーやペーパータオルで包んで保管する方がいますが、破損や紛失のリスクが高まるため、専用のケースを使用してください。

食事が終わったら、念入りに歯磨きを行いましょう。歯磨きを怠ると、マウスピースに付着した食べ物や細菌が、歯に悪影響を及ぼすことがあります。歯磨きが終わったら、マウスピースも流水で洗浄して装着しましょう。

インビザラインや口腔内を清潔に保つことは、矯正をスムーズに進めるために非常に重要です。

インビザライン矯正中に食べてもいいもの・避けるもの

OK?とNG?の積み木

マウスピースを外して食事を行えば、基本的には食べ物の制限はありません。

しかし、矯正に影響を与えないように避けたほうがいいものもあります。

食べてもいいもの

インビザラインの特徴として、食事の際にマウスピースを外せることが挙げられます。そのため、矯正治療を始める前と同じように食事が可能で、食べ物を制限する必要はありません。

避けるもの

インビザライン矯正では、食事の際にマウスピースを外すため、食べ物の制限はありませんが、避けたほうがいい食べ物はあります。

矯正中の痛みや虫歯などのリスクを下げるために、避けたほうがいい食べ物を以下にご紹介します。

硬い食べ物

歯根膜が敏感になる矯正中は、硬い食べ物を噛むと強い痛みを感じる方が多いです。

痛みを避けるには、硬い食べ物は控えましょう。

糖分の多い食べ物

糖分の多い食べ物は虫歯のリスクを高めます。インビザライン矯正中に虫歯になると、治療期間が延びるだけでなく、マウスピースの再作成が必要になることもあります。

虫歯のリスクを下げるには、糖分の多い食べ物は控え、食事後の口腔ケアをしっかりと行いましょう。

粘着性のある食べ物

ガムなどの粘着性のある食べ物は、食後も歯に残りやすいため注意が必要です。粘着性のある食べ物が歯に付着した状態でマウスピースを装着すると、マウスピースの破損や虫歯の原因になることがあります。

ガムは唾液の分泌を促し、口腔内を清潔に保つ効果がありますが、インビザライン矯正中は避けたほうがいいでしょう。

インビザライン矯正中に飲んでもいいもの・避けるもの

丸とバツが書かれた札

マウスピースを装着していても、飲み物であればなにを飲んでもいいと思われる方も多いです。

しかし、マウスピースの着色や虫歯になることを避けるためには、避けたほうがいい飲み物も存在します。インビザライン矯正中に飲んでもいいものと、避けるものをご紹介します。

飲んでもいいもの

マウスピースの装着中に飲めるものは、基本的には水だけです。無糖の炭酸水であれば飲んでも構いませんが、レモンやオレンジなど柑橘系のフレーバーが加えられたものは酸性度が高いため、虫歯を引き起こす可能性があります。

無糖でも味があるものは、マウスピース装着中に摂取することは避けましょう。

避けるもの

マウスピースの装着中に避けたほうがいい飲み物を詳しく解説します。

甘い飲み物

甘い飲み物とは、ジュースや炭酸飲料、スポーツドリンクなど、糖分が含まれているものです。

マウスピースと歯の間に糖分がとどまり、虫歯のリスクを高めます。マウスピースをつける前に甘い飲み物を摂取した場合は、口をよくすすいでから装着しましょう。

色の濃い飲み物

色の濃い飲み物も、インビザライン矯正中は避けましょう。コーヒーや紅茶、赤ワインなどの飲み物は、マウスピースを変色させる可能性があります。

インビザラインのメリットとして、矯正装置が目立たないことが挙げられますが、マウスピースが変色すると、マウスピースを装着していることを周囲に気付かれるかもしれません。コーヒーや紅茶を飲むときはマウスピースを外し、飲み終わったら口をすすいでから再装着しましょう。

熱い飲み物

熱い飲み物も避けなければなりません。

お湯や熱いコーヒー、紅茶は、マウスピースを変形させる恐れがあります。水を飲むときも、冷水または常温の水を選びましょう。

飲食後は必ず歯磨きをしよう!

鏡を見ながら歯磨きをする女性

飲食後に歯磨きを怠ると、食べかすがついたままマウスピースを装着することになります。食べかすがついたままマウスピースを装着すると、細菌が繁殖しやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。インビザライン矯正中のトラブルを防ぐには、歯磨きが非常に重要です。

唾液には口腔内の細菌の繁殖を抑える働きがありますが、マウスピースを装着していると、唾液が歯と直接触れることが減るため、自浄作用が低下します。唾液中のカルシウムやリン酸が歯の表面に沈着し、エナメル質を再び硬くする現象を再石灰化といいますが、マウスピース装着中は再石灰化作用も十分に働きません。

虫歯や歯周病が発生すると矯正治療を一時的に中断し、治療を優先するため、矯正期間が延びる可能性があります。矯正治療の効果や仕上がりに影響を与える場合もあり、患者さまにとっても不本意な結果になりかねません。

適切なケアを心がけることで、矯正治療が円滑に進み、最大限の治療結果を期待できます。矯正期間中も健康な口腔環境を維持しましょう。

インビザライン矯正中に気をつけるべきことは、以下のとおりです。

・食後の歯磨き

・マウスピースの洗浄

・定期的な通院

それぞれ解説します。

食後の歯磨き

インビザライン矯正中の食後は、必ず歯磨きを行って口腔内を清潔に保ちましょう。

適切な口腔ケアを心がけることで、インビザライン矯正中の虫歯や歯周病を防ぎ、効果的な矯正治療が期待できます。歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシを使って歯と歯の間のケアも行いましょう。

マウスピースの洗浄

マウスピースも定期的に洗浄し、細菌の繁殖を防ぐことが大切です。

マウスピースの洗浄方法は、手指や歯ブラシを使って汚れを落とし、水で洗い流します。強い力を加えるとマウスピースが破損する恐れがあるため、やさしく丁寧に扱いましょう。

定期的な通院

インビザライン矯正中は、定期的に歯科医院での診察を受けることが重要です。

歯科医師による検診で、虫歯や歯周病の早期発見につながり、適切な処置を迅速に行えます。治療中の問題が早期に発見されることで、矯正期間の延長を防ぐことができるでしょう。

インビザライン矯正中の外食時に気を付けること

カフェで雑談しながら食事する3人の女性

外食時は自宅と違って、歯磨きやマウスピースの洗浄ができないこともあるでしょう。

しかし、治療を効果的に進めるには、外食時でも歯磨きなどのお手入れをしっかりと行うことが大切です。

インビザラインを外したら専用ケースに入れる

食事の際はマウスピースを外しますが、ティッシュペーパーなどに包むとゴミと一緒に捨ててしまう危険性があります。そのままの状態やティッシュペーパーなどに包んだ状態でバッグやポケットに入れると、紛失や破損する危険性があるため、やめましょう。

インビザライン専用のケースに保管すれば、紛失や破損のリスクを避けることが可能です。専用ケースは、マウスピースのサイズに合った形状のため、インビザラインをしっかりと保護してくれます。ケースに入れていれば一目でインビザラインであることがわかるため、間違って捨てることもありません。

専用ケースは少々かさばるかもしれませんが、外出時にも必ず持ち歩きましょう。インビザラインを安全に保管し、紛失や破損から守ることができます。また、日常的にインビザラインを丁寧に管理する習慣をつけることで、矯正治療をスムーズに進めることができるでしょう。

インビザラインを装着する前に歯磨きをする

食事をすると食べかすが口腔内に残りますが、そのままにしていると細菌が繁殖しやすくなります。また、食事をすることで、口内環境が一時的に酸性に傾き、虫歯の原因となる細菌の活動が活発になります。

通常であれば、唾液の働きによって口内環境は中性に戻されますが、インビザラインを装着していると唾液が歯に直接触れにくく、酸性の状態が長く続くでしょう。唾液には食べかすを洗い流す、歯の再石化を助けるなどの自浄作用があります。

しかし、マウスピースに覆われた歯は、唾液の作用を十分に受けられません。そのため、食べかすを歯に残したままマウスピースを装着すると、虫歯や歯周病になるリスクが高まるのです。

食後は必ず歯磨きをして、食べかすを取り除くことが大切です。歯間ブラシやデンタルフロスを使用して、歯ブラシだけでは届かない歯間部分の掃除も忘れずに行いましょう。外出時など、時間をかけて歯磨きを行うことが難しい場合は、就寝前のみでもいいので歯間ブラシやデンタルフロスを使って清潔にしましょう。

食後に時間が取れず歯磨きができない場合は、なるべく早く歯を磨くように心掛けてください。歯磨きができなくても、食後にしっかりと口をゆすぐことで一部の食べかすは取り除けます。

食後の歯磨き・うがいを習慣化することで、インビザラインの効果を最大限に引き出し、虫歯や歯周病から歯を守ることができるのです。

インビザラインを外したら装着する前に洗浄する

食後の口腔内に残った食べかすや細菌は歯磨きによって取り除かれますが、マウスピースが汚れたままだと、細菌が再び歯に付着して繁殖する可能性があります。マウスピースを定期的に洗浄しないと、細菌によって不快な臭いも発生します。

細菌の増殖を予防するには、歯磨きを行うと同時にマウスピースも洗浄することが大切です。流水でマウスピース全体をよく洗いましょう。マウスピースを洗う際、お湯を使うのは避けてください。お湯はマウスピースを変形させる可能性があります。

基本的にマウスピースは指で洗浄するのが望ましいですが、歯型の細かい溝は歯ブラシを使うと、よりきれいに汚れを落とせます。

ただし、歯磨き粉を使うのは避けましょう。歯磨き粉には研磨剤が含まれていることが多く、マウスピースに細かな傷をつける可能性があります。

まとめ

洗面台に置かれたマウスピースとケアグッズ

インビザライン矯正中は、マウスピースの装着中に食事ができない、飲めるものは水のみなど、さまざまな制限があります。

しかし、インビザラインを外せば、ほとんど食事に制限はありません。基本的に自由に食事をして問題ないですが、食後の歯磨きは徹底しましょう。インビザラインを外して食事をしても、糖分や食べかすが付着したままマウスピースを装着すると、マウスピースの破損や、虫歯・歯周病のリスクを高めます。虫歯や歯周病などのトラブルを避けるには、食後の歯磨き・インビザラインの洗浄を必ず行いましょう。

インビザラインでお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

アタッチメントってご存じですか??

2023年4月5日

アタッチメントってご存知ですか?

インビザライン治療において重要になってくるのがアタッチメントになります。
例えば、鍋の蓋を掴もうとした時に取手がない状態では掴めないと思います。
インビザラインはマウスピースだけで歯が動くことが難しいので、アタッチメントっていうものが鍋蓋の取手の役割をしてくれます。
歯を動かすために必要不可欠な物になってきます。

アタッチメントの材料は?

アタッチメントの材料はコンポジットレジン(CR)と言われて虫歯の治療の際に詰める材料です。
コンポジットレジン(CR)とは、セラミック粒子と合成樹脂を8:2の割合で合わせた白いプラスチック素材です。
光を当てることで重合し固まる材料です。

見た目はわかりますか?

見た目はどうですか?とよく質問を頂きます。
見た目的には目立たないものになります。
コンポジットレジン(CR)は、天然歯となじみやすい
また、色のバリエーションがあり患者様の歯の色に近しいものを選んで使用するので目立ちにくいです。

アタッチメントの見た目

実際のアタッチメント装着後の写真がこちらです。
前歯にもついていますがほとんど見た目的に目立つものではございません。

アタッチメントの治療法は??

歯並びの設計にもよりますが、歯が動く所にはアタッチメントが付いてきますのでほぼ全ての歯にアタッチメントが設置されることになります。
アタッチメントの装着する治療をする時は1時間ご予約の枠を頂いておりますのでご了承下さい。

治療の手順は

1.歯の表面の清掃
歯の表面の清掃

歯の表面にはバイオフィルムといった細菌の膜が付着しています。もし、そのままアタッチメントを装着してしまうと外れてしまったり接着しなかったりなどが起こってしまいます。

アタッチメントを装着時はまず、歯を磨きバイオフィルムを取り除きます。

2.エッチング塗布
エッチング塗布

歯の表面に滑沢がある状態だとアタッチメントが付きづらくなってしまいます。
エッチングという歯の処理剤を塗布することで滑沢だった歯の表面が凹凸になり
アタッチメントの接着面積を増やすことが出来て外れにくくします。

3.ボンディング塗布
ボンディング塗布

歯の表面に直接コンポジットレジン(CR)は付けることは出来ません。
ボンディングといって歯の表面を処理することで歯にアタッチメントが接着できる準備が完了します。

4.コンポジットレジン(CR)を流し入れる
コンポジットレジン(CR)を流し入れる

アタッチメント専用のマウスピースを使用し、アタッチメント部分にコンポジットレジン(CR)を入れていきます。

5.装着
装着

アタッチメント専用のマウスピースにコンポジットレジン(CR)を入れた後、マウスピースを歯に装着した状態で光によって固めていきます。

6.バリ取り
バリ取り

歯に押し付けて硬化させているので、アタッチメントの形からはみ出した余剰な部分をバリと言います。

ブラックライトを当てるとコンポジットレジン(CR)は青く光るので余剰な部分を丁寧に取り除きます。

バリが残ったまま矯正を進めていくとピッタリはまらなくなるので矯正進行具合に影響が出てきてしまいます。

重要な工程になります。

 

もし、矯正中にアタッチメント外れたらどうしたらいいの?~

矯正中にアタッチメント外れたら

生活中にどうしてもアタッチメントが外れてしまことはあります。

基本的にアタッチメントが外れてしまってもすぐ支障が出るものではありません。
ただ、外れたまま放置してしまうと計画通りに歯が動かないなどトラブルにつながってしまいます。

歯が今、どこが動いているかによって外れたアタッチメントをすぐつける必要があるのか、

まだすぐにつけなくていいのかなど対応が変わってきます。

アタッチメントがとれた場合は、必ず医院にお問い合わせ下さい。

外れたアタッチメントの歯がご自身でわかる場合、教えて頂けましたらどうするべきなのかをお伝えさせて頂きます。

インビザライン マウスピースの外し方

インビザラインマウスピースの外し方

アタッチメントによってマウスピースが非常に外れにくくなります。
外し方は奥から前へ順に浮かせて外していきます。
ただ、アタッチメントは基本的に外側についていますので外側からはマウスピースは取れません。
マウスピースの内側の淵に指や爪を引っかけて外していきます。
ただ、人それぞれでアタッチメントの設計が違うので外しやすさなど変わってきます。
インビザライン治療チームで判断して人それぞれの外し方をしっかり提案しますのでご安心ください。

アタッチメントによるトラブル

1.着色

歯とコンポジットレジン(CR)の境目は着色しやすいです。
出来るだけ着色しやすい物の飲食は控えた方がいいですがもし着色が気になる場合、
当院はエアフローといって着色除去用の機器を導入している為、着色を取ることが可能です。

2.口内炎

アタッチメントの設計にもよりますがアタッチメントの角がある場合、唇や頬の内側に角が当たってしまうことで口内炎になる場合があります。
アタッチメントによる口内炎の場合は薬を塗っていても原因がアタッチメントなので治りません。
アタッチメントが当たっている所を丸める必要がありますのですぐにご連絡下さい。

まとめ

今回はアタッチメントについてご紹介させて頂きました。
インビザライン治療においてすごく重要な治療です。

当院では、ダイヤモンドプロバイダードクターが歯を1本1本0.1mm単位で動かし
歯の動きからアタッチメントを緻密に設計しております。
画像
インビザライン治療における治療はアタッチメント以外にも色々あります。

また、ご紹介させて頂きます。

当院では矯正無料相談を実施していますのでお気軽にお問い合わせくださいあ
詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページをご覧ください。