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インビザライン矯正症例ブログ 下の歯並び②

2023年7月31日

下の歯並び2

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
今回は、「インビザライン矯正症例ブログ 下の歯並び②」です。

20代女性で奥歯の噛み合わせが気になり来院されました。
この患者さんは奥から3番目の歯が外に出ている症例でした。
歯が揃っていない事は虫歯の原因になってしまいます。
今回は、奥歯の回転している歯をどのように解消していくのかを実際の症例を用いて解説していこうと思います。

まず初めにインビザライン矯正とは

インビザライン(Invisalign)は、透明なプラスチック製のマウスピースを使用して歯列矯正を行う方法です。従来のブラケットやワイヤーを使用する矯正治療とは異なり、透明なアライナー(マウスピース)を使って歯の位置を調整します。

インビザライン矯正の最大の利点は、透明で目立たないため、外見的な影響が少ないことです。また、アライナーは取り外し可能であるため、食事や歯磨きの際には外すことができます。ただし、治療の効果を最大限に得るためには、アライナーを1日22時間装着することを推奨しております。

矯正治療の流れ

インビザライン矯正前の状態(初診)

矯正前の状態

インビザライン矯正前の状態です。
左下奥から3番目の歯が外側に出ている状態でした。
歯が回転していました。
原因として親知らずに押されてしまい外側に出されてしまっています。
治療計画は
奥歯を後ろに下げて外に出ている歯を綺麗にするクリンチェックの計画を立てて進めていきました。

クリンチェックについて

下顎のシミュレーション画像1(初診時)

まずは、奥歯を後ろに下げて押し出されている歯のスペースを作っていきます。

下顎のシミュレーション画像①(初診時)

下顎のシミュレーション画像2 矯正4ヶ月後

スペースが出来たら外に押し出されていた歯が綺麗になりました。

下顎のシミュレーション画像② 矯正4ヶ月後

下顎のシミュレーション画像3 矯正6ヶ月後

最後に前歯を綺麗にする計画にしました。

下顎のシミュレーション画像③ 矯正6ヶ月後

大体、6か月程の計画です。実際の症例を見て比べてみましょう。

インビザライン矯正4カ月後

インビザライン矯正4ヶ月後

歯が外に出ていたのが綺麗になっています。
シミュレーションと実際のお口の中が一致しているのがわかると思います。
4カ月でここまで変化します。
患者さんからは「ずっと気になっていた歯並びがこんなに早く変化すると思わなかった。」
と驚いていました。

インビザライン矯正6カ月後

インビザライン矯正6ヶ月後

インビザライン矯正6カ月後です。
下の歯並びも綺麗になってシミュレーションと一致して進んでいます。
マウスピースを3日に1枚交換していきます。
大体、65枚のマウスピースを使って6カ月の計画でここまで変化しました。
もりかわ歯科のインビザライン矯正は0.1㎜単位で緻密に計画をし、緻密に動かし方を決めていきます。
なので、交換の頻度を3日にすることが出来ます。

インビザライン矯正のビフォーアフター

インビザライン矯正前とインビザライン矯正6カ月後です。
こんなに違いがあります。
自分の歯並びがマウスピース矯正で可能なのか?、抜歯が必要なのか?など疑問があって一歩踏み出せていない方は是非、当院の症例ブログを見て下さい。
色々な症例を経過と共に解説しております。
毎週月曜日に症例ブログをアップしておりますので是非、チェックして見て下さい。

もりかわ歯科インビザライン矯正通信バナー

もりかわ歯科の矯正はインビザライン。インビザラインは3ないが当たり前。

2023年7月26日

もりかわ歯科の矯正はインビザライン。インビザラインは3ないが当たり前

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
今回は、「もりかわ歯科の矯正はインビザライン。インビザラインは3ないが当たり前。
」です。
3ないが当たり前?と疑問に思われると思います。

もりかわ歯科のインビザライン3ないは
1、痛くない 2、抜かない 3、目立たない です。
今回は、この3つを説明させて頂きます。

まず初めにインビザライン矯正とは

インビザライン(Invisalign)は、従来のブラケットやワイヤーを使用する矯正治療とは異なり、透明なアライナー(マウスピース)を使って歯の位置を調整します。
インビザライン矯正は、まず歯科医師が患者様の口腔内のデジタルスキャン(iTero)やレントゲン写真を撮影し、矯正治療の計画を立てます。その後、その計画に基づいて、透明なアライナーが製造されアライナーを使った治療がスタートします。
1.インビザラインのアライナーは透明であり、装着時にほとんど目立ちません。これにより、他の人があなたの矯正治療を気にすることなく、自信を持って普段の活動や社会生活を送ることができます。
2.インビザラインのアライナーは取り外し可能です。食事や飲み物を摂る際にはアライナーを外すことができるため、通常の食事が制限されず、歯のケアや歯磨きが容易に行えます。また、特別なイベントや写真撮影の際にもアライナーを一時的に外すことができます。

「痛くない」について

「痛くない」について

矯正のイメージとして痛いが多いと思います。
ワイヤー矯正は針金を強くしめるので痛みが強く、ご飯も食べられなかったと経験されている方が多いです。

もりかわ歯科のインビザライン矯正は歯を0.1mm単位で歯を動かしていきます。
また、歯の動かし方も1歯ずつ丁寧に動かしますので痛みはありません。
インビザライン矯正は1枚ずつ形が変わり、それをつけて歯並びを変化していきます。
1枚につき0.25mmしか動きませんので歯の負担が少ないです。

もりかわ歯科のインビライン3ないのうち1つの「痛くない」でした。

「抜かない」について

「抜かない」について

歯を抜かずに矯正できます

矯正のイメージとして歯を抜くというのがあると思います。
ワイヤー矯正は歯を抜いてそのスペースを使って歯を並べる治療です。
もりかわ歯科のインビザライン矯正は歯を抜かずに歯を並べていきます。
前歯の歯並びを整えるために奥歯を後ろに下げていきます。
そうする事によって歯を抜かずに矯正することが出来ます。

もりかわ歯科のインビライン3ないのうち1つの「抜かない」でした。

「目立たない」について

「目立たない」について

矯正のイメージとして見た目が悪いというのがあると思います。
ワイヤー矯正は針金が見えてしまい目立ってしまいます。
もりかわ歯科のインビザライン矯正はこのように見た目が目立ちません。
透明なマウスピースを使って矯正するので周りに気付かれずに矯正することが出来ます。

もりかわ歯科のインビライン3ないのうち1つの「目立たない」でした。

いかがだったでしょうか?

今回は、「もりかわ歯科の矯正はインビザライン。インビザラインは3ないが当たり前。」です。
矯正のイメージは綺麗になるなどいいイメージがあると思います。
ただ、痛いや歯を抜くや見た目など悪いイメージも多くあります。
もりかわ歯科でのインビザライン矯正は3ないです。
歯並びが気になっていてなかなかどこの歯科医院がいいのかと悩まれている方は是非、一度ご相談ください。
当院は、全国の歯科医院で1%しか獲得できないダイヤモンドプロバイダーです。
インビザライン治療の詳しい内容はこちら
ダイヤモンドプロバイダーの森川康司

下あごの模型にマウスピースをかぶせる歯科医

マウスピース矯正で受け口を治せるのか?治療法と費用も解説!

2023年7月25日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

軽度の受け口であれば、マウスピース矯正で治療が可能です。

ただし、抜歯が必要な重度の受け口や、歯並びではなく骨格に問題がある受け口の場合は、マウスピース矯正では治せません。

今回は、受け口の原因やリスク、マウスピース矯正の適応条件と費用について解説します。

受け口とは

ルーペで拡大された女性のあご

受け口(反対咬合)とは、上下の歯並びが通常とは逆になっている状態を指します。

通常、上の前歯が下の前歯よりわずかに前に出ている(噛み合わせる時に上の前歯が下の前歯を覆う)状態が正常ですが、受け口の人では下の前歯が上の前歯より前に出てしまうのです。

受け口は先天的な要素、つまり遺伝的な骨格や歯並びの遺伝による場合がありますが、成長期における口元の悪習慣や癖など、習慣的な要素で引き起こされることもあります。

また、受け口の状態によっては、噛み合わせの問題から食事時の不便さや発音の問題、顔の形状の影響など、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。歯科矯正や口元の習慣の改善など、早期の発見と対策が重要です。

受け口になる原因

レントゲン写真と模型で説明する歯科医の手元

受け口になる主な原因は「遺伝」「歯や顎の発達の問題」「口元の悪習慣」の3つです。それぞれ詳しく解説します。

遺伝

受け口(反対咬合)の原因として、遺伝が大きく影響していることがわかっています。これは主に2つの要素から成り立っています。

1つ目は、骨格の遺伝です。親から受け継いだ骨格の形状が、口腔内の骨格の形状や位置関係を決定します。これにより、下顎骨が上顎骨よりも前に突出した受け口の状態が形成されることがあります。

2つ目は、歯並びの遺伝です。親の遺伝により生まれつき歯の生え方や並びが不均衡であると、その結果として受け口になることがあります。

歯や顎の発達に問題

こどもは約6歳頃に初めて乳歯が抜け始め、永久歯が生えてきます。このとき、何らかの理由で下の前歯が上の前歯よりも出てしまうと、噛み合わせが逆の状態になることがあります。逆の状態がそのまま成長期に持ち越されると、受け口の原因となるのです。

また、顎の成長に関しては、通常、上顎が先に成長し、それに続いて下顎が成長します。

しかし、上顎の成長が不十分な場合、下顎が上顎を超えて大きくなることがあります。その状態が続くと、下顎がどんどんと前に突出していき、受け口の原因となるのです。

 口元の悪習慣

遺伝や発達以外にも、口元の悪習慣や癖によって歯並びや噛み合わせが変化することがあります。その代表例が「口呼吸」です。

口呼吸が習慣化すると、舌の位置が安定しない結果、下の前歯を押し出すことにつながります。この押し出しにより、下の歯列が日常的に前に出てしまい、受け口の一因となるのです。

また、常に下顎を前に突き出している癖がある人も注意が必要です。下顎を突き出した状態が続くと、顎周りの筋肉がその形に慣れてしまい、それが受け口を引き起こす可能性があります。

こうした悪習慣は無意識に続けてしまうものですが、口元のバランスが崩れることで噛み合わせの問題を引き起こす場合があるのです。日々の小さな習慣が、歯並びや顎の位置に大きな影響を与えることを認識し、正しい噛み合わせや呼吸の方法を意識することが重要です。

受け口を放置してしまうと

ショックで顔をおおう男性

受け口を放置すると、見た目への影響だけでなく、虫歯や歯周病のリスクが高まるなどのリスクがあります。受け口を放置することにより発生するリスクについて、5つ紹介します。

見た目に影響を及ぼす

受け口は、その程度によりますが、見た目に影響を及ぼすことがあります。

たとえば、笑顔になると下の歯が見えるため、人前での笑い方や写真に写る際の表情など、無意識のうちに影響を受けているかもしれません。これがコンプレックスとなり、自己表現や対人関係に支障をきたすことがあるでしょう。

また、受け口の影響は、見た目だけでなく機能的な問題も引き起こします。噛み合わせが適切でないため、食事時の動作が乱れ、他人から見て食事マナーが悪く見える可能性があるのです。

これらの問題は、対人面で大きな影響を及ぼす可能性があり、自己評価や自尊心を低下させ、人との関わりを避けるようになる可能性もあります。

発音に悪影響を与える

受け口を放置すると、口腔内の構造が正常な状態とは異なるため、発音に影響を及ぼす可能性があります。特に「サ行」や「タ行」の音は、歯と舌の位置関係が重要な役割を果たしますが、受け口の状態では正確な位置取りが難しく、発音する際に空気が漏れやすくなります。正確な音の発生が難しく、聞き手には意図した音と異なって聞こえることがあるのです。

また、自分ではしっかりと発音しているつもりでも、実際には他人からは不明瞭に聞こえることがあります。さらに、母国語である日本語では問題なく発音できていても、英語などほかの言語で特定の音を出すのが難しくなることもあるでしょう。

虫歯や歯周病になりやすい

受け口を放置すると、歯並びが整わず、口腔内の衛生状態が悪化し、虫歯や歯周病のリスクが高まる可能性があります。特に、前歯部分が受け口となると、歯並びがガタガタになることが多く、歯ブラシが届きにくい部位が出てくるでしょう。

歯ブラシが届かない部位には食べかすや歯垢(プラーク)が蓄積しやすく、虫歯や歯周病を発症しやすくなります。早期に発見して治療しないと、歯の抜け落ちや骨の吸収など深刻な問題を引き起こす可能性があるので注意が必要です。

また、口腔内の不衛生な状態は口臭の原因にもなります。細菌の繁殖や死滅による化学反応が口臭を引き起こし、程度によっては対人関係に影響を及ぼすこともあるでしょう。

胃腸に負担がかかる

受け口などが影響し噛み合わせが適切でない場合、食事の際の咀嚼(噛み砕いてすりつぶす行為)が十分に行えません。その結果、大きな食べ物の塊を飲み込むことになり、胃腸がそれを消化するために余計な労力を必要とします。長期的に見ると胃腸の機能低下を引き起こすことも考えられるでしょう。

また、咀嚼が十分でないと、食事中に唾液が十分に分泌されないという問題も生じます。唾液には口腔内を清潔に保つ自浄作用がありますが、唾液の分泌が不十分になると口内環境が悪化し、虫歯や口臭の原因となります。

顎関節症のリスクが高まる

受け口を放置すると、顎関節症のリスクが高まる可能性があります。

顎関節症とは、口を開け閉めする際に使われる顎関節が痛む、クリック音がするなどの症状が出る病気です。

通常、下顎は前後左右に自由に動かせるようになっていますが、受け口の場合は下顎の動きが制限され、顎関節に負担をかけます。食事や話す際も、正常な噛み合わせができないために顎関節に常に負荷がかかる状態となり、長期化すると顎関節症の発症につながります。

マウスピース矯正で受け口は治せる?

口元に手を当てて祈るような女性

マウスピース矯正で受け口を治せるケースと、そうでないケースがあります。

まず、軽度の受け口の場合、マウスピースで矯正できる可能性があるでしょう。

受け口は、原因によって「骨格性反対咬合」と「歯槽性反対咬合」に分けられます。

骨格性反対咬合は、顎の骨の成長や位置がずれていることが原因で受け口になっています。これは「重度」の受け口といわれ、顎の骨のずれを整えることが必要であり、マウスピース矯正だけで治すことができません。

一方、歯槽性反対咬合は、歯の生え方や位置に問題があることが原因の受け口です。このケースは、マウスピース矯正が適応となり、治療が可能とされています。

ただし、マウスピース矯正の適応は個々の症状によって異なることがあるため、専門医の診断を受けることが重要です。

マウスピース矯正で受け口を治す方法

笑顔で患者を迎える男性医師

マウスピース矯正は、透明なプラスチック製のマウスピースを用いて歯並びを徐々に整える治療法です。特に、歯の生え方が原因で受け口になってしまった場合(歯槽性反対咬合)に有効です。

まず、担当の歯科医師が口腔内の状態を詳しく診察し、3Dスキャナーを使用して歯の動き方を計画します。そして、それに基づいて各段階の形状をもったマウスピースが作られます。このマウスピースは、特定の歯に圧力をかけて歯並びを徐々に改善していくものです。

患者さんは、医師の指示に従って1~2週間ごとに新しいマウスピースに取り替えます。新しいマウスピースは、それぞれ前のマウスピースよりも微妙に形状が変わっており、このわずかな変化が歯を予定の位置に移動させることを可能にするのです。

受け口の矯正は、上顎の歯を後退させるか、あるいは下顎の歯を前進させるか、または両方の方法を用いて行います。マウスピース矯正の大きなメリットは、マウスピースが透明であるため目立ちにくく、また取り外しが可能なため食事や歯磨きが容易であることです。

ただし、治療を成功させるためには、1日20~22時間以上マウスピースを装着することが重要です。

マウスピース矯正で受け口を治すためにかかる期間

カレンダーの5日にペンで赤丸をつける手

受け口のマウスピース矯正の治療期間は症状によりますが、おおよそ1~3年が目安でしょう。

ただし、抜歯が必要な症例では、非抜歯治療に比べて治療期間が長くなる傾向があります。

また、矯正治療が終わったあとも、歯が元の位置に戻らないように、保定装置を使用することが必要です。この保定装置は、1年以上の使用が推奨されています。全体的な治療期間を考える際には、この保定期間も考慮に入れることが重要です。

マウスピース矯正で受け口を治すためにかかる費用

診療費の請求書

マウスピース矯正には、部分矯正と全体矯正の2種類が存在します。部分矯正は前歯のみなど一部の歯並びを整えるもので、全体矯正は全体の歯並びと噛み合わせを整えるものです。

部分矯正の費用は、約10〜40万円です。ほかの治療方法と比較してコストを抑えることが可能ですが、一部の歯並びのみを対象にした治療なので、受け口など全体的な矯正が必要なケースには適応できないことがほとんどでしょう。

一方、全体矯正の費用は、約60~100万円です。全体矯正は治療範囲が広く、使用するマウスピースの枚数も増えるため、費用は部分矯正より高額になります。全体矯正は、受け口の軽度な症例に対して適応されることがあります。

抜歯が必要となるような重度の症例の場合は、ワイヤー矯正が適応となることが多いです。治療費は個々の症状や歯科医院によって変動するため、具体的な金額は担当の歯科医師に確認してください。

 まとめ

鏡で歯を確認する笑顔の患者と歯科医

軽度の受け口ならマウスピース矯正で治せることがあります。

しかし、抜歯が必要な重度の症例の場合は、ワイヤー矯正が適応されることが多いです。また、歯並びではなく、骨格に問題がある受け口の場合は、外科手術が必要になる可能性があります。

症例によって適切な治療法が異なるため、まずはカウンセリングなどでマウスピース矯正が適応になるかどうかを相談しましょう。矯正治療は自費診療であり、治療期間も長くなります。マウスピース矯正で失敗しないためには、治療実績が豊富な歯科医院を選ぶことをおすすめします。

受け口でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

インビザライン矯正症例ブログ 開咬③

2023年7月24日

インビザライン矯正症例ブログ-開咬3

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
今回は、「インビザライン矯正症例ブログ 開咬③」です。

今回の症例は、20代の開咬矯正症例です。

元々、歯のお掃除でもりかわ歯科に通ってくださっていた方です。
下の前歯には隙間があり毎回、歯石がすごくついており噛み合わせは前歯が噛み合っていない開咬という噛み合わせでした。
奥歯の負担が大きく、時々歯が痛むことに悩まされていました。
今回は、インビザライン矯正でどのように歯並びが変化するのかをこの記事では解説させて頂きます。
インビザライン矯正にご興味ある方は是非、最後までお読み下さい。

まず初めにインビザライン矯正とは

インビザライン(Invisalign)は、透明なプラスチック製のマウスピースを使用して歯列矯正を行う方法です。従来のブラケットやワイヤーを使用する矯正治療とは異なり、透明なアライナー(マウスピース)を使って歯の位置を調整します。

インビザライン矯正の最大の利点は、透明で目立たないため、外見的な影響が少ないことです。また、アライナーは取り外し可能であるため、食事や歯磨きの際には外すことができます。ただし、治療の効果を最大限に得るためには、アライナーを1日22時間装着することを推奨しております。

「開咬」矯正治療の流れ

インビザライン矯正前の状態(初診)

インビザライン矯正前の状態(初診)

インビザライン矯正前の状態(iTeroによるスキャン結果)です。
下の前歯には隙間があり前歯が噛み合っていない状態でした。
開咬は奥歯しか噛んでいないので奥歯の負担が大きい状態でした。

iTeroとは

iTeroはデンタルインプレッション(歯の印象)を取るためのデジタルスキャナーで、口腔内の3Dスキャンを行い、精密なデジタルモデルを作成します。これにより、より正確で快適な歯科治療が可能となります。

iTeroによる噛み合せ診断

当院では、iTeroという口腔内スキャンを使ってこのように噛み合わせの強さを見ることでどこの歯に負担がかかっているのかを分析することが出来ます。
青が弱いところ、赤が強いところと色によって噛み合わせの強さがわかります。

iTeroによる噛み合せ診断

この患者さんは奥歯の噛み合わせが赤で強く当たっています。
それに対して前歯は色がついていません。噛み合わせが当たっていないことを示します。

患者さんはインビザライン矯正で噛み合わせを治すことを決心されて矯正ライフが始まりました。

インビザライン矯正6ヶ月後

インビザライン矯正6ヶ月後

インビザライン矯正6ヶ月後です。
初診の時に比べると前歯の隙間も少なくなりました。
下の前歯の隙間はあっという間に閉じて歯も磨きやすくなりましたと患者さんは喜んでいました。
麺類も少し噛めるようになったと仰っていました。

インビザライン矯正10ヶ月後

インビザライン矯正10ヶ月後

インビザライン矯正10ヶ月後です。
10ヶ月前は前歯が噛み合っていなかったですがインビザライン矯正を始めてたった10ヶ月でここまで改善することが出来ます。
患者さんも思い切ってインビザライン矯正してよかったと喜んでくれていました。

インビザライン矯正のビフォーアフター

インビザライン矯正前とインビザライン矯正10ヶ月後です。
すごい変化です。
見た目もそうですが噛み合わせが変わり前歯でも噛む事が出来るようになり奥歯の負担を減らすことが出来ます。

開咬を放置しないでください

開咬は80歳で20本自分の歯を残せる確率は0%です。
今は大丈夫でもいつかは問題が起きてしまう噛み合わせです。
開咬に該当する方はお早めに治す事をお勧めします。
なかなか矯正まではと踏みとどまっている方はこのブログで矯正によってどのように歯並びが変化するのかをみて勇気ある1歩を踏み出してもらえたら幸いです。

いかがだったでしょうか?

今回は、「インビザライン矯正症例ブログ 開咬③」でした。
10ヶ月でここまで変化してきます。
前歯が噛み合っていなく噛み合わせに困っている方必見です。

当院は全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。
インビザライン矯正にご興味ある方はこちらからお問合せ下さい。
来週の月曜日もインビザライン矯正症例ブログをお楽しみ下さい。
インビザライン治療の詳しい内容はこちら

2年連続プラチナプロバイダー獲得

インビザライン矯正症例ブログ 八重歯⑤

2023年7月17日

インビザライン矯正症例ブログ八重歯5

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
今回は、「インビザライン矯正症例ブログ 八重歯⑤」です。

今回の症例は18歳の男性です。
他院で抜歯が必要と診断されて抜歯はせずにインビザライン矯正をしたいと来院されました。
少し反対咬合もあり難しいケースでしたがまだ終了はしていませんがどのように治っていったのかを経過と共にご説明させて頂こうと思います。
インビザライン矯正を考えられている方に必見です。

まず初めにインビザライン矯正とは

インビザライン(Invisalign)は、透明なプラスチック製のマウスピースを使用して歯列矯正を行う方法です。従来のブラケットやワイヤーを使用する矯正治療とは異なり、透明なアライナー(マウスピース)を使って歯の位置を調整します。

インビザライン矯正の最大の利点は、透明で目立たないため、外見的な影響が少ないことです。また、アライナーは取り外し可能であるため、食事や歯磨きの際には外すことができます。ただし、治療の効果を最大限に得るためには、アライナーを1日22時間装着することを推奨しております。

「八重歯」矯正治療の流れ

インビザライン矯正前の状態(初診)

インビザライン矯正前の状態(初診)

インビザライン矯正前の状態です。
上の前歯が八重歯の状態で下の歯並びは少しガタついている状態でした。

鼻炎もあって口呼吸になっていました。歯並びが悪くなる原因として幼少期に鼻がつまり口呼吸になってしまい顎の成長が乏しくなってしまうことが多いです。
この患者さんも鼻炎があるため、原因は口呼吸にあると思われます。
今回は、抜歯をせずに歯並びを整える計画にしました。

iTeroによるシミュレーション結果

iTeroとは

iTeroとは、デンタルインプレッション(歯科印象)を取るためのデジタルスキャナーです。歯科医師や歯科技工士が患者の口腔内をスキャンし、精密なデジタルモデルを作成することができます。

従来の方法では、ピンクの型取り剤などを使用して口腔内の印象(型)をとり、それをもとに模型を作成していました。しかし、iTeroを使用すると、口腔内の3Dスキャンを行うことで、より正確かつ快適な印象を取ることができます。

iTeroのスキャンデータは、デジタルファイルとして保存され、コンピュータ上で解析や診断を行うことができます。また、このデジタルモデルを使用して、インビザラインや歯科インプラントなどの治療計画を立てることも可能です。

上顎の治療シミュレーション

上顎初診時の状態です

上顎のシミュレーション画像①(初診時)

まずは、顎を拡大して左右上2番が入るスペースを広げていきます

上顎のシミュレーション画像②

スペースが出来たら前歯を動かして歯並びを整えていきます

上顎のシミュレーション画像③

下顎の治療シミュレーション

下顎初診時の状態です

下顎のシミュレーション画像①(初診時)

奥歯を後ろに下げながら前歯が並ぶスペースを作っていきます

下顎のシミュレーション画像②

スペースが出来たら前歯を綺麗に並べていきます

下顎のシミュレーション画像③

インビザライン矯正のシミュレーション結果

シミュレーションで大体、14ヶ月で歯並びがここまで綺麗になる計画になりました。
実際、お口の中ではどうなったかを見てみましょう。

インビザライン矯正 14ヶ月後

インビザライン矯正14ヶ月後

インビザライン矯正14ヶ月後です。
シミュレーションと同じように歯並びが綺麗になったのがわかって頂けたかなと思います。
途中でマウスピースがいやになったりとトラブルがあったりと大変でしたけどここまで頑張った結果、歯並びが綺麗になってきました。
インビザライン矯正は患者さんの頑張りがないと歯並びは綺麗になりません。
当院は、トラブルや日々の困り事などLINEでサポートさせて頂いています。
安心してインビザライン矯正をできるような体制があるのでご安心下さい。

iTeroによるシミュレーションと実際の矯正結果の比較

シミュレーション画像と実際の写真との比較

インビザライン矯正前とインビザライン矯正14ヶ月後でこんなに綺麗になります。

いかがだったでしょうか?

今回は、「インビザライン矯正症例ブログ 八重歯⑤」でした。
抜歯が必要な八重歯を治す事ができます。
歯並びは気になるが時間がかかるのでは?と勇気が出ずに一歩踏み出せない方は
勇気を振り絞って是非、お問合せ下さい。
当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。
インビザライン矯正にご興味ある方はこちらからお問合せ下さい。
来週の月曜日もインビザライン矯正症例ブログをお楽しみ下さい。
インビザライン治療の詳しい内容はこちら

開咬(オープンバイト)ってどんな状態?

2023年7月12日

開咬(オープンバイト)ってどんな状態?

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
今回は、患者さんから『開咬』って何?という質問を頂いたので『開咬』について説明させて頂きます。

まず初めにインビザライン矯正とは

インビザライン(Invisalign)は、透明なプラスチック製のマウスピースを使用して歯列矯正を行う方法です。従来のブラケットやワイヤーを使用する矯正治療とは異なり、透明なアライナー(マウスピース)を使って歯の位置を調整します。

インビザライン矯正の最大の利点は、透明で目立たないため、外見的な影響が少ないことです。また、アライナーは取り外し可能であるため、食事や歯磨きの際には外すことができます。ただし、治療の効果を最大限に得るためには、アライナーを1日22時間装着することを推奨しております。
す。

開咬(オープンバイト)とは?

開咬(オープンバイト)とは?

ここから本題に入っていきます。
「開咬」というのは前歯がかみ合っていない状態の噛み合わせを表します。
別の名では「オープンバイト」と言われています。
前歯が咬んでいないので奥歯の負担が過多になり奥歯から失う事が多い噛み合わせです。
80歳で20本を達成することは難しいと言われています。
また、前歯が嚙み合っていないので食べ物を咬みちぎることが難しいです。
『開咬』は非常に危険な噛み合わせなので、該当される場合は歯科医院を受診することをおすすめします。

開咬の原因は?

開咬には歯性開咬と骨格性開咬の2種類があります。

歯性開咬

歯性開咬の原因は幼少期に指吸いにより上の前歯が指に押されて前歯に隙間が出来てしまいそこに舌を入れるので隙間が大きくなってしまいます。 歯が傾斜することで開咬が生じてしまいます。

骨格性開咬

骨格性開咬の原因は親知らずが関係しています。
親知らずが生えてこようと一番奥の歯を押してきます。そうするとで噛み合わせの高さが上がり顎が後ろに下げられてしまい関節にダメージを受け開咬が引き起されてしまいます。

開咬はインビザライン矯正で治りますか?

開咬はインビザライン矯正で治療できるの?

『開咬』は実はワイヤー矯正で治すよりインビザライン矯正で治した方が早く終わります。
インビザライン矯正での得意な動きで『開咬』は治すことが可能になります。

実際の症例で治療期間を見てみましょう。
インビザライン矯正開始から6ヶ月後
6カ月でここまで変化します。
元々前歯で物が嚙めなかったのですが、インビザライン矯正開始からわずか6カ月でしっかり噛めるようになりました。
他院では「ワイヤー矯正では3年くらいかかると」言われ一度は矯正を断念された患者さんでしたが、当院で無料矯正相談を受けて下さりインビザライン治療を開始することになりました。
わずか6カ月でここまで綺麗になり、喜んでいただけました。
その時の詳しい矯正経過の内容はこちら

いかがだったでしょうか?

今回は、「開咬(オープンバイト)ってどんな状態?」でした。
自分の噛み合わせはなかなか把握できません。
当院では、iTeroといってお口の中を3Dでスキャンする機器を使って無料相談を実施しています。
是非、一度ご相談下さい。
ダイヤモンドプロバイダーの森川康司

黒い机に置かれたマウスピースと専用のケース

矯正中にマウスピースが浮く原因と対処法をわかりやすく解説!

2023年7月11日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

「マウスピースが浮く」とは、何らかの理由でマウスピースが歯に密着しておらず、歯とマウスピースにすき間ができている状態のことをいいます。

マウスピース矯正は、薄い透明のマウスピースを装着することで歯並びを整える矯正治療です。マウスピースと歯の間にすき間があると、歯並びが整わないなどのトラブルの原因になるかもしれません。

今回は、マウスピースが浮く原因やマウスピースが浮く際にできる対処法を解説します。マウスピース矯正中の方は、ぜひ参考にしてください。

マウスピースが浮くとはどのような状態?

マウスピースを歯に装着する女性の口元

何らかの理由でマウスピースが歯に密着できていないことで、歯とマウスピースにすき間ができている状態のことを、マウスピースが浮くといいます。以下、部位ごとに解説します。

前歯が浮くケース

前から数えて2、3番目の歯が浮くことが多いです。原因としては、前歯にアタッチメントをつけていないことが挙げられます。

アタッチメントとは、歯の表面に固定するボタンのようなもので、歯とマウスピースを密着させ、効率的に矯正治療をすすめる目的で利用されます。アタッチメントは歯に近い色なので目立ちにくいですが、前歯だと見えることもあるため装着しない方も多いです。

歯とマウスピースが密着せず、前歯部分のマウスピースが浮くことがあるでしょう。

奥歯が浮くケース

奥歯は、前歯に比べて高さがないので、マウスピースが浮くことがあります。前歯よりも奥歯の高さが低いことで、歯とマウスピースが密着しづらいことが原因です。

また、マウスピース矯正では、食事や歯磨き以外の時間は常にマウスピースを装着しなければなりません。マウスピースの厚さは0.5mm程度ですが、上下の歯に装着すると1mm程度の厚みになります。マウスピースの厚み分、前歯よりも先に奥歯が噛み合って奥歯が沈み込むことで、奥歯が浮いたように感じることがあります。

特に、食いしばりや歯ぎしりがある方は、奥歯部分のマウスピースが浮きやすいでしょう。

1本だけ浮くケース

前歯の2、3番目の歯が1本だけ浮くことが多いといわれています。ほかの歯に比べて歯が小さいことや、前歯の移動量が多いためにうまく歯が動いていないことが原因といえるでしょう。

歯の高さが足りない場合は、歯を引っ張る挺出(ていしゅつ)という処置が必要になることもあります。

歯の根元が浮くケース

歯の根元だけが浮くケースは、マウスピースの装着の仕方に問題がある場合が多いです。

新しいマウスピースは歯の根元まで入りづらいですが、交換後2〜3日である程度歯が移動し、改善されるでしょう。

一部だけ浮くケース

一部の歯だけが浮くケースは、マウスピースが適切に装着できていない、装着時間が守れていないなど、さまざまな理由が考えられます。

マウスピースの装着方法を見直しても改善しない場合は、歯科医師に相談しましょう。

マウスピースが浮くのは大丈夫?

顎に手を当てて悩むシャツの女性

マウスピースから1mm未満浮くのであれば徐々に改善されることが多いため、基本的には問題ありません。初めてマウスピースを装着したときや新しいマウスピースに交換した直後は、2〜3日程度様子をみましょう。

ただし、マウスピースが1mm以上浮いている場合は、何らかの問題が起きている可能性があります。なるべく早く歯科医師に相談してください。

マウスピースが浮く原因

下を指差す青い服を着た女性

マウスピースが浮く原因は、以下のとおりです。

マウスピースが馴染んでいない

新しいマウスピースの装着後2〜3日間は、マウスピースの形に合わせて歯が動く期間です。マウスピース矯正を開始した直後やマウスピースを交換した直後は、歯並びとマウスピースの形状のずれが大きいため、マウスピースが浮くことがあります。

歯が動くことで徐々に改善されることが多いので、しばらく様子をみましょう。

マウスピースの装着時間が短い

マウスピース矯正は、1日20時間〜22時間以上マウスピースを装着しなければいけません。装着時間が短いと、予定している位置までスムーズに歯が動かず、マウスピースが浮くことがあります。

マウスピースの取り外し回数が多い

1日に何度もマウスピースを取り外すと、マウスピースの変形や破損を引き起こし、マウスピースが浮く原因になります。

取り外し回数が多いと、マウスピースの装着時間も短くなるでしょう。食事や歯磨き以外の時間は装着しましょう。

治療計画どおりに歯が動いていない

マウスピース矯正では、治療計画をもとにマウスピースを作成します。

しかし、歯の動き方には個人差があるため、実際に治療を始めると治療計画どおりに歯が動かないことがあります。予定した位置に歯が動かないことで、マウスピースが浮くと考えられるでしょう。このような場合は、歯科医師に相談しましょう。治療計画の見直しをしたほうがよいかもしれません。

マウスピースの順番を守っていない

マウスピース矯正は、治療前に1回歯型を採取することで、治療終了までに必要なマウスピースを一括で製作できます。

マウスピースの順番はわかるようになっていますが、1つ先のマウスピースを装着するなど、マウスピースの順番を間違えるとマウスピースが浮くため注意が必要です。

チューイーを使用していない

チューイーとは、マウスピースを装着する際に使用する、歯とマウスピースを密着させるためのツールです。

マウスピースが浮く場合は、チューイーを使用して正しくマウスピースを装着しましょう。

マウスピースが破損している

マウスピースの破損や変形は、マウスピースが浮く原因になります。特に、歯ぎしりや食いしばりのある方は、マウスピースが破損しやすいため注意が必要です。

変形や破損、紛失の原因になるのは、マウスピースを外したときにティッシュなどに包んで保管した場合などです。マウスピースを破損・紛失すると、マウスピースの作り直しが必要になってしまいますので、マウスピースを外したときは専用のケースに入れて保管しましょう。

マウスピースが浮くときの対処法

鏡で自分の歯の状態を確認する女性

マウスピースが浮くときの対処法は、以下のとおりです。

マウスピースの装着時間を守る

マウスピースの装着時間が短い、マウスピースをつけ忘れる日が多いなど、マウスピースの装着時間を守っていないと、マウスピースが浮く原因になります。1日の取り外し回数が多いことも装着時間が短くなる要因です。

マウスピースの装着時間を守れているか見直しましょう。

チューイーを使用する

正しくマウスピースを装着できていないと、マウスピースが浮きます。

新しいマウスピースを装着するときは、しっかりチューイーを噛む、マウスピースが浮く部分は重点的に噛むなどで対処しましょう。

1つ前のマウスピースの装着期間を長くする

予定している位置に歯が動いていない場合、1つ前のマウスピースの装着期間を延ばすことで、マウスピースの浮きを改善できることがあります。歯が動いていないのに新しいマウスピースに交換すると、予定外の方向に歯が動く原因にもなります。

1つ前のマウスピースの装着期間を延ばすなど、治療計画どおりの位置に歯を動かすことが大切です。

歯科医師に相談する

前歯が浮く、歯とマウスピースの間が1mm以上浮いているなどの症状がみられる場合は、なるべく早く歯科医師に相談しましょう。

歯科医院では、主に以下の対処がなされます。

・追加でマウスピースを作成する

・部分的にワイヤー矯正を行う

・顎間ゴムをかける

予定した位置まで歯が動いていない場合、追加でマウスピースを作り、治療計画の修正をしなければいけません。マウスピースの作成には1か月程度必要なため、その分、費用や期間がかかるでしょう。

歯の移動がスムーズに行われないことが原因でマウスピースが浮く場合、部分的にワイヤー矯正を行う、顎間ゴムをかけるなど、マウスピース矯正とほかの矯正方法を併用することがあります。

マウスピースが浮くことで、計画どおりに治療がすすまない、予定外の方向に歯が動くなどのトラブルが起きる可能性があります。マウスピースが浮く場合は、歯科医師に相談しましょう。

まとめ

机の上に置かれた歯科用器具とカルテとマウスピース

「マウスピースが浮く」とは、歯とマウスピースが密着していないことで、すき間ができている状態のことです。マウスピースが浮く原因としては、装着時間が短い、アタッチメントを装着していない、チューイーを使用していないなどが挙げられます。

新しいマウスピースに交換した直後にマウスピースが浮くことがありますが、徐々に歯が動いて改善されるため、1mm程度であれば問題ありません。1mm以上マウスピースが浮いている場合は、装着時間を守る、チューイーを噛むなどで対応し、改善しない場合は歯科医師に相談しましょう。

マウスピース矯正でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

インビザライン矯正症例ブログ 出っ歯②

2023年7月10日

インビザライン症例ブログ出っ歯2

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
今回は、「インビザライン矯正症例ブログ 出っ歯②」です。

今回、紹介する症例は40代女性の出っ歯の症例です。
メンテナンスで声掛けをした時に今まで気になってなかったけど言われてみると少し気になると言うことでご相談に来られました。

相談に来られてから歯並びが綺麗になるまでを経過を追って詳しく説明させて頂きます。

まず初めにインビザライン矯正とは

インビザライン(Invisalign)は、透明なプラスチック製のマウスピースを使用して歯列矯正を行う方法です。従来のブラケットやワイヤーを使用する矯正治療とは異なり、透明なアライナー(マウスピース)を使って歯の位置を調整します。

インビザライン矯正の最大の利点は、透明で目立たないため、外見的な影響が少ないことです。また、アライナーは取り外し可能であるため、食事や歯磨きの際には外すことができます。ただし、治療の効果を最大限に得るためには、アライナーを1日22時間装着することを推奨しております。

「出っ歯」の治療の流れ

インビザライン矯正前の状態(初診)

インビザライン矯正前の状態(初診)

相談に来られた時の状態です。
iTeroと言って3Dでお口の中を撮影する機器で全体をチェックしていきます。
患者さんがこの画像を見て自分の歯並びにびっくりされていました。
出っ歯なのも気になり、そしてこれからの歯の健康を考えてインビザライン治療をスタートすることになりました。
インビザライン矯正前の実際の写真
実際の状態はこちらです。
右上の前歯が飛び出ている状態でした。
治療計画としては
前歯の隙間を先に作り、そこから前歯の飛び出ているところにアプローチをかけていくような治療計画になりました。

インビザライン矯正 シミュレーション

インビザライン矯正 シミュレーション

大体、9ヶ月の変化です。
シミュレーションでは前歯の飛び出ていたのも解消することが出来ています。
マウスピースをどんどん形が変わることではめることより変化していきます。
大体、99枚のマウスピースを使うのですが当院は、マウスピースの交換頻度が3日に1回なので10ヶ月くらいで変化します。
実際のお口の中がどう変化するのかが一番大切です。
シミュレーションとお口の中を比べて見ましょう。

インビザライン矯正10ヶ月後

インビザライン矯正10ヶ月後

インビザライン矯正10ヶ月後です。
歯並びがたった10ヶ月でここまで綺麗になりました。
シミュレーションともしっかり一致しています。
患者さんからの声は
「最初は慣れなくて辛かったけど変化を家族や友人に言われるようになってインビザライン矯正を進めることが楽しみになっています。」と嬉しいお言葉を頂きました。

インビザライン矯正前と10ヶ月後の比較
インビザライン矯正前とインビザライン矯正10ヶ月後の実際の写真です。
こんなにも変化します。
脱マスクになるのでこの時期に自分の歯並びを見直して見ませんか?

いかがだったでしょうか?

今回は、「インビザライン矯正症例ブログ 出っ歯②」でした。
前歯の見栄えは笑顔の自信にも繋がります。
是非、歯並びの相談は無料なのでお越し下さい。
当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーです。
インビザライン矯正にご興味ある方はこちらからお問合せ下さい。
来週の月曜日もインビザライン矯正症例ブログをお楽しみ下さい。
ダイヤモンドプロバイダーの森川康司

インビザラインをはめようとしている女性

インビザラインは後戻りしやすいのか?後戻りの原因と対処法を解説

2023年7月4日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

インビザラインは後戻りしやすいのか、矯正治療をご検討中の方なら気になると思います。矯正治療はさまざまな種類がありますが、治療法によって後戻りのしやすさに変わりはあるのでしょうか。

今回は、インビザラインは後戻りしやすいのか、後戻りする理由や対処法・対策法を解説します。矯正治療後の後戻りについて理解を深めたい方は、ぜひ参考にしてください。

後戻りとは?

クエスチョンマーク

後戻りとは、インビザラインなど矯正治療で整えた歯並びがもとの状態に戻ろうとする現象のことです。

矯正治療で歯が動く仕組みは、矯正装置を使って歯に一定の力を加えると、歯を支えている土台の骨が吸収と再生を繰り返すことで移動します。矯正治療が完了した直後の歯は、土台の骨が不安定な状態で動きやすいです。そのため、歯がしっかりとあごの骨に定着するまでの期間は、外部からの力の影響を受けやすい状態となります。

歯があごの骨に定着するまでの期間は、後戻り対策をしっかり行わないと歯は少しずつ移動してしまうのです。

インビザラインは後戻りしやすいのか?

インビザラインのイメージ

結論から述べると、インビザラインはワイヤー矯正と比較して後戻りしやすいことはありません。矯正治療が完了したら保定装置で歯の後戻りを防ぎます。どの方法で矯正を行っても、しっかり保定していれば後戻りを防ぐことが可能です。インビザラインでもワイヤー矯正でも後戻りのリスクは変わりません。

インビザラインは、マウスピースを使って歯並びを整えます。そのため、ワイヤー矯正の方と比較してマウスピース型の保定装置に抵抗を感じにくい方が多いと考えられます。インビザラインで矯正を行った方は、マウスピースをつける習慣ができているため、途中で怠ってしまうリスクも低いでしょう。

インビザラインで後戻りする理由

頭を抱えて悩んでいる女性

時間をかけて整えた歯並びが、なぜ後戻りしてしまうのか疑問に感じる方も多いでしょう。インビザラインで後戻りする理由は、大きく分けて以下の3つがあります。

・リテーナーの装着時間が不十分である

・悪習癖がある

・インビザラインでは適応外の症例である

以下、詳しく解説します。

リテーナーの装着時間が不十分である

歯列矯正が完了したら、整った歯並びを維持するために歯を固定する「保定期間」に入ります。歯を保定するためには、リテーナーとよばれる保定装置を装着するのが一般的です。

マウスピース型の保定装置の場合、装着時間など自己管理が必要です。装着時間が不十分だと、後戻りするリスクが高くなるため注意が必要です。歯科医師に指示された装着時間は、必ずリテーナーを装着しましょう。

また、保定期間は矯正期間と同じ期間行うケースが多いです。自己判断で保定装置の使用をやめてしまうと後戻りするため、必ず歯科医師の指示があるまで保定装置を使用しましょう。

悪習癖がある

舌癖や口呼吸、爪噛み、頬杖などの癖は歯並びに影響を与えます。このような悪習癖は、弱い力が継続的に歯にかかるため、矯正治療で歯並びを整えても後戻りするリスクが高く注意が必要です。

悪習癖がある場合は、矯正期間中にトレーニングを行うことや日常生活で意識することで改善できるように努めましょう。また、どちらか片方だけで噛んでしまう噛み癖も、歯並びの悪化や歪みの原因となるため注意しましょう。

インビザラインでは適応外の症例である

インビザラインでは歯並び・噛み合わせを整えられない症例にもかかわらず、インビザライン治療を行うと後戻りのリスクが高くなります。スペースが不足している部分に無理に歯を並べると年数の経過とともに歪みが生じてくるでしょう。

矯正治療は、あごの骨と歯のバランスを考えたうえで治療する必要があります。

後戻りしたときの対処法

ドミノが倒れるのを指でおさえている

インビザライン矯正後に後戻りを感じたら、必ず歯科医師の指示をあおぎましょう。後戻りの状態によって適切な対処法が異なります。

後戻りは、放置するとさらに進んでしまう可能性があるため、早めに対処することが大切です。後戻りが起こってしまった際の対処法は、後戻りの状態によって大きく分けて以下の2つがあります。

後戻りが軽度の場合

後戻りが軽度でリテーナーが装着できる場合は、リテーナーを装着して様子を見ることが多いです。歯が少し動いているため、はじめはリテーナーがきつく感じますが、後戻りが改善されれば解消されます。

リテーナーを装着した際に痛みや違和感が大きい場合は、我慢せずに歯科医師に相談しましょう。

後戻りが重度の場合

後戻りが大きくリテーナーが装着できないケースでは、再度矯正治療します。早い段階で対処すれば矯正期間も短く済む場合が多いでしょう。費用に関しては歯科医院によって対応が異なるため、再治療の際はトラブルを回避するためにも事前に費用を確認しましょう。

また、症例によってはワイヤー矯正に切り替える方がよいと判断される場合もあります。再治療の際は、治療方法・期間・費用など気になる点は質問し、納得したうえで治療を受けましょう。

後戻りさせないための対策

リテーナーを装着しようとしている女性

インビザラインで後戻りすると、後戻りの程度によっては再治療が必要です。再治療の場合、追加で費用と時間がかかるため、日頃から後戻りしないように心がけることが大切です。以下、後戻りを防ぐ対策法を3つご紹介します。

保定をしっかり行う

後戻りを防ぐためには、歯科医師の指示どおりリテーナーを装着する必要があります。十分な保定期間を設けることで、後戻りのリスクをおさえることが期待できるでしょう。

リテーナーは、1日の装着時間をしっかり守ることで十分な効果を得ることができます。面倒だからと装着を怠ったり自己判断で装着をやめたりすることがあると、後戻りのリスクが高くなるでしょう。

悪習癖を改善する

舌癖や口呼吸・爪を噛むなどの悪習癖は、矯正期間中になるべく改善するようにトレーニングや意識して生活してください。悪習癖は、一度にかかる力は小さいですが、習慣化することで歯に断続的に力がかかる状態となります。断続的に力がかかる環境は、矯正治療と同じ条件となるため後戻りの大きな原因となるのです。

悪習癖は、無意識に行っていることが多いため、ご家族や周囲の方に協力してもらいながら直しましょう。

歯科医院の定期検診に通う

後戻りを防ぐためには、定期的に歯科医院を受診して歯並び・噛み合わせを確認してもらいましょう。特に、歯周病や親知らずには注意が必要です。

歯周病が進行すると、歯の支えとなる土台の骨が溶けてしまうため、歯が動きやすくなります。親知らずは、生える際にスペースが不足していると、真っ直ぐ生えることができずに手前の歯を押してしまう可能性が高いです。

定期的に歯科医院を受診することで、歯周病・虫歯の有無やトラブルが起きていないか確認できます。万が一、トラブルが見つかっても早期に対処できるため、後戻りするリスクは低いでしょう。

まとめ

ポイントをまとめる女性

インビザラインだからといって後戻りしやすいことはありません。インビザラインでもワイヤー矯正でも、後戻りのしやすさは変わりないといえるでしょう。

後戻りは、保定を行っていない場合や歯並びに影響を与える悪習癖がある場合に起こりやすいです。矯正治療が完了したら保定期間に入り、歯があごの骨に定着するのを待つのが一般的な流れです。リテーナーを歯科医師の指示通りに装着し、歯並びに影響する悪習癖がある場合は、改善するように心がけましょう。また、歯並び・噛み合わせの異常を早期に発見するためにも、歯科医院を定期的に受診して、お口のなか全体を確認してもらう習慣をつけましょう。

後戻りは、しっかり対策すれば防ぐことが可能です。インビザラインで整えた歯並びを保つためには、歯科医師の指示のもと保定をしっかり行いましょう。

インビザラインの後戻りでお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

インビザライン矯正症例ブログ 50代の矯正

2023年7月3日

50代の矯正

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
今回は、「インビザライン矯正症例ブログ 50代の矯正」です。

インビザライン矯正は20代、30代のイメージが強いと思います。当院では、年齢層の幅も広く歯の健康を考えてインビザライン矯正に挑戦される50代、60代の方も多く居られます。

歯並びが悪いと虫歯や歯周病の原因になり歯の健康に影響が出てきてしまいます。
今回は、50代の女性がインビザライン矯正に挑戦された様子を記事に
しますので是非、ご覧ください。

歯並びは気になるけど年齢で躊躇している方必見です。

まず初めにインビザライン矯正とは

インビザライン(Invisalign)は、透明なプラスチック製のマウスピースを使用して歯列矯正を行う方法です。従来のブラケットやワイヤーを使用する矯正治療とは異なり、透明なアライナー(マウスピース)を使って歯の位置を調整します。

インビザライン矯正の最大の利点は、透明で目立たないため、外見的な影響が少ないことです。また、アライナーは取り外し可能であるため、食事や歯磨きの際には外すことができます。ただし、治療の効果を最大限に得るためには、アライナーを1日22時間装着することを推奨しております。

「50代の矯正」の治療の流れ

インビザライン矯正前の状態(初診)

インビザライン矯正前の状態(初診)

インビザライン矯正のご相談に来られた時の状態です。

来院された患者様の主訴は「歯並びが悪く、虫歯や歯周病の心配をされて来られました。」
上顎、下顎共に前歯がズラされており歯並びが悪い状態でした。
全体的に顎も小さく窮屈な状態でした。

矯正の計画

上顎

奥歯を後ろに下げて前歯のスペースを作り、前歯を綺麗にしていく計画にしました。

下顎

下顎も同様に奥歯を後ろに下げて前歯のスペースを作り、前歯を綺麗にしていく計画にしました。

抜歯をせずにスペースを作る方法を模索して計画を立案していきました。

シミュレーションのビフォーアフター

シミュレーションのビフォーアフター

シミュレーションでこんな変化をします。大体、10ヶ月の計画です。
実際にマウスピースを日々お口の中に入れてインビザライン矯正を進めていくとどう変化するのかを見てみましょう。

インビザライン矯正10ヶ月後

インビザライン矯正10ヶ月後

シミュレーションでは10ヶ月後に綺麗になる計画でしたが、実際のお口の中も綺麗になっています。
インビザライン矯正はシミュレーションに基づいて治療が進んでいくため安心して治療を進めることができます。

患者さんのコメント

「痛みもなく続けることが出来ました。唇の張りも変わり嬉しい事ばかりです。」
と喜んで頂けました。

インビザライン矯正前と10ヶ月後の比較

インビザライン矯正前と10ヶ月後の比較

インビザライン矯正前とインビザライン10ヶ月後です。
10ヶ月でこんなに変化があります。
50代、60代の方も是非、勇気を出して一歩踏み出して下さい。
歯が失くなってからでは歯は戻ってきません。
歯並びを正して、美と健康を手に入れましょう。

インビザライン矯正終了後の患者様インタビュー

いかがだったでしょうか?

今回は、「50代の矯正」でした。
当院では、年齢問わず歯並びの相談に来られます。
歯の健康を追い求めることは全身の健康にも繋がります。
環境を見直して、虫歯や歯周病にならないようにしてみませんか?
歯のお掃除では原因は解消出来ません。日々の磨きやすい環境を作ることが予防の最短距離です。
是非、一度ご相談下さい。
当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーです。
インビザライン矯正にご興味ある方はこちらからお問合せ下さい。
来週の月曜日もインビザライン矯正症例ブログをお楽しみ下さい。
インビザライン治療の詳しい内容はこちら

ダイヤモンドプロバイダーの森川康司