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歯医者で定期検診の診察をする歯科衛生士

歯医者で定期検診を受けるメリットとは?行う内容も解説!

2025年3月12日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯の健康を維持するためには、定期的な歯科検診が欠かせません。痛みがないから大丈夫と思っていても、虫歯や歯周病は自覚症状がないまま進行することがあります。定期検診を受けることで、早期発見・早期治療が可能になり、将来的なトラブルを防ぐことが可能です。

では、歯医者の定期検診ではどのようなことを行うのでしょうか。また、どれくらいの頻度で通うとよいのでしょうか。

この記事では、歯医者で定期検診を受けるメリットや行う内容、通う頻度、費用について詳しく解説します。虫歯や歯周病を予防し、お口の健康を守りたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

歯医者で定期検診を受けるメリット

歯医者で定期検診を受けるメリットイメージ

歯医者で定期検診を受けることは、虫歯や歯周病を未然に防ぎ、健康な口腔環境を維持するために重要です。特に自覚症状がない場合でも、気づかないうちに口内トラブルが進行していることもあります。

ここでは、歯医者で定期検診を受ける主なメリットについて詳しく解説します。

虫歯や歯周病の早期発見・早期治療につながる

虫歯や歯周病は、初期段階ではほとんど自覚症状がありません。そのため、痛みや腫れを感じたときにはすでに症状が進行しているケースが多いです。歯医者で定期検診を受けることで、初期の異変を発見し、早めに対処できるため、治療の負担の軽減につながります。

また、虫歯や歯周病が進行すると大掛かりな治療が必要になるケースが多いです。治療期間が長くなり、費用もかさむため、早期に発見できれば、経済的な負担の軽減にもつながります。

歯のクリーニングでお口の中を清潔に保てる

日々の歯磨きでは落としきれない汚れが蓄積すると、虫歯や歯周病の原因になります。定期検診では、専用の器具を使って歯に付着した歯垢や歯石を除去し、歯の表面をきれいに磨き上げます。

これにより、虫歯や歯周病を予防できるだけでなく、口臭の予防や歯の黄ばみを除去する効果も期待できます。

正しい歯磨き方法を指導してもらえる

毎日しっかり歯を磨いているつもりでも、磨き残しは生じるものです。定期検診では、歯科衛生士が一人ひとりの口腔状態に合わせた適切な歯磨き方法を指導してくれるため、セルフケアの質を向上させることが可能です。

また、デンタルフロスや歯間ブラシの正しい使い方も学べるため、より効果的に口腔ケアができるようになるでしょう。

お口の中の病気の早期発見につながる

定期検診では、虫歯や歯周病だけでなく、口腔がんや粘膜の異常などの病気もチェックしてもらえます。特に口腔がんは、初期段階では痛みがなく気づきにくいため、定期的に歯科医師の診察を受けることが重要です。

将来的な歯の健康を守れる

定期検診を継続的に受けることで、虫歯や歯周病のリスクを低減し、将来的に健康な歯を維持しやすくなります。

歯を失うと、インプラントや入れ歯などの治療が必要になり、経済的な負担も大きくなります。そのため、定期検診を受けることで歯の健康を守れることは、長期的に見ても大きなメリットといえるのです。

歯医者の定期検診で行う内容

歯医者で定期検診のチェックをする歯科衛生士

歯医者の定期検診では、虫歯や歯周病のチェックだけでなく、口腔内全体の健康状態を確認し、必要に応じたケアを行います。検診で行う内容は歯科医院によって多少異なりますが、一般的には以下のことを行います。

口腔内のチェック(視診・触診)

歯科医師がお口の中を直接確認し、虫歯や歯周病はないか、歯ぐきは腫れていないかなどをチェックします。歯だけでなく、舌や頬の内側、歯ぐきなども診察し、口腔がんなどの兆候がないかも確認します。

必要に応じて目視では確認しづらい歯の内部や歯根、骨の状態を把握するために、レントゲン撮影を行うこともあります。特に、初期の虫歯や親知らずの状態、歯周病による骨の変化をチェックする際に有効です。

噛み合わせのチェック

噛み合わせに問題があると、歯に過度な負担がかかって、顎関節症を引き起こすことがあります。また、噛み合わせが悪いことで歯がすり減ることもあるでしょう。そのため、定期検診では噛み合わせのバランスも確認し、必要に応じて調整を行います。

歯のクリーニング

普段どれだけ丁寧に歯磨きをしていても、すべての汚れを落とすことは難しいといわれています。お口の中に汚れが残っている状態が続くと、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。

歯医者の定期検診では、お口の中の状態を確認し、必要に応じて歯のクリーニングを行います。歯医者では、専用の器具を使用して普段の歯磨きでは落としきれない歯石やプラーク(歯垢)を除去します。

歯石はプラークが石灰化して硬くなったものです。歯石の表面はざらざらとしており、歯周病の原因となるプラークが付着しやすくなります。そのため、定期的に除去してもらうことが重要です。

フッ素塗布(予防処置)

必要に応じて、虫歯予防のために歯にフッ素を塗布することがあります。フッ素には、歯の再石灰化を促す効果や、虫歯菌の活動を抑制する効果があります。

歯医者では高濃度のフッ素を使用するため、虫歯の予防に効果的です。そのため、定期的に歯医者でフッ素塗布を受けることが推奨されています。特に虫歯になりやすい方や、お子さんに推奨される処置です。

歯磨き指導

歯科衛生士が患者様の歯並びや磨き残しの状態を確認し、一人ひとりのお口の状態に合った正しい歯磨き方法を指導することもあります。歯ブラシの選び方や、デンタルフロス・歯間ブラシの使い方なども教えてもらえます。

これによって、日常のセルフケアの質を向上させることができます。

歯医者で定期検診を受ける頻度

歯医者で定期検診を受ける頻度イメージ

歯の健康を維持するためには、定期的に歯医者で検診を受けることが重要です。一人ひとりのお口の中の状態によって異なりますが、3〜6ヶ月に1回の頻度で定期検診を受けることが推奨されています。

一方で虫歯や歯周病になるリスクが高い方や歯磨きが苦手な方、虫歯・歯周病の治療歴が多い方などは、より短い間隔で検診を受けることが推奨されます。

定期的に歯医者で検診を受けることで、虫歯や歯周病の早期発見・治療につながります。また、歯のクリーニングやフッ素塗布などの予防処置を受けることで、歯の健康を長く維持できるでしょう。

歯医者で定期検診を受ける頻度は、一人ひとり異なるため、歯科医師の指示に従いましょう。

歯医者で定期検診を受ける場合にかかる費用

歯医者で定期検診を受ける場合にかかる費用イメージ

歯医者で定期検診を受ける場合にかかる費用は、検診で行う内容や歯科医院によって異なります。また、保険が適用される場合と自費診療の場合とでも、料金に幅があります。

日本では、一般的な定期検診は健康保険が適用されるため、安価に受けることが可能です。3割負担の場合、費用の目安は1,000円〜3,000円程度です。

自費診療の場合は、保険診療に比べると費用が高くなります。費用の目安は、5,000円〜1万5,000円程度です。自由診療の料金は歯科医院によって異なるため、事前に確認すると安心です。

まとめ

歯医者で定期検診を受け安心の笑顔を見せる女性

歯医者の定期検診では患者さんのお口の中の状態を確認し、必要に応じて歯のクリーニングやブラッシング指導、フッ素塗布などを行います。

歯医者で定期検診を受けることで、虫歯や歯周病の早期発見につながります。また、歯のクリーニングを受けることで口腔内を清潔に保つことができ、口臭予防や歯の健康維持にも役立ちます。

定期検診を受ける頻度は一般的に3〜6ヶ月に1回が推奨されています。費用は保険適用なら1,000円〜3,000円程度で受けられることがほとんどです。日頃のセルフケアに加えて、歯科医院での定期的な検診を習慣化し、健康な歯を長く保ちましょう。

予防歯科を検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

小児矯正の費用は?保険適用と支払い方法

小児矯正の費用は? 保険適用と支払い方法

2025年3月7日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、ママとこどものはいしゃさん認定医院のもりかわ歯科です。

「なんだか子どもの歯並びが気になるけど、矯正って高いのかな…」
「小児矯正に保険はきくの? それなら費用を抑えられるのかな…」
「支払い方法に選択肢があるなら、もっと気軽に相談できるかも…」

こうしたお悩みをお持ちの方は少なくありません。

費用のこと、保険の適用、治療にかかる期間など、小児矯正には知りたいことがたくさんありますよね。
実は「矯正=とても高額でハードルが高い」というイメージは、必ずしも正しいわけではありません。
保険が適用されるケースもあれば、支払い方法を選ぶことで家計の負担をコントロールすることも可能です。

本記事では子どもの歯並びや歯列矯正にまつわる疑問や不安をできる限り取り除けるように、基礎知識やリスク、費用面でのポイント、支払い方法についてわかりやすく解説します。
「ママとこどものはいしゃさん」として小児歯科を専門に多くのご家族をサポートしているもりかわ歯科の視点からお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事を読めば分かること

  • 小児矯正の適切な開始時期がわかる
  • 小児矯正の費用相場や保険適用の有無について理解できる
  • 医療費控除や支払い方法の選択肢を知ることで費用の不安が減る
  • 放置した場合に考えられるリスクと、矯正のメリットが分かり、前向きに検討できる

 小児矯正はいつ始める?そのベストタイミング

小児矯正はいつ始める?そのベストタイミング

小児矯正は早いほど良い?その理由とは

小児矯正をスタートする年齢について「何歳がベスト?」と悩まれる方は多いでしょう。
じつは「この年齢でないといけない」という絶対的なルールはありませんが、多くの歯科医師は「できるだけ早め」をおすすめしています。

これは、成長期のお子さまのあごや歯並びが変化しやすく、早期に矯正を行うことで抜歯のリスクを減らせるうえに、顎の成長を正しい方向に導きやすいからです。

目安となる時期

6〜7歳ごろ(第一期矯正)

乳歯と永久歯が混在し始める時期です。

あごの成長バランスを整えたり、歯がきれいに並ぶためのスペースを確保したりする治療を行うことが多いです。

12歳前後(第二期矯正)

永久歯がそろってくる時期です。

本格的に歯を動かすワイヤー矯正やマウスピース矯正へ移行しやすくなります。

お子さまの成長速度や歯並びの状態を見極める

一方で、お子さまの成長スピードや歯の生え替わり具合は人それぞれです。

乳歯の段階ですでに噛み合わせのずれが大きい場合や、出っ歯・受け口の傾向が強い場合は、もっと早い段階での対処が必要なケースもあります。
「放っておいてもいずれ自然に治るかもしれない」と考える方もいますが、現状を正確に把握するためには歯科医院でのチェックがおすすめです。

検査によって必要な治療や最適なタイミングがより明確になります。

小児矯正の費用相場と保険適用のポイント

小児矯正の費用相場と保険適用のポイント

小児矯正の平均費用

子どもの矯正費用は大人の矯正よりも安くなるイメージを持つ方もいますが、実際には治療の内容・期間・装置の種類によって大きく変わります。
一般的には数十万円から100万円前後の費用がかかることが多いです。

第一期矯正(乳歯〜混合歯列期)

費用目安

30万〜60万円程度

内容

プレートやマウスピースなどを活用し、顎の成長を促す・抑制するなどの治療

第二期矯正(永久歯が生えそろう時期)

費用目安

50万〜100万円程度

内容

ワイヤー矯正やマウスピース矯正(インビザラインなど)を使用し、本格的に歯列を整える

もちろん歯科医院ごとに料金体系が異なるため、カウンセリング時に詳しく聞いてみるのが安心です。

保険適用となるのはどんなケース?

小児矯正が保険適用になるケースは、実はごく一部の特例に限られます。

主に顎変形症唇顎口蓋裂などの診断を受け、矯正治療が「顎口腔機能の改善」のために必要と判断された場合などです。

通常の不正咬合(歯並びや噛み合わせの悪さ)に対する矯正治療は、美容や機能改善の面が強いとみなされるため、保険適用外(自由診療)となるのが基本です。
「小児矯正は保険がきくから安い」と思い込まず、まずは診断を受けて保険適用の可否をしっかり確認しましょう。

混乱しやすい点:医療保険や助成制度との違い

医療保険(国民健康保険、社会保険など)による適用とは別に、自治体や学校等が行っている助成制度・補助金などがある場合もあります。
これは地域によって異なるため、住んでいる自治体の情報をチェックしてみてください。

また、医療費控除(後述)と保険適用は別の仕組みなので、併用できるかどうかは条件を確認する必要があります。

 小児矯正は医療費控除の対象?支払い方法も解説

小児矯正は医療費控除の対象になることが多いです

医療費控除の基本条件

医療費控除とは、1年間(1月〜12月)で支払った医療費が一定額を超えた場合に、所得税の負担を軽減できる制度です。

目安としては年間で合計10万円以上(または所得に応じた計算式)を支払ったときに申告の対象となります。
お子さまの矯正治療費は高額になりやすいため、この基準を超えるケースは少なくありません。

対象となる費用

子どもの矯正装置代や調整料、検査費用、さらには通院にかかる交通費なども含めて計算できます。

大切なのは、お子さまの咬合機能を改善するための治療と認められることです。
審美目的のみと判断される場合は控除の対象外になる可能性があるため、不安なときは税務署やかかりつけ歯科医に相談しましょう。

審美目的には適用されない場合も

大人の矯正治療では審美面が主たる目的とみなされると適用外になるケースがありますが、子どもの成長をサポートするための矯正は多くの場合、医療費控除の対象に含まれやすい傾向があります。
確実に対象になるかどうかはあらかじめ担当の歯科医師に確認するか、税務署で詳細を聞いてみると安心です。

一括払いだけじゃない。さまざまな支払い方法

現金やクレジットカードで支払う

「大金を一度に支払わなくてはならないのかな…」と心配される方は多いかもしれませんが、まとまった金額を現金で用意できる方はもちろん、クレジットカードの利用も可能です。カードの分割払いやリボ払いを活用すれば、負担を分散させることができます。

デンタルローン(医療ローン)という選択肢

歯科治療費専用のローンである「デンタルローン」を利用する方法もあります。

月々数千円からの返済が可能になるため、無理なく通院を続けやすくなるでしょう。
申請には審査が必要ですので、検討している場合は早めに歯科医院やローン会社に問い合わせてみてください。

医院独自の分割払いも

医院によっては独自の分割払いプランを用意しているところもあり、矯正治療にかかる費用を数回から十数回に分けて支払える場合があります。

利子の有無や支払い回数は医院によって異なるため、事前にしっかりと確認しましょう。
お子さまの矯正は時間がかかる治療なので、一人で悩まずに気軽に相談してみることが大切です。

きっと家庭の状況に合った方法を一緒に見つけられるはずです。

 子どもを矯正しないとどうなる?放置が招くリスク

子どもを矯正しないとどうなる?

歯並びの悪さが与える影響

「歯並びは自然に治るかも」と思って放置してしまうと、後々さまざまなリスクが生じる可能性があります。
代表的なものとしては、虫歯や歯周病リスクの増加、咬み合わせの偏りによる顎関節への負担、そして見た目や発音面に関するコンプレックスなどが挙げられます。

虫歯や歯周病リスクの増加

歯が重なり合う部分が多いほど清掃が行き届かず、汚れやプラークがたまりやすくなるため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
特に幼少期から虫歯を繰り返すと、将来的に歯の健康を損ないやすくなる点に注意が必要です。

咬み合わせの偏りによる顎関節への負担

噛み合わせが悪いと顎関節や咀嚼筋に過度な力がかかり、顎関節症などのトラブルを引き起こす恐れがあります。
成長期にこうした負担が続くと、あごや頭蓋全体にも影響を及ぼすことがあるため、早めに対策を検討したほうがよいでしょう。

コンプレックスや発音への影響

歯並びの乱れは見た目の印象だけでなく、発音や口元の動きにも影響を与えることがあります。

思春期に差し掛かると見た目に対する意識が高まり、歯並びがコンプレックスになる場合もあるため、お子さまの精神面を考慮した上でケアすることが大切です。
もちろん、すべてのお子さまが将来大きな問題を抱えるわけではありませんが、歯並びの乱れが顕著な場合はできるだけ早い段階で専門家に相談することをおすすめします。

 小児矯正のメリットと治療期間の目安

小児矯正のメリットと治療期間の目安

小児矯正のメリット

成長を利用できる

顎の成長期を活かして治療できるため、歯を抜かずにスペースを確保できる可能性が高い。

予防的な効果が期待できる

顎関節症や歯周病など、将来のリスクを軽減しやすい。

早期に問題を解消

虫歯リスクや発音不良、コンプレックスなどの問題を未然に回避しやすい。

治療期間の目安

小児矯正は、第一期(6〜7歳から10歳前後まで)と、第二期(12歳前後〜中学生以降)の二段階で行われることが多いです。

個人差がありますが、平均的には第一期が1〜2年程度、第二期が2〜3年程度かけて治療していくケースが一般的です。
また、お子さまの成長度合いや歯の生え変わりのタイミングによって治療期間が前後する場合もありますので、継続的な経過観察が必要です。

 もりかわ歯科医院が考える最適な治療プランとは

「ママとこどものはいしゃさん」の特徴

「ママとこどものはいしゃさん」の特徴

私たち「もりかわ歯科」では、小児歯科領域での豊富な知識・経験を活かし、お子さまと保護者の方の気持ちに寄り添う治療を心がけています。
特にお子さまは治療への不安が大きい場合もありますので、コミュニケーションを大切にして、痛みやストレスを最小限に抑えられるよう配慮しています。

カウンセリング〜治療までの流れ

1. カウンセリング・検査

はじめに、お子さまの歯並びや噛み合わせの状態を確認しながら、矯正が必要かどうかや治療の適性を判断します。

現状を正しく把握することで、必要な治療期間の目安や費用、保険適用の可能性を具体的にイメージしやすくなります。
さらに、支払い方法の選択肢についても丁寧にご説明し、保護者の方が抱えている不安を少しでも軽くできるように配慮します。

2. 治療方針の決定

お子さまの年齢や成長度合いに合わせて、第一期矯正と第二期矯正を含めた長期的なプランを組み立てます。

使う装置の種類や通院の頻度は、日常生活やお子さまの性格、保護者の方のご希望などを考慮した上で最適な提案を心がけています。
無理なく通える治療スケジュールを作ることで、継続して通いやすくなり、より効果的な矯正が期待できるでしょう。

3. 治療開始

具体的な治療が始まると、装置の装着や定期的な調整が必要になります。

お子さまが怖がらないように声かけやコミュニケーションを大切にしながら、痛みや不安をできるだけ抑える工夫をしています。
また、通院のたびに装置の状態やお口のクリーニングを行い、虫歯や歯肉炎などのトラブルが起きないようにチェックするのも重要なポイントです。

4. 保定・メンテナンス

矯正治療を終えて歯並びが整った後も、保定装置を使いながら並んだ歯を安定させる期間が必要です。

歯はどうしても元の位置に戻ろうとする性質があるため、定期健診で歯並びの変化を見守り、必要に応じて装置の調整などを行います。
こうしたメンテナンスをきちんと継続することで、きれいに整った歯並びを長く保つことができるのです。

費用と支払いの相談も柔軟に

もりかわ歯科では、治療前に費用の総額と内訳をしっかりお伝えし、ご希望に応じて分割払いやデンタルローンのご案内も可能です。
「費用負担が不安で…」という方でも、お気軽にご相談ください。

 まとめ:早めの相談で子どもの未来をより豊かに

小児矯正の費用は決して安くはありません。

ですが、お子さまの将来の歯の健康やコンプレックスの解消を考えれば、早期対処のメリットは非常に大きいといえます。
また、保険適用が難しいケースでも、医療費控除の活用や分割払いなど、費用面の負担を軽減する方法はさまざまです。

「もう少し大きくなってからでもいいかな?」と悩んでいる方も多いと思いますが、成長期をうまく活かせるのは今だけです。放置すれば、歯並びによる噛み合わせ不良が将来的なトラブルにつながる可能性もありますし、治療期間や費用がかえって大きくなる場合もあります。

本記事で小児矯正に関する疑問は解消できましたでしょうか? 「まだ不安なことがある」「うちの子は本当に矯正が必要?」など、気になることがあれば、ぜひ一度歯科医院へ足を運んでみてください。私たち「ママとこどものはいしゃさん」もりかわ歯科では、まずはお子さまの成長段階をしっかり確認し、保護者の方のご希望に沿った最適な治療計画をご提案します。

歯並びは早めに対策するほど、良好な結果が得やすいといわれています。この記事が、小児矯正に対する不安を少しでも取り除き、お子さまの未来への第一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。ぜひお気軽に、私たちへご相談ください。

鏡を見て笑顔の女性

審美歯科とは?行う治療や費用、メリットも解説!

2025年3月5日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

審美歯科とは、歯の見た目を美しく整えることを目的とした歯科治療です。通常の歯科治療が虫歯や歯周病の治療を中心に行うのに対し、審美歯科では歯の色や形、並び方を整えて美しい口元を実現することを重視します。

近年、口元の美しさに対する意識が高まり、審美歯科を検討する人が増えています。歯の黄ばみや歯並びの乱れが気になる方、銀歯を変更したい方など、多くの人が審美歯科を選択しています。

この記事では、審美歯科のメリット・デメリットや代表的な治療方法、それぞれの費用について解説します。審美歯科に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

審美歯科とは

シェードガイドで歯の色を確認する女性

審美歯科とは、歯や口元の美しさを追求する歯科治療の一分野です。一般的な歯科分野が虫歯や歯周病の治療を目的とするのに対し、審美歯科は見た目の美しさと機能性の両方を重視します。歯の色や形を整えたり歯並びを改善したりすることで、自然で健康的な口元を目指します。

また、審美歯科は、コンプレックスの解消や歯の健康を維持する目的でも選ばれています。例えば、銀歯を白いセラミックに変えると、口元の印象が良くなるだけでなく金属アレルギーのリスクを軽減できます。

歯並びの改善によって噛み合わせが良くなり、発音や咀嚼機能の向上が期待できる点も、審美歯科の重要な役割の一つです。

審美歯科は、見た目の美しさだけでなく、健康面や機能面にも配慮した治療を提供する分野です。歯に対する意識が高まる現代において、審美歯科の需要はますます拡大しています。

審美歯科で行う治療と費用

審美歯科で行う治療と費用のイメージ

審美歯科では、歯の見た目を美しく整えるためにさまざまな治療が行われます。代表的な治療方法には、ホワイトニング、セラミック治療、歯列矯正、ガムピーリング、などがあります。

ここでは、それぞれの特徴や費用相場を詳しく解説します。なお、審美歯科には、基本的に保険は適用されません。

ホワイトニング

ホワイトニングは、薬剤を使って歯を白くする治療です。飲食や加齢による歯の黄ばみを改善し、自然な白さを取り戻します。

ホワイトニングには、歯科医院で施術を行うオフィスホワイトニングと自宅で行うホームホワイトニング、両方を組み合わせたデュアルホワイトニングがあります。

オフィスホワイトニングは即効性があり、1回あたり2万円から5万円程度が相場です。有資格者が施術を行うため高濃度の薬剤を使用でき、1回の施術でも白さを実感できることがありますが、持続性は高くありません。

ホームホワイトニングは、歯科医院で作ったマウスピースを使用してご自身で施術する方法です。使用する薬剤の濃度が低いため時間がかかりますが、効果が長持ちしやすいです。費用相場は、2万円から4万円ほどになります。

デュアルホワイトニングは、2つの施術を併用するためより高い効果を期待できる方法で、5万円から10万円程度が相場です。

セラミック治療

セラミック治療は、銀歯や変色した歯を白いセラミック素材で修復する方法で、自然な歯の色を再現できます。部分的な詰め物であるセラミックインレー、歯全体を覆うセラミッククラウン、歯の表面に薄いセラミックを貼り付けるラミネートベニアなどがあります。

セラミックインレーの費用は3万円から8万円、セラミッククラウンは8万円から20万円、ラミネートベニアは10万円から15万円程度が相場です。

歯列矯正

歯列矯正は、歯並びを整えて美しい口元を作る治療です。見た目の改善だけでなく、噛み合わせの向上にもつながります。ワイヤー矯正やマウスピース矯正があります。

ワイヤー矯正の費用は60万円から120万円、マウスピース矯正は80万円から120万円程度です。また、主に前歯部分を治療する部分矯正であれば、20万円から60万円ほどで治療できる場合もあります。

ガムピーリング

ガムピーリングは、歯茎の黒ずみを改善する治療です。喫煙や遺伝などが原因でメラニン色素が沈着した歯茎を薬剤やレーザーで処理し、ピンク色の健康的な歯茎に戻します。1回の施術費用は5,000円から3万円程度で、短期間で自然な歯茎の色に回復することができます。

審美歯科で治療を受けるメリット

審美歯科で治療を受けるメリットのイメージ

審美歯科の治療には、見た目の改善だけでなく、健康面や機能面、さらには心理的な影響まで、多くのメリットがあります。ここでは、審美歯科のメリットについて詳しく解説します。

見た目が改善される

審美歯科の最大のメリットは、歯の見た目を美しく整えられることです。

例えば、ホワイトニングによって歯の黄ばみを除去し、明るく白い歯を手に入れることができます。銀歯や変色した詰め物をセラミックに変えることで、より自然な口元を演出できるでしょう。歯列矯正を行えば、バランスの取れた美しい口元にできます。

審美歯科を受ければ、口元の印象が格段に良くなり笑顔に自信が持てるようになるかもしれません。

歯の健康を維持できる

審美歯科の治療は、見た目だけでなく、歯の健康維持にも役立ちます。例えば、歯が重なっていたり隙間が広かったりすると、歯ブラシが届きにくくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

しかし、歯列矯正を行うことで歯並びが整えば、歯磨きがしやすくなり口腔内の衛生状態が向上します。

機能性の向上

審美歯科の治療は、歯の機能性を向上させる効果もあります。例えば、歯列矯正を行うことで噛み合わせが改善され、咀嚼がスムーズになります。噛み合わせを正しくすると、食べ物をしっかり噛み砕けるようになるため、消化を助け胃腸への負担も軽減できるでしょう。

また、噛み合わせが悪いと顎関節に負担がかかり、顎関節症を引き起こすことがあります。矯正治療によって噛み合わせを正しくすることで、顎への負担を減らし将来的な歯や顎のトラブルを予防できます。

コンプレックスを解消できる

審美歯科の治療は、心理的な面でも大きなメリットをもたらします。口元にコンプレックスを抱えていると、会話中に口を手で隠したり、写真を撮るときに笑顔を控えたりすることがあります。治療を受けることで口元に自信を持てるようになり、自然な笑顔を見せられるようになります。

笑顔に自信が持てるようになることで、対人関係にも良い影響を与えます。仕事やプライベートの場面で積極的にコミュニケーションを取ることができ、ポジティブな印象を与えやすくなるでしょう。

審美歯科で治療を受けるデメリット

審美歯科で治療を受けるデメリットのイメージ

審美歯科の治療には多くのメリットがありますが、一方で注意すべきデメリットも存在します。治療を検討する際には、メリットだけでなくデメリットも理解しておく必要があるでしょう。

ここでは、審美歯科のデメリットについて解説します。

費用が高額になりやすい

審美歯科の治療は、一般的な歯科治療と比べて費用が高額になりやすいです。審美歯科の治療は保険が適用されない自費診療になります。そのため、治療費はすべて自己負担となり、治療内容によっては数十万円、場合によっては100万円以上の費用がかかることもあります。

また、治療後は定期的なメンテナンスが必要になる場合もあります。例えば、ホワイトニング後は時間の経過とともに歯の色が戻るため、定期的に追加の施術を受ける必要があります。これらの維持費も考慮すると、トータルの費用負担は大きくなりやすいと言えます。

治療によるリスクや副作用がある

審美歯科の治療では、美しい仕上がりを得るために、歯を削ったり特殊な薬剤を使用したりする場合があります。そのため、治療によってはリスクや副作用が伴うことを理解しておく必要があります。治療前に歯科医師に相談し、確認しましょう。

治療期間が長くなる場合がある

審美歯科の治療には、長期間の通院が必要になるものがあります。治療が完了するまでに数ヶ月から数年かかる場合もあるでしょう。

どのくらいの期間かかるのか、その間に気を付けることはあるのかなどは、事前に確認しておきましょう。

まとめ

笑顔の学生たち

審美歯科とは、歯の美しさを向上させることを目的とした歯科の分野です。ホワイトニングやセラミック治療、歯列矯正などの施術を通じて、白く美しい歯や整った歯並びを手に入れることができます。

単に見た目を改善するだけでなく、口腔内の健康維持や機能向上にも寄与するため、多くの人が関心を寄せています。審美歯科の治療を受ける際はメリットとデメリットを十分に理解し、自分に合う方法を選ぶことが重要です。

審美歯科でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

矯正したら顔は変化しますか?

教えて!こうじ先生 ~矯正したら顔は変化しますか?~

2025年3月3日

こんにちは。大阪府八尾市のもりかわ歯科「教えて!こうじ先生」へようこそ!!

毎日、矯正治療に関するさまざまなご質問が寄せられる中、私たちは患者様が「先生に聞かなければ分からない」と感じる具体的な情報を、実際のカウンセリング内容や最新の治療技術を交えて分かりやすくお伝えすることに努めています。

今回のテーマ「矯正したら顔は変化しますか?」では、抜歯矯正による口元の下がりや顔貌の変化に関する不安や疑問に正面からお答えし、最新技術を駆使した当院独自の治療方法について詳しくご紹介いたします。

この記事を読むことで、抜歯治療に伴うリスクやその原因、そしてCT連動シミュレーションとマウスピース矯正を組み合わせたオーダーメイド治療のメリットを、具体的な事例とともに理解していただけます。

この記事を読めば分かること

  • 抜歯矯正による口元の下がりと顔貌変化のリスクとそのメカニズム
  • CT連動シミュレーション技術を用いた、治療前の予測方法とその信頼性
  • マウスピース矯正の特徴と、従来のワイヤー矯正との違い
  • 患者様の状態に合わせたオーダーメイド治療の具体的なアプローチ

抜歯と顔貌の関係:抜歯矯正がもたらす口元の下がりとそのリスク

抜歯矯正がもたらす口元の下がりとリスク

抜歯矯正の現状

矯正治療と言えば、前から4番目(第一小臼歯)の抜歯矯正が一般的です。
しかし、抜歯治療は必ずしも理想的な結果を保証するわけではなく、抜歯後に歯が移動する過程で口元全体が不自然に下がるリスクがあります。
実際、「ほうれい線が深くなった」「人中が長くなった」「顔が老けた」というお悩みを抱える患者様が多く、治療前から不安を抱かれることが少なくありません。

具体的なリスクの詳細

ほうれい線の深まり

口元が下がると皮膚にたるみが生じ、鼻の両側から走るほうれい線が強調されます。
結果、顔全体に老けた印象が与えられる恐れがあります。

人中の長さの増加

抜歯後に歯が抜歯スペースに移動する際、鼻の下から上唇までの人中が相対的に長く見えることがあります。
この変化により、顔のバランスが崩れ、若々しさが損なわれる可能性があります。

全体的な顔貌の変化

口元の下がりは、顔全体のシルエットに影響を及ぼします。
口元が下がることで、顔全体が重く見え、自然な若々しさが失われることも考えられます。

当院の取り組み

当院では、CT(コンピュータ断層撮影)と連動した精密なシミュレーションを導入しております。
これによって患者様の骨や歯の状態を詳細に把握し、抜歯後の歯の移動や口元の変化を事前に予測いたします。

治療計画の段階で変化の程度を確認することが可能となり、無用な恐怖を抱かせることなく安心して治療に臨む体制を整えております。

前歯後部の骨構造と遠心移動:精密診断と最新技術による対策

歯槽骨の重要性

抜歯矯正においては、前から4番目(第一小臼歯)を抜歯し、前歯を抜歯スペースに並べる際に障害となるのが前歯の後ろの骨です。

この骨は抜歯した後の歯の移動に影響を与え、口元が不自然に下がるリスクを高める要因となります。
当院ではこの問題に対処するため、詳細なCT検査を用いて患者様の骨の状態を把握し、抜歯後の歯の動きをシミュレーションすることで適切な治療計画を策定しています。

遠心移動の課題と解決策

遠心移動とは

遠心移動」とは、歯を口の外側(後方)に移動させる動作のことです。
従来のワイヤー矯正では、ワイヤーとブラケットを使用するため、細かな力加減が求められ、正確な遠心移動が難しいという課題がありました。

そこで、当院ではマウスピース矯正を導入しています。
この治療法は、コンピュータシミュレーションに基づいて作成されたカスタムメイドのマウスピースを用いることで、0.1mm単位の精密な歯の移動が可能となります。
結果として、無理な遠心移動による口元の下がりを効果的に抑え、自然な歯並びと若々しい顔貌の維持が実現されます。

シミュレーション画像の活用

シミュレーション画像の活用

当院では、患者様のCT画像をもとに、治療前後の予測画像(シミュレーション画像)を作成しています。
この画像は、抜歯の有無や歯の移動量、口元の微妙な変化を0.1mm単位で確認でき、患者様自身が治療後の姿を具体的にイメージする手助けとなります。

治療目標を可視化しますさらに、シミュレーション結果は治療目標(Visual Treatment Objective:VTO)の設定にも活用され、治療計画の根拠としても非常に有効です。
この最新技術により、個々の患者様に合わせた最適な治療が可能となり、治療前の不安を大幅に軽減できます。

結論とご提案:患者様の疑問に応える最適治療

患者様の疑問へのお答え

「矯正したら顔はどのように変化しますか?」というご質問は、多くの患者様が抱える不安の一つです。
実際、矯正治療により歯並びや噛み合わせは改善される一方、多少の顔貌変化は生じることも事実です。
しかし、当院では最新のCT連動シミュレーションとマウスピース矯正を組み合わせ、患者様ごとの骨や歯の状態を詳細に分析し、治療前に予測画像で治療後の変化を確認する体制を整えています。

これにより、無用な恐怖感を抱かずに、安心して治療に臨むことが可能です。

当院の最適治療のポイント

まず、CT連動シミュレーションにより患者様の骨や歯の状態を正確に把握し、シミュレーション画像で予測される変化を明確にします。
次に、マウスピース矯正によるオーダーメイド治療で、0.1mm単位の精密な歯の移動を実現し、従来のワイヤー矯正で懸念される遠心移動の問題を解消します。

患者様一人ひとりの主訴に応じた治療計画を策定することで、「ほうれい線が深くなった」「人中が長くなった」「顔が老けた」といった具体的なお悩みに対し、最適な解決策を提供します。

最終的な結論

この症例は、CT連動シミュレーションとマウスピース矯正を組み合わせたオーダーメイド治療が最適と判断しております。
事前に作成したシミュレーション画像で治療後の変化を確認できるため、患者様は無用な恐怖を感じることなく安心して治療に臨むことができます。

まとめ

今回は、抜歯矯正による口元の下がりとそれに伴う顔貌の変化、そして当院が採用するCT連動シミュレーションマウスピース矯正によるオーダーメイド治療について詳しくご説明いたしました。
従来の抜歯矯正で懸念される「ほうれい線の深まり」「人中の延長」「顔の老け感」を、最新技術を駆使した治療により最小限に抑え、自然で若々しい笑顔を実現することが私たちの目標です。
さらに、患者様一人ひとりの主訴に応じた治療計画事前シミュレーションによる安心感の提供により、治療開始前の不安を解消する体制を整えています。

矯正治療にご興味のある方、また顔貌の変化に対して不安を感じている方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
あなたの未来の笑顔を守るお手伝いを、私たちは全力でさせていただきます。

 

歯が前に出ているのが気になるインビザライン症例

【出っ歯】主訴:「歯が前に出ているのが気になる」インビザライン症例

2025年2月28日

このブログの内容は当院YouTubeチャンネルで同時に公開しております。

興味のある方は動画でも是非ご覧ください。チャンネル登録していただくとブログが更新されたら通知が届きますので、是非チャンネル登録もお願いします^^

【関連動画】🎥【出っ歯】主訴:「歯が前に出ているのが気になる」インビザライン症例

限定解除項目

通院時年齢 性別 通院目的 診断 治療内容 治療期間・回数 費用※自由診療となります。 リスク・副作用
36歳 女性 マウスピース矯正治療 出っ歯 インビザライン(非抜歯) 16ヶ月 通院回数8回 880,000円

※自由診療になります

マウスピース矯正は、マウスピースを着けていないと歯が動かないため、決められた時間は必ず装置を装着して頂く必要があります。

装着時間を守ること、1~2週間ごとにマウスピースの着け替えを怠らないことが大切となります。

 

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

当院では年間250人以上の患者さんがインビザライン矯正を開始されています。

症例の紹介はもりかわ歯科のinstagramでも随時公開にて紹介しておりますのでチェックしてみてください。

「そもそもインビザラインって何?」と疑問に感じられた方や、インビザラインについての基礎知識を知りたい方はもりかわ歯科の「マウスピース矯正ページ」をご覧ください。

患者さんの主訴「歯が前に出ているのが気になる

今回ご紹介する患者さまは36歳の女性です。「歯が前に出ているのが気になる」というお悩みで来院されました。
診察の結果【出っ歯】(上顎前突)が確認されました。

「歯が前に出ているのが気になる」について主治医の見解

今回の症例では上顎の成長不足により歯列が狭くなり、前歯が突出している状態でした。
さらに下顎の位置が後退していることも出っ歯を悪化させる要因となっていました。

上顎が狭くなると起こる主な問題

  • スペース不足による歯の突出
    歯が並ぶためのスペースが足りず、前歯が前方に押し出される。
  • 舌や筋肉の圧力の影響
    上顎が狭いと舌や頬の筋肉が不均衡になり、歯列に圧力をかけてしまう。

上顎の狭窄や下顎後退は骨格や生活習慣が複雑に絡み合って発生します。
この状態を改善するため矯正治療が必要と判断しました。

上顎の狭窄(きょうさく)とは?

上顎の狭窄(きょうさく)とは?

上顎の狭窄とは上顎の幅が正常範囲よりも狭くなっている状態を指します。
この状態では歯が並ぶスペースが不足し、以下のような問題が発生します。

歯並びの乱れ

歯が重なったり前方に押し出されたりします。

前歯の突出

スペース不足が原因で前歯が前方に出る(出っ歯)ことがあります。

上顎の狭窄が出っ歯を引き起こす原因

  1. スペース不足による歯の突出
    上顎が狭いと歯列が縮小し、歯が正しい位置に収まらなくなります。その結果前歯が前方に突出します。
  2. 舌や筋肉の圧力の影響
    舌や筋肉の圧力の影響上顎が狭いと舌や口周りの筋肉が歯列に与える影響が大きくなります。

    • 舌の圧力:舌が収まるスペースが不足し、前歯を押し出すことがあります。
    • 筋肉の不均衡:頬や唇の筋肉が歯列に強い圧力をかけ、歯が前方に動きやすくなります。
  3. 噛み合わせの異常
    上顎の狭窄は噛み合わせの乱れ(クロスバイトや咬合力の偏り)を引き起こし、前歯の突出を悪化させる要因となります。

上顎が狭くなる主な要因

  1. 遺伝的要因
    • 骨格の特徴や歯と顎のサイズの不均衡が遺伝することがあります。
  2. 生活習慣や癖
    • 口呼吸:舌が正しい位置に収まらず上顎の発育が妨げられます。
    • 指しゃぶりや舌癖:幼少期のこれらの癖が上顎の狭窄を引き起こします。
  3. 成長過程の問題
    • 栄養不足噛む力の不足が顎の発育を妨げ、上顎の狭窄を招きます。

上顎の狭窄に対する治療と対策

矯正治療

  1. 矯正治療
    • 拡大装置(アーチエクスパンダー):上顎を物理的に広げ、歯列のスペースを確保します。
    • マウスピース矯正:突出した前歯を正しい位置に整えます。
  2. 習慣改善
    • 口呼吸の改善:鼻呼吸を習慣づけ、上顎の正常な発育をサポートします。
    • 舌癖のトレーニング:舌の位置を改善し、歯列にかかる圧力を軽減します。
  3. 早期発見と予防
    • 乳歯期からの歯科検診:早期発見により、適切な対策を講じることができます。
    • 硬い食品の摂取:顎の発育を促進するため、噛む回数を増やす食生活を心掛けます。

上顎の狭窄は歯並びや噛み合わせの問題だけでなく、全身の健康にも影響を与える可能性があります。早期の診断と適切な治療が出っ歯や噛み合わせの改善に繋がります。

出っ歯】「歯が前に出ているのが気になる」インビザライン症例の治療内容と結果

【初診時】問題の原因について主治医の考察

初診時

今回ご紹介する患者さまは30代の女性で主訴は「歯が前に出ているのが気になる」というものでした。診断の結果いくつかの問題点が確認されました。

問題点の詳細

  1. 上顎の狭窄(狭窄歯列)
    • 上顎が狭くなり歯が並ぶスペースが不足している状態でした。
  2. クロスバイト(交叉咬合)
    • 上顎の一番奥の歯が外側に出ており、噛み合わせが不均衡になっていました。
  3. 下顎の後退
    • 「出っ歯」のように見える原因は上顎の歯が突出しているわけではなく、下顎が後ろに位置していることによるものでした。

治療のポイント「上顎の狭さにアプローチ」

今回の症例では問題の根本的な原因となっている上顎の狭さに焦点を当てて治療を進める必要がありました。

一般的にマウスピース矯正で対応しますが、今回は特別な装置であるMSE(Maxillary Skeletal Expander)を使用して上顎の骨そのものにアプローチを行いました。
この装置は上顎を物理的に広げることで、歯列を整えるためのスペースを確保します。

MSE

デジタル技術を活用した治療計画

当院では最新のデジタル技術を駆使して治療を行っています。
患者さまの状態を3Dでシミュレーションし、的確な治療計画を立案しました。
これにより、より正確で効率的な治療を進めることが可能になります。

どのように治療を進めたのか計画の詳細を見ていきましょう。

【治療計画】「歯が前に出ているのが気になる」インビザライン症例

治療計画

マウスピース矯正では専用の3Dシミュレーションソフト「クリンチェック」を使用し、0.1mm単位で歯の動きをシミュレーションしながら治療計画を立てます。

治療計画のポイントは上顎の狭さへのアプローチ

今回の症例では上顎の狭さが「歯が前に出ている」と感じる主な原因となっていました。
この問題を解消するため以下の治療ステップを計画しました:

  1. 上顎を広げるための装置”MSE”の使用
    • 上顎の骨を広げる装置であるMSE(Maxillary Skeletal Expander)を使用し上顎を4mm広げました。
    • MSEを使用することで狭窄していた上顎に十分なスペースを確保します。
  2. 前歯の間にできたスペースを活用
    • MSEによって前歯と前歯の間にスペースが生まれるため、そのスペースを活用して歯並びを整えていきます。

デジタル技術による治療の可視化

患者さまにはクリンチェックのシミュレーション画面を使用して治療の流れを具体的に説明しました。これにより、以下のようなメリットが得られます。

  • 治療の進行や最終的な歯並びのイメージが視覚的に確認できる
  • 患者さま自身が治療計画を理解しやすくなり、安心して治療に取り組める

上顎の拡大が完了した後はマウスピース矯正を使用して前歯や歯列全体を整えていきます。
次に実際にどのように治療が進んでいったのかを見てみましょう。

【矯正開始15ヶ月】「歯が前に出ているのが気になる」インビザライン症例

矯正15ヶ月後

こちらは、マウスピース矯正治療を開始してから15ヶ月後の実際の写真です。

治療計画通りに矯正が進み、元々狭かった上顎が広がり、美しい歯列を実現することができました。わずか15ヶ月という短期間でここまで大きな変化を得られるのは、マウスピース矯正の大きな特長です。

出っ歯と噛み合わせの同時治療

今回の症例では、長年悩まれていた出っ歯(上顎前突)も改善し、歯並びだけでなく奥歯の高さや噛み合わせも整えることができました。

  • 奥歯の高さの調整:噛み合わせが安定し、より自然な歯列へと改善。
  • 噛み合わせ全体の治療:上下の歯が正しく噛み合うことで、全体的なバランスを向上。

患者さまに安心を提供するマウスピース矯正

マウスピース矯正では、専用の3Dシミュレーションソフトを使用し、治療中も進行状況や最終的な仕上がりを視覚的に確認しながら治療を進めます。このように、患者さまが安心して治療に取り組める環境を提供しています。

出っ歯でお悩みの方へ

出っ歯や噛み合わせの問題でお悩みの方は、ぜひ一度「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。勇気を出して治療を始めることで、快適な生活と健康的な笑顔を手に入れるお手伝いをいたします!

【骨格の変化】「歯が前に出ているのが気になる」インビザライン症例

今回の治療では骨格の変化も見られました。

出っ歯の原因は一つではありません。たとえば上顎が大きく前に突出している場合もありますが、今回の症例では幼少期の口腔習癖や口呼吸が主な要因となり「下顎の位置」が後退していたことが原因でした。

下顎後退へのアプローチ

下顎が後退している場合、適切な治療アプローチを取ることで抜歯を避けて治療を進めることが可能です。実際他院で「抜歯が必要」と診断されたケースでも当院で適切に治療計画を立て直すことで、抜歯が不要になることが多くあります。

出っ歯や下顎後退でお悩みの方へ

出っ歯や噛み合わせの問題でお悩みの方はぜひ一度「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。抜歯を避けながら骨格のバランスを整える治療法をご提案します。

正しい治療アプローチで理想の歯並びと健康的な笑顔を手に入れましょう!

「【出っ歯】主訴:「歯が前に出ているのが気になる」インビザライン症例」のまとめ

歯が前に出ているのが気になる」症例のビフォーアフター

ビフォーアフター

こちらはマウスピース矯正治療【初診時】と【15ヶ月後】の写真です。
治療を通じて歯並びや骨格がどのように改善されたかが一目でわかります。

歯が前に出ている症例もわずか15ヶ月で治療することが可能です。
同じようなお悩みを抱えている方はぜひ一度ご相談ください。

今回の症例は【出っ歯】の矯正治療

今回の症例は「歯が前に出ているのが気になる」という主訴で来院された患者さまでした。

出っ歯の影響
  1. 見た目への影響
    出っ歯は口元の印象を大きく左右します。気になる方が多いポイントの一つです。
  2. 噛み合わせへの負担
    出っ歯は見た目だけでなく、噛み合わせが不安定になることで歯や顎全体に大きな負担をかけてしまう可能性があります。

マウスピース矯正で悩みを解決

長年の悩みであってもマウスピース矯正治療を通じて改善できるかもしれません。
見た目の改善はもちろんのこと、噛み合わせの調整によって歯全体の機能性を向上させることも可能です。

出っ歯でお悩みの方へ

出っ歯や歯並びの問題でお悩みの方はぜひ一度「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。勇気を出して治療を始めることでより快適な生活と自信を持てる笑顔を手に入れるお手伝いをさせていただきます!

「歯並びは気になるが時間がかかるのでは?」や「自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?」と不安になり勇気が出ずに一歩踏み出せない方は勇気を振り絞って是非、一度お問合せ下さい。

医療法人甦歯会もりかわ歯科は、全国の歯科医院の中で1%も獲得する事が出来ない”ダイヤモンドプロバイダー”の称号を3年連続獲得しておりますので、安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味のある方、噛み合わせが気になる方は下記「もりかわ歯科のマウスピース矯正ページ」からお問合せ下さい。

最初から最後まで矯正担当医は矯正専門医の森川 康司が診させて頂きますのでご安心下さい。

マウスピース矯正LPバナー

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ホワイトニングした歯のイメージ

ホワイトニングの効果が持続する期間はどれくらい?長持ちさせる方法も

2025年2月26日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

ホワイトニングは主に3種類ありますが、それぞれ薬剤の濃度や効果の持続期間が異なります。せっかく施術を受けるなら「効果の高いホワイトニングがしたい」「できるだけ歯の白さをキープしたい」と思う方が多いでしょう。

この記事では、ホワイトニングの種類ごとに、効果が持続する期間や効果を長持ちさせる方法について解説します。

ホワイトニングの効果を実感できるまでにかかる期間

ホームホワイトニングをする女性の手元

ホワイトニングでは、歯の表面に薬剤を塗布し、歯の黄ばみや色素を分解します。そのため、ホワイトニングの方法や薬剤の濃度によって、効果が実感できるまでの期間は異なります。

ここでは、ホワイトニングの種類ごとに、効果が実感できるまでの期間について解説します。

オフィスホワイトニング

歯の表面に薬剤を塗布し、特殊なブルーライトを照射して歯を漂白する方法です。歯科医院で行う施術のため高濃度の薬剤を使用でき、効果が実感できるまでの期間が短いことが特徴です。

通常2~3回、約2週間~1ヵ月で効果があらわれることが多いでしょう。効果が現れやすい方の場合は、施術当日でも歯の白さを感じるケースもあります。

他のホワイトニングよりも効果が実感できるまでの期間が短いことから、結婚式などの特別な行事を控えた方に人気のある方法です。

ホームホワイトニング

マウスピースを使用し、患者様自身で施術を行う方法です。薬剤を注入したマウスピースを1回1~2時間装着、これを最低でも2週間継続します。時間をかけて薬剤を浸透させる必要があるため、効果が実感できるまでには2週間~1ヵ月程度かかるのが一般的です。

オフィスホワイトニングよりも時間がかかるのは、患者様自身で施術を行えるよう薬剤の濃度が低いためです。歯にとってやさしい濃度であるため、知覚過敏のような症状が出にくいといわれています。

また、施術ごとに通院する必要がないため、患者様の好きなタイミングでホワイトニングできるのがメリットの1つです。

デュアルホワイトニング

上記2つの方法を組み合わせた方法です。一般的には、オフィスホワイトニングで目標となる歯の白さを目指した後、ホームホワイトニングで歯の白さをキープさせます。

最初に高濃度の薬剤を使用するため、最短1回、通常2~3回で効果を感じられるでしょう。

ホワイトニングの効果が持続する期間

ホワイトニングの持続を鏡で確認する女性

薬剤の濃度によっても、効果が持続する期間は異なります。ホワイトニングの方法ごとの効果が持続する期間の目安は、以下の通りです。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングの効果が持続する期間は短く、一般的には3~4ヵ月、長くても半年程度といわれています。高濃度の薬剤を使用するものの、歯の表面にあるエナメル質のみを白くするからです。

飲食物の色素や喫煙、歯磨きの影響を受けやすく、人によっては短期間で色戻りが起こることがあります。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングの効果が持続する期間は、半年~1年と長いのが特徴です。施術に時間がかかることで、歯の内部にある象牙質から歯を白くできるからです。オフィスホワイトニングよりも自然な白さで、かつ効果がキープされる期間が長くなります。

ただし、最低でも施術に2週間~1ヵ月かかるため、イベントを直前に控えた方には適さない場合があります。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングは、1~2年と他の方法よりも効果が持続する期間が長いのが特徴です。オフィスホワイトニングで理想の歯の白さにした後、ホームホワイトニングで歯の白さをキープできるからです。

また、効果を実感するまでの期間も短いため、ホワイトニング効果が最も高い方法といえるでしょう。

ただし、2つの方法を組み合わせる必要があるため、費用が高額になりやすいといえます。口元の審美性を高めたい方、できるだけ歯を白くしたい方などに選ばれている方法です。

ホワイトニングの効果を持続させるためのポイント

ホワイトニングの効果を持続させるために食前に水を飲む女性

ホワイトニングの効果持続期間は、生活習慣や食生活によって左右されます。歯の白さを長くキープしたい方は、以下の6つのポイントに気を付けるとよいでしょう。

毎食後の歯磨き

歯の黄ばみ・くすみは、口内の汚れが歯の表面に付着することで起こります。長期間汚れが付着したままになると、歯の内部に飲食物の色素が浸透し、歯ブラシでは取り除けなくなるのです。

そのため、頑固な着色汚れとなる前に、こまめに歯磨きし、口内を清潔に保つことが大切です。特に、ホワイトニング後は着色しやすい状態のため、毎食後に歯磨きするのがよいでしょう。仕事や学校などで昼間の歯磨きが難しい場合は、うがいだけでも行ってください。

できるだけ歯の表面に汚れが溜まらないよう日々ケアすることで、ホワイトニングの効果を長期間持続させられます。こまめに歯磨きすれば、虫歯・歯周病の予防にもつながるでしょう。

ホワイトニング用の歯磨き粉の使用

毎食後の歯磨きの際、着色除去の効果の高い歯磨き粉を使用するとよいでしょう。ポリリン酸ナトリウムやハイドロキシアパタイトといった成分の含まれた歯磨き粉を選びましょう。

ポリリン酸ナトリウムには歯の表面の着色を除去する効果、ハイドロキシアパタイトには歯の表面の傷をなめらかにする効果があります。これにより、歯の表面を守りながら、着色除去・予防する効果が期待できます。

また、喫煙習慣のある方は、ポリエチレングリコールの入った歯磨き粉を選ぶとよいとされています。普通の歯磨き粉では落としにくい、タバコのヤニを除去する効果があります。

ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使用することで、効果を長期間持続させられるでしょう。

食前に水を飲む

歯の表面が乾燥していると、飲食物の汚れや色素が落ちにくくなり、歯の黄ばみの原因となります。食前に水を飲んでから食事することで、着色汚れを予防する効果が期待できます。

また、食後歯磨きができないときには、うがいをした後もこまめに水を飲んだり、ガムを噛んで唾液を促したりしましょう。他にも、口呼吸を避ける、こまめにうがいをするなどでも、口内の乾燥を防ぎ、着色予防の効果があります。

色の濃い飲食物は控える

ホワイトニングの施術直後~48時間は、特に着色が再付着しやすいです。薬剤の影響によって歯の表面が一時的に剥がれた状態のため、外部の影響を受けやすいのです。

そのため、以下のような飲食物を避けましょう。

・カレー・キムチなどの香辛料を使った食事
・ミートソース・ソースなどの色の濃いもの
・チョコレート
・ワイン
・ 緑茶・紅茶
・豆腐・豆乳
・炭酸・かんきつ類

白い服に上記のような色の濃い飲食物が付着すると、なかなか取れないのがお分かりいただけると思います。歯の表面も同じで上記の飲食物を食べると、歯磨きをしてもなかなか着色が落ちづらいので注意が必要です。

また、イソフラボンの作用により歯が黄ばむことがあります。見た目は白色ですが、豆腐や豆乳も避けましょう。

さらに、ホワイトニング後は知覚過敏のような症状が出やすい状態です。炭酸やかんきつ類は刺激が強いため、ホワイトニング後は避けるのがよいでしょう。

禁煙

食事による汚れよりも、喫煙による着色汚れは非常に取りづらいといわれています。タールやニコチンなどによる汚れは、歯ブラシでは取り切れないほど頑固な汚れだからです。

さらに、ヤニ汚れは粘着性が高いため、一度歯の表面に付くと新たな汚れを吸着し、着色汚れを加速させていまいます。喫煙習慣を辞められなければ、たとえホワイトニングで歯が白くなっても、短期間で色が戻る可能性があります。

効果を持続させたい方だけでなく、ホワイトニングを検討している方は、禁煙するのが望ましいです。

定期的なメンテナンス

こまめに歯磨きを行っていても、取り切れない汚れは存在します。特に、汚れの塊であるバイオフィルムや歯石は、歯ブラシだけでは取れません。そのため、ホワイトニングが終了した後も定期的に通院し、メンテナンスを受けることが推奨されています。

メンテナンスでは、専用の機械を使用し、お口の中の汚れを徹底的に除去します。定期的にクリーニングを受けることで、ホワイトニングの効果を長期間持続させられるでしょう。

また、色戻りが起きていないか、虫歯・歯周病の有無、口臭や噛み合わせの確認も行います。お口全体にトラブルがないかのチェックを受けることで、健康を維持する効果があるのもメリットの1つです。

何も症状がない場合でも、3~4ヵ月に1回はメンテナンスを受けるのがよいでしょう。

まとめ

ホワイトニングした白い歯を見せて笑う女性

ホワイトニングの効果が持続する期間は、薬剤の濃度や種類によって異なります。また、生活習慣・食生活によっても左右されるため、ホワイトニングの効果を持続させたい方は、色の濃い飲食物を避け、こまめに歯磨きを行いましょう。

定期的にメンテナンスを受けることも有効です。

ホワイトニングの効果を実感するまでの期間についても個人差があります。ご自身にとってベストな施術を受けるには、まずは歯科医師に相談するのがよいでしょう。

ホワイトニングでお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

奥歯で噛んだ時に痛むインビザライン症例

【開咬】主訴:「奥歯で噛んだ時に痛む」マウスピース矯正症例

2025年2月23日

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興味のある方は動画でも是非ご覧ください。チャンネル登録していただくとブログが更新されたら通知が届きますので、是非チャンネル登録もお願いします^^

【関連動画】

[動画版]【開咬】主訴:「奥歯で噛んだ時に痛む」マウスピース矯正症例

限定解除項目
通院時年齢 性別 通院目的 診断 治療内容 治療期間・回数 費用※自由診療となります。 リスク・副作用
17歳 男性 マウスピース矯正治療 開咬 インビザライン(非抜歯) 8ヶ月 通院回数4回 880,000円

※自由診療になります

マウスピース矯正は、マウスピースを着けていないと歯が動かないため、決められた時間は必ず装置を装着して頂く必要があります。

装着時間を守ること、1~2週間ごとにマウスピースの着け替えを怠らないことが大切となります。

 

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

当院では年間250人以上の患者さんがインビザライン矯正を開始されています。

症例の紹介はもりかわ歯科のinstagramでも随時公開にて紹介しておりますのでチェックしてみてください。

 

「そもそもインビザラインって何?」と疑問に感じられた方や、インビザラインについての基礎知識を知りたい方はもりかわ歯科の「マウスピース矯正ページ」をご覧ください。

患者さんの主訴「奥歯で噛んだ時に痛む

今回ご紹介する患者さまは17歳の男性です。「奥歯で噛んだ時に痛む」というお悩みで来院されました。詳しく診断した結果、原因は【開咬】という噛み合わせの問題であることがわかりました。

「奥歯で噛んだ時に痛む」原因と主治医の見解

【開咬】とは前歯が噛み合わず、奥歯だけが接触している噛み合わせのことを指します。
この状態では奥歯への負担が過剰にかかり、以下のような問題が発生します。

奥歯の痛みや疲労

前歯で噛む力が分散されないため奥歯が過度に働かされる状態になります。

噛む力の不均衡

噛み合わせが不安定になり歯や顎全体に悪影響を及ぼします。

今回の患者さまも奥歯への過剰な負担が原因で痛みを感じるようになっていました。

治療の詳細とアプローチ

この症例では奥歯の負担を軽減し【開咬】を改善するための治療計画を立てました。
治療のポイントは以下の通りです。

  1. 歯列の拡大
    • 前歯が正しく噛み合うスペースを作るために、歯列を広げるアプローチを取りました。
  2. 前歯の整列
    • スペースを確保した後、前歯を理想的な位置へと動かし、奥歯だけに負担が集中しないようにしました。
  3. 原因治療としての舌の使い方の改善
    • 噛み合わせの不均衡を引き起こした原因の一つである舌の使い方を見直し、正しい飲み込み方をトレーニングしました。

開咬をどのように治療していったか

今回のブログでは17歳男性の【開咬】症例についてどのように治療を進めたのかを詳しく解説いたします。噛み合わせでお悩みの方にとって参考になる内容となっていますので、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

開咬】「奥歯で噛んだ時に痛む」インビザライン症例の治療内容と結果

【初診時】問題の原因について主治医の考察

インビザライン症例(初診時)

【開咬】が引き起こす問題とは?

【開咬】とは、前歯が噛み合わず奥歯だけが接触している状態のことを指します。この噛み合わせは、以下のような深刻な問題を引き起こす可能性があります。

  • 奥歯への過剰な負担
    • 前歯が噛めないため奥歯に全ての力が集中し、摩耗や痛み最悪の場合抜歯に至ることもあります。
  • 顎関節への影響
    • 噛み合わせの不均衡が原因で顎に負担がかかり、顎関節症を引き起こすことがあります。

実際に患者さまの写真を確認すると、前歯が噛んでいないことが明確に分かります。
また診察中に口を開けてもらうと「カクカク」という音が確認され、顎関節症も伴っている状態でした。

これからの治療について

今回の症例は【開咬】による噛み合わせの乱れと顎関節症が重なったケースです。
これからの治療では奥歯の負担を軽減し、前歯が正しく噛み合うようにすることを目指します。

治療を進める中で噛み合わせの改善とともに顎関節への負担を軽減し、全体的な口腔内のバランスを整えていきます。
このブログでは具体的にどのように治療を進めたのかを詳しく解説していきます。

【治療計画】「奥歯で噛んだ時に痛む」インビザライン症例

症例の治療計画

マウスピース矯正ではクリンチェックという3Dシミュレーションソフトを使用し、矯正完了までの計画を立てます。このソフトでは0.1mm単位で歯を動かすシミュレーションを行い、治療の進行を視覚的に確認することができます。

治療計画のポイント:下顎後退へのアプローチ

今回の症例では患者さまの顎関節が後ろに下がっている「下顎後退」が確認されました。
この状態が原因で奥歯に過剰な負担がかかり、痛みが生じていると考えられます。

治療計画では以下のようなステップで進めました。

  1. 顎へのアプローチ

歯の矯正を始める前に、顎の位置を改善するためのアプローチを行いました。

  1. 装置の使用「バイトウィング」

バイトウィング

顎の位置を前に出すための装置である「バイトウィング」を使用し下顎後退を矯正しました。

3Dシミュレーションによる治療計画の可視化

治療を進める前に、患者さまにはクリンチェックのシミュレーション画面を使って治療の流れを具体的にご説明しました。シミュレーションを活用することで:

  • 治療の進行や最終結果がイメージしやすくなる
  • どのように顎や歯が変化していくのかが明確に分かる

患者さまが安心して治療を受けられるよう、治療の過程を丁寧にお伝えしています。

次のステップ

この治療計画に基づいて、奥歯の負担を軽減しながら、噛み合わせ全体の改善を目指して治療を進めていきます。

【矯正開始8ヶ月】「奥歯で噛んだ時に痛む」インビザライン症例

インビザライン症例(8ヶ月)

こちらはマウスピース矯正治療を開始してから8ヶ月後の実際の写真です。

治療計画通りに矯正が進み前歯の噛み合わせが改善されました
わずか8ヶ月という短期間でここまで大きな変化を実現できるのがマウスピース矯正の特長です。

噛み合わせの改善と症状の解消

今回の患者さまは奥歯に痛みを感じていましたが、矯正治療によって噛み合わせが整い痛みも改善されました。
さらに治療前には口を開ける際に痛みや「カクカク」と音が鳴る症状がありましたが、これらも矯正治療を通じて解消されました。

安心して治療を進められるマウスピース矯正

当院のマウスピース矯正では専用の3Dシミュレーションを使用して治療計画を立て、治療中もシミュレーションを確認しながら進めます。
これにより治療の進行を視覚的に把握できるため、患者さまも安心して治療に臨めます。

噛み合わせでお悩みの方へ

【開咬】や噛み合わせでお悩みの方は、ぜひ一度「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」までご相談ください。勇気を出して治療を始めることで快適な生活と健康的な笑顔を手に入れることができます。

「【開咬】主訴:「奥歯で噛んだ時に痛む」インビザライン症例」のまとめ

奥歯で噛んだ時に痛む」症例のビフォーアフター

症例のビフォーアフター

こちらはマウスピース矯正治療の【初診時】と【8ヶ月後】の写真です。
治療を通じて噛み合わせがどれほど改善されたかが一目でお分かり頂けると思います。

奥歯で噛むと痛む症例もわずか8ヶ月で治療することが可能です。
同じようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。

今回の症例紹介は主訴「奥歯で噛んだ時に痛む」

今回の症例は、【開咬】による噛み合わせの乱れが原因で「奥歯が痛む」というお悩みを抱えた患者さまでした。

【開咬】は次のような影響を与えることがあります。

  1. 見た目への影響
    • 前歯が噛み合わないことで、口元の印象が大きく変わります。
  2. 噛み合わせへの負担
    • 前歯で噛む力を支えられないため、奥歯に負担が集中しやすくなります。

噛み合わせが整わない状態を放置すると、歯や顎、さらには全身の健康にも影響を与える可能性があるため、早めの治療が推奨されます。

マウスピース矯正で短期間の改善を実現

マウスピース矯正は治療期間が比較的短く患者さまの生活に負担をかけにくい治療法です。
今回の症例でもわずか8ヶ月で噛み合わせの改善を実現しました。

「長年の悩みもマウスピース矯正で解消できるかもしれない」
そう思われる方はぜひ「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」までお気軽にご相談ください。

 

 

「歯並びは気になるが時間がかかるのでは?」や「自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?」と不安になり勇気が出ずに一歩踏み出せない方は勇気を振り絞って是非、一度お問合せ下さい。

 

医療法人甦歯会もりかわ歯科は、全国の歯科医院の中で1%も獲得する事が出来ない”ダイヤモンドプロバイダー”の称号を3年連続獲得しておりますので、安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味のある方、噛み合わせが気になる方は下記「もりかわ歯科のマウスピース矯正ページ」からお問合せ下さい。

 

最初から最後まで矯正担当医は矯正専門医の森川 康司が診させて頂きますのでご安心下さい。

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当院の新マウスピース矯正smarteeを徹底的に解説

当院の新マウスピース矯正「Smartee」を徹底的に解説

2025年2月23日

「歯並びが気になるので矯正を始めたいけれど、どんな方法があるのか分からない」

「最近“Smartee”っていう矯正方法があると聞いたけれど、インビザラインと何が違うの?」

「自分(あるいは子ども)が本当にSmarteeに適しているのか知りたい」

こうした疑問や不安をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
近年はマウスピースを用いた矯正が多くの歯科医院で導入され、ワイヤーを使わない透明な装置によって歯並びを整えられるようになりました。
しかしながら、「インビザラインは聞いたことがあるけれど、Smarteeってどんな装置なの?」という質問をいただくこともしばしばあります。

そこで本記事では、もりかわ歯科が新たに取り扱いを始めたマウスピース矯正「Smartee」を徹底的に解説いたします!

「従来のインビザラインとはどう違うのか」
「具体的なメリットはどこにあるのか」
「どんな方に適しているのか」などを詳しく紹介し、「自分の矯正治療にSmarteeが合っているのか」を判断する材料を提供できればと考えています。

この記事を読むことでわかること

  • Smarteeの基本情報や特徴
  • 子どもの矯正に適した理由と大人の矯正への応用
  • 実際の症例を通じたイメージ
  • どのように当院がサポートしているか

これらを把握して、安心して矯正治療を始めるためのヒントにしていただければ幸いです。

もりかわ歯科が選ぶ最新マウスピース矯正「Smartee」の魅力とは?

当院では長らくマウスピース矯正を提供してきましたが、「口腔内から全身へ」というキーワードを指針に、新たな治療プランを常に模索しています。
歯並びを整える方法によっては、全身へ広く影響を及ぼす可能性があると考えているため、より包括的なアプローチが必要だと感じてきました。

これまで当院では主にインビザラインを使ったマウスピース矯正をご提案してきましたが、「Smartee」という新しいマウスピース矯正メーカーを導入することで、「インビザラインでは対応が難しい症例」「子どもの成長発育に合わせた治療」を、より柔軟に行えるようになりました。

今回の記事では、インビザラインとSmarteeがどこで異なるのか、そしてSmarteeが持つ魅力をしっかりとお伝えします。
歯並びや咬み合わせに関して悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みいただき、最適な矯正方法を見つける手がかりにしていただければと思います。

Smarteeとは?

2Smarteeとは?

Smarteeの基本特徴

Smarteeは、インビザラインと同様に透明なマウスピースを使って歯並びを治す装置です。
20年の歴史があり、世界52ヵ国以上で使われているマウスピース矯正メーカーとして知られています。

インビザラインと同等の世界規模の導入実績を持ちながら、より多彩な機能を備えているのがSmarteeの大きな特徴です。

ディズニーやマーベルと契約

ディズニーやマーベルと契約

Smarteeがユニークなのは、ディズニーやマーベルと契約している点です。
マウスピースを収納するアライナーケースやマウスピースの袋に、ディズニーキャラクターやマーベルヒーローのイラストが登場します。

マウスピース矯正はモチベーションがとても大切です。お気に入りのキャラクターがプリントされたケースを使うことで、矯正治療への意欲を維持しやすくなるという効果が期待できます。

マウスピースが多機能

Smarteeのマウスピースは多機能で、一般的にマウスピース矯正が苦手とされる歯の動きをカバーできる設計を可能にしています。
「マウスピース矯正だと抜歯が必須」「インビザラインでは対応が難しい症例」と言われた方でも、Smarteeなら矯正計画を立てられるかもしれません。

Smarteeのそれぞれの役割を解説

Smarteeは大きく分けて、こども用大人用の矯正システムがあります。
当院のコンセプト「口腔内から全身へ」という視点から、それぞれどのような特色を持ち、どんな患者様に適しているかを見ていきましょう。

こどもの矯正「Smartee kinder」

多機能なマウスピース

多機能なマウスピース

子どもの矯正では、乳歯と永久歯が混在しているケースが多く、歯に力を正しく伝えるのが難しいことがあります。
Smarteeのこども用マウスピースは、歯をしっかり掴む設計がされているため、乳歯が小さい場合でも矯正力を安定して伝えられます。

実際に子どもの口腔内の写真を見ると、マウスピースがうまく歯の形を捉えていることがわかるでしょう。
従来のマウスピース矯正の苦手分野であった「乳歯や生え変わり時期の複雑な歯列」に対応できる点が、Smartee kinderの強みです。

口腔習癖を改善するマウスピース

口腔習癖を改善するマウスピース

子どもの歯並びが悪化する大きな原因のひとつに、口呼吸や指しゃぶりなどの口腔習癖があります。

Smarteeには、こうした習癖を改善するための設計が盛り込まれているマウスピースも存在します。
これは他のマウスピース矯正メーカーにはない機能といえるでしょう。

習癖を放置すると顎の成長バランスが崩れ、将来的に大きな矯正が必要になることが多いため、幼少期から積極的に対策できるのは大きなメリットです。

CTと連動している点

CTと連動している点

Smarteeでは、歯並びのシミュレーションを作成するときにCTと連動する仕組みが用意されています。

後から生えてくる永久歯の大きさを正確に予測しながらスペースを確保したり、子どもの成長に合わせた計画を立てたりすることで、将来のトラブルを未然に防ぎやすいのです。
これまでのマウスピース矯正では難しかった成長予測を含めた設計が可能になり、子どもの時期から「口腔内から全身へ」という理念を実現する治療が行えます。

大人の矯正「Smartee GS」

顎の位置へのアプローチ

顎の位置へのアプローチ

Smarteeにはさまざまなシリーズがあり、大人向けでは「Smartee GS」が注目されています。

他のマウスピース矯正と大きく異なるのは、顎の位置を調整する機能があることです。
当院には「インビザラインでは対応が難しいと言われた」「抜歯が必要と言われた」という方も多くいらっしゃいますが、Smartee GSなら顎の位置にもアプローチ可能なため、対応範囲が広いケースが増えています。

顎が引き起こす身体の不調

顎が引き起こす身体の不調

矯正を検討する患者様の中には「顎が痛い」「頭痛がある」といった身体の不調を抱えている方が少なくありません。
共通して言えるのは、顎の位置が後ろに下がってしまっていることで、神経や血流に影響し、各種症状を引き起こすという点です。

Smartee GSを使うことで気道を広げ、いびきの緩和にまでアプローチできることもあります。
見た目だけでなく、身体の悩みを総合的に改善できる可能性があるのがSmartee GSの特徴です。

レントゲンで確認する顎の変化

レントゲンで確認する顎の変化

Smartee GSには顎の位置を正しく矯正して、歯並びと顎関節のバランスを整える機能があります。

実際に1症例を取り上げると、20代女性で「出っ歯を治したい」という主訴があり、診断すると顎が後退しているケースだったというものがあります。
他院で「抜歯が必要」と言われた方でも、顎の位置を整えれば痛みや頭痛が改善し、抜歯なしで口元を整えられる場合があるのです。

「Smartee GS」の1症例

20代女性、主訴「出っ歯」

「Smartee GS」の1症例

当院にご来院いただいた20代の女性患者様は「出っ歯を治したい」というご相談を受けました。

詳細なレントゲン撮影と口腔内の分析を行った結果、下顎後退、すなわち顎が後ろに下がっているという診断が下されました。
さらに、患者様からは「顎の痛み」「頭痛」といった症状も訴えられていました。
この患者様は当院に来院する前に、他の4つの歯科医院で「出っ歯を治すためには歯を抜く必要がある」と言われていたそうです。

当院ではSmartee GSを用いた治療をご提案しました。
Smartee GSは顎の位置を正しく矯正しながら歯並びも整えることができるため、抜歯をせずに治療を進めることが可能です。

マウスピース装着後2ヶ月

マウスピース装着後2ヶ月

治療開始後2カ月が経過した時点で、患者さんは「顎の痛み」も「頭痛」も大幅に改善していることを実感されました。
歯だけでなく顎の位置を正しく矯正することが可能なSmartee GSのメリットが、この症例において顕著に表れました。

顔つきの変化

マウスピース装着後2ヶ月顔つきの変化

顎の位置を変化させるだけで、顔つきそのものも大きく改善する可能性があります。

治療前と治療後の写真を見ると、マウスピースを装着することで顎の位置が変化し、顔つきにも明らかな変化が見られます。
患者さんからは「歯を抜かずにここまで変化するとは思わなかった」と驚かれることも少なくありません。

これは歯並び単独ではなく、顎や気道の問題まで視野に入れた「口腔内から全身へ」のコンセプトを実践できるSmarteeというメーカーの強みが活きた結果です。

Smarteeの特徴まとめ

インビザラインと異なる長所

今回紹介したように、Smarteeにはインビザラインとは異なる多くの長所が存在します。

まず、「顎の位置を考慮した設計」が挙げられます。
これは、単に歯を整えるだけでなく、顎の位置まで調整できるため、全体的な咬み合わせの改善にもつながります。

また、「子どもの口腔習癖を改善できるマウスピース設計」もSmarteeの大きな特徴です。
乳歯や混合歯列期の子どもたちに対して適切な力を歯に伝えることができる設計となっており、口呼吸や指しゃぶりなどの口腔習癖を改善するサポートを行います。

ディズニーやマーベルとのコラボレーション

Smarteeはディズニーやマーベルと契約しており、マウスピースを収納するアライナーケースやマウスピースの袋に人気キャラクターがプリントされています。
子どもたちや若年層の患者さんが矯正治療を楽しみながら続けられるようになり、モチベーションの維持に役立っています。

好きなキャラクターと一緒に矯正を行うことで、治療への前向きな気持ちを保ちやすくなるのです。

Smarteeの多機能性

Smarteeのマウスピースは多機能であり、一般的なマウスピース矯正が苦手とされる歯の動きをカバーできる設計が施されています。
「インビザラインでは対応が難しい症例」「抜歯が必要と言われたケース」でも、Smarteeなら矯正計画を立てやすくなっています。

歯並びだけでなく、顎の位置調整や全身の健康にも配慮した治療が可能となり、より包括的な口腔ケアを提供できるのがSmarteeの強みです。

口腔内から全身へ

当院のコンセプトは「口腔内から全身へ」。

歯並びを整えるために抜歯をする前に、まず顎の位置を正す選択肢があることを知っていただきたいと考えています。
顎の位置を適切に調整することで、歯の抜歯を避けることができるだけでなく、全身の健康にも良い影響を与える可能性があります。
また、咀嚼機能の向上や姿勢の改善にもつながり、生活の質(QOL)の向上を目指します。

子どもの矯正の重要性

私は子どもの矯正こそが最も重要であると考えています。

子どものうちから成長を見越して歯並びを整えることで、大人になってからの複雑な処置や抜歯矯正を避けることが可能となります。
成長期の子どもたちに適した矯正治療を行うことで、歯並びの改善だけでなく、顎の発育バランスを整えることができ、将来的な口腔内の健康を守ることができます。

Smarteeの多機能性と当院の治療理念

Smarteeの多機能性と、当院の「口腔内から全身へ」という治療理念が融合することで、患者さん一人ひとりに最適な矯正治療を提供できるようになりました。
歯並びや顎の位置に関する悩みや不安を抱える方々に対して、Smarteeを用いた治療が有効な選択肢となります。

悩みや不安がある方は当院へご相談を

「歯並びの悩みを相談したいが、長い治療期間が不安」

「インビザライン矯正と比べてSmarteeは本当に自分に合うの?」

「顎が痛い、頭痛もある。歯列矯正でこれらの症状を改善できるの?」

こうした不安を抱えて一歩踏み出せずにいる方は、ぜひ当院へご相談ください。
医療法人甦歯会もりかわ歯科では、全国の歯科医院の中でも1%しか獲得できない「ダイヤモンドプロバイダー」の称号を3年連続で獲得しています。
これはマウスピース矯正に関する豊富な実績や高い治療技術を示すもので、患者様に安心して治療を受けていただくための一つの指標となるでしょう。

Smarteeやインビザラインなどのマウスピース矯正に興味を持った方や、噛み合わせが気になる方は、ぜひ「もりかわ歯科のマウスピース矯正ページ」からお問い合わせください。
最初から最後まで矯正担当医は矯正専門医の森川康司が診察し、あなたに合った最適な治療プランを提案いたします。

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マウスピース矯正と歯磨き:子供の口腔衛生を保つ方法

マウスピース矯正と歯磨き:子供の口腔衛生を保つ方法

2025年2月21日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、ママとこどものはいしゃさん認定医院のもりかわ歯科です。

マウスピースをつけるのが大変で、どうやって歯を磨けばいいか分からない

子供がマウスピース矯正中だけど、普段通りに歯磨きできるか不安

日常生活で気をつけることが多そうだけど、何が大事なのか知りたい

こうした声をよく耳にします。

マウスピース矯正は子供の歯並びを整えるための効果的な方法ですが、親御さんには新しいケア方法や生活習慣の見直しが必要となります。

本記事ではマウスピース矯正中の子供の口腔衛生を保つための具体的な方法や、ケアが行き届かないことで発生する可能性がある問題への対処法を詳しく解説します。また、治療を続けるうえでの不安や疑問を少しでも解消し、さらに詳しく知りたい方はもりかわ歯科への相談を検討いただけるように内容を構成しました。

この記事を読めば分かること

  • 小児矯正の基本的な知識が身につく
  • 矯正中でも適切な歯磨きと口腔ケアが行える方法が分かる
  • 矯正を放置すると起こり得るリスクが理解できる
  • よくある疑問への具体的な回答が得られる

 小児矯正とは?基本知識を学ぼう!

小児矯正の基礎知識

小児矯正は成長期の子供の歯並びや顎の発育を整えるための治療です。

マウスピース矯正は透明なマウスピースを使って徐々に歯を動かす方法で装置が目立ちにくく食事や歯磨き時に取り外せるため快適に続けられる特徴があります。

子供のうちに矯正を開始すると将来の大掛かりな治療を回避できる可能性も高まります。

マウスピース矯正のメリット

  • 取り外しが簡単で清潔を保ちやすい
  • 成長期に合わせた歯の動きが期待できる
  • 金属のワイヤーやブラケットがないため口内炎が起きにくい

これらのポイントを押さえておくと、なぜマウスピース矯正が子供の矯正治療として注目されているのかが分かりやすいと思います。

実際に矯正を続けるとなると、親御さんには歯磨きや日常生活でのケア方法が気になるのではないでしょうか。

 マウスピース矯正中の歯磨きのタイミングは?

矯正中の基本的な歯磨きタイミング

マウスピース矯正中は、マウスピースを外して歯磨きをするのが基本です。
食後には必ず一度は歯磨きをして、マウスピースを装着する前に口内を清潔に保つよう心がけましょう。
就寝前は特に念入りにブラッシングとフロッシングを行い、歯のすき間やマウスピースが接する部分の汚れをしっかり除去することが大切です。

効果的なブラッシングのポイント

矯正中の基本的な歯磨きタイミング

マウスピース矯正中は、マウスピースを外して歯磨きをするのが基本です。
食後には必ず一度は歯磨きをして、マウスピースを装着する前に口内を清潔に保つよう心がけましょう。
就寝前は特に念入りにブラッシングとフロッシングを行い、歯のすき間やマウスピースが接する部分の汚れをしっかり除去することが大切です。

効果的なブラッシングのポイント

柔らかめのブラシを使用する
歯や歯茎に負担をかけず、こまめに磨きやすくなります。
子供の歯茎はデリケートなので、痛みや出血の原因を減らすためにも柔らかめのブラシが推奨されます。

歯と歯茎の境目を重点的に

汚れがたまりやすい歯と歯茎のラインを意識して磨くことで、むし歯や歯周病を予防できます。
特に矯正中は歯並びの変化で細かなすき間ができやすいため、少し時間をかけて丁寧にブラッシングしましょう。

マウスピース矯正では取り外せるメリットがある一方、子供が忙しい生活の中で歯磨きをさっと済ませがちな場面も考えられます。
次のセクションでは「矯正中に歯磨きができない時はどうすればいい?」をテーマに、さらに具体的な対処方法をご紹介します。
どうしても歯磨きができない状況になった場合の工夫を知っておくと、日常生活でのストレスやリスクを大幅に減らせるでしょう。

 矯正中に歯磨きができない時はどうすればいい?

歯磨きができない時の対処方法

歯磨きができない時の対処方法

マウスピースを装着している子供が歯磨きできない状況に陥ることは意外と多いものです。
学校での昼食後や外出先で歯ブラシを忘れたときなど、どうしてもブラッシングが難しい場合は以下を参考にしてみてください。

マウスピースを一時的に外して口をすすぐ

水やうがい薬で口をしっかりすすぐだけでも、ある程度汚れを減らせます。

タオルやティッシュで歯の表面を拭う

仮の対処として、食べかすを軽減する方法になります。

可能な限り早めに歯ブラシを入手する

歯磨きのできない状態を長引かせないのがポイントです。

外出時の歯磨きセットの持ち歩き

携帯用歯ブラシや折りたたみ式の小型ブラシを持参しておくと便利です。
ペットボトルの水で簡易的に口をすすぐのも一案です。

矯正期間中は、何かと慌ただしい場面が増え、子供が歯磨きを忘れてしまうケースもあります。
次は、矯正を継続しないままにしてしまうことで起こり得るデメリットを解説します。
お子さんの矯正治療をスムーズに進めるための知識を身につけてください。

 矯正治療を放置するとどんなリスクがある?

放置リスクの警鐘

矯正治療を長期間放置すると歯並びがさらに悪化し、大規模な治療が必要になる可能性があります。
歯並びはただ見た目の問題だけではなく、口腔全体の健康にも深く関係しています。
噛み合わせが悪いまま成長すると、顎関節に過度の負担がかかり、子供の成長期に発音や咀嚼がうまくいかなくなるリスクが高まります。
また、歯磨きがしにくくなることで、むし歯や歯周病の発症リスクも上昇します。
特に子供の場合、こうした問題が将来的な生活の質(QOL)にも大きく影響するため、継続的なケアと定期的な検診が重要です。

もし矯正装置を一度つけた後に通院をやめてしまったり、適切なメンテナンスを行わなかったりすると、歯並びがもとよりも不安定な状態で止まることがあります。
子供の顎はまだ成長途中で、環境によって骨の形態が変化するため、歯並びが想定外の方向に移動し、治療が長引く結果になる恐れがあります。
こうした放置状態が続くと、新たな問題に気づかず治療タイミングを逃すケースも少なくありません。

起こり得るリスクの具体例

食事や発音への影響

歯並びが悪化するとしっかり咀嚼できなくなり、偏った食生活を招いて栄養バランスに影響が出ることがあります。
また、歯と歯が重なり合ったり隙間が大きかったりすると、正しい舌の動きを妨げて発音を不明瞭にしてしまう場合もあります。

顎への負担

不正咬合が進行すると、歯並びだけでなく顎関節にまで影響を及ぼす可能性があります。
噛み合わせがずれた状態で過ごし続けると、顎関節症のリスクが高まります。
これは子供の将来の成長や顔貌にも関係するため注意が必要です。

矯正治療を中断したり放置したりすると、こうしたリスクがさらに増大します。
次のセクションでは、「マウスピース矯正に関するよくある質問は?」をテーマに、親御さんが気になる疑問点を取り上げます。
子供の矯正治療を成功させるうえで欠かせない情報をわかりやすく解説しますので、ぜひ引き続きご覧ください。

 マウスピース矯正に関するよくある質問は?

1. マウスピースは何時間装着する必要がありますか?

通常は1日20〜22時間の装着を推奨します。
食事と歯磨きの時間を除き、なるべく長く装着することで歯が効率良く動きます。

2. マウスピースを装着したまま食事をしてもいいですか?

硬いものや粘着性のある食べ物は避けるべきですが、できるだけ外して食事を行い、食後に歯を磨いてから再装着するのが理想です。

3. 子供が痛みを訴えた場合はどう対処すればいいですか?

マウスピース矯正は歯を動かしているため一時的に圧迫感や軽い痛みを感じることがありますが、長引く痛みは歯科医院に相談してください。

4. 学校へ持っていく歯磨きセットは何を準備すればいいですか?

コンパクトな歯ブラシと歯磨き粉、必要に応じて折りたたみコップやフロスなどを用意すると便利です。

5. マウスピースの変色や臭いが気になるときは?

専用の洗浄剤を使ったり、こまめに洗浄液に浸けると清潔さを保ちやすくなります。
状況が改善しない場合は歯科医院へ相談しましょう。

6. 子供がマウスピースを装着し忘れるとどうなりますか?

装着時間が不足すると歯の移動が遅れたり治療期間が伸びる恐れがあります。
忘れないように声かけを徹底しましょう。

7. マウスピースを噛んでしまう子供にはどう対処すればいいですか?

ストレスやクセで噛むことがありますが、誤って破損させないよう注意し、改善が難しい場合は歯科医院に相談してください。

8. 兄弟でマウスピースを使いまわしてもいいですか?

絶対にやめましょう。
それぞれの歯並びに合わせて作られているため、他の人との使い回しはできません。

9. 緊急時にはどうしたらいいですか?

マウスピースの破損や痛みが続く場合は早めに歯科医院に連絡してください。
対処法をすぐに案内してもらえます。

10. 治療後の保定期間は必要ですか?

矯正が完了しても歯並びが後戻りしないようにリテーナーを使って保定する期間が必要です。
歯科医師の指示を守りましょう。

 矯正中の口腔衛生を保つための対処法は?

矯正中のケアを充実させるコツ

矯正中は口腔内の環境が複雑になり、ケアが難しく感じられるかもしれません。
しかしポイントを押さえておけば、子供の歯を健康に保ちつつ矯正を続けることができます。

1. 食事の工夫

1. 食事の工夫

食べやすい大きさに切る

子供が噛みにくい硬い食材は、小さく切ってから調理すると噛む負担が軽減されます。
特に小さいお子さんの場合、大きな塊だと噛みきれずに歯茎を傷つけるリスクがあるため注意しましょう。

粘着性のある食品を控える

キャラメルやガムのような粘着性が高いものは、マウスピースや歯にくっつきやすく、むし歯リスクを高めます。
どうしても食べたいときはマウスピースを外し、食後はしっかり歯磨きをするのがおすすめです。

2. 水分補給の習慣化

2. 水分補給の習慣化

こまめに水を飲む

口の中を潤して唾液分泌を促すと、歯の再石灰化を助けてむし歯を予防しやすくなります。
学校に行くときは水筒やペットボトルを持たせ、いつでも水を飲める環境を整えましょう。

3. 親がチェックするブラッシング

3. 親がチェックするブラッシング

仕上げ磨きの習慣

子供が自分で磨いた後に、親が仕上げ磨きを行うと磨き残しを減らせます。
特に矯正中は歯の表面だけでなく、マウスピースが当たる部分や歯と歯茎の境目に汚れがたまりやすいので丁寧に確認してあげてください。

鏡の前で確認

鏡の前で磨くと、どこが磨けていないか視覚的に把握できます。
子供は磨いたつもりでも実際は磨き残しが多いケースがあるため、一緒に鏡を見ながら教えると効果的です。

4. マウスピースのこまめな洗浄

洗浄剤を使用して細菌を除去

マウスピースを常に清潔に保つと、口腔内に細菌が繁殖しにくくなります。
毎日専用の洗浄剤を用い、ぬるま湯で優しく洗うことで快適な装着感を保てます。

ぬるま湯で洗う

高温のお湯を使うと変形するリスクがあるため注意してください。
タオルで拭くときも強くこすらず、水分を吸い取るように扱うのがおすすめです。

5. 定期検診でプロのチェックを受ける

歯科医師からのアドバイス

歯科医師からのアドバイス

プロの視点で口腔内やマウスピースの状況を確認し、必要な調整や指導を受けると矯正の効果をより引き出せます。
すこしの違和感でも気軽に相談して早期に解決しましょう。

お子さんのモチベーション維持

定期的に歯科医院へ通うと、歯並びが少しずつ良くなっていることが目に見えてわかります。
これは子供のやる気アップに繋がり、矯正を続ける大きな支えとなるでしょう。

これらの対処法を組み合わせることで、矯正中でも快適に口腔衛生を保ちつつ歯並びを整えることが可能になります。

まとめ:もりかわ歯科で安心の矯正治療を!

歯並びは子供の将来の健康と自信に大きく影響します。

マウスピース矯正を導入することで負担を少なく歯を動かしやすい環境を作ることができますが、その分歯磨きや生活習慣の改善といった手間が必要です。
今回の記事では矯正中に起こり得るトラブルを防ぐための具体的なケア方法やよくある疑問を解説しました。

もし矯正治療について分からないことや不安な点があれば、いつでももりかわ歯科にご相談ください。
経験豊富なスタッフがお子さん一人ひとりの歯並びやライフスタイルに合わせた治療プランを提案し、日々のケアについても丁寧にアドバイスいたします。

「マウスピース矯正だと歯磨きが楽って聞いたけど、本当にきちんとケアできるの?」

「子供が痛がらずに続けられるって本当かな?」

「食事やブラッシングがしやすいのは魅力だけど、実際の費用はどのくらいかかるの?」

これらの疑問や不安を抱えている親御さんも多いことでしょう。

もりかわ歯科では、これらの質問に対して明確な回答と安心できるサポートを提供し、お子様の健やかな歯列を守るお手伝いをいたします。
最新の矯正技術を活用し、痛みや不快感を最小限に抑えた治療を提供することで、お子様が安心して治療を受けられる環境を整えています。

親御さんとお子様のニーズに合わせた最適な矯正治療を通じて、健康な歯列と自信に満ちた笑顔を育むお手伝いをいたします。
お子様の歯のことで気になることがあれば、どんな些細なことでもお気軽に「ママとこどものはいしゃさん」もりかわ歯科にご相談ください。

健康で美しい口元を手に入れ、笑顔あふれる毎日を送りましょう!

インプラントのイメージ

インプラントの金額はいくら?内訳や高額な理由、経済的負担を抑える方法

2025年2月19日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

インプラントは、失った歯を補う治療法です。審美性が高く、しっかりと噛めるようになることから人気がありますが、治療費が高いので躊躇する方も少なくありません。

「インプラント1本あたりの金額はいくら?」「安くする方法はあるの?」「インプラントはどうしてそんなに高額なの?」と考える方もいらっしゃることでしょう。

この記事では、インプラントの金額や内訳、高額な理由について解説します。経済的負担を抑える方法もお伝えしますので、最後までお読みください。

インプラントの金額

インプラントの金額のイメージ

インプラント1本あたりの金額は30万〜45万円程度です。もちろん、これは目安であり、治療する歯科医院や治療内容、選択する素材によって異なります。インプラントの金額が変動する理由や、目安を把握しておくと良い理由について、詳しくみていきましょう。

インプラントの金額が変動する要因

インプラントは、保険が適用されません。自由診療のため、歯科医院によって費用が異なります。また、下記の要素によっても費用は変動します。

・インプラントのメーカー
・人工歯の素材
・骨造成手術の必要性

インプラント体はさまざまなメーカーから販売されています。歯科医院によって使用するメーカーが異なり、それぞれ費用が異なります。

また、インプラント体の上に装着する人工歯部分にはオールセラミックやジルコニアなどの審美性の高い素材が使用されるケースが多いです。この素材によっても費用は変動します。

さらに、インプラント体を埋め込むのに十分な骨の量がない場合は、骨造成手術が必要です。その場合、費用が別途でかかります。

インプラントの金額を知るメリット

インプラント治療の金額は歯科医院によって異なりますが、ある程度把握しておくことが大切です。

なかには、国で認められていないインプラントメーカーを使用して格安で治療を提供している歯科医院もあります。品質の低いインプラント体を使用すると、破損するリスクも考えられます。

また、保証期間が短かったり、そもそも保証がついていなかったりするものもあります。費用相場からかなりかけ離れている場合は、疑ったほうが良いでしょう。ある程度の相場を頭に入れておくことで、安い治療に飛びつく危険を回避できます。

インプラントの金額の内訳

インプラントの手術のイメージ

上述のとおり、インプラントの金額は、使用するインプラント体や人工歯の素材などによって変動します。この項目では、インプラントの費用の具体的な内訳について解説します。内訳は、下記のとおりです。

・精密検査の費用:1万5,000円〜5万円程度
・手術費用:15万〜35万円程度
・人工歯の費用:15万〜20万円程度

これに加えて、顎の骨を増やす治療が必要な場合には、3万〜10万円程度かかります。

治療に使用するインプラント体や人工歯の素材について歯科医師と相談し、納得したうえで治療を進めましょう。費用設定が明確でない場合は、のちにトラブルになりかねませんので、治療を受ける前に確認してください。

インプラントの金額が高額な理由

インプラントを作成しているイメージ

「そもそもインプラントの治療は、どうしてこんなに高いのだろう?」と考えることはありませんか。もちろん、インプラント治療は全額自己負担のため高額になりますが、それ以外にも下記の要素が関係します。

インプラント本体が高いから

インプラント体やその上に装着する人工歯といったインプラント本体が高いので、当然ながら費用は高くなります。

インプラント体は顎の骨に結合し、食べ物を噛んだり力を入れたりしても耐えられるように、とても精密に作られているからです。また、インプラント体の上に装着する人工歯自体も高額ですが、歯型を取るのに使用する材料も、高品質のものを使用しています。

このように、インプラント治療では高品質の材料を使用するので、全体的な治療費も高くなるのです。

手術には高度な技術を要するから

インプラント治療には、高度な技術が必要です。インプラントの手術自体は30分〜60分ほどと長くありませんが、1つひとつの過程に高いスキルが求められます。

例えば、骨に穴をあけてインプラント体を埋め込む際には、高速回転するドリルを使用します。ドリルの回転数を誤ると骨が壊死するリスクもあるため慎重に進めなければなりません。また、顎の骨に通っている血管や神経を傷つけないように手術を行います。

このように、インプラント治療には高度な技術や知識が必要となるため、学会に参加して勉強を続けています。このように提供する技術がとても高度なものであるため、インプラント治療の費用も高額になるのです。

設備投資が必要だから

インプラントの手術を安全に行うためには、設備を整える必要があります。

例えば、外科手術を行うので、滅菌や消毒の管理が行き届いていなければなりません。また、歯科医院によっては専用のオペ室も完備し、感染を徹底的に防いでいます。さらに、精密に検査をするために最新の機械を導入している歯科医院も少なくありません。

このような設備を整えるためには高額な費用がかかるので、インプラント治療の費用も高くなるのです。

インプラントの経済的負担を抑える方法

インプラントの経済的負担を抑える方法の一つである医療費控除のイメージ

インプラント治療を受けたいけれど、費用が高いので負担を減らしたいと考える方がいるのではないでしょうか。インプラント治療の経済的負担を抑えるためにできる具体的な方法は、下記の3つです。それぞれの方法について詳しく解説します。

医療費控除を申請する

医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えるときに確定申告することで受けられる所得控除です。インプラント治療は医療費控除の対象になります。

インプラント治療にかかる費用そのものが安くなるわけではありませんが、経済的な負担を減らすための効果的な方法です。医療費控除は確定申告をしなければ受けられませんので、忘れずに申請しましょう。

クレジットカード払いにする

インプラント治療の費用をクレジットカード払いにすることで、経済的な負担を抑えられるケースもあります。使用するクレジットカードによっては、ポイントが還元されることがあるからです。

インプラント治療の金額は高額なので、還元率が高いカードだと多くのポイントを獲得できる可能性が高いでしょう。費用そのものが安くなるわけではありませんが、ポイントが還元されることで、経済的な負担を抑えられます。

デンタルローンを活用する

デンタルローンとは、歯科治療専用のローンのことです。金融機関や信販会社が治療費を立て替えて支払い、患者さんは毎月分割して返済していきます。一度に支払う金額を減らすことはできますが、手数料がかかるため総支払い額が高くなる場合があります。

また、デンタルローンを利用するためには審査を通過する必要があります。デンタルローンを利用できない歯科医院もあるため、事前に確認しましょう。

まとめ

インプラントで快適になった歯で笑う男女

今回は、インプラント治療の金額について解説しました。

インプラント治療の金額は、1本あたり30万〜45万円程度です。インプラント治療は保険が適用されません。自由診療になるため、高額な費用がかかります。また、使用するインプラント体や選択する人工歯の素材によっても治療費は変動します。

経済的な負担をできるだけ抑えて治療を受けるためには、医療費控除を活用したり、クレジットカード払いにしたりするとよいでしょう。デンタルローンを活用する方法もあります。

具体的な金額については、治療を受ける歯科医院で事前によく確認してください。

インプラント治療を検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

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