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入れ歯をなくしたときはどうしたらいい?対処法と予防策

2026年7月22日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

入れ歯は、食事や会話、見た目の自然さを保つうえで欠かせないものです。しかし、日常生活のなかでうっかり紛失してしまうということも珍しくありません。特に、高齢の方や外出先で外す機会が多い方にとって、入れ歯をなくすリスクは身近な問題といえるでしょう。

今回は、入れ歯をなくす主な原因と、入れ歯をなくした際に取るべき対応について解説します。入れ歯を紛失しないための予防策もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

入れ歯をなくす原因

入れ歯をなくす原因

入れ歯をなくす背景には、日常のちょっとした行動や習慣、加齢に伴う変化などが関係しています。以下に代表的な原因を紹介します。

着脱時に誤って落とした

入れ歯は取り外し可能な装置なので、着脱の際に落とすことも少なくありません。たとえば入れ歯を外すときに、手元が滑って洗面台や床に落とすことがあります。

このような落下が原因で、入れ歯が破損したり、破片がどこかに飛んでいったりするケースもあるのです。落下による破損は、装着感の悪化や噛み合わせの不具合など、さまざまな問題を引き起こします。

保管場所を忘れた

外出先や自宅で入れ歯を外した際、その場に置いてしまい、どこに置いたかわからなくなることがあります。特に、食事中や旅行中、カフェ、トイレなどで外した後に、うっかりそのまま放置するケースは少なくありません。

また、入れ歯をコップやティッシュなどに入れて置いた場合、そのまま他の人に捨てられる、あるいは片づけられてしまうこともあります。

外出先で外した

外出中に入れ歯を一時的に外す場面は意外と多く、たとえば食事のあとや人と話す前に清潔にするために外すことがあります。こうしたとき、ティッシュやハンカチに包んでテーブルの上に置いたり、バッグやポケットにそのまま入れたりすると、うっかり忘れてそのまま置き去りにすることがあります。

特に人が多い場所や外食時は、入れ歯の取り扱いに注意が必要です。

入れ歯をなくしたときはどうしたらいい?

入れ歯をなくしたときはどうしたらいい?

入れ歯を紛失したときに焦ってしまう方は少なくありませんが、まずは冷静に状況を確認することが大切です。

まずは落ち着いて保管場所を確認する

入れ歯が見当たらないとき、まずは焦らずに落ち着くことが大切です。多くの場合、使い慣れた保管場所に置き忘れていたり、日用品と一緒に紛れていたりします。普段入れ歯を保管している容器や洗面所、寝室の近くなど、思い当たる場所を順番に見直してみましょう。

また、洗濯物やごみ箱の中、外出先での置き忘れなども念のため確認してみてください。

歯科医院へ相談する

ご自宅や外出先で探しても入れ歯が見つからない場合は、できるだけ早く歯科医院に連絡しましょう。入れ歯がなくなったままの状態を放置すると、噛む・話すといった日常の動作に支障が出るだけでなく、残っている歯や顎の骨にも悪影響が及ぶことがあります。

歯科医院では、再製作の必要性を判断したうえで、患者さまに合った対応策を提案してくれます。かかりつけの歯科医院であれば、これまでの治療記録や型取りのデータが残っているため、新しい入れ歯の作成もスムーズに進められる傾向にあります。

また、入れ歯を紛失した際には「またなくしたらどうしよう」と不安になる方が多いため、治療と同時に今後の予防策についても相談しておくとよいでしょう。

入れ歯をなくした状態を放置するリスク

入れ歯をなくした状態を放置するリスク

短期間であっても入れ歯を使わない生活が続くと、お口の中や体全体にさまざまな影響が出る可能性があります。入れ歯を失ったままの状態を放置すると、どのような問題が起こるのでしょうか。

顎の骨が痩せる

入れ歯がないまま過ごしていると、顎の骨に負荷がかからなくなり、やせ細っていくことがあります。これは骨が刺激を受けなくなることで起こる自然な現象ですが、一度やせた骨は元に戻りにくいため、将来的な入れ歯の作製や安定にも悪影響を及ぼします。

噛み合わせが悪くなる

入れ歯を使わずに過ごしていると、上下の歯のバランスが崩れて噛み合わせが悪くなることがあります。これにより、食べ物をうまく噛めなくなったり、あごの関節に負担がかかったりすることもあります。

噛み合わせのズレは、頭痛や肩こり、顎関節症の原因になることもあるため、入れ歯がない状態を放置するのは避けるべきです。歯科医院を早めに受診し、必要な対応を取ってもらうことが大切です。

残存歯への負担が増える

入れ歯がない状態で食事をしようとすると、残っている自分の歯に過剰な力がかかりやすくなります。本来は入れ歯に分散されていた噛む力が、限られた歯だけに集中することで、歯がぐらついたり、すり減ったりするリスクが高まります。

また、噛み合わせのバランスが崩れることで、顎関節に負担がかかり、顎の痛みや違和感、頭痛などの不快な症状が現れるケースもあります。こうしたトラブルが続くと、残っている歯の寿命を縮めてしまう恐れがあるため注意が必要です。

消化器官への負担が増える

入れ歯なしで食事をすると、食べ物を十分に噛むことができません。その結果、よく噛めないまま飲み込むことになるため、胃や腸の負担が大きくなります。消化がうまく行われず、胃もたれや便秘、下痢といった不調を引き起こすこともあります。

また、栄養の吸収効率も下がり、体調全体に悪影響を及ぼすことがあります。特に高齢の方や、もともと消化器官が弱い方にとっては深刻な問題といえるでしょう。

発音や表情に影響が出る

失った歯の影響は、見た目や口元の動きにも現れます。特に、上の前歯が失われた状態では、空気が抜けやすくなり、サ行やタ行などの発音が不明瞭になることがあります。また、唇や頬の内側の筋肉が支えを失い、口元がたるんで見える場合もあります。

これにより、人前で話すことに不安を感じたり、自然な表情が作りにくくなったりすることがあるため、心理的なストレスにもつながりやすくなります。

入れ歯をなくさないためにできること

入れ歯をなくさないためにできること

入れ歯の紛失を防ぐためには、日頃の管理と習慣がとても重要です。ここでは、入れ歯をなくさないためにできる具体的な方法をご紹介します。

決まった場所に保管する習慣をつける

入れ歯を使わないときは、いつも同じ場所に置くことを習慣にすると紛失のリスクを減らせます。たとえば、洗面所の棚やベッドサイドの引き出しなど、自宅のなかで自分が把握しやすい場所に専用の容器を用意しておくと安心です。

外出先でも保管場所を決めておくことで、置き忘れを防げるでしょう。保管のルールを自分なりに決めておくことが、紛失防止につながります。

ケースを携帯する

入れ歯を紛失する主な原因のひとつが、外出先での取り外し時の管理不足です。例えば、飲食店や友人宅、旅行中など、入れ歯を外す場面では、その一時的な置き場所に困ることがあります。

そんなときに役立つのが、携帯用の入れ歯ケースです。専用のケースを持ち歩くことで、入れ歯を清潔かつ安全に保管できます。バッグやポケットに入れておけば、場所を問わず安心して入れ歯を外すことができ、紛失を防ぐのに非常に効果的です。

夜間の保管にも注意する

就寝中に入れ歯を水につけて保管する場合も、置き場所の選び方が重要です。水の入ったコップや専用ケースを使用しても、枕元やサイドテーブルなど、落下する可能性のある場所に置くのは避けましょう。

安定した棚や洗面所の決まった位置に置くなど、動かす必要がない場所で管理することを意識してください。家族が触れにくく、小さな子どもやペットの手が届かない場所であれば、夜間の紛失リスクを大きく減らすことができます。

まとめ

入れ歯のイメージ

入れ歯をなくすことは、多くの方にとって避けられない出来事かもしれませんが、日頃の心がけで防げるケースも少なくありません。紛失に気づいたときは焦らず、保管場所や飲み込みの有無を確認し、必要に応じて歯科医院に相談することが大切です。

また、なくさないためには、決まった場所に保管する習慣や入れ歯ケースの携帯、定期的なメンテナンスが効果的です。入れ歯は身体の一部として毎日使う大切な道具です。この記事を参考に、より安心して入れ歯と付き合っていくための工夫を取り入れてみてはいかがでしょうか。

入れ歯をなくしてお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

森川 充康 理事長

■この記事の監修者

森川 充康 理事長

経歴
  • 1991年 大阪歯科大学卒業
  • 1991年 大阪歯科大学口腔外科学第一講座 入局
  • 1991年 大阪歯科大学大学院入学
  • 1995年 大阪歯科大学大学院卒業(歯学博士取得
  • 1995年 大阪歯科大学 非常勤講師就任
  • 1995年 医療法人甦歯会もりかわ歯科 常務理事就任
  • 2003年 医療法人甦歯会もりかわ歯科 院長就任
  • 2008年 医療法人甦歯会もりかわ歯科 理事長就任
  • 2012年 大阪歯科大学臨床准教授
修了研修・学会等
  • 日本歯科審美学会 所属
  • 日本口腔インプラント学会 所属
  • 日本抗加齢医学会 所属
  • 日本アンチエイジング学会 所属
  • 日本抗加齢医学会認定医
  • インビザラインドクター
  • 歯科医師臨床研修指導歯科医師

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