Tag Archives: 歯列矯正

前歯で嚙み切れなくて困ってる

【開咬】主訴:「前歯で嚙み切れなくて困ってる」インビザライン症例

2025年1月10日

このブログの内容は当院YouTubeチャンネルで同時に公開しております。
興味のある方は動画でも是非ご覧ください。チャンネル登録していただくとブログが更新されたら通知が届きますので、是非チャンネル登録もお願いします^^
【関連動画】
【成人式までに間に合った!】出っ歯を治して自信UP💖 インビザライン矯正

限定解除項目

通院時年齢 35歳
性別 女性
通院目的 マウスピース矯正治療
診断 開咬
処置内容 インビザライン(非抜歯)
通院期間 12ヶ月 通院回数6回
費用 880,000円

※自由診療になります

リスク、副作用 マウスピース矯正は、マウスピースを着けていないと歯が動かないため、決められた時間は必ず装置を装着して頂く必要があります。

装着時間を守ること、1~2週間ごとにマウスピースの着け替えを怠らないことが大切となります。

 

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

当院では年間250人以上の患者さんがインビザライン矯正を開始されています。

症例の紹介はもりかわ歯科のinstagramでも随時公開にて紹介しておりますのでチェックしてみてください。

 

「そもそもインビザラインって何?」と疑問に感じられた方や、インビザラインについての基礎知識を知りたい方はもりかわ歯科の「マウスピース矯正ページ」をご覧ください。

患者さんの主訴「前歯で嚙み切れなくて困ってる

この患者さんは35歳の女性で、「前歯で嚙み切れなくて困ってる」ということを訴えて来院されました。

前歯で嚙み切れなくて困ってる」について主治医の見解

今回は【開咬】の症例についてです。

開咬はオープンバイトとも言われています。

開咬とは、前歯が噛み合っていなく、奥歯のみが噛み合っている噛み合わせのことです。

今回の患者さんのように、「前歯で噛み切れない」と訴える患者さんは少なくありません。

開咬(オープンバイト)の場合、前歯で噛み切れないため、奥歯に負担が集中し、歯のダメージを受けやすくなります。

その結果、歯の寿命が短くなってしまう可能性も。

開咬(オープンバイト)は、実はとても危険な噛み合わせなのです。

今回は、開咬(オープンバイト)がインビザライン矯正でどのように変化するのかを、具体的にご紹介していきます。

噛み合わせで悩まれている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

開咬】「前歯で嚙み切れなくて困ってる」インビザライン症例の治療内容と結果

【初診時】問題の原因について主治医の考察

インビザライン症例(初診時)

インビザライン症例(初診時)

この患者さんは30代女性で、主訴は「前歯で噛み切れない」でした。

前歯で噛み切れないことで、奥歯の痛みも出ており、顎の痛みもあり、非常に困っていらっしゃいました。

一連の原因としては、開咬(オープンバイト)が関係しています。

開咬(オープンバイト)は、前歯が噛み合っていないため、奥歯に負担が過度にかかり、奥歯からダメージを受けてしまうことが多い噛み合わせです。

今回のブログでは、開咬(オープンバイト)に対してどのように治療計画を立てたのか、解説していきます。

【治療計画】「前歯で嚙み切れなくて困ってる」インビザライン症例

症例の治療計画

インビザライン矯正では、「クリンチェック」という3Dシミュレーションソフトを使います。
このソフトでは、0.1mm単位で歯の動きを設計し、矯正完了までの過程をシミュレーションすることができます。

 

治療計画としては、まず下の前歯のガタガタを改善し、その後噛み合わせを整えることにしました。

どのように歯が動いていくのか、シミュレーション画面を見ながら解説します。

この患者さんの場合、下の歯並びは親知らずが残っており、それが歯並びを崩している原因の一つでした。

また、上の顎は狭く、歯が並ぶスペースが不足していました。

これらの問題点から、治療計画を以下のように立案しました。

上の顎

狭い歯列を広げて、前歯のスペースを作ります。

スペースができたら、そこを利用して歯を並べていきます。

下の顎

奥歯を後ろに下げていきます。

奥歯が動き終えたら、3番目の歯と4番目の歯の間にスペースができるので、そのスペースを使って前歯を並べていきます。

 

では、実際にどのように治療が進んでいったのか、見てみましょう。

【矯正開始12ヶ月】「前歯で嚙み切れなくて困ってる」インビザライン症例

インビザライン症例(12ヶ月)

インビザラインでの矯正治療開始から12ヶ月後の実際の写真です。

治療計画通りに矯正は進み、歯並びも綺麗になっています。

たった1年でここまで変化させることができます。

長年悩まされてきた顎の痛みと「前歯で噛み切れない」という悩みも、インビザライン矯正治療できれいに治すことが出来ました。

奥歯の高さもしっかり調整することができ、奥歯しか噛んでいなかったことも解消されました。

このように、インビザライン矯正は3Dシミュレーションを確認しながら並行して治療を進めることができるので、患者さんも安心して治療を進めることが出来ます。

噛み合わせや歯並びで悩まれている方は、是非一度勇気を出してもりかわ歯科までご相談ください。

「【開咬】主訴:「前歯で嚙み切れなくて困ってる」インビザライン症例」のまとめ

前歯で嚙み切れなくて困ってる」症例のビフォーアフター

症例のビフォーアフター

インビザライン矯正(初診時)とインビザライン矯正(12ヶ月後)の写真です。

インビザライン矯正で、ここまで歯並びを変えることができます。

前歯で噛み切れなくて困っている症例でも、12ヶ月で治療することが可能です。

同じような歯並びで悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。

インビザライン矯正で、快適な生活を手に入れませんか?

今回は、【開咬】主訴:「前歯で噛み切れなくて困ってる」インビザライン症例をご紹介しました。

 

「歯並びが気になる」と矯正相談に来られる方は多いですが、開咬は、特に歯の機能に大きな影響を与えます。

前歯で食べ物を噛み切ることができないだけでなく、奥歯に負担がかかりやすいため、顎の痛みにも悩まされることが多いのです。

 

インビザライン矯正は、透明なマウスピース型の矯正装置を使用するため、目立たず、取り外しも可能です。

食事や歯磨きの際も不便を感じることが少なく、快適に矯正治療を続けることができます。

 

また、治療期間も比較的短く、多くの場合、1年半から2年程度で治療を終えることができます。

 

長年の悩みが、インビザライン矯正で解決するかもしれません。

歯並びや噛み合わせでお悩みの方は、ぜひ一度、もりかわ歯科医院にご相談ください。

 

「歯並びは気になるが時間がかかるのでは?」や「自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?」と不安になり勇気が出ずに一歩踏み出せない方は勇気を振り絞って是非、一度お問合せ下さい。

 

医療法人甦歯会もりかわ歯科は、全国の歯科医院の中で1%も獲得する事が出来ない”ダイヤモンドプロバイダー”の称号を3年連続獲得しておりますので、安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味のある方、噛み合わせが気になる方は下記「もりかわ歯科のマウスピース矯正ページ」からお問合せ下さい。

最初から最後まで矯正担当医は矯正専門医の森川康司が診させて頂きますのでご安心下さい。

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矯正治療中の口内炎、その原因と効果的な対処法

矯正治療中の口内炎、その原因と効果的な対処法

2024年10月18日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

矯正治療中は口の中に装置が入ることで、いつもと違う環境になりがちです。慣れない装置が口内を刺激し、気づけば「口内炎ができて痛い!」なんて経験、心当たりありませんか?

口内炎は小さな傷のように見えても、食事や会話の妨げになったり痛みが長引いてストレスを感じたりと、矯正治療中の大きな悩みの種になりますよね。

安心してください。口内炎は矯正治療中に多くの人が経験するトラブルの一つです。
この記事では、口内炎の原因や予防法、効果的な対処法まで、詳しく解説していきます。

矯正治療中の口内炎、実はよくあることなんです

矯正装置を装着すると、どうしても口内がいつもと違う環境になります。慣れない装置が歯や粘膜に擦れたり、ちょっとした刺激が加わったりすることで口内炎ができやすくなってしまうのです。

  • 矯正装置を装着したばかりの頃
  • ワイヤーの調整直後
  • マウスピースを新しいものに変えた時

特に上記は口内炎ができやすい時期。新しい装置や調整後の装置は口の中にまだ馴染んでおらず、摩擦や刺激が強くなりやすいからです。

「もしかして、矯正装置が合わないのかな…」
「口内炎が痛くて、矯正治療を続けられるか不安…」

そんな風に心配になる方もいるかもしれませんが、口内炎は矯正治療中の非常によくあるトラブル の一つです。多くの人が経験していることなので過度に心配する必要はありません。

しかし、なぜ矯正治療中に口内炎ができやすいのでしょうか?

その原因について詳しく見ていきましょう。

なんでできるの?口内炎の原因とは

矯正治療中に悩まされる口内炎。その原因は一体何なのでしょうか?
実は口内炎にはいくつかの種類がありますが、矯正治療中に特にできやすい原因がいくつかあります。

 物理的な刺激:矯正装置との摩擦や接触

物理的な刺激:矯正装置との摩擦や接触

矯正装置を装着すると、どうしても口内がいつもと違う環境になります。ブラケットやワイヤー、マウスピースなどの矯正装置が歯ぐきや頬の内側、舌などに擦れたり、ちょっとした刺激が加わったりすることで口内炎ができてしまうのです。

特に以下は口内炎ができやすい時期です。

  • 矯正装置を装着したばかりの頃
  • ワイヤーの調整直後
  • マウスピースを新しいものに変えた時

新しい装置や調整後の装置は口の中にまだ馴染んでおらず、摩擦や接触による刺激が強くなりやすいからです。

栄養不足:偏った食事は口内炎を招きやすい

栄養不足:偏った食事は口内炎を招きやすい

ビタミンB群や鉄分、亜鉛などは粘膜の健康維持に欠かせない栄養素です。しかし矯正治療中は装置が邪魔で食事がしづらかったり、特定の食品が食べにくくなったりするため栄養バランスが崩れがちです。

特にビタミンB2、B6、B12、葉酸、鉄、亜鉛などは口内炎の予防・改善に重要な役割を果たします。これらの栄養素が不足すると粘膜が弱くなり、口内炎ができやすくなってしまいます。

ストレスや疲労:心身の状態も口内炎に影響

ストレスや疲労:心身の状態も口内炎に影響

ストレスや疲労は免疫力を低下させ、口内炎の発症を促します。矯正治療中は痛みや違和感、見た目の変化など、様々なストレスを感じることがあります。治療期間が長引くことによる精神的な負担も無視できません。

十分な睡眠や休息、適度な運動、趣味など、ストレスを解消する方法を見つけることが口内炎予防にも繋がります。

口腔内の乾燥:唾液の分泌量が減ると要注意

口の中が乾燥すると粘膜が傷つきやすくなり、口内炎ができやすくなります。矯正装置を装着していると唾液の分泌が減ったり口呼吸になりやすくなったりするため、注意が必要です。
こまめな水分補給や保湿効果のあるジェルやスプレーを使用するなど、口腔内を乾燥させない工夫をしましょう。

これらの原因が複雑に絡み合い、矯正治療中の口内炎を引き起こします。
「たかが口内炎」と安易に考え放置しておくと後々大きな問題に発展する可能性も…。

次の章では口内炎を放置することの危険性について詳しく解説していきます。

放置は禁物!口内炎をそのままにすると…

「口内炎なんて、そのうち治るでしょ…」

そう安易に考えて放置してしまうと、後々大きな問題に発展する可能性があります。口内炎は小さな傷のように見えても、放置することで様々なリスクを伴います。

痛みや腫れの悪化:日常生活への支障

口内炎を放置すると痛みや腫れがさらに悪化し、食事や会話に支障をきたすことがあります。特に矯正治療中は装置が口内炎に触れるたびに激痛が走ることもあり、食事が思うように取れなくなったり会話が困難になったりと、日常生活の質を著しく低下させる可能性があります。

感染症のリスク:放置すると悪化の一途

口内炎は口の中の粘膜にできた傷であるため、細菌感染を起こしやすく、炎症が広がるリスクがあります。放置すると口内炎が大きくなったり数が増えたり、さらに重症化することもあります。
免疫力が低下している時や口腔内環境が悪い状態では、感染症のリスクが高まります。矯正治療中は装置の存在により口腔内を清潔に保つことが難しく感染症のリスクも高まるため、注意が必要です。

長引く痛み:治癒の遅延と悪循環

口内炎は通常であれば1週間から2週間程度で自然に治癒しますが、放置したり繰り返し刺激を与えたりすることで治りが遅くなり、長引くことがあります。
特に矯正治療中は、矯正装置によって常に口内が刺激され傷口を治りにくくしてしまうため、口内炎が慢性化してしまうケースも少なくありません。

栄養不足:矯正治療にも悪影響

口内炎が長引くと食事が十分に取れなくなり、栄養不足に陥る可能性があります。栄養不足は矯正治療の進行を遅らせたり、歯や骨の成長に悪影響を及ぼしたりすることもあります。栄養不足は免疫力の低下にもつながり、口内炎の治癒をさらに遅らせる悪循環に陥る可能性もあります。

早期対処が重要です

口内炎は早期に対処することで、症状の悪化や長引くことを防ぐことができます。

次は矯正治療中に自分でできる口内炎の対策と予防法について解説していきます!

自分でできる!矯正中の口内炎対策&予防法

自分でできる!矯正中の口内炎対策&予防法

口内炎ができてしまったら少しでも早く治したいですよね。

ここではご自身でできる口内炎の対策と、つらい口内炎を繰り返さないための予防法をご紹介します。

口内炎ができてしまったら…

市販薬でサポート

殺菌・消毒効果のあるうがい薬や、炎症を抑えるステロイド配合の軟膏がおすすめです。薬剤師に相談して、あなたに合ったものを選びましょう。

食事にもひと工夫

刺激物を避けて、やさしい食事を

香辛料や酸味の強いもの、熱いものは、口内炎を刺激し、悪化させる可能性があります。

ビタミンを積極的に摂ろう

ビタミンB群やビタミンCは、粘膜の健康を保つために重要です。食事から十分に摂取できない場合は、サプリメントも活用してみましょう。

口内炎を予防しよう!毎日の心がけ

口内炎にならないためにも、日頃から以下の予防策を実践してみましょう。

丁寧な歯磨き

矯正装置の周りや歯と歯茎の境目など、磨き残しがないように丁寧に歯磨きを行いましょう。
歯ブラシの毛先が届きにくい場所は歯間ブラシやフロスを使ってケアすることも大切です。

口腔内を清潔に保つ

食後や就寝前には、うがいや歯磨きを徹底しましょう。マウスピースを使用している場合は清潔な状態を保つように心がけましょう。

バランスの取れた食事

ビタミンB群、ビタミンC、鉄分、亜鉛など、口内炎予防に効果的な栄養素を積極的に摂取しましょう。
野菜、果物、肉、魚、卵、乳製品などをバランスよく食べることが大切です。

ストレスを溜めない

ストレスは免疫力を低下させ口内炎の発症を促します。十分な睡眠や適度な運動、趣味など、ストレスを解消する方法を見つけましょう。

定期的な歯科検診

歯科医院で定期的にクリーニングやチェックアップを受け、口内環境を良好に保ちましょう。専門家によるクリーニングはセルフケアでは落としきれない汚れを除去し、口内炎の予防に繋がります。

それでも治らない、繰り返す口内炎…そんな時は?

セルフケアを続けてもなかなか口内炎が治らない、または頻繁に繰り返してしまう…
そんな時は一人で悩まずに歯科医師に相談しましょう。

もしかしたら、口内炎だと思っていたものが実は別の病気である可能性も考えられます。

専門家のサポートで、根本改善を目指しましょう

歯科医院では、専門的な知識と技術に基づいた診断と治療を受けることができます。つらい口内炎を根本から改善し、快適な矯正ライフを送れるようサポートいたします。

もう悩まない!専門家による口内炎ケアのススメ

もう悩まない!専門家による口内炎ケアのススメ

「自分でできることは試してみたけど、なかなか口内炎が治らない…」
「痛みがひどくて、矯正治療を続けるのがつらい…」

そんな時は、一人で悩まず、ぜひ歯科医師に相談してください。

自己判断は禁物!まずは専門家に見てもらいましょう

「口内炎かな?」と思っていても、実は違う病気である可能性も。
例えば「口腔カンジダ症」や「ヘルペス性口内炎」、場合によっては「口腔がん」の可能性もゼロではありません。

自己判断で放置したり誤ったケアを続けてしまうと、症状が悪化したり治療が長引いたりする可能性があります。

歯科医院でできること

歯科医院では専門的な知識と技術に基づいた、より効果的な口内炎ケアを提供することができます。

口内炎の原因特定と適切な治療

口内炎には様々な種類があり、その原因も多岐にわたります。歯科医師はあなたの口内炎の状態を詳しく診察して種類や原因を特定します。その上で適切な薬剤の処方や効果的な治療法をご提案します。

例えば最も一般的な「アフタ性口内炎」の場合、ステロイド軟膏の塗布やレーザー治療が有効とされています。ステロイド軟膏は炎症を抑えて痛みを和らげる効果があり、レーザー治療は治癒促進効果が期待できます。また「カンジダ性口内炎」の場合、抗真菌薬の塗布や内服が必要になります。

矯正装置の調整

矯正装置が口内炎の原因になっている場合は装置の調整を行います。ワイヤーの当たる部分にワックスを塗ったり、マウスピースの縁を滑らかにしたりすることで摩擦や刺激を軽減し、口内炎の治癒を促進します。

生活習慣や食生活のアドバイス

口内炎を繰り返さないためには生活習慣や食生活の改善も重要です。歯科医師や歯科衛生士はあなたの生活習慣や食習慣を詳しくお聞きし、口内炎になりにくい生活習慣や食生活のアドバイスを行います。

例えばビタミンB群や鉄分、亜鉛などの不足が口内炎の原因となる場合は、これらの栄養素を多く含む食品を積極的に摂取するようアドバイスします。ストレスや睡眠不足も口内炎の悪化因子となるため、ストレス軽減や睡眠の質向上のためのアドバイスも行います。

その他:こんな時も、ぜひご相談ください!

「口内炎パッチを誤って食べてしまった」
「市販薬を使用しても症状が改善しない」
「口内炎が痛すぎて食事ができない」

など、気になることや不安なことがあれば、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください!

まとめ「口内炎ケアを万全に。快適な矯正ライフを!」

矯正治療中の口内炎は誰にでも起こりうるトラブルです。しかし適切な対処法と予防法を知り、専門家のサポートを受けることで、口内炎の悩みを軽減して快適な矯正ライフを送ることができます。

もりかわ歯科では矯正治療中の患者様を全力でサポートいたします。口内炎のケアはもちろん、治療に関する疑問や不安にも丁寧にお答えしますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。

インビザライン専門ドクター 森川 康司(もりかわ こうじ)があなたの疑問や不安にお答えし、最適な治療プランをご提案いたします。

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医療法人甦歯会 マイデンタルクリニックもりかわ歯科

  • 住所:〒581-0803 大阪府八尾市光町2丁目3 アリオ八尾2F
  • 電話番号:072-922-8148
  • 診療時間:10:00~13:00 / 14:00~19:00(年中無休)
  • URL:https://yao-shika-morikawa.or.jp/

医療法人甦歯会 リノアス診療所もりかわ歯科

  • 住所:〒581-8680 大阪府八尾市光町2丁目60 リノアス7F
  • 電話番号:072-992-8148
  • 診療時間:10:00~13:00 / 14:00~19:00(年中無休)
  • URL:https://yao-shika-morikawa.or.jp/

医療法人甦歯会 もりかわ歯科 志記診療所

  • 住所:〒581-0031 大阪府八尾市志紀町2丁目45 小枝ビル1階
  • 電話番号:072-949-4673
  • 診療時間:9:30~13:00 / 14:00~18:30(休診日:日・祝)
  • URL:https://shiki-dental.jp/
矯正治療中の発音への影響は?滑舌が悪くなるって本当?

矯正治療中の発音への影響は?滑舌が悪くなるって本当?

2024年10月11日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

「矯正治療に興味があるけど発音が悪くなったらどうしよう…」
「滑舌が悪くなると仕事や人間関係に影響が出そうで不安…」

そんな不安を感じていませんか?
矯正治療は美しい歯並びを手に入れるだけでなく、噛み合わせや顔のバランスを整えるなど、様々なメリットがあります。それでも治療中の発音への影響や口元の突出感(いわゆる「口ゴボ(くちごぼ)」)が気になる方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、矯正治療と発音・滑舌の関係、そして口ゴボについて、皆さんの疑問や不安を解消していきます。具体的な症例や改善方法もご紹介しますので、ぜひ最後まで読んで矯正治療への一歩を踏み出す参考にしてくださいね。

歯並びと発音・滑舌:切っても切れない関係

歯並びは私たちの滑舌や発音に大きな影響を与えます。歯は舌や唇とともに、言葉を話す上で重要な役割を果たしています。私たちが言葉を話す時、舌や唇を歯に当てたり歯と歯の間に息を通したりすることで、様々な音を正確に作り出しています。

歯並びが悪いと舌や唇の動きが制限されてしまい、特定の音を発音しづらくなることがあります。以下のような歯並びの方はそれぞれ特徴的な発音の癖が出やすい傾向があります。

出っ歯

歯並び/出っ歯

上の前歯が前に出ている状態で、サ行やタ行の発音が不明瞭になりやすい傾向があります。これは発音時に前歯の隙間から空気が漏れてしまうためです。また、口元が前に出ている「口ゴボ」の状態を引き起こしやすく、見た目の印象だけでなく発音や口腔機能にも悪影響を及ぼす可能性があります。

受け口

歯並び/受け口

下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態で、パ行やマ行の発音がしづらいことがあります。これは下の歯が上の歯よりも前に出ているため、唇の動きが制限されるためです。また、顎関節への負担や噛み合わせの問題を引き起こす可能性があり、放置すると顎関節症や消化不良などの健康問題に発展することもあります。

開咬

歯並び/開咬

奥歯を噛み合わせた時に前歯が噛み合わない状態です。前歯で空気をしっかりと閉じることができないため、サ行やタ行、カ行などの発音がしづらいことがあります。さらに開咬は舌で前歯を押してしまう癖(舌突出癖)や口呼吸を誘発し、さらなる歯並びの悪化や口腔機能の問題を引き起こす可能性があります。舌突出癖は、舌で前歯を押すことで開咬をさらに悪化させたり、出っ歯の原因になることもあります。また、口呼吸は、口内環境を悪化させ、虫歯や歯周病、口臭の原因となるだけでなく、免疫力の低下やアレルギー症状の悪化にもつながることがあります。

口ゴボ(くちごぼ):その深刻な影響とは

口ゴボ(くちごぼ):その深刻な影響とは

「口ゴボ」とは「口元が出ている状態」を表す俗語で、医学的には「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」と呼ばれます。

口ゴボは上の前歯が前に出ていたり、上の顎の骨自体が前に出ていたり、上下の顎のバランスが悪かったりすることが原因で起こります。これらの原因が組み合わさり、口元が前に突き出ているように見える状態が「口ゴボ」です。

口ゴボは見た目の問題だけでなく、以下のような様々な健康面への影響も懸念されます。

口呼吸

口が閉じにくいため、鼻ではなく口で呼吸する習慣がつきやすいです。口呼吸は口内が乾燥しやすく、虫歯や歯周病、口臭の原因となるだけでなく、細菌やウイルスが直接体内に入りやすくなるため、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなることもあります。さらに、アレルギー症状が悪化したり睡眠の質が低下したり、顔の成長や発達に影響を与える可能性もあります。

咀嚼(そしゃく)機能の低下

前歯でうまく食べ物を噛み切ることが難しく、奥歯に過度な負担がかかりやすいです。食べ物をよく噛み砕けないことで消化不良を起こしやすくなり、胃腸への負担が増加します。さらに咀嚼回数が減ることで満腹中枢が刺激されにくくなり、過食や肥満につながる可能性もあります。

発音障害

特にサ行やタ行の発音が不明瞭になりやすいです。前歯が前に出ていることで舌が適切な位置に収まらず、空気が漏れてしまうためです。口ゴボにより唇の動きも制限されるため、他の音の発音にも影響が出る可能性があります。発音障害はコミュニケーションの妨げとなり、自信喪失や対人関係の構築にも悪影響を及ぼす可能性があります。

顎関節症

顎の関節に負担がかかり、痛みや clicking音(顎を動かした時に音が鳴る)、開口障害(口が開きにくい)などを引き起こすことがあります。顎関節症は、放置すると慢性化し、頭痛、肩こり、耳鳴り、めまいなどを引き起こすこともあり、日常生活に支障をきたすこともあります。

口内炎

口が閉じにくいため唇が乾燥しやすく、口内炎ができやすいです。口内炎は食事や会話の際に痛みを伴い、日常生活の質を低下させる可能性があります。口内炎を繰り返すことで、口腔粘膜の炎症が慢性化し、より重篤な疾患につながるリスクも考えられます。

いびき・睡眠時無呼吸症候群

気道が狭くなり、いびきをかきやすくなります。重度の口ゴボの場合、睡眠時無呼吸症候群になるリスクも高まります。睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に呼吸が止まる病気で、高血圧、心臓病、脳卒中などのリスクを高めるだけでなく、日中の眠気や集中力低下、記憶力低下などを引き起こし、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。

悪い歯並びを放置するリスクと矯正の重要性

悪い歯並びを放置するリスクと矯正の重要性

歯並びが悪いまま放置すると様々な問題を引き起こす可能性があります。

見た目のコンプレックス

歯並びが気になることで笑顔に自信が持てなくなったり、消極的な性格になってしまうことがあります。これは自己肯定感の低下や、対人関係の構築にも影響を及ぼす可能性があります。特に思春期のお子様にとっては周囲からの視線が気になる時期であり、歯並びのコンプレックスがいじめや孤立の原因になってしまうケースも残念ながら存在します。さらに就職活動や恋愛など、人生の様々な場面で第一印象は非常に重要です。歯並びが悪いことで自信を失ってしまい本来の能力を発揮できなかったり、チャンスを逃してしまう可能性も否定できません。

健康面への影響

顎関節症

歯並びの悪さは顎関節に過度な負担をかけ、顎関節症を引き起こすリスクを高めます。顎関節症は顎の関節や周囲の筋肉に痛みや違和感、口が開きにくいなどの症状を引き起こします。そのまま放置しておくと頭痛、肩こり、耳鳴り、さらには全身の骨格の歪みにつながることもあります。

虫歯や歯周病

歯並びが悪いと歯ブラシが届きにくい場所が増え、歯磨きが困難になります。結果としてプラーク(歯垢)が溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが大幅に高まります。重度の虫歯や歯周病は歯を失うことにつながり、将来的にインプラントなどの高額な治療が必要になることもあります。

発音障害

歯並びが原因で発音が不明瞭な場合、コミュニケーションに支障をきたし自信喪失につながることがあります。これは、学業や仕事、人間関係など、様々な場面で悪影響を及ぼす可能性があります。特にプレゼンテーションや接客業など、人前で話す機会が多い職業では歯並びが原因でキャリアアップの妨げになることも考えられます。

その他

歯並びの悪さは呼吸や消化にも影響を及ぼすことがあります。口呼吸になりやすくなったり、食べ物をうまく噛み砕くことができずに消化不良を起こしやすくなったりすることもあります。また、口内炎ができやすくなるなど、口腔内の健康にも悪影響を与える可能性があります。これらの問題を放置すると慢性化し、日常生活の質を著しく低下させることもあります。

矯正治療で得られるもの:美しい歯並びの先にある未来

矯正治療は見た目の改善だけでなく、健康面や精神面にも良い影響を与えることができます。

健康面

噛み合わせ・顎関節の機能改善

噛み合わせが改善することで食べ物をしっかり噛み砕けるようになり、消化を助けます。また、顎関節への負担を軽減して顎関節症の予防や改善にもつながります。

虫歯・歯周病の予防

歯並びが整うことで歯磨きがしやすくなり、プラーク(歯垢)が溜まりにくくなります。結果として虫歯や歯周病のリスクを減らすことができます。

発音改善

歯並びが整うことで舌や唇の動きがスムーズになり、発音が明瞭になります。

呼吸・消化の改善

口ゴボが改善されれば鼻呼吸がしやすくなり、呼吸機能が向上します。また、食べ物をしっかり噛み砕けるようになることで消化もスムーズになります。

精神面

自信の向上

美しい歯並びはあなたの笑顔をさらに輝かせ、自信を与えてくれます。これまで歯並びが気になって思いきり笑えなかった方も、矯正治療後は自然と笑顔が増え、表情も明るくなるでしょう。

自分に自信を持つことは積極性や行動力にもつながります。新しいことにチャレンジしたり、人前に出ることを恐れない、そんなポジティブな自分に出会えるかもしれません。

コミュニケーション能力の向上

歯並びが整って発音が明瞭になることでコミュニケーションがスムーズになります。相手に自分の気持ちをしっかりと伝えられるようになり、誤解やトラブルも減るでしょう。

自信を持って話せるようになることで積極的にコミュニケーションを取れるようになり、人間関係の構築にも良い影響を与えます。

自己肯定感の向上

長年抱えていた歯並びのコンプレックスが解消されれば自分自身を肯定的に捉えられるようになり、自己肯定感が向上します。「自分はダメだ」と感じていた方も矯正治療を通して自分の価値を再認識し、前向きな気持ちで毎日を過ごせるようになるでしょう。

自己肯定感の向上は心の健康にもつながり、ストレスへの耐性や幸福感の向上にも貢献します。

矯正治療は単に歯並びを整えるだけではありません。それはあなた自身の内面を輝かせ、より豊かな人生を送るための第一歩となります。

まとめ「矯正治療で、自信あふれる笑顔と健康な毎日を!」

矯正治療中の発音への影響や口ゴボは、確かに気になる点かもしれません。しかし、矯正治療によって得られるメリットは、それらをはるかに上回ります。

美しい歯並びは、自信に満ちた笑顔と健康的な生活をもたらし、あなたの人生をより豊かに彩ってくれるでしょう。

もりかわ歯科ではインビザライン歯列矯正の無料相談を実施しています。歯並びや歯列矯正治療について、どんなことでもお気軽にご相談ください。

インビザライン専門ドクター 森川 康司(もりかわ こうじ)があなたの疑問や不安にお答えし、最適な治療プランをご提案いたします。

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医療法人甦歯会 マイデンタルクリニックもりかわ歯科

  • 住所:〒581-0803 大阪府八尾市光町2丁目3 アリオ八尾2F
  • 電話番号:072-922-8148
  • 診療時間:10:00~13:00 / 14:00~19:00(年中無休)
  • URL:https://yao-shika-morikawa.or.jp/

医療法人甦歯会 リノアス診療所もりかわ歯科

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矯正治療後の後戻りを防ぐ!リテーナーの役割と正しい使い方

矯正治療後の後戻りを防ぐ!リテーナーの役割と正しい使い方

2024年10月4日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

今回は矯正治療後の「後戻り」を防ぐために欠かせない「リテーナー」について詳しく解説します。せっかく手に入れた美しい歯並び、ずっとキープしたいですよね?

「でも、リテーナーって一体何?」
「毎日どれくらいつければいいの?」

そんな疑問にお答えしながら、リテーナーの重要性や正しい使い方、リテーナーの使用を怠るとどうなるのか…包み隠さずお伝えします!

リテーナーとは?

リテーナーとは歯列矯正治療後、歯並びが後戻りしないように歯の位置を保定(固定)するための装置です。

矯正治療によって歯は正しい位置に移動しますが、治療直後はまだ歯の周りの骨や組織が安定していない状態です。例えば強風で曲がったばかりの若木のようなものです。支えがないと元の曲がった状態に戻ってしまいますよね?

リテーナーとは?

歯も同じで、そのまま放置すると元の位置に戻ろうとする力が働き、せっかくの治療効果が台無しになってしまう可能性があります。

リテーナーは、この「後戻り」を防いで美しい歯並びを長期的に維持するために非常に重要な役割を果たします。いわば歯並びを支える「添え木」のような存在です。

特にマウスピース矯正の場合、リテーナーは矯正治療中に使用していたマウスピースと見た目がほとんど変わりません。透明で目立ちにくいので周囲に気づかれずに装着できるのも嬉しいポイントです。

リテーナーの種類

リテーナーは大きく分けて2つの種類があります。

固定式リテーナー(ワイヤータイプ)

固定式リテーナー(ワイヤータイプ)

固定式リテーナー(ワイヤータイプ)は歯の裏側に細いワイヤーを接着剤で固定するため、取り外しの手間がなく、紛失の心配もありません。このタイプは主に前歯の裏側に装着され、後戻りしやすい前歯の歯並びをしっかりとキープします。ただし、定期的に歯科医院でクリーニングを受ける必要があります。

可撤式リテーナー(マウスピースタイプ)

可撤式リテーナー(マウスピースタイプ)

可撤式リテーナー(マウスピースタイプ)は透明なマウスピース型の装置で、見た目が目立ちにくく、装着感も比較的快適です。食事や歯磨きの際には取り外せるため、口腔内を清潔に保ちやすいというメリットがあります。しかし取り外し可能であるがゆえに紛失や破損のリスクがあり、丁寧な自己管理が必要です。

 

どちらのリテーナーを使用するかは患者様の歯並びの状態やライフスタイル、ご希望などを考慮して歯科医師が判断します。

リテーナー装着中の注意点

リテーナーは矯正治療の成果を維持するための大切な装置ですが、正しく使用しなければその効果を十分に発揮できません。また不適切な使用は、口腔内のトラブルを引き起こす可能性もあります。

特に以下の点にはご注意ください。

食事や歯磨きの時は必ず外す

リテーナーを装着したまま食事をするとリテーナーが変形したり、破損したりする可能性があります。また歯磨きも十分にできないため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。必ずリテーナーを外してから食事や歯磨きを行いましょう。

清潔に保つ

リテーナーは毎日丁寧に洗浄しましょう。専用の洗浄剤を使用するか水で洗い流した後、歯ブラシで優しく汚れを落とします。熱湯での洗浄や漂白剤の使用はリテーナーを変形させる可能性があるため避けましょう。

破損や紛失に注意

リテーナーはデリケートな装置です。強い力が加わると破損する可能性がありますので、取り扱いには注意しましょう。外出時に持ち運ぶ際は専用のケースに入れ、紛失しないように気をつけましょう。破損や紛失をしてしまった場合は、すぐに歯科医院に連絡してください。

定期検診を受ける

定期的に歯科医院を受診して歯並びの状態やリテーナーの適合をチェックしてもらいましょう。歯並びに変化があった場合は、リテーナーの調整や新しいリテーナーの作成が必要になることもあります。

矯正のリテーナーは1日何時間つけるべき?

リテーナーの装着時間は、矯正治療後どのくらい時間が経過しているかによって異なります。

矯正治療直後

矯正治療直後

矯正治療直後は歯が最も後戻りしやすい時期です。せっかく整えた歯並びを維持するため、食事と歯磨きの時以外は1日20時間以上リテーナーを装着することが推奨されます。

数ヶ月後

矯正治療/数ヶ月後

歯列矯正から数ヶ月が経過すると、歯の周りの組織が徐々に安定してきます。この時期には歯科医師の指示に従い、リテーナーの装着時間を徐々に減らしていきます。一般的には夜間のみの装着に移行していくことが多いです。

数年後

矯正治療/数年後

数年後には歯並びがさらに安定してきます。
歯科医師の判断によっては装着頻度をさらに減らすことも可能になります。しかし歯は年齢を重ねても少しずつ動く可能性があるため、美しい歯並びをできるだけ長く維持するためにはリテーナーを継続的に使用することが大切です。定期的な歯科検診で歯並びの状態をチェックしてもらい、その時点での適切な装着時間を指示してもらいましょう。

矯正のリテーナーはいつまでつける必要がありますか?

リテーナーの装着期間も歯並びの状態や年齢などによって個人差があります。

  • 一般的には、最低でも2〜3年は必要と言われています。
  • 永久歯が生え揃うまでは後戻りのリスクが高いため、継続的な装着が重要です。
  • 成長期を終えても歯は少しずつ動きます。 そのため、美しい歯並びを維持するためには継続的にリテーナーを使用することをおすすめします。
  • 定期的な歯科検診を受け歯並びの状態をチェックしてもらうことで、適切な装着時間を調整することができます。

リテーナーを長時間外すとどうなるの?

矯正治療中は矯正装置によって歯を固定して新しい位置に定着させようとしますが、治療が終わって装置を外した後はリテーナーがこの役割を担います。

リテーナーを長時間外すと歯を支える周りの組織(歯根膜や歯槽骨)がまだ完全に安定していないため、歯は元の位置に戻ろうとして後戻りが起こる可能性があります。

後戻りの程度は人それぞれ

後戻りの程度は以下の要因によって異なります。

リテーナーを外していた期間

長時間、あるいは長期間リテーナーを外していると後戻りの程度は大きくなります。

歯並びの状態

元々の歯並びの状態や矯正治療で歯を大きく動かした場合は、後戻りしやすい傾向があります。

年齢

一般的に成長期の子供は歯が動きやすいため、後戻りのリスクが高くなります。
加齢とともに歯や歯茎は弱くなるため、高齢者も後戻りしやすい傾向があります。

歯ぎしりや食いしばり

歯ぎしりや食いしばりの癖がある人は歯に加わる力が強いため、後戻りのリスクが高まります。

舌の癖や口呼吸

舌で歯を押す癖や口呼吸がある人も歯並びが崩れやすいため、後戻りのリスクが高まります。

後戻りしてしまった場合

後戻りが軽度であれば再度リテーナーを装着することで歯並びを戻せる可能性があります。しかし、後戻りが進行している場合は再矯正が必要になることもあります。

再矯正の場合、初回の矯正治療よりも費用や期間がかかる場合があり、抜歯が必要になるケースも出てきます。

数ヶ月後には夜間だけのリテーナー装着でOKに?

数ヶ月後には夜間だけのリテーナー装着でOKに?

矯正治療開始直後は歯や周囲の組織がまだ不安定なため、後戻りを防ぐために長時間のリテーナー装着が必要です。しかし数ヶ月経過すると歯が新しい位置に定着し始め、周囲の組織も安定してきます。この段階では歯の後戻りのリスクが低くなり、歯科医師の判断によっては夜間のみのリテーナー装着でも十分な効果が期待できるケースも出てきます。

夜間だけの装着となれば日中はリテーナーから解放され、より快適に過ごせるようになるでしょう。

就寝中の装着で起こるかもしれないことや注意点

夜間のみのリテーナー装着は、日中の見た目を気にせず治療を進められるというメリットがあります。
しかし以下のような点には引き続き注意が必要です。

違和感や息苦しさ

常にリテーナーを装着していた時と比べて、治療が進んで夜間だけの装着に移行すると、再びリテーナーの装着に違和感を感じることがあります。初めは口の中に異物がある感覚や、少し息苦しさを感じるかもしれません。

これらの違和感は個人差はありますが、多くの場合は数日から数週間で慣れていきます。しかし違和感や息苦しさのために睡眠の質が低下し、日中の活動に影響が出る場合は我慢せずに歯科医師に相談しましょう。

乾燥

夜間のみのリテーナー装着になったことで日中は口の中が開放的になり、唾液の分泌が促されます。一方で夜間は唾液の分泌量が減少し、さらにリテーナーが空気の流れを妨いでしまうため、口の中が乾燥しやすくなってしまいます。

口の乾燥は虫歯や歯周病、口臭の原因となるだけでなく、口内炎や喉の痛みを引き起こすこともあります。特に就寝中は唾液の分泌量がさらに減るため「こまめな水分補給」や「意識的に鼻呼吸をして口呼吸を避ける」などの対策を意識してみましょう。

装着忘れ

夜間だけの装着に移行すると日中はリテーナーを装着しない生活に慣れてしまい、うっかり夜間の装着を忘れてしまうことも。疲れていたり眠気が強いときなどは、ついそのまま寝てしまうこともあるでしょう。旅行や出張などでいつもと違う環境に身を置くときも装着を忘れてしまうリスクが高まります。

リテーナーの装着を忘れる事が増えると歯が元の位置に戻ろうとする力が働き、後戻りが始まってしまう可能性があります。せっかく頑張って矯正治療を行ったのに後戻りしてしまっては元も子もありません。

「保管する場所を決めておく」「寝る前にアラームを設定する」といった工夫をして装着忘れを防ぎましょう。

装着時間は必ず歯科医師の指示に従って

夜間のみの装着で十分かどうかは個々の歯並びの状態や治療経過によって異なります。自己判断で装着時間を減らしてしまうと、後戻りのリスクが高まるため、必ず歯科医師の指示に従いましょう。

 

定期的な検診で歯並びの状態をチェックしてもらい、適切な装着時間を確認することが大切です。

まとめ「リテーナーを正しく使って、きれいな歯並びをキープしよう!」

リテーナーは矯正治療後の美しい歯並びを維持するために欠かせない装置です。リテーナーを毎日決められた時間しっかりと装着し、丁寧にケアすることで後戻りを防ぎ、理想の笑顔をずっとキープすることができます。

「リテーナーって面倒くさい…」

そう思う方もいるかもしれません。しかしリテーナーを怠ると後戻りが起こり、再矯正が必要になる可能性もあります。すると時間的にも金銭的にも大きな負担がかかってしまいます。

せっかく頑張って手に入れた美しい歯並びです。

「矯正のやり直しなんてしたくない!」

そう思う方は、ぜひリテーナーを大切に使って素敵な笑顔をいつまでも保ってください。

もりかわ歯科ではインビザライン歯列矯正の無料相談を実施しています。歯並びや歯列矯正治療について、どんなことでもお気軽にご相談ください。

インビザライン専門ドクター 森川 康司(もりかわ こうじ)があなたの疑問や不安にお答えし、最適な治療プランをご提案いたします。

 

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矯正治療中の痛みや違和感、その対処法と期間は?

矯正治療中の痛みや違和感、その対処法と期間は?

2024年9月27日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

「インビザライン矯正に興味があるけど、実際どんな治療法なの?」
「矯正治療って、痛みや違和感がないか心配…」
「治療中の生活って、不便じゃないのかな?」

このような疑問や不安を抱えている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
特に「マウスピースの装着って痛くないの?」「違和感ってどんな感じ?」といった治療中の痛みや違和感に関する心配は尽きませんよね。

ご安心ください。マウスピース矯正(インビザライン)で生じる違和感の多くは歯が動いている証拠であり、異常なことではありません。それでも我慢できない場合には痛みや違和感を緩和する方法がありますので、焦らずに対処してくださいね。

この記事ではインビザライン矯正に関する痛みや違和感、その期間など、気になる点について詳しく解説します!

そもそもインビザライン矯正って?

そもそもインビザライン矯正って?

インビザライン矯正とは透明なマウスピース型の矯正装置を使って歯並びを治す方法です。従来のワイヤー矯正とは異なり、金属製のブラケットやワイヤーを使用しないので見た目が目立ちにくく、快適に治療を進められるのが特徴です。

マウスピースは患者様一人ひとりの歯型に合わせてオーダーメイドで作成します。段階的に歯を動かしていくため、マウスピースを定期的に交換しながら治療を進めていきます。

インビザライン矯正は取り外しが可能なため食事や歯磨きの際に邪魔にならず、口腔内を清潔に保ちやすいというメリットもあります。

しかしインビザライン矯正でも、多少の痛みや違和感は伴うことがあります。これは歯が少しずつ移動していく過程で、歯や歯ぐきに力がかかるためです。

インビザライン矯正でも痛みや違和感はあるの?

インビザライン矯正でも痛みや違和感はあるの?

矯正治療といえば、「痛い」「食べ物が噛めない」「口内炎ができる」といったイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。ワイヤー矯正だけでなく、インビザライン矯正でも多少の痛みや違和感は避けられないのが現実です。

特に以下のようなタイミングで痛みや違和感を感じる事があります。

新しいマウスピースに交換した直後

新しいマウスピースは、歯を次の段階へと動かすために少しきつめに設計されています。そのため装着した直後は歯が押されるような感覚や、締め付けられるような痛みを感じることがあります。

アタッチメントを装着した時

アタッチメントとは歯の表面に付ける小さな突起物で、マウスピースが歯にしっかりと固定され効率的に歯を動かすために必要です。アタッチメントを装着した直後は、その部分に違和感や少しの痛みを感じるかもしれません。

歯の動きが大きい時期

治療の初期段階や歯を大きく動かす必要がある場合は歯や歯ぐきに強い力がかかるため、痛みや違和感を感じやすくなります。

このようなタイミングでは「こんなに痛いなんて…」 「耐えられない…」そう感じてしまう方もいるかもしれません。しかしこうした痛みや違和感は歯が動いている証拠であり、矯正治療が順調に進んでいるサインでもあります。

多くの方が同じように経験していることですし、痛みや違和感の感じ方には個人差があります。

我慢できない時はどうか一人で悩まず、お気軽に当院にご相談ください。中にはほとんど痛みを感じない方や、強い痛みを感じる方もいます。もし痛みが強い場合は、我慢せずに遠慮なくお申し出ください。痛みを和らげる方法をご提案したり、治療計画を調整したりすることも可能です。

いつまで続く?インビザライン矯正中の痛みや違和感の期間

歯列矯正を始める前は、痛みや違和感について不安を感じるのは当然のことです。特に初めての装着時やマウスピース交換時は、慣れない感覚に戸惑うこともあるでしょう。

痛みのピークは長くて3〜4日目頃まで

痛みのピークは長くて3〜4日目頃まで

インビザライン矯正の場合、痛みや違和感は一般的に新しいマウスピースに交換した直後に最も強く感じられます。これは、歯が新しい位置へと移動するために、マウスピースから圧力がかかるためです。

具体的には「歯が浮いたような感覚」「噛むと少し痛い、鈍痛がある」といった程度の痛みを感じることが多いです。しかし「食事が困難なほどの強い痛み」を感じる場合もあります。

痛みのピークは通常3〜4日目頃と言われています。その後は徐々に和らぎ、1週間程度でほとんど気にならなくなるでしょう。歯や歯茎が新しいマウスピースに慣れてくると、次第に快適に過ごせるようになります。

痛みが非常に強い場合や2週間以上続く場合は、我慢せずに歯科医師に相談しましょう。マウスピースの調整や、一時的に装着時間を短くするなどの対応が可能です。

痛みや違和感の波

人間の体は新しい刺激に徐々に慣れていくようにできています。インビザライン矯正による痛みや違和感も時間が経つにつれて軽減し、最終的にはほとんど感じなくなる場合が多いです。

ただし、マウスピースを交換するたびに一時的に痛みや違和感がぶり返すことがあります。これは歯が少しずつ動いている証拠ですので心配はいりません。

痛みのピークは、歯列矯正開始直後や、歯の動きが大きい時期に訪れることが多いです。その後は徐々に慣れていき、治療が進むにつれて痛みや違和感は少なくなっていきます。

みんな同じ?インビザライン矯正で一番辛い時期は?

インビザライン矯正中の痛みや違和感には個人差がありますが、多くの方が「特に辛い」と感じる時期がいくつかあります。これらの時期を事前に知っておくことで心の準備ができ、安心して治療に臨むことができるでしょう。

インビザライン矯正で一番辛い時期は?

歯列矯正の開始直後

初めての歯列矯正は誰にとっても未知の体験です。歯に何かが装着されているという違和感や、多少の締め付け感を感じる方が多いでしょう。歯が動き始めることで、鈍痛や歯が浮いたような感覚を覚えることもあります。

マウスピースを交換した直後

新しいマウスピースに交換するたびに歯に新たな圧力がかかり、一時的に痛みや違和感がぶり返すことがあります。これは歯が順調に動いている証拠でもありますが、慣れるまでは少し辛い時期かもしれません。

アタッチメントの装着直後

アタッチメント装着直後は違和感や痛みを感じることがあります。
これはアタッチメントが歯の表面に接着される際に、わずかな圧力がかかるためです。通常、この違和感や痛みは数日で落ち着きます。

歯の動きが大きい時期

治療計画によっては、歯を大きく動かす必要がある時期があります。このような時期は、他の時期に比べて痛みや違和感が強く感じられる傾向があります。しかし、歯並びが大きく改善していく時期でもあるので、頑張りどころと言えるでしょう。

歯の形状や歯並び

歯の形状や歯並びによっては特定の歯に強い力がかかり、痛みを感じやすい場合があります。
これは歯の根の形や傾き、歯列全体のバランスなどが影響している可能性があります。特定の歯に非常に強い痛みを感じる場合は、マウスピースの調整や治療計画の見直しを相談してみてください。

個人差や体調・精神状態

痛みの感じ方には個人差があるため、同じ治療を受けていても感じる痛みや違和感は人それぞれです。痛みの感じ方は体調や精神状態によっても左右されることがあります。ご自身の状態に合わせて、無理せず治療を進めていくことが大切です。

これらの辛い時期を乗り越えるために、次は具体的な対処法をご紹介します。痛みや違和感を少しでも軽減し、快適な矯正ライフを送るためのヒントを見つけてください。

もう我慢しない!インビザライン矯正中の痛みや違和感の対処法

インビザライン矯正中の痛みや違和感は、誰しもが経験する可能性のあるものです。しかし、我慢できないほどのつらさには適切な対処法を知ることで、少しでも快適な歯列矯正ライフを送りましょう。

痛みや違和感を感じた時の対処法

痛みや違和感を感じた時の対処法

痛み止めを服用する

市販の鎮痛剤には様々な種類があり、これらの薬は一時的に痛みを和らげる効果があります。

ただし、用法・用量を守って服用し、不安な場合は歯科医師に相談しましょう。特に妊娠中や授乳中の方や持病がある方は、必ず医師や薬剤師に相談してから服用してください。

一部の鎮痛剤には歯の動きを抑制する可能性があります。過剰摂取による副作用が出ることもありますので、矯正治療中に服用する場合は歯科医師に相談し、適切な薬剤を選択することが重要です。

冷たいものを口に含む

冷たい水や氷を口に含むのも効果的です。これは血管を収縮させ、炎症や痛みを軽減する効果が期待できるためです。痛む時には数分間口に含んだり氷を口の中で転がすなど、適宜行いましょう。

柔らかい食事を摂る

硬いものや噛み応えのあるものは避け、うどんやおかゆ、ヨーグルトなどの柔らかいものを食べるようにしましょう。ただし長期間柔らかい食事ばかりを食べていると顎の筋肉が衰えていきますので、無理のない範囲で硬さのバランスを取り、顎の筋肉が衰えたと感じたらガムを噛むなど、顎の筋肉を鍛える運動を取り入れてみましょう。

マウスピースの装着時間を調整する

痛みが強い場合は一時的にマウスピースの装着時間を短くするのも有効ですが、装着時間が短すぎると治療効果が十分に得られません。歯科医師の指示に従い、1日の装着時間が20時間以下にならないようにするなど注意が必要です。
装着時間が短くなってしまった場合は歯科医師に相談し、今後の装着計画についてアドバイスをもらいましょう。

マウスピースの端を滑らかにする

マウスピースの端が歯茎に当たって痛い場合は、歯科医院で調整してもらうか専用のやすりで優しく削ることで痛みを軽減できます。痛みを感じる部分だけを優しく少しずつ削りましょう。ただし削りすぎるとマウスピースが緩くなってしまうため、注意が必要です。

口内炎ができた場合

マウスピースが歯茎や頬の内側に擦れて口内炎ができることがあります。その場合は患部に軟膏を塗ったり、マウスピースの当たる部分を歯科医院で調整してもらうことで症状を緩和できます。

その他

その他にも、温かいタオルやカイロで患部を温めることで血行が促進され、痛みが和らぐこともあります。くわえてストレスが痛みを悪化させることもあるため、リラックスできる環境で過ごし、十分な睡眠をとることも大切です。

それでも辛い時は歯科医師に相談しましょう

これらの方法を試しても痛みや違和感が改善しない場合は、我慢せずに歯科医師に相談しましょう。痛みの原因を特定し、適切な対処法を提案してもらえます。

マウスピースが破損したり紛失したりした場合も、すぐに歯科医師に連絡しましょう。

インビザライン矯正中の痛みや違和感は、誰しもが経験する可能性のあるものです。決して無理に我慢する必要はありません。少しでも気になることや不安なことがあれば些細なことでも遠慮なく当院にご相談ください。

専門家である私たちがあなたの不安を解消し、快適に治療を進められるようサポートいたします。

まとめ「痛みや違和感の少ない、快適な歯列矯正ライフを!」

インビザライン矯正中の痛みや違和感は確かに存在します。しかしそれは歯並びが美しく変わっていく過程の一部であり、決して乗り越えられないものではありません。

この記事でご紹介したように、痛みや違和感は一時的なものであり、適切な対処法や歯科医師のサポートによって十分に軽減することができます。

インビザライン矯正は、従来のワイヤー矯正に比べて痛みや違和感が少なく、快適に治療を進められるという大きなメリットがあります。

美しい歯並びは見た目の自信だけでなく、健康的な生活や明るい未来にも繋がります。
「矯正治療は大変そう…」とためらっていた方も、ぜひインビザライン矯正を検討してみてください。

もりかわ歯科ではインビザライン歯列矯正の無料相談を実施しています。歯並びや歯列矯正治療について、どんなことでもお気軽にご相談ください。

インビザライン専門ドクター 森川 康司(もりかわ こうじ)があなたやお子さまの疑問や不安にお答えし、最適な治療プランをご提案いたします。

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歯並びで子どもの未来が変わる!笑顔輝く歯列矯正ライフを始めよう

歯並びで子どもの未来が変わる!笑顔輝く歯列矯正ライフを始めよう

2024年9月20日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

「うちの子、歯並びが気になるけど、歯列矯正っていつから始めるべき?」
「歯列矯正装置が目立つと、学校でからかわれたりしないか心配…」

そんな風に悩んでいませんか?

実は、子どもの歯並びは永久歯が生えそろう前の6〜12歳頃までに決まってしまうんです。この時期に適切な歯列矯正治療を行うことで、将来的に歯並びが悪くなるリスクを減らすことができます。

今回は、お子さまの歯並びが気になる親御さんのために目立たないインビザライン歯列矯正について詳しく解説します。

子どもの歯並び、実は6〜12歳頃までに決まってしまう!?

子どもの歯並び、実は6〜12歳頃までに決まってしまう!?

子どもの歯並びは永久歯が生えそろう6〜12歳頃までにほぼ決まります。この時期は顎の骨が最も活発に成長し、歯もまだ動きやすい状態です。そのため歯列矯正治療を行うベストタイミングと言えます。

この時期の歯列矯正治療は単に歯並びを整えるだけでなく、顎の骨の成長をコントロールし、正常な噛み合わせを誘導することができます。顎の成長を適切に促すことで将来的な歯並びや顔立ちにも良い影響を与える可能性があります。

特に6歳臼歯(第一大臼歯)が生えてくる6歳頃には、一度歯科医院で検診を受けることをおすすめします。この時期の検診で将来的な歯並びや噛み合わせの問題を予測し、適切な予防策や早期治療を始めることができます。

また、この時期の歯列矯正治療は、お子様の負担も少なく、比較的短期間で効果が期待できます。永久歯が生え揃ってからの歯列矯正治療に比べて、抜歯が必要になるケースも少なくなります。

こんな歯並びは要注意!歯列矯正が必要なサインを見逃さないで

以下のような歯並びは、お子さまの歯列矯正が必要なサインかもしれません。

こんな歯並びは要注意!歯列矯正が必要なサインを見逃さないで

  • 出っ歯
    上の前歯が前に出ている
  • 受け口
    下の前歯が上の前歯よりも前に出ている
  • 開咬
    奥歯を噛み合わせた時に、前歯が噛み合わない
  • 叢生(そうせい)
    歯がデコボコしている
  • 上顎前突(じょうがくぜんとつ)
    上の顎が前に出ている
  • 反対咬合(はんたいこうごう)
    受け口のこと
  • 過蓋咬合(かがいこうごう)
    奥歯を噛み合わせた時に上の前歯が下の前歯を覆い隠してしまう
  • 交叉咬合(こうさこうごう)
    左右どちらか一方の奥歯だけが噛み合っている
  • 空隙歯列(くうげきしれつ)
    歯と歯の間に隙間がある

これらの歯並びは見た目の問題だけでなく、発音や噛み合わせ、顎関節症、虫歯や歯周病のリスク増加など、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。

しかし歯並びの問題は多岐にわたり、素人目には判断が難しいケースも少なくありません。

当院では経験豊富な歯列矯正歯科医が、お子さまの歯並びや顎の成長を総合的に診査し、最適な歯列矯正治療をご提案いたします。

インビザライン歯列矯正は透明なマウスピース型装置を使用するため、周囲に気づかれにくくお子さまの学校生活にも影響を与えにくいのが特徴です。見た目を気にせず、安心して歯列矯正治療を受けていただけます。

歯列矯正のベストタイミングは?早すぎても遅すぎてもダメな理由

歯列矯正治療は適切な時期に行うことが大切です。
早すぎても遅すぎてもお子さまにとって様々な不都合が生じる可能性があります。

適切なタイミングは6〜12歳頃まで

矯正治療を開始するのに適した年齢はお子さまの歯並びの状態や顎の成長段階によって異なりますが、一般的には永久歯が生え始める6歳頃から、永久歯が生え揃う12歳頃までが適していると言われています。

この時期は顎の骨が成長段階にあり、歯もまだ動きやすいため、矯正治療の効果が出やすく治療期間も比較的短くて済みます。さらに成長期の骨格や筋肉のバランスを考慮しながら矯正を進めることで、より自然で美しい歯並びと顔立ちを実現できる可能性も高まります。

この時期を逃してしまうと以下のような問題がおきる可能性もありますので、注意が必要です。

早すぎる歯列矯正(顎の成長が未熟なうち)

早すぎる歯列矯正(顎の成長が未熟なうち)

顎の成長を妨げる可能性がある

歯列矯正装置によって顎の成長が妨げられ、本来の大きさまで成長しない可能性があります。

十分な治療効果が得られない可能性がある

歯や顎の骨がまだ成長段階にあるため、歯列矯正治療の効果が十分に得られないことがあります。

再治療が必要になる可能性がある

成長に伴い歯並びが変化するため、歯列矯正治療をやり直さなければいけない場合があります。

遅すぎる歯列矯正(顎の成長が止まった後)

遅すぎる歯列矯正(顎の成長が止まった後)

治療期間が長引く可能性がある

歯や顎の骨が硬くなっているため、歯を動かすのに時間がかかる場合があります。

抜歯が必要になる可能性がある

歯を動かすスペースが不足している場合、健康な歯を抜歯しなければいけないことがあります。

外科手術が必要になる可能性がある

顎の骨のズレが大きい場合、歯列矯正治療だけでは改善が難しく外科手術が必要になることがあります。

このように歯列矯正治療のタイミングを間違えると、お子さまの負担が増えたり治療効果が得られなかったりする場合があります。

当院では専門家がレントゲン写真や口腔内写真、歯型などを用いてお子さまの顎の成長段階や歯並びの状態を詳しく診査し、最適な歯列矯正治療の開始時期をご提案いたします。

子どもの歯並びが悪いまま放置しておくと…

子どもの歯並びが悪いまま放置しておくと…

歯並びが悪いまま放置すると、見た目の問題だけでなく、お子さまの心身の健康や将来にまで影響を及ぼす可能性があります。

顎関節症

顎の関節に負担がかかり痛みや口が開きにくいなどの症状が現れるだけでなく、頭痛、肩こり、姿勢の悪化、さらには全身の骨格の歪みなど、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

虫歯や歯周病

歯並びが悪いと歯磨きがしづらく汚れが溜まりやすくなるため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。放置すると、歯を失い、将来的にインプラントなどの高額な治療が必要になることもあります。

消化不良

噛み合わせが悪いと食べ物をうまく噛み砕けず、消化不良を起こすことがあります。胃腸に負担がかかり、慢性的な胃腸炎や栄養吸収の低下など、健康を損なう可能性もあります。

発音障害

歯並びが悪いと、サ行やタ行などの発音が不明瞭になることがあります。コミュニケーションに支障をきたし、お子さまの学業や社会生活に悪影響を及ぼす可能性もあります。

コンプレックス

歯並びにコンプレックスを感じ、自分に自信が持てなくなることがあります。消極的な性格になったり人間関係に悪影響が出たり、就職活動や結婚など将来の選択肢を狭めてしまう可能性もあります。

さらにこれらの問題は、将来的に治療費の増加にもつながる可能性があります。

例えば顎関節症の治療にはマウスピースや薬物療法、場合によっては手術が必要になることもあります。また、虫歯や歯周病が進行すると抜歯やインプラント治療が必要になる場合もあります。

早期発見・早期治療でこれらのリスクを回避し、お子さまの健やかな成長をサポートしましょう。
インビザライン歯列矯正は取り外しが可能なため、口腔内を清潔に保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクを低減できます。

子どもの歯列矯正にかかるお金の目安

子どもの歯列矯正にかかるお金の目安

インビザライン歯列矯正の費用はお子さまの歯並びの状態や治療期間、使用するマウスピースの数などによって大きく異なります。

一般的には50万円〜100万円程度が目安となりますが、複雑な症例や長期間の治療が必要な場合はさらに費用がかかることもあります。

当院では患者様のご負担を少しでも軽減できるよう、分割払いデンタルローンなど様々な支払い方法をご用意しております。

歯列矯正治療は医療費控除の対象となる場合があります。医療費控除とは1年間で支払った医療費が一定額を超えた場合に、所得税の一部が還付される制度です。歯列矯正治療費も医療費に含まれるため、条件を満たせば税金が戻ってくる可能性があります。

お子さまの歯並びや歯列矯正治療にかかる費用についてご不明な点やご不安なことがございましたら、お気軽に当院までご相談ください。

子どもの歯列矯正に関するよくあるギモンQ&A

Q インビザライン歯列矯正って何ですか?

インビザライン歯列矯正とは、透明なマウスピース型の歯列矯正装置を使って歯並びを治す方法です。金属製のブラケットやワイヤーを使用しないため、目立ちにくく快適に治療を進められます。

Q 子どもの歯列矯正はいつから始められますか?

一般的には、永久歯が生え始める6歳頃から始めることができます。ただしお子さまの成長段階や歯並びの状態によって最適な時期は異なりますので、一度歯科医師にご相談ください。当院では無料相談を実施しておりますので、お気軽にお越しください。

Q インビザライン歯列矯正は痛みますか?

個人差はありますが、ワイヤー歯列矯正と比べて痛みは少ないと言われています。それでも痛みを感じる場合は、痛み止めを処方いたしますのでご安心ください。当院では痛みの少ない治療を心がけておりますのでご安心ください。

Q インビザライン歯列矯正の期間はどれくらいですか?

歯並びの状態や治療計画によって異なりますが、一般的には1年〜2年程度かかります。治療期間中は定期的にご来院いただき、歯の動きを確認しながら治療を進めていきます。

Q 歯列矯正治療中に、虫歯になってしまったらどうすればいいですか?

インビザラインは取り外しが可能なため、普段通り歯磨きをすることができます。ただし歯列矯正装置を装着している間は食べ物が詰まりやすくなるため、いつも以上に丁寧に歯磨きをする必要があります。当院では歯列矯正治療中の虫歯予防についてもアドバイスさせていただきます。

虫歯になってしまった場合は虫歯の進行状況や治療内容によってはインビザライン歯列矯正を一時中断し、虫歯治療を優先する場合があります。虫歯治療が完了した後に歯の形が変わってしまった場合は、新しいマウスピースを作成し直す必要があります。

Q 歯列矯正治療中は、どんなことに気をつければいいですか?

インビザライン歯列矯正中は1日22時間程度マウスピースを装着する必要があります。硬い食べ物や粘着性のある食べ物はマウスピースを破損する可能性があるため、避けるようにしましょう。定期的な歯科検診も重要です。

Q 歯列矯正治療の費用はどれくらいですか?

インビザライン歯列矯正の費用は、一般的に50万円〜100万円程度が目安となります。当院では患者様のご負担を軽減するため、分割払い、デンタルローンなど様々な支払い方法をご用意しております。お気軽にご相談ください。

Q 子どもの歯列矯正は途中でやめられますか?

やむを得ない事情で歯列矯正治療を中断することは可能です。しかし歯列矯正治療は計画的に歯を動かすため、途中でやめると以下のような問題が起こる可能性があります。

  • 後戻り
    歯は元の位置に戻ろうとする性質があるため、歯列矯正治療を中断すると、せっかく整えた歯並びが戻ってしまうことがあります。
  • 治療期間の延長
    再び歯列矯正治療を始める場合、中断したところからやり直す必要があるため治療期間が長引く可能性があります。
  • 虫歯や歯周病のリスク増加
    歯列矯正装置を外した状態で放置すると歯磨きがしづらくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まることがあります。
  • 費用的な負担
    再び歯列矯正治療を始める場合、再度費用がかかることがあります。

歯列矯正治療を中断するかどうかは、お子さまの歯並びの状態や成長段階、中断する理由などを総合的に考慮して判断する必要があります。

まとめ「目立たない歯列矯正で、お子さまの笑顔を輝かせよう!」

子供の歯並びは成長とともに変化していきます。早めの歯列矯正治療でお子さまの笑顔をもっと輝かせ、健康な歯を育みましょう。

もりかわ歯科ではインビザライン歯列矯正の無料相談を実施しています。歯並びや歯列矯正治療について、どんなことでもお気軽にご相談ください。

インビザライン専門ドクター 森川 康司(もりかわ こうじ)があなたやお子さまの疑問や不安にお答えし、最適な治療プランをご提案いたします。

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医療法人甦歯会 マイデンタルクリニックもりかわ歯科

  • 住所:〒581-0803 大阪府八尾市光町2丁目3 アリオ八尾2F
  • 電話番号:072-922-8148
  • 診療時間:10:00~13:00 / 14:00~19:00(年中無休)
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歯列矯正は医療費控除の対象?仕組みや条件をお教えします!

歯列矯正は医療費控除の対象? 仕組みや条件をお教えします!

2024年9月13日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

「歯並びがキレイになったら、もっと自分に自信が持てるだろうな…」
「健康のためにも、矯正した方がいいのは分かってるんだけど…」

そう思いつつも、やっぱり気になるのは「費用」の問題ですよね。
歯列矯正は、決して安いものではありませんが、諦めるのはまだ早いですよ!

実は、歯列矯正治療は医療費控除の対象になる場合があるんです。
医療費控除を使えば、治療費の負担を減らせるかもしれません。

医療費控除について詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事を読んでみてください。
あなたの矯正治療への一歩を、きっと後押ししてくれるはずです。

そもそも、医療費控除って?

そもそも、医療費控除って?

医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合、その超えた金額に応じて所得税が一部還付される制度のことです。 

実は、医療費控除の対象となる医療費は自分自身だけではなく、生計を共にする家族(配偶者や子供、親など)の医療費も合算できるんです。

例えば、家族で病院にかかったり、薬を買ったりした費用も合算できます。

もし医療費の合計額が10万円を超えていれば、医療費控除を受けることで手元に戻ってくるお金で矯正治療の費用を補うことができるかもしれません。

医療費控除の対象となる医療費

医療費控除の対象となる医療費は、以下の通りです。

  • 医師や歯科医師による診療、治療、薬の処方
  • 入院費、手術費
  • 治療のための通院費(電車やバスなど公共交通機関の利用に限る)
  • 医療用医薬品(OTC医薬品を含む)の購入費
  • 治療のために購入した医療機器の費用(例:血圧計、体温計など)
  • その他、医師の指示による治療費(例:鍼灸、マッサージなど)

医療費控除の対象とならない医療費

一方で、医療費控除の対象とならない医療費もあります。

  • 審美目的の治療費(例:ホワイトニング、美容整形など)
  • 健康診断や予防接種の費用
  • 医師の処方箋がない医薬品の購入費
  • サプリメントや健康食品の購入費
  • 海外での治療費

医療費控除を受けるための手続き

医療費控除を受けるためには、確定申告を行う必要があります。

確定申告の際に、医療費控除の明細書と領収書を添付する必要があります。

 領収書は、必ず保管しておきましょう。

歯列矯正は医療費控除の対象になるの?

歯列矯正は医療費控除の対象になるの?

「矯正って見た目を良くする治療だから、医療費控除の対象外でしょ?」

そう思っている方は少なくないと思います。

確かに、美しい歯並びは笑顔の魅力を引き立てますが、矯正治療の目的はそれだけではありません。 噛み合わせの改善や、むし歯・歯周病の予防など、お口の健康を守るための大切な医療行為でもあるんです。

例えば、

不正咬合(悪い噛み合わせ)の改善

顎関節症や消化不良などを引き起こす可能性がある不正咬合を改善することは、健康な生活を送る上でとても重要です。

歯並びの改善によるむし歯・歯周病予防

歯並びが悪いと歯磨きがしづらく、汚れが溜まりやすくなってしまいます。矯正治療で歯並びを整えることで、むし歯や歯周病を予防し、お口の健康を守ることができます。

発音の改善

歯並びが原因で発音しにくい場合、矯正治療によって改善が期待できます。

このように、矯正治療は見た目の改善だけでなく、機能改善や病気の予防といった医療的な側面も持ち合わせています。 そのため、これらの目的で矯正治療を受ける場合は、医療費控除の対象となる可能性があるのです。

なお、歯列矯正を医療行為として証明するためには以下の書類が必要になります。

医療費の領収書

矯正治療費、検査費、調整料などが記載された領収書が必要です。

領収書には、治療内容や費用の内訳が詳しく記載されているものが望ましいです。

医師の診断書(または治療計画書)

矯正治療が必要な医学的理由(不正咬合、顎関節症、発音障害など)が記載された診断書、または治療計画書が必要です。

審美目的のみの場合は、医療費控除の対象とならない可能性があるため、診断書の内容は重要です。

これらの書類を確定申告の際に提出することで、税務署が医療費控除の可否を判断します。

医療費控除を受けるための条件は?

歯列矯正は見た目の改善だけでなく、噛み合わせや歯並びの改善による健康維持・向上を目的とする医療行為として認められれば、医療費控除の対象となります。

しかし、医療費控除を受けるためには、いくつかの条件を満たす必要があります。

1年間の医療費の合計額が10万円を超えていること

医療費控除は、1月1日から12月31日までの1年間に支払った医療費の合計額が10万円を超えた場合に適用されます。 この金額には、自分自身だけでなく、生計を共にする家族(配偶者や子ども、親など)の医療費も合算できます。 矯正治療は高額な場合が多いため、他の医療費と合算することで10万円を超える可能性が高まります。

治療目的が医療行為であること

医療費控除の対象となるのは、病気の治療や予防、身体の機能回復・維持を目的とした医療費です。 歯列矯正の場合、単に見た目を美しくする審美目的ではなく、以下のような医療目的がある場合に認められます。

不正咬合(悪い噛み合わせ)の改善
顎関節症や消化不良などを引き起こす可能性がある不正咬合を改善することは、健康な生活を送る上でとても重要です。

歯並びの改善によるむし歯・歯周病予防
歯並びが悪いと歯磨きがしづらく、汚れが溜まりやすくなってしまいます。矯正治療で歯並びを整えることで、むし歯や歯周病を予防し、お口の健康を守ることができます。

発音の改善
歯並びが原因で発音しにくい場合、矯正治療によって改善が期待できます。

注意点

大人の矯正の場合

大人の矯正の場合、審美目的で行うケースが多いため、医療費控除の対象とならない場合があります。 しかし、不正咬合の改善など、医療目的が認められれば対象となります。 矯正歯科医に相談し、診断書に医療目的を明記してもらうことが大切です。

子どもの矯正の場合

子どもの矯正は、顎の成長を利用して歯並びや噛み合わせを改善するため、医療費控除の対象となる可能性が高いです。 しかし、永久歯が生え揃ってから行う「第二期治療」は、大人の矯正とみなされる場合もあるため注意が必要です。

医師の診断・治療を受けていること

矯正治療で医療費控除を受けるためには、矯正歯科医の診断書や治療計画書が必要になります。
これらの書類は、確定申告の際に提出する必要がありますので、大切に保管しておきましょう。

いくら戻ってくるの?医療費控除の計算方法

いくら戻ってくるの?医療費控除の計算方法

医療費控除で戻ってくる金額はあなたの所得や家族構成、1年間で支払った医療費の総額などによって異なりますが、基本的な計算方法は以下の通りです。

1.医療費控除の対象となる医療費を計算する

1年間に支払った医療費の合計額から、保険金などで補填される金額を差し引きます。 

診察代、薬代、歯列矯正の費用はもちろん、ドラッグストア等で購入した風邪薬や湿布なども医療費として認められる場合があります。
(ただし、保険金などで補填された金額は差し引く必要があります)

例えば、

  • 歯列矯正費用: 20万円
  • 病院の診察代: 3万円
  • 薬局で買った薬代: 1万円
  • 保険金で補填された金額: 5万円

だったとすると、医療費控除の対象となる医療費は以下となります。

20万円 + 3万円 + 1万円 5万円 = 19万円

2.控除額の計算

1で計算した金額から、10万円または所得金額の5%のいずれか低い金額を差し引きます。
ただし、所得金額が200万円未満の場合は、一律10万円を差し引きます。

計算式:

医療費控除額 =(1年間に支払った医療費の合計額 保険金などで補填される金額) 10万円(または所得金額の5%)

3.還付金の計算

2で計算した医療費控除額に、あなたの所得税率をかけます。 所得税率は、あなたの所得金額によって異なります。

計算式:

還付金額 医療費控除額 × 所得税率

計算例:

年収500万円のAさんが、1年間に30万円の医療費を支払ったとします。 保険金などで補填された金額は10万円だったとすると、

医療費控除額 (30万円 10万円) 10万円 10万円

Aさんの所得税率が10%だとすると、

還付金額 10万円 × 10% 1万円

つまり、Aさんは1万円の所得税が還付されます。

注意点

  • 医療費控除の計算は、あくまで目安です。実際の還付金額は、税務署の審査によって決定されます。
  • 上記の計算式は、一般的なケースを想定したものです。
  • 複雑なケースや、ご自身で計算するのが難しい場合は、税理士にご相談ください。

医療費控除は、確定申告を行うことで受けることができます。 確定申告の時期は、毎年2月中旬から3月中旬です。 忘れずに申請して、矯正治療費の負担を軽減しましょう。

医療費控除を受けるための手続きは?

医療費控除を受けるためには確定申告を行う必要があります。
確定申告というと難しく感じるかもしれませんが、手順を踏めば意外と簡単にできますよ。

1. 必要な書類を準備する

1. 必要な書類を準備する

医療費の領収書
1年間で支払った医療費の領収書を全て集めましょう。
歯列矯正の場合は、治療費、検査費、調整料などが記載された領収書が必要です。

医師の診断書(または治療計画書)
歯列矯正が医療行為であることを証明するために必要です。
診断書には、不正咬合や顎関節症などの病名が記載されていることが望ましいです。

源泉徴収票
会社員の方は勤務先から発行される源泉徴収票が必要です。

印鑑
認印で大丈夫です。

マイナンバーカード(または通知カードと本人確認書類)
確定申告にはマイナンバーの記載が必要です。

2. 確定申告書を作成する

2. 確定申告書を作成する

確定申告書は、税務署で入手するか国税庁のホームページからダウンロードできます。
手書きで作成することもできますが、国税庁のホームページで提供されている「確定申告書等作成コーナー」を利用すると、簡単に作成できます。

確定申告書作成コーナー

3. 確定申告書を提出する

3. 確定申告書を提出する

確定申告書は以下のいずれかの方法で提出できます。

税務署に直接提出する
2月中旬から3月中旬の確定申告期間中に税務署に直接提出します。

郵送で提出する
確定申告書に必要書類を添付し、税務署に郵送します。

e-Taxで提出する
インターネットを利用して自宅から電子申告できます。

4. 還付金を受け取る

4. 還付金を受け取る

確定申告が受理されると、数週間後には還付金が指定口座に振り込まれます。

確定申告の時期

確定申告の時期

確定申告の時期は毎年2月中旬から3月中旬です。
この期間内に、忘れず確定申告を行いましょう。

確定申告が初めての方へ

確定申告が初めての方は、税務署で開催される無料相談会などを利用すると良いでしょう。
また、税理士に依頼することもできます。

医療費控除に関するよくある質問

Q 歯列矯正は、どんな場合に医療費控除の対象になりますか?

歯並びや噛み合わせの改善が、むし歯や歯周病の予防、顎関節症の治療など、お口や身体の健康維持・改善に繋がる場合に認められます。

Q 矯正歯科医に書いてもらう診断書はどんな内容が必要ですか?

矯正治療が必要な医学的理由(不正咬合、顎関節症、発音障害など)が具体的に記載されている必要があります。

Q 医療費控除の対象となる費用には、どんなものがありますか?

診察料、検査料、矯正装置料、調整料、治療に必要な医薬品の費用、通院費(電車やバスなど公共交通機関の利用に限る)が対象となります。

Q 医療費控除の申請に必要な書類は何ですか?

医療費の領収書、医師の診断書(または治療計画書)、源泉徴収票、印鑑、マイナンバーカード(または通知カードと本人確認書類)が必要です。

Q 医療費控除は、いつどこで申請すれば良いですか?

毎年2月中旬から3月中旬の確定申告期間中に、お住まいの地域の税務署またはオンライン(e-Tax)で申請できます。

e-Tax

Q 医療費控除の還付金はいつ頃振り込まれますか?

確定申告が受理されてから通常1ヶ月〜2ヶ月程度で指定口座に振り込まれます。

Q 医療費控除の申請は自分でもできますか?

できます。
国税庁のホームページにある「確定申告書等作成コーナー」を利用すると簡単に作成できます。
不安な場合は税理士に依頼することも可能です。

確定申告書作成コーナー

Q 矯正治療を途中でやめた場合、医療費控除は受けられますか?

受けられます。
治療を途中でやめた場合でも、その年に支払った医療費が10万円を超えていれば医療費控除の対象となります。

まとめ「医療費控除で賢く矯正治療を始めよう」

この記事で歯列矯正も医療費控除の対象になることを知って、少し希望が見えてきたのではないでしょうか?

医療費控除を賢く活用すれば、矯正治療の費用負担を軽減できる可能性があります。
美しい歯並びは見た目の自信だけでなく、健康面にも良い影響を与えます。
「いつか矯正したいな」と思っている方は、この機会に一歩を踏み出してみませんか?

もちろん、医療費控除の適用にはいくつかの条件があります。
ご自身のケースが当てはまるかどうか詳しく知りたい方は、ぜひ当院にご相談ください。

インビザライン専門ドクター 森川 康司(もりかわ こうじ)が、あなたの疑問や不安にお答えし、最適な治療プランをご提案いたします。

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歯列矯正治療は1種類だけじゃない!自分にあった方法を知ろう

歯列矯正治療は1種類だけじゃない! 自分にあった方法を知ろう

2024年9月6日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

「以前から歯並びが気になってるけど、どういった治療があるのか分からない…」
「矯正は高いって聞くけど、本当?」
「矯正したいけど、何から始めたらいいか分からない…」

そんな風に悩んでいませんか?

実は、歯列矯正って一言で言っても色々な方法があるんです。
今回はそんな矯正治療について分かりやすくご説明します。
この記事を読めば、あなたにピッタリの矯正方法が見つかるハズですよ!

歯列矯正の必要性

歯列矯正の必要性

歯並びは、十人十色。お顔立ちと同じように、あなたの個性の一つです。
「美しい歯並び」の基準は時代や文化によって移り変わりますが、 一般的には以下の要素が組み合わさって、その人の歯並びが決まります。

歯の位置

それぞれの歯が顎の骨の中でどのように生えているか、ということです。
理想的な位置はすべての歯がそれぞれの役割を果たせるように、適切な位置に生えている状態となります。

それぞれの歯の役割

前歯
食べ物を噛み切る歯です。上の前歯は下の前歯を2〜3mm程度覆っているのが理想的とされています。

犬歯
食べ物を引き裂く役割を担います。口角のカーブに沿って位置し、笑顔の表情を豊かにします。

小臼歯
食べ物を細かく砕きます。前歯と奥歯の橋渡し的な存在で、噛み合わせの安定に貢献します。

大臼歯
食べ物をすりつぶす役割の歯です。最も奥に位置し、噛む力の要となります。

問題となる位置

叢生(そうせい)
歯が重なり合っている状態。
歯磨きがしにくく、むし歯や歯周病等のリスクが高まります。

空隙歯列(くうげきしれつ)
歯と歯に隙間がある状態。
見た目の問題だけでなく、発音に影響が出たり、食べ物が挟まりやすくなることがあります。

埋伏歯(まいふくし)
歯が骨の中に埋まったまま生えてこない状態です。
埋伏歯になりやすい歯は、親知らずや上顎の犬歯が多く、周りの歯に悪影響を与えたり、嚢胞(のうほう)という病気を引き起こすこともあります。

歯の向き

歯がどの方向を向いて生えているか、ということです。
噛み合わせや歯並びに調和するように、正しい方向を向いている状態が良いとされています。

問題となる向き

捻転(ねんてん)
歯がねじれている状態。歯磨きがしにくく、むし歯や歯周病のリスクが高まります。

傾斜(けいしゃ)
歯が内側や外側に傾いている状態。噛み合わせが悪くなったり、見た目の問題が生じることがあります。

歯と歯の間隔

歯と歯の間隔とは、歯と歯の間にどの程度の隙間があるか、ということです。
適切な隙間があり、歯ブラシが通りやすい状態が適切な間隔と言えます。

問題となる位置

空隙歯列(くうげきしれつ)
歯と歯の間に隙間がある状態。見た目の問題だけでなく、発音に影響が出たり、食べ物が挟まりやすくなることもあります。

叢生(そうせい)
歯が重なり合っている状態。歯磨きがしにくく、むし歯や歯周病のリスクが高まります。

噛み合わせ

上下の歯がどのように接触しているか、すべての歯がバランス良く接触し、食べ物を効率よく噛み砕ける状態が理想的です。

問題となる位置

反対咬合(はんたいこうごう)
下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態。「受け口」とも呼ばれます。

過蓋咬合(かがいこうごう)
上の前歯が下の前歯を覆いすぎている状態。「出っ歯」とも呼ばれます。

交叉咬合(こうさこうごう)
一部の歯だけが反対に噛み合っている状態。

開咬(かいこう)
奥歯で噛んだ時に、前歯が噛み合わない状態。

 

歯並びが良いことは多くのメリットをもたらします。

歯並びが悪いと起こる問題

歯並びが悪いと、見た目の問題だけでなく、様々な悪影響を及ぼす可能性があります。

むし歯や歯周病になりやすい

むし歯や歯周病になりやすい

歯並びが悪いと、歯ブラシが隅々まで届きにくく、歯垢(プラーク)や食べカスが残りやすくなります。特に、歯が重なっていたり、傾いていたりする場合は、歯ブラシの毛先が届かず、汚れが溜まりやすい状態です。

歯垢は、むし歯の原因となる細菌の温床です。また、歯垢が石灰化して歯石になると、歯周病を引き起こす原因となります。歯周病は、歯ぐきが腫れたり、出血したりするだけでなく、進行すると歯を支える骨が溶けて、最終的には歯を失ってしまう可能性もあります。

噛み合わせが悪くなる

噛み合わせが悪くなる

歯並びが悪いと、上下の歯が正しく噛み合わず、特定の歯に過度な負担がかかることがあります。

顎関節症

噛み合わせが悪いと、顎関節に負担がかかり、顎関節症を引き起こすことがあります。顎関節症は、顎の関節が痛んだり、口が開けにくくなったりする病気です。

偏咀嚼(へんそしゃく)

噛み合わせが悪いと、片方の歯でばかり噛む癖がついてしまうことがあります。偏咀嚼は、顎の関節や筋肉に負担をかけ、顔の歪みや肩こりなどを引き起こす可能性があります。

発音障害

歯並びが悪いと、舌や唇の動きが制限され、正しい発音がしにくくなることがあります。特に、サ行やタ行の発音が不明瞭になりやすいです。

見た目に自信が持てない

見た目に自信が持てない

歯並びが悪いと、口元にコンプレックスを感じ、笑顔に自信が持てなくなることがあります。人前で話すときや笑うときに口元を隠してしまう、写真撮影を避けるなど、消極的な行動につながることもあります。

特に、成長期のお子さんの場合は、歯並びのコンプレックスが、いじめの原因になることもあります。また、大人になってからも、歯並びのせいで就職活動や婚活に影響が出る可能性も否定できません。

このように、歯並びが悪いことは、見た目の問題だけでなく、お口の健康や全身の健康、さらには精神的な健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

歯並びは、あなたの健康と笑顔に大きく影響します。

「歯並びは、多少悪くても大丈夫」と安易に考えるのではなく、

「歯並びは、良いに越したことはない」という認識を持つことが大切です。

もし、少しでも歯並びで悩んでいるなら、ぜひ一度矯正歯科医に相談してみましょう。

あなたの歯並びの状態やライフスタイル、ご希望に合わせて、最適な治療方法を提案してくれます。

歯列矯正に最適な時期は?

歯列矯正に最適な時期は、年齢や歯並びの状態によって異なります。

治療の開始時期は「早ければ早いほど良い」と思われがちですが、一概にそうとは言い切れません。 歯並びの状態や年齢、成長段階によって最適な時期は異なります。

子供の場合

子供の場合

一般的に、子供の歯列矯正は、顎の骨が成長段階にある時期に行うのが効果的です。

第一期治療(混合歯列期)

 6歳〜12歳頃。永久歯と乳歯が混在している時期に行います。顎の成長を利用して歯並びや噛み合わせを改善し、永久歯が生えるスペースを確保します。

第二期治療(永久歯列期)

12歳以降。永久歯が生え揃ってから行います。歯並びや噛み合わせを細かく調整し、より美しい歯並びを目指します。

歯並びの状態によっては、3歳頃から矯正治療を開始する場合もあります。 早期に治療を開始することで、顎の成長をコントロールし、抜歯をせずに歯並びを改善できる可能性が高まります。
特に以下のような場合は、早めのご相談をおすすめします。

  • 乳歯の時期から歯並びが悪い
  • 永久歯が生え変わる時期に歯並びが気になる
  • 顎の成長に異常を感じる
  • 噛み合わせが悪い
  • 口呼吸をしている

大人の場合

大人の歯列矯正は、基本的に何歳からでも可能です。

ただし、歯周病などがある場合は、先に治療を行う必要があります。

大人の場合は、顎の骨の成長が止まっているため、子供の頃のように顎の骨を動かすことはできません。

そのため、抜歯が必要になる場合や、治療期間が長くなる場合があります。

近年では、マウスピース矯正など、目立たずに治療できる方法も増えており、大人でも気軽に矯正治療を始められるようになってきました。

歯列矯正の種類

歯並びを美しく整える歯列矯正治療ですが、その方法は大きく分けてワイヤー矯正とマウスピース矯正(インビザライン)の2種類があります。それぞれの特徴は以下のようになります。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯の表面に接着したブラケットと呼ばれる小さな装置にワイヤーを通し、そのワイヤーの弾性を利用して歯に力を加え、徐々に歯を動かしていく方法です。ワイヤーの太さや形状、ブラケットの位置などを調整することで、歯を効率的に動かし、美しい歯並びを目指します。

ワイヤー矯正のメリット

ワイヤー矯正は、様々な歯並びや噛み合わせに対応できる柔軟性と、歯の動きを細かくコントロールできる精密性を持ち合わせています。また、長年の歴史と豊富な実績により、その効果と安全性が確立されているという点も大きなメリットです。

ワイヤー矯正のデメリット

ワイヤー矯正は、装置が目立ちやすく、見た目が気になる場合があります。また、装置が固定されているため、歯磨きがしにくく、食べ物が挟まりやすいというデメリットもあります。さらに、治療初期には痛みや違和感を感じることがあります。

マウスピース矯正(インビザライン)

マウスピース矯正(インビザライン)

マウスピース矯正(インビザライン)は、透明なマウスピースを装着して歯並びを矯正する画期的な治療法です。患者さん一人ひとりの歯型に合わせて作られたオーダーメイドのマウスピースを装着し、定期的に新しいマウスピースに交換することで、少しずつ歯を動かし、徐々に歯並びを改善していきます。

マウスピース矯正(インビザライン)のメリット

目立たない
透明なマウスピースなので、装着していてもほとんど気づかれません。

取り外し可能
食事や歯磨きの際は取り外せるので、普段通りの生活を送れます。

快適
ワイヤー矯正に比べて痛みや違和感が少なく、金属アレルギーの心配もありません。

衛生的
取り外して洗浄できるので、清潔に保てます。

治療計画を事前に確認できる
3Dシミュレーションで治療後の歯並びを事前に確認できるので、安心して治療を始められます。

マウスピース矯正(インビザライン)のデメリット

適応症例が限られる
複雑な歯並びや骨格的な問題がある場合、マウスピース矯正では対応できないことがあります。

費用が高い
マウスピース矯正(インビザライン)は保険適用外のため、全額自己負担となります。

当院のおすすめするマウスピース矯正(インビザライン)

ワイヤー矯正は、様々な歯並びに対応でき、精密な歯の移動が可能です。しかし、装置が目立ち、痛みや違和感を感じやすいというデメリットもあります。

一方、マウスピース矯正は、透明で目立たず、取り外し可能なため、快適に治療を進められます。食事や歯磨きも普段通りに行え、金属アレルギーの心配もありません。さらに、3Dシミュレーションで治療後の歯並びを事前に確認できるため、安心して治療を始められます。

気になる費用や治療期間は?

当院のインビザライン矯正は、患者様にご安心いただけるように明確な料金体系を採用しています。

費用

当院では、インビザライン矯正の費用を825,000円(税込)でご案内しています。

追加料金なし
マウスピースの紛失や破損、追加のアタッチメント装着などによる追加料金は一切かかりません。

調整料なし
月々の調整料も不要です。

万が一の安心
治療期間の延長や装置の追加が必要な場合でも、最初にご提示した金額以上の費用は発生しません。

「トータルフィー」 の安心価格でご提供

トータルフィー制度(治療費定額制度)とは、矯正治療にかかる費用を、治療開始前に総額で提示するシステムです。

通常、矯正治療の費用は、

  • 初診相談料
  • 検査費用(レントゲン、口腔内写真など)
  • 診断料
  • 治療費(装置代、調整料など)
  • 保定装置費用

など、様々な項目に分かれています。

トータルフィー制度では、これらの費用をすべて含めた総額を治療開始前に提示します。
そのため患者様は、

  • 治療費が明確で安心: 治療中に追加費用が発生する心配がないため、安心して治療に臨めます。
  • 予算計画が立てやすい: 総額が分かっているので、無理のない資金計画を立てられます。
  • 通院のたびに支払う手間がない: 都度支払いの手間が省け、スムーズに通院できます。

といったメリットがあります。

治療期間

歯並びの状態によって異なりますが、1年~2年程度が一般的です。 当院では、3Dシミュレーションで治療計画を立て、患者様と一緒に治療期間の目安を確認します。

症例によっては短期間で治療が完了することも!

当院では、症例によっては短期間で治療が完了することもあります。

例えば以下の動画のような八重歯が気になる40代女性のケースでは、マウスピース矯正と抜歯を併用することで、わずか8ヶ月で美しい歯並びと健康な口腔内を実現しました。

『教えて‼︎こうじ先生』八重歯の人必見‼︎抜歯矯正もこんなに早く治るの?

動画のような事例がすべてに当てはまるわけではありませんが、症例によっては短期間で治療が完了することもありますので、まずは無料相談にお越しいただき、お気軽にご相談ください!

詳しくこちらから。
マウスピース矯正(インビザライン)

まとめ「自分に合った歯列矯正方法で、人生を豊かに!」

当院のインビザライン矯正は、透明で目立たず、快適に治療を進められるだけでなく、「トータルフィー制度」で費用も明確なので、安心して治療に専念できます。

歯並びのお悩みは、ぜひ当院にご相談ください。インビザライン専門ドクター 森川 康司(もりかわ こうじ)が、お一人お一人の患者様に合わせた治療プランを丁寧にご提案いたします。

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医療法人甦歯会 マイデンタルクリニックもりかわ歯科

  • 住所:〒581-0803 大阪府八尾市光町2丁目3 アリオ八尾2F
  • 電話番号:072-922-8148
  • 診療時間:10:00~13:00 / 14:00~19:00(年中無休)
  • URL:https://yao-shika-morikawa.or.jp/

医療法人甦歯会 リノアス診療所もりかわ歯科

  • 住所:〒581-8680 大阪府八尾市光町2丁目60 リノアス7F
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医療法人甦歯会 もりかわ歯科 志記診療所

  • 住所:〒581-0031 大阪府八尾市志紀町2丁目45 小枝ビル1階
  • 電話番号:072-949-4673
  • 診療時間:9:30~13:00 / 14:00~18:30(休診日:日・祝)
  • URL:https://shiki-dental.jp/

 

「iTero(アイテロ)」の特徴

「iTero(アイテロ)」の特徴

2024年8月16日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

 

今回は当院で導入している3DスキャンシミュレーターiTero(アイテロ)の特長について詳しくご説明いたします!

 

歯列矯正や歯科治療は、多くの方にとって大きな決断が必要な場合があります。治療内容によっては時間と費用がかかり、痛みや不快感を感じることもあります。そのため、治療を始めるかどうか迷ってしまうのは当然のことです。
今回ご紹介する3DスキャンシミュレーターiTero(アイテロ)を用いた治療は、そのようなお悩みや不安を解消することが可能になります。

 

歯列矯正の概要や治療のながれについては過去の記事で詳しく紹介していますので、あわせてそちらもご覧ください

「矯正のシミュレーションiTeroについて」

iTero(アイテロ) とは

iTero(アイテロ) とは

iTero(アイテロ)とは光を使ってお口の中を型取り出来る3Dスキャンシミュレーターです。

これまで歯列矯正以外でも虫歯の治療などを受けたことがある人なら、誰でも経験したことのある型取り。「型取りしていきますね」と言われた瞬間、なんだか気持ちが重くなってしまう人、少なくないと思います。私もその一人です。従来のピンク色の型取り材は、想像以上に不快ですよね。

  • 大きなトレーが口の中いっぱいに広がる異物感がある
  • ピンクの型取り材が喉に流れてしまって、息がしにくい
  • 固まるまで5分以上も口を大きく開けたままでいるので疲れる
  • 冷たい型材で、歯がキンキンする
  • 変な味がして、気持ち悪い

などなど。
このような型取りの嫌な思い出、あなたにもありませんか?

 

そんな悩みを解決してくれるのが、iTero(アイテロ)という最新技術です!

iTero(アイテロ)は、光で歯列や口腔内の状態をスキャンするシステムなので、従来の型取り材を使う必要がありません。
放射線を使用せず、高精度な3Dスキャンを行うので歯の内部まで安全に詳しく確認できます。
初期の虫歯や歯石を発見し、噛み合わせの強さを可視化することで、精密な診断と治療計画を立てることができ、患者様にとって理想の歯並びを実現するための歯型を制作することができます。

iTero(アイテロ) の特長やメリット

精密なデータを確認できる

iTero(アイテロ)で歯列矯正を行うと、さまざまな特徴・メリットがあります。

精密なデータを確認できる

iTero(アイテロ)は、光を使った高精度な3Dスキャン方法で歯の内部まで確認することができます。
当院では「iTero(アイテロ)5D」という最新機器を導入しており、NIRI機能という近赤外線の技術によりレントゲンでもなかなか見つけられない初期の小さな虫歯や歯石を発見でき、さらに噛み合せの強さを可視化することで、精密な診断と治療計画を立てることができます。
スキャン後は、大画面モニターで3D映像を見ることができ、360度あらゆる角度から歯の状態を確認し、患者様の歯の状態を詳細にチェックできます。

快適な型取り

快適な型取り

iTero(アイテロ)は従来のようなピンクの型取り材ではなく、スティック状のカメラを使って歯をなぞるだけで型取りができるため、従来のようなピンクの型取り材を使用する際の嘔吐反射や不快感はほとんどありません。

また、従来の方法では型取り材が固まるまで少なくとも5分程度の時間がかかり、患者様にとって待ち時間が長く、口を開け続ける負担や不快感がありました。さらに従来の方法は型取り材がうまくお口の中に留まらず、やり直しが必要になる事もありました。

iTero(アイテロ)は光でスキャンするため、従来の型取り材を使用するよりも短時間で型取りすることができます。2〜3分程度という非常に短時間で撮影が完了するので、負担が少なく快適に型取りを行えます。

このようにiTero(アイテロ)によって患者様の負担を極力減らして快適な型取りを行い、精度の高いマウスピースを制作することができるのです。

理想の歯並びをシミュレーション

理想の歯並びをシミュレーション

iTero(アイテロ)で撮影された3Dデータは「アウトカムシミュレーター」という機能で歯の位置や角度を調整し、治療中の歯の動きや治療後のBefore/After(ビフォーアフター)イメージをリアルタイムでご覧いただけます。

インビザラインで歯並びを治したいと考えられている患者様にとって、口頭で治療後の歯並びをお伝えしてもなかなかイメージは伝わらないと思います。

iTero(アイテロ)なら大型モニターを使って患者様の目の前で1つずつ歯を動かし、理想の歯並びをあらゆる角度から確認できるため、治療を始めるにあたって矯正後の歯並びを実感いただきながら理想の歯並びに近づけていきます。

安全&衛生的

安全&衛生的

iTero(アイテロ)は撮影時に放射線を一切出さないため、お子様や妊婦様も安心して利用いただけますし、従来のようなピンクの型取り材を使用する場合にありがちな不快感や、型取り材がのどに流れ込み窒息するようなリスクもありません。

また、撮影時にお口に入れるスキャナー(スキャナーチップ)の先端部分は使い捨てで一回ごとに交換しますので、衛生面も安心です。

スピーディーに治療を開始

スピーディーに治療を開始

スキャンした3Dデータは、デジタルデータとしてアメリカ企業(アライン・テクノロジー社)へ送られ、矯正装置(マウスピース)が作成されます。従来のピンクの型取り材を使って作る型取りのように歯型を空輸する必要がありませんので輸送にかかっていた数日間(1〜2週間前後)を省略し、スピーディに治療に臨めます。
治療中も歯の動きや治療完了後のイメージを3Dシミュレーションでいつでも確認することができます。

iTero(アイテロ)はどんな人におすすめ?

iTero(アイテロ)はどんな人におすすめ?

精密な矯正装置(マウスピース)を作ることができ、治療期間も短く済むiTero(アイテロ)を用いた歯列矯正は機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となりますが、それに見合うだけの様々なメリットがあることをお伝えしてきました。
iTero(アイテロ)による歯列矯正は特に以下のような患者様におすすめです。

治療期間を短く済ませたい方

歯列矯正は長い期間がかかるものですが、iTero(アイテロ)を使えば治療期間を短縮できます。
iTero(アイテロ)は精密な歯型を取得し、3Dシミュレーションで理想的な治療計画を素早く立てることができます。さらに、スキャンした歯型はアメリカ企業にデータで送信されるので、矯正装置が従来よりも早く届きます。治療中もいつでも歯の状態を確認できるので、安心して治療を受けることができます。

より精密な治療を希望される方

3DスキャンシミュレーターiTero(アイテロ)で作られた矯正装置(マウスピース)は非常に精密で、質の高い治療ができます。
精密な矯正装置(マウスピース)により装着時の違和感が大幅に軽減されるのはもちろん、通常6〜9週間ほどかかっていたマウスピースの作成期間が短縮されるので、より早く治療を始めることができるようになります。更に、途中で矯正装置(マウスピース)を作り直すことになった場合でも完成までにかかる期間が短いため、従来の方法と比較して治療期間が短縮できます。

治療中の経過や治療後のイメージを詳しく確認したい方

iTeroを使用した治療ではスキャンした3Dシミュレーションデータから治療中や治療後の歯並びや歯の状態を詳しく確認することができます。患者さんが治療の進行状況や結果を詳細に知ることで、不安を感じることなく理想の歯並びをイメージすることができます!

安全面、衛生面が気になる方

iTeroは非接触型のスキャン技術を使用していますので、口腔内に異物を挿入する必要がありません。これにより、安全面や衛生面でのリスクを最小限に抑えることができます。安全性や衛生面を重視される方には、iTeroが適しています。

嘔吐反射が強く異物感に抵抗のある方

歯型をとる際、患者様が嘔吐を引き起こす「嘔吐反射」とよばれる生理現象が起きることがあります。この反射はとくに従来のようなピンクの型取り材を使用した場合に口腔内への圧迫や異物感、不快感によって起こることが多く、場合によって治療が中断されることもあります。
一度でも嘔吐反射を経験され、治療に対して不安や抵抗を感じられている患者様には、そのような苦痛や不快感のないiTero(アイテロ)をオススメします。

歯列矯正以外でも、虫歯や歯石の早期発見・早期治療を受けたい方

iTero(アイテロ)なら口腔内の状態を詳細に観察し、虫歯や歯石などの早期発見や早期治療を行うことが可能です。歯列矯正以外の歯科治療にも応用できるため、口腔内全体の健康管理を重視される方にiTero(アイテロ)は適しています。

iTero(アイテロ)でスピーディ&快適な歯列矯正を

iTero(アイテロ)を導入している歯科医院は現状まだまだ少なく、ピンクの型取り材を使用している場合が多く見受けられるかと思います。
もりかわ歯科ではiTero(アイテロ)の中でも虫歯や歯石を早期発見できる最新機器「iTero(アイテロ)5D」を導入しており、インビザライン矯正を扱う全国の歯科医院で1%しか獲得できない「ダイヤモンドプロバイダー」を認定されております。

それだけ治療実績があり様々な症例をインビザラインで治療してきております。

これから歯列矯正をご検討される方は勿論、今治療中だけど歯列矯正について不安がある方も遠慮なくご相談ください。

 

正しい治療で歯並びを改善すると様々な恩恵が得られます。

インビザライン専門ドクター 森川 康司(もりかわ こうじ)が、お一人お一人の患者様に合わせた治療プランを丁寧にご提案いたします。

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歯並びのコンプレックス解消!矯正治療のメリット・デメリットを徹底解説

歯並びのコンプレックス解消!矯正治療のメリット・デメリットを徹底解説

2024年8月2日

八尾市の皆さん、こんにちは!医療法人甦歯会もりかわ歯科の歯科医師が、歯の疑問に勝手に答えていくこのブログ。今日のテーマは**「歯並びのコンプレックス解消!矯正治療」**です。

「歯並びが気になって思いっきり笑えない…」 「矯正治療って痛そうだし、時間もお金もかかりそう…」

そんな悩みや不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?

今回は、歯並びのコンプレックスを解消し、自信あふれる笑顔を手に入れるための矯正治療について、メリット・デメリットを包み隠さずお話しします!

歯並びが悪いとこんなに大変!?見た目だけじゃない3つのデメリットを徹底解説

 

歯並びが悪いと、見た目が気になるだけでなく、日常生活にも様々な影響を及ぼします。

今回は、歯並びが悪いことで起こる3つのデメリットについて、詳しく解説していきます。

  • 見た目の問題

笑顔に自信が持てない

歯並びが悪いと、口元が気になって思いっきり笑えない、口を手で隠してしまうなど、笑顔に自信が持てなくなることがあります。

写真撮影が憂鬱

集合写真や証明写真など、写真に写ることに抵抗を感じてしまうことがあります。

人前で話すのが苦手になる

歯並びが気になって、人前で話すことに自信が持てなくなり、コミュニケーションに消極的になってしまうことがあります。

  • 機能的な問題

発音が不明瞭になる

歯並びが悪いと、舌の動きが制限され、正しい発音がしづらくなることがあります。特にサ行やタ行の発音が不明瞭になりやすいです。

食べ物が噛みにくい

歯並びが悪いと、食べ物をしっかりと噛み砕くことができず、消化不良を起こしやすくなります。また、特定の食べ物が噛みにくくなることもあります。

歯磨きがしにくい

歯並びが悪いと、歯ブラシが隅々まで届きにくく、磨き残しが多くなります。磨き残しはプラーク(歯垢)となり、虫歯や歯周病の原因となります。

  • 精神的な問題

自己肯定感が下がる

歯並びが悪いことをコンプレックスに感じ、自分に自信が持てなくなることがあります。

消極的になる

歯並びが気になって、積極的に人と関わることができなくなることがあります。

ストレスが溜まる

歯並びのコンプレックスが、精神的なストレスとなり、心身に悪影響を及ぼすことがあります。

 

このように、歯並びが悪いことは、見た目だけでなく、機能面や精神面にも様々な悪影響を及ぼす可能性があります。

もし、歯並びがコンプレックスで悩んでいるのであれば、一度、歯科医院にご相談ください。 歯列矯正をはじめ、様々な治療法であなたの悩みを解決できるかもしれません。

矯正治療で人生が変わるかも!?5つの嬉しいメリットを徹底解説

矯正治療は、見た目の改善だけでなく、様々なメリットをもたらします。 今回は、矯正治療によって得られる5つの嬉しいメリットについて、詳しく解説していきます。

  • 自信あふれる笑顔を手に入れる

口元のコンプレックス解消

歯並びが整うことで、口元のコンプレックスが解消され、自然と笑顔が増えます。

笑顔に自信が持てる

笑顔に自信が持てるようになると、表情が明るくなり、相手に好印象を与えられます。

横顔も美しく

Eライン(鼻先と顎先を結んだライン)が整い、横顔が美しくなります。

若々しい印象に

口元が引き締まり、若々しい印象を与えることができます。

  • 快適な生活を送る

発音が明瞭になる

歯並びが整うことで、舌の動きがスムーズになり、発音が明瞭になります。

食べ物がしっかり噛める

噛み合わせが改善され、食べ物をしっかりと噛み砕けるようになります。消化を助け、胃腸への負担を軽減します。

歯磨きが楽になる

歯並びが整うことで、歯ブラシが隅々まで届きやすくなり、歯磨きが楽になります。虫歯や歯周病のリスクを減らすことができます。

  • 全身の健康を促進

噛む力が強くなる

しっかり噛めるようになることで、顎の筋肉が鍛えられ、噛む力が強くなります。

消化を助ける

食べ物を細かく噛み砕くことで、消化酵素が働きやすくなり、消化を助けます。

姿勢が良くなる

噛み合わせが改善されると、姿勢が良くなり、肩こりや頭痛が軽減されることもあります。

  • 前向きな自分になる

自分に自信が持てる

見た目が改善し、自分に自信が持てるようになると、積極性や行動力が高まります。

コミュニケーションが円滑に

笑顔に自信が持てるようになると、自然とコミュニケーションが活発になり、人間関係が豊かになります。

毎日が楽しくなる

自分に自信が持てるようになると、毎日が楽しくなり、QOL(生活の質)が向上します。

  • 将来の歯の健康を守る

歯を失うリスクを減らす

歯並びが悪いと、特定の歯に過度な負担がかかり、歯を失うリスクが高まります。矯正治療で歯並びを整えることで、将来の歯の健康を守ることができます。

このように、矯正治療は、見た目の改善だけでなく、心身の健康にも良い影響を与え、人生を豊かにする可能性を秘めています。

もし、歯並びがコンプレックスで悩んでいるのであれば、一度、歯科医院にご相談ください。 矯正治療は、あなたの人生を変える一歩になるかもしれません。

知っておきたい!矯正治療のデメリット

  • 治療期間が長い

      • 一般的に1年半〜2年半程度かかります。
  • 費用がかかる

      • 保険適用外のため、自由診療となります。
  • 痛みや違和感がある

      • 装置を装着した直後や調整時には、痛みや違和感を感じることがあります。
  • 食事や歯磨きがしにくい

      • 装置に食べ物が挟まりやすかったり、歯磨きがしにくくなることがあります。
  • 虫歯や歯周病のリスクが高まる

    • 装置の周りには汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まることがあります。丁寧な歯磨きと定期的なメンテナンスが必要です。

歯科医師がアドバイス!矯正治療を成功させるポイント

  • 信頼できる歯科医院を選ぶ

      • 経験豊富な医師やスタッフがいるか、治療方針や費用について詳しく説明してくれるかなど、慎重に検討しましょう。
  • 治療期間や費用について理解する

      • 治療期間や費用は、歯並びの状態や治療方法によって異なります。事前にしっかりと確認し、納得した上で治療を始めましょう。
  • 医師やスタッフの指示に従う

      • 定期的な通院や、自宅でのケアをしっかりと行うことが大切です。
  • 不安や疑問があれば相談する

    • 痛みや違和感、治療の進み具合など、気になることがあれば、遠慮なく医師やスタッフに相談しましょう。

 

医療法人甦歯会もりかわ歯科での歯列矯正

医療法人甦歯会もりかわ歯科ではインビザライン矯正治療をおすすめしております。

インビザラインってどんな矯正?

インビザラインは、透明なマウスピース型の矯正装置を使って歯並びを整える治療法です。

従来のワイヤー矯正とは異なり、金属製のブラケットやワイヤーを使用しないため、装着していることがほとんど分かりません。

インビザラインのここがすごい!5つの魅力

インビザラインのここがすごい!5つの魅力

  • 見た目が自然で目立たない

      • 透明なマウスピースなので、装着していても周りの人に気づかれにくいのが特徴です。
      • 人前に出る仕事の方や、結婚式などのイベントを控えている方にもおすすめです。
  • 取り外しが可能

      • 食事や歯磨きの際は、マウスピースを取り外せるので、普段通りの生活を送ることができます。
      • 好きなものを我慢したり、歯磨きがしにくくて虫歯になる心配もありません。
  • 快適な装着感

      • 薄くて柔らかい素材でできているため、金属製の装置に比べて違和感が少なく、口内炎ができにくいのが特徴です。
      • 発音への影響も少ないため、スムーズに会話ができます。
  • 治療計画が明確

      • 3Dシミュレーションソフトを使って、治療開始から終了までの歯の動きを事前に確認できます。
      • 治療期間や費用、歯並びの変化を具体的にイメージできるので、安心して治療を進められます。
  • デジタル技術で効率的な治療

    • 最新のデジタル技術を活用することで、従来のワイヤー矯正よりも効率的な治療が可能です。
    • 通院回数も少なく、忙しい方でも無理なく治療を続けられます。

こんな方におすすめ!インビザライン

こんな方におすすめ!インビザライン

  • 歯並びがコンプレックスで、人知れず矯正したい方
  • 結婚式やイベントを控えていて、目立つ矯正器具は避けたい方
  • 従来のワイヤー矯正で口内炎ができてしまった経験がある方
  • 忙しくて頻繁に通院できない方
  • 金属アレルギーの方

八尾市で歯列矯正なら医療法人甦歯会もりかわ歯科へ!

「医療法人甦歯会もりかわ歯科」では、インビザラインというマウスピース矯正システムを導入しています。

更に、インビザライン矯正治療を行っている全国の歯医者さんで1%未満のダイヤモンドプロバイダーに認定されており、数多くの症例を治療してまいりました。

他の歯医者さんでは困難な矯正治療も医療法人甦歯会もりかわ歯科では治療可能です!

安心して矯正治療にお越しください!

無料矯正相談受付中

マウスピース矯正についてのご相談は、お気軽に大阪府八尾市にある「もりかわ歯科」までお問い合わせください。

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