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インプラントとは?治療のメリットや費用も解説!

2024年8月21日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

インプラントは、失った歯を再建するための治療法です。入れ歯やブリッジとも異なる治療法で、顎骨に固定するため安定感があるのが特徴です。

今回は、インプラント治療の詳しい特徴やメリット・デメリット、治療の流れについて解説します。

インプラントとは?

インプラント

インプラントとは、歯を失った顎の骨にインプラント体と呼ばれる体になじみやすい材料を埋め込む治療法です。インプラント体と呼ばれる歯根部、人工歯、インプラント体と人工歯をつなぐアバットメントの3つの部品で構成されます。

インプラント体を土台として、セラミックなどで作られた人工歯を取り付けて歯を補います。周囲の歯に影響を与えずに、歯を再建させられることが特徴でしょう。

入れ歯やブリッジとは何が違う?

2つの入れ歯

入れ歯は、隣の歯に金属製のバネを引っ掛けて歯を補う方法です。ブリッジは、両隣の歯を削って土台として、連結させた人工歯を被せることで歯を再建させる治療法です。どちらの治療法も、周囲の歯を支えにして人工歯を安定させます。

インプラント治療は、インプラント体を顎の骨に埋め込むという治療方法のため、周囲の歯に影響を与えません。独立して失った歯を補うことが可能です。

また、入れ歯やブリッジでは土台となる歯を削る処置を行うのに対して、インプラント治療では顎の骨を削ってインプラント体を埋め込む外科手術が必要になります。外科手術が必要なので持病などによっては治療を受けられないこともあるでしょう。

費用面では、入れ歯やブリッジは保険適用内のため安価に作成できます。インプラント治療は保険が適用されないため、治療費用が高額になりやすいという違いがあります。

また、インプラントとブリッジの10年後の残存率を比較すると、インプラントが90%程度、ブリッジが50%~70%程度とされています。

インプラントのメリット

インプラントのメリットイメージ

インプラントでは、自然な色合い・透明感をもつ人工歯を装着できるので目立ちにくいことで有名です。それに加えて、健康な歯に負担をかけないことや自然な歯に近い感覚で物を噛めるというメリットがあります。

歯を削る必要がない

インプラント治療は、残っている歯を削らずに人工歯の装着を行うことが可能です。治療が必要な箇所だけに処置を行うため、周囲の歯に影響を与えません。

健康な歯に負担をかけることなく、失った歯のみを補えます。

使用感が天然歯に近い

インプラント治療を行えば、自分の歯のようにしっかりと物を噛めるようになります。インプラント体を顎の骨に直接埋め込んで結合させるため、安定感があるのが大きな特徴です。

自然な見た目

インプラント治療で使用される歯は、セラミックやジルコニアで作成することが多いです。自然な色味を再現でき、透明感や艶も天然歯に近いです。口を開けても治療箇所が目立ちにくく、他の歯とも馴染みやすいことはメリットでしょう。

耐久性がある

インプラントは、顎骨とインプラント体を結合させる治療です。健康な歯に影響を与えないという点からも、長い期間使用することが可能です。

インプラントの平均寿命は10年~15年とされており、適切なケアを行えば長い期間使用できる可能性もあります。

インプラントのデメリット

インプラントのデメリットイメージ

インプラントは審美性や機能性でのメリットがある一方、治療期間や費用の面でのデメリットがあります。メリットとデメリットを十分に比較したうえで、慎重に検討する必要があるでしょう。

インプラントのデメリットを詳しく解説します。

治療期間が長い

インプラント治療は、2回の手術に加えて、顎の骨とインプラント体の結合を待つ期間が必要です。通院回数は最低でも5回、治療期間は最短でも3ヶ月程度かかるとされています。

インプラントと顎の骨の定着や手術の傷が治るまでの期間は個人差が大きく、長期間の治療を想定する必要があります。顎の骨の厚みが足りず骨造成などの追加処置を行う場合は、1年ほどかかることもあるでしょう。

治療費用が高額

インプラント治療には保険適用がされないため、一般的な歯科治療と比較すると高額になります。インプラント前に歯周病やむし歯の治療が必要であったり、インプラント治療後の定期検診やメンテナンスにも費用がかかったり、追加の出費も想定する必要があります。

外科手術が必要

インプラント治療では、顎の骨に穴をあけてインプラント体を埋め込む処置を行います。手術の際は麻酔を使用した外科手術が必要になります。

麻酔を使用するため基本的に痛みは感じませんが、身体に大きな負担がかかります。患者さまの年齢や持病、妊娠しているなどの理由から、インプラント治療を受けられない場合もあります。

インプラント治療の流れ

インプラント治療の流れイメージ

インプラント治療の大きな特徴として、麻酔を伴う外科手術が必要なことや、二回に分けて手術を行うことなどがあります。インプラント治療を受ける際には、手術後の傷を回復させる期間も想定し、長期的な視点を持つ必要があります。

カウンセリング・検査・治療計画

口の中を視診し、顎骨の状態の確認を行います。インプラント治療を始める前に、インプラントを埋めるための骨が十分にあるかの検査が必要です。

また、歯周病やむし歯の有無、噛み合わせなどの状態を診察し、必要に応じて治療を行います。治療内容の説明・カウンセリングを受けたうえで、治療計画の作成に移ります。

一次手術

歯茎を切開し、顎の骨に穴を開けてインプラントを埋め込みます。埋め込んだインプラントの上に歯茎を被せて縫い合わせて、骨とインプラントが結合するのを待ちます。

顎の骨とインプラントが一体化するまで、2ヶ月~3ヶ月程度かかるとされています。

二次手術

再び歯茎を切開して、顎の骨とインプラントが結合しているかの確認を行います。定着が確認できたら、インプラントの先端にアバットメントという人工歯とインプラントをつなぐ部品を装着します。

人工歯の型取り・装着

患者さまの口腔内の状態や噛み合わせに合わせて、人工歯の作成を行います。口腔内の型取りをして、歯型や色味の調整後、人工歯を製作します。

完成後、実際に人工歯を土台に装着し最終調整を行います。

メンテナンス

インプラントを長期間良い状態で使用するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。自宅でのブラッシングやフロスなどのケアに加えて、歯科医院での定期検診やクリーニングを受けることで、手術後のトラブルを未然に防げます。

インプラントの費用

インプラントの費用イメージ

インプラント治療の費用は、治療を行う歯の本数や箇所によって大きく異なります。インプラント治療を1本だけ行う場合、30万~40万ほどが相場です。この金額に加えて、検査費用や手術費用が別途請求されることもあります。

また、奥歯よりも前歯のほうが目立ちやすいため、費用が高額になる傾向があります。より審美性を高めるために、細かく調整を行うためです。

一般の歯科治療とは異なり、インプラント治療には保険が適用されません。治療する歯の本数によっては、数百万単位での費用がかかることが想定されます。

まとめ

綺麗な歯の女性

インプラントとは、顎の骨を削り、インプラント体を埋め込んで土台にすることで人工歯を取り付ける治療法です。入れ歯やブリッジといった治療法とは異なり、外科手術が必要で保険が適用されないため費用が高額になりやすいという特徴があります。

しかし、審美性や機能性が高く、適切にメンテナンスを続ければ10〜15年以上使用できることもあります。そのため、費用対効果が高いと考える方も多いです。

インプラント治療にかかる費用は、1本30〜40万円程度とされています。メリットやデメリットを考慮しながら、治療法を選択しましょう。

インプラント治療でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

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