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【関連動画】
[動画版]【開咬】主訴:「奥歯で噛んだ時に痛む」マウスピース矯正症例

通院時年齢 | 性別 | 通院目的 | 診断 | 治療内容 | 治療期間・回数 | 費用※自由診療となります。 | リスク・副作用 |
17歳 | 男性 | マウスピース矯正治療 | 開咬 | インビザライン(非抜歯) | 8ヶ月 通院回数4回 | 880,000円
※自由診療になります |
マウスピース矯正は、マウスピースを着けていないと歯が動かないため、決められた時間は必ず装置を装着して頂く必要があります。
装着時間を守ること、1~2週間ごとにマウスピースの着け替えを怠らないことが大切となります。 |
こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
当院では年間250人以上の患者さんがインビザライン矯正を開始されています。
症例の紹介はもりかわ歯科のinstagramでも随時公開にて紹介しておりますのでチェックしてみてください。
「そもそもインビザラインって何?」と疑問に感じられた方や、インビザラインについての基礎知識を知りたい方はもりかわ歯科の「マウスピース矯正ページ」をご覧ください。
Contents
患者さんの主訴「奥歯で噛んだ時に痛む」
今回ご紹介する患者さまは17歳の男性です。「奥歯で噛んだ時に痛む」というお悩みで来院されました。詳しく診断した結果、原因は【開咬】という噛み合わせの問題であることがわかりました。
「奥歯で噛んだ時に痛む」原因と主治医の見解
【開咬】とは前歯が噛み合わず、奥歯だけが接触している噛み合わせのことを指します。
この状態では奥歯への負担が過剰にかかり、以下のような問題が発生します。
奥歯の痛みや疲労
前歯で噛む力が分散されないため奥歯が過度に働かされる状態になります。
噛む力の不均衡
噛み合わせが不安定になり歯や顎全体に悪影響を及ぼします。
今回の患者さまも奥歯への過剰な負担が原因で痛みを感じるようになっていました。
治療の詳細とアプローチ
この症例では奥歯の負担を軽減し【開咬】を改善するための治療計画を立てました。
治療のポイントは以下の通りです。
- 歯列の拡大
- 前歯が正しく噛み合うスペースを作るために、歯列を広げるアプローチを取りました。
- 前歯の整列
- スペースを確保した後、前歯を理想的な位置へと動かし、奥歯だけに負担が集中しないようにしました。
- 原因治療としての舌の使い方の改善
- 噛み合わせの不均衡を引き起こした原因の一つである舌の使い方を見直し、正しい飲み込み方をトレーニングしました。
開咬をどのように治療していったか
今回のブログでは17歳男性の【開咬】症例についてどのように治療を進めたのかを詳しく解説いたします。噛み合わせでお悩みの方にとって参考になる内容となっていますので、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
【開咬】「奥歯で噛んだ時に痛む」インビザライン症例の治療内容と結果
【初診時】問題の原因について主治医の考察
【開咬】が引き起こす問題とは?
【開咬】とは、前歯が噛み合わず奥歯だけが接触している状態のことを指します。この噛み合わせは、以下のような深刻な問題を引き起こす可能性があります。
- 奥歯への過剰な負担
- 前歯が噛めないため奥歯に全ての力が集中し、摩耗や痛み最悪の場合抜歯に至ることもあります。
- 顎関節への影響
- 噛み合わせの不均衡が原因で顎に負担がかかり、顎関節症を引き起こすことがあります。
実際に患者さまの写真を確認すると、前歯が噛んでいないことが明確に分かります。
また診察中に口を開けてもらうと「カクカク」という音が確認され、顎関節症も伴っている状態でした。
これからの治療について
今回の症例は【開咬】による噛み合わせの乱れと顎関節症が重なったケースです。
これからの治療では奥歯の負担を軽減し、前歯が正しく噛み合うようにすることを目指します。
治療を進める中で噛み合わせの改善とともに顎関節への負担を軽減し、全体的な口腔内のバランスを整えていきます。
このブログでは具体的にどのように治療を進めたのかを詳しく解説していきます。
【治療計画】「奥歯で噛んだ時に痛む」インビザライン症例
マウスピース矯正ではクリンチェックという3Dシミュレーションソフトを使用し、矯正完了までの計画を立てます。このソフトでは0.1mm単位で歯を動かすシミュレーションを行い、治療の進行を視覚的に確認することができます。
治療計画のポイント:下顎後退へのアプローチ
今回の症例では患者さまの顎関節が後ろに下がっている「下顎後退」が確認されました。
この状態が原因で奥歯に過剰な負担がかかり、痛みが生じていると考えられます。
治療計画では以下のようなステップで進めました。
-
顎へのアプローチ
歯の矯正を始める前に、顎の位置を改善するためのアプローチを行いました。
-
装置の使用「バイトウィング」
顎の位置を前に出すための装置である「バイトウィング」を使用し下顎後退を矯正しました。
3Dシミュレーションによる治療計画の可視化
治療を進める前に、患者さまにはクリンチェックのシミュレーション画面を使って治療の流れを具体的にご説明しました。シミュレーションを活用することで:
- 治療の進行や最終結果がイメージしやすくなる
- どのように顎や歯が変化していくのかが明確に分かる
患者さまが安心して治療を受けられるよう、治療の過程を丁寧にお伝えしています。
次のステップ
この治療計画に基づいて、奥歯の負担を軽減しながら、噛み合わせ全体の改善を目指して治療を進めていきます。
【矯正開始8ヶ月】「奥歯で噛んだ時に痛む」インビザライン症例
こちらはマウスピース矯正治療を開始してから8ヶ月後の実際の写真です。
治療計画通りに矯正が進み前歯の噛み合わせが改善されました。
わずか8ヶ月という短期間でここまで大きな変化を実現できるのがマウスピース矯正の特長です。
噛み合わせの改善と症状の解消
今回の患者さまは奥歯に痛みを感じていましたが、矯正治療によって噛み合わせが整い痛みも改善されました。
さらに治療前には口を開ける際に痛みや「カクカク」と音が鳴る症状がありましたが、これらも矯正治療を通じて解消されました。
安心して治療を進められるマウスピース矯正
当院のマウスピース矯正では専用の3Dシミュレーションを使用して治療計画を立て、治療中もシミュレーションを確認しながら進めます。
これにより治療の進行を視覚的に把握できるため、患者さまも安心して治療に臨めます。
噛み合わせでお悩みの方へ
【開咬】や噛み合わせでお悩みの方は、ぜひ一度「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」までご相談ください。勇気を出して治療を始めることで快適な生活と健康的な笑顔を手に入れることができます。
「【開咬】主訴:「奥歯で噛んだ時に痛む」インビザライン症例」のまとめ
「奥歯で噛んだ時に痛む」症例のビフォーアフター
こちらはマウスピース矯正治療の【初診時】と【8ヶ月後】の写真です。
治療を通じて噛み合わせがどれほど改善されたかが一目でお分かり頂けると思います。
奥歯で噛むと痛む症例もわずか8ヶ月で治療することが可能です。
同じようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
今回の症例紹介は主訴「奥歯で噛んだ時に痛む」
今回の症例は、【開咬】による噛み合わせの乱れが原因で「奥歯が痛む」というお悩みを抱えた患者さまでした。
【開咬】は次のような影響を与えることがあります。
- 見た目への影響
- 前歯が噛み合わないことで、口元の印象が大きく変わります。
- 噛み合わせへの負担
- 前歯で噛む力を支えられないため、奥歯に負担が集中しやすくなります。
噛み合わせが整わない状態を放置すると、歯や顎、さらには全身の健康にも影響を与える可能性があるため、早めの治療が推奨されます。
マウスピース矯正で短期間の改善を実現
マウスピース矯正は治療期間が比較的短く患者さまの生活に負担をかけにくい治療法です。
今回の症例でもわずか8ヶ月で噛み合わせの改善を実現しました。
「長年の悩みもマウスピース矯正で解消できるかもしれない」
そう思われる方はぜひ「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」までお気軽にご相談ください。
「歯並びは気になるが時間がかかるのでは?」や「自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?」と不安になり勇気が出ずに一歩踏み出せない方は勇気を振り絞って是非、一度お問合せ下さい。
医療法人甦歯会もりかわ歯科は、全国の歯科医院の中で1%も獲得する事が出来ない”ダイヤモンドプロバイダー”の称号を3年連続獲得しておりますので、安心してご相談ください。
インビザライン矯正にご興味のある方、噛み合わせが気になる方は下記「もりかわ歯科のマウスピース矯正ページ」からお問合せ下さい。
最初から最後まで矯正担当医は矯正専門医の森川 康司が診させて頂きますのでご安心下さい。