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奥歯のセラミックのイメージ

奥歯もセラミックにできる?メリット・注意点も

2026年6月17日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

虫歯治療で入れた銀歯が気になり、白い歯に替えたいと考える方は少なくありません。近年は前歯だけでなく奥歯の詰め物・被せ物にもセラミックを選択できるようになり、見た目と機能性の両立を目指した治療として広く選ばれています。

一方で、奥歯は噛んだときの力が強くかかる部位のため「セラミックでも問題ないのか?」「どのようなメリットや注意点があるのか?」と疑問を持つ方もいるでしょう。

本記事では、奥歯の詰め物・被せ物にセラミックを選ぶメリットや注意点、使用される素材の種類について詳しく解説します。セラミック治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

奥歯もセラミックにできる?

奥歯もセラミックにできる?

結論からいうと、奥歯の詰め物や被せ物にもセラミックを選択できます。

セラミックというと前歯に使うイメージを持つ方がいるかもしれませんが、現在では奥歯の詰め物や被せ物にも広く選択されています。奥歯は食事の際に強い力がかかるため、以前は金属製の詰め物や被せ物が選ばれることも多くありました。

しかし、歯科材料の進歩により、強度に優れたジルコニアなどの素材が普及し、奥歯の治療にも活用されています。

また、銀歯を白い歯に替えたい方や、口を開けたときの見た目が気になる方にとっても、セラミックは選択肢の一つです。天然歯のような色合いを再現しやすいため、まわりの歯になじみやすいという利点があります。

ただし、どの素材が適しているかは、歯の状態や噛み合わせによって異なります。そのため、見た目だけで判断するのではなく、機能面や耐久性も考慮しながら歯科医師と相談して選ぶことが大切です。

奥歯にセラミックを選ぶメリット

奥歯にセラミックを選ぶメリット

奥歯の詰め物・被せ物にセラミックを選択することには、見た目を美しくできるだけでなく、多くの面でメリットがあります。ここでは、奥歯の詰め物・被せ物にセラミックを選ぶメリットをご紹介します。

自然な見た目に仕上がる

セラミックの大きなメリットの一つは、天然歯のような見た目を再現しやすいことです。

銀歯は口を開けたときや笑ったときに見えることがありますが、セラミックはまわりの歯の色に合わせて作製できるため、違和感の少ない見た目に仕上がります。奥歯であっても、会話中や食事の際に見えることがあるため、見た目を気にする方に選ばれています。

また、セラミックは光を透過する性質があり、天然歯に近い色調を表現しやすい素材です。さらに、表面が滑らかで着色しにくいため、長期間使用しても見た目の変化が少ないとされています。

銀歯の見た目が気になる方や、より自然な口元を目指したい方にとって、セラミックは有力な選択肢の一つといえるでしょう。

虫歯の再発リスクが低い

セラミックは、治療後の虫歯の再発リスクを抑えやすい素材とされています。虫歯治療後は、詰め物や被せ物と歯の境目から細菌が入り込み、再び虫歯になることがあります。こうした二次虫歯は、再治療が必要になる原因の一つです。

セラミックは歯との適合性が高く、表面も滑らかなため汚れが付着しにくい素材です。そのため、細菌が増えやすい環境を作りにくく、二次虫歯のリスク軽減につながります。

ただし、セラミックにしただけで虫歯を防げるわけではありません。毎日の歯磨きや定期検診を続けることで、治療した歯を良い状態で維持しやすくなります。

金属アレルギーの心配がない

セラミック治療のメリットの一つは、金属アレルギーに配慮しやすいことです。金属製の詰め物や被せ物では、アレルギーの症状が現れる場合があります。

一方、オールセラミックやジルコニアは金属を含んでいないため、金属アレルギーの原因になりにくい素材です。そのため、金属アレルギーが気になる方や、できるだけ金属を使わない治療を希望する方に選ばれています。

ただし、メタルボンドのように金属を使ったものもあるため、治療前に素材の種類を確認することが大切です。

耐久性が高い

奥歯は食事のたびに大きな力がかかるため、詰め物や被せ物には十分な強度が求められます。なかでもジルコニアは強度が高く、奥歯の治療にも広く使用されています。

また、セラミックは経年劣化しにくく、表面の状態を維持しやすいことも利点の一つです。そのため、日頃のケアや定期的なメンテナンスを続けることで、長く使用できる可能性があります。

ただし、強い歯ぎしりや食いしばりがある場合には、過度な力によって欠けたり割れたりすることもあります。セラミックを長持ちさせるためには、噛み合わせの管理や定期検診も重要です。

奥歯をセラミックにするときの注意点

奥歯をセラミックにするときの注意点

セラミックには多くの利点がありますが、注意すべき点も存在します。ここでは、主な注意点をご紹介します。

費用が高額になりやすい

セラミック治療を検討する際に、気になる点の一つが費用です。

セラミックの詰め物や被せ物は、多くの場合で自由診療となるため、保険診療の銀歯と比べると費用が高くなります。選択する素材の種類や治療内容によって金額は異なりますが、治療する歯の本数が増えるほど費用負担も大きくなります。

治療を受ける際は、費用だけで判断するのではなく、素材ごとの特徴やメンテナンスの必要性についても確認したうえで、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

強い衝撃が加わると破損する可能性がある

セラミックは十分な強度を持つ素材ですが、強い衝撃や過度な力が加わると欠けたり割れたりする可能性があります。

例えば、硬い食べ物を噛む機会が多い場合や、歯ぎしり・食いしばりの癖がある場合は、セラミックに大きな負担がかかることがあります。また、奥歯は噛んだときの力が集中しやすいため、噛み合わせの状態によっては破損のリスクが高まります。

そのため、治療後も定期的に噛み合わせを確認し、必要に応じて調整を行うことが大切です。

歯を削る量が多くなる場合がある

セラミック治療では、症例や選択する素材によって歯を削る量が多くなる場合があります。セラミックの詰め物や被せ物を安定して装着するためには、一定の厚みを確保する必要があるのです。

もちろん、必要以上に歯を削るわけではありません。歯科医師は補綴物の強度や適合性を考慮しながら、できるだけ健康な歯質を残せるよう治療を行います。

治療を検討する際は、どの程度歯を削る必要があるのか、選択する素材とあわせて事前に説明を受けておくと安心です。

奥歯の治療に使用されるセラミックの素材

奥歯の治療に使用されるセラミックの素材

セラミックといっても、実際にはいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。ここでは、奥歯の治療に使われる代表的なセラミックの素材について解説します。

オールセラミック

オールセラミックは、金属を含まず、すべてセラミックで作られた素材です。

天然歯のような色合いや透明感を再現しやすく、治療した部分がまわりの歯になじみやすい点がメリットです。そのため、見た目を重視する方に選ばれています。また、金属を含んでいないため、金属アレルギーが気になる方でも検討しやすい素材です。

一方で、奥歯に強い力がかかる場合は、歯の状態や噛み合わせによって慎重な判断が必要になることがあります。そのため、歯科医師と相談しながらご自身に合った素材を選ぶことが大切です。

ジルコニア

ジルコニアは、セラミック素材のなかでも特に強度に優れた素材です。奥歯のように強い噛む力がかかる部位の詰め物や被せ物にも広く使用されています。

金属が含まれていないため、金属アレルギーが気になる方でも選択しやすい点がメリットです。また、白い素材のため、銀歯のように口を開けたときに目立ちにくく、自然な見た目を目指せます。

以前は見た目の面でオールセラミックに劣るといわれることもありましたが、近年は材料の改良が進み、審美性が向上したジルコニアも多く使用されています。強度と見た目のバランスを重視したい場合に、選択肢の一つとなる素材といえるでしょう。

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックは、セラミックと歯科用プラスチック(レジン)を組み合わせて作られた素材です。

白い素材のため銀歯のように目立ちにくく、見た目に配慮した治療を希望する方に選ばれています。また、セラミックのみで作られた素材と比べると柔軟性があり、噛み合う歯への負担を抑えやすい点も特徴です。

一方で、長期間の使用によってすり減ったり、着色したりすることがあります。そのため、歯の状態や治療部位に合わせて選択することが大切です。

メタルボンド

メタルボンドは、金属のフレームにセラミックを焼き付けて作られた被せ物です。

内側に金属が使われているため強度を確保しやすく、奥歯のように大きな力がかかる部位にも用いられています。また、外側はセラミックで覆われているため、銀歯と比べると自然な見た目に仕上げることが可能です。

一方で、金属アレルギーがある方には選択できない場合があります。また、歯ぐきが下がった際に被せ物の境目から金属が見えることもあります。

見た目と強度の両方を重視する場合の選択肢の一つですが、デメリットも存在するため、歯科医師と相談しながら選ぶことが大切です。

まとめ

奥歯のセラミックのイメージ

奥歯もセラミックで治療することが可能です。自然な見た目を目指せるだけでなく、虫歯の再発リスクの軽減や金属アレルギーへの配慮といったメリットがあります。

一方で、費用が高くなりやすいことや、強い衝撃によって破損する可能性があること、症例によっては歯を削る量が増える場合があることなどの注意点もあります。

セラミックにはさまざまな種類があるため、それぞれの特徴を理解したうえで、見た目や強度、歯の状態に合わせて素材を選ぶことが大切です。

セラミック治療を検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

森川 充康 理事長

■この記事の監修者

森川 充康 理事長

経歴
  • 1991年 大阪歯科大学卒業
  • 1991年 大阪歯科大学口腔外科学第一講座 入局
  • 1991年 大阪歯科大学大学院入学
  • 1995年 大阪歯科大学大学院卒業(歯学博士取得
  • 1995年 大阪歯科大学 非常勤講師就任
  • 1995年 医療法人甦歯会もりかわ歯科 常務理事就任
  • 2003年 医療法人甦歯会もりかわ歯科 院長就任
  • 2008年 医療法人甦歯会もりかわ歯科 理事長就任
  • 2012年 大阪歯科大学臨床准教授
修了研修・学会等
  • 日本歯科審美学会 所属
  • 日本口腔インプラント学会 所属
  • 日本抗加齢医学会 所属
  • 日本アンチエイジング学会 所属
  • 日本抗加齢医学会認定医
  • インビザラインドクター
  • 歯科医師臨床研修指導歯科医師

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