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小児矯正と発音の関係 正しい発音を促す効果

小児矯正と発音の関係:正しい発音を促す効果

2025年5月2日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、ママとこどものはいしゃさん認定医院のもりかわ歯科です。

「矯正と発音はどんな関係があるの?」

「矯正をしたら発音はどう改善されるの?」

「矯正中の発音の違和感って、いつまで続くのかな?」

これらの疑問は、多くの方が矯正治療を受ける前に抱えることがある悩みです。

お子さんが矯正治療を受けると、歯並びが整うだけでなく、発音にも大きな影響を与えることがあります。歯並びが悪いと、舌や唇が発音に必要な正しい位置にうまく動かせず、発音が不明瞭になったり、滑舌が悪くなることがあります。

しかし、矯正をすることによって、舌の動きや口腔内のバランスが整い、発音が改善されることが多いです。矯正中に発音に違和感を感じることもありますが、それは治療が進む過程の一部であり、徐々に発音がスムーズになっていきます。

矯正は発音改善にも大きな役割を果たすため、お子さんが自信を持って話せるようになるために重要なステップとなります。

この記事では、小児矯正が発音に与える影響と、その改善効果について詳しく解説します。

この記事を読めば分かること

  • 矯正で発音がどう改善するか分かる
  • 矯正方法別の発音への影響が分かる
  • 矯正中でも発音をスムーズにするためのコツが分かる
  • 矯正と発音に関するよくある質問が分かる

歯並びが発音に与える影響とは?

歯並びが発音に与える影響とは?

歯並びは、発音に大きな影響を与える要因の一つです。

歯並びが悪いと、舌や唇が適切な位置に動かしづらくなり、その結果、発音が不明瞭になることがあります。

歯並びと発音の関係

歯並びが悪いと、舌や唇が発音に必要な正しい位置にうまく動かせなくなることがあります。

例えば、前歯が突き出ている「出っ歯」や歯が重なっている「乱ぐい歯」の場合、舌の動きに制限がかかり、発音が不明瞭になることがあります。

特に「さ行」「た行」「ら行」のように、舌が歯の裏や歯茎に触れて音を出す必要がある音では、歯並びが悪いと発音が難しくなります。出っ歯の方は、舌が歯にうまく当たらず、音がかすれたり、発音がはっきりしないことがあるのです。

また歯並びが悪いと舌の動きが思うように調整できず、滑舌が悪くなることもあります。
言葉を発音する際には、舌と歯の位置が重要な役割を果たすため、歯並びの影響は大きいと言えます。

矯正治療による改善

矯正治療を受けることで歯並びが整うと、舌の動きがスムーズになり、発音が改善されることが多いです。

歯並びが整うことで、舌が自然に正しい位置に動きやすくなり、発音がスムーズに行えるようになります。特にお子さんが矯正治療を受けると、舌の動きや位置が改善され、発音がより正確にできるようになることが期待できます。

例えば、矯正によって出っ歯が改善されると、舌が歯にうまく当たるようになり、発音が明確にできるようになります。歯並びが整うことで、口腔内の動きが改善され、言葉を発音する際のバランスが取れるため、発音がクリアになります。

矯正装置で発音はどう変わる?

矯正を始めると、「発音が変わるのでは?」と不安に思う方もいるかもしれません。

実際、矯正装置の種類や装着位置によって一時的に発音がしづらくなることがあります。
しかし、矯正治療が進むにつれて舌の動きがスムーズになり、最終的には発音がクリアになることが多いです。

ここでは、マウスピース矯正・ワイヤー矯正(表側矯正)・舌側矯正(裏側矯正)の発音への影響と対策について解説します。

マウスピース矯正の発音への影響

マウスピース矯正の発音への影響

マウスピース矯正は、発音への影響が比較的少ない矯正方法ですが、軽度であっても一時的に発音がしづらくなることがあります。

特に「し」「ち」などの発音は、舌の位置や空気の流れの変化によって影響を受けやすいとされています。

発音が変わる主な理由

マウスピースは歯全体を覆うため、舌の動きや発音時の空気の流れがわずかに変わります。

「さ行」や「た行」の発音では、舌のわずかな位置の変化が影響し、発音しづらくなることがあります。ほとんどの場合、1週間ほどで舌の動きが順応し、発音も通常通りに戻ります。

違和感を和らげるコツ

マウスピースを装着したまま話す練習を繰り返すことで、違和感が徐々に軽減されます。

また、ゆっくりとはっきり発音することで、舌や口の動きに慣れやすくなります。

取り外しが可能な矯正装置なので、大切な場面では一時的に外すことで、発音の影響を最小限に抑えることもできます。

ワイヤー矯正(表側矯正)の発音への影響

ワイヤー矯正(表側矯正)の発音への影響

ワイヤー矯正は、歯の表面に装置を固定するため、発音に多少の影響を与えることがあります。

特に、装置が唇や舌に当たることで、発音の違和感を感じることがありますが、ほとんどの場合、時間とともに慣れていきます。

発音が変わる主な理由

ワイヤー矯正では、ブラケットやワイヤーが歯の表面に付くことで、舌や唇の動きが制限されることがあります。

「ふ」「は」「ま」などの音は、唇の動きが影響を受けるため、発音しづらくなることがあります。
装置が舌に触れることで、「さ行」「た行」の発音が不明瞭になることもあります。

しかし、数週間ほどで舌や唇が装置の存在に適応し、自然な発音に戻ることがほとんどです。

違和感を和らげるコツ

矯正装置に慣れるためには、日常会話の中で意識的に口を大きく開けて話したり、発音練習をしたりすることが効果的です。

装置による違和感を軽減するために、ワックスを使用して滑らかにすることも可能です。最初のうちは話しづらさを感じることもありますが、時間とともに発音の違和感は少なくなり、スムーズな会話ができるようになります。

舌側矯正(裏側矯正)の発音への影響

舌側矯正(裏側矯正)の発音への影響

舌側矯正は歯の裏側に装置を固定するため、特に舌の動きに影響を与え、発音の違和感を感じることがあります。多くの場合、時間が経つにつれて舌が装置に適応し、発音もしだいにスムーズになります。

発音が変わる主な理由

舌側矯正では、装置が舌に直接触れるため、舌の動きが制限されやすくなります。

「さ行」「た行」「ら行」など、舌を歯や歯茎に当てて発音する音は影響を受けやすいです。舌が装置に当たることで、音がかすれたり、言葉が滑らかに出にくくなることもあります。

発音への影響は一時的なものであり、通常は数週間から1カ月ほどで慣れていきます。

違和感を和らげるコツ

舌側矯正に慣れるためには、舌を意識的に動かすトレーニングをすることが有効です。

例えば、ゆっくりはっきり発音する練習をしたり、舌の動きを意識した滑舌トレーニングを行うと、適応が早くなります。また、装置による舌の擦れを防ぐためにワックスを活用するのも効果的です。

最初は話しづらく感じることもありますが、日常的に話すことで違和感は徐々に軽減され、発音も安定していきます。

矯正中でも発音をスムーズにするコツとトレーニング法

矯正中でも発音をスムーズにするコツとトレーニング法

矯正中、発音が少し難しく感じることがあるかもしれませんが、少し工夫すれば発音をスムーズにすることができます。

ここでは、矯正治療中でも発音を改善するためのコツとトレーニング法をご紹介します。
これらを実践することで、よりクリアでスムーズな発音を目指しましょう。

日常生活でできる発音トレーニング

鏡を使った発音練習

鏡の前で発音を確認することで、舌の位置や口の動きをチェックできます。

特に「さ行」や「た行」など、舌が歯に触れる音は、鏡を見ながら発音することで、舌の動きや位置を意識しやすくなります。舌がどこに触れているか、口の中でどう動いているかを確認し、正しい発音の位置に舌を持っていくことが重要です。

ゆっくり話す

矯正中に発音がうまくいかない時は、焦らずにゆっくり話すことを心がけましょう。

早く話すと、舌の動きがうまくいかず、発音が不明瞭になりやすいです。発音をスムーズにするためには、ゆっくりとしたペースで話し、舌の位置を意識しながら発音を行うと良いです。

練習用の音読

発音が特に難しいと感じる場合、音読を繰り返すことで改善することがあります。

好きな絵本や短い文章を選び、声に出して読むことで、舌の動きを自然に改善できます。発音を意識しながら繰り返し練習することが重要です。

毎日少しずつ音読を行うことで、発音がスムーズに改善されていきます。

口の体操やマッサージ

口の周りの筋肉をほぐすために、簡単な口の体操やマッサージを行うことも効果的です。

例えば、口を大きく開けて閉じる、唇を尖らせてからリラックスするなどの体操を行うことで、口の周りの筋肉が柔らかくなり、発音しやすくなります。

矯正中は口内の筋肉が普段と違う動きになるため、こうした体操が発音のスムーズさを保つ助けになります。

発音に集中する時間を作る

発音が難しい時期に、意識して発音を練習する時間を作ることも効果的です。

1日数分でも、自分の発音を意識して練習することで、矯正治療中でも発音がスムーズになります。

日常の会話の中で意識的に発音に気をつけることや、家族や友達に協力してもらって、発音を確認し合うことも有効です。

よくある疑問Q&A:矯正と発音の不安を解消

Q.1 矯正を始めたばかりで発音がうまくできないのは普通ですか?

A.1 矯正治療を始めたばかりの段階では、発音が少し難しく感じることがあります。

歯に矯正装置が付いているため、舌の動きや口の中の感覚が変わるためです。

しばらくすると慣れてきて、発音もスムーズになります。

Q.2 矯正中の発音の違和感はいつまで続きますか?

A.2 発音の違和感は個人差がありますが、通常は矯正治療を始めてから数週間から数ヶ月で慣れてきます。

発音がスムーズになるまでの時間は、治療の進行具合や矯正装置の種類によって異なります。

Q.3 矯正が終わったら発音は改善されますか?

A.3 矯正治療が完了すると、歯並びが整い、舌の動きや口の中のスペースが改善されるため、発音が明瞭になります。

特にお子さんの場合、成長とともに発音が自然に改善されることが多いです。

Q.4 矯正中に発音の練習を始めても大丈夫ですか?

A.4 矯正中に発音練習を始めることは全く問題ありません。

発音を意識的に練習することで、治療が進むとともにスムーズに発音できるようになります。音読や舌の位置を意識した練習を行うことをおすすめします。

Q.5 矯正中に発音が悪くなることはありますか?

A.5 矯正治療中に発音が一時的に悪くなることはありますが、これは一時的なもので、歯並びが整うにつれて発音も改善します。

矯正装置が口の中にあることで、舌の動きが一時的に制限されるため、発音が不明瞭になることがあります。

Q.6 発音がうまくいかない場合、矯正装置を調整すべきですか?

A.6 発音に困難を感じる場合は、矯正装置が口の中で適切に配置されているかを確認することが大切です。

矯正歯科医に相談し、調整が必要かどうかを確認しましょう。

Q.7 矯正装置が発音に与える影響を最小限にする方法はありますか?

A.7 矯正装置が発音に与える影響を最小限にするためには、舌の位置を意識して発音練習をすることが重要です。

発音練習を行うことで、矯正装置に慣れ、発音もスムーズになりやすくなります。

Q.8 矯正治療後に発音が改善されなかった場合、どうすればいいですか?

A.8 矯正治療後に発音に改善が見られない場合は、発音専門の訓練が必要なことがあります。

言語聴覚士や発音の専門家に相談し、適切な発音トレーニングを受けることが効果的です。

まとめ:正しい発音のために専門医の相談を検討しよう

小児矯正は歯並びを整えるだけでなく、発音の改善にも大きな役割を果たします。

矯正治療中に発音に違和感を感じることもありますが、歯並びが整うことで舌や唇の動きがスムーズになり、発音が明瞭になります。治療が進むにつれて、発音の精度が向上し、コミュニケーションに自信を持てるようになるでしょう。

発音の改善には時間がかかることもありますが、矯正を受けることで、将来的にお子さんの発音が自然に改善されることが多いです。もし発音に不安があれば、専門医に相談して、最適なアドバイスを受けることが大切です。

もりかわ歯科では、お子様一人ひとりに合った最適な治療法を提案し、安心して治療を受けられるように全力でサポートします。お子様の健康的な歯並びを実現するために、一緒に取り組んでいきましょう!

前歯が出ているのが気になる小児矯正症例

【小児】主訴:「前歯が出ているのが気になる」小児矯正症例

2025年4月25日

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【関連動画】

[動画版]【小児】主訴:「前歯が出ているのが気になる」小児矯正症例

限定解除項目

限定解除項目

通院時年齢 性別 通院目的 診断 治療内容 治療期間・回数 費用※自由診療となります。 リスク・副作用
10歳 女性 マウスピース矯正治療 出っ歯 インビザライン(非抜歯) 12ヶ月 通院回数6回 880,000円

※自由診療になります

マウスピース矯正は、マウスピースを着けていないと歯が動かないため、決められた時間は必ず装置を装着して頂く必要があります。

装着時間を守ること、1~2週間ごとにマウスピースの着け替えを怠らないことが大切となります。

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

当院では年間250人以上の患者さんがインビザライン矯正を開始されています。

症例の紹介はもりかわ歯科のinstagramでも随時公開にて紹介しておりますのでチェックしてみてください。

「そもそもインビザラインって何?」と疑問に感じられた方や、インビザラインについての基礎知識を知りたい方はもりかわ歯科の「マウスピース矯正ページ」をご覧ください。

患者さんの主訴「前歯が出ているのが気になる

今回ご紹介する患者さんは10歳の女の子です。

「前歯が出ているのが気になる」という悩みを抱えて当院のInstagramをご覧になり、相談にいらっしゃいました。
一般的に「出っ歯」の原因は遺伝と思われがちですが、この患者さんの場合は、口呼吸という呼吸の仕方に問題があると推察されました。

当院の方針:歯並びが悪くなる原因から治療する

当院では小児矯正の際、単に歯を動かすのではありません。
歯並びが悪くなる原因(口呼吸や舌の位置など)をしっかり把握し、そこから改善を図ります。

今回は、舌の位置や呼吸の改善と並行して、マウスピース矯正を進めた症例です。

小児】「前歯が出ているのが気になる」小児矯正症例の治療内容と結果

【初診時】問題の原因について主治医の考察

インビザライン症例(初診時)

小児矯正症例(初診時)

V字歯列(上顎が狭い状態)

上顎がアルファベットの「V」のように狭く、前歯が前方へ突出していました。

下顎も狭く、右下3番の生えるスペース不足

このまま成長すると、歯並びがさらに悪化し、抜歯が必要になる恐れがあります。

舌の位置が不適切

舌の正しい位置(上あごに軽く触れるような状態)を保てないと、前歯を押し出す力が働きやすく、出っ歯が進行しがちです。

治療目標

  1. V字歯列を拡大し、前歯の突出を抑える
  2. 下顎を広げて右下3番が正しく並ぶためのスペース確保
  3. 舌や唇の筋力・呼吸の仕方を整え、根本原因を改善する

【治療計画】「前歯が出ているのが気になる」インビザライン症例

症例の治療計画

マウスピース矯正と「お口トレーニング」を組み合わせる

当院では、インビザライン矯正と呼ばれるマウスピース型の装置を使い、歯を0.1mm単位で動かす計画を立てています(クリンチェック)。
さらに、舌の位置や唇の力のバランスを整える「お口トレーニング」を並行して行うことで、歯並びを悪くする原因自体を改善します。

上顎:V字歯列を広げて前歯を後方へ

拡大(エクスパンション)

上顎を広げることで、前歯が自然に後ろへ下がるスペースを確保。

前歯を後方移動

スペースを作ったうえで前歯を下げ、出っ歯を改善していきます。

下顎:狭い歯列を拡大し、右下3番にスペースを作る

狭い下顎を拡げながら歯を並べる

下顎が狭いため、まずはスペースを広げて歯がきちんと生える余地を確保します。

お口トレーニング:舌の正しい位置・唇の力

舌先を上あごにつける練習

舌が下がっていると口呼吸や出っ歯を助長します。

唇の力を保つ練習

唇の適度な力が歯列の拡大をスムーズにし、正しい噛み合わせに近づけます。

【矯正開始12ヶ月】「前歯が出ているのが気になる」インビザライン症例

インビザライン症例(12ヶ月)

インビザラインでの矯正治療開始から12ヶ月後の実際の写真です。

  • 前歯の突出が大幅に改善
  • V字の歯列が広がり、左右に十分なスペースが確保
  • 右下3番の生えるスペースも作られ、歯並びが整った
  • 舌や唇のトレーニングで根本的な口呼吸対策も可能に

成長期の柔軟性とインビザラインの精密なシミュレーションにより、わずか12ヶ月という短期間で出っ歯と狭い歯列の両方を改善できました。
お母様もお子様ご本人も、納得の仕上がりに大変喜んでいただきました。

「【小児】主訴:「前歯が出ているのが気になる」インビザライン症例」のまとめ

前歯が出ているのが気になる」症例のビフォーアフター

症例のビフォーアフター

【ビフォー】V字歯列・前歯の突出

  • 上顎が狭く「V字」になっていて前歯が飛び出し気味
  • 下顎も狭く、右下3番のスペースがほとんどない

【アフター】12ヶ月後にはここまで改善

  1. 出っ歯が解消され、正しい位置に並ぶ前歯
  2. 右下3番がしっかり生えるためのスペースを確保
  3. 舌の位置と呼吸を見直したことで、将来の乱れも予防

小児矯正で大切にしていること

私自身、「自分の娘だったらどう治療するか?」をいつも考えながら、小児矯正に臨んでいます。

歯並びの乱れは見た目だけでなく、全身の健康や成長にも影響を与えかねません。
当院のコンセプトは「口腔内から全身へ。」歯と口の健康をしっかり守ることで、将来にわたる全身の健康サポートにつなげたいと考えています。

「歯並びは気になるが時間がかかるのでは?」や「自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?」と不安になり勇気が出ずに一歩踏み出せない方は勇気を振り絞って是非、一度お問合せ下さい。

医療法人甦歯会もりかわ歯科は、全国の歯科医院の中で1%も獲得する事が出来ない”ダイヤモンドプロバイダー”の称号を3年連続獲得しておりますので、安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味のある方、噛み合わせが気になる方は下記「もりかわ歯科のマウスピース矯正ページ」からお問合せ下さい。

最初から最後まで矯正担当医は矯正専門医の森川 康司が診させて頂きますのでご安心下さい。

マウスピース矯正LPバナー

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マウスピース矯正と食事:子供の食生活への影響

マウスピース矯正と食事:子供の食生活への影響

2025年4月18日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、ママとこどものはいしゃさん認定医院のもりかわ歯科です。

「子供のマウスピース矯正を考えているけれど、食事に影響はあるの?」

「矯正中に食べてもいいもの、避けるべきものが知りたい!」

「食事のたびにマウスピースを外すのが面倒…本当に必要?」

お子さんの歯並びを整えるために、マウスピース矯正を検討している親御さんは多いでしょう。
しかし、矯正中の食事に関する疑問や不安を抱えている方も少なくありません。

「マウスピースをつけたまま食べたり飲んだりしてもいいの?」

「食後のマウスピースのお手入れはどうしたらいいの?」

といった点は、多くの保護者が気になるポイントです。

この記事では、子供のマウスピース矯正中の食生活について詳しく解説します。食事に関する注意点やおすすめの食べ物・飲み物、そして矯正を成功させるために大切なケア方法についてもご紹介します。

お子さんの歯並びを守りながら、快適にマウスピース矯正を進めるためにぜひ参考にしてください。

この記事を読めば分かること

  • 子供のマウスピース矯正の基本
  • 矯正中の食事で気をつけるべきポイント
  • おすすめの食べ物と飲み物・避けるべきもの
  • 矯正中に適した飲み物とNGな飲み物の違い
  • 食事後の正しいお手入れ方法

 子供のマウスピース矯正とは?知っておきたい基礎知識

子供のマウスピース矯正とは?知っておきたい基礎知識

マウスピース矯正とは?

子供の歯科矯正治療の中でも、近年注目されているのが「マウスピース矯正」です。

従来のワイヤー矯正とは違って、透明なプラスチックのマウスピースを使って歯を矯正する方法です。
この方法は「見た目が気になる」「治療中の痛みを減らしたい」といったニーズに応えるために、とても効果的な選択肢です。

また、ワイヤーやブラケットを使用しないため、口内の痛みや不快感が少ないことも特徴です。

治療の流れ

マウスピース矯正は、歯科医師による精密な検査と診断を受け、矯正プランが立てられます。
これには、歯型を取ったり、レントゲンを撮影したりすることが含まれます。

その後専用のマウスピースが製作され、治療が開始されます。治療期間中は、数週間ごとに新しいマウスピースを交換していき、歯が徐々に移動していきます。

治療期間と効果

治療期間は個々の症例によって異なりますが、一般的には1年半から2年程度が目安です。

歯並びの状態や矯正が必要な範囲によって治療期間は前後します。早期に治療を始めるほど、よりスムーズに効果が得られる場合が多いので、早期の相談が大切です。

マウスピース矯正の特徴

目立たないデザイン

マウスピースは透明で目立たないため、矯正治療中も見た目を気にせず過ごせます。

取り外し可能

食事や歯磨きの際に取り外せるため、口腔内の衛生を保ちやすく快適に過ごせます。

痛みが少ない

ワイヤー矯正に比べて、矯正中の痛みや違和感が少なく、治療が進んでも比較的快適に感じられます。

マウスピース矯正の注意点

装着時間を守る必要がある

1日20〜22時間の装着が推奨されています。
装着時間が足りないと効果が薄れることがありますので、保護者の方がしっかりとサポートし、毎日の習慣として定着させることが大切です。

取り外しに気をつける

食事や飲み物を摂る際に取り外さなければならず、その際に無くしたり汚したりするリスクがあります。
特に机の上やポケットにそのまま置いてしまうと紛失や破損の原因になるため、専用ケースに入れて安全に保管することが大切です。

お手入れを欠かさない

マウスピースを清潔に保つためには、毎日お手入れを行うことが重要です。
清潔な状態でマウスピースを装着することで、虫歯や口臭の予防ができます。毎日のケアを習慣にすることが、矯正治療の成功に繋がります。

マウスピース矯正が子供の食事に与える影響

マウスピース矯正が子供の食事に与える影響

マウスピース矯正は、子供の食事にいくつかの影響を与えることがありますが、適切に対処すれば問題なく治療を進めることができます。

この記事ではマウスピース矯正がもたらす食事への影響をいくつかご紹介します。

食事の際にマウスピースを外す必要がある

マウスピース矯正中は、食事の際に必ずマウスピースを外す必要があります。

食べ物がマウスピースに付いて汚れてしまうのを防ぎ、口の中を清潔に保つためです。
これを守らずに食事をすると、マウスピースが汚れて虫歯の原因になることもあります。

食事内容の工夫が必要

マウスピースを装着している時間帯が長いため、食事内容に工夫が必要です。

硬い食べ物や粘着性の強い食べ物(ナッツ、キャラメル、ガムなど)はマウスピースに付着しやすく、場合によっては壊れることもあります。そのため柔らかい食べ物を選ぶことが重要です。

飲み物の選び方にも注意

矯正中は飲み物にも注意が必要です。

糖分が多いジュースや炭酸飲料は歯に悪影響を与えやすいため、避けるべきです。
無糖のお茶や水など、歯に優しい飲み物を選ぶことをおすすめします。

食後のお手入れが重要

食事後には、マウスピースのケアが欠かせません。

食べ物がマウスピースに残らないように、流水で洗浄することが大切です。
また、歯磨きも忘れずに行い、口腔内を清潔に保つことが矯正治療の効果を高めます。

食事に対する意識の変化

子供にとっては食事の際にマウスピースを外すことが一手間になりますが、これを習慣化することで食事の時間や生活習慣全体への意識が高まります。

食べ物に気を使うことで、矯正治療を通じてより健康的な食生活を身につけることができます。

マウスピース矯正を成功させるためには、食事に対する意識と正しいケアが大切です。
お子様に負担をかけず、無理なく治療を続けられるよう、サポートしていきましょう。

食べても大丈夫?矯正中におすすめの食べ物・避けるべき食べ物

食べても大丈夫?矯正中におすすめの食べ物・避けるべき食べ物

マウスピース矯正中の食事では、食べ物を選ぶことが非常に大切です。

硬すぎる食べ物や粘着性が強い食べ物はマウスピースに負担をかけたり、装置が壊れたりすることがあります。
また、歯に悪影響を与えるような食品も避ける必要があります。

ここでは、マウスピース矯正中におすすめの食べ物と、避けるべき食べ物を紹介します。

矯正中におすすめの食べ物

柔らかい食べ物

 柔らかくて噛みやすい食べ物は、矯正中にぴったりです。

例えば、スープ、煮込み料理、やわらかいお肉や魚などはおすすめです。これらは歯やマウスピースに負担をかけずに食べやすく、栄養も摂取できます。

ご飯やお粥

 白ご飯やお粥など、柔らかい炭水化物は矯正中に食べやすく、歯に負担をかけません。
これらは栄養源としても優れており、消化もしやすいため、治療中の食事にはぴったりです。

果物(皮をむいたもの)

 柔らかい果物、例えばバナナやりんご(皮をむいたもの)などは、噛む力が少なくて済みます。
生のフルーツはビタミンも豊富で、歯にも優しいので矯正中にも安心して食べられます。

矯正中に避けるべき食べ物

硬い食べ物

ナッツ、キャンディー、硬い肉の塊などは、マウスピースを傷つけたり、歯に大きな負担をかけることがあります。
硬い食べ物は矯正装置が壊れる原因になるため、なるべく避けることが大切です。

粘着性のある食べ物

 キャラメル、ガム、グミなどの粘着性が強い食べ物は、マウスピースにくっつきやすく、装置を汚す原因となります。
さらに、歯に残りやすいため、虫歯を引き起こすリスクもあります。

酸性の食べ物

 酸味の強い食べ物(レモン、グレープフルーツなど)や、酸が含まれている食べ物は歯のエナメル質を傷つけ、歯を弱くすることがあります。

酸性の食べ物が歯に触れることで、虫歯のリスクも高くなるため注意が必要です。

飲み物選びも重要!マウスピース矯正中の飲み物の選び方

飲み物選びも重要!マウスピース矯正中の飲み物の選び方

マウスピース矯正中は、食事だけでなく飲み物にも気をつける必要があります。
矯正中に適切な飲み物を選ぶことで、マウスピースを清潔に保ち、歯の健康を守ることができます。

ここでは、マウスピース矯正中におすすめの飲み物と避けるべき飲み物について詳しくご紹介します。

矯正中におすすめの飲み物

水は最もおすすめの飲み物です。水はマウスピースを汚すことなく、歯を洗浄する効果もあります。
水分補給は口の中を乾燥から守り、歯の健康をサポートします。

お茶(無糖) 

無糖のお茶も矯正中には適しています。緑茶やウーロン茶など、砂糖を加えていないお茶は口の中をすっきりさせます。
特にカフェインが含まれるお茶は歯の抗酸化作用を助けることもあります。飲んだ後はしっかり水で口をすすぐとより効果的です。

無糖のスポーツドリンク(適量) 

無糖のスポーツドリンクは、運動後の水分補給としても良い選択肢です。
ただし、飲みすぎると酸が歯に影響を与えることがあるため、適量にすることが大切です。

矯正中に避けるべき飲み物

炭酸飲料(ソーダ) 

炭酸飲料は歯のエナメル質を溶かしやすく、矯正中に飲むと虫歯の原因になることがあります。
糖分も多く含まれているため、歯に残ると歯垢や虫歯のリスクを高めます。

果物ジュース(特に加糖) 

加糖の果物ジュースは、糖分が多く虫歯を引き起こす原因となります。

さらに、酸性が強いジュース(オレンジジュースなど)は歯のエナメル質を傷つけることがあります。
矯正中は、歯の健康に悪影響を与えやすいので避けるようにしましょう。

甘いコーヒーやカフェラテ 

甘いコーヒーやカフェラテは、マウスピースに糖分が付着しやすく、矯正中に飲むと歯に悪影響を与えます。
色素が強い場合、歯に着色を引き起こす可能性もあるため注意が必要です。

正しいケアが大切!食事後のマウスピースお手入れ法

正しいケアが大切!食事後のマウスピースお手入れ法

マウスピース矯正中は、食事後のケアが非常に重要です。

食べ物や飲み物がマウスピースに付着すると、汚れがたまりやすく、虫歯や口臭の原因になることがあります。ここでは、食事後にマウスピースを清潔に保つためのケア方法をご紹介します。

マウスピースを外す

食事の際は必ずマウスピースを外しましょう。

食べ物がマウスピースに付着することを防ぎ、衛生面を保つことができます。
外したマウスピースはすぐに洗浄できるよう準備しておくと便利です。

流水で洗う

食事後、マウスピースは必ず流水で洗い流しましょう。
水だけでも食べ物のカスや細かい汚れを落とすことができます。

洗浄する際は、熱すぎない水で優しくすすぎ、汚れをしっかり落とすことが大切です。

マウスピース専用の洗浄剤を使う

より清潔に保つために、マウスピース専用の洗浄剤を使用するのもおすすめです。
これらの洗浄剤は、マウスピースの細かい汚れや臭いを取り除く効果があります。

洗浄剤を使う際は、製品の指示に従って使用し、しっかりとすすぎましょう。

歯磨きを忘れずに

食事後にマウスピースを取り外した後は、歯もしっかりと磨くことが重要です。

歯の表面に食べ物が残らないよう、丁寧に歯磨きを行いましょう。歯磨きが終わった後にマウスピースを再度装着します。

まとめ:後悔しないために!矯正中の正しい食生活を知ろう

マウスピース矯正中は、食生活に少しだけ工夫を加えることで、より効果的に治療を進めることができます。

食事中や飲み物を選ぶ際には、マウスピースや歯を清潔に保つことが大切です。食べ物や飲み物による影響を最小限に抑え、しっかりとケアをすることで、快適な矯正治療が実現できます。

食事後のマウスピースのお手入れも忘れずに行い、毎日のケアを習慣にすることが、後悔しないための大切なポイントです。
正しい食生活とケア方法を実践することで、矯正中の不安を軽減し、理想的な歯並びを手に入れることができます。

マウスピース矯正に関して不安や疑問がある場合は、お気軽にご相談ください。

もりかわ歯科では、お子様一人ひとりに合った最適な治療法を提案し、安心して治療を受けられるように全力でサポートします。お子様の健康的な歯並びを実現するために、一緒に取り組んでいきましょう!

前歯が出ているので困ってるインビザライン症例

【出っ歯】主訴:「前歯が出ているので困ってる」インビザライン症例

2025年4月11日

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【関連動画】

[動画版]【出っ歯】主訴:「前歯が出ているので困ってる」インビザライン症例

限定解除項目

限定解除項目

通院時年齢 性別 通院目的 診断 治療内容 治療期間・回数 費用※自由診療となります。 リスク・副作用
19歳 女性 マウスピース矯正治療 出っ歯 インビザライン(非抜歯) 12ヶ月 通院回数3回 880,000円

※自由診療になります

マウスピース矯正は、マウスピースを着けていないと歯が動かないため、決められた時間は必ず装置を装着して頂く必要があります。

装着時間を守ること、1~2週間ごとにマウスピースの着け替えを怠らないことが大切となります。

 

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

当院では年間250人以上の患者さんがインビザライン矯正を開始されています。

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 患者さんの主訴「前歯が出ているので困ってる

今回ご紹介する患者さんは10代の女性で、「前歯が出ているので困っている」という切実なお悩みを抱えて来院されました。
上顎の前歯は大きく突出しているだけでなく、前歯の間に隙間(すきっ歯)も目立ち、見た目や発音、日常生活でのストレスを感じていたようです。

主治医の見解:口呼吸の影響

幼少期からの口呼吸など、口腔習癖が歯並びを崩す大きな原因になりがちです。
この患者さんも、他院で「歯を抜いて矯正するしかない」と言われたものの、できるだけ抜歯を避けたいという思いから当院を受診されました。

 【出っ歯】「前歯が出ているので困ってる」インビザライン症例の治療内容と結果

【初診時】問題の原因について主治医の考察

インビザライン症例(初診時)

インビザライン症例(初診時)

初診時、「前歯が出ているので困ってる」とお悩みの患者様の状態は、

上顎

前歯が大きく前方に突出し、「すきっ歯」もある状態。

下顎

前歯が狭く、歯並びが乱れているため、噛み合わせに大きな負担。

こうした状態を放置すると、さらに歯が前へ出たり、将来の抜歯リスクが高まったりする恐れがあります。

治療目標

  1. 拡大によって上顎のスペースを確保し、前歯を後ろに下げる
  2. 下顎も同様に拡大し、前歯が正しく並ぶためのスペースを作る

【治療計画】「前歯が出ているので困ってる」インビザライン症例

症例の治療計画

インビザライン矯正では、クリンチェックと呼ばれる3Dシミュレーションソフトを使用し、歯を0.1mm単位で動かす治療計画を立案します。

今回の計画

拡大(エクスパンション)

上顎が狭いことが根本原因の一つなので、まず上顎を「拡大」という方法で広げ、前歯を後ろへ動かせるスペースを確保。
すきっ歯や出っ歯を同時に改善できるようアプローチします。

下顎も拡大

下顎も狭いので、拡大によって十分なスペースを作り、乱れている前歯を整列。

前歯の後方移動&歯列全体の整列

シミュレーションをもとにマウスピースを定期的に交換しながら、少しずつ理想の歯並びへ導きます。

【矯正開始12ヶ月】「前歯が出ているので困ってる」インビザライン症例

インビザライン症例(12ヶ月)

インビザラインでの矯正治療開始から12ヶ月後の実際の写真です。

治療開始からわずか12ヶ月で、次のような変化を確認できました。

  • 前歯の出っ歯や隙間が大幅に改善
  • 下の前歯も綺麗に整列し、噛み合わせが向上
  • 抜歯を回避し、見た目も機能面も良好な状態へ

成長期の柔軟性とインビザラインの精密なシミュレーションにより、短期間でこれほどの変化が実現しました。

 「【出っ歯】主訴:「前歯が出ているので困ってる」インビザライン症例」のまとめ

前歯が出ているので困ってる」症例のビフォーアフター

症例のビフォーアフター

初診時

上顎の前歯が突出し、隙間(すきっ歯)もある。
下顎は前歯が狭く、歯並びが乱れていた。

12ヶ月後

出っ歯とすきっ歯が解消され、下顎も並んだ綺麗な歯列に。
噛み合わせによる負担も大きく軽減されました。

短期間での変化を支えるインビザラインの特長

  • 3Dシミュレーションによる精密な治療計画
  • 抜歯の回避が可能になる「拡大」の活用
  • 取り外しができて日常生活に支障が少ない

抜歯に抵抗がある方や、見た目の変化を短期間で目指したい方は、一度マウスピース矯正の可能性を検討してみる価値があります。

出っ歯・すきっ歯のお悩みはお気軽にご相談を

「前歯が出ていて気になる」「歯と歯の間に隙間があって悩んでいる」など、出っ歯やすきっ歯でお困りの方は、ぜひ一度もりかわ歯科までご相談ください。
インビザライン矯正は見た目だけでなく、噛み合わせの負担を減らし、長期的な歯の健康維持に役立ちます。

「歯並びは気になるが時間がかかるのでは?」や「自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?」と不安になり勇気が出ずに一歩踏み出せない方は勇気を振り絞って是非、一度お問合せ下さい。

医療法人甦歯会もりかわ歯科は、全国の歯科医院の中で1%も獲得する事が出来ない”ダイヤモンドプロバイダー”の称号を3年連続獲得しておりますので、安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味のある方、噛み合わせが気になる方は下記「もりかわ歯科のマウスピース矯正ページ」からお問合せ下さい。

最初から最後まで矯正担当医は矯正専門医の森川 康司が診させて頂きますのでご安心下さい。

マウスピース矯正LPバナー

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小児矯正と成長痛:治療中の痛みと対処法

小児矯正と成長痛:治療中の痛みと対処法

2025年4月4日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、ママとこどものはいしゃさん認定医院のもりかわ歯科です。

「矯正と成長痛は関係あるの?」

「小児矯正を考えているけど、痛みがあるならやめたほうがいい?」

「小児矯正は何歳から始めたらいいの?」

お子さんの歯並びを整えたいと考える一方で、「痛み」に関する不安を持つ親御さんは多いものです。
特に、成長期のお子さんが「成長痛」を感じている場合、小児矯正による影響を気にされる方もいるでしょう。

この記事では、小児矯正と成長痛の関係、矯正中の痛みの実態、そして親御さんができる対処法について詳しく解説します。

この記事を読めば分かること

  • 成長痛の原因や症状、ピーク時期について理解できる
  • 小児矯正が成長痛に影響を与えるのか知ることができる
  • 矯正治療の痛みの実態と対処法を知ることができる
  • 小児矯正を始めるタイミングとそのメリットについて理解できる

成長痛ってどんなもの?症状やピーク時期をチェック

成長痛ってどんなもの?

成長痛とは、子どもの骨や筋肉が急激に成長する過程で感じる痛みのことです。

主に3歳〜12歳頃の子どもに見られ、体の急成長に伴って筋肉や関節に負担がかかることで痛みを感じることがあります。

成長痛は一時的なもので、通常は数日から数週間で自然に治まります。
痛みが出ている間は気になることもありますが、時間が経つと痛みは徐々に治まるため、心配する必要はありません。安静にしていると楽になることが多いです。

成長痛の主な症状

足の下部に痛みが集中

成長痛はひざ、ふくらはぎ、太ももなど、足の下部に痛みを感じることが多いです。

両足に痛みが現れることがある

成長痛は片足だけでなく、両足に痛みが現れることもあります。痛みが交互に現れることもあります。

数時間から数日で治まる

成長痛は通常、数時間から数日以内に治まることが多いです。痛みが長引くことは少なく、自然に治ります。

動かすと痛みが強くなる

体を動かしたり、特定の姿勢をとると、痛みが強く感じられることがありますが、安静にすると痛みが軽減することが多いです。

日中は痛みを感じないことが多い

成長痛は日中は特に痛みを感じないことが多く、夕方や夜に痛みが強くなることが特徴です。

成長痛のピークはいつ?

成長痛は、主に4歳〜6歳8歳〜12歳にピークを迎えることが多いです。

これらの時期に、特に急激な成長が進むため、骨や筋肉に負担がかかりやすくなります。
成長が早く進む時期に痛みが現れることが多く、例えば小学校低学年の頃や、急に身長が伸びた時期に起こることがあります。

4歳〜6歳

骨や筋肉の成長が始まる段階で、特にふくらはぎひざに痛みが感じられることが多いです。

8歳〜12歳

特に急激に成長が進み、痛みが強く感じられることがあります。特に身長が急激に伸びる時期に成長痛が現れることが多いです。

成長痛は成長に伴う自然な現象ですが、痛みが激しい、長期間続く、その他の症状(例えば、腫れや発熱)が伴う場合には、病院で相談することをお勧めします。

小児矯正と成長痛は関係ある?

小児矯正と成長痛は関係ある?

小児矯正と成長痛に直接的な関連性はありませんが、矯正治療が間接的に影響を与えることがあります。

矯正を始めると、顎の位置が変わったり、噛み合わせの調整が行われます。
そのため体全体のバランス、特に姿勢や体幹に変化が生じることがあります。

矯正装置による影響

矯正装置をつけると、顎の筋肉や関節に負担がかかることがあります。
治療を開始したばかりの頃は顎が不安定になりやすく、そのため体全体のバランスが崩れ、足や膝の筋肉に余分な負担がかかることもあります。

このようなバランスの変化が成長痛を引き起こす場合があるのです。

噛み合わせの変化と姿勢への影響

矯正治療によって噛み合わせが整うと、顔のバランスが整い、姿勢が良くなるほか、体の緊張が和らぐことがあります。

体が変化に慣れるまでの間、筋肉に負担がかかるため成長痛のような痛みを感じることがあるかもしれませんが、時間が経つにつれて痛みは軽減するので過度に心配する必要はありません。

小児矯正は何歳から?タイミングの重要性

小児矯正は何歳から?タイミングの重要性

小児矯正はいつから始めるべき?理想的な開始時期

小児矯正は、乳歯と永久歯が混在する 6〜10歳頃 に始めるのが理想的です。この時期は 顎の成長が活発 で、矯正治療の効果が出やすく、将来の負担を軽減できる可能性があります。

成長痛と矯正を始めるタイミングには、大きな関連や危険性はありません。成長痛は 骨の成長に伴う一時的な痛みであり、矯正治療によって悪化することは基本的にありません。

ただし、矯正装置の影響で一時的に違和感や軽い痛みを感じることもありますが、ほとんどの場合、数日で慣れていきます。 顎の成長が活発な時期に矯正を始めることで、歯の移動がスムーズになり、より効果的な治療につながる こともあります。

お子さんの歯並びや噛み合わせが気になる場合は、 早めの相談 をおすすめします。適切な時期に矯正を始めることで、よりスムーズな治療が可能になります。

早い段階で矯正を始めるメリット

顎の成長をうまくコントロールでき、歯並びが整いやすい

乳歯から永久歯に生え変わる時期に矯正を始めると、顎の成長を自然にコントロールしながら歯並びを整えることができます。
これにより、将来の治療が短期間で済むことが多く、負担を減らすことができます。

抜歯の必要性を減らす

早期に矯正を始めることで、歯が並ぶスペースを確保でき、永久歯が適切な位置に生えてくるため、将来的に歯を抜くリスクを減らすことができます。

これにより後々大掛かりな矯正治療を避けることができる場合があります。

噛み合わせと全身のバランスを改善する

噛み合わせが悪いと、顎や肩、背中などに負担がかかり、体のバランスが崩れることがあります。
早期に矯正を始めると、噛み合わせを改善し、全身のバランスも整えることができます。

これにより食事や発音もしやすくなり、体全体の健康にも良い影響を与えます。

歯周病や虫歯の予防にもつながる

歯並びが整うことで、歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病を予防することができます。
早期に矯正治療を行うことで、将来的に歯の健康を守ることができます。

矯正を始めるタイミングが重要

矯正治療は、早すぎても遅すぎても効果が十分に得られないことがあります。

6〜10歳頃は、顎や歯の成長をうまく誘導できる時期であり、最も効果的な矯正治療が期待できます。
このタイミングで治療を始めることで、後々の治療期間を短縮し、負担を減らすことが可能になります。

成長痛があると「矯正を始めても大丈夫だろうか?」と心配になるかもしれませんが、成長痛と矯正のタイミングには大きな関連はありません。

お子さんの将来の歯並びや噛み合わせを考えると、適切なタイミングで矯正を始めることが非常に重要です。まずは専門医に相談し、お子さんに合った最適な治療計画を一緒に検討していきましょう。

 小児矯正のメリット・デメリットを徹底解説

小児矯正のメリット・デメリット

小児矯正にはさまざまなメリットとデメリットがあります。
お子さんの歯並びを改善し、将来の健康をサポートするために、それらをしっかり理解することが大切です。

小児矯正のメリット

成長を活かした矯正ができる

お子さんの顎の成長を利用することで、歯をスムーズに移動させやすくなり、将来的な矯正の負担を減らすことができます。

永久歯がきれいに並びやすくなる

乳歯の時期から矯正を始めることで、永久歯が生えそろうスペースを確保し、歯並びを整えやすくなります。

抜歯の可能性を減らせる

顎の成長をコントロールしながら矯正することで、永久歯を抜かずに治療できる可能性が高まります。

コンプレックスを解消しやすい

早い段階で歯並びが整うことで、見た目の悩みが軽減され、笑顔に自信を持てるようになります。

噛み合わせが良くなり、健康面にもプラス

正しい噛み合わせになることで、食べ物をしっかり噛めるようになり、消化を助けるほか、発音の改善にもつながります。

小児矯正のデメリット

治療期間が長くなる場合がある

小児矯正は、治療の開始時期によっては、数年間にわたる通院が必要となる場合があります。
長期間の通院が必要になることから、通院の頻度や時間が負担に感じることもあります。

治療中の痛みや不快感

矯正装置を装着している間は、歯や顎に痛みや違和感を感じることがあります。特に治療を始めたばかりの時期には、矯正装置による不快感が強く感じられることもありますが、通常は時間が経つと慣れます。

矯正装置の取り外しが難しい

矯正装置はお子さんが取り外すことができないため、食事や歯磨きの際に不便を感じることがあります。また、装置が外れると矯正効果が失われるため、定期的な管理が必要です。

費用がかかる

小児矯正は保険適用外となる場合が多く、費用が高額になることがあります。
治療費用については事前に確認し、計画的に準備する必要があります。

矯正治療の痛みはどれくらい?装置に慣れるまでの期間

小児矯正は、お子さんが快適に治療を続けられるよう、親のサポートがとても重要です。

矯正装置をつけたばかりの頃は違和感や痛みを感じることがあるため、食事の工夫をしたり、励ましの声かけをすることで、お子さんが前向きに取り組めるようサポートしていきましょう。

痛みはいつまで続く?

矯正治療による痛みは、装置をつけ始めた最初の数日間が最も強く感じられることが多いです。

ただし、痛みのピークを過ぎると、ほとんどの子どもは数週間以内に慣れてきます。痛みの感じ方には個人差がありますが、通常は治療を続けるうちに徐々に痛みが軽減します。

痛みを和らげるための方法

痛みを和らげるための方法

柔らかい食事を選ぶ 

矯正装置をつけたばかりの頃は、噛む力が弱く感じることがあります。
柔らかい食事(おかゆ、スープ、ヨーグルトなど)を選ぶことで、食事がしやすく痛みを感じにくくなります。

冷たいものを食べる 

氷をなめる、冷たい飲み物を飲むなど、口の中を冷やすことで痛みが軽減されることがあります。
冷たいものは、炎症を抑え、痛みを和らげる効果があります。

軽い運動やストレッチを行う 

矯正治療の初期段階では、顎や顔の筋肉に違和感を覚えることがあります。

軽い運動やストレッチを行うことで筋肉をほぐし、痛みの軽減に役立つことがあります。ただし、無理な運動は避け、あくまで楽にできる範囲で行うことが大切です。
痛みが数日以上続く場合や、異常を感じた場合には、歯科医に相談することをおすすめします。

治療の調整が必要な場合や、装置が正しく調整されていないことがあるため、早めに対応することが重要です。
多くの場合、治療が進むにつれて痛みが少なくなり、徐々に装置に慣れていきますので、心配しすぎずに経過を見守ることが大切です。

まとめ:小児矯正と成長痛、正しい知識で不安を解消しよう

矯正治療を受ける際には、どのような影響があるかを理解し、痛みや不安を軽減できる方法を見つけてサポートすることが非常に大切です。

お子さんが治療を始める前に、治療内容や治療に伴う痛みや違和感について説明し、不安を取り除いてあげることが重要です。また、治療に前向きに取り組めるよう、リラックスできる環境を作ることも欠かせません。

お子さんの気持ちに寄り添いながら、治療が進んでいく過程で感じる変化に適応できるようサポートしていきましょう。

小児矯正に関して不安や疑問がある場合は、お気軽にご相談ください。
私たちは一人ひとりに合った最適な治療法を提案し、安心して治療を受けられるように全力でサポートします。お子さんの成長を支え、健やかな歯並びを手に入れるために、一緒に最適な治療法を考え、実践していきましょう!

1前歯が回転しているのが気になる小児矯正症例

【小児】主訴:「前歯が回転してるのが気になる」小児矯正症例

2025年3月28日

このブログの内容は当院YouTubeチャンネルで同時に公開しております。

興味のある方は動画でも是非ご覧ください。チャンネル登録していただくとブログが更新されたら通知が届きますので、是非チャンネル登録もお願いします^^

【関連動画】

[動画版]【小児】主訴:「前歯が回転してるのが気になる」小児矯正症例

限定解除項目

2限定解除項目

通院時年齢 性別 通院目的 診断 治療内容 治療期間・回数 費用※自由診療となります。 リスク・副作用
8歳 男性 マウスピース矯正治療 叢生 インビザライン(非抜歯) 12ヶ月 通院回数6回 880,000円

※自由診療になります

マウスピース矯正は、マウスピースを着けていないと歯が動かないため、決められた時間は必ず装置を装着して頂く必要があります。

装着時間を守ること、1~2週間ごとにマウスピースの着け替えを怠らないことが大切となります。

 

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

当院では年間250人以上の患者さんがインビザライン矯正を開始されています。

症例の紹介はもりかわ歯科のinstagramでも随時公開にて紹介しておりますのでチェックしてみてください。

 

「そもそもインビザラインって何?」と疑問に感じられた方や、インビザラインについての基礎知識を知りたい方はもりかわ歯科の「マウスピース矯正ページ」をご覧ください。

患者さんの主訴「前歯が回転してるのが気になる

今回ご紹介するのは、8歳の男の子です。主訴は「前歯が回転しているのが気になる」ということでした。
実は、このお子様は以前に乳歯(子供の歯)をぶつけてしまい、歯の神経を治療した経験があります。

乳歯は将来生えてくる永久歯の位置をガイドする役割があるため、乳歯の根の治療や外傷による影響が、永久歯の生える方向や歯並びに大きく影響することがあります。

乳歯を治療したあとに起こりうるリスク

乳歯の神経を処置すると、根の先に膿(うみ)がたまったり炎症が起きたりする場合があります。その膿を避けるように永久歯が生えてきてしまうと、歯並びが乱れたり回転したりするリスクが高くなるのです。
もし過去に乳歯の治療をした方や、お子様が受傷したことがある場合は、永久歯が正しく生えるスペースや方向を確認することをおすすめします。

回転した前歯をどう治すのか?

本記事では、回転した前歯がどのようにきれいに整うのかを写真や治療過程を交えてご紹介します。成長期の小児矯正の重要性を、ぜひ最後までご覧いただき、治療を始めるタイミングなどの参考にしてください。

小児】「前歯が回転してるのが気になる」小児矯正症例の治療内容と結果

【初診時】問題の原因について主治医の考察

3インビザライン症例(初診時)

インビザライン症例(初診時)

8歳の男の子で、左上の前歯が回転していることがわかりました。現在のままでは回転が強くなったり、他の永久歯が生えるためのスペースが足りなくなったりする可能性があります。
小児期のうちに問題を改善せず放置すると、思春期~成人期にかけてさらに歯列不正や抜歯が必要になるリスクが高まります。

今回の治療目標

  1. 回転している前歯の位置を矯正し、見た目を改善する
  2. 将来生える永久歯のためのスペース確保を行う

治療のポイント

永久歯のスペース確保

4治療のポイント

CT撮影で後ろに控えている永久歯の大きさや位置を把握し、拡大矯正などの方法でスペースを作る。

前歯の回転をマウスピース矯正で修正

お子様の場合、成長をうまく利用しながら歯を動かせるため、短い期間での改善も期待できます。

【治療計画】「前歯が回転してるのが気になる」小児矯正症例

5症例の治療計画

インビザライン矯正は、クリンチェックと呼ばれる3Dシミュレーションソフトで、歯を0.1mm単位で動かす計画を立てられます。
小児の場合でも、大人と同様にシミュレーションに基づいた治療が可能です。

CTでの骨状態・永久歯の大きさを計測

後ろの歯のサイズや生える方向をチェックし、拡大が必要かどうか、どれぐらいのスペースを確保するかを判断。

矯正装置(マウスピース)による拡大と回転の修正

上顎を適度に広げつつ、前歯が回転している部分を重点的に矯正する計画を作成。

治療中は定期的にシミュレーションを見直し

患者さんと一緒に3D画像で進捗を確認し、必要に応じて微調整を行う。

【矯正開始12ヶ月】「前歯が回転してるのが気になる」小児矯正症例

6インビザライン症例(12ヶ月)

インビザラインでの矯正治療開始から12ヶ月後の実際の写真です。

治療開始からわずか12ヶ月経過した段階で、回転していた前歯がしっかり正しい向きに整いました。

  • 大きな抜歯や大掛かりな外科処置は行わず
  • 短期間(12ヶ月)で見た目も良好な状態に
  • CT計測により、永久歯のためのスペースを正確に確保

小児期に行うマウスピース矯正では、柔軟な成長を活かしながら歯を動かせるのが利点です。
定期的に通院していただき、シミュレーション通りに進めることで、予想以上の良い結果を得られることがあります。

「【小児】主訴:「前歯が回転してるのが気になる」小児矯正症例のまとめ

前歯が回転してるのが気になる」症例のビフォーアフター

7症例のビフォーアフター

初診時(8歳)

前歯が大きく回転しており、将来的なスペース不足も懸念される状態。

12ヶ月後

回転が修正され、永久歯のスペースもしっかり確保。

小児期からの矯正が重要な理由

乳歯の根の治療が永久歯に影響

乳歯の段階で神経治療や外傷があると、永久歯が避けるように生えてくるリスクが高まります。

成長期にアプローチすることで抜歯リスクを軽減

思春期以降に矯正を始めるより、骨が柔軟な時期に対応した方が、短期間・小さな負担で済む可能性が高い。

同じお悩みがある方へ

今回のように、小児期に回転している歯やスペース不足に対処しておくことで、大人になってからの抜歯や大掛かりな矯正を回避しやすくなります。
もしお子様の歯並びや今後の生え変わりについて不安をお持ちの場合は、ぜひ一度ご相談ください

当院には小児から成人まで多くの矯正治療実績があり、CTで骨の状態をしっかり確認しながら、適切なスペース確保を行う計画を立案しています。
大人になってから後悔しないために、早めの受診をおすすめいたします。

ぜひ、お子様の歯並びでお困りでしたら、勇気を出してもりかわ歯科までお気軽にご相談ください。
お子様が将来にわたって健康で美しい歯列を保てるよう、全力でサポートさせていただきます。

「歯並びは気になるが時間がかかるのでは?」「自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?」と不安になり、勇気が出ずに一歩踏み出せない方は勇気を振り絞って是非一度お問合せ下さい。

 

医療法人甦歯会もりかわ歯科は、全国の歯科医院の中で1%も獲得する事が出来ない”ダイヤモンドプロバイダー”の称号を3年連続獲得しておりますので、安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味のある方、噛み合わせが気になる方は下記「もりかわ歯科のマウスピース矯正ページ」からお問合せ下さい。

 

最初から最後まで矯正担当医は矯正専門医の森川 康司が診させて頂きますのでご安心下さい。

 

1_歯が変なところから生えてきそうな小児矯正症例

【小児】主訴:「歯が変なところから生えてきそう」小児矯正症例

2025年3月14日

このブログの内容は当院YouTubeチャンネルで同時に公開しております。

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【関連動画】
[動画版]【小児】主訴:「歯が変なところから生えてきそう」小児矯正症例

2_限定解除項目

通院時年齢 性別 通院目的 診断 治療内容 治療期間・回数 費用※自由診療となります。 リスク・副作用
9歳 女性 マウスピース矯正治療 叢生 インビザライン(非抜歯) 18ヶ月 通院回数12回 440,000円

※自由診療になります

マウスピース矯正は、マウスピースを着けていないと歯が動かないため、決められた時間は必ず装置を装着して頂く必要があります。

装着時間を守ること、1~2週間ごとにマウスピースの着け替えを怠らないことが大切となります。

 

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

当院では年間250人以上の患者さんがインビザライン矯正を開始されています。

症例の紹介はもりかわ歯科のinstagramでも随時公開にて紹介しておりますのでチェックしてみてください。

 

「そもそもインビザラインって何?」と疑問に感じられた方や、インビザラインについての基礎知識を知りたい方はもりかわ歯科の「マウスピース矯正ページ」をご覧ください。

患者さんの主訴「歯が変なところから生えてきそう

今回ご紹介する患者さまは9歳の女の子です。「歯が変なところから生えてきそう」というお悩みを抱えてお母さまと一緒に来院されました。
お母さまによると他院での診察時にレントゲンで確認したところ「その歯は抜歯するしかない」と診断を受けたとのことでした。

埋伏歯(まいふくし)の状態

問題の歯は上顎の左右3番目(犬歯)の永久歯で、骨の中に埋まっている状態でした。
このような状態の歯を「埋伏歯」と呼びます。

レントゲン画像では埋伏している犬歯が完全に横を向いていることが確認でき、状態は非常に厳しいものでした。このまま放置すると、次のような問題が発生する可能性があります。

隣の歯にぶつかる

隣接する歯を押してしまい歯列全体に悪影響を及ぼす。

隣の歯の抜歯が必要になるリスク

最悪の場合、埋伏歯だけでなく隣の歯も抜歯せざるを得ないケースがあります。

抜歯以外の選択肢を模索

埋伏している犬歯を抜歯すると、その歯はもう戻すことができません。今回の症例ではできる限り抜歯を避けて歯を正しい位置へ誘導するための治療を行うことを目指しました。

この症例ブログについて

このブログでは埋伏歯にどのようにアプローチし、治療を進めたのかを詳しく解説していきます。
埋伏歯や似たようなお悩みを抱えている方はぜひ最後までご覧ください!

 

小児】「歯が変なところから生えてきそう」小児矯正症例の治療内容と結果

【初診時】問題の原因について主治医の考察

3_初診時

今回ご紹介する患者さまは、9歳の女の子です。主訴は「歯が変なところから生えてきそう」というものでした。お母さまが他院で診断を受けた際、レントゲンで確認したところ「歯が埋まっていて抜歯するしかない」と診断されたとのことで当院に来院されました。

詳しい診察結果”埋伏歯の状態”

問題の歯は上顎の左右にある犬歯で、骨の中に埋まっている「埋伏歯」という状態でした。
またCTで詳しく撮影した結果、埋伏歯が隣の歯にぶつかりそうになっていることも確認されました。

放置すると考えられるリスク
  • 隣の歯へのダメージ
    埋伏歯が隣接する歯に強い力を加え、最悪の場合、隣の歯もダメになってしまうことがあります。
  • 歯列全体への影響
    歯並びや噛み合わせに大きな乱れが生じる可能性があります。

治療の必要性:開窓・牽引によるアプローチ

このような埋伏歯に対しては歯茎を切開して埋まっている犬歯を露出させ、正しい位置に誘導する「開窓・牽引」という処置が必要です。
これにより横向きに埋まっている歯を徐々に正しい方向へ引っ張り出します。

この処置は少し不安を感じられる方も多いと思いますが、当院ではデジタル技術を活用し治療前に3Dシミュレーションを行っています。
これにより、患者さまやご家族に治療の流れを視覚的に説明し安心して治療を受けていただける環境を整えています。

このブログで解説する内容

次に埋伏歯に対するデジタルシミュレーションの具体的な内容や治療計画について解説していきます。
お子さまの埋伏歯や歯並びにお悩みの方はぜひご参考ください。

【治療計画】「歯が変なところから生えてきそう」小児矯正症例

埋伏歯の位置をデジタル技術で正確に確認

治療計画を立てるにあたりCT画像をもとに埋伏歯の正確な位置をデジタルシミュレーションで確認しました。
これにより従来の目安に頼った手術と比較して以下のようなメリットが得られます:

  • 正確な治療が可能
    埋伏歯の正確な位置を把握することで、治療を的確に進められます。
  • 手術時間の短縮
    無駄な手探り作業が減るため患者さまへの負担を軽減できます。
  • 親御さまへのわかりやすい説明
    デジタルシミュレーションや3Dプリンターで作成した模型を使用し、治療内容を視覚的に説明することで不安を解消します。

デジタル技術がもたらす安心感

4_デジタル技術がもたらす安心感

デジタル技術を活用することで、治療計画が精密かつ効率的になります。
親御さまにとっても治療内容や進行がわかりやすく、安心して治療を受けていただける環境を提供できます。

これから実際にどのように治療を進めていったのかを解説していきます。埋伏歯や歯並びの問題でお悩みの方はぜひ参考にしてください。

【矯正スタート】「歯が変なところから生えてきそう」小児矯正症例

こちらは小児矯正治療を開始した際の実際の写真です。治療は事前に行ったシミュレーションをもとに進められました。

手術の進行”デジタル技術を活用”

CTによるシミュレーションと3Dプリンターで作成した手術用ガイドを活用して、上顎左右の埋伏歯に対する手術を行いました。このアプローチにより以下のようなメリットを得ることができました。

手術時間の短縮

精密なガイドにより、無駄な作業を減らし迅速な処置が可能。

侵襲を最小限に抑えられる

患者さまへの負担を軽減することができました。

矯正治療の開始〜埋伏歯の牽引〜

5_矯正治療の開始(埋伏歯の牽引)

手術により歯茎の中に埋まっていた犬歯を露出させることができました。
その後以下のステップで矯正をスタートしました。

  1. 露出した歯にボタンを装着
    埋伏歯に専用のボタンを取り付けます。
  2. ゴムを使用した牽引開始
    ゴムを使って横向きに埋まっていた歯を、徐々に正しい位置へと誘導していきます。

治療は順調に進行中です。次に矯正治療の経過や最終的な結果について解説していきます。

【矯正開始3ヶ月】「歯が変なところから生えてきそう」小児矯正症例

6_インビザライン症例(3ヶ月)

こちらは治療開始から3ヶ月後の実際の写真です。

治療を進める中でゴムを使用して埋伏していた犬歯を引っ張り、レントゲンで確認したところ横を向いていた犬歯が真っ直ぐな状態へと改善されました。
他院では「抜歯が必要」と診断されていた症例ですがデジタル技術を活用することで、安全かつ効果的に対応することができました。

永久歯の重要性「お口の未来を守るために」

永久歯は28本がチームとなり口腔内の健康を支えています。
たった1本でも欠けてしまうと噛み合わせや歯列、さらには全身の健康にも影響を与える可能性があります。そのため抜歯を避け歯を守る治療を進めることが非常に重要です。

小児矯正はお任せください

医療法人甦歯会 もりかわ歯科では「小児矯正」を得意としており、最新のデジタル技術を駆使した精密な治療を行っています。
お子さまの歯並びや噛み合わせでお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
お口の未来を守るお手伝いをさせていただきます!

「【小児】主訴:「歯が変なところから生えてきそう」小児矯正症例」のまとめ

歯が変なところから生えてきそう」症例のビフォーアフター

7_ビフォーアフター

こちらは小児矯正【初診時】と【3ヶ月後】の写真です。
治療の結果、埋伏していた犬歯を無事に正しい位置へと誘導することができました。

歯が変なところから生えてきそうな症例もわずか3ヶ月で治療することが可能です。
同じようなお悩みをお持ちの方はぜひ一度ご相談ください。

今回の症例について

今回は「歯が変なところから生えてきそう」という主訴で来院された小児矯正の症例をご紹介しました。

よくあるご相談

「歯の生え方、大丈夫でしょうか?」といったご相談は非常に多く寄せられます。しかし、ご相談いただくタイミングによって治療内容が大きく変わることも事実です。

タイミングが遅れると…
  • 今回のように埋伏歯が進行している場合、手術が必要になるケースがあります。

早めの相談で手術を回避できることも

  • 早い段階で相談いただければ手術を避けながら、より簡易的な治療で済む場合もあります。

お子さまの歯並びでお悩みの方へ

今回の症例を通じて早期相談の重要性をご理解いただければ幸いです。
歯並びや噛み合わせに不安をお持ちの方はぜひ「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。
お子さまの未来のために最適な治療をご提案いたします!

 

私が「小児矯正」で心掛けている事は自分の娘だったらと常に考えて治療を行うことです。

「小児矯正」を通じて一人一人の将来の歯の健康を守るため、歯の健康を守る事で全身の健康を守れたらと思っています。

矯正と聞くと勿論、敷居が高く感じてしまうと思います。

歯の矯正をするためではなく、今のお子様の現状と成長のために必要なことを気軽に聞きに来てもらえますと幸いです。知らないままではなく、知った上でどう行動をするか考えて下さい。

 

医療法人甦歯会もりかわ歯科は、全国の歯科医院の中で1%も獲得する事が出来ない”ダイヤモンドプロバイダー”の称号を3年連続獲得しておりますので、安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味のある方、噛み合わせが気になる方は下記「もりかわ歯科のマウスピース矯正ページ」からお問合せ下さい。

 

最初から最後まで矯正担当医は矯正専門医の森川 康司が診させて頂きますのでご安心下さい。

 

歯が前に出ているのが気になるインビザライン症例

【出っ歯】主訴:「歯が前に出ているのが気になる」インビザライン症例

2025年2月28日

このブログの内容は当院YouTubeチャンネルで同時に公開しております。

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【関連動画】🎥【出っ歯】主訴:「歯が前に出ているのが気になる」インビザライン症例

限定解除項目

通院時年齢 性別 通院目的 診断 治療内容 治療期間・回数 費用※自由診療となります。 リスク・副作用
36歳 女性 マウスピース矯正治療 出っ歯 インビザライン(非抜歯) 16ヶ月 通院回数8回 880,000円

※自由診療になります

マウスピース矯正は、マウスピースを着けていないと歯が動かないため、決められた時間は必ず装置を装着して頂く必要があります。

装着時間を守ること、1~2週間ごとにマウスピースの着け替えを怠らないことが大切となります。

 

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

当院では年間250人以上の患者さんがインビザライン矯正を開始されています。

症例の紹介はもりかわ歯科のinstagramでも随時公開にて紹介しておりますのでチェックしてみてください。

「そもそもインビザラインって何?」と疑問に感じられた方や、インビザラインについての基礎知識を知りたい方はもりかわ歯科の「マウスピース矯正ページ」をご覧ください。

患者さんの主訴「歯が前に出ているのが気になる

今回ご紹介する患者さまは36歳の女性です。「歯が前に出ているのが気になる」というお悩みで来院されました。
診察の結果【出っ歯】(上顎前突)が確認されました。

「歯が前に出ているのが気になる」について主治医の見解

今回の症例では上顎の成長不足により歯列が狭くなり、前歯が突出している状態でした。
さらに下顎の位置が後退していることも出っ歯を悪化させる要因となっていました。

上顎が狭くなると起こる主な問題

  • スペース不足による歯の突出
    歯が並ぶためのスペースが足りず、前歯が前方に押し出される。
  • 舌や筋肉の圧力の影響
    上顎が狭いと舌や頬の筋肉が不均衡になり、歯列に圧力をかけてしまう。

上顎の狭窄や下顎後退は骨格や生活習慣が複雑に絡み合って発生します。
この状態を改善するため矯正治療が必要と判断しました。

上顎の狭窄(きょうさく)とは?

上顎の狭窄(きょうさく)とは?

上顎の狭窄とは上顎の幅が正常範囲よりも狭くなっている状態を指します。
この状態では歯が並ぶスペースが不足し、以下のような問題が発生します。

歯並びの乱れ

歯が重なったり前方に押し出されたりします。

前歯の突出

スペース不足が原因で前歯が前方に出る(出っ歯)ことがあります。

上顎の狭窄が出っ歯を引き起こす原因

  1. スペース不足による歯の突出
    上顎が狭いと歯列が縮小し、歯が正しい位置に収まらなくなります。その結果前歯が前方に突出します。
  2. 舌や筋肉の圧力の影響
    舌や筋肉の圧力の影響上顎が狭いと舌や口周りの筋肉が歯列に与える影響が大きくなります。

    • 舌の圧力:舌が収まるスペースが不足し、前歯を押し出すことがあります。
    • 筋肉の不均衡:頬や唇の筋肉が歯列に強い圧力をかけ、歯が前方に動きやすくなります。
  3. 噛み合わせの異常
    上顎の狭窄は噛み合わせの乱れ(クロスバイトや咬合力の偏り)を引き起こし、前歯の突出を悪化させる要因となります。

上顎が狭くなる主な要因

  1. 遺伝的要因
    • 骨格の特徴や歯と顎のサイズの不均衡が遺伝することがあります。
  2. 生活習慣や癖
    • 口呼吸:舌が正しい位置に収まらず上顎の発育が妨げられます。
    • 指しゃぶりや舌癖:幼少期のこれらの癖が上顎の狭窄を引き起こします。
  3. 成長過程の問題
    • 栄養不足噛む力の不足が顎の発育を妨げ、上顎の狭窄を招きます。

上顎の狭窄に対する治療と対策

矯正治療

  1. 矯正治療
    • 拡大装置(アーチエクスパンダー):上顎を物理的に広げ、歯列のスペースを確保します。
    • マウスピース矯正:突出した前歯を正しい位置に整えます。
  2. 習慣改善
    • 口呼吸の改善:鼻呼吸を習慣づけ、上顎の正常な発育をサポートします。
    • 舌癖のトレーニング:舌の位置を改善し、歯列にかかる圧力を軽減します。
  3. 早期発見と予防
    • 乳歯期からの歯科検診:早期発見により、適切な対策を講じることができます。
    • 硬い食品の摂取:顎の発育を促進するため、噛む回数を増やす食生活を心掛けます。

上顎の狭窄は歯並びや噛み合わせの問題だけでなく、全身の健康にも影響を与える可能性があります。早期の診断と適切な治療が出っ歯や噛み合わせの改善に繋がります。

出っ歯】「歯が前に出ているのが気になる」インビザライン症例の治療内容と結果

【初診時】問題の原因について主治医の考察

初診時

今回ご紹介する患者さまは30代の女性で主訴は「歯が前に出ているのが気になる」というものでした。診断の結果いくつかの問題点が確認されました。

問題点の詳細

  1. 上顎の狭窄(狭窄歯列)
    • 上顎が狭くなり歯が並ぶスペースが不足している状態でした。
  2. クロスバイト(交叉咬合)
    • 上顎の一番奥の歯が外側に出ており、噛み合わせが不均衡になっていました。
  3. 下顎の後退
    • 「出っ歯」のように見える原因は上顎の歯が突出しているわけではなく、下顎が後ろに位置していることによるものでした。

治療のポイント「上顎の狭さにアプローチ」

今回の症例では問題の根本的な原因となっている上顎の狭さに焦点を当てて治療を進める必要がありました。

一般的にマウスピース矯正で対応しますが、今回は特別な装置であるMSE(Maxillary Skeletal Expander)を使用して上顎の骨そのものにアプローチを行いました。
この装置は上顎を物理的に広げることで、歯列を整えるためのスペースを確保します。

MSE

デジタル技術を活用した治療計画

当院では最新のデジタル技術を駆使して治療を行っています。
患者さまの状態を3Dでシミュレーションし、的確な治療計画を立案しました。
これにより、より正確で効率的な治療を進めることが可能になります。

どのように治療を進めたのか計画の詳細を見ていきましょう。

【治療計画】「歯が前に出ているのが気になる」インビザライン症例

治療計画

マウスピース矯正では専用の3Dシミュレーションソフト「クリンチェック」を使用し、0.1mm単位で歯の動きをシミュレーションしながら治療計画を立てます。

治療計画のポイントは上顎の狭さへのアプローチ

今回の症例では上顎の狭さが「歯が前に出ている」と感じる主な原因となっていました。
この問題を解消するため以下の治療ステップを計画しました:

  1. 上顎を広げるための装置”MSE”の使用
    • 上顎の骨を広げる装置であるMSE(Maxillary Skeletal Expander)を使用し上顎を4mm広げました。
    • MSEを使用することで狭窄していた上顎に十分なスペースを確保します。
  2. 前歯の間にできたスペースを活用
    • MSEによって前歯と前歯の間にスペースが生まれるため、そのスペースを活用して歯並びを整えていきます。

デジタル技術による治療の可視化

患者さまにはクリンチェックのシミュレーション画面を使用して治療の流れを具体的に説明しました。これにより、以下のようなメリットが得られます。

  • 治療の進行や最終的な歯並びのイメージが視覚的に確認できる
  • 患者さま自身が治療計画を理解しやすくなり、安心して治療に取り組める

上顎の拡大が完了した後はマウスピース矯正を使用して前歯や歯列全体を整えていきます。
次に実際にどのように治療が進んでいったのかを見てみましょう。

【矯正開始15ヶ月】「歯が前に出ているのが気になる」インビザライン症例

矯正15ヶ月後

こちらは、マウスピース矯正治療を開始してから15ヶ月後の実際の写真です。

治療計画通りに矯正が進み、元々狭かった上顎が広がり、美しい歯列を実現することができました。わずか15ヶ月という短期間でここまで大きな変化を得られるのは、マウスピース矯正の大きな特長です。

出っ歯と噛み合わせの同時治療

今回の症例では、長年悩まれていた出っ歯(上顎前突)も改善し、歯並びだけでなく奥歯の高さや噛み合わせも整えることができました。

  • 奥歯の高さの調整:噛み合わせが安定し、より自然な歯列へと改善。
  • 噛み合わせ全体の治療:上下の歯が正しく噛み合うことで、全体的なバランスを向上。

患者さまに安心を提供するマウスピース矯正

マウスピース矯正では、専用の3Dシミュレーションソフトを使用し、治療中も進行状況や最終的な仕上がりを視覚的に確認しながら治療を進めます。このように、患者さまが安心して治療に取り組める環境を提供しています。

出っ歯でお悩みの方へ

出っ歯や噛み合わせの問題でお悩みの方は、ぜひ一度「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。勇気を出して治療を始めることで、快適な生活と健康的な笑顔を手に入れるお手伝いをいたします!

【骨格の変化】「歯が前に出ているのが気になる」インビザライン症例

今回の治療では骨格の変化も見られました。

出っ歯の原因は一つではありません。たとえば上顎が大きく前に突出している場合もありますが、今回の症例では幼少期の口腔習癖や口呼吸が主な要因となり「下顎の位置」が後退していたことが原因でした。

下顎後退へのアプローチ

下顎が後退している場合、適切な治療アプローチを取ることで抜歯を避けて治療を進めることが可能です。実際他院で「抜歯が必要」と診断されたケースでも当院で適切に治療計画を立て直すことで、抜歯が不要になることが多くあります。

出っ歯や下顎後退でお悩みの方へ

出っ歯や噛み合わせの問題でお悩みの方はぜひ一度「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。抜歯を避けながら骨格のバランスを整える治療法をご提案します。

正しい治療アプローチで理想の歯並びと健康的な笑顔を手に入れましょう!

「【出っ歯】主訴:「歯が前に出ているのが気になる」インビザライン症例」のまとめ

歯が前に出ているのが気になる」症例のビフォーアフター

ビフォーアフター

こちらはマウスピース矯正治療【初診時】と【15ヶ月後】の写真です。
治療を通じて歯並びや骨格がどのように改善されたかが一目でわかります。

歯が前に出ている症例もわずか15ヶ月で治療することが可能です。
同じようなお悩みを抱えている方はぜひ一度ご相談ください。

今回の症例は【出っ歯】の矯正治療

今回の症例は「歯が前に出ているのが気になる」という主訴で来院された患者さまでした。

出っ歯の影響
  1. 見た目への影響
    出っ歯は口元の印象を大きく左右します。気になる方が多いポイントの一つです。
  2. 噛み合わせへの負担
    出っ歯は見た目だけでなく、噛み合わせが不安定になることで歯や顎全体に大きな負担をかけてしまう可能性があります。

マウスピース矯正で悩みを解決

長年の悩みであってもマウスピース矯正治療を通じて改善できるかもしれません。
見た目の改善はもちろんのこと、噛み合わせの調整によって歯全体の機能性を向上させることも可能です。

出っ歯でお悩みの方へ

出っ歯や歯並びの問題でお悩みの方はぜひ一度「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。勇気を出して治療を始めることでより快適な生活と自信を持てる笑顔を手に入れるお手伝いをさせていただきます!

「歯並びは気になるが時間がかかるのでは?」や「自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?」と不安になり勇気が出ずに一歩踏み出せない方は勇気を振り絞って是非、一度お問合せ下さい。

医療法人甦歯会もりかわ歯科は、全国の歯科医院の中で1%も獲得する事が出来ない”ダイヤモンドプロバイダー”の称号を3年連続獲得しておりますので、安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味のある方、噛み合わせが気になる方は下記「もりかわ歯科のマウスピース矯正ページ」からお問合せ下さい。

最初から最後まで矯正担当医は矯正専門医の森川 康司が診させて頂きますのでご安心下さい。

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奥歯で噛んだ時に痛むインビザライン症例

【開咬】主訴:「奥歯で噛んだ時に痛む」マウスピース矯正症例

2025年2月23日

このブログの内容は当院YouTubeチャンネルで同時に公開しております。

興味のある方は動画でも是非ご覧ください。チャンネル登録していただくとブログが更新されたら通知が届きますので、是非チャンネル登録もお願いします^^

【関連動画】

[動画版]【開咬】主訴:「奥歯で噛んだ時に痛む」マウスピース矯正症例

限定解除項目
通院時年齢 性別 通院目的 診断 治療内容 治療期間・回数 費用※自由診療となります。 リスク・副作用
17歳 男性 マウスピース矯正治療 開咬 インビザライン(非抜歯) 8ヶ月 通院回数4回 880,000円

※自由診療になります

マウスピース矯正は、マウスピースを着けていないと歯が動かないため、決められた時間は必ず装置を装着して頂く必要があります。

装着時間を守ること、1~2週間ごとにマウスピースの着け替えを怠らないことが大切となります。

 

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

当院では年間250人以上の患者さんがインビザライン矯正を開始されています。

症例の紹介はもりかわ歯科のinstagramでも随時公開にて紹介しておりますのでチェックしてみてください。

 

「そもそもインビザラインって何?」と疑問に感じられた方や、インビザラインについての基礎知識を知りたい方はもりかわ歯科の「マウスピース矯正ページ」をご覧ください。

患者さんの主訴「奥歯で噛んだ時に痛む

今回ご紹介する患者さまは17歳の男性です。「奥歯で噛んだ時に痛む」というお悩みで来院されました。詳しく診断した結果、原因は【開咬】という噛み合わせの問題であることがわかりました。

「奥歯で噛んだ時に痛む」原因と主治医の見解

【開咬】とは前歯が噛み合わず、奥歯だけが接触している噛み合わせのことを指します。
この状態では奥歯への負担が過剰にかかり、以下のような問題が発生します。

奥歯の痛みや疲労

前歯で噛む力が分散されないため奥歯が過度に働かされる状態になります。

噛む力の不均衡

噛み合わせが不安定になり歯や顎全体に悪影響を及ぼします。

今回の患者さまも奥歯への過剰な負担が原因で痛みを感じるようになっていました。

治療の詳細とアプローチ

この症例では奥歯の負担を軽減し【開咬】を改善するための治療計画を立てました。
治療のポイントは以下の通りです。

  1. 歯列の拡大
    • 前歯が正しく噛み合うスペースを作るために、歯列を広げるアプローチを取りました。
  2. 前歯の整列
    • スペースを確保した後、前歯を理想的な位置へと動かし、奥歯だけに負担が集中しないようにしました。
  3. 原因治療としての舌の使い方の改善
    • 噛み合わせの不均衡を引き起こした原因の一つである舌の使い方を見直し、正しい飲み込み方をトレーニングしました。

開咬をどのように治療していったか

今回のブログでは17歳男性の【開咬】症例についてどのように治療を進めたのかを詳しく解説いたします。噛み合わせでお悩みの方にとって参考になる内容となっていますので、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

開咬】「奥歯で噛んだ時に痛む」インビザライン症例の治療内容と結果

【初診時】問題の原因について主治医の考察

インビザライン症例(初診時)

【開咬】が引き起こす問題とは?

【開咬】とは、前歯が噛み合わず奥歯だけが接触している状態のことを指します。この噛み合わせは、以下のような深刻な問題を引き起こす可能性があります。

  • 奥歯への過剰な負担
    • 前歯が噛めないため奥歯に全ての力が集中し、摩耗や痛み最悪の場合抜歯に至ることもあります。
  • 顎関節への影響
    • 噛み合わせの不均衡が原因で顎に負担がかかり、顎関節症を引き起こすことがあります。

実際に患者さまの写真を確認すると、前歯が噛んでいないことが明確に分かります。
また診察中に口を開けてもらうと「カクカク」という音が確認され、顎関節症も伴っている状態でした。

これからの治療について

今回の症例は【開咬】による噛み合わせの乱れと顎関節症が重なったケースです。
これからの治療では奥歯の負担を軽減し、前歯が正しく噛み合うようにすることを目指します。

治療を進める中で噛み合わせの改善とともに顎関節への負担を軽減し、全体的な口腔内のバランスを整えていきます。
このブログでは具体的にどのように治療を進めたのかを詳しく解説していきます。

【治療計画】「奥歯で噛んだ時に痛む」インビザライン症例

症例の治療計画

マウスピース矯正ではクリンチェックという3Dシミュレーションソフトを使用し、矯正完了までの計画を立てます。このソフトでは0.1mm単位で歯を動かすシミュレーションを行い、治療の進行を視覚的に確認することができます。

治療計画のポイント:下顎後退へのアプローチ

今回の症例では患者さまの顎関節が後ろに下がっている「下顎後退」が確認されました。
この状態が原因で奥歯に過剰な負担がかかり、痛みが生じていると考えられます。

治療計画では以下のようなステップで進めました。

  1. 顎へのアプローチ

歯の矯正を始める前に、顎の位置を改善するためのアプローチを行いました。

  1. 装置の使用「バイトウィング」

バイトウィング

顎の位置を前に出すための装置である「バイトウィング」を使用し下顎後退を矯正しました。

3Dシミュレーションによる治療計画の可視化

治療を進める前に、患者さまにはクリンチェックのシミュレーション画面を使って治療の流れを具体的にご説明しました。シミュレーションを活用することで:

  • 治療の進行や最終結果がイメージしやすくなる
  • どのように顎や歯が変化していくのかが明確に分かる

患者さまが安心して治療を受けられるよう、治療の過程を丁寧にお伝えしています。

次のステップ

この治療計画に基づいて、奥歯の負担を軽減しながら、噛み合わせ全体の改善を目指して治療を進めていきます。

【矯正開始8ヶ月】「奥歯で噛んだ時に痛む」インビザライン症例

インビザライン症例(8ヶ月)

こちらはマウスピース矯正治療を開始してから8ヶ月後の実際の写真です。

治療計画通りに矯正が進み前歯の噛み合わせが改善されました
わずか8ヶ月という短期間でここまで大きな変化を実現できるのがマウスピース矯正の特長です。

噛み合わせの改善と症状の解消

今回の患者さまは奥歯に痛みを感じていましたが、矯正治療によって噛み合わせが整い痛みも改善されました。
さらに治療前には口を開ける際に痛みや「カクカク」と音が鳴る症状がありましたが、これらも矯正治療を通じて解消されました。

安心して治療を進められるマウスピース矯正

当院のマウスピース矯正では専用の3Dシミュレーションを使用して治療計画を立て、治療中もシミュレーションを確認しながら進めます。
これにより治療の進行を視覚的に把握できるため、患者さまも安心して治療に臨めます。

噛み合わせでお悩みの方へ

【開咬】や噛み合わせでお悩みの方は、ぜひ一度「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」までご相談ください。勇気を出して治療を始めることで快適な生活と健康的な笑顔を手に入れることができます。

「【開咬】主訴:「奥歯で噛んだ時に痛む」インビザライン症例」のまとめ

奥歯で噛んだ時に痛む」症例のビフォーアフター

症例のビフォーアフター

こちらはマウスピース矯正治療の【初診時】と【8ヶ月後】の写真です。
治療を通じて噛み合わせがどれほど改善されたかが一目でお分かり頂けると思います。

奥歯で噛むと痛む症例もわずか8ヶ月で治療することが可能です。
同じようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。

今回の症例紹介は主訴「奥歯で噛んだ時に痛む」

今回の症例は、【開咬】による噛み合わせの乱れが原因で「奥歯が痛む」というお悩みを抱えた患者さまでした。

【開咬】は次のような影響を与えることがあります。

  1. 見た目への影響
    • 前歯が噛み合わないことで、口元の印象が大きく変わります。
  2. 噛み合わせへの負担
    • 前歯で噛む力を支えられないため、奥歯に負担が集中しやすくなります。

噛み合わせが整わない状態を放置すると、歯や顎、さらには全身の健康にも影響を与える可能性があるため、早めの治療が推奨されます。

マウスピース矯正で短期間の改善を実現

マウスピース矯正は治療期間が比較的短く患者さまの生活に負担をかけにくい治療法です。
今回の症例でもわずか8ヶ月で噛み合わせの改善を実現しました。

「長年の悩みもマウスピース矯正で解消できるかもしれない」
そう思われる方はぜひ「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」までお気軽にご相談ください。

 

 

「歯並びは気になるが時間がかかるのでは?」や「自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?」と不安になり勇気が出ずに一歩踏み出せない方は勇気を振り絞って是非、一度お問合せ下さい。

 

医療法人甦歯会もりかわ歯科は、全国の歯科医院の中で1%も獲得する事が出来ない”ダイヤモンドプロバイダー”の称号を3年連続獲得しておりますので、安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味のある方、噛み合わせが気になる方は下記「もりかわ歯科のマウスピース矯正ページ」からお問合せ下さい。

 

最初から最後まで矯正担当医は矯正専門医の森川 康司が診させて頂きますのでご安心下さい。

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当院の新マウスピース矯正smarteeを徹底的に解説

当院の新マウスピース矯正「Smartee」を徹底的に解説

2025年2月23日

「歯並びが気になるので矯正を始めたいけれど、どんな方法があるのか分からない」

「最近“Smartee”っていう矯正方法があると聞いたけれど、インビザラインと何が違うの?」

「自分(あるいは子ども)が本当にSmarteeに適しているのか知りたい」

こうした疑問や不安をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
近年はマウスピースを用いた矯正が多くの歯科医院で導入され、ワイヤーを使わない透明な装置によって歯並びを整えられるようになりました。
しかしながら、「インビザラインは聞いたことがあるけれど、Smarteeってどんな装置なの?」という質問をいただくこともしばしばあります。

そこで本記事では、もりかわ歯科が新たに取り扱いを始めたマウスピース矯正「Smartee」を徹底的に解説いたします!

「従来のインビザラインとはどう違うのか」
「具体的なメリットはどこにあるのか」
「どんな方に適しているのか」などを詳しく紹介し、「自分の矯正治療にSmarteeが合っているのか」を判断する材料を提供できればと考えています。

この記事を読むことでわかること

  • Smarteeの基本情報や特徴
  • 子どもの矯正に適した理由と大人の矯正への応用
  • 実際の症例を通じたイメージ
  • どのように当院がサポートしているか

これらを把握して、安心して矯正治療を始めるためのヒントにしていただければ幸いです。

もりかわ歯科が選ぶ最新マウスピース矯正「Smartee」の魅力とは?

当院では長らくマウスピース矯正を提供してきましたが、「口腔内から全身へ」というキーワードを指針に、新たな治療プランを常に模索しています。
歯並びを整える方法によっては、全身へ広く影響を及ぼす可能性があると考えているため、より包括的なアプローチが必要だと感じてきました。

これまで当院では主にインビザラインを使ったマウスピース矯正をご提案してきましたが、「Smartee」という新しいマウスピース矯正メーカーを導入することで、「インビザラインでは対応が難しい症例」「子どもの成長発育に合わせた治療」を、より柔軟に行えるようになりました。

今回の記事では、インビザラインとSmarteeがどこで異なるのか、そしてSmarteeが持つ魅力をしっかりとお伝えします。
歯並びや咬み合わせに関して悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みいただき、最適な矯正方法を見つける手がかりにしていただければと思います。

Smarteeとは?

2Smarteeとは?

Smarteeの基本特徴

Smarteeは、インビザラインと同様に透明なマウスピースを使って歯並びを治す装置です。
20年の歴史があり、世界52ヵ国以上で使われているマウスピース矯正メーカーとして知られています。

インビザラインと同等の世界規模の導入実績を持ちながら、より多彩な機能を備えているのがSmarteeの大きな特徴です。

ディズニーやマーベルと契約

ディズニーやマーベルと契約

Smarteeがユニークなのは、ディズニーやマーベルと契約している点です。
マウスピースを収納するアライナーケースやマウスピースの袋に、ディズニーキャラクターやマーベルヒーローのイラストが登場します。

マウスピース矯正はモチベーションがとても大切です。お気に入りのキャラクターがプリントされたケースを使うことで、矯正治療への意欲を維持しやすくなるという効果が期待できます。

マウスピースが多機能

Smarteeのマウスピースは多機能で、一般的にマウスピース矯正が苦手とされる歯の動きをカバーできる設計を可能にしています。
「マウスピース矯正だと抜歯が必須」「インビザラインでは対応が難しい症例」と言われた方でも、Smarteeなら矯正計画を立てられるかもしれません。

Smarteeのそれぞれの役割を解説

Smarteeは大きく分けて、こども用大人用の矯正システムがあります。
当院のコンセプト「口腔内から全身へ」という視点から、それぞれどのような特色を持ち、どんな患者様に適しているかを見ていきましょう。

こどもの矯正「Smartee kinder」

多機能なマウスピース

多機能なマウスピース

子どもの矯正では、乳歯と永久歯が混在しているケースが多く、歯に力を正しく伝えるのが難しいことがあります。
Smarteeのこども用マウスピースは、歯をしっかり掴む設計がされているため、乳歯が小さい場合でも矯正力を安定して伝えられます。

実際に子どもの口腔内の写真を見ると、マウスピースがうまく歯の形を捉えていることがわかるでしょう。
従来のマウスピース矯正の苦手分野であった「乳歯や生え変わり時期の複雑な歯列」に対応できる点が、Smartee kinderの強みです。

口腔習癖を改善するマウスピース

口腔習癖を改善するマウスピース

子どもの歯並びが悪化する大きな原因のひとつに、口呼吸や指しゃぶりなどの口腔習癖があります。

Smarteeには、こうした習癖を改善するための設計が盛り込まれているマウスピースも存在します。
これは他のマウスピース矯正メーカーにはない機能といえるでしょう。

習癖を放置すると顎の成長バランスが崩れ、将来的に大きな矯正が必要になることが多いため、幼少期から積極的に対策できるのは大きなメリットです。

CTと連動している点

CTと連動している点

Smarteeでは、歯並びのシミュレーションを作成するときにCTと連動する仕組みが用意されています。

後から生えてくる永久歯の大きさを正確に予測しながらスペースを確保したり、子どもの成長に合わせた計画を立てたりすることで、将来のトラブルを未然に防ぎやすいのです。
これまでのマウスピース矯正では難しかった成長予測を含めた設計が可能になり、子どもの時期から「口腔内から全身へ」という理念を実現する治療が行えます。

大人の矯正「Smartee GS」

顎の位置へのアプローチ

顎の位置へのアプローチ

Smarteeにはさまざまなシリーズがあり、大人向けでは「Smartee GS」が注目されています。

他のマウスピース矯正と大きく異なるのは、顎の位置を調整する機能があることです。
当院には「インビザラインでは対応が難しいと言われた」「抜歯が必要と言われた」という方も多くいらっしゃいますが、Smartee GSなら顎の位置にもアプローチ可能なため、対応範囲が広いケースが増えています。

顎が引き起こす身体の不調

顎が引き起こす身体の不調

矯正を検討する患者様の中には「顎が痛い」「頭痛がある」といった身体の不調を抱えている方が少なくありません。
共通して言えるのは、顎の位置が後ろに下がってしまっていることで、神経や血流に影響し、各種症状を引き起こすという点です。

Smartee GSを使うことで気道を広げ、いびきの緩和にまでアプローチできることもあります。
見た目だけでなく、身体の悩みを総合的に改善できる可能性があるのがSmartee GSの特徴です。

レントゲンで確認する顎の変化

レントゲンで確認する顎の変化

Smartee GSには顎の位置を正しく矯正して、歯並びと顎関節のバランスを整える機能があります。

実際に1症例を取り上げると、20代女性で「出っ歯を治したい」という主訴があり、診断すると顎が後退しているケースだったというものがあります。
他院で「抜歯が必要」と言われた方でも、顎の位置を整えれば痛みや頭痛が改善し、抜歯なしで口元を整えられる場合があるのです。

「Smartee GS」の1症例

20代女性、主訴「出っ歯」

「Smartee GS」の1症例

当院にご来院いただいた20代の女性患者様は「出っ歯を治したい」というご相談を受けました。

詳細なレントゲン撮影と口腔内の分析を行った結果、下顎後退、すなわち顎が後ろに下がっているという診断が下されました。
さらに、患者様からは「顎の痛み」「頭痛」といった症状も訴えられていました。
この患者様は当院に来院する前に、他の4つの歯科医院で「出っ歯を治すためには歯を抜く必要がある」と言われていたそうです。

当院ではSmartee GSを用いた治療をご提案しました。
Smartee GSは顎の位置を正しく矯正しながら歯並びも整えることができるため、抜歯をせずに治療を進めることが可能です。

マウスピース装着後2ヶ月

マウスピース装着後2ヶ月

治療開始後2カ月が経過した時点で、患者さんは「顎の痛み」も「頭痛」も大幅に改善していることを実感されました。
歯だけでなく顎の位置を正しく矯正することが可能なSmartee GSのメリットが、この症例において顕著に表れました。

顔つきの変化

マウスピース装着後2ヶ月顔つきの変化

顎の位置を変化させるだけで、顔つきそのものも大きく改善する可能性があります。

治療前と治療後の写真を見ると、マウスピースを装着することで顎の位置が変化し、顔つきにも明らかな変化が見られます。
患者さんからは「歯を抜かずにここまで変化するとは思わなかった」と驚かれることも少なくありません。

これは歯並び単独ではなく、顎や気道の問題まで視野に入れた「口腔内から全身へ」のコンセプトを実践できるSmarteeというメーカーの強みが活きた結果です。

Smarteeの特徴まとめ

インビザラインと異なる長所

今回紹介したように、Smarteeにはインビザラインとは異なる多くの長所が存在します。

まず、「顎の位置を考慮した設計」が挙げられます。
これは、単に歯を整えるだけでなく、顎の位置まで調整できるため、全体的な咬み合わせの改善にもつながります。

また、「子どもの口腔習癖を改善できるマウスピース設計」もSmarteeの大きな特徴です。
乳歯や混合歯列期の子どもたちに対して適切な力を歯に伝えることができる設計となっており、口呼吸や指しゃぶりなどの口腔習癖を改善するサポートを行います。

ディズニーやマーベルとのコラボレーション

Smarteeはディズニーやマーベルと契約しており、マウスピースを収納するアライナーケースやマウスピースの袋に人気キャラクターがプリントされています。
子どもたちや若年層の患者さんが矯正治療を楽しみながら続けられるようになり、モチベーションの維持に役立っています。

好きなキャラクターと一緒に矯正を行うことで、治療への前向きな気持ちを保ちやすくなるのです。

Smarteeの多機能性

Smarteeのマウスピースは多機能であり、一般的なマウスピース矯正が苦手とされる歯の動きをカバーできる設計が施されています。
「インビザラインでは対応が難しい症例」「抜歯が必要と言われたケース」でも、Smarteeなら矯正計画を立てやすくなっています。

歯並びだけでなく、顎の位置調整や全身の健康にも配慮した治療が可能となり、より包括的な口腔ケアを提供できるのがSmarteeの強みです。

口腔内から全身へ

当院のコンセプトは「口腔内から全身へ」。

歯並びを整えるために抜歯をする前に、まず顎の位置を正す選択肢があることを知っていただきたいと考えています。
顎の位置を適切に調整することで、歯の抜歯を避けることができるだけでなく、全身の健康にも良い影響を与える可能性があります。
また、咀嚼機能の向上や姿勢の改善にもつながり、生活の質(QOL)の向上を目指します。

子どもの矯正の重要性

私は子どもの矯正こそが最も重要であると考えています。

子どものうちから成長を見越して歯並びを整えることで、大人になってからの複雑な処置や抜歯矯正を避けることが可能となります。
成長期の子どもたちに適した矯正治療を行うことで、歯並びの改善だけでなく、顎の発育バランスを整えることができ、将来的な口腔内の健康を守ることができます。

Smarteeの多機能性と当院の治療理念

Smarteeの多機能性と、当院の「口腔内から全身へ」という治療理念が融合することで、患者さん一人ひとりに最適な矯正治療を提供できるようになりました。
歯並びや顎の位置に関する悩みや不安を抱える方々に対して、Smarteeを用いた治療が有効な選択肢となります。

悩みや不安がある方は当院へご相談を

「歯並びの悩みを相談したいが、長い治療期間が不安」

「インビザライン矯正と比べてSmarteeは本当に自分に合うの?」

「顎が痛い、頭痛もある。歯列矯正でこれらの症状を改善できるの?」

こうした不安を抱えて一歩踏み出せずにいる方は、ぜひ当院へご相談ください。
医療法人甦歯会もりかわ歯科では、全国の歯科医院の中でも1%しか獲得できない「ダイヤモンドプロバイダー」の称号を3年連続で獲得しています。
これはマウスピース矯正に関する豊富な実績や高い治療技術を示すもので、患者様に安心して治療を受けていただくための一つの指標となるでしょう。

Smarteeやインビザラインなどのマウスピース矯正に興味を持った方や、噛み合わせが気になる方は、ぜひ「もりかわ歯科のマウスピース矯正ページ」からお問い合わせください。
最初から最後まで矯正担当医は矯正専門医の森川康司が診察し、あなたに合った最適な治療プランを提案いたします。

マウスピース矯正LPバナー

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