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虫歯の秘密

虫歯の秘密

2024年5月31日

こんにちは。大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

 

今回は、誰もがなりたくないあの”虫歯”の秘密について詳しく解説いたします!

 

歯並びは、人の印象を大きく左右する重要な要素です。歯並びが整っていると、清潔感や健康的な印象を与え、笑顔もより魅力的に見えます。

近年、多くの人が歯並びの悩みを抱えています。出っ歯、受け口、八重歯、乱ぐい歯などをはじめ歯並びが悪いと見た目の問題は勿論、意外と知られていないのですが、虫歯や歯周病になりやすく、噛み合わせが悪くて顎関節症などの症状を引き起こすこともあります。

歯列矯正は、こうした歯並びのお悩みを解決するための治療法です。矯正装置を使って歯を動かし、歯並びを改善します。

はじめに、虫歯とは?

虫歯とは、口の中にいる細菌が食べかすや飲みかすに含まれる糖質を分解して酸を作り、その酸によって歯の表面のエナメル質が溶けてしまう病気です。エナメル質は体の組織の中で最も硬い組織ですが、酸には弱いため、酸によって溶け出すと修復することはできません。

虫歯が進行すると、エナメル質の内側にある象牙質まで溶け出して、冷たいものや熱いものがしみるようになります。さらに進行すると、歯髄と呼ばれる神経組織まで達し、激しい痛みを感じるようになります。

虫歯は、放置すると歯を失う原因になるだけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、早期発見・早期治療が大切です。

虫歯の原因

虫歯は主に以下の3つの要因が重なって発生します。

  • ミュータンス菌:口の中に住む細菌で、糖質を分解して酸を作り出す。
  • 糖質:食べ物や飲み物に含まれる。
  • 歯の質:唾液の量や質などによって左右される。

虫歯の症状

虫歯の進行度によって、症状は異なります。

  • 初期:歯の表面が白く濁ったり、茶色くなったりする。
  • 中期:冷たいものや甘いものがしみるようになる。
  • 後期:歯に穴が開き、痛みを感じたり、食べ物が詰まったりする。
  • 末期:歯髄(神経)が死んでしまい、激しい痛みを感じたり、歯がぐらぐらしたりする。

虫歯治療

虫歯の治療は、進行度によって異なります。

  • 初期:フッ素塗布や歯磨き指導など。
  • 中期:削って詰め物をする。
  • 後期:神経を取って被せ物をする。
  • 末期:抜歯する。

虫歯予防

虫歯を予防するには、以下のことが大切です。

  • 適切な歯磨き:1日2回、2分以上、歯垢をしっかり落とす。
  • フッ素入り歯磨き粉の使用:フッ素が歯の表面を強化し、酸から守る。
  • 定期的な歯科検診:最低年に2回程度、虫歯の早期発見・早期治療を受ける。

その他

  • 虫歯は、放っておくと歯を失うだけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
  • 虫歯は、早期発見・早期治療が大切です。
  • 虫歯予防のためにも、定期的な歯科検診を受けましょう。

 

当院Youtubeで虫歯のお話を詳しく紹介していますので、是非そちらも併せてご覧ください。

「虫歯の進行度って!?人は何故虫歯になるのか?徹底解説」

歯の構造について

歯の構造について

 

歯は大きく分けて2つの部分からできています。

  • 歯冠:歯茎の上に見える部分
  • 歯根:歯茎の下に埋まっている部分

歯冠はさらに3つの層で構成されています。

  • エナメル質:体の組織の中で最も硬い組織。透明で光沢があり、虫歯菌から歯を守ります。
  • 象牙質:エナメル質の内側にある層。黄色く、エナメル質よりも柔らかい。冷たいものや熱いものがしみるのは、この層が刺激されるからです。
  • 歯髄:象牙質の中央にある神経組織。血管やリンパ管も含まれています。虫歯が進行すると、この層まで達して激しい痛みを感じます。

歯根はセメント質という層で覆われています。セメント質は歯根を歯槽骨に固定する役割を果たします。

歯周組織は歯を支える組織です。歯肉、歯根膜、歯槽骨、セメント質から構成されています。

歯周組織は歯周病によって破壊されます。歯周病は歯を失う原因の第1位です。

歯の構造を理解することの大切さ

歯の構造を理解することは、虫歯や歯周病を予防するために大切です。

  • エナメル質は虫歯菌に弱いため、歯磨きでしっかりと汚れを落とすことが重要です。
  • 象牙質は冷たいものや熱いものがしみやすいので、知覚過敏を防ぐための歯磨き粉を使用するのも効果的です。
  • 歯周組織は歯周病によって破壊されるので、定期的に歯科検診を受け、歯周病の早期発見・早期治療を受けることが大切です。

虫歯の進行度合い

虫歯の進行度合いは、COからC4までの5段階に分類されます。C0は初期虫歯で、C4は末期の虫歯です。進行度合いによって、症状や治療方法が異なります。

虫歯の進行度を表す「C」は、英語で虫歯を意味する「Caries(カリエス)」の略です。数字が大きくなるにつれて、虫歯が進行していることを表します。

CO:初期虫歯

CO:初期虫歯

COの「O」は、英語で「観察」を意味する「Observation」の頭文字。つまり、虫歯のような症状が確認されたものの、まだ治療が必要ない段階の歯を指します。

  • エナメル質のみが溶け出す段階
  • 自覚症状はない
  • フッ素塗布や歯磨き指導で進行を止めることができる

C1:象牙質浅層虫歯

C1:象牙質浅層虫歯

  • エナメル質の内側にある象牙質の浅い層まで虫歯が進行
  • 冷たいものや熱いものがしみる
  • 虫歯の部分を削って詰め物をする

C2:象牙質深層虫歯

C2:象牙質深層虫歯

  • 象牙質の深い層まで虫歯が進行
  • 冷たいものや熱いものがしみ、痛みを感じる
  • 虫歯の部分を削って詰め物やかぶせ物をする

C3:歯髄炎

C3:歯髄炎

  • 歯髄と呼ばれる神経組織まで虫歯が進行
  • 激しい痛みを感じる
  • 根管治療が必要になる

C4:根尖性歯周炎

C4:根尖性歯周炎

  • 歯髄が死んで、歯根の先端にある根尖部と呼ばれる組織に炎症が起こ
  • 歯根の周囲に膿が溜まり、腫れたり、痛んだりする
  • 抜歯が必要になることもある

虫歯の進行速度

虫歯の進行速度は、個人差があります。一般的には、COからC1になるまでに数ヶ月から1年、C1からC2になるまでに1年から2年、C2からC3になるまでに2年から3年かかるとされています。しかし、生活習慣や口腔内の状態によっては、もっと早く進行することもあります。

虫歯を放置するとどうなりますか?

虫歯の進行速度は人によって異なります

虫歯は、放置すればするほど進行し、歯の神経にまで達すると激しい痛みを感じたり、歯を失ったりする可能性があります。しかし、虫歯の進行速度は個人差が大きく、数ヶ月から1年程度で末期(C4)にまで達するケースもあれば、数年放置してもそれほど症状が進行しない人もいます。

なぜ個人差が生じるのか?

  • 口腔内の環境: 歯垢や酸性度、唾液量などの違い
  • 食生活: 糖分の摂取量や食事の頻度
  • 歯磨き習慣: 歯磨きの丁寧さや頻度
  • 歯質: エナメル質の強さや厚さ
  • 年齢: 乳歯は永久歯より進行速度が速い
  • フッ素の使用: フッ素入り歯磨き粉やフッ素塗布

進行速度を左右する要素

虫歯の進行速度は、以下の要素によって大きく左右されます。

食生活

砂糖や酸性食品を頻繁に摂取すると、虫歯菌が酸を生成し、歯を溶かしやすくなります。

口腔ケア

歯磨きやフロスなどの口腔ケアが徹底されていないと、歯垢が溜まり、虫歯菌が増殖しやすくなります。

唾液の量・質

唾液には、歯を洗浄したり、酸を中和したりする作用があります。唾液の量が少ない、または質が悪い人は虫歯になりやすいです。

歯質

歯の質が弱い人は、虫歯菌に抵抗力が弱く、進行が早くなります。

年齢

乳歯は永久歯よりもエナメル質が薄いため、虫歯の進行が早くなります。

虫歯を放置するとどうなる?

虫歯は自然治癒することはなく、放置すれば症状が悪化するばかりです。

  • C1: 歯の表面のエナメル質のみが溶け出す。自覚症状はほとんどない。
  • C2: エナメル質の内側にある象牙質まで進行する。冷たいものや甘いものがしみる。
  • C3: 象牙質がさらに深く侵され、神経に近づく。激しい痛みを感じる。
  • C4: 歯冠が崩壊し、神経も死んでしまう。抜歯が必要になることもある。

早期発見・早期治療が重要

虫歯は早期発見・早期治療が重要です。定期的に歯科検診を受け、虫歯の進行状況を確認しましょう。

 

虫歯菌は死滅させることができるのか?

虫歯菌は、歯を溶かすほど強い酸性環境でも生き続け増殖する非常に頑強な菌です。そのため、通常の方法では容易に殺菌できません。

しかし、歯科医院で販売されている殺菌剤「コンクール」に含まれるグルコン酸クロルヘキシジンは、虫歯菌に対して強い殺菌作用を持つ数少ない薬剤の一つです。

コンクールの殺菌作用は、虫歯菌の細胞膜を破壊することで菌を死滅させます。他の殺菌剤と比べて、虫歯菌に特化した高い殺菌効果を持ち、歯垢中の虫歯菌を効果的に減少させることが可能です。

そのため、コンクールには「虫歯予防」の効能が認められています。

コンクール以外の虫歯予防

コンクールは虫歯予防に効果的な殺菌剤ですが、虫歯予防には以下の点も重要です。

セルフケア

フッ素入り歯磨き粉による歯磨き、デンタルフロスや歯間ブラシによる歯間清掃

プロフェッショナルケア

定期検診、クリーニング、フッ素塗布

食生活の改善

糖分の多い食品や飲み物の摂取控え、これらの対策を組み合わせることで、虫歯菌の増殖を抑制し、虫歯予防効果を高めることができます。

注意点
  • コンクールは医薬品であり、用法用量を守って使用する必要があります。
  • 小さなお子様や妊婦の方、持病のある方は使用前に医師に相談しましょう。
  • 長期間の使用は、口腔内の菌叢バランスを崩す可能性があります。歯科医師と相談しながら使用しましょう。

結論

コンクールは、虫歯菌に対して強い殺菌作用を持つ有効な虫歯予防剤です。しかし、コンクール単独での使用ではなく、他の虫歯予防対策と組み合わせることで、より効果的に虫歯を予防することができます。

 

引用元:

まとめ「手遅れになる前に予防歯科へ」

虫歯は自然治癒することはなく、放置すると進行し、歯を失うことにもつながります。

虫歯にならないためには、日々のセルフケアに加え、定期的に歯科医院で予防歯科を受けることがとても重要です。

手遅れになる前に是非、信頼できる歯医者で予防を受けてください。

 

もりかわ歯科ではもちろん予防歯科にも力をいれております。予防歯科ページをご覧ください。

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虫歯にならないためには歯並びもとても重要です。

無料の矯正相談を受け付けておりますので、ご自身の歯並びが虫歯になりにくい歯並びなのか気になる方は一度お気軽に矯正無料相談にお越しください。

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唾液の秘密

唾液の秘密

2024年5月17日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」が始まりました!

 

初回となる今回は、健康な歯と体の守り神 “唾液”について詳しく解説いたします!

 

唾液は、私たちが健康な生活を送るために欠かせない存在です。しかし、その唾液の重要性を知っている人は意外と少ないのではないでしょうか?

この記事では、歯科医師の目線から唾液について詳しく解説させていただきます。

唾液の役割や分泌量、唾液の減少が招く問題、唾液ケアの方法など、知っておいていただきたい情報を全てお話しいたします!

はじめに、唾液とは?

唾液とは?

唾液の定義と役割

唾液は、耳下腺、顎下腺、舌下腺の3対の主要な唾液腺と、口腔内に多数存在する小唾液腺から分泌される無色透明の液体です。

唾液の主な7つの役割

唾液の主な7つの役割

唾液は、口腔内の健康を守るために重要な役割を担っています。ここでは、唾液の7つの主な役割について、詳しく説明します。

1. 消化作用

唾液には、アミラーゼやマルターゼなどの消化酵素が含まれています。これらの酵素は、デンプンや糖質を分解し、消化吸収を助けます。

アミラーゼ

デンプンを麦芽糖に分解

マルターゼ

麦芽糖をブドウ糖に分解

 

これらの酵素によって、食べ物は消化しやすい状態になり、小腸で効率的に吸収されます。

2. 咀嚼補助作用

唾液は、食べ物を柔らかくし、滑らかにすることで、咀嚼を容易にします。また、食べ物を食塊にまとめることで、飲み込みやすくします。

3. 洗浄作用

唾液は、口腔内の食べかすや細菌を洗い流し、口腔内を清潔に保ちます。また、舌や歯の表面に付着した汚れを落とす効果もあります。

4. 円滑作用

唾液は、舌や歯の動きを滑らかにし、発音や滑舌を良くします。また、義歯を装着している人にとっては、義歯と口腔内の摩擦を軽減する効果もあります。

5. 抗菌作用

唾液には、リゾチームやラクトフェリンなどの抗菌物質が含まれています。これらの抗菌物質は、口腔内の細菌の増殖を抑制し、虫歯や歯周病などの感染症を防ぎます。

6. pH緩和作用

唾液は、酸性やアルカリ性の食物を中和し、口腔内のpHバランスを維持します。口腔内のpHバランスが崩れると、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

7. 保護作用

唾液は、口腔内の粘膜を潤滑し、乾燥や刺激から保護します。また、歯の表面を覆うペリクルを形成し、酸性物質による歯の損傷を防ぎます。

唾液の構成成分

唾液は99%以上が水分で、残り1%以下に無機質と有機質が含まれています。

無機質

カルシウム、リン、カリウム、ナトリウムなどの電解質が含まれています。これらの電解質は、歯の再石灰化や口腔内のpHバランスの維持に役立ちます。

有機質

タンパク質、脂質、糖質、酵素などが含まれています。タンパク質には、抗菌作用や粘膜保護作用を持つものがあります。脂質は、唾液の滑らかさを保ちます。糖質は、味覚の認識やエネルギー源として役立ちます。酵素は、消化や抗菌などの機能を担っています。

一日に分泌される唾液量

成人の場合、1日に約1〜1.5リットルの唾液が分泌されます。唾液の分泌量は、覚醒状態、食事、睡眠などの影響を受け、時間帯によっても変化します。

唾液の三大パワー「健康を守る働き」

唾液の三大パワー

唾液の働きとは?以下のような主に3つの役割を担い、私たちの健康を守ってくれています。

1. 消化機能「食べ物を分解しやすくする」

唾液に含まれるアミラーゼやマルターゼなどの消化酵素は、デンプンや糖質を分解し、消化吸収を助けます。

  • アミラーゼ:デンプンを麦芽糖に分解
  • マルターゼ:麦芽糖をブドウ糖に分解

これらの酵素によって、食べ物は消化しやすい状態になり、小腸で効率的に吸収されます。

2. 抗菌作用「虫歯や歯周病を防ぐ」

唾液には、リゾチームやラクトフェリンなどの抗菌物質が含まれています。これらの抗菌物質は、口腔内の細菌の増殖を抑制し、虫歯や歯周病などの感染症を防ぎます。

  • リゾチーム:細菌の細胞壁を破壊
  • ラクトフェリン:細菌の増殖に必要な鉄を奪う

また、唾液の弱アルカリ性の性質も、虫歯や歯周病の原因となる酸性細菌の増殖を抑制する効果があります。

3. 粘膜保護「口腔内の乾燥を防」

唾液に含まれるムチンなどの粘性物質は、口腔内の粘膜を潤滑し、乾燥や刺激から保護します。

  • ムチン:粘膜の表面に保護膜を形成
  • ヒアルロン酸:粘膜の水分を保持

口腔内の乾燥は、口臭や味覚障害、虫歯や歯周病などのリスクを高めます。唾液は、口腔内を適度に湿らせることで、これらの問題を防ぐ役割を担っています。

唾液不足のサインとリスク、健康への影響

唾液不足のサインとリスク、健康への影響

唾液の分泌量が減少すると、以下のような症状やリスクが考えられます。

唾液不足のサイン

  • 口渇感
  • 口臭
  • 舌の乾燥
  • 粘着性の唾液
  • 飲み込みにくさ
  • 声が枯れる
  • 味覚障害

唾液不足のリスク

  • 虫歯や歯周病の増加
  • 消化不良
  • 口腔内感染症
  • 粘膜の傷や炎症
  • 全身疾患のリスク増加

唾液不足は、口腔内の健康だけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

唾液不足の原因

唾液不足には、加齢、薬の副作用、ストレス、脱水、喫煙、糖尿病などの原因が考えられます。

唾液不足の対策としては、以下の方法が有効です

  • 水分補給を意識する
  • よく噛んで食べる
  • ガムを噛む
  • パロチンを含む食品を摂取する
  • ストレスを解消する
  • 口腔ケアを徹底する
  • 歯科医院で専門的なケアを受ける

唾液を増やすための習慣、日々のケア

唾液の分泌量を増やすためには、以下の習慣が有効です。

1. 水分補給を意識する

唾液の約99%は水分で構成されています。そのため、水分補給を意識することで唾液の分泌量を増やすことができます。

  • 水やお茶をこまめに飲む
  • 水分を多く含む果物や野菜を食べる
  • スープやシチューなどの汁物を食べる

2. よく噛んで食べる

よく噛むことで、味覚刺激が脳に伝わり、唾液の分泌が促進されます。

  • 一口30回以上を目安に噛む
  • 硬い食材を積極的に摂る

3. ガムを噛む

ガムを噛むと、咀嚼運動が刺激され、唾液の分泌が促進されます。

  • キシリトール入りのガムを選ぶ
  • 食後に5~10分程度噛む

4. パロチンを含む食品を摂取する

パロチンは、唾液の分泌を促進する効果がある物質です。

  • チーズ
  • ヨーグルト
  • 梅干し
  • キウイ
  • ナッツ類

5. ストレスを解消する

ストレスは、唾液の分泌を抑制する交感神経を活性化させます。

  • 十分な睡眠をとる
  • 適度な運動をする
  • リラックスできる時間を設ける

6. 口腔ケアを徹底する

口腔内の細菌が増殖すると、唾液の分泌量が減少します。

  • 1日2回の歯磨き
  • フロスや歯間ブラシの使用
  • 定期的な歯科検診

歯科医院での唾液ケア〜専門的なアプローチ〜

歯科医院では、以下のような専門的な唾液ケアを受けることができます。

1. サリバテスト(唾液量の測定)

唾液の量や質を測定することで、唾液不足の程度を診断することができます。

2. 唾液腺マッサージ

唾液腺をマッサージすることで、唾液の分泌を促します。

3. フッ素塗布

フッ素を塗布することで、虫歯予防だけでなく、唾液の分泌を促進する効果もあります。

4. 虫歯・歯周病治療

虫歯や歯周病は、唾液の分泌量を減少させる原因となります。これらの疾患を治療することで、唾液の分泌量を増やすことができます。

唾液が多い人はこんなメリットが!

唾液の量が多い人にはメリットがたくさんあります。以下に代表的なメリットを挙げていますので、ご覧ください。

1. 虫歯や歯周病になりにくい

唾液には、虫歯菌や歯周病菌を抑制する抗菌作用があります。そのため、唾液が多い人は、虫歯や歯周病になりにくいと言われています。

2. 消化吸収が促進される

唾液には、デンプンを分解するアミラーゼや、脂肪を分解するリパーゼなどの消化酵素が含まれています。そのため、唾液が多い人は、消化吸収が促進され、栄養素を効率的に摂取することができます。

3. 口臭が予防できる

唾液には、口臭の原因となる細菌を抑制する抗菌作用があります。そのため、唾液が多い人は、口臭が予防できると言われています。

4. 味覚が敏感になる

唾液は、味覚を感じる味蕾を潤滑し、味覚物質を溶かし出す役割があります。そのため、唾液が多い人は、味覚が敏感になると言われています。

5. 滑舌が良くなる

唾液は、舌を滑らかにし、発音しやすくする役割があります。そのため、唾液が多い人は、滑舌が良くなると言われています。

6. 胃腸の調子が整う

唾液には、胃酸の分泌を抑制する作用があります。そのため、唾液が多い人は、胃腸の調子が整いやすくなると言われています。

7. 肌の乾燥を防ぐ

唾液は、口唇や口腔内の粘膜を潤滑し、乾燥を防ぐ役割があります。そのため、唾液が多い人は、唇や口腔内の乾燥を防ぐことができると言われています。

8. 免疫力が向上する

唾液には、免疫細胞や抗体が含まれており、免疫力を高める効果があります。そのため、唾液が多い人は、免疫力が向上し、感染症にかかりにくくなると言われています。

9. ストレス解消効果がある

唾液を分泌する唾液腺は、副交感神経支配を受けています。副交感神経は、心身をリラックスさせる働きを持つ神経です。そのため、唾液をたくさん分泌することで、ストレス解消効果が期待できます。

10. アンチエイジング効果がある

唾液には、EGFやヒアルロン酸など、アンチエイジング効果を持つ成分が含まれています。そのため、唾液が多い人は、シワやたるみを予防し、若々しい肌を保ちやすくなると言われています。

唾液が多いメリットまとめ

唾液の分泌量は、個人差があります。一般的に、1日に1~1.5リットルの唾液が分泌されますが、人によってはそれ以上、あるいはそれ以下の人もいます。

唾液の分泌量は、加齢、ストレス、薬の副作用、喫煙、脱水などの影響を受けます。また、食後や運動時など、時間帯によっても変化します。

唾液の分泌量が少ない人は、日頃から水分補給を意識したり、よく噛んで食べたり、ガムを噛んだり、パロチンを含む食品を摂取したりすることで、唾液の分泌量を増やすことができます。

また、歯科医院で専門的な唾液ケアを受けることもできます。

唾液について番外編

唾液がめっちゃ出る原因は?

唾液過多症は、口の中に過剰な唾液が溜まる状態を指します。唾液分泌過剰症、流涎症などとも呼ばれ、日常生活に支障をきたす場合もあります。

原因は大きく2つに分けられます。

1. 真性唾液過多症

実際に唾液の分泌量が増加するタイプです。原因としては以下が挙げられます。

  • 口腔内刺激:入れ歯や虫歯などの刺激
  • 消化器系の病気:胃潰瘍、胃十二指腸潰瘍など
  • 神経系の病気:脳梗塞、パーキンソン病など
  • 薬の副作用:抗うつ薬、抗不安薬など
  • 妊娠:ホルモンの影響
  • その他:先天性疾患、遺伝性疾患など

2. 仮性唾液過多症

実際に唾液の分泌量は正常なのにもかかわらず、過剰に感じてしまうタイプです。原因としては下記のような可能性も考えられます。

  • 飲み込み障害:脳卒中、ALS、食道癌など
  • 口腔内乾燥:加齢、シェーグレン症候群など
  • 心因性:ストレス、不安、うつ病など

症状としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 口の中に常に唾液が溜まっている
  • 頻繁に唾を吐き出す必要がある
  • 口が渇く
  • 声が枯れる
  • むせる
  • 食事や会話がしにくい

診断は、問診、唾液量の測定、嚥下機能検査などによって行われます。

治療は、原因によって異なります。真性唾液過多症の場合は、原因となる病気を治療する必要があります。仮性唾液過多症の場合は、飲み込み障害の改善や口腔内乾燥の治療、心因性の場合はストレス解消などが有効です。

日常生活での対策

  • 水分補給をこまめにする
  • よく噛んで食べる
  • ガムを噛む
  • パロチンを含む食品を摂取する
  • ストレスを解消する
  • 口腔ケアを徹底する

唾液過多症は、原因を特定し適切な治療を受けることが重要です。症状が気になる場合は、早めに医師や歯科医師に相談しましょう。

まとめ「唾液を大切に、健康な生活を!」

唾液は、口腔内の健康だけでなく、全身の健康にも重要な役割を果たしています。日々の生活の中で、唾液ケアを意識し、健康な生活を送りましょう。
このブログ記事を通して、患者様に唾液の大切さを理解していただき、日々の生活の中で唾液ケアを実践されることを願っております。

唾液ケアについてもお気軽にもりかわ歯科へご相談ください。

もりかわ歯科「ご予約・お問い合わせ」のページからお気軽にご連絡ください!

マウスピースを両手で持って装着する女性

インビザライン矯正中の食事で気を付けることを詳しく解説!

2023年5月19日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

インビザライン矯正中の食事では治療を妨げないために、硬い食べ物や糖分の多い飲み物を避けなければなりません。また、食後のお手入れも徹底する必要があるでしょう。

今回は、インビザライン矯正中の食事で気を付けることを詳しく解説します。

インビザライン矯正中にマウスピースを付けたまま食事しても大丈夫?

笑顔で食事をする女性

インビザライン矯正は、透明なマウスピースを使用して歯を矯正します。マウスピースを装着したまま食事をしてもいいか、悩む方もいるでしょう。

インビザライン矯正中にマウスピースを付けたまま食事をすることは、絶対にやめてください。食事をする際には、マウスピースを必ず外しましょう。

ここでは、マウスピースを付けたまま食事をすると生じる問題と、予防する方法をご紹介します。

マウスピースを付けたまま食事をすると生じる問題

インビザライン矯正で使用するマウスピースは透明なプラスチックでできており、食べ物や飲み物によって変色することがあります。特に、コーヒーや紅茶などの色の濃い飲み物や、カレーなどの食べ物は、マウスピースに色が付着しやすくなるのです。

また、マウスピースを使用する矯正治療では、マウスピースが歯を覆うため、唾液の自浄作用が十分に働かない可能性があります。そのため、口内を清潔に保つことが非常に重要です。

マウスピースを付けたまま食事をすると、食べ物がマウスピースと歯の間に詰まり、細菌が繁殖しやすくなります。細菌が繁殖すると、虫歯や歯周病のリスクが高まるため注意しましょう。

問題を予防する方法

食事の際には必ずマウスピースを外して、専用のケースに保管しましょう。ティッシュペーパーやペーパータオルで包んで保管する方がいますが、破損や紛失のリスクが高まるため、専用のケースを使用してください。

食事が終わったら、念入りに歯磨きを行いましょう。歯磨きを怠ると、マウスピースに付着した食べ物や細菌が、歯に悪影響を及ぼすことがあります。歯磨きが終わったら、マウスピースも流水で洗浄して装着しましょう。

インビザラインや口腔内を清潔に保つことは、矯正をスムーズに進めるために非常に重要です。

インビザライン矯正中に食べてもいいもの・避けるもの

OK?とNG?の積み木

マウスピースを外して食事を行えば、基本的には食べ物の制限はありません。

しかし、矯正に影響を与えないように避けたほうがいいものもあります。

食べてもいいもの

インビザラインの特徴として、食事の際にマウスピースを外せることが挙げられます。そのため、矯正治療を始める前と同じように食事が可能で、食べ物を制限する必要はありません。

避けるもの

インビザライン矯正では、食事の際にマウスピースを外すため、食べ物の制限はありませんが、避けたほうがいい食べ物はあります。

矯正中の痛みや虫歯などのリスクを下げるために、避けたほうがいい食べ物を以下にご紹介します。

硬い食べ物

歯根膜が敏感になる矯正中は、硬い食べ物を噛むと強い痛みを感じる方が多いです。

痛みを避けるには、硬い食べ物は控えましょう。

糖分の多い食べ物

糖分の多い食べ物は虫歯のリスクを高めます。インビザライン矯正中に虫歯になると、治療期間が延びるだけでなく、マウスピースの再作成が必要になることもあります。

虫歯のリスクを下げるには、糖分の多い食べ物は控え、食事後の口腔ケアをしっかりと行いましょう。

粘着性のある食べ物

ガムなどの粘着性のある食べ物は、食後も歯に残りやすいため注意が必要です。粘着性のある食べ物が歯に付着した状態でマウスピースを装着すると、マウスピースの破損や虫歯の原因になることがあります。

ガムは唾液の分泌を促し、口腔内を清潔に保つ効果がありますが、インビザライン矯正中は避けたほうがいいでしょう。

インビザライン矯正中に飲んでもいいもの・避けるもの

丸とバツが書かれた札

マウスピースを装着していても、飲み物であればなにを飲んでもいいと思われる方も多いです。

しかし、マウスピースの着色や虫歯になることを避けるためには、避けたほうがいい飲み物も存在します。インビザライン矯正中に飲んでもいいものと、避けるものをご紹介します。

飲んでもいいもの

マウスピースの装着中に飲めるものは、基本的には水だけです。無糖の炭酸水であれば飲んでも構いませんが、レモンやオレンジなど柑橘系のフレーバーが加えられたものは酸性度が高いため、虫歯を引き起こす可能性があります。

無糖でも味があるものは、マウスピース装着中に摂取することは避けましょう。

避けるもの

マウスピースの装着中に避けたほうがいい飲み物を詳しく解説します。

甘い飲み物

甘い飲み物とは、ジュースや炭酸飲料、スポーツドリンクなど、糖分が含まれているものです。

マウスピースと歯の間に糖分がとどまり、虫歯のリスクを高めます。マウスピースをつける前に甘い飲み物を摂取した場合は、口をよくすすいでから装着しましょう。

色の濃い飲み物

色の濃い飲み物も、インビザライン矯正中は避けましょう。コーヒーや紅茶、赤ワインなどの飲み物は、マウスピースを変色させる可能性があります。

インビザラインのメリットとして、矯正装置が目立たないことが挙げられますが、マウスピースが変色すると、マウスピースを装着していることを周囲に気付かれるかもしれません。コーヒーや紅茶を飲むときはマウスピースを外し、飲み終わったら口をすすいでから再装着しましょう。

熱い飲み物

熱い飲み物も避けなければなりません。

お湯や熱いコーヒー、紅茶は、マウスピースを変形させる恐れがあります。水を飲むときも、冷水または常温の水を選びましょう。

飲食後は必ず歯磨きをしよう!

鏡を見ながら歯磨きをする女性

飲食後に歯磨きを怠ると、食べかすがついたままマウスピースを装着することになります。食べかすがついたままマウスピースを装着すると、細菌が繁殖しやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。インビザライン矯正中のトラブルを防ぐには、歯磨きが非常に重要です。

唾液には口腔内の細菌の繁殖を抑える働きがありますが、マウスピースを装着していると、唾液が歯と直接触れることが減るため、自浄作用が低下します。唾液中のカルシウムやリン酸が歯の表面に沈着し、エナメル質を再び硬くする現象を再石灰化といいますが、マウスピース装着中は再石灰化作用も十分に働きません。

虫歯や歯周病が発生すると矯正治療を一時的に中断し、治療を優先するため、矯正期間が延びる可能性があります。矯正治療の効果や仕上がりに影響を与える場合もあり、患者さまにとっても不本意な結果になりかねません。

適切なケアを心がけることで、矯正治療が円滑に進み、最大限の治療結果を期待できます。矯正期間中も健康な口腔環境を維持しましょう。

インビザライン矯正中に気をつけるべきことは、以下のとおりです。

・食後の歯磨き

・マウスピースの洗浄

・定期的な通院

それぞれ解説します。

食後の歯磨き

インビザライン矯正中の食後は、必ず歯磨きを行って口腔内を清潔に保ちましょう。

適切な口腔ケアを心がけることで、インビザライン矯正中の虫歯や歯周病を防ぎ、効果的な矯正治療が期待できます。歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシを使って歯と歯の間のケアも行いましょう。

マウスピースの洗浄

マウスピースも定期的に洗浄し、細菌の繁殖を防ぐことが大切です。

マウスピースの洗浄方法は、手指や歯ブラシを使って汚れを落とし、水で洗い流します。強い力を加えるとマウスピースが破損する恐れがあるため、やさしく丁寧に扱いましょう。

定期的な通院

インビザライン矯正中は、定期的に歯科医院での診察を受けることが重要です。

歯科医師による検診で、虫歯や歯周病の早期発見につながり、適切な処置を迅速に行えます。治療中の問題が早期に発見されることで、矯正期間の延長を防ぐことができるでしょう。

インビザライン矯正中の外食時に気を付けること

カフェで雑談しながら食事する3人の女性

外食時は自宅と違って、歯磨きやマウスピースの洗浄ができないこともあるでしょう。

しかし、治療を効果的に進めるには、外食時でも歯磨きなどのお手入れをしっかりと行うことが大切です。

インビザラインを外したら専用ケースに入れる

食事の際はマウスピースを外しますが、ティッシュペーパーなどに包むとゴミと一緒に捨ててしまう危険性があります。そのままの状態やティッシュペーパーなどに包んだ状態でバッグやポケットに入れると、紛失や破損する危険性があるため、やめましょう。

インビザライン専用のケースに保管すれば、紛失や破損のリスクを避けることが可能です。専用ケースは、マウスピースのサイズに合った形状のため、インビザラインをしっかりと保護してくれます。ケースに入れていれば一目でインビザラインであることがわかるため、間違って捨てることもありません。

専用ケースは少々かさばるかもしれませんが、外出時にも必ず持ち歩きましょう。インビザラインを安全に保管し、紛失や破損から守ることができます。また、日常的にインビザラインを丁寧に管理する習慣をつけることで、矯正治療をスムーズに進めることができるでしょう。

インビザラインを装着する前に歯磨きをする

食事をすると食べかすが口腔内に残りますが、そのままにしていると細菌が繁殖しやすくなります。また、食事をすることで、口内環境が一時的に酸性に傾き、虫歯の原因となる細菌の活動が活発になります。

通常であれば、唾液の働きによって口内環境は中性に戻されますが、インビザラインを装着していると唾液が歯に直接触れにくく、酸性の状態が長く続くでしょう。唾液には食べかすを洗い流す、歯の再石化を助けるなどの自浄作用があります。

しかし、マウスピースに覆われた歯は、唾液の作用を十分に受けられません。そのため、食べかすを歯に残したままマウスピースを装着すると、虫歯や歯周病になるリスクが高まるのです。

食後は必ず歯磨きをして、食べかすを取り除くことが大切です。歯間ブラシやデンタルフロスを使用して、歯ブラシだけでは届かない歯間部分の掃除も忘れずに行いましょう。外出時など、時間をかけて歯磨きを行うことが難しい場合は、就寝前のみでもいいので歯間ブラシやデンタルフロスを使って清潔にしましょう。

食後に時間が取れず歯磨きができない場合は、なるべく早く歯を磨くように心掛けてください。歯磨きができなくても、食後にしっかりと口をゆすぐことで一部の食べかすは取り除けます。

食後の歯磨き・うがいを習慣化することで、インビザラインの効果を最大限に引き出し、虫歯や歯周病から歯を守ることができるのです。

インビザラインを外したら装着する前に洗浄する

食後の口腔内に残った食べかすや細菌は歯磨きによって取り除かれますが、マウスピースが汚れたままだと、細菌が再び歯に付着して繁殖する可能性があります。マウスピースを定期的に洗浄しないと、細菌によって不快な臭いも発生します。

細菌の増殖を予防するには、歯磨きを行うと同時にマウスピースも洗浄することが大切です。流水でマウスピース全体をよく洗いましょう。マウスピースを洗う際、お湯を使うのは避けてください。お湯はマウスピースを変形させる可能性があります。

基本的にマウスピースは指で洗浄するのが望ましいですが、歯型の細かい溝は歯ブラシを使うと、よりきれいに汚れを落とせます。

ただし、歯磨き粉を使うのは避けましょう。歯磨き粉には研磨剤が含まれていることが多く、マウスピースに細かな傷をつける可能性があります。

まとめ

洗面台に置かれたマウスピースとケアグッズ

インビザライン矯正中は、マウスピースの装着中に食事ができない、飲めるものは水のみなど、さまざまな制限があります。

しかし、インビザラインを外せば、ほとんど食事に制限はありません。基本的に自由に食事をして問題ないですが、食後の歯磨きは徹底しましょう。インビザラインを外して食事をしても、糖分や食べかすが付着したままマウスピースを装着すると、マウスピースの破損や、虫歯・歯周病のリスクを高めます。虫歯や歯周病などのトラブルを避けるには、食後の歯磨き・インビザラインの洗浄を必ず行いましょう。

インビザラインでお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

歯の虫歯治療を受ける女性の口元

マウスピース矯正中に虫歯が見つかったら!矯正中に虫歯になりやすい理由や予防ついて解説!

2023年3月5日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

マウスピースなどの歯科矯正は、長期にわたり器具を装着しなければなりません。そのため、矯正していない歯と比較すると、多少虫歯になりやすい状態であるといわれています。

しかし、マウスピース矯正中の虫歯は適切なケアを行うことで予防することができます。

今回は、安心して矯正ライフを過ごせるよう、マウスピース矯正中の虫歯予防についてわかりやすく解説していきます!

マウスピース矯正前に虫歯が見つかったら

水色の背景の前で両手を口元に当てて驚いている女性

マウスピース矯正を行うにあたり、まずはお口のチェックを行います。虫歯があるとわかった場合、虫歯治療が終了してからマウスピース矯正を行います。

「マウスピース矯正と虫歯治療を同時に始めてはいけないのか」と思う方もいるでしょう。なぜ虫歯治療が優先されるのでしょうか。

マウスピース矯正は、もともとの歯並びや歯の形のデータに沿って治療計画を立てたうえで、マウスピースを選択していきます。そのため、虫歯治療を終えた歯に合わせて治療計画を立てていかないと、途中で歯の形や歯並びが変わってしまい、治療がスムーズにいかなくなるリスクがあります。また、虫歯は早期治療が大切であるため、まずは虫歯治療を優先し、口腔内を清潔にしたうえでマウスピース矯正を行っていく必要があるのです。

マウスピース矯正中に虫歯が見つかったら

白い背景の前で人差し指を立てた右手を顎に当てて考えている女性

マウスピース矯正には、5か月~2年程度の治療期間が必要といわれています。

マウスピース矯正中に虫歯ができてしまった場合、虫歯の進行度によって対応が変わります。例えば、虫歯が初期段階で、治療によって歯の形が大きく変わることがない場合は、虫歯の治療中のみマウスピースを外し、治療が終了したら再度装着することで矯正に影響することなく虫歯治療を行うことができます。

しかし、虫歯が進行してしまっている(抜歯が必要など)場合は、マウスピース矯正を一度中断して虫歯治療を優先することがあります。

もし、マウスピース矯正と違う痛みがあったり、見た目に変化があったら、早めに歯科医師に相談しましょう。せっかく始めたマウスピース矯正が中断とならないためにも、虫歯予防をしっかり行っていくことが大切です。

マウスピース矯正中に虫歯になりやすい理由

ピンクの背景の前に歯磨き粉で描かれたクエスチョンマークがある

マウスピース矯正は、基本的に1日20~22時間以上の装着を推奨しており、長時間装置を装着する必要があります。

歯が長時間マウスピースに覆われている状態となるため、唾液に触れる時間が短く、唾液による自浄作用が得られにくくなります。また、マウスピースと歯の間に食べかすなどが入ることで、歯を長時間汚染してしまい、虫歯になりやすくなるのです。マウスピースが清潔に保たれていないと、口腔内が常に汚染された状態になり虫歯菌が増えてしまいます。

しかし、マウスピース矯正は自身で取り外すことができるため、ワイヤー矯正などと比較すると虫歯になりにくいとされています。適切なケアを身に付けて、虫歯を予防していきましょう。

マウスピース矯正中の虫歯予防

デンタルフロスを口に咥えている女性

マウスピース矯正中の虫歯の予防方法は、以下の6つです。

飲食中はマウスピースを外す

飲食する際には必ずマウスピースを外しましょう。

マウスピースを装着したまま飲食をしてしまうと、食べかすや糖分が歯とマウスピースの間に残ってしまい、虫歯になりやすくなります。糖分の入っていない水などを飲む際はマウスピースを外さなくても問題ありませんが、ジュースは糖分が多いため、面倒であっても適宜外して飲むことが大切です。

飲食の際にマウスピースを外すことで、マウスピースへの食べかすや糖分の付着を防げるため習慣付けていきましょう。

積極的に水を飲む

長時間マウスピースを装着していることで、歯が唾液に触れにくくなり、口腔内全体に唾液が充満しにくくなります。そのため、マウスピース矯正中に「口が乾く」といった症状を訴える方も多く見られます。

唾液が充満せず口が乾いた状態だと、唾液による殺菌作用や自浄作用が得られなかったり、乾燥により虫歯菌などの菌が繁殖しやすくなったりします。乾燥を防ぐためには、水をこまめに飲むことが大切です。水をこまめに飲むことで、口腔内の乾燥を防げ、体内に水がしっかり吸収されることで、唾液分泌の促進にもつながります。

マウスピース矯正中は、ふだんよりも意識して水を摂取することが虫歯予防につながります。

マウスピース装着前は歯磨きをする

マウスピースを再び装着する際は、必ず歯磨きをしましょう。

汚れた状態の歯にそのままマウスピースを装着してしまうと、歯に唾液が届かず、虫歯ができやすくなります。また、装着前に歯磨きをしないと、マウスピース自体も汚れる原因になるため習慣付けていきましょう。

デンタルフロスや歯間ブラシを使用する

デンタルフロスや歯間ブラシを用いて、歯と歯の間をきれいに掃除しましょう。

歯ブラシと併用して使用することで、歯垢除去率を上げることができ、虫歯予防につながります。

フッ素塗布をする

フッ素は、菌の増殖を予防し歯を強くするため、虫歯だけでなく歯周病の予防などにも役立ちます。

フッ素入りの歯磨き粉や、歯科医院にてフッ素塗布をすることで、マウスピース矯正中の虫歯予防に努めていきましょう。

マウスピースのお手入れをする

日常的にマウスピースのお手入れをすることで、マウスピースの汚れや口腔内の細菌繁殖を防ぐことができます。

マウスピースのお手入れ方法について、以下に説明していきます。

毎日のお手入れ方法

マウスピースを外し、常温かぬるま湯の水道水で流します。60度以上の熱いお湯を使用すると、マウスピースが変形してしまう恐れがあるため、注意が必要です。

清潔な指や口腔用スポンジブラシ(毛先のやわらかい歯ブラシでも可)を使用して、マウスピース全体を優しく洗っていきます。この際に、歯磨き粉は基本的には使用しません。歯磨き粉には研磨剤(スクラブ)という成分が含まれていることが多く、マウスピースが傷付くことで細菌が繁殖したり破損につながるためです。使用する場合は研磨剤の入っていないものを選びましょう。

最後にまた水道水で流してお手入れは終了です。

お手入れ後、ケースに入れて保管する場合は、マウスピースをしっかり乾燥させることで細菌の繁殖を防げるでしょう。1つのマウスピースは1~2週間程度で交換します。

洗浄剤を用いたお手入れ方法

上記のお手入れだけでは汚れが気になるという方は「マウスピース専用」の洗浄剤を用いたお手入れ方法がおすすめです。マウスピース専用の洗浄剤を使用してお手入れを行うことで、菌の繁殖を予防やマウスピースの着色予防につながります。

マウスピース専用の洗浄剤は、タブレットタイプや泡タイプ、スプレータイプなどがあります。それぞれ値段や使用頻度、使用方法が異なるため、自分に合ったものを選択しましょう。

タブレットタイプ(漬けおきタイプ)は、お湯にタブレットを入れて、マウスピースを漬け置きするものです。コップなどを漬け置きしておく場所が必要になるため、家庭内での洗浄に向いています。

一方、泡タイプとスプレータイプは、マウスピースに吹きかけて使用します。漬け置きする場所が不要なので、外出先での洗浄に向いているでしょう。泡タイプとスプレータイプは手軽にお手入れが完了しますが、洗い方によっては隅々までお手入れが行きわたらない可能性があります。用途によって使い分けることが重要です。

また「入れ歯用の洗浄剤を使いたい」という方もいるでしょう。入れ歯用の洗浄材は、商品によってはマウスピース用の洗浄剤よりも洗浄作用が強力であり、マウスピースへの使用が推奨されていないものもあります。入れ歯用の洗浄剤を使用する場合は、歯科医師や歯科衛生士に相談しましょう。

まとめ

水色の背景の前にタオル、コップ、歯ブラシ2本が置かれている

今回は、マウスピース矯正前や矯正中の虫歯予防や虫歯になってしまったときの対処法について説明しました。マウスピース矯正は、適切なケアを行えば、ほかの矯正方法と比較して虫歯になりにくいといわれています。適切なケアを身に付け、虫歯にならないように矯正治療を行っていきましょう。

マウスピース矯正に少しでも興味がございましたら、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にお気軽にご相談ください。