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すきっ歯をインビザライン矯正で治した2症例

すきっ歯をインビザライン矯正で治した2症例

2024年5月6日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

今回は、すきっ歯をインビザライン矯正で治療した症例を一気に二つご紹介いたします!

 

皆様、「すきっ歯」はご存じでしょうか?

「すきっ歯」は空隙歯列とも言われております。

簡単に言うと前歯と前歯の間に隙間がある状態です。

すきっ歯の原因としては、

1、前歯の大きさが小さい

2、噛み合わせが強い

などが考えられます。

今回のこのブログではすきっ歯「空隙歯列」に困られていた2症例をご紹介させて頂こうと思います。

当院は、全国でも1%しか獲得できないダイヤモンドプロバイダーです。

他院で難しい、抜歯しないといけないと言われた方も当院ではインビザラインで治療可能です。

是非、お問い合わせ下さい。

歯並びが気になる方、噛み合わせが気になる方は必見です。最後まで読んで頂けますと幸いです。

まず、インビザラインとは?

インビザラインとは?

インビザラインは、近年急速に人気を集めている歯列矯正治療法です。従来のブラケットやワイヤーを使用しない、透明なプラスチック製のアライナー(マウスピース)を用いて歯の位置を調整するものです。

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の一番の特徴は、アライナー(マウスピース)が透明であることです。つまり、装着していることが目立ちにくく、外見上の美観を損なうことなく歯を矯正することができるのです。これは、特に成人やプロフェッショナルな環境で働く人々にとって非常に魅力的です。

インビザラインは、個々の患者に合わせてカスタムメイドされるため、矯正の過程が非常に効率的で正確です。矯正計画は、先進的な3Dテクノロジーを活用して歯科医師によって立案され、患者には透明なアライナー(マウスピース)が一連のステップごとに交換されることによって歯列の移動が進められます。

ワイヤー矯正との比較

ワイヤー矯正とインビザライン矯正の比較

従来の矯正方法であるワイヤー矯正と比較して、インビザラインにはいくつかの利点があります。まず、食事の際にアライナー(マウスピース)を外すことができるため、普段の食事や歯磨きが簡単に行えます。また、ブラケットやワイヤーがないため、口内への刺激や違和感も少なく、快適な矯正体験が期待できます。

ただし、すべてのケースに対して適しているわけではありません。治療が複雑な場合や重度の歯列不正がある場合には、他の矯正治療法が選択されることもあります。そのため、インビザラインを検討する際には、歯科医師との十分な相談と評価が必要です。

 

すきっ歯【空隙歯列】1症例目

インビザライン矯正(初診時)

インビザライン矯正(初診時)_1症例目

20代女性

一番の悩みは「下の前歯の隙間」でした。

写真から前歯の隙間が空いてるのがお分かり頂けると思います。

下の前歯の隙間の原因としては、上の前歯と下の前歯の強い当たりが原因だと考えました。

よく見てみると上の前歯にも隙間があります。

食いしばりによって隙間ができています。

今まで隙間が気になって笑う時には歯を見せないようにしていたそうです。

長年気になっていたが、なかなか矯正相談にいく勇気がなかったそうです。

ある時、当院のinstagramを見て頂き来院して下さいました。

 

インビザライン矯正にて治療がスタートしていきました。

インビザライン矯正8ヶ月後

インビザライン矯正8ヶ月後_1症例目

インビザライン矯正8ヶ月後です。

患者さんが一番気になっていた「下の前歯の隙間」はなくなり綺麗になりました。

今まで、隙間が気になって笑顔に自信がなかったと仰ってましたがしっかり歯並びが綺麗になることで笑顔に自信を持てるようになったそうです。

 

すきっ歯【空隙歯列】2症例目

インビザライン矯正(初診時)

インビザライン矯正(初診時)_2症例目

20代男性

一番の悩み「上の前歯の隙間」で当院に来院されました。

上の前歯は八の字に開いておりスペースが大きくありました。

すきっ歯(空隙歯列)はこのように見た目にも影響が大きいです。

ずっと矯正をしたくてお年玉を貯めて来られました。

インビザライン矯正6ヶ月後

インビザライン矯正6ヶ月後_2症例目

インビザライン矯正6ヶ月後です。

患者さんが悩まれていた前歯の隙間はしっかり綺麗になりました。

長年前歯のすきっ歯に悩んでおられたので、キレイに治ってすごく喜んで下さいました。

すきっ歯がなくなることで、お顔つきもすごく変わります。

インビザライン矯正後の顔つきの変化

前歯を閉じることで笑顔の見え方も変わります。

インビザライン矯正でお顔付きも変えませんか?

すきっ歯(空隙歯列)で悩まれている方は是非一度ご相談下さい。

 

症例の振り返り

すきっ歯1症例目のビフォーアフター

すきっ歯1症例目 のビフォーアフター

6ヶ月程で下の前歯の隙間は綺麗になりました。

すきっ歯2症例目のビフォーアフター

すきっ歯2症例目 のビフォーアフター

6ヶ月程ですきっ歯を治すことも可能になります。

いかがだったでしょうか?

今回は、「すきっ歯をインビザライン治療で治した2症例」でした。

前歯の隙間が気になると矯正相談にこられる方は多いです。

すきっ歯(空隙歯列)は見た目の問題が大きいです。

歯並びは自分の自信にも繋がります。

歯並びは気になるが時間がかかるのでは?や自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?と勇気が出ずに一歩踏み出せない方は

勇気を振り絞って是非、お問合せ下さい。

当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味ある方、噛み合わせが気になる方はこちらからお問合せ下さい。

https://yao-shika-morikawa.or.jp/invisalign-lp/

ダイヤモンドプロバイダー森川こうじ

 

もりかわ歯科のこどもの矯正の考え方

もりかわ歯科のこどもの矯正の考え方

2023年12月25日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

今回は、「もりかわ歯科のこどもの矯正の考え方」をご説明させて頂きます。

こどもの成長はその瞬間しかありません。

このブログでは、歯並びが悪くなる原因や矯正の考え方など小児矯正への考え方を詳しくご説明させて頂きます。

こどもの成長大丈夫かな?と心配されているママに必見です。

内容としては

1、成長に大切なこと

2、手遅れになる前にチェックする項目

3、小児矯正で大切なこと

4、実際の変化

この4つの内容について深堀りしていきます。

是非、最後までご覧頂けますと幸いです。

成長に大切なこと

成長に大切なことは

1、呼吸

2、嚥下

3、成長曲線を理解する

この3つが大切だと考えています。1つ1つを説明させて頂きます。

1.呼吸について

鼻呼吸の大切さ

皆様のお子様は口がポカンと空いていませんか?

口が空いていると危険です。それは、口呼吸の可能性があります。

 

口呼吸の問題点は

1、免疫力の低下が起こってしまいます。

口から細菌が体内に入ってしまうため風邪を引きやすくなってしまいます。

2,脳の機能障害

日々、脳は動いています。脳が熱くならないために頸動脈から熱を放熱しています。

それだけでは足りなく、鼻呼吸することで脳を冷やしてくれる機能があります。

ただ、口呼吸になると脳が冷まされなくなり40.5度を超えてしまうと機能障害が引き起こされてしまいます。

3、舌の位置

口呼吸になると舌の位置が低くなる『低位舌』という状態になってしまいます。

そうすると、気道が狭くなり『いびき』にも関係してきてしまいます。

 

口が空いていることは些細なことですが成長にすごく影響を与えてしまいます。

例えば、風邪を引いて鼻が詰まっている場合はどうしても口呼吸になってしまいます。

当院では、成長を考慮して耳鼻科の受診をお勧めしています。

まず、お子様が口呼吸の原因を探る必要がありますので些細なことでも当院にお問い合わせください。

その、些細なことが将来大きな問題につながる危険性があります。

2.嚥下(えんげ)

嚥下(えんげ)とは:口から入った食べ物や飲み物を、喉を通って食道に送り込み、胃に運ぶ一連の動作のことをいいます。

飲み込む時の筋肉の使い方、舌の使い方などがすごく大切です。

ごはんを飲み込むときにべろの力とほっぺの力が均等だと歯並びは崩されないが、もしべろの力が弱いとくちびるの力とほっぺの力に負けてしまい歯並びが崩れてしまいます。嚥下の仕方で歯並びに影響を与えてしまいます。正しい嚥下、間違っている嚥下をしっかり認識することが成長に影響してきます。

正しい嚥下の方法

筋肉や舌の位置が正しくなければ顎は小さく歯並びが悪くなってしまいます。

顎を広げてあげて舌の位置や唇の癖を取ることによって正しい歯列を6か月程で手に入れることが可能です。

3.成長曲線

スキャモンの発育曲線

身長や脳などそれぞれに成長の仕方が違います。

顎の成長において上顎、下顎の成長の違いを知っておく事は大切なことです。

上顎は『脳の成長』下顎は『身長の成長』がポイントです。

発育曲線をみると

神経型は10歳までにほとんど成長が終わります。

上顎も同様に10歳までに80%の成長が終わってしまいます。

下顎は身長が伸びるタイミング10歳から14歳にかけて成長します。

上顎と下顎は成長するタイミングが違います。

10歳までに成長を考える事が大切になってきます。

まだ、大丈夫で時が進んでしまうと気づいたときに成長が終わっていることもあります。

悩みがある時に解消しておくことが大切になってきます。

手遅れになる前にチェックする項目

歯並び相談に来られた方が「子供の歯並びが悪くなったのは自分の歯並びが悪いことの遺伝だ」と仰る方が多いです。

しかし、歯並びが悪くなる主な原因は『悪習癖』です。

歯並びが悪くなる原因はどこから始まっていくのかを知ることで予防策などがわかってきます。詳しくご説明させて頂きます。

チェック項目ごとに説明させて頂きますので該当しないかしっかり見て下さい。

乳歯の時の歯並びをチェック

乳歯の時の正しい歯並び

乳歯の時の正しい歯並びってご存じですか?

このように前歯に隙間があることが乳歯の時の正しい歯並びです。

上は7ミリ、下は5ミリ大きい歯が萌えてきます。

そのために前歯と前歯の間にスペースがあります。

もし、乳歯の時点で歯並びがキツい状態だと永久歯に生え変わった時に歯並びが悪くなってしまいます。

まず、乳歯の時は正しく前歯に隙間があるかをチェックすることが大切です。

鼻呼吸?口呼吸?

口がポカンと空いていませんか?

自分のお子様は口がポカンと空いていませんか?

このように口が空いてしまうと成長に影響してしまいます。

口呼吸により上顎の成長、脳の成長などに影響が出てきてしまい、将来歯並びのことですごく苦労してしまいます。

口呼吸で上顎の成長がしっかり出来ないと…

口呼吸で上顎の成長がしっかり出来なければ『反対咬合』や『八重歯』になってしまい治療が難しくなってしまいます。

歯並びを治す前に耳鼻科を受診頂き『鼻呼吸』を確立させることから取り組む必要がございます。

お子様の年齢は?

歯医者さんでお子様の歯並びは様子みましょうと言われて心配になって当院にご相談下さる方がいます。

成長において様子見して良くなることは御座いません。

上顎に関しては10歳までに成長は80%が終わります。

その瞬間、瞬間で成長が進み終わっていきます。

些細なことでも気になることは歯医者に相談するべきです。

覚えていてほしいことは

『子供の歯並びの相談は歯医者に10歳までにするしましょう。』ということです。

上顎の成長が80%終わる前にしっかり現状の把握をする必要があります。

小児矯正で大切なこと

もりかわ歯科当院の小児矯正で大切にしていることをしっかりご説明させて頂きます。

機能が形態を作る『機能母体説』という言葉があります。

歯並びが悪くなったのは結果であって必ず原因があります。

成長が出来ていない理由はなぜなのか?

呼吸、姿勢が悪いのはなぜなのか?

鼻呼吸ではなく、口呼吸になったのはなぜなのか?

など原因をしっかり追及してそこにアプローチすることが小児矯正では大切な事だと考えます。

当院で大切にしていることは

『歯並びを整える』

『歯並びを悪くしている原因を治療する』

この2本柱だと考えます。

小児矯正の目的としては

1、顎を広げて、歯のスペースを作ること

2、脳を成長を促すこと

この2つが目的だと考えています。

成長を阻害している要因をしっかり考えてそこを取り除くことで原因治療をする事ができます。

歯並びが悪いから治すというのではなく、歯並びが悪くなった原因を探すことが当院での小児矯正において大切にしていることです。

実際の小児矯正での変化は?

インビザライン矯正初診の状態

インビザライン矯正初診の状態

インビザライン矯正初診の状態です。

下顎は狭く3番目の大人の歯が生えてくるスペースがありません。

上顎は左上の2番目の歯が内側に入ってしまい歯並びが悪い状態でした。

インビザラインで顎を広げながら歯並びを綺麗にしていきました。

インビザライン矯正10ヶ月後

インビザライン矯正10ヶ月後

10ヶ月でここまで変化する事ができます。

顎の成長がしっかりできて歯並びも綺麗になりました。

このようにインビザライン矯正で変化することが出来ます。

いかがだったでしょうか?

小児矯正の目的は顎を広げる事で脳の成長を促すことが一番の目的です。

成長はその瞬間しかありません。

少しでも成長に不安を感じる場合はすぐにご相談ください。

時間は戻らないので是非、その瞬間を逃さないで下さい。

当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。

もりかわ歯科の小児矯正ページをご覧ください。

3年連続ダイヤモンドプロバイダーの森川歯科

4つの顔を持つインビザラインドクター森川康司

4つの顔を持つインビザラインドクター森川康司

2023年12月4日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

今回は、「4つの顔を持つインビザラインドクターについて」にお話させていただきます。

当院のインビザラインドクターは年間150症例以上を治療するダイヤモンドプロバイダーです。

全国でも1%しか獲得できない称号を獲得しています。

今回はそんなダイヤモンドプロバイダー森川 康司の4つの顔をご紹介させて頂きます。

 

インビザライン矯正は長い付き合いになります。

担当するドクターがどんな人間なのかはすごく大切だと思います。

是非、このブログを最後まで読んで頂けますと幸いです。

【1つ目の顔】『インビザラインドクター』としての顔

【1つ目の顔】『インビザラインドクター』としての顔 251

1つ目は勿論ですが、インビザラインドクターとしての顔です。

3年連続年間150症例以上を治療するダイヤモンドプロバイダーです。

症例数にも実績があり、他院でマウスピース矯正では難しいと言われた症例でもマウスピース矯正で治す事が出来る実力があります。

2年連続大ヤモンドプロバイダー年間150症例達成

他院では難しいと言われた矯正治療例

他院では抜歯、顎を切らないと難しいと言われて当院を受診されました。

10カ月のマウスピース矯正でここまで治すことができます。

他院では難しいと言われた矯正治療例

反対咬合(しゃくれ)、八重歯もマウスピース矯正で治療することが可能になります。

 

他にも様々な症例を当院ホームページにて公開しておりますので、このページをご覧になっている歯列矯正に興味のある方は是非一度覗いてみてください。

なぜワイヤー矯正でなくマウスピース矯正にこだわるのか?

なぜワイヤー矯正でなくマウスピース矯正にこだわるのか?

マウスピース矯正を使って矯正をすると決めた理由は治療計画次第で歯並びだけではなく身体の不調にまでアプローチできることがわかったからです。

下顎の位置により首の骨(頸椎)のずれ、偏頭痛、肩こり、いびきなどを引き起こしてしまいます。

マウスピース矯正は歯並びだけ綺麗になるのではなく、身体の健康にも結び付きます。

『口腔内から全身へ』をコンセプトにしているのでワイヤー矯正ではなくマウスピース矯正にこだわって治療をしております。

 

近隣の整骨院様とも連携しております。

これからの歯列矯正について骨格のプロと対談した動画もございますので、興味のある方は是非そちらもご覧ください。

【2つ目の顔】『先生の先生』としての顔

【2つ目の顔】『先生の先生』としての顔

インビザラインドクター『森川 康司』はインビザライン矯正をしているドクターの先生をしています。

3年連続ダイヤモンドプロバイダーを獲得している実績からインビザライン矯正をしているドクター向けに講師活動をしています。100人程のドクター向けに講義をしてセミナー活動もしております。

DVDを出したりと色々と講師としての活動もしております。

また、遠方からダイヤモンドプロバイダーの森川康司を見学しようと色々な先生が来られています。

【3つ目の顔】『ユーチューバー』としての顔

遠方からダイヤモンドプロバイダーの森川康司を見学しようと色々な先生が来られています

3つ目はなんとユーチューバーとしての活動もしております。

主にインビザライン矯正の内容にはなりますが、YouTubeを使って配信しております。

『自分で自分のインビザライン治療をしてみた』

『異業種との対談』

など患者さんにとって為になるような動画を配信しております。

2週間に1回更新しておりますので、是非チャンネル登録してチェックして頂けますと幸いです。

【4つ目の顔】『パパ』としての顔

【4つ目の顔】『パパ』としての顔趣味は旅行と娘と戯れる事です。3人の男兄弟の長男で生まれたので娘を持つことが大きな夢でした。

娘を溺愛しています。いつも顔が近いので『パパあっちいけ!』と怒られていますが、毎日懲りずにやってしまいます。

子供の矯正のカウンセリングの時にいつも「成長はこの瞬間しかない」とお話しますが、本当に娘を毎日見てて実感しています。

4つ目の顔は少しプライベートですが、森川康司を知ってもらうためにお話させて頂きました。

インビザライン矯正担当医 森川康司からメッセージ

インビザライン矯正担当医 森川康司からメッセージ 

マウスピース矯正は歯をきれいに並べるだけではなく正しい噛み合わせに導くことで、肩こり、顔の歪み、片頭痛、顎関節症など身体の不調に対してもアプローチができます。

歯並びだけ並べる時代は終わりました、これからは歯並びを綺麗にするだけではなく、噛み合わせを正すことで全身を治療する事が必要だと考えています。

『口腔内から全身へ』をコンセプトに、噛み合わせから全身へのアプローチを考えています。

当院では、特に矯正治療において、全身のバランスがとれた噛み合わせを第一に考えています。

インビザライン治療でお口だけではなく、全身まで治療する事が可能になります。

一人でもお口の中、身体で困られている方を助ける事ができたらと思っています。『素敵な笑顔を、健康な人生を』をモットーに日々診療に向き合いたいと思います。是非一度、あなたのお悩み聞かせて下さい。

いかがだったでしょうか?

今回は、「4つの顔を持つインビザラインドクターについて」でした。

インビザライン矯正は長い付き合いになります。

担当ドクターとの相性はかなり大切です。今回は、森川康司の人柄が少しでも伝わったら嬉しいという思いで書かせて頂きました。

自分で言うのもおかしいですが、取っ付きやすい先生です。

何でもお悩みをお聞かせ下さい。

矯正治療には興味があるけどなかなか1歩踏み出せない方は是非、一度ご相談ください。

当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。

インビザライン治療の詳しい内容はこちら

 

レントゲンからより精密な治療計画を立てる方法

レントゲンからより精密な治療計画を立てる方法

2023年11月24日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

今回は、レントゲンから治療計画を立てる方法をお話させて頂きます。

インビザライン矯正において治療計画は命です。

歯を動かすための計画は『クリンチェック』と言われる3Dで歯をコントロール出来るソフトを使って歯並びをシミュレーションしていきます。

 

ただ、歯をコントロールする前に大切なことがあります。

それは歯を動かすための目標を作ることが大切です。

サッカーでもゴールがなければ蹴る方向がわかりません。

インビザライン矯正にしても歯を動かすためのゴールを決定することが大切です。

 

当院では矯正用レントゲン(セファロ)を用いて精密に作成しております。

『WEBCEPH(ウェブセフ)』というソフトを使っております。

 

この記事では、『WEBCEPH(ウェブセフ)』を使って治療計画を立てる様子や、分析結果から分かることなどご説明させて頂きます。

この記事の内容を動画でも公開しておりますので、そちらも併せてご覧ください。

矯正用レントゲン(セファロ)について

矯正用レントゲン(セファロ)とは?

​​​​セファロ(cephalo)は、ギリシャ語の「κεφαλή」(kephalē)から派生した言葉で、頭部や頭蓋を指す医学用語です。セファロは、頭部や顔面に関連するさまざまな解剖学的構造や症状を指す際に使用されます。特に、歯科や顎顔面外科などの医学分野で、顔の骨格や顎の位置、歯の咬合(かみあわせ)関連の問題を評価する際によく使われます。セファロメトリー(cephalometry)は、顔面や頭蓋骨の測定や分析を行う医学的手法を指します。この手法は、顎顔面外科手術の計画や歯科矯正治療の診断に役立ちます。

矯正用レントゲン(セファロ)とWEBCEPH(ウェブセフ)を使うことでより精密な計画が立てられる!

WEBCEPH(ウェブセフ)とは、セファロで撮影した情報をAIが分析してくれる最新のソフトです。

下記にWEBCEPH(ウェブセフ)を使うことで何が良くなるのか実際の画面のスクショと併せて説明していきます。

WEBCEPH(ウェブセフ)でわかることは?

矯正用レントゲン(セファロ)を撮影するだけでは意味がありません。

レントゲンで撮影した情報を分析して治療計画を立案することが重要です。

まず、WEBCEPH(ウェブセフ)で分かることを挙げていきます。

1、顔の骨格的な分析

2、顔の骨格的な分析結果

3、顔の評価

この3つを初診の状態で見ることができます。

1.顔の骨格的な分析

横からのレントゲン画像の分析

1つ目として矯正用レントゲン(セファロ)で撮影した横からのレントゲンと正面からのレントゲン2種類を分析することができます。

上顎に問題があるのか?下顎に問題があるのか?を色々な角度から分析して数値を出していきます。

基準値より小さいのか?大きいのか?によって問題がどこにあるのかなどを分析していきます。

また、正面からも分析することができます。

正面からもレントゲン画像を分析します

顎のずれが左右どちらにあるのか?など数値で分析することが可能になります。

現状の分析を歯のレントゲンだけではなく骨格的な所から分析することで現状の歯並び・噛み合せがより詳しく分析できます。

2.顔の骨格的な分析結果

2.顔の骨格的な分析結果

このように分析結果をまとめてチェックすることも可能です。

この患者さんでしたら、上顎が平均より大きく下顎が平均的な大きさだということが分かります。

このデータから問題点は上顎にあることがわかります。

分析結果を見ることで現状の状態を的確に把握することが出来て、しっかりした治療をすることが出来ます。

3.顔の評価

3.顔の評価

このように実際の顔の画像から評価することが出来ます。

鼻と上唇角度や、下唇と顎の角度など顔のあらゆる角度を測ってお顔からも矯正の治療計画を立てていきます。

また、正面から口角のずれ、顎のずれや瞳孔線のずれなども角度を測って分析していきます。

それぞれの角度を正常化させた時にどのような変化をするのかもシミュレーションを出すこともできます。

WEBCEPHによるシミュレーション

分析した後は治療計画

分析した後は治療計画

青いラインは現状で赤いラインは治療ゴールを想定した状態です。

実際に、この治療計画を実行した時にお顔の変化も見ることができて想像することが出来ます。

ウェブセフによる顔のビフォーアフター

このようにシミュレーションを作って治療計画の立案をして患者さんにとって一番理想に近い治療計画を立てていきます。

治療計画から治療終了まで追う事ができる

治療計画を立案して治療スタートしてゴールするときに自分が立案したゴールと実際のゴールを確認する事ができます。

左が矯正前に立てた治療計画です。右は実際のゴール(矯正後)です。

治療計画と実際のゴールが一致しているのがわかると思います。

このように、治療のゴールから決めることで精密な治療をする事ができます。

治療計画から治療終了まで追う事ができる

また、治療スタート時とゴール時で骨格的な変化や顔の変化を重ね合わすことも可能になります。

 

驚異的な変化

すごく変化したのがわかると思います。

皆さんも、歯並びを整えて顔立ち綺麗にしませんか?

年間200症例以上のダイヤモンドプロバイダーの治療を受けてみませんか?

いかがだったでしょうか?

今回は、レントゲンから治療計画を立てる方法でした。

治療計画は命です。このように明確にゴールを決めることで精密な治療が実現します。

しっかり治療計画を立案する医院でインビザライン矯正を受けましょう。

 

歯並びは気になるが時間がかかるのでは?や自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?と勇気が出ずに一歩踏み出せない方は

勇気を振り絞って是非、お問合せ下さい。

当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味ある方はこちらからお問合せ下さい。

インビザライン治療の詳しい内容はこちら

マウスピースが装着された歯の模型

インビザライン矯正でやり直しになるケースとその原因、対策を解説

2023年11月8日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

「インビザライン矯正でやり直しになった」という話を聞いて、インビザライン矯正をするか迷っている方もいらっしゃるでしょう。安心して治療を続けるためには、インビザライン矯正がやり直しになるケースと原因について知ることが大切です。

今回は、インビザラインがやり直しになるケースや原因、対策を解説します。インビザライン矯正中の方も検討中の方も、ぜひ最後までお読みください。

インビザライン矯正でやり直しになるケース

頭に手を当て考えている女性

インビザライン矯正でやり直しになるのは、まれなケースです。

しかし、まったくないとは限りません。では、どのようなときにやり直しになるのでしょうか。

インビザライン矯正でやり直しになるケースと原因について、以下に解説します。

計画どおりに歯が動いていない場合

計画どおりに歯が動いていないとやり直しになることがあります。インビザラインは、はじめに歯型を取り3Dシミュレーションで分析をしたあと、すべてのマウスピースをまとめて作成します。

しかし、治療を進めていく途中で、当初の計画どおりに歯が動かないことや違う方向に歯が動くことがあるのです。

計画どおりに歯が動かない・違う方向に歯が動く原因は、主に以下のとおりです。

・マウスピースの装着時間が短い

・マウスピースをきちんと装着できていない

・舌や口唇の癖が歯の動きを邪魔している

・マウスピースが歯にフィットしていない

計画どおりに歯が動かないことで治療がやり直しになる可能性があるため、マウスピースの装着時間は守り、少しでも違和感を覚えたら歯科医師に相談しましょう。

矯正中に後戻りした場合

矯正中に後戻りした場合もやり直しになることがあります。矯正中に後戻りする原因には、マウスピースを装着していないことが挙げられます。では、どのようなときにマウスピースを装着できないのでしょうか。

マウスピースを装着できない理由には、以下のことが挙げられます。

・妊娠中のつわり

・病気やけが

・マウスピースの紛失・破損

インビザライン矯正の治療期間は、部分矯正では2か月〜1年程度、全体矯正では2〜3年程度です。

インビザライン矯正中に妊娠し、つわりがひどく、マウスピースを装着できないこともあります。また、病気やけがの影響で矯正治療が中断することもあるでしょう。

マウスピースの紛失・破損は、ご自身でしっかり管理することで防げます。矯正中に後戻りして、治療自体がやり直しにならないよう、マウスピースはしっかり管理しましょう。

矯正後に後戻りした場合

矯正後に後戻りしてやり直しになることもあります。矯正後は、歯並びを固定させるためにリテーナーを装着しなければなりません。リテーナーを装着しないと、歯は後戻りするのです。

また、以下の癖も後戻りする原因になります。

・舌で歯を押す

・頬杖をつく

・唇を噛む

・横向きで寝る

上記のような癖があると歯に一定の圧力がかかるため、後戻りの原因になるのです。後戻りを防ぐためにも、意識して改善しましょう。

奥歯の噛み合わせがずれた場合

矯正中に奥歯の噛み合わせがずれることによって、やり直しになることもあります。

インビザラインで歯並びを整える過程で奥歯の噛み合わせも少しずつ変化します。矯正中に奥歯の噛み合わせがずれ、調整が必要な場合にはインビザライン矯正がやり直しになるケースがあるのです。

審美性だけでなく、噛み合わせを治療するために必要な過程ですが、計画当初より治療期間が延長になります。インビザライン矯正を始める際、治療期間が延長になる可能性も見越しておいたほうがよいでしょう。

インビザライン矯正でやり直しにならないための対策

歯の模型とマウスピースを持っている女性

インビザライン矯正がやり直しになると、治療期間が延び、追加料金も発生します。

インビザライン矯正でやり直しにならないための対策は、以下のとおりです。

マウスピースの装着ルールを守る

インビザライン矯正でやり直しにならないために、マウスピースの装着ルールを守りましょう。

マウスピースの装着ルールは、主に以下のとおりです。

・1日20〜22時間以上装着する

・マウスピースを歯にしっかりフィットさせる

インビザラインではマウスピースを1日20〜22時間以上装着する必要があります。装着時間が短いと計画どおりに歯が動かないため、装着時間は必ず守りましょう。

また、マウスピース装着時、歯にしっかりフィットさせる必要があります。マウスピースが浮くなど、フィットしない状態のまま装着し続けると、計画どおりに歯は動きません。チューイーを噛むことでマウスピースを歯にフィットさせることができます。

通院日を守る

インビザライン矯正でやり直しにならないために、矯正中の通院日は守りましょう。

2〜3か月に1回の頻度で通院し、計画どおりに歯が動いているか歯科医師に確認してもらいます。定期的に通院することで虫歯や歯周病などのトラブルが起きている場合でも早期に発見・治療することが可能です。

通院頻度は少ないですが、通院日を先延ばしすると問題が発生していても発見・対処が遅れ、治療が延長ややり直しになる可能性があります。理由がない限り、通院日は守りましょう。

マウスピースの交換日を守る

インビザライン矯正でやり直しにならないために、マウスピースの交換日は守りましょう。マウスピースの交換日を守らなければ、歯が正しい位置へと誘導されません。

また、早く矯正を終わらせたいからといって、マウスピースの交換ペースを早めてはいけません。歯が計画どおりの位置まで動いていない状態で新しいマウスピースに交換すると、痛みや思わぬトラブルの原因になります。

マウスピースの交換日を守らないことで歯が正しい位置へと誘導されない、また思わぬトラブルが発生することで、治療自体がやり直しになる可能性があるのです。

マウスピースを適切に保管する

インビザライン矯正では取り外し可能なマウスピースを使用します。食事や歯磨きなどでマウスピースを取り外したら、ケースに入れて保管しましょう。ティッシュに包むなど、マウスピースが適切に保管されていないと、紛失・破損の原因になります。

前述のとおり、紛失・破損するとマウスピースを装着できなくなるため、後戻りを起こします。インビザライン矯正がやり直しになるケースもあるため、マウスピースを取り外したときには適切に保管することが大切です。

リテーナーを装着する

矯正後は、必ずリテーナーを装着しましょう。

前述のとおり、リテーナーを装着しないと歯が後戻りを起こし、やり直しになるケースがあります。歯科医師の指示に従って、装着してください。

インビザライン矯正のやり直しの費用

バインダー・電卓・ペン・コーヒーが置かれている

インビザライン矯正のやり直しには、費用が発生します。特に、矯正後にやり直しになった場合は、新たに治療を開始するという扱いになる可能性が高いです。

やり直しの費用の目安は、以下のとおりです。

・軽度のやり直しの場合:通常矯正の4〜6割程度

・歯を大きく動かす場合:通常矯正の7割程度

歯を大きく動かす場合にはワイヤー矯正が必要になる可能性もあります。ワイヤー矯正になると費用も高額になるでしょう。上記の費用はあくまで目安のため、詳しくは歯科医院に確認してください。

インビザライン矯正のやり直しの費用を抑える方法

インビザライン矯正のやり直しにかかる費用設定は、歯科医院によって異なります。また、通院のたびに調整料が必要であることも多く、治療が長引くほど費用が発生するのです。

一方で歯科医院によっては、トータルフィー制度を採用しているところもあります。治療期間が延長になる場合や、追加のマウスピースをオーダーする場合でも追加料金は発生しません。

追加料金が心配な場合は、トータルフィー制度を採用している歯科医院を選ぶとよいでしょう。

納得して治療を受けるための対策

歯科医師と患者が話をしている

トラブルを避けるためにも矯正開始前に追加費用について確認しましょう。

矯正治療は長期に及ぶため、妊娠・病気・引っ越しなど、当初予定していなかったことが起こる可能性も否定できません。マウスピースの装着ルールを守り、また定期的に歯科医院に通院していたとしても、治療が延長になる症例もあります。

やり直しや延長になった場合の追加費用の目安をあらかじめ確認し、納得したうえで治療を開始しましょう。

まとめ

歯科医院でカウンセリングを受ける女性

今回は、インビザライン矯正でやり直しになるケースや原因、対策について解説しました。

インビザライン矯正は、マウスピースの装着時間や装着方法が守られていないことなどが原因で、やり直しになることがあり、やり直しになった場合には追加費用が発生します。

インビザライン矯正がやり直しにならないためにも、マウスピースの装着時間を守ることや、リテーナーを装着することなど、基本的なことを守りましょう。

インビザラインでお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

舌で前歯を触る女性

マウスピース矯正ですきっ歯を治す方法や期間、費用を詳しく解説!

2023年10月25日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

マウスピース矯正ですきっ歯を治したいとお考えの方がいらっしゃるのではないでしょうか。「マウスピース矯正ですきっ歯を治せるのか」「マウスピース矯正ですきっ歯を治す場合、どれくらいの期間がかかるのか」など疑問に思うこともあるでしょう。

今回は、マウスピース矯正ですきっ歯を治す方法について解説します。すきっ歯になる原因や治療にかかる期間、費用も解説しますので、マウスピース矯正を検討している方やすきっ歯を治したいとお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。

すきっ歯とは?

歯の模型で説明している歯科医師

すきっ歯とは、歯と歯の間にすき間がある状態のことで「空隙歯列」とも呼ばれます。なかでも、正中(前歯の中心)にすき間が開いている状態を「正中離開」と呼び、前歯がすきっ歯だと笑ったときに目立つため恥ずかしいと感じる人も少なくありません。

しかし、厚生労働省の健康情報サイトであるe-ヘルスネット「不正咬合の種類と実態」によると、日本人の不正咬合(歯並びや噛み合わせの問題)のうち、すきっ歯は第3位と多い症状であることがわかります。多くの人がすきっ歯で悩んでいる、もしくはそのまま生活していることがうかがえるでしょう。

参照元:厚生労働省 e-ヘルスネット「不正咬合の種類と実態」

すきっ歯は自然に治る?

永久歯が生えそろった段階ですきっ歯になっている場合は自然に治りません。

しかし、混合歯列期で犬歯が生える際、犬歯が歯を中心に向かって押すことで、すきっ歯が改善されることもあります。

混合歯列期は、顎の成長時期であり、歯並びが決まる大切な時期です。矯正歯科や小児歯科を受診して、歯並びに悪い影響が出ていないか確認してもらいながら大切な時期を見守りましょう。

すきっ歯は自力で治せる?

すきっ歯は、自力で治せません。

「輪ゴムを使ったり、押したらいいのでは?」と考える方もいますが、専門知識がない状態で歯に圧力をかけると、歯だけでなく、歯の周りの骨や歯茎など歯周組織にダメージを与えます。すきっ歯を治したいのであれば、矯正治療が必要です。

すきっ歯の原因

男性の手のひらに青いクエスチョンマークが浮いている

そもそもなぜすきっ歯になるのでしょうか。

すきっ歯の原因は、以下のとおりです。

顎や歯の大きさ、形

顎や歯の大きさ、形が原因で、すきっ歯になることがあります。

特に、以下の場合にすきっ歯になりやすいでしょう。

・顎が大きい

・歯の数が少ない

・歯が小さい

顎が大きい場合や歯が小さい場合にすきっ歯になりやすいです。また、先天的に歯の数が少ないと、歯にすき間ができやすいでしょう。

顎や歯の大きさ、形は遺伝的な要素も関係します。親がすきっ歯だと、こどももすきっ歯になる可能性は否定できません。

習癖

すきっ歯になる原因には、習癖もあります。

以下のような習癖があるとすきっ歯になりやすいでしょう。

・歯で前歯を押す

・下唇を噛む

・指しゃぶりをする

上記の習癖によって、前歯に少しずつ圧力がかかります。前歯に圧力がかかることで歯が外側や内側に倒れ、すきっ歯になるのです。また、習癖はすきっ歯だけでなく出っ歯の原因にもなるため、できるだけ早くやめましょう。

上唇小帯の付着異常

上唇小帯とは、上唇の裏側にある上唇から歯茎にかけてつながっている靭帯のことです。上唇小帯のサイズや長さは、人によって異なります。

上唇小帯が大きすぎる、また歯の近くにある場合、正中離開(上の前歯の中心が空いている状態)になる確率が高くなるでしょう。

特にこどもは、上唇小帯が大きく、上の歯の近くまであることも珍しくありません。一般的に成長とともに小さくなりますが、なかにはそのまま変わらない場合もあります。

すきっ歯を予防するためにも、歯の成長とともに上唇小帯の状態も見守りましょう。

すきっ歯をそのままにするリスク

ドミノとRISKと書かれたブロック

すきっ歯をそのままにすると、日常生活や身体に支障をきたすことがあります。すきっ歯をそのままにするリスクもしっかりと理解しておきましょう。

すきっ歯をそのままにするリスクは、以下のとおりです。

歯周病や虫歯になりやすくなる

すきっ歯をそのままにすると、歯周病や虫歯になるリスクが高くなるでしょう。

歯のすき間には食べかすやプラークが挟まりやすくなります。歯ブラシだけでは歯のすき間に挟まった汚れまできれいに落とせないため、歯間ブラシやデンタルフロスを使ってしっかりとケアをしましょう。

発音しにくくなる

すきっ歯になると、発音しにくくなります。特に、舌を上の前歯の裏側に当てて発音する「サ行」「タ行」が発音しにくくなるでしょう。

言葉を覚える大切な時期にすきっ歯になると、正しい発音を覚えられない可能性もあります。

頭痛や肩こりが起こる

すきっ歯は頭痛や肩こりの原因にもなります。

すきっ歯によって噛み合わせが悪くなり、咀嚼する力がうまく分散できないと、身体の一部分に負担がかかりやすくなります。筋肉が硬直する、また血行が悪くなると頭痛や肩こりを引き起こすのです。

マウスピース矯正ですきっ歯を治すことはできる?

マウスピースを装着している女性

では、マウスピース矯正ですきっ歯を治すことはできるのでしょうか。すきっ歯の状態にもよりますが、多くの症例ではマウスピース矯正で治すことが可能です。

マウスピース矯正ですきっ歯を治すメリット

マウスピース矯正ですきっ歯を治すメリットは、以下のとおりです。

・目立たない

・取り外しができる

・手入れが簡単

薄く透明なマウスピースを使用するため、矯正装置を付けていても目立ちません。特に、前歯のすきっ歯を治すのであれば目立たない装置を使用するマウスピース矯正がおすすめです。簡単に取り外しができるため、食事や歯磨きもしやすいでしょう。

マウスピース矯正の2つの方法

マウスピース矯正には、以下の2つの方法があります。

・部分矯正:すきっ歯などの気になる部分のみを矯正する。軽度の症例に適応できる。

・全体矯正:すきっ歯だけでなく全体的に矯正する。噛み合わせも同時に調整できる。

軽度の症例であれば、部分矯正で治療できるケースも少なくありません。部分矯正では、すきっ歯だけを矯正するため、全体矯正に比べると短期間で治療が終了し、費用も安く抑えることができます。

しかし、部分矯正では噛み合わせの調整ができません。噛み合わせも調整したい場合は、全体矯正を選びましょう。

マウスピース矯正ですきっ歯を治す方法

歯の治療器具を持っている女性

マウスピース矯正で使用するマウスピースは、現在の歯並びから少しずらした形に作られており、1〜2週間に1回の頻度で交換しながら歯を誘導していきます。「ずれ」に向かって歯を動かすことで歯並びを整えていくのです。

マウスピース矯正の流れは、以下のとおりです。

1.カウンセリング

はじめにカウンセリングを受けます。

カウンセリングではおおまかな治療方針を確認できるでしょう。また、歯並びに関する悩みや不安な点を歯科医師に伝えることも重要です。カウンセリングの際に、これから長い付き合いになる歯科医院や歯科医師の雰囲気も確認しておきましょう。

2.精密検査・診断

歯並びや顎の状態を確認するために、レントゲン・歯型・口腔内写真などをとります。その結果をもとに歯科医師が治療方針・計画を立てるのです。歯科医師から治療方針・計画の説明を受ける際に疑問点・不安点がある場合は、治療開始前に必ず確認しておきましょう。

3.マウスピースの型取り・作成

型取りをして、マウスピースを作成します。マウスピースが完成したら治療開始です。

4.治療開始

歯科医師の指示に従って、マウスピースを装着します。

マウスピースの交換頻度や通院頻度は、歯並びの状態によって異なるため、歯科医師の指示に従いましょう。また、定期的に歯科医院を受診し、計画どおりに歯が動いているか確認してもらう必要があります。

5.治療終了・リテーナー装着

治療が終了したら、後戻りを防ぐためのリテーナーを装着します。リテーナーを装着しないと、せっかく治療した歯がもとの位置に戻ってしまうため、必ず決められた時間装着しましょう。

また、治療終了後も定期的に歯科医院を受診し、歯並びや噛み合わせのチェックを受けます。

マウスピース矯正の注意点

黄色の背景の前にある白いメガホン

マウスピース矯正はメリットが多い治療法ですが、注意点もあります。すきっ歯の治療をスムーズ、かつ計画どおりに進めるためにも、以下のことに注意しましょう。

装着時間を守る

マウスピースは、1日20〜22時間以上の装着が必要です。マウスピースを決められた時間装着しないと、計画どおりに治療が進みません。治療期間が延長になるケースもあるでしょう。

また、マウスピースを外している時間が長いと、歯がもとの位置に戻ろうと動くこともあります。計画どおりに治療を進めるためにも、マウスピースの装着時間は守りましょう。

正しく装着する

マウスピースを装着する際は両手で奥歯からゆっくりと装着しましょう。正しく装着できていないと、思いもよらない方向に歯が動いてしまうリスクがあります。

通院日を守る

歯科医院の通院日は守りましょう。治療中、定期的に歯科医院を受診することで、計画どおりに歯が動いているか、口腔トラブルはないかなどチェックしてもらえます。

通院日を守らないと、万が一虫歯などの口腔トラブルの発見・対処が遅れ、結果として治療期間が延長になるケースもあるでしょう。

マウスピース矯正ですきっ歯を治すための期間

カレンダーと赤ペン

マウスピース矯正ですきっ歯を治すための期間は、以下のとおりです。

・部分矯正:2か月〜1年程度

・全体矯正:1〜3年程度

治療期間は、すきっ歯の状態によって異なります。部分矯正のほうが、全体矯正に比べると治療期間は短いです。

マウスピース矯正ですきっ歯を治すための費用

電卓・ノート・財布・現金が置かれている

マウスピース矯正ですきっ歯を治すための費用は、以下のとおりです。

・部分矯正:100,000〜700,000円

・全体矯正:600,000〜1,000,000円

費用もすきっ歯の状態によって異なります。また、マウスピース矯正は自由診療のため、歯科医院によって費用が異なるのです。

また、カウンセリングや精密検査、通院費用、リテーナー費用など、矯正治療とは別途で費用が発生する可能性もあるでしょう。

まとめ

両手人差し指で口元を指差す女性

「すきっ歯を治して、思いっきり笑いたい」と思っている方が多くいらっしゃるでしょう。

すきっ歯をそのままにすると虫歯や歯周病になるリスクが高まります。また、肩こりや頭痛など身体にも支障をきたすため、矯正治療を検討したほうがよいでしょう。

すきっ歯はマウスピース矯正で治すことが可能です。マウスピース矯正は透明の装置を使用するため、見た目を気にせずに矯正治療を受けられます。

マウスピース矯正を検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

口内炎ができた女性

インビザライン治療中の口内炎!対処法と予防法を解説!

2023年10月18日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

インビザラインは、ほかの矯正治療に比べると口内炎ができにくい治療法といわれています。

しかし、マウスピースの縁が当たる場合や生活習慣が乱れている場合は、インビザライン治療中に口内炎ができることがあるでしょう。

今回は、インビザライン治療中に口内炎ができる原因や対処法について解説します。

生活のなかで取り入れられる口内炎の予防法についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

口内炎とは?

口内炎ができた子供

口内炎とは、唇の裏側や頬、舌などの粘膜に炎症が起きた状態です。口内炎ができる原因としては、矯正器具などによる物理的な刺激、口内環境の悪化、菌の増殖などが挙げられるでしょう。

口内炎の主な種類をご紹介します。

カタル性口内炎

カタル性口内炎とは、矯正器具などによる刺激が原因でできる口内炎です。

カタル性口内炎の主な症状は、以下のとおりです。

  • 粘膜部分が赤くなる・腫れる
  • 腫れた部分が熱をもつ
  • 水ぶくれができる
  • 唾液量が増加する、唾液が粘り気を帯びる
  • 味がわかりにくくなる
  • 口臭が悪化する
  • 口内炎と正常な粘膜部分の境界が曖昧になる

カタル性口内炎は、特に歯の表面に矯正器具をつけるワイヤー矯正中にできやすいといわれています。マウスピースの形によっては、インビザライン治療中にもできることがあるでしょう。

一度カタル性口内炎ができると、食事や会話などで口を動かすたびに痛みを感じます。矯正治療中の大きなストレスになるでしょう。

アフタ性口内炎

アフタ性口内炎とは、免疫力が低下したときにできる口内炎です。

アフタ性口内炎は矯正器具による刺激の有無に関わらずできるため、インビザライン治療中でもできることがあります。アフタ性口内炎はニキビのような白い炎症で、1週間ほどで自然に治ることが多いです。

しかし、食生活の偏りや栄養不足、睡眠不足など、不規則な生活によって免疫力が低下すると、再発しやすいでしょう。

カンジタ性口内炎

カンジタ性口内炎は、カンジタ菌が原因でできる口内炎です。カンジタ性口内炎ができると粘膜が赤く腫れ、白い膜ができるのが特徴です。

カンジタ菌は口内の常在菌なので、歯磨きなどのケアが不十分な場合や、免疫力が低下した場合にできます。インビザライン治療中にもカンジタ性口内炎ができる可能性があるでしょう。

ウイルス性口内炎

ウイルス性口内炎は、クラミジアやヘルペスなどのウイルスが原因でできる口内炎です。

ウイルス性口内炎はほかの口内炎とは異なり、やわらかい粘膜部分だけでなく、歯茎や上顎などの硬い粘膜組織にもできる場合があります。かゆみを感じることもあるでしょう。

免疫力が低下すると、ウイルス性口内炎の原因であるウイルスが繁殖しやすい口内環境になるため注意してください。

アレルギー性口内炎

アレルギー性口内炎は、金属アレルギーが原因でできる口内炎です。

金属アレルギーの方は、金属の詰め物やワイヤー矯正の金属部分が口内の粘膜に触れると口内炎ができやすいです。また、金属アレルギーは口内だけでなく、全身にも悪影響を及ぼす可能性があります。

インビザラインは金属を一切使用しない治療法なので、金属アレルギーの方でも安心して受けられるでしょう。

インビザライン治療中に口内炎ができる原因

口内炎が痛い女性

インビザラインのマウスピースは薄くなめらかなので、ワイヤー矯正よりも口内炎ができにくい治療法といえます。

また、インビザラインで使用するマウスピースは歯茎のラインに合わせて作成されるため、粘膜部分に当たりにくいです。そのため、インビザラインは数多くあるマウスピース矯正のなかでも口内炎ができにくいといわれています。

しかし、インビザライン治療中に口内炎ができないわけではありません。どのようなときに口内炎ができるのでしょうか。

インビザライン治療中に口内炎ができる原因は、以下のとおりです。

マウスピースの縁が当たっている

インビザラインのマウスピースは患者様の歯に合わせて作られますが、マウスピースの研磨不足などが原因で、マウスピースの縁が粘膜に当たって口内炎ができることがあります。

マウスピースの縁が当たる場合、唇の内側や頬などのマウスピースが当たりやすい部分に口内炎ができます。そのため、一度できると治りづらく、痛みを感じるので治療のストレスになるかもしれません。

アタッチメントによって粘膜が刺激されている

インビザライン治療を進める際、効率的に歯並びを整えるために歯にアタッチメントという小さな突起物を取り付ける場合があります。マウスピースがアタッチメントを覆うため、マウスピースの装着中は口内炎はできません。

しかし、アタッチメントに尖った部分があると、マウスピースを外したときに粘膜を刺激します。頬や唇の内側に口内炎ができることがあるのです。

口内やマウスピースが汚れている

インビザラインではマウスピースを自由に取り外せるため、ワイヤー矯正に比べると口内を清潔に保ちやすいといわれています。

しかし、毎日の歯磨きが不十分な場合や、マウスピースが汚れている場合は、口内炎ができやすいたでしょう。特に、インビザラインのマウスピースは定期的に交換するからとケアを怠ると、口内炎だけでなく虫歯や歯周病になるリスクもあります。

しっかりとケアして、口内やマウスピースを清潔に保ちましょう。

インビザライン治療中に口内炎ができたら

歯医者での治療

インビザライン治療中に口内炎ができたら、以下の4つの方法で対処してください。

歯科医院を受診する

口内炎はで自然に治るといわれていますが、インビザライン治療中に口内炎ができた場合は歯科医院を受診しましょう。

特に、マウスピースの縁が当たって口内炎ができた場合、粘膜に触れる部分を取り除かなければ口内炎は改善されません。マウスピースの縁が当たって痛いからとマウスピースの装着時間が短くなると、治療の進行度にも影響を及ぼします。

インビザライン治療中に口内炎ができたら、まずは歯科医院を受診してください。マウスピースや口内の状態を診てもらいましょう。

口内炎用の薬を使用する

口内炎は1〜2週間程度の時間をかけて治ります。治るまでの間に痛みや不快感がある場合は、口内炎用の薬を使用するとよいでしょう。

薬は歯科医院でも処方してもらえますが、市販のものでも構いません。口内炎用の薬を使用することで炎症を抑え、痛みをやわらげる効果が期待できるでしょう。

刺激を避ける

口内炎ができている間は、刺激を受けると痛みを感じやすいです。舌や手で触るのは避けましょう。

カレーなどのスパイス料理、キムチや唐辛子などの辛い料理、ミカンやレモンなどの酸味のある食べ物は、痛みがでやすいだけでなく口内炎が悪化する原因にもなります。口内炎が治るまでは口内炎に触れず、口内炎を刺激するような食べ物を避けましょう。

丁寧に歯磨きをする

口内が不衛生な状態だと、菌が繁殖し続け口内炎が徐々に悪化します。口内炎ができたら丁寧に歯磨きをし、口内を清潔に保つように心がけてください。

歯磨きに加えて、殺菌力のあるうがい薬を使用してもよいでしょう。

インビザライン治療中の口内炎予防法

眠る女性

インビザライン治療中に口内炎ができる原因は、栄養の偏りや免疫力の低下、ストレスの蓄積などが考えられます。

インビザライン治療中の口内炎を予防するには、以下の3つのことを心がけ、生活習慣を見直すとよいでしょう。

栄養バランスのよい食事を摂る

外食が多い場合や、偏った食生活をしている場合は、栄養不足になって口内炎ができやすいです。特に、口内炎を予防するには、ビタミンB₂・B₆・Cを意識して摂るとよいでしょう。

上記のビタミンは、豚肉やブロッコリー、バナナ、卵、キウイ、ピーマン、卵などに含まれています。日頃からバランスのよい食事を摂ることが大切です。

睡眠時間を確保する

睡眠時間が短いと、免疫力が低下して口内炎ができやすくなります。睡眠時間が不十分な場合、ストレスが溜まる、疲労感が取れないなど、心身の不調をきたし健康を害するかもしれません。

そのため、6時間以上は睡眠時間を確保しましょう。

ストレスを溜めない

ストレスを溜め込むと免疫力の低下につながり、口内炎の原因にもなります。ストレスを溜め込むことは心身の不調に直結するため、溜め込む前に日頃から解消することが大切です。

浴槽に浸かる、ストレッチをする、趣味の時間を設ける、運動をするなど、日頃からストレスを解消する習慣を取り入れましょう。

まとめ

口内炎が治った女性

インビザラインは、ワイヤー矯正よりも口内炎ができにくい治療法です。インビザラインで使用するマウスピースは歯茎のラインに合わせて作成されるため、粘膜部分に当たりにくいです。そのため、数多くあるマウスピース矯正のなかでも口内炎ができにくいといわれています。

しかし、マウスピースの縁が当たる場合や、生活習慣が乱れている場合は、口内炎ができることがあります。インビザライン治療中に口内炎ができたら、まずは歯科医院を受診してください。マウスピースに異常がないか診てもらいましょう。

インビザライン治療中の口内炎にお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

歯茎を気にする女性

インビザライン治療で歯肉退縮を起こしてしまったときの対処法を解説

2023年9月27日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

「歯茎が下がってきたように感じるけど、これって歯肉退縮?」「インビザラインで歯肉退縮が起こることってあるのかな……」と、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。歯を覆っている歯茎が減ってしまうことを「歯肉退縮」と呼びます。歯肉退縮が起こる理由はいくつかあり、放置しておくと最悪のケースでは歯が抜けてしまうこともあるのです。

今回は、歯肉退縮を予防するためにできることや、インビザライン治療で歯肉退縮が起こった時の対処法などについて解説します。

歯肉退縮とは?

歯磨き粉のクエスチョンマークと歯科器具

歯肉退縮とは、歯を覆っている周りの歯茎が減ってしまい、歯の根っこの部分が出ている状態のことを指します。歯肉退縮が起こると「歯が長くなった」「歯と歯のすき間に黒い三角形(ブラックトライアングル)が目立つようになってきた」などの見た目の変化を感じることがあります。

歯肉退縮を起こす原因

タブレットに表示されたレントゲン写真

歯肉退縮を起こす原因には、おもに以下のようなものがあります。

 

・矯正治療

・歯周病

・過剰なブラッシング

・歯ぎしり・食いしばり

 

詳しく解説します。

矯正治療

矯正治療における歯の移動距離や移動方向によっては、歯肉退縮が起こることがあります。

歯を並べるスペースがなく歯列の拡大を行うときは、前方や外側に向かって歯を移動することがあります。その際に抜歯をせず、狭いスペースに歯を並べようと無理な力をかけて歯を移動させると、歯肉の退縮が起こることがあるのです。

また、歯列のガタガタが原因で歯ブラシによるケアが不十分になり、歯周病がすでに生じているケースもあります。このような状態で矯正治療を行うと、薄くなった歯槽骨にさらに矯正による力が加わってしまい、歯槽骨の吸収が進んでしまうことも考えられるのです。

歯周病

歯周病とは、細菌感染により歯茎が炎症を起こしてしまい、重症化すると歯を支えている顎の骨が溶かされてしまう病気です。

顎の骨が溶けると歯茎も下がるため、徐々に歯の根っこがでてきます。歯周病になってしまう原因には「喫煙」や「磨き残しが多く歯に汚れが溜まっている」などがあります。

過剰なブラッシング

歯肉退縮は、研磨剤の多く入った歯磨き粉を使用することや、強すぎる力でのブラッシングで起こります。これらの刺激で歯や歯茎を削ってしまい、歯茎が下がってしまう恐れがあるのです。

磨き残しが多いことも歯や歯茎にとってよくない影響を与えてしまいますが、過剰なケアの方法も歯肉退縮の原因となります。

歯ぎしり・食いしばり

歯列矯正で歯にかかる力によっても歯肉退縮が起こるリスクがあるとお話ししましたが、歯ぎしりや食いしばりによって歯や歯茎に強い力がかかることで歯肉退縮の原因になることがあります。

歯ぎしりや食いしばりは、多くの場合に無意識で行われるため、患者様自身では気付かないことがあります。そのため、長期間にわたって歯茎に負担がかかり、気付いたときには歯肉退縮が起こっていることがあるのです。

歯肉退縮を起こすとどうなる?

歯の痛みに耐える女性

歯肉退縮を起こすと、以下のようなトラブルが予想されます。

 

虫歯や歯周病になるリスクが高まる

・知覚過敏になりやすい

・歯が抜ける可能性がある

・見た目が悪くなる

 

それぞれ詳しく解説します。

虫歯や歯周病になるリスクが高まる

歯の根っこは、通常、歯肉によって守られています。

歯の根っこは、歯茎から出ている歯の部分とは異なり、歯をあらゆる刺激から保護する役割を果たす「エナメル質」がありません。歯肉退縮によって歯茎からでてきてしまった歯の根っこの部分は、より繊細であるため細菌感染しやすい状態になってしまいます。その結果、細菌感染が原因で起こる症状である「虫歯」や「歯周病」になるリスクを高めてしまうのです。

ほかにも、歯茎が下がったことで、歯と歯の間や歯と歯茎の間のすき間が増えます。すると、そのすき間に汚れが溜まりやすくなり、十分なブラッシングができていないと虫歯や歯周病になるリスクが高まるでしょう。

知覚過敏になりやすい

歯の根っこには、歯を刺激から守るためのエナメル質がありません。そのため、冷たいものや温かいものなどのわずかな刺激でも、歯がピリッとするような感覚になることがあります。

歯が抜ける可能性がある

歯肉退縮が始まったからといって、すぐに歯が抜けることはありません。

しかし、歯がグラグラし始めるなどの症状がでてくると、歯を支えている歯槽骨まで吸収されている恐れがあります。最終的に、歯が自然に抜けてしまったり抜歯をしなければならなくなったりすることがあるでしょう。

見た目が悪くなる

歯肉退縮が起こると、歯が長くなることや歯と歯の間や歯と歯茎の間のすき間が目立ちやすくなるなど、見た目の変化を感じることがあります。

それ以外にも、歯と歯茎のバランスが変わってしまうことで、人によっては「老けた」と感じる人もいます。

インビザライン治療をすると歯肉退縮が起こりやすくなる?

インビザラインと収納ケース

「インビザライン治療」は、マウスピース型矯正の一つです。インビザライン治療では歯肉退縮が起こる可能性はあるのでしょうか。

すべての矯正方法で歯肉退縮は起こる可能性がある

インビザライン治療に関わらず、ワイヤー矯正やほかのマウスピース型矯正など、すべての矯正治療を行ううえで、歯肉退縮が起こるリスクがあります。その中でも、抜歯をせずにスペースがないところに無理に歯を並べようとする矯正や、顎の骨を拡大させる矯正では、特に歯肉退縮が起こる可能性が高いといわれているのです。

また、もともとの歯茎が薄い方は歯肉退縮が起こる可能性が高いとされています。

デジタル矯正治療では場合によっては歯肉退縮が起こることもある

インビザライン治療のようなシミュレーションソフトを使ったデジタル矯正治療では、場合によっては歯肉退縮が起こることがあります。

シミュレーションではうまく歯の移動ができていても、実際には歯周組織のない位置へ歯を動かしてしまう可能性もゼロではありません。CTによる十分な精密検査や、歯槽骨・歯根の検査が不十分であると、歯肉退縮のリスクが高まります。

インビザライン治療で歯肉退縮を起こしてしまったときの対処法

対策を考える人

インビザライン治療で歯肉退縮が起きた時は、すぐに歯科クリニックへ相談してください。歯肉退縮が起きているときの症状としては、以下のようなものがあります。

 

・知覚過敏の症状がある

・歯茎が下がった、歯茎が痩せて見えると感じる

・歯がグラグラする

・歯茎に強い痛みがある

 

このような兆候がある方は、歯肉退縮が起こっている可能性があります。歯肉退縮が起こりそう、または起こっている場合、歯科医師の判断により、インビザライン治療の中断・インビザラインの調整・治療計画の変更などで対応するでしょう。また、歯根部を歯茎に戻すなどの治療を行うこともあります。

いずれの場合も、歯肉退縮を放置すると自然に回復することはありません。歯肉退縮に気づいたときや「歯肉退縮かもしれない」と不安に感じた時は、歯科クリニックへ相談するようにしましょう。

歯肉退縮の予防方法

笑顔で3をつくる男性

ここまで、歯肉退縮が起こる原因や対処法について紹介しました。最後に、歯肉退縮の予防方法について解説します。以下の3つに注意しましょう。

 

・矯正装置の不具合を放置しない

・汚れを溜めない

・やわらかめの歯ブラシを使用する

 

それぞれ詳しく説明します。

矯正装置の不具合を放置しない

矯正装置の歪みや歯茎の一部に強くあたるなどの不具合がある場合は、すぐに歯科医師に相談しましょう。そのまま使い続けると歯茎が傷つくなど、歯肉退縮を引き起こすことがあります。

ほかにも、マウスピースなどの矯正装置に汚れが残ったまま使用を続けると、細菌が繁殖し、歯周病などの歯肉退縮につながるトラブルになることがあります。矯正装置はつねに清潔に保つように、マウスピース用のクリーナーで洗うことや、水ですすぐなどしてケアすることを忘れないようにしましょう。

汚れを溜めない

歯茎が下がってしまう原因の大部分は歯周病だといわれています。毎日の歯磨きをきちんと行い汚れを残さないようにしたり、歯科クリニックでの定期的なクリーニングが効果的です。食後は歯ブラシを使って歯を丁寧に磨き、歯と歯茎の境目の汚れにも注意が必要です。歯間ブラシやフロスなどを使って細かい部分の掃除を行うと、さらによいでしょう。

毎日丁寧にセルフケアを行っていても、歯石やプラークなどを完全に取り除くことはできません。歯科クリニックでの定期的なクリーニングを行うことで、より口内の衛生状態を保つことができます。

特に、ワイヤー矯正のように取り外しができない矯正装置をつけている場合は、装置が邪魔で歯ブラシを当てにくく、汚れが残りやすい傾向にあります。歯列矯正中は、特に磨き残しに注意しましょう。

やわらかめの歯ブラシを使用する

自宅で歯磨きをする際は、歯茎を必要以上に傷つけないために、やわらかめの歯ブラシを使うのがおすすめです。研磨剤の多く入った歯磨き粉も歯茎を傷つける恐れがあるため、避けるほうがよいでしょう。力をかけずに優しく磨くのがポイントです。

まとめ

インビザラインを持って笑顔の女性

今回は、歯肉退縮が起こる原因やインビザラインで歯肉退縮が起こるかどうかについて解説しました。

歯肉退縮が起こる原因はいくつかありますが、歯に汚れが溜まることやインビザラインを含む矯正器具で歯に無理な力が加わることで起こることが多いです。歯肉退縮の症状を放っておくと、最悪の場合、歯が抜けてしまうことも考えられます。不安がある方は、歯科医院に相談してみましょう。

インビザライン治療による歯肉退縮でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

マウスピースをかむ女性

マウスピース型矯正は夜だけ装着しても効果はある?正しい装着時間とは

2023年9月20日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

透明なマウスピースを装着して歯並びを矯正するマウスピース型矯正は、装置が目立ちにくいことkから人気の矯正方法です。

しかし、慣れないうちはマウスピースだけでも煩わしく感じ「夜だけ装着しても効果はあるの?」と疑問を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、マウスピース型矯正は夜だけ装着しても効果はあるのか、正しい装着時間について解説します。マウスピースの正しい利用方法と、守らなかった場合のデメリットもご紹介しますので、この記事を参考に、マウスピースを適切に使用し、マウスピース型矯正を成功させましょう。

マウスピース型矯正は夜だけ装着しても効果はある?

時計とクエスチョンマーク

マウスピース型矯正は、夜だけの装着では効果はありません。

マウスピースは日中も装着することを前提に作られているので、用法を守らないと計画通りに矯正治療が進みません。必ず装着時間を守る必要があります。

同じマウスピースでも、歯ぎしりや食いしばり防止のためのマウスピースは、夜間だけ装着するように指導されることがありますが、矯正用のマウスピースはまったく別のものです。日中も装着して初めて矯正治療の効果が現れるものです。

マウスピースを装着している時間は歯を動かしている状態ですが、装着していない時間は歯にまったく力がかかっていない状態です。夜だけの装着では計画通りに歯は動きませんので、次のマウスピースが装着できなくなったり、強い痛みが出たりする可能性もあるのです。

万が一日中に装着できなかった場合は、早めに歯科医院に相談しましょう。

マウスピースの正しい装着時間

20という数字

マウスピース型矯正で必要な1日の装着時間は20〜22時間です。

食事の時間と歯磨きの時間以外は、常に装着していることが多いため、基本的にはマウスピースを装着したままの生活が続きます。食事や歯磨きの時は外す必要がありますが、終わったらすぐに装着するようにしましょう。

マウスピースの装着時間を守らないとどうなる?

多くの砂時計と闇と煙

マウスピースの装着時間を守らないと、計画どおりに治療が進まないだけでなく、次のようなトラブルが発生する可能性があります。

 

・噛み合わせが悪化する

・歯の位置が後戻りする

・痛みが出る

・歯の根っこが露出する

・マウスピースがはまらなくなる

 

それぞれ詳しく解説します。

噛み合わせが悪化する

マウスピースを外している時間が長いと、歯が動かないだけでなく計画通りに歯が動かず、噛み合わせが悪化してしまうことがあります。噛みにくくなるなど、違和感が強くなることもあるでしょう。

歯の位置が後戻りする

歯は、力がかかっていない状態では元の場所に戻ろうと動く「後戻り」が起こります。

マウスピースを外している時間が長いと、歯の位置の「後戻り」が起きてしまう可能性があります。後戻りが起きると矯正治療はやり直しになってしまうので、注意しましょう。

痛みが出る

マウスピースは装着した時にだけ力がかかるので、外している時間が長くなると装着した時に必要以上に強い力がかかってしまうことがあります。強い力がかかり過ぎると歯に痛みが出る可能性があります。

歯の根っこが露出する

装着した時に強い力がかかるようになると、歯の根っこが露出してしまうことがあります。見栄えが悪くなってしまうほか、知覚過敏が起きてしまうことがあります。

マウスピースがはまらなくなる

マウスピースを外している時間が長いと、歯の位置が変わってしまい、マウスピースがはまらなくなってしまうことがあります。マウスピースがはまらないと、予定していたマウスピースが使えなくなり、治療計画を立て直さなくてはなりません。

マウスピースの装着を忘れてしまった場合の対処方法

「マウスピースをつけるのを忘れたまま寝てしまった」「飲み会で長い時間マウスピースを装着しなかった」「装着しないまま外出してしまった」など、マウスピースを装着し忘れてしまうことがあるかもしれません。このような場合には、まず歯科医院に装着し忘れたことを伝えるようにしましょう。

誰でも忘れてしまうことはあるので、連絡することを躊躇せず、相談をして対処方法を聞くことが大切です。歯科医師の判断により、次のような対処が必要なケースがあります。

 

・次のマウスピースの交換時期を延ばす

・1つ前のマウスピースに戻る など

 

そのまま治療を進めてしまうと、治療計画と異なった歯並びになってしまう可能性があります。治療計画の立て直しが必要になると、マウスピースの作り直しなど、別途費用がかかってしまうことがあります。治療期間が長くなってしまうこともありますので、必ず歯科医師に相談するようにしましょう。

マウスピースの装着時間を守るためにおすすめの方法

3つの単語帳

マウスピースの装着時間を守れない場合の理由には、次の3つが考えられます。

 

・1日の食事時間や歯磨き時間が4時間で収まらない

・痛みを感じて外したくなってしまう

・マウスピースを外したあと、つけるのを忘れてしまう

 

それぞれ、装着時間を守るためのおすすめの方法を紹介していきます。

1日の食事時間や歯磨き時間が4時間で収まらない場合の対処方法

マウスピースの装着時間は1日20〜22時間とされています。マウスピースを外している時間が4時間以内であれば許容範囲内だといえますが、4時間をオーバーしてしまうことが多い場合には、検診時などに伝えておくようにしましょう。

飲み会などで食事をする時間が長くなってしまうこともあると思います。マウスピースは、交換直後〜3日間が特に重要といわれています。マウスピースを交換してから3日間は、飲み会などのイベントを入れないように調整しましょう。

また、間食の回数が多いなどの理由で外している時間が長い場合には、間食を見直す必要があります。間食の回数が多いと虫歯のリスクも高くなります。この機会に間食回数を減らすなどして、ダラダラと食べないように食生活を見直してみましょう。

痛みを感じて外したくなってしまう場合の対処方法

マウスピース交換直後は、外したくなってしまうほど痛みを感じてしまうことがあるでしょう。そのような場合は、市販の痛み止めを服用するのがおすすめです。

マウスピースを外している時間が長いと、それだけ痛みを感じる可能性も高くなります。装着時間が守れず痛みが強い場合などは、歯科医院に相談するようにしましょう。場合によっては、1つ前のマウスピースに戻すことやマウスピースの交換時期をずらして対処することがあります。

マウスピースを外したあと、つけるのを忘れてしまう場合の対処方法

マウスピースを外したあと、つけるのを忘れてしまう場合は、マウスピースを入れたケースを目に見えるところに置くようにし、つけ忘れのないようにしましょう。

習慣になると忘れにくくなります。特に、マウスピース型矯正を始めたばかりの頃はまだ習慣化されていないため、つけ忘れることがあるので注意しましょう。また、スマートフォンなどのリマインダー機能やアプリなどを活用するのもよいでしょう。食事のあと・歯磨きのあと・寝る前など、おおよその時間に通知がくるようにしておくと便利です。

まとめ

親指を立てる女性医師

マウスピース型矯正は、夜だけの装着では効果がありません。日中を含む1日20〜22時間の装着を想定して、治療計画が作られています。正しい装着時間を守り、矯正治療を進めるようにしましょう。

万が一装着し忘れてしまった時には、計画どおりに治療が進まなくなってしまったり、痛みなどのトラブルが起きてしまったりすることがあります。このような場合は必ず歯科医師に相談し、対処方法を聞くようにしましょう。

マウスピース型矯正でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

反対咬合を2ヶ月で治療した50代のインビザライン症例

反対咬合を2ヶ月で治療した50代のインビザライン症例

2023年9月18日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

今回は、「反対咬合を2ヶ月で治療した50代のインビザライン症例」です。

『反対咬合』は下顎が前に出ている状態です。「しゃくれ」とも言われています。

反対咬合は骨が前に出ているので骨を切る必要な場合があります。

ただ、骨は出来るだけ切らずに治せることが理想だと思います。

今回は、インビザライン矯正でどのように『反対咬合』を治すのかをご説明させて頂きます。しっかりインビザライン矯正を理解することで難しい症例もこなす事が出来ます。

50代の方でも歯並びを治療することが出来ます。『反対咬合』で悩まれている方は是非、最後まで読んで頂けますと幸いです。

 

まず、インビザラインとは?

まず、インビザラインとは?

インビザラインは、近年急速に人気を集めている歯列矯正治療法です。従来のブラケットやワイヤーを使用しない、透明なプラスチック製のアライナー(マウスピース)を用いて歯の位置を調整するものです。

 

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の一番の特徴は、アライナー(マウスピース)が透明であることです。つまり、装着していることが目立ちにくく、外見上の美観を損なうことなく歯を矯正することができるのです。これは、特に成人やプロフェッショナルな環境で働く人々にとって非常に魅力的です。

インビザラインは、個々の患者に合わせてカスタムメイドされるため、矯正の過程が非常に効率的で正確です。矯正計画は、先進的な3Dテクノロジーを活用して歯科医師によって立案され、患者には透明なアライナー(マウスピース)が一連のステップごとに交換されることによって歯列の移動が進められます。

 

ワイヤー矯正との比較

ワイヤー矯正との比較

従来の方法であるワイヤー矯正と比較して、インビザラインにはいくつかの利点があります。まず、食事の際にアライナー(マウスピース)を外すことができるため、普段の食事や歯磨きが簡単に行えます。また、ブラケットやワイヤーがないため、口内への刺激や違和感も少なく、快適な矯正体験が期待できます。

ただし、すべてのケースに対して適しているわけではありません。治療が複雑な場合や重度の歯列不正がある場合には、他の矯正治療法が選択されることもあります。そのため、インビザラインを検討する際には、歯科医師との十分な相談と評価が必要です。

 

反対咬合を2ヶ月で治療した50代のインビザライン症例治療の流れ

インビザライン矯正前(初診)

インビザライン矯正前(初診時)

インビザライン矯正前(初診)の状態です。

患者様は『しゃくれを治したい』という事で当院に来院されました。

当院に来院される前に3医院で矯正相談されていました。

よその医院では『手術が必要』、『3年くらいかかる』、『被せ物があるから難しい』

などと言われたそうです。

当院では、難しい症例でもインビザライン矯正のみでおこなっております。

当院のインビザライン矯正でどのように変化したのか見てみましょう。

インビザライン矯正2ヶ月後

インビザライン矯正2ヶ月後

インビザライン矯正2ヶ月後です。

なんと2ヶ月で反対咬合が解消されました。

インビザライン矯正をしっかり使えば2ヶ月でここまで変化させることが出来ます。

顎も切らなくていいですし、時間もかかりません。

患者さんからは

『2ヶ月でここまで変化するなんて信じられない。もりかわ歯科でインビザライン矯正をしてよかったです。』とすごく喜んでくれていました。

 

インビザライン矯正はどこも同じと思われるかもしれませんが全然違います。

先生の考え方、知識によって最終ゴールが変わります。

当院のインビザライン矯正ドクターはインビザライン矯正を教えてる先生なのでご安心ください。

反対咬合は奥歯の負担が強く歯に負担がかかってしまいます。

噛み合わせの負担はすごく怖いです。反対咬合の方で80歳で歯が20本残る方はほぼいません。

インビザライン矯正は見た目的はもちろん、健康面も改善することが期待出来ます。

困っている方は是非、ご相談ください。

いかがだったでしょうか?

今回は、「反対咬合を2ヶ月で治療した50代のインビザライン症例」でした。

反対咬合が気になると矯正相談にこられる方は多いです。

今回は、2ヶ月の変化でした。 また続編も出しますので見てもらえると嬉しいです。

虫歯、歯周病の悪化にも繋がりますので早期に治療されることをおすすめします。

年齢は関係ありません。今や100歳時代になり健康寿命が大切になってきます。

歯並びを整えて歯の健康を守ることが大切になってきます。

 

歯並びは気になるが時間がかかるのでは?や自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?と勇気が出ずに一歩踏み出せない方は勇気を振り絞って是非、お問合せ下さい。

 

当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味ある方はこちらからお問合せ下さい。

来週の月曜日もインビザライン矯正症例ブログをお楽しみ下さい。

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八尾No. 1ダイヤモンドプロバイダー森川康司