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インビザライン矯正の治療の流れ

2023年6月7日

インビザライン矯正の治療の流れ

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者 医療法人甦歯会もりかわ歯科です。
今回は「インビザライン矯正の治療の流れ」です。
インビザライン矯正ってどのように治療が進むの?と質問がよく来ます。
虫歯治療のように削って、詰めてとすぐ終わる治療ではありません。
初めて相談に来られてから矯正が終わるまでどのように治療が進んでいくのかを徹底的にご説明させて頂きます。
矯正を考えられている方に必見です。是非、最後まで読んでいただけますと幸いです。

まず初めにインビザライン矯正とは

インビザライン(Invisalign)は、透明なプラスチック製のマウスピースを使用して歯列矯正を行う方法です。従来のブラケットやワイヤーを使用する矯正治療とは異なり、透明なアライナー(マウスピース)を使って歯の位置を調整します。

インビザライン矯正の最大の利点は、透明で目立たないため、外見的な影響が少ないことです。また、アライナーは取り外し可能であるため、食事や歯磨きの際には外すことができます。ただし、治療の効果を最大限に得るためには、アライナーを1日22時間装着することを推奨しております。

インビザライン矯正治療の流れは?

1、矯正相談
2、精密検査
3、クリンチェックのご説明
4、マウスピースお渡し
5、アタッチメント装着
6、経過観察
7、保定

簡単な流れはこのようになります。
一つ一つ深堀してご説明させて頂きます。

1、矯正相談は何をするの?

矯正相談の1日は問診から始まります

1、問診

今のお悩みや治したいところを中心にヒアリングさせて頂きます。

2、iTero撮影

iTeroでお口の中をスキャン

360度あらゆる角度から口腔内を確認

3Dスキャン(iTero)を使ってお口全体を光を使って撮影していきます。
360度あらゆる角度からお口を見ることが出来るので現状の問題点を撮影することで把握していきます。
型取りの時にピンクの材料を使った経験をされた事ある人は分かるかもしれませんが、苦しくて気持ち悪いです。
iTeroはそういった苦痛もありませんのでご安心下さい。

3、カウンセリング

詳しくカウンセリング

問診でヒアリングしたこと、iTeroで撮影したデータを基にカウンセリングを行います。
歯並びの問題点、噛み合わせの問題点など解明していき治療方法を提案させて頂きます。

4、ビフォーアフター

その場でビフォーアフターが見られる

iTeroの機能の一つでその場で歯並びのビフォーアフターを見ることが出来ます。
現状を知った後は未来の自分の歯並びがどうなるのかを見てもらいます。
歯並びが綺麗になった自分を想像することも出来ます。
勿論、写真を撮ってもらう事も出来ますし画像もプレゼントしております。

5、料金、装置説明

費用、装置のご説明

最後にインビザライン矯正費用と装置の説明をさせていただきます。
実際、マウスピースがどんなものなのか、から使用上の注意事項など患者様の不安に思っている所を全てご説明させて頂きます。
支払い方法に関しても現金、クレジット、デンタルローンなど色々ありますので、1つずつ丁寧にご説明させて頂きます。
不安な事がありましたらなんでも質問ください。

矯正相談の1日はこのような流れで進んでいきます。
相談の時間は大体1時間程です。

2、精密検査について

インビザライン矯正の相談をして矯正する事になりましたら精密検査に移っていきます。
相談の時にiTeroを使って型取りはしているので歯の型取りは完了しています。
精密な情報を得るために、レントゲン撮影を行っていきます。
また、お口の中の写真とお顔の写真を撮影させて頂き精密な治療計画を立案させて頂きます。

3、クリンチェックの説明

インビザライン矯正において命になるのがクリンチェックです。
一体、クリンチェックとは何なのかと言いますと
歯並びをどう変化させるのかを計画するためのソフトです。
「クリンチェック」に沿って治療が進んでいきます。
一つの例としてクリンチェックと実際のお口がどう変化するか見てみましょう。

クリンチェックと実際のお口の状態がほぼ一致している

クリンチェックとお口の中が一致してるのがわかって頂けたかなと思います。
シミュレーション作成して治療が進んでいきます。
クリンチェックのご説明はどのように変化するのかやどれくらいの期間で歯並びが整うかをご説明させて頂きます。
シミュレーションを見てもらい納得してもらった上で治療を進めていきますのでご安心下さい。

4、マウスピースお渡し

いよいよインビザライン矯正がスタートします。
シミュレーションを基にマウスピースが作られてきます。
当日は、マウスピースの取り扱い説明、マウスピースのフィット感などを説明させて頂きます。
インビザライン矯正する上で不安なことも色々あると思います。
患者様のライフスタイルに合わせてアドバイスもさせて頂きますので気兼ねなくご質問下さい。
お渡ししてから1ヶ月後に歯にアタッチメントといって引っ掛けをつけて本格的に進んでいきます。最初の1ヶ月はマウスピースに慣れてもらう時期になります。いきなり始まらないのでご安心下さい。

5、アタッチメント装着

アタッチメントの見た目

インビザライン治療において重要になってくるのがアタッチメントになります。
例えば、鍋の蓋を掴もうとした時に取手がない状態では掴めないと思います。
インビザライン矯正はマウスピースだけでは歯が動くことが難しいので、アタッチメントっていうものが鍋蓋の取手の役割をしてくれます。
歯を動かすために必要不可欠な物になってきます。
ワイヤー矯正だと銀のワイヤーが目立つので見た目はどうですか?とよく質問を頂きます。
インビザライン矯正は見た目的に目立たないものになります。
樹脂は、天然歯となじみやすいです。
また、色のバリエーションがあり患者様の歯の色に近しいものを選んで使用するので目立ちにくいです。
歯並びの設計にもよりますが、歯が動く所にはアタッチメントが付いてきますのでほぼ全ての歯にアタッチメントが設置されることになります。
アタッチメントの装着する治療をする時は1時間ご予約の枠を頂いておりますのでご了承下さい。

装着手順

1、歯面清掃

歯面清掃

歯の表面に汚れが付いていると歯の表面に樹脂が付きません。
まずは、歯の表面を清掃し接着しやすくします。

2.エッチング塗布

エッチング塗布

歯の表面は滑沢で樹脂がひっつきにくいので歯の表面を酸処理することで凹凸になり接着面積を増やして外れにくくします。

3.ボンディング塗布

ボンディング塗布

樹脂と歯はそのままではくっつきません。
ボンディングという接着剤を塗ることで樹脂を歯につけることが可能になります。

4.コンポジットレジン(CR)を流し入れる

コンポジットレジン(CR)を流し入れる

アタッチメント専用のマウスピースを使用し、アタッチメント部分に樹脂を入れていきます。

5.装着

装着

アタッチメント専用のマウスピースに樹脂を入れた後、マウスピースを歯に装着した状態で光によって固めていきます。

6.バリ取り

バリ取り

歯に押し付けて硬化させているので、アタッチメントの形からはみ出した余剰な部分をバリと言います。
ブラックライトを当てるとコンポジットレジン(CR)は青く光るので余剰な部分を丁寧に取り除きます。
バリが残ったまま矯正を進めていくとピッタリはまらなくなるので矯正進行具合に影響が出てきてしまいます。
重要な工程になります。

特別な訓練を受けた衛生士さんによる施術になります。
当院の矯正期間が短い要因として正確にアタッチメントをつける技術があるからこそ実現が可能になります。

6、経過観察

インビザライン矯正は通院頻度として1ヶ月〜3ヶ月に1回になります。
通院費は頂いておりませんのでご安心下さい。

矯正開始3ヶ月後の歯並び

3ヶ月後の状態とシミュレーションを見比べて今のインビザライン矯正の進捗状態を確認していきます。
また、矯正中に不安な事がある場合はLINE公式にて対応させて頂いております。
矯正中のお悩みは我慢せずにその都度その都度で解消してもらえるようにフォローしてまいります。
医院の立地がアリオ八尾の中にあるので未成年の方でも一人で来院される場合があります。その時でもLINEにて進捗状態などは報告させて頂きます。
二人三脚でインビザライン矯正治療は進めていきます。安心してお任せ下さい。

保定

インビザライン矯正は歯並びが綺麗になって終わりではありません。
歯が動いた後は夜間のみマウスピースを入れて固定しないといけません。
もし、つけないと後戻りしてまた歯並びが悪くなってしまいます。
保定期間は先生からの指示に従ってしっかり装着しましょう。

いかがだったでしょうか?

今回は「インビザライン矯正の治療の流れ」でした。
インビザライン矯正したいけどどのように進めるのかと疑問に思っていた方はこの記事を読んで解消出来たのではないかと思います。
矯正を考えている方は是非、一度ご相談下さい。
歯並びを整えることは見た目が綺麗になるだけではありません。
《美》と《健康》も改善する事が出来ます。
6/1~7/31インビザラインで一石十鳥キャンペーンを行っております。
お得な期間なので是非、この機会にどうぞ。