こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
当院では年間250人以上の患者さんがインビザライン矯正を開始されています。
症例の紹介はもりかわ歯科のinstagramでも随時公開にて紹介しておりいますのでチェックしてみてください。
今回の症例ブログ【ガタガタ】主訴「前歯が2枚になっているのが気になる」インビザライン症例です。
前歯が重なっているということで矯正相談に来られる患者さんもおられます。
笑った時に見える前歯の見た目を気にされている方が多いです。
今回は前歯の重なりをどのように治したのかを詳しく治療計画も大公開して解説していこうと思います。
歯並びが気になる方は是非、最後までこのブログを読んで頂けますと幸いです。
まず、インビザラインとは?
インビザラインは、近年急速に人気を集めている歯列矯正治療法です。従来のブラケットやワイヤーを使用しない、透明なプラスチック製のアライナー(マウスピース)を用いて歯の位置を調整するものです。
インビザライン矯正の特徴
インビザライン矯正の一番の特徴は、アライナー(マウスピース)が透明であることです。つまり、装着していることが目立ちにくく、外見上の美観を損なうことなく歯を矯正することができるのです。これは、特に成人やプロフェッショナルな環境で働く人々にとって非常に魅力的です。
インビザラインは、個々の患者に合わせてカスタムメイドされるため、矯正の過程が非常に効率的で正確です。矯正計画は、先進的な3Dテクノロジーを活用して歯科医師によって立案され、患者には透明なアライナー(マウスピース)が一連のステップごとに交換されることによって歯列の移動が進められます。
ワイヤー矯正との比較
従来の矯正方法であるワイヤー矯正と比較して、インビザラインにはいくつかの利点があります。まず、食事の際にアライナー(マウスピース)を外すことができるため、普段の食事や歯磨きが簡単に行えます。また、ブラケットやワイヤーがないため、口内への刺激や違和感も少なく、快適な矯正体験が期待できます。
ただし、すべてのケースに対して適しているわけではありません。治療が複雑な場合や重度の歯列不正がある場合には、他の矯正治療法が選択されることもあります。そのため、インビザラインを検討する際には、歯科医師との十分な相談と評価が必要です。
【ガタガタ】主訴「前歯が2枚になっているのが気になる」インビザライン症例
「前歯が2枚になっているのが気になる」インビザライン症例(初診時)
こちらがインビザライン症例(初診時)の状態です。
左上の前歯が2本重なっている状態です。
患者さんは20代女性で主訴は『前歯が2枚重なっているのが気になる』とのことでした。
お話をしていく中で幼少期にアレルギーがあり鼻が詰まっており口呼吸だったそうです。
実は、口呼吸は上顎の成長にすごく影響があります。成長不足により歯の萌えるスペースがなくなり歯並びが悪くなってしまうケースはたくさんあります。
今回の症例も原因を探ると「幼少期の時の口呼吸」と考えられます。
下の歯並びも少し崩れている状態でした。
この原因は智歯(親知らず)が押していることによって前歯の歯並びが悪くなったと考えられます。
初診カウンセリングでは、今の現状に至った原因から治療計画をお伝えしてお伝えしております。
この方の問題点としては
①上顎の前歯が重なっているところのスペースの作り方
②下顎の歯並びが悪くなっているところの治し方
この2つが問題点になります。
治療計画を基に解説していこうと思います。
「前歯が2枚になっているのが気になる」症例の治療計画
インビザライン矯正は、クリンチェックというシミュレーションソフトを使って治療計画を作成して治療を進めていきます。
【上顎】
左上の前歯が2枚重なっている状態です。
歯を並べる時にスペースが足りない量を計算しないといけないのですが、今回の症例は前歯1本分8mm〜9mm程度足りない状態でした。
今回は、抜歯をせずに並べるのが難しいと判断をしました。
抜歯する部位は前から4番目(第一小臼歯)を2本選択しました。
大体、4番目(第一小臼歯)は7mm程なので抜歯することで14mmのスペースを作ることが出来ます。
この抜歯して出来たスペースを使って歯を並べていきます。
このようにスペースを使うことで前歯が重なっていたのも綺麗に治すことが可能になります。
【下顎】
下顎は親知らず(智歯)が押すことによって前歯の歯並びが悪くなっているので奥歯から動かしていく必要があります。
このように奥歯を後ろに動かします。この時、前から3番目の歯(犬歯)と4番目の歯(第一小臼歯)の間に隙間(スペース)が出来ているのがお分かり頂けると思います。
前歯を動かせるスペースが出来てから前歯を動かして綺麗に並べます。
上顎、下顎共にこのように歯を並べる治療計画を立てて治療を進めていきました。
実際のお口の中はどのようになっているのか?
「前歯が2枚になっているのが気になる」インビザライン症例(15ヶ月後)
インビザライン矯正(15ヶ月後)です。
インビザライン治療計画通りにしっかり歯が動き綺麗になっているのがお分かり頂けたと思います。
元々、患者さんが悩んでいました「前歯が2枚になっているのが気になる」を解消することが出来ました。
上から見ても歯を抜いた所がスペースもなくなり重なっていたのも解消出来ています。
「前歯が2枚になっているのが気になる」症例のビフォーアフター
インビザライン矯正(初診時)とインビザライン矯正(15ヶ月後)です。
インビザライン矯正でここまで変化させることが出来ます。
前歯が2枚重なっていた症例も15ヶ月で治療することが可能です。
同じような歯並びで悩まれている患者さんは是非、一度ご相談ください。
患者さんも声です。
「ずっと悩んでいた前歯が綺麗になってすごく嬉しいです。インビザライン矯正では難しいと言われてたのでワイヤー矯正しかないと思っていたけどこのように難しい症例にも対応してもらえてよかったです。」とのことでした。
いかがだったでしょうか?
今回は、【ガタガタ】主訴「前歯が2枚になっているのが気になる」インビザライン症例でした。
前歯の歯並びが気になると矯正相談にこられる方は多いです。
歯並びは笑顔の自信にも繋がります。ずっと気になっていることを隠さずに歯並びを治して最高の笑顔を作りませんか?
また、歯列不正は虫歯、歯周病にも大きく関係しています。
歯医者には通っているが、虫歯が続々と発見されたことはないでしょうか?
歯並びが重なっている所はどうしても磨き残しが発生してしまいます。
歯並びを治してお口の健康も手に入れてませんか?
歯並びは気になるが時間がかかるのでは?や自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?と勇気が出ずに一歩踏み出せない方は
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