こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
毎日何気なく使っている歯ですが、寿命はあるのか気になられている方もいるでしょう。永久歯は一生使い続けることを目標としていますが、お口の状態や生活習慣によっては、将来的に歯を失うことがあります。
一方で、毎日のセルフケアや歯科医院での定期的な管理を続けることは、ご自身の歯を長く保つことにつながります。歯を長く保つためには、歯を失う原因や歯に負担をかける要因を知り、日頃から予防に取り組むことが大切です。
この記事では、歯の寿命に影響する主な原因と、ご自身の歯をできるだけ長く保つために心がけたいポイントについて解説します。
Contents
歯にも寿命がある?

永久歯は一生使い続けることを目標としていますが、すべての歯を生涯にわたって維持できるとは限りません。毎日のセルフケアや生活習慣、お口の健康状態によって、ご自身の歯を長く保てるかどうかには個人差があります。
また、同じ年代でも多くの歯を保っている方がいる一方で、歯を失っている方もいます。その違いは年齢だけではなく、日頃のお口の管理も大きく関係しています。
歯は一度失うと自然に元へ戻ることはありません。将来もご自身の歯で食事や会話を楽しむためには、歯の寿命に影響する要因を知り、毎日のケアを続けることが大切です。
歯の寿命が短くなる原因

歯を長く使い続けるためには、どのような原因が歯の寿命に影響するのかを知ることが大切です。ここでは、代表的な3つの原因について解説します。
虫歯
虫歯が進行すると、虫歯になった部分を削る必要があり、その分だけ歯質が失われます。治療によって噛む機能は回復できますが、削った歯質が元に戻ることはありません。
治療を繰り返すうちに、詰め物では対応できず、被せ物による修復が必要になる場合もあります。また、虫歯が歯髄(神経)まで達すると、神経を取り除く治療を行うケースも少なくありません。神経を取り除いた歯は、健康な歯と比べて破折しやすいことが知られています。
さらに、詰め物や被せ物の周囲から新たな虫歯が見つかることもあります。虫歯を繰り返すほど歯質は少しずつ失われ、歯を長く維持することが難しくなるでしょう。
歯周病
歯周病が進行すると、歯を支える骨が少しずつ失われ、歯がぐらつくようになります。さらに悪化すると、十分に噛むことが難しくなり、歯を残せなくなる場合もあります。
歯周病は初期には痛みなどの自覚症状がほとんどないため、気付かないまま進行しているケースも珍しくありません。歯ぐきからの出血や腫れがみられても、症状が軽いうちは様子を見てしまう方もいます。
また、治療によって炎症を改善できても、一度失われた歯を支える骨が自然に元の状態へ戻るわけではありません。そのため、毎日のセルフケアに加え、定期的に歯科医院でお口の状態を確認することが、歯を長く保つために大切です。
歯の破折
歯にひびが入ったり割れたりすると、歯を残すことが難しくなる場合があります。破折の位置や大きさによっては修復できますが、歯の根まで割れている場合は抜歯が必要になることもあります。
転倒や事故などの強い衝撃だけでなく、歯ぎしりや食いしばりによる負担が積み重なることでも、歯が破折することがあります。特に、神経を取り除いた歯や、大きく歯質を失って被せ物で修復している歯は、健康な歯と比べて破折しやすいことが知られています。
また、亀裂から細菌が入り込むと、歯の内部や周囲に炎症が起こることもあります。歯を長く保つためには、歯に過度な力をかけないことに加え、歯ぎしりや食いしばりが気になる場合は、歯科医院で相談することも大切です。
ご自身の歯を長く使い続けるために大切なこと

ご自身の歯を長く保つためには、毎日のセルフケアに加え、生活習慣を見直すことも大切です。日頃からお口の健康を意識して過ごし、歯科医院で定期的にお口の状態を確認することで、歯を失うリスクを減らしやすくなります。
ここでは、ご自身の歯を長く使い続けるために心がけたいポイントをご紹介します。
毎日の歯磨きを丁寧に行う
毎日の歯磨きは、ご自身の歯を長く保つための基本です。歯の表面や歯と歯ぐきの境目に歯垢が残ると、虫歯や歯周病の原因となるため、毎日しっかり取り除くことが大切です。
歯ブラシは毛先を歯と歯ぐきの境目に軽く当て、小刻みに動かしながら磨きましょう。力を入れすぎると歯ぐきを傷つけるだけでなく、毛先が広がり、歯垢を十分に取り除きにくくなります。
また、奥歯や歯と歯が重なっている部分、被せ物の周囲などは磨き残しが生じやすい場所です。鏡を見ながら磨く習慣をつけることで、磨き残しを減らしやすくなります。
デンタルフロスや歯間ブラシを使用する
歯ブラシだけでは、歯と歯の間に付着した歯垢を十分に取り除くことはできません。そのため、デンタルフロスや歯間ブラシを毎日のケアに取り入れることが大切です。デンタルフロスは歯と歯が接する部分の歯垢を取り除く際に役立ちます。
一方、歯間ブラシは歯と歯のすき間が広い部分や、歯ぐきが下がって歯間が広くなった部分の清掃に役立ちます。
ただし、歯間ブラシはサイズが合っていないものを使用すると、歯ぐきを傷つけることがあります。初めて使用する場合やサイズ選びに迷った場合は、歯科医院で相談すると安心です。
歯ブラシでは届きにくい部分まで清掃することで、歯垢が残りにくくなり、虫歯や歯周病の予防につながります。毎日のセルフケアに取り入れ、ご自身の歯を長く保ちましょう。
食生活を見直す
毎日の食生活は、歯の健康にも大きく関わります。甘い飲み物や菓子類を何度も口にすると、口の中が酸性の状態になりやすく、虫歯のリスクが高まるでしょう。
間食の回数を減らしたり、食事の時間をある程度決めたりすると、唾液による再石灰化が進みやすくなります。唾液には、口の中の汚れを洗い流すほか、酸性に傾いた口腔内を中和する働きがあります。また、よく噛んで食べることも唾液の分泌を促すポイントです。
栄養バランスのよい食事を心がけることは、お口の健康を維持し、ご自身の歯を長く保つことにも役立ちます。
歯ぎしりや食いしばりがある場合は対策をする
歯ぎしりや食いしばりが続くと、歯には食事のとき以上の強い力が加わることがあります。その影響で歯がすり減ったり、ひびが入ったりすると、歯の寿命を縮める原因にもなりかねません。
朝起きたときに顎の疲れを感じる場合は、歯ぎしりや食いしばりが関係していることも考えられます。
歯科医院では、就寝中に装着するマウスピースを作製し、歯への負担を和らげる治療を行っています。また、日中に上下の歯を無意識に接触させる癖がある方は、意識して歯を離すことも大切です。
ストレスを管理する
ストレスは心身にさまざまな影響を及ぼします。また、ストレスによって歯ぎしりや食いしばりがみられることもあります。
十分な睡眠や適度な運動、趣味の時間を設けるなど、自分に合った方法で気分転換を図ることは、心身の健康維持に役立ちます。規則正しい生活を心がけることも、ストレスを管理するうえで大切です。
ストレスを完全になくすことは難しいものの、上手に付き合うことで、歯ぎしりや食いしばりへの影響を抑えられる場合があります。
定期的に歯科検診を受ける
歯科検診では、虫歯や歯周病の有無だけでなく、詰め物や被せ物の状態、噛み合わせ、歯磨きの状況なども確認します。自覚症状がない段階で異常が見つかることもあり、早めに対応できる点は定期検診の大きなメリットです。
また、歯科医院では、歯ブラシでは落としにくい歯石や着色を取り除く専門的なクリーニングを受けられます。必要に応じて歯磨き方法や生活習慣についてアドバイスを受けることもできます。
定期的に歯科検診を受けることで、お口の変化に早く気付きやすくなります。その積み重ねが、ご自身の歯を長く保つことにつながるでしょう。
まとめ

歯の寿命は年齢だけで決まるものではなく、虫歯や歯周病、歯の破折のほか、毎日のセルフケアや生活習慣、お口の管理状況など、さまざまな要因が関係しています。
一度失われた歯は自然に元へ戻らないため、ご自身の歯を長く保つには、毎日の歯磨きに加え、デンタルフロスや歯間ブラシを使用することが大切です。また、食生活を見直すことや、歯ぎしり・食いしばりへの対策、ストレスの管理、定期的な歯科検診も歯を守るために欠かせません。
将来もご自身の歯で食事や会話を楽しめるよう、お口の健康を意識した生活を今日から始めてみましょう。
お口の健康を守りたいとお考えの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。
当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちら、ご予約・お問い合わせも受け付けております。







