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矯正治療後のメンテナンス方法と定期検診の重要性

矯正治療後のメンテナンス方法と定期検診の重要性

2024年11月8日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

矯正治療を終えて、ついに手に入れた美しい歯並び!
鏡を見るたびに嬉しくなりますよね。

でも、ここで気を抜いてはいけません。
矯正治療後のケアを怠ると、せっかくの努力が水の泡になってしまうことも…

この記事では矯正治療後のメンテナンス方法と、定期検診の重要性について詳しく解説します。

矯正治療後、美しい歯並びをキープするために…

長年の矯正治療を終え、ついに手に入れた美しい歯並び。
鏡を見るたびに嬉しくなり、自信を持って笑顔になれる喜びは何物にも代えがたいですよね。

ここで気を抜いてはいけません。矯正治療は装置を外した瞬間がゴールではありません。
むしろ、そこからが本当のスタートと言えるでしょう。

なぜなら、歯は「後戻り」する可能性があるから

矯正治療によって歯は理想的な位置に移動しますが、歯を支える周囲の組織(歯根膜や歯槽骨)は、まだ完全に安定していない状態です。例えるなら強風で曲がったばかりの若木のようなもの。支えがないと、また元の曲がった状態に戻ってしまいますよね?

歯も同じです。矯正装置という支えを失った歯は元の位置に戻ろうとする力が働き、せっかくの治療効果が台無しになってしまう可能性があります。これを「後戻り」と言います。

リテーナー:歯並びをキープする「縁の下の力持ち」

そこで登場するのが「リテーナー」です。リテーナーは矯正治療後、歯並びが後戻りしないように歯の位置を保定(固定)するための装置です。いわば歯並びを支える「添え木」のような存在と言えるでしょう。

特にマウスピース矯正の場合、リテーナーは矯正治療中に使用していたマウスピースと見た目がほとんど変わりません。透明で目立ちにくいため、周囲に気づかれずに装着できるのも嬉しいポイントです。

後戻りを防ぎ、美しい歯並びを一生の宝物に

リテーナーは矯正治療の成果を末永く維持するために欠かせない存在です。
しかし「リテーナーって本当に必要なの?」「後戻りって、そんなに簡単に起こるの?」といった疑問をお持ちの方もいるかもしれません。

次の章では後戻りのメカニズムやその原因、そしてリテーナーを使用しなかった場合に起こりうるリスクについて詳しく解説していきます。

後戻りってなに?その原因と対策を知ろう!

後戻りってなに?その原因と対策を知ろう!

後戻りとは、矯正治療によってせっかく動かした歯が元の位置に戻ろうとする現象のことです。

後戻りって、本当に起こるの?

矯正治療中はブラケットやワイヤー、マウスピースなどの矯正装置によって歯に一定の力を加え、少しずつ動かしていきます。しかし治療が終わり、これらの装置が外れると歯は元の位置に戻ろうとする力が働いてしまうのです。

後戻りの原因は?

後戻りの原因は一つではありません。様々な要因が複雑に絡み合い、後戻りを引き起こします。

歯根膜の弾性

歯を支える歯根膜には元の位置に戻ろうとする弾性があります。
矯正装置によって歯が移動すると、歯根膜も引き伸ばされたり圧縮されたりします。装置が外れると、この歯根膜の弾性によって歯が元の位置に戻ろうとするのです。

舌や唇、頬の筋肉の圧力

舌や唇、頬の筋肉は常に歯に圧力をかけています。
矯正治療によって歯並びが変わるとこれらの筋肉のバランスも変化し、新しい歯並びに適応しようとする過程で歯に力が加わります。この力が後戻りの原因となることがあります。

加齢

年齢を重ねると歯や歯茎、顎の骨などが変化して歯並びが少しずつ変化することがあります。
特に歯周病などで歯茎や骨が弱っていると、後戻りが起こりやすくなります。

歯ぎしりや食いしばり

歯ぎしりや食いしばりは歯に強い力がかかるため、後戻りの原因となります。
特に夜間の歯ぎしりや食いしばりは、無意識のうちに行われることが多いため注意が必要です。

舌の癖や口呼吸

舌で歯を押す癖や口呼吸は歯並びを悪化させる原因となります。
矯正治療後もこれらの癖が続くと、後戻りのリスクが高まります。

リテーナーの不適切な使用

リテーナーは後戻りを防ぐための非常に重要な装置です。
しかし指示された時間通りに装着しなかったりお手入れを怠ったりすると、その効果が十分に発揮されず後戻りが起こりやすくなります。

後戻りを防ぐために、具体的に何ができるのでしょうか?

次の章では後戻りを防ぐための具体的な対策、特に「リテーナー」という装置の重要性について詳しく解説します。

後戻りを防ぐためには?

後戻りを防ぐためには?

後戻りを防ぐためには、まさに「継続は力なり!」 歯科医師の指示に従いリテーナーを毎日コツコツと装着することが何よりも大切です。
リテーナーには大きく分けて2つの種類があります。それぞれの特徴を理解して、あなたに合ったタイプを選びましょう。

1. 固定式リテーナー(ワイヤータイプ)

1. 固定式リテーナー(ワイヤータイプ)

特徴

歯の裏側に細いワイヤーを接着剤で固定するタイプのリテーナーです。

メリット
  • 取り外しができないため、装着時の違和感や紛失の心配がありません。
  • 食事や歯磨きの際に外す必要がないため、装着時間をしっかりと確保できます。
  • 主に前歯の裏側に装着され、後戻りしやすい前歯の歯並びをしっかりとキープします。
デメリット
  • 装置が目立ちやすい場合があります。(※ただし、近年では、より目立ちにくい素材やデザインのワイヤーも開発されています。)
  • 発音に影響が出る場合があるため、慣れるまで時間がかかることがあります。
  • 定期的な歯科医院でのクリーニングが必要です。ワイヤーの周りにプラーク(歯垢)が溜まりやすいため、丁寧な歯磨きと定期的なクリーニングが重要です。

2. 可撤式リテーナー(マウスピースタイプ)

2. 可撤式リテーナー(マウスピースタイプ)

特徴

透明なマウスピース型の装置で、取り外しが可能なタイプのリテーナーです。

メリット
  • 装着時の見た目が目立ちにくく、周囲に気づかれずに矯正治療を続けられます。
  • 食事や歯磨きの際は取り外せるため、口腔内を清潔に保ちやすいです。
  • 装着感が比較的快適で発音への影響も少ないです。
デメリット
  • 紛失や破損のリスクがあります。
  • 自己管理が必要で、装着時間をしっかりと確保する必要があります。
  • 1日20時間以上の装着が推奨されており、食事や歯磨きの時以外は装着する必要があります。

どのリテーナーがあなたに合う?

どのリテーナーを使用するかは、あなたの歯並びの状態やライフスタイル、そしてご希望などを考慮して歯科医師が判断します。

  • 後戻りのリスクが高い場合や自己管理に自信がない場合は、固定式リテーナーがおすすめです。
  • 見た目を気にされる方や食事や歯磨きの際に装置を外したい方は、取り外し式リテーナーがおすすめです。

リテーナーは、美しい歯並びを保つための「保険」

矯正治療後のリテーナー装着は、せっかく手に入れた美しい歯並びを長期的に維持するために非常に重要です。

しかし「リテーナーって本当に必要なの?」「面倒くさくて、ついサボってしまう…」そう思ってしまう方もいるかもしれません。
次の章では、リテーナー装着を怠るとどうなるのか、そのリスクについて詳しく解説していきます。

放置すると…後戻りするだけじゃない!定期検診を怠ると起こるコト

矯正治療が終わり、晴れて念願の美しい歯並びを手に入れたあなた。

「これで終わり!もう歯医者さんに行く必要はないかな?」
「リテーナーも面倒だし、もういいかな…」

そんな風に思っていませんか?

実は矯正治療後の定期検診を怠ると、後戻りのリスクが高まるだけでなく様々な問題が起こる可能性があります。

1. 虫歯や歯周病の発生・再発:矯正装置が外れても安心は禁物!

矯正装置がなくなったことで、歯磨きがしやすくなったと感じる方も多いでしょう。しかし、油断は禁物です。

歯並びの変化で新たな磨き残しポイントが

歯並びが変化したことで、以前は磨きやすかった場所が逆に磨きにくくなっていたり新たな磨き残しポイントが生じたりすることもあります。

歯の表面に微細な傷

矯正治療中に歯の表面に微細な傷がついている場合があり、そこにプラークが溜まりやすくなることも。

唾液の分泌量の変化

ストレスや生活習慣の変化により、唾液の分泌量が減少して虫歯や歯周病のリスクが高まることもあります。

定期検診では、プロによるクリーニングや歯磨き指導を受けることで、これらのリスクを未然に防ぎ、お口の健康を守ることができます。

2. 噛み合わせの変化:放置すると顎関節症に!?

矯正治療後も、顎の成長や歯の磨耗などにより噛み合わせが少しずつ変化することがあります。

顎関節症のリスク

噛み合わせの変化を放置すると顎関節に負担がかかり、顎関節症を引き起こす可能性があります。顎関節症は顎の関節や周囲の筋肉に痛みや違和感、口が開きにくい、顎を動かすと音が鳴るなどの症状を引き起こします。さらに放置すると頭痛や肩こり、耳鳴り、さらには全身の姿勢の悪化にまで繋がる可能性も…。

見た目の変化

噛み合わせの変化は顔のバランスにも影響を与えることがあります。

定期的な検診で噛み合わせをチェックし、必要に応じて調整を受けることでこれらの問題を予防することができます。

3. リテーナーの破損や不適合:後戻りの原因にも

リテーナーは毎日使用することで、徐々に劣化したり変形したりすることがあります。また、歯並びがわずかに変化することでリテーナーが合わなくなることもあります。

後戻りのリスク

リテーナーが破損していたりフィットしていなかったりすると歯が動きやすくなり、後戻りが起こりやすくなります。

口腔内トラブル

変形したリテーナーは口内を傷つけ、口内炎などのトラブルを引き起こす可能性もあります。

定期検診ではリテーナーの状態をチェックし、必要に応じて修理や作り直しを行うことができます。

定期検診は「お口の健康維持」に欠かせません

矯正治療後の定期検診は後戻りだけでなく、虫歯や歯周病、噛み合わせの問題など様々な口腔トラブルを未然に防ぐために非常に重要です。

「でも、定期検診って具体的にどんなことをするの?」
「費用はどれくらいかかるの?」

そんな疑問にお答えするため、次の章では矯正治療後のケアに関するよくある質問をQ&A形式で解説していきます。

矯正治療後のケア、疑問を解決します!Q&A

矯正治療後のケアについて、気になる疑問を解消していきましょう。
正しい知識を身につけることで、美しい歯並びを安心して長く保つことができます。

Q. リテーナーはいつまで装着すればいいですか?

  1. 歯並びの状態や年齢、治療方法などによって個人差がありますが、一般的には最低でも2〜3年は必要です。

その後は歯科医師の指示に従って徐々に装着時間を減らしていくことはできますが、せっかく手に入れた美しい歯並びをキープするためにできる限り長く、理想的には一生涯使い続けていただきたいと考えています。
最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、矯正治療を始めると装置を装着することに慣れてきます。リテーナーも同様で毎日装着することで自然と生活の一部となり、歯並びを維持するための大切な習慣となるでしょう。

定期的な歯科検診で歯並びの状態をチェックし、適切な装着時間を調整しながら一緒に美しい歯並びを保っていきましょう。

Q. リテーナーの装着時間を守らないとどうなるの?

  1. せっかく矯正治療で手に入れた美しい歯並びが元の状態に戻ってしまう「後戻り」が起こりやすくなります。

後戻りの程度はリテーナーを外していた期間や歯並びの状態、年齢などによって異なりますが、場合によっては再矯正が必要になることもあります。
再矯正となれば、再び時間的、経済的、肉体的負担を強いられることになりますので、指示された装着時間を守り後戻りを防ぐことが大切です。

美しい歯並びを維持するためにも、リテーナーは毎日忘れずに装着しましょう。

Q. 定期検診はどのくらいの頻度で受ければいいですか?

  1. 矯正治療後は、3ヶ月〜半年に1回の頻度で定期検診を受けることをおすすめします。

定期検診では、

  • 歯並びや噛み合わせの状態をチェック
  • 虫歯や歯周病の検査
  • 歯のクリーニング
  • リテーナーの調整

などを行います。

定期検診は矯正治療後の歯並びを安定させ、お口の健康を維持するために非常に重要です。
歯並びを長く維持するためにも定期検診は欠かせません。ぜひお気軽にご予約ください。

Q. 定期検診では具体的にどんなことをしますか?

  • 歯並びと噛み合わせのチェック: 矯正治療後の歯並びや噛み合わせが安定しているか、後戻りの兆候がないかなどを確認します。
  • 虫歯・歯周病の検査: 虫歯や歯周病の有無を検査し、早期発見・早期治療に努めます。
  • 歯のクリーニング: 歯の表面や歯と歯の間、歯周ポケットなどを専門的な器具でクリーニングし、口腔内を清潔に保ちます。
  • リテーナーの調整: リテーナーの破損や変形、不適合があれば、修理や調整を行います。
  • 歯磨き指導: 変化した歯並びに合わせた、より効果的な歯磨き方法を指導します。
  • その他: 気になることや不安なことがあれば、何でもご相談ください。

Q. 定期検診の費用はどれくらいかかりますか?

  1. 定期検診の費用は、保険適用となる場合と自費診療となる場合があります
    内容や費用については、お気軽に当院までお問い合わせください。

定期検診で、あなたの笑顔と健康を守りましょう

定期検診は矯正治療後の歯並びを維持し、お口の健康を守るために欠かせません。

「でも、忙しくてなかなか通院できない…」
「費用も気になるし…」

そんな方も、まずはお気軽に当院にご相談ください。

当院の定期検診で、あなたの笑顔と健康をサポート

当院の定期検診で、あなたの笑顔と健康をサポート

専門家による徹底チェック

当院では経験豊富な矯正歯科医と歯科衛生士が、あなたの歯並びや口腔内の状態を丁寧にチェックします。

  • 歯並びと噛み合わせの確認: 矯正治療後の歯並びが安定しているか、後戻りの兆候がないか、噛み合わせに問題がないかなどを確認します。
  • 虫歯・歯周病の検査: 虫歯や歯周病の有無を検査し、早期発見・早期治療に努めます。
  • 口腔内清掃状態の確認: 歯磨きがきちんとできているか、磨き残しがないかなどを確認し、必要に応じてブラッシング指導を行います。

プロフェッショナルクリーニングで徹底的なお口のお掃除

毎日の歯磨きだけでは落としきれない汚れや歯石を、専門的な器具を用いて徹底的にクリーニングします。

  • 歯の表面のクリーニング: 歯の表面に付着したプラークや着色汚れを除去し、ツルツルの歯に仕上げます。
  • 歯と歯の間のクリーニング: 歯ブラシの届きにくい歯と歯の間も、デンタルフロスや歯間ブラシを使って丁寧にクリーニングします。
  • 歯周ポケットのクリーニング: 歯周ポケットの奥深くまで入り込んだ歯石や汚れを除去し、歯周病の予防・改善を促します。

リテーナーの調整・修理

リテーナーの破損や変形や不適合があれば、その場で修理や調整を行います。
歯並びの変化に合わせて、新しいリテーナーの作成が必要になる場合もあります。

あなたに合わせた歯磨き指導

矯正治療後は歯並びが変化しているため、以前とは異なる歯磨き方法が必要になる場合があります。
当院では、あなたの歯並びに合わせた正しい歯磨き方法を丁寧に指導いたします。

その他、気になることは何でもご相談ください

定期検診では、上記以外にも、

  • ホワイトニング
  • 口臭予防
  • 歯ぎしり・食いしばり対策

など、様々なお口の悩みに関するご相談も承っております。

まとめ|美しい歯並びを一生の宝物に

矯正治療はゴールではなく、スタート地点です。
せっかく手に入れた美しい歯並びを一生涯にわたって維持していくためには、毎日のセルフケアと定期的な歯科検診が欠かせません。

当院では、患者様一人ひとりの口腔内状況やライフスタイルに合わせた、最適なメンテナンスプランをご提案いたします。

美しい歯並びを一生の宝物にするために、ぜひ当院の定期検診をご活用ください。
あなたのお悩みを丁寧に伺い、最適な治療プランをご提案いたします。

もりかわ歯科ではインビザライン専門ドクター 森川 康司をはじめ、経験豊富なスタッフが矯正治療中の患者様を全力でサポートいたします。口内炎のケアはもちろん治療に関する疑問や不安にも丁寧にお答えしますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。

マウスピース矯正LPバナー
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医療法人甦歯会 マイデンタルクリニックもりかわ歯科

  • 住所:〒581-0803 大阪府八尾市光町2丁目3 アリオ八尾2F
  • 電話番号:072-922-8148
  • 診療時間:10:00~13:00 / 14:00~19:00(年中無休)
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医療法人甦歯会 リノアス診療所もりかわ歯科

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市販のマウスピースで歯科矯正ってできるの?メリット・デメリットを徹底解説!

市販のマウスピースで歯科矯正ってできるの?メリット・デメリットを徹底解説!

2024年11月1日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

「歯並びが気になるけど、矯正治療は高そうだし…」
「手軽に歯並びを良くしたいな…」
「市販のマウスピース矯正ってどうなんだろう?」

そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか?

近年、手軽に購入できる市販のマウスピース矯正(セルフ矯正)が注目を集めています。しかし、本当に効果があるのでしょうか? 歯科医院での矯正治療と比べて、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

この記事では、市販のマウスピース矯正について、その特徴やリスク、歯科医院での矯正治療との違いなどを詳しく解説していきます。

市販のマウスピース矯正って?手軽に歯並びを良くしたいけど…

市販のマウスピース矯正とは、ドラッグストアやインターネット通販などで購入できる、歯科医師の診断や処方箋なしで使える矯正装置のことです。

手軽さと費用の安さが魅力

市販のマウスピース矯正の最大の魅力は、その手軽さと費用の安さでしょう。

専門の歯科医院を受診する必要がなく、手軽に購入できる

忙しくてなかなか歯科医院に行けない方や、人目が気になる方でも、自分のペースで気軽に矯正を始められます。

費用が安い

歯科医院での矯正治療に比べて、費用が圧倒的に安い傾向があります。数千円から数万円で購入できる商品が多く、経済的な負担が少ないのも魅力の一つです。

見た目が目立ちにくい

透明なマウスピースを使用するため、装着していても周囲に気づかれにくいです。人目を気にせず、日常生活を送ることができます。

歯科医院での矯正と何が違うの?

手軽で費用も抑えられる市販のマウスピース矯正。魅力的に感じるかもしれませんが、歯科医院で行うマウスピース矯正とは、実は大きな違いがあるんです。

歯科医院のマウスピース矯正と何が違うの?

歯科医院のマウスピース矯正と何が違うの?

市販のマウスピース矯正と、歯科医院で行うマウスピース矯正(インビザラインなど)には、一体どんな違いがあるのでしょうか?一見同じように見えても、実はその中身は大きく異なります。

1. 診断・治療計画

一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療 vs. 全員同じ既製品

歯科医院での矯正治療は、まさにあなたのためだけの「オーダーメイド治療」です。レントゲン撮影や口腔内スキャンなどの精密な検査を行い、あなたの歯並びや顎の状態、そして治療の目標をしっかりと把握した上で、最適な治療計画を立てます。

一方、市販のマウスピース矯正は、残念ながら「既製品」です。個々の状態に合わせた調整ができないため、効果が限定的であったり、場合によっては歯並びを悪化させてしまうリスクも潜んでいます。

2. マウスピースの品質

医療グレード vs. ???

歯科医院で使用するマウスピースは、医療グレードの高品質な素材で作られており、耐久性や安全性に優れています。長期間の使用でも変形しにくく、安心して治療を続けることができます。

一方、市販のマウスピースは、その品質が保証されていない場合があり、粗悪な素材で作られていることも。長期間の使用で変形したり、破損したりするリスクが高く、口腔内を傷つけてしまう可能性も否定できません。

3. 専門家によるサポート

安心の治療 vs. 自己責任

歯科医院での矯正治療では、矯正歯科医や歯科衛生士が、あなたの治療の進捗状況を定期的に確認し、必要に応じてマウスピースの調整や適切なアドバイスを行います。

一方、市販のマウスピース矯正は全てが自己責任での使用となります。

  • 装着していて痛みや違和感があるけど、どうしたらいいの?
  • マウスピースが破損してしまった…
  • 歯並びが思ったように動いていない気がする…

このようなトラブルが発生した場合でも、専門家のサポートを受けることができません。

歯科医院での矯正治療、その安心感をあなたに

ここまで、市販のマウスピース矯正と歯科医院での矯正治療の違いについて解説してきました。

「安いから」「手軽だから」という理由だけで、市販のマウスピース矯正を選んでしまうと、取り返しのつかない事態を招く可能性も…。

次の章では、セルフ矯正で起こりうる具体的なトラブルについて解説していきます。

実は危険がいっぱい!?セルフ矯正で起こるトラブル

「手軽に試せるなら、ちょっと試してみようかな…」

そう思って、市販のマウスピース矯正に手を伸ばしていませんか?
確かに、手軽さや費用の安さは魅力的ですが、その裏には、あなたの歯と健康を脅かす様々なリスクが潜んでいるかもしれません。

実は危険がいっぱい!?セルフ矯正で起こるトラブル

セルフ矯正のリスク、侮ってはいけません

セルフ矯正は、手軽で費用も安いというメリットがある一方で、以下のようなリスクやトラブルも報告されています。

歯並びの悪化

適切な診断や治療計画なしにマウスピースを使用すると、歯並びがさらに悪化したり、噛み合わせに問題が生じたりする可能性があります。自己判断で歯を動かそうとすると思わぬ方向に歯が動いてしまい、かえって治療が困難になるケースも。

歯や歯茎へのダメージ

歯根吸収

歯の根っこが短くなってしまう「歯根吸収」が起こり、歯がグラグラしたり、最悪の場合は抜歯が必要になることもあります。

歯肉退縮

歯茎が下がってしまい、歯が長く見えたり、冷たいものや温かいものがしみやすくなる「知覚過敏」が起こったりする可能性があります。

顎関節症

顎関節に負担がかかり、顎の痛みや clicking音、開口障害などを引き起こすことがあります。

虫歯や歯周病

マウスピースの装着時間が長すぎたり、お手入れが不十分だったりすると、口腔内が不衛生になり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。特に、食事の後、歯磨きをせずにマウスピースを装着したり、マウスピースを清潔に保たなかったりすると、口腔内は虫歯菌や歯周病菌の温床となり、口腔内環境が悪化してしまいます。

トラブル発生時の対応が難しい

セルフ矯正では専門家のサポートを受けることができないため、トラブルが発生した場合でも適切な対応ができない可能性があります。

歯科医院での矯正治療、その価値とは?

「もしかして、もう手遅れかも…」
「セルフ矯正してしまったけど、大丈夫かな…」

そんな不安を感じている方もいるかもしれません。

次の章では、セルフ矯正と歯科医院でのプロの矯正治療を比較し、それぞれのメリット・デメリットを徹底解説していきます。

セルフ矯正とプロの矯正、メリット・デメリットを徹底比較!

セルフ矯正とプロの矯正、メリット・デメリットを徹底比較!

セルフ矯正の魅力は、なんといってもその「手軽さ」と「費用の安さ」ですよね。でも、ちょっと待ってください。「安かろう悪かろう」という言葉があるように、安易に飛びついてしまうと、後々後悔することになるかもしれません。

ここでは、セルフ矯正と歯科医院でのプロの矯正治療を比較し、それぞれのメリット・デメリットを徹底的に解説していきます。

それぞれのメリット・デメリット比較

市販のマウスピース矯正

メリット
  • 手軽に入手できる
  • 費用が安い
デメリット
  • 効果が限定的
  • 歯並びが悪化のリスク
  • 歯根吸収や歯肉退縮のリスク
  • 顎関節症のリスク
  • 虫歯や歯周病のリスク
  • トラブル発生時の対応が難しい

歯科医院での矯正治療

メリット
  • 専門家による診断と一人ひとりに合わせた治療計画
  • 適切な治療とサポート
  • 安全性の高い装置
  • 医療費控除の適用可能性
デメリット
  • 費用が高い
  • 通院が必要

あなたの大切な歯を守るために

「歯並びを良くしたい」という気持ちは、誰しもが持つ自然な願いです。しかし、その願いを叶えるためには、正しい知識と適切な治療が不可欠です。セルフ矯正は一見手軽で魅力的に見えるかもしれませんが、そのリスクをしっかりと理解し、慎重に検討する必要があります。

歯並びの悩み、プロの矯正歯科医に相談してみよう!

市販のマウスピース矯正は、その手軽さや費用の安さから魅力的に見えるかもしれません。しかし、専門家による適切な診断や治療計画なしに矯正を行うことは、大きなリスクを伴います。

歯並びや噛み合わせは、見た目の美しさだけでなく、全身の健康や口腔機能にも大きな影響を与える重要な要素です。

セルフケアでの矯正は、

  • 歯並びや噛み合わせをさらに悪化させてしまう
  • 歯や歯茎にダメージを与えてしまう
  • 後戻りが起こりやすい

といったリスクが伴います。

専門家の力を借りて、安心・安全な矯正治療を

専門家の力を借りて、安心・安全な矯正治療を

歯科医院での矯正治療は、専門知識と豊富な経験を持つ矯正歯科医が、あなたのお口の状態を徹底的に検査・診断し、一人ひとりに合った最適な治療計画を立てます。

精密な検査と診断

お口の中の状態だけでなく、顔全体のバランスや骨格、筋肉の状態なども考慮し、総合的な診断を行います。

オーダーメイドの治療計画

あなたの歯並びの状態や治療目標、ライフスタイルに合わせて、最適な治療計画を立てます。治療期間や費用、使用する装置などについても、詳しく説明します。

適切な治療とサポート

治療中は、定期的に通院していただき、歯の動きや装置の状態をチェックします。問題があれば、すぐに対応し、安心して治療を進められるようサポートします。

安全性の高い装置

歯科医院で使用する矯正装置は、医療グレードの高品質な素材で作られており、耐久性や安全性に優れています。

医療費控除の適用可能性

歯科医院での矯正治療は、条件を満たせば医療費控除の対象となる場合があります。治療費の一部が戻ってくる可能性があるため、経済的な負担を軽減できます。

医療控除の適用に関しては以下の記事も是非ご覧ください!

▶歯列矯正は医療費控除の対象? 仕組みや条件をお教えします!

あなたに寄り添う、もりかわ歯科の矯正治療

あなたに寄り添う、もりかわ歯科の矯正治療

当院では、患者様一人ひとりの口腔内状況やご要望に合わせて、最適な矯正治療プランをご提案いたします。

無料相談

矯正治療に関する疑問や不安を解消し、安心して治療を受けていただけるよう、丁寧なカウンセリングを行います。

痛みの少ない治療

最新の技術や機器を導入し、痛みの少ない治療を心がけています。

目立ちにくい矯正装置

マウスピース矯正(インビザライン)や裏側矯正など、見た目を気にせず治療を進められる装置もご用意しています。

費用面でのサポート

分割払いなど、患者様のご負担を軽減できるよう、様々な支払い方法をご提案いたします。

まとめ「後悔しない矯正治療のために、まずは専門家にご相談を」

この記事では、市販のマウスピース矯正について、その特徴やリスク、歯科医院での矯正治療との違いなどを解説してきました。

セルフ矯正は、手軽で費用も安いというメリットがある一方で、歯並びが悪化したり、様々なトラブルを引き起こすリスクがあります。一生付き合っていく大切な歯だからこそ、安易なセルフ矯正ではなく、専門家による適切な診断と治療を受けることが重要です。

「歯並びを良くしたいけど、どこに行けばいいか分からない…」
「費用が心配…」

そんな方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
あなたの歯並びのお悩みを丁寧に伺い、最適な治療プランをご提案いたします。

もりかわ歯科ではインビザライン専門ドクター 森川 康司をはじめ、経験豊富なスタッフが矯正治療中の患者様を全力でサポートいたします。口内炎のケアはもちろん治療に関する疑問や不安にも丁寧にお答えしますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。

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医療法人甦歯会 マイデンタルクリニックもりかわ歯科

  • 住所:〒581-0803 大阪府八尾市光町2丁目3 アリオ八尾2F
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  • 診療時間:10:00~13:00 / 14:00~19:00(年中無休)
  • URL:https://yao-shika-morikawa.or.jp/

医療法人甦歯会 リノアス診療所もりかわ歯科

  • 住所:〒581-8680 大阪府八尾市光町2丁目60 リノアス7F
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  • URL:https://yao-shika-morikawa.or.jp/

医療法人甦歯会 もりかわ歯科 志記診療所

  • 住所:〒581-0031 大阪府八尾市志紀町2丁目45 小枝ビル1階
  • 電話番号:072-949-4673
  • 診療時間:9:30~13:00 / 14:00~18:30(休診日:日・祝)
  • URL:https://shiki-dental.jp/
矯正治療中の食事制限は?美味しく食べられるメニューと注意点

矯正治療中の食事制限は?美味しく食べられるメニューと注意点

2024年10月25日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

「矯正治療を始めたいけど、食事制限が心配…」
「矯正中は、何を食べたらいいの?」
「我慢ばかりの食生活になるのは嫌だな…」

矯正治療を検討中の方や、すでに治療中の方にとって食事制限は大きな関心事の一つですよね。
この記事では矯正治療中の食事制限について、詳しく解説していきます。

矯正治療中の食事、制限ってホントにあるの?

矯正治療を始めるとなると、気になるのが食事制限。

「好きなものが食べられなくなるの?」
「我慢ばかりの食生活になるの?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。

矯正治療中の食事制限は主に矯正装置の種類によって異なります。

ワイヤー矯正の場合: ちょっと我慢が必要かも

ワイヤー矯正の場合: ちょっと我慢が必要かも

歯にブラケットやワイヤーといった装置が固定されているため、硬いものや粘着性のあるものは避けなければなりません。これらの食べ物は装置に強い力を加え、破損や変形を引き起こす可能性があるからです。

また、繊維質の多いものも注意が必要です。装置に挟まりやすく、取り除くのが困難なため、虫歯や歯周病の原因となるプラーク(歯垢)が蓄積しやすくなります。

さらに、カレーやコーヒーなど着色しやすい食べ物や飲み物も、装置に色がついてしまう可能性があります。せっかく美しい笑顔を目指して矯正治療をしているのに、装置が着色してしまっては残念ですよね。

マウスピース矯正(インビザラインなど)の場合: 食事の自由度が高い!

マウスピース矯正(インビザラインなど)の場合:食事の自由度が高い!

マウスピース矯正は取り外せるため、基本的に食事制限はありません。好きなものを好きな時に食べることができるのは大きなメリットです。

ただし、マウスピースを装着したまま飲食すると変色や破損の原因になるため、食事の際は必ず取り外しましょう。また糖分が多い飲み物や食べ物を頻繁に摂取すると、虫歯のリスクが高まるため注意が必要です。

食事制限が必要な理由: 矯正治療を成功させるために

矯正治療中は歯が少しずつ移動しているため、強い力が加わると装置が破損したり歯や歯茎を傷つけたりする可能性があります。

食べ物が装置に挟まると歯磨きがしづらくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
食事制限を守ることは矯正治療をスムーズに進め、健康な歯並びを手に入れるために非常に重要です。

制限を守らないとどうなるのか?

「ちょっとくらい大丈夫だろう…」と食事制限を甘く見ていると、さまざまなトラブルに繋がる可能性があります。

装置の破損や変形

硬いものを噛むとブラケットやワイヤーが破損したり、マウスピースが割れたりする可能性があります。そうなると再製作や修理に費用と時間がかかり、治療期間が延びてしまうことも。

治療期間の延長

装置の破損だけでなく、歯や歯茎の損傷も治療期間延長の原因となります。思わぬトラブルで矯正期間が延びてしまうのは避けたいですよね。

虫歯や歯周病のリスク増加

食べ物が装置に挟まり磨き残しが増えると、虫歯や歯周病のリスクが高まります。矯正治療中に虫歯治療が必要になるとさらに治療期間が延びたり、矯正治療自体に影響が出る可能性も。

痛みや不快感

硬いものを噛むと、歯や歯茎に痛みを感じることがあります。また粘着性のあるものが装置に付着すると不快感を感じることがあります。せっかくの矯正治療も痛みや不快感があると楽しめませんよね。

装置トラブルの元凶!?矯正中に避けるべき食べ物リスト

装置トラブルの元凶!?矯正中に避けるべき食べ物リスト

矯正治療中は、せっかくの美しい歯並びへの道のりを邪魔する「装置トラブル」には特に気をつけたいですよね。思わぬ装置の破損や治療期間の延長に繋がってしまうことも。

そこで矯正治療中に避けるべき「要注意な食べ物」をリストアップしました。しっかりチェックして快適な矯正ライフを送りましょう!

歯や装置にダメージ!「硬い食べ物」

フランスパンの皮、おせんべい、ナッツ類、氷、骨付き肉、リンゴなどの硬い果物などは矯正装置に強い負荷をかけ、ブラケットやワイヤーの破損、マウスピースのひび割れなどを引き起こす可能性があるため、注意が必要です。

装置に絡みつく!「粘着性のある食べ物」

キャラメル、ガム、ハイチュウ、グミ、餅、飴などは装置に絡みつきやすく、取り除くのが困難です。装置に付着したまま放置するとプラークが溜まりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを高めるため、避けるようにしましょう。

挟まると大変!「装置に挟まりやすい食べ物」

トウモロコシ、ポップコーン、繊維質の多い野菜(ごぼう、たけのこなど)は、装置の細かい部分に挟まりやすく、取り除くのが大変です。無理に取ろうとすると、装置を破損させてしまう可能性も…。

笑顔が台無し!?「着色しやすい食べ物や飲み物」

カレー、コーヒー、赤ワイン、ケチャップ、ソース、色の濃いジュースなどは装置や歯の表面に色がつきやすいです。せっかく美しい歯並びになっても装置や歯が着色してしまっては、笑顔の魅力も半減してしまいます。

避けるべき食べ物を理解したら、次は…

ここまで、矯正治療中に避けるべき食べ物を紹介してきました。

「じゃあ、何を食べればいいの?」
「矯正中でも美味しく食事を楽しみたい!」

そんなあなたのために、次の章では矯正中でも安心して食べられるメニューをご紹介します。ぜひ参考にして、食事制限の中でも美味しく楽しい食生活を送ってくださいね!

矯正中でも安心!美味しく食べられるメニューをご紹介

矯正中でも安心!美味しく食べられるメニューをご紹介

矯正治療中の食事制限、最初は何を食べたらいいのか不安になりますよね。でも諦めるのはまだ早いです!食事制限があるからといって、味気ない食事ばかりでは矯正治療へのモチベーションも下がってしまいます。

ここでは、矯正中でも安心して食べられる柔らかくて栄養満点なメニューの数々をご紹介します。工夫次第で制限中でも美味しく、そして楽しく食事ができることを実感していただけるはずです。

主食:食べやすさ重視!栄養もしっかり

うどん、そうめん、パスタ

柔らかくツルンとした麺類は矯正治療中の強い味方!消化にも優しくのどごしも良いので、痛みがある時でも食べやすいでしょう。温かい麺類は、冷えた麺類よりもさらに食べやすいのでおすすめです。

おかゆ、リゾット

噛む力が弱っていても安心。消化に良いおかゆやリゾットは胃腸にも優しく、栄養をしっかり吸収できます。様々な具材を加えることで、風味や栄養価をアップさせることも可能です。

パン粥

パンを牛乳やスープで柔らかく煮込んだパン粥は朝食にもぴったり。パンの甘みと牛乳やスープの風味が溶け合い、優しい味わいです。栄養満点なので忙しい朝でも手軽にエネルギー補給ができます。

主菜:たんぱく質もしっかり摂って健康な歯と身体を維持!

煮魚、蒸し魚

骨を取り除けば安心して食べられる魚料理です。煮魚や蒸し魚は消化吸収が良く、良質なたんぱく質やオメガ3脂肪酸など健康に欠かせない栄養素を豊富に含んでいます。

鶏肉のソテーやハンバーグ

柔らかく調理した鶏肉やふっくらジューシーなハンバーグは、矯正中でも食べやすいメニューです。鶏肉は低脂肪高タンパクで、ハンバーグは野菜を混ぜ込むことでさらに栄養価を高めることができます。

卵料理

卵焼きやスクランブルエッグ、茶碗蒸しなど、アレンジ自在な卵料理は矯正治療中の食卓を彩ります。卵は良質なたんぱく質やビタミン、ミネラルが豊富で、手軽に栄養補給ができるのも魅力です。

副菜:彩り豊かにビタミン・ミネラルをプラス

温野菜

茹でたり蒸したりした温野菜は、柔らかく消化にも良いので矯正治療中でも安心して食べられます。旬の野菜を取り入れて彩り豊かに食卓を演出しましょう。

豆腐

冷奴や湯豆腐、麻婆豆腐など、アレンジ次第で様々なメニューが楽しめる豆腐は低カロリー高タンパクで、矯正治療中の強い味方です。

スープ

野菜や肉、魚介類など、様々な具材を使ったスープは栄養バランスも良くおすすめです。温かいスープは冷えた体を温め、心もほっと癒してくれます。

デザート:我慢しないでOK!ご褒美スイーツで気分転換♪

ヨーグルト、プリン、ゼリー

柔らかくつるんとした食感が嬉しいデザートは、矯正治療中でも罪悪感なく楽しめます。フルーツやシリアルなどをトッピングして自分好みのアレンジを加えてみましょう。

スムージー

果物や野菜をミキサーで混ぜたスムージーは栄養満点で手軽に作れます。朝食代わりにしたり、おやつとして楽しんだり、様々なシーンで活躍します。

アイスクリーム

冷たいアイスクリームは矯正治療中の痛みを和らげる効果も期待できます。ただし食べ過ぎには注意し、食後の歯磨きも忘れずに行いましょう。

ちょっとした工夫でさらに快適に!矯正中の食事を楽しむコツ

ちょっとした工夫でさらに快適に!矯正中の食事を楽しむコツ

食事制限中でも、ちょっとした工夫と心構えで食事の楽しみは諦めずに済みます!

1. 食べ物を小さく切る:装置への負担を軽減&食べやすさアップ!

大きな塊の食べ物は噛む際に矯正装置に負担をかけたり、装置と歯の間に挟まったりする可能性があります。そこで、ひと口サイズにカットするひと手間を加えましょう。

  • 包丁で細かく切る
  • キッチンバサミでカットする
  • フォークやスプーンでほぐす

など、食材や調理法に合わせて工夫してみてください。

小さく切ることで、

  • 矯正装置への負担を軽減
  • 噛む回数を減らして痛みを軽減
  • 食べ物が装置に挟まるのを防ぐ
  • 見た目も美しく食欲アップ!

といったメリットがあります。

2. ゆっくりよく噛む:消化を助け、満腹感もアップ!

矯正装置があるとつい早食いになりがちですが、ゆっくりよく噛むことを意識しましょう。

よく噛むことで、

  • 消化を助けて胃腸への負担を軽減
  • 唾液の分泌を促し、虫歯予防にも効果的
  • 満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぐ

などのメリットがあります。

3. 痛みがある時は…無理せず、優しい食事を

矯正治療の初期や調整直後は、歯や歯茎が痛むことがあります。「食べ物が噛めない!」とストレスを感じることもあるかもしれません。

そんな時は、無理せず柔らかいものを選んで食べるようにしましょう。

おすすめメニュー

うどん、そうめん、おかゆ、豆腐、スープ、ヨーグルト、プリンなど

調理方法の工夫

野菜は柔らかく煮込む、肉は細かく刻む、など

4. 口内炎ができた時は…刺激を避けて、治癒を促進

口内炎ができると食事のたびに痛みを感じてしまうため、食事が憂鬱になってしまいますよね。
そんな時は刺激の少ない、熱くない、柔らかいものを選ぶようにしましょう。

おすすめメニュー

冷たいヨーグルト、アイスクリーム、ゼリー、スムージーなど

避けるべきもの

香辛料の多い料理、酸味の強いもの、熱いものなど

5. 外食も楽しみたい!そんな時は…

矯正治療中でも、ちょっとした工夫で外食を楽しむことができます。

事前にメニューをチェック

多くのレストランではホームページやグルメサイトでメニューを確認できます。
事前にチェックして、矯正中でも食べやすいものを選びましょう。

お店の人に相談する

場合によっては料理の切り方や調理方法を調整してくれることもあります。
遠慮せずお店の人に相談してみましょう。

周りの人に配慮する

一緒に食事をする人に矯正治療中であることを伝え、理解を求めましょう。

これらのコツを実践して、食事の時間をもっと楽しもう!

食事制限は矯正治療中の大きな壁の一つですが、決して乗り越えられないものではありません。
これらのコツを参考に、食事の時間を楽しみながら理想の歯並びを目指しましょう!

まとめ「食事制限も前向きに!
矯正中の食生活を楽しみながら、理想の歯並びへ」

矯正治療中の食事制限は確かに少し大変かもしれませんが、美しい歯並びを手に入れるための大切なステップです。食事制限を前向きに捉え、栄養バランスに気を配りながら、様々な工夫で食事を楽しみましょう!

食事について疑問や不安があれば、お気軽に当院にご相談ください。
管理栄養士や歯科衛生士が、あなたの食生活をサポートいたします。

もりかわ歯科ではインビザライン専門ドクター 森川 康司をはじめ、経験豊富なスタッフが矯正治療中の患者様を全力でサポートいたします。口内炎のケアはもちろん治療に関する疑問や不安にも丁寧にお答えしますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。

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医療法人甦歯会 マイデンタルクリニックもりかわ歯科

  • 住所:〒581-0803 大阪府八尾市光町2丁目3 アリオ八尾2F
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矯正治療中の口内炎、その原因と効果的な対処法

矯正治療中の口内炎、その原因と効果的な対処法

2024年10月18日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

矯正治療中は口の中に装置が入ることで、いつもと違う環境になりがちです。慣れない装置が口内を刺激し、気づけば「口内炎ができて痛い!」なんて経験、心当たりありませんか?

口内炎は小さな傷のように見えても、食事や会話の妨げになったり痛みが長引いてストレスを感じたりと、矯正治療中の大きな悩みの種になりますよね。

安心してください。口内炎は矯正治療中に多くの人が経験するトラブルの一つです。
この記事では、口内炎の原因や予防法、効果的な対処法まで、詳しく解説していきます。

矯正治療中の口内炎、実はよくあることなんです

矯正装置を装着すると、どうしても口内がいつもと違う環境になります。慣れない装置が歯や粘膜に擦れたり、ちょっとした刺激が加わったりすることで口内炎ができやすくなってしまうのです。

  • 矯正装置を装着したばかりの頃
  • ワイヤーの調整直後
  • マウスピースを新しいものに変えた時

特に上記は口内炎ができやすい時期。新しい装置や調整後の装置は口の中にまだ馴染んでおらず、摩擦や刺激が強くなりやすいからです。

「もしかして、矯正装置が合わないのかな…」
「口内炎が痛くて、矯正治療を続けられるか不安…」

そんな風に心配になる方もいるかもしれませんが、口内炎は矯正治療中の非常によくあるトラブル の一つです。多くの人が経験していることなので過度に心配する必要はありません。

しかし、なぜ矯正治療中に口内炎ができやすいのでしょうか?

その原因について詳しく見ていきましょう。

なんでできるの?口内炎の原因とは

矯正治療中に悩まされる口内炎。その原因は一体何なのでしょうか?
実は口内炎にはいくつかの種類がありますが、矯正治療中に特にできやすい原因がいくつかあります。

 物理的な刺激:矯正装置との摩擦や接触

物理的な刺激:矯正装置との摩擦や接触

矯正装置を装着すると、どうしても口内がいつもと違う環境になります。ブラケットやワイヤー、マウスピースなどの矯正装置が歯ぐきや頬の内側、舌などに擦れたり、ちょっとした刺激が加わったりすることで口内炎ができてしまうのです。

特に以下は口内炎ができやすい時期です。

  • 矯正装置を装着したばかりの頃
  • ワイヤーの調整直後
  • マウスピースを新しいものに変えた時

新しい装置や調整後の装置は口の中にまだ馴染んでおらず、摩擦や接触による刺激が強くなりやすいからです。

栄養不足:偏った食事は口内炎を招きやすい

栄養不足:偏った食事は口内炎を招きやすい

ビタミンB群や鉄分、亜鉛などは粘膜の健康維持に欠かせない栄養素です。しかし矯正治療中は装置が邪魔で食事がしづらかったり、特定の食品が食べにくくなったりするため栄養バランスが崩れがちです。

特にビタミンB2、B6、B12、葉酸、鉄、亜鉛などは口内炎の予防・改善に重要な役割を果たします。これらの栄養素が不足すると粘膜が弱くなり、口内炎ができやすくなってしまいます。

ストレスや疲労:心身の状態も口内炎に影響

ストレスや疲労:心身の状態も口内炎に影響

ストレスや疲労は免疫力を低下させ、口内炎の発症を促します。矯正治療中は痛みや違和感、見た目の変化など、様々なストレスを感じることがあります。治療期間が長引くことによる精神的な負担も無視できません。

十分な睡眠や休息、適度な運動、趣味など、ストレスを解消する方法を見つけることが口内炎予防にも繋がります。

口腔内の乾燥:唾液の分泌量が減ると要注意

口の中が乾燥すると粘膜が傷つきやすくなり、口内炎ができやすくなります。矯正装置を装着していると唾液の分泌が減ったり口呼吸になりやすくなったりするため、注意が必要です。
こまめな水分補給や保湿効果のあるジェルやスプレーを使用するなど、口腔内を乾燥させない工夫をしましょう。

これらの原因が複雑に絡み合い、矯正治療中の口内炎を引き起こします。
「たかが口内炎」と安易に考え放置しておくと後々大きな問題に発展する可能性も…。

次の章では口内炎を放置することの危険性について詳しく解説していきます。

放置は禁物!口内炎をそのままにすると…

「口内炎なんて、そのうち治るでしょ…」

そう安易に考えて放置してしまうと、後々大きな問題に発展する可能性があります。口内炎は小さな傷のように見えても、放置することで様々なリスクを伴います。

痛みや腫れの悪化:日常生活への支障

口内炎を放置すると痛みや腫れがさらに悪化し、食事や会話に支障をきたすことがあります。特に矯正治療中は装置が口内炎に触れるたびに激痛が走ることもあり、食事が思うように取れなくなったり会話が困難になったりと、日常生活の質を著しく低下させる可能性があります。

感染症のリスク:放置すると悪化の一途

口内炎は口の中の粘膜にできた傷であるため、細菌感染を起こしやすく、炎症が広がるリスクがあります。放置すると口内炎が大きくなったり数が増えたり、さらに重症化することもあります。
免疫力が低下している時や口腔内環境が悪い状態では、感染症のリスクが高まります。矯正治療中は装置の存在により口腔内を清潔に保つことが難しく感染症のリスクも高まるため、注意が必要です。

長引く痛み:治癒の遅延と悪循環

口内炎は通常であれば1週間から2週間程度で自然に治癒しますが、放置したり繰り返し刺激を与えたりすることで治りが遅くなり、長引くことがあります。
特に矯正治療中は、矯正装置によって常に口内が刺激され傷口を治りにくくしてしまうため、口内炎が慢性化してしまうケースも少なくありません。

栄養不足:矯正治療にも悪影響

口内炎が長引くと食事が十分に取れなくなり、栄養不足に陥る可能性があります。栄養不足は矯正治療の進行を遅らせたり、歯や骨の成長に悪影響を及ぼしたりすることもあります。栄養不足は免疫力の低下にもつながり、口内炎の治癒をさらに遅らせる悪循環に陥る可能性もあります。

早期対処が重要です

口内炎は早期に対処することで、症状の悪化や長引くことを防ぐことができます。

次は矯正治療中に自分でできる口内炎の対策と予防法について解説していきます!

自分でできる!矯正中の口内炎対策&予防法

自分でできる!矯正中の口内炎対策&予防法

口内炎ができてしまったら少しでも早く治したいですよね。

ここではご自身でできる口内炎の対策と、つらい口内炎を繰り返さないための予防法をご紹介します。

口内炎ができてしまったら…

市販薬でサポート

殺菌・消毒効果のあるうがい薬や、炎症を抑えるステロイド配合の軟膏がおすすめです。薬剤師に相談して、あなたに合ったものを選びましょう。

食事にもひと工夫

刺激物を避けて、やさしい食事を

香辛料や酸味の強いもの、熱いものは、口内炎を刺激し、悪化させる可能性があります。

ビタミンを積極的に摂ろう

ビタミンB群やビタミンCは、粘膜の健康を保つために重要です。食事から十分に摂取できない場合は、サプリメントも活用してみましょう。

口内炎を予防しよう!毎日の心がけ

口内炎にならないためにも、日頃から以下の予防策を実践してみましょう。

丁寧な歯磨き

矯正装置の周りや歯と歯茎の境目など、磨き残しがないように丁寧に歯磨きを行いましょう。
歯ブラシの毛先が届きにくい場所は歯間ブラシやフロスを使ってケアすることも大切です。

口腔内を清潔に保つ

食後や就寝前には、うがいや歯磨きを徹底しましょう。マウスピースを使用している場合は清潔な状態を保つように心がけましょう。

バランスの取れた食事

ビタミンB群、ビタミンC、鉄分、亜鉛など、口内炎予防に効果的な栄養素を積極的に摂取しましょう。
野菜、果物、肉、魚、卵、乳製品などをバランスよく食べることが大切です。

ストレスを溜めない

ストレスは免疫力を低下させ口内炎の発症を促します。十分な睡眠や適度な運動、趣味など、ストレスを解消する方法を見つけましょう。

定期的な歯科検診

歯科医院で定期的にクリーニングやチェックアップを受け、口内環境を良好に保ちましょう。専門家によるクリーニングはセルフケアでは落としきれない汚れを除去し、口内炎の予防に繋がります。

それでも治らない、繰り返す口内炎…そんな時は?

セルフケアを続けてもなかなか口内炎が治らない、または頻繁に繰り返してしまう…
そんな時は一人で悩まずに歯科医師に相談しましょう。

もしかしたら、口内炎だと思っていたものが実は別の病気である可能性も考えられます。

専門家のサポートで、根本改善を目指しましょう

歯科医院では、専門的な知識と技術に基づいた診断と治療を受けることができます。つらい口内炎を根本から改善し、快適な矯正ライフを送れるようサポートいたします。

もう悩まない!専門家による口内炎ケアのススメ

もう悩まない!専門家による口内炎ケアのススメ

「自分でできることは試してみたけど、なかなか口内炎が治らない…」
「痛みがひどくて、矯正治療を続けるのがつらい…」

そんな時は、一人で悩まず、ぜひ歯科医師に相談してください。

自己判断は禁物!まずは専門家に見てもらいましょう

「口内炎かな?」と思っていても、実は違う病気である可能性も。
例えば「口腔カンジダ症」や「ヘルペス性口内炎」、場合によっては「口腔がん」の可能性もゼロではありません。

自己判断で放置したり誤ったケアを続けてしまうと、症状が悪化したり治療が長引いたりする可能性があります。

歯科医院でできること

歯科医院では専門的な知識と技術に基づいた、より効果的な口内炎ケアを提供することができます。

口内炎の原因特定と適切な治療

口内炎には様々な種類があり、その原因も多岐にわたります。歯科医師はあなたの口内炎の状態を詳しく診察して種類や原因を特定します。その上で適切な薬剤の処方や効果的な治療法をご提案します。

例えば最も一般的な「アフタ性口内炎」の場合、ステロイド軟膏の塗布やレーザー治療が有効とされています。ステロイド軟膏は炎症を抑えて痛みを和らげる効果があり、レーザー治療は治癒促進効果が期待できます。また「カンジダ性口内炎」の場合、抗真菌薬の塗布や内服が必要になります。

矯正装置の調整

矯正装置が口内炎の原因になっている場合は装置の調整を行います。ワイヤーの当たる部分にワックスを塗ったり、マウスピースの縁を滑らかにしたりすることで摩擦や刺激を軽減し、口内炎の治癒を促進します。

生活習慣や食生活のアドバイス

口内炎を繰り返さないためには生活習慣や食生活の改善も重要です。歯科医師や歯科衛生士はあなたの生活習慣や食習慣を詳しくお聞きし、口内炎になりにくい生活習慣や食生活のアドバイスを行います。

例えばビタミンB群や鉄分、亜鉛などの不足が口内炎の原因となる場合は、これらの栄養素を多く含む食品を積極的に摂取するようアドバイスします。ストレスや睡眠不足も口内炎の悪化因子となるため、ストレス軽減や睡眠の質向上のためのアドバイスも行います。

その他:こんな時も、ぜひご相談ください!

「口内炎パッチを誤って食べてしまった」
「市販薬を使用しても症状が改善しない」
「口内炎が痛すぎて食事ができない」

など、気になることや不安なことがあれば、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください!

まとめ「口内炎ケアを万全に。快適な矯正ライフを!」

矯正治療中の口内炎は誰にでも起こりうるトラブルです。しかし適切な対処法と予防法を知り、専門家のサポートを受けることで、口内炎の悩みを軽減して快適な矯正ライフを送ることができます。

もりかわ歯科では矯正治療中の患者様を全力でサポートいたします。口内炎のケアはもちろん、治療に関する疑問や不安にも丁寧にお答えしますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。

インビザライン専門ドクター 森川 康司(もりかわ こうじ)があなたの疑問や不安にお答えし、最適な治療プランをご提案いたします。

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矯正治療中の発音への影響は?滑舌が悪くなるって本当?

矯正治療中の発音への影響は?滑舌が悪くなるって本当?

2024年10月11日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

「矯正治療に興味があるけど発音が悪くなったらどうしよう…」
「滑舌が悪くなると仕事や人間関係に影響が出そうで不安…」

そんな不安を感じていませんか?
矯正治療は美しい歯並びを手に入れるだけでなく、噛み合わせや顔のバランスを整えるなど、様々なメリットがあります。それでも治療中の発音への影響や口元の突出感(いわゆる「口ゴボ(くちごぼ)」)が気になる方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、矯正治療と発音・滑舌の関係、そして口ゴボについて、皆さんの疑問や不安を解消していきます。具体的な症例や改善方法もご紹介しますので、ぜひ最後まで読んで矯正治療への一歩を踏み出す参考にしてくださいね。

歯並びと発音・滑舌:切っても切れない関係

歯並びは私たちの滑舌や発音に大きな影響を与えます。歯は舌や唇とともに、言葉を話す上で重要な役割を果たしています。私たちが言葉を話す時、舌や唇を歯に当てたり歯と歯の間に息を通したりすることで、様々な音を正確に作り出しています。

歯並びが悪いと舌や唇の動きが制限されてしまい、特定の音を発音しづらくなることがあります。以下のような歯並びの方はそれぞれ特徴的な発音の癖が出やすい傾向があります。

出っ歯

歯並び/出っ歯

上の前歯が前に出ている状態で、サ行やタ行の発音が不明瞭になりやすい傾向があります。これは発音時に前歯の隙間から空気が漏れてしまうためです。また、口元が前に出ている「口ゴボ」の状態を引き起こしやすく、見た目の印象だけでなく発音や口腔機能にも悪影響を及ぼす可能性があります。

受け口

歯並び/受け口

下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態で、パ行やマ行の発音がしづらいことがあります。これは下の歯が上の歯よりも前に出ているため、唇の動きが制限されるためです。また、顎関節への負担や噛み合わせの問題を引き起こす可能性があり、放置すると顎関節症や消化不良などの健康問題に発展することもあります。

開咬

歯並び/開咬

奥歯を噛み合わせた時に前歯が噛み合わない状態です。前歯で空気をしっかりと閉じることができないため、サ行やタ行、カ行などの発音がしづらいことがあります。さらに開咬は舌で前歯を押してしまう癖(舌突出癖)や口呼吸を誘発し、さらなる歯並びの悪化や口腔機能の問題を引き起こす可能性があります。舌突出癖は、舌で前歯を押すことで開咬をさらに悪化させたり、出っ歯の原因になることもあります。また、口呼吸は、口内環境を悪化させ、虫歯や歯周病、口臭の原因となるだけでなく、免疫力の低下やアレルギー症状の悪化にもつながることがあります。

口ゴボ(くちごぼ):その深刻な影響とは

口ゴボ(くちごぼ):その深刻な影響とは

「口ゴボ」とは「口元が出ている状態」を表す俗語で、医学的には「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」と呼ばれます。

口ゴボは上の前歯が前に出ていたり、上の顎の骨自体が前に出ていたり、上下の顎のバランスが悪かったりすることが原因で起こります。これらの原因が組み合わさり、口元が前に突き出ているように見える状態が「口ゴボ」です。

口ゴボは見た目の問題だけでなく、以下のような様々な健康面への影響も懸念されます。

口呼吸

口が閉じにくいため、鼻ではなく口で呼吸する習慣がつきやすいです。口呼吸は口内が乾燥しやすく、虫歯や歯周病、口臭の原因となるだけでなく、細菌やウイルスが直接体内に入りやすくなるため、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなることもあります。さらに、アレルギー症状が悪化したり睡眠の質が低下したり、顔の成長や発達に影響を与える可能性もあります。

咀嚼(そしゃく)機能の低下

前歯でうまく食べ物を噛み切ることが難しく、奥歯に過度な負担がかかりやすいです。食べ物をよく噛み砕けないことで消化不良を起こしやすくなり、胃腸への負担が増加します。さらに咀嚼回数が減ることで満腹中枢が刺激されにくくなり、過食や肥満につながる可能性もあります。

発音障害

特にサ行やタ行の発音が不明瞭になりやすいです。前歯が前に出ていることで舌が適切な位置に収まらず、空気が漏れてしまうためです。口ゴボにより唇の動きも制限されるため、他の音の発音にも影響が出る可能性があります。発音障害はコミュニケーションの妨げとなり、自信喪失や対人関係の構築にも悪影響を及ぼす可能性があります。

顎関節症

顎の関節に負担がかかり、痛みや clicking音(顎を動かした時に音が鳴る)、開口障害(口が開きにくい)などを引き起こすことがあります。顎関節症は、放置すると慢性化し、頭痛、肩こり、耳鳴り、めまいなどを引き起こすこともあり、日常生活に支障をきたすこともあります。

口内炎

口が閉じにくいため唇が乾燥しやすく、口内炎ができやすいです。口内炎は食事や会話の際に痛みを伴い、日常生活の質を低下させる可能性があります。口内炎を繰り返すことで、口腔粘膜の炎症が慢性化し、より重篤な疾患につながるリスクも考えられます。

いびき・睡眠時無呼吸症候群

気道が狭くなり、いびきをかきやすくなります。重度の口ゴボの場合、睡眠時無呼吸症候群になるリスクも高まります。睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に呼吸が止まる病気で、高血圧、心臓病、脳卒中などのリスクを高めるだけでなく、日中の眠気や集中力低下、記憶力低下などを引き起こし、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。

悪い歯並びを放置するリスクと矯正の重要性

悪い歯並びを放置するリスクと矯正の重要性

歯並びが悪いまま放置すると様々な問題を引き起こす可能性があります。

見た目のコンプレックス

歯並びが気になることで笑顔に自信が持てなくなったり、消極的な性格になってしまうことがあります。これは自己肯定感の低下や、対人関係の構築にも影響を及ぼす可能性があります。特に思春期のお子様にとっては周囲からの視線が気になる時期であり、歯並びのコンプレックスがいじめや孤立の原因になってしまうケースも残念ながら存在します。さらに就職活動や恋愛など、人生の様々な場面で第一印象は非常に重要です。歯並びが悪いことで自信を失ってしまい本来の能力を発揮できなかったり、チャンスを逃してしまう可能性も否定できません。

健康面への影響

顎関節症

歯並びの悪さは顎関節に過度な負担をかけ、顎関節症を引き起こすリスクを高めます。顎関節症は顎の関節や周囲の筋肉に痛みや違和感、口が開きにくいなどの症状を引き起こします。そのまま放置しておくと頭痛、肩こり、耳鳴り、さらには全身の骨格の歪みにつながることもあります。

虫歯や歯周病

歯並びが悪いと歯ブラシが届きにくい場所が増え、歯磨きが困難になります。結果としてプラーク(歯垢)が溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが大幅に高まります。重度の虫歯や歯周病は歯を失うことにつながり、将来的にインプラントなどの高額な治療が必要になることもあります。

発音障害

歯並びが原因で発音が不明瞭な場合、コミュニケーションに支障をきたし自信喪失につながることがあります。これは、学業や仕事、人間関係など、様々な場面で悪影響を及ぼす可能性があります。特にプレゼンテーションや接客業など、人前で話す機会が多い職業では歯並びが原因でキャリアアップの妨げになることも考えられます。

その他

歯並びの悪さは呼吸や消化にも影響を及ぼすことがあります。口呼吸になりやすくなったり、食べ物をうまく噛み砕くことができずに消化不良を起こしやすくなったりすることもあります。また、口内炎ができやすくなるなど、口腔内の健康にも悪影響を与える可能性があります。これらの問題を放置すると慢性化し、日常生活の質を著しく低下させることもあります。

矯正治療で得られるもの:美しい歯並びの先にある未来

矯正治療は見た目の改善だけでなく、健康面や精神面にも良い影響を与えることができます。

健康面

噛み合わせ・顎関節の機能改善

噛み合わせが改善することで食べ物をしっかり噛み砕けるようになり、消化を助けます。また、顎関節への負担を軽減して顎関節症の予防や改善にもつながります。

虫歯・歯周病の予防

歯並びが整うことで歯磨きがしやすくなり、プラーク(歯垢)が溜まりにくくなります。結果として虫歯や歯周病のリスクを減らすことができます。

発音改善

歯並びが整うことで舌や唇の動きがスムーズになり、発音が明瞭になります。

呼吸・消化の改善

口ゴボが改善されれば鼻呼吸がしやすくなり、呼吸機能が向上します。また、食べ物をしっかり噛み砕けるようになることで消化もスムーズになります。

精神面

自信の向上

美しい歯並びはあなたの笑顔をさらに輝かせ、自信を与えてくれます。これまで歯並びが気になって思いきり笑えなかった方も、矯正治療後は自然と笑顔が増え、表情も明るくなるでしょう。

自分に自信を持つことは積極性や行動力にもつながります。新しいことにチャレンジしたり、人前に出ることを恐れない、そんなポジティブな自分に出会えるかもしれません。

コミュニケーション能力の向上

歯並びが整って発音が明瞭になることでコミュニケーションがスムーズになります。相手に自分の気持ちをしっかりと伝えられるようになり、誤解やトラブルも減るでしょう。

自信を持って話せるようになることで積極的にコミュニケーションを取れるようになり、人間関係の構築にも良い影響を与えます。

自己肯定感の向上

長年抱えていた歯並びのコンプレックスが解消されれば自分自身を肯定的に捉えられるようになり、自己肯定感が向上します。「自分はダメだ」と感じていた方も矯正治療を通して自分の価値を再認識し、前向きな気持ちで毎日を過ごせるようになるでしょう。

自己肯定感の向上は心の健康にもつながり、ストレスへの耐性や幸福感の向上にも貢献します。

矯正治療は単に歯並びを整えるだけではありません。それはあなた自身の内面を輝かせ、より豊かな人生を送るための第一歩となります。

まとめ「矯正治療で、自信あふれる笑顔と健康な毎日を!」

矯正治療中の発音への影響や口ゴボは、確かに気になる点かもしれません。しかし、矯正治療によって得られるメリットは、それらをはるかに上回ります。

美しい歯並びは、自信に満ちた笑顔と健康的な生活をもたらし、あなたの人生をより豊かに彩ってくれるでしょう。

もりかわ歯科ではインビザライン歯列矯正の無料相談を実施しています。歯並びや歯列矯正治療について、どんなことでもお気軽にご相談ください。

インビザライン専門ドクター 森川 康司(もりかわ こうじ)があなたの疑問や不安にお答えし、最適な治療プランをご提案いたします。

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矯正治療後の後戻りを防ぐ!リテーナーの役割と正しい使い方

矯正治療後の後戻りを防ぐ!リテーナーの役割と正しい使い方

2024年10月4日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

今回は矯正治療後の「後戻り」を防ぐために欠かせない「リテーナー」について詳しく解説します。せっかく手に入れた美しい歯並び、ずっとキープしたいですよね?

「でも、リテーナーって一体何?」
「毎日どれくらいつければいいの?」

そんな疑問にお答えしながら、リテーナーの重要性や正しい使い方、リテーナーの使用を怠るとどうなるのか…包み隠さずお伝えします!

リテーナーとは?

リテーナーとは歯列矯正治療後、歯並びが後戻りしないように歯の位置を保定(固定)するための装置です。

矯正治療によって歯は正しい位置に移動しますが、治療直後はまだ歯の周りの骨や組織が安定していない状態です。例えば強風で曲がったばかりの若木のようなものです。支えがないと元の曲がった状態に戻ってしまいますよね?

リテーナーとは?

歯も同じで、そのまま放置すると元の位置に戻ろうとする力が働き、せっかくの治療効果が台無しになってしまう可能性があります。

リテーナーは、この「後戻り」を防いで美しい歯並びを長期的に維持するために非常に重要な役割を果たします。いわば歯並びを支える「添え木」のような存在です。

特にマウスピース矯正の場合、リテーナーは矯正治療中に使用していたマウスピースと見た目がほとんど変わりません。透明で目立ちにくいので周囲に気づかれずに装着できるのも嬉しいポイントです。

リテーナーの種類

リテーナーは大きく分けて2つの種類があります。

固定式リテーナー(ワイヤータイプ)

固定式リテーナー(ワイヤータイプ)

固定式リテーナー(ワイヤータイプ)は歯の裏側に細いワイヤーを接着剤で固定するため、取り外しの手間がなく、紛失の心配もありません。このタイプは主に前歯の裏側に装着され、後戻りしやすい前歯の歯並びをしっかりとキープします。ただし、定期的に歯科医院でクリーニングを受ける必要があります。

可撤式リテーナー(マウスピースタイプ)

可撤式リテーナー(マウスピースタイプ)

可撤式リテーナー(マウスピースタイプ)は透明なマウスピース型の装置で、見た目が目立ちにくく、装着感も比較的快適です。食事や歯磨きの際には取り外せるため、口腔内を清潔に保ちやすいというメリットがあります。しかし取り外し可能であるがゆえに紛失や破損のリスクがあり、丁寧な自己管理が必要です。

 

どちらのリテーナーを使用するかは患者様の歯並びの状態やライフスタイル、ご希望などを考慮して歯科医師が判断します。

リテーナー装着中の注意点

リテーナーは矯正治療の成果を維持するための大切な装置ですが、正しく使用しなければその効果を十分に発揮できません。また不適切な使用は、口腔内のトラブルを引き起こす可能性もあります。

特に以下の点にはご注意ください。

食事や歯磨きの時は必ず外す

リテーナーを装着したまま食事をするとリテーナーが変形したり、破損したりする可能性があります。また歯磨きも十分にできないため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。必ずリテーナーを外してから食事や歯磨きを行いましょう。

清潔に保つ

リテーナーは毎日丁寧に洗浄しましょう。専用の洗浄剤を使用するか水で洗い流した後、歯ブラシで優しく汚れを落とします。熱湯での洗浄や漂白剤の使用はリテーナーを変形させる可能性があるため避けましょう。

破損や紛失に注意

リテーナーはデリケートな装置です。強い力が加わると破損する可能性がありますので、取り扱いには注意しましょう。外出時に持ち運ぶ際は専用のケースに入れ、紛失しないように気をつけましょう。破損や紛失をしてしまった場合は、すぐに歯科医院に連絡してください。

定期検診を受ける

定期的に歯科医院を受診して歯並びの状態やリテーナーの適合をチェックしてもらいましょう。歯並びに変化があった場合は、リテーナーの調整や新しいリテーナーの作成が必要になることもあります。

矯正のリテーナーは1日何時間つけるべき?

リテーナーの装着時間は、矯正治療後どのくらい時間が経過しているかによって異なります。

矯正治療直後

矯正治療直後

矯正治療直後は歯が最も後戻りしやすい時期です。せっかく整えた歯並びを維持するため、食事と歯磨きの時以外は1日20時間以上リテーナーを装着することが推奨されます。

数ヶ月後

矯正治療/数ヶ月後

歯列矯正から数ヶ月が経過すると、歯の周りの組織が徐々に安定してきます。この時期には歯科医師の指示に従い、リテーナーの装着時間を徐々に減らしていきます。一般的には夜間のみの装着に移行していくことが多いです。

数年後

矯正治療/数年後

数年後には歯並びがさらに安定してきます。
歯科医師の判断によっては装着頻度をさらに減らすことも可能になります。しかし歯は年齢を重ねても少しずつ動く可能性があるため、美しい歯並びをできるだけ長く維持するためにはリテーナーを継続的に使用することが大切です。定期的な歯科検診で歯並びの状態をチェックしてもらい、その時点での適切な装着時間を指示してもらいましょう。

矯正のリテーナーはいつまでつける必要がありますか?

リテーナーの装着期間も歯並びの状態や年齢などによって個人差があります。

  • 一般的には、最低でも2〜3年は必要と言われています。
  • 永久歯が生え揃うまでは後戻りのリスクが高いため、継続的な装着が重要です。
  • 成長期を終えても歯は少しずつ動きます。 そのため、美しい歯並びを維持するためには継続的にリテーナーを使用することをおすすめします。
  • 定期的な歯科検診を受け歯並びの状態をチェックしてもらうことで、適切な装着時間を調整することができます。

リテーナーを長時間外すとどうなるの?

矯正治療中は矯正装置によって歯を固定して新しい位置に定着させようとしますが、治療が終わって装置を外した後はリテーナーがこの役割を担います。

リテーナーを長時間外すと歯を支える周りの組織(歯根膜や歯槽骨)がまだ完全に安定していないため、歯は元の位置に戻ろうとして後戻りが起こる可能性があります。

後戻りの程度は人それぞれ

後戻りの程度は以下の要因によって異なります。

リテーナーを外していた期間

長時間、あるいは長期間リテーナーを外していると後戻りの程度は大きくなります。

歯並びの状態

元々の歯並びの状態や矯正治療で歯を大きく動かした場合は、後戻りしやすい傾向があります。

年齢

一般的に成長期の子供は歯が動きやすいため、後戻りのリスクが高くなります。
加齢とともに歯や歯茎は弱くなるため、高齢者も後戻りしやすい傾向があります。

歯ぎしりや食いしばり

歯ぎしりや食いしばりの癖がある人は歯に加わる力が強いため、後戻りのリスクが高まります。

舌の癖や口呼吸

舌で歯を押す癖や口呼吸がある人も歯並びが崩れやすいため、後戻りのリスクが高まります。

後戻りしてしまった場合

後戻りが軽度であれば再度リテーナーを装着することで歯並びを戻せる可能性があります。しかし、後戻りが進行している場合は再矯正が必要になることもあります。

再矯正の場合、初回の矯正治療よりも費用や期間がかかる場合があり、抜歯が必要になるケースも出てきます。

数ヶ月後には夜間だけのリテーナー装着でOKに?

数ヶ月後には夜間だけのリテーナー装着でOKに?

矯正治療開始直後は歯や周囲の組織がまだ不安定なため、後戻りを防ぐために長時間のリテーナー装着が必要です。しかし数ヶ月経過すると歯が新しい位置に定着し始め、周囲の組織も安定してきます。この段階では歯の後戻りのリスクが低くなり、歯科医師の判断によっては夜間のみのリテーナー装着でも十分な効果が期待できるケースも出てきます。

夜間だけの装着となれば日中はリテーナーから解放され、より快適に過ごせるようになるでしょう。

就寝中の装着で起こるかもしれないことや注意点

夜間のみのリテーナー装着は、日中の見た目を気にせず治療を進められるというメリットがあります。
しかし以下のような点には引き続き注意が必要です。

違和感や息苦しさ

常にリテーナーを装着していた時と比べて、治療が進んで夜間だけの装着に移行すると、再びリテーナーの装着に違和感を感じることがあります。初めは口の中に異物がある感覚や、少し息苦しさを感じるかもしれません。

これらの違和感は個人差はありますが、多くの場合は数日から数週間で慣れていきます。しかし違和感や息苦しさのために睡眠の質が低下し、日中の活動に影響が出る場合は我慢せずに歯科医師に相談しましょう。

乾燥

夜間のみのリテーナー装着になったことで日中は口の中が開放的になり、唾液の分泌が促されます。一方で夜間は唾液の分泌量が減少し、さらにリテーナーが空気の流れを妨いでしまうため、口の中が乾燥しやすくなってしまいます。

口の乾燥は虫歯や歯周病、口臭の原因となるだけでなく、口内炎や喉の痛みを引き起こすこともあります。特に就寝中は唾液の分泌量がさらに減るため「こまめな水分補給」や「意識的に鼻呼吸をして口呼吸を避ける」などの対策を意識してみましょう。

装着忘れ

夜間だけの装着に移行すると日中はリテーナーを装着しない生活に慣れてしまい、うっかり夜間の装着を忘れてしまうことも。疲れていたり眠気が強いときなどは、ついそのまま寝てしまうこともあるでしょう。旅行や出張などでいつもと違う環境に身を置くときも装着を忘れてしまうリスクが高まります。

リテーナーの装着を忘れる事が増えると歯が元の位置に戻ろうとする力が働き、後戻りが始まってしまう可能性があります。せっかく頑張って矯正治療を行ったのに後戻りしてしまっては元も子もありません。

「保管する場所を決めておく」「寝る前にアラームを設定する」といった工夫をして装着忘れを防ぎましょう。

装着時間は必ず歯科医師の指示に従って

夜間のみの装着で十分かどうかは個々の歯並びの状態や治療経過によって異なります。自己判断で装着時間を減らしてしまうと、後戻りのリスクが高まるため、必ず歯科医師の指示に従いましょう。

 

定期的な検診で歯並びの状態をチェックしてもらい、適切な装着時間を確認することが大切です。

まとめ「リテーナーを正しく使って、きれいな歯並びをキープしよう!」

リテーナーは矯正治療後の美しい歯並びを維持するために欠かせない装置です。リテーナーを毎日決められた時間しっかりと装着し、丁寧にケアすることで後戻りを防ぎ、理想の笑顔をずっとキープすることができます。

「リテーナーって面倒くさい…」

そう思う方もいるかもしれません。しかしリテーナーを怠ると後戻りが起こり、再矯正が必要になる可能性もあります。すると時間的にも金銭的にも大きな負担がかかってしまいます。

せっかく頑張って手に入れた美しい歯並びです。

「矯正のやり直しなんてしたくない!」

そう思う方は、ぜひリテーナーを大切に使って素敵な笑顔をいつまでも保ってください。

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矯正治療中の痛みや違和感、その対処法と期間は?

矯正治療中の痛みや違和感、その対処法と期間は?

2024年9月27日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

「インビザライン矯正に興味があるけど、実際どんな治療法なの?」
「矯正治療って、痛みや違和感がないか心配…」
「治療中の生活って、不便じゃないのかな?」

このような疑問や不安を抱えている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
特に「マウスピースの装着って痛くないの?」「違和感ってどんな感じ?」といった治療中の痛みや違和感に関する心配は尽きませんよね。

ご安心ください。マウスピース矯正(インビザライン)で生じる違和感の多くは歯が動いている証拠であり、異常なことではありません。それでも我慢できない場合には痛みや違和感を緩和する方法がありますので、焦らずに対処してくださいね。

この記事ではインビザライン矯正に関する痛みや違和感、その期間など、気になる点について詳しく解説します!

そもそもインビザライン矯正って?

そもそもインビザライン矯正って?

インビザライン矯正とは透明なマウスピース型の矯正装置を使って歯並びを治す方法です。従来のワイヤー矯正とは異なり、金属製のブラケットやワイヤーを使用しないので見た目が目立ちにくく、快適に治療を進められるのが特徴です。

マウスピースは患者様一人ひとりの歯型に合わせてオーダーメイドで作成します。段階的に歯を動かしていくため、マウスピースを定期的に交換しながら治療を進めていきます。

インビザライン矯正は取り外しが可能なため食事や歯磨きの際に邪魔にならず、口腔内を清潔に保ちやすいというメリットもあります。

しかしインビザライン矯正でも、多少の痛みや違和感は伴うことがあります。これは歯が少しずつ移動していく過程で、歯や歯ぐきに力がかかるためです。

インビザライン矯正でも痛みや違和感はあるの?

インビザライン矯正でも痛みや違和感はあるの?

矯正治療といえば、「痛い」「食べ物が噛めない」「口内炎ができる」といったイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。ワイヤー矯正だけでなく、インビザライン矯正でも多少の痛みや違和感は避けられないのが現実です。

特に以下のようなタイミングで痛みや違和感を感じる事があります。

新しいマウスピースに交換した直後

新しいマウスピースは、歯を次の段階へと動かすために少しきつめに設計されています。そのため装着した直後は歯が押されるような感覚や、締め付けられるような痛みを感じることがあります。

アタッチメントを装着した時

アタッチメントとは歯の表面に付ける小さな突起物で、マウスピースが歯にしっかりと固定され効率的に歯を動かすために必要です。アタッチメントを装着した直後は、その部分に違和感や少しの痛みを感じるかもしれません。

歯の動きが大きい時期

治療の初期段階や歯を大きく動かす必要がある場合は歯や歯ぐきに強い力がかかるため、痛みや違和感を感じやすくなります。

このようなタイミングでは「こんなに痛いなんて…」 「耐えられない…」そう感じてしまう方もいるかもしれません。しかしこうした痛みや違和感は歯が動いている証拠であり、矯正治療が順調に進んでいるサインでもあります。

多くの方が同じように経験していることですし、痛みや違和感の感じ方には個人差があります。

我慢できない時はどうか一人で悩まず、お気軽に当院にご相談ください。中にはほとんど痛みを感じない方や、強い痛みを感じる方もいます。もし痛みが強い場合は、我慢せずに遠慮なくお申し出ください。痛みを和らげる方法をご提案したり、治療計画を調整したりすることも可能です。

いつまで続く?インビザライン矯正中の痛みや違和感の期間

歯列矯正を始める前は、痛みや違和感について不安を感じるのは当然のことです。特に初めての装着時やマウスピース交換時は、慣れない感覚に戸惑うこともあるでしょう。

痛みのピークは長くて3〜4日目頃まで

痛みのピークは長くて3〜4日目頃まで

インビザライン矯正の場合、痛みや違和感は一般的に新しいマウスピースに交換した直後に最も強く感じられます。これは、歯が新しい位置へと移動するために、マウスピースから圧力がかかるためです。

具体的には「歯が浮いたような感覚」「噛むと少し痛い、鈍痛がある」といった程度の痛みを感じることが多いです。しかし「食事が困難なほどの強い痛み」を感じる場合もあります。

痛みのピークは通常3〜4日目頃と言われています。その後は徐々に和らぎ、1週間程度でほとんど気にならなくなるでしょう。歯や歯茎が新しいマウスピースに慣れてくると、次第に快適に過ごせるようになります。

痛みが非常に強い場合や2週間以上続く場合は、我慢せずに歯科医師に相談しましょう。マウスピースの調整や、一時的に装着時間を短くするなどの対応が可能です。

痛みや違和感の波

人間の体は新しい刺激に徐々に慣れていくようにできています。インビザライン矯正による痛みや違和感も時間が経つにつれて軽減し、最終的にはほとんど感じなくなる場合が多いです。

ただし、マウスピースを交換するたびに一時的に痛みや違和感がぶり返すことがあります。これは歯が少しずつ動いている証拠ですので心配はいりません。

痛みのピークは、歯列矯正開始直後や、歯の動きが大きい時期に訪れることが多いです。その後は徐々に慣れていき、治療が進むにつれて痛みや違和感は少なくなっていきます。

みんな同じ?インビザライン矯正で一番辛い時期は?

インビザライン矯正中の痛みや違和感には個人差がありますが、多くの方が「特に辛い」と感じる時期がいくつかあります。これらの時期を事前に知っておくことで心の準備ができ、安心して治療に臨むことができるでしょう。

インビザライン矯正で一番辛い時期は?

歯列矯正の開始直後

初めての歯列矯正は誰にとっても未知の体験です。歯に何かが装着されているという違和感や、多少の締め付け感を感じる方が多いでしょう。歯が動き始めることで、鈍痛や歯が浮いたような感覚を覚えることもあります。

マウスピースを交換した直後

新しいマウスピースに交換するたびに歯に新たな圧力がかかり、一時的に痛みや違和感がぶり返すことがあります。これは歯が順調に動いている証拠でもありますが、慣れるまでは少し辛い時期かもしれません。

アタッチメントの装着直後

アタッチメント装着直後は違和感や痛みを感じることがあります。
これはアタッチメントが歯の表面に接着される際に、わずかな圧力がかかるためです。通常、この違和感や痛みは数日で落ち着きます。

歯の動きが大きい時期

治療計画によっては、歯を大きく動かす必要がある時期があります。このような時期は、他の時期に比べて痛みや違和感が強く感じられる傾向があります。しかし、歯並びが大きく改善していく時期でもあるので、頑張りどころと言えるでしょう。

歯の形状や歯並び

歯の形状や歯並びによっては特定の歯に強い力がかかり、痛みを感じやすい場合があります。
これは歯の根の形や傾き、歯列全体のバランスなどが影響している可能性があります。特定の歯に非常に強い痛みを感じる場合は、マウスピースの調整や治療計画の見直しを相談してみてください。

個人差や体調・精神状態

痛みの感じ方には個人差があるため、同じ治療を受けていても感じる痛みや違和感は人それぞれです。痛みの感じ方は体調や精神状態によっても左右されることがあります。ご自身の状態に合わせて、無理せず治療を進めていくことが大切です。

これらの辛い時期を乗り越えるために、次は具体的な対処法をご紹介します。痛みや違和感を少しでも軽減し、快適な矯正ライフを送るためのヒントを見つけてください。

もう我慢しない!インビザライン矯正中の痛みや違和感の対処法

インビザライン矯正中の痛みや違和感は、誰しもが経験する可能性のあるものです。しかし、我慢できないほどのつらさには適切な対処法を知ることで、少しでも快適な歯列矯正ライフを送りましょう。

痛みや違和感を感じた時の対処法

痛みや違和感を感じた時の対処法

痛み止めを服用する

市販の鎮痛剤には様々な種類があり、これらの薬は一時的に痛みを和らげる効果があります。

ただし、用法・用量を守って服用し、不安な場合は歯科医師に相談しましょう。特に妊娠中や授乳中の方や持病がある方は、必ず医師や薬剤師に相談してから服用してください。

一部の鎮痛剤には歯の動きを抑制する可能性があります。過剰摂取による副作用が出ることもありますので、矯正治療中に服用する場合は歯科医師に相談し、適切な薬剤を選択することが重要です。

冷たいものを口に含む

冷たい水や氷を口に含むのも効果的です。これは血管を収縮させ、炎症や痛みを軽減する効果が期待できるためです。痛む時には数分間口に含んだり氷を口の中で転がすなど、適宜行いましょう。

柔らかい食事を摂る

硬いものや噛み応えのあるものは避け、うどんやおかゆ、ヨーグルトなどの柔らかいものを食べるようにしましょう。ただし長期間柔らかい食事ばかりを食べていると顎の筋肉が衰えていきますので、無理のない範囲で硬さのバランスを取り、顎の筋肉が衰えたと感じたらガムを噛むなど、顎の筋肉を鍛える運動を取り入れてみましょう。

マウスピースの装着時間を調整する

痛みが強い場合は一時的にマウスピースの装着時間を短くするのも有効ですが、装着時間が短すぎると治療効果が十分に得られません。歯科医師の指示に従い、1日の装着時間が20時間以下にならないようにするなど注意が必要です。
装着時間が短くなってしまった場合は歯科医師に相談し、今後の装着計画についてアドバイスをもらいましょう。

マウスピースの端を滑らかにする

マウスピースの端が歯茎に当たって痛い場合は、歯科医院で調整してもらうか専用のやすりで優しく削ることで痛みを軽減できます。痛みを感じる部分だけを優しく少しずつ削りましょう。ただし削りすぎるとマウスピースが緩くなってしまうため、注意が必要です。

口内炎ができた場合

マウスピースが歯茎や頬の内側に擦れて口内炎ができることがあります。その場合は患部に軟膏を塗ったり、マウスピースの当たる部分を歯科医院で調整してもらうことで症状を緩和できます。

その他

その他にも、温かいタオルやカイロで患部を温めることで血行が促進され、痛みが和らぐこともあります。くわえてストレスが痛みを悪化させることもあるため、リラックスできる環境で過ごし、十分な睡眠をとることも大切です。

それでも辛い時は歯科医師に相談しましょう

これらの方法を試しても痛みや違和感が改善しない場合は、我慢せずに歯科医師に相談しましょう。痛みの原因を特定し、適切な対処法を提案してもらえます。

マウスピースが破損したり紛失したりした場合も、すぐに歯科医師に連絡しましょう。

インビザライン矯正中の痛みや違和感は、誰しもが経験する可能性のあるものです。決して無理に我慢する必要はありません。少しでも気になることや不安なことがあれば些細なことでも遠慮なく当院にご相談ください。

専門家である私たちがあなたの不安を解消し、快適に治療を進められるようサポートいたします。

まとめ「痛みや違和感の少ない、快適な歯列矯正ライフを!」

インビザライン矯正中の痛みや違和感は確かに存在します。しかしそれは歯並びが美しく変わっていく過程の一部であり、決して乗り越えられないものではありません。

この記事でご紹介したように、痛みや違和感は一時的なものであり、適切な対処法や歯科医師のサポートによって十分に軽減することができます。

インビザライン矯正は、従来のワイヤー矯正に比べて痛みや違和感が少なく、快適に治療を進められるという大きなメリットがあります。

美しい歯並びは見た目の自信だけでなく、健康的な生活や明るい未来にも繋がります。
「矯正治療は大変そう…」とためらっていた方も、ぜひインビザライン矯正を検討してみてください。

もりかわ歯科ではインビザライン歯列矯正の無料相談を実施しています。歯並びや歯列矯正治療について、どんなことでもお気軽にご相談ください。

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歯並びで子どもの未来が変わる!笑顔輝く歯列矯正ライフを始めよう

歯並びで子どもの未来が変わる!笑顔輝く歯列矯正ライフを始めよう

2024年9月20日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

「うちの子、歯並びが気になるけど、歯列矯正っていつから始めるべき?」
「歯列矯正装置が目立つと、学校でからかわれたりしないか心配…」

そんな風に悩んでいませんか?

実は、子どもの歯並びは永久歯が生えそろう前の6〜12歳頃までに決まってしまうんです。この時期に適切な歯列矯正治療を行うことで、将来的に歯並びが悪くなるリスクを減らすことができます。

今回は、お子さまの歯並びが気になる親御さんのために目立たないインビザライン歯列矯正について詳しく解説します。

子どもの歯並び、実は6〜12歳頃までに決まってしまう!?

子どもの歯並び、実は6〜12歳頃までに決まってしまう!?

子どもの歯並びは永久歯が生えそろう6〜12歳頃までにほぼ決まります。この時期は顎の骨が最も活発に成長し、歯もまだ動きやすい状態です。そのため歯列矯正治療を行うベストタイミングと言えます。

この時期の歯列矯正治療は単に歯並びを整えるだけでなく、顎の骨の成長をコントロールし、正常な噛み合わせを誘導することができます。顎の成長を適切に促すことで将来的な歯並びや顔立ちにも良い影響を与える可能性があります。

特に6歳臼歯(第一大臼歯)が生えてくる6歳頃には、一度歯科医院で検診を受けることをおすすめします。この時期の検診で将来的な歯並びや噛み合わせの問題を予測し、適切な予防策や早期治療を始めることができます。

また、この時期の歯列矯正治療は、お子様の負担も少なく、比較的短期間で効果が期待できます。永久歯が生え揃ってからの歯列矯正治療に比べて、抜歯が必要になるケースも少なくなります。

こんな歯並びは要注意!歯列矯正が必要なサインを見逃さないで

以下のような歯並びは、お子さまの歯列矯正が必要なサインかもしれません。

こんな歯並びは要注意!歯列矯正が必要なサインを見逃さないで

  • 出っ歯
    上の前歯が前に出ている
  • 受け口
    下の前歯が上の前歯よりも前に出ている
  • 開咬
    奥歯を噛み合わせた時に、前歯が噛み合わない
  • 叢生(そうせい)
    歯がデコボコしている
  • 上顎前突(じょうがくぜんとつ)
    上の顎が前に出ている
  • 反対咬合(はんたいこうごう)
    受け口のこと
  • 過蓋咬合(かがいこうごう)
    奥歯を噛み合わせた時に上の前歯が下の前歯を覆い隠してしまう
  • 交叉咬合(こうさこうごう)
    左右どちらか一方の奥歯だけが噛み合っている
  • 空隙歯列(くうげきしれつ)
    歯と歯の間に隙間がある

これらの歯並びは見た目の問題だけでなく、発音や噛み合わせ、顎関節症、虫歯や歯周病のリスク増加など、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。

しかし歯並びの問題は多岐にわたり、素人目には判断が難しいケースも少なくありません。

当院では経験豊富な歯列矯正歯科医が、お子さまの歯並びや顎の成長を総合的に診査し、最適な歯列矯正治療をご提案いたします。

インビザライン歯列矯正は透明なマウスピース型装置を使用するため、周囲に気づかれにくくお子さまの学校生活にも影響を与えにくいのが特徴です。見た目を気にせず、安心して歯列矯正治療を受けていただけます。

歯列矯正のベストタイミングは?早すぎても遅すぎてもダメな理由

歯列矯正治療は適切な時期に行うことが大切です。
早すぎても遅すぎてもお子さまにとって様々な不都合が生じる可能性があります。

適切なタイミングは6〜12歳頃まで

矯正治療を開始するのに適した年齢はお子さまの歯並びの状態や顎の成長段階によって異なりますが、一般的には永久歯が生え始める6歳頃から、永久歯が生え揃う12歳頃までが適していると言われています。

この時期は顎の骨が成長段階にあり、歯もまだ動きやすいため、矯正治療の効果が出やすく治療期間も比較的短くて済みます。さらに成長期の骨格や筋肉のバランスを考慮しながら矯正を進めることで、より自然で美しい歯並びと顔立ちを実現できる可能性も高まります。

この時期を逃してしまうと以下のような問題がおきる可能性もありますので、注意が必要です。

早すぎる歯列矯正(顎の成長が未熟なうち)

早すぎる歯列矯正(顎の成長が未熟なうち)

顎の成長を妨げる可能性がある

歯列矯正装置によって顎の成長が妨げられ、本来の大きさまで成長しない可能性があります。

十分な治療効果が得られない可能性がある

歯や顎の骨がまだ成長段階にあるため、歯列矯正治療の効果が十分に得られないことがあります。

再治療が必要になる可能性がある

成長に伴い歯並びが変化するため、歯列矯正治療をやり直さなければいけない場合があります。

遅すぎる歯列矯正(顎の成長が止まった後)

遅すぎる歯列矯正(顎の成長が止まった後)

治療期間が長引く可能性がある

歯や顎の骨が硬くなっているため、歯を動かすのに時間がかかる場合があります。

抜歯が必要になる可能性がある

歯を動かすスペースが不足している場合、健康な歯を抜歯しなければいけないことがあります。

外科手術が必要になる可能性がある

顎の骨のズレが大きい場合、歯列矯正治療だけでは改善が難しく外科手術が必要になることがあります。

このように歯列矯正治療のタイミングを間違えると、お子さまの負担が増えたり治療効果が得られなかったりする場合があります。

当院では専門家がレントゲン写真や口腔内写真、歯型などを用いてお子さまの顎の成長段階や歯並びの状態を詳しく診査し、最適な歯列矯正治療の開始時期をご提案いたします。

子どもの歯並びが悪いまま放置しておくと…

子どもの歯並びが悪いまま放置しておくと…

歯並びが悪いまま放置すると、見た目の問題だけでなく、お子さまの心身の健康や将来にまで影響を及ぼす可能性があります。

顎関節症

顎の関節に負担がかかり痛みや口が開きにくいなどの症状が現れるだけでなく、頭痛、肩こり、姿勢の悪化、さらには全身の骨格の歪みなど、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

虫歯や歯周病

歯並びが悪いと歯磨きがしづらく汚れが溜まりやすくなるため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。放置すると、歯を失い、将来的にインプラントなどの高額な治療が必要になることもあります。

消化不良

噛み合わせが悪いと食べ物をうまく噛み砕けず、消化不良を起こすことがあります。胃腸に負担がかかり、慢性的な胃腸炎や栄養吸収の低下など、健康を損なう可能性もあります。

発音障害

歯並びが悪いと、サ行やタ行などの発音が不明瞭になることがあります。コミュニケーションに支障をきたし、お子さまの学業や社会生活に悪影響を及ぼす可能性もあります。

コンプレックス

歯並びにコンプレックスを感じ、自分に自信が持てなくなることがあります。消極的な性格になったり人間関係に悪影響が出たり、就職活動や結婚など将来の選択肢を狭めてしまう可能性もあります。

さらにこれらの問題は、将来的に治療費の増加にもつながる可能性があります。

例えば顎関節症の治療にはマウスピースや薬物療法、場合によっては手術が必要になることもあります。また、虫歯や歯周病が進行すると抜歯やインプラント治療が必要になる場合もあります。

早期発見・早期治療でこれらのリスクを回避し、お子さまの健やかな成長をサポートしましょう。
インビザライン歯列矯正は取り外しが可能なため、口腔内を清潔に保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクを低減できます。

子どもの歯列矯正にかかるお金の目安

子どもの歯列矯正にかかるお金の目安

インビザライン歯列矯正の費用はお子さまの歯並びの状態や治療期間、使用するマウスピースの数などによって大きく異なります。

一般的には50万円〜100万円程度が目安となりますが、複雑な症例や長期間の治療が必要な場合はさらに費用がかかることもあります。

当院では患者様のご負担を少しでも軽減できるよう、分割払いデンタルローンなど様々な支払い方法をご用意しております。

歯列矯正治療は医療費控除の対象となる場合があります。医療費控除とは1年間で支払った医療費が一定額を超えた場合に、所得税の一部が還付される制度です。歯列矯正治療費も医療費に含まれるため、条件を満たせば税金が戻ってくる可能性があります。

お子さまの歯並びや歯列矯正治療にかかる費用についてご不明な点やご不安なことがございましたら、お気軽に当院までご相談ください。

子どもの歯列矯正に関するよくあるギモンQ&A

Q インビザライン歯列矯正って何ですか?

インビザライン歯列矯正とは、透明なマウスピース型の歯列矯正装置を使って歯並びを治す方法です。金属製のブラケットやワイヤーを使用しないため、目立ちにくく快適に治療を進められます。

Q 子どもの歯列矯正はいつから始められますか?

一般的には、永久歯が生え始める6歳頃から始めることができます。ただしお子さまの成長段階や歯並びの状態によって最適な時期は異なりますので、一度歯科医師にご相談ください。当院では無料相談を実施しておりますので、お気軽にお越しください。

Q インビザライン歯列矯正は痛みますか?

個人差はありますが、ワイヤー歯列矯正と比べて痛みは少ないと言われています。それでも痛みを感じる場合は、痛み止めを処方いたしますのでご安心ください。当院では痛みの少ない治療を心がけておりますのでご安心ください。

Q インビザライン歯列矯正の期間はどれくらいですか?

歯並びの状態や治療計画によって異なりますが、一般的には1年〜2年程度かかります。治療期間中は定期的にご来院いただき、歯の動きを確認しながら治療を進めていきます。

Q 歯列矯正治療中に、虫歯になってしまったらどうすればいいですか?

インビザラインは取り外しが可能なため、普段通り歯磨きをすることができます。ただし歯列矯正装置を装着している間は食べ物が詰まりやすくなるため、いつも以上に丁寧に歯磨きをする必要があります。当院では歯列矯正治療中の虫歯予防についてもアドバイスさせていただきます。

虫歯になってしまった場合は虫歯の進行状況や治療内容によってはインビザライン歯列矯正を一時中断し、虫歯治療を優先する場合があります。虫歯治療が完了した後に歯の形が変わってしまった場合は、新しいマウスピースを作成し直す必要があります。

Q 歯列矯正治療中は、どんなことに気をつければいいですか?

インビザライン歯列矯正中は1日22時間程度マウスピースを装着する必要があります。硬い食べ物や粘着性のある食べ物はマウスピースを破損する可能性があるため、避けるようにしましょう。定期的な歯科検診も重要です。

Q 歯列矯正治療の費用はどれくらいですか?

インビザライン歯列矯正の費用は、一般的に50万円〜100万円程度が目安となります。当院では患者様のご負担を軽減するため、分割払い、デンタルローンなど様々な支払い方法をご用意しております。お気軽にご相談ください。

Q 子どもの歯列矯正は途中でやめられますか?

やむを得ない事情で歯列矯正治療を中断することは可能です。しかし歯列矯正治療は計画的に歯を動かすため、途中でやめると以下のような問題が起こる可能性があります。

  • 後戻り
    歯は元の位置に戻ろうとする性質があるため、歯列矯正治療を中断すると、せっかく整えた歯並びが戻ってしまうことがあります。
  • 治療期間の延長
    再び歯列矯正治療を始める場合、中断したところからやり直す必要があるため治療期間が長引く可能性があります。
  • 虫歯や歯周病のリスク増加
    歯列矯正装置を外した状態で放置すると歯磨きがしづらくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まることがあります。
  • 費用的な負担
    再び歯列矯正治療を始める場合、再度費用がかかることがあります。

歯列矯正治療を中断するかどうかは、お子さまの歯並びの状態や成長段階、中断する理由などを総合的に考慮して判断する必要があります。

まとめ「目立たない歯列矯正で、お子さまの笑顔を輝かせよう!」

子供の歯並びは成長とともに変化していきます。早めの歯列矯正治療でお子さまの笑顔をもっと輝かせ、健康な歯を育みましょう。

もりかわ歯科ではインビザライン歯列矯正の無料相談を実施しています。歯並びや歯列矯正治療について、どんなことでもお気軽にご相談ください。

インビザライン専門ドクター 森川 康司(もりかわ こうじ)があなたやお子さまの疑問や不安にお答えし、最適な治療プランをご提案いたします。

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医療法人甦歯会 マイデンタルクリニックもりかわ歯科

  • 住所:〒581-0803 大阪府八尾市光町2丁目3 アリオ八尾2F
  • 電話番号:072-922-8148
  • 診療時間:10:00~13:00 / 14:00~19:00(年中無休)
  • URL:https://yao-shika-morikawa.or.jp/

医療法人甦歯会 リノアス診療所もりかわ歯科

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歯列矯正は医療費控除の対象?仕組みや条件をお教えします!

歯列矯正は医療費控除の対象? 仕組みや条件をお教えします!

2024年9月13日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

「歯並びがキレイになったら、もっと自分に自信が持てるだろうな…」
「健康のためにも、矯正した方がいいのは分かってるんだけど…」

そう思いつつも、やっぱり気になるのは「費用」の問題ですよね。
歯列矯正は、決して安いものではありませんが、諦めるのはまだ早いですよ!

実は、歯列矯正治療は医療費控除の対象になる場合があるんです。
医療費控除を使えば、治療費の負担を減らせるかもしれません。

医療費控除について詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事を読んでみてください。
あなたの矯正治療への一歩を、きっと後押ししてくれるはずです。

そもそも、医療費控除って?

そもそも、医療費控除って?

医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合、その超えた金額に応じて所得税が一部還付される制度のことです。 

実は、医療費控除の対象となる医療費は自分自身だけではなく、生計を共にする家族(配偶者や子供、親など)の医療費も合算できるんです。

例えば、家族で病院にかかったり、薬を買ったりした費用も合算できます。

もし医療費の合計額が10万円を超えていれば、医療費控除を受けることで手元に戻ってくるお金で矯正治療の費用を補うことができるかもしれません。

医療費控除の対象となる医療費

医療費控除の対象となる医療費は、以下の通りです。

  • 医師や歯科医師による診療、治療、薬の処方
  • 入院費、手術費
  • 治療のための通院費(電車やバスなど公共交通機関の利用に限る)
  • 医療用医薬品(OTC医薬品を含む)の購入費
  • 治療のために購入した医療機器の費用(例:血圧計、体温計など)
  • その他、医師の指示による治療費(例:鍼灸、マッサージなど)

医療費控除の対象とならない医療費

一方で、医療費控除の対象とならない医療費もあります。

  • 審美目的の治療費(例:ホワイトニング、美容整形など)
  • 健康診断や予防接種の費用
  • 医師の処方箋がない医薬品の購入費
  • サプリメントや健康食品の購入費
  • 海外での治療費

医療費控除を受けるための手続き

医療費控除を受けるためには、確定申告を行う必要があります。

確定申告の際に、医療費控除の明細書と領収書を添付する必要があります。

 領収書は、必ず保管しておきましょう。

歯列矯正は医療費控除の対象になるの?

歯列矯正は医療費控除の対象になるの?

「矯正って見た目を良くする治療だから、医療費控除の対象外でしょ?」

そう思っている方は少なくないと思います。

確かに、美しい歯並びは笑顔の魅力を引き立てますが、矯正治療の目的はそれだけではありません。 噛み合わせの改善や、むし歯・歯周病の予防など、お口の健康を守るための大切な医療行為でもあるんです。

例えば、

不正咬合(悪い噛み合わせ)の改善

顎関節症や消化不良などを引き起こす可能性がある不正咬合を改善することは、健康な生活を送る上でとても重要です。

歯並びの改善によるむし歯・歯周病予防

歯並びが悪いと歯磨きがしづらく、汚れが溜まりやすくなってしまいます。矯正治療で歯並びを整えることで、むし歯や歯周病を予防し、お口の健康を守ることができます。

発音の改善

歯並びが原因で発音しにくい場合、矯正治療によって改善が期待できます。

このように、矯正治療は見た目の改善だけでなく、機能改善や病気の予防といった医療的な側面も持ち合わせています。 そのため、これらの目的で矯正治療を受ける場合は、医療費控除の対象となる可能性があるのです。

なお、歯列矯正を医療行為として証明するためには以下の書類が必要になります。

医療費の領収書

矯正治療費、検査費、調整料などが記載された領収書が必要です。

領収書には、治療内容や費用の内訳が詳しく記載されているものが望ましいです。

医師の診断書(または治療計画書)

矯正治療が必要な医学的理由(不正咬合、顎関節症、発音障害など)が記載された診断書、または治療計画書が必要です。

審美目的のみの場合は、医療費控除の対象とならない可能性があるため、診断書の内容は重要です。

これらの書類を確定申告の際に提出することで、税務署が医療費控除の可否を判断します。

医療費控除を受けるための条件は?

歯列矯正は見た目の改善だけでなく、噛み合わせや歯並びの改善による健康維持・向上を目的とする医療行為として認められれば、医療費控除の対象となります。

しかし、医療費控除を受けるためには、いくつかの条件を満たす必要があります。

1年間の医療費の合計額が10万円を超えていること

医療費控除は、1月1日から12月31日までの1年間に支払った医療費の合計額が10万円を超えた場合に適用されます。 この金額には、自分自身だけでなく、生計を共にする家族(配偶者や子ども、親など)の医療費も合算できます。 矯正治療は高額な場合が多いため、他の医療費と合算することで10万円を超える可能性が高まります。

治療目的が医療行為であること

医療費控除の対象となるのは、病気の治療や予防、身体の機能回復・維持を目的とした医療費です。 歯列矯正の場合、単に見た目を美しくする審美目的ではなく、以下のような医療目的がある場合に認められます。

不正咬合(悪い噛み合わせ)の改善
顎関節症や消化不良などを引き起こす可能性がある不正咬合を改善することは、健康な生活を送る上でとても重要です。

歯並びの改善によるむし歯・歯周病予防
歯並びが悪いと歯磨きがしづらく、汚れが溜まりやすくなってしまいます。矯正治療で歯並びを整えることで、むし歯や歯周病を予防し、お口の健康を守ることができます。

発音の改善
歯並びが原因で発音しにくい場合、矯正治療によって改善が期待できます。

注意点

大人の矯正の場合

大人の矯正の場合、審美目的で行うケースが多いため、医療費控除の対象とならない場合があります。 しかし、不正咬合の改善など、医療目的が認められれば対象となります。 矯正歯科医に相談し、診断書に医療目的を明記してもらうことが大切です。

子どもの矯正の場合

子どもの矯正は、顎の成長を利用して歯並びや噛み合わせを改善するため、医療費控除の対象となる可能性が高いです。 しかし、永久歯が生え揃ってから行う「第二期治療」は、大人の矯正とみなされる場合もあるため注意が必要です。

医師の診断・治療を受けていること

矯正治療で医療費控除を受けるためには、矯正歯科医の診断書や治療計画書が必要になります。
これらの書類は、確定申告の際に提出する必要がありますので、大切に保管しておきましょう。

いくら戻ってくるの?医療費控除の計算方法

いくら戻ってくるの?医療費控除の計算方法

医療費控除で戻ってくる金額はあなたの所得や家族構成、1年間で支払った医療費の総額などによって異なりますが、基本的な計算方法は以下の通りです。

1.医療費控除の対象となる医療費を計算する

1年間に支払った医療費の合計額から、保険金などで補填される金額を差し引きます。 

診察代、薬代、歯列矯正の費用はもちろん、ドラッグストア等で購入した風邪薬や湿布なども医療費として認められる場合があります。
(ただし、保険金などで補填された金額は差し引く必要があります)

例えば、

  • 歯列矯正費用: 20万円
  • 病院の診察代: 3万円
  • 薬局で買った薬代: 1万円
  • 保険金で補填された金額: 5万円

だったとすると、医療費控除の対象となる医療費は以下となります。

20万円 + 3万円 + 1万円 5万円 = 19万円

2.控除額の計算

1で計算した金額から、10万円または所得金額の5%のいずれか低い金額を差し引きます。
ただし、所得金額が200万円未満の場合は、一律10万円を差し引きます。

計算式:

医療費控除額 =(1年間に支払った医療費の合計額 保険金などで補填される金額) 10万円(または所得金額の5%)

3.還付金の計算

2で計算した医療費控除額に、あなたの所得税率をかけます。 所得税率は、あなたの所得金額によって異なります。

計算式:

還付金額 医療費控除額 × 所得税率

計算例:

年収500万円のAさんが、1年間に30万円の医療費を支払ったとします。 保険金などで補填された金額は10万円だったとすると、

医療費控除額 (30万円 10万円) 10万円 10万円

Aさんの所得税率が10%だとすると、

還付金額 10万円 × 10% 1万円

つまり、Aさんは1万円の所得税が還付されます。

注意点

  • 医療費控除の計算は、あくまで目安です。実際の還付金額は、税務署の審査によって決定されます。
  • 上記の計算式は、一般的なケースを想定したものです。
  • 複雑なケースや、ご自身で計算するのが難しい場合は、税理士にご相談ください。

医療費控除は、確定申告を行うことで受けることができます。 確定申告の時期は、毎年2月中旬から3月中旬です。 忘れずに申請して、矯正治療費の負担を軽減しましょう。

医療費控除を受けるための手続きは?

医療費控除を受けるためには確定申告を行う必要があります。
確定申告というと難しく感じるかもしれませんが、手順を踏めば意外と簡単にできますよ。

1. 必要な書類を準備する

1. 必要な書類を準備する

医療費の領収書
1年間で支払った医療費の領収書を全て集めましょう。
歯列矯正の場合は、治療費、検査費、調整料などが記載された領収書が必要です。

医師の診断書(または治療計画書)
歯列矯正が医療行為であることを証明するために必要です。
診断書には、不正咬合や顎関節症などの病名が記載されていることが望ましいです。

源泉徴収票
会社員の方は勤務先から発行される源泉徴収票が必要です。

印鑑
認印で大丈夫です。

マイナンバーカード(または通知カードと本人確認書類)
確定申告にはマイナンバーの記載が必要です。

2. 確定申告書を作成する

2. 確定申告書を作成する

確定申告書は、税務署で入手するか国税庁のホームページからダウンロードできます。
手書きで作成することもできますが、国税庁のホームページで提供されている「確定申告書等作成コーナー」を利用すると、簡単に作成できます。

確定申告書作成コーナー

3. 確定申告書を提出する

3. 確定申告書を提出する

確定申告書は以下のいずれかの方法で提出できます。

税務署に直接提出する
2月中旬から3月中旬の確定申告期間中に税務署に直接提出します。

郵送で提出する
確定申告書に必要書類を添付し、税務署に郵送します。

e-Taxで提出する
インターネットを利用して自宅から電子申告できます。

4. 還付金を受け取る

4. 還付金を受け取る

確定申告が受理されると、数週間後には還付金が指定口座に振り込まれます。

確定申告の時期

確定申告の時期

確定申告の時期は毎年2月中旬から3月中旬です。
この期間内に、忘れず確定申告を行いましょう。

確定申告が初めての方へ

確定申告が初めての方は、税務署で開催される無料相談会などを利用すると良いでしょう。
また、税理士に依頼することもできます。

医療費控除に関するよくある質問

Q 歯列矯正は、どんな場合に医療費控除の対象になりますか?

歯並びや噛み合わせの改善が、むし歯や歯周病の予防、顎関節症の治療など、お口や身体の健康維持・改善に繋がる場合に認められます。

Q 矯正歯科医に書いてもらう診断書はどんな内容が必要ですか?

矯正治療が必要な医学的理由(不正咬合、顎関節症、発音障害など)が具体的に記載されている必要があります。

Q 医療費控除の対象となる費用には、どんなものがありますか?

診察料、検査料、矯正装置料、調整料、治療に必要な医薬品の費用、通院費(電車やバスなど公共交通機関の利用に限る)が対象となります。

Q 医療費控除の申請に必要な書類は何ですか?

医療費の領収書、医師の診断書(または治療計画書)、源泉徴収票、印鑑、マイナンバーカード(または通知カードと本人確認書類)が必要です。

Q 医療費控除は、いつどこで申請すれば良いですか?

毎年2月中旬から3月中旬の確定申告期間中に、お住まいの地域の税務署またはオンライン(e-Tax)で申請できます。

e-Tax

Q 医療費控除の還付金はいつ頃振り込まれますか?

確定申告が受理されてから通常1ヶ月〜2ヶ月程度で指定口座に振り込まれます。

Q 医療費控除の申請は自分でもできますか?

できます。
国税庁のホームページにある「確定申告書等作成コーナー」を利用すると簡単に作成できます。
不安な場合は税理士に依頼することも可能です。

確定申告書作成コーナー

Q 矯正治療を途中でやめた場合、医療費控除は受けられますか?

受けられます。
治療を途中でやめた場合でも、その年に支払った医療費が10万円を超えていれば医療費控除の対象となります。

まとめ「医療費控除で賢く矯正治療を始めよう」

この記事で歯列矯正も医療費控除の対象になることを知って、少し希望が見えてきたのではないでしょうか?

医療費控除を賢く活用すれば、矯正治療の費用負担を軽減できる可能性があります。
美しい歯並びは見た目の自信だけでなく、健康面にも良い影響を与えます。
「いつか矯正したいな」と思っている方は、この機会に一歩を踏み出してみませんか?

もちろん、医療費控除の適用にはいくつかの条件があります。
ご自身のケースが当てはまるかどうか詳しく知りたい方は、ぜひ当院にご相談ください。

インビザライン専門ドクター 森川 康司(もりかわ こうじ)が、あなたの疑問や不安にお答えし、最適な治療プランをご提案いたします。

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医療法人甦歯会 マイデンタルクリニックもりかわ歯科

  • 住所:〒581-0803 大阪府八尾市光町2丁目3 アリオ八尾2F
  • 電話番号:072-922-8148
  • 診療時間:10:00~13:00 / 14:00~19:00(年中無休)
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医療法人甦歯会 リノアス診療所もりかわ歯科

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歯列矯正治療は1種類だけじゃない!自分にあった方法を知ろう

歯列矯正治療は1種類だけじゃない! 自分にあった方法を知ろう

2024年9月6日

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。
歯の事やそれに関連する様々な疑問に勝手に答えていく「もりかわ歯科の勝手に解説!ブログ」です!

「以前から歯並びが気になってるけど、どういった治療があるのか分からない…」
「矯正は高いって聞くけど、本当?」
「矯正したいけど、何から始めたらいいか分からない…」

そんな風に悩んでいませんか?

実は、歯列矯正って一言で言っても色々な方法があるんです。
今回はそんな矯正治療について分かりやすくご説明します。
この記事を読めば、あなたにピッタリの矯正方法が見つかるハズですよ!

歯列矯正の必要性

歯列矯正の必要性

歯並びは、十人十色。お顔立ちと同じように、あなたの個性の一つです。
「美しい歯並び」の基準は時代や文化によって移り変わりますが、 一般的には以下の要素が組み合わさって、その人の歯並びが決まります。

歯の位置

それぞれの歯が顎の骨の中でどのように生えているか、ということです。
理想的な位置はすべての歯がそれぞれの役割を果たせるように、適切な位置に生えている状態となります。

それぞれの歯の役割

前歯
食べ物を噛み切る歯です。上の前歯は下の前歯を2〜3mm程度覆っているのが理想的とされています。

犬歯
食べ物を引き裂く役割を担います。口角のカーブに沿って位置し、笑顔の表情を豊かにします。

小臼歯
食べ物を細かく砕きます。前歯と奥歯の橋渡し的な存在で、噛み合わせの安定に貢献します。

大臼歯
食べ物をすりつぶす役割の歯です。最も奥に位置し、噛む力の要となります。

問題となる位置

叢生(そうせい)
歯が重なり合っている状態。
歯磨きがしにくく、むし歯や歯周病等のリスクが高まります。

空隙歯列(くうげきしれつ)
歯と歯に隙間がある状態。
見た目の問題だけでなく、発音に影響が出たり、食べ物が挟まりやすくなることがあります。

埋伏歯(まいふくし)
歯が骨の中に埋まったまま生えてこない状態です。
埋伏歯になりやすい歯は、親知らずや上顎の犬歯が多く、周りの歯に悪影響を与えたり、嚢胞(のうほう)という病気を引き起こすこともあります。

歯の向き

歯がどの方向を向いて生えているか、ということです。
噛み合わせや歯並びに調和するように、正しい方向を向いている状態が良いとされています。

問題となる向き

捻転(ねんてん)
歯がねじれている状態。歯磨きがしにくく、むし歯や歯周病のリスクが高まります。

傾斜(けいしゃ)
歯が内側や外側に傾いている状態。噛み合わせが悪くなったり、見た目の問題が生じることがあります。

歯と歯の間隔

歯と歯の間隔とは、歯と歯の間にどの程度の隙間があるか、ということです。
適切な隙間があり、歯ブラシが通りやすい状態が適切な間隔と言えます。

問題となる位置

空隙歯列(くうげきしれつ)
歯と歯の間に隙間がある状態。見た目の問題だけでなく、発音に影響が出たり、食べ物が挟まりやすくなることもあります。

叢生(そうせい)
歯が重なり合っている状態。歯磨きがしにくく、むし歯や歯周病のリスクが高まります。

噛み合わせ

上下の歯がどのように接触しているか、すべての歯がバランス良く接触し、食べ物を効率よく噛み砕ける状態が理想的です。

問題となる位置

反対咬合(はんたいこうごう)
下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態。「受け口」とも呼ばれます。

過蓋咬合(かがいこうごう)
上の前歯が下の前歯を覆いすぎている状態。「出っ歯」とも呼ばれます。

交叉咬合(こうさこうごう)
一部の歯だけが反対に噛み合っている状態。

開咬(かいこう)
奥歯で噛んだ時に、前歯が噛み合わない状態。

 

歯並びが良いことは多くのメリットをもたらします。

歯並びが悪いと起こる問題

歯並びが悪いと、見た目の問題だけでなく、様々な悪影響を及ぼす可能性があります。

むし歯や歯周病になりやすい

むし歯や歯周病になりやすい

歯並びが悪いと、歯ブラシが隅々まで届きにくく、歯垢(プラーク)や食べカスが残りやすくなります。特に、歯が重なっていたり、傾いていたりする場合は、歯ブラシの毛先が届かず、汚れが溜まりやすい状態です。

歯垢は、むし歯の原因となる細菌の温床です。また、歯垢が石灰化して歯石になると、歯周病を引き起こす原因となります。歯周病は、歯ぐきが腫れたり、出血したりするだけでなく、進行すると歯を支える骨が溶けて、最終的には歯を失ってしまう可能性もあります。

噛み合わせが悪くなる

噛み合わせが悪くなる

歯並びが悪いと、上下の歯が正しく噛み合わず、特定の歯に過度な負担がかかることがあります。

顎関節症

噛み合わせが悪いと、顎関節に負担がかかり、顎関節症を引き起こすことがあります。顎関節症は、顎の関節が痛んだり、口が開けにくくなったりする病気です。

偏咀嚼(へんそしゃく)

噛み合わせが悪いと、片方の歯でばかり噛む癖がついてしまうことがあります。偏咀嚼は、顎の関節や筋肉に負担をかけ、顔の歪みや肩こりなどを引き起こす可能性があります。

発音障害

歯並びが悪いと、舌や唇の動きが制限され、正しい発音がしにくくなることがあります。特に、サ行やタ行の発音が不明瞭になりやすいです。

見た目に自信が持てない

見た目に自信が持てない

歯並びが悪いと、口元にコンプレックスを感じ、笑顔に自信が持てなくなることがあります。人前で話すときや笑うときに口元を隠してしまう、写真撮影を避けるなど、消極的な行動につながることもあります。

特に、成長期のお子さんの場合は、歯並びのコンプレックスが、いじめの原因になることもあります。また、大人になってからも、歯並びのせいで就職活動や婚活に影響が出る可能性も否定できません。

このように、歯並びが悪いことは、見た目の問題だけでなく、お口の健康や全身の健康、さらには精神的な健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

歯並びは、あなたの健康と笑顔に大きく影響します。

「歯並びは、多少悪くても大丈夫」と安易に考えるのではなく、

「歯並びは、良いに越したことはない」という認識を持つことが大切です。

もし、少しでも歯並びで悩んでいるなら、ぜひ一度矯正歯科医に相談してみましょう。

あなたの歯並びの状態やライフスタイル、ご希望に合わせて、最適な治療方法を提案してくれます。

歯列矯正に最適な時期は?

歯列矯正に最適な時期は、年齢や歯並びの状態によって異なります。

治療の開始時期は「早ければ早いほど良い」と思われがちですが、一概にそうとは言い切れません。 歯並びの状態や年齢、成長段階によって最適な時期は異なります。

子供の場合

子供の場合

一般的に、子供の歯列矯正は、顎の骨が成長段階にある時期に行うのが効果的です。

第一期治療(混合歯列期)

 6歳〜12歳頃。永久歯と乳歯が混在している時期に行います。顎の成長を利用して歯並びや噛み合わせを改善し、永久歯が生えるスペースを確保します。

第二期治療(永久歯列期)

12歳以降。永久歯が生え揃ってから行います。歯並びや噛み合わせを細かく調整し、より美しい歯並びを目指します。

歯並びの状態によっては、3歳頃から矯正治療を開始する場合もあります。 早期に治療を開始することで、顎の成長をコントロールし、抜歯をせずに歯並びを改善できる可能性が高まります。
特に以下のような場合は、早めのご相談をおすすめします。

  • 乳歯の時期から歯並びが悪い
  • 永久歯が生え変わる時期に歯並びが気になる
  • 顎の成長に異常を感じる
  • 噛み合わせが悪い
  • 口呼吸をしている

大人の場合

大人の歯列矯正は、基本的に何歳からでも可能です。

ただし、歯周病などがある場合は、先に治療を行う必要があります。

大人の場合は、顎の骨の成長が止まっているため、子供の頃のように顎の骨を動かすことはできません。

そのため、抜歯が必要になる場合や、治療期間が長くなる場合があります。

近年では、マウスピース矯正など、目立たずに治療できる方法も増えており、大人でも気軽に矯正治療を始められるようになってきました。

歯列矯正の種類

歯並びを美しく整える歯列矯正治療ですが、その方法は大きく分けてワイヤー矯正とマウスピース矯正(インビザライン)の2種類があります。それぞれの特徴は以下のようになります。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯の表面に接着したブラケットと呼ばれる小さな装置にワイヤーを通し、そのワイヤーの弾性を利用して歯に力を加え、徐々に歯を動かしていく方法です。ワイヤーの太さや形状、ブラケットの位置などを調整することで、歯を効率的に動かし、美しい歯並びを目指します。

ワイヤー矯正のメリット

ワイヤー矯正は、様々な歯並びや噛み合わせに対応できる柔軟性と、歯の動きを細かくコントロールできる精密性を持ち合わせています。また、長年の歴史と豊富な実績により、その効果と安全性が確立されているという点も大きなメリットです。

ワイヤー矯正のデメリット

ワイヤー矯正は、装置が目立ちやすく、見た目が気になる場合があります。また、装置が固定されているため、歯磨きがしにくく、食べ物が挟まりやすいというデメリットもあります。さらに、治療初期には痛みや違和感を感じることがあります。

マウスピース矯正(インビザライン)

マウスピース矯正(インビザライン)

マウスピース矯正(インビザライン)は、透明なマウスピースを装着して歯並びを矯正する画期的な治療法です。患者さん一人ひとりの歯型に合わせて作られたオーダーメイドのマウスピースを装着し、定期的に新しいマウスピースに交換することで、少しずつ歯を動かし、徐々に歯並びを改善していきます。

マウスピース矯正(インビザライン)のメリット

目立たない
透明なマウスピースなので、装着していてもほとんど気づかれません。

取り外し可能
食事や歯磨きの際は取り外せるので、普段通りの生活を送れます。

快適
ワイヤー矯正に比べて痛みや違和感が少なく、金属アレルギーの心配もありません。

衛生的
取り外して洗浄できるので、清潔に保てます。

治療計画を事前に確認できる
3Dシミュレーションで治療後の歯並びを事前に確認できるので、安心して治療を始められます。

マウスピース矯正(インビザライン)のデメリット

適応症例が限られる
複雑な歯並びや骨格的な問題がある場合、マウスピース矯正では対応できないことがあります。

費用が高い
マウスピース矯正(インビザライン)は保険適用外のため、全額自己負担となります。

当院のおすすめするマウスピース矯正(インビザライン)

ワイヤー矯正は、様々な歯並びに対応でき、精密な歯の移動が可能です。しかし、装置が目立ち、痛みや違和感を感じやすいというデメリットもあります。

一方、マウスピース矯正は、透明で目立たず、取り外し可能なため、快適に治療を進められます。食事や歯磨きも普段通りに行え、金属アレルギーの心配もありません。さらに、3Dシミュレーションで治療後の歯並びを事前に確認できるため、安心して治療を始められます。

気になる費用や治療期間は?

当院のインビザライン矯正は、患者様にご安心いただけるように明確な料金体系を採用しています。

費用

当院では、インビザライン矯正の費用を825,000円(税込)でご案内しています。

追加料金なし
マウスピースの紛失や破損、追加のアタッチメント装着などによる追加料金は一切かかりません。

調整料なし
月々の調整料も不要です。

万が一の安心
治療期間の延長や装置の追加が必要な場合でも、最初にご提示した金額以上の費用は発生しません。

「トータルフィー」 の安心価格でご提供

トータルフィー制度(治療費定額制度)とは、矯正治療にかかる費用を、治療開始前に総額で提示するシステムです。

通常、矯正治療の費用は、

  • 初診相談料
  • 検査費用(レントゲン、口腔内写真など)
  • 診断料
  • 治療費(装置代、調整料など)
  • 保定装置費用

など、様々な項目に分かれています。

トータルフィー制度では、これらの費用をすべて含めた総額を治療開始前に提示します。
そのため患者様は、

  • 治療費が明確で安心: 治療中に追加費用が発生する心配がないため、安心して治療に臨めます。
  • 予算計画が立てやすい: 総額が分かっているので、無理のない資金計画を立てられます。
  • 通院のたびに支払う手間がない: 都度支払いの手間が省け、スムーズに通院できます。

といったメリットがあります。

治療期間

歯並びの状態によって異なりますが、1年~2年程度が一般的です。 当院では、3Dシミュレーションで治療計画を立て、患者様と一緒に治療期間の目安を確認します。

症例によっては短期間で治療が完了することも!

当院では、症例によっては短期間で治療が完了することもあります。

例えば以下の動画のような八重歯が気になる40代女性のケースでは、マウスピース矯正と抜歯を併用することで、わずか8ヶ月で美しい歯並びと健康な口腔内を実現しました。

『教えて‼︎こうじ先生』八重歯の人必見‼︎抜歯矯正もこんなに早く治るの?

動画のような事例がすべてに当てはまるわけではありませんが、症例によっては短期間で治療が完了することもありますので、まずは無料相談にお越しいただき、お気軽にご相談ください!

詳しくこちらから。
マウスピース矯正(インビザライン)

まとめ「自分に合った歯列矯正方法で、人生を豊かに!」

当院のインビザライン矯正は、透明で目立たず、快適に治療を進められるだけでなく、「トータルフィー制度」で費用も明確なので、安心して治療に専念できます。

歯並びのお悩みは、ぜひ当院にご相談ください。インビザライン専門ドクター 森川 康司(もりかわ こうじ)が、お一人お一人の患者様に合わせた治療プランを丁寧にご提案いたします。

マウスピース矯正LPバナー
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