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横顔が美しい女性

理想の横顔に!インビザラインでEラインに影響を及ぼす歯並びを改善

2024年2月7日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

お顔の美しさや印象は、正面だけでなくEラインの美しさも大切です。Eラインの美しさは鼻の高さだけでなく、歯並び・口元の美しさによっても左右されます。

Eラインに影響を及ぼす歯並びにはどのようなものがあるのでしょうか。また、インビザラインでEラインを整えることはできるのでしょうか。

今回は、インビザラインでEラインを整えることはできるのか、またEラインに影響を及ぼす歯並びについて解説します。インビザラインでEラインを整えるのに抜歯が必要かどうかについても言及していますので、ぜひ参考にしてください。

Eラインとは?

Eラインがきれいな女性

Eラインとはエステティックラインの略で、横顔の美しさの基準のことです。鼻先と顎先を直線で結び、その線上に上下の唇が収まれば美しい横顔とされています。

Eラインは鼻の高さにも左右されますが、日本人は骨格的に鼻が低い場合が多いので、Eラインに唇が収まる人は少ないといわれています。

マスクをしている時と外した時とで人の印象が違うように、Eラインの口元の位置はその人の印象を左右する大事なパーツです。例えば、Eラインよりも唇が前に出ている場合、口元の突出感により顔が長く見えることがあります。

反対に、唇がEラインよりも内側に入っていると、いわゆるしゃくれになって下顎が大きく見えることがあるでしょう。

Eラインに影響を及ぼす歯並びとは?

歯並びをよく見る

Eラインよりも唇が大きく前に出たり、反対に引っ込みすぎていたりすると、Eラインが美しいとはいえません。

そのため、以下の3つのような歯並びはEラインに影響を及ぼしやすいといえます。

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上の前歯が大きく前に突き出た歯並びを上顎前突、いわゆる出っ歯といいます。歯が前に突き出ることで、上唇も前に出るためEラインが崩れるのです。

また、出っ歯になると口が閉じにくくなるため、口内が乾燥しやすくなります。口内が乾燥すると着色汚れや口臭の原因にもなるでしょう。

下顎前突(かがくぜんとつ)

下の歯が上の歯よりも前に出た歯並びを下顎前突、いわゆる受け口といいます。下の歯が前に出ることで、下唇が前に出るためEラインが崩れるのです。

受け口は歯並びが原因の場合と、骨格的な問題がある場合の2つのケースに分かれます。骨格的な問題がある受け口の場合、Eラインよりも唇が前に出ていなくても、理想的な横顔にならないこともあるでしょう。

また、受け口は、噛み合わせが悪いことから食べ物を前歯で噛み切れない・滑舌が悪くなるなど、機能的な問題もあるため、早期に治療するのがよいでしょう。

上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)

上下の歯が前に出ている歯並びを上下顎前突、いわゆる口ゴボといいます。上下の歯が前に出ることで、Eラインよりも全体的に口元が突出し、口元がもっこりした印象になります。鼻の下が長く見えるなど、見た目が悪くなりやすいのが特徴です。

インビザラインでEラインを整えることはできる?

インビザライン矯正をする人

Eラインが崩れている原因が出っ歯や受け口、口ゴボなど、歯並びが原因であるならインビザラインで治療可能です。

インビザラインは、マウスピースを用いて歯並びを整える方法です。マウスピースを1日20~22時間装着することで、理想的な歯並びに近づけます。インビザライン治療を受けることで、前に出た歯を引っ込められるため、Eラインを改善できるでしょう。

ただし、インビザラインで治療できるのは、軽度な歯並びの乱れのみです。重度の出っ歯や受け口、口ゴボなどの場合、インビザラインでは治療できず、ワイヤー矯正や他の矯正治療との併用が必要になることもあります。

また、Eラインが崩れている原因が骨格的な問題である場合は、インビザラインでは治療できません。例えば、骨格的な問題のある受け口の場合、歯並びを整えても根本的な顎の位置などは解決できないためです。

ほかにも、Eラインは口元の問題だけでなく、鼻が低い・顎が小さい・唇の形状の問題など、歯並び以外が原因の場合もあります。このような場合、インビザラインなどの矯正治療ではなく、鼻や顎の高さ、唇の形状を変える美容整形を検討する必要もあるのです。

インビザラインでEラインを整えられるかどうかは、お口の状態によって異なるうえ、口元以外のバランスにも左右されます。インビザラインでEラインを整えられるかは歯科医師の判断が必要になるため、お悩みの方は一度歯科医院で相談するとよいでしょう。

インビザラインでEラインを整えるためには抜歯が必要?

抜歯

インビザラインでEラインを整えるために、抜歯が必要かどうかはお口の状態によって異なります。出っ歯や受け口、口ゴボなど、歯並びが原因でEラインが崩れている場合、前に出ている歯を引っ込めることでEラインを整えられます。

歯を引っ込めるためにはその分のスペースが必要になりますが、元々スペースが十分にある場合やインビザライン治療でスペースを確保できる場合には抜歯の必要はありません。

しかし、歯を引っ込めるスペースが大きく足りない場合は抜歯が必要になることがあります。

ここでは、インビザラインでEラインを整えるのに抜歯が必要なケースと必要ないケースについて、それぞれ詳しく解説します。

抜歯が必要なケース

インビザラインでEラインを整えるのに抜歯が必要なケースは、歯を並べるスペースが足りない場合です。1本の歯を抜くことで約7mm程度のスペースが生まれるため、7mm以上のスペースが必要な場合には抜歯が必要になります。

インビザラインでEラインを整えるのに抜歯が必要になると「痛いのではないか」「健康な歯を抜きたくない」などと思う方もいるかもしれません。

しかし、抜歯をして歯を動かすスペースを確保できれば、前に出た歯を効率的に後方に引っ込められるため、理想的なEラインに近づけられます。

抜歯が嫌だからと抜歯せずにインビザライン治療をすすめると、歯並びが整わなかったり、Eラインが改善しなかったりする場合もあるのです。インビザラインでは治療前に抜歯をする歯や抜歯をする歯の本数、抜歯して治療した場合の顔貌などもシミュレーションで確認できるため、患者様と歯科医師が仕上がりイメージを共有して治療に臨めます。

ただし、抜歯することで健康な歯を抜かなければいけなかったり、歯の本数が少なくなることで噛む力が弱くなったりするのがデメリットです。抜歯の必要性や、抜歯に関して不安なことがある場合は、治療前に歯科医師に確認しましょう。

抜歯が必要ないケース

歯を動かすスペースがわずかに足りない場合は抜歯をする必要はありません。例えば、インビザラインで歯を動かすことでスペースを確保できるケースや歯を削ることで対処できるケースです。

ここでは、インビザラインでEラインを整えるのに抜歯が必要ないケースについて、それぞれ解説します。

歯を後方に動かしてスペースを確保できるケース

インビザラインで歯を後方に動かすことで、前に突き出た歯を引っ込められる場合、抜歯は必要ありません。インビザラインで奥歯から前歯までを順番に後方に動かし、前歯を引っ込めながら全体の歯並び・噛み合わせを整えられるためです。

しかし、一番奥の歯の後方にスペースがないと動かせないため、元々顎が小さい方は歯を動かせる距離に限界があるでしょう。また、親知らずがあることで後方に動かせない場合、親知らずの抜歯が必要になることもあります。

歯列を拡大することでスペースを確保できるケース

歯列を拡大することでスペースを確保できる場合も抜歯は必要ありません。歯列全体を横方向に広げることで、1本1本の歯の間にスペースができるためです。

ただし、大人の場合、顎の成長が止まっているためこどもに比べると歯列を拡大しにくく、適応できる症例に限りがある点はデメリットといえるでしょう。

歯を削ることでスペースを確保できるケース

インビザラインでEラインを整えるのにわずかにスペースが足りない場合、歯と歯の間を削るディスキング(IPR)という処置がよく行われます。歯の片側を0.1~0.25mm程度削ることで、両側で最大0.5mm程度のスペースを確保できるのです。

歯は神経・神経を保護する象牙質・外側のエナメル質の三層からなっていますが、歯を削るのは外側のエナメル質のみです。

「健康な歯を削っても大丈夫?」と心配に思う方もいるかもしれませんが、エナメル質の厚さは約2~3mmあり、そのうちの最大0.25mmしか削りません。

歯を大きく削ると象牙質から神経に刺激が伝わり、歯がしみたり痛んだりする可能性がありますが、IPRで削る歯の量はわずかであるため歯への影響は限りなく少ないといえるでしょう。

また、歯を削ったあとは丁寧に研磨し、フッ素塗布もしますので、虫歯や歯周病の予防も同時に行えます。

ただし、健康な歯を削ることに抵抗がある方もいるでしょう。IPRを行う場合は、治療前にどの歯を削るのか・どれくらいの量を削るのか・デメリットはあるのかなど、よく確認しましょう。

まとめ

インビザライン矯正用のマウスピース

今回は、インビザラインでEラインを整えることはできるのか解説しました。

出っ歯や受け口、口ゴボなど、歯並びが原因でEラインが崩れている場合はインビザラインで治療可能です。

ただし、骨格的な問題でEラインが崩れている場合は、インビザラインでは治療が難しいでしょう。

Eラインに影響を及ぼす歯並びをインビザラインで治療する場合、歯を動かすスペースを確保するために抜歯が必要になることがあります。健康な歯を抜くことに抵抗がある方もいるでしょう。

しかし、抜歯をして歯を動かすスペースを確保することで、前に出た歯を効率的に後方に引っ込められるのです。抜歯が嫌だからと抜歯せずにインビザライン治療を進めると、歯並びが整わなかったり、Eラインが改善しなかったりする場合もあります。

抜歯が必要になるかについては、治療を開始する前に歯科医師によく確認しましょう。

インビザラインを検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

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