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ホワイトニングした歯のイメージ

ホワイトニングの効果が持続する期間はどれくらい?長持ちさせる方法も

2025年2月26日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

ホワイトニングは主に3種類ありますが、それぞれ薬剤の濃度や効果の持続期間が異なります。せっかく施術を受けるなら「効果の高いホワイトニングがしたい」「できるだけ歯の白さをキープしたい」と思う方が多いでしょう。

この記事では、ホワイトニングの種類ごとに、効果が持続する期間や効果を長持ちさせる方法について解説します。

ホワイトニングの効果を実感できるまでにかかる期間

ホームホワイトニングをする女性の手元

ホワイトニングでは、歯の表面に薬剤を塗布し、歯の黄ばみや色素を分解します。そのため、ホワイトニングの方法や薬剤の濃度によって、効果が実感できるまでの期間は異なります。

ここでは、ホワイトニングの種類ごとに、効果が実感できるまでの期間について解説します。

オフィスホワイトニング

歯の表面に薬剤を塗布し、特殊なブルーライトを照射して歯を漂白する方法です。歯科医院で行う施術のため高濃度の薬剤を使用でき、効果が実感できるまでの期間が短いことが特徴です。

通常2~3回、約2週間~1ヵ月で効果があらわれることが多いでしょう。効果が現れやすい方の場合は、施術当日でも歯の白さを感じるケースもあります。

他のホワイトニングよりも効果が実感できるまでの期間が短いことから、結婚式などの特別な行事を控えた方に人気のある方法です。

ホームホワイトニング

マウスピースを使用し、患者様自身で施術を行う方法です。薬剤を注入したマウスピースを1回1~2時間装着、これを最低でも2週間継続します。時間をかけて薬剤を浸透させる必要があるため、効果が実感できるまでには2週間~1ヵ月程度かかるのが一般的です。

オフィスホワイトニングよりも時間がかかるのは、患者様自身で施術を行えるよう薬剤の濃度が低いためです。歯にとってやさしい濃度であるため、知覚過敏のような症状が出にくいといわれています。

また、施術ごとに通院する必要がないため、患者様の好きなタイミングでホワイトニングできるのがメリットの1つです。

デュアルホワイトニング

上記2つの方法を組み合わせた方法です。一般的には、オフィスホワイトニングで目標となる歯の白さを目指した後、ホームホワイトニングで歯の白さをキープさせます。

最初に高濃度の薬剤を使用するため、最短1回、通常2~3回で効果を感じられるでしょう。

ホワイトニングの効果が持続する期間

ホワイトニングの持続を鏡で確認する女性

薬剤の濃度によっても、効果が持続する期間は異なります。ホワイトニングの方法ごとの効果が持続する期間の目安は、以下の通りです。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングの効果が持続する期間は短く、一般的には3~4ヵ月、長くても半年程度といわれています。高濃度の薬剤を使用するものの、歯の表面にあるエナメル質のみを白くするからです。

飲食物の色素や喫煙、歯磨きの影響を受けやすく、人によっては短期間で色戻りが起こることがあります。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングの効果が持続する期間は、半年~1年と長いのが特徴です。施術に時間がかかることで、歯の内部にある象牙質から歯を白くできるからです。オフィスホワイトニングよりも自然な白さで、かつ効果がキープされる期間が長くなります。

ただし、最低でも施術に2週間~1ヵ月かかるため、イベントを直前に控えた方には適さない場合があります。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングは、1~2年と他の方法よりも効果が持続する期間が長いのが特徴です。オフィスホワイトニングで理想の歯の白さにした後、ホームホワイトニングで歯の白さをキープできるからです。

また、効果を実感するまでの期間も短いため、ホワイトニング効果が最も高い方法といえるでしょう。

ただし、2つの方法を組み合わせる必要があるため、費用が高額になりやすいといえます。口元の審美性を高めたい方、できるだけ歯を白くしたい方などに選ばれている方法です。

ホワイトニングの効果を持続させるためのポイント

ホワイトニングの効果を持続させるために食前に水を飲む女性

ホワイトニングの効果持続期間は、生活習慣や食生活によって左右されます。歯の白さを長くキープしたい方は、以下の6つのポイントに気を付けるとよいでしょう。

毎食後の歯磨き

歯の黄ばみ・くすみは、口内の汚れが歯の表面に付着することで起こります。長期間汚れが付着したままになると、歯の内部に飲食物の色素が浸透し、歯ブラシでは取り除けなくなるのです。

そのため、頑固な着色汚れとなる前に、こまめに歯磨きし、口内を清潔に保つことが大切です。特に、ホワイトニング後は着色しやすい状態のため、毎食後に歯磨きするのがよいでしょう。仕事や学校などで昼間の歯磨きが難しい場合は、うがいだけでも行ってください。

できるだけ歯の表面に汚れが溜まらないよう日々ケアすることで、ホワイトニングの効果を長期間持続させられます。こまめに歯磨きすれば、虫歯・歯周病の予防にもつながるでしょう。

ホワイトニング用の歯磨き粉の使用

毎食後の歯磨きの際、着色除去の効果の高い歯磨き粉を使用するとよいでしょう。ポリリン酸ナトリウムやハイドロキシアパタイトといった成分の含まれた歯磨き粉を選びましょう。

ポリリン酸ナトリウムには歯の表面の着色を除去する効果、ハイドロキシアパタイトには歯の表面の傷をなめらかにする効果があります。これにより、歯の表面を守りながら、着色除去・予防する効果が期待できます。

また、喫煙習慣のある方は、ポリエチレングリコールの入った歯磨き粉を選ぶとよいとされています。普通の歯磨き粉では落としにくい、タバコのヤニを除去する効果があります。

ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使用することで、効果を長期間持続させられるでしょう。

食前に水を飲む

歯の表面が乾燥していると、飲食物の汚れや色素が落ちにくくなり、歯の黄ばみの原因となります。食前に水を飲んでから食事することで、着色汚れを予防する効果が期待できます。

また、食後歯磨きができないときには、うがいをした後もこまめに水を飲んだり、ガムを噛んで唾液を促したりしましょう。他にも、口呼吸を避ける、こまめにうがいをするなどでも、口内の乾燥を防ぎ、着色予防の効果があります。

色の濃い飲食物は控える

ホワイトニングの施術直後~48時間は、特に着色が再付着しやすいです。薬剤の影響によって歯の表面が一時的に剥がれた状態のため、外部の影響を受けやすいのです。

そのため、以下のような飲食物を避けましょう。

・カレー・キムチなどの香辛料を使った食事
・ミートソース・ソースなどの色の濃いもの
・チョコレート
・ワイン
・ 緑茶・紅茶
・豆腐・豆乳
・炭酸・かんきつ類

白い服に上記のような色の濃い飲食物が付着すると、なかなか取れないのがお分かりいただけると思います。歯の表面も同じで上記の飲食物を食べると、歯磨きをしてもなかなか着色が落ちづらいので注意が必要です。

また、イソフラボンの作用により歯が黄ばむことがあります。見た目は白色ですが、豆腐や豆乳も避けましょう。

さらに、ホワイトニング後は知覚過敏のような症状が出やすい状態です。炭酸やかんきつ類は刺激が強いため、ホワイトニング後は避けるのがよいでしょう。

禁煙

食事による汚れよりも、喫煙による着色汚れは非常に取りづらいといわれています。タールやニコチンなどによる汚れは、歯ブラシでは取り切れないほど頑固な汚れだからです。

さらに、ヤニ汚れは粘着性が高いため、一度歯の表面に付くと新たな汚れを吸着し、着色汚れを加速させていまいます。喫煙習慣を辞められなければ、たとえホワイトニングで歯が白くなっても、短期間で色が戻る可能性があります。

効果を持続させたい方だけでなく、ホワイトニングを検討している方は、禁煙するのが望ましいです。

定期的なメンテナンス

こまめに歯磨きを行っていても、取り切れない汚れは存在します。特に、汚れの塊であるバイオフィルムや歯石は、歯ブラシだけでは取れません。そのため、ホワイトニングが終了した後も定期的に通院し、メンテナンスを受けることが推奨されています。

メンテナンスでは、専用の機械を使用し、お口の中の汚れを徹底的に除去します。定期的にクリーニングを受けることで、ホワイトニングの効果を長期間持続させられるでしょう。

また、色戻りが起きていないか、虫歯・歯周病の有無、口臭や噛み合わせの確認も行います。お口全体にトラブルがないかのチェックを受けることで、健康を維持する効果があるのもメリットの1つです。

何も症状がない場合でも、3~4ヵ月に1回はメンテナンスを受けるのがよいでしょう。

まとめ

ホワイトニングした白い歯を見せて笑う女性

ホワイトニングの効果が持続する期間は、薬剤の濃度や種類によって異なります。また、生活習慣・食生活によっても左右されるため、ホワイトニングの効果を持続させたい方は、色の濃い飲食物を避け、こまめに歯磨きを行いましょう。

定期的にメンテナンスを受けることも有効です。

ホワイトニングの効果を実感するまでの期間についても個人差があります。ご自身にとってベストな施術を受けるには、まずは歯科医師に相談するのがよいでしょう。

ホワイトニングでお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

奥歯で噛んだ時に痛むインビザライン症例

【開咬】主訴:「奥歯で噛んだ時に痛む」マウスピース矯正症例

2025年2月23日

このブログの内容は当院YouTubeチャンネルで同時に公開しております。

興味のある方は動画でも是非ご覧ください。チャンネル登録していただくとブログが更新されたら通知が届きますので、是非チャンネル登録もお願いします^^

【関連動画】

[動画版]【開咬】主訴:「奥歯で噛んだ時に痛む」マウスピース矯正症例

限定解除項目
通院時年齢 性別 通院目的 診断 治療内容 治療期間・回数 費用※自由診療となります。 リスク・副作用
17歳 男性 マウスピース矯正治療 開咬 インビザライン(非抜歯) 8ヶ月 通院回数4回 880,000円

※自由診療になります

マウスピース矯正は、マウスピースを着けていないと歯が動かないため、決められた時間は必ず装置を装着して頂く必要があります。

装着時間を守ること、1~2週間ごとにマウスピースの着け替えを怠らないことが大切となります。

 

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

当院では年間250人以上の患者さんがインビザライン矯正を開始されています。

症例の紹介はもりかわ歯科のinstagramでも随時公開にて紹介しておりますのでチェックしてみてください。

 

「そもそもインビザラインって何?」と疑問に感じられた方や、インビザラインについての基礎知識を知りたい方はもりかわ歯科の「マウスピース矯正ページ」をご覧ください。

患者さんの主訴「奥歯で噛んだ時に痛む

今回ご紹介する患者さまは17歳の男性です。「奥歯で噛んだ時に痛む」というお悩みで来院されました。詳しく診断した結果、原因は【開咬】という噛み合わせの問題であることがわかりました。

「奥歯で噛んだ時に痛む」原因と主治医の見解

【開咬】とは前歯が噛み合わず、奥歯だけが接触している噛み合わせのことを指します。
この状態では奥歯への負担が過剰にかかり、以下のような問題が発生します。

奥歯の痛みや疲労

前歯で噛む力が分散されないため奥歯が過度に働かされる状態になります。

噛む力の不均衡

噛み合わせが不安定になり歯や顎全体に悪影響を及ぼします。

今回の患者さまも奥歯への過剰な負担が原因で痛みを感じるようになっていました。

治療の詳細とアプローチ

この症例では奥歯の負担を軽減し【開咬】を改善するための治療計画を立てました。
治療のポイントは以下の通りです。

  1. 歯列の拡大
    • 前歯が正しく噛み合うスペースを作るために、歯列を広げるアプローチを取りました。
  2. 前歯の整列
    • スペースを確保した後、前歯を理想的な位置へと動かし、奥歯だけに負担が集中しないようにしました。
  3. 原因治療としての舌の使い方の改善
    • 噛み合わせの不均衡を引き起こした原因の一つである舌の使い方を見直し、正しい飲み込み方をトレーニングしました。

開咬をどのように治療していったか

今回のブログでは17歳男性の【開咬】症例についてどのように治療を進めたのかを詳しく解説いたします。噛み合わせでお悩みの方にとって参考になる内容となっていますので、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

開咬】「奥歯で噛んだ時に痛む」インビザライン症例の治療内容と結果

【初診時】問題の原因について主治医の考察

インビザライン症例(初診時)

【開咬】が引き起こす問題とは?

【開咬】とは、前歯が噛み合わず奥歯だけが接触している状態のことを指します。この噛み合わせは、以下のような深刻な問題を引き起こす可能性があります。

  • 奥歯への過剰な負担
    • 前歯が噛めないため奥歯に全ての力が集中し、摩耗や痛み最悪の場合抜歯に至ることもあります。
  • 顎関節への影響
    • 噛み合わせの不均衡が原因で顎に負担がかかり、顎関節症を引き起こすことがあります。

実際に患者さまの写真を確認すると、前歯が噛んでいないことが明確に分かります。
また診察中に口を開けてもらうと「カクカク」という音が確認され、顎関節症も伴っている状態でした。

これからの治療について

今回の症例は【開咬】による噛み合わせの乱れと顎関節症が重なったケースです。
これからの治療では奥歯の負担を軽減し、前歯が正しく噛み合うようにすることを目指します。

治療を進める中で噛み合わせの改善とともに顎関節への負担を軽減し、全体的な口腔内のバランスを整えていきます。
このブログでは具体的にどのように治療を進めたのかを詳しく解説していきます。

【治療計画】「奥歯で噛んだ時に痛む」インビザライン症例

症例の治療計画

マウスピース矯正ではクリンチェックという3Dシミュレーションソフトを使用し、矯正完了までの計画を立てます。このソフトでは0.1mm単位で歯を動かすシミュレーションを行い、治療の進行を視覚的に確認することができます。

治療計画のポイント:下顎後退へのアプローチ

今回の症例では患者さまの顎関節が後ろに下がっている「下顎後退」が確認されました。
この状態が原因で奥歯に過剰な負担がかかり、痛みが生じていると考えられます。

治療計画では以下のようなステップで進めました。

  1. 顎へのアプローチ

歯の矯正を始める前に、顎の位置を改善するためのアプローチを行いました。

  1. 装置の使用「バイトウィング」

バイトウィング

顎の位置を前に出すための装置である「バイトウィング」を使用し下顎後退を矯正しました。

3Dシミュレーションによる治療計画の可視化

治療を進める前に、患者さまにはクリンチェックのシミュレーション画面を使って治療の流れを具体的にご説明しました。シミュレーションを活用することで:

  • 治療の進行や最終結果がイメージしやすくなる
  • どのように顎や歯が変化していくのかが明確に分かる

患者さまが安心して治療を受けられるよう、治療の過程を丁寧にお伝えしています。

次のステップ

この治療計画に基づいて、奥歯の負担を軽減しながら、噛み合わせ全体の改善を目指して治療を進めていきます。

【矯正開始8ヶ月】「奥歯で噛んだ時に痛む」インビザライン症例

インビザライン症例(8ヶ月)

こちらはマウスピース矯正治療を開始してから8ヶ月後の実際の写真です。

治療計画通りに矯正が進み前歯の噛み合わせが改善されました
わずか8ヶ月という短期間でここまで大きな変化を実現できるのがマウスピース矯正の特長です。

噛み合わせの改善と症状の解消

今回の患者さまは奥歯に痛みを感じていましたが、矯正治療によって噛み合わせが整い痛みも改善されました。
さらに治療前には口を開ける際に痛みや「カクカク」と音が鳴る症状がありましたが、これらも矯正治療を通じて解消されました。

安心して治療を進められるマウスピース矯正

当院のマウスピース矯正では専用の3Dシミュレーションを使用して治療計画を立て、治療中もシミュレーションを確認しながら進めます。
これにより治療の進行を視覚的に把握できるため、患者さまも安心して治療に臨めます。

噛み合わせでお悩みの方へ

【開咬】や噛み合わせでお悩みの方は、ぜひ一度「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」までご相談ください。勇気を出して治療を始めることで快適な生活と健康的な笑顔を手に入れることができます。

「【開咬】主訴:「奥歯で噛んだ時に痛む」インビザライン症例」のまとめ

奥歯で噛んだ時に痛む」症例のビフォーアフター

症例のビフォーアフター

こちらはマウスピース矯正治療の【初診時】と【8ヶ月後】の写真です。
治療を通じて噛み合わせがどれほど改善されたかが一目でお分かり頂けると思います。

奥歯で噛むと痛む症例もわずか8ヶ月で治療することが可能です。
同じようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。

今回の症例紹介は主訴「奥歯で噛んだ時に痛む」

今回の症例は、【開咬】による噛み合わせの乱れが原因で「奥歯が痛む」というお悩みを抱えた患者さまでした。

【開咬】は次のような影響を与えることがあります。

  1. 見た目への影響
    • 前歯が噛み合わないことで、口元の印象が大きく変わります。
  2. 噛み合わせへの負担
    • 前歯で噛む力を支えられないため、奥歯に負担が集中しやすくなります。

噛み合わせが整わない状態を放置すると、歯や顎、さらには全身の健康にも影響を与える可能性があるため、早めの治療が推奨されます。

マウスピース矯正で短期間の改善を実現

マウスピース矯正は治療期間が比較的短く患者さまの生活に負担をかけにくい治療法です。
今回の症例でもわずか8ヶ月で噛み合わせの改善を実現しました。

「長年の悩みもマウスピース矯正で解消できるかもしれない」
そう思われる方はぜひ「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」までお気軽にご相談ください。

 

 

「歯並びは気になるが時間がかかるのでは?」や「自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?」と不安になり勇気が出ずに一歩踏み出せない方は勇気を振り絞って是非、一度お問合せ下さい。

 

医療法人甦歯会もりかわ歯科は、全国の歯科医院の中で1%も獲得する事が出来ない”ダイヤモンドプロバイダー”の称号を3年連続獲得しておりますので、安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味のある方、噛み合わせが気になる方は下記「もりかわ歯科のマウスピース矯正ページ」からお問合せ下さい。

 

最初から最後まで矯正担当医は矯正専門医の森川 康司が診させて頂きますのでご安心下さい。

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当院の新マウスピース矯正smarteeを徹底的に解説

当院の新マウスピース矯正「Smartee」を徹底的に解説

2025年2月23日

「歯並びが気になるので矯正を始めたいけれど、どんな方法があるのか分からない」

「最近“Smartee”っていう矯正方法があると聞いたけれど、インビザラインと何が違うの?」

「自分(あるいは子ども)が本当にSmarteeに適しているのか知りたい」

こうした疑問や不安をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
近年はマウスピースを用いた矯正が多くの歯科医院で導入され、ワイヤーを使わない透明な装置によって歯並びを整えられるようになりました。
しかしながら、「インビザラインは聞いたことがあるけれど、Smarteeってどんな装置なの?」という質問をいただくこともしばしばあります。

そこで本記事では、もりかわ歯科が新たに取り扱いを始めたマウスピース矯正「Smartee」を徹底的に解説いたします!

「従来のインビザラインとはどう違うのか」
「具体的なメリットはどこにあるのか」
「どんな方に適しているのか」などを詳しく紹介し、「自分の矯正治療にSmarteeが合っているのか」を判断する材料を提供できればと考えています。

この記事を読むことでわかること

  • Smarteeの基本情報や特徴
  • 子どもの矯正に適した理由と大人の矯正への応用
  • 実際の症例を通じたイメージ
  • どのように当院がサポートしているか

これらを把握して、安心して矯正治療を始めるためのヒントにしていただければ幸いです。

もりかわ歯科が選ぶ最新マウスピース矯正「Smartee」の魅力とは?

当院では長らくマウスピース矯正を提供してきましたが、「口腔内から全身へ」というキーワードを指針に、新たな治療プランを常に模索しています。
歯並びを整える方法によっては、全身へ広く影響を及ぼす可能性があると考えているため、より包括的なアプローチが必要だと感じてきました。

これまで当院では主にインビザラインを使ったマウスピース矯正をご提案してきましたが、「Smartee」という新しいマウスピース矯正メーカーを導入することで、「インビザラインでは対応が難しい症例」「子どもの成長発育に合わせた治療」を、より柔軟に行えるようになりました。

今回の記事では、インビザラインとSmarteeがどこで異なるのか、そしてSmarteeが持つ魅力をしっかりとお伝えします。
歯並びや咬み合わせに関して悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みいただき、最適な矯正方法を見つける手がかりにしていただければと思います。

Smarteeとは?

2Smarteeとは?

Smarteeの基本特徴

Smarteeは、インビザラインと同様に透明なマウスピースを使って歯並びを治す装置です。
20年の歴史があり、世界52ヵ国以上で使われているマウスピース矯正メーカーとして知られています。

インビザラインと同等の世界規模の導入実績を持ちながら、より多彩な機能を備えているのがSmarteeの大きな特徴です。

ディズニーやマーベルと契約

ディズニーやマーベルと契約

Smarteeがユニークなのは、ディズニーやマーベルと契約している点です。
マウスピースを収納するアライナーケースやマウスピースの袋に、ディズニーキャラクターやマーベルヒーローのイラストが登場します。

マウスピース矯正はモチベーションがとても大切です。お気に入りのキャラクターがプリントされたケースを使うことで、矯正治療への意欲を維持しやすくなるという効果が期待できます。

マウスピースが多機能

Smarteeのマウスピースは多機能で、一般的にマウスピース矯正が苦手とされる歯の動きをカバーできる設計を可能にしています。
「マウスピース矯正だと抜歯が必須」「インビザラインでは対応が難しい症例」と言われた方でも、Smarteeなら矯正計画を立てられるかもしれません。

Smarteeのそれぞれの役割を解説

Smarteeは大きく分けて、こども用大人用の矯正システムがあります。
当院のコンセプト「口腔内から全身へ」という視点から、それぞれどのような特色を持ち、どんな患者様に適しているかを見ていきましょう。

こどもの矯正「Smartee kinder」

多機能なマウスピース

多機能なマウスピース

子どもの矯正では、乳歯と永久歯が混在しているケースが多く、歯に力を正しく伝えるのが難しいことがあります。
Smarteeのこども用マウスピースは、歯をしっかり掴む設計がされているため、乳歯が小さい場合でも矯正力を安定して伝えられます。

実際に子どもの口腔内の写真を見ると、マウスピースがうまく歯の形を捉えていることがわかるでしょう。
従来のマウスピース矯正の苦手分野であった「乳歯や生え変わり時期の複雑な歯列」に対応できる点が、Smartee kinderの強みです。

口腔習癖を改善するマウスピース

口腔習癖を改善するマウスピース

子どもの歯並びが悪化する大きな原因のひとつに、口呼吸や指しゃぶりなどの口腔習癖があります。

Smarteeには、こうした習癖を改善するための設計が盛り込まれているマウスピースも存在します。
これは他のマウスピース矯正メーカーにはない機能といえるでしょう。

習癖を放置すると顎の成長バランスが崩れ、将来的に大きな矯正が必要になることが多いため、幼少期から積極的に対策できるのは大きなメリットです。

CTと連動している点

CTと連動している点

Smarteeでは、歯並びのシミュレーションを作成するときにCTと連動する仕組みが用意されています。

後から生えてくる永久歯の大きさを正確に予測しながらスペースを確保したり、子どもの成長に合わせた計画を立てたりすることで、将来のトラブルを未然に防ぎやすいのです。
これまでのマウスピース矯正では難しかった成長予測を含めた設計が可能になり、子どもの時期から「口腔内から全身へ」という理念を実現する治療が行えます。

大人の矯正「Smartee GS」

顎の位置へのアプローチ

顎の位置へのアプローチ

Smarteeにはさまざまなシリーズがあり、大人向けでは「Smartee GS」が注目されています。

他のマウスピース矯正と大きく異なるのは、顎の位置を調整する機能があることです。
当院には「インビザラインでは対応が難しいと言われた」「抜歯が必要と言われた」という方も多くいらっしゃいますが、Smartee GSなら顎の位置にもアプローチ可能なため、対応範囲が広いケースが増えています。

顎が引き起こす身体の不調

顎が引き起こす身体の不調

矯正を検討する患者様の中には「顎が痛い」「頭痛がある」といった身体の不調を抱えている方が少なくありません。
共通して言えるのは、顎の位置が後ろに下がってしまっていることで、神経や血流に影響し、各種症状を引き起こすという点です。

Smartee GSを使うことで気道を広げ、いびきの緩和にまでアプローチできることもあります。
見た目だけでなく、身体の悩みを総合的に改善できる可能性があるのがSmartee GSの特徴です。

レントゲンで確認する顎の変化

レントゲンで確認する顎の変化

Smartee GSには顎の位置を正しく矯正して、歯並びと顎関節のバランスを整える機能があります。

実際に1症例を取り上げると、20代女性で「出っ歯を治したい」という主訴があり、診断すると顎が後退しているケースだったというものがあります。
他院で「抜歯が必要」と言われた方でも、顎の位置を整えれば痛みや頭痛が改善し、抜歯なしで口元を整えられる場合があるのです。

「Smartee GS」の1症例

20代女性、主訴「出っ歯」

「Smartee GS」の1症例

当院にご来院いただいた20代の女性患者様は「出っ歯を治したい」というご相談を受けました。

詳細なレントゲン撮影と口腔内の分析を行った結果、下顎後退、すなわち顎が後ろに下がっているという診断が下されました。
さらに、患者様からは「顎の痛み」「頭痛」といった症状も訴えられていました。
この患者様は当院に来院する前に、他の4つの歯科医院で「出っ歯を治すためには歯を抜く必要がある」と言われていたそうです。

当院ではSmartee GSを用いた治療をご提案しました。
Smartee GSは顎の位置を正しく矯正しながら歯並びも整えることができるため、抜歯をせずに治療を進めることが可能です。

マウスピース装着後2ヶ月

マウスピース装着後2ヶ月

治療開始後2カ月が経過した時点で、患者さんは「顎の痛み」も「頭痛」も大幅に改善していることを実感されました。
歯だけでなく顎の位置を正しく矯正することが可能なSmartee GSのメリットが、この症例において顕著に表れました。

顔つきの変化

マウスピース装着後2ヶ月顔つきの変化

顎の位置を変化させるだけで、顔つきそのものも大きく改善する可能性があります。

治療前と治療後の写真を見ると、マウスピースを装着することで顎の位置が変化し、顔つきにも明らかな変化が見られます。
患者さんからは「歯を抜かずにここまで変化するとは思わなかった」と驚かれることも少なくありません。

これは歯並び単独ではなく、顎や気道の問題まで視野に入れた「口腔内から全身へ」のコンセプトを実践できるSmarteeというメーカーの強みが活きた結果です。

Smarteeの特徴まとめ

インビザラインと異なる長所

今回紹介したように、Smarteeにはインビザラインとは異なる多くの長所が存在します。

まず、「顎の位置を考慮した設計」が挙げられます。
これは、単に歯を整えるだけでなく、顎の位置まで調整できるため、全体的な咬み合わせの改善にもつながります。

また、「子どもの口腔習癖を改善できるマウスピース設計」もSmarteeの大きな特徴です。
乳歯や混合歯列期の子どもたちに対して適切な力を歯に伝えることができる設計となっており、口呼吸や指しゃぶりなどの口腔習癖を改善するサポートを行います。

ディズニーやマーベルとのコラボレーション

Smarteeはディズニーやマーベルと契約しており、マウスピースを収納するアライナーケースやマウスピースの袋に人気キャラクターがプリントされています。
子どもたちや若年層の患者さんが矯正治療を楽しみながら続けられるようになり、モチベーションの維持に役立っています。

好きなキャラクターと一緒に矯正を行うことで、治療への前向きな気持ちを保ちやすくなるのです。

Smarteeの多機能性

Smarteeのマウスピースは多機能であり、一般的なマウスピース矯正が苦手とされる歯の動きをカバーできる設計が施されています。
「インビザラインでは対応が難しい症例」「抜歯が必要と言われたケース」でも、Smarteeなら矯正計画を立てやすくなっています。

歯並びだけでなく、顎の位置調整や全身の健康にも配慮した治療が可能となり、より包括的な口腔ケアを提供できるのがSmarteeの強みです。

口腔内から全身へ

当院のコンセプトは「口腔内から全身へ」。

歯並びを整えるために抜歯をする前に、まず顎の位置を正す選択肢があることを知っていただきたいと考えています。
顎の位置を適切に調整することで、歯の抜歯を避けることができるだけでなく、全身の健康にも良い影響を与える可能性があります。
また、咀嚼機能の向上や姿勢の改善にもつながり、生活の質(QOL)の向上を目指します。

子どもの矯正の重要性

私は子どもの矯正こそが最も重要であると考えています。

子どものうちから成長を見越して歯並びを整えることで、大人になってからの複雑な処置や抜歯矯正を避けることが可能となります。
成長期の子どもたちに適した矯正治療を行うことで、歯並びの改善だけでなく、顎の発育バランスを整えることができ、将来的な口腔内の健康を守ることができます。

Smarteeの多機能性と当院の治療理念

Smarteeの多機能性と、当院の「口腔内から全身へ」という治療理念が融合することで、患者さん一人ひとりに最適な矯正治療を提供できるようになりました。
歯並びや顎の位置に関する悩みや不安を抱える方々に対して、Smarteeを用いた治療が有効な選択肢となります。

悩みや不安がある方は当院へご相談を

「歯並びの悩みを相談したいが、長い治療期間が不安」

「インビザライン矯正と比べてSmarteeは本当に自分に合うの?」

「顎が痛い、頭痛もある。歯列矯正でこれらの症状を改善できるの?」

こうした不安を抱えて一歩踏み出せずにいる方は、ぜひ当院へご相談ください。
医療法人甦歯会もりかわ歯科では、全国の歯科医院の中でも1%しか獲得できない「ダイヤモンドプロバイダー」の称号を3年連続で獲得しています。
これはマウスピース矯正に関する豊富な実績や高い治療技術を示すもので、患者様に安心して治療を受けていただくための一つの指標となるでしょう。

Smarteeやインビザラインなどのマウスピース矯正に興味を持った方や、噛み合わせが気になる方は、ぜひ「もりかわ歯科のマウスピース矯正ページ」からお問い合わせください。
最初から最後まで矯正担当医は矯正専門医の森川康司が診察し、あなたに合った最適な治療プランを提案いたします。

マウスピース矯正LPバナー

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マウスピース矯正と歯磨き:子供の口腔衛生を保つ方法

マウスピース矯正と歯磨き:子供の口腔衛生を保つ方法

2025年2月21日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、ママとこどものはいしゃさん認定医院のもりかわ歯科です。

マウスピースをつけるのが大変で、どうやって歯を磨けばいいか分からない

子供がマウスピース矯正中だけど、普段通りに歯磨きできるか不安

日常生活で気をつけることが多そうだけど、何が大事なのか知りたい

こうした声をよく耳にします。

マウスピース矯正は子供の歯並びを整えるための効果的な方法ですが、親御さんには新しいケア方法や生活習慣の見直しが必要となります。

本記事ではマウスピース矯正中の子供の口腔衛生を保つための具体的な方法や、ケアが行き届かないことで発生する可能性がある問題への対処法を詳しく解説します。また、治療を続けるうえでの不安や疑問を少しでも解消し、さらに詳しく知りたい方はもりかわ歯科への相談を検討いただけるように内容を構成しました。

この記事を読めば分かること

  • 小児矯正の基本的な知識が身につく
  • 矯正中でも適切な歯磨きと口腔ケアが行える方法が分かる
  • 矯正を放置すると起こり得るリスクが理解できる
  • よくある疑問への具体的な回答が得られる

 小児矯正とは?基本知識を学ぼう!

小児矯正の基礎知識

小児矯正は成長期の子供の歯並びや顎の発育を整えるための治療です。

マウスピース矯正は透明なマウスピースを使って徐々に歯を動かす方法で装置が目立ちにくく食事や歯磨き時に取り外せるため快適に続けられる特徴があります。

子供のうちに矯正を開始すると将来の大掛かりな治療を回避できる可能性も高まります。

マウスピース矯正のメリット

  • 取り外しが簡単で清潔を保ちやすい
  • 成長期に合わせた歯の動きが期待できる
  • 金属のワイヤーやブラケットがないため口内炎が起きにくい

これらのポイントを押さえておくと、なぜマウスピース矯正が子供の矯正治療として注目されているのかが分かりやすいと思います。

実際に矯正を続けるとなると、親御さんには歯磨きや日常生活でのケア方法が気になるのではないでしょうか。

 マウスピース矯正中の歯磨きのタイミングは?

矯正中の基本的な歯磨きタイミング

マウスピース矯正中は、マウスピースを外して歯磨きをするのが基本です。
食後には必ず一度は歯磨きをして、マウスピースを装着する前に口内を清潔に保つよう心がけましょう。
就寝前は特に念入りにブラッシングとフロッシングを行い、歯のすき間やマウスピースが接する部分の汚れをしっかり除去することが大切です。

効果的なブラッシングのポイント

矯正中の基本的な歯磨きタイミング

マウスピース矯正中は、マウスピースを外して歯磨きをするのが基本です。
食後には必ず一度は歯磨きをして、マウスピースを装着する前に口内を清潔に保つよう心がけましょう。
就寝前は特に念入りにブラッシングとフロッシングを行い、歯のすき間やマウスピースが接する部分の汚れをしっかり除去することが大切です。

効果的なブラッシングのポイント

柔らかめのブラシを使用する
歯や歯茎に負担をかけず、こまめに磨きやすくなります。
子供の歯茎はデリケートなので、痛みや出血の原因を減らすためにも柔らかめのブラシが推奨されます。

歯と歯茎の境目を重点的に

汚れがたまりやすい歯と歯茎のラインを意識して磨くことで、むし歯や歯周病を予防できます。
特に矯正中は歯並びの変化で細かなすき間ができやすいため、少し時間をかけて丁寧にブラッシングしましょう。

マウスピース矯正では取り外せるメリットがある一方、子供が忙しい生活の中で歯磨きをさっと済ませがちな場面も考えられます。
次のセクションでは「矯正中に歯磨きができない時はどうすればいい?」をテーマに、さらに具体的な対処方法をご紹介します。
どうしても歯磨きができない状況になった場合の工夫を知っておくと、日常生活でのストレスやリスクを大幅に減らせるでしょう。

 矯正中に歯磨きができない時はどうすればいい?

歯磨きができない時の対処方法

歯磨きができない時の対処方法

マウスピースを装着している子供が歯磨きできない状況に陥ることは意外と多いものです。
学校での昼食後や外出先で歯ブラシを忘れたときなど、どうしてもブラッシングが難しい場合は以下を参考にしてみてください。

マウスピースを一時的に外して口をすすぐ

水やうがい薬で口をしっかりすすぐだけでも、ある程度汚れを減らせます。

タオルやティッシュで歯の表面を拭う

仮の対処として、食べかすを軽減する方法になります。

可能な限り早めに歯ブラシを入手する

歯磨きのできない状態を長引かせないのがポイントです。

外出時の歯磨きセットの持ち歩き

携帯用歯ブラシや折りたたみ式の小型ブラシを持参しておくと便利です。
ペットボトルの水で簡易的に口をすすぐのも一案です。

矯正期間中は、何かと慌ただしい場面が増え、子供が歯磨きを忘れてしまうケースもあります。
次は、矯正を継続しないままにしてしまうことで起こり得るデメリットを解説します。
お子さんの矯正治療をスムーズに進めるための知識を身につけてください。

 矯正治療を放置するとどんなリスクがある?

放置リスクの警鐘

矯正治療を長期間放置すると歯並びがさらに悪化し、大規模な治療が必要になる可能性があります。
歯並びはただ見た目の問題だけではなく、口腔全体の健康にも深く関係しています。
噛み合わせが悪いまま成長すると、顎関節に過度の負担がかかり、子供の成長期に発音や咀嚼がうまくいかなくなるリスクが高まります。
また、歯磨きがしにくくなることで、むし歯や歯周病の発症リスクも上昇します。
特に子供の場合、こうした問題が将来的な生活の質(QOL)にも大きく影響するため、継続的なケアと定期的な検診が重要です。

もし矯正装置を一度つけた後に通院をやめてしまったり、適切なメンテナンスを行わなかったりすると、歯並びがもとよりも不安定な状態で止まることがあります。
子供の顎はまだ成長途中で、環境によって骨の形態が変化するため、歯並びが想定外の方向に移動し、治療が長引く結果になる恐れがあります。
こうした放置状態が続くと、新たな問題に気づかず治療タイミングを逃すケースも少なくありません。

起こり得るリスクの具体例

食事や発音への影響

歯並びが悪化するとしっかり咀嚼できなくなり、偏った食生活を招いて栄養バランスに影響が出ることがあります。
また、歯と歯が重なり合ったり隙間が大きかったりすると、正しい舌の動きを妨げて発音を不明瞭にしてしまう場合もあります。

顎への負担

不正咬合が進行すると、歯並びだけでなく顎関節にまで影響を及ぼす可能性があります。
噛み合わせがずれた状態で過ごし続けると、顎関節症のリスクが高まります。
これは子供の将来の成長や顔貌にも関係するため注意が必要です。

矯正治療を中断したり放置したりすると、こうしたリスクがさらに増大します。
次のセクションでは、「マウスピース矯正に関するよくある質問は?」をテーマに、親御さんが気になる疑問点を取り上げます。
子供の矯正治療を成功させるうえで欠かせない情報をわかりやすく解説しますので、ぜひ引き続きご覧ください。

 マウスピース矯正に関するよくある質問は?

1. マウスピースは何時間装着する必要がありますか?

通常は1日20〜22時間の装着を推奨します。
食事と歯磨きの時間を除き、なるべく長く装着することで歯が効率良く動きます。

2. マウスピースを装着したまま食事をしてもいいですか?

硬いものや粘着性のある食べ物は避けるべきですが、できるだけ外して食事を行い、食後に歯を磨いてから再装着するのが理想です。

3. 子供が痛みを訴えた場合はどう対処すればいいですか?

マウスピース矯正は歯を動かしているため一時的に圧迫感や軽い痛みを感じることがありますが、長引く痛みは歯科医院に相談してください。

4. 学校へ持っていく歯磨きセットは何を準備すればいいですか?

コンパクトな歯ブラシと歯磨き粉、必要に応じて折りたたみコップやフロスなどを用意すると便利です。

5. マウスピースの変色や臭いが気になるときは?

専用の洗浄剤を使ったり、こまめに洗浄液に浸けると清潔さを保ちやすくなります。
状況が改善しない場合は歯科医院へ相談しましょう。

6. 子供がマウスピースを装着し忘れるとどうなりますか?

装着時間が不足すると歯の移動が遅れたり治療期間が伸びる恐れがあります。
忘れないように声かけを徹底しましょう。

7. マウスピースを噛んでしまう子供にはどう対処すればいいですか?

ストレスやクセで噛むことがありますが、誤って破損させないよう注意し、改善が難しい場合は歯科医院に相談してください。

8. 兄弟でマウスピースを使いまわしてもいいですか?

絶対にやめましょう。
それぞれの歯並びに合わせて作られているため、他の人との使い回しはできません。

9. 緊急時にはどうしたらいいですか?

マウスピースの破損や痛みが続く場合は早めに歯科医院に連絡してください。
対処法をすぐに案内してもらえます。

10. 治療後の保定期間は必要ですか?

矯正が完了しても歯並びが後戻りしないようにリテーナーを使って保定する期間が必要です。
歯科医師の指示を守りましょう。

 矯正中の口腔衛生を保つための対処法は?

矯正中のケアを充実させるコツ

矯正中は口腔内の環境が複雑になり、ケアが難しく感じられるかもしれません。
しかしポイントを押さえておけば、子供の歯を健康に保ちつつ矯正を続けることができます。

1. 食事の工夫

1. 食事の工夫

食べやすい大きさに切る

子供が噛みにくい硬い食材は、小さく切ってから調理すると噛む負担が軽減されます。
特に小さいお子さんの場合、大きな塊だと噛みきれずに歯茎を傷つけるリスクがあるため注意しましょう。

粘着性のある食品を控える

キャラメルやガムのような粘着性が高いものは、マウスピースや歯にくっつきやすく、むし歯リスクを高めます。
どうしても食べたいときはマウスピースを外し、食後はしっかり歯磨きをするのがおすすめです。

2. 水分補給の習慣化

2. 水分補給の習慣化

こまめに水を飲む

口の中を潤して唾液分泌を促すと、歯の再石灰化を助けてむし歯を予防しやすくなります。
学校に行くときは水筒やペットボトルを持たせ、いつでも水を飲める環境を整えましょう。

3. 親がチェックするブラッシング

3. 親がチェックするブラッシング

仕上げ磨きの習慣

子供が自分で磨いた後に、親が仕上げ磨きを行うと磨き残しを減らせます。
特に矯正中は歯の表面だけでなく、マウスピースが当たる部分や歯と歯茎の境目に汚れがたまりやすいので丁寧に確認してあげてください。

鏡の前で確認

鏡の前で磨くと、どこが磨けていないか視覚的に把握できます。
子供は磨いたつもりでも実際は磨き残しが多いケースがあるため、一緒に鏡を見ながら教えると効果的です。

4. マウスピースのこまめな洗浄

洗浄剤を使用して細菌を除去

マウスピースを常に清潔に保つと、口腔内に細菌が繁殖しにくくなります。
毎日専用の洗浄剤を用い、ぬるま湯で優しく洗うことで快適な装着感を保てます。

ぬるま湯で洗う

高温のお湯を使うと変形するリスクがあるため注意してください。
タオルで拭くときも強くこすらず、水分を吸い取るように扱うのがおすすめです。

5. 定期検診でプロのチェックを受ける

歯科医師からのアドバイス

歯科医師からのアドバイス

プロの視点で口腔内やマウスピースの状況を確認し、必要な調整や指導を受けると矯正の効果をより引き出せます。
すこしの違和感でも気軽に相談して早期に解決しましょう。

お子さんのモチベーション維持

定期的に歯科医院へ通うと、歯並びが少しずつ良くなっていることが目に見えてわかります。
これは子供のやる気アップに繋がり、矯正を続ける大きな支えとなるでしょう。

これらの対処法を組み合わせることで、矯正中でも快適に口腔衛生を保ちつつ歯並びを整えることが可能になります。

まとめ:もりかわ歯科で安心の矯正治療を!

歯並びは子供の将来の健康と自信に大きく影響します。

マウスピース矯正を導入することで負担を少なく歯を動かしやすい環境を作ることができますが、その分歯磨きや生活習慣の改善といった手間が必要です。
今回の記事では矯正中に起こり得るトラブルを防ぐための具体的なケア方法やよくある疑問を解説しました。

もし矯正治療について分からないことや不安な点があれば、いつでももりかわ歯科にご相談ください。
経験豊富なスタッフがお子さん一人ひとりの歯並びやライフスタイルに合わせた治療プランを提案し、日々のケアについても丁寧にアドバイスいたします。

「マウスピース矯正だと歯磨きが楽って聞いたけど、本当にきちんとケアできるの?」

「子供が痛がらずに続けられるって本当かな?」

「食事やブラッシングがしやすいのは魅力だけど、実際の費用はどのくらいかかるの?」

これらの疑問や不安を抱えている親御さんも多いことでしょう。

もりかわ歯科では、これらの質問に対して明確な回答と安心できるサポートを提供し、お子様の健やかな歯列を守るお手伝いをいたします。
最新の矯正技術を活用し、痛みや不快感を最小限に抑えた治療を提供することで、お子様が安心して治療を受けられる環境を整えています。

親御さんとお子様のニーズに合わせた最適な矯正治療を通じて、健康な歯列と自信に満ちた笑顔を育むお手伝いをいたします。
お子様の歯のことで気になることがあれば、どんな些細なことでもお気軽に「ママとこどものはいしゃさん」もりかわ歯科にご相談ください。

健康で美しい口元を手に入れ、笑顔あふれる毎日を送りましょう!

インプラントのイメージ

インプラントの金額はいくら?内訳や高額な理由、経済的負担を抑える方法

2025年2月19日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

インプラントは、失った歯を補う治療法です。審美性が高く、しっかりと噛めるようになることから人気がありますが、治療費が高いので躊躇する方も少なくありません。

「インプラント1本あたりの金額はいくら?」「安くする方法はあるの?」「インプラントはどうしてそんなに高額なの?」と考える方もいらっしゃることでしょう。

この記事では、インプラントの金額や内訳、高額な理由について解説します。経済的負担を抑える方法もお伝えしますので、最後までお読みください。

インプラントの金額

インプラントの金額のイメージ

インプラント1本あたりの金額は30万〜45万円程度です。もちろん、これは目安であり、治療する歯科医院や治療内容、選択する素材によって異なります。インプラントの金額が変動する理由や、目安を把握しておくと良い理由について、詳しくみていきましょう。

インプラントの金額が変動する要因

インプラントは、保険が適用されません。自由診療のため、歯科医院によって費用が異なります。また、下記の要素によっても費用は変動します。

・インプラントのメーカー
・人工歯の素材
・骨造成手術の必要性

インプラント体はさまざまなメーカーから販売されています。歯科医院によって使用するメーカーが異なり、それぞれ費用が異なります。

また、インプラント体の上に装着する人工歯部分にはオールセラミックやジルコニアなどの審美性の高い素材が使用されるケースが多いです。この素材によっても費用は変動します。

さらに、インプラント体を埋め込むのに十分な骨の量がない場合は、骨造成手術が必要です。その場合、費用が別途でかかります。

インプラントの金額を知るメリット

インプラント治療の金額は歯科医院によって異なりますが、ある程度把握しておくことが大切です。

なかには、国で認められていないインプラントメーカーを使用して格安で治療を提供している歯科医院もあります。品質の低いインプラント体を使用すると、破損するリスクも考えられます。

また、保証期間が短かったり、そもそも保証がついていなかったりするものもあります。費用相場からかなりかけ離れている場合は、疑ったほうが良いでしょう。ある程度の相場を頭に入れておくことで、安い治療に飛びつく危険を回避できます。

インプラントの金額の内訳

インプラントの手術のイメージ

上述のとおり、インプラントの金額は、使用するインプラント体や人工歯の素材などによって変動します。この項目では、インプラントの費用の具体的な内訳について解説します。内訳は、下記のとおりです。

・精密検査の費用:1万5,000円〜5万円程度
・手術費用:15万〜35万円程度
・人工歯の費用:15万〜20万円程度

これに加えて、顎の骨を増やす治療が必要な場合には、3万〜10万円程度かかります。

治療に使用するインプラント体や人工歯の素材について歯科医師と相談し、納得したうえで治療を進めましょう。費用設定が明確でない場合は、のちにトラブルになりかねませんので、治療を受ける前に確認してください。

インプラントの金額が高額な理由

インプラントを作成しているイメージ

「そもそもインプラントの治療は、どうしてこんなに高いのだろう?」と考えることはありませんか。もちろん、インプラント治療は全額自己負担のため高額になりますが、それ以外にも下記の要素が関係します。

インプラント本体が高いから

インプラント体やその上に装着する人工歯といったインプラント本体が高いので、当然ながら費用は高くなります。

インプラント体は顎の骨に結合し、食べ物を噛んだり力を入れたりしても耐えられるように、とても精密に作られているからです。また、インプラント体の上に装着する人工歯自体も高額ですが、歯型を取るのに使用する材料も、高品質のものを使用しています。

このように、インプラント治療では高品質の材料を使用するので、全体的な治療費も高くなるのです。

手術には高度な技術を要するから

インプラント治療には、高度な技術が必要です。インプラントの手術自体は30分〜60分ほどと長くありませんが、1つひとつの過程に高いスキルが求められます。

例えば、骨に穴をあけてインプラント体を埋め込む際には、高速回転するドリルを使用します。ドリルの回転数を誤ると骨が壊死するリスクもあるため慎重に進めなければなりません。また、顎の骨に通っている血管や神経を傷つけないように手術を行います。

このように、インプラント治療には高度な技術や知識が必要となるため、学会に参加して勉強を続けています。このように提供する技術がとても高度なものであるため、インプラント治療の費用も高額になるのです。

設備投資が必要だから

インプラントの手術を安全に行うためには、設備を整える必要があります。

例えば、外科手術を行うので、滅菌や消毒の管理が行き届いていなければなりません。また、歯科医院によっては専用のオペ室も完備し、感染を徹底的に防いでいます。さらに、精密に検査をするために最新の機械を導入している歯科医院も少なくありません。

このような設備を整えるためには高額な費用がかかるので、インプラント治療の費用も高くなるのです。

インプラントの経済的負担を抑える方法

インプラントの経済的負担を抑える方法の一つである医療費控除のイメージ

インプラント治療を受けたいけれど、費用が高いので負担を減らしたいと考える方がいるのではないでしょうか。インプラント治療の経済的負担を抑えるためにできる具体的な方法は、下記の3つです。それぞれの方法について詳しく解説します。

医療費控除を申請する

医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えるときに確定申告することで受けられる所得控除です。インプラント治療は医療費控除の対象になります。

インプラント治療にかかる費用そのものが安くなるわけではありませんが、経済的な負担を減らすための効果的な方法です。医療費控除は確定申告をしなければ受けられませんので、忘れずに申請しましょう。

クレジットカード払いにする

インプラント治療の費用をクレジットカード払いにすることで、経済的な負担を抑えられるケースもあります。使用するクレジットカードによっては、ポイントが還元されることがあるからです。

インプラント治療の金額は高額なので、還元率が高いカードだと多くのポイントを獲得できる可能性が高いでしょう。費用そのものが安くなるわけではありませんが、ポイントが還元されることで、経済的な負担を抑えられます。

デンタルローンを活用する

デンタルローンとは、歯科治療専用のローンのことです。金融機関や信販会社が治療費を立て替えて支払い、患者さんは毎月分割して返済していきます。一度に支払う金額を減らすことはできますが、手数料がかかるため総支払い額が高くなる場合があります。

また、デンタルローンを利用するためには審査を通過する必要があります。デンタルローンを利用できない歯科医院もあるため、事前に確認しましょう。

まとめ

インプラントで快適になった歯で笑う男女

今回は、インプラント治療の金額について解説しました。

インプラント治療の金額は、1本あたり30万〜45万円程度です。インプラント治療は保険が適用されません。自由診療になるため、高額な費用がかかります。また、使用するインプラント体や選択する人工歯の素材によっても治療費は変動します。

経済的な負担をできるだけ抑えて治療を受けるためには、医療費控除を活用したり、クレジットカード払いにしたりするとよいでしょう。デンタルローンを活用する方法もあります。

具体的な金額については、治療を受ける歯科医院で事前によく確認してください。

インプラント治療を検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

虫歯で痛む歯を抑える女性

虫歯がいっぱいあって歯医者に行く勇気がない!対処法と治療について

2025年2月12日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

虫歯がいっぱいあるけれど歯医者に行けないとお悩みの方は少なくありません。

しかし、虫歯を放置していると、虫歯が悪化したり、歯を失ったりすることもあるのです。

この記事では、虫歯がいっぱいあって歯医者に行く勇気がないときの対処法について解説します。虫歯がいっぱいある場合の治療の流れについても言及していますので、ぜひ参考にしてみてください。

虫歯がいっぱいあるのを放置するリスク

虫歯を放置して口臭が強くなった女性

ここでは、虫歯がいっぱいあるのを放置するリスクについて解説します。

虫歯が悪化する

虫歯がいっぱいあると、口内で虫歯菌の働きが活発になり、さらに虫歯が広がることがあります。また、虫歯は自然に治ることはありません。放置していると歯の神経にまで進行して、激しい痛みが伴うことがあります。

そのため、虫歯は放置せずに、早急に治療を受けることが大切です。

生活に支障が出る

虫歯がいっぱいあるのを放置すると、以下のようなリスクもあります。

・見た目が悪くなる
・食べ物が噛みづらくなる
・口臭がきつくなる

虫歯の症状は、痛みだけではありません。虫歯になると、歯が黒く変色し、清潔感を損ないます。また、大きな虫歯になると歯の大部分が溶けてなくなることもあります。

これにより、大きな口を開けたり、人前で笑ったりできなくなり、自身にコンプレックスを持つこともあるでしょう。また、歯がしみる・痛むなどの症状により、食べ物の噛みづらさを感じたり、口臭がきつくなったりすることもあります。

歯を失うことがある

大きな虫歯を放置していると、痛みがなくなることがあります。これは、神経にまで虫歯が進行して壊死してしまったからです。

痛みがないからといって、自然に治ったわけではありません。虫歯が神経から歯の根の先にまで進行した証拠だといえます。このまま放置していると、歯の大部分が溶けてなくなり、抜歯せざるを得なくなるので注意が必要です。

治療の費用が高くなる

初期の虫歯であれば、1回の治療で終わることがほとんどです。

しかし、大きな虫歯になると、複数回の通院が必要になります。また、虫歯がいっぱいあるほど治療の範囲が広くなるため、その分費用がかさむでしょう。治療にかかる費用を抑えたい場合は、虫歯に気付いた時点ですぐに治療を開始することが大切なのです。

全身の健康に悪影響を及ぼす

虫歯の影響は、口内だけではありません。虫歯菌が血液循環により全身に運ばれると、脳梗塞や心筋梗塞などの全身疾患を引き起こすことがあります。最悪の場合、命に関わることもあるので注意が必要です。

虫歯がいっぱいあると歯医者に行きたくないと感じる理由

虫歯がいっぱいで歯医者に行きたくないと感じる女性

口内を他人に見られることは、誰にとってもデリケートな問題です。そのため、虫歯がいっぱいあると、以下のような理由で歯医者に行くことが億劫になることは珍しくありません。

歯医者が怖いから

そもそも、歯科治療や歯医者さんが怖いと感じる方は少なくありません。特に、子どもの頃から歯科へのトラウマがある場合や歯科治療で痛い思いをした方にとっては、深刻な問題だといえます。

虫歯がいっぱいあると治療の回数が増えるため、大人でも「歯医者が怖くて通えない」と感じる方は多くいらっしゃいます。

虫歯がいっぱいで恥ずかしいから

虫歯がいっぱいあると、歯が溶けたり黒く変色していたりと、口内環境が悪化します。これにより「だらしないと思われるのではないか?」「口内を見られたくない」と、恥ずかしさから歯医者が遠のいてしまう方も多くいらっしゃいます。

歯医者に怒られそうだから

虫歯がいっぱいあると「怒られるのではないか?」と不安を抱える方もいらっしゃいます。歯のプロである歯科医師や歯科衛生士から、口内について指摘されることで、より重く受け止めやすいのです。

また、子どもの頃から歯医者に対するイメージが悪ければ、大人になってからもネガティブなイメージを抱えやすいといえます。

治療を諦めたから

虫歯がいっぱいあると「もう治療をしても手遅れなのでは?」「痛いから歯を抜いてほしい」と治療を諦めてしまうこともあります。

しかし、虫歯治療で歯を残せるかどうかは、歯科医師でないと判断できません。歯の大部分が溶けてなくなったように見えても、治療をすることで歯を修復できることもあります。また、強い痛みがあっても、治療することで症状が改善し、快適に過ごせるようになるのです。

そのため、治療を諦めず、早急に歯医者に通うことが推奨されます。

忙しくて通院できなかったから

虫歯の治療が複数回かかる場合、1〜2週間ごとに通院が必要になります。さらに、虫歯がいっぱいあると数ヶ月の通院が必要になることも少なくありません。そのため、特に10〜20代の学生や、働きざかりの20〜40代の方の場合、通院が後回しになることがあるでしょう。

治療を中断したことがあるから

「痛みがなくなったから、自己判断で通院をやめた」などの場合、歯医者に行きづらいという方もおられます。

結論から申しあげると、自己判断で通院をやめてしまった場合でも、通院を再開することは問題ありません。歯科医師は、まずは口内を確認し、患者様にとってベストな治療計画を立案します。患者様の痛みや不安を取り除くのが歯医者の仕事ですので、まずはご相談ください。

虫歯がいっぱいあっても歯医者側は問題ない?

虫歯がいっぱいあっても歯医者側は問題ないイメージ

結論から申し上げると、虫歯がいっぱいあっても歯医者側は何も問題はありません。なぜなら、歯医者の仕事は虫歯による痛みや不安を取り除き、患者様の口内の健康を守ることが使命だからです。

そのため、どんなに虫歯があっても大丈夫ですので、安心して歯医者を受診していただければと思います。

どんなに虫歯がいっぱいでも驚きません

歯科医師は、毎日たくさんの患者様の口内を診させていただいています。また、歯科医師になるまでに多種多様な症例を目にしています。そのため、どんなに虫歯がいっぱいあるからといって、患者様に対してネガティブなイメージを持つことはありません。

虫歯の痛みや不安を抱えたままにせず、相談してください。

どのように治療するかのみを考えている

虫歯がいっぱいある場合、どのように治療を進めれば効率がよいか、できるだけ痛みを少なくするにはどうしたらよいかを考えます。痛みに弱い、歯科治療が怖い、長時間口を開けるのがつらいなどといった不安がある場合は相談してください。

虫歯を治して快適に過ごしてほしい

虫歯がいっぱいある場合、ご自身にコンプレックスを持つことも少なくありません。虫歯を治すことで、痛みがなくなり、食事を楽しめるようになります。また、見た目がよくなることで、会話や笑顔が増え、良好な人間関係を気付くこともできるのです。

そのため、歯科医師は虫歯治療により、心身ともに健康に過ごしていただけるお手伝いをします。

歯医者に行く勇気がないときの対処法

歯医者に行く勇気がないときの対処としてメールで問い合わせをするイメージ

ここでは、歯医者に行く勇気がないときの対処法について解説します。

まずは電話やメールで問い合わせる

まずは、電話やメールで問い合わせてみましょう。電話やメールで現状を伝えることで、診察がスムーズに進むかもしれません。また、事前に歯科医師に伝えていることで、患者様の心の準備を整える時間もできます。

個室のある歯科医院を選ぶ

歯医者によっては、1つの部屋に複数の診察台があったり、個室や半個室を設けていたりするところがあります。診察台が横並びの歯医者を選ぶと、心が落ち着かず、通院が億劫になってしまうかもしれません。

そのため、歯科医師以外にお口の中を見られたくない、知り合いに会いたくないなどの場合、個室のある歯医者を選ぶとよいでしょう。個室がある歯医者を選ぶことでプライバシーが守られ、安心して治療を受けられるはずです。

初診はカウンセリングを選択する

歯科治療が苦手な場合、初診では治療を行わず、歯科医師と治療方針を決定する時間を設けるのがよいかもしれません。

どのような治療が怖いか、以前の治療のトラウマなどを歯科医師と共有することで、安心して治療を受けられるでしょう。また、歯科医師も現状をしっかり把握できるため、患者様に合った綿密な治療計画を立てられます。

虫歯がいっぱいある場合の治療の流れ

虫歯治療のために撮影したレントゲン写真の画像

ここでは、虫歯がいっぱいある場合の治療の流れについて解説します。

初診・検査

初診では、まずは問診を行ったあと、状況を把握するために精密検査を行います。検査では、歯科医師による視診、レントゲン撮影、歯茎の検査などを行うのが一般的です。また、初診の段階で虫歯の痛みがある場合、まずは応急処置もしくは虫歯治療を開始します。

治療計画の立案

検査の結果を基に、どの歯が虫歯になっているのか、抜歯が必要な歯はあるか、どのように治療をするのかなどを大まかにご説明いたします。また、歯周病の有無もチェックし、虫歯治療と並行して歯周病治療も行うのが一般的です。

この時点で「前歯を早く治したい」「極力麻酔を使ってほしい」などのご希望がある場合、お気軽にその旨をお伝えください。患者様のご希望に合わせて治療計画を立案し、納得いただいてから治療を開始します。

治療開始

治療計画に沿って、虫歯治療を開始します。虫歯の大きさによって治療法が異なります。初期段階の虫歯であれば、歯を削って詰めるという簡単な治療のため、1回で終わることがほとんどです。

しかし、虫歯が大きくなればなるほど、複数回の通院が必要になります。神経の治療が必要な場合は、1本の歯に約1〜3ヵ月かかることも少なくありません。また、抜歯が必要になった場合は、ブリッジや入れ歯、インプラントで歯を補う必要があります。

治療法によって治療の回数や費用が異なりますので、その都度治療計画を立案します。治療法を変更したい場合や予算にご希望がある場合は、歯科医師にご相談ください。

まとめ

虫歯治療で綺麗になった歯で食事を楽しむ家族

虫歯がいっぱいあると「口の中を見られるのが恥ずかしい」「怒られるのでは?」と通院が億劫になる方がおられます。

虫歯がいっぱいあっても患者様に対して怒ったり驚いたりすることはありません。歯医者が考えていることは「どのように治療すればよいか」「虫歯の痛みや不安から解放されてほしい」という思いだけです。

歯医者が怖いという気持ちがあるかもしれませんが、まずはお気軽にお問い合わせください。

虫歯にお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

インビザライン治療の質問15選|マウスピース矯正の疑問にお答えします

インビザライン治療の質問15選|マウスピース矯正の疑問にお答えします

2025年2月8日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

 

インビザライン矯正とは、透明のマウスピースを装着し、歯列を矯正する治療法です。

目立たず矯正が完了し、痛みも少ないためおすすめの治療法ですが、矯正を成功させるためには気をつけたいポイントなどもあります。

この記事では、インビザライン矯正(マウスピース矯正)に関するよくある質問にお答えします

インビザライン矯正とは?マウスピースで歯並びを矯正

インビザライン矯正とは?

インビザライン矯正とは、マウスピース矯正のひとつです。

歯の矯正といえば、歯に針金のような金属を取り付けるワイヤー矯正を想像する方も多いのではないでしょうか。

マウスピース矯正は、透明のマウスピースを歯に装着する治療法です。

そのため、見た目も目立たず、自然な形で矯正が完了します。

また取り外しもかんたんにできるので、おいしく飲食ができ、歯磨きも可能です。

虫歯のリスクが減らせたり、ワイヤー矯正と比較しても痛みが少なかったりとメリットがあります。

インビザライン矯正は、比較的新しい治療法のため、疑問がある方も多いでしょう。

ここからは、インビザライン矯正に関する疑問質問を一挙にご紹介します。

インビザライン治療に関する質問15問へお答えします!

インビザライン治療に関する質問15問へお答えします!

先日、インスタグラムでインビザラインについて質問を募集したら、50件ほどの質問をいただきました。

今回は、そのなかからピックアップしてお答えしていきます。

【質問1】虫歯があってもインビザライン矯正できますか?

ひとつ目の質問です。

「虫歯がある場合でもマウスピース矯正ができますか?」というご質問をいただきました。

 回答:「できます」

答えは「できます」ですが、まずは虫歯の治療を完了してから矯正の治療をおこなう必要があります。

もりかわ歯科では、一般治療もおこなっていますので、虫歯の治療を含めた治療プランもしっかりご提案させていただきます。

【質問2】インビザライン矯正の治療期間はどのぐらい?

ふたつ目の質問は「インビザライン矯正の治療期間はどのくらいかかりますか?」です。

 回答:平均すると1年半~2年程度

個人差はありますが、1年半~2年程度で治療は終わっています。

短い人であれば8か月程度ですが、最後の保定装置にいくまで1年半くらいはかかる感じです。

✅️ 保定装置とは…矯正で歯を配列した後に使用する、歯が後戻りするのを防ぐための装置のこと

【質問3】インビザライン矯正(マウスピース矯正)は痛いですか?

痛くないことはありませんが、痛みはかなり少ないです。

 回答:マウスピース矯正の痛みはワイヤー矯正の1/4程度

矯正の際に歯の痛みで食べ物を食べられない、噛むのもしんどいとなるとつらいですよね。

マウスピース矯正は、ワイヤー矯正と比較して痛みはだいたい1/4程度といわれています。

インビザライン矯正の痛みが少ない理由は、マウスピース1枚につき0.25mmしか動かないからです。

そのためワイヤー矯正に比べると、歯への負担が軽くて痛みも少ないんですね。

【質問4】マウスピース矯正は1日どれくらい装着すればいいですか?

マウスピース矯正は、基本的に1日のなかで22時間です。

 回答:24時間中、22時間の装着が必要

2時間外せる時間とは、以下のような時間になります。

  • ✅️ 歯を磨く
  • ✅️ ごはんを食べる

 

そのため、ごはんを食べるときにも不快感はありませんし、歯を磨くときにもしっかりと磨けるので虫歯のリスクが下げられます。

マウスピース矯正には、これらのメリットがあるのです。

はずしている時間が長くなると、後戻りしてしまいますので、1日22時間はしっかりと装着することが成功の鍵になります。

1日22時間、がんばってつけていると、きれいに歯が動いていくはずですよ。

【質問5】マウスピース矯正ができない歯並びはありますか?

【質問5】マウスピース矯正ができない歯並びはありますか?

こちらの答えは「あります」です。

 回答:「あります」

基本的に骨格を変えることは、マウスピース矯正だけではできません

気になる方は、歯科医のカウンセリングを受けるのがおすすめです。

【質問6】保険は適用されますか?

歯列矯正は、基本的に自由診療になります。

 回答:基本的には保険適用されません

しかし例外的に、保険適用されるケースもありますので、調べてみることをおすすめします。

たとえば、以下のような場合には、保険適用になるケースもありますよ。

  • ✅️ 乳歯が残っている場合
  • ✅️ 下あごが前にでていてあごを切って治療する場合 など

 

【質問7】親知らずは抜歯しないといけませんか?

基本的に、親知らずは抜歯しないといけません。

 回答:基本的には抜歯が必要

抜歯が必要な理由は、歯並びがきれいに治っても、親知らずがあることで周囲の歯に影響をあたえてしまい、歯並びを乱すことがあるからです。

親知らずは、後戻りに関与します

後戻りしないためには、以下のような条件が必要です。

  • ✅️ 後戻り装置(リテイナー)をきちんとつけている
  • ✅️ 歯と歯の間のコンタクトがきちんとそろっている
  • ✅️ 親知らずがあるかないかで歯並びに影響がある

 

親知らずがあることで、後戻りがおこってしまうため、基本的に抜歯が必要になります。

【質問8】後戻り装置は本当に必要ですか?

後戻り装置とは、歯並びが治った後にそこで固定するための装置です。

 回答:後戻り装置は必ず入れます!

矯正によって歯を動かし終わった後に、歯がしっかりと固定されるまでには時間がかかります。

もしも後戻り装置を入れずにいると、また矯正前と同じような歯並びに戻ってしまうため、後戻り装置は必ず入れる必要があるのです。

【質問9】どれくらいのペースで通えばいいですか?

矯正の際に通うペースは、基本的に3か月に1回です。

 回答:基本的には3か月に1回

3か月に1回のチェック内容は以下のとおりです。

  • ✅️ 歯のお掃除(クリーニング)
  • ✅️ 矯正の進行具合をチェック など

 

患者様によって通院のペースは異なりますので、1か月に1回、2週間に1回などの場合もあります。

【質問10】マウスピースを紛失した場合はどうすればいいですか?

【質問10】マウスピースを紛失した場合はどうすればいいですか?

マウスピースをなくした場合には、必ず連絡をしてください。

 回答:まずはご連絡ください

インビザライン矯正では、クリンチェックで精密に治療計画をたてて、計画どおりに設計したマウスピースをつくっていますので、マウスピースを1個でも飛ばしてしまうと変わってしまいます

もちろん、なくしてしまったからといって、そこでやめてしまっては、せっかく動かした歯が水の泡になってしまいますので、歯科医から次の判断をあおいでください。

自己判断では、次の治療に差し支える可能性があります。

なお、マウスピースをなくさないためには「ケースに入れる習慣をつける」こと

マウスピースをなくす原因で一番多いのが、飲食店で飲食時にティッシュへ包んでそのまま忘れて帰ってしまうからです。

はずしたらケースに入れる習慣をつけることで、マウスピースの紛失を防げます。

【質問11】矯正中は装置をつけたまま飲食ができますか?

マウスピースをつけたままごはんを食べるのは、絶対にNGです。

 回答:飲食中ははずしてください

ごはんを食べるのはNGですが、飲み物の場合は大丈夫なものもあります。

まず、水はOKです。

そして温かい飲み物は、マウスピースが変形するおそれがありますので、はずしてください。

また甘いと感じる飲み物には、砂糖が入っていますので、虫歯のリスクが高まります。

マウスピースをつけたまま飲んでしまうと、マウスピースと歯の間にジュースなどが入り虫歯のリスクとなるので、甘い飲み物を飲むときにははずしてください

さらに、無糖のコーヒーやお茶はグレーゾーンです。確実に砂糖が入っていないものに限ります。

つけたまま飲んでしまうと、マウスピースが着色して汚く見えてしまいますが、それが耐えられるのであればつけたまま飲んでもOKです。

  • ✅️ OK→水(常温か冷たい水)
  • ✅️ NG→温かい飲み物全般、甘い飲み物
  • ✅️ グレーゾーン→無糖のコーヒー、無糖のお茶 など

 

ただし、あれこれと考えるのがめんどくさければ、基本的には飲食時に「はずす」としておくと楽になるでしょう。

【質問12】治療途中の経過は確認できますか?

治療中の経過は気になるところですよね。

 回答:もちろんできます

インビザライン治療では、クリンチェックといって3Dで治療計画をたてます。

初診時、3か月後、6か月後に、写真とクリンチェックの写真を合致させて、実際の口腔内と設計図を見てもらい、治療を進めていくのです。

もしも実現していなければ、理由を説明したり、設計図どおりに治療が進んでいるのかを見ていただきます。

マウスピース矯正には、モチベーションもとても大切です。

長期間通っていても、チェックだけで終わってしまうと、実際に自分の歯が動いているかも確認できません。

写真を照らし合わせることで、これまでがんばってきた3か月は正しかったんだな……と、モチベーションに変わるはずです。

【質問13】治療途中にあごの痛みがでたらどうすればいい?

無理はしないでください。

 回答:無理せず、すぐに連絡を

痛みがでた場合には、マウスピースははずしてください。

そしてがまんせずに、何か異変があったときには、必ず医院へすぐに連絡をします。

【質問14】外出先で歯磨きができないときは?

外出先では、歯磨きができないタイミングもあります。

 回答:原則は、必ず歯磨き後にマウスピースを装着しましょう

とはいえ、どうしても難しい場合も必ずでてきます。

歯磨きができないときには、マウスピースの装着を優先しましょう

歯が後戻りしてしまうからです。

ただし、必ず帰宅後には歯磨きをしてください。

もしも虫歯になってしまうと、歯型が変わってしまうため、また一からやり直しになってしまいます。

マウスピース矯正において、途中で虫歯にならないことが治療の進行がスムーズにいくひとつです。

虫歯にならないために、装着を優先して、あとで歯磨きを必ずおこなう、またすぐできるときには必ず歯磨きをしてからマウスピースを装着しましょう。

【質問15】もりかわの矯正システムでサポートはありますか?

あります。

 回答:LINE公式で直接相談できます

もりかわ歯科では、LINE公式で直接、矯正専門ドクター「森川康司」にいつでもお悩みの相談が可能です。

ご相談に対して、直接お返事をするようなサポートをおこなっています。

矯正中には、さまざまなお悩みが発生するでしょう。

  • ✅️ 痛みがでてきた
  • ✅️虫歯かもしれない
  • ✅️ アタッチメントが外れた

 

このような場合でも、LINEですぐにご相談できますので、ご安心ください。

大阪府八尾市でインビザライン矯正なら|もりかわ歯科へのご相談をお待ちしております

大阪府八尾市でインビザライン矯正なら|もりかわ歯科へのご相談お待ちしております

矯正は、わからないままスタートさせるのは、絶対にやめてください。

わからないことはすべて担当医の方へ聞いて、疑問点を解消したうえで、治療をスタートさせましょう。

 

もりかわ歯科では、全国にもわずか1%しか獲得できないダイヤモンドプロバイダーの森川康司が治療を担当いたします

通院の頻度は、基本的には3か月に1回ですが、もりかわ歯科では患者様ごとに臨機応変に対応いたしますので、ご安心ください。

遠方からもたくさんの患者様が治療にいらっしゃっています。

 

また、LINEを活用してのサポート体制も万全です。

矯正や虫歯のことでお悩みなら、まずはもりかわ歯科へご相談ください。

 

YouTube動画『教えて!!こうじせんせい』では、矯正の豆知識や全体の治療の話、インプラント・ブリッジ・入れ歯の話などもしています。

チャンネル登録もよろしくお願いいたします。

 

 

小児矯正の治療法:歯列矯正の種類と特徴

小児矯正の治療法:歯列矯正の種類と特徴

2025年2月7日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、ママとこどものはいしゃさん認定医院のもりかわ歯科です。

「うちの子、歯並びが悪いって歯医者さんに言われたけど、いつ矯正を始めればいいのかな?」
「大人の矯正は高いイメージがあるし痛そうで不安だし、子どもだとどうなんだろう…」
「矯正法にはいろいろ種類があるみたいだけど、どれが子どもに合うのか分からない…」

これらは子どもの歯並びや噛み合わせに悩む親御さんが抱いている共通の不安や疑問です。
しかし「痛そう」「高そう」「いつから始めればいいか分からない」といった漠然としたイメージだけで矯正を諦めてしまうのは非常にもったいないかもしれません。
本記事では、「ママとこどものはいしゃさん」として小児歯科と小児矯正に力を入れるもりかわ歯科の視点から、子どもの歯並びを整えるための矯正の種類や特徴を分かりやすく解説します。子どもの歯並びへの不安を感じる親御さんが、どのタイミングで、どのような治療法を検討すべきか判断しやすくなるようサポートいたします。

この記事を読めば分かること

  • 子どもの歯並びがいつから形成されるのか
  • 小児矯正を始めるベストな時期や期間の目安
  • 小児矯正の主な治療法(ワイヤー矯正・マウスピース矯正など)の特徴
  • 子どもに合った矯正法を選ぶ際のポイント

 子供の歯並びはいつから決まる?

子供の歯並びが形成される時期とは?

子供の歯並びがいつ頃から形成され、どの時期に矯正を始めるべきなのか、多くの親御さんが悩むポイントです。

歯並びを決める大きな要素の一つは成長中の顎の発育です。
乳歯から永久歯への生え変わりの時期には、顎の骨格や歯の配置に大きな影響を与えます。

以下に子供の歯並びが形成される各時期について詳しく説明します。

乳歯期(0〜6歳頃)

乳歯期(0〜6歳頃)

乳歯期は、20本の乳歯が生え揃う時期です。
この時期の歯並びは、将来の永久歯の位置を決定づける「土台」となります。

早期の乳歯の抜け

乳歯が早期に抜けてしまうと永久歯が適切なスペースに生えにくくなり、歯並びが乱れるリスクが高まります。
例えば乳歯が虫歯で欠損すると、そのスペースに永久歯が正しく生えず、歯列の歪みや噛み合わせの問題が生じることがあります。

乳歯の健全な維持

乳歯を健康に保つことは、永久歯の正しい位置に生えるためにも重要です。
定期的な歯科検診と適切な口腔ケアを行うことで乳歯の健康を維持し、将来の歯並びを良好に保つことができます。

混合歯列期(6〜12歳頃)

混合歯列期(6〜12歳頃)

混合歯列期は乳歯と永久歯が混在する時期で、子供の成長とともに歯並びが大きく変化します。
この時期から本格的な矯正治療を検討することが可能になります。

顎の成長と矯正のタイミング

顎がまだ成長中であるため、矯正治療を行うことでより効率的に歯を動かすことができます。
成長期に合わせて矯正を開始することで治療期間を短縮し、費用を抑えることが可能です。

早期介入のメリット

軽度から中度の不正咬合であれば、混合歯列期に矯正を行うことで大きな改善が見込めます。
早期に対処することで、将来的に複雑な治療が必要になるリスクを減少させることができます。

歯並びの調整とスペースの確保

永久歯が正しい位置に生えるよう必要に応じてスペースを確保したり、歯の位置を調整したりすることが可能です。
これにより、将来的な歯列の安定性が高まります。

永久歯列期(12歳以降)

永久歯列期(12歳以降)

永久歯列期は、永久歯がほぼ全て生え揃い、顎の成長が徐々に落ち着いてくる時期です。
この時期にも矯正治療は可能ですが、以下の点に留意する必要があります:

骨の柔軟性の低下

顎の骨が成長を終えるにつれて、骨の柔軟性が低下します。
そのため、矯正治療にはより時間がかかる場合があり、場合によっては骨格矯正などの追加的な治療が必要になることもあります。

矯正方法の選択

大人と同様に、骨格の問題がある場合はワイヤー矯正や他の専門的な治療方法が必要となることがあります。
しかし現代の矯正技術は進歩しており、痛みや不快感を最小限に抑えた方法が選べるようになっています。

心理的な影響

成長期に矯正治療を行うことで自信を持って笑顔を見せることができるようになり、心理的な負担を軽減する効果も期待できます。

 小児矯正は何年くらいかかる?

矯正治療の期間はどれくらい?

子供の矯正治療を考える際「治療はどのくらい続くのか」「ゴールはいつなのか」といった疑問は多くの親御さんが抱える大きなポイントです。
治療期間はお子様の歯列の状態や成長速度、選択する矯正方法によって大きく異なります。

あらかじめ大まかな目安を知っておくことで、親御さんも治療計画を立てやすくなります。

平均的な治療期間

小児矯正の治療期間は、軽度から中度の歯並びの乱れであれば1〜2年程度で整うケースもあります。

例えば、前歯の軽い傾きやスペースの不足を矯正する場合、この期間内で目標とする歯並びに近づけることが可能です。
一方で重度の不正咬合や顎の大きな歯列不正がある場合、治療期間は3年以上かかることもあります。

通院の頻度と治療の進行

一般的には月1回程度のペースで通院し、歯の動きや顎の発育を定期的にチェックします。

治療計画に基づいて矯正装置の調整やマウスピースの交換を行いながら、目標とする歯並びへと近づけていきます。
定期的な通院は治療の効果を最大限に引き出すために非常に重要です。

成長との兼ね合い

子供の骨は柔軟性が高く、成長期に矯正を始めることでよりスムーズに歯を動かすことが可能です。

しかし成長の具合によっては矯正計画を調整する必要が出てくることもあります。
例えば、急激な成長期に矯正を開始すると、治療計画の一部を見直さなければならない場合もあります。

専門の歯科医師が子供の成長状況を見極めながら、最適な治療期間と方法を提案します。

治療期間を左右する要因

治療期間には以下のような要因が影響します。

歯列の状態

歯の位置や角度、噛み合わせの状態によって治療の複雑さが変わります。

成長速度

子供の成長が早い場合、矯正治療も効率的に進むことが多いです。

選択する矯正方法

ワイヤー矯正とマウスピース矯正では治療の進行速度や調整の頻度が異なります。

親子の協力

矯正装置の適切な装着やケアに対する子供の協力も治療期間に影響を与えます。

 子供に歯科矯正をしないとどうなる?

子供に歯科矯正をしないとどうなる?

「いずれ自然に治るだろう」と子供の歯並びの問題を放置してしまうと、思わぬリスクやトラブルを招く可能性があります。
ここでは矯正治療を行わない場合に生じるリスクを中心に紹介し、早期の対応がなぜ重要なのかをお伝えします。

歯並びの悪化

子供の成長とともに歯や顎も発達しますが、不正咬合(歯並びの乱れ)がある状態を放置すると成長するにつれてその乱れがさらに顕著になることがあります。

特に乳歯から永久歯への生え変わりの時期に歯並びが悪いままだと、永久歯も正しい位置に生えずに歯列が乱れる原因となります。
その結果、大人になってから矯正治療を始めると骨格自体の問題も絡んで治療期間が長くなり、費用も高額になる傾向があります。

また、成人矯正では歯を動かすスピードが遅くなるため、治療に対するモチベーションを維持するのが難しくなることもあります。

顎関節や頭痛への影響

歯並びや噛み合わせが不正確な状態が続くと食事の際に正しく噛むことができず、顎関節や周辺の筋肉に過度な負担がかかります。

これが長期間続くと顎関節症を引き起こすリスクが高まります。
顎関節症は口を開けるときの痛みや音、顎の疲れ、頭痛、肩こりなどの症状を伴うことがあります。

特に成長期の子供は骨や筋肉が発達段階にあるため、早めに正しい噛み合わせを形成することが重要です。

心理的な負担

歯並びが悪いことは見た目のコンプレックスにつながりやすく、子供の自己肯定感や社会性に影響を及ぼすことがあります。

例えば、笑顔に自信が持てず、人前で口を開けて笑うことを避けてしまう子供もいます。
これが長期的な心理的負担となり、コミュニケーション能力や学校生活にも影響を及ぼす可能性があります。

早めに歯並びを整えることで自信を持って笑顔を見せられるようになり、精神的な健康をサポートすることができます。

口腔衛生への影響

歯並びが乱れていると歯ブラシが届きにくい箇所が増え、プラークや歯石が溜まりやすくなります。

その結果、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
特に子供の頃に虫歯が多いと永久歯への影響や将来的な口腔健康にも悪影響を及ぼします。

適切な歯並びを維持することで、口腔衛生を保ちやすくなり、虫歯や歯周病の予防にもつながります。

発音や言語発達への影響

歯並びや噛み合わせが不正確だと、正しい発音がしにくくなることがあります。

特にサ行やタ行など舌の位置と歯の関係が重要な音では、歯並びの影響が顕著に現れることがあります。
これが言語発達に影響を及ぼし、コミュニケーションに支障をきたす可能性もあります。

早期に矯正治療を行うことで発音の改善や言語発達をサポートできます。

全身の健康への影響

噛み合わせが悪いと食べ物を十分に噛み砕けず、消化器官に負担をかけることがあります。

これにより消化不良や栄養吸収の低下を招き、全身の健康状態に影響を及ぼす可能性があります。
特に成長期の子供にとっては栄養摂取が重要であり、適切な噛み合わせは健康な成長発達に欠かせません。

 Q&A:小児矯正の疑問を解消しよう

Q&A:小児矯正の疑問を解消しよう

あらためて分かりやすい様にQ&A形式でまとめました。
ここでは代表的な10個の疑問に答えることで理解を深めていただければと思います。

1. 何歳から小児矯正を始めるべき?

目安としては6〜12歳頃の混合歯列期が多いですが、個々の状況によって最適時期は異なります。
早めに歯科医院で相談することをおすすめします。

2. 費用はどれくらいかかるの?

軽度のケースで数万円から、重度になると数十万円以上かかることがあります。
詳しくは歯科医院で確認しましょう。

3. 痛みはあるの?

個人差がありますが最新の装置を使うマウスピース矯正では、従来のワイヤー矯正に比べ痛みや不快感が軽減されています。

4. 学校生活に支障は出ない?

取り外し可能なマウスピース矯正であれば食事や歯磨き、スポーツ、楽器演奏などに柔軟に対応できます。
固定式のワイヤー矯正でも日常生活に慣れれば大きな支障はありません。

5. どんな種類の矯正があるの?

大きく分けてワイヤー矯正マウスピース矯正があります。
子供の歯並びやライフスタイルに合わせて選択します。

6. リテーナーは必ず必要?

矯正後の歯並びを維持するためにリテーナーは重要です。
使用方法や装着期間は歯科医師の指示を守りましょう。

7. 子供が矯正を嫌がったら?

痛みの少ないマウスピース矯正や装置が目立ちにくい方法を選ぶことでモチベーションを保ちやすくなります。
また、親子で一緒に治療目標を立てることも効果的です。

8. 保険適用はあるの?

多くの小児矯正は保険適用外ですが、先天性の症状がある場合など一部ケースで適用される場合があります。
詳しくは歯科医師にご相談ください。

9. 大人になるまで待ってもいい?

大人になってからでも矯正は可能ですが、成長期に合わせた治療の方が期間や費用を抑えやすいことがあります。

10. O

リテーナーを装着せず放置すると歯が元の位置に戻るリスクがあります。
正しい保定とアフターケアが必須です。

 小児矯正の治療法:歯列矯正の種類と特徴

小児矯正には主にワイヤー矯正マウスピース矯正、そして部分矯正の三つの主要な治療法があります。
お子様の歯並びや年齢、ライフスタイルに応じて最適な治療法を選ぶことが重要です。

それぞれの矯正方法には独自の特徴と利点、そしてデメリットが存在します。
ここでは代表的な矯正治療法について詳しく解説し、親御さんが適切な選択を行うための参考にしていただければ幸いです。

ワイヤー矯正(ブラケット矯正)

ワイヤー矯正は最も広く普及している矯正治療法の一つです。

ブラケットと呼ばれる小さな装置を各歯に取り付け、そこにワイヤーを通すことで歯を徐々に動かしていきます。
この方法は、軽度から重度まで幅広い歯列の問題に対応できるため、非常に汎用性が高いのが特徴です。

メリット

高い治療効果

重度の不正咬合や複雑な歯列の問題にも対応可能です。
特に、前歯の大きなずれや噛み合わせの問題を根本から解決するのに効果的です。

安定した歯の移動

ワイヤーの力を利用して計画的かつ持続的に歯を動かすことができ、治療の進行が比較的安定しています。

デメリット

見た目が目立つ

金属製のブラケットとワイヤーは外見から目立ちやすく、特に小さなお子様にとっては装着が気になることがあります。

痛みや不快感

矯正装置が口内を刺激するため、治療開始直後やワイヤーの調整後には痛みや違和感を感じることがあります。
また、矯正装置が動くことで小さな傷ができることもあります。

歯磨きの難しさ

ブラケットやワイヤーの部分に食べ物が詰まりやすく、徹底的な口腔ケアが必要です。
これを怠ると虫歯や歯周病のリスクが高まります。

マウスピース矯正(アライナー矯正)

マウスピース矯正は、透明なプラスチック製のアライナーを使用して歯を少しずつ動かす矯正方法です。
数週間ごとに新しいアライナーに交換しながら、歯を理想的な位置に導いていきます。

この方法は、特に見た目を気にする親御さんやお子様に人気があります。

メリット

目立たない

透明なアライナーは装着していてもほとんど見えないため、見た目を気にする子供でも自然な笑顔を保つことができます。

取り外しが可能

食事や歯磨きの際に簡単に取り外せるため食事制限が少なく、口腔衛生を保ちやすいです。
また、スポーツや楽器演奏などの活動にも支障が出にくいです。

痛みが少ない

アライナーは滑らかな素材で作られており、ワイヤー矯正に比べて口内への刺激が少なく、痛みや不快感が軽減されます。

デメリット

適応範囲の制限

軽度から中度の不正咬合に適しており、重度の歯列不正や複雑な噛み合わせの問題には対応できない場合があります。

自律的な管理が必要

アライナーは自分で取り外しできるため親御さんの管理が不十分だと装着時間が短くなり、治療効果が得られにくくなる可能性があります。

部分矯正

部分矯正は歯列の一部分のみを整える矯正方法です。

例えば前歯のみの矯正や、特定の歯のスペースを調整する場合に適しています。
この方法は全体矯正ほど時間や費用がかからず、限定的な範囲での矯正が可能です。

メリット

治療期間が短い

全体矯正に比べて治療期間が短く費用も抑えられるため、軽度の歯列問題に対して迅速に対応できます。

費用の負担が軽い

矯正する歯の範囲が限られているため、治療費用が全体矯正よりも低く抑えられることが一般的です。

デメリット

限定的な効果

部分的な治療であるため、歯列全体や噛み合わせの問題が根本的に解決されない場合があります。
全体的な噛み合わせの改善には、部分矯正だけでは不十分なこともあります。

 小児矯正は早めがベスト?

小児矯正は早めがベスト?

小児矯正を早めに始めることで成長の力を最大限に利用しながら歯並びや顎の形成を効果的にサポートすることができます。
これにより治療期間や費用の面で有利になることが多く、将来的な口腔健康を維持する上でも非常に重要です。

成長期の骨を活用

子供の骨は成長期に非常に柔軟でこの時期に矯正治療を始めることで、歯を動かす際に骨の変形を利用することができます。

柔軟な骨格は歯を理想的な位置に移動させやすく、短期間で効果的な治療が可能です。
また、成長期に合わせて矯正を行うことで顎の骨格自体を整えることができるため、長期的な噛み合わせの安定性が高まります。

大人の矯正と比べて、骨格矯正を伴う場合でも治療期間が短く済むケースが多いのが特徴です。

心理的負担の軽減

歯並びが乱れていると子供は自己肯定感が低下し、人前で笑うことをためらうようになることがあります。

早期に矯正治療を始めることで歯並びのコンプレックスを解消し、自信を持って笑顔を見せられるようになります。
これにより社交性やコミュニケーション能力の向上が期待でき、学校生活や友人関係においても積極的に参加できるようになります。

心理的な負担が軽減されることで、子供の全体的な精神的健康にも良い影響を与えます。

将来の治療費を抑える

成長期に矯正治療を開始しない場合、子供が成長し終わった後に矯正を行うことになると骨格の問題も絡んで治療期間が長くなり、費用も高額になることが一般的です。成長期に合わせた早期治療を行うことで長期的な費用対効果が高まり、将来的にかかる治療費を抑えることが可能になります。

さらに早めに矯正を行うことで、複雑な治療や追加の処置が必要になるリスクを減少させることができます。

全体的な健康維持への寄与

早期に矯正治療を行うことで正しい噛み合わせが形成され、口腔内の健康が維持されやすくなります。

歯並びが整うことで歯ブラシやフロスが行き届きやすくなり、虫歯や歯周病の予防につながります。
さらに正しい噛み合わせは消化器系の健康とも関連しており、全身の健康維持にも寄与します。

 まとめ:子供の歯並びを整えて笑顔を守りましょう!

小児矯正の治療法やメリット、子供の歯並びがいつ決まるか、治療を先延ばしにした場合のリスク、そしてQ&Aを通じてよくある疑問を整理してきました。
この記事を読んで「子供の歯並びを今のうちに整えてあげたい」という気持ちが高まった親御さんもいるのではないでしょうか。

矯正を早めに始めることで治療期間や費用の面で有利になるだけでなく、痛みの少ない方法や目立ちにくいマウスピース矯正を選ぶことで子供も積極的に治療を続けやすくなります

さらに早期治療により将来的な大掛かりな治療を回避する可能性が高まります
これらのポイントは、お子様の健やかな成長と笑顔を守るために非常に重要です。

「ママとこどものはいしゃさん」として小児歯科や小児矯正に力を入れるもりかわ歯科では親御さんの不安や疑問を一つひとつ解消しながら、お子様に最適な治療プランをご提供しています。

専門的な知識と最新技術を活かし、痛みや不快感を最小限に抑えた治療を提供することで、お子様が安心して治療を受けられる環境を整えています。
また、ご家庭でのケア方法についてもわかりやすくアドバイスし、日常生活での口腔ケアをサポートします。

お子様の歯並びや噛み合わせに不安がある方はどんな些細なことでもお気軽に「ママとこどものはいしゃさん」もりかわ歯科にご相談ください
親御さんとお子様のニーズに合わせた最適な矯正治療を提供し、健康な歯列と自信に満ちた笑顔を育むお手伝いをいたします。

一緒にお子様の健やかな成長をサポートしていきましょう!

マイオブレースを持っている子ども

マイオブレースで失敗しないために!失敗例や原因、防ぐ方法を知ろう

2025年2月5日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

マイオブレースとは、マウスピース型の装置を使用した小児矯正のことです。従来のワイヤー矯正と違い、違和感や痛みが少なく、お子様のストレスになりにくいのがメリットです。

ただし、マイオブレースの管理方法やお子様のモチベーションによって、治療の失敗につながる可能性があります。

そこでこの記事では、マイオブレースの失敗例とその原因について解説します。マイオブレースでの失敗を防ぐ方法についても言及していますので、ぜひ参考にしてみてください。

マイオブレースの目的

マイオブレースを持っている子ども

マイオブレースとは、マウスピースを使用した小児矯正のひとつです。直接歯に力をかけて歯並びを整える治療法ではありません。マイオブレースを装着することでお口周りの筋肉を鍛え、間接的に歯並びを整えることが目的です。

そもそも、歯並びを悪くする原因の多くは、舌の位置や指しゃぶり、口呼吸などの癖や習慣によるものです。これらの悪習癖があると、お口周りの筋肉や顎の成長が阻害され、歯並びや噛み合わせが悪化することがあります。

マイオブレースを使用することで顎の成長をサポートし、永久歯が理想的な位置に生えるように促すことができるのがメリットです。また、同時にトレーニングを行うことによりお口周りの筋肉を鍛えられるため、正しい舌の位置や呼吸法、飲み込み方を習得する効果もあります。

マイオブレースの失敗例とその原因

マイオブレースで矯正が失敗して落ち込む子ども

ここでは、マイオブレースの失敗例とその原因について解説します。

治療の開始が遅かった

マイオブレースでは、子どもの顎の成長を利用して治療を行います。4~8歳頃に乳歯から永久歯へと生え変わりますが、このときに上下の顎も大きく成長します。この時期にマイオブレースを使用することにより、顎の成長をコントロールし、効率的に治療を進められるのです。

しかし、マイオブレースでの治療を開始する時期が遅ければ、顎の成長をうまくコントロールできず、失敗する可能性があります。多くの場合、約10~15歳の間に顎の成長は完成するといわれているため、遅くとも9歳頃までには治療を開始するのがよいでしょう。

ただし、顎が成長する時期や永久歯への生え変わりには、個人差があります。マイオブレースでの治療を開始する時期はお子様によって異なりますので、早めに歯科医師に相談しましょう。

お子様のモチベーションを維持できなかった

マイオブレースでの治療結果は、お子様のモチベーションによって左右されます。マイオブレースでは、装置の自己管理にくわえ、毎日トレーニングを重ねる必要があるのです。

しかし「装置を装着したくない」「トレーニングが面倒くさい」など、お子様自身が小児矯正の必要性を感じていなければ、治療の失敗につながる可能性があります。

装置の管理ができなかった

マイオブレースの装着時間が短ければ、思ったような治療結果が得られない可能性があります。また、装置の管理が不適切であれば紛失や破損につながり、治療が失敗する可能性もあるので注意が必要です。

マイオブレースの失敗を防ぐ方法

子どもに治療の重要性を伝える様子

ここでは、マイオブレースの失敗を防ぐ方法について解説します。

お子様に治療の重要性を理解してもらう

マイオブレースでの平均的な治療期間は、約1〜2年です。前向きに治療を進めるためにはお子様に治療の重要性を理解してもらう必要があります。

そのため、マイオブレースでの治療を始める前にお子様とよく話し合い、歯並びが整うことのメリットや治療の進め方などを共有するのがよいでしょう。

また、お子様任せにせず、保護者の方がサポートすることも欠かせません。トレーニングを一緒に行う、装置の管理を見守るなど、日々声掛けを行い、保護者の方も一緒になって治療に取り組みましょう。

歯科医院と一丸となって治療を進める

マイオブレースでの治療の失敗を防ぐためには、ご家族と歯科医院が一丸となって治療を進めることが大切です。

まず、マイオブレースでの開始時期が遅ければ、歯並びが整わず、治療の失敗につながる可能性があります。適切な治療開始の時期については個人差があるため、早めに歯科医師に相談するのがよいでしょう。

また、お子様にマイオブレースでの治療の重要性を理解してもらうためには、保護者の方だけでなく歯科医師や歯科衛生士のサポートも欠かせません。

装置の管理方法やトレーニング方法についてご不明点がある場合は、遠慮なくご相談ください。ご家族と歯科医院が一丸となることで、お子様のモチベーションを維持し、前向きに治療を進められるでしょう。

装置の装着を習慣化する

マイオブレースの装着時間は、日中1時間と就寝中です。マイオブレースの装着時間が短ければ、歯並びが整わなかったり、治療期間が延びたりと、治療の失敗につながる可能性があります。

日中の装着時間を決める、就寝前の歯磨きが終わったらすぐに装着するなど、マイオブレースの装着を習慣化することが大切です。

装置の管理を徹底する

マイオブレースの管理が不適切であれば、破損・紛失する可能性があります。そのため、マイオブレースを外した際は、必ず専用のケースに入れて保管しましょう。

また、マイオブレースの洗浄を怠ると、お口の中が不衛生になり、虫歯や歯周病を発症するリスクが高まります。マイオブレースを取り外したら洗浄し、清潔な状態に保ちましょう。

基本的には水洗いで構いませんが、においや汚れが気になるときはマウスピース専用の洗浄剤をお使いください。

定期的に歯科医師のチェックを受ける

マイオブレースでの治療を計画どおりに進めるためには、定期的な診察が欠かせません。基本的には、装置を患者様自身で管理して治療を進めます。

しかし、装着方法やトレーニングの方法が間違っていると、治療の失敗につながることがあります。そのため、定期的に歯科医師の診察を受け、口腔内の状態をチェックしてもらうことが大切です。

マイオブレースのメリット・デメリット

マイオブレースのメリット・デメリット

ここでは、マイオブレースのメリットとデメリットについて解説します。

マイオブレースのメリット

マイオブレースのメリットは、以下のとおりです。

抜歯を回避できる可能性が高い

永久歯が生え揃ったあとに矯正治療をする場合、歯が並ぶスペースが足りないときには抜歯をすることがあります。

しかし、適切な時期にマイオブレースで顎の成長をコントロールできれば、永久歯が生えるスペースを確保できる可能性が高まります。これにより、将来的に二期治療が必要になったとしても、抜歯を回避できる可能性が高くなるのがメリットです。

また、顎のバランスが整えられることで、二期治療の期間を短縮できる可能性もあります。子どものうちにマイオブレースでの治療をスタートさせることで、結果的に費用を抑えることもできるでしょう。

悪習癖を改善できる

マイオブレースを装着することで、舌癖や指しゃぶりを改善する効果も期待できます。また、日々のトレーニングによりお口周りの筋肉を鍛えられれば、口呼吸やポカン口などの改善も可能です。

このように、悪習癖を改善することで綺麗な歯並びを長期的に維持する効果も期待できます。

人前で装置を装着する必要がない

マイオブレースの装着は基本的には自宅のみのため、友だちなどに見られることはありません。マイオブレースは日中1時間と就寝中にしか装着する必要がないため、お子様のストレスを軽減できるのがメリットです。

違和感や痛みが少ない

ワイヤー矯正の場合、歯に強い力をかけるため、違和感や痛みが出やすいといわれています。

その点、マイオブレースはやわらかいシリコン製のため、装着時に違和感が生じにくいです。また、歯を直接動かす治療ではないため、痛みが少ないのがメリットです。

後戻りのリスクが低い

後戻りのリスクが低いこともマイオブレースのメリットのひとつです。お口周りの筋肉を鍛えることで、顎の成長をコントロールし、歯並びが悪くなるのを予防します。

さらに、歯並びを悪くする原因を根本的に解消できることで、長期的に歯並びを安定させ、後戻りを起こしにくくする効果があるのです。

マイオブレースのデメリット

マイオブレースのデメリットは、以下のとおりです。

歯並びによっては治療できないことがある

マイオブレースは、既製品です。そのため、歯並びの乱れが重度の場合など、マイオブレースの適応とならない歯並びの場合は治療できません。また、マイオブレースでの治療を開始できる時期は限られているため、お子様の年齢によっても治療できないことがあります。

トレーニングを継続する必要がある

マイオブレースでは装置の装着に加えて、毎日トレーニングをする必要があります。

しかし、トレーニングを怠ると治療の失敗につながる可能性があるでしょう。歯並びや悪習癖を改善するためには、正しい方法でトレーニングを継続することが大切です。

装置の自己管理が必要

ワイヤー矯正の場合は、患者様が装置の管理をする必要はありません。

一方、マイオブレースは取り外しができるという利点があるものの、患者様自身で装置を管理する必要があります。マイオブレースの装着時間が短かったり、トレーニングを怠ったりすると、治療の失敗につながる可能性があるでしょう。

そのため、マイオブレースの装着時間の管理やお手入れ、トレーニングなど、保護者の方がサポートしてあげる必要があるのです。

費用が高い

基本的にマイオブレースは保険適用外となるため、費用が高くなる傾向にあります。歯科医院によって費用は異なりますが、約40万〜60万円が相場です。費用や期間については個人差があるため、詳細については歯科医師にご相談ください。

まとめ

マイオブレースで矯正が成功して嬉しい様子の子ども

マイオブレースは、お口周りの筋肉を鍛えることで、間接的に歯並びを整える治療です。日中1時間と就寝中に使用することで、顎の成長をコントロールし、永久歯が正しい位置に生えるよう促します。

適切な時期に治療を開始することで、抜歯を回避できる場合があるのがメリットです。また、トレーニングを併せて行うことで、悪習癖を改善し、後戻りを防止する効果もあります。

ただし、お子様自身が治療の重要性を理解していなければ、治療の失敗につながる可能性があるでしょう。マイオブレースでの治療を失敗させないためにも、ご家族と歯科医院が一丸となり、お子様のモチベーションを下げない環境を作ることが大切です。

小児矯正を検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

前歯で食べ物が噛み切れないインビザライン症例

【八重歯】主訴:「歪んだ八重歯で悩んでいる」インビザライン症例

2025年1月31日

はじめに

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【関連動画】
[動画版]【八重歯】主訴:「歪んだ八重歯で悩んでいる」インビザライン症例

限定解除項目

通院時年齢 16歳
性別 女性
通院目的 マウスピース矯正治療
診断 叢生
処置内容 インビザライン(非抜歯)
通院期間 14ヶ月 通院回数7回
費用 880,000円

※自由診療になります

リスク、副作用 マウスピース矯正は、マウスピースを着けていないと歯が動かないため、決められた時間は必ず装置を装着して頂く必要があります。

装着時間を守ること、1~2週間ごとにマウスピースの着け替えを怠らないことが大切となります。

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

当院では年間250人以上の患者さんがインビザライン矯正を開始されています。

症例の紹介はもりかわ歯科のinstagramでも随時公開にて紹介しておりますのでチェックしてみてください。

「そもそもインビザラインって何?」と疑問に感じられた方や、インビザラインについての基礎知識を知りたい方はもりかわ歯科の「マウスピース矯正ページ」をご覧ください。

患者さんの主訴「歪んだ八重歯で悩んでいる

この患者さんは16歳の女性で、「歪んだ八重歯で悩んでいる」ということを訴えて来院されました。
八重歯が原因で笑顔に自信を持てないと感じており、さらに歯磨きが難しく虫歯のリスクが高い状態が続いていました。

「歪んだ八重歯で悩んでいる」について主治医の見解

10代から八重歯に悩まれる患者さまは少なくありません。
笑顔を見せると八重歯が目立ち人前で口元を隠したくなる方や、歯が重なっていることでブラッシングが難しくなり虫歯や歯周病のリスクが高まる方も多く見られます。
このように八重歯は見た目の問題だけでなく、将来の歯の健康にも大きな影響を与える可能性があります。

10代の成長期を活かした治療が重要

10代は身体が成長する時期であり歯や顎のバランスがまだ整っていません。
この時期に矯正治療を始めることで、八重歯だけでなく歯列全体を抜本的に改善することが可能です。

従来は金属ワイヤーを使用した矯正装置が一般的でしたが、見た目が目立つことから治療に踏み出せない患者さまもいらっしゃいました。
しかし、現在では透明なマウスピース矯正が普及し目立たず快適な矯正が可能になっています。

10代に優しいマウスピース矯正治療

マウスピース矯正は透明で目立たないため、学校生活や部活動に励む10代の患者さまでも安心して治療に取り組むことができます。
取り外し可能な装置であるため食事や歯磨きがスムーズに行え、日常生活への負担が少ないのも大きな特徴です。
これまで以上に治療を始めやすい環境が整っています。

【八重歯】「歪んだ八重歯で悩んでいる」インビザライン症例の治療内容と結果

【初診時】問題の原因について主治医の考察

インビザライン症例(初診時)

今回の患者さまは10代の女性で、主訴は「歪んだ八重歯が気になる」というものでした。
特に上顎に八重歯が目立ち、全体的な歯列の乱れが見受けられる状態でした。

八重歯の原因は成長不足による歯列の乱れ

この患者さまの場合、歯列が乱れる主な原因として幼少期の口呼吸が挙げられます。
口呼吸が習慣化してしまうと顎の発達が十分に進まず、歯が正しい位置に並ぶためのスペースが不足してしまうのです。
このような成長不足が重なることで歯が自然と重なり合い、凸凹した歯列になることがあります。

【治療方針】スペースを確保し歯列を整える

今回の症例では抜歯をせずに治療を進める方針を立てました。
そのために狭くなっている歯列を少し広げる「拡大」というアプローチを採用しています。
この方法により歯が正しい位置に並ぶためのスペースを確保し、歯列全体を整える計画を立てました。

【治療計画】「歪んだ八重歯で悩んでいる」インビザライン症例

症例の治療計画

マウスピース矯正では専用の3Dシミュレーションソフト「クリンチェック」を使用して治療前に詳細な計画を立てます。
このソフトを活用することで、0.1mm単位の歯の動きをシミュレーションし最終的な歯並びをイメージしながら治療を進めることが可能です。
患者さまも完成形を視覚的に確認できるため、安心して治療に臨んでいただけます。

今回の症例は上顎・下顎のスペース不足

今回の患者さまは上顎と下顎の両方でスペースが不足しており、歯が正しい位置に並ぶための余地がない状態でした。スペース不足を解消するため、次のアプローチを取る計画を立てました。

  1. 歯列の拡大
  • 狭くなっている歯列を少しずつ広げることで、歯が並ぶための十分なスペースを確保します。
  1. 歯並びの調整
  • スペースを確保した後に、歯を理想的な位置へと整える段階へ移行します。
3Dシミュレーションのメリット

クリンチェックを活用することで、治療中の進捗を正確に把握しながら治療を進めることができます。
このような緻密な計画に基づく治療により、理想的な結果を得られるだけでなく患者さまの安心感も高まります。

【矯正開始14ヶ月】「歪んだ八重歯で悩んでいる」インビザライン症例

インビザライン症例(14ヶ月)

マウスピース矯正の矯正治療を開始して14ヶ月後の実際の写真です。

計画通りに治療が進み歪んでいた八重歯は正しい位置へと整えられました。
幼い頃から気になっていた乱れた歯並びが、ここまで改善できることは患者さまにとって大きな喜びです。

抜歯せずに美しい歯並びを実現

他院で「抜歯が必要」と診断され不安を感じていた患者さまも少なくありません。
当院では歯列を広げる拡大法を取り入れた計画的な治療を行うことで、かのう抜歯を避けながら理想的な歯並びを実現しています。

治療は専用の3Dシミュレーションをもとに進めるため、治療の全体像や進捗が分かりやすく患者さまも安心して経過を見守ることが可能です。

お悩みの方は一度ご相談ください

歯並びでお悩みの方はぜひ一度「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」までご相談ください。
マウスピース矯正の柔軟で快適な治療法により、多くの患者さまが自信を持てる笑顔を手に入れています。

理想の歯並びを目指して、一歩を踏み出してみませんか?

「【八重歯】主訴:「歪んだ八重歯で悩んでいる」インビザライン症例」のまとめ

「歪んだ八重歯で悩んでいる」症例のビフォーアフター

症例のビフォーアフター

こちらは初診時と治療開始から14ヶ月後の写真です。
歪んでいた八重歯がキレイに整列し、全体的な歯並びが大きく改善しているのがお分かりいただけると思います。
このようにマウスピース矯正ではわずか14ヶ月ほどで顕著な変化を得ることが可能です。

同じように歯並びでお悩みの方も、ぜひ一度ご相談ください。

今回の症例は10代女性の八重歯治療でした

今回ご紹介した患者さまは「歪んだ八重歯が気になる」という主訴で来院された10代の女性です。
ガタガタと乱れた歯並びは見た目に影響を与えるだけでなく、噛み合わせの悪化や将来的なトラブルにもつながる可能性があります。

マウスピース矯正の特長

マウスピース矯正は透明なマウスピースを使用するため、治療中も目立ちにくいのが大きな特長です。
また、治療計画に基づいて進められるため比較的短期間で理想的な結果が得られます。

さらに、取り外し可能な設計のため忙しい日常生活や学校生活の中でも無理なく治療を進めることが可能です。

不安やコンプレックスを解消する一歩を

長年抱えてきた歯並びの不安やコンプレックスも、マウスピース矯正で解消できるかもしれません。見た目の改善だけでなく、噛み合わせや歯全体の健康も向上させることができます。

歯並びで悩まれている方はぜひ「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」までご相談ください。
理想の歯並びを目指して、私たちと一緒に新しい一歩を踏み出しましょう!

「歯並びは気になるが時間がかかるのでは?」や「自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?」と不安になり勇気が出ずに一歩踏み出せない方は勇気を振り絞って是非、一度お問合せ下さい。

医療法人甦歯会もりかわ歯科は、全国の歯科医院の中で1%も獲得する事が出来ない”ダイヤモンドプロバイダー”の称号を3年連続獲得しておりますので、安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味のある方、噛み合わせが気になる方は下記「もりかわ歯科のマウスピース矯正ページ」からお問合せ下さい。

最初から最後まで矯正担当医は矯正専門医の森川 康司が診させて頂きますのでご安心下さい。

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