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もりかわ歯科のこどもの矯正の考え方

もりかわ歯科のこどもの矯正の考え方

2023年12月25日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

今回は、「もりかわ歯科のこどもの矯正の考え方」をご説明させて頂きます。

こどもの成長はその瞬間しかありません。

このブログでは、歯並びが悪くなる原因や矯正の考え方など小児矯正への考え方を詳しくご説明させて頂きます。

こどもの成長大丈夫かな?と心配されているママに必見です。

内容としては

1、成長に大切なこと

2、手遅れになる前にチェックする項目

3、小児矯正で大切なこと

4、実際の変化

この4つの内容について深堀りしていきます。

是非、最後までご覧頂けますと幸いです。

成長に大切なこと

成長に大切なことは

1、呼吸

2、嚥下

3、成長曲線を理解する

この3つが大切だと考えています。1つ1つを説明させて頂きます。

1.呼吸について

鼻呼吸の大切さ

皆様のお子様は口がポカンと空いていませんか?

口が空いていると危険です。それは、口呼吸の可能性があります。

 

口呼吸の問題点は

1、免疫力の低下が起こってしまいます。

口から細菌が体内に入ってしまうため風邪を引きやすくなってしまいます。

2,脳の機能障害

日々、脳は動いています。脳が熱くならないために頸動脈から熱を放熱しています。

それだけでは足りなく、鼻呼吸することで脳を冷やしてくれる機能があります。

ただ、口呼吸になると脳が冷まされなくなり40.5度を超えてしまうと機能障害が引き起こされてしまいます。

3、舌の位置

口呼吸になると舌の位置が低くなる『低位舌』という状態になってしまいます。

そうすると、気道が狭くなり『いびき』にも関係してきてしまいます。

 

口が空いていることは些細なことですが成長にすごく影響を与えてしまいます。

例えば、風邪を引いて鼻が詰まっている場合はどうしても口呼吸になってしまいます。

当院では、成長を考慮して耳鼻科の受診をお勧めしています。

まず、お子様が口呼吸の原因を探る必要がありますので些細なことでも当院にお問い合わせください。

その、些細なことが将来大きな問題につながる危険性があります。

2.嚥下(えんげ)

嚥下(えんげ)とは:口から入った食べ物や飲み物を、喉を通って食道に送り込み、胃に運ぶ一連の動作のことをいいます。

飲み込む時の筋肉の使い方、舌の使い方などがすごく大切です。

ごはんを飲み込むときにべろの力とほっぺの力が均等だと歯並びは崩されないが、もしべろの力が弱いとくちびるの力とほっぺの力に負けてしまい歯並びが崩れてしまいます。嚥下の仕方で歯並びに影響を与えてしまいます。正しい嚥下、間違っている嚥下をしっかり認識することが成長に影響してきます。

正しい嚥下の方法

筋肉や舌の位置が正しくなければ顎は小さく歯並びが悪くなってしまいます。

顎を広げてあげて舌の位置や唇の癖を取ることによって正しい歯列を6か月程で手に入れることが可能です。

3.成長曲線

スキャモンの発育曲線

身長や脳などそれぞれに成長の仕方が違います。

顎の成長において上顎、下顎の成長の違いを知っておく事は大切なことです。

上顎は『脳の成長』下顎は『身長の成長』がポイントです。

発育曲線をみると

神経型は10歳までにほとんど成長が終わります。

上顎も同様に10歳までに80%の成長が終わってしまいます。

下顎は身長が伸びるタイミング10歳から14歳にかけて成長します。

上顎と下顎は成長するタイミングが違います。

10歳までに成長を考える事が大切になってきます。

まだ、大丈夫で時が進んでしまうと気づいたときに成長が終わっていることもあります。

悩みがある時に解消しておくことが大切になってきます。

手遅れになる前にチェックする項目

歯並び相談に来られた方が「子供の歯並びが悪くなったのは自分の歯並びが悪いことの遺伝だ」と仰る方が多いです。

しかし、歯並びが悪くなる主な原因は『悪習癖』です。

歯並びが悪くなる原因はどこから始まっていくのかを知ることで予防策などがわかってきます。詳しくご説明させて頂きます。

チェック項目ごとに説明させて頂きますので該当しないかしっかり見て下さい。

乳歯の時の歯並びをチェック

乳歯の時の正しい歯並び

乳歯の時の正しい歯並びってご存じですか?

このように前歯に隙間があることが乳歯の時の正しい歯並びです。

上は7ミリ、下は5ミリ大きい歯が萌えてきます。

そのために前歯と前歯の間にスペースがあります。

もし、乳歯の時点で歯並びがキツい状態だと永久歯に生え変わった時に歯並びが悪くなってしまいます。

まず、乳歯の時は正しく前歯に隙間があるかをチェックすることが大切です。

鼻呼吸?口呼吸?

口がポカンと空いていませんか?

自分のお子様は口がポカンと空いていませんか?

このように口が空いてしまうと成長に影響してしまいます。

口呼吸により上顎の成長、脳の成長などに影響が出てきてしまい、将来歯並びのことですごく苦労してしまいます。

口呼吸で上顎の成長がしっかり出来ないと…

口呼吸で上顎の成長がしっかり出来なければ『反対咬合』や『八重歯』になってしまい治療が難しくなってしまいます。

歯並びを治す前に耳鼻科を受診頂き『鼻呼吸』を確立させることから取り組む必要がございます。

お子様の年齢は?

歯医者さんでお子様の歯並びは様子みましょうと言われて心配になって当院にご相談下さる方がいます。

成長において様子見して良くなることは御座いません。

上顎に関しては10歳までに成長は80%が終わります。

その瞬間、瞬間で成長が進み終わっていきます。

些細なことでも気になることは歯医者に相談するべきです。

覚えていてほしいことは

『子供の歯並びの相談は歯医者に10歳までにするしましょう。』ということです。

上顎の成長が80%終わる前にしっかり現状の把握をする必要があります。

小児矯正で大切なこと

もりかわ歯科当院の小児矯正で大切にしていることをしっかりご説明させて頂きます。

機能が形態を作る『機能母体説』という言葉があります。

歯並びが悪くなったのは結果であって必ず原因があります。

成長が出来ていない理由はなぜなのか?

呼吸、姿勢が悪いのはなぜなのか?

鼻呼吸ではなく、口呼吸になったのはなぜなのか?

など原因をしっかり追及してそこにアプローチすることが小児矯正では大切な事だと考えます。

当院で大切にしていることは

『歯並びを整える』

『歯並びを悪くしている原因を治療する』

この2本柱だと考えます。

小児矯正の目的としては

1、顎を広げて、歯のスペースを作ること

2、脳を成長を促すこと

この2つが目的だと考えています。

成長を阻害している要因をしっかり考えてそこを取り除くことで原因治療をする事ができます。

歯並びが悪いから治すというのではなく、歯並びが悪くなった原因を探すことが当院での小児矯正において大切にしていることです。

実際の小児矯正での変化は?

インビザライン矯正初診の状態

インビザライン矯正初診の状態

インビザライン矯正初診の状態です。

下顎は狭く3番目の大人の歯が生えてくるスペースがありません。

上顎は左上の2番目の歯が内側に入ってしまい歯並びが悪い状態でした。

インビザラインで顎を広げながら歯並びを綺麗にしていきました。

インビザライン矯正10ヶ月後

インビザライン矯正10ヶ月後

10ヶ月でここまで変化する事ができます。

顎の成長がしっかりできて歯並びも綺麗になりました。

このようにインビザライン矯正で変化することが出来ます。

いかがだったでしょうか?

小児矯正の目的は顎を広げる事で脳の成長を促すことが一番の目的です。

成長はその瞬間しかありません。

少しでも成長に不安を感じる場合はすぐにご相談ください。

時間は戻らないので是非、その瞬間を逃さないで下さい。

当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。

もりかわ歯科の小児矯正ページをご覧ください。

3年連続ダイヤモンドプロバイダーの森川歯科

出っ歯の原因を大公開!

2023年8月2日

出っ歯の原因を大公開!

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
今回は、「出っ歯の原因を大公開!」です。
当院の矯正相談で出っ歯なので治したいという方が多く来られます。
「出っ歯」の場合、歯を抜いて前歯を引っ込めるという治療計画を聞きましたと来られる方が多いです。
当院では出来るだけ歯を抜かずに「出っ歯」を解消します。
今回は、どのように「出っ歯」の原因を解説させて頂きます。
「出っ歯」で悩まれている方必見です。
是非、最後まで読んでいただけると幸いです。

「 出っ歯」の原因は?

「出っ歯」の原因は上顎が大きいと考えている方が多いです。
口元だけみたら上が出ているのでそう思ってもおかしくないです。
ただ、上顎が大きく「出っ歯」になっている事は少ないです。
では、どのように引き起こされているのかと解説すると
下顎が後ろに下がってしまうことで上顎が前に出ているように見えているのです。
「出っ歯」の原因は下顎の位置が下がっていることによって引き起こされています。

下顎が後ろに下がってしまう理由は?

下顎の位置はどのタイミングから関係しているかと言いますと幼少期から始まっています。
口呼吸と鼻呼吸の関係から来ています。
幼少期に鼻が詰まり口呼吸になってしまうと舌の位置が後ろに下がってしまい下顎の位置がどんどん後ろに下がってしまい「出っ歯」になってしまいます。
呼吸と顎の位置は関係性があります。

顎が後ろに下がる事で引き起こされる問題は?

顎が後ろに下がる事で「出っ歯」になる。
それは、見た目的な問題です。
見た目の他にも様々な問題が引き起こされます。

  1. 1.肩凝り
  2. 2.偏頭痛
  3. 3.いびき
  4. 4.姿勢
  5. 5.顎のたるみ
  6. 6.顎先のニキビ
  7. 7.食いしばり、歯ぎしり、エラ
  8. 8.身体の柔軟性

歯とは関係ないように見える項目もあると思うのですが、実は関係しております。
1つずつ解説していきます。

1.肩凝り

肩こり

顎が後ろに下がることで頭が傾いてしまいます。
頭の重さはおよそ5kgですが少し傾くだけでもそれが15kgと変わってしまいます。
その重りが頭を支えている首に負担がかかり肩凝りに繋がってしまいます。

2.偏頭痛

偏頭痛

顎が後ろに下がることで関節が後ろに下がってしまいます。
関節の後ろには耳介側頭神経や浅側頭動脈があり、それらが潰されることで頭痛が引き起こされる場合があります。

3.いびき

いびき

空気の通り道である気道が顎の位置によって狭くなってしまいます。
顎を後ろに下げる事によって気道が閉塞してしまいいびきを引き起こしてしまいます。
睡眠時無呼吸症候群にも繋がってしまいます。

4.姿勢

姿勢

顎が後ろに下がる事で頭が傾き、首がピンと張った状態になるのでストレートネックが引き起こされてしまいます。
背骨も引っ張られて猫背になってしまい姿勢が悪くなってしまいます。

5.顎のたるみ

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顎を後ろに下げていると二重顎のような状態になります。
このように顎の位置によって顎が弛んでしまいます。
この患者さんは顎が後ろに下がっている状態でしたが、インビザライン治療をすることにより噛み合わせがよくなり、顎が正しい位置になりました。

6.顎先のニキビ

顎先のニキビ

顎を後ろに下げている事で顎先の筋肉(オトガイ筋)が引っ張られてしまい顎先にシワ(梅干し様のシワ)が出来てしまいます。
血流が悪くなり肌荒れやニキビにも繋がってしまいます。

7.エラ、食いしばり、歯ぎしり

エラ、食いしばり、歯ぎしり

顎が後ろに下げている人は噛む力が強くなってしまいます。
強く噛むことで食いしばりが引き起こされて、噛む力が強くなることで筋肉が発達してしまいエラが張ってきてしまいます。

顎を後ろに下げていると元に戻ろうとして顎を前に出したり引いたりしてしまいます。
そうする事によって上の前歯と下の前歯がすり減ってしまいます。

8.身体の柔軟性

身体の柔軟性

顎の歪みが身体の歪みや身体能力に繋がります。
矯正治療は歯だけではなく身体全体にも繋がっていきます。
得られるメリットはすごく多いです。
顎の歪みが起きてしまうと身体の歪みが生じてきてしまいます。
また、身体の歪みがあると筋肉のバランスが悪くなってしまいます。
そうする事によって身体の柔軟性も変わってきてしまいます。
顎のずれを取る前、取った後で柔軟性を検証してみました。

顎の歪みビフォーアフター

身体のバランスが良くなることで柔軟性が増してきます。前屈運動でこんなに違いがあります。
歯並びが綺麗になるだけではなく身体の歪みまでアプローチをすることが出来ます。

いかがだったでしょうか?

今回は、「出っ歯の原因を大公開!」でした。
出っ歯の原因は実は幼少期からきています。
呼吸と姿勢は顎の位置に関与しています。
出っ歯で悩まれている方は是非、一度お悩み聞かせて下さい。
当院は、全国の歯科医院で1%しか獲得できないダイヤモンドプロバイダーです。
次回は「もりかわ歯科の出っ歯の治療方針を大公開‼︎」です。
インビザライン治療の詳しい内容はこちら

ダイヤモンドプロバイダーの森川康司