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歯列矯正のメリット・デメリット

歯列矯正のメリット・デメリット

2024年6月21日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

 

今回は、”歯列矯正のメリット・デメリット”について詳しく解説いたします!

 

歯並びは、人の印象を大きく左右する重要な要素です。歯並びが整っていると、清潔感や健康的な印象を与え、笑顔もより魅力的に見えます。

近年、多くの人が歯並びの悩みを抱えています。出っ歯、受け口、八重歯、乱ぐい歯などをはじめ歯並びが悪いと見た目の問題は勿論、意外と知られていないのですが、虫歯や歯周病になりやすく、噛み合わせが悪くて顎関節症などの症状を引き起こすこともあります。

歯列矯正は、こうした歯並びのお悩みを解決するための治療法です。矯正装置を使って歯を動かし、歯並びを改善します。

 

歯列矯正治療とは

歯列矯正治療とは

歯列矯正治療は、不正咬合と呼ばれる歯並びや噛み合わせが悪い状態を改善するための治療です。

具体的には、矯正装置を使って歯や顎の骨に力をかけてゆっくりと動かして、歯並びと噛み合わせを治していきます。

歯列矯正のメリット

歯列矯正のメリット

歯並びが良くなることで、審美面や機能面、健康面など、様々なメリットがあります。

1. 審美面

  • 笑顔に自信が持てる
    悪い歯並びでは人前で笑うのが恥ずかしくなったり、口元を手で隠したりしてしまうことがあります。歯並びが良くなると、笑顔に自信が持てるようになります。
  • 顔立ちが整って見える
    歯並びが整っていると、顔全体のバランスが整って見えるようになります。
  • 第一印象が良くなる
    人は初めて会った人の顔をよく見ると言われています。いい歯並びで、清潔感や好感度の高い印象を与えることができます。

2. 機能面

 

  • 噛み合わせが良くなる
    歯並びが悪いと、食べ物がうまく噛めなかったり、顎関節に負担がかかります。歯並びが良くなると、噛み合わせが改善され、食べ物がスムーズに噛めるようになります。また、顎関節への負担も軽減されます。
  • 発音が良くなる
    歯並びが悪いと、サ行やタ行などの発音がしにくくなることがあります。しかし、歯並びが良くなると、発音が良くなり、滑舌が良くなります。
  • 口呼吸が改善される
    歯並びが悪いと、口呼吸になりやすくなります。口呼吸は、虫歯や歯周病の原因となるだけでなく、口臭の原因にもなります。しかし、歯並びが良くなると、口呼吸が改善され、虫歯や歯周病、口臭のリスクを減らすことができます。

3. 健康面

 

  • 虫歯や歯周病になりにくくなる
    歯並びが悪いと、歯磨きが難しくなり、虫歯や歯周病になりやすくなります。しかし、歯並びが良くなると、歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを減らすことができます。
  • 顎関節症の予防・改善
    歯並びが悪いと、顎関節に負担がかかり、顎関節症の原因となることがあります。しかし、歯並びが良くなると、顎関節への負担が軽減され、顎関節症の予防・改善に役立ちます。
  • 全身の健康にも良い影響を与える
    噛み合わせが悪いと、消化不良や肩こり、頭痛などの原因となることがあります。しかし、歯並びが良くなると、噛み合わせが良くなり、これらの症状の改善に役立ちます。

歯列矯正治療のデメリット

大人になってからの矯正のデメリットは?

大人になってからの矯正は、小児矯正に比べていくつかのデメリットがあります。

1. 治療期間が長くなる

大人の場合は、骨や歯周組織の代謝が低下しているため、歯を動かすのに時間がかかります。そのため、小児矯正に比べて治療期間が長くなります。一般的には、小児矯正が1.5~2年なのに対し、大人矯正は2~3年程度かかります。

2. 痛みを感じる

子供は痛みに対する感受性が低いため、大人よりも痛みを感じにくいと言われています。一方、大人になると痛みに対する感受性が高いため、痛みを感じやすいと言われています。ただし、痛みには個人差があり、中には強い痛みを感じる人もいます。

3. 費用がかかる

大人矯正は、小児矯正に比べて費用がかかります。これは、大人矯正の方が治療期間が長くなり、使用する装置の種類や数が増えるためです。また、虫歯や歯周病などの治療が必要な場合もあります。

4. 抜歯が必要になる場合がある

歯並びによっては、歯を動かすために抜歯が必要になる場合があります。抜歯は歯を失うことになるため、抵抗を感じる人もいるでしょう。

5. 装置が目立つ

矯正装置には、金属製のブラケットやワイヤーを使用するものと、透明なマウスピースを使用するものがあります。金属製の装置は目立ちますが、透明なマウスピースであれば目立ちにくい程度です。

6. 虫歯や歯周病のリスクが高まる

矯正装置を装着していると、歯磨きが難しくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。そのため、矯正中は特に念入りな口腔ケアが必要です。

7. 後戻りしやすい

子供は成長期のため、顎の骨がまだ発達段階であり、歯の周りの組織が柔軟です。そのため、歯を動かした後の安定性が高く、後戻りしにくいと言われています。一方、大人になると顎の骨が固まっているため、歯を動かした後の安定性が低くなり、さらに治療期間も長くなることで後戻りしやすいと言われています。

 

このように、歯列矯正治療ではメリットだけでなくデメリットも存在します。

これらの問題点はとくに従来の治療方法でみられるもので、もりかわ歯科ではマウスピース矯正の中でもデメリットの少ない「インビザライン矯正」を推奨しております。

もりかわ歯科でおこなう「インビザライン矯正」

インビザライン矯正とは、従来のブラケットやワイヤーを使用せず、透明なプラスチック製のアライナー(マウスピース)を用いて歯の位置を調整する矯正方法です。

目立たない、取り外しができる、痛みが少ない、といったメリットがあります。

インビザライン矯正の代表的な特長

インビザライン矯正の代表的な特長

目立たない

透明なマウスピースを装着するため、近距離でじっくり見ないと分からない程目立ちません。

取り外しができる

食事や歯磨きなどの際には自由に外せるため歯磨きがしやすく、口腔内を清潔に保てます。

虫歯・歯周病のリスクが低く、金属アレルギーの心配もない

自由に取り外せるマウスピース型のため、歯磨きがしやすく、虫歯や歯周病のリスクを低減できます。また歯科用のプラスチックで作られているため、金属アレルギーの方でも安心して治療を受けられます。

計画的・段階的に歯を動かせる

3Dシミュレーションで治療計画を確認できるため、計画的・段階的に歯を動かすことができます。

痛みが少ない

マウスピースが少しずつ力を加えることで歯をゆっくりと動かしていくため、痛みはあまり感じません。

もりかわ歯科のインビザライン矯正

インビザライン社 ダイヤモンドプロバイダー認定

もりかわ歯科では様々な症例の治療実績が認められ、全国に約1%しかいないと言われる「ダイヤモンドプロバイダー」に認定されました。

当院はインビザライン社の矯正用マウスピースを用いて、インビザライン認定医師が治療します。

もりかわ歯科はダイヤモンドプロバイダー認定

カウンセリングは無料

もりかわ歯科はインビザライン矯正を検討されている方へ、現在の歯の状態を把握するため無料でのカウンセリングを行っています。

患者様の歯並びに関するお悩みや、マウスピース矯正に関するご質問などもお気軽にご相談いただけます。

5年間の長期保証

「マウスピースを紛失してしまった」「マウスピースを規定時間装着していなかった」などの理由で、計画通りに治療が進行しなかった場合でも、治療開始日から5年以内であればマウスピースの作り直しをいたします。もちろん保証内ですので、別途費用は発生いたしません。

 

※ 片顎や部分的な矯正の場合は保証期間に入りません。

※ メーカーの規定変更などの理由により予告なく終了する場合がありますのでご了承下さい。

「インビザライン矯正」治療のながれ

もりかわ歯科ではお客様のお悩みやご要望に応じて、丁寧な説明を心がけております。

1. 初診相談

インビザライン認定医師と相談し、検査を行います。

歯並びや噛み合わせの状態、虫歯や歯周病などの口腔内の状態を詳しく調べ、インビザライン矯正が適しているかどうかを診断します。

2. 診断・治療計画の作成

検査結果に基づいて、診断と治療計画を作成します。

治療期間や費用、使用するマウスピースの種類などを説明します。

患者さまと相談しながら、治療計画を決定します。

3. 型取り

歯列矯正後の歯並びをシミュレーションするために、歯型を取ります。

デジタルスキャンやCTスキャンを用いて、精密な型取りを行います。

4. シミュレーション

歯列矯正後の歯並びをシミュレーションします。

3D画像で治療後の歯並びを確認することができます。

シミュレーション結果に基づいて、マウスピースを製作します。

5. マウスピースの装着

製作したマウスピースを装着します。

最初のマウスピースは、歯を少しずつ動かすために、弱い力で作られています。

6. 定期的な通院

定期的に通院し、マウスピースの交換と調整を行います。

歯を少しずつ動かすため、約2週間ごとに調整した新しいマウスピースに交換します。

7. 治療完了

歯並びや噛み合わせが正常になったら、治療完了です。

治療期間は、症例によって異なりますが、一般的には2〜3年程度です。

8. 保定

治療後も、後戻りを防ぐために保定装置を装着する必要があります。

保定装置は、歯並びを安定させるために、数ヶ月〜数年程度装着します。

 

もりかわ歯科では無料の矯正相談を行っております

インビザライン矯正は治療段階はもちろん、治療前の計画も同じくらい大切です。

どこで診てもらっても良いわけではございません!

数多くの症例を治療している実績のあるもりかわ歯科でまずは無料診断を受けてみてください。

もりかわ歯科のホームページで矯正相談の1日の流れがわかるコラムを公開しております。一度「矯正相談の1日に密着してみた」コラムをご覧いただき、無料でもいかにしっかり診断させていただくかをご覧ください。

もりかわ歯科はダイヤモンドプロバイダー認定

歯列矯正で人生100歳時代を快適に

世界に類を見ないほどのスピードで高齢化社会に突入している日本ですが、生活の中での楽しみは「お食事」であり、家族やご友人と一緒に過ごす大切な時間だと思います。

 

半世紀以上に渡り地域に根ざした医療法人甦歯会もりかわ歯科は、これからも高齢者からお子さまのお口の健康をサポートしてまいります。

 

歯列矯正をご検討される方は勿論、治療中でも歯列矯正について不安がある方も遠慮なくご相談ください。

 

まずは無料診断にお越しください。きっと満足いただけると思います。

矯正無料相談

もりかわ歯科「ご予約・お問い合わせ」のページからお気軽にご連絡ください!

マウスピースを持って笑う女性

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースと抜歯をするメリット!

2023年10月11日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースは、虫歯や歯周病がある場合や、前歯が大きく突出している場合などが挙げられます。

今回は、マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースやマウスピース矯正で抜歯をするメリット・デメリットなどをご紹介します。マウスピース矯正で歯を動かす仕組みも解説するので、ぜひ参考にしてください。

マウスピース矯正で歯を動かす仕組み

顎に手を当てて考える白い服の女性

マウスピース矯正では、形状の異なるマウスピースを複数作成し、治療計画に沿って交換することで歯を動かします。適度に歯に力がかかるように、40〜50枚のマウスピースを装着して理想の歯並びを目指すのが一般的です。

基本的にマウスピースの交換は1〜2週間に一度行い、一度使用したマウスピースを再度使用することはありません。

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケース

歯科医院で抜歯された歯を拡大する

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースは、以下のとおりです。

・虫歯や歯周病がある

・前歯が大きく突出している

・歯並びがガタガタしている

・上の前歯よりも下顎が前に出ている

それぞれ解説します。

虫歯や歯周病がある

重度の虫歯や歯周病がある場合は、抜歯が必要になるでしょう。歯の神経を抜くだけでは治らないほど虫歯が悪化している場合や、歯周病が重症化して歯茎や歯槽骨が弱くなっている場合などは、抜歯を行います。

マウスピース矯正に限らず歯列矯正では、歯や顎の骨に負荷がかかります。重度の虫歯や歯周病があると、治療途中で歯が抜け落ちるリスクがあるので、治療前に抜歯をするのです。

前歯が大きく突出している

前歯が大きく突出しているケースも、抜歯が必要になることがあります。前歯が大きく突出している場合は、歯がきれいに並ぶためのスペースが足りていません。抜歯によってスペースを確保する必要があります。

前歯が大きく突出してしまう原因としては、幼少期のおしゃぶりの使用や指しゃぶりの癖、口呼吸などが挙げられます。可能であれば改善しましょう。

前歯の突出度合いによって、抜歯が必要かどうかは異なります。事前に歯科医師に確認するとよいでしょう。

歯並びがガタガタしている

歯並びがガタガタしている叢生をマウスピース矯正で治療する場合、抜歯が必要になることがあります。叢生は、歯が正しい位置に生えるためのスペースが足りていないことが原因の場合が多いです。きれいに並ぶスペースが足りないことで、歯が重なり合って生える、ねじれて生えるなど、叢生になります。

顎が小さい場合や、顎のサイズに対して歯が大きい場合なども、叢生になることがあるでしょう。

軽度の叢生の場合は抜歯が必要ないこともあるので、事前に確認しましょう。

上の前歯よりも下顎が前に出ている

上の前歯よりも下顎が前に出ている反対咬合をマウスピース矯正で治療する場合、歯を動かすスペースを確保するために抜歯が必要になります。反対咬合は、上下の噛み合わせが反対になっている状態で、受け口ともよばれます。

マウスピース矯正では対応できず、ワイヤー矯正や外科手術などが必要になることもあるでしょう。

マウスピース矯正で抜歯をするメリット・デメリット

merit demeritと書かれた看板が建てられている

マウスピース矯正で抜歯をするメリット・デメリットをご紹介します。マウスピース矯正を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

抜歯をするメリット

マウスピース矯正で抜歯をするメリットは、以下のとおりです。

・歯が動きやすくなる

・顎や顔の輪郭に悪影響が出にくい

・複雑な症例でも治療できる

それぞれ解説します。

歯が動きやすくなる

マウスピース矯正で抜歯を行う最大のメリットは、歯が動きやすくなることです。歯を1本抜歯するだけで、歯を動かせるスペースを大きく確保できます。重度の出っ歯や叢生などの治療が可能になる場合もあるでしょう。

歯を動かせるスペースが大きくなれば、確実に歯が移動します。治療計画どおりに歯を動かせるので、治療計画が立てやすく、スムーズに治療を進められるでしょう。

顎や顔の輪郭に悪影響が出にくい

マウスピース矯正で抜歯をすると、治療完了後に顎や顔の輪郭などに悪影響が出にくいです。例えば、歯のスペースがあまりない状態で抜歯をせずに矯正を進めた場合、前歯が前に押し出されて口元が盛り上がるリスクがあるでしょう。

歯並びだけを重視してマウスピース矯正を進めると、顎や顔の輪郭に悪影響を与えます。歯が移動するスペースが少なく歯科医師から抜歯を勧められた場合は、抜歯をしたほうがよいでしょう。

複雑な症例でも治療できる

抜歯をすると歯を動かすスペースを確保できるので、複雑な症例でも治療できます。抜歯をすることで治療可能になる複雑な症例は、以下のとおりです。

・重度の叢生

・出っ歯

・受け口

ガタつきが多い歯並びでも、抜歯をすることで理想の歯並びを目指せるでしょう。

抜歯をするデメリット

マウスピース矯正で抜歯をするデメリットは、以下のとおりです。

・身体への負担が大きい

・費用がかかる

・治療期間が延びる

それぞれ解説します。

身体への負担が大きい

抜歯をすると、身体への負担が大きくなります。抜歯が必要なほど使えなくなった歯であれば問題ありませんが、健康な歯を抜くことに抵抗がある方もいるでしょう。身体的にも大きな負担がかかります。

抜歯後は、激しい運動ができない、湯船に入れないなど、生活の制限もあります。抜歯をすることで、骨や神経を傷つけるリスクもあるでしょう。

費用がかかる

抜歯をするには、費用がかかります。マウスピース矯正を進めるうえで健康な歯を抜く場合は保険が適用されず、1本あたり15,000円程度かかるでしょう。

マウスピース矯正の費用とは別で抜歯の費用がかかる歯科医院も多いので、事前に確認することが重要です。

治療期間が延びる

抜歯をすると、抜歯した部分の傷口を治す必要があります。抜歯をしない場合と比較すると、治療期間が延びるでしょう。

また、抜歯をするということは、歯を大きく動かす必要があるということです。歯の移動距離が大きい場合も、治療期間が延びやすいです。

矯正治療後は、保定装置を装着して後戻りを防ぐ期間が必要になります。保定期間は矯正治療にかかった期間と同程度とする歯科医院も多いので、矯正治療にかかる期間が延びると保定期間も延びるでしょう。

矯正治療にかかるトータルの期間が長期化する可能性があります。

どのタイミングで抜歯をする?

歯科医院で治療を受ける女性患者

マウスピース矯正において抜歯をするタイミングは、歯並びや治療計画によって異なります。基本的には、マウスピース矯正を開始する前に抜歯を行うでしょう。

特に、親知らずを抜かずに矯正治療を進めると、歯が動きにくいです。親知らずがある場合は矯正治療前に抜歯するでしょう。

出っ歯の場合は、歯並びを整えてから抜歯をするケースも多いです。治療中のトラブルを避けるためにも、事前に治療計画を確認しましょう。

まとめ

両手でマウスピースをもって装着する女性

今回は、マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースや、マウスピース矯正で抜歯をするメリット・デメリットなどをご紹介しました。

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースは、虫歯や歯周病がある、前歯が大きく突出しているなどが挙げられます。抜歯をするデメリットは、身体への負担が大きい、費用がかかる、治療期間が延びるなどが挙げられるでしょう。

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースやメリット・デメリットを理解したうえで、治療方法を決定しましょう。

マウスピース矯正を検討している方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

マウスピースをはめて笑う女性

インビザライン治療では歯を削る必要がある?メリットを解説!

2023年10月4日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

インビザラインは、マウスピースを使って歯並びを整える矯正治療ですが、歯を削る処置が必要になることがあります。健康な歯を削ることに抵抗がある方もいるのではないでしょうか。

今回は、インビザライン治療で歯を削る理由や、メリット・デメリットなどを解説します。歯を削る量や痛みなども解説するので、歯を削ることに不安がある方はぜひ参考にしてください。

インビザライン治療では歯を削る必要がある?

歯科医院で治療を受ける男性患者

インビザライン治療では、歯並びや歯の形などによって歯を削る処置が必要になることがあります。歯を削る処置は、IPRやディスキングとよばれ、インビザラインだけでなく矯正治療全般で行われる処置です。

歯を削ると聞くと、虫歯治療のように大きく削るイメージをもつかもしれません。

しかし、インビザラインで行う歯を削る処置は、紙やすりや機械で歯の側面を研磨するというイメージが近いといえます。

虫歯治療などで大きく歯を削ると、歯の寿命が縮む可能性や、しみるなどの症状が現れる可能性があります。インビザラインで削る歯の量はごくわずかなので、歯に与える影響は限りなく少ないでしょう。

インビザライン治療で歯を削るのはなぜ?

歯科医院でカウンセリングを受ける女性

ガタガタした歯並びや、出っ歯など、歯並びが悪くなる原因の多くは、顎が小さいことや歯のサイズが大きいことで、歯がきれいに並ぶためのスペースが足りないことです。スペースが足りないままインビザライン治療を行っても、歯並びは改善されません。そのため、歯を削って歯を並べるスペースを確保するのです。

歯を削る方法以外に、歯を抜くことで歯を並べるスペースを確保することもあります。抜歯すると1本あたり7mm程度のスペースを確保できるため、歯を並べるスペースが大きく足りない場合は効率的に治療を進められるでしょう。

歯を並べるスペースがわずかに足りない場合は、抜歯するとすき間が大きくなりすぎるため、歯と歯の間を少しずつ削ることで歯を並べるスペースを確保します。

もともと顎が大きくすきっ歯になっている場合などは、歯を削る必要がないこともあります。抜歯が必要と判断された場合でも、歯を削る処置によって抜歯を避けられるケースもあるでしょう。

インビザライン治療で歯を削る処置が必要になるかどうかは、もともとの歯並びや口内の状態によって異なるため、歯科医師と相談して治療方針を決めてください。

インビザライン治療で歯を削るメリット・デメリット

merit demeritと書かれたメモが机に置かれている

インビザライン治療で歯を削るメリット・デメリットをご紹介します。

メリット

インビザライン治療で歯を削るメリットは、以下のとおりです。

抜歯せずに歯並びを整えられる

歯を削ることで、抜歯しなくてもスペースを確保できます。抜歯すると歯を並べるスペースを確保できますが、虫歯や歯周病になっていない健康な歯を抜くことは避けたいと思う方が多いです。

インビザライン治療において健康な歯を抜くことを避けたい方は、歯を削る処置を受けるとよいでしょう。

効率的に出っ歯を改善できる

出っ歯を改善するには、歯を後方に引っ込める必要があります。そのため、後方にスペースを確保しなければなりません。

しかし、出っ歯になる原因の多くは、歯を並べるスペースが足りないことです。歯を削る処置を行うことで歯を引っ込めるスペースを確保できるため、効率的に出っ歯を改善できるでしょう。

歯の見た目を整えられる

上下左右の歯の大きさや形が均一である状態が、美しい歯並びとされています。

しかし、歯の大きさが左右非対称な方や、形が整っていない方もいるでしょう。インビザライン治療では歯の見た目を整えるために歯を削ることがあります。口元のバランスが整うため、矯正後の仕上がりが美しくなるでしょう。

ブラックトライアングルを改善できる

加齢によって歯茎が下がったことや歯並びが影響して、歯と歯の間に黒い三角形のすき間(ブラックトライアングル)が生じることがあります。

歯を削って歯の形を整えながらインビザライン治療を進めることで、ブラックトライアングルを改善できるでしょう。

インビザライン治療後の後戻りを防止できる

歯を削る処置を行うことで、インビザライン治療後の後戻りを防止する効果を期待できます。

通常、歯は根本に向かって細くなっているので、歯と歯は点で接します。歯と歯が接する部分を面になるように削ることで、隣り合う歯の密着度が高まるでしょう。密着度が高まれば、歯が動きづらくなります。

デメリット

インビザライン治療で歯を削るデメリットは、以下のとおりです。

健康な歯を削る必要がある

歯を削る処置では、健康な歯を削ります。歯と歯の間をわずかに研磨する程度なので、歯に与える影響は限りなく少ないとされていますが、健康な歯を削ることには変わりありません。

健康な歯を削ることに抵抗がある方は、担当の歯科医師としっかりと相談して治療方針を決めましょう。

対応できない症例がある

インビザライン治療で歯を削る量はごくわずかであるため、歯を削ることで得られるスペースには限度があります。そのため、歯を削っても十分なスペースを確保できない場合があるため注意してください。

歯の重なりが大きい重度の叢生や重度の出っ歯などは、歯を削るだけでは対応できず、抜歯が必要になることが多いでしょう。抜歯してもわずかにスペースが足りない場合や、歯の向きの微調整が必要な場合、抜歯と併せて歯を削る処置が必要になることもあります。

歯茎から出血することがある

インビザライン治療で歯を削る場合、歯と歯が隣り合う側面を削ります。歯の先端から歯茎に近い部分まで削るため、歯茎の状態によっては出血することがあるでしょう。

特に、もともと歯磨きが不十分で歯茎が腫れている方や、歯周病によって歯茎の状態が悪い方は、器具が歯茎に少し触れるだけでも出血する可能性があります。歯を削ることによる歯茎の出血は、すぐに治まるので心配ありません。

インビザライン治療で歯を削る量

歯科医院で治療を受ける男性患者

インビザライン治療で歯を削る量は、0.1~0.2mm程度、最大でも0.25mmです。歯は、外側に人体で最も硬いエナメル質があり、エナメル質の中に神経を守る柔らかい組織の象牙質、象牙質の中に神経があるという3層から成り立ちます。

エナメル質の厚さは2mm程度なので、インビザライン治療で削る歯の量はエナメル質の厚さの1/10程度です。歯への影響は限りなく少ないでしょう。

歯を削ったことで虫歯になりやすくなるのでは、と不安に思う方もいるかもしれません。歯を削る処置をしたあと、そのままの状態ではザラザラした歯面に汚れが溜まりやすくなるため、虫歯のリスクは上がります。

しかし、歯を削ったあとは、歯面が滑らかになるように研磨します。研磨のあとは、歯を強くする効果と虫歯予防の効果があるフッ素を塗布するので、虫歯になるリスクについても心配ないでしょう。

歯を削るのは痛くないのか?

顎に指を当てて悩む女性

インビザライン治療で行う歯を削る処置は、麻酔なしでも行えます。歯を削る処置をしても、しみる・痛む症状が現れることは少ないでしょう。

エナメル質の内部にある象牙質から神経に刺激が伝わることで、初めて「歯が痛い」と感じます。インビザライン治療で行う歯を削る処置では、エナメル質の1/10程度のわずかな量しか歯を削りません。

エナメル質の表層部分をわずかに削るだけなので、神経まで刺激が伝わることはないでしょう。痛いと感じることは少ないといえます。

ただし、歯を削る際の研磨の摩擦による熱で、痛みや不快感をおぼえるかもしれません。歯茎に近い部分の歯を削った際は、一時的に知覚過敏のような症状が出ることも考えられます。

歯を削る処置中にしみる・痛む症状がある場合は、我慢せずに歯科医師に伝えましょう。知覚過敏の症状を抑える薬を塗布することで、改善が見込めます。

まとめ

マウスピースを持って笑う女性

インビザライン治療では、ガタガタした歯並びや出っ歯などを改善する際、歯を並べるスペースを確保するために歯を削ることがあります。

歯を削ることで、抜歯しなくても歯並びを整えられる、効率的に出っ歯を改善できるなど、さまざまなメリットがあるでしょう。歯の形を整えるために歯を削ることで、口元のバランスが整い、インビザライン治療の仕上がりが美しくなります。

しかし、健康な歯を削ることや、歯を削るだけでは対応できない症例があるなど、デメリットも存在します。歯がしみる・痛むなど、一時的に知覚過敏のような症状が出る方もいるでしょう。

削る歯の量は最大で0.25mmと、歯と歯の間をわずかに研磨する程度のため、歯に与える影響は限りなく少ないといわれています。

しかし、虫歯や歯周病になっていない健康な歯を削ることには変わりありません。担当の歯科医師としっかりと相談して治療方針を決めましょう。

インビザライン治療を検討している方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

両手でマウスピースをもって装着する女性

マウスピース矯正で顔の印象が変わる?美しい笑顔を手に入れよう!

2023年6月27日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

出っ歯やすきっ歯、ガタガタした歯並びなど、さまざまな歯並びの悩みを持つ方がいます。歯並びの悩みを改善したくても、目立つ矯正装置をつけるのは嫌だと思う方も多いです。

ワイヤー矯正は矯正していることが目立つので、周りにあまり気付かれずに矯正をしたい方にはマウスピース矯正が向いています。歯並びがよくなると噛み合わせが改善し、顔の印象もよくなるでしょう。

今回は、マウスピース矯正とはどのような矯正方法なのか、マウスピース矯正をすることで顔の印象がどのように変わるのかをご紹介します。歯科矯正を検討している方やマウスピース矯正に興味がある方は、ぜひご覧ください。

マウスピース矯正とは?

顎に手を当てて考える白い服の女性

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを装着して歯を動かす方法です。透明なマウスピースを装着するため周りに気づかれにくく、矯正中の審美性を気にする方から人気があります。

マウスピースは、患者さまの治療計画に沿って一度に複数枚作られます。歯科医師の指示に従ってマウスピースを交換しながら、徐々に歯を動かすのです。

マウスピースは取り外しが可能なため、矯正中もふだんどおりに食事ができ、しっかり歯磨きできることが特徴です。

しかし、1日20〜22時間以上マウスピースを装着する必要があり、洗浄や歯磨きを丁寧に行わなければならないため、慣れるまで大変に感じる方もいるかもしれません。

マウスピース矯正で歯を動かす仕組み

歯科医院で鏡で自分の歯並びを確認する女性

マウスピース矯正は、患者さまの歯並びのデータをとって分析し、マウスピースを作ることから始まります。

マウスピースは、実際の歯並びとずれが生じるように作られます。現在の歯並びと少しずれたマウスピースを装着することで、歯に圧力がかかり徐々に移動するのです。マウスピースの歯並びに歯が移動したら、次のマウスピースに交換して矯正治療を進めます。

歯の移動とマウスピースの交換を繰り返すことで、徐々に理想の歯並びに近づけます。マウスピースの矯正力を高めるために、歯にアタッチメントとよばれるパーツを付けることもありますので、念頭に置いておきましょう。

マウスピース矯正のメリット・デメリット

吊るされたMERITとDEMERITのメモ

マウスピース矯正のメリットとデメリットを確認しましょう。

メリット

マウスピース矯正のメリットは、矯正装置が目立たず周囲に気づかれにくい点です。食事や歯磨きの際はマウスピースを外せるので、ふだんどおり食事や歯磨きができることもメリットといえるでしょう。

1日のほとんどの時間でマウスピースを装着していなければなりませんが、ワイヤー矯正のように装置の調整をする必要がないので通院回数が少ないことも特徴です。

マウスピース矯正では奥歯を後ろに動かすことが容易なため、抜歯せずに出っ歯を治したい場合にも適しています。金属アレルギーの心配がなく、体にやさしい治療法ともいわれています。

デメリット

マウスピース矯正のデメリットは、食事や歯磨きのとき以外はマウスピースを外せない点です。装着時間が短いと治療が長引くおそれがあります。

また、飲食をする際は必ずマウスピースを外し、マウスピースの洗浄と歯磨きを行ってから装着する必要があります。マウスピースの洗浄や歯磨きをせずに装着すると細菌が増殖し、虫歯になる可能性があるため、常に清潔に保ちましょう。

マウスピース矯正をすると顔が変わる?

男性患者のカウンセリングをする女性歯科衛生士

「マウスピース矯正をすると顔が変わる」と聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。マウスピースと歯並びのずれは小さく、マウスピース本体も薄いため、口の中に矯正装置を入れることで顔が変わることはありません。

しかし、歯が動くことによって顔が変わるように見える場合はあります。主なケースは、以下のとおりです。

口元が伸びて見える

マウスピースの厚みの分、口元が伸びたように感じる方がいます。マウスピースを装着することによる違和感は、2~3週間で消えることが多いので問題ありません。

矯正によって噛み合わせが改善されると口元が伸びたように見える場合がありますが、皮膚の状態が変化したわけではないので安心してください。

顔がたるんで見える

出っ歯の方が矯正治療を受けて歯が引っ込むと、顔の突っ張りがなくなり顔がたるんで見える場合があります。実際は顔がたるんだわけではなく、歯が正しい位置に移動しただけなので問題ありません。

出っ歯が治ることで、横顔が美しくなるメリットもあります。

小顔になる

マウスピース矯正によって噛み合わせが改善されることで、小顔になる場合があります。例えば、噛み合わせが悪く口元が閉じなかった方が、矯正後に口が閉じるようになった場合があげられるでしょう。

閉じることができなかった口が閉まるので、小顔になったと感じるのです。

マウスピース矯正で治せる歯並び

マウスピースを両手に持って前に出す女性

マウスピース矯正で治せる歯並びは、以下のとおりです。

・すきっ歯

・出っ歯

・受け口

・ガタガタした歯並び(叢生)

・前歯が閉じない歯並び(開咬)

・深い噛み合わせ(過蓋咬合)

それぞれ解説します。

すきっ歯

歯と歯の間にすき間がある状態のことをいいます。

歯列全体にすき間がある空隙歯列(くうげきしれつ)と、前歯の間にすき間がある正中離開(せいちゅうりかい)に分類されますが、どちらもマウスピースで矯正できる場合が多いです。

出っ歯

上顎が前に出て前歯が目立つ状態、下顎が後退していて前歯が目立つ状態、前歯が前方に傾いて生えている状態のことをいいます。

顎の位置が原因の場合はマウスピース矯正での治療は難しいですが、前歯の生え方が問題の場合はマウスピースで矯正できる場合があります。

受け口

下の前歯が前方に傾いて生えている状態や下顎が上顎よりも前に出ている状態のことをいいます。

出っ歯と同様に、前歯の生え方が問題の場合はマウスピース矯正で治療が可能です。

ガタガタした歯並び(叢生)

歯が部分的に重なった歯並びのことをいいます。歯が前後に重なる場合や、横向きに生えている場合、本来生えるべき場所からずれた位置に生えて場合などがあります。

歯がきれいに並ぶためのスペース不足が原因なため、歯をごくわずかに削ったり抜歯をしたりすることでスペースを確保できれば、マウスピース矯正が可能です。

前歯が閉じない歯並び(開咬)

奥歯を噛んだ際に、上下の前歯にすき間ができる状態のことをいいます。前歯が前方に傾斜して生えている場合や奥歯の高さが適切でない場合などがあります。

どちらの場合もマウスピース矯正での治療が可能です。

深い噛み合わせ(過蓋咬合)

噛み合わせが深く、上の歯が下の歯を覆って下の歯がほとんど見えない状態をいいます。

歯の高さを調整し、上下の噛み合わせを適切な状態にすることで改善されることが多いです。バイトランプとよばれる専用のアタッチメントを使用することで、マウスピース矯正での治療が可能です。

マウスピース矯正の期間

緑の机に置かれたカレンダーと時計

マウスピース矯正の期間は6か月~3年程度といわれており、矯正を行う範囲や歯並びの乱れの度合いによって変わります。個人差はありますが、部分矯正の場合は6か月〜1年程度で終了することが多いです。全体矯正の場合は3年ほどかかると考えるとよいでしょう。

また、矯正が終わったあとは保定装置を使って歯の後戻りを防ぐ治療が必要です。保定期間についても2~3年必要な場合が多いので、矯正にかかる治療期間は長いことを理解しましょう。

マウスピース矯正の費用

机に置かれた手帳とペンと電卓

マウスピース矯正にかかる費用は、以下のとおりです。

<マウスピース矯正の費用>

項目 かかる費用(平均額)
カウンセリング・相談料 ~5,000円
診察料 ~60,000円
矯正装置(マウスピース)料 200,000~1,000,000円
装置調整料 ~10,000円(1回あたり)
保定装置料 ~60,000円
保定観察料 ~10,000円(1回あたり)

マウスピース矯正は基本的に自費診療なので、歯科医院や選択したプラン、矯正する範囲によって費用が変動します。あくまでも目安なので、実際にかかる費用を知りたい方は、歯科医院を受診して相談するとよいでしょう。

まとめ

歯科医院で矯正用のマウスピースを嵌めようとしている女性

マウスピース矯正は歯並びをきれいにするだけでなく、顔の印象を大きく変える効果があります。口元や輪郭、歯並びが整うことで、人前で歯を見せて笑うことに抵抗がなくなる方もいるでしょう。笑顔が増えることも、マウスピース矯正で顔の印象が変わるといわれる要因かもしれません。

しかし、矯正によって噛み合わせが改善したことで、患者さまの理想と異なる顔の印象になったと感じるケースもあります。マウスピース矯正を始める前のカウンセリングの段階で矯正後のイメージを歯科医師と共有することで、イメージと違うと感じることを避けられるでしょう。

歯科医院を選ぶ際は、矯正の技術はもちろん、親身に話を聞いてくれるかどうかも重要視してください。

マウスピース矯正でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

 

手でマウスピースを持っている

マウスピース矯正の失敗する原因と対処法を徹底解説!

2023年5月26日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

近年、利用する人が増えている矯正方法に「マウスピース矯正」があります。マウスピース矯正は、透明のマウスピースを装着して歯を動かしていく治療法で、装置が目立たないという特徴が人気です。

しかし「目立たない」というメリットばかりに目がいってしまい、デメリットを理解していない場合、また正しくマウスピースを装着していない場合、それらが原因でうまく矯正治療が進まないことがあります。

今回は、マウスピース矯正を失敗してしまう原因とその対処法について解説していきます。

マウスピース矯正とは

オレンジの背景の前で手を口元に当てている女性

マウスピース矯正は、ワイヤーやブラケットなどを使わず、透明なマウスピースを装着して歯を動かす矯正治療方法です。

マウスピースは、現在の歯並びから歯を動かしたい方向は少しずらした状態で作られており、装着することで少しずつ歯を動かしていく仕組みです。1日20〜22時間程度の装着が必要で、決められた期間が経過すると次のマウスピースに交換して装着します。マウスピースの種類と治療計画によりますが、およそ1週間程度経過後に交換することが多いです。

マウスピース矯正のメリット

マウスピース矯正の一番のメリットは、とにかく目立たないことです。

矯正治療というと、歯に金属の装置を付けなければいけないイメージをもっている方も多いのではないでしょうか。マウスピース矯正は、矯正装置が目立つのが嫌だという理由で、矯正治療をしようか悩んでいる人におすすめの矯正方法です。

そのほかにも、食事や歯みがきの時に装置を外すことができること、痛みや違和感が少ないことが挙げられます。

マウスピース矯正のデメリット

マウスピースは、取り外しができるというメリットがある一方で、装着時間や次のマウスピースへの交換時期をご自身で管理しなくてはなりません。自己管理が苦手な人には向いてない治療法といえるでしょう。

また、マウスピースは多くの症例に適応できる矯正方法ですが、歯の移動距離が大きい症例や重度の不正咬合、顎の骨格そのものに問題がある症例には向いていない場合があります。場合によっては歯に装置を取り付けるブラケット矯正の方が向いていることもありますので、歯科医師とよく相談のうえ、マウスピース矯正を始める必要があるでしょう。

マウスピース矯正の種類

「インビザライン」という矯正方法を聞いたことがあるかもしれません。インビザラインは、マウスピース矯正の種類の一つです。

インビザライン以外のマウスピース矯正は、アソアライナー、エシックスなどがあります。それぞれマウスピースの作りが違ったり、治療計画のやり方が異なったりしますが、透明のマウスピースを交換しながら装着していく点は同じです。

マウスピース矯正の失敗例

黄色の背景の前で両手を頬に当てて驚いている女性

マウスピース矯正で起こりえる失敗例を紹介していきます。

矯正に時間がかかってしまった

マウスピース矯正は、計画通りに矯正が進まず、時間がかかってしまうことがあります。

マウスピースの装着時間が短かったり、正しくマウスピースを交換できていないと治療に時間がかかる場合が多いでしょう。また、計画していた状態よりも歯が動きにくいことも考えられます。このような場合には、治療計画を立て直すことがあります。

歯ぐきが下がってしまった

歯を無理な力で動かしていたり、合わないマウスピースを使っていると、歯ぐきが下がってしまう場合があります。また、歯の形・歯ぐきの形・顎の骨の状態によっても、歯ぐきが下がりやすくなる可能性がないわけではありません。

歯ぐきが下がってしまうリスクは誰にでもありえます。事前に自分の歯ぐきの下がりやすさについて相談しておくとよいでしょう。

噛み合わせが悪くなってしまった

本来の矯正治療では、歯並びの見た目と噛み合わせの両方を整えることが目的ですが、見た目がきれいになっても、噛み合わせが悪化してしまうことがあります。

噛み合わせなどを考慮しながら治療を行ってもらえる歯科医院で矯正治療を行うことが大切です。実際に矯正治療を始める前にしっかりと相談をし、納得をしたうえで矯正治療を始めるようにしましょう。

歯並びが後戻りをしてしまった

矯正治療で歯を動かした後は、必ず「保定」という歯の位置を固定するための治療が必要です。

保定をしないと、もとの場所に戻ろうとする力が働き、歯並びが戻ってしまいます。マウスピース矯正で歯を動かした後は、必ず保定装置をつけるようにしましょう。

虫歯や歯周病になってしまった

矯正治療自体の失敗ではありませんが、矯正治療をして虫歯や歯周病になってしまうことがあります。これは、治療中にお口の清掃状態が悪いことが原因です。

マウスピース矯正の場合は、歯みがきの時にマウスピースを外すことができるため、固定式の矯正装置と比べて清掃自体はしやすくなります。自分の歯とマウスピースは必ず清掃をし、虫歯や歯周病にならないようにしましょう。

失敗の原因と対処法

右手に歯の治療器具を持っている歯科助手

マウスピース矯正は、取り外しができるというメリットがある一方、自己管理が必要だというデメリットもあります。装着時間や交換時期を守らないと矯正の失敗につながります。また、適応しにくい症例に対して無理やりマウスピース矯正を行うことも失敗してしまう可能性が上がるでしょう。

マウスピース矯正が失敗しないために、使用方法・管理方法をしっかり守るようにしましょう。歯科医師としっかりコミュニケーションを取り、納得したうえでマウスピース矯正を始める必要があります。疑問を感じたまま矯正治療を始めないことが大切です。

また、マウスピースに何か不具合を感じた場合や歯に異常を感じた場合は、すぐに歯科医院を受診することも重要です。治療計画を立て直す場合、早めに相談することでスムーズに仕切り直すことができるでしょう。

マウスピース矯正で失敗しないためのポイント

黄色の服を着た女性が右手の人差し指を立てている

マウスピース矯正で失敗しないためのポイントは、以下のとおりです。

信頼できる歯科医院で治療を行う

矯正治療は、歯科医院であれば行うことができます。矯正治療の経験がない歯科医院でもマウスピース矯正を行うことができるのです。

しかし、矯正治療は、虫歯治療と異なる特殊さがあります。マウスピース矯正の実績がある歯科医院を選ぶようにしましょう。

矯正治療は、検査を行い、綿密な治療計画を立てたあとに治療が始まります。マウスピース矯正には適応しにくい症例もありますので、計画の段階で仕上がりなどについてよく確認してから始めるようにしましょう。場合によっては、ほかの矯正方法を選択する方がよいこともあるでしょう。

マウスピースの装着時間、交換時期をきちんと守る

マウスピースは取り外しが自由にできますが、1日の装着時間をきちんと守る必要があります。装着時間は20〜22時間以上が一般的です。食事と歯みがきの時以外は、基本的に装着しましょう。

また、マウスピースは、決められた期間通りに、順番に交換する必要があります。交換時期をきちんと守り、紛失などがあった場合にはすぐに相談するようにしましょう。

違和感があったらすぐに相談する

マウスピースに違和感がある場合、マウスピースそのものに問題があることもあれば、計画通りに歯が動いていないことも考えられます。例えば、マウスピースが変形してしまっている場合は、計画通りに歯が動きません。

マウスピースを装着していて違和感を感じたら、次の受診日を待たずに、すぐに歯科医院に相談するようにしましょう。

保定装置をしっかりと装着する

マウスピース矯正で歯が動いたあとは、歯の位置を固定するための「保定装置」をつける必要があります。歯並びがきれいになったからと油断して、保定装置をしっかりとつけていないと、後戻りが起きてしまいます。

保定する期間も合わせて矯正治療です。しっかりと保定装置を装着するようにしましょう。

まとめ

歯の模型とマウスピース

マウスピース矯正は「装置が目立たない」「取り外しできる」など、メリットが多い矯正方法ですが、自己管理をきちんとしないと矯正の失敗につながります。

矯正は、時間や費用や手間がかかる大きな治療です。担当歯科医師としっかりコミュニケーションを取り、違和感などがあった時にはすぐに相談することも大切です。今回ご紹介した失敗しないためのポイントを守り、きれいな歯並びを手に入れましょう。

マウスピース矯正を検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

もりかわ歯科で歯列矯正するメリット

2023年5月3日

もりかわ歯科で歯列矯正するメリット

こんにちは。八尾市にある歯医者 医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
今回は、「もりかわ歯科で歯列矯正をするメリット」です。
当院ではインビザラインというマウスピース矯正をしております。
もりかわ歯科ならではのメリットを紹介させて頂きます。

インビザラインのメリット

まずは、インビザラインで矯正するメリットをご紹介させて頂きます。

1、見た目が目立たない

見た目が目立たない

インビザラインは透明なマウスピースを使って矯正をするので見た目的に目立ちません。

2、虫歯、歯周病のリスクが低い

インビザラインは取り外しが出来ます。歯を磨く時に外して磨くことが出来るのでしっかりお手入れが出来ます。虫歯のリスクや歯周病のリスクを下げることが可能になってきます。

3、シミュレーションと照らし合わせながら矯正を進めることが出来る。

クリンチェックと言って歯並びをシミュレーションするソフトを使って計画をしていきます。
一体自分の歯並びがどう変化するのか?今3カ月たったけどどう変化したのか?など
実際のお口の中とシミュレーションを見比べながら治療を進めていきます。

矯正スタート時の歯並び

矯正開始3ヶ月後の歯並び

矯正開始6ヶ月後の歯並び

このようにシミュレーションと一致しているのかを確認しながら進めてまいります。
自分の治療が順調なのかを確認することが出来ますので安心です。

痛みが少ない

インビザラインは1枚1枚マウスピースの形が変わった物をつけて少しずつ歯を動かしていきます。1枚につき0.25㎜しか動きません。
ですので歯の痛みを感じづらいです。
矯正といえば痛みが強いというイメージがあると思いますがインビザラインは痛みが少ないです。

痛みが少ない

もりかわ歯科でインビザラインするメリットは?

ここまではインビザラインのメリットを紹介させて頂きました。ここからはもりかわ歯科ならではのインビザラインのメリットを紹介させて頂きます。

1、交換日数が早い

インビザラインの交換日数は7日から14日ほどです。もりかわ歯科では設計に力を入れています。最短期間で歯並びを治すためには?と考えながら設計してますので交換日数が3日で交換する事が可能になってきます。
マウスピースの交換日数を早めることでゴールまでの期間を短くすることが出来ます。
またマウスピースを清潔のまま交換することが可能になってきます。

2、不定愁訴にアプローチが出来ます。

(「不定愁訴」とは?)
偏頭痛や肩こりやむくみなど本人だけが感じる自覚症状です。

当院では歯並びだけではなく顎の位置を治療することも計画に入れております。
肩こり、偏頭痛、いびき、ほうれい線など不定愁訴の状態から原因を探り治療法を提案しています。
顎の位置がずれることで不定愁訴が起こってきてしまう事が多いです。
歯並びを整える事で不定愁訴にもアプローチが出来ます。
矯正している患者様で偏頭痛があって痛み止めを飲んでいたけど矯正をして飲まなくなった方もいます。
原因が顎の位置の場合不定愁訴にアプローチすることが出来ます。

顎の骨の位置

3、身体の歪み、身体能力にもアプローチが出来ます。

顎の歪みが身体の歪みや身体能力に繋がります。
矯正治療は歯だけではなく身体全体にも繋がっていきます。
得られるメリットはすごく多いです。
顎の歪みが起きてしまうと身体の歪みが生じてきてしまいます。

顎の歪みが起きてしまうと身体の歪みが生じる
また、身体の歪みがあると筋肉のバランスが悪くなってしまいます。
そうする事によって身体の柔軟性も変わってきてしまいます。

顎の柔軟性の比較

顎のずれを取る前、取った後で柔軟性を検証してみました。

体の柔軟性の比較

身体のバランスが良くなることで柔軟性が増してきます。前屈運動でこんなに違いがあります。
歯並びが綺麗になるだけではなく身体の歪みまでアプローチをすることが出来ます。

いかがだったでしょうか?
当院では歯並びだけではなく身体能力まで治療計画に入れております。
是非、インビザラインを考えている方は一度ご相談ください。
当院では矯正相談を無料で実施しております。
無料相談のご予約についてはこちらをご覧ください。

ダイヤモンドプロバイダーであるインビザライン担当医 森川 康司が担当させて頂きます。

ダイヤモンドプロバイダーの森川康司がご相談内容を伺います

矯正相談の1日に密着してみた

2023年4月12日

矯正相談の1日に密着してみた

こんにちは。八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
今回は、矯正相談の1日に密着してみたです。
歯並びが気になっているが当日何するのかな?など不安に思っている方は少なくないと思います。
当日、何をするのか?相談することで何を得られるのか?を徹底的に説明させて頂きます。

どういう流れなの?

iTero撮影

iTeroでお口の中をスキャン

iTeroといってお口の中を光を使って型取りしていきます。
ピンクの型取り材でお口の中を型取りした経験はございますか?
喉に流れて苦しかったり、しんどかったりと苦手な方が多いと思います。
iTeroは光で型取りをするので喉に流れるなどの心配はございません。
また、撮影時間はなんと2分です。
お口を開ける時間も少ないのでしんどさも解消できます。

カウンセリング

詳しくカウンセリング

iTeroで撮影したデータを元に今の歯並びの状態、歯並びが悪くなった原因そして当院では歯並びだけではなく顎の痛み、偏頭痛、肩こりなど不定愁訴が起こってしまう原因なども含めてお話をしております。
今、抱えている悩みを聞き出しながらじっくりゆっくりお話をしていきます

ビフォーアフター

歯並びの変化をビフォーアフター

今の状態を理解してもらった後は今の悩み、歯並びがどう変化するのかを実際に患者様の目の前で変化させていきます。
ここでは悩みの解消方法などを中心にお話をしながら歯並びの変化を見てもらう事ができます。
歯並びの変化を見る事で変化した自分の姿を想像することが出来ます。
勿論、写真を撮ってもらう事も出来ますし画像もプレゼントしております。

料金、装置説明

費用、装置のご説明

次に、装置の使い方、注意事項を説明させて頂きます。
矯正装置の実際を見ながらじっくり説明させて頂きます。
矯正経験があるスタッフが多くいるので実体験などを聞いてもらいながら矯正ライフの不安な事を解消しながらゆっくり進んでいきます。

最後に、矯正治療の料金の説明です。
支払い方法も現金、クレジット、デンタルローンなど色々ありますので、1つずつ丁寧にご説明させて頂きます。
不安な事がありましたらなんでも質問ください。

iTeroの3つのメリット

お口の中をiTeroによって撮影することで得られる3つのメリットがございます。
1つ1つ説明させて頂きます。

360度あらゆる角度で撮影することが出来ます。

360度あらゆる角度から口腔内を確認

360度あらゆる角度から普段見る事とのない場所も見る事が出来るので
奥歯の状態も確認することが出来ます。今まで問題ないと思っていた歯並びもiTeroを撮影することで今の自分の問題にも気付く事が出来ます。

かみ合わせを厳密に知ることが出来ます。

色で噛み合わせの強弱が分かる

噛み合わせの強さを色で表していますが、色が付いているのが分かると思います。
赤が強く青が弱いです。
これを見る事によって左に負担があるのか?右に負担があるのか?がわかります。
噛み合わせでお悩みがある方は是非、一度噛み合わせを見てみませんか?

ビフォーアフターを見ることが出来る

その場でビフォーアフターが見られる

このように現状の歯並びを変化させて歯並びが変化した状態を見ることが出来ます。
患者様の目の前で1歯ずつ動かして作っていきます。
歯並びが綺麗になったら自分が今悩んでいる事を目の前で解消することが出来ます。
矯正治療においてゴールがわからないことは不安になると思います。
当院では、その日に悩みから解決方法そして未来の歯並びを見ることが出来ます。
是非、無料相談にお越しください。

いかがだったでしょうか?
今回は矯正相談の1日に密着でした。
矯正といわれると敷居が高くなかなか腰が上がらないと思います。
当院では無料で実施しております。ご安心ください。
矯正の無料相談のご予約についてはこちらをご覧ください。

現状をしっかり見ることはこの先お口の健康を守る事において必要不可欠になってきます。
ダイヤモンドプロバイダーであるもりかわ歯科にお任せください。
矯正担当である森川康司が診させて頂きます。

歯並び治すのに抜歯が必要かなと諦めていませんか?

2023年3月15日

歯並び治すのに抜歯が必要かなと諦めていませんか?

こんにちは。八尾市 もりかわ歯科です。
患者さまから多い悩みで歯並び治すのに抜歯が必要ですかと問合せがあります。
今回は歯並び治すのに抜歯する理由、抜歯せずに治している症例、抜歯をして治している症例など紹介させて頂きます。

歯並びを治すために抜歯しないといけない理由

歯並びを治す時にこどもの時は顎を成長させることができます。
簡単に言うと歯を並べる為に顎を成長させて並べるためのスペースを作ることが出来ます。

スペースが広い

悩ましいのは大人になると顎は成長しないのでスペースを大きくすることが出来ません。
ですので、キツキツのスペースに並んでしまいガタガタになってしまった時は
歯を抜いて歯を並べるスペースを作っていかないと歯が並ぶことが出来ません。

スペースがないので抜歯する

歯を抜かずに並ぶ可能性がある年齢は?

12歳から18歳くらいの患者様は顎の成長の余力が残っています。
出来るだけ抜歯はせずに治療計画を立案しています。
ここで1症例紹介させて頂きます。

12歳の女の子

八重歯が強く上も下も歯並びガタガタが強かった矯正前

他院で抜歯しないと言われた。抜歯は避けたいというのが意見でした。
初診はこんな感じでした。

八重歯が強く上も下も歯並びガタガタが強かったです。
この症例の場合、12歳女の子で身長も今から伸びるということで成長を加味させた治療計画を立案し抜歯なしでインビザライン治療をスタートさせました。

1カ月後

矯正1ヶ月後

2カ月後

矯正2ヶ月後

5カ月後

矯正5ヶ月後

5カ月で抜歯しないでここまで歯が並びました。
年齢的に12歳で上顎の成長の余力を使えたのでここまで並ぶことが出来ます。

5カ月で劇的に変化することが出来ます

5カ月で劇的に変化することが出来ます。

抜歯した場合の変化は?

年齢的に抜歯をしないといけない場合があります。
インビザラインは抜歯せずに並べることが可能になってきます。
抜歯せずに並べるにも限界はあります。
今回は抜歯した症例もご紹介させて頂きます。

50代女性 矯正は考えていたがなかなか踏み出せなかったが
今回勇気を出してスタートされた方です。

矯正前

歯が重なっている状態の矯正前

歯が重なっている状態です。
虫歯や歯周病のリスクも高いです。
歯を並ばすためには抜歯は必要になってしまいます。

3カ月

矯正3ヶ月後

矯正始めて3カ月後です。
抜歯したところに歯が動いていってます。

6カ月後

矯正6ヶ月後

だいぶ歯が並んできました。

9カ月後

矯正9ヶ月後

1年経たずにしてここまで歯並びを整えることが出来ます。

1年経たずにしてここまで歯並びを整えることが出来ます

患者様の声です

「まだ途中段階ですがインビザラインをはじめて1年足らずでここまで歯並びが改善されるとは思っていませんでした。
私の場合歯並びもそうですが、横から見た時の自分の顔が口が飛び出して見えるのがとてもコンプレックスでした。
それが日に日に改善されていき、見た目だけでなく肩こりもかなり改善されました。
これから先の治療も楽しみでしかありません。
はじめは治療をするか迷っていましたが先生が絶対に治します!と言ってくださったので決断して本当によかったと思っています(^^)」

皆様、最初は不安を抱えてスタートしていきます

変化に不安を感じるのは人間誰しも通る道です。
歯並びが悪いままだと歯周病、虫歯が進行してしまい結果、歯を失うことにも繋がります。
失ってからでは歯は戻ってきません。
一度、しっかり自分のお口の中を考える事は将来の健康にも繋がります。

いかがだったでしょうか?

抜歯しないといけないと諦めている方、矯正期間が長くなると不安に思っている方など
いらっしゃいましたら是非、一度ご相談ください。

もりかわ歯科は 全国でも1%しか獲得できないダイヤモンドプロバイダーに認定されていますのでご安心ください。

ダイヤモンドプロバイダーピラミッド

白い背景の前でマウスピースを装着しようとしている女性

インビザライン治療で親知らずの抜歯は必要?抜歯のメリットや必要なケースについて解説!

2023年2月28日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

インビザライン治療とは、矯正治療の一種で、マウスピースの形をした矯正装置を決められた期間ごとに装着していきながら、歯並びを整えていく方法です。歯並びが凸凹している場合、歯が並ぶためのスペースが不足しているため、矯正治療では抜歯をする場合があります。

今回は、インビザライン治療をする場合、親知らずの抜歯が必要かどうかについて、さまざまなケースを例に解説していきます。

親知らずとは

歯のレントゲン写真を手に持っている

親知らずとは、前から8番目にあたる歯で、20歳前後に生えてくることが多い歯です。生えてくる年齢から「親が知らない間に生えてくる」ということで「親知らず」と呼ばれるようになりました。「第三大臼歯」「智歯(ちし)」とも言います。

親知らずの有無は人それぞれです。1本もない場合もあれば、2〜3本ある場合、4本すべてある場合もあります。また、親知らずがあっても、顎の骨の中に埋まっている場合、半分だけ萌出している場合などもあります。

親知らずは必ず抜歯したほうがいいの?

抜歯した歯をピンセットで持っている

矯正治療とは別に考えた場合、親知らずは必ずしも抜歯しなければいないわけではありません。例えば、しっかりと真っ直ぐ生えていて、上下の親知らずが噛み合って機能している場合は抜歯する必要はありません。

しかし、親知らずは生えてくるスペースが足りないなどの理由で、斜めに生えてきたり、半分だけ生えてくる場合があり、汚れが溜まりやすいトラブルを起こしがちです。炎症を繰り返すような場合は、積極的に抜歯を検討したほうがよいでしょう。

また、虫歯や歯周病になっても、治療器具が十分に届かないなどの理由で、しっかりと治療ができない場合があります。そのような場合も、抜歯を検討したほうよいことがあります。

インビザライン治療で親知らずを抜歯するメリット

黒いシャツを着た人の手のひらに青く光るプラスマークがある

親知らずがあると歯を後方に移動するのが難しいため、矯正治療の邪魔になることが多くなります。矯正治療中の親知らずの抜歯は、基本的にメリットが多いといえます。

インビザライン治療で親知らずを抜歯するメリットは、次の3つです。

・歯を動かすスペースが増え、歯がきれいに並びやすくなる

・矯正後、歯並びのよい状態を維持しやすくなる

・虫歯になり矯正が中断するリスクを減らせる

インビザライン治療中に、歯をスムーズに動かすだけでなく、治療後の歯並びを維持しやすくなるのもメリットの一つです。抜歯をせずに歯並びを整えたとしても、親知らずが残ったままだと、横の歯を押してしまうため、歯並びが後戻りしやすい傾向になるといえます。

インビザライン治療で親知らずを抜歯するデメリット

水色の背景の前でノートパソコンを片手に持ち。悩んでいる女性

歯並びを整えるのに、親知らずは邪魔になることが多く、抜歯するのに大きなデメリットはありません。

ただし「親知らずの抜歯」自体が外科処置のため、多少のリスクが伴います。リスクに対してしっかり納得してから施術を受けるようにしましょう。

親知らずの抜歯におけるリスク

親知らずの抜歯におけるリスクは、以下の5つです。

・術後に腫れや痛みが起こることがある

・顔に内出血が起こることがある

・うまく蓋ができないと、ドライソケットと呼ばれる顎骨が露出し感染を起こした状態になり、痛みが長引くことがある

・下の親知らずの場合、術後に顎が開けづらくなることがある

・下の顎の骨の中を通り太い神経を傷つけてしまうと、術後に麻痺が起こる可能性がある

このように、親知らずの抜歯自体にリスクがあります。

ただし、すべての治療にはリスクが必ずあるものです。事前にしっかりと説明を受けて、納得したうえで治療を受けるようにしましょう。例えば、リスクが高いと歯科医師が判断した場合には、より安全に施術をするため、総合病院などにある口腔外科での抜歯を勧める場合もあります。このような場合は、リスクを減らすためにも口腔外科で抜歯をしたほうがよいでしょう。

インビザライン治療で親知らずの抜歯が必要なケース

横の歯に倒れて生えている親知らず

これまで説明してきたように、スムーズにきれいな歯並びを作っていくためには、親知らずは抜歯をしたほうがよいと判断されることが多いです。歯並びの凸凹が大きい場合には、親知らずを抜歯したほうがスムーズに矯正治療が進むでしょう。特に次のような場合は、親知らずの存在が歯並びやお口の中全体にとって悪影響を与えている可能性があるため、積極的に抜歯を検討したほうがよいでしょう。

インビザライン治療で親知らずの抜歯が必要なケースは、以下の4つです。

・ほかの歯を圧迫している場合

・噛み合わせに悪影響を与えている場合

・虫歯になっている場合

・痛みや腫れが繰り返し起こる場合

ほかの歯を押したり圧迫していたり、噛み合わせに悪影響を与えている場合は、直接的に親知らずが歯並びに影響を与えていると考えられます。抜歯をしてからインビザライン治療を進めたほうがよいでしょう。

また、虫歯になっている場合や、痛みや腫れを繰り返している場合は、今後も親知らずによるとトラブルが続くことが考えられます。せっかく矯正治療をしても虫歯や歯周病でボロボロになってしまっては意味がなく、親知らず以外の歯の健康にも悪影響を及ぼします。早めに抜歯を検討するのがよいでしょう。

インビザライン治療で親知らずの抜歯が不要なケース

横から撮影された歯のレントゲン写真

インビザライン治療で親知らずの抜歯が不要なケースは、以下の3つです。

・奥歯を後方に動かす必要がない歯並び

・IPRで対応できる歯並び

・親知らずの根っこができていない場合

それぞれについて詳しく解説していきます。

奥歯を後方に動かす必要がない歯並び

親知らずが生えていると、奥歯を後方に動かすことが難しくなります。

奥歯を後方に動かす必要がなく、親知らずが真っ直ぐ生えていてトラブルのもとになっていない場合には、親知らずを抜歯する必要はありません。

IPRで対応できる歯並び

IPRとは、ディスキングといわれる施術方法で、隣り合う歯との接触面を削って、歯と歯の間にすき間を作る処置です。エナメル質のみを削るため、しみたりすることはありません。

歯並びの凸凹の程度がIPRで対応できるのであれば、無理に抜歯をする必要はありません。

親知らずの根っこができていない場合

親知らずの根っこができておらず、埋まったままの状態の方もいるでしょう。このような場合は、抜歯をせずにそのまま治療を進めてしまうことがあります。

今後、悪影響を及ぼす可能性があるかを考慮したうえで、抜歯が必要かどうかを判断します。

インビザライン治療で親知らずを抜歯するタイミング

黄色い背景の前に置かれた目覚まし時計

インビザライン治療を始める前に、親知らずは抜歯したほうがよいです。親知らずがあると、ほかの歯がうまく動かなくなってしまう原因になります。マウスピースで本格的に歯を動かす前に、すべての親知らずの抜歯を済ませるのがベストです。そのため、親知らずが生えている場合は、インビザライン治療の開始時期が少し遅れてしまうことがあります。

親知らず以外のほかの歯の場合は、矯正治療を少し進めたあとに行ったほうがよいケースもあるため、すべての歯に当てはまるわけではないということを頭に入れておきましょう。

まとめ

歯科医院で治療を受ける女性

「抜歯」と聞くと、怖いイメージをもってしまい「なるべく避けたい」と考える方も多いでしょう。

しかし、矯正治療の場合は、スムーズに歯並びを整えるために抜歯が必要になることがあります。特に、インビザライン治療をする場合には、親知らずがあると歯が動くのに邪魔になってしまうことが多いため、抜歯をするメリットが大きいといってよいでしょう。「抜歯」に対する不安がある場合は、歯科医師とよく相談のうえ、歯並びを整えるためにベストな方法を選択するようにしましょう。

インビザライン治療に少しでも興味がございましたら、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にお気軽にご相談ください。

黒の背景の前に置かれた2つのマウスピース

マウスピース矯正とは?ほかの治療法との違いやメリット、費用について詳しく解説!

2023年2月21日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

近年、矯正治療を希望する人が増えています。厚生労働省が2020年に行った患者調査によると、矯正治療の初診者数は、2017年と比較して3.6倍にもなっています。また、男女別に見ると、男性患者は1.7倍、女性患者は4.8倍に増えています。矯正治療が年々人気になっていることがわかるでしょう。

参照元:「3年間で3.6倍と増加、最新の厚労省患者調査からわかる歯科矯正初診患者数」

そこで今回は、矯正治療の中でも特に人気のあるマウスピース矯正について説明したいと思います。

マウスピース矯正とほかの治療法の違い

右手に歯の治療器具を持ち、左手で左上を指差す女性

矯正治療には、大きく分けてワイヤー矯正とマウスピース矯正の2種類があります。これらの違いを以下にまとめてみました。

歯を動かす仕組み

ワイヤー矯正は、ブラケットという小さな矯正装置とワイヤーを歯に装着することで行う治療法で、ワイヤーの元に戻る力を利用して歯を動かします。

一方、マスウスピース矯正は、現在の歯並びから少しずれたマスウスピースを装着し、このずれにより生じる力を利用して歯を動かします。

適応症例の範囲

ワイヤー矯正は、歯を大きく動かすことができるため、広い範囲の歯並びを治療することができます。

一方、マウスピース矯正は、歯を大きく動かすことができないため、治療できる歯並びは限られています。

取り外しの有無

ワイヤー矯正では、歯に矯正装置を装着するため、矯正治療中は矯正装置を取り外すことができません。

一方で、マウスピース矯正はマウスピースを自由に取り外すことができます。

矯正中のトラブルの頻度

ワイヤー矯正では、治療中に矯正装置が外れる可能性があり、場合によっては矯正装置が頬の粘膜や歯茎を傷つけることがあります。

一方、マウスピース矯正ではこのようなトラブルは比較的少ないです。

食べ物の制限

ワイヤー矯正では、食べ物が当たると矯正装置が外れる可能性があります。そのため、硬い食べ物を食べるときは注意が必要です。また、キャラメルなどの粘着性のある食べ物は矯正装置に付着する可能性があるため、控える必要があります。

一方、マウスピース矯正は、マウスピースを取り外して食事ができるため、食べ物の制限は特にありません。

マウスピース矯正のメリット・デメリット

赤色で描かれた困り顔のスマイリーと、黄色で描かれた笑顔のスマイリーがあり、黄色のスマイリーマークを指でタッチしている

次に、マウスピース矯正のメリット・デメリットについて解説していきます。

メリット

マウスピース矯正のメリットは、以下の2つです。

自由に着脱できる

マウスピースは自由に取り外すことができるため、装置を取り外した状態での飲食や歯磨きができます。そのほかにも、人前で話す必要があるときや運動を行うときなどにも装置を取り外すことができるため、日常生活におけるストレスは少ないでしょう。

目立たない

マウスピース矯正では、透明なマウスピースを使用し自由に取り外しができるため、目立ちにくいという特徴があります。

デメリット

マウスピース矯正のデメリットは、以下の2つです。

1日の装着時間が長い

マウスピース矯正で歯を動かすためには、マウスピースを1日20〜22時間以上装着する必要があります。装着時間が短いと、歯に十分な力を与えられず、治療期間が長引く可能性があります。

噛み合わせが変わることがある

マウスピースは、歯全体を覆っています。奥上から押さえつけられる力が奥歯に働くため、結果として奥歯の高さが低くなり、奥歯の噛み合わせが変化することがあります。

マウスピース矯正で治療できる症例・できない症例

左手にマウスピースを持ち、右手でグッドサインをしている女性

専門用語で悪い歯並びのことを不正咬合(ふせいこうごう)といいます。不正咬合には、さまざまな種類があり、マウスピース矯正で治療できる不正咬合は限られています。

以下に、マウスピース矯正で治療ができる症例とできない症例をまとめました。

マウスピース矯正で治療できる症例

マウスピース矯正で治療できる症例は、以下の5つです。

軽度の叢生(そうせい)

叢生とは、歯並びが不揃いでボコボコしている歯並びのことをいいます。「乱杭歯」や「八重歯」がこれに該当します。本来の歯列から歯が大きくずれていない軽度の叢生であれば、マウスピース矯正で治療できます。

空隙歯列(くうげきしれつ)

空隙歯列とは、歯と歯の間に隙間が空いている歯並びのことをいいます。いわゆる「すきっ歯」がこれに該当します。この症例もマウスピース矯正で治療できます。

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上顎前突とは、上の歯が出ている歯並びのことをいいます。いわゆる「出っ歯」がこれに該当します。上顎前突には、歯が前に出ている場合と骨格的に上顎骨全体が前に出ている場合があります。歯が前に出ている場合はマウスピース矯正が適応となりますが、骨格的な原因がある場合は手術が必要になります。

下顎前突(かがくぜんとつ)

下顎前突とは、下の歯が出ている歯並びのことをいいます。いわゆる「受け口」がこれに該当します。下顎前突も、上顎前突と同様に歯が前に出ている場合と骨格的に下顎骨全体が前に出ている場合があり、歯が原因の場合のみマウスピース矯正で治療できます。

過蓋咬合(かがいこうごう)

過蓋咬合とは、噛み合わせが深いため奥歯で噛んだときに上の前歯が下の前歯に覆いかぶさって、下の前歯が見えなくなる歯並びのことをいいます。奥歯の噛み合わせに問題がある場合は、マウスピース矯正で治療できます。

しかし、骨格的な問題がある場合は手術が必要です。

開咬(かいこう)

開咬とは、歯を噛み合わせた時に上下前歯が噛み合わず、隙間がある歯並びのことをいいます。舌を噛む癖などの舌癖(ぜつへき)などが原因で起こることがあります。マスウスピース矯正と並行して、舌癖がある場合はそちらの改善も行います。

マウスピース矯正で治療できない症例

マウスピース矯正で治療できない症例は、以下の4つです。

重度の叢生

マウスピース矯正では、歯を大きく動かすことができません。そのため、本来の歯列から歯が大きくずれていて歯を大きく動かす必要がある場合は、マウスピース矯正で治療ができません。

インプラントがある場合

インプラントは、骨に直接埋め込まれています。そのため、マウスピース矯正のような弱い力では動かすことはできません。

重度の歯周病

重度の歯周病がある場合、顎の骨が溶けています。この状態で矯正をすると、歯に加わる力が原因で歯が抜けてしまう場合があるため、マウスピース矯正では治療ができません。

骨格的な不正咬合

顎の骨格が原因で起こる不正咬合の治療は、手術を行う必要があります。そのため、マウスピース矯正では治療ができません。

マウスピース矯正の治療の流れ

PCの画面に映し出されたレントゲン写真と歯の模型で説明をする歯科医師と説明を聞く患者

マウスピース矯正の治療の流れは、以下のとおりです。

1.カウンセリング

マウスピース矯正を行う前にカウンセリングを行います。

カウンセリングでは、現在の歯並びのお悩みや矯正治療に対する疑問などをうかがい、説明を行います。また、お口の中を確認し、マウスピース矯正が可能であるかの判断も行います。

2.精密検査

カウンセリングを受けていただき、矯正治療をご希望される場合は精密検査を行います。

精密検査では、現在のお口の中の写真やレントゲンの撮影、歯型の採取などを行います。

3.治療計画の説明

精密検査の結果から歯並びの状態を評価し、治療計画を立てます。治療計画の決定後、治療のスケージュールや期間、費用などの説明を行います。

4.術前処置

マウスピース矯正を始める前に虫歯や歯周病がある場合は、こちらの治療を優先して行うことがあります。歯に汚れが付いている場合は、歯のクリーニングを行います。

5.マウスピース矯正

マウスピースの着脱の仕方や注意点などを説明します。

歯科医師の指示に従い、決められた期間装着したあとは、新しいマウスピースを装着します。お口の中や矯正の進行具合くを確認する必要があるため、定期的に通院します。

6.保定期間(ほていきかん)

矯正治療が終了してしばらくは、歯を支えている骨が不安定のため歯並びが元に戻ってしまうことがあります。これを防ぐために、保定装置と呼ばれる歯並びを保つための装置を一定期間装着します。

マウスピース矯正にかかる期間

水色のテーブルの上に歯の模型と歯鏡、カレンダーが置かれている

マウスピース矯正にかかる期間の目安は、部分的に矯正が必要な場合は2か月~1年、全体的に矯正が必要な場合は1~2年程度必要です。また、矯正治療終了後は、元の歯並びに戻ることを防ぐために保定装置を1~2年装着する必要があります。

マウスピース矯正にかかる費用

テーブルの上にパソコン、聴診器、ノート、メガネ、白い電卓が置かれている

マウスピース矯正は自費診療のため、歯科医院ごとにかかる費用は異なります。

大まかな目安としては、部分的に矯正を行う場合は約300,000~400,000円、全体的に矯正を行う場合は約700,000~100,000円です。

マウスピース矯正中に注意すること

青い白衣を着て、首に聴診器を掛けた女性

マウスピース矯正中に注意することは、以下の3つです。

食事中はマウスピースを取り外す

マウスピース矯正中に食事をする際は、マウスピースを取り外してください。マウスピースを装着した状態で食事をすると、マウスピースが割れたり、マウスピース内に食べ物が溜まり虫歯や歯周病の原因になります。

装着時間を守る

マウスピース矯正で歯を動かすためには、マウスピースを1日20〜22時間以上装着する必要があります。装着時間が短いと、治療期間が長くなるため注意しましょう。

マウスピースの交換期間を守る

マウスピースは概ね10日ほど装着します。決められた期間マウスピースを装着したあとは、新しいマウスピースを装着しましょう。

まとめ

手の平に置かれたマウスピース

今回は、マウスピース矯正についてご説明しました。当院では、マウスピース矯正のカウンセリングを行っております。マウスピース矯正に少しでも興味がございましたら、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にお気軽にご相談ください。