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20代男性のインビザライン矯正症例

2023年8月14日

20代男性のインビザライン矯正症例こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
今回は、「20代男性のインビザライン矯正症例」です。
インビザライン矯正では女性のイメージがあると思います。
当院では、男性の矯正患者さんも多数いらっしゃいます。
元々、虫歯治療と歯のお掃除で通ってらっしゃった患者さんなのですが定期的に歯医者に通っているのに虫歯がよく発見されるので歯並びを治療した方がと担当の衛生士さんに勧められて矯正相談に来られました。
今回の症例は男性の症例です。
インビザラインスタートする前から終わりまでどう変化をしたのかや苦労していたことなど色々お話をさせて頂きます。
歯並びは気になるけどなかなか1歩踏み出せない方に必見です。

まず、インビザラインとは?

まず、インビザラインとは?

インビザラインは、近年急速に人気を集めている歯列矯正治療法です。従来のブラケットやワイヤーを使用しない、透明なプラスチック製のアライナーを用いて歯の位置を調整するものです。

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の一番の特徴は、アライナーが透明であることです。つまり、装着していることが目立ちにくく、外見上の美観を損なうことなく歯を矯正することができるのです。これは、特に成人やプロフェッショナルな環境で働く人々にとって非常に魅力的です。
インビザラインは、個々の患者に合わせてカスタムメイドされるため、矯正の過程が非常に効率的で正確です。矯正計画は、先進的な3Dテクノロジーを活用して歯科医師によって立案され、患者には透明なアライナーが一連のステップごとに交換されることによって歯列の移動が進められます。

ワイヤー矯正との比較

従来の方法であるワイヤー矯正と比較して、インビザラインにはいくつかの利点があります。まず、食事の際にアライナーを外すことができるため、普段の食事や歯磨きが簡単に行えます。また、ブラケットやワイヤーがないため、口内への刺激や違和感も少なく、快適な矯正体験が期待できます。
ただし、すべてのケースに対して適しているわけではありません。治療が複雑な場合や重度の歯列不正がある場合には、他の矯正治療法が選択されることもあります。そのため、インビザラインを検討する際には、歯科医師との十分な相談と評価が必要です。

インビザライン矯正の治療期間について

インビザラインの治療期間は個人によって異なりますが、通常は一般的なブラケット矯正と比較して短く済む場合もあります。
インビザラインは、透明で効果的な歯列矯正治療法として、多くの患者に選ばれています。その美観と利便性から、歯を矯正したいと考えている方にとって、優れた選択肢の一つとなるでしょう。しかし、最適な治療法を見つけるためには、経験豊富な歯科医師との相談が欠かせません。

「20代男性のインビザライン矯正症例」の治療の流れ

インビザライン矯正前(初診)

インビザライン矯正前(初診時)

インビザライン矯正前の状態です。
上は前から2番目の歯が少し内側に入ってしまい歯並びが少し悪い状態です。
下は前歯が全体的に窮屈になっておりガタガタです。
奥歯も少し内側に倒れており特に左側は噛み合わせも悪くなっており、常に右で噛むことが多く筋肉のバランスや顔の歪みも見られていました。
噛み合わせが全身のバランスにも繋がってきます。
どのように治療計画を立てたのかシミュレーションを基に説明していきます。

iTeroによるシミュレーションは?

まずiTeroとは?

3Dスキャナー「iTero」は、歯科医師が患者様の口腔内を非侵襲的にスキャンし、精密なデジタルモデルを作成できるツールです。
従来の印象採りに比べて正確さと患者様の快適さを向上させ、治療計画の立案や製作物の作成に役立ちます。

インビザライン矯正前の状態(初診時)

インビザライン矯正前の状態(初診時)

初診の状態です。
まず、左は内側に倒れている歯を動かすために奥歯を後ろに下げていきます。

矯正3ヶ月後(シミュレーション画像)

矯正3ヶ月後(シミュレーション画像)

3ヶ月後です。
左の奥歯を後ろに下げて内側に入っている歯を動かすためのスペースを作ります。

矯正6ヶ月後(シミュレーション画像)

矯正6ヶ月後(シミュレーション画像)

次に、6ヶ月後です。
内側に入っていた歯は治っている状態です。
ここからは前歯のガタつきを取るためにまずは奥歯を後ろに動かし、右下の3番目4番目の間にスペースを作っていきます。

矯正10ヶ月後(シミュレーション画像)

矯正10ヶ月後(シミュレーション画像)

次に、10ヶ月後です。
最後に前歯を動かして歯並びを綺麗にしていきます。

シミュレーション通りに治療は進み歯並びは綺麗になったのでしょうか。
実際のお口の中を見てみましょう。

インビザライン矯正10ヶ月後(実際の写真)

インビザライン矯正10ヶ月後

インビザライン矯正10ヶ月後です。
シミュレーションで緻密に設計した通りに歯が動いています。
たった10ヶ月で歯並びを治療する事が出来ました。
元々、歯並びが悪いせいで歯が磨きにくく、虫歯ができやすかったのですが、歯並びが綺麗になることで歯が磨きやすくなり結果として虫歯のリスクも下げる事が出来ます。

インビザライン矯正10ヶ月後の患者さんからの感想

「装着時間22時間を守るのが大変だったのとマウスピースの取り外しにしばらく苦戦して大変でした」とインビザライン矯正で苦労することはあるそうです。
ただ、歯並びが綺麗になり、やってよかったと喜んで下さりました。

矯正前とインビザライン矯正10ヶ月後の比較

矯正前とインビザライン矯正10ヶ月後の比較

インビザライン矯正前とインビザライン矯正10ヶ月後です。
10ヶ月で見た目の変化があります。また、噛み合わせも左右でバランスが良くなり筋肉のバランスも変わり全身のバランスも変わりました。
インビザラインでお顔立ち綺麗にしませんか?
噛み合わせとお顔立ちは関係しています。
正しい歯並び、正しい噛み合わせを手に入れましょう。

いかがだったでしょうか?

今回は、「20代男性のインビザライン矯正症例」でした。
下の歯並びがわるいと矯正相談にこられる方は多いです。
虫歯、歯周病の悪化にも繋がりますので早期に治療されることをおすすめします。

歯並びは気になるが時間がかかるのでは?や自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?と勇気が出ずに一歩踏み出せない方は
勇気を振り絞って是非、お問合せ下さい。
当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。
インビザライン矯正にご興味ある方はこちらからお問合せ下さい。
来週の月曜日もインビザライン矯正症例ブログをお楽しみ下さい。
インビザライン治療の詳しい内容はこちら

ダイヤモンドプロバイダーの森川康司

肘をまげて頬に人差し指をあてながら考えている女性

インビザラインで口ゴボは治せる?治療法や費用を解説!

2023年4月21日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

「口ゴボ」は、口元が突き出たように見える状態です。鼻の下から口元にかけて膨らんでいるため、サル顔や老けた印象を与え、悩みを抱える方も少なくないでしょう。口ゴボは、マウスピース矯正であるインビザラインで治療することが可能です。

今回は、口ゴボの原因やインビザラインで治す方法、費用や期間について詳しく解説します。口ゴボが気になっている、目立ちにくいインビザラインで矯正したいとお悩みの方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

口ゴボとは

髪を後ろで縛った女性の横顔

よく耳にする「口ゴボ」について、詳しくご存じない方も多いかと思います。ここでは、口ゴボがどのような状態のことか、見た目以外に与える影響についても解説します。

口ゴボの特徴

口ゴボとは、口元が前方に突出した状態のことを指します。横から見たときに、鼻と同じもしくは鼻以上に上下の口唇が前方に突き出ているのが特徴です。上下の歯が前方に傾いていたり、通常よりも上下の顎や歯列が前方に出ていたりすることで、口ゴボの状態になります。

※上の顎や歯が前方に出ている出っ歯や、下の顎や歯が上の歯より前方に出ている受け口は、一般的に口ゴボとは区別されます。

口ゴボは、鼻の下から口元が膨らんでいるため、サルのような印象の口元になったり、ほうれい線が目立って老けた印象になったりします。

このように、口ゴボは審美性に大きな影響を与えて、コンプレックスの原因になることがあります。また、口ゴボは見た目だけではなく、体にさまざまな影響を与えます。

口ゴボが見た目以外に与える影響

口ゴボが見た目以外に与える影響は、主に以下のようが挙げられます。

・虫歯や歯周病のリスクが高くなる
・発音が不明瞭になる
・顎関節症になりやすい
・胃腸に負担がかかる
・口呼吸になりやすい

口ゴボを放置しておくと、さまざまなリスクがあるため注意が必要です。

口ゴボの原因

遺伝子やDNAのイメージ

なぜ口ゴボになってしまうのでしょうか?ここでは、口ゴボになる3つの原因について解説します。

遺伝による骨格や歯の生え方

遺伝による骨格や歯の生え方が口ゴボの原因になります。

顔の骨格や歯並びは遺伝的な要素が大きいです。そのため、両親のどちらかが口ゴボの場合は、こどもも同じような口元になる可能性があります。

歯並びだけの問題であれば、矯正治療によって口ゴボを改善することが可能です。

しかし、生まれつき顎の骨が前方に出ている場合には、顎のバランスを変えるための外科手術を必要とするケースもあります。

日常的な癖

日常的な習慣が口ゴボの原因になることもあります。

舌で前歯を押したり、上下の前歯の隙間に下を挟んだりするような舌の癖があると、前歯が突出する原因になるのです。また、指しゃぶりなどが長引くことで口ゴボにつながることもあります。指しゃぶりは、舌を指ごと前歯に押し付ける状態になるため、長期化すると歯並びにも影響が出ます。

さらに、口呼吸も歯並びを悪くする原因の一つです。口呼吸は、鼻呼吸に比べて口周囲の筋肉が使われないため、筋肉が発達せず、口を閉じにくくなります。筋肉のバランスが崩れることで顎の骨の成長にも影響を及ぼし、歯並びが悪くなります。

こうした癖や習慣は、幼少期だけでなく、大人になってからも歯並びに影響を与えるため、改善するようにしましょう。

アデノイド肥大

鼻と喉の間にあるリンパ組織のアデノイドが何らかの理由で肥大すると、口ゴボの原因になります。

アデノイド肥大よって起こる鼻づまりに伴い、日常的に口呼吸になることで口ゴボになりやすいです。

抜歯は必要?インビザラインで口ゴボを治す方法

右手でマウスピースをはめる女性

口ゴボはインビザラインで改善することが可能です。インビザラインで歯並びを整えることで、口元の突出感を緩和できます。歯並びによっては、インビザラインの治療対象外になる可能性もあるため、詳しくは歯科医院に相談してみましょう。

ここでは、インビザラインで口ゴボを治す方法や抜歯の必要性について解説します。

インビザラインとは

インビザラインとは、メジャーな世界的メーカーによるマウスピース矯正の装置です。

マウスピース矯正は、一定の期間ごとに異なるマウスピースをはめていくことで、理想の歯並びに歯を動かしていく矯正方法です。マウスピース矯正の装置はさまざまなメーカーで作られていますが、インビザラインはその中でも普及率が高く、世界各国1,400万人以上の方が治療を受けています。

参照元:【公式】インビザライン|インビザライン・ジャパン株式会社

インビザラインの特徴は、以下のとおりです。

・透明なマウスピースなので目立たない
・自分で取り外しができる
・食事と歯磨きはマウスピースを外すので今までどおり行える
・対応できる歯並びが多い
・抜歯が必要な歯並びも治療できる
・型どりが1回で済む
・口の中のデータから、治療開始前に、治療中使用するすべてのマウスピースを作成する
・来院回数が1か月半~2か月に1回でよい
・ワイヤー矯正より痛みが少ない

口ゴボの矯正には抜歯が不可欠?

口ゴボの矯正では、抜歯を必要とするケースが多いです。

口ゴボは前歯が出ている状態のため、後方に下げるためにはスペースが必要です。それぞれの歯を少しずつ削ることでスペースを確保できますが、少しのスペースしか作れません。口ゴボの矯正治療では、歯並びを大きく後方に移動させないと口元の膨らみが改善されないため、大きなスペースが必要です。そのため、第一小臼歯を抜歯してスペースを作ることが多いです(歯の状態によっては他の歯を抜歯することもあります)。

抜歯をせずに無理に矯正してしまうと、歯が前方に出てしまい、口ゴボが悪化するおそれがあります。重なっていた歯が一列に並び、歯並びのアーチが長くなった分、前方に歯が出てしまうからです。

また、骨格に問題がある口ゴボは、抜歯して歯並びを後方に下げるだけでは、口元の膨らみに変化が見られないこともあります。その際は、顎の骨のバランスを変えるために、外科手術を併用する必要があるでしょう。

インビザラインで口ゴボを治す方法

インビザラインで口ゴボを治すには、次のような流れで治療を行います。

1.カウンセリング

歯並びの悩みや矯正治療に関する疑問などを、詳しく歯科医師に相談しましょう。

治療の流れやおおまかな見積もりを聞くことが可能です。

2.お口の精密検査・診断

歯の状態の確認やレントゲン撮影を行います。

歯科医師が口の中や骨格の状態を総合的に診て、どんな矯正治療が適しているのかを判断します。インビザラインで治療が可能かどうか、このときに診断可能です。歯並びの状態によっては、ワイヤー矯正のほうが適していることもあります。歯科医師に相談してみましょう。

3.歯の型どり

自分専用のマウスピースを作るための歯型をとります。

歯型のデータを歯科医院からインビザラインの会社に送り、マウスピースが作られます。

4.治療開始

マウスピースを歯科医院で受け取り、使用方法や注意事項を聞いてから治療を開始します。

マウスピースは歯型をとってから、およそ2週間で歯科医院に届きます。インビザラインのマウスピースの取り扱いについては、以下の3つに注意しましょう。

・1日20~22時間装着する
・マウスピースは10日~2週間ほどで次のマウスピースに交換する
・食事と歯磨きのときは外す

※抜歯や虫歯の治療が必要な場合は、マウスピース装着開始前に行います。
※骨格の状態によっては、顎の骨を切る外科手術をしないと、口元の突出感が改善されない場合があります。

5.定期受診

1か月半~2か月に1回、歯の移動状態を確認するために歯科医院へ来院します。必要があればマウスピースの調整を行います。

6.治療完了

目標とする歯並びになったら、治療は終了です。

7.保定・メンテナンス

矯正治療後は後戻り防止のために保定装置(リテーナー)を装着します。

矯正後は歯を支える骨や歯周組織がまだ安定しておらず、歯が動きやすいです。そのため、歯が安定するまで保定する期間が必要です。

また、矯正後の歯に問題がないか確認するため、歯科医院で定期的なメンテナンスを受けましょう。

インビザラインで口ゴボを治すためにかかる期間・費用

「COST」と書かれた積み木ブロック

インビザラインで口ゴボを治療したいと思う方によって、治療期間や費用は気になる部分でしょう。

ここでは、インビザラインの治療期間と費用について解説します。

インビザラインで口ゴボを治すための期間

歯並びや骨格の状態にもよりますが、治療期間はおよそ2年半~3年です。

抜歯が必要な口ゴボの矯正治療では、歯を動かす距離が長いため、比較的時間がかかります。部分矯正で済むケースなら、治療期間はこれより短いこともあるでしょう。

インビザラインで口ゴボを治すための費用

インビザラインの費用は、口の状態によって異なりますが、全体矯正では800,000~1,000,000円が相場です。

矯正は自費治療であるため、歯科医院によって費用は異なります。追加料金が発生する料金体系の歯科医院もありますので、治療前によく確認しておきましょう。

まとめ

黄色いTシャツを着た笑顔の横顔の女性

口ゴボは歯並びの状態にもよりますが、インビザラインで治療することが可能です。口ゴボは見た目の問題だけではなく、虫歯や歯周病、顎関節のリスクを高めてしまいます。口ゴボを治すことで口元の印象を変え、さまざまな体へのリスクを軽減できるでしょう。

インビザラインは目立ちにくいマウスピースで、痛みを抑えて治療できます。また、インビザラインは、マウスピース矯正の中でも珍しく、抜歯が必要な歯並びも治療の対象としています。歯並びの状態によってはワイヤー矯正をすすめられることもありますが、抜歯が必要な口ゴボの治療はインビザラインで治療できることが多いでしょう。

口ゴボでお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。