電話する

予約

地図

メニュー
取れたセラミック歯

セラミック歯が取れたら!対処法と注意点を解説!

2024年6月26日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

セラミックは、天然歯の色を高い精度で再現できるため美しく強度もあるため、補綴物の中でも人気がある素材です。セラミックの被せ物で、歯並びや歯の形を整える方も多くいらっしゃいます。

セラミックの補綴物が「もしも取れてしまったら」と心配な方もいるのではないでしょうか。

今回は、セラミックが取れた場合の対処法と注意点を解説します。セラミックの歯がすでに入っている方も、セラミック治療を検討されている方も、ぜひご参考にしてください。

セラミック歯が取れる原因

セラミック歯が取れる原因イメージ

セラミックの詰め物や被せ物は通常、歯科用セメントを使用して強固に接着します。

しかし、どれだけしっかりと接着してもセラミック歯が取れることがあるのです。歯に接着したセラミックの補綴物が外れる原因はさまざまですが、考えられる主な原因は以下の5つです。

・事故や怪我
・歯ぎしりや食いしばり
・二次カリエス
・経年劣化
・歯科用セメント(接着剤)の劣化

それぞれの原因を詳しく解説します。

事故や怪我

事故や怪我、スポーツ中などに歯を強く打つと、セラミックが取れる可能性があります。セラミックが取れるだけでなく、破損することもあるでしょう。

この場合は、セラミックと歯の状態によって行う治療が異なりますので、早めに歯科医院を受診してください。

歯ぎしりや食いしばり

歯ぎしりや食いしばりでセラミックが取れることも少なくありません。歯ぎしりや食いしばりは無意識に行いますが、凄まじい力が歯にかかるためセラミックが欠けたり割れたりするリスクもあります。

欠けたり割れたりした場合は、そのまま再度接着することは難しいです。多くの場合、セラミックの作り直しが必要になるでしょう。

歯ぎしりや食いしばりがある方は、噛み合わせを調整したりマウスピースを装着したり、セラミックと歯への負担を抑えることが重要です。マウスピースを装着することで、歯ぎしりや食いしばりからセラミックと歯を守ることができます。

歯ぎしり・食いしばりの症状がある方は、早期に歯科医院で相談したほうがいいでしょう。

二次カリエス

一度虫歯治療が完了した歯が、再度虫歯になることを二次カリエスといいます。セラミックは細菌や汚れが付着しにくい素材であることから、二次カリエスのリスクは低いといわれています。

しかし、セラミック治療が終了した後も、歯磨きなどのケアを怠ると二次カリエスになる可能性はゼロではありません。気付かないうちに補綴物の下で虫歯が進行していると、補綴物と歯の間に隙間ができるなど適合が悪くなり、セラミックが外れる可能性も高まります。

二次カリエスを防ぐためには、歯磨きなどのセルフケアを怠らないことが大切です。加えて、定期検診に通ってメンテナンスを受ければ、セラミックの状態を確認でき虫歯予防にもつながります。

経年劣化

セラミックが優れているのは審美性だけではありません。丈夫で耐久性が高いため、保険診療で用いられる銀歯やプラスチックなどに比べて経年劣化もしにくいといえるでしょう。

ただし、いくら優れているセラミックであっても永久的に使えるわけではありません。経年劣化も全く起こらないわけではありません。

経年劣化を防ぐには、歯磨きや定期的なクリーニングを徹底し、清潔に保つことが大切です。噛み合わせの状態によってセラミックに負担がかかることもありますので、噛み合わせのチェックも定期的に受けておくといいでしょう。

歯科用セメント(接着剤)の劣化

セラミックを接着する際は、銀歯やプラスチックなどの接着時に用いられる歯科用セメントよりも密着性があり、強固な歯科用セメントを使用します。

しかし、接着剤である歯科用セメントも劣化していくものです。接着剤の劣化によってセラミックが取れたケースでは、多くの場合に歯科用セメントを付け替えることで対応可能でしょう。

ただし、歯科用セメントの劣化から適合のズレが生じていた状態が長く続いていると、セラミックをそのまま使用できずに作り直しが必要になることもあります。

セラミック歯が取れたときにしてはいけないこと

セラミック歯が取れたときにしてはいけないことを説明している人

万が一、セラミックの補綴物が取れても状態によっては再度接着できることもあります。そのため、以下の4つのことはしないよう気をつけてください。

・セラミックを捨てる
・セラミックが取れた状態で放置する
・自分でセラミックを接着する
・セラミックが取れた場所で硬いものを食べる

それぞれの理由について詳しく解説します。

セラミックを捨てる

セラミックの詰め物や被せ物が取れた時は、捨てずに歯科医院へ持って行ってください。セラミックが取れただけで歯に問題がない場合は、再度そのまま接着できることが多いからです。

もしセラミックを捨ててしまった場合は、型取りをして再製作する必要があります。再製作となると治療に時間がかかりますし、補償を支えなければ費用の負担が増加します。

取れたセラミックは使用できることもあるため、捨てないようにしましょう。

セラミックが取れた状態で放置する

セラミックの詰め物や被せ物が取れた状態を放置するのも良くありません。補綴物が取れた状態で放置していると、歯が欠けたり痛みが出たりする可能性があるからです。

また、歯と歯の間に隙間ができている状態のまま放置すると、歯が移動して歯並びが乱れる可能性もあります。歯並びが乱れると、そのまま使用できたかもしれないセラミック歯が使用できなくなることもあります。取れたらできるだけ早く歯科医院を受診しましょう。

自分でセラミックを接着する

歯科用でない市販の接着剤を使用して、ご自身でセラミックを接着する方もいますが、絶対にやめましょう。市販の接着剤を口の中に入れることで、口の中が荒れるなどのトラブルが起きる危険もあります。

また、自分で接着する際に少しでもずれると噛み合わせが悪くなります。改めて歯科医院で再接着する際に、歯やセラミックに市販の接着剤が付着していると、適合が悪くなったり接着剤の除去が必要になったり、さまざまな支障をきたすことになるのです。

自分で勝手に接着しないようにしましょう。

セラミックが取れた場所で硬いものを食べる

セラミックの補綴物が取れている状態で硬いものを食べると、土台の歯自体が欠ける可能性があります。また、神経が残っている歯であれば、刺激が伝わりやすい状態のため痛みが出る可能性も高いでしょう。

セラミックが入っていた歯で硬いものなどを噛まないようにしましょう。

セラミック歯が取れたときの対処法

セラミック歯が取れて歯科医院へ相談している人

セラミックが取れた場合は、まず歯科医院にすぐに連絡しましょう。できる限り早く歯科医院を受診し、対応してもらう必要があります。

早期に歯科医院で処置してもらわなければ、そのまま使用できたセラミックが使えなくなったり、歯にトラブルが起きたりするかもしれません。特に歯やセラミックに問題がない場合は、そのまま接着できる可能性が高いです。セラミックは捨てずに歯科医院へ持参しましょう

セラミックをそのまま使用できない場合は、新しくセラミックの補綴物を作製し直すことになります。歯科医院によっては補償制度を取り入れていることもあるため、セラミック治療を受けた歯科医院で相談してみてください。

まとめ

セラミック歯で綺麗な口元になった人

セラミックの補綴物が取れた場合は、慌てずに適切な対応をとりましょう。セラミックが取れる原因はさまざまですが、セラミックにも歯にも問題がない場合は、そのまま再接着できることが多くあります。そのため、セラミックを捨てずに歯科医院へ持参しましょう。

また、早期に歯科医院に行くことが大切です。放置するとその間に虫歯が進行したり土台となる歯が欠けたりする可能性があります。

再治療が必要な場合は、歯科医院によって補償制度を取り入れていることもありますので、一度確認してみるといいでしょう。

セラミックが取れないようにするためには、歯磨きなどのセルフケアを徹底すること、定期検診で噛み合わせやセラミックの状態を確認し、クリーニングを受けて清潔に保つことが大切です。

セラミック歯を検討している方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

<< 前のページに戻る

医療法人甦歯会
マイデンタルクリニックもりかわ歯科

所長写真 マイデンタルクリニック(アリオ)
tel.072-922-8148

医療法人甦歯会
リノアス診療所もりかわ歯科

所長写真 リノアス診療所
tel.072-992-8148
10:00〜13:00
14:00〜19:00

※ 最終受付は表示の時間の15分前となります


もりかわ歯科志紀診療所
求人情報
インスタグラム
インスタグラム

© 医療法人甦歯会 もりかわ歯科
マイデンタルクリニック・リノアス診療所