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歯を抜歯せずに重なっている前歯を治療したインビザライン矯正症例

2023年8月7日

歯を抜歯せずに重なっている前歯を治療したインビザライン矯正症例

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
今回は、「歯を抜歯せずに重なっている前歯を治療したインビザライン矯正症例」です。
2021年11月に来院された20代女性のインビザライン矯正の症例です。
他院では抜歯をしないと歯は並べられないと断られて当院に矯正相談に来られました。
どのように歯並び変化したのかをどのように治療計画を立案させたのかを詳しくご説明させて頂きます。
歯並びが悪く悩んでいる方は是非、最後までお読み下さい。

まず、インビザラインとは?

インビザライン矯正とは

インビザラインは、近年急速に人気を集めている歯列矯正治療法です。従来のブラケットやワイヤーを使用しない、透明なプラスチック製のアライナーを用いて歯の位置を調整するものです。
インビザライン矯正の一番の特徴は、アライナーが透明であることです。つまり、装着していることが目立ちにくく、外見上の美観を損なうことなく歯を矯正することができるのです。これは、特に成人やプロフェッショナルな環境で働く人々にとって非常に魅力的です。

一人一人に合わせてマウスピース(アライナー)をカスタムメイド

インビザラインは、個々の患者に合わせてカスタムメイドされるため、矯正の過程が非常に効率的で正確です。矯正計画は、先進的な3Dテクノロジーを活用して歯科医師によって立案され、患者には透明なアライナーが一連のステップごとに交換されることによって歯列の移動が進められます。
従来の方法であるワイヤー矯正と比較して、インビザラインにはいくつかの利点があります。まず、食事の際にアライナーを外すことができるため、普段の食事や歯磨きが簡単に行えます。また、ブラケットやワイヤーがないため、口内への刺激や違和感も少なく、快適な矯正体験が期待できます。
ただし、すべてのケースに対して適しているわけではありません。治療が複雑な場合や重度の歯列不正がある場合には、他の矯正治療法が選択されることもあります。そのため、インビザラインを検討する際には、歯科医師との十分な相談と評価が必要です。
最後に、インビザラインの治療期間は個人によって異なりますが、通常は一般的なブラケット矯正と比較して短く済む場合もあります。
インビザラインは、透明で効果的な歯列矯正治療法として、多くの患者に選ばれています。その美観と利便性から、歯を矯正したいと考えている方にとって、優れた選択肢の一つとなるでしょう。しかし、最適な治療法を見つけるためには、経験豊富な歯科医師との相談が欠かせません。

「歯を抜歯せずに重なっている前歯を治療したインビザライン矯正症例」治療の流れ

インビザライン矯正(初診)

インビザライン矯正前(初診時)

インビザライン矯正(初診)の状態です。
右下の前歯は3列に重なっており、スペースが足りていない状態でした。
他院では、内側に重なっている2番目の歯を抜歯する計画だったみたいです。
当院では、矯正する時にスペースが足りなく抜歯することはありますが、今回の場合は一番後ろに親知らずが萌えおり虫歯になっていた為、親知らずを抜歯して歯を後ろに下げる計画を立ててインビザライン矯正をスタートすることになりました。

インビザラインの計画

インビザライン矯正前の状態(初診時)

インビザライン矯正前の下顎の状態(シミュレーション画像)です。
右下の前歯に重なりがあるのでまずは奥歯を後ろに下げる計画を立てました。

矯正10カ月後

大体、矯正開始から10カ月後の状態(シミュレーション画像)です。
3番目と4番目の歯の間にスペースができているのがわかると思います。
ここまでスペースを確保することが出来たらあとは、前歯を動かしていき歯並びを整えていきます。

矯正15カ月後

大体、巨巣正解しから15カ月後の状態(シミュレーション画像)です。
スペースを使う事で前歯を綺麗に並べることが出来ます。
抜歯をせずに奥歯からスペースを作ることで重なっていた前歯を綺麗にすることが出来ます。
実際の15カ月後の状態を写真でも見てみましょう。

インビザライン矯正15カ月後

矯正前とインビザライン矯正15ヶ月後の比較_1

インビザライン矯正15カ月後の実際の写真です。
まだ、終わっていませんがかなり綺麗になりました。
患者さんからは
「抜歯なしでこんなに早く綺麗になると思わなかった。
ずっと歯と歯の間に物が挟まり気になっていたけど、磨きやすくなり快適になりました。」と嬉しい声を頂きました。

矯正前とインビザライン矯正15ヶ月後の比較

矯正前とインビザライン矯正15ヶ月後の比較_1

インビザライン矯正前とインビザライン矯正15カ月後です。
こんなに変化があります。
患者さんが仰っていたように
歯並びは勿論、綺麗になることが目的ではあるが、虫歯のリスクや歯周病のリスクを下げる効果もあります。

3カ月に1回歯医者に通っているけど虫歯を続々と発見された経験はありませんか?
お口の中の環境が関係しているかもしれません。
インビザライン矯正は重度な歯並びでも技術があれば治すことが出来ます。

いかがだったでしょうか?

今回は、「歯を抜歯せずに重なっている前歯を治療したインビザライン矯正症例」でした。
下の歯並びがわるいと矯正相談にこられる方は多いです。
虫歯、歯周病の悪化にも繋がりますので早期に治療されることをおすすめします。

歯並びは気になるが時間がかかるのでは?や自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?と勇気が出ずに一歩踏み出せない方は
勇気を振り絞って是非、お問合せ下さい。
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ダイヤモンドプロバイダーの森川康司