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上の歯が変な所からはえてきたインビザライン症例

【ガタガタ】主訴:「上の歯が変な所からはえてきた」インビザライン症例

2024年11月29日

はじめに

このブログの内容は当院YouTubeチャンネルで同時に公開しております。
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【関連動画】
ガタガタ】主訴:「上の歯が変な所からはえてきた」インビザライン症例

2_限定解除項目

通院時年齢 9歳
性別 女性
通院目的 マウスピース矯正治療
診断 叢生
処置内容 インビザライン(非抜歯)
通院期間 12ヶ月 通院回数10回
費用 440000円

※自由診療になります

リスク、副作用 マウスピース矯正は、マウスピースを着けていないと歯が動かないため、決められた時間は必ず装置を装着して頂く必要があります。

装着時間を守ること、1~2週間ごとにマウスピースの着け替えを怠らないことが大切となります。

※「自由診療」とは健康保険等の公的な医療保険制度が適用とならない全額自己負担の診療のことを指します。事前にご確認ください。

※ 治療はすべて各患者さま固有の症例に対応したものであり、他の方への治療結果を保証するものではありません。

 

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

当院では年間250人以上の患者さんがインビザライン矯正を開始されています。

症例の紹介はもりかわ歯科のinstagramでも随時公開にて紹介しておりますのでチェックしてみてください。

 

「そもそもインビザラインって何?」と疑問に感じられた方や、インビザラインについての基礎知識を知りたい方はもりかわ歯科の「マウスピース矯正ページ」をご覧ください。

患者さんの主訴「上の歯が変な所からはえてきた

9歳の女の子の患者さんが、「上の歯が変な所からはえてきた」という主訴で来院されました。

上の歯が変な所からはえてきた」について主治医の見解

今回は9歳の女の子の症例です。
小児矯正について、実際の症例を通して解説していきます。

「上の歯が変な所からはえてきた」というのは歯科用語で「異所萌出」と呼ばれる状態です。

異所萌出の原因には以下のようなものがあります。

スペース不足

顎の骨の大きさに比べて歯が大きい場合、歯が正しい位置に生えることができずに違う場所から生えてくることがあります。

乳歯の早期喪失

乳歯が早く抜けると永久歯が正しい位置に生えるための道しるべがなくなってしまい、違う場所から生えてくることがあります。

遺伝

ご家族に異所萌出の方がいる場合、遺伝的な影響を受けることがあります。

今回はインビザライン矯正でどのように治療が進むのか、治療計画と治療結果を見ながら解説していきます。
お子さんの歯並びが気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

ガタガタ】「上の歯が変な所からはえてきた」インビザライン症例の治療内容と結果

【初診時】問題の原因について主治医の考察

3_インビザライン症例(初診時)

インビザライン症例(初診時)

この患者さんは9歳の女の子で「上の歯が変な所から生えてきた」という主訴で来院されました。
お母様が歯磨きの時に、上の歯が変な場所から生えていることに気づき矯正相談に来られました。

問題点は、以下の2点でした。

  • 右上の5番目の歯が生えるスペースがない
  • 噛み合わせが深い

「1.右上の5番目の歯が生えるスペースがない」原因は、過去に右上の奥歯の乳歯を虫歯で早くに失っていたことでした。
乳歯がなくなったことで、永久歯が生えるためのスペースがなくなってしまったと考えられます。

「2.噛み合わせが深い」原因は口呼吸によって舌の位置が悪くなり、噛み合わせが深くなっていると考えられます。

そこで今回はインビザライン矯正でスペースを広げ、さらにトレーニングによって舌の位置を改善することを目指して治療計画を立てていきました。

【治療計画】「上の歯が変な所からはえてきた」インビザライン症例

4_症例の治療計画

インビザライン矯正では「クリンチェック」という3Dシミュレーションソフトを使います。
このソフトでは0.1mm単位で歯の動きを設計し、矯正完了までの過程をシミュレーションすることができます。

治療計画として、右上の5番目の歯が生えるスペースを確保するために顎を広げることをメインに計画を立てていきました。
どのように歯が動いていくのか、シミュレーション画面を見ながら解説します。

小児矯正の治療計画は大人の矯正治療のように複雑なものではなく、シンプルな計画で治すことが可能です。

今回は顎を左右に広げることでスペースを作り、治療を行う計画を立てました。

【矯正開始12ヶ月】「上の歯が変な所からはえてきた」インビザライン症例

5_インビザライン症例(12ヶ月)

インビザラインでの矯正治療開始から12ヶ月後の実際の写真です。

治療計画通りに矯正は順調に進み、右上の5番目の歯が正しい位置に並び、きれいな歯並びになりました。
たった12ヶ月でここまで変化させることができます。

ご両親も最初はとても心配されていましたが、12ヶ月できれいに歯並びが整ったことに大変喜んでいらっしゃいました。
インビザライン矯正は透明なマウスピースを使って治療を行うので、お子様も見た目でコンプレックスを感じることなく楽しく治療できました。また、痛みもほとんどなく快適に生活できたとのことでした。

このように、インビザライン矯正では3Dシミュレーションで治療の経過を確認しながら進めることができるので、患者さんも安心して治療を受けることができます。

お子様の歯並びで悩んでいる方は、ぜひ一度もりかわ歯科にご相談ください。

ガタガタ】主訴:「上の歯が変な所からはえてきた」インビザライン症例のまとめ

上の歯が変な所からはえてきた」症例のビフォーアフター

6_症例のビフォーアフター

インビザライン矯正(初診時)とインビザライン矯正(12ヶ月後)です。

インビザライン矯正でここまで歯並びを変えることができます。
上の歯が変な所から生えてきた症例でも、12ヶ月で治療することが可能です。
同じような歯並びで悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。

いかがでしたでしょうか?
今回は「上の歯が変な所からはえてきた」というお子さんのインビザライン症例をご紹介しました。

「子供の歯並びは大丈夫かな?」と矯正相談に来られる方は多くいらっしゃいます。
今回の症例を見ていただくとわかるように、大人の矯正治療との違いは顎の成長を促しながら治療計画を立てられることです。
そのため「歯を抜く」「歯を削る」といった大変な治療をしなくても、きれいな歯並びを獲得できる可能性があります。

顎の成長には限界があります。
特に上顎の成長は10歳で80%が終わってしまいます。この時期を逃すと治療計画が変わってしまい、より難しい治療になってしまう可能性があります。
少しでも気になることがあれば、後悔する前に一度相談することをおすすめします。

「歯並びは気になるが時間がかかるのでは?」や「自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?」と不安になり勇気が出ずに一歩踏み出せない方は勇気を振り絞って是非、一度お問合せ下さい。

 

医療法人甦歯会もりかわ歯科は、全国の歯科医院の中で1%も獲得する事が出来ない”ダイヤモンドプロバイダー”の称号を3年連続獲得しておりますので、安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味のある方、噛み合わせが気になる方は下記「もりかわ歯科のマウスピース矯正ページ」からお問合せ下さい。

 

最初から最後まで矯正担当医は矯正専門医の森川康司が診させて頂きますのでご安心下さい。

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歯並びで子どもの未来が変わる!笑顔輝く歯列矯正ライフを始めよう

歯並びで子どもの未来が変わる!笑顔輝く歯列矯正ライフを始めよう

2024年9月20日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

「うちの子、歯並びが気になるけど、歯列矯正っていつから始めるべき?」
「歯列矯正装置が目立つと、学校でからかわれたりしないか心配…」

そんな風に悩んでいませんか?

実は、子どもの歯並びは永久歯が生えそろう前の6〜12歳頃までに決まってしまうんです。この時期に適切な歯列矯正治療を行うことで、将来的に歯並びが悪くなるリスクを減らすことができます。

今回は、お子さまの歯並びが気になる親御さんのために目立たないインビザライン歯列矯正について詳しく解説します。

子どもの歯並び、実は6〜12歳頃までに決まってしまう!?

子どもの歯並び、実は6〜12歳頃までに決まってしまう!?

子どもの歯並びは永久歯が生えそろう6〜12歳頃までにほぼ決まります。この時期は顎の骨が最も活発に成長し、歯もまだ動きやすい状態です。そのため歯列矯正治療を行うベストタイミングと言えます。

この時期の歯列矯正治療は単に歯並びを整えるだけでなく、顎の骨の成長をコントロールし、正常な噛み合わせを誘導することができます。顎の成長を適切に促すことで将来的な歯並びや顔立ちにも良い影響を与える可能性があります。

特に6歳臼歯(第一大臼歯)が生えてくる6歳頃には、一度歯科医院で検診を受けることをおすすめします。この時期の検診で将来的な歯並びや噛み合わせの問題を予測し、適切な予防策や早期治療を始めることができます。

また、この時期の歯列矯正治療は、お子様の負担も少なく、比較的短期間で効果が期待できます。永久歯が生え揃ってからの歯列矯正治療に比べて、抜歯が必要になるケースも少なくなります。

こんな歯並びは要注意!歯列矯正が必要なサインを見逃さないで

以下のような歯並びは、お子さまの歯列矯正が必要なサインかもしれません。

こんな歯並びは要注意!歯列矯正が必要なサインを見逃さないで

  • 出っ歯
    上の前歯が前に出ている
  • 受け口
    下の前歯が上の前歯よりも前に出ている
  • 開咬
    奥歯を噛み合わせた時に、前歯が噛み合わない
  • 叢生(そうせい)
    歯がデコボコしている
  • 上顎前突(じょうがくぜんとつ)
    上の顎が前に出ている
  • 反対咬合(はんたいこうごう)
    受け口のこと
  • 過蓋咬合(かがいこうごう)
    奥歯を噛み合わせた時に上の前歯が下の前歯を覆い隠してしまう
  • 交叉咬合(こうさこうごう)
    左右どちらか一方の奥歯だけが噛み合っている
  • 空隙歯列(くうげきしれつ)
    歯と歯の間に隙間がある

これらの歯並びは見た目の問題だけでなく、発音や噛み合わせ、顎関節症、虫歯や歯周病のリスク増加など、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。

しかし歯並びの問題は多岐にわたり、素人目には判断が難しいケースも少なくありません。

当院では経験豊富な歯列矯正歯科医が、お子さまの歯並びや顎の成長を総合的に診査し、最適な歯列矯正治療をご提案いたします。

インビザライン歯列矯正は透明なマウスピース型装置を使用するため、周囲に気づかれにくくお子さまの学校生活にも影響を与えにくいのが特徴です。見た目を気にせず、安心して歯列矯正治療を受けていただけます。

歯列矯正のベストタイミングは?早すぎても遅すぎてもダメな理由

歯列矯正治療は適切な時期に行うことが大切です。
早すぎても遅すぎてもお子さまにとって様々な不都合が生じる可能性があります。

適切なタイミングは6〜12歳頃まで

矯正治療を開始するのに適した年齢はお子さまの歯並びの状態や顎の成長段階によって異なりますが、一般的には永久歯が生え始める6歳頃から、永久歯が生え揃う12歳頃までが適していると言われています。

この時期は顎の骨が成長段階にあり、歯もまだ動きやすいため、矯正治療の効果が出やすく治療期間も比較的短くて済みます。さらに成長期の骨格や筋肉のバランスを考慮しながら矯正を進めることで、より自然で美しい歯並びと顔立ちを実現できる可能性も高まります。

この時期を逃してしまうと以下のような問題がおきる可能性もありますので、注意が必要です。

早すぎる歯列矯正(顎の成長が未熟なうち)

早すぎる歯列矯正(顎の成長が未熟なうち)

顎の成長を妨げる可能性がある

歯列矯正装置によって顎の成長が妨げられ、本来の大きさまで成長しない可能性があります。

十分な治療効果が得られない可能性がある

歯や顎の骨がまだ成長段階にあるため、歯列矯正治療の効果が十分に得られないことがあります。

再治療が必要になる可能性がある

成長に伴い歯並びが変化するため、歯列矯正治療をやり直さなければいけない場合があります。

遅すぎる歯列矯正(顎の成長が止まった後)

遅すぎる歯列矯正(顎の成長が止まった後)

治療期間が長引く可能性がある

歯や顎の骨が硬くなっているため、歯を動かすのに時間がかかる場合があります。

抜歯が必要になる可能性がある

歯を動かすスペースが不足している場合、健康な歯を抜歯しなければいけないことがあります。

外科手術が必要になる可能性がある

顎の骨のズレが大きい場合、歯列矯正治療だけでは改善が難しく外科手術が必要になることがあります。

このように歯列矯正治療のタイミングを間違えると、お子さまの負担が増えたり治療効果が得られなかったりする場合があります。

当院では専門家がレントゲン写真や口腔内写真、歯型などを用いてお子さまの顎の成長段階や歯並びの状態を詳しく診査し、最適な歯列矯正治療の開始時期をご提案いたします。

子どもの歯並びが悪いまま放置しておくと…

子どもの歯並びが悪いまま放置しておくと…

歯並びが悪いまま放置すると、見た目の問題だけでなく、お子さまの心身の健康や将来にまで影響を及ぼす可能性があります。

顎関節症

顎の関節に負担がかかり痛みや口が開きにくいなどの症状が現れるだけでなく、頭痛、肩こり、姿勢の悪化、さらには全身の骨格の歪みなど、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

虫歯や歯周病

歯並びが悪いと歯磨きがしづらく汚れが溜まりやすくなるため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。放置すると、歯を失い、将来的にインプラントなどの高額な治療が必要になることもあります。

消化不良

噛み合わせが悪いと食べ物をうまく噛み砕けず、消化不良を起こすことがあります。胃腸に負担がかかり、慢性的な胃腸炎や栄養吸収の低下など、健康を損なう可能性もあります。

発音障害

歯並びが悪いと、サ行やタ行などの発音が不明瞭になることがあります。コミュニケーションに支障をきたし、お子さまの学業や社会生活に悪影響を及ぼす可能性もあります。

コンプレックス

歯並びにコンプレックスを感じ、自分に自信が持てなくなることがあります。消極的な性格になったり人間関係に悪影響が出たり、就職活動や結婚など将来の選択肢を狭めてしまう可能性もあります。

さらにこれらの問題は、将来的に治療費の増加にもつながる可能性があります。

例えば顎関節症の治療にはマウスピースや薬物療法、場合によっては手術が必要になることもあります。また、虫歯や歯周病が進行すると抜歯やインプラント治療が必要になる場合もあります。

早期発見・早期治療でこれらのリスクを回避し、お子さまの健やかな成長をサポートしましょう。
インビザライン歯列矯正は取り外しが可能なため、口腔内を清潔に保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクを低減できます。

子どもの歯列矯正にかかるお金の目安

子どもの歯列矯正にかかるお金の目安

インビザライン歯列矯正の費用はお子さまの歯並びの状態や治療期間、使用するマウスピースの数などによって大きく異なります。

一般的には50万円〜100万円程度が目安となりますが、複雑な症例や長期間の治療が必要な場合はさらに費用がかかることもあります。

当院では患者様のご負担を少しでも軽減できるよう、分割払いデンタルローンなど様々な支払い方法をご用意しております。

歯列矯正治療は医療費控除の対象となる場合があります。医療費控除とは1年間で支払った医療費が一定額を超えた場合に、所得税の一部が還付される制度です。歯列矯正治療費も医療費に含まれるため、条件を満たせば税金が戻ってくる可能性があります。

お子さまの歯並びや歯列矯正治療にかかる費用についてご不明な点やご不安なことがございましたら、お気軽に当院までご相談ください。

子どもの歯列矯正に関するよくあるギモンQ&A

Q インビザライン歯列矯正って何ですか?

インビザライン歯列矯正とは、透明なマウスピース型の歯列矯正装置を使って歯並びを治す方法です。金属製のブラケットやワイヤーを使用しないため、目立ちにくく快適に治療を進められます。

Q 子どもの歯列矯正はいつから始められますか?

一般的には、永久歯が生え始める6歳頃から始めることができます。ただしお子さまの成長段階や歯並びの状態によって最適な時期は異なりますので、一度歯科医師にご相談ください。当院では無料相談を実施しておりますので、お気軽にお越しください。

Q インビザライン歯列矯正は痛みますか?

個人差はありますが、ワイヤー歯列矯正と比べて痛みは少ないと言われています。それでも痛みを感じる場合は、痛み止めを処方いたしますのでご安心ください。当院では痛みの少ない治療を心がけておりますのでご安心ください。

Q インビザライン歯列矯正の期間はどれくらいですか?

歯並びの状態や治療計画によって異なりますが、一般的には1年〜2年程度かかります。治療期間中は定期的にご来院いただき、歯の動きを確認しながら治療を進めていきます。

Q 歯列矯正治療中に、虫歯になってしまったらどうすればいいですか?

インビザラインは取り外しが可能なため、普段通り歯磨きをすることができます。ただし歯列矯正装置を装着している間は食べ物が詰まりやすくなるため、いつも以上に丁寧に歯磨きをする必要があります。当院では歯列矯正治療中の虫歯予防についてもアドバイスさせていただきます。

虫歯になってしまった場合は虫歯の進行状況や治療内容によってはインビザライン歯列矯正を一時中断し、虫歯治療を優先する場合があります。虫歯治療が完了した後に歯の形が変わってしまった場合は、新しいマウスピースを作成し直す必要があります。

Q 歯列矯正治療中は、どんなことに気をつければいいですか?

インビザライン歯列矯正中は1日22時間程度マウスピースを装着する必要があります。硬い食べ物や粘着性のある食べ物はマウスピースを破損する可能性があるため、避けるようにしましょう。定期的な歯科検診も重要です。

Q 歯列矯正治療の費用はどれくらいですか?

インビザライン歯列矯正の費用は、一般的に50万円〜100万円程度が目安となります。当院では患者様のご負担を軽減するため、分割払い、デンタルローンなど様々な支払い方法をご用意しております。お気軽にご相談ください。

Q 子どもの歯列矯正は途中でやめられますか?

やむを得ない事情で歯列矯正治療を中断することは可能です。しかし歯列矯正治療は計画的に歯を動かすため、途中でやめると以下のような問題が起こる可能性があります。

  • 後戻り
    歯は元の位置に戻ろうとする性質があるため、歯列矯正治療を中断すると、せっかく整えた歯並びが戻ってしまうことがあります。
  • 治療期間の延長
    再び歯列矯正治療を始める場合、中断したところからやり直す必要があるため治療期間が長引く可能性があります。
  • 虫歯や歯周病のリスク増加
    歯列矯正装置を外した状態で放置すると歯磨きがしづらくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まることがあります。
  • 費用的な負担
    再び歯列矯正治療を始める場合、再度費用がかかることがあります。

歯列矯正治療を中断するかどうかは、お子さまの歯並びの状態や成長段階、中断する理由などを総合的に考慮して判断する必要があります。

まとめ「目立たない歯列矯正で、お子さまの笑顔を輝かせよう!」

子供の歯並びは成長とともに変化していきます。早めの歯列矯正治療でお子さまの笑顔をもっと輝かせ、健康な歯を育みましょう。

もりかわ歯科ではインビザライン歯列矯正の無料相談を実施しています。歯並びや歯列矯正治療について、どんなことでもお気軽にご相談ください。

インビザライン専門ドクター 森川 康司(もりかわ こうじ)があなたやお子さまの疑問や不安にお答えし、最適な治療プランをご提案いたします。

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医療法人甦歯会 マイデンタルクリニックもりかわ歯科

  • 住所:〒581-0803 大阪府八尾市光町2丁目3 アリオ八尾2F
  • 電話番号:072-922-8148
  • 診療時間:10:00~13:00 / 14:00~19:00(年中無休)
  • URL:https://yao-shika-morikawa.or.jp/

医療法人甦歯会 リノアス診療所もりかわ歯科

  • 住所:〒581-8680 大阪府八尾市光町2丁目60 リノアス7F
  • 電話番号:072-992-8148
  • 診療時間:10:00~13:00 / 14:00~19:00(年中無休)
  • URL:https://yao-shika-morikawa.or.jp/

医療法人甦歯会 もりかわ歯科 志記診療所

  • 住所:〒581-0031 大阪府八尾市志紀町2丁目45 小枝ビル1階
  • 電話番号:072-949-4673
  • 診療時間:9:30~13:00 / 14:00~18:30(休診日:日・祝)
  • URL:https://shiki-dental.jp/
もりかわ歯科のこどもの矯正の考え方

もりかわ歯科のこどもの矯正の考え方

2023年12月25日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

今回は、「もりかわ歯科のこどもの矯正の考え方」をご説明させて頂きます。

こどもの成長はその瞬間しかありません。

このブログでは、歯並びが悪くなる原因や矯正の考え方など小児矯正への考え方を詳しくご説明させて頂きます。

こどもの成長大丈夫かな?と心配されているママに必見です。

内容としては

1、成長に大切なこと

2、手遅れになる前にチェックする項目

3、小児矯正で大切なこと

4、実際の変化

この4つの内容について深堀りしていきます。

是非、最後までご覧頂けますと幸いです。

成長に大切なこと

成長に大切なことは

1、呼吸

2、嚥下

3、成長曲線を理解する

この3つが大切だと考えています。1つ1つを説明させて頂きます。

1.呼吸について

鼻呼吸の大切さ

皆様のお子様は口がポカンと空いていませんか?

口が空いていると危険です。それは、口呼吸の可能性があります。

 

口呼吸の問題点は

1、免疫力の低下が起こってしまいます。

口から細菌が体内に入ってしまうため風邪を引きやすくなってしまいます。

2,脳の機能障害

日々、脳は動いています。脳が熱くならないために頸動脈から熱を放熱しています。

それだけでは足りなく、鼻呼吸することで脳を冷やしてくれる機能があります。

ただ、口呼吸になると脳が冷まされなくなり40.5度を超えてしまうと機能障害が引き起こされてしまいます。

3、舌の位置

口呼吸になると舌の位置が低くなる『低位舌』という状態になってしまいます。

そうすると、気道が狭くなり『いびき』にも関係してきてしまいます。

 

口が空いていることは些細なことですが成長にすごく影響を与えてしまいます。

例えば、風邪を引いて鼻が詰まっている場合はどうしても口呼吸になってしまいます。

当院では、成長を考慮して耳鼻科の受診をお勧めしています。

まず、お子様が口呼吸の原因を探る必要がありますので些細なことでも当院にお問い合わせください。

その、些細なことが将来大きな問題につながる危険性があります。

2.嚥下(えんげ)

嚥下(えんげ)とは:口から入った食べ物や飲み物を、喉を通って食道に送り込み、胃に運ぶ一連の動作のことをいいます。

飲み込む時の筋肉の使い方、舌の使い方などがすごく大切です。

ごはんを飲み込むときにべろの力とほっぺの力が均等だと歯並びは崩されないが、もしべろの力が弱いとくちびるの力とほっぺの力に負けてしまい歯並びが崩れてしまいます。嚥下の仕方で歯並びに影響を与えてしまいます。正しい嚥下、間違っている嚥下をしっかり認識することが成長に影響してきます。

正しい嚥下の方法

筋肉や舌の位置が正しくなければ顎は小さく歯並びが悪くなってしまいます。

顎を広げてあげて舌の位置や唇の癖を取ることによって正しい歯列を6か月程で手に入れることが可能です。

3.成長曲線

スキャモンの発育曲線

身長や脳などそれぞれに成長の仕方が違います。

顎の成長において上顎、下顎の成長の違いを知っておく事は大切なことです。

上顎は『脳の成長』下顎は『身長の成長』がポイントです。

発育曲線をみると

神経型は10歳までにほとんど成長が終わります。

上顎も同様に10歳までに80%の成長が終わってしまいます。

下顎は身長が伸びるタイミング10歳から14歳にかけて成長します。

上顎と下顎は成長するタイミングが違います。

10歳までに成長を考える事が大切になってきます。

まだ、大丈夫で時が進んでしまうと気づいたときに成長が終わっていることもあります。

悩みがある時に解消しておくことが大切になってきます。

手遅れになる前にチェックする項目

歯並び相談に来られた方が「子供の歯並びが悪くなったのは自分の歯並びが悪いことの遺伝だ」と仰る方が多いです。

しかし、歯並びが悪くなる主な原因は『悪習癖』です。

歯並びが悪くなる原因はどこから始まっていくのかを知ることで予防策などがわかってきます。詳しくご説明させて頂きます。

チェック項目ごとに説明させて頂きますので該当しないかしっかり見て下さい。

乳歯の時の歯並びをチェック

乳歯の時の正しい歯並び

乳歯の時の正しい歯並びってご存じですか?

このように前歯に隙間があることが乳歯の時の正しい歯並びです。

上は7ミリ、下は5ミリ大きい歯が萌えてきます。

そのために前歯と前歯の間にスペースがあります。

もし、乳歯の時点で歯並びがキツい状態だと永久歯に生え変わった時に歯並びが悪くなってしまいます。

まず、乳歯の時は正しく前歯に隙間があるかをチェックすることが大切です。

鼻呼吸?口呼吸?

口がポカンと空いていませんか?

自分のお子様は口がポカンと空いていませんか?

このように口が空いてしまうと成長に影響してしまいます。

口呼吸により上顎の成長、脳の成長などに影響が出てきてしまい、将来歯並びのことですごく苦労してしまいます。

口呼吸で上顎の成長がしっかり出来ないと…

口呼吸で上顎の成長がしっかり出来なければ『反対咬合』や『八重歯』になってしまい治療が難しくなってしまいます。

歯並びを治す前に耳鼻科を受診頂き『鼻呼吸』を確立させることから取り組む必要がございます。

お子様の年齢は?

歯医者さんでお子様の歯並びは様子みましょうと言われて心配になって当院にご相談下さる方がいます。

成長において様子見して良くなることは御座いません。

上顎に関しては10歳までに成長は80%が終わります。

その瞬間、瞬間で成長が進み終わっていきます。

些細なことでも気になることは歯医者に相談するべきです。

覚えていてほしいことは

『子供の歯並びの相談は歯医者に10歳までにするしましょう。』ということです。

上顎の成長が80%終わる前にしっかり現状の把握をする必要があります。

小児矯正で大切なこと

もりかわ歯科当院の小児矯正で大切にしていることをしっかりご説明させて頂きます。

機能が形態を作る『機能母体説』という言葉があります。

歯並びが悪くなったのは結果であって必ず原因があります。

成長が出来ていない理由はなぜなのか?

呼吸、姿勢が悪いのはなぜなのか?

鼻呼吸ではなく、口呼吸になったのはなぜなのか?

など原因をしっかり追及してそこにアプローチすることが小児矯正では大切な事だと考えます。

当院で大切にしていることは

『歯並びを整える』

『歯並びを悪くしている原因を治療する』

この2本柱だと考えます。

小児矯正の目的としては

1、顎を広げて、歯のスペースを作ること

2、脳を成長を促すこと

この2つが目的だと考えています。

成長を阻害している要因をしっかり考えてそこを取り除くことで原因治療をする事ができます。

歯並びが悪いから治すというのではなく、歯並びが悪くなった原因を探すことが当院での小児矯正において大切にしていることです。

実際の小児矯正での変化は?

インビザライン矯正初診の状態

インビザライン矯正初診の状態

インビザライン矯正初診の状態です。

下顎は狭く3番目の大人の歯が生えてくるスペースがありません。

上顎は左上の2番目の歯が内側に入ってしまい歯並びが悪い状態でした。

インビザラインで顎を広げながら歯並びを綺麗にしていきました。

インビザライン矯正10ヶ月後

インビザライン矯正10ヶ月後

10ヶ月でここまで変化する事ができます。

顎の成長がしっかりできて歯並びも綺麗になりました。

このようにインビザライン矯正で変化することが出来ます。

いかがだったでしょうか?

小児矯正の目的は顎を広げる事で脳の成長を促すことが一番の目的です。

成長はその瞬間しかありません。

少しでも成長に不安を感じる場合はすぐにご相談ください。

時間は戻らないので是非、その瞬間を逃さないで下さい。

当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。

もりかわ歯科の小児矯正ページをご覧ください。

3年連続ダイヤモンドプロバイダーの森川歯科