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入れ歯の寿命はどれくらい?寿命を延ばす方法も解説!

2025年3月19日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

入れ歯は、歯を失った際に噛む機能を補う重要な役割を果たします。

しかし、一度作製したら永遠に使い続けられるわけではありません。入れ歯の寿命はどれくらいなのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、入れ歯の寿命がどのくらいなのか、また寿命を延ばすためにできることはあるのかを解説します。

入れ歯は、正しいケアを実践することで快適に長く使用することが可能です。入れ歯の寿命について理解を深めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

入れ歯の寿命

入れ歯の寿命について説明するイメージ

入れ歯の寿命は、一般的に5〜7年とされています。

しかし、使用状況やメンテナンスによって寿命は変動するでしょう。入れ歯の寿命に影響する主な要因は、歯茎などの口の中の変化や、素材の劣化などが挙げられます。

年齢とともに歯茎やあごの骨が変化すると、入れ歯が合わなくなり痛みやズレの原因となります。また、樹脂製の入れ歯は時間とともにすり減り、ひび割れや変形を起こすリスクが高くなるでしょう。

定期的に歯科医院を受診して、適切な調整や修理をおこなうことで入れ歯を快適に長く使えるようになります。寿命を迎えた場合は、新しい入れ歯への交換を検討しましょう。

入れ歯の寿命が短くなる原因

入れ歯の寿命が短くなる原因のイメージ

入れ歯の寿命は通常5〜7年とされていますが、適切に取り扱いができていないと寿命を早く迎えてしまいます。入れ歯の寿命を短くする原因はさまざまです。

以下に、入れ歯の寿命が短くなる主な理由を解説します。

歯茎の変化

入れ歯は、作製したときの口の状態に合わせて作られています。

しかし、年齢とともに歯茎やあごの骨は変化し、次第に入れ歯が合わなくなることは珍しくありません。総入れ歯の場合、あごの骨が徐々に痩せるため、新製した時はしっかりと合っていた入れ歯でも、数年経つとズレや痛みを感じるようになります。

フィット感が低下すると、噛みにくさや違和感を覚えるだけでなく、入れ歯自体にも負担がかかり破損しやすくなります。

入れ歯の素材の劣化

入れ歯には、プラスチックや金属・シリコンなどさまざまな素材が使用されます。保険の入れ歯で使用されるプラスチックは時間とともに摩耗しやすく、表面に細かい傷がつきやすいため寿命が短くなりやすいです。

また、熱い食べ物や飲み物を頻繁に摂取すると、入れ歯の素材が変形したり劣化したりする原因になります。

食いしばりや歯ぎしりの癖がある

日常生活で無意識に強く噛みしめたり、食いしばったりする癖があると、入れ歯に大きな負担がかかります。奥歯に強い力が加わると、ひび割れや変形を引き起こすこともあるでしょう。

また、部分入れ歯は支えとなる歯にも負担がかかります。食いしばりや噛み締めがある方は、支えとなる歯が強い影響を受けて悪くなるリスクが高く、入れ歯の安定性が低下する原因にもなります。

取り扱いが不適切

入れ歯の手入れが不十分だと、寿命が短くなります。入れ歯を洗浄する際に歯磨き粉を使用すると、入れ歯の表面に細かい傷がつき、菌が繁殖しやすくなります。また、入れ歯を熱湯で洗浄すると、素材が変形しフィット感が損なわれる可能性があるため注意が必要です。

入れ歯は、食後や就寝時は外して清掃する必要があります。入れ歯を清掃せずに放置すると、食べカスや汚れが蓄積し劣化を早める原因になるでしょう。

過度の衝撃や落下による破損

入れ歯は精密に作られていますが、衝撃に弱い特徴があります。洗面台や床に落とすと、ヒビが入ったり欠けたりする原因になるでしょう。保険のプラスチック製の入れ歯は、強い衝撃を受けると割れるリスクが高いです。

ヒビ割れや一部が破折した入れ歯をそのまま使い続けると、歯茎などの粘膜を傷つけたり噛み合わせが悪くなる可能性があります。

定期的に歯科医院を受診していない

入れ歯は使用するうちに徐々に摩耗するため、噛み合わせのバランスが崩れることがあります。入れ歯を長く使用するためには、定期的に歯科医院で点検を受けて調整をおこなうことが重要です。

しかし、長期間メンテナンスを受けずに使い続けると、入れ歯が合わなくなり無理な力がかかって破損しやすくなります。適切なタイミングで修理や作り直しをおこなっていけば、良い状態を保ちながら使用期間を延ばすことが可能です。

口腔内の環境が悪い

入れ歯だけでなく、口の中の健康状態も入れ歯の寿命に大きく影響します。歯茎や残存歯に炎症があると、入れ歯の支えが不安定になりフィット感が悪くなります。また、口腔内が清潔でないと細菌が繁殖しやすくなるため、入れ歯の劣化を早める原因になります。

日頃からハブラシはもちろん、歯間ブラシなど補助清掃用具も使用して口腔内の健康を維持するように意識しましょう。

入れ歯の寿命を延ばす方法

入れ歯の歯科検診を受けるイメージ

入れ歯は、日頃のケアや使い方によって寿命より長く快適に使用することが可能です。以下に、入れ歯を長持ちさせるための具体的な方法を紹介します。

毎日丁寧に清掃する

入れ歯を長く使うためには、毎日の清掃が欠かせません。食べカスや細菌が付着したままだと劣化が早まり、口の中の健康にも悪影響を及ぼします。

入れ歯を手入れする際は、歯磨き粉など研磨剤の入ったものは使用せず、専用のブラシと洗浄剤を使用しましょう。熱湯は使用せず流水でやさしくこすり洗いし、就寝時には外して保管します。

定期的に洗浄剤に浸けることで、汚れや臭いを防ぎながら入れ歯の寿命を延ばせます。

取り扱い時の衝撃を防ぐ

入れ歯は衝撃に弱いため、落とすと割れたり欠けたりするリスクが高いです。そのため、洗浄や着脱の際は慎重に扱うことが大切です。

入れ歯を清掃する際は、タオルを敷いたり水を張った容器の上でおこなうと、万が一の落下時にも破損を防ぐことができます。また、硬いものを無理に噛もうとすると、ひび割れや破損の原因になるため食事の際も注意が必要です。

就寝時は入れ歯を外す

入れ歯をつけたまま寝ると歯茎に負担がかかり、炎症や痛みの原因になることがあります。口の中も細菌が繁殖しやすくなり、口臭の原因にも繋がるでしょう。

就寝時は、入れ歯を外して歯茎を休ませるようにしましょう。外した入れ歯は、水や洗浄剤に浸けて乾燥による変形を防ぎます。入れ歯を清潔に保つことで、長く快適に使用できます。

適切な食生活を心がける

入れ歯を長持ちさせるためには、食生活の工夫も必要です。せんべいやナッツ類などの硬い食べ物を無理に噛もうとすると、入れ歯が破損するリスクが高まります。

また、キャラメルやガムのような粘着性の高い食品は、入れ歯に付着しやすく破損の原因にもなるため避けたほうが良いでしょう。野菜などの繊維質の多い食品は、細かく刻むことで食べやすくなり、入れ歯への負担を軽減できます。

定期的に歯科検診を受ける

入れ歯は、使用しているうちに適合性が低下することがあります。そのまま使い続けると歯茎に負担をかけたり、噛み合わせが悪くなったりするリスクがあるでしょう。そのため、半年に1回ほどのペースで歯科検診を受け、入れ歯のズレや変形を確認してもらうことが大切です。

定期的に確認することで、必要に応じて調整や修理ができるため快適に入れ歯を使用できます。また、破損や摩耗の早期発見にもつながり、適切なケアを継続することで入れ歯の寿命を延ばせます。

口腔内の健康を保つ

入れ歯だけでなく、口の中の環境も寿命に大きく影響します。歯茎が炎症を起こしていると、入れ歯のフィット感が悪くなり安定しづらくなります。

歯茎のマッサージをおこって血行を促進し、残存歯がある場合は汚れを残さないように丁寧にブラッシングをしましょう。また、口の中が乾燥すると細菌が繁殖しやすく歯茎が傷付きやすくなるため注意が必要です。

こまめに水分補給をしたり唾液腺をマッサージするなど、乾燥対策を心がけると良いでしょう。

入れ歯専用の保管ケースを活用する

入れ歯を一時的に外すときは、適切に保管しないと変形や破損の原因になります。ティッシュに包んで放置すると、誤って捨ててしまうリスクがあるため専用の保管ケースを活用することが大切です。

長時間入れ歯を外す場合は、直射日光を避けられる場所に保管し、乾燥を防ぐために水の中に入れましょう。正しく管理することは、入れ歯の形状を長持ちさせるためには必要不可欠です。かならず歯科医師に指示された保管方法を守るように心がけてください。

まとめ

入れ歯で笑顔の女性

入れ歯の寿命は平均5〜7年とされていますが、適切なケアをおこなえば長持ちさせることができます。毎日の清掃を丁寧におこない、衝撃や変形を防ぐために慎重に取り扱うことが大切です。

また、食生活にも気を配り、硬いものや粘着性の高い食品は避けるようにしましょう。入れ歯の寿命を伸ばすためには、定期的に歯科医院を受診して入れ歯の状態をチェックしてもらうことも大切です。

入れ歯を快適に長く使用するためには、適切なメンテナンスを心がけるようにしましょう。

入れ歯でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

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