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インビザラインで歯が動いている気がしないのはなぜ?対処法も解説!

2024年1月24日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

「インビザラインで治療をはじめたけれど、歯が動いているように感じない」とお悩みの方もいるかもしれません。「歯が動いていないなら、別の治療を検討したほうがいいのでは?」と不安に思うこともあるでしょう。

本記事では、なぜインビザラインで歯が動いているように感じないのか、いつ歯が動いていると実感できるようになるのかを解説します。インビザラインで歯が動いているかどうか不安という方は、ぜひ参考にしてみてください。

インビザラインとは?

インビザライン治療

改めて、インビザラインとはどのような矯正治療か確認しましょう。インビザラインは、1999年にアメリカの会社が発表したマウスピース矯正のブランドです。世界1400万人以上の治療実績をほこります。

現在では世界100か国以上で、10歳未満の小児から成人まで幅広い世代が治療を受けています。

着脱可能な透明のマウスピースを1〜2週間ごとに交換して歯を動かす治療です。痛みが少ないことが特徴でしょう。

また、マウスピースの厚さは0.5mm程度と薄く、装着時の違和感が少ないことも特徴です。これまでの歯科矯正による患者さまのデメリットを解消した、新しい歯科矯正治療と言えるでしょう。

インビザラインで歯が動いている気がしないのはなぜ?

インビザラインについて考える人

インビザラインでは、マウスピースを交換しながら徐々に歯を動かしていきます。すぐに歯が動いていると実感できるケースは少ないでしょう。

とはいえ、人によっては長期的に治療を続けているにも関わらず歯が動いている気がしないと感じるかもしれません。インビザラインで歯が動いている気がしないと思ってしまうのは、次のような原因が考えられます。

マウスピースの装着時間を守れていない

歯が動いている気がしないケースでもっとも考えられる理由が、マウスピースの装着時間を守れていないことです。マウスピースは1日20時間以上装着しなければなりません。

装着時間が守れていなかった場合、歯が動いていないように感じるかもしれません。1か月に1回装着時間が短くなったという程度であれば問題ないケースが多いですが、数日おきに装着時間が短くなっているという場合には、歯が十分に動きません。

マウスピースを正しく装着できていない

マウスピースが歯に密着せずに浮いていると、歯に矯正力がかかりません。歯が動いていると実感しにくいでしょう。

インビザラインでは、本来マウスピースの装着後にチューイーという器具を噛む必要があります。シリコン製のロール状の器具を噛むことで、マウスピースと歯を密着させるのです。

しかし、装着後にチューイーを使用しないと、マウスピースが歯の根元までフィットしない可能性があります。見た目ではしっかりと装着できているように感じても、歯を適切に動かせる矯正力がかかっていない場合があるのです。

マウスピースの変形

マウスピースが変形していた場合には、歯としっかり密着しないため、歯の動きを感じられないでしょう。

マウスピースが変形する理由はさまざまありますが、とくに多いのが強い力がかかったことによる変形です。熱に弱いマウスピースに熱湯をかけてしまったことによる変形も多いでしょう。

変形したマウスピースを無理に装着しても、歯は動きません。治療計画にない動きをする可能性もあります。

変形したマウスピースは使用せず、歯科医院へ相談しましょう。

アタッチメントが外れている

アタッチメントとは、歯に直接つける小さな突起物です。アタッチメントにマウスピースがひっかかることで、マウスピースを密着させたり、力の方向をコントロールできたりします。

アタッチメントはとても小さく目立たない色をしているので、外れていても気づかないことがあります。アタッチメントが外れたままマウスピースを装着していても、計画通りの力がマウスピースに加わりません。

実際に歯がうまく動かないので、動いている気がしないと感じるでしょう。

インビザラインで歯が動いていると実感できるのはいつ?

インビザラインの治療期間

インビザラインでは、マウスピースを交換しながら1か月で約1mmずつ歯を動かしていきます。そのため、効果を実感するまでには2~6か月はかかるでしょう。

ただし、効果を実感できる期間には個人差があります。6か月経過しても、歯が動いていると実感できないこともあるでしょう。

インビザラインで歯が動いている気がしない場合には

インビザラインのマウスピースを正確につける人

インビザラインで歯が動いている気がしない場合には、まず次の方法を試してください。歯が動くように、環境を整えてみましょう。

装着時間と交換時期を守る

インビザラインで歯を動かすために最も重要なのが、装着時間を守ることです。1日22時間以上の装着が望ましいですが、まずは1日20時間の装着から始めましょう。

また、装着時間とあわせて守りたいのが交換時期です。早く歯を動かしたいからと適切でないタイミングでマウスピースを交換すると、歯をうまく動かすことができません。

歯科医から指示されているタイミングでマウスピースを交換しましょう。

正しく装着する

装着時間を守れているという方は、装着方法を見直してください。正しくマウスピースを装着することが重要です。

面倒だからとチューイーを使っていなかった方は、必ずチューイーを使用してください。チューイーを前歯から奥歯に向かって均等に噛んでいくことで、しっかりとマウスピースを装着できます。

とくに、マウスピースを交換したばかりの頃は、チューイーを活用してしっかりと装着しましょう。

歯科医院へ相談する

マウスピースの装着時間や装着方法を守っているのに歯が動いていている気がしないという場合は、歯科医院へ相談しましょう。専門家が確認すれば、マウスピースの軽微な変形やアタッチメントの脱落など、歯が動いていない理由がすぐに分かるかもしれません。

そのため、歯が動いていないと感じたら、なるべく早く歯科医院へ相談しましょう。

歯が動きやすい人には特徴がある?

歯が動きやすい人のポイントイメージ

インビザラインをしている人のなかには、同じくらいの時間マウスピースを装着していてもほかの人と比べて歯が動きやすいという人もいます。歯が動きやすい人の特徴は、次のとおりです。

新陳代謝が活発な人

新陳代謝が活発な人は、歯根膜や歯を支える骨の代謝がよいため、歯が動きやすい傾向にあります。規則正しい生活をしている人は、代謝が活発になりやすいです。

歯をしっかり動かしたいと考えている方は、規則正しい生活をして代謝を高めるとよいかもしれません。

口周りの癖がない人

舌で歯を押し出すなど、歯並びに影響を与える癖がある場合、歯が動きにくいかもしれません。インビザラインで矯正力をかけても、うまく歯が移動しないことがあります。

また、癖が改善されていなければ、インビザライン治療後、後戻りしやすいといわれています。口周りの癖ある人は、それらを治してから治療を始めると歯が動きやすいかもしれません。

歯科医師の指示を守れている人

歯科医師の指示や指導を守ったうえでマウスピースを装着している人は、そうでない人よりも歯が動きやすいです。口周りの癖がある方や、新陳代謝が活発でない方は、歯科医院の指示を守って装着すれば歯が動きやすくなるかもしれません。

まとめ

インビザラインのマウスピースを持つ女性

インビザラインをしていて歯が動いている気がしない場合、装着時間や装着方法が関係していることが多いです。まずは、装着方法や装着時間を見直してみましょう。

それでも歯が動いている気がしないという場合には、自分では気づけない原因が隠れている可能性があります。原因を見つけて対応するために、歯科医院へ相談してみましょう。

正しくマウスピースを装着し、治療計画通りに治療を進めていきましょう。

インビザライン矯正中の歯の移動でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

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