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歯ブラシを手に持った家族のイメージ

自己流に要注意!ブラッシング指導を受けるメリットと流れ

2025年7月16日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

「毎日きちんと歯を磨いているのに、虫歯や歯周病になってしまう」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。その原因のひとつに、間違った自己流のブラッシングがあるかもしれません。

歯磨きは毎日の習慣だからこそ、正しい方法を身につけることがとても大切です。

しかし、自己流では「どこが磨けていないか」「どんな癖があるか」には気づきにくいです。そのときに役立つのが、歯科医院で受けられるブラッシング指導です。

この記事では、ブラッシング指導の内容や流れ、受けるメリット、自宅で実践する際のポイントまで、わかりやすく解説します。

ブラッシング指導とは

ブラッシング指導について説明するイメージ

ブラッシング指導とは、専門的な技術と知識を持った歯科衛生士が、それぞれの患者さまの歯並びや磨き方の癖を確認し、正しい歯の磨き方の指導を受けることです。口の中の状態は人によって異なるため、誰にでも当てはまる磨き方はありません。

ブラッシング指導では、実際に歯ブラシを使いながら、一人ひとりに合った磨き方・力加減・道具の選び方などを教えてもらえます。磨き残しが多い場所や、力の入れすぎで歯ぐきを傷つけている部分など、自分では気づきにくいポイントも見つけてくれるでしょう。

歯科医院でブラッシング指導を受けるメリット

歯科医院でブラッシング指導を受けるメリットのイメージ

ブラッシング指導では、正しい歯の磨き方を教えてもらえるだけでなく、口腔内の健康を守るための多くのメリットが得られます。実際にどのような利点があるのかを具体的に見ていきましょう。

虫歯・歯周病の予防につながる

正しいブラッシングを習得することで、毎日のセルフケアでプラーク(歯垢)を効果的に除去できるようになります。プラークは虫歯や歯周病の大きな原因となるため、毎日のケアでしっかり除去することが求められます。

特に歯周病は、自覚症状が出ないまま進行してしまうことが多く、気づいたときには悪化しているケースも少なくありません。こうしたリスクを防ぐためにも、自分に合った適切なブラッシングを、毎日丁寧に続けることが大切です。

口腔内トラブルの早期発見につながる

ブラッシング指導の際には、歯科衛生士が口腔内の状態も確認してくれます。そのため、自分では気づきにくい磨き残しや炎症、初期の虫歯などを早めに発見できる可能性が高いです。

口腔内にトラブルが生じた際にも、早いうちに治療できるでしょう。また、日頃から気になっていることを相談できる良い機会にもなります。

モチベーションの維持につながる

自分の磨き方をチェックしてもらい、改善点が明確になることで「しっかり磨こう」「うまくなりたい」という意識が高まります。少しずつ上達を実感できるため、日々のケアへのモチベーション維持にも効果的です。

また、歯科衛生士との対話は、歯の大切さを改めて実感する機会にもなります。繰り返すうちに自然と予防意識が高まっていくことが期待できるでしょう。こうした意識の変化が、長期的な口腔の健康につながります。

ブラッシング指導の流れ

歯科医院でブラッシング指導を受けている患者

初めてブラッシング指導を受ける場合「どんなことをするの?」と不安に思う方もいるかもしれません。ここでは、歯科医院で行われるブラッシング指導の一般的な流れをご紹介します。どのようなステップで進むのかを知っておけば、安心して指導を受けられるでしょう。

1.口腔内のチェックとヒアリング

まずは歯科衛生士が、現在の口腔内の状態を確認します。歯ぐきの腫れや出血の有無、プラークの付きやすい場所、歯並びや噛み合わせなどを一通りチェックするのが一般的です。あわせて普段の歯磨きの習慣や使用している道具についてヒアリングされることもあります。

2.染め出しによる磨き残しの確認

次に、染め出し液を使って歯の表面に残ったプラークを目に見えるように染め出します。赤や青に染まった部分が、普段の歯磨きで磨き残している箇所です。

プラークは白っぽい色をしているため、通常では見えにくいです。磨き残しがあっても自分ではなかなか気づけません。磨き残しを視覚的に確認することで、改善すべきポイントが明確になり、ブラッシングへの意識も自然と高まります。

3.正しいブラッシング方法の指導

磨き残しが多かった部分を中心に、歯科衛生士がその人の口腔状態に合わせたブラッシング方法を、実際に歯ブラシを使いながら指導してくれます。歯ブラシの持ち方や角度、力の加減、ストロークの動かし方など、鏡を見ながら一緒に確認していきます。

必要に応じて、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助用具の使い方についても説明してもらえます。

4.自宅でのケアに向けたアドバイス

ブラッシング指導の最後には、自宅で正しい磨き方を継続するためのアドバイスが行われます。歯ブラシの選び方や、気をつけるべきポイント、自分に合った補助用具の取り入れ方など教えてもらえるでしょう。

ブラッシング指導は定期検診と同時に行われることが多く、3ヶ月〜半年に一度の頻度で受けるのが理想です。定期的にチェックを受けることで、磨き癖が戻るのを防ぎ、口腔内の健康状態もより安定しやすくなります。

自宅で歯磨きをする際のポイント

自宅で歯磨きをする際のポイントのイメージ

ブラッシング指導で学んだ内容を、日々の習慣に落とし込むことが大切です。どれだけ正しい磨き方を教わっても、自己流に戻ってしまえば意味がありません。ここでは、自宅での歯磨きを効果的にするためのポイントを紹介します。

自分に合った歯ブラシを選ぶ

歯ブラシは、ヘッドのサイズ・毛先の形・柄の握りやすさ をチェックし、自分の口や手にフィットするものを選びましょう。歯科衛生士にアドバイスをもらって選んだものを継続して使うと、より安定したケアが可能になります。

以下に、歯ブラシの毛の硬さの特徴をまとめたので、歯ブラシを選ぶ際の参考にしてください。

<歯ブラシの特徴(硬さ別)>

硬さ特徴
ふつう(標準)汚れ落ちと歯ぐきへのやさしさのバランスが良い 基本的にふつうを選ぶと良い
かためプラーク除去力が高い 力を入れすぎると歯ぐきやエナメル質を傷める恐れがある
やわらかめ歯ぐきへの刺激が少ない 汚れが落ちにくいため、丁寧なケアが必要

基本的にはふつうを基準に選び、口腔の状態や目的に応じてかためや、やわらかめを使い分けるとよいでしょう。歯ブラシの交換目安は1ヶ月程度です。

デンタルフロスや歯間ブラシも取り入れる

歯と歯の間の汚れは、歯ブラシだけでは落としきれないことが多く、虫歯や歯周病の原因になりやすいです。そのため、歯ブラシに加えてデンタルフロスや歯間ブラシなどの補助用具を使いましょう。

デンタルフロスは糸状のアイテムで、歯と歯のすき間に通し、プラーク(歯垢)を取り除きます。歯間ブラシは小さなブラシ状になっているアイテムで、歯ぐきが下がってすき間が広くなっている部分の汚れを除去できます。

デンタルフロスや歯間ブラシは、ブラッシングの前に使うのが効果的といわれています。使い方がよくわからない方は、ブラッシング指導の際に質問すると良いでしょう。

手鏡を使って磨き残しをチェックする

歯磨きの際には、手鏡を使って歯ブラシの当たり方や磨き残しを確認する習慣をつけましょう。しっかり磨いたつもりでも、毛先が届いていない場所が意外と多いことに気づくかもしれません。

特に、歯と歯の間、歯ぐきとの境目、歯の内側などは、磨き残しが多い部分です。目で確認しながらブラッシングを行うことで、より精度の高いセルフケアが可能になるでしょう。

まとめ

歯科医院でブラッシング指導を受けて健康な歯の家族

毎日きちんと行っている歯磨きでも、自己流のままでは磨き残しが発生し、虫歯や歯周病の原因になってしまうことがあります。そのため、歯科医院でのブラッシング指導を受け、自分に合った正しい磨き方を身につけることが大切です。

一人ひとりの口の状態に合った丁寧に指導してもらうことで、毎日のケアの精度が上がり、予防意識も高まります。定期的なブラッシング指導は、虫歯や歯周病の早期発見にも繋がります。

将来の歯の健康を守るためにも、日々のセルフケアと定期的なプロのサポートを上手に活用していきましょう。

ブラッシング指導を受けようと考えている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療をはじめ、矯正治療や入れ歯・ブリッジ・インプラント治療、予防歯科などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらご予約・お問い合わせも受け付けております。

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