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舌で前歯を触る女性

マウスピース矯正ですきっ歯を治す方法や期間、費用を詳しく解説!

2023年10月25日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

マウスピース矯正ですきっ歯を治したいとお考えの方がいらっしゃるのではないでしょうか。「マウスピース矯正ですきっ歯を治せるのか」「マウスピース矯正ですきっ歯を治す場合、どれくらいの期間がかかるのか」など疑問に思うこともあるでしょう。

今回は、マウスピース矯正ですきっ歯を治す方法について解説します。すきっ歯になる原因や治療にかかる期間、費用も解説しますので、マウスピース矯正を検討している方やすきっ歯を治したいとお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。

すきっ歯とは?

歯の模型で説明している歯科医師

すきっ歯とは、歯と歯の間にすき間がある状態のことで「空隙歯列」とも呼ばれます。なかでも、正中(前歯の中心)にすき間が開いている状態を「正中離開」と呼び、前歯がすきっ歯だと笑ったときに目立つため恥ずかしいと感じる人も少なくありません。

しかし、厚生労働省の健康情報サイトであるe-ヘルスネット「不正咬合の種類と実態」によると、日本人の不正咬合(歯並びや噛み合わせの問題)のうち、すきっ歯は第3位と多い症状であることがわかります。多くの人がすきっ歯で悩んでいる、もしくはそのまま生活していることがうかがえるでしょう。

参照元:厚生労働省 e-ヘルスネット「不正咬合の種類と実態」

すきっ歯は自然に治る?

永久歯が生えそろった段階ですきっ歯になっている場合は自然に治りません。

しかし、混合歯列期で犬歯が生える際、犬歯が歯を中心に向かって押すことで、すきっ歯が改善されることもあります。

混合歯列期は、顎の成長時期であり、歯並びが決まる大切な時期です。矯正歯科や小児歯科を受診して、歯並びに悪い影響が出ていないか確認してもらいながら大切な時期を見守りましょう。

すきっ歯は自力で治せる?

すきっ歯は、自力で治せません。

「輪ゴムを使ったり、押したらいいのでは?」と考える方もいますが、専門知識がない状態で歯に圧力をかけると、歯だけでなく、歯の周りの骨や歯茎など歯周組織にダメージを与えます。すきっ歯を治したいのであれば、矯正治療が必要です。

すきっ歯の原因

男性の手のひらに青いクエスチョンマークが浮いている

そもそもなぜすきっ歯になるのでしょうか。

すきっ歯の原因は、以下のとおりです。

顎や歯の大きさ、形

顎や歯の大きさ、形が原因で、すきっ歯になることがあります。

特に、以下の場合にすきっ歯になりやすいでしょう。

・顎が大きい

・歯の数が少ない

・歯が小さい

顎が大きい場合や歯が小さい場合にすきっ歯になりやすいです。また、先天的に歯の数が少ないと、歯にすき間ができやすいでしょう。

顎や歯の大きさ、形は遺伝的な要素も関係します。親がすきっ歯だと、こどももすきっ歯になる可能性は否定できません。

習癖

すきっ歯になる原因には、習癖もあります。

以下のような習癖があるとすきっ歯になりやすいでしょう。

・歯で前歯を押す

・下唇を噛む

・指しゃぶりをする

上記の習癖によって、前歯に少しずつ圧力がかかります。前歯に圧力がかかることで歯が外側や内側に倒れ、すきっ歯になるのです。また、習癖はすきっ歯だけでなく出っ歯の原因にもなるため、できるだけ早くやめましょう。

上唇小帯の付着異常

上唇小帯とは、上唇の裏側にある上唇から歯茎にかけてつながっている靭帯のことです。上唇小帯のサイズや長さは、人によって異なります。

上唇小帯が大きすぎる、また歯の近くにある場合、正中離開(上の前歯の中心が空いている状態)になる確率が高くなるでしょう。

特にこどもは、上唇小帯が大きく、上の歯の近くまであることも珍しくありません。一般的に成長とともに小さくなりますが、なかにはそのまま変わらない場合もあります。

すきっ歯を予防するためにも、歯の成長とともに上唇小帯の状態も見守りましょう。

すきっ歯をそのままにするリスク

ドミノとRISKと書かれたブロック

すきっ歯をそのままにすると、日常生活や身体に支障をきたすことがあります。すきっ歯をそのままにするリスクもしっかりと理解しておきましょう。

すきっ歯をそのままにするリスクは、以下のとおりです。

歯周病や虫歯になりやすくなる

すきっ歯をそのままにすると、歯周病や虫歯になるリスクが高くなるでしょう。

歯のすき間には食べかすやプラークが挟まりやすくなります。歯ブラシだけでは歯のすき間に挟まった汚れまできれいに落とせないため、歯間ブラシやデンタルフロスを使ってしっかりとケアをしましょう。

発音しにくくなる

すきっ歯になると、発音しにくくなります。特に、舌を上の前歯の裏側に当てて発音する「サ行」「タ行」が発音しにくくなるでしょう。

言葉を覚える大切な時期にすきっ歯になると、正しい発音を覚えられない可能性もあります。

頭痛や肩こりが起こる

すきっ歯は頭痛や肩こりの原因にもなります。

すきっ歯によって噛み合わせが悪くなり、咀嚼する力がうまく分散できないと、身体の一部分に負担がかかりやすくなります。筋肉が硬直する、また血行が悪くなると頭痛や肩こりを引き起こすのです。

マウスピース矯正ですきっ歯を治すことはできる?

マウスピースを装着している女性

では、マウスピース矯正ですきっ歯を治すことはできるのでしょうか。すきっ歯の状態にもよりますが、多くの症例ではマウスピース矯正で治すことが可能です。

マウスピース矯正ですきっ歯を治すメリット

マウスピース矯正ですきっ歯を治すメリットは、以下のとおりです。

・目立たない

・取り外しができる

・手入れが簡単

薄く透明なマウスピースを使用するため、矯正装置を付けていても目立ちません。特に、前歯のすきっ歯を治すのであれば目立たない装置を使用するマウスピース矯正がおすすめです。簡単に取り外しができるため、食事や歯磨きもしやすいでしょう。

マウスピース矯正の2つの方法

マウスピース矯正には、以下の2つの方法があります。

・部分矯正:すきっ歯などの気になる部分のみを矯正する。軽度の症例に適応できる。

・全体矯正:すきっ歯だけでなく全体的に矯正する。噛み合わせも同時に調整できる。

軽度の症例であれば、部分矯正で治療できるケースも少なくありません。部分矯正では、すきっ歯だけを矯正するため、全体矯正に比べると短期間で治療が終了し、費用も安く抑えることができます。

しかし、部分矯正では噛み合わせの調整ができません。噛み合わせも調整したい場合は、全体矯正を選びましょう。

マウスピース矯正ですきっ歯を治す方法

歯の治療器具を持っている女性

マウスピース矯正で使用するマウスピースは、現在の歯並びから少しずらした形に作られており、1〜2週間に1回の頻度で交換しながら歯を誘導していきます。「ずれ」に向かって歯を動かすことで歯並びを整えていくのです。

マウスピース矯正の流れは、以下のとおりです。

1.カウンセリング

はじめにカウンセリングを受けます。

カウンセリングではおおまかな治療方針を確認できるでしょう。また、歯並びに関する悩みや不安な点を歯科医師に伝えることも重要です。カウンセリングの際に、これから長い付き合いになる歯科医院や歯科医師の雰囲気も確認しておきましょう。

2.精密検査・診断

歯並びや顎の状態を確認するために、レントゲン・歯型・口腔内写真などをとります。その結果をもとに歯科医師が治療方針・計画を立てるのです。歯科医師から治療方針・計画の説明を受ける際に疑問点・不安点がある場合は、治療開始前に必ず確認しておきましょう。

3.マウスピースの型取り・作成

型取りをして、マウスピースを作成します。マウスピースが完成したら治療開始です。

4.治療開始

歯科医師の指示に従って、マウスピースを装着します。

マウスピースの交換頻度や通院頻度は、歯並びの状態によって異なるため、歯科医師の指示に従いましょう。また、定期的に歯科医院を受診し、計画どおりに歯が動いているか確認してもらう必要があります。

5.治療終了・リテーナー装着

治療が終了したら、後戻りを防ぐためのリテーナーを装着します。リテーナーを装着しないと、せっかく治療した歯がもとの位置に戻ってしまうため、必ず決められた時間装着しましょう。

また、治療終了後も定期的に歯科医院を受診し、歯並びや噛み合わせのチェックを受けます。

マウスピース矯正の注意点

黄色の背景の前にある白いメガホン

マウスピース矯正はメリットが多い治療法ですが、注意点もあります。すきっ歯の治療をスムーズ、かつ計画どおりに進めるためにも、以下のことに注意しましょう。

装着時間を守る

マウスピースは、1日20〜22時間以上の装着が必要です。マウスピースを決められた時間装着しないと、計画どおりに治療が進みません。治療期間が延長になるケースもあるでしょう。

また、マウスピースを外している時間が長いと、歯がもとの位置に戻ろうと動くこともあります。計画どおりに治療を進めるためにも、マウスピースの装着時間は守りましょう。

正しく装着する

マウスピースを装着する際は両手で奥歯からゆっくりと装着しましょう。正しく装着できていないと、思いもよらない方向に歯が動いてしまうリスクがあります。

通院日を守る

歯科医院の通院日は守りましょう。治療中、定期的に歯科医院を受診することで、計画どおりに歯が動いているか、口腔トラブルはないかなどチェックしてもらえます。

通院日を守らないと、万が一虫歯などの口腔トラブルの発見・対処が遅れ、結果として治療期間が延長になるケースもあるでしょう。

マウスピース矯正ですきっ歯を治すための期間

カレンダーと赤ペン

マウスピース矯正ですきっ歯を治すための期間は、以下のとおりです。

・部分矯正:2か月〜1年程度

・全体矯正:1〜3年程度

治療期間は、すきっ歯の状態によって異なります。部分矯正のほうが、全体矯正に比べると治療期間は短いです。

マウスピース矯正ですきっ歯を治すための費用

電卓・ノート・財布・現金が置かれている

マウスピース矯正ですきっ歯を治すための費用は、以下のとおりです。

・部分矯正:100,000〜700,000円

・全体矯正:600,000〜1,000,000円

費用もすきっ歯の状態によって異なります。また、マウスピース矯正は自由診療のため、歯科医院によって費用が異なるのです。

また、カウンセリングや精密検査、通院費用、リテーナー費用など、矯正治療とは別途で費用が発生する可能性もあるでしょう。

まとめ

両手人差し指で口元を指差す女性

「すきっ歯を治して、思いっきり笑いたい」と思っている方が多くいらっしゃるでしょう。

すきっ歯をそのままにすると虫歯や歯周病になるリスクが高まります。また、肩こりや頭痛など身体にも支障をきたすため、矯正治療を検討したほうがよいでしょう。

すきっ歯はマウスピース矯正で治すことが可能です。マウスピース矯正は透明の装置を使用するため、見た目を気にせずに矯正治療を受けられます。

マウスピース矯正を検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

正中のずれをその日で治療した症例

正中のずれをその日で治療した症例

2023年10月22日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

今回は「正中のずれをその日に治療した症例」です。

皆様は、自分の正中のズレを確認したことがありますか?

前歯と前歯のラインが揃っているかどうかという確認です。

今回は、矯正相談に来られてその日に正中のずれにアプローチして顔を変えた症例をご紹介させて頂きますので、最後まで読んで頂けると幸いです。

正中のずれについて

正中のずれには2種類あります。

・歯の位置がずれている

・顎がずれてる

自分がどのタイプが該当するのかチェックしてみましょう。

歯の位置がずれている

片方に八重歯があるなど歯の位置がずれている事によって顔に対して上の前歯がずれていきます。

歯の位置がずれている

この患者さんは右に八重歯があり前歯が右側にずれている状態です。

歯のずれがあれば、顔に対して正中がずれている状態です。

自分の顔を一度、鏡でチェックし、顔に対して正中のずれがないかをチェックしてみて下さい。

顎がずれている

顎がずれている

このように顎が左にずれているのがわかると思います。

そうすると前歯と前歯のずれが出てきてしまいます。

上の歯と下の歯の正中がズレている状態

このように、顎が左にずれることで上の歯と下の歯の正中がずれてしまいます。

自分の正中が何が原因ででズレているのかをしっかり確認する必要があります。

「正中のずれをその日で治療した症例」

今回は、顎のずれを相談に訪れたその日に治した症例をご紹介させて頂きます。

当院の矯正治療の考え方

当院では、「口腔内から全身へ」をテーマに治療をしています。

身体の歪みを事前に改善してから噛み合せ治療へ

この患者さんは顎が左にずれている状態でした。

顎が左にずれていることで頭が左に倒れている状態です。

目線がずれているのがわかって頂けるかなと思います。

頭がずれていることで肩の高さが変わり、骨盤の位置が変わり、足の長さが変わってきます。

全身の歪みが出てきてしまいます。

当院ではこの歪みがある状態が危険だと考えています。

歪みがあると「頸椎」といって首の骨が歪んでしまうと脳に注ぐ血流が少なくなります。

当院では、身体の歪みを事前に改善してから噛み合わせ治療を始めます。

 

このように足の長さや骨盤の位置や肩の高さなどを調整して嚙みわせを確認していきます。

身体の歪みを整えることで顎の位置が変わり身体の治療をすることが出来ます。

 

「正中のずれをその日で治療した症例」初診

「正中のずれをその日で治療した症例」初診時

矯正相談に来られた時の写真です。

顎が左にずれていました。

下顎がずれていることにより正中がずれている状態でした。

顔からも顎が左にずれていました。

身体の歪みもありました。

「正中のずれをその日で治療した症例」身体の歪みを取った後

「正中のずれをその日で治療した症例」身体の歪みを取った後

身体の歪みを取ることで噛み合わせが変わり正中を変える事が出来ました。

矯正相談のその日で正中のずれにアプローチすることができます。

身体の歪みをしっかり取り、噛み合わせを取ることでその日にここまで変化させる事が出来ます。

患者さんは矯正相談の日にこんな悩んでいた正中のずれが改善するなんてと驚かれていました。

当院では、矯正相談時に身体の歪みまで治療をしています。

歯並びだけではなく身体の事までしっかり治療することがもりかわ歯科の強みです。

是非、一度体験してもらえたらと思います。

 

いかがだったでしょうか?

単に歯並びを綺麗にするということも大切ですが、そもそも歯並びにより顎の位置が変わってしまうことで身体にも影響を与えます。

身体の歪みは色々な部分に悪影響を与えます。

噛み合わせを治療することで首の角度が変わり、脳の血流にも影響を与える事が出来ます。

歯並びだけではなく健康を考えて矯正治療を考えてみませんか?

 

当院では、矯正相談を無料で実施しています。

正中のずれで気になる方はご相談下さい。

当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心して下さい。

インビザライン治療の詳しい内容はこちら

ダイヤモンドプロバイダーの森川康司がご相談内容を伺います

 

もりかわ歯科の治療方針について

もりかわ歯科の治療方針について

2023年10月20日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

今回は「もりかわ歯科の治療方針について」、お話させていただきます。

まずはじめに、もりかわ歯科について

もりかわ歯科は今年、60周年になります。

おかげ様でたくさんの患者様にご来院いただき、ここまでたどりつくことができました。それを契機として、ここで改めて、当院の治療方針についてお話しさせていただこうと思います。

結論から言えば、もりかわ歯科の治療は「お口だけでなく、全身へアプローチする治療」と考えています。

昔の歯医者は、歯が痛くなった時に行くところでした。

しかし最近の歯医者は、歯の予防をするところになろうとしています。これによって、たとえば糖尿病のような大病を予防することができます。つまりこれからの歯医者は、「口腔内から全身に起こる大病」の予防を行うところになります。

そして予防をするに際して、大切なことがあります。それは嚙み合わせです。

噛み合わせが全身へ影響を与える理由

噛み合わせが全身へ影響を与える理由

このような噛み合わせの方を例にお話しします。

まず、上あごの前歯に対して、下あごの前歯がずれています。正確には、上の歯に対して下の歯が左にずれている状態でした。これによって、噛み合わせが悪くなり、下あごが左にずれていました。

こうなると噛み合わせは、お顔の様子にも影響してきます。

噛み合せのズレと顔の歪みの関係

まず、目線の高さが異なり、あごの位置がずれていることがわかります。

次に、左の口角の高さや左のほうれい線の方が深いといったこともわかります。

最後に、頭も左にずれていることがわかります。これは頭の傾きを補正しようと左の肩が高くなるからです。さらに骨盤が歪み、足の長さにまで影響が及びます。

このように噛み合わせが悪くなると、全身に悪影響が及ぶのです。

そしてこの悪影響は、

『腰痛』『膝の痛み』『首の痛み』などを引き起こします。

ゆがみが生じた体

噛み合わせが脳に影響を与える影響

もうひとつ嚙み合わせのお話をします。

噛み合わせが悪いと首の骨(頚椎)がずれてしまいます。

頚椎には椎骨動脈という太い動脈が通っていて、これは左右で2本あります。

首の骨(頚椎)を通る太い動脈「椎骨動脈」

そしてこの2本の椎骨動脈は、合流して1本になり、脳に血流を注ぎます。

首の骨(頚椎)を通る太い動脈「椎骨動脈」拡大図

しかし頚椎がずれてしまうと、左右のどちらかの動脈がつぶされて、流れが悪くなります。そうすると、脳へ行く血流が少なくなり、悪影響が出ます。

具体的には、頸椎がずれてしまって椎骨動脈の流れが悪くなり、脳の運動や呼吸、メンタルに影響を及ぼす延髄、間脳、中脳、視床への栄養と酸素が滞ります。その結果、運動や感情に悪影響が出てしまいます。

もりかわ歯科の治療方針は?

今までお話したように噛み合わせのずれは、全身の体幹、運動能力に悪影響を及ぼします。

『口腔内から全身へ』をコンセプトに、噛み合わせから全身へのアプローチを考える当院では、特に矯正治療において、全身のバランスがとれた噛み合わせを第一に考えています。

そのためにまず、身体の歪みを取った状態で噛み合わせを確認します。

噛み合せの確認

噛み合せの確認

左は普段の噛み合わせです。右は身体の歪みを取った状態での噛み合わせです。

こんなに噛み合わせは変わってきます。

奥歯が空いているのがおわかりいただけると思います。本来ここに歯があるべきなのですが、高さが足りていません。自分が正しいと思って噛んでいた所が、実は間違っているのです。

また、歪みがある時と歪みを修正した時でレントゲン写真を撮影してみました。

ウェブセフ(WEB CEPH)を使ったシミュレーション画像

ウェブセフを使ったシミュレーション画像

首の角度の違いがおわかりいただけると思います。

この患者さんは首に痛みがありました、その原因は、首の骨が噛み合わせによってダメージを受けているからでした。

噛み合わせを変えれば、このような首の骨の負担も軽減させることができます。

言い換えれば、身体の歪みを取ることで噛み合わせまで治療することができるのです。

顎のズレを修正

顎のズレを修正

さらに、このようにあごのずれを治すことで、頚椎の角度が変わり、椎骨動脈の流れがよくなり、身体能力を向上させることができます。歪みを取る前と取った後ではこれだけ柔軟性も変わってきます。

身体能力を向上させることができます

歯だけを並べるのではなく、このように全身まで治療することが大切です。

これが、当院の治療方針「口腔内から全身へ」です。

いかがだったでしょうか?

歯並びがきれいになるということも大切ですが、歯並びにより、あごの位置が変わり、身体に良い影響を及ぼすのです。

身体の歪みはいろいろな部分に悪影響を与えます。

歯並びだけではなく、健康を考えて矯正治療を考えてみませんか?

当院では、矯正相談を無料で実施しています。

 

当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心して下さい。

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3年連続プラチナプロバイダー獲得

口内炎ができた女性

インビザライン治療中の口内炎!対処法と予防法を解説!

2023年10月18日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

インビザラインは、ほかの矯正治療に比べると口内炎ができにくい治療法といわれています。

しかし、マウスピースの縁が当たる場合や生活習慣が乱れている場合は、インビザライン治療中に口内炎ができることがあるでしょう。

今回は、インビザライン治療中に口内炎ができる原因や対処法について解説します。

生活のなかで取り入れられる口内炎の予防法についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

口内炎とは?

口内炎ができた子供

口内炎とは、唇の裏側や頬、舌などの粘膜に炎症が起きた状態です。口内炎ができる原因としては、矯正器具などによる物理的な刺激、口内環境の悪化、菌の増殖などが挙げられるでしょう。

口内炎の主な種類をご紹介します。

カタル性口内炎

カタル性口内炎とは、矯正器具などによる刺激が原因でできる口内炎です。

カタル性口内炎の主な症状は、以下のとおりです。

  • 粘膜部分が赤くなる・腫れる
  • 腫れた部分が熱をもつ
  • 水ぶくれができる
  • 唾液量が増加する、唾液が粘り気を帯びる
  • 味がわかりにくくなる
  • 口臭が悪化する
  • 口内炎と正常な粘膜部分の境界が曖昧になる

カタル性口内炎は、特に歯の表面に矯正器具をつけるワイヤー矯正中にできやすいといわれています。マウスピースの形によっては、インビザライン治療中にもできることがあるでしょう。

一度カタル性口内炎ができると、食事や会話などで口を動かすたびに痛みを感じます。矯正治療中の大きなストレスになるでしょう。

アフタ性口内炎

アフタ性口内炎とは、免疫力が低下したときにできる口内炎です。

アフタ性口内炎は矯正器具による刺激の有無に関わらずできるため、インビザライン治療中でもできることがあります。アフタ性口内炎はニキビのような白い炎症で、1週間ほどで自然に治ることが多いです。

しかし、食生活の偏りや栄養不足、睡眠不足など、不規則な生活によって免疫力が低下すると、再発しやすいでしょう。

カンジタ性口内炎

カンジタ性口内炎は、カンジタ菌が原因でできる口内炎です。カンジタ性口内炎ができると粘膜が赤く腫れ、白い膜ができるのが特徴です。

カンジタ菌は口内の常在菌なので、歯磨きなどのケアが不十分な場合や、免疫力が低下した場合にできます。インビザライン治療中にもカンジタ性口内炎ができる可能性があるでしょう。

ウイルス性口内炎

ウイルス性口内炎は、クラミジアやヘルペスなどのウイルスが原因でできる口内炎です。

ウイルス性口内炎はほかの口内炎とは異なり、やわらかい粘膜部分だけでなく、歯茎や上顎などの硬い粘膜組織にもできる場合があります。かゆみを感じることもあるでしょう。

免疫力が低下すると、ウイルス性口内炎の原因であるウイルスが繁殖しやすい口内環境になるため注意してください。

アレルギー性口内炎

アレルギー性口内炎は、金属アレルギーが原因でできる口内炎です。

金属アレルギーの方は、金属の詰め物やワイヤー矯正の金属部分が口内の粘膜に触れると口内炎ができやすいです。また、金属アレルギーは口内だけでなく、全身にも悪影響を及ぼす可能性があります。

インビザラインは金属を一切使用しない治療法なので、金属アレルギーの方でも安心して受けられるでしょう。

インビザライン治療中に口内炎ができる原因

口内炎が痛い女性

インビザラインのマウスピースは薄くなめらかなので、ワイヤー矯正よりも口内炎ができにくい治療法といえます。

また、インビザラインで使用するマウスピースは歯茎のラインに合わせて作成されるため、粘膜部分に当たりにくいです。そのため、インビザラインは数多くあるマウスピース矯正のなかでも口内炎ができにくいといわれています。

しかし、インビザライン治療中に口内炎ができないわけではありません。どのようなときに口内炎ができるのでしょうか。

インビザライン治療中に口内炎ができる原因は、以下のとおりです。

マウスピースの縁が当たっている

インビザラインのマウスピースは患者様の歯に合わせて作られますが、マウスピースの研磨不足などが原因で、マウスピースの縁が粘膜に当たって口内炎ができることがあります。

マウスピースの縁が当たる場合、唇の内側や頬などのマウスピースが当たりやすい部分に口内炎ができます。そのため、一度できると治りづらく、痛みを感じるので治療のストレスになるかもしれません。

アタッチメントによって粘膜が刺激されている

インビザライン治療を進める際、効率的に歯並びを整えるために歯にアタッチメントという小さな突起物を取り付ける場合があります。マウスピースがアタッチメントを覆うため、マウスピースの装着中は口内炎はできません。

しかし、アタッチメントに尖った部分があると、マウスピースを外したときに粘膜を刺激します。頬や唇の内側に口内炎ができることがあるのです。

口内やマウスピースが汚れている

インビザラインではマウスピースを自由に取り外せるため、ワイヤー矯正に比べると口内を清潔に保ちやすいといわれています。

しかし、毎日の歯磨きが不十分な場合や、マウスピースが汚れている場合は、口内炎ができやすいたでしょう。特に、インビザラインのマウスピースは定期的に交換するからとケアを怠ると、口内炎だけでなく虫歯や歯周病になるリスクもあります。

しっかりとケアして、口内やマウスピースを清潔に保ちましょう。

インビザライン治療中に口内炎ができたら

歯医者での治療

インビザライン治療中に口内炎ができたら、以下の4つの方法で対処してください。

歯科医院を受診する

口内炎はで自然に治るといわれていますが、インビザライン治療中に口内炎ができた場合は歯科医院を受診しましょう。

特に、マウスピースの縁が当たって口内炎ができた場合、粘膜に触れる部分を取り除かなければ口内炎は改善されません。マウスピースの縁が当たって痛いからとマウスピースの装着時間が短くなると、治療の進行度にも影響を及ぼします。

インビザライン治療中に口内炎ができたら、まずは歯科医院を受診してください。マウスピースや口内の状態を診てもらいましょう。

口内炎用の薬を使用する

口内炎は1〜2週間程度の時間をかけて治ります。治るまでの間に痛みや不快感がある場合は、口内炎用の薬を使用するとよいでしょう。

薬は歯科医院でも処方してもらえますが、市販のものでも構いません。口内炎用の薬を使用することで炎症を抑え、痛みをやわらげる効果が期待できるでしょう。

刺激を避ける

口内炎ができている間は、刺激を受けると痛みを感じやすいです。舌や手で触るのは避けましょう。

カレーなどのスパイス料理、キムチや唐辛子などの辛い料理、ミカンやレモンなどの酸味のある食べ物は、痛みがでやすいだけでなく口内炎が悪化する原因にもなります。口内炎が治るまでは口内炎に触れず、口内炎を刺激するような食べ物を避けましょう。

丁寧に歯磨きをする

口内が不衛生な状態だと、菌が繁殖し続け口内炎が徐々に悪化します。口内炎ができたら丁寧に歯磨きをし、口内を清潔に保つように心がけてください。

歯磨きに加えて、殺菌力のあるうがい薬を使用してもよいでしょう。

インビザライン治療中の口内炎予防法

眠る女性

インビザライン治療中に口内炎ができる原因は、栄養の偏りや免疫力の低下、ストレスの蓄積などが考えられます。

インビザライン治療中の口内炎を予防するには、以下の3つのことを心がけ、生活習慣を見直すとよいでしょう。

栄養バランスのよい食事を摂る

外食が多い場合や、偏った食生活をしている場合は、栄養不足になって口内炎ができやすいです。特に、口内炎を予防するには、ビタミンB₂・B₆・Cを意識して摂るとよいでしょう。

上記のビタミンは、豚肉やブロッコリー、バナナ、卵、キウイ、ピーマン、卵などに含まれています。日頃からバランスのよい食事を摂ることが大切です。

睡眠時間を確保する

睡眠時間が短いと、免疫力が低下して口内炎ができやすくなります。睡眠時間が不十分な場合、ストレスが溜まる、疲労感が取れないなど、心身の不調をきたし健康を害するかもしれません。

そのため、6時間以上は睡眠時間を確保しましょう。

ストレスを溜めない

ストレスを溜め込むと免疫力の低下につながり、口内炎の原因にもなります。ストレスを溜め込むことは心身の不調に直結するため、溜め込む前に日頃から解消することが大切です。

浴槽に浸かる、ストレッチをする、趣味の時間を設ける、運動をするなど、日頃からストレスを解消する習慣を取り入れましょう。

まとめ

口内炎が治った女性

インビザラインは、ワイヤー矯正よりも口内炎ができにくい治療法です。インビザラインで使用するマウスピースは歯茎のラインに合わせて作成されるため、粘膜部分に当たりにくいです。そのため、数多くあるマウスピース矯正のなかでも口内炎ができにくいといわれています。

しかし、マウスピースの縁が当たる場合や、生活習慣が乱れている場合は、口内炎ができることがあります。インビザライン治療中に口内炎ができたら、まずは歯科医院を受診してください。マウスピースに異常がないか診てもらいましょう。

インビザライン治療中の口内炎にお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

インビザライン矯正についてよく質問される内容

インビザライン矯正についてよく質問される内容

2023年10月18日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

今回は、「インビザライン矯正について」をご説明させて頂きます。

当院は年間150症例インビザライン矯正を始める患者さんがいます。

矯正相談に来られた患者さんからよくいただく質問を集めてブログにしました。

インビザライン矯正を考えている方におすすめの内容です。

まず、インビザラインとは?

まず、インビザラインとは?

インビザラインは、近年急速に人気を集めている歯列矯正治療法です。従来のブラケットやワイヤーを使用しない、透明なプラスチック製のアライナー(マウスピース)を用いて歯の位置を調整するものです。

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の一番の特徴は、アライナー(マウスピース)が透明であることです。つまり、装着していることが目立ちにくく、外見上の美観を損なうことなく歯を矯正することができるのです。これは、特に成人やプロフェッショナルな環境で働く人々にとって非常に魅力的です。

インビザラインは、個々の患者に合わせてカスタムメイドされるため、矯正の過程が非常に効率的で正確です。矯正計画は、先進的な3Dテクノロジーを活用して歯科医師によって立案され、患者には透明なアライナー(マウスピース)が一連のステップごとに交換されることによって歯列の移動が進められます。

ワイヤー矯正との比較

ワイヤー矯正との比較

従来の矯正方法であるワイヤー矯正と比較して、インビザラインにはいくつかの利点があります。まず、食事の際にアライナー(マウスピース)を外すことができるため、普段の食事や歯磨きが簡単に行えます。また、ブラケットやワイヤーがないため、口内への刺激や違和感も少なく、快適な矯正体験が期待できます。

ただし、すべてのケースに対して適しているわけではありません。治療が複雑な場合や重度の歯列不正がある場合には、他の矯正治療法が選択されることもあります。そのため、インビザラインを検討する際には、歯科医師との十分な相談と評価が必要です。

インビザライン矯正に関する質問内容

1、痛みは?

2、見た目は?

3、治療の進め方は?

4、歯を抜くの?

5、期間は?

6、来院頻度は?

この6つの内容について書かせて頂きます。

最後まで是非ご覧ください。

矯正治療中の痛みは?

インビザライン矯正で患者さんがいつも不安に思われることは『痛み』です。

従来の矯正治療『ワイヤー矯正』においてよく矯正治療中に痛みが強くご飯が食べれないと経験された方がおられます。

インビザライン矯正はマウスピースを1枚1枚交換しながら歯並びを整える方法なのですが1枚につき歯は0.25㎜しか動きませんので『痛み』は少ないです。

大体、ワイヤー矯正の痛みの1/4程度と言われています。

また、当院はオリジナルの動かし方をしているので歯の負担がさらに少ないです。

通院中の患者さんで痛みを訴えられる方はほとんどいません。

インビザライン矯正は『痛み』があるのではと不安に感じられている方はご安心ください。

矯正器具を着けた見た目は?

矯正器具を着けた見た目は?

インビザライン矯正で患者さんがいつも不安に思われることは『見た目』です。

従来の矯正治療『ワイヤー矯正』においてよく矯正治療中に見た目が悪いと悩むことが多いです。

ワイヤー矯正は針金を歯につけている矯正なので笑った時に見た目が悪いです。

ただ、インビザライン矯正は透明なマウスピースを使う矯正なので矯正治療中に見た目で目立つことはありません。

インビザライン矯正は『見た目』があるのではと不安に感じられている方はご安心ください。

矯正治療の進め方は??

インビザライン矯正 治療の進め方は?

インビザライン矯正でよく患者さんから質問がきます。

治療の進め方についてご説明させて頂きます。

インビザライン矯正は3Dシミュレーションを使って治療計画を立案します。

0.1㎜単位で歯を動かして理想的な歯並びを計画します。

ゴールの歯並びまでスタートからゴールまでどのように動くのかを事前に組み立てて治療が進んでいきます。

ワイヤー矯正ではよく先生の頭の中ではゴールがあるけどそれが患者さんに伝わっていなくいつ終わるかわからないと質問があります。

インビザライン矯正は最初から3カ月後、6カ月とシミュレーションを立てて、実際に口腔内が一致してるのかを見比べながら進めていきます。

ですので、患者さんも歯科医師も双方が治療進度を理解しながら進める事が出来るため、インビザライン矯正は治療を安心して進める事が出来ます。

この進め方は、こどもの矯正『インビザライン ファースト』でも同様です。

インビザライン矯正はシミュレーションを作成し、それに沿って治療が進んで行きます。

矯正時に歯は抜くの?

歯を抜かずに矯正した症例

インビザライン矯正で相談来られた方から『歯を抜きますか?』と質問がきます。

基本的には、歯を抜きません。1本でも大切な歯を抜かない考えを基本としています。

ただ、歯並びの状態では歯を抜く場合もございます。

今回、歯を抜かずにインビザライン矯正で治した症例がありますのでご紹介させて頂きます。

この患者さんは下の前歯の重なりが強く、他院では「歯を抜いて治す」と提案があったそうです。

ただ、患者さんは歯を抜きたくなくて当院にご相談に来られました。

 

当院では、歯を抜かずに治療するために診査・診断を大切にしております。

しっかりした治療計画を立てることで、これだけ重なっている症例でも歯を抜かずに治療することができます。

このようにインビザライン矯正で『歯を抜かず』歯並びを綺麗にすることが出来ます。

矯正にかかる期間は?

矯正にかかる期間は?

矯正といわれると3年、4年というイメージがあると思います。

当院では、平均1年半です。

なぜ治療期間が短く出来るのか?

治療期間を短くできる要因1

スタートからゴールを事前に立てて逆算するから無駄な治療期間がありません。

治療期間を短くできる要因2

矯正治療が長引く原因は歯の動かす量が多いからです。

歯を抜いて矯正するとどうしても歯の移動量が増えてしまい治療が長引きます。

当院では、インビザライン矯正を理解し歯の動かし方を1歯ずつ考えて計画を立てているので治療期間が短いです。

矯正は治療期間が長いイメージがあると思いますが、当院のインビザライン矯正は治療期間が短いです。ご安心ください。

歯医者への来院頻度は?

歯医者への来院頻度は?

歯医者に行く回数は患者さんにとって大切なことです。

子育て、お仕事など色々お忙しいと思います。

当院のインビザライン矯正は3カ月に1回という来院頻度をベースにしています。

遠方(沖縄、東京、香川県など)から通われている方もいるので6カ月に1回で通われている方もおられます。

インビザライン矯正はシミュレーションに沿って治療が進みますので再現性も高く安心です。

来院頻度も少なく歯並びを綺麗にすることも出来ます。

患者さんによってカスタマイズ出来ますのでご要望を伝えて頂けますと叶える事が出来ます。

いかがだったでしょうか?

今回は、「インビザライン矯正について」でした。

従来のワイヤー矯正に比べてインビザライン矯正は色々なメリットがあります。

矯正相談に患者さんが来られた時によく質問がくる内容をこのブログで書かせて頂きました。

是非、参考にして頂けると幸いです。

歯並びは気になるが時間がかかるのでは?や自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?と勇気が出ずに一歩踏み出せない方は

勇気を振り絞って是非、お問合せ下さい。

当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。

インビザライン治療の詳しい内容はこちら

ダイヤモンドプロバイダーの森川康司がご相談内容を伺います

 

マウスピースを持って笑う女性

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースと抜歯をするメリット!

2023年10月11日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースは、虫歯や歯周病がある場合や、前歯が大きく突出している場合などが挙げられます。

今回は、マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースやマウスピース矯正で抜歯をするメリット・デメリットなどをご紹介します。マウスピース矯正で歯を動かす仕組みも解説するので、ぜひ参考にしてください。

マウスピース矯正で歯を動かす仕組み

顎に手を当てて考える白い服の女性

マウスピース矯正では、形状の異なるマウスピースを複数作成し、治療計画に沿って交換することで歯を動かします。適度に歯に力がかかるように、40〜50枚のマウスピースを装着して理想の歯並びを目指すのが一般的です。

基本的にマウスピースの交換は1〜2週間に一度行い、一度使用したマウスピースを再度使用することはありません。

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケース

歯科医院で抜歯された歯を拡大する

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースは、以下のとおりです。

・虫歯や歯周病がある

・前歯が大きく突出している

・歯並びがガタガタしている

・上の前歯よりも下顎が前に出ている

それぞれ解説します。

虫歯や歯周病がある

重度の虫歯や歯周病がある場合は、抜歯が必要になるでしょう。歯の神経を抜くだけでは治らないほど虫歯が悪化している場合や、歯周病が重症化して歯茎や歯槽骨が弱くなっている場合などは、抜歯を行います。

マウスピース矯正に限らず歯列矯正では、歯や顎の骨に負荷がかかります。重度の虫歯や歯周病があると、治療途中で歯が抜け落ちるリスクがあるので、治療前に抜歯をするのです。

前歯が大きく突出している

前歯が大きく突出しているケースも、抜歯が必要になることがあります。前歯が大きく突出している場合は、歯がきれいに並ぶためのスペースが足りていません。抜歯によってスペースを確保する必要があります。

前歯が大きく突出してしまう原因としては、幼少期のおしゃぶりの使用や指しゃぶりの癖、口呼吸などが挙げられます。可能であれば改善しましょう。

前歯の突出度合いによって、抜歯が必要かどうかは異なります。事前に歯科医師に確認するとよいでしょう。

歯並びがガタガタしている

歯並びがガタガタしている叢生をマウスピース矯正で治療する場合、抜歯が必要になることがあります。叢生は、歯が正しい位置に生えるためのスペースが足りていないことが原因の場合が多いです。きれいに並ぶスペースが足りないことで、歯が重なり合って生える、ねじれて生えるなど、叢生になります。

顎が小さい場合や、顎のサイズに対して歯が大きい場合なども、叢生になることがあるでしょう。

軽度の叢生の場合は抜歯が必要ないこともあるので、事前に確認しましょう。

上の前歯よりも下顎が前に出ている

上の前歯よりも下顎が前に出ている反対咬合をマウスピース矯正で治療する場合、歯を動かすスペースを確保するために抜歯が必要になります。反対咬合は、上下の噛み合わせが反対になっている状態で、受け口ともよばれます。

マウスピース矯正では対応できず、ワイヤー矯正や外科手術などが必要になることもあるでしょう。

マウスピース矯正で抜歯をするメリット・デメリット

merit demeritと書かれた看板が建てられている

マウスピース矯正で抜歯をするメリット・デメリットをご紹介します。マウスピース矯正を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

抜歯をするメリット

マウスピース矯正で抜歯をするメリットは、以下のとおりです。

・歯が動きやすくなる

・顎や顔の輪郭に悪影響が出にくい

・複雑な症例でも治療できる

それぞれ解説します。

歯が動きやすくなる

マウスピース矯正で抜歯を行う最大のメリットは、歯が動きやすくなることです。歯を1本抜歯するだけで、歯を動かせるスペースを大きく確保できます。重度の出っ歯や叢生などの治療が可能になる場合もあるでしょう。

歯を動かせるスペースが大きくなれば、確実に歯が移動します。治療計画どおりに歯を動かせるので、治療計画が立てやすく、スムーズに治療を進められるでしょう。

顎や顔の輪郭に悪影響が出にくい

マウスピース矯正で抜歯をすると、治療完了後に顎や顔の輪郭などに悪影響が出にくいです。例えば、歯のスペースがあまりない状態で抜歯をせずに矯正を進めた場合、前歯が前に押し出されて口元が盛り上がるリスクがあるでしょう。

歯並びだけを重視してマウスピース矯正を進めると、顎や顔の輪郭に悪影響を与えます。歯が移動するスペースが少なく歯科医師から抜歯を勧められた場合は、抜歯をしたほうがよいでしょう。

複雑な症例でも治療できる

抜歯をすると歯を動かすスペースを確保できるので、複雑な症例でも治療できます。抜歯をすることで治療可能になる複雑な症例は、以下のとおりです。

・重度の叢生

・出っ歯

・受け口

ガタつきが多い歯並びでも、抜歯をすることで理想の歯並びを目指せるでしょう。

抜歯をするデメリット

マウスピース矯正で抜歯をするデメリットは、以下のとおりです。

・身体への負担が大きい

・費用がかかる

・治療期間が延びる

それぞれ解説します。

身体への負担が大きい

抜歯をすると、身体への負担が大きくなります。抜歯が必要なほど使えなくなった歯であれば問題ありませんが、健康な歯を抜くことに抵抗がある方もいるでしょう。身体的にも大きな負担がかかります。

抜歯後は、激しい運動ができない、湯船に入れないなど、生活の制限もあります。抜歯をすることで、骨や神経を傷つけるリスクもあるでしょう。

費用がかかる

抜歯をするには、費用がかかります。マウスピース矯正を進めるうえで健康な歯を抜く場合は保険が適用されず、1本あたり15,000円程度かかるでしょう。

マウスピース矯正の費用とは別で抜歯の費用がかかる歯科医院も多いので、事前に確認することが重要です。

治療期間が延びる

抜歯をすると、抜歯した部分の傷口を治す必要があります。抜歯をしない場合と比較すると、治療期間が延びるでしょう。

また、抜歯をするということは、歯を大きく動かす必要があるということです。歯の移動距離が大きい場合も、治療期間が延びやすいです。

矯正治療後は、保定装置を装着して後戻りを防ぐ期間が必要になります。保定期間は矯正治療にかかった期間と同程度とする歯科医院も多いので、矯正治療にかかる期間が延びると保定期間も延びるでしょう。

矯正治療にかかるトータルの期間が長期化する可能性があります。

どのタイミングで抜歯をする?

歯科医院で治療を受ける女性患者

マウスピース矯正において抜歯をするタイミングは、歯並びや治療計画によって異なります。基本的には、マウスピース矯正を開始する前に抜歯を行うでしょう。

特に、親知らずを抜かずに矯正治療を進めると、歯が動きにくいです。親知らずがある場合は矯正治療前に抜歯するでしょう。

出っ歯の場合は、歯並びを整えてから抜歯をするケースも多いです。治療中のトラブルを避けるためにも、事前に治療計画を確認しましょう。

まとめ

両手でマウスピースをもって装着する女性

今回は、マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースや、マウスピース矯正で抜歯をするメリット・デメリットなどをご紹介しました。

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースは、虫歯や歯周病がある、前歯が大きく突出しているなどが挙げられます。抜歯をするデメリットは、身体への負担が大きい、費用がかかる、治療期間が延びるなどが挙げられるでしょう。

マウスピース矯正で抜歯が必要になるケースやメリット・デメリットを理解したうえで、治療方法を決定しましょう。

マウスピース矯正を検討している方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

マウスピースをはめて笑う女性

インビザライン治療では歯を削る必要がある?メリットを解説!

2023年10月4日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

インビザラインは、マウスピースを使って歯並びを整える矯正治療ですが、歯を削る処置が必要になることがあります。健康な歯を削ることに抵抗がある方もいるのではないでしょうか。

今回は、インビザライン治療で歯を削る理由や、メリット・デメリットなどを解説します。歯を削る量や痛みなども解説するので、歯を削ることに不安がある方はぜひ参考にしてください。

インビザライン治療では歯を削る必要がある?

歯科医院で治療を受ける男性患者

インビザライン治療では、歯並びや歯の形などによって歯を削る処置が必要になることがあります。歯を削る処置は、IPRやディスキングとよばれ、インビザラインだけでなく矯正治療全般で行われる処置です。

歯を削ると聞くと、虫歯治療のように大きく削るイメージをもつかもしれません。

しかし、インビザラインで行う歯を削る処置は、紙やすりや機械で歯の側面を研磨するというイメージが近いといえます。

虫歯治療などで大きく歯を削ると、歯の寿命が縮む可能性や、しみるなどの症状が現れる可能性があります。インビザラインで削る歯の量はごくわずかなので、歯に与える影響は限りなく少ないでしょう。

インビザライン治療で歯を削るのはなぜ?

歯科医院でカウンセリングを受ける女性

ガタガタした歯並びや、出っ歯など、歯並びが悪くなる原因の多くは、顎が小さいことや歯のサイズが大きいことで、歯がきれいに並ぶためのスペースが足りないことです。スペースが足りないままインビザライン治療を行っても、歯並びは改善されません。そのため、歯を削って歯を並べるスペースを確保するのです。

歯を削る方法以外に、歯を抜くことで歯を並べるスペースを確保することもあります。抜歯すると1本あたり7mm程度のスペースを確保できるため、歯を並べるスペースが大きく足りない場合は効率的に治療を進められるでしょう。

歯を並べるスペースがわずかに足りない場合は、抜歯するとすき間が大きくなりすぎるため、歯と歯の間を少しずつ削ることで歯を並べるスペースを確保します。

もともと顎が大きくすきっ歯になっている場合などは、歯を削る必要がないこともあります。抜歯が必要と判断された場合でも、歯を削る処置によって抜歯を避けられるケースもあるでしょう。

インビザライン治療で歯を削る処置が必要になるかどうかは、もともとの歯並びや口内の状態によって異なるため、歯科医師と相談して治療方針を決めてください。

インビザライン治療で歯を削るメリット・デメリット

merit demeritと書かれたメモが机に置かれている

インビザライン治療で歯を削るメリット・デメリットをご紹介します。

メリット

インビザライン治療で歯を削るメリットは、以下のとおりです。

抜歯せずに歯並びを整えられる

歯を削ることで、抜歯しなくてもスペースを確保できます。抜歯すると歯を並べるスペースを確保できますが、虫歯や歯周病になっていない健康な歯を抜くことは避けたいと思う方が多いです。

インビザライン治療において健康な歯を抜くことを避けたい方は、歯を削る処置を受けるとよいでしょう。

効率的に出っ歯を改善できる

出っ歯を改善するには、歯を後方に引っ込める必要があります。そのため、後方にスペースを確保しなければなりません。

しかし、出っ歯になる原因の多くは、歯を並べるスペースが足りないことです。歯を削る処置を行うことで歯を引っ込めるスペースを確保できるため、効率的に出っ歯を改善できるでしょう。

歯の見た目を整えられる

上下左右の歯の大きさや形が均一である状態が、美しい歯並びとされています。

しかし、歯の大きさが左右非対称な方や、形が整っていない方もいるでしょう。インビザライン治療では歯の見た目を整えるために歯を削ることがあります。口元のバランスが整うため、矯正後の仕上がりが美しくなるでしょう。

ブラックトライアングルを改善できる

加齢によって歯茎が下がったことや歯並びが影響して、歯と歯の間に黒い三角形のすき間(ブラックトライアングル)が生じることがあります。

歯を削って歯の形を整えながらインビザライン治療を進めることで、ブラックトライアングルを改善できるでしょう。

インビザライン治療後の後戻りを防止できる

歯を削る処置を行うことで、インビザライン治療後の後戻りを防止する効果を期待できます。

通常、歯は根本に向かって細くなっているので、歯と歯は点で接します。歯と歯が接する部分を面になるように削ることで、隣り合う歯の密着度が高まるでしょう。密着度が高まれば、歯が動きづらくなります。

デメリット

インビザライン治療で歯を削るデメリットは、以下のとおりです。

健康な歯を削る必要がある

歯を削る処置では、健康な歯を削ります。歯と歯の間をわずかに研磨する程度なので、歯に与える影響は限りなく少ないとされていますが、健康な歯を削ることには変わりありません。

健康な歯を削ることに抵抗がある方は、担当の歯科医師としっかりと相談して治療方針を決めましょう。

対応できない症例がある

インビザライン治療で歯を削る量はごくわずかであるため、歯を削ることで得られるスペースには限度があります。そのため、歯を削っても十分なスペースを確保できない場合があるため注意してください。

歯の重なりが大きい重度の叢生や重度の出っ歯などは、歯を削るだけでは対応できず、抜歯が必要になることが多いでしょう。抜歯してもわずかにスペースが足りない場合や、歯の向きの微調整が必要な場合、抜歯と併せて歯を削る処置が必要になることもあります。

歯茎から出血することがある

インビザライン治療で歯を削る場合、歯と歯が隣り合う側面を削ります。歯の先端から歯茎に近い部分まで削るため、歯茎の状態によっては出血することがあるでしょう。

特に、もともと歯磨きが不十分で歯茎が腫れている方や、歯周病によって歯茎の状態が悪い方は、器具が歯茎に少し触れるだけでも出血する可能性があります。歯を削ることによる歯茎の出血は、すぐに治まるので心配ありません。

インビザライン治療で歯を削る量

歯科医院で治療を受ける男性患者

インビザライン治療で歯を削る量は、0.1~0.2mm程度、最大でも0.25mmです。歯は、外側に人体で最も硬いエナメル質があり、エナメル質の中に神経を守る柔らかい組織の象牙質、象牙質の中に神経があるという3層から成り立ちます。

エナメル質の厚さは2mm程度なので、インビザライン治療で削る歯の量はエナメル質の厚さの1/10程度です。歯への影響は限りなく少ないでしょう。

歯を削ったことで虫歯になりやすくなるのでは、と不安に思う方もいるかもしれません。歯を削る処置をしたあと、そのままの状態ではザラザラした歯面に汚れが溜まりやすくなるため、虫歯のリスクは上がります。

しかし、歯を削ったあとは、歯面が滑らかになるように研磨します。研磨のあとは、歯を強くする効果と虫歯予防の効果があるフッ素を塗布するので、虫歯になるリスクについても心配ないでしょう。

歯を削るのは痛くないのか?

顎に指を当てて悩む女性

インビザライン治療で行う歯を削る処置は、麻酔なしでも行えます。歯を削る処置をしても、しみる・痛む症状が現れることは少ないでしょう。

エナメル質の内部にある象牙質から神経に刺激が伝わることで、初めて「歯が痛い」と感じます。インビザライン治療で行う歯を削る処置では、エナメル質の1/10程度のわずかな量しか歯を削りません。

エナメル質の表層部分をわずかに削るだけなので、神経まで刺激が伝わることはないでしょう。痛いと感じることは少ないといえます。

ただし、歯を削る際の研磨の摩擦による熱で、痛みや不快感をおぼえるかもしれません。歯茎に近い部分の歯を削った際は、一時的に知覚過敏のような症状が出ることも考えられます。

歯を削る処置中にしみる・痛む症状がある場合は、我慢せずに歯科医師に伝えましょう。知覚過敏の症状を抑える薬を塗布することで、改善が見込めます。

まとめ

マウスピースを持って笑う女性

インビザライン治療では、ガタガタした歯並びや出っ歯などを改善する際、歯を並べるスペースを確保するために歯を削ることがあります。

歯を削ることで、抜歯しなくても歯並びを整えられる、効率的に出っ歯を改善できるなど、さまざまなメリットがあるでしょう。歯の形を整えるために歯を削ることで、口元のバランスが整い、インビザライン治療の仕上がりが美しくなります。

しかし、健康な歯を削ることや、歯を削るだけでは対応できない症例があるなど、デメリットも存在します。歯がしみる・痛むなど、一時的に知覚過敏のような症状が出る方もいるでしょう。

削る歯の量は最大で0.25mmと、歯と歯の間をわずかに研磨する程度のため、歯に与える影響は限りなく少ないといわれています。

しかし、虫歯や歯周病になっていない健康な歯を削ることには変わりありません。担当の歯科医師としっかりと相談して治療方針を決めましょう。

インビザライン治療を検討している方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

歯茎を気にする女性

インビザライン治療で歯肉退縮を起こしてしまったときの対処法を解説

2023年9月27日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

「歯茎が下がってきたように感じるけど、これって歯肉退縮?」「インビザラインで歯肉退縮が起こることってあるのかな……」と、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。歯を覆っている歯茎が減ってしまうことを「歯肉退縮」と呼びます。歯肉退縮が起こる理由はいくつかあり、放置しておくと最悪のケースでは歯が抜けてしまうこともあるのです。

今回は、歯肉退縮を予防するためにできることや、インビザライン治療で歯肉退縮が起こった時の対処法などについて解説します。

歯肉退縮とは?

歯磨き粉のクエスチョンマークと歯科器具

歯肉退縮とは、歯を覆っている周りの歯茎が減ってしまい、歯の根っこの部分が出ている状態のことを指します。歯肉退縮が起こると「歯が長くなった」「歯と歯のすき間に黒い三角形(ブラックトライアングル)が目立つようになってきた」などの見た目の変化を感じることがあります。

歯肉退縮を起こす原因

タブレットに表示されたレントゲン写真

歯肉退縮を起こす原因には、おもに以下のようなものがあります。

 

・矯正治療

・歯周病

・過剰なブラッシング

・歯ぎしり・食いしばり

 

詳しく解説します。

矯正治療

矯正治療における歯の移動距離や移動方向によっては、歯肉退縮が起こることがあります。

歯を並べるスペースがなく歯列の拡大を行うときは、前方や外側に向かって歯を移動することがあります。その際に抜歯をせず、狭いスペースに歯を並べようと無理な力をかけて歯を移動させると、歯肉の退縮が起こることがあるのです。

また、歯列のガタガタが原因で歯ブラシによるケアが不十分になり、歯周病がすでに生じているケースもあります。このような状態で矯正治療を行うと、薄くなった歯槽骨にさらに矯正による力が加わってしまい、歯槽骨の吸収が進んでしまうことも考えられるのです。

歯周病

歯周病とは、細菌感染により歯茎が炎症を起こしてしまい、重症化すると歯を支えている顎の骨が溶かされてしまう病気です。

顎の骨が溶けると歯茎も下がるため、徐々に歯の根っこがでてきます。歯周病になってしまう原因には「喫煙」や「磨き残しが多く歯に汚れが溜まっている」などがあります。

過剰なブラッシング

歯肉退縮は、研磨剤の多く入った歯磨き粉を使用することや、強すぎる力でのブラッシングで起こります。これらの刺激で歯や歯茎を削ってしまい、歯茎が下がってしまう恐れがあるのです。

磨き残しが多いことも歯や歯茎にとってよくない影響を与えてしまいますが、過剰なケアの方法も歯肉退縮の原因となります。

歯ぎしり・食いしばり

歯列矯正で歯にかかる力によっても歯肉退縮が起こるリスクがあるとお話ししましたが、歯ぎしりや食いしばりによって歯や歯茎に強い力がかかることで歯肉退縮の原因になることがあります。

歯ぎしりや食いしばりは、多くの場合に無意識で行われるため、患者様自身では気付かないことがあります。そのため、長期間にわたって歯茎に負担がかかり、気付いたときには歯肉退縮が起こっていることがあるのです。

歯肉退縮を起こすとどうなる?

歯の痛みに耐える女性

歯肉退縮を起こすと、以下のようなトラブルが予想されます。

 

虫歯や歯周病になるリスクが高まる

・知覚過敏になりやすい

・歯が抜ける可能性がある

・見た目が悪くなる

 

それぞれ詳しく解説します。

虫歯や歯周病になるリスクが高まる

歯の根っこは、通常、歯肉によって守られています。

歯の根っこは、歯茎から出ている歯の部分とは異なり、歯をあらゆる刺激から保護する役割を果たす「エナメル質」がありません。歯肉退縮によって歯茎からでてきてしまった歯の根っこの部分は、より繊細であるため細菌感染しやすい状態になってしまいます。その結果、細菌感染が原因で起こる症状である「虫歯」や「歯周病」になるリスクを高めてしまうのです。

ほかにも、歯茎が下がったことで、歯と歯の間や歯と歯茎の間のすき間が増えます。すると、そのすき間に汚れが溜まりやすくなり、十分なブラッシングができていないと虫歯や歯周病になるリスクが高まるでしょう。

知覚過敏になりやすい

歯の根っこには、歯を刺激から守るためのエナメル質がありません。そのため、冷たいものや温かいものなどのわずかな刺激でも、歯がピリッとするような感覚になることがあります。

歯が抜ける可能性がある

歯肉退縮が始まったからといって、すぐに歯が抜けることはありません。

しかし、歯がグラグラし始めるなどの症状がでてくると、歯を支えている歯槽骨まで吸収されている恐れがあります。最終的に、歯が自然に抜けてしまったり抜歯をしなければならなくなったりすることがあるでしょう。

見た目が悪くなる

歯肉退縮が起こると、歯が長くなることや歯と歯の間や歯と歯茎の間のすき間が目立ちやすくなるなど、見た目の変化を感じることがあります。

それ以外にも、歯と歯茎のバランスが変わってしまうことで、人によっては「老けた」と感じる人もいます。

インビザライン治療をすると歯肉退縮が起こりやすくなる?

インビザラインと収納ケース

「インビザライン治療」は、マウスピース型矯正の一つです。インビザライン治療では歯肉退縮が起こる可能性はあるのでしょうか。

すべての矯正方法で歯肉退縮は起こる可能性がある

インビザライン治療に関わらず、ワイヤー矯正やほかのマウスピース型矯正など、すべての矯正治療を行ううえで、歯肉退縮が起こるリスクがあります。その中でも、抜歯をせずにスペースがないところに無理に歯を並べようとする矯正や、顎の骨を拡大させる矯正では、特に歯肉退縮が起こる可能性が高いといわれているのです。

また、もともとの歯茎が薄い方は歯肉退縮が起こる可能性が高いとされています。

デジタル矯正治療では場合によっては歯肉退縮が起こることもある

インビザライン治療のようなシミュレーションソフトを使ったデジタル矯正治療では、場合によっては歯肉退縮が起こることがあります。

シミュレーションではうまく歯の移動ができていても、実際には歯周組織のない位置へ歯を動かしてしまう可能性もゼロではありません。CTによる十分な精密検査や、歯槽骨・歯根の検査が不十分であると、歯肉退縮のリスクが高まります。

インビザライン治療で歯肉退縮を起こしてしまったときの対処法

対策を考える人

インビザライン治療で歯肉退縮が起きた時は、すぐに歯科クリニックへ相談してください。歯肉退縮が起きているときの症状としては、以下のようなものがあります。

 

・知覚過敏の症状がある

・歯茎が下がった、歯茎が痩せて見えると感じる

・歯がグラグラする

・歯茎に強い痛みがある

 

このような兆候がある方は、歯肉退縮が起こっている可能性があります。歯肉退縮が起こりそう、または起こっている場合、歯科医師の判断により、インビザライン治療の中断・インビザラインの調整・治療計画の変更などで対応するでしょう。また、歯根部を歯茎に戻すなどの治療を行うこともあります。

いずれの場合も、歯肉退縮を放置すると自然に回復することはありません。歯肉退縮に気づいたときや「歯肉退縮かもしれない」と不安に感じた時は、歯科クリニックへ相談するようにしましょう。

歯肉退縮の予防方法

笑顔で3をつくる男性

ここまで、歯肉退縮が起こる原因や対処法について紹介しました。最後に、歯肉退縮の予防方法について解説します。以下の3つに注意しましょう。

 

・矯正装置の不具合を放置しない

・汚れを溜めない

・やわらかめの歯ブラシを使用する

 

それぞれ詳しく説明します。

矯正装置の不具合を放置しない

矯正装置の歪みや歯茎の一部に強くあたるなどの不具合がある場合は、すぐに歯科医師に相談しましょう。そのまま使い続けると歯茎が傷つくなど、歯肉退縮を引き起こすことがあります。

ほかにも、マウスピースなどの矯正装置に汚れが残ったまま使用を続けると、細菌が繁殖し、歯周病などの歯肉退縮につながるトラブルになることがあります。矯正装置はつねに清潔に保つように、マウスピース用のクリーナーで洗うことや、水ですすぐなどしてケアすることを忘れないようにしましょう。

汚れを溜めない

歯茎が下がってしまう原因の大部分は歯周病だといわれています。毎日の歯磨きをきちんと行い汚れを残さないようにしたり、歯科クリニックでの定期的なクリーニングが効果的です。食後は歯ブラシを使って歯を丁寧に磨き、歯と歯茎の境目の汚れにも注意が必要です。歯間ブラシやフロスなどを使って細かい部分の掃除を行うと、さらによいでしょう。

毎日丁寧にセルフケアを行っていても、歯石やプラークなどを完全に取り除くことはできません。歯科クリニックでの定期的なクリーニングを行うことで、より口内の衛生状態を保つことができます。

特に、ワイヤー矯正のように取り外しができない矯正装置をつけている場合は、装置が邪魔で歯ブラシを当てにくく、汚れが残りやすい傾向にあります。歯列矯正中は、特に磨き残しに注意しましょう。

やわらかめの歯ブラシを使用する

自宅で歯磨きをする際は、歯茎を必要以上に傷つけないために、やわらかめの歯ブラシを使うのがおすすめです。研磨剤の多く入った歯磨き粉も歯茎を傷つける恐れがあるため、避けるほうがよいでしょう。力をかけずに優しく磨くのがポイントです。

まとめ

インビザラインを持って笑顔の女性

今回は、歯肉退縮が起こる原因やインビザラインで歯肉退縮が起こるかどうかについて解説しました。

歯肉退縮が起こる原因はいくつかありますが、歯に汚れが溜まることやインビザラインを含む矯正器具で歯に無理な力が加わることで起こることが多いです。歯肉退縮の症状を放っておくと、最悪の場合、歯が抜けてしまうことも考えられます。不安がある方は、歯科医院に相談してみましょう。

インビザライン治療による歯肉退縮でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

マウスピースをかむ女性

マウスピース型矯正は夜だけ装着しても効果はある?正しい装着時間とは

2023年9月20日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

透明なマウスピースを装着して歯並びを矯正するマウスピース型矯正は、装置が目立ちにくいことkから人気の矯正方法です。

しかし、慣れないうちはマウスピースだけでも煩わしく感じ「夜だけ装着しても効果はあるの?」と疑問を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、マウスピース型矯正は夜だけ装着しても効果はあるのか、正しい装着時間について解説します。マウスピースの正しい利用方法と、守らなかった場合のデメリットもご紹介しますので、この記事を参考に、マウスピースを適切に使用し、マウスピース型矯正を成功させましょう。

マウスピース型矯正は夜だけ装着しても効果はある?

時計とクエスチョンマーク

マウスピース型矯正は、夜だけの装着では効果はありません。

マウスピースは日中も装着することを前提に作られているので、用法を守らないと計画通りに矯正治療が進みません。必ず装着時間を守る必要があります。

同じマウスピースでも、歯ぎしりや食いしばり防止のためのマウスピースは、夜間だけ装着するように指導されることがありますが、矯正用のマウスピースはまったく別のものです。日中も装着して初めて矯正治療の効果が現れるものです。

マウスピースを装着している時間は歯を動かしている状態ですが、装着していない時間は歯にまったく力がかかっていない状態です。夜だけの装着では計画通りに歯は動きませんので、次のマウスピースが装着できなくなったり、強い痛みが出たりする可能性もあるのです。

万が一日中に装着できなかった場合は、早めに歯科医院に相談しましょう。

マウスピースの正しい装着時間

20という数字

マウスピース型矯正で必要な1日の装着時間は20〜22時間です。

食事の時間と歯磨きの時間以外は、常に装着していることが多いため、基本的にはマウスピースを装着したままの生活が続きます。食事や歯磨きの時は外す必要がありますが、終わったらすぐに装着するようにしましょう。

マウスピースの装着時間を守らないとどうなる?

多くの砂時計と闇と煙

マウスピースの装着時間を守らないと、計画どおりに治療が進まないだけでなく、次のようなトラブルが発生する可能性があります。

 

・噛み合わせが悪化する

・歯の位置が後戻りする

・痛みが出る

・歯の根っこが露出する

・マウスピースがはまらなくなる

 

それぞれ詳しく解説します。

噛み合わせが悪化する

マウスピースを外している時間が長いと、歯が動かないだけでなく計画通りに歯が動かず、噛み合わせが悪化してしまうことがあります。噛みにくくなるなど、違和感が強くなることもあるでしょう。

歯の位置が後戻りする

歯は、力がかかっていない状態では元の場所に戻ろうと動く「後戻り」が起こります。

マウスピースを外している時間が長いと、歯の位置の「後戻り」が起きてしまう可能性があります。後戻りが起きると矯正治療はやり直しになってしまうので、注意しましょう。

痛みが出る

マウスピースは装着した時にだけ力がかかるので、外している時間が長くなると装着した時に必要以上に強い力がかかってしまうことがあります。強い力がかかり過ぎると歯に痛みが出る可能性があります。

歯の根っこが露出する

装着した時に強い力がかかるようになると、歯の根っこが露出してしまうことがあります。見栄えが悪くなってしまうほか、知覚過敏が起きてしまうことがあります。

マウスピースがはまらなくなる

マウスピースを外している時間が長いと、歯の位置が変わってしまい、マウスピースがはまらなくなってしまうことがあります。マウスピースがはまらないと、予定していたマウスピースが使えなくなり、治療計画を立て直さなくてはなりません。

マウスピースの装着を忘れてしまった場合の対処方法

「マウスピースをつけるのを忘れたまま寝てしまった」「飲み会で長い時間マウスピースを装着しなかった」「装着しないまま外出してしまった」など、マウスピースを装着し忘れてしまうことがあるかもしれません。このような場合には、まず歯科医院に装着し忘れたことを伝えるようにしましょう。

誰でも忘れてしまうことはあるので、連絡することを躊躇せず、相談をして対処方法を聞くことが大切です。歯科医師の判断により、次のような対処が必要なケースがあります。

 

・次のマウスピースの交換時期を延ばす

・1つ前のマウスピースに戻る など

 

そのまま治療を進めてしまうと、治療計画と異なった歯並びになってしまう可能性があります。治療計画の立て直しが必要になると、マウスピースの作り直しなど、別途費用がかかってしまうことがあります。治療期間が長くなってしまうこともありますので、必ず歯科医師に相談するようにしましょう。

マウスピースの装着時間を守るためにおすすめの方法

3つの単語帳

マウスピースの装着時間を守れない場合の理由には、次の3つが考えられます。

 

・1日の食事時間や歯磨き時間が4時間で収まらない

・痛みを感じて外したくなってしまう

・マウスピースを外したあと、つけるのを忘れてしまう

 

それぞれ、装着時間を守るためのおすすめの方法を紹介していきます。

1日の食事時間や歯磨き時間が4時間で収まらない場合の対処方法

マウスピースの装着時間は1日20〜22時間とされています。マウスピースを外している時間が4時間以内であれば許容範囲内だといえますが、4時間をオーバーしてしまうことが多い場合には、検診時などに伝えておくようにしましょう。

飲み会などで食事をする時間が長くなってしまうこともあると思います。マウスピースは、交換直後〜3日間が特に重要といわれています。マウスピースを交換してから3日間は、飲み会などのイベントを入れないように調整しましょう。

また、間食の回数が多いなどの理由で外している時間が長い場合には、間食を見直す必要があります。間食の回数が多いと虫歯のリスクも高くなります。この機会に間食回数を減らすなどして、ダラダラと食べないように食生活を見直してみましょう。

痛みを感じて外したくなってしまう場合の対処方法

マウスピース交換直後は、外したくなってしまうほど痛みを感じてしまうことがあるでしょう。そのような場合は、市販の痛み止めを服用するのがおすすめです。

マウスピースを外している時間が長いと、それだけ痛みを感じる可能性も高くなります。装着時間が守れず痛みが強い場合などは、歯科医院に相談するようにしましょう。場合によっては、1つ前のマウスピースに戻すことやマウスピースの交換時期をずらして対処することがあります。

マウスピースを外したあと、つけるのを忘れてしまう場合の対処方法

マウスピースを外したあと、つけるのを忘れてしまう場合は、マウスピースを入れたケースを目に見えるところに置くようにし、つけ忘れのないようにしましょう。

習慣になると忘れにくくなります。特に、マウスピース型矯正を始めたばかりの頃はまだ習慣化されていないため、つけ忘れることがあるので注意しましょう。また、スマートフォンなどのリマインダー機能やアプリなどを活用するのもよいでしょう。食事のあと・歯磨きのあと・寝る前など、おおよその時間に通知がくるようにしておくと便利です。

まとめ

親指を立てる女性医師

マウスピース型矯正は、夜だけの装着では効果がありません。日中を含む1日20〜22時間の装着を想定して、治療計画が作られています。正しい装着時間を守り、矯正治療を進めるようにしましょう。

万が一装着し忘れてしまった時には、計画どおりに治療が進まなくなってしまったり、痛みなどのトラブルが起きてしまったりすることがあります。このような場合は必ず歯科医師に相談し、対処方法を聞くようにしましょう。

マウスピース型矯正でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

反対咬合を2ヶ月で治療した50代のインビザライン症例

反対咬合を2ヶ月で治療した50代のインビザライン症例

2023年9月18日

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

今回は、「反対咬合を2ヶ月で治療した50代のインビザライン症例」です。

『反対咬合』は下顎が前に出ている状態です。「しゃくれ」とも言われています。

反対咬合は骨が前に出ているので骨を切る必要な場合があります。

ただ、骨は出来るだけ切らずに治せることが理想だと思います。

今回は、インビザライン矯正でどのように『反対咬合』を治すのかをご説明させて頂きます。しっかりインビザライン矯正を理解することで難しい症例もこなす事が出来ます。

50代の方でも歯並びを治療することが出来ます。『反対咬合』で悩まれている方は是非、最後まで読んで頂けますと幸いです。

 

まず、インビザラインとは?

まず、インビザラインとは?

インビザラインは、近年急速に人気を集めている歯列矯正治療法です。従来のブラケットやワイヤーを使用しない、透明なプラスチック製のアライナー(マウスピース)を用いて歯の位置を調整するものです。

 

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の一番の特徴は、アライナー(マウスピース)が透明であることです。つまり、装着していることが目立ちにくく、外見上の美観を損なうことなく歯を矯正することができるのです。これは、特に成人やプロフェッショナルな環境で働く人々にとって非常に魅力的です。

インビザラインは、個々の患者に合わせてカスタムメイドされるため、矯正の過程が非常に効率的で正確です。矯正計画は、先進的な3Dテクノロジーを活用して歯科医師によって立案され、患者には透明なアライナー(マウスピース)が一連のステップごとに交換されることによって歯列の移動が進められます。

 

ワイヤー矯正との比較

ワイヤー矯正との比較

従来の方法であるワイヤー矯正と比較して、インビザラインにはいくつかの利点があります。まず、食事の際にアライナー(マウスピース)を外すことができるため、普段の食事や歯磨きが簡単に行えます。また、ブラケットやワイヤーがないため、口内への刺激や違和感も少なく、快適な矯正体験が期待できます。

ただし、すべてのケースに対して適しているわけではありません。治療が複雑な場合や重度の歯列不正がある場合には、他の矯正治療法が選択されることもあります。そのため、インビザラインを検討する際には、歯科医師との十分な相談と評価が必要です。

 

反対咬合を2ヶ月で治療した50代のインビザライン症例治療の流れ

インビザライン矯正前(初診)

インビザライン矯正前(初診時)

インビザライン矯正前(初診)の状態です。

患者様は『しゃくれを治したい』という事で当院に来院されました。

当院に来院される前に3医院で矯正相談されていました。

よその医院では『手術が必要』、『3年くらいかかる』、『被せ物があるから難しい』

などと言われたそうです。

当院では、難しい症例でもインビザライン矯正のみでおこなっております。

当院のインビザライン矯正でどのように変化したのか見てみましょう。

インビザライン矯正2ヶ月後

インビザライン矯正2ヶ月後

インビザライン矯正2ヶ月後です。

なんと2ヶ月で反対咬合が解消されました。

インビザライン矯正をしっかり使えば2ヶ月でここまで変化させることが出来ます。

顎も切らなくていいですし、時間もかかりません。

患者さんからは

『2ヶ月でここまで変化するなんて信じられない。もりかわ歯科でインビザライン矯正をしてよかったです。』とすごく喜んでくれていました。

 

インビザライン矯正はどこも同じと思われるかもしれませんが全然違います。

先生の考え方、知識によって最終ゴールが変わります。

当院のインビザライン矯正ドクターはインビザライン矯正を教えてる先生なのでご安心ください。

反対咬合は奥歯の負担が強く歯に負担がかかってしまいます。

噛み合わせの負担はすごく怖いです。反対咬合の方で80歳で歯が20本残る方はほぼいません。

インビザライン矯正は見た目的はもちろん、健康面も改善することが期待出来ます。

困っている方は是非、ご相談ください。

いかがだったでしょうか?

今回は、「反対咬合を2ヶ月で治療した50代のインビザライン症例」でした。

反対咬合が気になると矯正相談にこられる方は多いです。

今回は、2ヶ月の変化でした。 また続編も出しますので見てもらえると嬉しいです。

虫歯、歯周病の悪化にも繋がりますので早期に治療されることをおすすめします。

年齢は関係ありません。今や100歳時代になり健康寿命が大切になってきます。

歯並びを整えて歯の健康を守ることが大切になってきます。

 

歯並びは気になるが時間がかかるのでは?や自分の歯並びがインビザライン矯正で治るの?と勇気が出ずに一歩踏み出せない方は勇気を振り絞って是非、お問合せ下さい。

 

インビザライン矯正にご興味ある方はこちらからお問合せ下さい。

来週の月曜日もインビザライン矯正症例ブログをお楽しみ下さい。

インビザライン治療の詳しい内容はこちら

八尾No. 1ダイヤモンドプロバイダー森川康司

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