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乳歯の虫歯予防は永久歯に影響する?

乳歯の虫歯予防は永久歯に影響する? 小児歯列を守るためのフッ素とシーラント

2024年12月20日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、ママとこどものはいしゃさん認定医院のもりかわ歯科です。

「うちの子、乳歯が虫歯になっちゃった…」

「まだ乳歯だから大丈夫って聞いたけど、本当?」

「永久歯に生え変わるから、治療しなくてもいいのかな?」

お子さんの歯の虫歯、気になりますよね。
乳歯は永久歯に比べて虫歯になりやすく、進行も早いので注意が必要です。

乳歯の虫歯を放置すると、永久歯にも悪影響を及ぼす可能性があるんです。
この記事では乳歯の虫歯が永久歯に与える影響、そして小児歯列を守るための予防法について詳しく解説します。

この記事を読めば分かること

  • 乳歯の虫歯が永久歯に与える影響について知ることができます。
  • 乳歯の虫歯を予防するために、家庭でできることを知ることができます。
  • フッ素塗布やシーラントなど、歯科医院でできる予防処置について知ることができます。
  • お子さんの歯の健康を守るための知識が身につきます。

乳歯の虫歯、大丈夫?

乳歯の虫歯(むし歯)、大丈夫?

「うちの子、乳歯が虫歯になっちゃった…」
「乳歯は永久歯に生え変わるから、治療しなくても大丈夫って聞いたことがあるような…」

そう思っていませんか?
確かに乳歯はいずれ永久歯に生え変わりますが、だからといって虫歯を放置するのは危険です。

乳歯は、永久歯に比べてエナメル質が薄く、虫歯になりやすいという特徴があります。
エナメル質は歯の表面を覆っている硬い組織で虫歯菌から歯を守る役割を担っていますが、乳歯のエナメル質は永久歯の半分ほどの厚さしかないため、虫歯になりやすいのです。

乳歯の虫歯は進行が早く、あっという間に神経まで達してしまうこともあります。
これは乳歯の象牙質(ぞうげしつ)が永久歯に比べて薄く、虫歯菌が内部に侵入しやすいからです。
象牙質はエナメル質の内側にある組織で、神経や血管が通っています。

そのまま乳歯の虫歯を放置すると、様々な悪影響を及ぼす可能性があります。

永久歯の歯並びが悪くなる

乳歯が早期に抜け落ちてしまうと永久歯が正しい位置に生えてこられず、歯並びが悪くなることがあります。
乳歯の虫歯が重症化すると永久歯の芽に悪影響を及ぼし、永久歯の形成不全や変色を引き起こす可能性もあります。

顎の成長が阻害される

乳歯は、食べ物を噛むことで顎の骨の成長を促す役割も担っています。
乳歯の虫歯で噛む機能が低下すると顎の成長が阻害され、顔の歪みや発音障害に繋がる可能性も。

永久歯が虫歯になりやすくなる

乳歯の虫歯を放置すると口の中に虫歯菌が増殖し、永久歯も虫歯になりやすくなります。

噛み合わせが悪くなる

乳歯の虫歯によって歯並びが悪くなると、噛み合わせが悪くなることがあります。
噛み合わせが悪いと食べ物をうまく噛み砕くことができず、消化不良を起こしたり顎関節症を引き起こしたりする可能性があります。

発音が不明瞭になる

歯並びが悪いと発音が不明瞭になることがあります。
特に前歯に虫歯があると「サ行」や「タ行」の発音がしにくくなることがあります。

このように乳歯の虫歯を放置するとお子さんの将来の歯や顎、そして全身の健康にまで悪影響を及ぼす可能性があります。

乳歯の虫歯は、決して軽く見てはいけないのです。

乳歯の虫歯を放置することの危険性

乳歯の虫歯を放置するとお子さんの将来の歯や顎の成長、そして全身の健康にまで悪影響を及ぼす可能性があります。

「乳歯は永久歯に生え変わるから、虫歯になっても大丈夫」
そう思っていませんか?

乳歯の虫歯を放置することは、お子さんの将来の健康を脅かす大きなリスクを抱えていることになるのです。
具体的にどのようなリスクがあるのか詳しく見ていきましょう。

永久歯への影響

乳歯の下には永久歯の芽が待機しています。
乳歯が虫歯になるとその虫歯菌が永久歯の芽に感染し、永久歯の形成不全や虫歯を引き起こす可能性があります。

形成不全を起こした永久歯は正常な形や色ではなく、デコボコしていたり、白や茶色の斑点があったりすることがあります。
また、エナメル質が弱くなっており、虫歯になりやすい状態になっています。

さらに乳歯が早期に抜け落ちてしまうと、永久歯の歯並びが悪くなる原因にもなります。

永久歯は乳歯をガイドにして生えてきます。
乳歯がなくなってしまうと永久歯が正しい位置に生えてこられなくなり、歯並びが乱れてしまうのです。

歯並びが悪いと見た目が悪くなるだけでなく、食べ物が詰まりやすくなったり歯磨きがしにくくなったりして、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
また、噛み合わせが悪くなることで顎関節症や発音障害などを引き起こす可能性もあります。

顎の成長への影響

乳歯は食べ物を噛むことで顎の骨の成長を促す役割も担っています。
乳歯の虫歯で噛む機能が低下すると、顎の成長が阻害され、顔の歪みや発音障害に繋がる可能性があります。

顎の骨が十分に成長しないと永久歯が生えるスペースが不足し、歯並びが悪くなる原因にもなります。
また顎関節症や咀嚼障害(食べ物をうまく噛めない)、発音障害などのリスクも高まります。

全身への影響

虫歯菌が出す毒素は血液を通して全身に運ばれ、様々な病気を引き起こす可能性も指摘されています。

例えば、

心臓病

歯周病菌が心臓の血管に侵入して炎症を引き起こすことで、動脈硬化や心筋梗塞のリスクが高まる可能性があります。

脳梗塞

歯周病菌が脳の血管に侵入して血栓を作り、脳梗塞を引き起こす可能性があります。

肺炎

口の中の細菌が気管に入り込み、肺炎を引き起こす可能性があります。 特に高齢者や免疫力が低下している人は注意が必要です。

糖尿病

歯周病は糖尿病を悪化させる要因となります。 また、糖尿病の人は歯周病になりやすく、治りにくい傾向があります。

低体重児出産

妊婦さんが歯周病にかかっていると、早産や低体重児出産のリスクが高まる可能性があります。

乳歯の虫歯を放置することは、お子さんの将来の健康にも関わる問題なのです。

その他のリスク

噛み合わせが悪くなる

乳歯の虫歯によって歯並びが悪くなると噛み合わせが悪くなることがあります。
噛み合わせが悪いと食べ物をうまく噛み砕くことができず、消化不良を起こしたり、顎関節症を引き起こしたりする可能性があります。

発音が不明瞭になる

歯並びが悪いと発音が不明瞭になることがあります。
特に前歯に虫歯があると「サ行」や「タ行」の発音がしにくくなることがあります。

心理的な影響

歯並びが悪いことを気にして、自分に自信が持てなくなったり人前で笑うことをためらったりするようになる可能性があります。

治療の負担増加

乳歯の虫歯を放置すると治療が複雑化し、お子さんの負担が大きくなってしまう可能性があります。

乳歯の虫歯を放置すると、お子さんの歯に様々なリスクが生じてしまいます。
乳歯の虫歯は早期発見・早期治療が大切です。

乳歯の虫歯予防、おうちでできること

乳歯の虫歯を予防するためにご家庭でできることはたくさんあります。
毎日の習慣やちょっとした心がけで、お子様の歯の健康を守りましょう。

1. 正しい歯磨き

1. 正しい歯磨き

毎食後そして寝る前に、丁寧に歯磨きをする習慣をつけましょう。
お子さんの年齢に合わせた歯ブラシを選び、正しいブラッシング方法を教えることが大切です。

小さなお子さんには歯ブラシを嫌がらないように、楽しく歯磨きができるように工夫することが大切です。
歌を歌ったり絵本を読んだりしながら、歯磨きタイムを楽しい時間にしてあげましょう。

また歯磨き粉は、フッ素配合のものを選ぶようにしましょう。
フッ素には歯のエナメル質を強化し、虫歯を予防する効果があります。

歯磨き粉の量はお子さんの年齢に合わせて調整しましょう。

2. 食生活の改善

2. 食生活の改善

甘いものやジュースなどの摂りすぎは虫歯の原因となります。

糖分は虫歯菌のエサとなり、酸を発生させます。
この酸が歯のエナメル質を溶かし、虫歯を作ってしまうのです。
間食の回数や量を減らしてバランスの取れた食事を心がけましょう。

特に甘いお菓子やジュースは、ダラダラと長時間食べたり飲んだりしないようにしましょう。
また、キシリトール配合のガムやタブレットは、虫歯予防に効果的です。
キシリトールは虫歯菌の活動を抑制し、歯のエナメル質を強化する効果があります。

3. 悪習癖の改善

3. 悪習癖の改善

指しゃぶりや口呼吸、舌で歯を押す癖など、歯並びに悪影響を与える癖がある場合は早めに改善するよう促しましょう。
これらの癖は歯並びや噛み合わせを悪くするだけでなく、顎の成長や顔の形にも影響を与える可能性があります。

例えば指しゃぶりは、出っ歯や開咬(上下の前歯が噛み合わない状態)の原因となることがあります。
口呼吸は歯並びや顔の形に影響を与えるだけでなく、口の中が乾燥しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを高めます。
舌で歯を押す癖は歯並びを悪くするだけでなく、発音にも影響を与える可能性があります。

癖を直すためのトレーニングや、歯科医院で相談するのも良いでしょう。
指しゃぶり防止のマニキュアや口呼吸を改善するためのテープなどがあります。

歯科医院では、お子さんの癖に合わせた改善方法をアドバイスしてくれます。

4. 定期的な歯科検診

4. 定期的な歯科検診

定期的に歯科医院を受診し、歯並びや噛み合わせの状態をチェックしてもらいましょう。
虫歯や歯周病の早期発見・早期治療にもつながります。

歯科検診では歯のクリーニングやフッ素塗布など、虫歯予防のケアを受けることもできます。
歯科医師や歯科衛生士から歯磨き指導や食生活のアドバイスなどを受けることができます。

乳歯の虫歯予防、歯医者さんでできること

歯科医院では乳歯の虫歯予防のために、様々な処置を受けることができます。

「うちの子、歯磨きを嫌がって、ちゃんと磨けているか心配…」
「甘いものが大好きで、虫歯にならないか心配…」

そんな悩みをお持ちのママ・パパもいるのではないでしょうか?

ご家庭でのケアに加えて歯科医院で専門的なケアを受けることで、お子様の歯を虫歯から守ることができます。
ここでは歯科医院でできる乳歯の虫歯予防について、ご紹介します。

1. フッ素塗布

フッ素には歯のエナメル質を強化し、虫歯菌の活動を抑制する効果があります。

歯のエナメル質は歯の表面を覆っている硬い組織で、虫歯菌から歯を守る役割を担っています。
フッ素を塗布することでエナメル質が酸に溶けにくくなり、虫歯になりにくい強い歯を作ることができます。

また、フッ素には虫歯菌の活動を抑制し、歯垢(プラーク)の生成を抑える効果もあります。
歯科医院では高濃度のフッ素を歯面に塗布することで、より高い虫歯予防効果が期待できます。

乳歯や生えたての永久歯は特に虫歯になりやすいため、歯医者さんで定期的にフッ素塗布を行うことをおすすめします。

2. シーラント

2. シーラント

シーラントは奥歯の噛み合わせ面にある溝を、レジンと呼ばれるプラスチックで埋める処置です。

奥歯の溝は歯ブラシが届きにくく、虫歯になりやすい場所です。
シーラントで溝を埋めることで食べカスが溜まるのを防ぎ、虫歯を予防することができます。

シーラントは奥歯の永久歯に特に有効です。
永久歯は乳歯よりも長く口の中に存在するため、シーラントの効果が長持ちします。

3. 定期検診とクリーニング

定期検診では虫歯のチェックだけでなく、歯石除去や歯のクリーニングなどを行うことで虫歯予防をすることができます。

歯石は歯垢(プラーク)が石灰化したものです。
歯石は歯ブラシでは落とせないため、歯科医院で専用の器具を使って除去する必要があります。

歯石は歯周病の原因となるだけでなく、虫歯菌の温床にもなります。
そのため、定期的に歯石を除去することで虫歯予防にも繋がります。

歯のクリーニングでは歯の表面の汚れや着色を落とすことで、虫歯や歯周病を予防することができます。
歯医者さんで定期的に行うことをおすすめします。

まとめ:乳歯のケアで、将来の健康な歯を育もう!

この記事では乳歯の虫歯予防について解説しました。
乳歯の虫歯を放置すると永久歯の歯並びや噛み合わせ、そして全身の健康にまで悪影響を及ぼす可能性があることをご理解いただけたでしょうか?

乳歯の虫歯予防はお子さんの将来の歯の健康を守る上で非常に重要です。
ご家庭でのケアはもちろん、歯科医院での定期的な検診や予防処置を受けることでお子さんの歯を虫歯から守りましょう。

ご家庭でできること

  • 毎食後と寝る前に丁寧に歯磨きをする
  • バランスの取れた食事を心がける
  • 悪習癖を改善する
  • 定期的な歯科検診を受ける

歯科医院でできること

  • フッ素塗布
  • シーラント
  • 定期検診とクリーニング

もりかわ歯科医院では、お子さんの歯の健康を守るためのサポート体制を整えています。

小児歯科、そして小児歯列矯正にも力を入れていますので、お子さんの歯のことで気になることがあればお気軽にご相談ください。
お子様の健やかな成長をサポートするために、私たちと一緒にお子様のお口の健康を守っていきましょう!

健康な小児歯列を育てるために:ママとこどものはいしゃさんでできること

健康な小児歯列を育てるために:ママとこどものはいしゃさんでできること

2024年12月6日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、ママとこどものはいしゃさん認定医院のもりかわ歯科です。

「うちの子、歯並びが気になる…」
「乳歯の虫歯、大丈夫かな?」
「小児矯正って、いつから始めればいいの?」

お子さんの歯について、そんな悩みをお持ちのママ・パパへ。
子供の歯の健康は、将来の健康な歯並びや噛み合わせに大きく影響します。

このブログでは、小児歯列矯正の必要性からご家庭でできるケア、そして「ママとこどものはいしゃさん」でできることまでご紹介しています。
お子さんの歯の健康を守り、笑顔あふれる未来を育みましょう。

この記事を読めば分かること

  • 小児歯列矯正の必要性が理解できます。
  • 小児歯列矯正の効果について知ることができます。
  • 歯科医院でできる具体的なケア内容がわかります。
  • ご家庭でできるケア方法を学べます。
  • 子供の歯の健康を守るための知識が身につきます。

小児歯列矯正って必要?

「うちの子、歯並びがちょっと気になるけど…まだ乳歯だし、大丈夫かな?」
「永久歯に生え変わったら、自然に治るんじゃないかしら?」

そう思っているママ・パパも多いのではないでしょうか?

小児期からの歯列矯正は、お子さんの将来の歯並びや噛み合わせ、そして全身の健康を育む上でとても大切な役割を果たします。

小児歯列矯正とは、永久歯が生え揃う前に行う矯正治療のこと。
この時期に矯正治療を行うことで顎の骨の成長をうまく利用し、歯が生えるスペースを確保することができます。

そのため永久歯が生え揃った時に歯が重なり合ったり、ガタガタになったりするのを防ぎ、抜歯が必要になる可能性を減らすことができます。
また、小児期に歯並びや噛み合わせを整えることは、様々なメリットをもたらします。

虫歯や歯周病の予防

歯並びが整っていると歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病になりにくい口腔環境を作ることができます。

顔の成長のバランス

顎の成長を適切にコントロールすることで顔のバランスが整い、より美しい口元へと導きます。

発音の改善

歯並びや噛み合わせは正しい発音にも影響します。
小児矯正によって滑舌が良くなることもあります。

咀嚼機能の向上

噛み合わせが良くなると食べ物をしっかり噛み砕けるようになり、消化吸収を助けます。

全身の健康

噛み合わせは全身の骨格や姿勢にも影響を与えます。
正しい噛み合わせは、お子さんの健やかな成長をサポートします。

小児矯正で期待できる具体的な効果

将来的な抜歯の可能性を減らす

顎の成長を利用することで歯が生えるスペースを確保し、永久歯が生え揃った際に抜歯が必要となる可能性を減らすことができます。

矯正治療の期間短縮

小児期に歯並びや噛み合わせの基礎を整えることで、永久歯が生え揃ってからの矯正治療期間を短縮できる可能性があります。

顔の成長のバランスを整える

顎の成長をコントロールすることで顔の左右対称性やバランスを整え、より美しい顔立ちに導くことができます。

このように、小児矯正には様々な効果が期待できます。

子どもの歯列矯正は何歳から始められますか?

子どもの歯列矯正は何歳から始められますか?

お子さんの歯列矯正、いつから始めたら良いのか悩みますよね。

小児歯列矯正を始める時期はお子さんの歯並びや顎の発達状態によって異なります。
一般的には6歳臼歯が生えてくる6歳頃、または前歯の永久歯が生え変わる7歳頃が目安となります。
この時期は顎の成長が活発で、歯列矯正の効果が出やすい時期です。

しかし指しゃぶりや舌で歯を押す癖などがある場合は、3歳頃からの治療開始が推奨されることもあります。

これらの癖は歯並びに悪影響を及ぼす可能性があります。
早期に治療を開始することで癖を改善し、正常な顎の成長を促すことができます。

また受け口や出っ歯など、顎の成長に問題がある場合も早期に治療を開始することが重要です。
顎の成長をコントロールすることで、歯並びだけでなく顔全体のバランスを整えることができます。

年齢別の矯正治療開始時期の目安は以下の通りです。

3歳頃

指しゃぶり、舌で歯を押す癖、口呼吸などがある場合

これらの癖は、歯並びや顎の成長に悪影響を与える可能性があります。
早期に治療を開始することで癖を改善し、正常な顎の成長を促すことができます。

この時期から歯科医院に通うことで、お子さんが歯科医院に慣れておくというメリットもあります。

6歳頃

6歳臼歯が生えてきたら

6歳臼歯は永久歯の中で最初に生えてくる歯で、噛み合わせの基礎となる重要な歯です。
6歳臼歯が生えてきたら早めに歯科医院を受診して歯並びや噛み合わせの状態をチェックしてもらいましょう。

この時点で問題があれば、早期に治療を開始することができます。

7歳頃

前歯の永久歯が生え変わってきたら

前歯の永久歯が生え変わる時期です。
永久歯は乳歯よりも大きく、スペースが不足すると歯並びが悪くなる可能性があります。

この時期に矯正治療を行うことで永久歯がきれいに生えるようにスペースを確保することができます。

10歳頃

永久歯が生え揃ってきたら

この時期までに顎の成長を促し、歯並びを整えることでスムーズな矯正治療が可能になります。
また、この時期はお子さん自身が歯並びを気にするようになる時期でもあります。

お子さんの意思を確認しながら、矯正治療を進めていくことができます。

お子さんの歯並びが気になる場合は、早めに歯科医院を受診して適切な時期に矯正治療を開始することをおすすめします。

歯並びは何歳までに決まる?

「子供の歯並び、いつ頃までに決まるのかしら?」
「まだ乳歯だから大丈夫、なんて思っていたけど…」

お子さんの歯並びについて、このように考えているママ・パパも多いのではないでしょうか?

歯並びが決まる時期

歯並びは顎の成長や歯の生え方や生活習慣など、様々な要因によって決まります。

一般的には永久歯が生え揃う12歳頃までに、大まかな歯並びが決まると言われています。
この時期までに顎の骨の成長を促して歯が生えるスペースを確保することで、より良い歯並びへと導くことができます。

12歳以降も歯並びは変化する?

歯並びは12歳で完全に決まってしまうわけではありません。
その後も歯周病や親知らずの影響、頬杖をつく、舌で歯を押す、口呼吸などの悪い癖などによって歯並びが変化することがあります。

歯周病

特に歯周病は、歯を支えている骨を溶かし、歯がぐらついたり歯並びが乱れたりする原因となります。

歯周病は歯ぐきや歯を支える骨に起こる感染症です。
歯周病菌が歯垢(プラーク)の中で増殖し、歯ぐきや骨を破壊していきます。

初期段階では自覚症状がほとんどありません。
しかし、進行すると歯ぐきが腫れたり、出血したり、口臭が強くなったりします。
さらに悪化すると歯が抜け落ちてしまうこともあります。

親知らず

親知らずが横向きに生えてくると周りの歯を圧迫し、歯並びを悪くすることがあります。

親知らずは永久歯の中で最も奥に生えてくる歯です。
顎の骨が小さい場合や親知らずが生えるスペースが足りない場合、横向きに生えてくることがあります。
横向きに生えてきた親知らずは歯磨きがしにくく、虫歯や歯周病になりやすいだけでなく周りの歯を圧迫し、歯並びを悪くすることがあります。

悪習癖

頬杖をつく、舌で歯を押す、口呼吸などの癖も歯並びを悪化させる原因となります。

これらの癖は歯に負担をかけ、歯並びを徐々に変化させていきます。

定期的なチェックとケアの重要性

永久歯が生え揃った後も定期的な歯科検診を受け、歯並びや噛み合わせの状態をチェックすることが大切です。
そして歯周病や親知らずの早期発見・早期治療に努め、歯並びを悪化させるような生活習慣を改善していくことが重要です。

おうちでできる、お子さんの歯のケア

おうちでできる、お子さんの歯のケア

お子さんの歯の健康を守るためには、毎日のご家庭でのケアが何よりも大切です。
毎日の積み重ねがお子さんの将来の歯並びや噛み合わせ、そして全身の健康にも繋がります。

ここではご家庭でできるお子さんの歯のケアについて、詳しくご紹介します。

1.歯磨きを習慣づける

毎食後、そして寝る前に丁寧に歯磨きをする習慣をつけましょう。

特に、寝る前の歯磨きは虫歯予防に効果的です。睡眠中は唾液の分泌量が減り、細菌が繁殖しやすくなるため寝る前に歯垢をしっかり落とすことが大切です。

お子さんの年齢に合わせた歯ブラシを選び、正しい歯磨きの方法を指導しましょう。
小さなお子さんには歯ブラシを嫌がらないように、楽しく歯磨きができるように工夫することが大切です。歌を歌ったり絵本を読んだりしながら、歯磨きタイムを楽しい時間にしてあげましょう。

また、歯磨き剤はフッ素配合のものを選ぶようにしましょう。フッ素には歯のエナメル質を強化し、虫歯を予防する効果があります。

2.バランスの取れた食事を心がける

歯や顎の骨の成長を促すためには、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。

カルシウムやビタミンDを多く含む食品を積極的に摂取しましょう。
カルシウムは牛乳や乳製品、小魚、豆腐などに多く含まれています。
ビタミンDは鮭やさんまなどの魚、きのこ、卵などに多く含まれています。

また、甘いものやジュースなどの摂りすぎは虫歯の原因となりますので注意しましょう。
糖分の多いお菓子やジュースは、おやつや特別な日に限定し、普段は果物やヨーグルトなどの歯に優しいおやつを選ぶようにしましょう。
食事の後にはお茶や水で口をゆすぐ習慣をつけると、虫歯予防に効果的です。

3.悪習癖を改善する

指しゃぶりや口呼吸、舌で歯を押す癖など、歯並びに悪影響を与える癖がある場合は早めに改善するよう促しましょう。

これらの癖は歯並びや噛み合わせを悪くするだけでなく、顎の成長や顔の形にも影響を与える可能性があります。

癖を直すためのトレーニングや歯科医院で相談するのも良いでしょう。
例えば指しゃぶり防止のマニキュアや、口呼吸を改善するためのテープなどがあります。

4.定期的な歯科検診

定期的に歯科医院を受診し、歯並びや噛み合わせの状態をチェックしてもらいましょう。
虫歯や歯周病の早期発見・早期治療にも繋がります。

歯科検診では歯のクリーニングやフッ素塗布など、虫歯予防のケアを受けることもできます。
また、歯科医師や歯科衛生士から歯磨き指導や食生活のアドバイスなどを受けることができます。

ご家庭でのケアと合わせて、歯科医院での定期的なケアも大切です。

次は歯科医院でできることについて、詳しくご紹介します。

歯科医院でできること

歯科医院でできること

ここでは歯科医院でできる小児歯列矯正について、詳しくご紹介します。

歯科医院では、まずお子さんの歯並びや噛み合わせの状態を丁寧に診査し、年齢や顎の成長、歯の状態などを考慮しながら最適な治療計画を立てます。

小児歯列矯正では、主に以下のような治療が行われます。

顎の成長を促す治療

顎の骨の成長をコントロールすることで歯が生えるスペースを確保し、歯並びを整えます。
お子さんの年齢や状態に合わせて、取り外し可能な装置や顎に固定する装置など、適切な装置を使用します。

例えば取り外し可能な装置としては、床矯正装置と呼ばれるものがあります。これは床と呼ばれるプラスチック製の板に、歯を動かすためのワイヤーやバネなどがついている装置です。
顎に固定する装置としてはヘッドギアと呼ばれるものがあります。これは頭部に装着し、顎の成長方向をコントロールする装置です。

歯並びを整える治療

永久歯が生え揃ってからの本格的な矯正治療とは異なり、小児期に行う歯並びを整える治療では、主に乳歯列期や混合歯列期(乳歯と永久歯が混在している時期)に、歯の位置を調整したり、顎の成長を促したりすることを目的とします。

ワイヤーやブラケット、マウスピース型の矯正装置などを使用して歯を正しい位置に動かしていきます。

悪習癖を改善する治療

指しゃぶりや舌で歯を押す癖など、歯並びに悪影響を与える癖を改善するための治療を行います。

マウスピース型の装置や舌のトレーニングなど、お子さんの状態に合わせた方法で治療を進めていきます。
このような癖を放置すると歯並びや噛み合わせが悪くなるだけでなく、顎の成長や顔の形にも影響を与える可能性があります。

定期的な検診

定期的な検診で歯並びや噛み合わせの状態をチェックし、虫歯や歯周病の予防も行います。

さらに歯磨きの指導や食生活のアドバイスなど、お子さんの歯の健康を守るためのサポートも行います。
お子さんの歯は日々成長しています。定期的な検診を受けることで歯並びや噛み合わせの変化を早期に発見し、適切な対応をすることができます。

歯科医院ではお子さんの歯の健康を守るために、様々な治療やケアを提供しています。

子供の将来を考えた適切なケアを!

子供の頃の歯の健康は大人になってからの歯並びや噛み合わせ、そして全身の健康にも大きく影響するのです。

乳歯の役割と重要性

乳歯の役割と重要性

乳歯は永久歯が生えてくるためのスペースを確保し、顎の骨の成長を促す役割を担っています。

乳歯の虫歯を放置すると永久歯の歯並びが悪くなったり、顎の成長が阻害されたりする可能性があります。

早期からのケアで得られるメリット

早期からのケアで得られるメリット

乳歯の頃から正しい歯磨き習慣を身につけることは、将来の虫歯や歯周病予防にも繋がります。

幼い頃から歯科医院に慣れておくことで歯科医院に対する恐怖心を軽減し、大人になってからも定期的な検診を受けやすくなるというメリットもあります。

歯並び・噛み合わせと全身の健康

歯並び・噛み合わせと全身の健康

歯並びや噛み合わせは見た目の美しさだけでなく、発音や咀嚼、全身の姿勢、そして呼吸や消化機能にも影響を与える可能性があります。

小児期からの適切なケアはお子さんの健やかな成長をサポートし、将来のQOL(生活の質)向上にも繋がるのです。

子供の歯の健康を守ることは、将来のお子さんの健康を守ることに繋がります。
毎日の歯磨き、バランスの取れた食事、悪習癖の改善、そして定期的な歯科検診など、できることから始めてみましょう。

まとめ | 歯科医院と協力して、子供の歯を守ろう!

この記事ではお子さんの歯の健康と小児歯列矯正について解説しました。

お子さんの歯の健康は将来の歯並びや噛み合わせ、そして全身の健康にも大きく影響します。
この記事を読んで少しでも疑問が解消され、お子さんの歯の健康について考えるきっかけになれば幸いです。

ご家庭での毎日のケアはもちろん大切ですが、歯科医院と協力してお子さんの歯の健康を守っていくことも重要です。

「ママとこどものはいしゃさん」もりかわ歯科ではお子さんの歯の健康を守るために、小児歯科、そして小児歯列矯正に力を入れています。

お子さんの年齢や歯並びの状態に合わせて最適な治療計画を立て、丁寧な治療とサポートを提供いたします。
ご家庭でのケア方法についてもわかりやすくアドバイスさせていただきますので、ご安心ください。

お子さんの歯のことで気になることがあれば、些細なことでも構いません。
お気軽に「ママとこどものはいしゃさん」もりかわ歯科にご相談ください。

お子さんの健やかな成長をサポートするために、一緒に頑張りましょう!

もりかわ歯科のこどもの矯正の考え方

もりかわ歯科のこどもの矯正の考え方

2023年12月25日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

今回は、「もりかわ歯科のこどもの矯正の考え方」をご説明させて頂きます。

こどもの成長はその瞬間しかありません。

このブログでは、歯並びが悪くなる原因や矯正の考え方など小児矯正への考え方を詳しくご説明させて頂きます。

こどもの成長大丈夫かな?と心配されているママに必見です。

内容としては

1、成長に大切なこと

2、手遅れになる前にチェックする項目

3、小児矯正で大切なこと

4、実際の変化

この4つの内容について深堀りしていきます。

是非、最後までご覧頂けますと幸いです。

成長に大切なこと

成長に大切なことは

1、呼吸

2、嚥下

3、成長曲線を理解する

この3つが大切だと考えています。1つ1つを説明させて頂きます。

1.呼吸について

鼻呼吸の大切さ

皆様のお子様は口がポカンと空いていませんか?

口が空いていると危険です。それは、口呼吸の可能性があります。

 

口呼吸の問題点は

1、免疫力の低下が起こってしまいます。

口から細菌が体内に入ってしまうため風邪を引きやすくなってしまいます。

2,脳の機能障害

日々、脳は動いています。脳が熱くならないために頸動脈から熱を放熱しています。

それだけでは足りなく、鼻呼吸することで脳を冷やしてくれる機能があります。

ただ、口呼吸になると脳が冷まされなくなり40.5度を超えてしまうと機能障害が引き起こされてしまいます。

3、舌の位置

口呼吸になると舌の位置が低くなる『低位舌』という状態になってしまいます。

そうすると、気道が狭くなり『いびき』にも関係してきてしまいます。

 

口が空いていることは些細なことですが成長にすごく影響を与えてしまいます。

例えば、風邪を引いて鼻が詰まっている場合はどうしても口呼吸になってしまいます。

当院では、成長を考慮して耳鼻科の受診をお勧めしています。

まず、お子様が口呼吸の原因を探る必要がありますので些細なことでも当院にお問い合わせください。

その、些細なことが将来大きな問題につながる危険性があります。

2.嚥下(えんげ)

嚥下(えんげ)とは:口から入った食べ物や飲み物を、喉を通って食道に送り込み、胃に運ぶ一連の動作のことをいいます。

飲み込む時の筋肉の使い方、舌の使い方などがすごく大切です。

ごはんを飲み込むときにべろの力とほっぺの力が均等だと歯並びは崩されないが、もしべろの力が弱いとくちびるの力とほっぺの力に負けてしまい歯並びが崩れてしまいます。嚥下の仕方で歯並びに影響を与えてしまいます。正しい嚥下、間違っている嚥下をしっかり認識することが成長に影響してきます。

正しい嚥下の方法

筋肉や舌の位置が正しくなければ顎は小さく歯並びが悪くなってしまいます。

顎を広げてあげて舌の位置や唇の癖を取ることによって正しい歯列を6か月程で手に入れることが可能です。

3.成長曲線

スキャモンの発育曲線

身長や脳などそれぞれに成長の仕方が違います。

顎の成長において上顎、下顎の成長の違いを知っておく事は大切なことです。

上顎は『脳の成長』下顎は『身長の成長』がポイントです。

発育曲線をみると

神経型は10歳までにほとんど成長が終わります。

上顎も同様に10歳までに80%の成長が終わってしまいます。

下顎は身長が伸びるタイミング10歳から14歳にかけて成長します。

上顎と下顎は成長するタイミングが違います。

10歳までに成長を考える事が大切になってきます。

まだ、大丈夫で時が進んでしまうと気づいたときに成長が終わっていることもあります。

悩みがある時に解消しておくことが大切になってきます。

手遅れになる前にチェックする項目

歯並び相談に来られた方が「子供の歯並びが悪くなったのは自分の歯並びが悪いことの遺伝だ」と仰る方が多いです。

しかし、歯並びが悪くなる主な原因は『悪習癖』です。

歯並びが悪くなる原因はどこから始まっていくのかを知ることで予防策などがわかってきます。詳しくご説明させて頂きます。

チェック項目ごとに説明させて頂きますので該当しないかしっかり見て下さい。

乳歯の時の歯並びをチェック

乳歯の時の正しい歯並び

乳歯の時の正しい歯並びってご存じですか?

このように前歯に隙間があることが乳歯の時の正しい歯並びです。

上は7ミリ、下は5ミリ大きい歯が萌えてきます。

そのために前歯と前歯の間にスペースがあります。

もし、乳歯の時点で歯並びがキツい状態だと永久歯に生え変わった時に歯並びが悪くなってしまいます。

まず、乳歯の時は正しく前歯に隙間があるかをチェックすることが大切です。

鼻呼吸?口呼吸?

口がポカンと空いていませんか?

自分のお子様は口がポカンと空いていませんか?

このように口が空いてしまうと成長に影響してしまいます。

口呼吸により上顎の成長、脳の成長などに影響が出てきてしまい、将来歯並びのことですごく苦労してしまいます。

口呼吸で上顎の成長がしっかり出来ないと…

口呼吸で上顎の成長がしっかり出来なければ『反対咬合』や『八重歯』になってしまい治療が難しくなってしまいます。

歯並びを治す前に耳鼻科を受診頂き『鼻呼吸』を確立させることから取り組む必要がございます。

お子様の年齢は?

歯医者さんでお子様の歯並びは様子みましょうと言われて心配になって当院にご相談下さる方がいます。

成長において様子見して良くなることは御座いません。

上顎に関しては10歳までに成長は80%が終わります。

その瞬間、瞬間で成長が進み終わっていきます。

些細なことでも気になることは歯医者に相談するべきです。

覚えていてほしいことは

『子供の歯並びの相談は歯医者に10歳までにするしましょう。』ということです。

上顎の成長が80%終わる前にしっかり現状の把握をする必要があります。

小児矯正で大切なこと

もりかわ歯科当院の小児矯正で大切にしていることをしっかりご説明させて頂きます。

機能が形態を作る『機能母体説』という言葉があります。

歯並びが悪くなったのは結果であって必ず原因があります。

成長が出来ていない理由はなぜなのか?

呼吸、姿勢が悪いのはなぜなのか?

鼻呼吸ではなく、口呼吸になったのはなぜなのか?

など原因をしっかり追及してそこにアプローチすることが小児矯正では大切な事だと考えます。

当院で大切にしていることは

『歯並びを整える』

『歯並びを悪くしている原因を治療する』

この2本柱だと考えます。

小児矯正の目的としては

1、顎を広げて、歯のスペースを作ること

2、脳を成長を促すこと

この2つが目的だと考えています。

成長を阻害している要因をしっかり考えてそこを取り除くことで原因治療をする事ができます。

歯並びが悪いから治すというのではなく、歯並びが悪くなった原因を探すことが当院での小児矯正において大切にしていることです。

実際の小児矯正での変化は?

インビザライン矯正初診の状態

インビザライン矯正初診の状態

インビザライン矯正初診の状態です。

下顎は狭く3番目の大人の歯が生えてくるスペースがありません。

上顎は左上の2番目の歯が内側に入ってしまい歯並びが悪い状態でした。

インビザラインで顎を広げながら歯並びを綺麗にしていきました。

インビザライン矯正10ヶ月後

インビザライン矯正10ヶ月後

10ヶ月でここまで変化する事ができます。

顎の成長がしっかりできて歯並びも綺麗になりました。

このようにインビザライン矯正で変化することが出来ます。

いかがだったでしょうか?

小児矯正の目的は顎を広げる事で脳の成長を促すことが一番の目的です。

成長はその瞬間しかありません。

少しでも成長に不安を感じる場合はすぐにご相談ください。

時間は戻らないので是非、その瞬間を逃さないで下さい。

当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。

もりかわ歯科の小児矯正ページをご覧ください。

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