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歯並びがガタガタで困ってるインビザライン症例

【ガタガタ】主訴:「歯並びがガタガタで困ってる」インビザライン症例

2024年11月15日

はじめに

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【ガタガタ】主訴:「歯並びがガタガタで困ってる」インビザライン症例

歯並びがガタガタで困ってる限定解除項目

通院時年齢 19歳
性別 女性
通院目的 マウスピース矯正治療
診断 叢生
処置内容 インビザライン(非抜歯)
通院期間 8ヶ月 通院回数6回
費用 880,000円

※自由診療になります

リスク、副作用 マウスピース矯正は、マウスピースを着けていないと歯が動かないため、決められた時間は必ず装置を装着して頂く必要があります。

装着時間を守ること、1~2週間ごとにマウスピースの着け替えを怠らないことが大切となります。

※「自由診療」とは健康保険等の公的な医療保険制度が適用とならない全額自己負担の診療のことを指します。事前にご確認ください。

※治療はすべて各患者さま固有の症例に対応したものであり、他の方への治療結果を保証するものではありません。

 

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

当院では年間250人以上の患者さんがインビザライン矯正を開始されています。

症例の紹介はもりかわ歯科のinstagramでも随時公開にて紹介しておりますのでチェックしてみてください。

 

「そもそもインビザラインって何?」と疑問に感じられた方や、インビザラインについての基礎知識を知りたい方はもりかわ歯科の「マウスピース矯正ページ」をご覧ください。

患者さんの主訴「歯並びがガタガタで困ってる

この患者さんは20代女性で、「歯並びがガタガタで困ってる」ということを訴えて来院されました。

歯並びがガタガタで困ってる」について主治医の見解

今回は、歯並びがガタガタになっている症例について解説します。

歯並びが悪くなる原因は様々です。

遺伝

ご家族に歯並びが悪い方がいると遺伝的な影響を受けることがあります。

口腔習慣

指しゃぶりや舌で歯を押す癖、口呼吸などの習慣が歯並びに影響することがあります。

乳歯の早期喪失

乳歯が早く抜けると永久歯が生えるためのスペースが確保できず、歯並びが乱れることがあります。

噛み合わせの悪さ

上下の歯の噛み合わせが悪いと、歯が本来の位置からずれて生えてしまうことがあります。

外的要因

ケガや事故などで歯が動いたり抜けたりすることが原因となることもあります。

歯と顎の大きさのバランス

歯が大きすぎたり顎が小さすぎたりすると、歯が並ぶスペースが足りなくなり歯並びが悪くなることがあります。

 

今回の患者さんの場合、幼少期にアレルギーの影響で口呼吸になっていたことがわかりました。
成長期に口呼吸になってしまうと顎の骨の成長が十分に得られず、歯が並ぶスペースが不足してしまうことがあります。

 

この記事では「ガタガタ」の歯並びに対するインビザライン矯正治療の方法とその結果について詳しく解説していきます。
歯並びが気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

ガタガタ】「歯並びがガタガタで困ってる」インビザライン症例の治療内容と結果

【初診時】問題の原因について主治医の考察

歯並びがガタガタで困ってるインビザライン症例(初診時)

インビザライン症例(初診時)

この患者さんは19歳女性で、「前歯のガタガタが気になる」という主訴で来院されました。
ガタガタの原因は、主に以下の2点です。

  • 成長期における顎の成長不足によるスペース不足
  • 親知らずが歯を押している

写真を見ると右上の2番目の歯が内側に入り込んで、歯並びがガタガタになっているのがわかります。
この症例では上顎が狭くなっていることがスペース不足の主な原因で、歯並びが悪くなっていました。

そこで治療計画として、狭くなった上顎を広げてスペースを作り、歯並びを整えることにしました。

【治療計画】「歯並びがガタガタで困ってる」インビザライン症例

歯並びがガタガタで困ってる症例の治療計画

 

 

インビザライン矯正では「クリンチェック」という3Dシミュレーションソフトを使います。
このソフトでは0.1mm単位で歯の動きを設計し、矯正完了までの過程をシミュレーションすることができます。

治療計画としては、前歯のスペースを作るために顎を横に広げてスペースを作る「拡大」という方法を用いることにしました。

どのように歯が動いていくのかシミュレーション画面を見ながら解説します。

この患者さんは、右上の2番目の歯が内側に入り込んで噛み合わせが逆になっている状態でした。
まず顎を横に広げて前歯のスペースを確保します。
そして、確保したスペースを利用して前歯をきれいに並べていきます。

【矯正開始8ヶ月】「歯並びがガタガタで困ってる」インビザライン症例

歯並びがガタガタで困ってるインビザライン症例(8ヶ月)

インビザラインでの矯正治療開始から8ヶ月後の実際の写真です。

治療計画通りに矯正は順調に進み、前歯の歯並びが綺麗になりました。
たった8ヶ月でここまで変化させることができます。

長年悩んでいた歯並びをインビザライン矯正治療できれいに治すことができました。
噛み合わせも改善し、左右均等にしっかり噛めるようになったことで顎の痛みも解消されました。

このように、インビザライン矯正では3Dシミュレーションで治療の経過を確認しながら進めることができるので、患者さんも安心して治療を受けることができます。

歯並びのガタガタで悩んでいる方は、ぜひ一度もりかわ歯科にご相談ください。

ガタガタ】主訴:「歯並びがガタガタで困ってる」インビザライン症例のまとめ

歯並びがガタガタで困ってる」症例のビフォーアフター

歯並びがガタガタで困ってる症例のビフォーアフター

 

インビザライン矯正(初診時)とインビザライン矯正(8ヶ月後)です。

 

インビザライン矯正でここまで歯並びを変えることができます。

歯並びがガタガタで困っている症例でも8ヶ月で治療することが可能です。

同じような歯並びで悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。

いかがでしたでしょうか?
今回は「歯並びがガタガタで困っている」方のインビザライン症例をご紹介しました。

「ガタガタの歯並びが気になる」と矯正相談に来られる方は多くいらっしゃいます。
歯並びが悪いと見た目に大きな影響を与えてしまいます。さらに、見た目だけでなく噛み合わせにも大きな負担がかかってしまいます。

インビザライン矯正は治療期間が短いのも特徴です。
長年の悩みがインビザライン矯正で解決するかもしれません。

「歯並びは気になるが時間がかかるのでは?」や「自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?」と不安になり勇気が出ずに一歩踏み出せない方は勇気を振り絞って是非、一度お問合せ下さい。

 

医療法人甦歯会もりかわ歯科は、全国の歯科医院の中で1%も獲得する事が出来ない”ダイヤモンドプロバイダー”の称号を3年連続獲得しておりますので、安心してご相談ください。

インビザライン矯正にご興味のある方、噛み合わせが気になる方は下記「もりかわ歯科のマウスピース矯正ページ」からお問合せ下さい。

 

最初から最後まで矯正担当医は矯正専門医の森川康司が診させて頂きますのでご安心下さい。

マウスピース矯正LPバナー

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医療法人甦歯会 マイデンタルクリニックもりかわ歯科

  • 住所:〒581-0803 大阪府八尾市光町2丁目3 アリオ八尾2F
  • 電話番号:072-922-8148
  • 診療時間:10:00~13:00 / 14:00~19:00(年中無休)
  • URL:https://yao-shika-morikawa.or.jp/

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  • 住所:〒581-0031 大阪府八尾市志紀町2丁目45 小枝ビル1階
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  • 診療時間:9:30~13:00 / 14:00~18:30(休診日:日・祝)
  • URL:https://shiki-dental.jp/
銀歯を白い歯に!セラミック治療の種類とメリット

銀歯を白い歯に!セラミック治療の種類とメリット

2024年11月15日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

「銀歯が目立つのが気になる…」
「笑う時に口元を隠してしまう…」
「もっと自然な白い歯にしたい!」

そんな風に思っていませんか?

銀歯は、保険適用で治療ができるため、広く普及していますが、金属アレルギーのリスクや見た目の問題など、いくつかのデメリットがあります。
一方、セラミック治療は、自然な白さと美しさ、そして高い耐久性を実現できる、近年注目を集めている治療法です。

この記事では、銀歯とセラミック治療の違い、セラミック治療の種類、そしてそのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

銀歯で満足してますか?セラミック治療で自然な白い歯へ

あなたは、口の中に銀歯がありますか?
気づけば増えていく銀歯、鏡を見るたびに気になってしまう…そんな方も多いのではないでしょうか?

銀歯は保険診療で治療できるため、費用を抑えられるというメリットがあります。
しかしその一方で、以下のような理由で銀歯を放置していませんか?

見た目が気になる

銀歯は、その名の通り銀色で目立ちやすく、笑った時にどうしても気になってしまうことがあります。

金属アレルギーが心配

銀歯に使われている金属がアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
口内炎や皮膚炎、全身倦怠感などの症状が現れる場合があり、注意が必要です。

時間が経つと変色する

銀歯は時間の経過とともに変色し、黒ずんで目立つようになることがあります。
歯茎との境目に黒いラインが現れることもあり、口元の審美性を損ねてしまいます。

金属の溶け出しによる健康への影響が気になる

銀歯は長期間使用していると、金属が少しずつ溶け出して体内に吸収される可能性があります。
一部の金属はアレルギー反応だけでなく、全身の健康にも影響を与える可能性が懸念されています。

銀歯をセラミックにしたら、どんな未来が待っている?

もし、銀歯を自然で美しい白い歯に変えることができたら…

自信を持って笑顔になれる:

  • 鏡にうつる自然な白い歯に思わず笑みがこぼれる。
  • 写真撮影で口元を隠すことなく最高の笑顔を見せられる。
  • 人前で話すときも自信を持って堂々と振る舞える。

口元を気にせず話せる:

  • 会話中に銀歯が気になって、つい口元を隠してしまう癖がなくなる。
  • 自然な笑顔で話せるようになり、コミュニケーションがもっと楽しくなる。
  • 初対面の人とも自信を持って話せるようになる。

食事や写真撮影も楽しめる:

  • 食事中に銀歯が見える心配がなくなり、心置きなく食事を楽しめる。
  • 記念写真や集合写真でも自然な笑顔で写れる。
  • SNSにアップする写真も自信を持って投稿できる。

セラミック治療はあなたの願いを叶え自信あふれる笑顔と健康的な口元へと導き、毎日を明るく彩るお手伝いをしてくれるでしょう。

 銀歯とセラミック、何が違うの?

銀歯とセラミック、何が違うの?

銀歯とセラミック。どちらも虫歯治療などで歯を補うための一般的な素材ですが、一体何が違うのでしょうか?
それぞれの特徴を比較することで、あなたにぴったりの治療法を見つけるヒントになるかもしれません。

銀歯:費用を抑えたいなら…

素材

金属(主に金銀パラジウム合金)

銀色

耐久性

比較的高い

審美性

低い

金属アレルギー

リスクあり

費用

保険適用(3割負担)

治療期間

短い(1回~数回)

銀歯は、保険診療でできるため、費用を抑えたい方には魅力的な選択肢です。
また、治療期間が短いのも忙しい方にとってはメリットと言えるでしょう。

セラミック:自然な美しさと健康を手に入れたいなら…

素材

セラミック(陶材)

自然な歯の色調を再現可能

耐久性

高い

審美性

高い

金属アレルギー

リスクなし

費用

保険適用外(全額自己負担)

治療期間

やや長い(型取り、仮歯の装着、セラミックの装着など)

セラミック治療は自然な白さと美しさ、そして高い耐久性を実現できる、近年注目を集めている治療法です。
特に見た目にこだわりたい方や、金属アレルギーが心配な方にとっては理想的な選択肢と言えるでしょう。

あなたの選択は?

銀歯とセラミックそれぞれに特徴があり、どちらを選ぶかはあなたの価値観や優先順位によって異なります。
「費用を抑えたい」「短期間で治療を終わらせたい」という方は、銀歯も選択肢の一つとなるでしょう。

「見た目にこだわりたい」
「自然な白い歯で自信を持ちたい」
「金属アレルギーが心配」
「健康への影響を最小限に抑えたい」
という方は、ぜひセラミック治療を検討してみてください。

 見た目だけじゃない!銀歯をセラミックにする嬉しいメリット

見た目だけじゃない!銀歯をセラミックにする嬉しいメリット

セラミック治療の魅力は口元の審美性を高めるだけにとどまりません。
銀歯と比べて様々なメリットがあることをご存知でしょうか?

金属アレルギーの心配から解放!

金属アレルギーは特定の金属に触れることで、かゆみ、発疹、腫れなどのアレルギー症状を引き起こすことがあります。
銀歯に使用されている金属もアレルギーの原因となることがあります。

セラミック治療は金属を一切使用しないため、金属アレルギーの心配がありません。
口内炎や皮膚炎などのリスクを軽減し、快適な毎日を送ることができます。

再び虫歯になるリスクを減らせる

「せっかく治療したのに、また虫歯になってしまった…」
そんな経験はありませんか?

銀歯は歯との接着性が低く、時間の経過とともに銀歯と歯の間に隙間ができやすくなります。
この隙間から虫歯菌が侵入し、虫歯が再発してしまうケースが少なくありません(これを「二次カリエス」と呼びます)。

一方セラミックは歯との接着性が高く、隙間ができにくい素材です。
そのため銀歯に比べて虫歯の再発リスクを低減し、せっかく治療した歯を長く健康に保つことができます。

健康への影響が少ない:体にも優しいセラミック

銀歯は長期間使用していると、金属が少しずつ溶け出して体内に吸収される可能性があります。
一部の金属はアレルギー反応だけでなく、頭痛や倦怠感、消化器系の不調など全身の健康にも影響を与える可能性が懸念されています。

セラミックは生体親和性(生体との相性が良い性質)が高く、体に優しい素材です。
金属の溶け出しによる健康への影響を心配することなく、長期間安心して使用できます。

銀歯のデメリットを解消!

ここまでセラミック治療のメリットをお伝えしてきましたが、銀歯には他にも以下のようなデメリットがあります。

  • 見た目が目立つ
  • 時間が経つと変色する

これらのデメリットもセラミック治療で解消できます。
次の章では銀歯を放置しておくとどうなるのか、そのリスクについて詳しく解説していきます。

 銀歯のまま放置すると…知らないと怖いリスクとは?

「銀歯は治療した証だから…」
「特に問題ないし、このままでいいかな…」

そう思って、銀歯を放置していませんか?

銀歯はあなたの口の中で静かに悪影響を及ぼしているかもしれません。
見た目の変化だけでなく、健康面でも様々なリスクが潜んでいるのです。

見た目の悪化:笑顔に自信が持てなくなることも

銀歯は時間の経過とともに変色し、黒ずんで目立つようになることがあります。
歯茎との境目に黒いラインが現れることもあり、口元の審美性を損ねてしまいます。

特に前歯や笑った時に見える部分に銀歯がある場合は見た目が気になってしまい、思いっきり笑えなくなってしまう方もいるのではないでしょうか。

二次カリエス(虫歯)のリスク増加:せっかく治した歯がまた虫歯に!?

銀歯は歯との接着性が低く、時間の経過とともに銀歯と歯の間に隙間ができやすくなります。
この隙間から虫歯菌が侵入し、虫歯が再発してしまうケースが少なくありません(これを「二次カリエス」と呼びます)。

一度治療した歯が再び虫歯になってしまうと再治療が必要となり、歯の寿命を縮めてしまう可能性もあります。

金属アレルギー:身体への影響も?

銀歯に使用されている金属がアレルギー反応を引き起こすことがあります。
口内炎や皮膚炎、全身倦怠感などの症状が現れる場合があり、注意が必要です。

アレルギー症状は最初は軽度でも、長期間放置することで悪化して全身に広がる可能性もあります。

歯ぐきの変色:黒い歯茎でさらに老け顔に…

銀歯の金属イオンが歯ぐきに沈着し、歯ぐきが黒ずんでしまうことがあります。これは「メタルタトゥー」と呼ばれ、審美的な問題を引き起こします。特に、前歯の歯ぐきの変色は笑顔の印象を大きく左右するため、気になる方も多いのではないでしょうか。

ガルバニック電流による不快感:口の中に電池が!?

口の中に異なる種類の金属(例えば、銀歯と金歯)があると「ガルバニック電流」と呼ばれる微弱な電流が発生し、金属の味を感じたり、ピリピリとした不快感を覚えたりすることがあります。

銀歯のリスク、放置せずに解決しませんか?

このように、銀歯を放置しておくことは様々なリスクを伴います。
しかしこれらのリスクは、銀歯をセラミックに置き換えることで、解消できるかもしれません。

次の章では、様々な種類があるセラミック治療についてご紹介していきます。

 セラミック治療の種類、どれを選べばいいの?

セラミック治療と一言で言っても様々な種類があります。それぞれの特徴を理解し、あなたにぴったりの治療法を見つけましょう。

オールセラミッククラウン:自然な美しさを追求したいあなたへ

オールセラミッククラウン:自然な美しさを追求したいあなたへ

特徴

金属を一切使用せず、全てセラミックでできた被せ物です。

メリット
  • 透明感があり、天然歯に最も近い自然な色調と美しさを再現できます。
  • 金属アレルギーの心配がありません。
  • 歯との接着性が高く、虫歯の再発リスクを低減できます。
こんな方におすすめ
  • 前歯など、審美性を特に重視したい方
  • 金属アレルギーをお持ちの方

メタルボンドクラウン:奥歯の強度も重視したいあなたへ

メタルボンドクラウン:奥歯の強度も重視したいあなたへ

特徴

内側に金属を使用し、表面をセラミックで覆った被せ物です。

メリット
  • オールセラミッククラウンよりも強度が高く、奥歯など噛む力の強い部分の治療に適しています。
  • 保険適用の銀歯に比べて、審美性が高いです。
デメリット
  • 金属を使用しているため金属アレルギーの方は注意が必要です。
  • 歯茎が黒ずむ可能性があります。(ブラックマージン)
こんな方におすすめ
  • 奥歯など、強度を重視したい方
  • 金属アレルギーがない方

ラミネートベニア:歯の表面を薄く削るだけでOK

ラミネートベニア:歯の表面を薄く削るだけでOK

特徴

歯の表面を薄く削り、セラミックの薄い板を貼り付ける治療法です。

メリット
  • 歯を削る量が少なく短期間で治療が完了します。
  • 天然歯のような自然な色調と透明感を再現できます。
デメリット
  • 主に前歯の治療に用いられます。
  • 変色や欠けのリスクがあるため、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は注意が必要です。
こんな方におすすめ
  • 前歯の軽度の歯並びや色の問題を改善したい方
  • 短期間で治療を完了したい方

セラミックインレー:小さな虫歯も自然な仕上がりに

セラミックインレー:小さな虫歯も自然な仕上がりに

特徴

比較的小さな虫歯の治療に用いられるセラミック製の詰め物です。

メリット
  • 銀歯に比べて見た目が自然で、虫歯の再発リスクも低いです。
  • 金属アレルギーの心配がありません。
こんな方におすすめ
  • 小さな虫歯を治療したい方
  • 金属アレルギーをお持ちの方
  • 銀歯の見た目が気になる方

あなたにぴったりのセラミック治療は?

ここまで、様々な種類のセラミック治療をご紹介してきましたが、

「結局、どの治療法を選べばいいの?」
「費用はどれくらいかかるの?」
「治療期間は?」

など、まだまだ疑問や不安があるかもしれません。

次の章では、そんなあなたの疑問にお答えしていきます!

 銀歯をセラミックに!気になる疑問にお答えします

セラミック治療に興味はあるけど、
「費用はどれくらいかかるの?」 「治療期間はどのくらい?」 「本当に銀歯よりも良いの?」

など、様々な疑問や不安があるのではないでしょうか?

ここではそんなあなたの疑問に、あらためて一つひとつ丁寧にお答えしていきます。

Q. 銀歯をセラミックに交換するメリットは?

  1. 見た目が美しくなるのはもちろんのこと、様々なメリットがあります。
自然な白さと透明感

セラミックは天然歯に近い色調や透明感を再現できるため周囲の歯と自然に調和し、まるで自分の歯のように美しい口元を実現できます。

金属アレルギーの心配がない

銀歯に含まれる金属が原因で口内炎や皮膚炎などのアレルギー症状を引き起こす可能性がありますが、セラミックは金属を一切使用しないためアレルギーの心配なく安心して治療を受けられます。

虫歯の再発リスクを低減

セラミックは歯との接着性が高く銀歯のように隙間ができにくい素材です。そのため銀歯と比較して虫歯の再発リスクを低減できます。

健康への影響が少ない

銀歯は長期間使用していると金属が少しずつ溶け出し体内に吸収される可能性があり、健康への影響が懸念されています。セラミックは生体親和性が高く体に優しい素材なので、長期間安心して使用できます。

高い耐久性

セラミックは耐久性が高く、適切なケアをすれば10年以上美しい状態を保つことも可能です*。

* 具体的な年数は、個々の口腔内環境や生活習慣によって異なる場合があります。

Q. 銀歯からセラミックに交換する期間は?

  1. 治療内容や歯の本数によって異なりますが一般的には1本あたり1〜2回の通院で完了します。

型取り、仮歯の装着、セラミックの装着といったステップを踏みますが、比較的短期間で治療を終えることができます。

Q. 銀歯をセラミックに交換する費用は?

  1. セラミック治療は保険適用外のため、費用は全額自己負担となります。

費用は使用するセラミックの種類や歯の本数によって異なりますが、1本あたり5万円〜15万円程度が目安となります。

Q. 奥歯の銀歯もセラミックにできますか?

  1. 奥歯にもセラミック治療は可能です。

奥歯は噛む力が強い部分ですので、強度が高いジルコニアセラミックなどを使用することで安心してセラミック治療を受けることができます。

Q. セラミック治療後の注意点は?

  1. セラミックは強い衝撃で破損する可能性があります。

硬いものを直接噛んだり、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は注意が必要です。
また、セラミック治療後も毎日の歯磨きやフロス、定期的な歯科検診など適切なケアを続けることが大切です。

これでセラミック治療にもう迷わない!

ここまで銀歯とセラミック治療の違いやセラミック治療に関する様々な疑問について解説してきました。

「銀歯からセラミックに変えたいけど、費用が心配…」
「自分に合ったセラミック治療はどれだろう?」

そんな方は、ぜひ一度当院の無料相談にお越しください。

経験豊富な歯科医師が、あなたの口腔内状況やご希望に合わせて最適な治療プランをご提案いたします。

まとめ|自信あふれる笑顔のために、セラミック治療を検討してみませんか?

この記事を通して銀歯のデメリットやセラミック治療のメリット、そしてその種類についてご理解いただけたでしょうか?

銀歯は見た目の問題だけでなく、金属アレルギーや虫歯の再発リスク、健康への影響など、様々な問題を引き起こす可能性があります。
セラミック治療は自然な白さと美しさ、そして高い耐久性を実現できるだけでなく、金属アレルギーの心配もなく、体に優しい治療法です。

「銀歯が気になって、思いっきり笑えない…」
「もっと自然な白い歯で、自信を持ちたい!」

そんな方は、ぜひ一度、セラミック治療をご検討ください。

もりかわ歯科では患者様一人ひとりのご要望やお悩みに寄り添いながら、経験豊富なスタッフが最適なセラミック治療をご提案いたします。
まずはお気軽にご相談ください。あなたの笑顔をさらに輝かせるお手伝いをさせていただければ幸いです。

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マウスピースとワイヤー矯正の歯列模型を持っている子供

小児矯正は意味がない?目的やメリットとデメリット、治療できる症例

2024年11月13日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

小児矯正は、永久歯が生え揃う前や生え揃ってすぐの成長期に行う、歯並びを整えるための治療です。多くの保護者の方が注目していますが「小児矯正は何のためにするの?」「小児矯正は意味がないって本当?」など、様々な疑問をお持ちの方も少なくないでしょう。

この記事では、小児矯正のメリットやデメリット、治療できる症例について解説します。小児矯正で後悔しないために注意すべきポイントもご紹介するので、小児矯正を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

小児矯正の目的

ワイヤー矯正をしている子ども


小児矯正の目的は、子どものうちに歯並びや嚙み合わせの問題を改善し、健康的な口腔状態を維持しやすくすることです。

噛み合わせや歯並びを整えることで、咀嚼機能や発音を改善できます。歯磨きもしやすくなるため、虫歯や歯周病の予防にもつながるでしょう。

小児矯正を行えば、子どもの口腔内のトラブルを早期に改善、将来的な問題の発生を予防できるのです。

また、小児矯正では成長を利用します。成長中の顎は柔軟なため、顎の発育を適切な方向に誘導することができ、不正咬合や顎の変形を未然に防げるでしょう。

早期に矯正を行うことで、永久歯が生えそろった後に必要となる矯正の範囲や難易度を軽減できる場合もあります。

小児矯正は意味がないといわれる理由

小児矯正が意味がないと言われる理由を考える夫婦


「小児矯正は意味がない」と考える方もいます。その理由は、以下の通りです。

二期治療が必要になることがある

小児矯正は意味がないと言われる理由の一つが、二期治療が必要になるケースがあることです。

小児矯正には、乳歯から永久歯に生え変わる時期に行う一期治療と、永久歯が生え揃ってから行う二期治療があります。一期治療にあたる小児矯正を、必要ないと考える方が多いでしょう。

一期治療のみで矯正治療が完了するお子さまもいますが、永久歯が生えそろった後に二期治療へ移行することも少なくありません。どれだけ一期治療で顎や歯の状態を整えても、永久歯が最初から綺麗に並んで生えてくることは稀だからです。

そのため「永久歯が生え揃ってからの矯正治療を行えば良い」と考える方も多いのです。

しかし、乳歯から永久歯に生え変わるタイミングでしかできない治療もあります。例えば、顎の骨を拡大できるのは、幼少期の限られた時間だけです。

一期治療で永久歯が生える十分なスペースを確保しておけば、将来矯正治療が必要になった時にかかる費用や期間を低減でき、抜歯も避けられる可能性が高まります。

後戻りすることがある

小児矯正は意味がないと考えられる理由には、後戻りも挙げられます。後戻りとは、矯正治療後に歯が元の位置に戻る現象のことです。

後戻りの主な原因には、治療後に保定装置を適切に使用しないことが挙げられます。矯正治療後は、保定装置を用いて後戻りを防ぐための保定期間を設けなければなりません。

しかし、個人の判断で保定装置の装着を怠ると、矯正した歯並びが元の位置に戻るのです。そのため、意味がなかったと感じる方もいます。

小児矯正が終わった後も、歯並びが元の位置に戻らないように、適切に保定装置を装着することが大切です。

小児矯正のメリット・デメリット

小児矯正のメリット・デメリットイメージ


小児矯正には、メリットとデメリットが存在します。小児矯正を検討している方は、両方を理解した上で治療を始めることが大切です。

メリット

小児矯正のメリットは、以下のとおりです。

顎の成長をコントロールできる

顎の骨の正しい成長を促せるのは、小児矯正のメリットの一つです。大人になってからでは、骨格が完成しているため発達を促すことは困難です。

しかし、顎の骨が柔らかい子どものうちに矯正すると、成長を誘導して上下の顎のバランスを整えられます。顎の成長をコントロールすることにより、上顎と下顎の位置や骨格的なズレを改善できる点は、成人矯正では得られないメリットです。

抜歯のリスクを下げられる

一般的な矯正治療では、歯を並べるスペースが足りなければ抜歯をして、スペースを確保することが多いです。

しかし、小児矯正を行っていれば、顎の成長を正常に促してスペースを確保できるため、永久歯を抜歯せずに矯正できる可能性が高まります。抜歯による肉体的・精神的な負担を減らせることは、患者様にとって大きなメリットといえるでしょう。

痛みが少ない

大人になってから行う矯正治療よりも、小児矯正は歯が動くときの痛みが少ないとされています。子供の顎の骨はまだ成長段階にあり完全に固まっていないため、歯が動きやすいからです。

また、大人になってからの矯正治療より、効果が現れるのが早い傾向にあるのもメリットと言えるでしょう。

デメリット

小児矯正のデメリットは、以下のとおりです。

保護者の協力が不可欠

小児矯正の成功には、保護者の方の積極的な協力が重要です。例えば、取り外し可能な矯正装置の場合、お子さま自身で装着時間の管理やメンテナンスを行うことは難しいです。

固定式の矯正装置の場合は装着時間を管理する必要はありませんが、口腔内を清潔に保つのが難しくなります。お子さまの年齢にもよりますが、小児矯正の成功は保護者の協力なしでは達成できないでしょう。

モチベーションが大切

小児矯正は「子どもの歯並びを整えたい」と思う保護者の希望から始めるケースが多いです。

しかし、治療を受けるお子さん自身のやる気がなければ、矯正治療は継続できないでしょう。実際に、矯正装置の装着時間を守れないなど様々なことが原因で、矯正治療をスムーズに進められないケースも少なくありません。

小児矯正を始める際は、お子さまに治療の重要性を理解してもらうことが重要です。また、やる気を持ち続けられるような、保護者の方のサポートも欠かせません。

丁寧な口腔ケアが必要

装置の種類によっては、口の中や装置に汚れが付着しやすくなることがあります。口腔内を清潔に保てなければむし歯のリスクが高まるため、治療前よりも丁寧な口腔ケアが必要になるでしょう。

自宅でのセルフケアを徹底することはもちろん、定期的な歯科医院でのクリーニングを受けることで、矯正治療中のむし歯を防げます。

お子さまの年齢によっては保護者が仕上げ磨きをしなければならず、その手間をデメリットと考える方もいるかもしれません。磨きにくい箇所などがあれば、かかりつけの歯科医師や歯科衛生士に相談しましょう。

小児矯正で治療できる症例

小児矯正で治療できる症例イメージ


ここでは、小児矯正で治療できる主な症例をご紹介します。

反対咬合

下の歯が上の歯よりも前方に突出している状態を、反対咬合や受け口と呼びます。反対咬合では嚙み合わせが正常でないため、食べ物を噛む力が均等に分散されず、顎や一部の歯に負担がかかることがあります。

治療せずに放置すると下顎がさらに発達し、顔のバランスが崩れてしまう可能性もあるでしょう。小児矯正では成長を利用して顎の位置を調整し、上下の顎のバランスを整えることで、見た目や機能の改善を目指します。

開咬

開咬とは、上下の前歯が嚙み合わず隙間ができている状態のことです。幼少期の指しゃぶりや舌癖が開咬の原因となっている場合が多いです。舌や指により持続的に押されることで、上下の前歯に隙間ができていきます。

開咬を放置していると、日常生活において発音や食事に影響を及ぼす恐れもあるでしょう。

小児矯正では、悪習癖がある場合は悪習癖の改善に取り組み、舌の筋力不足の場合は口腔筋などのトレーニングを同時に行います。また、顎が小さい場合は顎の拡大を行うこともあります。

出っ歯

出っ歯とは、上の前歯が大きく前に出ている状態を指します。

見た目の問題もありますが、口を閉じにくく口呼吸になりやすいです。口呼吸になると口の中が乾燥して細菌が繁殖しやすくなるため、むし歯や歯周病のリスクも高まります。

また、転倒した際に前歯を損傷するリスクも高くなるでしょう。小児矯正では、出っ歯の原因となっている顎のバランスや習慣を改善できます。

叢生

叢生とは、歯が重なり合うように凸凹に並んでいる状態のことです。食べ物が詰まりやすく歯磨きもしにくいため、虫歯のリスクが高まります。

叢生は、顎のサイズに対して歯が大きいことが主な原因です。小児矯正では、顎の成長を利用してスペースを確保し、歯が正しい位置に生えるように誘導します。

小児矯正で後悔しないために注意しておくポイント

小児矯正で後悔しないために注意しておくポイントイメージ


ここからは、小児矯正で後悔しないために注意すべきポイントについて解説します。

信頼できる歯科医院を選ぶ

小児矯正で後悔しないためには、信頼できる歯科医院を選ぶことが非常に重要です。矯正治療は長期にわたるため、担当の医師とのコミュニケーションがしっかり取れるかがポイントと言えます。

コミュニケーションが不足すると、理想通りの結果にならなかったりトラブルが起こったりする原因になります。そのため、複数の歯科医院を比較し、患者様の悩みに寄り添い、小児矯正に対する疑問点を丁寧に説明してくれる歯科医院を選ぶようにしましょう。

保定装置の装着を怠らない

矯正治療が終了した後は、保定装置を装着しなければいけません。保定装置は、矯正で動かした歯が元の位置に戻らないように固定するためのもので、固定式のものと取り外し可能なタイプがあります。

取り外し可能なものの場合、装着を怠ると後戻りが生じることがあるので注意しましょう。

特に、成長期の子どもは歯の移動が起こりやすいため、保定装置をきちんと装着することが非常に重要です。保定装置の装着を怠らないことで、長期間にわたって安定した歯並びや噛み合わせを維持できます。

まとめ

小児矯正できれいになった歯並びで笑顔を見せている母子


小児矯正中は、矯正期間が長引くことや後戻りするリスクがあったりするため、子どもの頃に治療を受けても意味がないと感じる方もいます。

しかし、適切に治療を受けることで、大人になってからの矯正治療では得られない多くのメリットが得られるのです。小児矯正で後悔しないためには、信頼できる歯科医院を選ぶことや、保定装置をしっかりと装着し定期的なメンテナンスを行うことが重要です。

小児矯正でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

矯正治療後のメンテナンス方法と定期検診の重要性

矯正治療後のメンテナンス方法と定期検診の重要性

2024年11月8日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

矯正治療を終えて、ついに手に入れた美しい歯並び!
鏡を見るたびに嬉しくなりますよね。

でも、ここで気を抜いてはいけません。
矯正治療後のケアを怠ると、せっかくの努力が水の泡になってしまうことも…

この記事では矯正治療後のメンテナンス方法と、定期検診の重要性について詳しく解説します。

矯正治療後、美しい歯並びをキープするために…

長年の矯正治療を終え、ついに手に入れた美しい歯並び。
鏡を見るたびに嬉しくなり、自信を持って笑顔になれる喜びは何物にも代えがたいですよね。

ここで気を抜いてはいけません。矯正治療は装置を外した瞬間がゴールではありません。
むしろ、そこからが本当のスタートと言えるでしょう。

なぜなら、歯は「後戻り」する可能性があるから

矯正治療によって歯は理想的な位置に移動しますが、歯を支える周囲の組織(歯根膜や歯槽骨)は、まだ完全に安定していない状態です。例えるなら強風で曲がったばかりの若木のようなもの。支えがないと、また元の曲がった状態に戻ってしまいますよね?

歯も同じです。矯正装置という支えを失った歯は元の位置に戻ろうとする力が働き、せっかくの治療効果が台無しになってしまう可能性があります。これを「後戻り」と言います。

リテーナー:歯並びをキープする「縁の下の力持ち」

そこで登場するのが「リテーナー」です。リテーナーは矯正治療後、歯並びが後戻りしないように歯の位置を保定(固定)するための装置です。いわば歯並びを支える「添え木」のような存在と言えるでしょう。

特にマウスピース矯正の場合、リテーナーは矯正治療中に使用していたマウスピースと見た目がほとんど変わりません。透明で目立ちにくいため、周囲に気づかれずに装着できるのも嬉しいポイントです。

後戻りを防ぎ、美しい歯並びを一生の宝物に

リテーナーは矯正治療の成果を末永く維持するために欠かせない存在です。
しかし「リテーナーって本当に必要なの?」「後戻りって、そんなに簡単に起こるの?」といった疑問をお持ちの方もいるかもしれません。

次の章では後戻りのメカニズムやその原因、そしてリテーナーを使用しなかった場合に起こりうるリスクについて詳しく解説していきます。

後戻りってなに?その原因と対策を知ろう!

後戻りってなに?その原因と対策を知ろう!

後戻りとは、矯正治療によってせっかく動かした歯が元の位置に戻ろうとする現象のことです。

後戻りって、本当に起こるの?

矯正治療中はブラケットやワイヤー、マウスピースなどの矯正装置によって歯に一定の力を加え、少しずつ動かしていきます。しかし治療が終わり、これらの装置が外れると歯は元の位置に戻ろうとする力が働いてしまうのです。

後戻りの原因は?

後戻りの原因は一つではありません。様々な要因が複雑に絡み合い、後戻りを引き起こします。

歯根膜の弾性

歯を支える歯根膜には元の位置に戻ろうとする弾性があります。
矯正装置によって歯が移動すると、歯根膜も引き伸ばされたり圧縮されたりします。装置が外れると、この歯根膜の弾性によって歯が元の位置に戻ろうとするのです。

舌や唇、頬の筋肉の圧力

舌や唇、頬の筋肉は常に歯に圧力をかけています。
矯正治療によって歯並びが変わるとこれらの筋肉のバランスも変化し、新しい歯並びに適応しようとする過程で歯に力が加わります。この力が後戻りの原因となることがあります。

加齢

年齢を重ねると歯や歯茎、顎の骨などが変化して歯並びが少しずつ変化することがあります。
特に歯周病などで歯茎や骨が弱っていると、後戻りが起こりやすくなります。

歯ぎしりや食いしばり

歯ぎしりや食いしばりは歯に強い力がかかるため、後戻りの原因となります。
特に夜間の歯ぎしりや食いしばりは、無意識のうちに行われることが多いため注意が必要です。

舌の癖や口呼吸

舌で歯を押す癖や口呼吸は歯並びを悪化させる原因となります。
矯正治療後もこれらの癖が続くと、後戻りのリスクが高まります。

リテーナーの不適切な使用

リテーナーは後戻りを防ぐための非常に重要な装置です。
しかし指示された時間通りに装着しなかったりお手入れを怠ったりすると、その効果が十分に発揮されず後戻りが起こりやすくなります。

後戻りを防ぐために、具体的に何ができるのでしょうか?

次の章では後戻りを防ぐための具体的な対策、特に「リテーナー」という装置の重要性について詳しく解説します。

後戻りを防ぐためには?

後戻りを防ぐためには?

後戻りを防ぐためには、まさに「継続は力なり!」 歯科医師の指示に従いリテーナーを毎日コツコツと装着することが何よりも大切です。
リテーナーには大きく分けて2つの種類があります。それぞれの特徴を理解して、あなたに合ったタイプを選びましょう。

1. 固定式リテーナー(ワイヤータイプ)

1. 固定式リテーナー(ワイヤータイプ)

特徴

歯の裏側に細いワイヤーを接着剤で固定するタイプのリテーナーです。

メリット
  • 取り外しができないため、装着時の違和感や紛失の心配がありません。
  • 食事や歯磨きの際に外す必要がないため、装着時間をしっかりと確保できます。
  • 主に前歯の裏側に装着され、後戻りしやすい前歯の歯並びをしっかりとキープします。
デメリット
  • 装置が目立ちやすい場合があります。(※ただし、近年では、より目立ちにくい素材やデザインのワイヤーも開発されています。)
  • 発音に影響が出る場合があるため、慣れるまで時間がかかることがあります。
  • 定期的な歯科医院でのクリーニングが必要です。ワイヤーの周りにプラーク(歯垢)が溜まりやすいため、丁寧な歯磨きと定期的なクリーニングが重要です。

2. 可撤式リテーナー(マウスピースタイプ)

2. 可撤式リテーナー(マウスピースタイプ)

特徴

透明なマウスピース型の装置で、取り外しが可能なタイプのリテーナーです。

メリット
  • 装着時の見た目が目立ちにくく、周囲に気づかれずに矯正治療を続けられます。
  • 食事や歯磨きの際は取り外せるため、口腔内を清潔に保ちやすいです。
  • 装着感が比較的快適で発音への影響も少ないです。
デメリット
  • 紛失や破損のリスクがあります。
  • 自己管理が必要で、装着時間をしっかりと確保する必要があります。
  • 1日20時間以上の装着が推奨されており、食事や歯磨きの時以外は装着する必要があります。

どのリテーナーがあなたに合う?

どのリテーナーを使用するかは、あなたの歯並びの状態やライフスタイル、そしてご希望などを考慮して歯科医師が判断します。

  • 後戻りのリスクが高い場合や自己管理に自信がない場合は、固定式リテーナーがおすすめです。
  • 見た目を気にされる方や食事や歯磨きの際に装置を外したい方は、取り外し式リテーナーがおすすめです。

リテーナーは、美しい歯並びを保つための「保険」

矯正治療後のリテーナー装着は、せっかく手に入れた美しい歯並びを長期的に維持するために非常に重要です。

しかし「リテーナーって本当に必要なの?」「面倒くさくて、ついサボってしまう…」そう思ってしまう方もいるかもしれません。
次の章では、リテーナー装着を怠るとどうなるのか、そのリスクについて詳しく解説していきます。

放置すると…後戻りするだけじゃない!定期検診を怠ると起こるコト

矯正治療が終わり、晴れて念願の美しい歯並びを手に入れたあなた。

「これで終わり!もう歯医者さんに行く必要はないかな?」
「リテーナーも面倒だし、もういいかな…」

そんな風に思っていませんか?

実は矯正治療後の定期検診を怠ると、後戻りのリスクが高まるだけでなく様々な問題が起こる可能性があります。

1. 虫歯や歯周病の発生・再発:矯正装置が外れても安心は禁物!

矯正装置がなくなったことで、歯磨きがしやすくなったと感じる方も多いでしょう。しかし、油断は禁物です。

歯並びの変化で新たな磨き残しポイントが

歯並びが変化したことで、以前は磨きやすかった場所が逆に磨きにくくなっていたり新たな磨き残しポイントが生じたりすることもあります。

歯の表面に微細な傷

矯正治療中に歯の表面に微細な傷がついている場合があり、そこにプラークが溜まりやすくなることも。

唾液の分泌量の変化

ストレスや生活習慣の変化により、唾液の分泌量が減少して虫歯や歯周病のリスクが高まることもあります。

定期検診では、プロによるクリーニングや歯磨き指導を受けることで、これらのリスクを未然に防ぎ、お口の健康を守ることができます。

2. 噛み合わせの変化:放置すると顎関節症に!?

矯正治療後も、顎の成長や歯の磨耗などにより噛み合わせが少しずつ変化することがあります。

顎関節症のリスク

噛み合わせの変化を放置すると顎関節に負担がかかり、顎関節症を引き起こす可能性があります。顎関節症は顎の関節や周囲の筋肉に痛みや違和感、口が開きにくい、顎を動かすと音が鳴るなどの症状を引き起こします。さらに放置すると頭痛や肩こり、耳鳴り、さらには全身の姿勢の悪化にまで繋がる可能性も…。

見た目の変化

噛み合わせの変化は顔のバランスにも影響を与えることがあります。

定期的な検診で噛み合わせをチェックし、必要に応じて調整を受けることでこれらの問題を予防することができます。

3. リテーナーの破損や不適合:後戻りの原因にも

リテーナーは毎日使用することで、徐々に劣化したり変形したりすることがあります。また、歯並びがわずかに変化することでリテーナーが合わなくなることもあります。

後戻りのリスク

リテーナーが破損していたりフィットしていなかったりすると歯が動きやすくなり、後戻りが起こりやすくなります。

口腔内トラブル

変形したリテーナーは口内を傷つけ、口内炎などのトラブルを引き起こす可能性もあります。

定期検診ではリテーナーの状態をチェックし、必要に応じて修理や作り直しを行うことができます。

定期検診は「お口の健康維持」に欠かせません

矯正治療後の定期検診は後戻りだけでなく、虫歯や歯周病、噛み合わせの問題など様々な口腔トラブルを未然に防ぐために非常に重要です。

「でも、定期検診って具体的にどんなことをするの?」
「費用はどれくらいかかるの?」

そんな疑問にお答えするため、次の章では矯正治療後のケアに関するよくある質問をQ&A形式で解説していきます。

矯正治療後のケア、疑問を解決します!Q&A

矯正治療後のケアについて、気になる疑問を解消していきましょう。
正しい知識を身につけることで、美しい歯並びを安心して長く保つことができます。

Q. リテーナーはいつまで装着すればいいですか?

  1. 歯並びの状態や年齢、治療方法などによって個人差がありますが、一般的には最低でも2〜3年は必要です。

その後は歯科医師の指示に従って徐々に装着時間を減らしていくことはできますが、せっかく手に入れた美しい歯並びをキープするためにできる限り長く、理想的には一生涯使い続けていただきたいと考えています。
最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、矯正治療を始めると装置を装着することに慣れてきます。リテーナーも同様で毎日装着することで自然と生活の一部となり、歯並びを維持するための大切な習慣となるでしょう。

定期的な歯科検診で歯並びの状態をチェックし、適切な装着時間を調整しながら一緒に美しい歯並びを保っていきましょう。

Q. リテーナーの装着時間を守らないとどうなるの?

  1. せっかく矯正治療で手に入れた美しい歯並びが元の状態に戻ってしまう「後戻り」が起こりやすくなります。

後戻りの程度はリテーナーを外していた期間や歯並びの状態、年齢などによって異なりますが、場合によっては再矯正が必要になることもあります。
再矯正となれば、再び時間的、経済的、肉体的負担を強いられることになりますので、指示された装着時間を守り後戻りを防ぐことが大切です。

美しい歯並びを維持するためにも、リテーナーは毎日忘れずに装着しましょう。

Q. 定期検診はどのくらいの頻度で受ければいいですか?

  1. 矯正治療後は、3ヶ月〜半年に1回の頻度で定期検診を受けることをおすすめします。

定期検診では、

  • 歯並びや噛み合わせの状態をチェック
  • 虫歯や歯周病の検査
  • 歯のクリーニング
  • リテーナーの調整

などを行います。

定期検診は矯正治療後の歯並びを安定させ、お口の健康を維持するために非常に重要です。
歯並びを長く維持するためにも定期検診は欠かせません。ぜひお気軽にご予約ください。

Q. 定期検診では具体的にどんなことをしますか?

  • 歯並びと噛み合わせのチェック: 矯正治療後の歯並びや噛み合わせが安定しているか、後戻りの兆候がないかなどを確認します。
  • 虫歯・歯周病の検査: 虫歯や歯周病の有無を検査し、早期発見・早期治療に努めます。
  • 歯のクリーニング: 歯の表面や歯と歯の間、歯周ポケットなどを専門的な器具でクリーニングし、口腔内を清潔に保ちます。
  • リテーナーの調整: リテーナーの破損や変形、不適合があれば、修理や調整を行います。
  • 歯磨き指導: 変化した歯並びに合わせた、より効果的な歯磨き方法を指導します。
  • その他: 気になることや不安なことがあれば、何でもご相談ください。

Q. 定期検診の費用はどれくらいかかりますか?

  1. 定期検診の費用は、保険適用となる場合と自費診療となる場合があります
    内容や費用については、お気軽に当院までお問い合わせください。

定期検診で、あなたの笑顔と健康を守りましょう

定期検診は矯正治療後の歯並びを維持し、お口の健康を守るために欠かせません。

「でも、忙しくてなかなか通院できない…」
「費用も気になるし…」

そんな方も、まずはお気軽に当院にご相談ください。

当院の定期検診で、あなたの笑顔と健康をサポート

当院の定期検診で、あなたの笑顔と健康をサポート

専門家による徹底チェック

当院では経験豊富な矯正歯科医と歯科衛生士が、あなたの歯並びや口腔内の状態を丁寧にチェックします。

  • 歯並びと噛み合わせの確認: 矯正治療後の歯並びが安定しているか、後戻りの兆候がないか、噛み合わせに問題がないかなどを確認します。
  • 虫歯・歯周病の検査: 虫歯や歯周病の有無を検査し、早期発見・早期治療に努めます。
  • 口腔内清掃状態の確認: 歯磨きがきちんとできているか、磨き残しがないかなどを確認し、必要に応じてブラッシング指導を行います。

プロフェッショナルクリーニングで徹底的なお口のお掃除

毎日の歯磨きだけでは落としきれない汚れや歯石を、専門的な器具を用いて徹底的にクリーニングします。

  • 歯の表面のクリーニング: 歯の表面に付着したプラークや着色汚れを除去し、ツルツルの歯に仕上げます。
  • 歯と歯の間のクリーニング: 歯ブラシの届きにくい歯と歯の間も、デンタルフロスや歯間ブラシを使って丁寧にクリーニングします。
  • 歯周ポケットのクリーニング: 歯周ポケットの奥深くまで入り込んだ歯石や汚れを除去し、歯周病の予防・改善を促します。

リテーナーの調整・修理

リテーナーの破損や変形や不適合があれば、その場で修理や調整を行います。
歯並びの変化に合わせて、新しいリテーナーの作成が必要になる場合もあります。

あなたに合わせた歯磨き指導

矯正治療後は歯並びが変化しているため、以前とは異なる歯磨き方法が必要になる場合があります。
当院では、あなたの歯並びに合わせた正しい歯磨き方法を丁寧に指導いたします。

その他、気になることは何でもご相談ください

定期検診では、上記以外にも、

  • ホワイトニング
  • 口臭予防
  • 歯ぎしり・食いしばり対策

など、様々なお口の悩みに関するご相談も承っております。

まとめ|美しい歯並びを一生の宝物に

矯正治療はゴールではなく、スタート地点です。
せっかく手に入れた美しい歯並びを一生涯にわたって維持していくためには、毎日のセルフケアと定期的な歯科検診が欠かせません。

当院では、患者様一人ひとりの口腔内状況やライフスタイルに合わせた、最適なメンテナンスプランをご提案いたします。

美しい歯並びを一生の宝物にするために、ぜひ当院の定期検診をご活用ください。
あなたのお悩みを丁寧に伺い、最適な治療プランをご提案いたします。

もりかわ歯科ではインビザライン専門ドクター 森川 康司をはじめ、経験豊富なスタッフが矯正治療中の患者様を全力でサポートいたします。口内炎のケアはもちろん治療に関する疑問や不安にも丁寧にお答えしますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。

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医療法人甦歯会 マイデンタルクリニックもりかわ歯科

  • 住所:〒581-0803 大阪府八尾市光町2丁目3 アリオ八尾2F
  • 電話番号:072-922-8148
  • 診療時間:10:00~13:00 / 14:00~19:00(年中無休)
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医療法人甦歯会 リノアス診療所もりかわ歯科

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医療法人甦歯会 もりかわ歯科 志記診療所

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  • 診療時間:9:30~13:00 / 14:00~18:30(休診日:日・祝)
  • URL:https://shiki-dental.jp/
抜歯してる患者

虫歯の抜歯費用は?保険適用の対象になる?抜歯治療の流れと期間の目安も

2024年11月6日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

虫歯が重度の状態にまで進行すると抜歯が必要になることがあります。「抜歯をする場合、どれくらいの費用がかかるの?」「保険は適用されるの?」など、抜歯にかかる費用について気になっている方もいるでしょう。

この記事では、虫歯で抜歯が必要になった場合にかかる費用の目安について詳しく解説します。抜歯が必要となるケースや抜歯の流れなどについても解説しますので、虫歯にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

虫歯の抜歯が必要となるケース

抜歯イメージ

虫歯が深刻な状態にまで進行し、治療しても改善が難しい場合、抜歯が必要になることがあります。以下に抜歯が必要となる代表的なケースをご紹介します。

歯の大部分が損傷している場合

虫歯が歯の根にまで進行し、歯の大部分が破壊されていると、詰め物や被せ物での修復は困難であるため、抜歯をするケースがほとんどです。虫歯が歯の根にまで進行している場合、すでに神経が壊死していることが多く、痛みを感じることはありません。

しかし、細菌に感染した歯を残しておくと、感染がさらに広がったり、細菌が血管に入り込んで心筋梗塞や脳梗塞などの全身疾患を引き起こしたりする可能性があります。これらのトラブルを避けるために、歯の大部分が損傷している場合には抜歯が推奨されるのです。

根管治療をしても改善が見込めない場合

虫歯が進行して歯の神経に達すると、根管治療が必要になります。根管治療とは、歯の内部にある神経や血管を取り除き、洗浄・消毒をして炎症を抑える治療のことです。根管治療をすることで歯を残せる可能性が高まります。

しかし、根管治療をしても症状が改善されない場合や細菌の取り残しなどによって虫歯が再発した場合には、抜歯が必要となることがあるのです。

虫歯の抜歯にかかる費用

虫歯の抜歯にかかる費用イメージ

虫歯になった歯を抜く場合にかかる費用は、どこの歯を抜歯するかで異なります。以下に、乳歯・前歯・奥歯を抜歯する場合にかかる費用の目安を解説します。

乳歯の抜歯

乳歯は永久歯に比べて抜歯が簡単で、費用が安いケースがほとんどです。保険適用の場合、一般的に1,000円〜3,000円程度となります。乳歯は通常自然に抜けますが、虫歯が進行している場合や、自然に抜けない場合に抜歯が必要となるケースがあります。

前歯の抜歯

前歯の歯根は奥歯の歯根に比べて単純な構造であるため、抜歯の難易度が低く、費用は3,000円〜5,000円程度が一般的です。前歯を抜歯すると見た目に影響が出るため、インプラントや入れ歯、ブリッジなどで歯を補う必要があります。その場合には、別で費用がかかります。

奥歯の抜歯

奥歯は前歯に比べると抜歯の難易度が高くなることがあります。奥歯の歯根は複雑な構造をしているためです。費用は5,000円〜7,000円程度が一般的です。

埋まっている親知らずを抜歯する場合には、手術が必要となるケースもあります。その場合は費用がさらに高額になる可能性があるでしょう。

虫歯の抜歯費用は保険適用の対象?

虫歯の抜歯費用は保険適用の対象かイメージ

虫歯の抜歯費用は、基本的に保険が適用されます。虫歯が進行して治療が困難になり、抜歯が必要と判断された場合は保険が適用されます。

ただし、保険が適用されるのは、虫歯や歯周病の治療のために抜歯が必要だと判断された場合に限られます。審美目的や予防的な理由で抜歯をする場合には、保険適用外となります。

また、抜歯後にはインプラントや入れ歯、ブリッジなどの補綴治療を行うことが一般的です。補綴治療には保険が適用される治療と保険適用外の治療があるため、事前に歯科医師に確認しましょう。

虫歯の抜歯治療の流れと治療期間の目安

虫歯の抜歯治療期間の目安

抜歯自体は1回の通院で完了することがほとんどです。

しかし、事前の検査や抜歯後の経過観察などを含めると、数回の通院が必要となります。補綴治療まで含めると、1〜3ヶ月程度かかることがあります。では、抜歯はどのような流れで行われるのでしょうか。以下に、一般的な抜歯の流れをご紹介します。

診察・レントゲン検査

まず、歯科医師が虫歯の状態を確認します。レントゲン撮影を行い、歯根や周囲の骨の状態を確認したうえで抜歯が必要かどうかを判断します。診察と検査は通常1回の通院で完了します。

麻酔

抜歯をする際、痛みを和らげるために局所麻酔を施します。麻酔が十分に効いてから抜歯が行われます。

抜歯

歯を抜く手順は、歯の種類や状態によって異なりますが、専用の器具を使用し、歯を脱臼させて抜くことが一般的です。通常の抜歯であれば10〜30分ほどで完了します。

横向きに生えている親知らずや完全に埋まっている親知らずは、歯茎を切開して歯を露出させてから抜きます。場合によっては歯を分割することもあるでしょう。この場合には、さらに時間がかかります。

歯茎を切開して抜歯をした場合には、穴をきれいにしたあとに縫合することもあります。

抜歯後の処置と経過観察

抜歯後は止血処置が行われ、ガーゼを噛んで安静にします。感染症を予防するために、抗生物質が処方されることが一般的です。治癒期間は通常1〜2週間ですが、経過によっては追加で通院が必要になる場合もあります。

虫歯を抜歯するメリット・デメリット

虫歯を抜歯するメリット・デメリットイメージ

虫歯になった場合、基本的には歯を残せるように治療を行うのが一般的です。

しかし、上述したとおり、さまざまな理由で抜歯が必要となるケースがあります。虫歯を抜歯するとどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。ここでは、抜歯をするメリットとデメリットについて解説します。

虫歯を抜歯するメリット

虫歯を抜歯するメリットは、以下の通りです。

痛みがなくなる可能性がある

虫歯が重度の状態にまで進行すると、激しい痛みが発生することがあります。根管や周囲の組織が細菌に感染することで、さらなる問題を引き起こすこともあります。抜歯をして感染源を取り除くことで、痛みの緩和につながる場合があるのです。

特に、根管治療をしても改善が見込めない場合や感染が広がっている場合に、抜歯が選択されることが多いです。

お口全体の健康を守ることができる

進行した虫歯を放置すると、隣接する歯や歯茎に悪影響を及ぼす可能性があります。特に、感染がほかの歯にまで広がると、さらなる虫歯や歯周病の原因となります。抜歯をすることで、ほかの歯への影響を防ぎ、お口全体の健康を守ることが可能です。

虫歯を抜歯するデメリット

虫歯を抜歯するデメリットは、以下の通りです。

歯の機能が低下する

抜歯をするということは、当然ながら歯を失うことになります。歯を失うことで噛み合わせのバランスが崩れると、隣接する歯に負担がかかる可能性があります。

また、抜歯後にインプラントやブリッジ、入れ歯などで歯を補わないと、空いたスペースに隣の歯が移動し、歯並びが乱れることがあります。結果として噛み合わせが悪化し、食事や発音に影響を与える可能性があります。

補綴治療が必要になる

抜歯後は、インプラントやブリッジ、入れ歯などの補綴治療が必要となり、追加で費用や時間がかかります。

補綴治療は1回の通院で完了するものではありません。また、インプラント治療は、人工の歯根を顎の骨に埋め込むために外科的な手術が必要となるため、身体的に負担がかかります。治療後も定期的にメンテナンスに通う必要があり、長期的なケアが求められます。

治癒に時間がかかる場合がある

抜歯後は、歯茎や骨が治癒するまでに時間がかかることがあります。特に複雑な抜歯では、痛みや腫れが続くことがあります。治りが悪い場合には追加の処置が必要になることもあるでしょう。そのため、抜歯後は歯科医師の指示に従ってケアを行うことが大切です。

まとめ

虫歯の抜歯をした患者

虫歯の抜歯費用は、歯の種類や抜歯の難易度によって異なります。

一般的な目安として、乳歯の抜歯は1,000円〜3,000円程度、前歯の抜歯は3,000円〜5,000円程度、奥歯や親知らずの抜歯は5,000円〜7,000円程度です。保険が適用されるのは、虫歯や歯周病の治療のために抜歯が必要と判断された場合に限られます。

抜歯後にはインプラントやブリッジ、入れ歯などの歯を補う治療が行われることが多いです。これらの治療には保険が適用されないものもあります。保険が適用されない場合は、全額自己負担となるため高額な費用がかかります。

費用については、治療を受ける前に歯科医師に確認しておきましょう。

虫歯にお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

市販のマウスピースで歯科矯正ってできるの?メリット・デメリットを徹底解説!

市販のマウスピースで歯科矯正ってできるの?メリット・デメリットを徹底解説!

2024年11月1日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

「歯並びが気になるけど、矯正治療は高そうだし…」
「手軽に歯並びを良くしたいな…」
「市販のマウスピース矯正ってどうなんだろう?」

そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか?

近年、手軽に購入できる市販のマウスピース矯正(セルフ矯正)が注目を集めています。しかし、本当に効果があるのでしょうか? 歯科医院での矯正治療と比べて、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

この記事では、市販のマウスピース矯正について、その特徴やリスク、歯科医院での矯正治療との違いなどを詳しく解説していきます。

市販のマウスピース矯正って?手軽に歯並びを良くしたいけど…

市販のマウスピース矯正とは、ドラッグストアやインターネット通販などで購入できる、歯科医師の診断や処方箋なしで使える矯正装置のことです。

手軽さと費用の安さが魅力

市販のマウスピース矯正の最大の魅力は、その手軽さと費用の安さでしょう。

専門の歯科医院を受診する必要がなく、手軽に購入できる

忙しくてなかなか歯科医院に行けない方や、人目が気になる方でも、自分のペースで気軽に矯正を始められます。

費用が安い

歯科医院での矯正治療に比べて、費用が圧倒的に安い傾向があります。数千円から数万円で購入できる商品が多く、経済的な負担が少ないのも魅力の一つです。

見た目が目立ちにくい

透明なマウスピースを使用するため、装着していても周囲に気づかれにくいです。人目を気にせず、日常生活を送ることができます。

歯科医院での矯正と何が違うの?

手軽で費用も抑えられる市販のマウスピース矯正。魅力的に感じるかもしれませんが、歯科医院で行うマウスピース矯正とは、実は大きな違いがあるんです。

歯科医院のマウスピース矯正と何が違うの?

歯科医院のマウスピース矯正と何が違うの?

市販のマウスピース矯正と、歯科医院で行うマウスピース矯正(インビザラインなど)には、一体どんな違いがあるのでしょうか?一見同じように見えても、実はその中身は大きく異なります。

1. 診断・治療計画

一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療 vs. 全員同じ既製品

歯科医院での矯正治療は、まさにあなたのためだけの「オーダーメイド治療」です。レントゲン撮影や口腔内スキャンなどの精密な検査を行い、あなたの歯並びや顎の状態、そして治療の目標をしっかりと把握した上で、最適な治療計画を立てます。

一方、市販のマウスピース矯正は、残念ながら「既製品」です。個々の状態に合わせた調整ができないため、効果が限定的であったり、場合によっては歯並びを悪化させてしまうリスクも潜んでいます。

2. マウスピースの品質

医療グレード vs. ???

歯科医院で使用するマウスピースは、医療グレードの高品質な素材で作られており、耐久性や安全性に優れています。長期間の使用でも変形しにくく、安心して治療を続けることができます。

一方、市販のマウスピースは、その品質が保証されていない場合があり、粗悪な素材で作られていることも。長期間の使用で変形したり、破損したりするリスクが高く、口腔内を傷つけてしまう可能性も否定できません。

3. 専門家によるサポート

安心の治療 vs. 自己責任

歯科医院での矯正治療では、矯正歯科医や歯科衛生士が、あなたの治療の進捗状況を定期的に確認し、必要に応じてマウスピースの調整や適切なアドバイスを行います。

一方、市販のマウスピース矯正は全てが自己責任での使用となります。

  • 装着していて痛みや違和感があるけど、どうしたらいいの?
  • マウスピースが破損してしまった…
  • 歯並びが思ったように動いていない気がする…

このようなトラブルが発生した場合でも、専門家のサポートを受けることができません。

歯科医院での矯正治療、その安心感をあなたに

ここまで、市販のマウスピース矯正と歯科医院での矯正治療の違いについて解説してきました。

「安いから」「手軽だから」という理由だけで、市販のマウスピース矯正を選んでしまうと、取り返しのつかない事態を招く可能性も…。

次の章では、セルフ矯正で起こりうる具体的なトラブルについて解説していきます。

実は危険がいっぱい!?セルフ矯正で起こるトラブル

「手軽に試せるなら、ちょっと試してみようかな…」

そう思って、市販のマウスピース矯正に手を伸ばしていませんか?
確かに、手軽さや費用の安さは魅力的ですが、その裏には、あなたの歯と健康を脅かす様々なリスクが潜んでいるかもしれません。

実は危険がいっぱい!?セルフ矯正で起こるトラブル

セルフ矯正のリスク、侮ってはいけません

セルフ矯正は、手軽で費用も安いというメリットがある一方で、以下のようなリスクやトラブルも報告されています。

歯並びの悪化

適切な診断や治療計画なしにマウスピースを使用すると、歯並びがさらに悪化したり、噛み合わせに問題が生じたりする可能性があります。自己判断で歯を動かそうとすると思わぬ方向に歯が動いてしまい、かえって治療が困難になるケースも。

歯や歯茎へのダメージ

歯根吸収

歯の根っこが短くなってしまう「歯根吸収」が起こり、歯がグラグラしたり、最悪の場合は抜歯が必要になることもあります。

歯肉退縮

歯茎が下がってしまい、歯が長く見えたり、冷たいものや温かいものがしみやすくなる「知覚過敏」が起こったりする可能性があります。

顎関節症

顎関節に負担がかかり、顎の痛みや clicking音、開口障害などを引き起こすことがあります。

虫歯や歯周病

マウスピースの装着時間が長すぎたり、お手入れが不十分だったりすると、口腔内が不衛生になり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。特に、食事の後、歯磨きをせずにマウスピースを装着したり、マウスピースを清潔に保たなかったりすると、口腔内は虫歯菌や歯周病菌の温床となり、口腔内環境が悪化してしまいます。

トラブル発生時の対応が難しい

セルフ矯正では専門家のサポートを受けることができないため、トラブルが発生した場合でも適切な対応ができない可能性があります。

歯科医院での矯正治療、その価値とは?

「もしかして、もう手遅れかも…」
「セルフ矯正してしまったけど、大丈夫かな…」

そんな不安を感じている方もいるかもしれません。

次の章では、セルフ矯正と歯科医院でのプロの矯正治療を比較し、それぞれのメリット・デメリットを徹底解説していきます。

セルフ矯正とプロの矯正、メリット・デメリットを徹底比較!

セルフ矯正とプロの矯正、メリット・デメリットを徹底比較!

セルフ矯正の魅力は、なんといってもその「手軽さ」と「費用の安さ」ですよね。でも、ちょっと待ってください。「安かろう悪かろう」という言葉があるように、安易に飛びついてしまうと、後々後悔することになるかもしれません。

ここでは、セルフ矯正と歯科医院でのプロの矯正治療を比較し、それぞれのメリット・デメリットを徹底的に解説していきます。

それぞれのメリット・デメリット比較

市販のマウスピース矯正

メリット
  • 手軽に入手できる
  • 費用が安い
デメリット
  • 効果が限定的
  • 歯並びが悪化のリスク
  • 歯根吸収や歯肉退縮のリスク
  • 顎関節症のリスク
  • 虫歯や歯周病のリスク
  • トラブル発生時の対応が難しい

歯科医院での矯正治療

メリット
  • 専門家による診断と一人ひとりに合わせた治療計画
  • 適切な治療とサポート
  • 安全性の高い装置
  • 医療費控除の適用可能性
デメリット
  • 費用が高い
  • 通院が必要

あなたの大切な歯を守るために

「歯並びを良くしたい」という気持ちは、誰しもが持つ自然な願いです。しかし、その願いを叶えるためには、正しい知識と適切な治療が不可欠です。セルフ矯正は一見手軽で魅力的に見えるかもしれませんが、そのリスクをしっかりと理解し、慎重に検討する必要があります。

歯並びの悩み、プロの矯正歯科医に相談してみよう!

市販のマウスピース矯正は、その手軽さや費用の安さから魅力的に見えるかもしれません。しかし、専門家による適切な診断や治療計画なしに矯正を行うことは、大きなリスクを伴います。

歯並びや噛み合わせは、見た目の美しさだけでなく、全身の健康や口腔機能にも大きな影響を与える重要な要素です。

セルフケアでの矯正は、

  • 歯並びや噛み合わせをさらに悪化させてしまう
  • 歯や歯茎にダメージを与えてしまう
  • 後戻りが起こりやすい

といったリスクが伴います。

専門家の力を借りて、安心・安全な矯正治療を

専門家の力を借りて、安心・安全な矯正治療を

歯科医院での矯正治療は、専門知識と豊富な経験を持つ矯正歯科医が、あなたのお口の状態を徹底的に検査・診断し、一人ひとりに合った最適な治療計画を立てます。

精密な検査と診断

お口の中の状態だけでなく、顔全体のバランスや骨格、筋肉の状態なども考慮し、総合的な診断を行います。

オーダーメイドの治療計画

あなたの歯並びの状態や治療目標、ライフスタイルに合わせて、最適な治療計画を立てます。治療期間や費用、使用する装置などについても、詳しく説明します。

適切な治療とサポート

治療中は、定期的に通院していただき、歯の動きや装置の状態をチェックします。問題があれば、すぐに対応し、安心して治療を進められるようサポートします。

安全性の高い装置

歯科医院で使用する矯正装置は、医療グレードの高品質な素材で作られており、耐久性や安全性に優れています。

医療費控除の適用可能性

歯科医院での矯正治療は、条件を満たせば医療費控除の対象となる場合があります。治療費の一部が戻ってくる可能性があるため、経済的な負担を軽減できます。

医療控除の適用に関しては以下の記事も是非ご覧ください!

▶歯列矯正は医療費控除の対象? 仕組みや条件をお教えします!

あなたに寄り添う、もりかわ歯科の矯正治療

あなたに寄り添う、もりかわ歯科の矯正治療

当院では、患者様一人ひとりの口腔内状況やご要望に合わせて、最適な矯正治療プランをご提案いたします。

無料相談

矯正治療に関する疑問や不安を解消し、安心して治療を受けていただけるよう、丁寧なカウンセリングを行います。

痛みの少ない治療

最新の技術や機器を導入し、痛みの少ない治療を心がけています。

目立ちにくい矯正装置

マウスピース矯正(インビザライン)や裏側矯正など、見た目を気にせず治療を進められる装置もご用意しています。

費用面でのサポート

分割払いなど、患者様のご負担を軽減できるよう、様々な支払い方法をご提案いたします。

まとめ「後悔しない矯正治療のために、まずは専門家にご相談を」

この記事では、市販のマウスピース矯正について、その特徴やリスク、歯科医院での矯正治療との違いなどを解説してきました。

セルフ矯正は、手軽で費用も安いというメリットがある一方で、歯並びが悪化したり、様々なトラブルを引き起こすリスクがあります。一生付き合っていく大切な歯だからこそ、安易なセルフ矯正ではなく、専門家による適切な診断と治療を受けることが重要です。

「歯並びを良くしたいけど、どこに行けばいいか分からない…」
「費用が心配…」

そんな方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
あなたの歯並びのお悩みを丁寧に伺い、最適な治療プランをご提案いたします。

もりかわ歯科ではインビザライン専門ドクター 森川 康司をはじめ、経験豊富なスタッフが矯正治療中の患者様を全力でサポートいたします。口内炎のケアはもちろん治療に関する疑問や不安にも丁寧にお答えしますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。

マウスピース矯正LPバナー
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医療法人甦歯会 マイデンタルクリニックもりかわ歯科

  • 住所:〒581-0803 大阪府八尾市光町2丁目3 アリオ八尾2F
  • 電話番号:072-922-8148
  • 診療時間:10:00~13:00 / 14:00~19:00(年中無休)
  • URL:https://yao-shika-morikawa.or.jp/

医療法人甦歯会 リノアス診療所もりかわ歯科

  • 住所:〒581-8680 大阪府八尾市光町2丁目60 リノアス7F
  • 電話番号:072-992-8148
  • 診療時間:10:00~13:00 / 14:00~19:00(年中無休)
  • URL:https://yao-shika-morikawa.or.jp/

医療法人甦歯会 もりかわ歯科 志記診療所

  • 住所:〒581-0031 大阪府八尾市志紀町2丁目45 小枝ビル1階
  • 電話番号:072-949-4673
  • 診療時間:9:30~13:00 / 14:00~18:30(休診日:日・祝)
  • URL:https://shiki-dental.jp/
歯科検診を受けている子供

子どもの歯科検診では何をするの?何歳から?検査内容、費用と頻度を紹介

2024年10月30日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

「子どもの歯科検診っていつから受ければいいの?」と疑問に感じている方もいるかもしれません。乳歯は永久歯に比べて虫歯になりやすく、虫歯が進行しやすいといわれています。そのため、乳歯が生え始めた赤ちゃんの時期から検診を受けることが推奨されています。

今回は、歯科検診を受ける年齢や検査内容、費用と頻度、子どもの歯科検診のメリット・デメリットなどについて解説します。

子どもの歯科検診は何歳から?

歯科検診を受けている子供

赤ちゃんの歯は生後6ヵ月程度で生え始めます。そのため、この時期に歯科検診を受け始めるよう推奨されています。1歳を過ぎるころには上下の歯が生え揃うため、噛み合わせの確認も行っていきます。

「0歳のうちから歯医者さんは早いのでは?」と感じる保護者の方も多いかもしれませんが、早期に始めることにより将来的な歯の健康にも繋がるでしょう。

子どもの歯科検診が重要な理由

なぜ子どもの歯科検診が重要なのでしょうか。以下では、子どもの歯科検診が重要な理由について解説します。

虫歯を早期発見・治療できる

乳歯は、永久歯に比べて薄くて柔らかいという特徴があります。歯質自体が弱いため、一度虫歯になると進行するスピードが早いのです。

「乳歯はいずれ永久歯に生え変わるから虫歯になっても問題ない」と考える方もいますが、乳歯の虫歯を放置すると永久歯の形や色にも影響を及ぼすことがあります。それ以外も、虫歯を放置すると歯並びや顎の発達に影響が出ることも考えられるでしょう。

特に、子どもの場合には自覚症状があまりないことや、痛みや違和感を言葉で伝えられないことから、重症化しやすいといえます。定期的な歯科検診により、早期発見・治療を行うことが重要なのです。

正しい口腔ケアを身につけられる

早い段階から歯科医院に慣れ、正しいケアを身につけることは、将来的な歯の健康の土台を築く上でも重要です。定期検診では、成長段階に応じてお口の状態に合ったセルフケア方法を指導します。

特に、成長期のお子さまの場合、常にお口の状態が変化していきます。同じ方法でケアを続けていると磨き残しが発生する可能性が高いでしょう。定期的にチェックすることは、非常に意義のあることといえます。

子どものうちから定期検診やセルフケアを当たり前のこととして受け入れられると、大人になってからも適切なケアを続けられます。

口内の異常を早期に発見できる

子どもの歯並びは、乳歯から永久歯に生え変わる時期に悪化し始めることがあります。

歯並びの乱れは見た目だけの問題ではなく、顎の発達や噛み合わせに影響を及ぼすことが考えられます。また、歯並びが乱れて歯磨きがしにくくなった場合、虫歯や歯周病のリスクも高まるでしょう。

小児期の矯正治療は、乳歯と永久歯が混在している時期に始めることが望ましいです。早期に発見すれば、スムーズに矯正治療に進むことも可能です。

子どもの歯科検診の検査内容

歯科検診を受けている子供

では、子どもの歯科検診ではどのようなことを行うのでしょうか。以下では、歯科検診で行う検査や処置の内容について解説します。

磨き残しの確認

子どもの歯科検診では、歯科医師や歯科衛生士がお子さまの口の中の状態を丁寧にチェックします。磨き残しやすい部分があると虫歯のリスクが高まるため、ブラッシングが不十分な箇所やブラッシングの癖などをチェックすることが重要です。

虫歯の有無の確認

歯科検診では、虫歯ができていないかも確認します。乳歯は虫歯の進行スピードが速いため、早期に発見・治療を行うことが大切です。

虫歯が見つかった場合には、穴が開いていない初期虫歯であればフッ素を塗布して様子をみることになるでしょう。すでに穴が開いているような場合には、虫歯を削って詰め物をすることもあります。

噛み合わせの確認

子どもの歯科検診では、噛み合わせのチェックも行います。特に、奥歯の噛み合わせが合っていない場合には、将来的に歯並びが乱れたり噛み合わせに問題が生じたりすることがあります。

早期に噛み合わせや歯並びの問題を発見できれば、顎の成長を利用した矯正治療も可能です。

レントゲン検査

目視だけでは確認が難しい場合には、レントゲン検査を行うこともあります。特に、乳歯から永久歯へ生え変わる時期には、乳歯の下にある永久歯が正しい方向で生えてくるかを確認することもあります。

将来的に生えてくる永久歯の向きや位置はもちろん、永久歯が存在しない先天性欠損の早期発見も可能です。

食生活の確認

子どものお口の中の健康と食生活は大きく関わっています。特に、糖分を多く含む食品を多く摂っている場合は、虫歯菌のエサとなるため食生活の改善が必要です。

虫歯を恐れて食事を制限すれば、子どもの成長に悪影響を及ぼす可能性もありますので適切な食事の摂り方を知ることが重要です。お子さまの食生活について気になることや不安なことがあれば、歯科医師や歯科衛生士にご相談ください。

クリーニング

子どもの歯科検診では、歯のクリーニングも行います。クリーニングでは普段の歯磨きでは落としきれない汚れや歯垢などを丁寧に取り除きます。

毎日しっかり磨いているつもりでも磨き残すことはありますので、定期的なクリーニングが非常に重要です。

歯磨き指導

歯科検診で行った検査の結果をもとに、適切な歯磨きの方法を指導します。磨き残しやすい部分や歯磨きの癖を知り、正しい方法を確認することで自宅でのケアもしやすくなるでしょう。

フッ素塗布

乳歯は永久歯よりも歯質が弱いため、定期的にフッ素を塗布して歯質を強化することも重要です。フッ素の効果が持続する期間は3ヵ月~4ヵ月ですので、定期的にフッ素を塗布しましょう。

子どもの歯科検診の費用と頻度

子どもの歯科検診の費用イメージ

「子どもの歯科検診ってどのくらいの費用がかかるの?」「何度も通わないといけないの?」と疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。ここからは、子どもの歯科検診の費用と頻度についてみていきましょう。

子どもの歯科検診の費用

子どもの歯科検診では、自治体の医療費助成が受けられることが一般的です。風邪などで小児科を受診するときと同様に、保険証と医療費助成証明書を持っていけば、負担額を軽減できます。

実際の負担額は自治体によって異なりますので、お住まいの地域で確認するようにしましょう。なお、子どもの歯科受診であっても、中には医療費助成が受けられない治療や処置もあります。

例えば、染め出し剤を用いたブラッシング指導や、虫歯予防のためのシーラント処置などは適用外となることもありますので、詳しくは歯科医院へご確認ください。

子どもの歯科検診の頻度

子どもの歯科検診の頻度の目安は、3ヵ月~4ヵ月に1回程度といわれています。虫歯や歯周病の原因となる歯石やバイオフィルムが形成されるのに3ヵ月~4ヵ月かかるためです。

歯石やバイオフィルムは、一度形成されると通常の歯磨きで取り除くことが難しくなります。そのため、歯科医院で専用の機器や器具を用いて取り除く必要があります。

歯石やバイオフィルムが形成されてしまっても、この頻度で歯科検診を受けていれば早期に対処が可能です。また、歯科検診ではフッ素塗布を受けることがありますが、フッ素の効果が持続する期間も3ヵ月~4ヵ月といわれています。

それ以上経過するとフッ素の効果が切れてしまいますので、定期的にフッ素を塗布することが大切です。

子どもの歯科検診のメリット・デメリット

子どもの歯科検診のメリット・デメリットイメージ

最後に、子どもの歯科検診のメリット・デメリットについて確認しましょう。

子どもの歯科検診のメリット

子どもの歯科検診のメリットは、虫歯の早期発見・治療ができることです。乳歯は虫歯になりやすく進行スピードも速いため、定期的にチェックすることが虫歯の予防にも役立ちます。

また、早いうちから適切なケアを身につけることで、将来的な虫歯のリスクも軽減できるでしょう。そのほか、成長段階では噛み合わせや顎の成長具合も変化しますので、何か問題が生じた場合でも早期に対処できるというメリットもあります。

子どもの歯科検診のデメリット

子どもの歯科検診は虫歯の予防や早期発見に役立ちますが、デメリットも存在します。歯科医院は、初めてのお子さまにとっては恐怖や不安を感じやすい場所でもあります。

医薬品の独特なにおいや医療機器、マスクを着けた歯科医師や歯科衛生士など、慣れない場所が苦手な赤ちゃんにとってはストレスになることがあります。この場合、少しずつ慣らしていく必要があるでしょう。

赤ちゃんや小さなお子さまの場合、痛みを伴うような治療をすることはほとんどありませんが、歯科医院がトラウマになる可能性もあります。子どもが安心して通えるような雰囲気の歯科医院を選ぶことも大切です。

まとめ

歯科検診によって健康な歯を維持できている子供

早いうちから歯科検診を受けることは、虫歯の早期発見や早期治療はもちろんですが、将来的な歯の健康維持にも役立ちます。特に、乳歯のうちは虫歯になりやすく進行スピードも速いため、定期的にチェックを続けていきましょう。

「検診を受けたいけれど赤ちゃんが泣くかもしれない」「子どもの歯の相談をしたいけれど初めてだから不安」という方も、まずは一度ご気軽にご相談ください。

お子さまの歯科検診を検討している方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

矯正治療中の食事制限は?美味しく食べられるメニューと注意点

矯正治療中の食事制限は?美味しく食べられるメニューと注意点

2024年10月25日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

「矯正治療を始めたいけど、食事制限が心配…」
「矯正中は、何を食べたらいいの?」
「我慢ばかりの食生活になるのは嫌だな…」

矯正治療を検討中の方や、すでに治療中の方にとって食事制限は大きな関心事の一つですよね。
この記事では矯正治療中の食事制限について、詳しく解説していきます。

矯正治療中の食事、制限ってホントにあるの?

矯正治療を始めるとなると、気になるのが食事制限。

「好きなものが食べられなくなるの?」
「我慢ばかりの食生活になるの?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。

矯正治療中の食事制限は主に矯正装置の種類によって異なります。

ワイヤー矯正の場合: ちょっと我慢が必要かも

ワイヤー矯正の場合: ちょっと我慢が必要かも

歯にブラケットやワイヤーといった装置が固定されているため、硬いものや粘着性のあるものは避けなければなりません。これらの食べ物は装置に強い力を加え、破損や変形を引き起こす可能性があるからです。

また、繊維質の多いものも注意が必要です。装置に挟まりやすく、取り除くのが困難なため、虫歯や歯周病の原因となるプラーク(歯垢)が蓄積しやすくなります。

さらに、カレーやコーヒーなど着色しやすい食べ物や飲み物も、装置に色がついてしまう可能性があります。せっかく美しい笑顔を目指して矯正治療をしているのに、装置が着色してしまっては残念ですよね。

マウスピース矯正(インビザラインなど)の場合: 食事の自由度が高い!

マウスピース矯正(インビザラインなど)の場合:食事の自由度が高い!

マウスピース矯正は取り外せるため、基本的に食事制限はありません。好きなものを好きな時に食べることができるのは大きなメリットです。

ただし、マウスピースを装着したまま飲食すると変色や破損の原因になるため、食事の際は必ず取り外しましょう。また糖分が多い飲み物や食べ物を頻繁に摂取すると、虫歯のリスクが高まるため注意が必要です。

食事制限が必要な理由: 矯正治療を成功させるために

矯正治療中は歯が少しずつ移動しているため、強い力が加わると装置が破損したり歯や歯茎を傷つけたりする可能性があります。

食べ物が装置に挟まると歯磨きがしづらくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
食事制限を守ることは矯正治療をスムーズに進め、健康な歯並びを手に入れるために非常に重要です。

制限を守らないとどうなるのか?

「ちょっとくらい大丈夫だろう…」と食事制限を甘く見ていると、さまざまなトラブルに繋がる可能性があります。

装置の破損や変形

硬いものを噛むとブラケットやワイヤーが破損したり、マウスピースが割れたりする可能性があります。そうなると再製作や修理に費用と時間がかかり、治療期間が延びてしまうことも。

治療期間の延長

装置の破損だけでなく、歯や歯茎の損傷も治療期間延長の原因となります。思わぬトラブルで矯正期間が延びてしまうのは避けたいですよね。

虫歯や歯周病のリスク増加

食べ物が装置に挟まり磨き残しが増えると、虫歯や歯周病のリスクが高まります。矯正治療中に虫歯治療が必要になるとさらに治療期間が延びたり、矯正治療自体に影響が出る可能性も。

痛みや不快感

硬いものを噛むと、歯や歯茎に痛みを感じることがあります。また粘着性のあるものが装置に付着すると不快感を感じることがあります。せっかくの矯正治療も痛みや不快感があると楽しめませんよね。

装置トラブルの元凶!?矯正中に避けるべき食べ物リスト

装置トラブルの元凶!?矯正中に避けるべき食べ物リスト

矯正治療中は、せっかくの美しい歯並びへの道のりを邪魔する「装置トラブル」には特に気をつけたいですよね。思わぬ装置の破損や治療期間の延長に繋がってしまうことも。

そこで矯正治療中に避けるべき「要注意な食べ物」をリストアップしました。しっかりチェックして快適な矯正ライフを送りましょう!

歯や装置にダメージ!「硬い食べ物」

フランスパンの皮、おせんべい、ナッツ類、氷、骨付き肉、リンゴなどの硬い果物などは矯正装置に強い負荷をかけ、ブラケットやワイヤーの破損、マウスピースのひび割れなどを引き起こす可能性があるため、注意が必要です。

装置に絡みつく!「粘着性のある食べ物」

キャラメル、ガム、ハイチュウ、グミ、餅、飴などは装置に絡みつきやすく、取り除くのが困難です。装置に付着したまま放置するとプラークが溜まりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを高めるため、避けるようにしましょう。

挟まると大変!「装置に挟まりやすい食べ物」

トウモロコシ、ポップコーン、繊維質の多い野菜(ごぼう、たけのこなど)は、装置の細かい部分に挟まりやすく、取り除くのが大変です。無理に取ろうとすると、装置を破損させてしまう可能性も…。

笑顔が台無し!?「着色しやすい食べ物や飲み物」

カレー、コーヒー、赤ワイン、ケチャップ、ソース、色の濃いジュースなどは装置や歯の表面に色がつきやすいです。せっかく美しい歯並びになっても装置や歯が着色してしまっては、笑顔の魅力も半減してしまいます。

避けるべき食べ物を理解したら、次は…

ここまで、矯正治療中に避けるべき食べ物を紹介してきました。

「じゃあ、何を食べればいいの?」
「矯正中でも美味しく食事を楽しみたい!」

そんなあなたのために、次の章では矯正中でも安心して食べられるメニューをご紹介します。ぜひ参考にして、食事制限の中でも美味しく楽しい食生活を送ってくださいね!

矯正中でも安心!美味しく食べられるメニューをご紹介

矯正中でも安心!美味しく食べられるメニューをご紹介

矯正治療中の食事制限、最初は何を食べたらいいのか不安になりますよね。でも諦めるのはまだ早いです!食事制限があるからといって、味気ない食事ばかりでは矯正治療へのモチベーションも下がってしまいます。

ここでは、矯正中でも安心して食べられる柔らかくて栄養満点なメニューの数々をご紹介します。工夫次第で制限中でも美味しく、そして楽しく食事ができることを実感していただけるはずです。

主食:食べやすさ重視!栄養もしっかり

うどん、そうめん、パスタ

柔らかくツルンとした麺類は矯正治療中の強い味方!消化にも優しくのどごしも良いので、痛みがある時でも食べやすいでしょう。温かい麺類は、冷えた麺類よりもさらに食べやすいのでおすすめです。

おかゆ、リゾット

噛む力が弱っていても安心。消化に良いおかゆやリゾットは胃腸にも優しく、栄養をしっかり吸収できます。様々な具材を加えることで、風味や栄養価をアップさせることも可能です。

パン粥

パンを牛乳やスープで柔らかく煮込んだパン粥は朝食にもぴったり。パンの甘みと牛乳やスープの風味が溶け合い、優しい味わいです。栄養満点なので忙しい朝でも手軽にエネルギー補給ができます。

主菜:たんぱく質もしっかり摂って健康な歯と身体を維持!

煮魚、蒸し魚

骨を取り除けば安心して食べられる魚料理です。煮魚や蒸し魚は消化吸収が良く、良質なたんぱく質やオメガ3脂肪酸など健康に欠かせない栄養素を豊富に含んでいます。

鶏肉のソテーやハンバーグ

柔らかく調理した鶏肉やふっくらジューシーなハンバーグは、矯正中でも食べやすいメニューです。鶏肉は低脂肪高タンパクで、ハンバーグは野菜を混ぜ込むことでさらに栄養価を高めることができます。

卵料理

卵焼きやスクランブルエッグ、茶碗蒸しなど、アレンジ自在な卵料理は矯正治療中の食卓を彩ります。卵は良質なたんぱく質やビタミン、ミネラルが豊富で、手軽に栄養補給ができるのも魅力です。

副菜:彩り豊かにビタミン・ミネラルをプラス

温野菜

茹でたり蒸したりした温野菜は、柔らかく消化にも良いので矯正治療中でも安心して食べられます。旬の野菜を取り入れて彩り豊かに食卓を演出しましょう。

豆腐

冷奴や湯豆腐、麻婆豆腐など、アレンジ次第で様々なメニューが楽しめる豆腐は低カロリー高タンパクで、矯正治療中の強い味方です。

スープ

野菜や肉、魚介類など、様々な具材を使ったスープは栄養バランスも良くおすすめです。温かいスープは冷えた体を温め、心もほっと癒してくれます。

デザート:我慢しないでOK!ご褒美スイーツで気分転換♪

ヨーグルト、プリン、ゼリー

柔らかくつるんとした食感が嬉しいデザートは、矯正治療中でも罪悪感なく楽しめます。フルーツやシリアルなどをトッピングして自分好みのアレンジを加えてみましょう。

スムージー

果物や野菜をミキサーで混ぜたスムージーは栄養満点で手軽に作れます。朝食代わりにしたり、おやつとして楽しんだり、様々なシーンで活躍します。

アイスクリーム

冷たいアイスクリームは矯正治療中の痛みを和らげる効果も期待できます。ただし食べ過ぎには注意し、食後の歯磨きも忘れずに行いましょう。

ちょっとした工夫でさらに快適に!矯正中の食事を楽しむコツ

ちょっとした工夫でさらに快適に!矯正中の食事を楽しむコツ

食事制限中でも、ちょっとした工夫と心構えで食事の楽しみは諦めずに済みます!

1. 食べ物を小さく切る:装置への負担を軽減&食べやすさアップ!

大きな塊の食べ物は噛む際に矯正装置に負担をかけたり、装置と歯の間に挟まったりする可能性があります。そこで、ひと口サイズにカットするひと手間を加えましょう。

  • 包丁で細かく切る
  • キッチンバサミでカットする
  • フォークやスプーンでほぐす

など、食材や調理法に合わせて工夫してみてください。

小さく切ることで、

  • 矯正装置への負担を軽減
  • 噛む回数を減らして痛みを軽減
  • 食べ物が装置に挟まるのを防ぐ
  • 見た目も美しく食欲アップ!

といったメリットがあります。

2. ゆっくりよく噛む:消化を助け、満腹感もアップ!

矯正装置があるとつい早食いになりがちですが、ゆっくりよく噛むことを意識しましょう。

よく噛むことで、

  • 消化を助けて胃腸への負担を軽減
  • 唾液の分泌を促し、虫歯予防にも効果的
  • 満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぐ

などのメリットがあります。

3. 痛みがある時は…無理せず、優しい食事を

矯正治療の初期や調整直後は、歯や歯茎が痛むことがあります。「食べ物が噛めない!」とストレスを感じることもあるかもしれません。

そんな時は、無理せず柔らかいものを選んで食べるようにしましょう。

おすすめメニュー

うどん、そうめん、おかゆ、豆腐、スープ、ヨーグルト、プリンなど

調理方法の工夫

野菜は柔らかく煮込む、肉は細かく刻む、など

4. 口内炎ができた時は…刺激を避けて、治癒を促進

口内炎ができると食事のたびに痛みを感じてしまうため、食事が憂鬱になってしまいますよね。
そんな時は刺激の少ない、熱くない、柔らかいものを選ぶようにしましょう。

おすすめメニュー

冷たいヨーグルト、アイスクリーム、ゼリー、スムージーなど

避けるべきもの

香辛料の多い料理、酸味の強いもの、熱いものなど

5. 外食も楽しみたい!そんな時は…

矯正治療中でも、ちょっとした工夫で外食を楽しむことができます。

事前にメニューをチェック

多くのレストランではホームページやグルメサイトでメニューを確認できます。
事前にチェックして、矯正中でも食べやすいものを選びましょう。

お店の人に相談する

場合によっては料理の切り方や調理方法を調整してくれることもあります。
遠慮せずお店の人に相談してみましょう。

周りの人に配慮する

一緒に食事をする人に矯正治療中であることを伝え、理解を求めましょう。

これらのコツを実践して、食事の時間をもっと楽しもう!

食事制限は矯正治療中の大きな壁の一つですが、決して乗り越えられないものではありません。
これらのコツを参考に、食事の時間を楽しみながら理想の歯並びを目指しましょう!

まとめ「食事制限も前向きに!
矯正中の食生活を楽しみながら、理想の歯並びへ」

矯正治療中の食事制限は確かに少し大変かもしれませんが、美しい歯並びを手に入れるための大切なステップです。食事制限を前向きに捉え、栄養バランスに気を配りながら、様々な工夫で食事を楽しみましょう!

食事について疑問や不安があれば、お気軽に当院にご相談ください。
管理栄養士や歯科衛生士が、あなたの食生活をサポートいたします。

もりかわ歯科ではインビザライン専門ドクター 森川 康司をはじめ、経験豊富なスタッフが矯正治療中の患者様を全力でサポートいたします。口内炎のケアはもちろん治療に関する疑問や不安にも丁寧にお答えしますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。

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医療法人甦歯会 マイデンタルクリニックもりかわ歯科

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インプラント治療で痛みが出た女性

インプラント治療は痛い?痛みを感じるタイミングや対処法を紹介!

2024年10月23日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

インプラント治療を検討中の方のなかには「インプラント治療って痛いの?」「痛みが強い場合はどうすれば良い?」などといった疑問をおもちの方がいるのではないでしょうか。

インプラント治療は、外科手術が必要となるため、痛みについて不安をおもちの方が多いです。痛みを感じるタイミングや痛みがあるときの対処法を把握していれば、万が一痛みが起こっても適切に対処できるでしょう。

この記事では、インプラント治療で痛みを感じやすいタイミングや痛みがあるときの対処法について詳しく解説します。インプラント治療を検討中の方や痛みに不安がある方は、ぜひ参考にしてください。

インプラントの治療内容

インプラント治療の内容について説明を受けている女性

インプラント治療は、歯を失った部分に人工の歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に被せ物(クラウン)を取り付ける治療法です。審美性に優れており、自分の歯のような噛み心地を得られる点がインプラント治療の最大のメリットです。

ただし、麻酔や外科手術を伴った治療方法のため、健康状態などによっては治療ができないケースもある点は留意しておきましょう。ここでは、インプラント治療の流れについて解説します。

カウンセリング

インプラント治療を受ける前に行われるのが、カウンセリングです。カウンセリングでは歯科医師が患者さんの口腔内を診察したり、悩みや要望を聞いたりします。インプラント治療が受けられると判断された場合は、治療の流れや費用、リスクなどについて説明があります。

疑問点や不安がある場合はカウンセリングの際に確認すると良いでしょう。

術前検査

カウンセリング後に行われるのが、術前検査です。適切な位置にインプラント体を埋め込むために、レントゲンやCTスキャンなどを用いて神経や血管の位置、骨の厚さなどを検査します。

治療計画

検査結果に基づき、歯科医師が治療計画を立てます。その後、患者さんに治療計画や今後の治療スケジュール、費用などについて説明をします。説明の内容に納得いただけたら治療を開始します。

ただし、歯周病や全身疾患を患っている場合は、病気の治療が優先されるため、すぐにインプラント治療が受けられるわけではありません。健康状態によっては優先する治療が変わることも理解しておきましょう。

1次手術

インプラント治療では1次手術と2次手術の合計2回、手術が行われます。1次手術では、歯肉を切開して顎の骨に穴を開け、インプラント体を埋め込みます。その後、歯肉を被せて縫合し、インプラント体と顎の骨が結合するのを待ちます。

2次手術

2次手術では、再び歯肉を切開し、1次手術で埋め込んだインプラント体を露出させ、人工歯とインプラントを接続させるアバットメントを装着します。

型取り

歯茎の傷が治ってきたら、人工歯を作製するために型取りを行います。型取りをしてから人工歯が完成するまで1〜3週間程度かかります。

人工歯の装着

型取りして出来上がった人工歯を装着します。人工歯を装着する際は歯茎を切開する必要はありません。人工歯を装着したら、噛み合わせなどを細かく調整します。

定期メンテナンス

インプラント治療後も定期的に歯科医院を受診してメンテナンスを受ける必要があります。メンテナンスでは、インプラントに問題はないか、噛み合わせに問題はないか、インプラント周辺組織に炎症は起こっていないかなどを確認します。

万が一、インプラントに問題が起こっていても、歯科医院で定期的にメンテナンスを受けていれば、早期に発見・対処が可能です。

インプラント治療は痛い?

インプラント治療は痛いか考えている女性

インプラントは外科的手術を伴う治療法ですが、手術中は局所麻酔を使用するため痛みを感じることはほとんどありません。

しかし、麻酔の効き具合には個人差があり、治療途中で麻酔が切れると痛みを感じる場合があります。麻酔が切れて痛みを感じる場合は追加で麻酔の投与ができるため、痛いと感じた場合はすぐに歯科医師に伝えてください。

インプラント治療中に痛みを感じるタイミング

インプラント治療中に痛みが出るタイミングを説明している歯科医師

インプラント治療で痛みを感じるのはどのようなときか気になる方もいるでしょう。ここでは、インプラント治療で痛みを感じるタイミングについて解説します。痛みを感じやすいタイミングを事前に把握しておくことで心の準備がしやすくなるでしょう。

手術中

先ほども解説しましたが、インプラントの手術中は麻酔をするため、痛みを感じることはほとんどありません。

ただし、麻酔の持続時間には個人差があり、手術する部位によっても左右されるため、痛みを感じる可能性もあります。

また、局所麻酔では歯茎に注射針を刺すため、注射の痛みが苦手な方は注意が必要です。注射の痛みが苦手な方は、事前に歯科医師に伝えましょう。

手術後

手術後に麻酔が切れると痛みを感じるケースがあります。インプラント手術では歯茎を切開して顎の骨を削るため、麻酔が切れると痛みを感じることがあるのです。

痛みは一般的に2〜3日程度で和らぎ、長くても1週間前後で落ち着きます。痛みがあるときは、歯科医院から処方された痛み止めなどを服用して様子をみましょう。

ただし、手術後1週間以上経っても強い痛みがある場合や違和感が続いている場合は、問題が起こっている可能性があるため、我慢せずに歯科医師に相談してください。

抜糸

インプラント手術が終わってから10日ほど経ったら、傷口をふさぐために使用した糸を抜糸します。抜糸する際は歯茎を触るため、患部に痛みを感じる場合があるでしょう。痛みに弱い方は麻酔をしてから抜糸する方法もあるため、事前に歯科医師に伝えてください。

待機期間中

インプラント体と顎の骨が結合するまでの待機期間中に何も問題がなければ痛みを感じることはありませんが、傷口に強い刺激などが加わると痛みを感じることがあります。完全に傷口が治るまで1ヶ月程度かかるため、食事をする際や歯を磨く際は、刺激を与えないように注意しましょう。

数年後

インプラント治療を終えてから、数年後に痛みが現れるケースもあります。インプラント治療後、ケアを怠るとインプラント周囲炎になる可能性があります。インプラント周囲炎とは、インプラントの周辺組織が炎症を起こしている状態です。

インプラント周囲炎が進行すると歯茎の腫れや出血、痛みなどの症状が現れはじめます。さらに進行すると、最悪の場合には顎の骨が溶けて埋め込んだインプラントが脱落する可能性もあるため、痛みを感じた場合は歯科医師に相談し、適切な治療を受けましょう。

インプラント手術後に痛みがあるときの対処法

インプラント手術後に痛みがあり痛み止めを服用する男性

インプラント手術後に痛みがあるときにはどうしたらいいのでしょうか。ここでは、インプラント手術後に痛みがあるときの対処法について解説します。

患部を冷やす

インプラント手術後に痛みがあるときは、患部を冷やすことで軽減されることがあります。濡らしたタオルやタオルで包んだ保冷剤などを痛い部分に当てて冷やすと良いでしょう。

ただし、冷やしすぎると回復が遅くなるケースがあるため、注意が必要です。

痛み止めを服用する

インプラント手術後は、歯科医院から痛み止めや細菌感染を予防する抗生物質が処方されるケースがほとんどです。痛みがあるときに処方された痛み止めを服用することで痛みを軽減できます。

運動や入浴を控える

インプラント手術後の入浴や運動はできるだけ避けるようにしましょう。入浴や運動をすると血行が良くなり、出血や炎症、痛みが増す可能性があります。

歯科医師に相談する

上記の方法を試しても痛みが改善されない場合は、歯科医師に相談してください。特に、強い痛みが続く場合は何らかのトラブルが生じている可能性があるため、速やかに歯科医院を受診しましょう。

まとめ

インプラント治療後痛みなく生活できている女性

今回は、インプラント治療での痛みについて解説しました。

インプラント治療では顎の骨にインプラント体を埋め込むために外科的な手術を行います。そのため、手術中や手術後に痛みを感じることがあるのです。

インプラント手術後に痛みがあるときは、患部を冷やしたり痛み止めを服用したりすることで痛みを緩和できる場合が多いです。痛みが長く続く場合は、何らかのトラブルが起こっている可能性があるため、速やかに歯科医師に相談してください。

インプラント治療を検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

矯正治療中の口内炎、その原因と効果的な対処法

矯正治療中の口内炎、その原因と効果的な対処法

2024年10月18日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

矯正治療中は口の中に装置が入ることで、いつもと違う環境になりがちです。慣れない装置が口内を刺激し、気づけば「口内炎ができて痛い!」なんて経験、心当たりありませんか?

口内炎は小さな傷のように見えても、食事や会話の妨げになったり痛みが長引いてストレスを感じたりと、矯正治療中の大きな悩みの種になりますよね。

安心してください。口内炎は矯正治療中に多くの人が経験するトラブルの一つです。
この記事では、口内炎の原因や予防法、効果的な対処法まで、詳しく解説していきます。

矯正治療中の口内炎、実はよくあることなんです

矯正装置を装着すると、どうしても口内がいつもと違う環境になります。慣れない装置が歯や粘膜に擦れたり、ちょっとした刺激が加わったりすることで口内炎ができやすくなってしまうのです。

  • 矯正装置を装着したばかりの頃
  • ワイヤーの調整直後
  • マウスピースを新しいものに変えた時

特に上記は口内炎ができやすい時期。新しい装置や調整後の装置は口の中にまだ馴染んでおらず、摩擦や刺激が強くなりやすいからです。

「もしかして、矯正装置が合わないのかな…」
「口内炎が痛くて、矯正治療を続けられるか不安…」

そんな風に心配になる方もいるかもしれませんが、口内炎は矯正治療中の非常によくあるトラブル の一つです。多くの人が経験していることなので過度に心配する必要はありません。

しかし、なぜ矯正治療中に口内炎ができやすいのでしょうか?

その原因について詳しく見ていきましょう。

なんでできるの?口内炎の原因とは

矯正治療中に悩まされる口内炎。その原因は一体何なのでしょうか?
実は口内炎にはいくつかの種類がありますが、矯正治療中に特にできやすい原因がいくつかあります。

 物理的な刺激:矯正装置との摩擦や接触

物理的な刺激:矯正装置との摩擦や接触

矯正装置を装着すると、どうしても口内がいつもと違う環境になります。ブラケットやワイヤー、マウスピースなどの矯正装置が歯ぐきや頬の内側、舌などに擦れたり、ちょっとした刺激が加わったりすることで口内炎ができてしまうのです。

特に以下は口内炎ができやすい時期です。

  • 矯正装置を装着したばかりの頃
  • ワイヤーの調整直後
  • マウスピースを新しいものに変えた時

新しい装置や調整後の装置は口の中にまだ馴染んでおらず、摩擦や接触による刺激が強くなりやすいからです。

栄養不足:偏った食事は口内炎を招きやすい

栄養不足:偏った食事は口内炎を招きやすい

ビタミンB群や鉄分、亜鉛などは粘膜の健康維持に欠かせない栄養素です。しかし矯正治療中は装置が邪魔で食事がしづらかったり、特定の食品が食べにくくなったりするため栄養バランスが崩れがちです。

特にビタミンB2、B6、B12、葉酸、鉄、亜鉛などは口内炎の予防・改善に重要な役割を果たします。これらの栄養素が不足すると粘膜が弱くなり、口内炎ができやすくなってしまいます。

ストレスや疲労:心身の状態も口内炎に影響

ストレスや疲労:心身の状態も口内炎に影響

ストレスや疲労は免疫力を低下させ、口内炎の発症を促します。矯正治療中は痛みや違和感、見た目の変化など、様々なストレスを感じることがあります。治療期間が長引くことによる精神的な負担も無視できません。

十分な睡眠や休息、適度な運動、趣味など、ストレスを解消する方法を見つけることが口内炎予防にも繋がります。

口腔内の乾燥:唾液の分泌量が減ると要注意

口の中が乾燥すると粘膜が傷つきやすくなり、口内炎ができやすくなります。矯正装置を装着していると唾液の分泌が減ったり口呼吸になりやすくなったりするため、注意が必要です。
こまめな水分補給や保湿効果のあるジェルやスプレーを使用するなど、口腔内を乾燥させない工夫をしましょう。

これらの原因が複雑に絡み合い、矯正治療中の口内炎を引き起こします。
「たかが口内炎」と安易に考え放置しておくと後々大きな問題に発展する可能性も…。

次の章では口内炎を放置することの危険性について詳しく解説していきます。

放置は禁物!口内炎をそのままにすると…

「口内炎なんて、そのうち治るでしょ…」

そう安易に考えて放置してしまうと、後々大きな問題に発展する可能性があります。口内炎は小さな傷のように見えても、放置することで様々なリスクを伴います。

痛みや腫れの悪化:日常生活への支障

口内炎を放置すると痛みや腫れがさらに悪化し、食事や会話に支障をきたすことがあります。特に矯正治療中は装置が口内炎に触れるたびに激痛が走ることもあり、食事が思うように取れなくなったり会話が困難になったりと、日常生活の質を著しく低下させる可能性があります。

感染症のリスク:放置すると悪化の一途

口内炎は口の中の粘膜にできた傷であるため、細菌感染を起こしやすく、炎症が広がるリスクがあります。放置すると口内炎が大きくなったり数が増えたり、さらに重症化することもあります。
免疫力が低下している時や口腔内環境が悪い状態では、感染症のリスクが高まります。矯正治療中は装置の存在により口腔内を清潔に保つことが難しく感染症のリスクも高まるため、注意が必要です。

長引く痛み:治癒の遅延と悪循環

口内炎は通常であれば1週間から2週間程度で自然に治癒しますが、放置したり繰り返し刺激を与えたりすることで治りが遅くなり、長引くことがあります。
特に矯正治療中は、矯正装置によって常に口内が刺激され傷口を治りにくくしてしまうため、口内炎が慢性化してしまうケースも少なくありません。

栄養不足:矯正治療にも悪影響

口内炎が長引くと食事が十分に取れなくなり、栄養不足に陥る可能性があります。栄養不足は矯正治療の進行を遅らせたり、歯や骨の成長に悪影響を及ぼしたりすることもあります。栄養不足は免疫力の低下にもつながり、口内炎の治癒をさらに遅らせる悪循環に陥る可能性もあります。

早期対処が重要です

口内炎は早期に対処することで、症状の悪化や長引くことを防ぐことができます。

次は矯正治療中に自分でできる口内炎の対策と予防法について解説していきます!

自分でできる!矯正中の口内炎対策&予防法

自分でできる!矯正中の口内炎対策&予防法

口内炎ができてしまったら少しでも早く治したいですよね。

ここではご自身でできる口内炎の対策と、つらい口内炎を繰り返さないための予防法をご紹介します。

口内炎ができてしまったら…

市販薬でサポート

殺菌・消毒効果のあるうがい薬や、炎症を抑えるステロイド配合の軟膏がおすすめです。薬剤師に相談して、あなたに合ったものを選びましょう。

食事にもひと工夫

刺激物を避けて、やさしい食事を

香辛料や酸味の強いもの、熱いものは、口内炎を刺激し、悪化させる可能性があります。

ビタミンを積極的に摂ろう

ビタミンB群やビタミンCは、粘膜の健康を保つために重要です。食事から十分に摂取できない場合は、サプリメントも活用してみましょう。

口内炎を予防しよう!毎日の心がけ

口内炎にならないためにも、日頃から以下の予防策を実践してみましょう。

丁寧な歯磨き

矯正装置の周りや歯と歯茎の境目など、磨き残しがないように丁寧に歯磨きを行いましょう。
歯ブラシの毛先が届きにくい場所は歯間ブラシやフロスを使ってケアすることも大切です。

口腔内を清潔に保つ

食後や就寝前には、うがいや歯磨きを徹底しましょう。マウスピースを使用している場合は清潔な状態を保つように心がけましょう。

バランスの取れた食事

ビタミンB群、ビタミンC、鉄分、亜鉛など、口内炎予防に効果的な栄養素を積極的に摂取しましょう。
野菜、果物、肉、魚、卵、乳製品などをバランスよく食べることが大切です。

ストレスを溜めない

ストレスは免疫力を低下させ口内炎の発症を促します。十分な睡眠や適度な運動、趣味など、ストレスを解消する方法を見つけましょう。

定期的な歯科検診

歯科医院で定期的にクリーニングやチェックアップを受け、口内環境を良好に保ちましょう。専門家によるクリーニングはセルフケアでは落としきれない汚れを除去し、口内炎の予防に繋がります。

それでも治らない、繰り返す口内炎…そんな時は?

セルフケアを続けてもなかなか口内炎が治らない、または頻繁に繰り返してしまう…
そんな時は一人で悩まずに歯科医師に相談しましょう。

もしかしたら、口内炎だと思っていたものが実は別の病気である可能性も考えられます。

専門家のサポートで、根本改善を目指しましょう

歯科医院では、専門的な知識と技術に基づいた診断と治療を受けることができます。つらい口内炎を根本から改善し、快適な矯正ライフを送れるようサポートいたします。

もう悩まない!専門家による口内炎ケアのススメ

もう悩まない!専門家による口内炎ケアのススメ

「自分でできることは試してみたけど、なかなか口内炎が治らない…」
「痛みがひどくて、矯正治療を続けるのがつらい…」

そんな時は、一人で悩まず、ぜひ歯科医師に相談してください。

自己判断は禁物!まずは専門家に見てもらいましょう

「口内炎かな?」と思っていても、実は違う病気である可能性も。
例えば「口腔カンジダ症」や「ヘルペス性口内炎」、場合によっては「口腔がん」の可能性もゼロではありません。

自己判断で放置したり誤ったケアを続けてしまうと、症状が悪化したり治療が長引いたりする可能性があります。

歯科医院でできること

歯科医院では専門的な知識と技術に基づいた、より効果的な口内炎ケアを提供することができます。

口内炎の原因特定と適切な治療

口内炎には様々な種類があり、その原因も多岐にわたります。歯科医師はあなたの口内炎の状態を詳しく診察して種類や原因を特定します。その上で適切な薬剤の処方や効果的な治療法をご提案します。

例えば最も一般的な「アフタ性口内炎」の場合、ステロイド軟膏の塗布やレーザー治療が有効とされています。ステロイド軟膏は炎症を抑えて痛みを和らげる効果があり、レーザー治療は治癒促進効果が期待できます。また「カンジダ性口内炎」の場合、抗真菌薬の塗布や内服が必要になります。

矯正装置の調整

矯正装置が口内炎の原因になっている場合は装置の調整を行います。ワイヤーの当たる部分にワックスを塗ったり、マウスピースの縁を滑らかにしたりすることで摩擦や刺激を軽減し、口内炎の治癒を促進します。

生活習慣や食生活のアドバイス

口内炎を繰り返さないためには生活習慣や食生活の改善も重要です。歯科医師や歯科衛生士はあなたの生活習慣や食習慣を詳しくお聞きし、口内炎になりにくい生活習慣や食生活のアドバイスを行います。

例えばビタミンB群や鉄分、亜鉛などの不足が口内炎の原因となる場合は、これらの栄養素を多く含む食品を積極的に摂取するようアドバイスします。ストレスや睡眠不足も口内炎の悪化因子となるため、ストレス軽減や睡眠の質向上のためのアドバイスも行います。

その他:こんな時も、ぜひご相談ください!

「口内炎パッチを誤って食べてしまった」
「市販薬を使用しても症状が改善しない」
「口内炎が痛すぎて食事ができない」

など、気になることや不安なことがあれば、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください!

まとめ「口内炎ケアを万全に。快適な矯正ライフを!」

矯正治療中の口内炎は誰にでも起こりうるトラブルです。しかし適切な対処法と予防法を知り、専門家のサポートを受けることで、口内炎の悩みを軽減して快適な矯正ライフを送ることができます。

もりかわ歯科では矯正治療中の患者様を全力でサポートいたします。口内炎のケアはもちろん、治療に関する疑問や不安にも丁寧にお答えしますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。

インビザライン専門ドクター 森川 康司(もりかわ こうじ)があなたの疑問や不安にお答えし、最適な治療プランをご提案いたします。

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