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子どもの歯並びが気になる!チェック項目や対処法、治療しないリスクとは

2024年12月11日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

「子どもの歯と歯の間に隙間がある」「この歯並びは大丈夫?」など、お子様の歯並びにお悩みの方がいるのではないでしょうか。子どもの歯並びが悪く見えても、成長とともに自然と解消することもありますが、早期に治療したほうがよい場合もあるため注意が必要です。

そこでこの記事では、子どもの歯並びが気になるときのチェック項目や対処法について解説します。子どもの歯並びが悪い状態を放置するリスクについても言及していますので、ぜひ参考にしてください。

子どもの歯並びはいつ決まる?

子どもの歯並びはいつ決まるのかを示すWHENの文字の画像

子どもの歯並びは、永久歯が生えはじめる6歳ごろに決まるといわれています。乳歯は6〜12歳ごろにかけて生え変わるのが一般的です。

また、歯並びは顎の大きさによっても左右されます。上顎は6〜11歳ごろ、下顎は18歳ごろまで成長し、顎の成長に合わせて歯並びも変化するのです。

ただし、歯の生え変わりや顎が成長する時期については個人差があるため、ここで解説した年齢はあくまでも目安です。そのため、子どもの歯並びが気になる場合は、早めに歯科医院で相談するのがよいでしょう。

子どもの歯並びが気になるときのチェック項目

子どもの歯並びが気になる時にチェックする画像

乳歯が生える時期は成長途中のため、一時的に歯並びが悪く見えることがあります。そのため、子どもの歯並びが悪くても、必ずしも矯正治療が必要というわけではありません。

しかし、不正咬合の種類によっては、早期に治療を開始したほうがよい場合もあります。ここでは、子どもの歯並びが気になるときのチェック項目や乳歯と永久歯の対応の違いについても解説します。

前歯がハの字に生えている

乳歯の前歯が外側に広がって斜めに生えることがあります。これは、子どものうちは珍しいことではありません。子どもの歯は顎の成長に伴って移動することがあります。

また、永久歯の1番前の歯が斜めに生えてくることもあるでしょう。顎が成長して、2・3番目の歯が順番に生えることで、自然と真っすぐになることもあります。

しかし、ほかの歯が生えてきても斜めに生えている、角度やねじれが気になるなどといった場合は、矯正治療が必要になることがあります。この場合は、早めに歯科医師に相談するとよいでしょう。

歯と歯の間に隙間が空いている

永久歯は、乳歯よりも一回り大きいです。そのため、乳歯の時期はすきっ歯になっていても、永久歯に生え変わることですきっ歯が解消される場合もあります。

反対に、乳歯と乳歯の間が狭いと、将来的に叢生や出っ歯になる可能性があるので注意が必要です。

また、上唇小帯が原因ですきっ歯になっている場合、治療が必要になることがあります。上唇小帯とは、上の前歯から上唇につながるヒダのことです。

上唇小帯が太い場合や、歯のすぐ上にある場合には、すきっ歯になることがあります。このような場合には、上唇小帯を切除する治療が必要になるでしょう。

永久歯の本数が少なかったり、舌癖があったりすることですきっ歯になることもあります。このような場合も一度歯科医院を受診して相談するとよいでしょう。

受け口になっている

受け口とは、上顎よりも下顎が出た状態の歯並びで、下顎前突(かがくぜんとつ)とも呼ばれます。受け口の場合、乳歯でも永久歯でも早めに治療を受けることが推奨されます。

噛み合わせが悪いことから歯の寿命が短くなったり、全身の健康に悪影響を与えたりすることがあるためです。

上下の顎のバランスが悪いと受け口になることがあります。骨格から歯並びを整えるためにも、受け口は早めの時期から治療が必要といわれています。そのため、受け口に気付いた時点で一度歯科医院を受診したほうがよいでしょう。

子どもの歯並びが気になるときの対処法

子どもの歯並びが悪くなる原因の一つである指しゃぶりをする女の子

子どもの歯並びが悪くなる原因には、遺伝以外にも生活習慣が関係しています。ここでは、子どもの歯並びが気になるときの5つの対処法について解説します。

口呼吸を改善する

そもそも、歯並びはお口周りの筋肉によって維持されています。口呼吸やポカン口が習慣になっているとお口周りの筋肉が使われないため、歯並びや噛み合わせが乱れる可能性があるのです。また、顎の成長を阻害したり、感染症にかかりやすくなったりする可能性もあります。

口呼吸は無意識のうちに行われるため、意識的に改善することは難しいといえます。そのため、子どもが口呼吸をしている場合は、まずは歯科医院に相談するのがよいでしょう。

指しゃぶりは4歳ごろまでにやめさせる

指しゃぶりは安心感を得るための行為で、3歳ごろまでなら問題ありません。

しかし、4歳を超えても指しゃぶりをしていると、指を吸う力によって歯が押し出されて、出っ歯やすきっ歯、開咬になることがあります。そのため、4歳ごろまでには指しゃぶりをやめられるよう、保護者の方がサポートしてあげることが大切です。

舌癖を改善する

歯と歯の間から舌を出す癖や舌で歯を押す癖、舌を突き出して飲み込む癖があると、継続的に歯に力が加わるため、出っ歯やすきっ歯になることがあります。

このような舌癖がある場合、歯科医院では舌癖を改善するためのトレーニングを行います。子どものうちに舌癖を改善できれば、早期に歯並びが整う場合があるでしょう。

よく噛んで食べる

やわらかいものばかりをよく食べる場合や、あまり噛まない場合、お口周りの筋肉が使われず、歯並びが乱れることがあります。お口周りの筋肉を鍛え、歯並びを改善するためには、よく噛んで食べることが大切なのです。

噛み応えのある人参などの野菜を使用した料理や、食材を大きめに切った料理を与えるといった工夫をするとよいでしょう。

小児矯正を受ける

子どもの歯並びが気になる場合は、歯科医師に相談のうえ小児矯正を検討しましょう。大人になってからでも、矯正治療を受けることは可能ですが、小児矯正と成人矯正とでは治療法が異なります。

成人矯正は歯を移動させて歯並びを整える治療法であるのに対して、小児矯正は顎の成長を利用して永久歯が生えるスペースを確保する治療法です。これによって、抜歯せずに歯並びが整えられる可能性が高くなります。

また、成人矯正が必要になった場合でも、小児矯正で土台を整えておけば治療期間を短縮できる場合もあるのです。

小児矯正のスタート時期は6〜8歳ごろといわれていますが、歯並びの状態によって異なります。そのため、子どもの歯並びが気になる場合は、小学校入学前に一度歯科医院で相談するとよいでしょう。

子どもの歯並びが悪いのを治療しないリスク

子どもの歯並びが悪いのを治療しないリスクを示すRISKの文字の画像

「見た目が気にならないから」と子どもの歯並びが悪い状態を放置するとさまざまなリスクがあるため注意が必要です。ここでは、子どもの歯並びが悪い状態を放置するリスクについて解説します。

虫歯や歯周病になるリスクが高まる

歯並びが悪いと歯磨きがしにくくなり、磨き残しが原因で虫歯や歯周病になるリスクが高まります。また、歯並びが悪いと口を閉じにくくなります。これによって口呼吸になると、口内が乾燥するため、虫歯や歯周病になるリスクが高まるのです。

子どものうちから虫歯などの口内トラブルが起こると、歯の寿命が短くなる可能性があります。子どもの大事な歯を守るためにも、小児矯正を受けることを検討するとよいかもしれません。

見た目がコンプレックスになる

歯並びの状態によっては、お子様のコンプレックスにつながることがあります。コンプレックスが原因で引っ込み思案になったり、自分に自信が持てなくなったりすることもあるでしょう。

滑舌に悪影響が出る

出っ歯やすきっ歯、受け口などの場合、空気が漏れて滑舌が悪くなることがあります。滑舌が悪くなると、お子様によってはコンプレックスに感じることもあり、心身の成長に影響を与えることがあります。

食べ物が噛みにくくなる

噛み合わせが悪くなると、前歯で噛み切りにくくなったり、噛み応えのあるものを食べにくくなったりすることがあります。

また、噛み合わせが悪い状態を放置すると、顎関節に負担がかかって、顎関節症を引き起こすこともあります。重度の顎関節症になると、外科手術が必要になることもあるため注意が必要です。

子どもの成長を阻害する

歯並び・噛み合わせが悪いまま放置すると、子どもの全身の成長を阻害するおそれがあります。例えば、歯並びが乱れることで、顎のバランスも悪くなり、お顔や全身の骨格に悪影響を与えることがあるのです。

また、噛み合わせが悪いと食べ物をしっかり噛めなくなる可能性があります。しっかり咀嚼しないまま飲み込むと、消化器官に負担がかかったり、栄養の吸収が悪くなったりして子どもの成長を阻害することも考えられるのです。

子どもの健全な発育には、顎のバランスや歯並びが整っていることが欠かせません。

まとめ

子どもの歯並びがよくなって喜ぶ母と少女

子どもの歯並びは、6歳ごろに決まるといわれています。乳歯の時期に歯並びが悪く見えても、成長に伴って自然と解消されることがありますが、受け口の場合は早めに対処する必要があるでしょう。

また、生活習慣や食生活によっても、歯並びは左右されます。口呼吸や指しゃぶり、舌癖などがある場合は、なるべく早く改善したほうがよいでしょう。

子どもの歯並びが悪い状態を放置すると、見た目に影響を及ぼすだけでなく。虫歯や歯周病になるリスクが高まったり、成長を阻害したりする可能性があります。そのため、早い段階で一度歯科医師に相談しましょう。

小児矯正を検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。 当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

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